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AIR   第01話 「かぜ -breeze-」
レベル高すぎ、ただレベルの高さと内容の良さは同義語では無い。
単純に見ればキャラデザの良し悪しは別にして作画はOVAレベルのクオリティですし、次回予告もほぼ
同じレベルの作画が展開されていたので作画面に関しては間違いなく神レベルの良さを誇っている。
挙句に使用されている背景音楽も以前アニメ化されたKanonとは違ってゲームの劇中曲がそのまま使われて
いる為、音楽面に関しては心配する必要も無い程に高いレベル、恐らく1クールでしょうから一話の時点で
観鈴以外の主要キャラも顔見せで登場すると、確かにパっと見は悪い要素が無いどころか、真面目な話
ここ最近のアニメの中でも「クオリティ」の面だけで考えれば最高峰なのは間違いなかったです。
ただ、逆にそれらの良い面が全て裏目に出てるというか、作画は確かにイイですしキャラデザの方の絵に
関してもそれ程違和感は無いものの、やっぱりいたる氏の絵と比べれば違和感はありますし、肝心要で、
Keyの曲は作品の質を底上げするのに一役買っているとまで言われている曲、その曲がOPの鳥の詩から早速
Bメロが削られ、冒頭で夏影が使用されて感動してるところに無理矢理な曲の編集でサビ直前の流れが全て
ブツ切りで切られてしまったり、主要キャラ登場はいいんですが展開異様に早すぎて忙しなかったりと、
良い面がとことん良いのに、同様にその良い面が全てとことん悪い印象も植え付けるというのが微妙でした。
あと最大の問題としては、コレは監督を初めとしたスタッフの方の意向でしょうから文句を言うのは完全に
筋違いなんですが、劇場版は往人をDC版同様緑川さんが演じるのに、何故TV版は小野さんなのか?
意外というと失礼ですが、確かに小野さんの演じる往人は特に違和感がありませんでしたし、そんな下手糞と
言う程あからさまに下手というわけでもない普通の演技だったので配役に関しては特に問題無いんですが、
ほんま、ほぼ同時期にTV版と劇場版が用意されていて、片方がゲーム同様のオリジナルキャスト。
なのに片方は主役だけキャスト変更、というのはやっぱり納得いかないです。
緑川さんの声が聞きたかったとか、緑川さんの方が演技上手いとか、そういう問題ではなくファンを大事に
するというか、往人は緑川さんやからこそカッコ良かったという面がDC版やPS2版をプレイした人には
あるでしょうから、そういったコンシューマ機への移植で更に人気の出た作品のアニメ化の割りには、
ちょっと主役の声優変更はいくらなんでもファンの気持ちを無視しすぎなんちゃうか、と思いました。
「惚れるなよ」とか緑川さんやとやたらカッコ良かったのに、小野さんやと普通のセリフになってますし。
代わりに挿入された「おい、目が近いぞ」は妙に笑えたので良かったですし、小野さん自体は往人の
キャラにそれ程違和感があるわけではないので、むしろ頑張ってるなという印象なんですが、ちょっとなーと。
まぁ、文句言うても、それはよくある「好きやからこそ細部の粗が特に気になる」というのであって、
普通のアニメの一作品として見た場合は結構良い感じでした、曲の良さは言うまでもなく、作画が異様に
気合入ってて良かったですし、以前映像化されたKanonとは違って期待出来そうな始まりだけに安心です。
しかしアレですよね、最終的にAIRは観鈴の話に突入しての印象が強いので完璧忘れてたんですが、今、
こうしてアニメという形で改めて見ると佳乃バリバリ電波飛んでますね、正直ちょっと寒かった。
美凪はそれ程悪寒漂うわけでもなく、みちるは殴られた時の顔が当時から強烈だったのでイイんですが、
ちょっと佳乃だけやたら浮いてる気がしました、神尾家はゲーム同様良い感じ、「観鈴ちんピンチ!」は死んだ。
個人的には「たぁぶちさん」が丸ごと削除されてたのがごっつショックでしたが、心配してた割りには、
実際見てみると意外と完成度高くて良かったです、普通に毎週楽しく最後まで見れそうな感じ。
内容の量と濃さに反比例して1クールなわけですから、マリア様の第二期の様に原作展開追うだけで終了、
結局アニメ化した意味自体が特に感じられなかった、という感想にはならないでもらいたいです。
とりあえず、ローゼンメイデンにハマった者としては、後番組で放送される分には申し分無い出来でした。



AIR   第02話 「まち -town-」
観鈴良すぎ、動く事で視覚的な印象が強まって余計良く見える。
ちゅーかほんま、元々PC版プレイ時、DC版プレイ時での音声追加、共に観鈴はAIRでは一番好きなキャラの
座を護り続けてきましたし、実際動く動かないに関わらず好き、前回のアニメ版第一話を見た時の印象も
普通に良いという程度でそんな感動に咽び泣くという程のモノでは無かったんですが、なんか今回の第二話、
この第二話を見てる最中は常に観鈴が異様に可愛く見えました、なんかもぅ膝が震えて立ってられん。
なんちゅーんですか、制服verのみならず今回はゲームでも着ていた私服verもブラウン管越しに眺める事が
出来たわけですけども、なんかもぅほんまな、しつこいようやけど鬼可愛かった、なんか胸デカイし。
展開の方は相変わらず早すぎるうえに要所要所無視してるのでアレのはずなんですけど、個人的には第一話と
違って「展開早すぎ」という印象はあまり無かったです、早いのは間違いなく早いんですけど、Aパートが
早すぎたのにBパートが普通でしたし、曲とセリフだけで映像は日中の遊んでる描写、という感じで中々
上手い具合に構成されていたので、今回は意外と気にならなかったです、むしろ印象としては良い感じ。
美凪の母親と六歳の声優さんがDC版同様という、特に六歳の方なんかはファンサービスのレベルで声優が
同じというサービスっぷりでしたし、観鈴が川で遊んでる風景とか鼻血モンの感動でした。
聖と美凪母が会話してるシーン、観鈴父に貰ったケーキのロウソクが丁度観鈴の年齢と同じという点、
何故か不意打ちで現れたKanon三人娘で声優も当然ながら同じと、今回は全体的に良い印象が目立ちました。
佳乃と美凪のシナリオを同時進行させながら、日中描写で観鈴のシナリオも進ませると、展開の方も意外に
違和感無く描かれていて良い感じですし、第一話の印象がそれ程良いモノではなかっただけに特に良く思える。
ただその反面、ナマケモノの人形を使うハメになる展開、牛乳パクって怒られる展開、六歳の母親を探し回り
ようやく合流した観鈴が前に渡した地図を見れば一発で分かると教えてくれる展開と、要所要所の日常描写が
軒並み削られていたり、或いは六歳のようにおもいっきり展開短縮されてたり、相変わらずそういう端折り
すぎどころの騒ぎではない面が目立つのはちょっと改善してもらいたいな、という感じでした。
更に、観鈴父が三木さんから別の声優さんに変更されてたりと、ほんま住人の緑川さんといい、何故こうも
主要キャラの声優陣が片っ端から変更されてるのかほんま知りたいです、しかも男だけ変更て嫌がらせか。
この分やと、バスの運転手と柳也も心配です、流石に柳也ぐらいは大丈夫でしょうけど、主役が変更する
勢いなので侮れないです、ちゅーか住人も観鈴父も、変更後の声優の方が下手というのが致命的。



AIR   第03話 「こえ -whisper-」
佳乃メイン、基本的に佳乃メインで進んだせいか初めて普通の展開に。
まだそれでも間が殆ど設けられておらず、セリフの速度も妙に急いで喋ってたりと気になる箇所は確かに
存在するものの、今回の様に特定の一人を重点的に描いていれば流石にソレほど問題は感じなかったです。
勿論その展開でいくと特定キャラは前半で物語終了、以後は稀に日常で絡んでくるだけ、という微妙な扱いに
なってしまうので、やはり出来るならば三者三様に進むのがいいわけですが…まぁ、それは流石に無理と。
ちゅーか観鈴が住人にトランプせがんでるシーン見て、まさか第三話にして早くも癇癪発動か思いました、
いきなり聖が人ん家のドア開けへんかったら観鈴がピヨるトコやった。
そんな佳乃なわけですが、俺も妹も佳乃のシナリオは完璧記憶から抜け落ちてまして、基本が電波やったのに
途中でピヨって更なる電波の高みに行って住人とのキスCG時の住人がえらいカッチョエエ、という程度の
記憶しかないので、一度プレイしたはずの物語なのに新鮮な気持ちで見れるというのが嬉しいです。
観鈴は本筋のシナリオという点と、インパクト的な面から考えても覚えているというのは当然なんですが、
何故か美凪は覚えてるのに佳乃は覚えてない、というのが兄妹揃って意外でした、痴呆極まるなほんま。
展開的にはゲームと違って観鈴が佳乃や美凪と絡んでくれるわけなのでイイ感じですし、作画も三話現在
崩れるどころか、普通に歩いてるシーンでも髪の毛がちゃんと揺れるという無駄にリアルで気合の入った
作画を構築と、今のところは展開が早いのと特定シーンを削除しすぎな以外は問題無くて結構良い感じです。
ネット各所で言われてるような神アニメは確実に言い過ぎですけど、確かに昨今のアニメ事情を考えれば
神アニメと呼ばれるのも頷けるかなという感じはしてきました、飛ばしすぎで神言うのは流石に信者やろうけど。



AIR   第04話 「はね -plume-」
佳乃終了、稲穂の映像が神がかっててブルっちまった。
相変わらずクオリティは高いですし、佳乃の話も上手い具合に纏めていたので有り体に言えば良かったです。
住人の声が緑川さんではなく小野さんの声のおかげで、失礼ながらもやはり今回の様に物語の締めを担う
大事な場面で喋られると一気に冷めるモノがあるのは確かですが、中々良い感じに纏まっていたので○。
美凪や観鈴もきちんと登場していますし、聖の過去verも見れたりで映像的にも楽しめて良かったかと。
逆に言えばまぁ、上手い具合に纏めていて良かった分、感想として書く事が特に無いのも事実ですが。
とりあえず次回からの美凪編を楽しみにしてます、同時進行で観鈴の方も話が徐々に進んでいきそうですし。



AIR   第05話 「つばさ -wing-」
美凪編突入、佳乃に比べて露骨に展開早いのが気になりますが。
相変わらず間が用意されておらず、場面が変わった時には次の展開が始まっているというのは、展開の遅い
作品で考えればポンポン進んで良い事なんですが、本作の様に一つの事柄に対する展開が早すぎると正直
見てる方としては忙しない気持ちになるのでもう少し、話数が限られてるのは分かりますがもう少し丁寧に
一つ一つの展開を追っていってもらいたいです、佳乃編ですら詰め込みすぎやのに美凪編二話で終了てお前。
いや、勿論ゲームの方をプレイしてる身としては「展開早いな」ぐらいで済みますし、実際ゲームを全く
触ってない方にしてみても「間が無いな」といった問題で済むと思うので「内容が良い」事に関しては
ゲームのプレイに関わらず良いモノはやはり良いんですが、もう少し空気感等を大事にしてもらいたいなーと。
とりあえず内容に関しては今回も良かったです、美凪編がコンパクトに纏められすぎているとはいえ、
元来美凪編の大部分を占めるのが、住人が廃駅に住み始めてからの日常描写なので、飛ばしても問題無いと
言えば問題無いので前述の様に「飛ばしすぎ」などと文句を言う程では本来無いわけですし。
観鈴も遂に癇癪を起こし始めたので、そろそろ観鈴関連の出来事が一気に動き出すでしょうから期待してます。



AIR   第06話 「ほし -star」
美凪編終了、佳乃編同様シナリオの終盤展開の纏め方だけは上手い。
あまり記憶に無いので何とも言えないんですが、サブタイが表示された直後に使用されていた背景音楽、
あの曲ってAIRの曲でしたっけ、なんかCLANNADっぽい感じがするというか、正直AIRにしては違和感が…。
上手い具合に纏まっていたので特に感想は無いんですが、強いて言えばやはり住人が微妙かなと。
小野さんは頑張ってると思いますし、緑川さん程では無いとはいえ小野さんの声も住人には合ってるものの、
どうしても真剣な場面で小野さんの声が聞こえてくると演技力がまだまだなのと相俟って微妙感が漂います。
特に今回なんかはみちるが泣かせる言動を取ってるだけに余計浮き彫りになるというか何と言うか。
まぁ面白かったのでそんなに言う程では無いですし、そろそろ住人は退場なので構わないんですが。
次回は遂に観鈴編突入みたいなので楽しみです、予告で夏影流れながらあのセリフ言われたら泣ける。



AIR   第07話 「ゆめ -dream-」
観鈴編終了、良い纏め方で結構良かったんじゃないかと思います。
強いて言うなれば、住人が神尾家から出て行こうと決意するまでの展開が端折られていたせいで、いきなり
住人が家を出る展開に思えたり、ゲームでは観鈴の原因不明の病状に関して、流石に今思えばしつこいですが
何度も何度も住人が母親に言われた事を回想して「あるはずのない痛み、全てを忘れていく、最後には死ぬ」
その事を思い返していたのに、アニメの方ではそう何度も言われなかったので、しつこく無くて良かったのは
確かですが、逆に「病状の進行過程と理由や状況が分かり辛い」というのが残念でした。
海に行きたがっている展開ですとか、ゲームとは違い住人の背中に出来た傷が、柳也が負った傷と同じで
ある事が映像で表現されていたので分かりやすかった、その辺りは良かったんですが、個人的には上記二点の
端折り具合が特に気になったので、本筋の観鈴だけはもう少し丁寧に描いてもらいたかったなーと。
晴子が「観鈴が死ぬ」という事を住人に言われた時に「なんやて!?」みたいな顔を、ゲームとは違って
観鈴を慮った顔をした点についてはまぁ、観鈴の為にあの時出掛けたわけなので当然なんですが、一応晴子の
過去やら考えやらを考慮すると、伏線としては「言うてええ事と悪い事がある」ぐらいで止めた方がいいかと。
あとは…あ、コレは賛否両論かと思いますけども、最後観鈴編終了と同時にsummer編突入というのは…正直、
死ぬかもしれなかった観鈴が助かったが住人が消えた、その余韻を残すという意味では、個人的にはあの
繋げ方はあんまり好きじゃなかったです、呆気に取られるというか、もうちょいナンかやりようがあるやろと。
ゲーム同様、子供に教わってEDのスタッフロール、ED終了後に観鈴の前で法術を使う、とか。
住人と母親の回想、子供に喜ばせ方を教えてもらってる時の展開からラストまで曲の流し方がゲームと同じ、
そういった点は良かったので、総合的に考えれば今回は良かったです、気になる箇所が強すぎるだけで。
今回はほんま、元々泣かせる展開の観鈴編に動きも加わった事により更にイイ感じになってました。
相変わらず住人が緑川さんではなく小野さんのおかげで白けるモノがありましたが、まぁ素晴らしいモンでした。



AIR   第08話 「なつ -summer-」
summer編、ゲーム同様この三人のやり取りは和むのでたまらん。
相変わらず「展開早すぎ」というクソみたいな感想で始めてしまって申し訳無いんですが、個人的には、
正直このsummer編、確かにゲームでも観鈴達のシナリオと比べるとプレイ時間自体は短いので、アニメで
他キャラが脱兎の如く描かれてしまった現状と話数を考えればこの足早展開は仕方無いかもしれませんが、
特にこの三人においては日常描写が何よりも大切で大事というか、神奈が社から出て母親を探すまでの道中、
その間の平和な日常描写が肝なので、特にsummer編に限ってはもっと丁寧に展開してもらいたかったです。
確かに、音声無しとはいえ鶏と戯れる神奈やお手玉の練習をする風景、かなり端折っていたものの祭りを
遠くから眺める光景も展開されましたが、もうちょっと、いくらなんでも飛ばしすぎなんちゃうかと。
とは言っても上手い具合に纏まっているので違和感自体は他キャラ程感じはしませんが、それでも唯一つ、
柳也が追っ手を殺そうとして神奈が怒るシーン、アニメでは「お主は簡単に人を殺めるのか!」とだけ
怒っていたものの、ゲームでは「そうすれば命だけは助けてやる」と柳也が言い、追っ手がベラベラ喋ったのに
「存在を知られた以上は殺す必要がある」みたいな感じで柳也が追っ手を殺そうとしたところに神奈が登場、
「お主は殺さぬと申したのに、嘘を吐いたのか。お主は平気で約束を破るのか!」と言って怒り、そんな者に
命を守ってもらいたくはないと神奈がキれたわけなので、正直ここだけはゲーム同様、柳也が見逃すと
言ったのに結局追っ手を殺そうとした、きちんとそういった展開をしてもらいたかったです。
欲を言うなれば、裏葉の言葉に唆されて柳也に色々言ったりして、柳也が過去の事や自分の事を語り始めれば
神奈に気がある証拠、とかいうレイの展開もやってもらいたかったです…ちゅーかまぁ正直今回不満だらけ。
文句を言いつつも構成自体は上手い事出来ていたと思うんですが、それでもやはり、という感じでした。



AIR   第09話 「つき -moon-」
summer編終了、感想を書き辛いというか予想通りすぎて微妙というか。
いやなんちゅーかアレですよ、流石に腐ってもsummer編、神奈が既に死去した母親に涙を流しながら語り
かけるシーンや神奈が柳也が死んでしまってる夢を見て嘆くシーン等、当然の事ながら泣けるシーンは
実に良く表現されていましたし、特に神奈の西村さん、演技が良すぎて涙腺崩壊モノで感動必死だったのは
確かなんですが、相変わらず要所要所でその良さを潰してたのが非常に残念でした。
冒頭、鬼マッハで神奈の母親が矢の直撃を受けるシーンなんかは冒頭すぎてむしろコントにすら思える
笑いが巻き起こる勢いでしたし、観鈴編終了と同時に同じ回の中でsummer編に移行した時とは違い、今回の
summer編終了と同時にAIR編に突入したのは演出的にも最高だったんですが、一切の記憶が無くなっている
はずのそらに住人として過ごした記憶が残ってる描写が何故かあったり、いい加減しつこくて申し訳無い
とは思いますが、やはりここでもそらを担当している小野さんの演技がヘボすぎて冷めたりと、まぁ小野さんは
仕方無いとしても冒頭の矢を喰らうシーン、住人としての記憶が残ってる描写等はどうかなと思いました。
矢に関しては詰め込む必要があるので仕方無いとしても、そらに住人の記憶が残ってるのはおかしいですし、
まがりなりにも「そら=住人」というのはゲーム未プレイの方にはまるで分からない伏線、むしろその謎が
解ける瞬間のシーンが驚きと感動に包まれるのに、ナニそら登場時にバラしとんねんと。
他は神奈の泣き要素満載の描写と演出のおかげでたまらんモノがあったんですが、相変わらず展開が異様な
早さで描かれる以外にも気になる要素が多くて残念でした、イイのはイイんですけどマイナス面が目立つ。



AIR   第10話 「ひかり -light-」
そら終了、いくらなんでも詰め込みすぎ。
詰め込みすぎというか、かつてない程に間を一切排除した構成だったのでもはやコントみたいなノリでした。
日常的なシーンもギャグシーンも、真面目なシーンも悲壮感漂うシーンも、話数の関係上今回でそらを
終わらせる必要があったのは分かるんですが、セリフが終わった瞬間別のシーンに移り変わって次のセリフが
既に始まっているというのは流石に、ちょっと真面目に間が無さ過ぎて余韻もクソもありませんでした。
俺の場合は、やはりPC版やDC版をプレイしたからこそそう感じるのであって、実際このTV版で初めてAIRの
物語に触れる方がどういう感想を抱くのかは分かりませんが、確かにゲームの映像化にしてはこのAIR、
恐らく五本の指に入るのはまず間違いないだけの傑作の出来ではあるものの、それでも、特に今回の構成と
場面展開の早さだけは個人的に最悪やなと思いました、急ぎすぎな挙句最後オリジナル展開入れるてアホか。
最低限、夏休み直前に住人に話しかけるかどうか迷うシーン、せめてあのシーンだけはゲーム同様、
この夏も一人で過ごすという諦めをそらに話した直後に住人発見→どうするか迷って「やっぱり一人は嫌だよ」
という流れにしてもらいたかったです、一人でいい→やっぱりイヤ、とかお前アホか、ちょっとは迷えと。
終盤で眠る事を決めて起きないようにするつもりだった観鈴、あのシーンもせめて余韻に浸れるだけの
間はしっかりと用意しておいてもらいたかったです、ラストの住人実体化については別にどちらでも。
個人的にはゲーム同様「また俺は何も出来ないのか!?」と、カラスの姿になってしまい無力なだけの
自分に憤って、自分はどうなってもいいから観鈴の笑顔だけでも取り戻したいと願って自我崩壊→観鈴復活、
の方がストーリー的にもイイんですけど、まぁ観鈴の住人に対する気持ち等の救済と考えれば、別に
悪いシーンというわけではなかったのでソコはまぁまぁという感じで。
ただ単に今回の構成が最悪やったせいで悪く思えるだけなので、一つの描写としては普通かなと。
ナンか今回はひたすら不満のみが色濃く残る内容でした、残り二話は正直もっと心配なだけに見るの怖い。



AIR   第11話 「うみ -sea」
微妙、展開のさせ方自体は結構良い感じやったとは思いますけども。
何気にAIR編は二度しかプレイしてないせいか、細かい展開を忘れていた事も多少は影響してると思うものの、
今回の構成は良い感じだったと思います、異様に飛ばしすぎていた前回と違い、今回はきちんと間が用意
されていましたし、同じ一話の間に記憶を失った観鈴が晴子の事を母親と認識するまでの展開も、今までの
アニメ版本作の展開なら滑稽に見えたでしょうけど、今回は要所要所のポイントを押さえていたおかげか
それ程違和感は感じませんでしたし、ゲーム版同様住人の事を殆ど気にしてない展開も個人的には○。
展開自体はそんな感じで良かったのに、何故感想は「微妙」なのかというと、やはり敬介でしょうか。
あまりにも敬介の出番が端折られすぎたせいで言動が不明瞭、挙句に住人同様声優の変更のせいで演技が
ヘボイ通り越して正直酷過ぎる、というか演技以前に喋るのすらしんどそうな印象に思えます。
敬介は下手糞になりすぎてるわ、そらの小野さんはココ三話、余程キャラ分けが出来ていないのか三話共
そらの演技が別で声質も違うモノになってしまっていると、やはりここでも声優変更がマイナスになってるなと。
あとはまぁ、記憶が不確かなので偉そうな事は言えないんですけども、ゲームだと青空の歌verが流れた箇所、
何故か曲のみに変更されていたのが残念でした、別に青空好きじゃないので曲だけでも構わないというか、
むしろキャラのセリフを重要視するなら曲だけに留める方が良いとは思うんですが、アニメ版はゲームと違い
あの場面で音声が無かった、つまり歌を流す為に音声削ったと感じられるのに、何故そこで曲だけなんかと。
音声含めて、今回は演出面が悪すぎたせいで印象が良くなかったな、という感じでした。



AIR   第12話 「そら -air-」
シナリオは最終話、扱い上は次回の総集編が最終話ですけども。
OVAレベルの作画クオリティを保ったまま最後まで描くという、世に蔓延するクソアニメも見習って
頂きたい程に素晴らしいポテンシャルを秘めていた作品でしたが、個人的な感想は「微妙」でした。
勿論ゲーム原作の映像化…アニメや実写、つまりBIO HAZARDの様に実写の映画化でも構わないんですが、
そういったゲーム作品を元とする映像化という意味ではこのAIR、間違いなく過去に映像化されたゲームを
基調とした作品の中でも指折りの作品になった事は間違いないですし、普通のアニメとして見た場合も
作画が一度も崩れずに最後まで描かれていた、それだけで驚嘆に値する作品である事は間違いないものの、
やはり話数の関係上詰め込みすぎていたきらいが強く、どういう理由か変更された声優さんが居てる、
全体のバランスと構成が素晴らしかっただけに上記二点が特に気になりました。
というか正直なトコロ、個人的にはゲーム同様のキャストで放送してもらえれば、恐らくこの内容でも
十分神アニメとして称えていたかもしれないです、構成と演出に関しては正に神アニメと言っても過言でない。
住人なんかは小野さんでも声のイメージは合っていたのでイイんですが、敬介はヒドイ通り越してファンを
ナメてるとしか思えない程に合ってないと言いますか、それ以前に喋る事がシンドそうなレベル。
小野さんも声自体は問題無いものの、中盤〜後半にかけてのシリアスな展開になると、やはり演技力の低さが
浮き彫りになり、非常に申し訳無い限りですが小野さんが喋った瞬間一気に冷める、という事もしばしば。
まぁ文句ばかり書いてもアレなんですけども、ほんましつこくも、他が良かっただけに気になりました。
とりあえず最終回としての内容の方はというと中々良かったです、流石にラストだからか展開もイイ感じ。
強いて言えば、序盤の大雨の夏祭りはもう少し丁寧に、かつ晴子の絶望を描写してほしかったり、
観鈴のゴールに関しても前回の記憶喪失から一気に、SP放送にでもして特別に一話を30分ではなく60分で
最後まで描き切って欲しかった、そういう想いはあるものの、中々良い描かれ方だったので良かったです。
次回は総集編なので、新規カット、或いは新規のナレーションでもあれば感想を書こうかと思います。



AIR 夏・特別編   前編 「やまみち -mountain path-」
(C)VisualArt's/Key/翼人伝承会

神奈のアホの子度が更に増してたのが年齢さえも下げて見えましたけど、面白かったです、てか京アニすげーなほんま。
確かに今年初めから放送してた本放送分も勿論良かったんですが、ネットでの異様な盛り上がりとは逆に、個人的には
展開詰め込みまくりなうえに要所要所の印象に残るエピソードが省かれている、そういった点も含めて「結構良作」という
感想だったんですけど、基本的に今回の特別編は、本編なんですけど言わば日常展開のみ、のタイプじゃないですか。
柳也が不殺の誓いを立てる、本編でやっているので簡素な描写ながらお手玉の練習、鶏との格闘戦、物乞い、
次回にまたがってるものの柳也にお手玉を見せようとしたり裏葉の入れ知恵が光る展開と、基本的に本編と違い
時間に余裕があるから、押さえるべき描写をしっかり押さえて他の面も描いてるというのがイイですよね。
ゲームの方には無かった、「○○をして慌てふためく神奈」といったシーンや水をかけられて激昂したりと、正直神奈が
余計アホの子になったとしか思えないという側面はあるものの、神奈らしい面を加味しての展開だったのが良かったです。
ただ、強いて言えば柳也は万遍無く良い感じだったものの裏葉が普通の扱いだったので、何かしら裏葉にも目立つ描写、
柳也との「こうしているとまるで〜」の新しい絡み、そういった描写も欲しかったかなという感じでした。
というかアレですよね、ゲームの展開通りなので当然なものの、柳也が追っ手の首に剣先を突きつけて色々喋らせ、
最初に「見逃す」と言ってるにも関わらず実際は蹴り飛ばして地面に這い蹲らせた後、普通に殺そうとする。
追っ手に存在を知られた以上口を封じるのは当然ですし、まして柳也は神奈という護るべき存在を抱えているわけなので
後顧の憂いを断つのは当然ではあるものの、こうやって映像として見るとエゲついなーと、そら神奈も怒るわなと。


そういえばOPのサビの部分、EDのラストの映像、今回はdreamやairではなくsummer編のみの前後編だからとはいえ、
ちゃんと映像がsummer編で新規になっているのが良い感じですよね、ある意味当たり前ですけどサービスええなーと。
三者三様それぞれらしい映像になってますし、サビに入る直前はair編開始直前の観鈴とそら、堤防で住人と佇む観鈴、
という映像になっていたのも良い感じでした、個人的にはOP完全差し替えが良かったですが、まぁ流石にそこまでは。
えー、まぁ面白かったですし非常に良い出来だったのは間違いないんですが、よくある「良すぎて感想が無い」という
アレなので書く事が無いので…とりあえず次回の展開が気になります、柳也の回想があるようなので楽しみです。
ゲームで柳也の回想展開は、俺がド忘れしてるというので無ければ無かったと思うので、ココに来て新規の展開が
見れるのは素直に嬉しい限りやなーと、今回は今回で新曲が流れてたりで良かったんですが次回は新展開に期待。
けど、この特別編どこで終わりにするんでしょうね、神奈昇天の辺りをスパっと飛ばして裏葉との余生も見たいものの、
今回裏葉の出番が少なかったとはいえ出来れば、やっぱり神奈との絡み中心で見たいなとも思ったり。
しかし今更ながら特別編という形で放送するのが偉いですよね、京アニのクオリティは普通にOVAレベルという点を
除いても、今回のように本編終了後に制作された、それもこういった日常展開メインの内容の場合は大抵がOVAで販売、
というケースが大半なだけに偉いなーと、しかも二ヵ月後には早くもDVD化、というのがエエ仕事しとるなと。



AIR 夏・特別編   後編 「あめつち -universe-」
(C)VisualArt's/Key/翼人伝承会

面白かったー、前編は神奈の良さが引き出されてて、後編は柳也と裏葉の良さが表現されていた、という印象でした。
勿論神奈も良い感じに描かれていたんですが、柳也は回想のおかげで感情移入度が増し、裏葉はゲームと違い動きが
あるおかげで、本放送と違いこの特別編は気合入れてるからか裏葉の神奈に対する、口を引っ張ったりといった行動が
やけに攻撃的に見えて面白かったです、何かと扇子でペチペチやってたのも妙に笑えました。
けどほんと、今更ですけど動きがあると大分印象が良くなりますよね、元々三人共良キャラでしたけど、
裏葉は前述のように印象向上、神奈も、年齢的な事も含めて手をばたつかせたりトコトコ走ったりという動きが
子供らしくて可愛いですし、柳也に対してよく頬を赤らめたり側へ寄ったり、隣で正座して話を聞いたり、
お手玉がちゃんと出来て喜んだりと良い感じでした、アニメならではの演出が多かったのが特に良かったですね。
内容の方も本放送の時に飛ばされていたエピソード中心で、神奈と戯れるウサギなんかを追加していたりで中々
上手い具合に構成されていたなと思いました、最後が笑顔で歩く三人の後姿、というのも良い余韻を残してますし。
まぁ、確かに展開を考えればこの後は笑えない展開になるのでキツイものもありますが、単純に特別編として
描かれた展開は良い感じだったなと、ある意味当たり前ですが観鈴や住人を一切出さなかったのも良かったです。


ところで柳也の「心境の変化ってやつさ、人間、キッカケがあれば変われるもんだ」というセリフが印象に残りました。
確かに言ってる事は正しいのでナニを今更印象にと思われるかもしれませんが、孤独で一見暗いとも取れる少年時代を
送ってきた柳也が、神奈と出会い、神奈の人柄に触れたからこそ優しくなり出てきた言葉だからこそ余計印象に
残ったというか何と言うか、柳也と神奈のペアはお互い相乗効果で成長してるなと感じれるシーンで良かったです。
まぁ…他に感想として書くような事が無いのでアレなんですが、ほんま特別編として制作された今回の前後編は
非常に良い出来でした、正直本放送の時より遥かに面白かったです、キャラもより掘り下げられてましたし。
逆に言えば、良かったからこそ観鈴達もこういった日常展開メインで楽しく描いてもらいたかったな、という気持ちも
あります、観鈴自体はヒロインという関係上出番は多く日常展開も多かったものの、やはり本放送の尺の関係で展開が
詰め込まれてしまってあまり余裕のある見せ方と思えませんでしたし。
というかまぁ、観鈴に関しては住人の声優が緑川さんから小野さんに変更になった事で色んな意味で響いてますが。
恐らくいずれCLANNADもアニメ化されるとは思いますが、これはほんま素で京アニに作ってもらいたいですよね。
なんか適当な感想でアレですが面白かったです、8月最終週〜9月初週に渡って放送されたのも時期的に良かったです。


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