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□ 24 S4 第01話 「AM 7:00 〜 AM 8:00」 □ S4が最高傑作だという話をよく耳にするので、折角ですからS4からは感想を書いてみようかなーと思ったり。 レンタル版DVDの日本語音声で視聴してるので、セリフやキャラの感情に関しては全て吹き替え版に準拠してでの感想。 個人的にS1〜S3の感想はその順番通りの面白さで、好きな登場人物は、ジャック、ニーナ、クロエ、という感じです。 逆に、失礼ながら嫌いな登場人物は、キム、ウェイン、S1のシェリー、という感じ、シェリーに関しては微妙ですが。 † 今回描かれてない登場人物のS3〜S4にかけての変化 パーマーは性格的な事を考えれば、やはりシェリーまで巻き込んでしまって…大元の原因を作ったのはウェインなものの、 自分がシェリーを呼んだせいでシェリーは死ぬ事になったので、自首して今は服役中、というのが妥当な展開でしょうか。 トニーは当然服役中で、ミシェルもCTUに居なかったのでトニーの近くに居る為に刑務所関連の施設へ転属、が妥当。 個人的に一番気になるのはアダムの行方です、失礼ながらアダム自体無理に出す必要のあるキャラではなかったのに、 S3での描写を見る限りシャペルにまで能力を信頼されてるので、余程イイ腕だったでしょうに何故CTUに居ないのか? 妹がウィルスに感染して恐らくは死去したでしょうが、その事が理由で辞めるような性格には思えなかったので、 何故居なくなったのかなーと、敢えて転属させる理由も辞めさせる理由も無いので…まぁそもそもの存在自体謎でしたが。 † 便宜上味方の新キャラについて トニーの代わりにチーフとして登場したドリスコル、シャペルの女版という感じですが、個人的にはかなり好印象です。 これもまた失礼ながら、どうにも本作の新キャラはことごとく「またウザイのが出てきたな…」という性格で、しかも その大半があまりにもよくある設定ばかりで面白みが無かったんですが、何故かドリスコルは良かったです。 他のCTUの新職員としては、立場的にはS3のミシェルと同じ位置であろうカーティス、基本的に情報等の全般作業を担当 してるであろうサラとエドガー、ジャックの後任として現場捜査の指揮官であろうロニー。 クロエが続投してくれたのは嬉しかったですし、ドリスコルも個人的には非常に好感の持てる人物で嬉しいんですが、 正直カーティス、サラ、エドガー、ロニーは微妙すぎるなーと、エドガーは「声が小さい」という、まぁあまり喜ばしくは ないものの特長があるのでキャラが立ってますが、他の三名は「その立場に誰か配置する必要があったのでとりあえず」 という薄さしか感じられないのが残念かなと、ロニーに関してはジャックが現場復帰する関係上すぐ死ぬでしょうけども。 ヘラー長官と娘のオードリーに関しては今のところは何とも、特にオードリーはS3のアン同様異常な薄さが感じられて。 息子のリチャードはよくあるアホ息子なので何とも言えませんが、次回以降どうなるかで印象が変わるので今後に期待。 クロエの大学時代の友人で、恐らく今後重要な役割を担うであろうアンドリューは…まぁ、薄すぎて今は何とも。 † 便宜上敵の新キャラについて 今のところまだ何とも言えませんけど、今までの敵は息子や娘を過剰なまでに大事にする親だったのに対して、今回の 父親も息子のベルースを愛してはいるでしょうけど、デビーというアメリカ人女性と付き合ってるのが余程気に入らず、 言葉の力で息子を強制的に押さえつけて「連絡するな」と高圧的な態度に出るのが、正直見てる分には「うわぁ…」という 鬱陶しいオッサンなものの、S1〜S3の敵とは単純に態度の面で描写が違うので、その辺りは良い感じやなーと。 † CTUをクビになったジャック ドリスコルが薬物使用の件でジャックをクビにしたらしく、ジャックはその件について「彼女を責める気は無い」 「薬に溺れた人間を使いたくない…そう思って当然さ」と、特にコレといって恨んではいないようでしたが、むしろ S3での行動を考えれば、処罰としては優しい方ですよね、任務の為とはいえドラッグを使い、パーマーも言ってたように 国家の危機を大統領に黙って潜入捜査を計画したり、サラザールを脱獄させたり、あれだけ色々やっておいてトニーと違い 服役すらしなくてすんだ、というのは随分甘いですよね、功績を考えればクビにされること自体アレなんですが。 † シェレク逮捕に貢献するジャック ジャックの後任である捜査官のロニーがシェレクの逮捕に向かうも、ブラインドが閉まってる事や他の店員が居ない事を 言われて初めて怪しむドリスコルやロニー本人もまるで気付きかなかったりと、単純に捜査官としての質が低いですよね。 ジャックとの実力差を見せる為に敢えてロニーやドリスコルが「ジャック程凄いわけではない」設定にしてる可能性も あるものの、やっぱりS1〜S3での手際のイイCTUを見てる以上は、S4の新メンバーはあまりにも杜撰に思えますよね。 ただ、ドリスコルは「ロニー、しばらく彼に背中を向けて」と命じ、ロニーが背を向けてる際に店主が一瞬右の方へと 視線をやったのをジャックが見逃さず、それでシェレクの逮捕に繋がったので、ドリスコルはまだマシでしょうか。 トニーならジャック同様店内の様子に気付くでしょうし、そもそも背を向ける = 撃たれる恐れもある、わけなので、 まだドリスコルの判断は微妙ですが…とりあえず、シェレクを捕らえた際に若干口元をゆるめたジャックが好印象。 最後に「ジャック、嫌な態度取ったこと謝るわ。逮捕への協力、ありがと」とドリスコルが礼の言葉を口にしたのは良好。 † シェレクを尋問するジャック ロニーがタラタラ尋問して何も聞き出せなかったのに対し、ジャックはシェレクの左足に銃弾を撃ち込み入室後およそ 10秒で口を割らせるという荒業を見せてましたが、この辺りがいかにもジャックらしいですよね、やりすぎですが。 S2の時は証人をいきなり射殺しましたが、こういう展開はジャックらしさが滲み出てるので見ててワクワクします。 † トロすぎるオードリー あまりにも迅速な行動でオードリーとヘラーが逃げおおせると物語が始まらないのでグズグズしてるのは当然なんですが、 ジャックが実にジャックらしい極端な行動に出るのと同様、ジャック程の人物が「オードリー!早くそこから逃げろ!」 電話越しにマジな口調でそう警告してきてるのに「標的?…嘘でしょ…」と言いながら逃げもせず、ヘラーにその事を 知らせもせずに携帯から耳を離すだけというお粗末ぶり、はっきり言ってしまうと見ててイライラしますよね。 国防長官ともなればそれなりに狙われてる立場でしょうし、オードリーもその事は十分分かってるでしょうに、そこへ あのジャックが切羽詰まった口調で警告してきてるのに逃げもせず「嘘でしょ…」お前の行動こそが嘘だと思いたい。 † オードリーを愛してるらしいジャック まぁ何と言うか、正直S1から見てるファンの気持ちとしては「マジかよ…orz」というモノになってしまいますよね。 S3〜S4で何年経過したのか明かされてないので何とも言えませんが、確かにテリーの死後、S3の時点で最低でも4年は 経過してますし、キムとチェイスが一緒に住んでる事で、言い方は悪いですが肩の荷が下りて再び自分の人生へと目を 向ける余裕が出てきたのかもしれませんが、それでも新S開始と同時に新しい女と相思相愛になってるのはショック。 実際S2〜S3の間に、いつの間にかケイトと付き合うも消滅した、という時点で結構ショックだったんですが、今度は ケイトと違い二人の出会いや交流も一切描かれない状態で「既に相思相愛です」で出されても「なんやねんソレ…」と。 展開的な事を考えれば、今のジャックはオードリーとの生活が大事なので現場に未練は無い、と言ってるわけなので、 結局オードリーの生死に関わらず「やっぱり自分が関わると誰かを危険な目に巻き込む」とかで、最後はオードリーと 別れて現場復帰、が妥当な展開でしょうか、個人的にはオードリーとの仲は納得出来ないので正直別れてほしいですが。 † 物語が多少スッキリした パーマーが大統領の座を退いた事で…今現在パーマーが服役してるのか、或いはシェリーの事は警察に明かさず静かに 暮らしてるのかは分かりませんが、今までと違いパーマー側の描写が必要無くなったので、随分スッキリしたなと。 S3のパーマー単体の物語はパーマーが大統領から降りる為には必要なものの、本筋には全然関係無かったですし、 個人的にパーマーは嫌いではないものの、既にキム同様「無理に本筋と絡める展開」というのもそうそう無いでしょうから、 パーマー側の描写が必要無くなった事で物語を本筋一本に絞る事が出来たのは良かったなと。 ただまぁ、その分今回は敵側の描写に多少時間を割いてるようなので、結局意味は無いかもしれませんが。 † 個人的に見たかった展開 ジャックとパーマーが実際に会って喋ってるシーンが特に見たかったです、実際二人はS1でしか直接対面してるシーンが 無いですし、S3最終話でも「親睦を深めたい」と言ってたので、もしパーマーが服役してるならジャックが面会に行く、 普通に生活してるならSPでもただの護衛でもいいので、ジャックがパーマーの身辺警護の仕事をしてる、とかで絡んで くれれば言う事無かったのになーと、しつこくもオードリーとかマジでどうでもいいので。 † S1〜S4の第一話の印象とジャックらしさ S1〜S4の第一話の印象とジャックらしさを簡潔に纏めてみると、以下のようになります。 ・S1、上司のメイソンに麻酔を撃ち込み裏金の件で脅す、キムのPCのパスワードを調べる為にジェイミーに指示。 ・S2、臨時の現場復帰にも関わらず、潜入捜査の為とはいえ大事な唯一の証人から情報を聞き出し射殺、挙句に生首。 ・S3、潜入捜査の影響でドラッグ中毒、第一話ではないもののキムを守る為に恐らく職権乱用でキムをCTU職員に。 ・S4、CTUをクビになってるにも関わらず職員を暴行し取調室へ強制介入、証人の足を撃ち無理矢理自白させる。 個人的にはS2が一番ジャックらしいなと、失礼ながらS2の第一話は展開が異常にトロかったので、見てる側としても 今イチ面白さを感じれなかった挙句、肝心のジャックも腑抜けてしまってるので「あー…」という状況だったんですが、 そこへ来ていきなり証人を射殺し「あんたらみたいな人間はこれだから困る」とかジャックらしすぎて最高でした。 ジャックらしさという意味ではこのS4も中々良かったです、ただ物語的にはあまり面白みが感じられないので今後に期待。 |
□ 24 S4 第02話 「AM 8:00 〜 AM 9:00」 □ どうもまだ面白さが感じられないというか、やはりジャックとクロエ以外の全員が一新された事と、今までとの対比として 当然かもしれませんがS1〜S3までのCTUメンバーに比べると手際の悪さが目立ってたりと、現状は物語的な面白さよりも もどかしさや、やはりコレも当然なんですが「もっとジャックを信用しろよ」という視聴者の気持ちの方が強いかなと。 あとはまぁ、流石に今後アメリカ人もテロに関わってた、という展開になるでしょうけど、S2同様中東の人間を基軸とした テロ活動、というのはパっと見の印象があまり良くないので、今後ベルース一家…よりもベルースがどう出るかに注目。 † 失礼な言動の目立つカーティス 思い返せばS1序盤のジャックもかなり横暴な態度と高圧的な言動が目立っていたので、今後カーティスがどういう人物か 描かれて、それでこのエピソードを見返せばまた違った感想になるかもしれませんが、ヘラー長官が拉致された事で仕事の 優先順位が変わり、クロエに指示を出すカーティス、しかし指示した仕事内容は既にクロエが指示される前に完了済みで、 「やってないのは?」と聞くと「まだ軍の犯罪捜査局との回線を繋いでません」とクロエは発言、するとそれに「急げ」 正直こればかりは、カーティスどんだけ偉そうやねんと、国防長官が誘拐され一刻も早く救出する必要があるものの、 恐らくは今現在CTUのNO.2であろうカーティスが指示を出す前に仕事をこなしてるクロエに労いの言葉や「流石だな」 といった賛辞の言葉も無く偉そうに「急げ」というのは印象が悪すぎるなーと、まだS4が始まって第二話なのでカーティスの 凄さが描写されてないのは仕方無いものの、トニーやミシェルは必要以上に仕事が出来てたので…仕事が出来るから 態度がデカくなっても構わない、というわけではありませんが、前述の二人と違い、現状まだ何も凄さの見えない カーティスが、指示される前にやり終えていたクロエに対して偉そうに命令するのは印象が悪すぎるなーと。 † 無駄に信頼感のあるジャック ジャックのこれまでの功績を考えれば信頼出来る人物だというのは誰しもが理解出来るでしょうし、こういった政府の組織に 属してる以上決して良くはないんですが、規則をほとんど気にしない性格なので上層部勢の中で最も話しやすい相手、 それも分かるんですが、クロエまでもが「ドリスコルに言っても聞き流されるだけ。貴方は頼れる」と、調書を頼まれたと 嘘を吐き拘留中のジャックに接触してくる辺りが、今更ながらジャックは凄いというか、これでこそ24というか。 † ドリスコルを脅すジャック 本人は「脅し」ではなく「長官の救出に協力させてくれと言ってるだけだ」とは言うものの、アンドリュー・ペイジが ネット攻撃に関する情報をもたらしたにも関わらず無視した件、長官拉致の30分前にシェレクの身柄を確保していたにも 関わらず口を割らせれず結局口を割らせたのはジャック、この二点を大統領に黙っていてやるというのと職場復帰を条件に ペイジを連れてきてやる、とドリスコルに迫るジャック、元捜査官のやる事じゃない辺りがジャックらしてむしろ良好。 けどまぁ、大統領に報告すると言われた以上確かに「脅し」と取られても仕方ないですけど、やっぱりペイジの同僚が 皆殺しにされた、という事実が何よりも堪えますよね、実際何か出来たかどうかは別に、状況だけを考えれば、 「ドリスコルが何もせずCTUの規約を違反しFBIに捜査を任せたからペイジの同僚は皆殺しにされた」と考えられますし。 † クロエに八つ当たりするドリスコル ジャックに現場復帰を求められた後で「私はアンドリューに聞いた大事な情報を報告したのに、貴女は蔑ろにした」と クロエに言われ「シェレクの身柄を押さえたあと、貴女がまだこの件を有力な情報だと思ってたら、もう一度言うべきだった」 そう反論するドリスコル、その後は「…そうですけど、ジャックの方が言いやすかったので」「本音が出たわね」の会話。 性格的な面でジャックの方が言いやすいというのもありますけど、ちょっとこのドリスコルの態度は大人気ないですよね。 誰しも侮ってる相手や、ドリスコルにとってのジャックのように、過去に自身が何かしら相手に負荷を与えた場合、 そういった相手に自分がやり込められるのは耐え難い苦痛でしょうけど、だからってクロエに当たるのは問題あるなーと。 確かにドリスコルの言うように、クロエがしつこくネット攻撃の件を進言すれば、或いはドリスコルが考え直してソレも 捜査対象にしたかもしれませんが、それでもジャックが言ったようにドリスコルがCTUの規約を違反した事は事実なので、 最初に自分がクロエの話をほとんど聞き流したのに、後でジャックにソレを責められてクロエに当たるのは大人げなさすぎ。 † ジャックのクビについてのロニーの意見 現場へ向かう車中でロニーが世間話の一環として「ファイルを見たぞ。クビ言い渡されて頭にきたろ」とジャックに発言。 けどホント、ジャック自身が別に文句を言ってないからこそ構わないものの、普通は頭にきますよね、流れで言えば、 サラザール兄弟のテロ組織に潜入捜査する為ヘロイン中毒になる必要がありドラッグを使用→そのおかげでサラザールの 組織の殲滅に成功→更にそこから最終的に解き放たれた一本のウィルス以外は全てジャックの行動のおかげで回収、 これでアメリカ国民の…大袈裟ではなく九割以上が救われたのに「ドラッグを使用した」という理由でクビ、そら怒る。 S3でシャペルは、ジャックの功績を考えてかドラッグの使用は捜査の為だった、という事で使用開始期間を遅らせた事に、 という進言をしてましたけど、それでも捜査の為にドラッグを使った、ドリスコルはソレが気に入らないわけじゃないですか。 確かに、仮にも政府の捜査官が捜査の為とはいえドラッグを使うのは問題かもしれませんが、そういう問題じゃない。 つまり結果だけを見れば「アメリカを救う為にジャック一人を犠牲にした」みたいなものじゃないですか。 究極的な直面に達した場合はそういう決断も有りかもしれませんが、少なくとも同じCTU職員がソレを理由に罰するなよと。 † ヘラー長官根性ありすぎ 誘拐犯のリーダーと思わしき人物が何を思ってかいきなり「服を脱げ」と命令、対するヘラー長官は「そっちが先だ」 このやり取りが既に意味不明ですが、大人しくネクタイを解いかと思えば投げつける長官、お前どんだけ根性あんねん。 しかしコレは冷静に考えると凄いですよね、ヘラー長官の言うように暗殺が目的なら襲撃時に殺されてるはずですし、 未だに傷一つ付けられていないという事は傷物になっては困るからしてこないはず。 理論上はそういう考えが成り立つものの誘拐犯相手にやたら強気なヘラー長官が凄すぎました、実際ヘラー長官が 余計な事をすれば間違いなくオードリーに危害が及ぶでしょうに、よぉそんな大それた行動に出れるなと、根性ありすぎ。 † 非道すぎるカーティス S2でトニーがレーザを尋問してたのも正直どうかと思いましたが、今回のカーティスは「集会でヘラー長官を非難する予定」 という、政治的に思想が違うというだけでリチャードに嘘発見器を付けて尋問を開始するとか、マジで人権問題やろうと。 ドリスコルも許可してるそうですけど、容疑者ではなく事件を目撃した唯一の「目撃者」にも関わらず、事情聴取ではなく 尋問とか、常識で考えるまでもなくマジで頭イカれてんのかと思いました。 リチャード自身も当然苛立ち「俺が嘘吐くって?親父と姉貴が誘拐されたのに!?」と激昂、しかしカーティスは、 「大人しく座ってるんだ…鎮静剤を撃つぞ」そんなバカな、見てる分には「ちょwおまwwねーよwww」ですが笑えるかよと。 実際これでリチャードが何か隠してたり、或いはテロ組織と何らかの繋がりがあったりしたとしても、現時点では父親と 政治的に思想が違うという問題があるだけじゃないですか、そんな事で尋問するのが異常ですよね。 仮に異常じゃないとしても、嘘発見器に関して誰も異論を唱えないのが、ちょっと普通じゃないなーと。 挙句に「ならこんな機械使わないで、俺を一人の人間として扱ってもらいたいね!」とリチャードが発言し、カーティスが、 「隠す事は何もないか?」と質問すると「無いさ」と返答、このやりとりに関して発見器に真実だと。 で、どうやらその後も嘘は吐いてないようですし、少なくとも「隠す事はないか?」に「無い」で「真実」と出たのに、 それでもまだ嘘発見器をリチャードから外さないのが、まぁ、イカれてますよね、トニー達と違って新メンバーがいきなり こういった暴挙に出てるから余計好きになれないんだとは思いますけども、今のCTUはテロ組織以下の事をしてる気が。 † ペイジ救出に関するジャックとロニーの意見 「すぐにペイジを助ける」と言うロニーと、今まで通り「アジトに戻るはずなので泳がせて居場所を探る」と言うジャック。 ロニーは「現場で判断する事じゃない!上の許可が要る」でドリスコルに電話しようとしてたので、喧嘩にはなったものの、 マジで連絡して指示を仰ごうとした点を考えると、ロニーもジャックの意見が「間違ってはない」と思ってるんですよね。 結局自分の考えを信じてペイジを助けに向かい射殺されてしまったものの、良い意味で典型的な現場指揮官だったなと。 |
□ 24 S4 第03話 「AM 9:00 〜 AM 10:00」 □ 正直なところ、一話と二話は「S3同様微妙なんかなー」と憂鬱な気持ちで見ており、三話目もジャックが命令を無視して 単独で動くという「ジャックらしさ」を見せてくれた以外は「うーん…」という気持ちだったんですが、最後の最後、 ラストで一気に面白くなりました、時間稼ぎの為にいきなり強盗に入るとか、その突飛な行動がジャックらしすぎて吹いた。 † 誘拐犯の扱いに対するジャックとドリスコルの見解 当然ジャックは「犯人を泳がせてアジトを見つける」という考えで、一方のドリスコルは「今すぐ逮捕して尋問する」考え。 相変わらずジャックはドリスコルの命令は聞かず勝手に犯人を泳がせる選択をしたわけですけども、冷静に…いやまぁ、 国防長官が誘拐された以上冷静に考えるのは難しいでしょうが、冷静に考えると、やっぱり泳がせるのが正解ですよね。 実際問題、アジトへ戻るかどうかは別にしても、少なくともペイジを拉致して「殺してない」事を考えると、そのまま アジトへ連行するのか、或いは仲間の待機してる別の場所へ行きペイジを拷問する、というのはまず間違いないので、 泳がせておけば衛星で位置を確認出来るのでスナイパーの移動も当然可能、なのでアジトなら最高、仲間の場所でも、 少なくともその仲間だけなら確保する事が可能なので、冷静に考えれば泳がせるのが正解ですよね。 現にドリスコル達は長官拉致の30分前から尋問を開始してたにも関わらず口を割らせる事すら出来なかったので、ソレを 考えても「逮捕して尋問」という考えは「笑わせるな」という答えになってしまうなと。 † 身勝手なドリスコル 「ジャック・バウアーは…捜査に協力するどころか指示を無視して勝手に動いてる!」ジャックとの電話後にドリスコル。 せめてこういう時は「ジャックはこういう理由で動いてる」ぐらいは言ったれよと、ドリスコルの言葉だけだと、全面的に ジャックが単独行動で勝手な振る舞いをしてるように聞こえるので、もう少しジャックの事も考慮したれよなーと。 † 流石ジャック その1 追っ手が居ないかどうか確認する為に、いきなり高速道路を降りる誘拐犯、何気に頭イイですよね。 すぐに追うと露骨に怪しいので、ジャックも最初はそのまま高速を移動して上から後を追おうとするものの、結局ソレは 無理なので焦ったジャックは道を引き返しながら対向車に「どけー!」と勝手なセリフ、これでこそジャック。 † リチャードの尋問に関するドリスコルの態度の悪さ リチャードの尋問結果をカーティスが「ポリグラフによれば、父親の誘拐に関わってる可能性はありません」と話し、 「ただ、今朝長官が来るかどうか人に話した事については…確かな判定結果は出ませんでした」とドリスコルに報告。 すると「手っ取り早い方法で聞き出して」「というと?」「分かるでしょ?」「…エリン、彼は無実かもしれない」 前回あれだけイカつい態度でリチャードに尋問していたカーティスにしては妙に思慮深いというか、やはり仕事なので 尋問にも一切手を抜かない反面、心の中ではリチャードが無実かもしれないという葛藤がせめぎあっていたんだな、と カーティスを見直してると「それを突き止めるの、すぐやって」とドリスコルが鬼の発言、正直かなり酷いですよね。 S2で…あの時はCTUが攻撃されて人手が足りなかったというのもありますけど、トニー自身がレーザを尋問したのに、 ドリスコルは「無実の可能性がある」リチャードを自分ではなく「カーティスに」尋問ではなく「拷問」しろと命令。 † 拷問したがらないカーティス 「神経を刺激する薬だ、体が焼けつくように感じる」「ハッタリだろ!?もしホントにやったら訴えてやる!」 「ここを出る頃には注射針の跡は消えてる、外で何を言っても無駄だ」とかあまりに鬼の発言が目立ったカーティスですが、 リチャードに薬を打つ瞬間に「やめろ!」と流石に静止しドリスコルに「僕には無理だ、あんな薬を打つなんて出来ません」 と直訴、相変わらず鬼のドリスコルは「どうして?」「多分友達を庇ってるんです、テロとは知らずに話しただけかも。 薬はやりすぎです」と訴えるも「これは命令です」と、相変わらず「自分はやらないくせに」カーティスに命じるドリスコル。 展開の関係上、流石にここまでエグイ事をしておいて「リチャードは完全に無実」で、誰かに話したとしてもカーティスが 言うように「友達にたまたま話しただけ」という事は無いでしょうけども、マジで異常ですよね。 特に拷問のように「手を汚す」仕事を偉そうに「やれ」と命令するのは、ちょっとドリスコルの心象を疑うなーと。 † 流石ジャック その2 ペイジがボコられてクロエが「ジャック!すぐ止めて下さい!」「今奴らを撃てば長官の居所が突き止められなくなる!」 結局誘拐犯が移動して現場にはペイジと犯人の一味二人だけになった為、犯人を狙撃と、ジャックが狙撃するという 極めて珍しいシーンを見る事が出来たのでなんか新鮮でしたけど、一般人が半殺しの目に遭ってるのに気にしない、 これがジャックの凄いところですよね、ここまで冷徹に徹したからこそ誘拐犯を泳がし続ける事が出来たわけなので、 結果的には「ジャックでなければ任務は成功しなかった」と言えるのが、また良い意味でジャックらしいわけですが。 † ジャックに激昂するクロエ 「今ハイウェイパトロールの報告を見てました、アンドリューは重症です!あたし貴方の事を許せない!」 正直ジャックにここまで言えるのはクロエだけですよね、S3でミシェルが自力で脱走したのに「戻れ」と言った事で トニーがかつてない程にキれてテリーの件まで持ち出してましたけど、あの時のトニーはマジで後先考えずにキれたのに、 今回のクロエはジャックが言うように「ジャックが正しい」と思ってて、文句を言いながらも結局ジャックの手伝いを 続けたので、つまり「頭では冷静」にも関わらずジャックに啖呵を切ったわけじゃないですか、ソレが凄いなーと。 † 久々に失礼全開な態度の女 マリアン 過去、キャリアの為にカーティスと寝たらしく、揺すれるネタを使いドリスコルにCTU入りを認めさせたマリアン。 「貴方の頭越しに話を進めたのは悪かったけど、仕方無かったの」と、そのセリフとは裏腹に全く反省してるとは思えない 態度でカーティスに話しかけるマリアン、カーティスは冷静に「成程」と発言、が「水に流しましょ?」とマリアン、アホか。 こういう性格の人物だからこそ、こういうフザけた言動を平気で出来るんでしょうけども、見てる分にはウザイですよね。 久々に…S1でパーマーに対して偉そうな態度を取っていたシェリーを思い出しましたが、シェリーと違って頭が良く口も 異常なまでに達者、というわけではなく、単純に苛立たしい言動を取るだけ、というのが何とも言えないなと。 † 強盗に入るジャック 衛星画像が中々来ない為、画像が来るまで何とか犯人を足止めしようと車から降り、正直に言えばあまりジャックには 似合わないカバンを肩からぶら下げ頭にこれまた似合わない黒い帽子をかぶ…ちょwwwwwwwwwおまwwwwwwwww 鼻水吹いたw流石ジャックwww予想外にも程があるwwwww強盗てwwwwwwwその発想は無かったわwwwwwww また都合良く目や口の部分のみ開けた…犯人がつけるような所謂黒マスクを用意してる辺りがにくいですよね。 しかもその車ロニーが用意した車やないかと、なんでロニーはそんなモン持ってきてんと、強盗に入るつもりなんかと。 いやもぅマジでこのラスト数秒間は最高でした、ここまでの展開が個人的に微妙だっただけに、一気にココで惹き込まれ。 |
□ 24 S4 第04話 「AM 10:00 〜 AM 11:00」 □ 前回ラストでジャックが強盗に入ったおかげで俄然面白さを増してきたものの、今回はちょっと間延びしてたかなーと。 今回はジャックのセリフで妙に笑えるモノが多かったのでそれは良かったんですが、衛星画像を受信するまでの時間が 必然的に長くなるので仕方無いとはいえ、ちょっとコンビニに立てこもる時間が長すぎるなと思いました。 内容自体は悪くないので良いんですが、悪い意味で場当たり的な展開の目立つS3に近いモノを感じてしまったというか。 † 鬼のジャック 誘拐犯にも話してたように「金目当てで入った」という設定にしたようなので当然ですが、コンビニ内に居た客全員の 財布と携帯電話を回収するジャック、金目当てなので財布は当然ですし密かに電話されると困るので携帯を回収するのも 当然なんですが、これは、相変わらずやる事が徹底してるのでジャックらしいですけど、鬼ですよね。 しかも今回の描写だけだと最後まで政府の捜査官である旨を伝えず店から脱出したので、結局最後まで財布と携帯は 貰ったまま行動してる…いやまぁ、流石に一般人の人らの財布と携帯は後でちゃんと返すでしょうか。 † 笑えるジャックのセリフ 入り口の鍵を貰う際に店長へ「おい野球帽!お前名前は!?」と言ったり、途中でコンビニに立ち寄った警官の無線に 連絡が入り「九班、応答して下さい」と言われて警官へ「おい、お前九班か!?」と質問したり、今回は良すぎました。 またそれらのセリフを言う際のジャックの妙にマジな言い方が余計笑わせてくれます。 挙句にクロエから「今どこに居るんですか?」と聞かれ「ソミスにあるコンビニだ。犯人を足止めする為強盗に入った」 「なんですって!?」「奴を引き止める為の苦肉の策だ」という会話、いきなり「強盗に入った」と言われて笑うんですが、 また「苦肉の策」とか咄嗟に出てこない言葉を使う辺りが笑わせてくれますよね、切羽詰まりすぎで視聴者は悶絶。 † 何気に失礼なドリスコル ペイジが助かりこそしたものの重傷の件に関してクロエに「こうなったのは…貴女のせいじゃないわ」とドリスコル。 確かに、クロエは再三ジャックへ救出を依頼したにも関わらず、ジャックはギリギリまでペイジを助けなかったのでクロエは 関係無いものの、正直「誰の責任か?」とか言い出せば、最初にクロエからの進言を無視したドリスコルの責任なので、 ドリスコルのこの言葉を聴いた時は「よくそんなフザけた事が平気で言えるな」と思いました、反省してなさすぎる。 † ヘラー長官カッコ良すぎ 心臓発作を起こしたフリをして見張りをおびき寄せるヘラー長官、簡単に騙され隙だらけで檻のドアを開ける見張りも 阿呆ですが、見張りを撃退した後に銃を持って逃走を図るヘラー長官が凛々しすぎ、お前どこで銃の使い方覚えてんと。 † 情けなすぎる警官 九班の警官が無線に出る際「へたな事を言ったら殺す」とジャックが忠告したにも関わらず「強盗だ!助けてくれ!」と 店長のダグが叫び、キれたジャックは警官へ「こいつらを守るのが仕事だろ。だったら大人しくさせとけ」と激昂。 こんなあまりに警察寄りの人間からの言葉を言われたのに何も気付かない警官も間抜けすぎですが、それ以上に、確かに ジャックが言うように「人質として一般市民と同じ場所に捕らえられた」にも関わらず、こういう時どう対処すればいいか、 どういう風にすれば無事に解放してもらえるか、どういう行動だけはしてはいけないか、といった諸注意を一切しなかった、 というのは問題ありすぎですよね、市民を守るのが仕事なのに、自分も市民同様縮こまって捕まるだけに徹してどうする。 † 度胸のあるエドガー クロエに手伝いを強制させられ衛星画像を使ってる際サラに「へぇ、本部は知ってるの?」と聞かれ「あぁ、勿論。聞けよ、 疑ってるなら」マジに電話を差し出すエドガー、CTUに来るだけでも相当大変な道のりを経てるでしょうけど、仮にも まだCTUに入って三ヶ月、挙句にクロエとの会話を聞く限り基本的に命令無視はしたくないタイプの性格。 にも関わらず、調べられたらバレるのに電話を差し出す辺りが、ちょっと何気に根性ありますよね、良い意味でらしくない。 心理的な理由で言えば、こんな風に「聞けよ、疑ってるなら」と言われると流石に聞き辛くはなるものの、凄いなーと。 まぁ、むしろこの場合はサラの探り方が下手すぎなんですよね、露骨にエドガーへ意味なく接近するのでそら警戒される。 † ドリスコルの娘マヤ ドリスコルがここまで優しい表情を見せるだけで貴重な存在ですが、吹き替え版だとマヤ役の声優さんが上手すぎました。 こういう言い方は失礼なのか、逆に声優さんにとっては褒め言葉になるのか分かりませんが…えー、マヤは痴呆症系の 病気と考えていいんでしょうか、ソレっぽい喋り方と声の上げ下げが異常にリアルでした、「帰ってきて?」とか可愛すぎ。 † ありえないベルースの母親 「お父さんと話して結論を出したわ。この後始末は貴方がつけなさい」と銃をベルースに渡す時点で十分異常なんですが、 それでもやはりベルースはデビーを逃がそうと決意、しかし既に母親が飲み物に毒物を入れてたらしくデビーは死亡。 「何したんだよ!?」と激昂するベルースに「貴方には出来ないと思ったから」と返答、ある意味読みだけは正しいですが、 「貴方にはお母さんほんとにがっかりしたわ…」何ホザいてんねんこの母親、息子に人殺しさせようとしといて。 ちょっと久々にエグイものを見たというか、24は敵味方問わず子供を引き合いに出されると信念を曲げてまで子供を守る、 という人物が多かっただけに、そういう意味ではこのS4、今までと違ったタイプのキャラクターが多くて面白いなーと。 † ジャックらしくない行動 誘拐犯を人質にして店から出て、暫く車で移動したところで誘拐犯を解放しジャックはその車を使用して行動開始。 この誘拐犯の車をそのまま使うのはあまりにもジャックらしくないですよね、極限の状況でも、無駄に冷静な判断をして 万全を期する事が出来るジャックなのに、どう考えてもこの車が警察にナンバーやらを控えられてマークされてるのは 十分分かってるでしょうに、何故かそのまま誘拐犯の車を使用、こればかりは悪い意味で展開重視すぎるなと。 † 職権乱用するドリスコル マヤが隣人の子供を怪我させたらしく、隣人が警察に通報、それを知ったドリスコルはサラに「ロス市警に電話して、 誰が娘を連行しに向かったか調べてくれない?」「それで、担当者が分かったらどうしますか?」「連行を止めて。後は あたしが自分で片をつけるから」「CTUが命じれば優先されるはずよ」「サラ、あたし貴女だから頼んでるの」という展開。 最後に「貴女だから」という言う辺りが人の動かし方を心得てますが、娘の為に職権乱用するのは問題ですよね。 まぁ問題も何も、CTUに来た上級捜査官は、ジャック、トニー、メイソン、ドリスコル、基本的に職権乱用してますか。 ミシェルは…S2でジャックに従ったものの「職権乱用」はしてませんし、シャペルも当然命令系統命なので乱用はせず。 † 警察に包囲されるジャック ラスト、警察に包囲され助手席の銃に目をやるジャック、結局銃は使わなかったものの、個人的には銃で暴れて犯人を 追う為に無茶をやる、とかの展開が見たかったかなーと、その方がジャックらしいですし、ジャックと言えば無茶が似合う。 流石にCTUに連絡して状況を理解してもらう、という展開になるでしょうけど、前回の強盗といい、今回の「銃に一瞬目を」 という終わり方といい、終わりの引きが上手いですよね、ジャックなだけに「まさかコイツ…」と良い意味で期待出来ると。 |
□ 24 S4 第05話 「AM 11:00 〜 AM 12:00」 □ 今の大統領って「キーラ」か「キーラー」か、ちょっと失念してしまったんですが、とにかくこの現大統領。 S3でパーマーと繰り広げた討論会やシェリーの持ってきた証拠でパーマーに辞任の件を持ち出したりと、S3での印象は 正直最悪だったものの、このS4では意外に公平でありながら、良い意味でパーマー同様に個人的感情も見せるので、 ホント意外に悪くは無いなーという印象です、副大統領もプレスコットではなく別の人物に変更されてるんでしょうか。 † ジャックの演出上の問題 CTUに連絡を取りコンビニ強盗が作戦だったという事を理解させ「それとコンビニに止めてある俺の車を取ってきてくれ」 ジャックはそう警官に頼んでましたが、せめて一言、この場面で客から回収した携帯や財布を、恐らくは事情聴取を 受けてる人達に返しておいてほしい、というセリフが欲しかったかなーと。 本編には全然関係無いですが、流石に無関係な人を巻き込んで所持品まで押収した以上ちゃんと返すでしょうし。 ちなみに「俺の車」なのでCTUからはロニーではなく直接ジャックの車で来たんですね、既にロニーが死んでるので便宜上 俺の車と言っただけという可能性もありますが、とりあえず黒マスクがあった理由も頷けるなと…いや、分かりませんが。 † 自殺を図るヘラー長官 「もし私が死んでいれば、裁判にかけられなくて済む」とヘラー長官は言うも、流石にオードリーが応じず、結局はガス管を 破壊してガスによる死亡を試みる事になったものの、何気にヘラー長官は根性ありますよね、良い意味で閣僚らしくない。 24には卑屈だったり姑息な閣僚というのは一切描かれてませんが、ヘラー長官のように「自殺して相手の目論見を潰す」 という手段を考え、マジにソレを実行しようとしてるのは凄いですよね、普通思いついてもギリギリになるまでやらない。 † クロエをクビにするドリスコル 「私の目の届く所に居た部下が裏切ったの、そんな人間は二度と使えない」と、クロエはジャックの命令で動いていた、 その事実をジャック本人から聞いても取り合わないドリスコルでしたが、クロエには命令違反による拘留も処罰も無しで、 辞職届に名前を書くだけ、という措置を提案し、ソレに応じるクロエという流れ。 上司からの命令を無視して現場で勝手に動くジャックに従ったクロエは確かに問題ですし、実際クロエがジャックの命令に 従ったおかげで誘拐犯をアジトまで泳がせれる流れになったもののやっぱり処罰は必要、なのでドリスコルはその功績を 認めて「辞職届に自分で名前を書いて辞める」という救済措置を取ったんでしょうけど、それでもやっぱり酷いですよね。 実際こういう組織の場合、やっぱりドリスコルやシャペルのように規則を重んじる人間がトップでないと問題は起きますが、 逆にジャックやトニーのように「結果を出せば問題ない」という性格の人物が上司でないと、やっぱりそれはそれで問題。 しかし何と言うか、しつこくも結果だけを見るとドリスコルってマジで最低な性格ですよね。 最初にクロエから重要な情報を聞いたにも関わらず、CTUの規約に反してるのにその情報をFBIに回し、結果的に全て ジャックが言った通りの事になり誘拐犯をアジトまで泳がせれる流れになってるのに、ソレを手伝ったクロエを解雇処分。 前述のように、どれだけ結果を出そうと規則は規則なので罰する必要はあるものの、全てドリスコルの判断ミスが原因で 裏でジャックとクロエが奮闘する事になり、二人の規則無視のおかげで結果が出たのにクロエをクビ、お前はアホかと。 † エドガーに言葉をかけるクロエ CTUを去る間際、クロエはエドガーに「貴方ってほんと冴えない。だけどイイ人ね、そのままでいて」と一言。 クロエの性格を考えると珍しいですよね、相手を褒めること自体は今までにも何度かありましたが、わざわざエドガーが CTUへ来た最初の一ヶ月面倒を見た事も踏まえると、何気にクロエはエドガーを気に入ってるんだろうなーと。 † 分析官より詳しいジャック 「衛星で熱分析をして割り出せ!」「スキャンして以前のと今のグリッド変化を調べればいい!」 ドリスコルやエドガー達が気付かなかった分析方法を現場捜査官のジャックが真っ先に指摘するという、ジャックの凄さが 分かるという以上に、如何に現在のCTUメンバーが技術的に未熟なのかよく分かる描写でしたけども、これもまた、 クロエをクビにした事が響いてますよね、たかが数分の差なものの、クロエなら言われる前に場所を割り出したでしょうし。 † 小者すぎる男 オードリーと目が合い「女に顔がバレた…殺さないと!」とブリーフケースの男がビビってましたが、24って悪役側に、 こういう悪い意味での小者感抜群の男が多いですよね、言動的には小者じゃなくても、やってる事が矮小すぎたり。 というか、面が割れるのを恐れるのであれば、せめて顔を背けるぐらいはしろよと、そんなに顔を見せたいのか。 † 単身アジトへ突入するジャック 大統領命令でミサイル攻撃が決定され「残念だけど、そこから離れて頂戴。一人で突入しちゃ駄目よ」とドリスコル。 しかし当然そんな警告は無視し、敵のアジトを見据えて動き出すジャック、これでこそジャック・バウアー。 今回の終わり方は一時間ドラマとしては妥当な引きですし、ジャックらしいも何も当然の展開なのでニヤリとするわけでは ないものの、ココ数話はラストの引きがホント上手いなーと、ジャックらしさを演出し、次回の展開にも期待が持てる。 |
□ 24 S4 第06話 「AM 12:00 〜 PM 1:00」 □ 結果的に海兵隊が応援に来なければジャックも危険な状況に追い込まれてたでしょうが、ジャックが単身乗り込んだ為に ヘラー長官の命は救われたのに、なんかジャックの行動を褒める人物が殆ど居ない事実が、ちょっとどうなんかなーと。 大統領はしっかり感謝の言葉を述べてましたし、ヘラー長官も当然感謝、流石にオードリーの命を救ってもらったので 旦那のポールも感謝、けど肝心の、今のCTUメンバーが誰一人ジャックの功績を称えなかったのが印象悪すぎるなと。 † 根性の無い見張り 「命が惜しかったら、どこで裁判をしてるか教えるんだ!」と脅されマジでヘラー長官の居場所を教える見張り。 基本的にテロリストは…前回殉教した誘拐犯もそうでしたけど、目的達成の為には口を割る事無く自殺も厭わない信念で 結ばれた特攻集団、というイメージがあるんですが、この見張りはそれでも信念を持つテロリストなんでしょうか。 † オードリーにナイフを渡すジャック まぁ、護身用としては当然ですか、銃の方が確実ですが素人には扱い辛いですし、かさばるので相手にもバレやすい。 ただ、普通なら女性に手渡すのはスタンガンや防犯スプレーなどの手堅く安全な物だと思うので、いきなり愛する女性に ナイフを差し出す辺りが流石ジャックというべきか、いくら危険な状況とはいえよくそんな殺傷能力のあるのを渡せるなと。 † アイコンタクト ジャックとのアイコンタクトで作戦を理解するヘラー長官、歴戦の勇士かお前らは。 † 銃撃戦の最中に被弾するジャック 防弾チョッキを着けているとはいえ、銃撃戦の最中に一発喰らうジャック、珍しいですよね…というかほぼ初めてですか? 今までにも銃撃を喰らう展開はあったものの、最終局面以外の戦闘で被弾してるシーンは記憶にないので珍しいなーと。 † カーティスの役職 「情報分析部門トップのカーティス・マニングです」と、ドリスコルがヘラー長官にカーティスの事をそう紹介してましたが、 失礼ながら似合わないですよね、黒人という事とガタイの良さを考えると現場捜査官の方が露骨に似合うのに、まさかの 情報分析を担当してるという事実、正直ロニーと交代した方が仕事もはかどったような気が。 † リチャードの尋問を許可するヘラー長官 ヘラー長官までもがリチャードの尋問をカーティスに依頼するという超展開が発生してましたが、マジで凄いですよね。 実際リチャードと再会するまでは尋問の事実を厳しく受け止めてたものの、直にリチャードと喋った後は尋問を許可。 確かに「アイツらに俺のプライバシーをほじくり返させるわけにはいかない!」という発言から考えても、何かしら 誘拐に関して隠してる事があるのは事実でしょうけども、それでも実の息子によくもまぁ尋問の許可を出せるなと。 † 失礼すぎるポール ノックもせずに医務室へオードリーを見に来て「入ってもいいって言われたから」とか言い出したり、オードリーに対して 復縁の話を拒否されて「すまない、こんな時に持ち出す話じゃないよな。冷静に決められるはずないのに」などと、 いかにもオードリーが「精神的に大変な状況だから判断ミスをした」みたいな言い方をしたりと、ひたすら印象悪いなと。 ジャックとオードリーがくっ付くという事は無いと思うので、最後はポールと無難にヨリを戻す展開になるんだろうな、 とも思ったんですが、これは…正直どういう展開になろうとこんな自分勝手な男と復縁したがる女性は居ない気が。 † 名前が紛らわしい マリアンがテロリストの仲間でスパイだったという事実は置いておいて、マリアンとかマルワンとか似たような名前は勘弁。 |
□ 24 S4 第07話 「PM 1:00 〜 PM 2:00」 □ 個人的に24のお約束と言えば「ジャックの破天荒な行動」「CTU本部の人間は偉そうなうえに融通が利かない」「スパイ」 「敵味方を問わず新キャラの男は薄すぎる」「敵味方を問わず新キャラの女はウザすぎる」「敵の下部に小者が多い」 これらの要素だと思ってるんですが、よくよく考えると今回の男キャラは結構良い感じですよね。 今までなんてサイエド、アダム、チェイス、サンダース、あまりにも薄い男が多かったのに対して、今回追加された男は エドガーもカーティスもキャラが立ってるので単純に良い感じだなと、ヘラー長官ですら無駄にキャラが立ってるという。 その反面女キャラは悪い意味で相変わらずなので…というかまぁ、逆に言えば良い意味で女性らしくもあるんですよね。 † ジャックを手伝うオードリー 一刻も早く男を特定をする為に、ジャックと一緒にマクレナン・フォースター社へ行く事を決めるオードリー。 つい先程まで拉致されて危うく殺されるところだった、という事を考えるとあまりにも肝の据わったその行動に賞賛を 送るほかありませんが、どうも鬱陶しいというか、確かに一緒に行った方が早いものの、CTUから出ようとするジャックに 再三しつこく聞きまわる行動があった為か「ウザイなこの女…」と思ってしまうのが良くも悪くも微妙なところかなと。 効率を考えれば会社でオードリーが直に確認した方が時間の短縮になりますし、正に一秒を争う状況なのでその方が 便利なものの、ジャックに誰かが…それも素人が付いてくると露骨に邪魔になるのは分かってるでしょうに来るのか、と。 † ポールのウザさは異常 「君はあの男と付き合ってるんだろ?でも僕としては黙って引き下がれない」「僕の妻だぞ…それを忘れるな」 後者は、別居中とはいえオードリーと関係を持ったであろうジャックに対して一言釘を刺す、という意味ではむしろ 自然な言葉ではあるものの、最初の「僕としては黙って〜」は無いですよね、別にポールの意見なんて聞いてない。 別居中とはいえ二人は夫婦ですし、いきなりそんな話をされてもポールは困るでしょうが、それでもこの非常時にわざわざ 言うべき事ではないですよね、誰がどう見てもオードリーの決意は固いのに、しつこく食い下がりすぎ。 † 詰めの甘いサラ マリアンのハブ5再起動が嘘と気付き問い詰めるサラ、しかし「私用で電話をかけた」という嘘を信じたのか、詳しくは 突っ込まず終わらせてましたけど、サラがCTUに勤め始めてどれだけの月日が経過したのか分かりませんが、やっぱり まだまだ甘いですよね、この非常時に私用で電話をかける、という時点で既に問題なのに、何故か「今日いきなり来て」 勝手な行動を注意してるのにやたらぞんざいで偉そうな態度を取ってくる、バレないようにチェックするべきだろうと。 † テログループのトップであろうマルワン いきなりイムホテップが出てきたから鼻水吹いた。 † 男らしすぎるエドガー 「いいですか、少し緊張してるだけです。僕が出来るって言った時は、出来るって事です」ヘラー長官に告げるエドガー。 実際テログループに妨害されてる17ヶ所以外の、残りの87ヶ所の原発を全てオフライン化する事に成功したわけなので、 腐ってもCTUに勤めるスペシャリストとしての凄さを発揮してましたが、むしろ国防長官にこれだけ言えるのが凄い。 † 根性ありすぎるリチャード 「息子さんは…二時間半感覚遮断状態にかけました」と、拷問ではなく尋問レベルではあるものの、よくそんな長時間の 尋問に耐えれますよね、もしコレで、マジにリチャードが何も隠してなかったらCTUのした事はマジで最低ですが。 というか正直ここまで来ると、ポリグラフに引っかかっただけで、リチャードはマジに何も知らない、という可能性も 十分に出てきますよね、流石にリチャードが訓練された兵士やテロリスト、という事も無く普通の一般市民でしょうから、 そんな一般市民がいきなり拷問されて耐えれるとも思えないので、となると「マジで何も知らない」か「余程知られたくない」 のどちらかなので…まぁしつこくも「何も知らない」という事は物語的に無いでしょうけども。 † 用心深いジャック マクレナン・フォースター社に着いた時マリアンから電話があり「カーティスに頼まれたんですが、オードリーが映像で 男を特定出来たら私の端末に送って下さい」と言われるものの「…なんで自分でかけない?」と返答、結局ジャックは 最後まで「分かった」と言わなかったので、流石にジャックは他のCTU職員とは違うというか、用心深いというか。 でもまぁ、逆にジャックが用心するのもある意味自然な流れですよね、仮にカーティスが会議で電話に出られないとしても、 実際ジャックが今回CTUの新メンバーと顔を合わせたり、ヘラー長官救出時に通信で関わった相手は、ドリスコル、 カーティス、ロニー、エドガー、サラ、この五名のみで、信用出来るクロエは既に解雇済み。 前述の五名は「一度仕事を手伝ってもらった」ので多少は信用出来るでしょうけど、顔の特定という非常に大事な件で、 いきなり名前すら聞いた事のない女から電話がかかってくれば、そら警戒しますよね、カーティスじゃないとしても 何故他の優秀な捜査官ではないのか、と…というかジャックの経歴ぐらいマリアンも調べてから電話するべきですよね。 † トニーが増援で登場 襲撃を受け仲間が必要になり誰かに電話をかけるジャック、オードリーから「CTUにスパイが居るんでしょ?」と言われ、 「そうだ」と返答、流石に気になるのか「誰にかけてるの?」と再度質問するとジャックは「唯一信用出来る相手だ」 その後、倉庫で弾切れになり絶体絶命となった時、電話の相手が…トニーキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! これは惚れる、しかも初めての私服公開、そして相変わらずちょっと斜めを向いた顔の角度に妙な走り方、流石トニー。 状況を考えれば確かにジャックが電話するのはトニーでしょうけども、また演出がにくいですよね、無駄に熱い。 今現在ジャックが「すぐ現場に呼べて信用出来る相手」となると、確かにトニーしか居ませんか。 仮にクロエの住処がこの会社の近所だとしても実戦経験は無いでしょうし、かといってミシェルもやはり女性なので、 こんな状況で気を配ってられないかもしれませんがやはり遠慮してしまう、となると銃も使えるトニーしかいないと。 あ、でもアレですよね、逆にこの場面でチェイスを呼べば、それはそれで熱いですよね、片腕とか関係無い。 てか、それ以前にトニーが服役してない理由が気になるトコロです、パーマー大統領の恩赦でしょうけども、普通に出すぎ。 |
□ 24 S4 第08話 「PM 2:00 〜 PM 3:00」 □ 前回ラストのトニーが失禁モノのカッコ良さだったのに対して、今回はのっけからあまりにも腐ってしまった自堕落な トニーを見せ付けられたかと思えば、やはりジャックを助ける為に再度手を貸したりと、トニーの良し悪しの両極端が 描かれていて中々良かったんですが、何故かジャックとニーナの日常の絡みがいきなり見たくなりました、何故かは不明。 † ヘラー長官にスパイの発見を頼むジャック CTU内部に居るスパイを見つけてもらう為、ヘラー長官に連絡を取るジャック、会話が「メルボルンで使った作戦を覚えて いますか?」「ああ」「ならあの作戦でいきましょう」とかほんま、お前らマジで戦友かよと言いたい。 けど、ジャックは余程ヘラー長官を信用してますよね、今朝拉致されたとかを抜きにしても、こういう状況でジャックが 頼る相手としてヘラー長官が出てくるというのは凄い事だなと、まぁヘラー長官の部下はミスってしまったわけですが。 † トニーの現状 「貴方とパーマーのおかげで釈放され、妻に捨てられ…」と言ってましたが…釈放されたのは正直ラッキーでしょうか。 実際トニーがミシェルの命を無視してでもサンダースを確保してれば、結果的に「トニーがサンダースを一度逃がした」 この事で死者が出たわけではないものの、国民の命をそれだけ危険に晒したのは事実なので、釈放は運がイイですか。 で、刑務所から出た頃は心が荒み職にありつけず酒に溺れミシェルを遠ざけてしまったとジャックの談。 一方のミシェルは今現在CTUの本部で副本部長を務めるという大出世…はいいんですが、とりあえずトニーが太ってるのは カルロス本人が太ってしまったのか「酒を浴びる毎日」のせいで太った役作りなのか、どちらなのかが気になります。 むしろ同居人でバー勤めのジェンが「ただ私は稼がないと、彼の為に」と、トニーがヒモ確定なのが笑えてしまいます。 † CTUのトイレが改装されてる? メインホールと言うんでしょうか、中央部がS3〜S4にかけて一気に改装されてるのは一目瞭然ですが、まさかトイレも わざわざ…それも小規模に改装したんでしょうか、しかもどういうわけか監視カメラまで撤去して。 S1ではCTUのトイレに監視カメラがあったのに、今回スーツケースの男にマリアンが電話したトイレは妙に狭く、挙句に 監視カメラも無い様子だったりと、どうなってるのかなーと、トイレぐらいは何箇所もあるでしょうけど、カメラが謎。 † 徹底してるヘラー長官 部下に「ドリスコルにまで隠すんですか?」と聞かれるも「CTU内部から情報が漏れてる以上、全員が容疑者だ」 ちょっとマジでヘラー長官凄いですよね、銃の扱いに長けてるのも謎ですが、普通の閣僚はここまで兵士然とした態度は 取れないですよね、実際ジャックはS1でニーナの事を完全に信用して情報を全て明かしてたので、そのせいで相手側に 情報が垂れ流しになったので、ヘラー長官がドリスコルにまで隠すのは…とか言い出せば部下に任せるのもアレですが。 † スパイ容疑のサラに対するそれぞれの反応 唯一エドガーのみがサラのスパイに関する証拠に疑惑を抱き「ほんとにスパイならこんな証拠残しとくもんか?」 「暗号って言ったって旧式のもんだ、こんなの解読して下さいって言ってるようなもんだ」と当然の反応を示すも、 ドリスコルは「八ヶ月見てきて…彼女がスパイとはとても思えません」と言いつつもスタンガンで容赦無くサラを拷問。 サラの捕縛に関しては「ジャックとクロエがその場に居なかった」のが響いてますよね、ジャックならエドガー同様に 証拠に関する疑問を気にするでしょうし、クロエもサラが嫌いとはいえ、逆に嫌いな人物の事はよく分かってるので徹底的に 調べるでしょうから、状況証拠だけで拷問に及んだドリスコルと、迂闊な部下を信じすぎたヘラー長官の判断ミスだなと。 † ジャックの手助けを買って出るトニー 真昼間から酒を飲みながらサッカーを見るという、もはや絵に描いたような堕落っぷりを見せるトニーだったものの、 ジャックがヘリポートに行く段階になると「一人で行くつもりですか?」と苛立たしげに言い「命がけで助けたのに、 すぐに死なれちゃ僕がバカを見る…援護しますよ」とジャックの援護を決めるトニーが、これまた分かりやすいカッコ良さ。 まぁ、でも実際どれだけ嫌な事があり人間的に腐ってしまっても、ジャックとトニーや、裏切られたもののS1の時点での ジャックとニーナのように、生死を共にしてきた深い絆で結ばれた間柄になってると、やっぱり無意識に手伝いますよね。 かといって、逆にパーマー大統領のように実戦向きでなくても、やはり何かしらの手伝いはするという事になりますし。 † ヘリのパイロットがイイ味出しすぎ 本人の声である英語音声はどうなのか分かりませんが、吹き替え版だと声と喋り方が最高でした、無駄にイイ味出てる。 † トニーとスーツケースの男のやりとり スーツケースの男の身柄を確保した際「何者なんだ!?警察か!?FBIか!?」と聞かれ「…今のところ、僕は失業中だ」 この受け答えが既に笑えたんですが、男は返す言葉で「いい仕事を紹介するぞ」失礼ながら吹きました。 そんな和むレベルの会話でもないとは思うんですが、妙にツボにハマったというか、お互い笑いのセンスがあるなーと。 |
□ 24 S4 第09話 「PM 3:00 〜 PM 4:00」 □ まぁ、普通に良かったと言える内容なので然して際立った良し悪しがあったわけではないんですが、そちらにばかり時間を 割かれても困るものの、もう少しメルトダウンを目立った描写で見せてほしかったかなと、ドリスコルのセリフ一言で メルトダウンの発生を知り、その災害状況も報告と通信のみで視聴者側に脅威があまり伝わらないので、その辺りを もう少し見せ…とも思ったんですが、被爆描写はS3で危うくミシェルも死ぬトコだったウィルスと差が無いのでいいですか。 † ディナの妹 ナビがディナを探してディナの妹宅へ行くと、そこには不倫なのか、所謂火遊びと呼ばれるだけの遊びなのか、旦那以外の 男を寝室に連れ込んでる妹の姿があるという、たったこれだけの出番で最低な印象のみを残す妹が凄いなと思いました。 けどこれはナビとしてはどういう気持ちだったんでしょうね、ディナの妹という事は、つまり自分にとっては義理の妹。 結局ナシームを殺しはしたものの、最初の電話では普通に仲の良さそうな雰囲気を見せてたので…まぁ妹のナビに対する 態度を考えると「あまり友好的ではない」間柄だったでしょうけども、それでも義理の妹の不倫現場を目撃。 「救いようがないな」と言ってナビは部屋を出て行ったので、ナビはマジで妹に対して軽蔑してるという事でしょうか。 † トニーはジャックに弱い? 単純にCTUとしての仕事が肌に合ってるというのもあるでしょうし、既に親友レベルのジャックに頼りにされたら嫌とは 言えないというのもあるでしょうが「トニー行くぞ、急ごう」と言われ「待って下さい、俺はもうお役御免でしょう」 と渋るも結局ジャックと一緒に行動する辺りが、やっぱりトニーの良さを物語ってるというか何と言うか。 † ナシームがナビに電話 ベルースはディナの為に来たと言ってるのに、何故かディナではなくナビに電話するナシーム。 まぁ、ディナは自分の姉なので話しやすいものの、逆に旦那のナビの方が、やっぱり女性より男性の方が挙動不審な件に ついての報告だと安心するという心理が働くというもんでしょうか、どうにも展開重視の気がしてなりませんが。 † やけに態度の悪いオードリー エドガーがオードリーにメルトダウン地域に居る母親の救出を頼むものの、どうにも乗り気じゃなさそうなオードリー。 忙しいのは分かりますし、既に現場はパニックになってるでしょうから「無理だと思うけど…」と感じるのも分かりますが、 正直オードリーの態度はあまりに印象が悪いですよね、結局無理だったらしく「より多くの人命を救わなくてはならないの」 という言葉も最低ですよね、実際24では…例えばシャペルを殺してウィルスの拡散を一旦阻止してもらう、といった具合に、 「誰かを犠牲にして多くの人命を」という展開はありましたが、そんな事をエドガー本人に言うのは責任逃れしすぎ。 挙句、エドガーの「母が金持ちか政治家だったらすっ飛んで助けに行くはずだ!」という言葉には何も言い返せず。 別にオードリーのせいでエドガーの母親が自殺を決意した、とか言うつもりはありませんが、今回のオードリーは最低すぎ。 † ベルースを人質に取るナビ 元々家族なうえに、ベルースもテロリストに加担してるので、いくら大統領の恩赦状があるとはいえ意味は無いですよね、 CTU側からすればベルースを殺してでもナビを捕らえる選択になりますし、ナビ自身も逃げ切るつもりは無いはず。 まぁ、ベルースが死んだらディナが手伝わないので助けなければいけないものの、どうにもナビの行動が滑稽に見えます。 |
□ 24 S4 第10話 「PM 4:00 〜 PM 5:00」 □ 二話続けてオードリーの最低っぷりを見せつけられて何とも言えない気分でしたが、ジャックはマジでこの女のどこが そんなに気に入ったんでしょうか、24はその名の通り一日の24時間を描く作品なので、オードリーとの出会いや今までの 親交を描く余裕なんか無いでしょうけど、少なくともジャックがオードリーに惚れる要素があまりにもなさすぎる。 というか髪型も視覚効果の面で悪印象を与えてる感じがします、髪を後ろで縛るのは「デキるキャリアウーマン」という 印象を簡単に形作る事が出来るものの、逆に「キツイ」とか「かわいくは見えない」というマイナス効果があるので、 それら + 最近の横暴な態度 + CTUの職員じゃないくせに偉そうに闊歩、この辺りの要素が嫌われる理由なんだろうなと。 † フザけた態度のマリアン 「弁護士を呼ばせて」だの「権利があるはずよ」だのと、24で描かれる犯罪者は誰もが偉そうに弁護士を呼ぶ権利を 主張しますし、実際弁護士を呼ぶ権利はあるものの、何故こうもフザけた事が平気で言えるんでしょうね。 実際フザけた性格だからこそ…テロリスト側の言う殉教も出来ず生き延びようとして無様に捕まる狡猾な人間なんですが、 それでもよくこれだけのうのうと偉そうに言えるなーと、フザけてると言えばすぐに「恩赦が〜」とホザくのも同様。 † 銃を持つジャックに突進するナビ 「両手を挙げろ!頭の上だ!」とジャックが言うも無視して突っ込むナビ、24では初めて描かれた果敢な体当たり。 でもまぁ、ナビからすれば「俺から情報を引き出したいだろうからまさか殺さないだろう」という気持ちがあるでしょうし、 ジャックならまだしも、普通の捜査官ならどれだけ手練の人間でも、やっぱり銃口を突きつけた相手がいきなり自分へと 体当たりしてくればやはりビビりますから、むしろ突っ込むのは逆に良い選択肢でしょうか、予想外で相手も怯みますし。 まさかベルースがこの場で射殺するとは思いませんでしたが、展開としては面白かったです。 † 鬼のカーティス 「反逆罪でお前をぶち込む」と言われ「カーティス…」と今更のように情に訴える作戦に出るマリアン、しかしカーティスは 顔色一つ変えずに「その汚い手をどけろ」鼻水吹いた、まさかそんなマジな顔でそんな腹痛いセリフが飛び出るとは。 † 忠告を無視して勝手に行動するオードリー ポールがテロ組織と関与してるギャラクシーファイナンシャルの共同経営者と判明し、居場所を探る為に電話し確認。 自分がすぐ近くに居るからといって、ジャックの忠告を無視して「とにかく出来るだけ早く来て」と言い勝手にポールの 待つホテルへ向かうわ、ヘラー長官からの電話には「彼が私に危害を加えるはずがない」とか今朝拉致されたばかりとは 思えない迂闊な発言をし「しかし会いに行っちゃいかん」と言われるも「もうホテルの中だから」で勝手に電話を切ると。 前回のエドガーに対する態度といい、今回のコレといい、ひたすら態度が悪いうえに勝手にしか見えないです。 しかも、結果的にカーティスが捕まったのもオードリーがカーティスを推薦したのをヘラー長官が認めたからですし。 † ドリスコルとサラの問題のある取引 ジャックとヘラー長官の指示でトニーがCTUに一時復職するのを許可させられるドリスコル、しかしトニーを信用しておらず サラにトニーの監視を命じるという、ちょっと色んな意味で分かるような汚いような、というこの展開が何とも。 対するサラは拷問された事を当然根に持っており、トニーの監視は、逮捕記録の抹消、二段階の昇給と昇進、この二点を 条件として引き受ける事を要求、なんかもぅこんな問題のある裏取引をしてる時点で、二人はこのS4で出番終了の匂いが。 † オードリーは何しに行ったのか? 結局ポールの元へ行くも自分からは何も話題を出さず逆にポールに怪しまれるという迂闊っぷり。 最終的にジャックが来たからいいものの「そうか、話すでもなく寝るでもないなら一体何の為に来たんだ?」とポールが 問いかけたように、マジで何しに行ったんでしょう、怪しまれずに引き延ばす自信があったから行ったのではないのかと。 挙句に「まさか探る為か?」とポールが自嘲気味に言うと「貴方探られるような事してるの?」と詰問口調で偉そうに発言、 「そりゃ一体どういう意味だ!?」ポール激昂、そら怒るわなと、いくらなんでもコレばかりはオードリーがケンカ売りすぎ。 ポールにしてみれば、復縁に関する話をしたいと自分で言ってきたくせに、結局こういう会話の流れになるならそらキれる。 まぁ、オードリーを無理矢理部屋に残らせようとしたポールの強情な態度は宜しくありませんが、オードリーはマジで最低。 |
□ 24 S4 第11話 「PM 5:00 〜 PM 6:00」 □ このS4に限った事ではなく、他の作品に比べると24は露骨に多いので気になるんですが、正直24って敵味方共に、 流石に同じS内では無いものの、敵味方共に名前の被ってる人物が多いので、それが何とかならないのかなーと。 例えば今回もカーティスを拷問してるテロリストの一人がアダムという名前でしたけど、CTU職員なりテロリスト側なり、 過去のSでメイン級のキャラ、或いは重要人物だったキャラの名前と同じ名前にするのは勘弁してもらいたいですよね。 例えばS3のカイル・シンガーの場合、このカイルの場合は母親と一緒に住んでる映像が流れたのでジェイミーの息子の カイルと誤認する可能性は皆無ですが、今回のアダムに至ってはS3終了後の行方が一切描かれておらず、しかもそのうえ カーティスとは面識が無いので「妹がウィルスで死んだからCTUを恨んでテロ側に走ったのでは?」と視聴者が錯覚する 可能性も十分にあるので…いや、無いとは思いますけど、メイン級の人物の名前を被らせるのは止めてほしいなと。 † オードリーにキれるジャック 当然ながらポールを尋問する際、オードリーが部屋に居ては厳しい風景が展開されるのに耐えられないだろう事を思い、 「ポールを尋問する間、君は部屋に居ない方がいい」とジャック、しかしオードリーは「…彼をどうするの?」と質問、 「必要な事をする」とジャックが言うと「…ここに居る」と一言、正直出ていけとしか言いようが無いわけですが。 その後、口を割らないポールに電気ショックの拷問を開始し「ねぇ止めて…」とオードリーが悲痛な呟きを漏らすと、 「オードリー邪魔するな!!!黙ってられないなら早く外に出ろ!!!!」とマジでキれるジャック、吹いた。 この「いきなりキれる」のがジャックらしい、S2でマリーに優しく聞いてたかと思えば「爆弾はどこにあるんだ!!!」 といきなりキれたり、見てる分にはこのキれっぷりがたまらないわけですが、それ以上にようやくオードリーに誰かが 激昂するシーンを見れて良かったです、キムにせよオードリーにせよ、身勝手な女性に対して怒る展開が無さすぎる。 † 口を割らないCTU職員 前回テロリスト側に拿捕され、今回拷問を受けたにも関わらず「気絶した、こいつは口を割らん」のカーティス。 実際は気絶したフリをしてただけですけども、言われてみれば、CTU側に拷問で口を割ったメンバーは居ないんですよね。 スパイとかは別に、純粋にCTU職員で…というか、そもそもジャックとカーティス以外誰も捕まってませんか。 S3でミシェルが捕まったもののサンダースを逃がす為にトニーを動かす材料としての拉致だったので拷問してませんし。 ジャックとトニーと組んで密かに潜入捜査の計画を練っていたガエルですら、あの時点で真相を話しても良かったのに ジャックからの信号が入りトニーが部屋に来るまで一切口を割らなかったので、今更ながら肝が据わりすぎてるなーと。 逆に考えると、いくらジャックに拷問されたとはいえ口を割ったニーナはまだ甘いという事でしょうか。 ニーナにしてみれば、ジャック達と違い「自分が死んでも情報を渡さない」という信念があるわけでもなく、根本的に 自分が死んでは意味が無いので口を割るのは当然ですし、ましてやテリーを殺したのでジャックに殺される理由は腐る程 あるのでスパっと口を割るのも当然ですけど、こうやって振り返るとCTU職員は拷問に対する耐性が異常に強いなと。 † 相変わらずありえないオードリー 拷問が終了しポールの容疑が黒から灰色レベルに低下した段階で「君達の誘拐に僕が関わってると思うか?」とポールが 聞くも「何も信じられない…」とオードリー、正直最低ですよね、マジでそう思うなら拷問の邪魔をするなと。 返す言葉でポールが「オードリー信じてくれ、君を危険に晒すような事は絶対にしない」と訴えるも、オードリーは冷たく、 「マルワンが取引相手として貴方を選んだのよ、こんな偶然ってある?」と発言、その言葉を受けてジャックが冷静に、 「ただの偶然とは思えない、会社を利用する事以上の狙いがあったはずだ」と言うと「私の夫だからポールを選んだの?」 ようやくその事実に思い当たってましたけど、実際問題、最初にポールが怪しいと判明した時点で疑うのは当然なものの、 拷問で新事実が判明したにも関わらずポールを一切信じず、ジャックが言うようにヘラー長官に近しい相手なら単純に 捜査のかく乱になるだろうから敢えてポールを選んだ可能性もある、と考えない辺りが、流石自己中は違うなと。 またこの会話の後、少しはポールに悪いと思ったのか安堵の笑顔を見せてポールの肩に手を置くオードリー。 しかしジャックがその光景をミラー越しに見てる事を知るとバツの悪そうな顔をして手を離したりと、なんかもぅ真面目に この女最低ですよね、気持ちがジャックに移ってたからとはいえ容疑のかかったポールを一切信じず、かといって容疑が 晴れた途端媚びを売ってるとしか思えない態度でポールに接し、それをジャックに見られると止めたり、何様やねんと。 † CTU職員と違い簡単に口を割るテロリスト 前述のCTU職員はビタイチ口を割らなかったのに対し、銃口を向けられてるからか、カーティスの居場所をマルワンには 教えず、それどころかマルワンやオーバーライドの事を聞かれると簡単に全て吐く無様なテロリスト。 ヘラー長官を拉致ってたトコの入り口に居た見張りといい、今回のテロリストは妙に根性の無い奴が多いですよね。 現実問題、孤立無援どころの騒ぎではなく露骨に殺されるとしか思えないS2のジャックやS3のチェイスみたいな状況でも 口を割らない捜査官も居るのに、物語が進まないとかの理由は抜きに何故テロリストは簡単に口を割るんでしょうね。 勿論、何も答えずジャックみたいに死なれるとむしろジャックの勝ちですが、やっぱりテロリスト側のミスは、 当たり前ですけど、首謀者は鋼の信念で事を成し遂げようとしてるのに対し、下っ端の構成員は口では偉そうに言っても、 結局自分が死んでまでテロを起こす気は無い事でしょうか、中にはトラックに突っ込んで殉教する熱いのも居ますが。 † メルトダウンの停止と共にマヤが自殺 エドガーの活躍が目立つ裏で、マヤがリストカットによる自殺を完遂させてしまったわけですが、個人的にドリスコルの キャラとマヤの気合の入った演技は好きだったものの、正直この二人はナンだったのかなーと。 現状トニーがCTUに居る事を考えれば、マヤの自殺がショックでドリスコルは帰宅、代わりにトニーが支部長を務める事に、 という展開になるんでしょうけど、ドリスコルを退場させる為だけにマヤを作って自殺させた、正直設定と展開は ソレが目的だったと思うので、マジで何だったのかなーと、S2における全く無意味で面白みのかけらも無かったキム同様、 何の為にドリスコルを登場させたのか疑問でした、S1に登場した嫌味な女性をそのまま支部長にすれば良かった気が。 |
□ 24 S4 第12話 「PM 6:00 〜 PM 7:00」 □ 会社の名前やらがごっちゃになっていてよく分からないんですが、マクレナンフォースター社でしたっけ、マルワンが 偽名で入社して働いてた会社、この会社のジャック達への妨害っぷりがテロリスト並で笑えたんですが、実際問題、 パルス爆弾なんて使ったら「証拠は消えるけど証拠を隠す為にやった」と言ってるのも同然なわけなので、この展開は 正直どうなのかなーと、むしろジャックが来る前にマルワンのデスクに別の人物の関係無いPCを置いておけば証拠は 一切出ないので、ジャック達が無駄な労力を費やしてる間にマルワンのPCを破棄、にした方がどう考えてもいいだろうと。 † 助力を申し出るポール CTUでオードリーを待ってる時の煩わしさと身勝手さは尋常ならざるものがありましたが、恐らくは無関係だろうに ジャックから拷問までされたのに、そのジャックに捜査の協力を申し出るポール、偉いを通り越して凄いですよね。 仮に拷問されたのがオードリーだった場合、オードリーの性格を考えれば間違いなくジャックを手伝わないでしょうけど、 テロを防ぐ為とはいえ無実の自分を平気で拷問した相手で、しかも別居中の奥さんの恋人、そんな相手に頼まれもせず 自分から手伝いを申し出るポールは人間的に随分出来てるなーと、死亡フラグ立ちまくりなのが何とも言えませんが。 † 子供に笑顔を見せるマルワン バスに乗車している子供を見て笑顔を見せるマルワンでしたけども、これはアレでしょうか、S1のドレーゼン親子、 S2…はそもそも敵の存在感がゼロだったので除外、S3のサラザール兄弟とサンダース、今までのテロリストは家族を 大事にしすぎて結果的に失敗してる人物ばかりだったのに対して、現状マルワンは家族の存在が一切描かれてないので 恐らく家族は居ないでしょうから、つまりマルワンがジャックに敗北するのは街中を歩く子供の姿を見て油断して、 とかの展開になるという事でしょうか、テロリストとしては今イチ無様な負け方になってしまうのでアレですけども。 † トニーが支部長になる事に反発するカーティス 帰宅したドリスコルに代わり、ヘラー長官の権限で暫定的にトニーがCTUの支部長に復職することに決定。 本部から支部長を勤めれる人員が来るまではいえ「彼は復帰したばかり。No.2の僕を差し置いて何故彼なんです!?」 とヘラーに詰め寄ってましたが、カーティスらしくない言動というのはこの際抜きにして、冷静に考えるまでもなく カーティスが言うように納得は出来ませんよね、いくらトニーが優秀で過去にCTUを指揮していた事があるとはいえ、 今のトニーはCTU職員でなく、カーティス自身も言ったようにCTUを退職してからのブランクもある。 挙句に、ミシェルを守る為とはいえ、結果的にトニーは自分の判断でアメリカ国民を危険に晒してでもミシェルを救う、 という連邦捜査官にあるまじき決断をして投獄された身なので、少なくともトニーの人柄や実績を考慮しても、やっぱり 経歴だけで考えれば「いきなり今日やってきたトニーが暫定処置とはいえ支部長に就任」は納得出来ませんよね。 † ジャックに危機を知らせるトニー そんなカーティスの苛立ちとは裏腹に、パルス爆弾の作動で電話が通じずジャックへ連絡が取れず慌てるサラとエドガー、 しかしネットが繋がっているので、トニーは冷静にジャックへチャットで危機を知らせる展開に。 やはりジャックとトニーが協力して事件解決に当たる展開というのは見てて嬉しいものがあるんですが、支部長に就任した トニーにも見せ場を作る必要がある、とか以前に、ちょっとエドガーとサラは情けないですよね。 確かに電話が繋がらなくて焦るのは分かりますが、ネットが繋がってて、ジャックは今PCでマルワンの証拠を探してる、 その事を考えれば、やはりトニーのようにチャットならジャックへ連絡を取れるのでは?と考えなければいけないので、 仮にもブランクのあるトニーが唯一ジャックに連絡を取る手段を思い付いた、というのはちょっと情けないかなーと。 † 冷静なポール ファイルの復元に成功しプリントアウト、証拠を隠滅に来たコンロンを騙し用紙を持って逃走するポール。 別居中とはいえ奥さんと義父が拉致され、自身も無実の罪で拷問までされたりと、今日一日だけでも十分非現実的な 出来事に直面したとはいえ、極めて冷静に表情一つ変えずコンロンを騙して、しっかり印刷した用紙も持って逃げる、 というのが凄いですよね、最後は捕まってましたけど、恐らく用紙は何処かに隠して行動したんでしょうし。 † 本部からミシェルが派遣 トニーが支部長に就任したのも束の間、支部と本部はそんなに近いのか、ものの30分でドリスコルの後任として本部から ミシェルが派遣され、ヘラー長官に「知ってるのかね?」と聞かれ「…昔結婚してました」と答えるトニー。 何とも次回から展開されるであろう二人の絡みが楽しみで仕方ありませんが、もう少しトニーが支部長として働く姿が 見たかったかなーと、やっぱりミシェルよりトニーの方が指示する立場の人間として貫禄的にも相応しいですし。 |
□ 24 S4 第13話 「PM 7:00 〜 PM 8:00」 □ ジャックのせいで事件に巻き込まれる民間人の死亡率は、正直銃撃戦ともなると九割を超えてたと思うんですが、 今回のスポーツ用品店に登場した中東系の兄弟が共に生存したのは、流石に中東系だからでしょうか。 逆にこれで中東系だろうと容赦無く死亡、とかの展開になればある意味凄かったんですが、久々の生存者だったなと。 まぁ、そんな事よりも変わりすぎてしまったミシェルの方が印象に残ってるので、別に生存者とかどうでもいいんですが。 † 拷問で口を割らないポール 印刷した用紙の隠し場所を吐かない為に拷問されるポール、本人は「もう少しで喋るところだった」とは言ってましたけど、 一介のサラリーマンが拷問を受けても一切口を割らない、というのは凄いですよね、凄いというか根性ありすぎ。 一時間前ジャックから受けた電流を流される拷問には流石に耐えれなかったものの、やはり通常の肉体的ダメージなら、 普通の民間人でも我慢しようと思えば十分我慢出来るレベルという事でしょうか…そんなわけないですか。 † トニーに冷たいミシェル トニーがジャックとオードリーの命を救った、という話を聞く前だったとはいえ、トニーの能力を知っていながら妥当な 仕事をさせず「とにかくリストを洗って、嫌なら辞めてくれて構わない」と露骨に上からの目線で命令を下すミシェル。 いくら酒浸りで腐った日々を過ごすトニーを見たからとはいえ、現状CTUに協力して支部長代理まで務めたトニーを 目の当たりにしたのに、それでもこれだけトニーに冷たく当たるのは、逆に結婚してたからこそ酷いですよね。 欲目を抜きに見ても、この態度は今までに登場した嫌味な本部の職員とまるで同じ態度じゃないかと。 というよりも「何故トニーが今この場に居るのか?」を全く考えないのが異常ですよね、オードリーの性格を考えれば、 やはりトニーによって命を救われた事はヘラー長官にも当然伝えているでしょうから、もし「トニーがCTUに居る理由」を 報告書に何かしら記載しているのであれば全て書いているはず、しかしミシェルは知らない = ミシェルはトニーが 今現在CTUに居る理由を全く知らない、というわけじゃないですか…というかまぁ、そんな事を言い出せばジャックが 国防長官の特別顧問の仕事をしてるからとはいえ、何故かCTUを辞めたジャックまで現場に居る、という事に普通は 疑問を抱くわけですから、この辺りはやはり脚本上の手抜きみたいなものでしょうか。 † 相変わらずフザけたオードリー 今回はミシェルにトニーの功績を報告するという見せ場があったものの、トニーと言い合いをしたミシェルを見て、 「トニーと何か問題でも?」と質問、ミシェルが「いや、何も」と答えると、さも「しょうがないな、このアマ…」とでも 言いたげな態度で「ヘラー長官は仕事に個人的感情を持ち込むのを嫌がるの」と偉そうに発言。 お前、一時間前にポールの拷問を私情だけでジャックに止めるよう懇願したのはどこの誰やねんと。 で、結局自分は10分後にジャックがポールを尋問した事実をヘラー長官相手に泣きながら愚痴り、それどころかジャックを 以前とは同じように見れなくなった、などとあまりにもフザけた発言をするという、正直キム並にウザイ事になってきました。 † 流石ジャック 「離れるから撃つな!」と言っておきながら店内へ押し入り「銃をよこせ!」と逆に脅し始めるジャック、流石ジャック。 相手側に銃と弾薬があるからとはいえ、銃と弾薬を押収してから連邦捜査官であるバッジを見せる辺りが、非常時なので 自分が優位に立たないと相手は話を聞かない、とかは抜きに、俗に言う正義の味方がやる事じゃないのが熱い。 † ジャックの行動を理解しているトニー CTUが衛星で確認してるはずなので、銃撃戦が起これば相手は無線で通信するしかなくなる、それをCTUが衛星で拾う、 というのがジャックの立てた作戦で、連絡の取れないCTU職員の判断は「人員を分散するのがいい」とカーティス。 一方のトニーは「ジャックならそうする」と銃撃戦と無線の事を考え「我々もそれに備えるべきだ」と発言。 しかしミシェルは「最初の計画でいく、チームを分散して」とトニーの考えよりもカーティスの作戦を支持。 これはらしくなさすぎですよね、今のトニーを好きになれないとしても、ジャックの性格を考えれば短時間で現在地を 割り出してもらえる銃撃戦を起こすのは明らかなのに、何故か人員の分散…それも都合のイイ事にジャック達の居る店の 周囲には誰も配置しないというあまりに杜撰な作戦、展開の関係上トニーにはジャックの考えが理解出来てるとミシェルに 分からせる為、というのを抜きに考えても、この場面でのミシェルはあまりにもミシェルらしからぬ行動が目立ちすぎ。 結果的に「君の読み通りだったな、トニー」とカーティスはきちんとトニーを賞賛するのに対し、ミシェルは何も言わず。 † 作戦の意味はあったのかどうか 実際問題、ミシェルの判断ミスでジャック達の救援に5分以上余分な時間を費やしてしまったとはいえ、部隊が現場に 到着した時にはコンロン以外居ない状況で、そのコンロンすらキャッスルは殺し損ねるという間抜けな展開。 24のお約束で考えれば、恐らく今回の傷が元でポールは死ぬ事になると思うので「ポールを殺す為の展開」でしょうが、 トニーを信じていれば、敵の残存数が多いうちに現場へ到着→敵の数が多いので徹底的に鎮圧→コンロンも確実に殺す、 という流れに「なっていた」と思いますし、人員を分散させても、もっと近場にも配置、或いはもっと遠方に配置してれば、 前者ならトニーの考えを汲んだ時とほぼ変わらない結果、後者なら「コンロンをジャックが撃破した後に到着」という 展開になったと思うので…つまり、少なくとも「ポールが銃撃されたのはミシェルの責任」ですよね。 結局コンロン一人だったので「ジャックは増援を待たずに勝利した」ので作戦の意味自体は無かったものの、ポールを 危険に晒したのは正直ミシェルとしか思えないなーと、今のミシェルならそんな事は一切思いもしないでしょうけど。 † サラを解雇するミシェル 誤認逮捕の件で逮捕記録の抹消と昇給をミシェルにも約束してもらいたい、とサラが発言するも「考えておくわ」と、 ミシェルが話を聞いてないとしか思えないぐらい軽いノリで答えると「記録の抹消と昇給の約束をして頂かないと、私は 仕事に戻りません」とサラが強い口調で反発、すると「信用出来ない」とミシェルはサラをクビにし、サラの代わりを 出来る人員が既に埋まってるので、カーティスの進言もありトニーがサラの仕事を担当する事になるという展開。 サラに関しては、無実の罪で拷問されたのは可哀相としかいいようがないものの、元々キャラが立ってなかったので 退場は仕方無いとしても、前述の作戦の判断ミスといい、ミシェルは変わってしまいましたよね、圧倒的に悪い方向へ。 † ジャックを庇うポール 銃撃戦が始まる前に「…ありがとう。命を助けてくれた」と拷問から救ってくれた事をジャックに感謝した時点で、 なんかもぅ露骨に死相が漂ってましたが、増援に来たキャッスルが「コンロンの死亡すら確認せず」コンロンの銃は 回収するものの、何故か「手元に残されたもう一丁の銃は回収しなかった」せいで悲劇が発生し、ポールだけが唯一 ジャックを狙うコンロンに気付き、ジャックを庇い代わりに銃撃され「…借りは返した…」と発言。 返す言葉でジャックが「借りなんか最初からない!しっかりしろ!!!」と発言したのには何故か笑えたんですが、 これは…色んな意味でジャックは精神的にかなりキツイ状況になりましたよね。 無実の一般人を拷問してしまう、しかもオードリーの旦那、拷問したにも関わらず自分を手伝ってくれて情報を入手、 挙句に銃撃戦の援護までしてもらい、元現場捜査官にも関わらず一般人のポールに命を救ってもらうという結果。 正直迂闊なミシェルと間抜けなキャッスルのせいでこんな事になってしまったわけですが、これはキツイなーと。 |
□ 24 S4 第14話 「PM 8:00 〜 PM 9:00」 □ 普通の一話というか、確かに内容からすれば「ジャックが命がけで囮捜査」とか「ディナがしくじって殺された」とか、 色々緊張する局面もあったものの、基本的には…ある意味当然なんですが繋ぎの一話、という感じで良くも悪くも何とも。 † 悪い意味で流石オードリー ミシェルに対して偉そうに「ヘラー長官は仕事に私情を〜」と忠告したくせに、自分は手術室へと向かうポールに、 「手術が終わるまでここで待ってるから、ずっとね」と声をかけ、マジで仕事をせずにポールを待ち続けるという展開。 何と言うか、折角S4になりキムが登場しなくなったのに、結局オードリーがキムの代役みたいな扱いなので鬱陶しいなと。 キムが「誘拐は犯罪よ」と偉そうに言いながらも自分はS2で幼女を誘拐したのと同じく、結局オードリーも他人には ひたすら偉そうに説教をするくせに、結局自分も同じ事をして完全に棚の上に上げてる、というのが、もぅ正直ウザイなと。 † 急に態度の悪くなるエドガー 前回まではメルトダウンを防いだり、色々躍進の目立つ描写のみ為されてきたのに対し、今回は会議の際にジャックが 言った偽装工作の時間を、会議が終了した後にトニーに質問し「身を入れて聞いてもらわなきゃ困る」と注意されると、 「ごちゃごちゃ非難するのはやめてもらいたい!ウチの正式な職員じゃないのに!」と吐き捨てる展開。 後続でトニーが言ったように、母親がメルトダウンのせいで自殺する事になったとはいえ、ちょっとエドガーの態度は 悪すぎですよね、折角手伝いに戻ってくれたクロエにまでぶしつけな態度で応対したりと、今後の展開が微妙に不安。 † エロいディナ CTUを出る前にベルースと会い、結果的にそれがディナとベルースの今生の別れになってしまったわけですけども、 別れ際の異常な接吻の嵐とベルースを見る目つきがなんかエロイ、子供との別れを惜しむ母親の気持ちを無視した発言で 非常に申し訳ないんですが、親愛の情のキスとかハグとかそういうレベルを超越してなんかやらしい、エロかった。 † クロエの家はどこなのか ミシェルから電話を貰い、色々と支度もあるだろうにものの5分でCTUへやってくるクロエ、近場に住みすぎやろうと。 † 冴え渡るトニーの勘 ジャックとディナを乗せたテロリストの車がトンネル内を通り終え「5分かけて一回りしただけか」とトニーが発言し、 「尾行を確認してるのかも」とエドガーが最もな意見を、しかしトニーは不審に思い赤外線画像をクロエに調べさせ、 車中には一人しか居ない事を突き止める、という流れになってましたけど、やはりトニーは凄いというか、ジャック同様 勘がイイですよね…というよりも、通信担当であろうクロエとエドガーが敵の作戦に気付かなかったのは仕方無いとしても、 S4のミシェルはマジでどうしてしまったんでしょうか、何も気付かないうえに、今のトコロ真面目に一度も役に立ってない。 † 銃に弾は入っているか否か ディナがマルワンを裏切らないかどうか試す為に、ディナに銃を渡しジャックを殺すよう命じるマルワン。 しかしディナはマルワンに向け引き金を引き、ジャックは助かるもディナは射殺される事に。 S3のラモンの時もそうでしたけど、可能性で言えばこういう時は普通弾を込めずに渡しますよね、弾が入ってた場合、 前者ならチェイスを撃たずにラモンを、後者ならジャックを撃たずにマルワンを狙う可能性が十分にあるので、相手が 裏切るかどうか試す、という理由を抜きに、銃を渡す側からすれば自分が殺される危険を犯す事になるわけですし。 まぁ、とはいっても「銃を渡される側」からすれば冷静に考える余裕も無いのでアレなんですが、結論から言えば、 やっぱり相手の信用を得ない事には意味が無いので、前者ならチェイス、後者ならジャック、マジに弾が込められていて 死ぬ事になったとしても、やはり撃つべきですよね、あの場面でマルワンを殺そうとしたディナの根性は凄いですが。 |
□ 24 S4 第15話 「PM 9:00 〜 PM 10:00」 □ 個人的にS3が微妙すぎた事もあってか、このS4はひたすら安定した面白さを保ってくれてるので言う事無しなんですが、 S3なんかはトニーにせよミシェルにせよ、正直見てる側の心情で言えば「どうせメインキャラは死なないだろう」なので 首を撃たれようがウィルスの蔓延してるホテルに入ろうが「え!?まさか死ぬ!?」というドキドキ感は無かったものの、 S4の場合、基本的にジャック以外危険な局面に遭遇しないので、そういう意味での緊張感が無いですよね。 しつこくも個人的にはこのS4、非常に面白いとは思うものの、良くも悪くも安定しすぎてるので…保守的な印象が。 † いきなりウザくなるエドガー メルトダウンを止めたりと、無駄にカッコイイ描写が多く、回を追う毎に好印象を抱くキャラへと成長してたエドガーが、 クロエが居なくなった事で階級が自動的に上がった為か「もう君の管轄じゃない」と偉そうに言い、クロエが当然のように、 「何を言うの、私は上司よ」と言うと「違う、上司だった、分かると思うけど過去形だよ」と嫌味なセリフを発言。 「エドガー、あたしは復帰したの、対抗意識燃やしてないでパスワード教えて」「断る」とか、嫌な奴になりすぎ。 見てる分には面白いですし、実際自分より階級が下の人間にあれこれ指示されるのは気分が良くないというのも十分に 分かりますが、テロが発生してるこの状況で「自分の方が階級が上」にこだわってクロエに教えないのは問題ですよね。 挙句、マルワンの事で手一杯なので定時レポートに目を通す余裕が無く部下に任せたり、悪い意味で典型的すぎる。 † ベルースの尋問を命じるミシェル 「カーティス、厳しく問い詰めて全て喋らせて」と、マルワンの人質交換の要請に応じる前にベルースの尋問をミシェル。 確かにCTUからすれば「何故マルワンがベルースを?」というのは疑問でしょうし、状況を考えればトニーが言うように、 「ベルースが何かマルワンにとって不利になる情報を持ってる」可能性があるものの、こうも簡単に子供への尋問を、 それも当然のように決断する辺り、状況的に必要とはいえ人道的な意識はもぅ麻痺してますよね。 まぁ、元々トニーはS2のレーザを高圧的に尋問したり、ミシェルもS3のホテルで客に対して偉そうに指示してたので、 状況がどうの以前に、二人とも結構ジャックとは違った意味で酷い側面もあるので何を今更、という気もしますが。 † 本部から派遣されてきた新キャラ ビル・ブキャナンという人物が本部から派遣されてきましたが、なんか初めて、普通に良し悪し抜きに安定してますよね。 アルバータ・グリーンにせよシャペルにせよ、本部から派遣されてくるのは常に「ヤな感じの上司」という役だったのに、 まだ一話分だけでは判断出来ないものの、高圧的な態度も見せなければ理不尽な事も言わない普通にイイ感じの上司。 † ジャックに友情を感じてるトニー 「ジャックは…僕に残された唯一の友人だ。無事に取り戻す為に手を尽くすから、必ず」ジャックとベルースの交換を 行う事になり、ジャックの救出が目的ではないという本部の決定をオードリーに告げ、オードリーにジャックの事を友人と 感じてる旨を告げるトニーでしたが…まぁ、いい加減S1からの長い付き合いなので友人関係にあるのも当然ですし、 S3でもジャックとトニーは、ミシェルやパーマーに秘密にしてまで極秘裏に潜入捜査を進める程の信頼があったものの、 このS4でジャックがトニーに助けを求めたり、トニーがジャックの事を友人と感じてる旨の発言をしたり、今までそういう 描写が一切無かっただけに、ホント何を今更という感じですが、S1から見てる者としては「お〜」となりますよね。 † ベルースが可哀相すぎる 何も知らないと言ってるのに尋問され、挙句に…自白剤か何かを打たれる拷問までされてしまい、発信機を二つとも 発見されただけではなくディナの死まで知らされてしまったりと、なんか近年稀に見る可哀相さですよね。 彼女を殺され、目の前で叔父さんを殺され、父親には命を狙われ、母親が殺され、自身は人質交換で連れて行かれると、 少なくともベルース自身は何も今回のテロに関与…は最初に何か届けてるのでアレですが、それでも可哀相すぎる。 |