あまえないでよっ!! 喝!!

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あまえないでよっ!! 喝!!   第01話 「誘惑わないでよっ!!」
(C)2006 ボヘミアンK・宗我部としのり/ワニブックス・AT-X・VAP

一希の可愛さは異常、ヤバイ、正直外見でここまでヤバイと思えたのは久々でした、思わずキャプ全てが一希。
いやほんま、どういった作品でも個人的にカッコイイと思ったり可愛いと思ったキャラは常にヤバイとか言ってますが、
ちょっと真面目に一希の可愛さは異常でした、数多のキャラが言動も相俟って可愛いのに対して一希は既に顔が勝ち組。
それだけに声が真田さんではなく…勿論真田さんの声は嫌いではないので問題無いんですが、出来れば顔からそのまま
想像出来るような可愛い系の声だと尚良かったのになーと、沢城さんみたいな綺麗な声でも良い感じ。
やたら胸がデカかった点に関しても普段の俺だと文句を言うだけなんですが、もはや一希なら全然問題無いレベル。
年齢が15歳という事に関しては無難な感じでしょうか、逸剛達との年齢面での兼ね合いもあるでしょうけど自然な年齢。
ただまぁ、逆に一希が可愛いという点を除外して、新キャラだから普通よりキャラが濃いという事も無視しても、
千歳達と比べると一希が一人だけ濃すぎるのが問題かなとも思います。
元々本作みたいに、言い方はアレですがストーリーがおまけみたいな作品の場合、確かにキャラだけで話を繋げてるような
モノではありますが、あまりにも一希だけが濃すぎて他のキャラがより薄く見えるようになってしまってる気が。
個人的には、千歳なんかはホラー好きという点も含めて好きですし、他のキャラもそれぞれ個性はあると思いますが、
最近ではよくあるタイプの、所謂ありがちな必要最低限レベルの個性なので、それで考えると一希に劣ってるなーと。
勿論他のキャラの個性を無理に強くする必要も無いんですが、一希が光りすぎてるのでそんな事を思いました。
えー、まぁそういうわけで第二期になっても相変わらずシナリオ面ではそれ程見るべき点も無かったんですが、
一希が異常に可愛かったので第二期は普通に毎週楽しみになりました、第一期と違い作画レベルさえ維持すれば完璧。
後は中原さんの歌うED、作品の雰囲気には合ってませんが単純に良い感じだったので、中々良い締め方やなと。



あまえないでよっ!! 喝!!   第02話 「扇がないでよっ!!」
(C)2006 ボヘミアンK・宗我部としのり/ワニブックス・AT-X・VAP

相変わらず一希の可愛さは神がかってたものの、悪い意味で相変わらず第一期同様早速二話で作画が崩れる事に。
元々作画が崩れっぱなしの作品だったので期待はしてませんでしたけども、そういう意味では、今回も崩れてる割りには
バストアップ時は比較的綺麗な作画を保っていたので、流石に第二期は大分映像的に良くなってるので好印象。
ただ、これも相変わらずの事なんですが、一希が可愛いのは大変結構なものの、普通に見てる分には、内容的には
まるで楽しめる部分が無いので、キャラ重視で見てる萌えアニメの典型、という感じでした。
今回は初代生徒会長に稲田さんを起用するという、第一期はゲストの声優に金かけなさすぎで演技も酷いモノだったので
余計好印象、挙句に稲田さんが気合入れすぎてるおかげで非常に面白かったんですが、内容的にはやはり厳しいなと。
一希と陽の絡みは結構良い感じでした、第一期だと陽は然して目立ちもせず絡みもせずというポジションだったので、
妙にはっちゃけていた今回の描写のまま今後も一希と絡んでいってもらいたいなーと、一希側の対応も面白くて良好。
そんな感じで「相変わらず内容が微妙」とか書いたものの、よくよく考えれば一希を中心に面白い箇所もあったりで、
少なくとも第一期よりかは面白い印象です、千歳の扱いが無駄に悪い事を考えると展開自体は微妙かもしれませんが、
今後も、特にゲストキャラの声優を最低限まともに演技の出来る方を起用してくれれば色んな意味で楽しめるかなと。
ただ声優と言えば、なんかもぅ殆ど毎回書いてる気がしないでもないですが、今回は美術部員役で一言だった小野さん、
ほんま、この人も相変わらず名前有りだろうが端役だろうが同じ声と演技なのでいい加減何とかならないものかなと。
そんな気にする程の事でもないかもしれませんが、本作は中身の割りに声優陣が安定してるせいで余計気になります。
他はアレ、ちょっとほんま、パンツ見えすぎ、良いとか悪いとか通り越して既にパンツ中心の絵になってるのが印象的。



あまえないでよっ!! 喝!!   第03話 「復活らないでよっ!!」
(C)2006 ボヘミアンK・宗我部としのり/ワニブックス・AT-X・VAP

今回面白かったです、本作の肝は、正直内容の良さよりも「どれだけエロかったか?」を読者視聴者は求めてると
思いますけども、個人的には今回のエロ殆ど無しで笑いを追及しすぎ、という描写と構成は非常に楽しめました。
まぁ面白いと言っても独自の良さではなく、殆どが他作品のネタなのである意味下品な笑いと言えなくもないですが。
「雛美ちゃんの魅力は…誰よりも分かってる!」「巨乳な」「巨乳だ!」ウルトラマンで飛び出て来て殴る千歳、
柳の秘蔵のエロ本のタイトルが「巨乳からマホ」陽がスペシウム光線でジュワと、今回は何処のM78星雲が舞台やねんと。
春佳が千歳の服をまくりあげて言った「飛び出せセーシュン」は…まぁ、別にラムネに限らず普通にありますか。
えー…面白かったのは面白かったんですが、本編の内容的には相変わらず見るべき点が特にありませんでした。
今回は妙に勢いがあって笑いも加味してたり、第一期と違って柳の声優さんが随分上手くなられてたので良かったりと
色々あったものの、やっぱり内容的には弱いなと、劇中でも言われてるように今回の柳はいい加減しつこかったですし。
アイキャッチが本編関係無く無駄にエロいのも相変わらず、てか一希に喰われて他のキャラが薄すぎるのが最大の問題。



あまえないでよっ!! 喝!!   第04話 「ハニワないでよっ!!」
(C)2006 ボヘミアンK・宗我部としのり/ワニブックス・AT-X・VAP

何よりもサブタイが面白かったの一言に尽きるんですが、相変わらず中身は無くて終始グダグダな感じ。
作画もマジに崩れ始めたので、そろそろキツクなってきたかなーと、一希も最近は可愛い描写が無くただのエロですし。
第一期と違い、第二期は無駄にその他大勢の男子生徒が出てるのも減点対象の気がします。
こういう風に、男一人に対して女多数の作品の場合、ただでさえ男キャラは薄いのに、よりによってその薄い男を
大量に出すせいで余計中身がスカスカになり、挙句にその他大勢の男は言動がいちいち寒い、というのもキツいなと。
今回良かったのは陽、実はハニワが好きで押入れの中には大量のハニワとハニワ関係の蔵書を隠していたり、さくらと
一緒にコンビニへ行く際の格好は二人して余裕の僧衣、何故か天井の隅に張り付いてるのにバレない一希。
陽がハニワを好きなのは、昔さくらがハニワを展示してある博物館?に連れて行ってくれたからというモノ。
実際はTVに表示されてるハニワを見て物珍しそうな顔をして、それを見たさくらが陽を博物館に、ではあるものの、
今回は中身が薄すぎただけに、余計心温まるエピソードとして良い感じでした、てか相変わらず陽以外は薄すぎる。



あまえないでよっ!! 喝!!   第05話 「堕ちないでよっ!!」
(C)2006 ボヘミアンK・宗我部としのり/ワニブックス・AT-X・VAP

ちょwwwwwwwwwおまwwwwwwwwwエロすぎて鼻血よりもむしろ鼻水がwwwwwwwww
てかエロ本等を見て鼻血を出す、というのは少年漫画の王道の一つだと思うんですが、実際鼻血なんて出るんでしょうか。
興奮して血圧が上昇→かつてない勢いで鼻血が、みたいな流れなんでしょうけど、お前ソレどんだけ興奮してんねんと。
それよりも感想、いくらなんでも京がエロすぎて腹痛いレベルだったんですが、もぅ真面目な話中途半端な年齢制限よりも、
普通に18禁のエロアニメとして作った方が需要あるんじゃないでしょうか、アイキャッチの雛美とか露骨すぎですし。
まぁ露骨もクソも、アイキャッチ時の雛美は、確か二種類共第一期も同じ絵だった気はしますが。
しかしそれにしても三石さん、特にチェックしてるというわけではないので分かりませんが、妙にこういうエロ系の
キャラをやる事が増えましたよね、演技が上手くて声が艶っぽいだけにそういう役が多くなるんでしょうけども。
実際京なんかはセリフ的にはそこまでではなく、むしろ絵と性格がアレなだけですから、そういう点で考えれば
まだクルーエル・インテンションズの吹き替えよりかは遥かにマシでしょうか、あっちは単語がモロに出てましたし。
えー、なんかもぅ今回はエロ方面が無駄に気合入ってたので他に感想も無いんですが、強いて言えばさくら。
「大事な部分は誰しもあるけど、それは人に言われてどうこうするものじゃない」という真面目な発言をしたりと、
相変わらずさくらは締まりますよね、さくらとの絡みが逸剛も一番真面目で良い感じですし。
さくらと陽はキャラが立ってるので見てて面白いんですが、こうやって見てると第二期は、千歳ほんま要らんなーと。



あまえないでよっ!! 喝!!   第06話 「迷わないでよっ!!」
(C)2006 ボヘミアンK・宗我部としのり/ワニブックス・AT-X・VAP

珍しくシリアス調の展開で結構面白かったです、陽がメインだからこそここまで真面目な展開に出来たという側面も
あるとは思いますが、それ以上に逸剛の説得が異常に熱かったのが特に良かったなーと、鈴木さんの上手さを再確認。
基本的に本作のような男が少数で他は女ばっかという作品の場合、無個性な主人公に金をかけてられないせいか、
正直新人の方や知名度のある方でも何故か演技が大根な人ばかり、そういう事が多いだけに、今回は余計鈴木さんの
上手さが光ってたなと思いました、相手役の陽がまた、声は合ってるんですが感情的になって声のトーンが上がると、
個人的な意見で言えば微妙に陽の顔に合ってない音域になってしまうので、逆にその事も鈴木さんの良さを底上げで。
逸剛だけでなく、陽が寺で生活する事になったと知り髪を切り自分も寺へ行く事を決意するさくらの回想がまた…(´Д⊂
久々に内容が良かったというのもありますけど、こうやって考えると第二期は陽とさくら、第一期で脇に回っていたキャラが
メインとして描かれている事が多いですよね、丁度第一期は千歳達三名がメインでさくら達は基本的に外野キャラ、
それが今回は逆にさくらや陽達外野キャラがメインになり、千歳達三名が外野になり、千歳に至っては一希に振り回され、
しかもあまり可愛くないタイプの嫉妬で逸剛に八つ当たりする事が多いので、まぁ単純に印象悪くなってきてるなと。
ただ何と言うか、確かに今回の内容は良かったんですけど、事件解決後の海女の展開は完璧に蛇足ですよね。
正確には蛇足というより邪魔なだけなんですが、やっぱり本作はエロ目当てで見てる人が大半でしょうから、こういう
シリアスな話を展開させた後に、全く関係無いエロ描写が入っても嬉しいもんなんでしょうか、余韻ぶち壊しなのに。
そんな海女展開で判明した春佳と京は姉妹だったという事実、春佳が京と姉妹だという事を皆に話してない事を疑問に
感じていた京ですがそら話されへんやろうと、前回と今回のを見る限りただの露出狂にしか見えない京が自分の姉とは
口が裂けても言われへんやろうと…とは思うものの、言われてみればやっぱり姉妹ですよね、言動は似てますし。
今回で陽の展開は一段落を迎えたわけですけども、次回以降の展開が色んな意味で心配です、早速変な方へ走りそう。



あまえないでよっ!! 喝!!   第07話 「サカらないでよっ!!」
(C)2006 ボヘミアンK・宗我部としのり/ワニブックス・AT-X・VAP

いや、もぅ腹痛いぐらい面白かったです、展開的には前回の陽がシリアス路線で良い感じだっただけに、例えどれだけ
雛美が大変でも年に一時期だけで、理由としては基本的に本人の修行不足からくるものという事で今イチ希薄な印象が
拭えなかったものの、前回同様逸剛がイイ人全開で、今回は覚醒くのを我慢してまで雛美の為に頑張ったという、
女性キャラがメインの作品にしては近年稀に見る男キャラの頑張りを見せられて中々面白かったんですが、
開幕早々獣姦は発生するわ胸の揺れ方がココまで来るとギャグにしか思えず笑えるわと、今回は久々に笑えました。
ただ、相変わらず千歳の扱いが無駄に悪いというか、第一期に比べるとキャラ的に、色んな意味で落ちてる気が。
たまたまそう感じるエピソードが続いてるだけかもしれませんが、逸剛が言うように雛美の事を「腫れ物に触るみたいに〜」
という接し方をしていたり、誰が見ても逸剛にアプローチをかけてる一希が場の雰囲気を乱してるのに毎回逸剛にばかり
八つ当たりと、ちょっと悪い面ばかりが目につく描写になってるなーと。
勿論、前者は雛美の事が心配だからで、後者は女の子を殴るわけにはいかずやきもちから逸剛を殴る、というだけの、
それだけの事なのは分かってるんですが、第一期はもっと良い意味で自然に振る舞っていた描写が多かっただけに、
最近の千歳は出番の少なさに比例して、徐々に悪い意味で単純なだけの女になってきてるな、という感じです。
今回、他には…犬の名前がベッカムやヨンだったり、最後の一希が「わけわかんないにゅ!」で締めた辺りはギャグ全開。



あまえないでよっ!! 喝!!   第08話 「玉子らないでよっ!!」
(C)2006 ボヘミアンK・宗我部としのり/ワニブックス・AT-X・VAP

今回は結子がメインで、雛美との絡みがギャグで描かれてたり中々息抜きタイプの楽しさがあって面白かったです。
メインの結子だけでなく、久々に千歳も逸剛に料理を食べてもらえて嬉しそうな表情をしたり、屋上での結子達との絡み後、
教室へ戻ると逸剛が千歳の作ったのを「いつも食べてるのが一番美味い」という理由で食べてて喜んでたりと、
下手したら何話ぶりか分からないぐらいまともな千歳が見れて良かったです。
一方の一希も、ココ最近は大人しかったのに今回は臀部を逸剛に押し付けてこするシーンの動きが無駄にリアルで、
挙句にパンツの質感もえらい気合が入ってて鼻水吹きました、今回は作画が悪かったのにソコだけ妙に綺麗な作画。
他はコレといった感想が無いんですが、16.9を活かした横長のカット…縦の映像が小さく横の映像が大きいのを活かして、
映像を横にして全身像を映したりという、16.9ならではの描写が用意されていて良い感じでした。
確かに、横が長いからといって映像まで横にされると一瞬「ん?」と思うのは事実ですが、一応活かしてるので良いかなと。
えー他だと…「題して男は肉じゃがに弱い作戦」と言った一希、確かに色んな作品で「男は肉じゃがに弱い」という描写が
多いですけども、実際男性はそんなに肉じゃがに弱いものなんでしょうか、個人的な意見を言えば、正直肉じゃがは
あまり好きじゃないので賛同しかねるというか、実際男女を問わず「この料理に弱い」という代表例は無いような気が。



あまえないでよっ!! 喝!!   第09話 「泣かないでよっ!!」
(C)2006 ボヘミアンK・宗我部としのり/ワニブックス・AT-X・VAP

結構面白かったです、面白い単発エピの理想的な描かれ方をしていたのが好印象、京にエロシーンが無かったのも良好。
今回はホント万遍無く面白かったですし、田舎の厳しさを説き子供の事を思うなら幼稚園の時にエスカレーター式のトコへ
入園させておいた方が後々受験勉強しなくてすむから子供の為になる、などと妙な教育ママっぷりを発揮した結子、
どちらかと言えば今回は終始ギャグキャラとして描かれ、夜泣きする赤ん坊を何の得にもならないのに、千歳達と一緒に
一晩中必死になってあやし続けた一希など、普段とは違うキャラの一面が描かれてたのが良かったなーと。
一希と陽の絡みも、赤ん坊が泣いた事をさくらが聞いてくると「一希が抱いただけ…ふっ…」とほくそ笑む陽、
再び一希が赤ん坊を泣いて号泣すると「一希がまた泣かした…」と嬉しそうに笑ったり、無駄に黒かったのがナイス。
ただ逆に言えば、そういった各キャラの描写と扱いは良かったんですけど、一応今回のメインだった春佳が、確かに
赤ん坊との交流を通じて昔自分に京がしてくれた事を思い出して、どうやらソレが良いほうへ働いたらしいという側面は
あったものの、あまり「春佳がメインのエピソード」という雰囲気ではなかったり、肝心の赤ん坊を寺の入り口に放置して
丸一日回収しに来なかった母親、何故彼女が赤ん坊を、正直捨てた状態で放置したのかが描かれてなかったのが微妙。
個人的には楽しめたので良かったんですけども、もう少し細部にもこだわってくれたらな、という感じでした。



あまえないでよっ!! 喝!!   第10話 「いじらないでよっ!!」
(C)2006 ボヘミアンK・宗我部としのり/ワニブックス・AT-X・VAP

微妙、中盤までの一希による、言ってしまえば痛いオタクを狙った描写と展開も別段面白いとは思えませんでしたし、
千歳が何度も「〜人目の人です」という事で当選する展開も、スピード感があまり無くテンポも悪かったので微妙だったり、
個人的に今回は微妙だったかなと、よくよく考えれば一希がメインになるのは一話以来の事なので勿体無かった気が。
今回良かったと言えばラストで一希が千歳に言った「どうしていつもいつもあたしの邪魔ばかりするんですか?」
この言葉に千歳は「別に邪魔なんて…」とは言ってましたけど、実際本人の自覚があるかどうかは別に、千歳はどう見ても
逸剛のことが好きじゃないですか、後述で一希が逸剛を好きだと言っても返答しなかったりと、第二期の千歳は最初から
そうですけど、どうもウザさだけが目立ってしまうのが微妙かなーと、逸剛絡みの言動が単純に可愛くないんですよね。
過程が微妙でも結果が異常に良ければ、やはり最後に残る印象が一番記憶に焼きつくので今後の描写次第ですが、
やはりヒロインという関係上、この第二期で結ばれるかどうかは別に逸剛が選ぶのは結局千歳じゃないですか。
その事を考えると余計千歳の描写が微妙かなーと、第二期の千歳を好きな方には申し訳ないんですが個人的には微妙。
むしろ注目は予告、次回の作画が綺麗だったのは普通に喜ばしいんですが、最後の逸剛がアイマスクにギャグ、吹いた。



あまえないでよっ!! 喝!!   第11話 「あまえないでよっ!!」
(C)2006 ボヘミアンK・宗我部としのり/ワニブックス・AT-X・VAP

久々に作画が綺麗で非常に良い感じだったんですが、その反面内容の方は淡々としてたかなーと。
例えば第二期序盤で登場した生徒会長は稲田さんが非常に気合を入れておられたので面白かったものの、失礼ながら
今回の西洋かぶれは演技的にもキャラ的にも中途半端で、白けてる千歳達と全く同じ気持ちになってしまったり、
逸剛が倒れて以降の展開は、無難に展開を進めるものだったので面白いとか面白くないとかいうタイプのものではなく、
話数的にも締めに入らなければいけないので本筋を進めた、という印象を受けました、悪い意味でそれだけ、という。
序盤の覚醒時に逸剛が自分で「いきり立ぁぁぁぁつ!!!」と叫んだり、単に偵察してるだけだったのかもしれませんが
一希が新聞配達のバイトをしてたり、キャラの描写で良い面があっただけに今回は惜しかったなと。
失礼な話でアレなんですが、やっぱり作画が良いとそれだけで内容も良いと錯覚してしまう事は多々あるじゃないですか、
にも関わらず今回のエピソードは別に何とも思わなかったので、そういう意味で考えたら逆に酷かったのかなと思ったり。
ところで良くも悪くも気になったのが二点、まず一点目は「夏休みに入った数分後に二学期開始」という描写。
物語的にも話数的にも仕方無いとは思うものの、やっぱり長期の休みとなると日常エピの宝庫じゃないですか。
学校関連の描写を省けるので個々に焦点を当てたエピソードを作りやすい、にも関わらず…まぁ、やはり話数の関係で
無理なのは承知してるんですが、折角色々出来る夏休みだったのに、逸剛と千歳のあらすじ程度の描写だけで残念。
二点目はアレですか、後半のスカートめくりで発覚した「雛美の黒パンツ」個人的には下着がどうのを抜きにしても、
HNにわざわざ「黒」を入れるぐらい黒が好きなので黒なのはイイんですが、まぁ、なんか卑猥やなと、雛美らしいと言えば
確かに肌の色との兼ね合いも含めてしっくりクるんですが、らしくないと言えばあまりにもらしくないので違和感が。



あまえないでよっ!! 喝!!   第12話 「終わらないでよっ!!」
(C)2006 ボヘミアンK・宗我部としのり/ワニブックス・AT-X・VAP

最終回、特に何かしらあるわけでもなく無難に終わったなという感じでした、ただあまりにも無難すぎた気も。
流石にヒロインらしく千歳が逸剛を説得…まぁ描写としては一応説得をしたわけですけども、正直第二期の千歳が…既に
逸剛が千歳に対して何かしらの感情を抱いてるとかを抜きに考えれば、少なくとも第二期の千歳との描写で考えれば、
どれだけ千歳が説得しても逸剛の心に届くという気がしないので、そういう意味では「第二期の展開を重視」という点で
考えれば、むしろ逸剛の説得に当たるのは陽の方が良かったんじゃないかなと思いました、その方が自然ですし。
まぁ展開的には「ちょwヒロインを差し置いていきなり陽かよww」という気はするものの、今回逸剛を助けに行く際に
全員が一言喋る中、陽だけが「家族だからね…」と名言を放った事も含めて考えると、やはり陽が適任じゃないかなと。
一方の千歳なんかは戦闘中に「毎回毎回皆に迷惑ばっかりかけて、私の気も知らないで!」と発言、皆に迷惑、は確かに
そうなんですけども「私の気も知らないで」とかほんま、一希にも言われてたようにお前はそもそも何もして(ry
えー、この第二期、第一期よりも作画が崩れずに描かれてましたし、基本的に一希の可愛さで随分楽しめたなーと。
予想外に序盤で随分マジな描かれ方をしていた陽関連のエピソードも良い出来だったりと、第一期と比べて千歳だけが
あまりにもイヤな女として描かれ扱いが最悪だった、という点を除けば第一期よりも個人的には面白かったです。
エロ目当てで見てる方としても、第二期は年齢規制のおかげでエロ描写が多く、この最終回に至っては恐らくギリギリの
描写であろう千歳の胸なんかも表現されていて良かったのではないかと、流石に逸剛も主役らしい扱いでしたし。
まさか第三期をやるとはいい加減思えませんが、微妙に伏線残してる辺りまだやるのかなとも思ったり、結構面白かった。


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