Alan Wake

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Alan Wake

何年も期待されていた360期待のソフト、ようやくの発売という事で限定版を購入、初回はハードでプレイ開始。
まだ3時間程しかプレイしていないんですが、予想していたよりは結構良さそうな感じかなー、という感触です。
個人的には期待しているソフトの場合、初報だけを見て、以降に紹介されるゲーム内容なんかはほとんど見ないので、
このゲームに関しても「光と闇」だったり、サイコスリラーだったり、という程度しか事前情報が無かったので、
いざプレイしてみると家の中を歩き回れたりだとか、ラジオやTV番組なんかを見聞き出来る、というのは全く予想も
していなかったので、イイ意味で予想外な点が多いのも好印象な感じです。
強いて言えば、映像は綺麗なもののPS3のヘビーレインを事前にプレイしていると、映像の質が似たようなタイプだけに、
流石にヘビーレインと比べると劣るのが残念かなという感じです、では以下エピソード1クリア時点の良し悪し。
良い点
・全体的に、良い意味で自然な怖さを演出出来てる、バイオが1の雰囲気のまま進化したらこういうイメージ。
・良いという程の事ではないかもしれないものの、小説の原稿もフルボイスで読んでくれるのは好印象。
・ゲーム内のTV番組「ナイトスプリングス」が結構面白い、というか普通に面白い。
・同様に、TV番組があったり、それが実写だったり、ラジオが聞けたり、個人的には想像していなかった良さが多い。
・最近の洋ゲーは大半がそうですが、ローカライズが非常に丁寧で安定している、吹き替え陣も大安定。
悪い点
・悪いという程の事ではないかもしれませんが、カメラ操作…というより反応が良すぎて使いにくい。
・洋ゲーの悪い特徴と言えばそれまでなものの、字幕表示が遅れる事があったり、変な箇所での改行がある。
・映像的にも凝って作られてるだけに、ジャンプの微妙な不自然さや、ドアをタックル気味に開ける映像的な雑さが残念。
・同様に、凝ってるだけに、オブジェクトをBボタンで調べる、という以外のモノに触れないのはなんとなく残念。



Alan Wake

クリアしました、約11時間40分、難易度はハード、死亡リトライもそのまま時間計測させてたので大体11時間ぐらい?
正直、自分でも期待してるのか期待してないのか分からないような位置付けだったんですが、結構面白かったです。
ボリュームはプレイ時間の割には多め、むしろクリアした時点で「あれ?時間まだこれだけしかいってなかったのか?」
逆に言えば、若干プレイ時間に対するボリュームが多めに感じるので、人によっては「ちょっと長すぎ」でダレるかも。
特に必要も無いような気はするんですが、以下はクリア時の統計データ、折角なので残しておこうかと。

 リボルバーで倒した数 
 27 
 フレアガンで倒した数 
 39 
 ショットガンで倒した数 
 77 
 ライフルで倒した数 
 16 
 閃光手榴弾で倒した数 
 128 
 車で倒した数 
 47 
 間接的に倒した数 
 69 
 破壊したポルターガイスト 
 112 
 仕留めた鳥 
 775 
 使用したバッテリー 
 270 
 発見した原稿 
 84 
 発見したコーヒーポット 
 79 
 崩した缶のピラミッド 
 0 
 発見したアイテムボックス 
 23 
 聴いたラジオ番組 
 11 
 視たテレビ番組 
 13 
 見つけた標識 
 16 

 実績解除
初回プレイで解除した実績は34/50、570G、難易度は初回ハードで解除、解除は狙わずプレイ。
解除した実績は「光を追う者」「光あれ」「M.バタフライ」「ノルディック・ウォーキング」「ブライドフォールズの英雄」
「中身はブラックコーヒー」「アイテムを探せ」「バックドラフト」「読書家」「バタフライエフェクト」「コーヒー党」
「パークレンジャー」「響きと怒り」「バッテリー」「ポルターガイスト」「ヘビーメタル」「リボルバーマスター」
「アイアンホース」「雷鳴と稲妻」「歯車の一部」「医療相談」「テレビっ子」「コラテラル」「KBF-FMファン」
「夢で逢えたら」「ライムインココナッツ」「ショットガンマスター」「ゲートキーパー」「レディーオブライト」
「一石二鳥」「ツイスター」「ディパーチャー」「ハードボイルド作家」でした。
洋ゲーらしく安定した実績だったなという印象です、自分で書いておいて「安定した実績」の意味が分かりませんが。
普通にクリアするだけでも定期的に解除される実績が多く、洋ゲーらしく各種武器による規定撃破での実績もあったり、
大体500〜600Gは一周で取れるようになっているので、相変わらず洋ゲーの実績は安定してるなという印象。
個人的には難易度別クリアによる実績が用意されていたのも嬉しかったトコロ。
あと強いて言えば、折角このゲームは「ライトを当てて弱体化させた後に銃撃で撃破」というシステムなわけなので、
難易度的にとんでもない事になりそうですが、倒さないといけないボス以外は銃撃無しクリアとかも欲しかったかなと。
他にありそうで無かったなと感じたのは「全ての車に乗る」とか、こういうのはありそうで無かったなという印象。
未解除の実績を調べても、結構簡単に解除出来そうな印象があるので、久しぶりに全実績解除をしようかと思ってます。
 戦闘バランス
この手のゲームの割りには、戦闘バランスとしては正直結構簡単かなと思いました。
ハードで一周してみての印象ですが、事実上発炎筒で敵は近寄れませんし、閃光手榴弾は強すぎる破壊力。
ライトを照らせば基本的に敵の歩行速度は遅くなりますし、余程乱射しても弾切れになる心配は無いので、単純な
戦闘の難易度という意味では結構あっさりした感じかなと思いました。
とはいえ、従来のゲームと違って「ライトで闇のバリアを消し去ってから攻撃」というプロセスが必要なので、
敵が四方から攻めてきた時は上手く立ち回る必要があったり、多少鬱陶しさの方が勝っていたもののポルターガイストが
出てきたら耐久力の関係上適度に逃げながら戦わないと死ぬハメになったり、こちらの武器が強すぎるのに対して、
そういった戦闘面の仕様的なバランスが上手く取れていたなーと、個人的には結構戦闘が面白く感じました。
面白く感じたんですが、これはハードだからかもしれませんけども、二人以上の敵が一気に接近してきた場合、基本的に
二人のコンボでそのまま死ぬので、この辺りのバランスはもうちょっと何とかならなかったのかな、という気もしました。
大量のチェックポイントがありますし、死亡時のロードも然程時間がかからないのでいいんですが、アラン死ぬの早すぎ。
 ナイトスプリングス
最初にテレビの電源を入れた時に実写ドラマが始まった時は何事かと思いましたけど、これが非常に面白かったです。
個人的には未見なんですが、アメリカのドラマ、トワイライトゾーンのような感じだそうです。
日本で言えば、ジャンプで連載されていたアウターゾーン、あの漫画のような雰囲気の内容で非常に良かったです。
それで、ただ単に劇中ドラマとして定期的に出るだけではなく、主人公アランの最初の仕事がナイトスプリングスの
脚本を担当していた事だったり、ブライトフォールズが舞台になっている可能性、合言葉として使われていたり、
単なるお遊び要素としてだけでなく、密接に物語と関わっているのが良かったです。
劇中にも360のゲームやパズル?としてナイトスプリングスが小道具として使われていたり、ブライトフォールズという
世界観の構築に一役買っている辺りが、非常に良かったというか、とにかく世界観の構築が凄いなと。
ただ強いて欲を言わせてもらえれば、そんなナイトスプリングス、個人的には非常に面白かっただけに、ラジオ同様、
エクストラでいつでも再生可能にしておいてほしかったかなーと、解像度的にも720pぐらいで。
 洋ゲーというより和ゲーに近い
全体的に非常に纏まった作品で、ホント洋ゲーっぽさを感じさせませんでした、とにかく丁寧に作られてる印象。
終始どちらへ進めばいいか画面上に表示されていますし、弾切れになる心配がないぐらい大量に銃弾が用意されていて、
ストーリーもぶっ飛んだわけではなく、この手のタイプとしてはむしろ王道で、ゲーム自体も非常に纏まった完成度。
勿論、字幕が変な箇所で改行されていたり、セーブポイントでのセーブではなくチェックポイントで自動的にオートセーブ、
データは複数個あるわけではなくストレージ毎にセーブだったり、そういう意味での洋ゲーっぽさはあるものの、
全体的には非常に丁寧な、むしろ何も知らない人にプレイさせると和ゲーだと思うような内容でした。
なので、むしろ今まで洋ゲーをプレイした事がない人にこそオススメしたいなと思えました、折角の360専売なので是非。
 クリア後の感想
良かったです、100点満点で言えば75〜80点ぐらいの良作止まりの点数にはなってしまうものの、クリア後に感想を
纏めてみるととにかく高評価になる、といった印象のゲームでした、やってる時より語る時のほうが楽しい感じ。
主人公が小説家という利点を活かして、ゲーム中至るところに落ちている原稿で心理描写だったり、主人公以外の状況も
事細かに描写されているおかげで、マジで小説っぽい良さだったり、他のゲームと違って、ブライトフォールズの完成度も
含めて「細部の補完」という意味では非常にレベルが高いなと感じました、残された謎こそあるものの、大体の事には、
「あぁ、なるほど」と思えるので、その辺りも含めて洋ゲーらしからぬ丁寧な作りになってるなと。
勿論、クリア後に何かしら隠し要素が解放される仕掛けが欲しかっただとか、エンドロール後に余韻もクソもなく
いきなりタイトル画面に戻るのはやめてくれとか、そういうのはありましたけど、個人的には概ね満足な作品でした。
非常に丁寧に作られている事もあり、TPSが苦手でなければ、出来れば360ユーザーの方には購入して頂きたいなと、
久しぶりにそう思える作品でした、結構な良作なので、なんとか売れてほしいという思いが強いです。
今後はDLCも用意されているようなので、現状全てプレイさせて頂こうと思ってます、まずは実績解除1000を目指してー。



Alan Wake

実績1000解除達成、ある意味当然ですが、最後の実績解除が表示された瞬間は、やはり非常に達成感がありました。
ちまちまとプレイしていたものの、発売日が5月27日、全解除が6月21日、約一ヶ月間、非常に楽しませて頂きました。
限定版のリミテッドエディションに付属されていたファイルも非常に面白かったり、全体的な満足度は非常に高かったです。
 実績解除 1000達成
1000解除達成、バイオ5、Dead Space、ベヨネッタ、シュタインズ・ゲート、に続いて個人的に5本目のソフト。
実績の中身の印象としては、正直このゲームに関しては最多でも三周して、じっくりフィールドを歩き回ればほぼ確実に
全ての実績を解除出来るバランスだったので、そういう意味では簡単でしたけど、バランスは良かったなと思いました。
実績の王道というか、この手のゲームは一周でもう満足、という事はあまり無いと思うので、初回はノーマルかハード、
当然二周目はナイトメアでプレイすると思うんですが、となるとナイトメア限定の原稿を発見出来ますし、同様に、
二周目以降はコーヒーやアイテムボックスも探すと思うのでフィールドの散策。
実際問題、流石にコーヒーに関してはちょっと数が多すぎたので、もし見逃してしまい残り1個、とかになった時は
色んな意味で投げたくなってくるのはアレでしたが、概ね上手い具合に実績が配置されていたかなーと。
強いて注文をつけるとすれば、この全6チャプター中、チャプター1でのコーヒーやアイテムボックスの収集状況、
といった具合に、チャプター毎の収集状況を確認出来るようにしておいてほしかったかなーと。
原稿に関しては原稿のページでチェック出来るわけですし、細かい統計データの表示もイイとは思うんですが、肝心の
チャプター別収集状況も正直見たかったなというトコロ、全体的に、丁寧に作られてるゲームだけに余計気になりました。
 実績を終えての感想
面白かったです、実績の項目を見ても「あ、これならいけそう」と思える実績ばかりでしたし、人によっては二周で可能、
多少面倒でも三周すればほぼ確実に全実績解除可能なバランス、尚且つ二周目以降は、実績とは別に物語の伏線も
再確認する事が出来るので、個人的には飽きずにプレイが出来ました。
勿論、欲を言えばもっと難しい実績や、プレイヤースキルが必要になってくる実績、というものも欲しかったですけど、
ゲーム自体が丁寧に作られているので、実績も比較的簡単なモノばかりで揃えた、というのはむしろ好印象でした。
現時点で2010年6月21日なので、まだ一ヶ月程ありますが、今後配信予定のDLCにも非常に期待しています。
DLCの場合は余程好きな人しかプレイしないと思うので、今度はちょっと難しめの実績なんかもあったりすると嬉しいかも。



Alan Wake

待望のDLCという事で非常に期待していたこのシグナル、初回版購入者は無料でDL可能というのも良い感じです。
内容と関係の無い疑問で言えば、この手の追加シナリオの場合、音声の収録に関してはどうなってるんでしょうか。
予め追加シナリオのセリフも既に用意していて、本編の音声収録時に追加シナリオの分も収録しているのか、
或いはシナリオが若干変更になる事もあるでしょうから、本編とは別に後日収録し直しているのか。
このアランウェイクで言えば、アランやゼインは全く同じなものの、バリーの声が若干違っていたので少し気になったり。
 シグナル
初回プレイ時は大体1時間半でクリア出来るバランス、内容的には本編クリア後の物語なので結構良かったです。
本編ラストでもあった「概念としての文字にフラッシュライトを当てて実体化させる」というアレが大量に用意されていて、
敵の配置なんかも本編より若干厳しめの構成になっていて、難易度としてのバランスも結構良い感じでした。
実績も二周すればほぼ全解除出来るモノばかりで…強いて言えばダイハードが多少厄介でしょうか。
本編よりも敵がプレイヤーを殺しにかかってくるので、油断しているとやられますし、何より失敗してやり直す際、
アランとゼインの会話で強制的に待たされる場面が多いだけに「またやり直しか」というストレスを感じる恐れが。
他の感想としては、個人的には本編よりも「この先に何があるのか?」というワクワク感や恐怖感、それらは
このシグナルのほうが勝っているなと思いました、雰囲気作りが上手かったというのもあると思いますが。
個人的には十分満足出来るレベルだったので、今後のDLCにも期待したいです、今回ラストの悶えるTVは必見。


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