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□ エンジェル 第67話 「海底にて」 □ 2006年10月11日午前4時から再放送が開始されたS4を見ての感想です、他SはS5のみ全て、S1〜S3は全くの未見。 バフィーはS1〜S2、S5〜S6のみ全て視聴、S7はファースト登場から、S3〜S4は未見、なので設定や展開が微妙に不明。 流石に展開に関しては「新S突入と同時に新展開」でなく「前Sから内容が全て続いてる」ので全くわけが分かりませんが、 その辺りに関しては話が進めばおいおい掴めてくるとは思うんですけども、むしろS5から本作を見た関係上、ある意味 当然なんですが役者がS5より若い為、単純にパっと見の外見が若いので、その辺りの面白さがありました。 S5に比べて痩せてるエンジェルはやっぱりカッコイイですし、無駄にボブヘアの似合うコーディリアもやけに美人、 フレッドに至ってはS4とS5でそこまで撮影時期が違うという事は無いでしょうに、妙に若くてかわいかったりと、内容が どうのよりも、今回は単純に映像的な面白さが色々とありました、ローンとか全く変化が無くて逆に面白いんですが。 あとは、やはり今現在LOSTにハマってる者としてはダニエル・ディ・キムの登場に何よりも驚きました。 S5では全く登場しなかったのでこのS4で退場するんでしょうけども、ギャビンという役でいきなり登場、何故か麦茶吹いた。 † 冒頭の人物紹介 バフィーとの時間軸がよく分からないんですが、S5がバフィーS7終了後だったので、S4はそのままバフィーS7、という風に 考えてもいいんでしょうか、エンジェルがこれだけ大変な事になって三ヶ月も行方不明だったそうなのに、バフィーの方で その事にまるで触れてなかったので今イチ実感が沸かないというか、何か変な感じなんですけども。 で、当然ながら人物紹介にスパイクは登場せず、コーディーとコナーがレギュラーとして紹介、各登場人物の紹介映像も まだウルフラム&ハートに身を置いてないので会社内の映像は無く、S5とは基本的に違う映像がメインとして描写。 この「S5とは違う映像」というのが個人的には嬉しかったです、バフィーは新Sになっても人物紹介の映像に然したる 変化が無かったので、ANGELのように大部分が違う映像というのは単純に嬉しいです、ある意味これも当然なんですが。 † 各々の状況 S3を見てない以上何があったのかは、今回ガン達が語った言葉から断片的にしか捉える事が出来ないので微妙ですが、 コナーに裏切られて?エンジェルとコーディーは三ヶ月間行方不明、その事を知らないフレッドとガンはコナーの世話、 ローンは仕事が忙しく三ヶ月間音信普通、経緯や細部が不明なもののウェスリーはガン達に嫌われてて一人称が「俺」 この事から考えると、ローンはエンジェルとコーディーの事をどう思ってるんでしょうね。 勿論仕事が忙しいのでエンジェル達を探してばかりはいられないというのも分かるんですが、S5でフレッドがイリリアに 取って変わられた時は仕事を放り出してバーで酒浸りになっていたので、その事を考えると…展開上の脚本等の問題、 というのを抜きに考えれば、ローンにとってエンジェルとコーディーはそこまで重要ではないのかなーと。 友情は当然感じてるでしょうけど、フレッドの時とは対応があまりにも違うので、フレッド程大事には思ってない、とか。 † よく分からんウェスリー S5だけ見てると有能なウォッチャーで、後半で消された記憶が戻った時の描写を考えると相当な問題児だったようですが、 今回のだけ見てると情報を得る為にウルフラム&ハートの女と寝るわ、ジャスティンという女を監禁して奴隷にしてるわと、 あまりにもS5のウェスリーとはかけ離れた言動を見せていたので、今とS5の真面目なウェスリー、どちらが素なのか。 記憶が戻った後の言動や、今回もエンジェルの捜索と治療をしていた事を考えると、根はS5に準拠してるんでしょうが。 † コナーについて 異常な身体能力に関しては別に構わないとして、部屋でゲームボーイをしてるコナーが妙に和みました。 当たり前と言えばあまりにも当たり前なんですが、やっぱり普通に男の子な以上、こういう殺伐とした世界で毎日を 生きていても男の子はゲームが好きなんだなーと、スパイクもゲームが好きだったので監督の趣味かもしれませんが。 † やたらと偉そうなガン 確かにコナーの態度は目に余るものがありますが、それでもコナーに対して異常なまでに高圧的でやたら偉そうなガン。 ガンの性格を考えればコナーを怒鳴るのも頷けますけども、まぁ何と言うか、ガンはまるで成長してないですよね。 知識を得る為にウルフラム&ハートに脳をいじってもらい、その知識が消えかかると今度は結果的にフレッドと引き換えに 頭脳の永久ヴァージョンアップ、フレッドを失った「償い」と称して「記憶が全くなくなる」のにリンゼイの代わりに拷問、 あまりにも自分勝手な描写がS5でも度々目立ってましたが、そんなミスの目立つガンがよくコナーに偉そうに言えるなと。 それがガンだと言ってしまえばそれまでなんですけども、今回はガンが別段役に立っているわけでもなかったので余計に。 † 血を飲まないとどうなるか? エンジェル救出後に「ヴァンパイアは多少飢えても平気だが、断食が長引くと脳がやられて取り返しがつかなくなる」 ウェスリーはそう言って豚の血を飲ませ、それでもあまりに衰弱していので自分の腕を切り血を吸わせてましたけど、 という事は当然ですけど、やっぱりスパイクも定期的に血を補給していた、という事ですよね。 魂の無いヴァンパイアは普通に血を吸うでしょうし、エンジェルはS5でハーモニーに「血を持って来い」と言っていたので 摂取していたのは分かってたんですがよくよく考えればスパイクは、酒は飲んでも血を飲む描写が基本的に無かったので、 何を今更という感じですが…というか、コナーとかはどうなんでしょう、一応人間のようなので別に血は要らない? † 悪鬼フレッド コナーがエンジェルを裏切ったと判明し、コナーにスタンガンを複数回使用するフレッド、鬼かお前は。 このフレッドに関しては、個人的には非常に驚きました、確かにフレッドは魔物やヴァンパイアには普通に攻撃する描写も あったものの、少なくとも見た目が人間の相手に余裕でスタンガンを押し当てる、なんて描写は無かっただけに意外。 † 冷静すぎるエンジェル 「世界が素晴らしい場所になりえる為に生きるんだ」恐らくコナーがコーディーに何かしたであろうという事は十分に 分かっているでしょうに、それでもコナーを殺さずそう発言するエンジェル、太ってないエンジェルはカッコイイなしかし。 ただ、もしコレが「コーディーを殺してた」「バフィーを殺してた」という場合だとどうなんでしょうか。 流石にそこまでされるとエンジェルでもキれてコナーを殺すでしょうか、フレッドの死に関してはウェスリーがキれた事も ありガンには攻撃しなかったので「大事な仲間」が殺されても感情を抑えれるでしょうけど、前述の二人は流石に無理? というかまぁ、コーディーやバフィーのみならず、いくら毛嫌いしていても、スパイクが誰かに殺されれば…殺したのが 大切な仲間だろうとやはり見境無くキれて相手を殺すでしょうか、余程自分に深く関わった相手ならマジでキれる印象が。 |
□ エンジェル 第68話 「失くしたもの」 □ ガンのお荷物感は異常、その昔バフィーS7でもケネディのお荷物感は異常でしたけど、それ以上に何と言うか…単純に 役割が無いんですよね、役割が無いとか言い出せばザンダーも「全く笑えない寒いギャグを言うだけ」なうえに、式の 当日にアンヤを置いて逃げて大した謝罪もしてないくせにアンヤが許してくれず逆ギレ、という近年稀に見るウザさを 発揮してたものの、そういうのではなくて…「このキャラ出す必要あるか?」という微妙さが漂ってるんですよね。 勿論ガンはエンジェル達の仲間なので、特に役割が無くても構わないんですが、今のポジションが微妙すぎるなーと。 ライリーに近いものがありますよね、ただの戦闘系なので人気が無くなったらいつ消されてもおかしくない、という。 † グウェンについて ソープ学園という、日本の成人男子限定で笑える学園にて特殊な能力を自由に操れるように成長したようですけども、 基本的に彼女はなんだったんでしょうか、善でも悪でも無かったようですし、別にエンジェルもグウェンを殺すことなく、 かといってグウェンもエンジェルを毛嫌いするかと思いきや最後は普通にピシアの軸を譲渡。 素手で触ると放電が可能というのは設定的に面白いものの、キャラ的には今イチ印象に残り辛いというか、今後の登場が どうの以前に「結局彼女はなんだったのか?」という疑問が沸いてしまったので…まぁ、なんだったのかなと。 わざわざ冒頭で学園に預けられた際の描写が有り、ガンを即死させた時にも思い出していましたが折角話しかけてくれた 男の子を吹き飛ばしてしまったという過去も有り、ここまで描写したんですから、今後も定期的に出すのかなと思ったり。 † ウェスリーについて S1〜S3を見てない以上ウェスリーがどういう役回りで今展開してるのか全く分からないんですが、とりあえずウェスリーは 仲間と共に悪魔退治をしている模様、斧を使うウェスリーがあまりにも似合わなくても妙に笑えました。 どうもウェスリーというと銃撃してるイメージがあるので、こういう肉体派系の武器は似合わないなーと。 でもまぁ、一応ジャイルズも多種多様な武器を使えていたので、ウォッチャーである以上は一通り使えるでしょうか。 S5で登場した記憶の無いコナーが斧を持って落としてた事を考えると、頭脳タイプのウェスリーが使えるのは意外ですが。 † もはや悪党にしか思えないエンジェル達 コーディーの手がかりがピシアの軸にあるらしいと判明するも、それはオークションハウスに安置されていて、仮に 購入するとすれば値段は3300万ドル、とても買える額ではない為、それならば盗もうと判断し行動に移すエンジェル達。 流石S5で文句を言いつつも悪の巣窟であるウルフラム&ハートに身を置いていたエンジェル達というべきでしょうか。 悪の巣窟に身を置くだけあって、盗み程度の軽い犯罪はもはや良心の呵責すら沸かない辺りがちょっと異常。 † グウェンに一度殺されるガン グウェンに電気攻撃を喰らい心停止するガン、しかしグウェンが昔吹き飛ばしてしまった男の子の事を思い出し、ガンの 心臓に電気ショックの要領で衝撃を与え蘇生という流れでしたけども、前述のように必要無いので別に死んでしまっても(ry けどアレですよね、別に「多い」というわけではないんですが、バフィーに比べるとエンジェルは、結果的にすぐ蘇生は したものの「メインキャラがいきなり死ぬ」という展開が多いですよね、しつこくも結果的には死なないものの。 S5でも、イリリアが爆発しそうになるエピソードでガン以外の全員がイリリアに殺されましたし。 視聴者が「どうせ死なない」と分かっているとはいえ、こういうのは勢いがあってイイですよね、グウェンの足を押さえた ガンが手で触れられいきなり死ぬ、喋ってる最中にスパイクがイリリアに杭を打たれていきなり消滅する、というのは。 † 女だろうと容赦しないエンジェル 容赦無くグウェンの顔面や腹部にも打撃を加えるエンジェル、男女平等を唱える世の中でもここまで出来るのは凄すぎる。 まぁ、アンジェラスの時は普通に殴ってましたし、スパイクも平気でバフィーの顔を殴り、魂を得た後も二人とも平気で イリリアの顔面を殴ったりしてたので、今更驚くような事ではないですか、グウェンは普通の人間なので驚きましたが。 † 終わり方について 内容自体はどうにも「んー…」という展開とオチだったので今イチ微妙だった気がしないでもないんですが、ラストは、 前回同様よく分からない空間に居るコーディーがぶーたれて終了、今回はエンジェルの考えがあまりにも的外れだった事を コーディーが指摘してたのでまだオチとしては良いものの、こういう終わり方が続くのは、個人的には微妙かも。 また失礼ながらコーディーの顔に対して声が若干オバハンくさいというのも余計微妙かなーと、なんか「はぁ…」と。 |
□ エンジェル 第69話 「先物取引」 □ S4の三話目にしてようやく普通の単発エピだったので、S3までの展開や設定は関係無く普通に楽しめたんですけども、 まだウルフラム&ハートで働くようになる前のSの関係上、当然ですけど日中の展開がまるで無い、というのが逆に新鮮。 ずっとバフィーを見続けて、それでエンジェルのS5からいきなり見た者としては、ウルフラム&ハートは特殊な窓ガラスで 日光を遮断するので、普通に日中のシーンでもスパイクやエンジェルが社内を歩き回ってるじゃないですか。 それが新鮮だったんですけど、逆に今度はそういう昼の描写を見続けたので、S4で日中のシーンが無いのは新鮮だなと。 † コナーを見守るエンジェル ビルの上からコナーのヴァンパイア退治を見て「そうじゃない」だの「そいつは意外にすばっしこいぞ」だのと、本人には 当然聞こえないのにぶつぶつとアドバイスを繰り返すエンジェル、最後は逃げようとしたヴァンパイアの逃亡まで邪魔を。 単純にコナーが心配だからやってるんでしょうけど、まぁ、やっぱりフレッド達の言うように一度会ってみればいいのに、 とは思いますよね、S3を見てないので二人がどういういざこざで仲違いしてるのか分からないのでアレなんですけども。 † 悪魔とまるでバレてないローン ラスベガスにデカい看板を出し大々的に自分を宣伝してるローン、流石にコレはローン本人が宣伝したくてやってるという わけではなく、デマルコがローンを無理矢理宣伝してるんでしょうけど「ローンが悪魔かどうか」については、確かに こんな大々的に宣伝してれば全然気にならないですよね、肌の色が緑で角が生えてる、というのに関してもラスベガスや 大規模な繁華街系の場所であれば「そういうメイク」と普通は思いますし、逆に堂々としていればまるで気付かれない。 というよりも、普通の街中ならまだしも、ショーやらが連日行われてる場所だと余程異常な外見じゃないと気付きませんか。 † エンジェルの渡したメモはどうなったのか? ローンにコンタクトが取れず、ショーで一緒に踊っていた女にメモを渡しローンに渡してくれるよう頼むエンジェル。 結局ローンにメモは届かなかったようですが、エンジェルの渡したメモはどうなったんでしょうか。 女が捨てた、女が忘れてた、直後にエンジェルがローンのストーカー扱いで警備員に捕まったので警備員に渡したetc 可能性は幾つかありますが、どうにも脚本家がメモの存在を忘れてしまっただけ、という流れの気がしてなりません。 † 色々と魅せてくれるフレッド S5でのほぼ真面目一辺倒のフレッドと違い、今回はローンのショーを見て大はしゃぎするわ、厳重な警備を突破する為に 全身を緑色に塗りたくり派手なローンガールの格好でローンの部屋まで移動し警備員を欺いたりと、色々面白かったです。 今回でローンがエンジェル達の元に復帰しましたけど、現状エンジェルは並、ガンは薄すぎる、という悪い意味で厳しい メンバーだっただけに、フレッドがここまで個性を無駄に放ってくれると見てる側としても楽しかったです。 † 相変わらず必要無いガン 自分達は逃げる事が出来たものの、エンジェルがデマルコに捕まったのはローンのせいだと暴言を吐くガン。 それだけに飽き足らず、何故デマルコに頼まれた時に断らなかったのか、とも暴言を吐きローンに詰め寄る展開。 当然ローンも最初は断ったが、目の前で女の子を殺され、断ると次もそうなると思い仕方なく、という話を聞きガンは謝罪。 こういう風に、何かある度に「○○はお前のせいで〜」と仲間に当り散らすキャラというのは作品を問わず万国共通ですが、 しつこくも、ちょっともぅアレですよね、マジでガンの存在理由が分からないです、ザンダー程ではないもののウザイだけ。 またザンダーと違ってガンのヤバイところは、結局これだけ偉そうに周囲へ怒鳴るくせに、その実本人はS5で、自分達の 敵であるウルフラム&ハートから与えてもらった知識を失うのが怖くて、結果的にフレッドを犠牲にしたにも関わらず お決まりの「こんな事になるなんて〜」と責任回避、単純に作品を通して成長しないどころか堕ちていったキャラだなーと。 † 記憶を失ったコーディー 事務所に戻ると「貴方は誰…?」と記憶の無いコーディーが待っていて今回は終了という終わり方。 前回までの微妙なコーディーのオチじゃなくて一安心といったところなんですが、久々に再会した相手が記憶喪失と、 これまたあまりにもベタな展開なのがちょっと微妙かなーと、次回以降の展開次第ですが、今のところ印象は微妙一辺倒。 |
□ エンジェル 第70話 「ベツレヘムへ身をかがめ」 □ 髪型の関係上、角度によってはコーディーがクレア・デーンズに見えるという嬉しい誤算がありましたが、記憶を失った コーディーに対するエンジェル達の接し方…というか、コーディーの「記憶を呼び戻そうとする手助け」の描写が、 ただ単に尺の関係上描いてる余裕が無かっただけなのかもしれませんが、今イチ希薄に感じてしまったのが残念でした。 やはり記憶を取り戻すとなれば、もぅ単純に片っ端から「記憶のあった時」に印象に残ってる人物の名前をひたすら 言ってみたり、印象に残ってる事件や出来事を聞いて覚えてるかどうか確認する、というのが定石だと思うんですが、 バフィーやサニーデールの事を…後者はコーディー自身が卒業アルバムを確認していたものの、エンジェルが自分から 確認を取らないのは変かなーと、それに折角世界観を共有してる作品なんですから、絡める時に絡ませておいた方が。 † 人助けしてるコナー エンストしてヴァンパイアに襲われてる家族を助けるコナー、が、コナーの超人っぷりに家族の父親は恐れをなしたのか、 家族全員の命を救ってもらったにも関わらず、礼も言わずに手を差し伸べてきたコナーの手を払いのけるという展開。 S1〜S3までを見ていない関係上、やはりコナーの今現在の性格や考え方が詳しく分からないので何とも言えませんけど、 こういう「助けられたのにビビって礼も言わない」という展開はよくあるものの、正直失礼にも程がありますよね。 まぁコナーの場合いきなり登場し息子に「いい帽子だな」とか言ってたので、色んな意味で警戒するのは分かりますが。 † 十字架を触りヴァンパイア状態になるエンジェル コーディーが投げて寄越した十字架に触れてしまい、反射的にヴァンパイア状態になるエンジェル。 S5で聖杯を入手する為にエンジェルとスパイクがやりあった時はお互い変化しなかったので、つまり今回のように、 「いきなり十字架が身に触れる」と条件反射でヴァンパイア状態になってしまう、という事なんでしょうか。 何となくスパイクは、魂入手後はいきなり十字架に触っても人間状態のままで異常にキれる、という印象がありますが。 † 理解出来ないコーディーの行動 エンジェル探偵事務所内で襲われてるコーディーを助けるコナー、そんなコナーへ「連れ出してくれる?」とコーディー。 正直「エンジェルはコナーの事を紹介してない」のでコーディーからすれば「事務所の人間ではない」と思うはず。 そんな年齢的に「子供」がいきなり現れて目の前の悪魔を「いきなり殺した」にも関わらず、コナーへ何の不信感も抱かず 連れ出してほしいと願うのは、こればかりはあまりにも展開重視という感じで微妙かなーと。 † 熊を気に入るコナー デカイ熊の剥製を見ながら「一目で気に入った…自分で殺したかった」とコナー、妙にカッコ良かったので一応。 † エンジェル達よりもコナーを選ぶコーディー 「絶対嘘を吐かない人が必要なの」「皆が私を助けてくれようとした事は分かる。でも一番大事なのは誠意…コナーには それがある」と発言し、エンジェル達ではなく、コナーと共に居る事を選ぶコーディー。 けどコレも微妙な所ではないでしょうか、確かにエンジェル達が真実をきちんと話してくれなかったのは事実ですし、 コナーが何も隠さず聞かれた事に全て答えたのも事実ですけど、逆に「自分が狙われてる」というのは理解したはず。 で、残念ながらエンジェル達が加勢に来なければ、コナーだけでは恐らくコーディーを守りきれなかったのも事実。 にも関わらず…エンジェルとコナーが親子という事を知り、海底に沈めたという話も聞いてはいるものの、記憶の有無に 関わらずコーディーの性格なら「二人で同じところに住めばいいじゃない?」という提案すらせず、コナーと「ココに」 残る選択をするのは、これもまたコーディーがコナーに連れ出してくれるよう頼んだのと同じく、展開重視で微妙かなーと。 † 不運すぎるローン 無理矢理ローンの頭から、コーディーの歌を聞いて知った運命の情報を吸い出したらしいウルフラム&ハートの連中。 前回までラスベガスで延々悪巧みの片棒を担がされ、ようやく仲間に救出されたかと思えば今回はコレ、エグすぎる。 S5では「メインだけど毎回出番は少しだけ」という何とも微妙な扱いだったローンですが、S4のように出番が増えると エグイ役回りを担当させられるという運の悪さ、ローンにとってはS4よりS5の方がまだ幸せだったでしょうか。 † ウェスリーとライラはお互いどう思っているのか? これもS1〜S3を見てない関係上、二人がどういう性格でどういう立場なのかが分からないので何とも言えないんですが、 「本当の目的は?」「ローンの脳を瓶詰めにするのはやめといたとだけ言っておく、貴方の友達だから」ウェスリーに 問われてライラはそう返答してましたので、それは嘘ではないでしょうけど、ウェスリーが盗み聞きしてるのを知っていて わざと聞かせ、その情報を利用して別の目的を達成したというライラの計算高さも事実。 普通に考えればお互い自分にとって都合のいい情報を引き出したり、今回のように都合のいい偽情報なりを流して 相手を操作する為に関係を保ってるんでしょうけど、S4だけでも毎回イチャイチャしてて、前回に至ってはお互い仕事が 忙しくて会えないのに、お互い情報を引き出すわけでもなく普通に電話でエロ行為に浸っていたので、気持ちの上では お互いどう思ってるんでしょうか、好きか嫌いかで言えば恐らく好きなんでしょうけど…この二人の関係は結構面白いので、 今後どういう風に展開するのかに期待、特にウェスリーはS5以前とS5を問わず頭がイイのは同じなので、どうするのかに。 |
□ エンジェル 第71話 「物理学へのいざない」 □ フレッド中心のエピソードでしたけど、記憶にある限りだとS5でフレッドが中心になったのはイリリア初登場の回だけ、 確かそうだったと思うので、今回は単純に新鮮でした、S5序盤でスパイクを助ける為に奮闘してましたけど、あの辺りの 描写は流石にスパイクがメインでフレッドは補助という感じだったので、個人的には恐らく初のまともなフレッドエピ。 あとは本作独特の…バフィーとは違った暗さとかが前面に押し出されてるのも、やはり対比として面白いなと。 結局ガンが教授を殺したので「復讐してもいいのかどうか?」の明確な答えは出なかったものの、基本的にバフィーだと 今回のような展開の場合、最終的にフレッドが「一応の満足」を得る終わり方をするじゃないですか。 けどエンジェルだとそうではなく良く言って実際ありえそうなリアルな結末、悪く言って後味の悪い終わり方。 内容の良し悪しや個人的な感想を抜きに言えば、もぅ単純にバフィーとは作品の質を明確に分けてるのが非常に好印象。 † 感情表現豊かなフレッド 論文が雑誌に掲載されたらしく絶叫したり、物理学研究所から論文の発表を頼まれたらしくやたら嬉しそうにはしゃぎ、 尊敬してた教授が自分をパエリアに送り込んだ張本人と分かり激昂し復讐を誓い武器を選んだり、見てて和みすぎる。 S5では科学部門を担当する事になった関係上、どちらかと言えば真面目な言動と歳相応の落ち着きを見せていたので、 ある意味安定したキャラだったものの、個人的にはこのS4のように…子供っぽいと言うと微妙にニュアンスが違いますが、 良い意味でアメリカ人らしく感情を抑えずに気持ちを前面に押し出すフレッドは見てて好きだなーと、メガネがまたイイ。 † ライラのプレゼントは本当に善意か? ライラからプレゼントを貰い「なんと、賄賂か。思慮深い…いや、賄賂のはずがない…罠か」と勘繰るウェスリー。 しかしライラは「プレゼント、ただの」と言い、その中身は兜?まぁ、なんかよく分かりませんけど兜っぽい物。 最後まで特にそのプレゼントに関する何らかの伏線は出てきませんでしたし、ライラがウェスリーの部屋でフレッドの記事を 発見したとはいえ、別にプレゼントを持ってくる必要性は無かったので、つまりマジでライラからの善意の贈り物? しつこくもS1〜S3を見ていないので二人がどういう流れで今のような関係になったのかまるで分かりませんが、ライラは 半休を取って昼からは休みと言うも、ウェスリーは昼から仕事と言ってライラを残し部屋を出て行くという展開。 その後、エンジェル曰く「ウェスリーのストーカーをしてた」ライラは、仕事ではなくフレッドの発表を聞きに来てた ウェスリーを発見し微妙な表情をしていたので、こればかりは単純に「自分よりフレッドを優先された」と感じたからこその 微妙な表情でしょうから、つまり多少はウェスリーに好意があるので、もぅマジに善意からのプレゼントだったんでしょうか。 個人的にはこの場面でパエリアを開いたのは教授ではなく嫉妬に燃えたライラだった、の方が良かったですが。 † ヴァンパイアは匂いで分かる 論文の発表を聞きに行くエンジェル達、ウェスリーも密かに参加、少し遅れてライラもウェスリーの後を追い登場。 そんなウェスリーとライラに気付くエンジェルでしたが、やっぱり部屋に入って来た際の匂いで分かるんでしょうか。 エンジェルもスパイクも度々匂いの件を口にしていますし、スパイクに至ってはイリリアとの対面後、エンジェルと二人に なった際に「フレッドを感じなかった」とまで言ってたので、つまり、余程強烈な嗅覚を持ってる、という事? だからどうだと言われると返答に窮するんですが、ヴァンパイアになると嗅覚も異常に成長すんねんなーと。 † 最低にも程があるガン フレッドをパエリアに送り込んだのは尊敬していた教授だったと判明し、当然復讐を誓うフレッド、最初は殺すとも。 仲間が復讐の為とはいえ人を殺そうとしてるのでエンジェルとガンは止め、ウェスリーは復讐の意味と結果を説いてから 協力するという選択、誰が正しいとか間違ってるとは言いませんが、教授を目の前にしパエリアへの穴を開いたフレッドに しつこくも青臭い言葉で復讐を止めるよう言葉を投げかけるガン、しかし「貴方は何も知らない!分かってないのよ!」 実際フレッドの痛みや苦しみを分からないガンは何も言い返せず、結局フレッドが復讐するのを止めなかったからか、 ガン自身が教授を殺しフレッドが作ったパエリアへの穴へ放り込むという行動に、コイツほんま最低やな思いました。 ウェスリーみたいに「フレッドの気持ちを尊重して手伝う」わけでもなく、何とか「復讐を辞めさせる」事も出来ず、 その結果が、フレッドの憎む相手を「フレッドではなく自分が勝手に殺し穴に落とす」とか、ガン的には「フレッドが 背負う罪と業を自分が代わりに背負った」つもりなんでしょうけど、何を勝手な事をしてるのかと。 フレッドがやりたくてやろうとしてたのに、結局ガンは「口で言って納得してもらえなかったから力ずくで辞めさせた」 わけじゃないですか、最低とか以前に、結局ガンがやってる事は…所謂「敵」と同じ「話し合いに応じない実力行使」 しかもそんなガンがS5では知識と引き換えに、結果的にフレッドを殺す事になるとか、マジで最低やなと思いました。 端的に言えば信用出来ないんですよね、魂を得たエンジェルやスパイクは自身の過去の体験から来る説得力があり、 パエリアに数年閉じ込められていたフレッドの言葉も、S1〜S3を見てないので分からないもののウェスリーの言葉にも 頭で納得させられる説得力がある、そんな中ガンは所詮体力系戦士なだけなので、言葉に重みも無ければ、何かあれば こういう風に力ずくで解決したり、後先考えずにウルフラム&ハートと契約して仲間を殺す結果になったりと、重要な 局面で信用する事が出来ないんですよね、嫌な言い方をすれば「仲間」ではあるけど「別に必要は無い」というポジション。 |
□ エンジェル 第72話 「17歳」 □ 今回はバフィーの方でもあった記憶を無くすエピソードでしたけど、個人的にはバフィーの方が面白かったかなーと。 17歳に戻った事でやたら怯えてるエンジェルや異常に自慢しぃのボンボン状態のウェスリーは良い感じでしたし、久々に バフィーS1の頃と同じ嫌味な女に戻ったコーディーも見てて面白かったのは事実なんですが、組み合わせが普通すぎ。 結局記憶を無くしたにも関わらずエンジェルとコーディー、ガンとウェスリーとフレッド、という今と変わらないペアで 行動していたので、せめてバフィーのようにジャイルズとスパイク、ジャイルズとアンヤ、こういった感じで「これは無い」 と思えるような異色の組み合わせを見せてほしかっただけに、折角の記憶ネタが勿体無かったかなーと。 † 微妙に信用出来ないエンジェル 「君は一番大事な友達だ。その関係を取り戻したいんだ」エンジェルはコーディーにそう言ってましたが、コレは…。 確かにエンジェルのメンツだけで言えばコーディーが一番の友人でしょうけど、ならバフィーはどうなんでしょうか。 この時点では既にお互い友人以上恋人未満、けど恋人に戻る事は無いので友人レベルじゃないですか。 で、お互い…言わば別格レベルの友人なので順番を付けるという事は出来ないでしょうけど、結局エンジェルにとっての バフィーは、少なくともこの時点ではもぅコーディーよりも「下」だったんでしょうか、なんか変な感じなんですけど。 † コーディーの不可解な行動 呪文を使うと全員妙な状態になり、何を思ったのかいきなりコーディーが瓶を破壊、その結果ローン以外が17歳の状態に。 目の前の瓶から妙な煙じみたモノが出てきて全員おかしい状態になったので「コレが原因だろう」と思うのは当然ですが、 正直、何故いきなり壊そうと思ったんでしょうか、記憶喪失とはいえ、この数日でヴァンパイアや悪魔を見た以上、 既に非日常の世界には慣れてしまったでしょうに、いきなり非日常の瓶を破壊とか、ちょっと展開重視すぎかなーと。 † 態度の悪いコールガール 恐らくはヴァンパイアに襲われていたところをコナーに助けてもらったでしょうに、コナーに商売を仕掛けるコールガール。 別に商売自体は悪くないものの、コナー自身も驚いていたように金を取るのは「え!?」って感じですよね。 ソレで金を貰って生きてるんですから金を取るのは当然ですけど、命を助けてもらった相手にそれはないやろうと。 ただ逆に考えると、こういう風に「襲われてる誰かを助ける」のはスパイクみたいな性格が一番なんですよね。 コナーはこの女のせいで気分を害したでしょうし、エンジェルでも結果的に多少心に傷が出来る結末に終わるはず。 一方スパイクはS5で襲われてる女を助けた時に、女が派手な格好をしていたのが襲われた原因だと指摘し、まさかの、 「とっとと行け!この馬鹿女!!」ですからね、いくらなんでもお前それは無いやろうと、ほんまに魂あんのかと。 † ヤク中フレッド 別に中毒ではないと思いますが「ねぇ、はっぱ持ってる?」「はっぱがあればもう少し調子が出るのにな」 てっきりフレッドは普通に育ってきて、普通の人生を送ってパエリアに幽閉、その後はエンジェル達と共に、だとばかり 思っていただけに意外でした、また妙に小癪な印象があるのが良かったです。 † イングランド人はイギリス人が嫌い 戦争関係には詳しくないので分からないものの、17歳の記憶になりリーアム状態のエンジェルはウェスリーがイギリス人、 ただそれだけで何度か馬鹿にした態度を取ってましたけど、もしかしてエンジェルがスパイクを嫌ってるのは、勿論過去に 色々あったというのもあるでしょうし、バフィーとの事でも色々あるものの、スパイクがイギリス人だから嫌い、というのも あるんでしょうか、同じイギリス人のジャイルズやウェスリーとは普通に仲良くやってるので「イギリス人は嫌」という 先入観で無意識に嫌ってるんでしょうけど、エンジェルがスパイクを嫌う理由には裏付けがあるので面白いなと。 † エンジェルを殺しにかかるコナー 「あの変態を殺してくれたらご褒美をあげる」「…本気で?」「勿論よ」17歳状態のコーディーにそう言われ、いきなり マジになってエンジェルを殺しにかかるコナー、途中でエンジェルに記憶が無いと理解したにも関わらず関係無し。 結果的にエンジェルの勝利で戦いは終わりましたが、こればかりは流石コナーというべきか、いいキャラしてるなーと。 ただ、どうせフレッドが途中で止めに入ったんですから、それならコナーが勝つ展開にしても良かったんじゃないかな、 とも思ったり、一応リーアムの頃はケンカが嫌いだったわけなので、そんなスパっと勝つのも妙な話ですし。 † ローンの扱い 今回は語り部に徹してるか終始意識が無いかグルグル巻き、という何とも不憫な状態でしたけど、S5での恐ろしく 適当な扱いと比べると、なんかS4のローンは色んな意味で活き活きしてるなと思いました、ちゃんとキャラが生きてる。 S5のローンは、バフィーS6以降のドーン同様「ただ単にレギュラーキャラで居てるだけ」だったので微妙な扱いでしたが、 今のローンはきちんと役割を与えられてるので見ていて面白いです、その反面ガンのお荷物感があまりに異常ですが。 |
□ エンジェル 第73話 「炎の夜」 □ 単純な疑問なんですが、スパイクにせよエンジェルにせよ、余程自分が劣勢にならないとヴァンパイア状態にはならず、 普通に人間状態のまま戦うじゃないですか、劣勢になってヴァンパイア状態になるという事は当然その方が本来の実力が 出るからこそマジになるんでしょうけど、今回のように相手が強いと分かってる時ぐらい最初からマジになれよと。 † フレッドに対抗心を燃やすライラ フレッドと同じメガネに髪型、ピチっとした服装という、早い話がフレッドのコスプレの状態でウェスリーを待つライラ。 本人は「田舎の小娘に妬くとでも思った?」と言ってましたが、どう考えても妬いてるからこその行動だったのが面白い。 というかホント、S1〜S3を見てないのでライラがどういう人物なのかはよく分からないものの、S4でのこの二人は、 見てる分には結構面白いので個人的には出番が増えてくれると嬉しいというか、会話のやりとりの妙が良い感じです。 † エンジェルに本心を打ち明けるコーディー 高い次元に居た時に、エンジェルが過去にアンジェラスとしてしてきた出来事を感じてしまった為、愛してるけど今は 一緒になれないのでもう少し時間が必要、コーディーはそう言ってましたけど、まぁある意味当然でしょうか。 今は真面目で人々の救済をしてるとはいえ、所詮エンジェルやスパイクは大量殺人犯に変わりはないので、その頃の事を 実際に感じてしまうと普通は距離を置いてしまいますよね、男はそういうのあまり気にしませんが、女性なら尚更。 ただその反面、バフィーみたいにスパイクが魂を手に入れたという…勿論魂の有無は非常に大事なものの、周りは魂が あろうと無かろうと最後までスパイクを信用しなかったのに、バフィーだけが「魂がある」という事でスパイクをただ一人 最後まで信じ切って…恐らくは好きだったであろう事実も当然と言えば当然ですよね。 バフィーみたいに「魂がある」というだけで相手を信じれるのは、余程根性が無いと無理ですが、逆にコーディーみたいに 「過去の出来事を感じた」だけで距離を置きたくなるのも事実…ですけど、やっぱり視聴者的にはバフィーの意見寄り。 † 何故化物はコナー達を殺さなかったのか? コナーの産まれた場所で、コーディーがヴィジョンで見た化物が登場し二人は半殺しの目にも遭うも、化物は何故か二人を 殺さずにそのまま何処かへ行くという展開、実際問題真面目な話「殺さなかった理由」はあるんでしょうか? 正直「妥当な理由を考えつかなかったからとりあえず何処かへ行かせた」という脚本にしたんでしょうけども、あの状況で 無意味に見逃すというのはいくらなんでも無いので、悪い意味でこの場面は露骨に浮いてたので残念だなーと。 † 戦闘要員に関して 今回はウェスリーが、ボウガン、二丁拳銃、ショットガンと、実に多彩な武器と戦い方を見せてくれて楽しめましたが、 冷静に考えるとエンジェル側は戦闘要員に不安が残りますよね、基本的にエンジェルが倒れればアウトなわけですし。 ウェスリーの奮迅ぶりには素晴らしいものがありますが、ローンやフレッドは別に戦闘要員ではなく、S4のガンも戦闘が メインとはいえライリーのように肉体が強化されてるわけではないので所詮ただの人間…強いザンダーみたいなレベル。 それで考えるとバフィー側は戦闘要員が豊富だったなーと、Sを問わず一度でもレギュラーになったメンバーで考えると、 スレイヤーのバフィーとフェイス、ヴァンパイアのエンジェルとスパイク、魔女のウィローとタラ、元悪魔のアンヤ、 ウォッチャーのジャイルズ、状況限定なものの狼男のオズ、よくもまぁこれだけ色々揃えれたなと。 勿論、エンジェルの方もS5に入ると「古代の神イリリア」とかありえない強キャラが参入するものの、エンジェル側は、 バフィー側と違い基本的に「エンジェルがやられるとアウト」なのがキツイなと。 言い方は悪いですがバフィー側の場合だと、バフィーが負ける→スパイクが負ける→ウィローが負ける、こういう具合に 最低でも三度はチャンスがあるのに対して、エンジェル側はエンジェルが一度負けるだけで…今回のラストのように全員が 戦意喪失して目前で悪魔を取り逃がす、という笑えない事態になってしまうのが悪い意味で特徴的だなと。 † 非常識すぎるコーディー バフィーS1序盤の頃のような「典型的なヤな女」の性格で考えると、結局いくら成長しても元はそういう性格だったので 人間そうそう変わりはしない、という事なのかもしれませんが、コナーの気持ちを知ってるくせに前々回コナーに勢いで 接吻してしまい、にも関わらず今回はやたら胸元の開いた服装で再びコナーと一緒に住んでたり、世界の終焉を感じ、 「もうどうなっても構わないからよ」とコナーに接吻してそのままヤったりと、ガンとは別の意味で最低だなと思いました。 勿論、ヴィジョンを見たコーディーからすれば「マジで世界が終わる」と思ったからこそ、不幸な境遇のコナーに少しでも 幸せを実感させてあげたかったんでしょうけど、世界が終わらなければコナーに対してした事は「一回だけの不倫」 みたいな感じでコナーの心に傷を残しますし、どうやらその様子を見てたっぽいエンジェルにも一生のしこりを残す。 挙句に後先を考えずにその場の状況と勢いだけでコナーにそういう事をしたコーディー自身も傷つくわけなので、 結局コーディリアはバフィーS1序盤の頃の高校生時代と根本的な部分は何も変わってないんだなと思いました。 ガンと違って「フレッドが復讐したい相手」を「勝手に自分が殺す」なんてフザけた事をしないだけマシですけども。 |
□ エンジェル 第74話 「野獣の行方」 □ 結局ライラは死ななかったものの、見てる分には「ひょっとしてマジで誰かメイン級のキャラが死ぬんじゃ?」と、 しつこくもギャビン以外誰も死ななかったので結果的には「やっぱり敵味方問わずメインは誰一人死なない」という普通の 展開にはなってるものの、流れ的には誰か殺されてもおかしくない描写だったのが非常に良い感じでした。 正直バフィーもエンジェルも、敵と戦う作品なのである意味当然なんですがSを更新する度に敵は強くなっていく、言わば ドラゴンボール系の適当な戦闘力インフレ展開じゃないですか、にも関わらず味方側に死者が出ないわけなので見てても 緊張感は無いわけですが、普通に「死にそうな展開」を見せてくれたのは良かったなーと。 まぁ、何を言っても結局誰も死ななかったので、そういう意味では「見せ方がイイ」であって「展開は所詮普通」なんですが。 † 異常に落ち込むエンジェル コーディーとコナーがヤってるのを見て失意のどん底状態で事務所に戻ってくるエンジェル、そんなあまりにも疲弊した エンジェルを見て「戦いであんな落ち込んでるのは見た事がねぇ」「仕方無いさ。どんな状況であれ負けるのは嫌なもんさ」 ガンとウェスリーはそれぞれそう言ってましたが、前述のように実際はコーディー達を見ての落ち込みなわけですが、 戦闘関連の落ち込みで言えば、確かにガンが言うように聖杯争奪戦でスパイクに初めて負けた時も周囲に気を配る余裕が 無かった今回に比べればマシかもしれませんが、ウェスリーと二人で居る時にやたらショックを受けた感情を見せたので、 「戦いに負けて落ち込む」という意味ではスパイクに負けた事が、戦闘関連での過去最大の落ち込みという事でしょうか。 今回の化物に関しても一度負けて、もし社内で出会ったらという質問には「死ぬ気で逃げろ」と普通に答えてたので、 確かにまるで落ち込んでる様子が無いわけなので「ありえない敗北」を喫した場合のみ心底落ち込む、と。 現にフレッドが死んでイリリアが登場した時も、そういう意味ではまるで落ち込んでる風には見えなかったわけですし。 † 自己中心的すぎるにも程があるコーディー 目が覚めても世界が終わってないからか、いきなりコナーに冷たくなるコーディー、お前は女版ガンか。 しかもあんな言い方したらコナー自身も感じたように、実際はどうあれ「あの怪物はコナーのせいで出てきた」と、 そう受け取られても仕方無い言い回しなのが余計最低ですよね、最初からはっきり「同じ場所で産まれた以上、何かしら コナーと怪物には関係性があるのかもしれないから調べよう」とでも言えばいいのに、中途半端に言葉を濁して喋るから 悪い方にしか受け取れないと、しかも自分の方が年上で「自分が勝手にコナーを誘惑してヤった」うえに「それを後悔」 してるのに、コナーを気遣う言い方ではなく「一回遊びで寝た女を捨てる遊び人の男」みたいな言い方とか、最低やなと。 † ウェスリーとライラの関係 しつこくもS1〜S3を見てないのでどういう間柄か分からないものの、仮にお互い最初は相手の情報を引き出す事のみを 目的に近寄ったのだとしても、流石に長期間親密にしてれば情も沸くでしょうから、そう考えると普通にお互い好きですか。 ライラはやたら心配そうな顔でウェスリーの元を訪れ「良かった…気になっちゃって…」と来て、ウェスリーもどうやら ウルフラム&ハートにスパイを侵入させてたらしく、ライラの危機を単身一人で乗り込んで助けたわけですし。 ただ、マジにライラが心配なら「地下に潜って名前を変えろ」ではなく、せめて自分の家で当分は匿った方がいいような。 † 死亡した社員がゾンビ化 化物に殺された社員は全員ゾンビとなって蘇生してましたけど、コレはエンジェルも言ってたように、ウルフラム&ハートが そういうシステムを元々組んでいたのか、化物に殺されたからそうなったのか、どっちなんでしょうね。 S5で、コーディーが一度だけ登場したエピソードの際、地下でやたらゾンビが登場したので、可能性で言えば化物ではなく ウルフラム&ハートが「社員が仮に死んでもゾンビとして地下の番人をさせる」とかで魔法をかけた、が妥当でしょうか。 † やたら冷たいエンジェル 全員無事に生還してくれた事を「みんな…また一緒になれて良かった…」と心底安堵の表情と言葉を漏らすコーディー。 しかしエンジェルは「俺もだ…じゃ、新しいボーイフレンドとココから出て行け」と鬼のように冷たい態度、鬼すぎる。 こればかりはエンジェルの気持ちも分かりますけど、凄いですよね、ただでさえ外は危険な状態になってるのに、 そんな状況下で自分の「許せない」という気持ちを優先させてコーディーとコナーに出て行けと、そう言えるのが凄すぎる。 |
□ エンジェル 第75話 「長い旅の始まり」 □ 久々にグウェンが出てきたものの、なんか「とりあえず出しました」的な印象が拭えなかったり、ガンとコーディーが ひたすら鬱陶しいだけで内容的には然して面白みがあるわけでもなかったりと、ちょっと微妙すぎたかなーと。 アンジェラス時代に野獣と知り合っていた、というのは次回以降の展開に期待が持てるものの今回は前哨戦すぎた印象。 † 態度の悪すぎるコーディー 目に余る言動は多々あったものの纏めてみると、またコナーと一緒に住んでるという事実、コナーに「エンジェルは寝た事を 知ってるの…だからもう戻れない」と告げた直後にコナーへ八つ当たりした事実、結局全員へ話す事になるのにヴィジョンで 見た内容をその場に居るコナーやガン達には言わずエンジェルの元へ行った事実、エンジェルに「あっちへ行ってくれ」と 言われたにも関わらず「それ、通用しないわよ」とかわけわからん理由で勝手に入室した事実。 そして何よりも極めつけが「いい機会じゃない?話をした方がいい」という、自分のした事を差し置いてあくまでも偉そうに 上からの目線でエンジェルへ語った事実、でしょうか、この女マジで何様なんでしょう。 というかまぁ、バフィーもエンジェルも、周期的に女性キャラの言動があまりにも身勝手なうえに自分勝手で、しかも どういうわけかそういった女性キャラを作品内の人物が一切注意しない、という展開は多々ある事なので、単純に監督か 脚本家が「そういう展開」が好きなんでしょうけど、見てる分にはひたすら微妙というか、鬱陶しいなーと。 † 野獣の目的 野獣の目的は「太陽を消し昼の時間を無くす」というモノで、確かにそうなれば日中は太陽光の関係上活動出来ない ヴァンパイアも外に出たい放題になるものの、元々他の悪魔は日中でも関係なく活動出来るわけなので、正直そこまで、 「地球規模での危機的状況」というわけではないような気がしてならないというか、なんかショボイ目的が来たなと。 他の悪魔連中はヴァンパイアと違い露骨に殺しをやるわけではないので、人的被害という意味では大変になるものの、 一応バフィーの方だと地獄との門が開きっぱなしになるとか、世界を滅亡させるとか、そういう大規模なレベルの目的で 俗に言うラスボスは動いてたのに、どうにもこの野獣は目的が薄いというか、正直「はぁ、それで?」に留まってる印象。 † 野獣の謎 コナーの部屋をわざわざノックして、しかも名前まで知ってたのも謎ですが、それ以上にポータルを発生させ、ソコへ一度 入れたにも関わらず、何故か再び登場する辺りが異常に謎でした、ポータルってそんな簡単に出れるもんなんでしょうか。 |
□ エンジェル 第76話 「目覚め」 □ 今回は非常に感想に困る内容だったなーと、結局夢オチだったのでそういう意味では今回の一時間が丸々無駄だった、 とも取れてしまいますし、その逆にちゃんとアンジェラスが登場してくれたわけなので「良かった」という感想も。 ただ唯一気になるのが、今回のはエンジェルがアンジェラスになるまでの過程を…呪い師でしたっけ? とにかくウェスリーの連れてきた男がエンジェルに見せてた言わば夢なわけじゃないですか、つまりこの夢はただ単に エンジェルが「こういう展開になれば自分は幸せ」と思う理想の夢…「こうなればいいのに」というエンジェルの欲望が 全て具現化した夢なのか、夢ではあるものの各々の行動はエンジェルの思うものではなく「この状況ならこういう行動に」 というリアルな夢だったのか、どちらなのかが非常に気になるところです、どちらにせよコーディーは最低ですが。 † 鬼のエンジェル 「アンタのせいで人生めちゃくちゃ…」心底くたびれた様子でそう呟くコナーに「…乗り越えろ」とエンジェル。 確かにどれだけ苦難な出来事に直面しようとも、最終的には乗り越えるしかないわけですが、少なくとも当事者である エンジェルとコーディーが口にしていい言葉じゃないだろうと、ウェスリーやフレッドが言うなら説得力はあるものの。 † アンジェラスを恐れるエンジェル 自身が過去に行った残虐行為の数々を覚えてるからこそでしょうけども「アンジェラスは危険なので呼び出さない」と。 けど、実際コレも微妙なところですよね、昔バフィーに惨敗して、そのバフィーは以前よりも遥かに強くなってるわけなので、 とりあえずバフィーを呼べば危険は然程無いような気が、アンジェラスの方はバフィーと違い一切強くはなってませんし。 それに、バフィーはこの時S7序盤でしょうから、別に大した事件も起きてないので普通に来てくれるでしょうし。 † コーディーの身勝手な振る舞い しつこくも結局夢オチだったので「エンジェルが思うコーディーの行動」なのか「実際コーディーが取るような行動」 なのか判断に迷うところですが、剣入手直後、コナーが側に居るとは知らず「コナーとの事は間違いだった」とか言い エンジェルに接吻したり、コナーが「彼女は俺のだ」と言うと「そうじゃないわ…ごめんなさいコナー…でも分かって」 実際この女はどういうつもりなんでしょうか、結局自分自身の為にしか行動してないので、そういう意味ではリアルな女。 |
□ エンジェル 第77話 「アンジェラスの登場」 □ しかしアレですよね、どういった媒体の作品であろうと人気が出るとシリーズが長期化するので後付け設定が増えたり、 細かく決めてなかった設定に矛盾や違和感が出始めたりするのは仕方無いですが、相変わらず魂の定義が適当すぎ。 バフィーS6終盤の…特に風呂場でのバフィーとスパイクを見てれば分かるように、バフィーに言わせれば魂の有無は、 「心があるかどうか? = 罪悪感を感じるかどうか」との事ですが、スパイクはバフィーS5最終話でバフィーを守れずに 死なせてしまった事でひたすら後悔してましたし…というかまぁ、スパイク自体は良く出来てたので構わないんですが、 問題はアンジェラスとエンジェル、流浪の民の呪いで強制的に魂が出来てしまったとはいえ、流石に性格が変わりすぎ。 アンジェラスはキャラ的に好きなので問題無いものの、毎回アンジェラスを見る度にその適当な設定っぷりに驚きます。 † 間抜けすぎるガンの行動 事前にエンジェルから「アンジェラスは頭がイイ」と聞き「口が達者」という事も知っていたのに、ガンだけが唯一 アンジェラスの「ウェスリーはフレッドを狙ってる」という言葉に対して露骨に反応してしまったり、飲み物として血を 差し入れた際、血を載せた台をアンジェラスが上手い具合に蹴りフレッドを引き寄せ人質にするという展開。 フレッドに武器を持たせガン自身が差し入れればこんな事にならなかった、という時点で既にガンの迂闊さが光りますが、 それだけに留まらずガンはボウガンを離しすぐにフレッドを素手で助けに向かい危うく二人とも人質になるという間抜けさ。 結局ウェスリーが冷静に麻酔を撃ち込んでくれた事で事無きを得たものの、その後フレッドに接吻するウェスリーを知り、 その事でガンがウェスリーにケンカを吹っかけ、最初にガンがウェスリーに殴りかかり、喧嘩中にガンがフレッドに肘鉄を かますという、もぅただでさえ存在価値が皆無になりつつあるのに周囲の邪魔ばかりするというお荷物キャラに。 † コナーの不審な発言 S1〜S3を見てない関係上、どういう経緯でコナーが生まれエンジェルと確執があるのか分かりませんが、アンジェラスに、 「エンジェルこそアンタが被った化けの皮だ…本当の父さんはアンタだ」と発言、露骨に今後敵に回りそうな発言が何とも。 † 相変わらず身勝手なコーディー 偉そうにコナーへ「上に行きなさい」と命令するくせに、自分は監視カメラの映像を切って、自分の体を差し出す代わりに 野獣の情報を教えろ、とアンジェラスに取引を持ちかけたり、その事でアンジェラスはきちんと情報を差し出したにも 関わらず、少なくとも今回の描写を見る限りだとコーディーは約束通り自分の体を差し出さなかったりと、何様なんでしょう。 † ゾンビ化はウルフラム&ハートの仕業 スベアの巫女は野獣に皆殺しにされ数日が経過してるもののゾンビになっていなかったので、つまりウルフラム&ハートの 社員がゾンビ化したのは野獣ではなく、ウルフラム&ハートのシステムか魔法の結果だった、という事が確定。 † エンジェルの魂はどうなったのか? 無難に考えれば、直前にコナーがふてくされて何処かへ移動したのと「本当の父さんは〜」というセリフを考えれば、 やはりコナーが盗んだと考えるのが妥当でしょうか、アンジェラスの態度を考えると「魂は既に無いはず」と予想してたかは 分からないものの、少なくとも「今すぐエンジェルの魂を戻す事は出来ない」と知っていたはずなので、この時点で既に アンジェラスと接触を持った誰かの仕業、というのは確定でしょうが…でもまぁ、流石にコナーだと普通すぎますか。 |
□ エンジェル 第78話 「信じる力」 □ 久々にライラが登場してくれたものの、早速退場させられて個人的には何ともやり切れない展開だったわけですが、 コーディーの迂闊すぎる行動に関しては、どうやら悪魔に体を乗っ取られてるのか何かのせいで「わざとそうしてた」と、 個人的には残念ですが迂闊な行動にも意味はあったわけですが、しつこくもガンの間抜けな展開は何とかならんのかと。 † 初っ端から間抜けなガン アンジェラスの挑発を聞いてられなくなりモニターから勝手に音声を消すガン、すると、その事を知ってか知らずか地下に ライラが登場しアンジェラスと交渉開始という、またガンのせいで危ない展開になったわけですが、もぅこのアホは…。 † 野獣の攻撃による謎の被害 以前ウルフラム&ハートで野獣にやられた際の傷口から血が止まらないライラでしたが、これはどういう事なんでしょう。 単純に「野獣にやられた傷」というのであれば、ヴァンパイアは流石に別ですが、ウェスリー、ガン、少なくともこの二人も 野獣による攻撃でダメージを負ったのに傷は完治してるようなので、一応何かしらの伏線なんでしょうか。 ヴァンパイアのサイヤ同様、今回ライラが死んだものの「傷口から血が止まらない」事によって、既に何らかの魔術なりの 影響が出て死後野獣の部下として復活する、みたいな…いやまぁ、どうせ大した設定でも伏線でもないと思いますが。 † フレッドを挑発するライラ 「この本は別の次元から入手したのよ。そんな事も思いつかなかったの?」と、ライラを好きな者としては中々たまらない やりとりでしたけども、確かにエンジェル達のメンバーを考えると、バフィー側のウィローと違って…ウェスリーは一応 魔術の知識があるものの、基本的に魔術に長けた人物が居ないので魔術方面や常識外の出来事に目がいかない、 というのが難点ですよね、ウィローやジャイルズならすぐに「別の次元なら」と思いついたでしょうし、どういうわけか ローンは気付かなかったようですが、同様にアンヤならやはり長年の知識で…S7では嫌がったもののベルジョクサの目に 頼むという事も出来たわけなので、エンジェル側は単純に各部門のエキスパートが居ないのが問題だなーと。 ここでライラが死なず正式加入してくれれば、メンバー的にはガンとコーディー以外は必要要因としてベストになったのに。 † 何故ローンはアンジェラスを見抜けなかったのか? まぁ、エンジェルにはアンジェラスの記憶が、アンジェラスにもエンジェルの記憶があり、魂の有無がどうのを問わずに 同じ人物なんですから、それぐらい簡単に騙せますか、エンジェルは特に魂の有無による違いが如実なものの、スパイクも 魂の有無による明確な違いは「自分自身に罪悪感を感じるかどうか?」のみだったので、正直違いは無いに等しいですし。 † 意外と律儀なアンジェラス 冒頭、ライラが自身を檻から出そうとしてくれたのでライラにだけは10秒間逃げる時間を与えてましたが、ホント何気に 律儀ですよね、スパイクなんてS5で、場合によってはマジにこの世の運命を左右する聖杯を、エンジェルの訴えを無視して 簡単に飲み干したのに、マジに10秒数えてからライラを追う事にするアンジェラス、意外と約束を守る男というわけですか。 |
□ エンジェル 第79話 「救出」 □ 今回は結構面白かったんですけども、何と言うか…正直展開がダラダラしすぎというか、展開的な面白みが無いなーと。 ウェスリーとライラの会話や、フェイスが出たかと思えばアンジェラスが野獣を殺したりと、そういう面白さはあるものの、 別に「早く続きが見たい」と思えるような、純粋に先の展開を楽しみに出来る内容じゃないのが微妙。 † ウェスリーとライラの邂逅 ライラの死体を見ながらライラの幻と問答を繰り返すウェスリー、ライラに「愛してなかった…愛せなかったんだ…」 そう呟くも、ウェスリーはライラを悪の道から救済出来るはず、と無意識に考えていた事を幻想のライラに言われ、 「すまないライラ…」と呟きライラの首を切断するという流れ、勢いよく切断したのにはマジでビビりましたが。 S1〜S3を見てないものの、恐らくウェスリーのライラに対する気持ちは「悪の道から救済出来るはず」というの以外に、 本人は否定してたものの、やっぱり好きだからこそ善の道に導きたかった、というのがあると思うんですが、逆に、 それならライラの気持ちはどうだったのかと考えると…まぁ、やっぱりウェスリーが好きというのは間違いないでしょうが、 ウェスリーと同じく善や悪の道に関する事で言うとどうなんでしょうか、恐らく「ウェスリーになら」付いていく、が妥当? † コーディーのありえない発言 ダラダラしてるフレッド達にコナーが「グダグダ言ってるうちに、どれだけの人が死ぬと思う?」と耳の痛い発言。 するとその言葉にコーディーは「分からないけど…エンジェルが居なければどれだけの人が死ぬと思う?」と返答。 いくらコーディー本人の言葉でないとはいえ、つまりアンジェラスが殺す人々はやむを得ない犠牲、とでも言いたいのかと、 何故コーディーがこんな「一人が死ぬ事で世界が救われるなら仕方ない」みたいな発言をしてるのに、他のメンバーは 何も突っ込まないんでしょうか、いくらなんでもこの発言だけは…俗にいうイイモンが言っていい言葉ではないでしょうに。 † サマーズ家に電話するアンジェラス スレイヤーが来たという話を聞き「よぉドーン、俺だよ、へっへっへ…姉貴はうちに居る?居るのか…」と電話。 正直、ドーンもエンジェルがこんな妙な口調で電話してきたのに気にならないんでしょうか、どう考えてもおかしい。 |
□ エンジェル 第80話 「解放」 □ 微妙すぎました、特にコレといった感想も無いので個別感想は書きませんが、正直めちゃめちゃ微妙。 アンジェラスがフェイスをボコり、挙句に首に噛み付いたのは面白かったんですが、フレッドがどういうわけかガンと ヨリを戻したかったらしくガンに接吻したり、いくらアンジェラスがエンジェルに戻りたくないからとはいえ、 エンジェルの魂を餌に簡単に釣られたりと、あまりにも展開重視すぎて見てて面白みが無かったなーと。 |
□ エンジェル 第81話 「オルフェウス」 □ コーディーの小者っぷりが光ってたのは面白かったんですが、もう少しウィローに見せ場が欲しかったかなーと。 最後はフェイスを連れて帰ったので、時期的に言えば丁度スレイヤー候補生を鍛えてるところでしょうから、正直それなら バフィー側は候補生を特訓してるバフィー以外誰も忙しくはないので、こんな危険なロスにウィローを一人で来させるのも アレですから、よりによってアンジェラスになったわけなので護衛にスパイク…とも思ったんですが、結局バフィーS7で、 魂を得てもバフィー以外の誰もスパイクを最後まで信用しなかったので、心情的に考えるとまぁ無理ですか。 † 麻薬を事前に打ち込んでいたフェイス アンジェラスに噛まれた時の事を考えて事前に自分の体に麻薬を打ち込んでいたのは、用意周到と言えばそうですが、 フェイスらしくないというか、ちょっとカッコ悪いですよね、つまり「自力で勝てない」と自分で認めてるようなものですし。 そのおかげでアンジェラスを捕らえ、結果的にウィローが魂を戻すまでの時間を稼ぐ事が出来たので、しつこくも、 「結果的には」正しかったものの、野獣といいアンジェラスといい、正直フェイスが何の役にも立ってないのが微妙かなと。 † ウィローとウェスリーの珍妙な会話 闇に関する会話で「人間の皮は剥いでないが…ある女をクローゼットに閉じ込めた」「あら!」「君には及ばないが…」 「うーうん、それは凄い闇だわ、そこまでいったのね」どんな会話やねん、ウィローらしい流れですがなんかおかしい。 † 最強の魔女ウィロー ウィローを邪魔する為にコーディーが頭へ語りかけるも、ウィローは魔法で簡単にコーディーの念話を跳ね飛ばす展開。 今コーディーにとり憑いてる?のがどういう悪魔なのか分かりませんが、最強の魔女で…仮にもマジで世界を滅ぼす手前に 到達したウィローには、そら中途半端な悪魔では勝てませんか、タラ死亡時にオサイラスまで一撃で殺した魔力ですし。 † バフィーへの伝言 エンジェルとの別れ際「貴方のこと、バフィーに伝えておくから」とウィローは言ってましたが、むしろこの後どういう 展開でどうなるのかは分かりませんが、エンジェルがバフィーにアミュレットを持ってくる時間的余裕はあるんでしょうか? |
□ エンジェル 第82話 「新しい役者」 □ 微妙すぎました、ローンが歌で心を読む能力を取り戻そうとして、ソレに引っかかったコーディーが全員の前でバレる、 というのは王道ながらも「やっとか…」という感じで悪くなかったんですが、本編と平行して進められていたグウェンが あまりにも微妙すぎました、露骨に本編と関係無いですし、正直展開の関係上グウェンの出番は今回で終わりか、 或いはガン側にもフレッドと別れる理由を作る為だけの展開にしか思えなかったので、ひたすら微妙なエピソードな印象。 |
□ エンジェル 第83話 「善と悪」 □ 微妙すぎ、てかもぅ確かにこのS4、エンジェル至上最も面白くないSと言われ、S4のせいでS5が打ち切られる事になった、 というのもマジで頷けるなと、バフィーS7も正直微妙な出来でしたが、あちらはまだスパイクの良さと、バフィーの スパイクに対する描写等で色々楽しめたものの、エンジェルの方は楽しむ要素があまりに少なすぎるのが何とも言えず。 今回のコナーにしても、コナーがコーディーを好きなのはよく分かるんですが、だからといって母親の言葉より簡単に コーディーの…それも「一般人を一人殺す」のにコーディーを信じる、という展開になるのも理解出来なかったりと、 あまりにも「展開重視でキャラの性格は関係無し」というのが目立ちすぎるなと、最後に出た神?はまぁ次回以降に期待。 |
□ エンジェル 第84話 「幸福な人々」 □ なんかもぅグダグダというか、恐らくS4はこのままラストまでいって、残り一話〜二話で収拾を付ける別の話で終わり、 という流れになるかと思うんですが、これはホント…まぁ、展開次第で良し悪しは一気に変わるので一応期待しますが。 † フレッドが戻った理由 何故か新品の服を買って女の元に持って行くと、女ではなく化物の顔に見え、どうやらフレッドはそれで正気に戻った、 という展開でしたけども、フレッドが戻ったのは…妥当なところで言えば、汚れた服をどれだけ洗っても綺麗に出来ず、 元に戻せなかったので新品の服を買ってきた→それを渡そうとして化物の顔と判明→正気に戻る、だったので、つまり 新品の服を買う = 女が身に着けていた服を結果的に捨てた事になる = 女の物を一度否定したので魔法が解けた、 これが一番妥当な展開でしょうか、狂信者並の信奉状態になってるので余程予定外の出来事でもない限りその対象者を 否定するなんて事は出来ないので、普通にいけばまず魔法も解けない事になりますし。 † 最初に頼るのはウェスリー 位置関係の問題かもしれませんし、話しかける時に周りに誰も居なかった、或いは「頭がいいので理解してくれるはず」 といった様々な理由があったのかもしれませんが、ヨリを戻したかったはずのガンではなく、フレッドはまずウェスリーに 女の事を話した、というのが何とも面白かったです、当たり前と言えば当たり前ですが、なんか笑えるなーと。 ただ逆に言えば、まだウィローが戻って昨日の今日とはいえ、女の顔を見るとアウトなので、こういう時こそ遠隔攻撃や 最強の魔女であるウィローを頼ればいいのに、その考えが出ないのは…流石に姉妹番組に頼りすぎるのはアレですが。 |
□ エンジェル 第85話 「魔法の弾丸」 □ もうちょっと展開を早くしてもらいたいところです、一話かけてフレッドのみ復帰、一話かけてコナー以外復帰、恐らく 次回は逃亡劇と反撃への糸口、次々回で流石に決着、S4最終話で収拾付けたり伏線回収したり、という流れになるとは 思うんですが、話数的には良い具合に纏まってても、内容の方が「もう一度見直そう」と思えるモノではないのが難点。 † 血が混じり合うと呪文が解ける ジャスミンの否定は関係無く「ジャスミンの血と混じり合うと呪文が解ける」という仕組みだったようですが、エンジェルが コーディーの血を使ってウェスリー達を元に戻した事を考えると、恐らくジャスミンの父親であるコナーの血でも元に 戻るとは思うんですが、逆に気になるのは「何故ウェスリー達はジャスミンの顔を見なくても元に戻ったのか?」 フレッドもエンジェルも、呪文が解けても信奉者のままで「ジャスミンの顔を見て」ようやく呪文が解けたのに対して、 どうやらウェスリー達は「エンジェル達の言葉だけで事態を理解した」みたいですが、いくらなんでもそれは…。 † 何故コナーの呪文は解けないのか? コナーにも血を混じらせたものの「奴らはここだ!早く来てくれ!」とジャスミンの信者を呼び寄せるまさかの展開に。 呪文が解けない理由としては、コナーはジャスミンの父親なので呪文を解く事が不可能なのか、或いは両親は既に血が 混ざり合った状態なので「元々呪文がかかっておらず」既にコナーにはジャスミンの化物の素顔が見えてる状態か。 S4だけのコナーを見る限りだと、むしろ後者が適切でしょうか、ダーラの言葉を無視してまで、罪の無い一般市民の女性を 殺すコーディーの言葉を信じたように、もはや何か心の拠り所を探してる節が強いので、自分を必要としてくれる者なら どれだけ醜い外見であろうと気にせず身を任せる、みたいな感じで、呪文が解けないだけならそれはそれで別に可。 |
□ エンジェル 第86話 「犠牲」 □ 子供達の吹き替えが合ってなさすぎて逆に笑えましたが、久々にガンのお荷物感が抜群で懐かしかったです。 呪文を解く方法に気付くフレッド、人外で主戦力のエンジェル、化物との会話でジャスミンの弱点のヒントを掴むウェスリー、 物語的には宜しくないもののジャスミンの両親となったコナーとコーディー、アンジェラスを命がけで止めたフェイス、 エンジェルの魂を元に戻したウィロー、別の次元から資料を取り寄せたライラ、コーディーの歌を詠んだローン。 全員がそれぞれ何かしらの役目を担い、それぞれがS4で役割を果たしてるのに対し、ガンは無能なだけで…今回なんて ただ逃げ回るだけで無計画なエンジェルに自分は代替え案すら出さずグダグダと文句を言うだけだったり、もぅマジで ガンって存在価値が無い…と言い切ってしまうと酷いですが、正直メンバー内での役割としては「必要無い」ですよね。 だからこそS5で知識を入手してポジションを得たんでしょうけど、それでも結局やってる事はウェスリーやフレッドが 今までやってた情報収集と同じなので、ただ単に「ウェスリー達の負担が軽くなった」だけなので、マジで無意味やなーと。 † コナーは大丈夫なのか? ジャスミンに触られるどころかハグされてしまうコナー、フレッドが会いに行った患者の話によると、どうやら触られた 箇所がぐちゃぐちゃになるようなのに、コナーが何ともならないのは…好意的に解釈すれば父親だからでしょうか。 まぁバフィー、エンジェル共に、ジョスは結構適当な描写が多いので設定を忘れてるだけ、という可能性も否めませんが。 |
□ エンジェル 第87話 「決別」 □ ジャスミン関連の展開が終了し、内容的は…特にジャスミンとエンジェルの会話の出来なんかは結構良かったんですが、 コナーが背後からジャスミンを一撃で殺したり、相変わらずそういう「悪い意味でのいきなり感」が強かったのが微妙。 特に「ジャスミンは強い」という身体的展開があったわけでもなければ、コナーがあの場面でいきなりジャスミンを 殺すのは不自然ではないものの、バフィーの時もそうでしたけど、ソコへ至るまでの過程は丁寧に描いても、なんか、 どうにも「いきなり」な感じが強すぎるんですよね、処理に困ったからとりあえず力押しで勝たせよう、みたいな印象が。 † ウェスリーだけ特別扱い? エンジェル側のメンツで言えば、エンジェルの次に重要なポジションに居るのはウェスリー、というのは分かりますが、 他のメンバーはたかが州兵にねじ伏せられてるのに対し、何故かウェスリーだけコナーにやられる、というこの展開。 普通に考えれば戦闘要員のガンこそがコナーと相対するでしょうに、やはりコナーもウェスリーが厄介と思ったとか? † どうにも納得出来ないコナーの理由 「ジャスミンが嘘だって…知ってる…でも人生そんなもんだ…他のよりマシだって…思ったんだ…」 コナーには最初からジャスミンの素顔が見えていてコーディーにそう呟いてましたが、その前に「戦うのは嫌」と、 ホント理由は分かりますが、その為だけにマジでウェスリーの首を刎ねようとしたり、理由が弱すぎるんじゃないかなと。 仮にジャスミン登場後はソレで納得するとしても、いくらダーラに捨てられたと思ってるからとはいえ、コーディーの 産む子供がどういう存在か分からない時点で「罪の無い女性を一人殺そうとしてる」コーディーを信じたというのが、 その理由が分からないなーと、まさかマジで「子供を産む為になら一人ぐらい殺しても構わない」とは思ってないでしょうし。 † ライラの登場 理由はどうあれ、とりあえずライラを好きな者としては普通に嬉しかったです、わざわざ死亡時と違う服なのもむしろ良好。 |
□ エンジェル 第88話 「家族」 □ S4最終話、あまりにもグダグダすぎた野獣やジャスミンの展開を踏まえての最終話なだけに、どういう終わり方をするのか 良くも悪くも非常に楽しみだったんですが、正直個人的には結構良い感じだったのではないかなと思いました。 野獣やジャスミンのグダグダな展開があったからこその内容だったものの、纏め方としては結構良かったなーと。 勿論、理由はどうあれエンジェルは敵の手を借りてコナーの事を全員の記憶から消したり、やってる事は「無かった事に」 と同じなのである意味微妙なものの、予想外の展開や「まさかそうくるとは!」という、視聴者が次回以降の展開に対して 非常に期待を寄せる内容だった、という意味では、ホント良い最終話だったのではないかなと。 † 契約に乗り気の面々 ガンが一番最初にウルフラム&ハートへの契約に乗り気を示し、誰にも何も言わずリムジンに乗り込んでいたローンが 二番目の賛同者、ほぼ同時期に動いたであろうウェスリーとフレッドが三番目の賛同者で、エンジェルが最後に同行を。 ただエンジェルとウェスリーの気持ちとしてはどうだったんでしょうね、ウェスリーはフレッドが来るまで動かず、 エンジェルに至ってはローン以外の全員が揃ってようやく姿を見せたので、二人とも「興味はあるけど行く気は無い」 という考えだったところを、結局他のメンバーが来たから「一人で行かせたら何をされるか分からない」とかの心配で 一緒に同行する事にした、という気持ちが強いでしょうか、少なくとも二人は実際会社を見てるので中に興味は無いはず。 † 社内見学の状況 エンジェルはライラがガイドを務め、フレッドはノックスがガイドを務めるものの心配だからか用意された銃で武装、 ウェスリーは「ライラとの契約にも仁義はあった」という…むしろ「ライラを信用して」見学をする事にし、ローンは どうやらショービジネス界の顧客が居た事で乗り気に、ガンは女の色香で余裕の陥落というあまりに無様な展開。 ところで本筋とは関係無いものの、何故ノックスの吹き替えはS4とS5で違う声優さんに依頼したんでしょうね。 もしS4の方が故人になられていた場合は別にして、日本での放送の場合、S5でもノックスがレギュラーで登場するのは 分かってた事でしょうから、最初からレギュラーとして契約しとけば良かったのになーと、仮にS4とS5で間が空くとしても。 † コナーを餌にエンジェルを釣る上層部 サニーデールとアミュレットを餌にエンジェルを釣ろうとするも「バフィーなら何とかする」と跳ね除けられ、次は コナーとコーディーの居場所を条件にするも拒否され、トドメとばかりに強盗へ入ったコナーの映像をTVに流し、この事が 原因でコーディーの治療とコナーに関する記憶と人生を条件に独断でウルフラム&ハートとの契約を決めるエンジェル。 まぁ、前回言葉の番人に「息子の為に戦ってる」と心のうちを読まれた事を考えると、仲間に無断で悪と契約を結んだ、 という非道行為はともかく、エンジェルが勝手に契約を決めるのは仕方無いでしょうか、結局コナーの為にやってますし。 † ライラに対するウェスリーの行動 エンジェル探偵事務所内で「首をウェスリーに切られた」という話をして何とも言えない表情で見つめあったり、ウェスリーは ライラの事をガンに「恋人をバラしたら〜」と、後述で「言葉のあや」とは言うものの「恋人」と呼称したり、社内の 案内中にウェスリーだけが唯一ガイドの言葉に騙されず、ガイドを殴り気絶させ中枢へ忍び込むという展開。 目的はライラの終身雇用契約に関する資料を破棄する為だったらしく「もう十分だ…ゆっくり休んでほしい」とウェスリー。 その言葉にライラは「勇敢な人ね…でも契約は契約なの…引き出しを見て」と返答、ウェスリーが引き出しを開けると、 そこには燃やしたはずの資料があり「火を点けたところで、永遠の契約に終わりは無い…気持ちだけ受け取っとくわ…」 ライラは笑顔でウェスリーを見つめて二人の絡みは全て終了、という展開でしたけども、何を今更という感じですが、 ホントこの二人の関係と描写は良い感じやったなーと、最初こそただのエロ要素かと思ってたんですが、ウェスリーは マジにライラの事が好きで悪の道から救済しようとしてたんでしょうし、ライラもマジでウェスリーを愛してたでしょうから、 展開の関係上仕方無いとはいえ、返す返すも目的の為にコーディーに殺されてしまったのが惜しいキャラだなーと。 あと強いて言えば、この中枢での展開後、ライラはエンジェルに車の鍵を渡して出番を全て終えてましたけど、この時点で 既にコナーの記憶が無くなってるので場面のテンポを崩す事になるものの、せめてウェスリーに最後の別れを言う、 というシーンが欲しかったなーと、ウェスリーがライラを好きなのは行動で証明してましたし、ライラもその気持ちに 応える返答をしてたものの、せめてフレッドの前で一度ぐらいはウェスリーに気持ちを伝えてほしかったなと。 † 今後の展開 S5を既に視聴済みなのでS5の展開は分かりますが、S4〜S5までの展開としては、恐らくこの直後…コナーの家族を見て、 そのまま会社に一度戻りすぐにサニーデールへ飛んでバフィーへアミュレットを渡し、S5はそこから約三週間後ですか。 まずコーディーを失って、次にコナーを失って、バフィーを助ける為にサニーデールへ飛ぶとバフィーはスパイクが好き、 状況だけで考えればエンジェルはかなり可哀相な展開な目にあってますよね、一度アンジェラスにまで戻されましたし。 † S4全22話を見終えての感想 しつこくもS1〜S3を見てないので色んな意味でアレなんですが、まず最初の数話はS3から物語が直接繋がってるので、 エンジェル救出〜コーディー帰還までは…メイン以外の描写が単発エピソードだった事を除けば仕方無いものの、やはり このS4の本筋となる、野獣登場→アンジェラス登場→ジャスミン登場→エンジェルがウルフラム&ハートの支店を入手、 この流れと展開が何よりもグダグダすぎて、はっきり言ってしまえば面白みがまるで無かったなーと。 ラストの支店の入手はS5を見てない場合は「え、マジで!?」という意外な展開なので非常に興味をそそられるものの、 結局中途半端なままに終わったグウェン、大した見せ場も無かった野獣とアンジェラス、あまりにグダグダなジャスミン、 これらをもっと面白い描写で見せてくれれば、という気持ちが強いです、如何せん面白くなさすぎる。 しかしアレですよね、自分でもしつこいと思いますがガンのお荷物感と迷惑っぷりは異常ですよね。 グダグダ文句を言うだけ、役に立ってない、契約にやたら乗り気、女の色香に惑わされる、独断で知識を埋め込む契約を、 知識を再び入手する為に結果的にフレッドを殺害、償いと言うくせに記憶を無くした状態で拷問を受ける、この無能は…。 † 残念な今後の展開 危うく視聴を中止する勢いの微妙さを前面に押し出していたジャスミンがようやく終了し、ウルフラム&ハートの支店を エンジェルが入手するというまさかの超展開、この時点で「ちょっとマジで次からどうなんねやろ」と、素で先の展開に 期待が持てる状況でS4が終わり、S5は初っ端からまさかのスパイクが復活しレギュラー入り、これだけ面白いイベントが 目白押しだったわけなので、正直S5で打ち切りとかは抜きに、もぅいっそ怒涛の展開を連続で発生させるという事で、 支店入手→スパイク復活→スパイク実体化直前展開→スパイク実体化で聖杯戦→スパイクにリンゼイが接触とダナ登場、 コーディー復帰でリンゼイ撃破→フレッドが死亡しイリリア登場→ガンが償い→内容を変えてバフィーに会いに行く話、 ガン復帰と同時にエンジェルご乱心→黒い棘の撃破→上層部撃破で予言成就、にしとけば良かったんじゃないかなと。 無理に単発エピで構成する必要は無いですし、影の薄いガンやS5でめっきり出番の減ったローンを活躍させるより、 「エンジェル」という番組で考えると微妙かもしれませんが、やはりキャラの濃いスパイクとの絡みをメインに物語を 進展させた方が面白かっただろうになーと、リンゼイのスパイとはいえイブも薄かったのでライラを続投させるとか。 |