バテン・カイトスU

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 制限プレイ日記
 

 完全ネタバレなので読む際はご注意下さいませ 


バテン・カイトスU 始まりの翼と神々の嗣子

(C)2003 2006 NAMCO

待ちに待ち続けたバテンU、待望の割りにはトロトロやってるのであまり進んでなかったりしますが。
上の画像はミンタカの店の近くにあるトコでのセーブ画像なんですが、一応シェラタンに到着したトコまで進めてます。
ならソコの画像を保存しろという話なんですが、まぁ、その辺りはHD-DVDレコーダー等の家庭内事情という事で。
というわけで、今はシェラタン到着直後で約4時間半のプレイ時間、感想は全てネタバレでいくので未プレイの方は注意を。
当初の予定では初回プレイから1同様、初期レベル初期メンバー元祖マグナス使用禁止、でやるつもりだったんですが、
今回は教会でレベルアップするのではなく、普通に戦闘終了時にレベルが上がるので断念。
一周目は普通に楽しんで、二周目の時に「必要最低限度の戦闘のみで極力クラスアップ無し」でやる予定。
えー、とりあえず前作と比較しての良い面と悪い面を適当に列挙していこうかと思います、あと個人的に感じた事。
良くなった点
・ゲージの制限があるとはいえ「こころの翼ダッシュ」が搭載されたおかげで移動が早くなった。
・クリアしたサブクエストが内容も合わせて確認出来る。
・マグナエッセンスを取り込む際の吸収時間が早くなった。
・ブランクマグナスを一枚使用してるとはいえ、旅日記に色々追加されるのが良い感じ、戦闘記録も色々良好。
・使い回しだと思っていたミンタカのマップ、早速追加されてる箇所があったりで嬉しい限り。
・武器防具のアップグレードが単純に面白い、やる前からアップ後のマグナスの紹介文が確認出来るのは賛否両論。
・流石に若いからかジャコモの攻撃する際の移動速度が格段に速くなった。
・曲名を記録し忘れたものの、ジャコモ戦の曲は1のアレンジで曲の仕上がりも良くなってる。
・相変わらず一般キャラは声優使いまわしの為、初っ端の伝令係がいきなり真殿さんで吹いた。
・戦闘の難易度が1より上がってる気が、少なくとも初回プレイ、1のザコ戦で全滅した記憶は流石に無い。
・戦闘に要する時間は格段に短くなってる、防御出来ないのは今はまだ微妙なものの、スピード感が上昇しまくり。
悪くなった点
・悪く「なった」わけではないですが、精霊の名前入力画面は1みたいに質問されての方が物語にのめりこめた。
・コレも悪く「なった」のではなく1もそうだったんですが、相変わらずイベント突入時と終了時は画面の暗転有り。
・コレも悪く「なった」のではなく1もそうだったんですが、相変わらずソフトリセットが搭載されてない。
・デッキの入れ替えが、満タンだと一枚でも空きを作らないと交換が不可なので1より不便になった。
・上部にHP、下部にデッキが常に表示されてる為戦闘画面が小さくなり、単純な迫力が薄くなってしまった。
・戦闘終了後のトレジャー画面、入手したマグナスの紹介文が見れなくなったので1より不便になった。
・悪いかは人それぞれの気もしますが、戦闘開始時のFightや終了時のYou Winなどは流石に雰囲気が合わなさすぎる。
個人的に感じた事
・OPムービーの質、タイトル画面の曲、共に個人的な感想を言えば1の方が良かったので出始めはやや残念な感じ。
・雑誌紹介時の画像だけだとサギが微妙に思えたものの、浪川さんがやられてるおかげで随分良く見えるようになった。
・ジャコモの声が三木さんで吹いた、若い時の声がカッコ良すぎとか以前に良い意味でソレは無いやろうと。
・流石に戦闘曲はThe true mirrorが神すぎたので今回は次点、単品で見ればThe vakedictory elegyも十分奇跡レベル。
・最初のボス戦で流れたPoacherが神すぎ、導入が爆風スランプの「旅人よ」のサビにやたら酷似してますが。
・ミリィの登場と同時にThe valedictory elegyが流れるのは神すぎ。
・戦闘終了後にHP満タンで状態異常全回復は良し悪しが微妙、良くもあるものの難易度が下がったのを考えると微妙。
・戦闘終了後普通にレベルアップするのは個人的には残念、制限プレイし辛いとかではなく、纏め上げのボーナスが。
・カメラが無くなったのも個人的には残念、モンスター図鑑みたいなのがあるようなのでソッチに自動収録なんでしょうけど。
今はこんな感じです、明日以降のプレイで気付けばまたその都度書く予定。
上記良い面と悪い面に書いた以外にも細かく上げればまだあると思うんですが、基本的には良い感じに向上してます。
ただ、前述のようにデッキ満タン時の交換や戦闘終了後のマグナス紹介文等、頻繁に使用する箇所で露骨に不便に
なってしまってる面があるのが正直残念なトコロです、全体的なプレイ速度が上昇してるだけに余計キツイなーと。
こころの翼ダッシュに関しても、とりあえず移動速度が上昇してるので「良い面」に入れましたけど、実際は書いたように
敵の居ないところでも敢えて制限する理由は無かったり、敵が居るところだと逆にゲージの溜まりが早すぎたりと、
まだ改良の余地があるなと思いました、ゲージが溜まっていればいる程戦闘突入時の行動が遅くなるのは良好。
トレードと両隣のクエストマグナスに変化がある点はまだ未知数、ミンタカの店主が派手になってるのは吹いた。
プレイ日記に関しては…俺なんかはあまりにも文才が無く面白い事を書けないので、書かないつもりだったんですが
一応書いていこうかなと、結構適当な文章になると思いますし、全然プレイ日記じゃないかもしれませんが。
えー、それで今シェラタンなんですが、とりあえず今回は声優面で妙に金かけてるのが良い感じですよね。
ヴァララの井上さんやティスタの檜山さん、なんかお偉いさんっぽいのが真殿さんでジャコモがまさかの三木さん、
更にゲルドブレイムがまさかの茶風林さん続投だったり、声だけで笑わせてもらったゲームは久しぶりです。
相変わらずキャラもシナリオも曲も良い感じなんですが、今のところピエーデの顔がカッコ良すぎたので気に入ってます。
内容の方は、サギがマジに皇帝の命狙ってたようでのっけから驚かせてくれたり、マキナウィル保管庫から出てきたギロが
いきなり柔軟体操して笑わせてくれたり、作戦室で中々並ばないサギを律儀に待つ隊員達に吹いたり、初っ端から良好。
ブランクマグナスをいきなり8枚貰えたのには驚きでした、ある意味1で要領を掴んだからこそ出来たんでしょうけども。
ボス戦終了後に夢の世界?に飛んでたっぽい事に関しては今後の展開に期待で。
ミンタカで早速リュードの家へ訪問出来たり、サギの産まれ故郷の名前がシェラタンというありえない名前で爆笑したり、
ようやく到着したと思ったらジーナが「あらあら、ひどいワッチョね」とかわけわからんセリフで悶絶したり、
なんか気付けば今回は笑ってばかりの気がしますが、今のトコ、ホント相変わらずバテンはマジに面白いです。
今はシェラタンなのでそんな感じなんですが、キャラ的には…まぁカラスやシェラがそうだったように、濃すぎるにも
限度がある程に濃い設定が用意されてるでしょうから色々楽しみなんですが、やっぱり若いジャコモに色々と注目。
単純に主人公とヒロインという意味では、やっぱりサギだとまだカラスには劣ってるなーと。
カラスは顔も性格も雰囲気も声も、全てにおける意味でのデザインが神がかってたので流石にカラスの上をいくキャラを
考えるのは難しいと思いますが、サギも予想外に良キャラなもののカラスと比較すると今は微妙かなと。
一方のミリィ、好みの問題で言えばシェラよりミリィの顔の方が好きなので、そういう意味では今のトコ良好。
設定はまだ分からないので今後どうなるかは分かりませんが、カラスにもシェラにも言える事としては、
流石に1は神ゲーなだけあって、カラスもシェラも、最初の登場の時点で何かが神がかってたんですよね。
ケバルライの曲があまりにも神で印象を底上げしたというのもあるでしょうけど、やっぱ神は最初から神やな、みたいな。
これで、実はギロの声に女が入ってるので本作のヒロインはギロだった、とかのオチがくれば神どころではないですが。
えー、マジで楽しいです、ジャコモに全滅させられた時は何故か吹きましたが、相変わらず今年の神ゲー候補筆頭。
クズマーンは今回も健在なようなので、今後が色々と楽しみです、とりあえずシェラタンを考えた人は天才。



バテン・カイトスU 始まりの翼と神々の嗣子

(C)2003 2006 NAMCO

アザーにでも行ってみるか、というトコまで進めました、若いジャコモ以上にゲルドブレイムの変わりようが笑える。
戦闘も大分慣れてきたので結構楽しめてるんですが、とりあえず今回のプレイで気付いた事でも羅列。
・全体攻撃、全体回復、それぞれの追加。
・水中での息切れを振動で表現。
1だとマルペルシュロが三回行動する以外は全体攻撃自体存在しなかったものの、今作は遂に導入。
ダメージ自体はまだ序盤だからかそれ程大きくはないものの、やっぱり有るのと無いのとだと大違いなので便利です。
逆に全体回復は非常に重宝してます、まだばんそうこうなので80という微々たる回復量ですけど、流石にコレばかりは
攻撃と違い少しでも全員の体力を早めに回復出来れば戦局が格段に有利に運べるので良い感じやなーと。
プレイ日記としては、ミリィが…恐らく帝国のスパイっぽいようですけど、誰の命令で動いてるか、ですよね。
現状の判断材料だけで考えれば、ヴァララは情報があったからシェラタンに来たとは言ってましたけど、
ティスタ達の世界へ意識が飛んで戻ってきた後、サギを付きっきりで看病してジーナに「あなたみたいな優しい子が〜」
と言われて「ち、違います!そういうんじゃないんです…ほんとに」と悲しげに否定したもののヴァララ達が町を
襲撃してる事に対しての謝罪的な描写は一切無し、ネロが「どこかでお会いしたかな?」と質問すると、
「……いえ、ネロ様とは一度も」と、即答せずに「ネロ様とは」と発言した事を考えれば、まぁ順当にミリィへサギの
監視?を命じてるのはネロに憑いてる精霊という事でしょうか。
それなら「同じ精霊憑きとしてサギの事が気になるから」という理由でサギを監視するよう命令したのも頷けますし、
ミリィが付きっきりで看病したのも「死なれては困るから」という理由で、という事になりますし。
更に言えば、サギが精霊憑きというのを信じたのはネロが精霊憑きだと知っていた以上に、ソレが嘘でないとマジに
理解してるからとか、そういう情報をネロの精霊に教えてもらっていたから、とも取れますし。
まぁ実際どういう理由かは分かりませんが、1のカラスと違い、既に誰かの命令で動いてるっぽい描写がしっかりと
表現されてるので、今後どうなるのかが楽しみです、実はマジでただのお嬢だった、とかも逆に新鮮なので有り。
次の疑問点としては、何故マルペルシュロの遺児がサギ達を護りヴァララに攻撃を仕掛けたのか。
皇帝の館と湖、既にサギとギロは二度襲われてるのに護ったというのがよく分かりませんが、コレも前述のミリィ同様、
現時点での判断材料で考えれば、実はサギもマルペルシュロの遺児なので防衛本能が働いて護ったとか、遺児が
護ったのはサギではなくギロで、何故ギロが遺児を攻撃したかというとサギに関係が悟られない為のプログラムが起動、
もしくは意識はあるけどわざとああやった…とか、流石にミリィの方と違いこちらはまだまだ不透明ですけども。
ティスタ達の世界に関しては流石に不明、何故ギロ達は見えていないのかとか、何故サギはマーノと呼ばれてるのか、
とか色々ありますけど、個人的に「実は過去の時代をサギが夢の中で体験している」とかの展開は勘弁してほしいなーと。
別にイヤなわけではありませんし、どちらかと言えばある意味熱いものの、既にFF[でラグナが正にソレをやってるので、
あまりにもネタが被るので微妙かなと、ティスタ達の魔力が凄すぎるというのもミズチさまの先祖で古代の魔術師だから、
と考えれば無難に筋が通りますし、マーノが誰かに関しては流石に分かりませんが。
何故ティスタ達の世界へ飛ぶのかは…今のトコ常にヴァララが登場した直後なので実は彼女が、とかなら笑いますが。
てかヴァララの乗るマキナのビームで大陸の一部が消滅とかヤバすぎ、そんな危ないの町中でぶっ放すなよ。
で、ミンタカに戻ってきてネロに会い今からアザーに行く、という感じです、相変わらずバテンは伏線が面白い。
帰ってきたミンタカから使用可能になった闘技場に関してはまだ一度しか戦ってないので何とも言えませんが、
闘技場での戦闘中はThe valedictory elegyのギターverが流れるというのは中々イカしてました。
1だとThe true mirrorのギターverはエンドマグナス関連のみ、今回はソレに相当するであろう遺児がPescherなので
The valedictory elegyのギターverはどこで使われるのかなと思っていたんですが、思わぬセレクトで良好。
ただ、闘技場での戦闘でも経験値を入手出来たのはちょっと微妙かなーと。
やはりコレも二周目で制限プレイをしようと思ってるからこそ感じた事なんでしょうけども、言わば実力の成果を示す
闘技場なのに、そこでの戦闘でも、ある意味当然ですが経験値が入って成長するというのは微妙かなーと。
この闘技場関連で希望を言えば、やっぱり闘技場の一番強い敵、或いはクリア後にのみ登場する敵辺りで、
戦闘曲はThe true mirrorにしてカラスが隠しボスとして登場してくれれば嬉しいかなー、などと夢見たり。
で、闘技場以外の新要素のセドナ、コレは単純に星座やクズマーンの系譜がより視覚化されたものと考えれば、
今まで以上に集めるのが楽しくなる要素なので大歓迎なんですが、むしろ最初の人物であるマイアが良すぎました。
「サギならこの町を元に戻せると思うんです。…100%勘ですけど」という発言に始まり、セドナのマグナスを何一つ
持たない状況で話しかけると「手ぶらでくるとは、恥知らずめ!…って嘘です。ごめんなさいごめんなさい」とか良すぎ。
シェラタンにはあんこく魔王とシェラタン戦隊が居て、サギがレッドとして妙に乗り気だったり、ブルーが「レッド…」とか
やたら感慨深げに言ったりと、今回は1以上に笑えるセリフが多くて個人的にはツボ突きまくりです。
まぁ、一発目はブランクマグナスが満タンでオモチャの剣を貰えずリセットした、というアクシデントもありましたが。



バテン・カイトスU 始まりの翼と神々の嗣子

(C)2003 2006 NAMCO

雲の道まで来ました、動植物図鑑の不明項目を埋める為にマグナス落とすまで戦いまくってるせいで進行状況が遅い。
・戦闘中にスタートを押すとポーズがかけれる。
前回までは気付かず今回のプレイで気付いたのはコレ、全く気付かなかったのでスタート押すのを忘れてたんですが、
コレ地味に便利ですよね、前回は戦闘結果を表示しておかなければ戦闘中のトイレ休憩すらままならなかったわけなので、
遂に投入された一時停止はひたすら便利やなーと、実際そうそう止める事は無いですけど、流石にコレは無駄に便利。
そういえばアレなんなんでしょうね、稀に見かけるクエストマグナスでの紹介メッセージの一文。
「ある場所に持って行く事で彼との再会が」という紹介、単純に考えればわざわざ「彼」で「再会」なので、特定の
クエストマグナスを揃えて所定の場所へ持って行けばカラスに会える、とか。
あまりにも無難な展開ですが、それでもやはりカラスが20年前のこの舞台にも登場するとなれば嬉しいので期待してます。
他に気になったのはセドナのマグナス、1で星座のマグナスをザコが落とすのと同様、今回もザコがセドナのマグナスを
持ってたので結構良い感じでした、今回は動植物図鑑でドロップ品の有無を確認出来るのでソレ程困難じゃありませんし。
で、一応プレイ日記を書いてるわけなので、今回から個別に感想書いていきます、ストーリー順に個別で、という感じ。
 鉱山の村アザー
狂狼部隊が襲撃する前のアザーなので活気に溢れていたのが印象的でした、曲も明るく単純に平和な風景が泣ける。
店が奥の建物ではなく入り口右手にある穴、まぁ「何故2にはあるのに20年後が舞台の1には無いのか?」という野暮な
ツッコミをするのもアレなんですが、何故この穴を閉じて奥の建物を店に変更したんでしょうね。
そしてシェラタンでもそうでしたがやたら子供に懐かれてるギロ、キャラ的にもミリィとの絡みも込みでええなーと。
色んな人と話してるとまさかのアルマード登場、事前情報全く仕入れてなかっただけに驚いたというか、落ち着き具合は
確かにアルマードのモノですが、たかが20年程度で顔と声がああも老けた事実に涙、しかもリュードを護って…(´Д⊂
ミリィが「アルマ姉さま」と呼んでいたのは意外でした、血縁者以外の人物に対して「姉さん」だとか「姉さま」とか
呼ぶのって基本的には「姉御」と呼ばれても違和感の無い勝ち気なタイプじゃないですか。
なのに冷静で落ち着き払ったアルマードの事をミリィが「アルマ姉さま」と呼称、良い意味で新鮮な印象を受けました。
その後も散策を続けるとバインという鉱夫が登場、ジャコモに続いてバインも三木さんが担当されていて非常に大人の男を
見た気がするんですが、ネロの命令で再度アザーを訪れると入り口の一般兵も三木さんボイス、嬉しいけど使いすぎ。
嘆きの風と呼ばれるテロリストを捕まえるのがサギの最初の任務になりましたけど、ココで登場する現場の部隊長である
リュバンナ、顔や性格からしてリュードの父親確定ですが、小山さんが担当されていたおかげで妙に優しいイメージが。
テロリストを探す過程は逆転裁判ばりに証拠集めに走り回ってましたが面白かったです、ある意味お使いイベントを
複数回やらされてるようなものですが、1にはこういう展開は無かっただけに面白いなーと。
しかもまた「テロリストを見つける」のは正しい事をしてるものの、アザーの人々は嘆きの風を庇って自分がそうだと
言い張ったりと、結果的にテロリストを見つける事がアザーの人々にとって不幸な結果になってるというのが、
優しいサギが孤児院への援助資金の為に頑張ってるのに、実際自分は糾弾される事になってるのが可哀想やなーと。
とりあえずココはアレでした、間違えた選択肢を選んでも音声有りでマジに「嘆きの風を嫌っているからです!」とか
自信ありげにサギが断言してくれるのが笑えました、証拠を見つける度に「なに、本当か!?」のリュバンナもイイ感じ。
 火炎洞窟
ココは奥へと逃げたバインを追うだけだったので特に感想は無し、バインが影になった事でネロに報告し「殺せ」と
言われて戸惑うサギが良かったなというぐらいです、暗殺が仕事の暗黒部隊に新人として配属されたとはいえ、
やはりそうそう見知った人間を殺すには抵抗があるという一面が描かれていたので良かったです、遺児戦で数回全滅。
 廃船ナオス
名前を控え忘れたんですが、ティスタの身を案じて心配してる女性、恐らくは恋人だと思うんですが、そういう重要な
ポジションのキャラにも関わらず顔グラが用意されてなかったので可哀想だなと思いました、一番の感想がソレてお前。
今回は色々と謎の答えが増えたのと明かされたのが紙一重で色々と描かれてましたけど、まず順番で言えばギロ。
「わしは何故だか懐かしい気がする」と発言してたので、無難に考えれば、ティスタ達にはギロの姿が見えてないので、
ワイズマンがギロとか、或いはやはりギロはワイズマンでティスタ達に倒されて埋められた、やはりココは過去の世界で
遥か未来になってサギが掘り返して発見した、とかでしょうか、何かしらサギにとって良くない展開になりそうですが。
で、外に出ると大陸がどこまでも続いてて上空に雲がある事が判明し驚くサギ達。
可能性としては、前述のギロは抜きに、時代は分からないもののココは泥雲の下、それか大陸が空へ浮かぶ遥か古代、
或いはカラス達が地上へ降りた遥か後の世界でまた争いが起こった、とかでしょうか。
ティスタ達の魔力がギロや魔法学校の先生より遥かに強い事を考えると、やっぱりミズチさまのご先祖が濃厚かなと。
 火炎洞窟
舞台は再び火炎洞窟、後程判明する「暗黒部隊内でのサギの手配はまだ解かれてない」という事を考えると、
いくら遺児の捕獲が最優先とはいえ明らかに憔悴し切ってるサギをヴァララが見逃すのは妙な気がしたり。
洞窟が崩れるので脱出する最中、「サギ!急いで渡らんか!崩れるぞ!」とギロが発言した瞬間、火炎洞窟の主登場、
その光景に三人共「あ」吹いた、今回本筋も横道も、とにかく笑える展開やセリフが大量に用意されててたまりません。
 鉱山の村アザー
大したイベントも無く通り抜けるだけですが、怪我をしたリュバンナを介抱しているアルマード、ミリィとの会話で
アルマードがリュバンナに惚れてるっぽい描写があったので「リュードの母親は誰か?」が、設定面だけでなく実際に
アルマードだと確定したわけなんですが…実はリュード関連の設定を詳しく覚えてないので偉そうな事は言えませんが、
今回のミンタカのリュードの家で勉強してる男の子と女の子、また名前を控え忘れたんですがリュードの兄と姉ですよね、
という事はアルマード以外にもリュバンナには妻が居たという事なんでしょうか?
単純に俺が設定を覚えてないだけとか読み取りミスをしただけかもしれませんが、その辺りどうなってるのかなーと。
 ミンタカ郊外
コレといった感想も無く、ギロが「ぬし、やはり信用出来んな」とはっきり言ったのがカッコ良かったー。
 帝都ミンタカ
バアルハイトに会う直前に「友達のとこに行ってくる」と言い出すミリィ、前回までのプレイだとミリィに命令?してるのは
ネロかネロに憑いてる精霊だと思ってたんですが、バアルハイトに会うのを露骨に避けたという事は、実はミリィに指示を
出しているのはバアルハイトかシャナトという事なんでしょうか、シャナトが一度退室させられた描写がある事を考えると、
その時にシャナトと接触した可能性があるので指示してるのはシャナト?
まぁ、そういう事は考え出したらキリが無いので今の時点ではまだ何とも言えませんけども。
あと、コレは流石に深読みしすぎだと思うんですが、兵士がバアルハイトの事を「いつ休んでんねやろ」みたいな発言、
実はバアルハイトもギロ同様に喋るマキナみたいなモノ、とかいう伏線だったとしたら面白いなーと。
 ミンタカ郊外
専用の船を用意するネロの大物っぷりが素晴らしい、いくらサギが精霊憑きとはいえ待遇良すぎ。
そんなネロに憑いてる精霊の名はダイモン、また無駄にイカツイ名前で笑わせてもらいました。
 帝都ミンタカ
港に停泊してるボート並に質素な三艘の舟に落胆するミリィが可愛かったです、てか何気にミリィ可愛い。
で、この段階から店へ手紙が届けられるようになったわけですけども、この手紙の要素も結構良い感じですよね。
ジーナのような主要キャラだけかと思えばワッチョからの手紙が来ていたり、予想外の人物からも届いてるのが良好。
 城下町シェリアク
サギ達を迎えに来てくれる女騎士セルシカ、兵士や町民、サギは「綺麗」と評してましたけど、個人的には「かわいい」
顔もイイので中々良い感じなんですが、ミンタカを発った時のシャナトとバアルハイトの会話から考えると、
恐らくセルシカも余裕で影になり死ぬでしょうから可哀想なトコロ、声は皆川さんでしょうか、ちょっと自信が無いですが。
てかジャコモから手紙が届いてるのに吹きました、また負け惜しみとしか思えない言い訳の内容が素晴らしい。
同時にようやく闘技場からクラス2へなる為の仕事依頼、正にようやくといったところなんですが、個人的には、
闘技場は悪くないけど進展状況的には今のトコ微妙かも、シェリアクでようやくクラス2が解禁、けどこの時点で既に
クラス2程度だと負ける要素が無いので、ちょっとトロトロしてるかなーと。
確かに、最初の時点で全て解禁だと、特にこのゲームの場合システム的に低レベルだろうとクリア可能なのは…1とは
戦闘シスムが変わってるとはいえ既に俺自身1の制限プレイをクリア済みなので、下手したら序盤から闘技場で入手出来る
高性能なマグナスを所持する事も可能という危険性を孕んでるとはいえ、ちょっと進展がダラダラしてるかなという印象。
病院で自暴自棄になってるエルに関しては良い感じでした、バリバリの大阪弁で声優さんも普通に大阪弁で違和感が
まるで無かったのも良好、キャラ的にも良い感じだったので、強いて言えば顔グラが欲しかったかなと。
レイドカーンとギバリに関してはまぁ、ギバリがものごっつ群集に紛れそうな顔グラだったのには笑いましたが、
むしろレイドカーンのやんちゃっぷりに驚きました、ちゅーかいくら20年経過したとしても1のは落ち着きすぎ。
お互いの呼び方も「ギィ」と「レイちゃん」で実にワロス、いやワロスとか書いてる場合じゃないんですが笑えました。



バテン・カイトスU 始まりの翼と神々の嗣子

(C)2003 2006 NAMCO

雲の大風穴まで来ました、ちょっとEXコンボ探すのが楽しくて色んな技の組み合わせを試してみたり。
というかホント、1の時点で「戦闘がココまで楽しいRPGは初めて」と思えるくらい楽しかったんですが、今回は正直
1を遥かに上回る楽しさですよね、勿論今1をやってもやはり面白いですし、基本的に1と2では戦闘システムが根本的に
違うので一概にどちらが上と比べる事は出来ないんですが、今回は戦闘中のEXコンボがあるおかげで全然違うなーと。
その反面、1で楽しかった食事を作ったりという戦闘中のSPコンボが無くなってますが、単純な戦闘の楽しさは2が上。
あ、あと闘技場で流れるThe valedictory elegyのギターver、流れるのは新しいランクに挑戦する一戦目だけなんですね。
二戦目以降は通常verが流れてたので、個人的にはちょっと勿体無いかなーと、折角なのでギターverにしといた方が。
更にどうでもいい事なんですが、ミリィがアラベスクを使った際の「アラベスク!」のセリフが妙に好きです。
 小天河〜雲の道
川の流れる映像が神、1の時もそう思った気がするんですが、なんかもぅ凄いどころの騒ぎじゃないですよね。
PSでFFZが発売されて以降、色んな意味での「綺麗な映像」にはいい加減目が慣れてしまってるのが現実なんですが、
ココに来てまだこれだけ凄い映像を見せてもらえると単純に驚くというか、もはやあの川に飛び込みたいレベルの映像美。
内容的には流石に通り抜けるだけなので特に感想も無いんですが、目の前でレイドカーン達に逃げられてしまい悔しそうに
地団駄を踏むミリィ、雲が途切れてるのでレームを踏みつけて向こう岸へと飛ぶレイドカーンとギバリ、この辺りが非常に
面白かったです、ミリィの場合キャラ的に十分良好なんですが、まずレイドカーンが先に踏みつけたのが根性あるなーと。
年齢的に若いからとはいえ、王様がコレやとそら家臣は苦労するどころの騒ぎじゃないなと思いました。
王家の鏡で虹を消すのはレアな手法で面白かったです、反射鏡を使って威力を強めるのも古典的ながら良い感じ。
ちなみにコレはたまたまだと思うんですが、何故かココは攻略中に二度エラーが発生してストップしました。
 漁村ナシラ
わざと兵士に捕まりレイドカーンに会う道を選択するサギが個人的には和みました、和む理由がよく分かりませんが。
暗黒部隊らしく「兵士を皆殺しにしようよ」とか言ってくれるのを何気に期待してたんですが、良い子はそんな事考えない。
まさかのパロロ二世が出てきて、しかも三世と違い顔グラ有りで無駄にカッコ良かったのが「お〜」という感じでしたが、
何故二世はディアデムに居るのに、20年後その名を受け継いだ三世はサダルスウドに居たんでしょうね。
レイドカーン達と仲が良さそうなので今後も出番はあるでしょうけど、その辺りのエピソードも見てみたいなと思ったり。
他に面白かった点は倉庫に居る兵士達の一人が檜山さんだった事でしょうか、いきなり声が聞こえてきて麦茶吹いた。
てか、取り上げられたマグナスが返ってきたのに王家の鏡をレイドカーンに返さないサギが天晴れ。
パロロ二世に続いてレブリスのカッコ良さも異常でしたし、アナがやたらめんこいのも異常でした、スゲーなディアデム。
しかしまぁ、アルマード同様この二人も20年後の顔グラが異常に老けすぎなのが難点ですよね、いくらなんでもエグイ。
 雲の道
ジャコモ再登場、初戦時と違い流石に負ける事も無くすんなり撃破、わざわざサギ用の武器を落としてくれるイイヤツ。
むしろココでのメインはラムバリの「ディアデムの騎士以外船に乗せてはならん習わしになってるのだ」というセリフ。
その言葉を受けてミリィが「ポカーン。なあに?あの迷信かぶれ」と言ってましたけど、確かに気にしすぎですよね。
1でもレブリスが余所者であるカラス達を船に乗せたギバリに文句を言ってましたが、昔からの習わしや教訓がどれだけ
大事とはいえ、少なくとも今回のように「雲の大風穴にバアルハイトの私兵が来てる」という一大事にもそういう事を
気にするのは流石だと思うのと同時に、サギ達を歩かせたせいでディアデムがマキナ化してもいいのかとやっかんだり。
 雲の城エルナト
コレといって感想は無いんですが、ラムバリが説教してる最中に報告に来るディアデム騎士が小山さんで吹いた。
1でも茶風林さんが端役の声を結構担当されていたりして笑わせて頂いたんですけども、今回、どうにも重要な局面で
出てくる一般兵に豪華な声優さん使ってる事が多いですよね、嬉しいのは嬉しいんですが、逆に声の印象が強いせいで、
物語を楽しむ以前に「ココで使うかよ(笑)」と思ってしまう事を考えると良し悪しは微妙かなとも思ったり。
それと、厳密にはエルナトではなくシェリアクの店で受け取る手紙なんですが、律儀にもサギへ感謝の手紙を送ってくる
リュバンナ、アザーの事を悪く書いてる辺りは悪い意味で流石ですが、同じ帝国の人間なので当然かもしれませんけど、
こうしてサギへきちんと感謝の手紙を送るというのは偉いですよね、普通は再会した時に言いますし。
更に言えば、1でのリュードの兄と姉の言動を見る限り、そういう一般常識的な礼儀は一切持ち合わせて無い印象が
強かっただけに、2〜1の時代にかけて任務中の事故で死んでしまう事になるリュバンナは結構常識人やったんや、と。



バテン・カイトスU 始まりの翼と神々の嗣子

(C)2003 2006 NAMCO

領主の館まで来ました、「出るかなー」とか思いながら試したサギのEXコンボが出た時の感動は何よりもデカイ。
同様に、闘技場の何とかというヤツの囲ってる傭兵やモンスターには手を出さない方がいいと言われたのに、
完璧に忘れてて気付けばランク3の敵を全滅させてた時の衝撃も何よりデカイ、どうせ倒すつもりとかは抜きに。
しかし今回はブランクマグナスが16個もあるので多いなと思ったのも束の間、正直1と違い2は取得出来るエッセンスが
異常に多いので16個程度だとむしろ足りませんよね、二周目になれば何が必要で何が要らないのかは分かるものの、
一周目だとその見極めが難しくて結構持ち運ぶのが大変やなーと、中には捨てれないモノもありますし。
 雲の大風穴
強風で吹き飛ばされるのがウザイながらも面白かったです、1でも流される滝とかありましたが、単純に面白い。
ボスは今まで同様セルシカが影になり戦闘かと思いきや、ナスカ、ヴァララ、ヒューズ、の三名と同時に戦闘。
マキナフォーメーションの破壊力が無駄にデカくて数回全滅しましたが、今回こういう合体技があって良い感じですよね。
ボスが三匹というのは1のジャコモ達もそうでしたけど、今回は敵が合体攻撃をしてきて、確認した限りだと使用時の
セリフが最低二種類は有ると、キズロン軟膏で600強回復するナスカはウザかったですが良い感じでした。
二周目で制限プレイする事を考えればちょっと萎える連中ですが…ヒューズが小西さんでカッコ良すぎたのも最高。
で、戦闘終了後にやってくるレイドカーン達、早速油断したのかシャナトに人質にされるレイドカーン。
「動けばレイドカーンの命はない………と言いたいところですが、生かしておく理由は無いのでね。好都合ですよ、
このまま死んでいただきます」とかシャナトがあまりにも神発言をしたのでついメモってしまいましたが、ラムバリが
特攻してレイドカーンは助かるもののラムバリはシャナトの銃撃により射殺、セルシカは発狂して遺児になりナスカが
マキナアルマを持ってきたところでサギの意識が飛びティスタ達の世界へ。
展開的には非常に熱かったんですが、えー、ナンと言うかコレは、正直空気を読まずに冷静に状況と結果だけを言えば、
はっきり言ってラムバリもセルシカも完璧無駄死にですよね、無駄死にというより、むしろサギの邪魔をしただけ。
今までのボス戦と違い、今回の三人との戦闘は終了時の会話から考えてもサギ達が結構優位に立ったっぽい状況。
ギロがナスカを余裕で人質状態にして、シャナトにしてもヴァララ達が簡単に負けた事で少なからず動揺したはず。
ソコへノコノコとやってきて人質にされるレイドカーン、結果はラムバリとセルシカが死亡。
確かにサギは「僕達が先行します」と言っただけなのであって、間違っても「来るな」とは言ってないのでディアデムの
平和を護る為にラムバリとセルシカが来るのは当然ですが、迂闊にもレイドカーンも来たせいで無様な結果に。
レイドカーン達が来なければ、恐らくナスカは人質に出来たままでラムバリが死ぬ事も無く、セルシカが遺児へと
変生する事も無かっただろうなと考えると、失礼ながらレイドカーン達は正直邪魔しに来ただけやったなーと。
 廃船ナオス
婚約者であるクィスに「大丈夫、俺は必ず帰ってくる」などの気休めを言わないティスタがカッコ良すぎでした。
曲名を控え忘れたんですが、ナオスの背景音楽は神、曲がイイだけでなくティスタ達の心境にマッチしすぎ。
 領主の街クヤム
町の内部の構造や時計台など非常にシェラタンに酷似しており、サギも言ってように時計台の存在がデカイ。
しかしミリィが言うように「でも、この時計台はまだ新しいわよ」という状況。
まさか誰一人「ひょっとしてココは昔のシェラタンなのでは?」と考えないとは夢にも思いませんでしたが、
状況を考えればココは古代のシェラタンなものの、それだとワイズマンの屋敷が皇帝の館と同じ作りなのが問題ですよね。
ティスタ達の世界は描写される度に「謎が明かされると同時に増える」というのが面白いです。
その後、ワイズマンの屋敷で対面する事に、ワイズマンが郷里さんで、今まで以上に味のある喋り方をされていて
ハマりすぎどころの騒ぎではなかったんですが、このワイズマンのやっている「人々のマグナス化」に関する人々の
反応が個人的には意外でした、信者連中はある意味ヤバイ宗教のソレに酷似してて「いかにも」でしたが。
ティスタ達の暗い雰囲気を考えると、ワイズマンの行っている人々のマグナス化はもっと受け入れられているのかとばかり
思ってたんですが、実際このクヤムの町だけで考えても「怖い」だとか「父親を奪った」といった否定的な意見の方が
目立ってたじゃないですか、数自体は信者の方が多いものの、信者以外は意外に否定派が多い。
で、実際ティスタとの会話で明らかになった事ですが、別にワイズマンは無理に人々をマグナス化しているわけではない。
少なくとも一つの村が無理矢理マグナス化されてはいたものの、ワイズマンとの会話を聞く限りだと強行ではない。
しかも、屋敷の前での描写を見る限り一人一人マグナス化しているうえ、その場に居る人の中から選んでいて、
ティスタ達の言動にも「こころが〜」というだけで押しつけもしなければティスタ達の言葉を否定もしない。
そんな状況で、ティスタ達が力ずくでも止めるという展開になったので、正直展開だけを見てみれば、むしろティスタ達が
悪人に見えました、冷静に考えればワイズマンが圧倒的に悪いのかもしれませんが、個人的には「そうかな?」と。
しかしなんですか、ワイズマンが大量の光のようなモノをティスタ達に浴びせてる最中に雲の大風穴へ意識が戻ると、
まさかこんな熱い展開の最中にお預けを喰らうとは思わなかったので早く続きが見たいところです。
可能性で言えば、やはりティスタ達は全員マグナス化されてしまった、とかになるんでしょうか。
 雲の大風穴
話の展開上は強いと言われてるマキナアルマがあまりにもザコすぎてどうしようかと思いましたが、特に語る事も無く。
 雲の城エルナト
ギバリがいずれラムバリと同じ行動を取るのではないかと心配し、ギバリの事を想い騎士団を辞めさせるレイドカーン、
あまりにも友達想いな一面を見せられたのでつい王家の鏡を返してしまったんですが、非道ながら勿体無いことした。
城門前でセルシカの友人だという兵士の頼みを受けて血まみれの紋章を回収に向かう事に。
セルシカが遺児になった場所へ行き回収出来たものの、現段階ではまだナスカのマキナアルマに勝てませんでした。
 城下町シェリアク
イベント自体は無いものの、カゼラ菌の三兄妹が最高でした「ほんと、すみま―――ンェッホ!グッフォ!ゲッホ!」
これがまた無駄に演技が気合が入ってて、こんなベタなネタで腹よじれるほど笑わせてもらいました。
 ミンタカ郊外
ネロから1000年前の神々の戦いと遺児の話を聞く事に、正直普通にサギへ教えておくべき事の気がせんでもない。
しかしネロ軍務官、サギの仕事なのでサギに任せるのはいいんですが、ディアデムにしろサダルスウドにしろ、
その国との協力関係を仰ぐ為の大使役が15才の少年少女と外見はマキナの機械人形だけっておまえ。
サダルスウドに至っては、事前にバアルハイトの私兵が既に現地入りしてるという情報が入ってるにも関わらず援軍等は
一切無しで、やたら派手な専用船でサギ達三名にだけ行かせるとかよくよく考えたら鬼やなと思いました。
 古都フェルカド
懐かしかったー、1に存在していた場所は全て懐かしいものの、やっぱりケバルライやフェルカドのように、ゲームが
始まって一番最初に居た場所というのは思い出も特別なものになるので、久々にゲームで懐かしさを感じました。
で、一つ目のマップ切り替え時にミリィがいきなり離脱、流石にコレばかりは誰と会ってるのか読めませんか。
あ、でもアレですか、今まではネロやバアルハイトの命令でサギを見張ってるとばかり思ってたものの、可能性で言えば
サギもマルペルシュロの遺児である線は捨て切れないので、まさかの二作連続ネタで「ミリィは氷の女王」という
可能性が無いわけではないんですよね、或いは…名前を忘れてしまったんですが、シェラに「ばばさま」と呼ばれてた
やたら顔色の悪い人、あの人がサギの事を予知したから確認しにきてる魔女、という可能性も。
えー、街中に張られてる人相の悪い三人の手配書は面白かったです、結婚詐欺師サギが一番吹いた。
領主の館の前でジャコモと会話してる暗黒部隊員が茶風林さんで吹きました、しつこくもこういうトコの有名人は勘弁。
それでココだったかどうか忘れたんですけどパロロ二世から手紙が、色んな場所へ行くとの事、当たり前ですけど
場所を移動してる関係で、1では三世がサダルスウドに居たんですね、二世の性格を考えれば何か違和感がありますが。
 ヌンキ渓谷
特に感想は無いです、どうしてもヌンキチュラを思い出すものの流石におらんかったなー、というぐらいで。
 農村ケバルライ
個人的に小西さんが非常に好きなのでヒューズが喋るシーンがあるだけで満足でした、ロドルフォはどうしようもないな。
うしぶたの乳絞りをしてる子や、うりぞうの世話をする男の子、20年後の1でも同じ事をやってるのを思い出すと和むなと。
特に女の子は2の時点だと非常に楽しそうで将来もやるつもりなのに、大人になってると飽きてるのがリアルで良好。
ラリクシの診療所がまだ牛の飼い場だったり、個人的に1との比較で一番楽しめたのは、やはりこのケバルライです。
ただ、やはり1のケバルライの曲、月騙しの森の曲、サダルスウドのマップ曲、この三曲が神がかりすぎていたので、
そういう意味では、サダルスウドのマップ曲はまだしもケバルライと月騙しの森は少々残念でした。
ついでに闘技場の仕事をこなしてランク3へ、闘技場に居る人々がサギの噂をし始めてて会話するだけでも楽しいっす。
ちなみにランク3で初めて全滅したんですが、敗北時専用の部屋があるんですね、専用のキャラも居てたりと良い感じ。
ソコに登場する看護婦がキャピキャピ系とやたら渋いの、キャピ系がサギに変な介抱をしたらしく、焦ったのか渋いのが、
「ちょ!おま!?」鼻水吹いた、どう考えてもスタッフにVIPPERがおるとしか思えん、兵士フェチとか変なキャラ多いし。
 古都フェルカド
慢性肝炎でライフ減少、Hな小説でサギのライフ上昇、それぞれ無駄にリアルで笑わせてもらいました。
また慢性肝炎は捨てれないというのがキツイですよねー、病気は個人の意思で捨てれないのである意味リアルですが、
実際問題地味にライフが減らされてる事を考えると邪魔なだけやなと、凍れる水は今現在持ってませんし。
で、領主の館へ向かう前に色々と散策、闘技場のランク3を全滅させたり、クズマーンを回収してパックマン貰ったり。
てかパックマン喰うの早すぎ、試しに旅日記と闘技場タグを置いてみると防げたので一安心ですが、流石にクズマーンの
忠告通りまだ貰わない方が良かったような気もしましたが…まぁ一周目なので気楽に楽しもうという事で。
早速円周率求めてる子が居たりするのは良い感じですよね、バテンは町の人の一人一人まで濃いので、こういう風に
「20年前の村人はこういう村人だった」という面を見せてくれるのはただひたすら嬉しいです。
これでクズマーンがパックマンという事は黙ってても構わないものの、せめてくれる前に「隣接したのを喰うぞ」と
教えてくれていれば助かった事を考えると悪い意味で相変わらずですが、やっぱりサダルスウドは和むなーと。



バテン・カイトスU 始まりの翼と神々の嗣子

(C)2003 2006 NAMCO

サダルスウドをクリアして今からアヌエヌエというトコロです、何故かいきなりブレンダーに凝り始めました。
ところで気になったのは戦闘記録、コンボ関係は表示されてる三点全てを上回ると記録が更新される、という解釈で
いいんでしょうか、流石にヒット数だけならミリィが異常に叩き出してくれますし、ダメージだけならもっと上を
弾いてた気がするだけに気になりました、今のところEXコンボはサギの真・火炎氷連斬がカッチョ良くて気に入ってます。
 領主の館
ドアとドアの真ん中に立ってる暗黒部隊員が、位置的にも中途半端な上に移動速度もそれなりに速くて鬱陶しかったです。
今回は1と違いツタを伝って隣の部屋へ行けたり、1の時点だと何も無かった一階の左右に部屋があったりと、
1をプレイしていれば「ここには無い」という先入観で判断してしまうという、良い意味で裏切られたのが何よりも良好。
急いでる関係上サギらしくなく強行突破したり、相変わらずジャコモは笑わせてくれたりと面白かったです。
しかしロドルフォは1以上に最低ですよね、1だとシェラの処刑を命じてたので非道さは増してますが、マキナ化を
どう考えているのか、と問うサギにまで「独立する為に〜」と嘘を吐いて、あれだけ心優しく真面目なサギにまで
「嘘を吐いている」と判断されてしまうとか、ほんまどうしようもないなと思いました、悪い意味で相変わらず。
 ヌンキ渓谷
暗黒部隊員が森を燃やしてマキナ化を推し進めていましたが、とりあえず邪魔なのでザコも蹴散らしてほしかったトコロ。
横道に逸れた奥の広場で手に持つタイプのマキナアルマを搭載したヒューズと戦闘だったわけですが、これがほんま、
ちょっと小西さんカッコ良すぎ、ヒューズ自体が普段は冷静なのに戦闘になると良い意味でキれた状態になるというのが
素晴らしく熱いんですが、「死ぬ思いってやつを味わわせてやるぜ!」が震えるほどカッコ良く、戦闘時の、たかが
チャージをしただけで「焼きつくしてやる!!!」とかいくらなんでもカッコ良すぎ、ちょっと素でヤバかったです。
戦闘終了後は宿主を動物とした遺児が登場しましたけど、こういうの結構良い感じですよね。
バラバラに捨てて誰に寄生してるか分からないので人間以外が遺児だとしても不自然ではないんですが、
最初の遺児も形状がバインとセルシアと同じモノだったので恐らく元は人間、既に三名の人間が遺児に変生してるので、
勝手な先入観で「遺児は人間」という思い込みになってしまうじゃないですか。
ソコへ動物に寄生してる遺児が出てきたのはちゃんと捻ってるねんなーと、素直に感心しました。
シャナトがバアルハイトに報告せず無断で使用してヒューズもキれてた事を考えると、やっぱり暗黒部隊側はシャナトが
諸悪の根源という事なんでしょうか、皇帝の暗殺もバアルハイトには報告してないっぽかったですし。
てか遺児戦後の、遺児にミリィが喰われかけ、サギの攻撃で遺児を撃破出来たものの思いっきり放り投げられるミリィ、
マジに空高く放り投げられて地面へ落下したので、どう考えても全身複雑骨折ぐらいしてそうなのが笑えました。
笑うトコではないんですが、サギがミリィを抱きかかえた直後に意識が飛びティスタ達の世界へ。
ミリィを助ける為に遺児を殺してしまった事を、日記によるとサギは「気持ち悪い」と表現、失礼ながら良い描写だなと。
 領主の街クヤム
予想外に何の変化も無くワイズマンの屋敷から出てくるティスタ達、既に意識が飛ぶ事を驚かなくなってるサギ達。
 廃船ナオス
個人的には意外な展開でした、やっぱり常套手段で言えば死ぬのはティスタじゃないですか、まずティスタが殺される、
或いはマグナス化されて、特にペッツがキれて返り討ち、ポルコはビビって怯える、ピエーデが自爆系の魔法を使えて
ワイズマンと刺し違える、残されたクィス達はひたすら悲しみ「マグナス化されていれば死ぬ事は無かったのに…!」と
悔やむ展開になるかと思っていただけに、ナオスへ帰ってくると既にワイズマンによるマグナス化が行われてる状況。
抵抗した者は皆殺しでクィスもティスタに看取られて死亡、サギが遺児を殺した事を後悔してる日記同様、
ココのミリィの日記も非常に良い感じでした、悲しんでるのに良いと思うのもアレですがとにかく良かったです。
しかしほんま、前回のプレイ日記の感想分で人が「ワイズマン意外と悪ないんちゃうの?」とか書いた側から強制的に
マグナス化というのが恐れ入りました、前回のティスタ達との会話だと悪そうに思えなかっただけにいきなり悪人。
けど、これ時間的にどうなんでしょうね、ワイズマンが翼で飛んだり、何かしらの方法で移動しているのなら
「ティスタ達が直訴しにきてナオスへ戻るまでの間」にナオスへ行く事も出来るとは思いますが…逆に、ティスタ達が
クヤムへ行くまでも同様に、この辺りはどういう理由で移動したのかが明かされると個人的には嬉しいかなと。
で、わざわざメッセージ用意してないだけでしょうけど、店のおばちゃん、透明になってるのに今まで通りの反応で吹いた。
 眷属の根城ザウラク
露骨に闇の眷属の力を借りようとしてるティスタ、「眷属の根城」と言われる場所なのにまるで分かってないペッツ。
やたらギロの技が落ちてて、これでようやくギロのEXコンボも充実してきたので嬉しい限りです。
一番奥の通路を行く瞬間に意識が飛んでサギ達は再びヌンキ渓谷へと舞い戻る事に。
普通に考えて、ティスタはこの城の主と取引をして力を得るんでしょうけど、ギロの技がやたら落ちてたり、
ギロがナオスでティスタ達の事を「懐かしい」といったり、クヤムがシェラタンの地形に酷似、シェラタンの近くの森で
サギはギロを発見した、これらを考えると、まさかティスタはギロという事なんでしょうか…?
目的を果たしたら記憶を失うのが条件で力を貰うとか、人間じゃなくなるのが条件、或いはギロから男女の声が
聞こえてくる事を考えると、ティスタとピエーデ、ティスタとクィス、どちらかが一つの機械人形になるのが条件?
もしくは、力を得てワイズマンに挑むも負けてマグナス化、それで埋められていたところをサギが掘り返す?
考えても分からないので何とも言えませんし、こういうのって後から読み返すとあまりにも的外れな予想をしててただ
恥ずかしいだけなんですが、ティスタ達の世界はいつもイイところで切り替わるので続きの展開が非常に気になります。
てか最初は、ティスタがこの後マルペルシュロになるんじゃ、とか思いました、何故かは分かりませんが。
 ヌンキ渓谷
意識が戻ったものの、当然ながら疲れてるサギ達、容赦をせずトドメを刺そうとするヒューズの前にパロロ二世登場、
カッコ良すぎ、久々にカッコ良すぎて鳥肌が全開、ちょっとコレはいくらなんでも素で惚れる。
 古都フェルカド
ネロと通信、ギロも言うようにあまりに素っ気無い態度で援軍を送らなかった事に対しての言葉も無いのはどうかなーと。
1で三世が居た井戸へ行くとパロロ二世が居て、どうやらあの井戸がお気に入りでアジトだとの事。
個人的に疑問に思っていたパロロの謎が一つ解けて良かったんですが、という事は一応サダルスウドの出身という風に
考えてもいいんでしょうか、レイドカーン達と仲が良いのは…まぁ、普通に仲良しとか。
 ミンタカ郊外
展開的には「次はアヌエヌエな」で特に感想も無いんですがネロの部屋を出る際、ゲルドブレイムがブランクマグナスを
更に追加で8枚もくれたのには驚きでした、コレで随分楽になりましたが、太っ腹にも程があるなーと。
1での横暴ぶりを考えると、確かに2でも既にその片鱗が見え隠れしてるとはいえ、あまりにも変わってしまったなと。
で、アヌエヌエへと行く前に色々と寄り道、ヌンキ渓谷の奥へ行くと雲の大風穴のナスカ同様、やはりマキナアルマを
装備した状態のヒューズと再戦可能でしたが、あまりにも強くて勝てる気がしないので諦めました。
ザコ自体も大分強化されていて現状の能力では勝てそうにないので退散、サダルスウドの平和な雰囲気にそぐわん強さ。
ついでに雲の大風穴へも足を運んでみるとヌンキ渓谷同様ザコが異常強化。
ナスカの場所まで行ってないので何とも言えませんが、ナシラから帝国兵が引き上げていた事を考えると、
ひょっとしてナスカはもう居ないんでしょうか、まだ勝てる気がしないのである意味では関係ありませんが。
えー、ネロと同じ空気を吸いたがってる女の子へ遅れ馳せながら良い空気を進呈、「これがネロ様の吸ってらした空気…。
すーはーすーはーすーはー!いい!すごくイイ!!」ほんま、今回は良い意味でぶっ飛んだキャラが多いなと。
店を覗くと新しい手紙が、どうやら手違いでヒューズがナスカへ送った手紙が届いた模様、ちゃんと転送するサギ…(´Д⊂



バテン・カイトスU 始まりの翼と神々の嗣子

(C)2003 2006 NAMCO

今から天の樹の根脈です、今度はアップグレードにハマりました、たかが炎で異常強化される武器群が素晴らしい。
まだアップグレードに関しては細かく調べてないので分からないんですが、コレは店舗によってアップグレード対象の
マグナスが違うんでしょうか、この店はこの武具、みたいな感じで、今までの体感だとそれっぽいんですが。
あと、この場合デッキに入ってるマグナスもアップグレード対象として選べるんでしょうか。
個別に調べればいいだけなんですが、ちょっと面倒だったので調べてなかったり、てかアヌエヌエから出れない。
 スフィーダ船内
ディスク入れ替え、1だと確か火炎洞窟クリア後にディスク入れ替えでしたっけ、やはりディスクの入れ替えが行われると、
最低限中盤を過ぎてしまったという事なので、本作のように素晴らしいゲームをプレイしてる際の入れ替えは非常に
残念な限りやなーと、区切りのいいところならまだしも、まだ大陸を回ってる最中なだけに「もう入れ替えか…」の気分。
船内での会話で、ミリィは自分の家と魔法学校の教室の往復で移動中の船内でも外の景色すら見せてもらえなかった、
そう語ってましたけども、お嬢なので仕方無いかもしれませんが、やっぱり金持ちは金持ちなりに大変ですよね。
ミリィみたいに、世間一般でいうところの普通の子供並の自我があればそれが「隔離されてる」という事に気付きますし。
 ジャングル ホロ・ホロ
木々の生い茂るジャングルに不時着してスフィーダが無事な辺りパイロットの操縦テクが何気に凄いという事が判明。
いきなり巨大なホロホロ鳥が子連れで出てきてボス戦でしたが、鬼強い、正直地味にキツかったです。
人それぞれでしょうし、単純に雛鳥を必死こいて倒してた戦法にも問題があるとは思いますが、今までのボスの中で、
ジャコモの初戦並にキツかったです、真面目な話、マジに素で詰んだかも、と思うぐらいてこずりました。
ザコはザコでアルラウネの毒の息連打がヤバかったり、相変わらずホロホロは厳しいなと再確認。
うりぞうが「怒ると突進する」という習性をいかしてジャングルの脱出法を考えるサギは非常に良い感じでした。
 花の街 コモ・マイ
曲が1のアレンジverで良好、普通「アレンジ前の方が…」「アレンジ後の方が…」となるんですが、この街の曲に関しては
1も2も、阿呆な表現でアレですがどちらが良いか選べないくらいに良い感じでした、どちらも雰囲気に合いすぎ。
コレルリの宮殿前に居るアヌエヌエ衛士の片方が小西さんで良い感じだったんですが、コレルリは1と比べても、
顔と声が多少若いだけで外見的な差は殆ど無し、この事から考えると、2の時点で20代、1の時点で40代しょうか、
2が20代だと少々老けすぎな気もしますが、1の時点で40代なら顔の印象から言えば頷けるレベルですし。
ちなみに選挙活動のコモ・マイ焼き移動は流石にダルかったです、挨拶とはいえお前ら賄賂を堂々と配りすぎ。
科学の単位をくれる先生が「腐った食べ物を持ってくれば単位をあげてもいわよ」冷静に聞いたら凄いセリフ。
ところで魔法学校の教師陣の会話で「闇の眷属の力を借りて〜」とか言ってるのに、ティスタ達の現状と関連付けないのは
ちょっとどうかなーと、確かにティスタ達の世界では「眷属の根城」であって「闇の眷属」とまでは言ってませんが、
少なくとも気にしてるミリィ、細かい事にも注意を払ってるサギ、この二人が気にも止めないのは微妙なトコロ。
闘技場の権力者バニーが偉そうにしてましたけど無視してランク4に、壁にサギとミリィの肖像画があったりして良好。
で、敗北時のみかと思ってたんですが病室は普通に入れるんですね、何故か左の扉に全く気付きもしませんでした。
ついでに敗北時の看護婦は「ちょ!おま!?」ではなく「ちょ!おい!?」でした、むしろ俺がただのVIPPER。
 ジャングル ホロ・ホロ
タイミング次第では雛鳥に石を直撃させるサギ、おたまくじらを踏み台にするサギ、ココだけ妙に非道でした。
ついでに魔法図書館へ寄ってみると2では本の整理中、ストレスになってる人のキれっぷりが面白かったです。
 滝の村オブ
1であった水車をローロが作ってる最中でしたが、これがまた、ローロという名前が面白いですよね。
1も2も、バテンには色々と珍しい名前が出てきますが、サギという名前を知った時並にローロには驚かされました。
天の樹を持ってくるというサギにローロは喜び抱きつき「こ、コラ!小娘、なにをする!」何故か激昂するギロ、
ミリィは家の前でサギにやきもちをやくわ、日記にもローロの事で愚痴を書くわと無駄に可愛かったです。
今後ローロがどれだけ物語に関わってくるのかは分かりませんが、ローロ絡みのギロとミリィは面白かったです。
てか必至になって滝をのぼってるオッサンに吹いた、人間頑張れば強烈な勢いで流れ落ちる滝だろうと昇れるんですね。
気になるサヴィナの家には離婚の際に子供の親権をどうするか、で相談中の家族が生活中、空気わるー。
 群生大樹
メイフィーの母親ユイフィー登場、一方1でもそうでしたけど、守り番の態度が流石に悪すぎて変わってないなーと。
 花の街コモ・マイ
ネロの命令ではなく自分の意思で手伝いたいと申し出るサギは良い意味で相変わらずだったんですが、むしろ、
今年の落ち枝は特に魔力が強いという事をサギ達の前では言わなかった衛士、当たり前ですが重要な事をみだりに
漏らさない辺りは守り番と違って偉いですよね、しかもコレルリに「よろしいのですか?」と質問、「渡すな」ではなく。
コレルリに仕える衛士なのである意味当然ですが、コレルリの意思に従う姿勢を貫いてたのが流石やなと、カッコエエ。



バテン・カイトスU 始まりの翼と神々の嗣子

(C)2003 2006 NAMCO

アヌエヌエまでクリアしました、色々と謎が明かされてきたりで、ただでさえ面白いのに更に盛り上がってまいりました。
ところで戦闘記録、やっぱり三項目全てが上回らないと画面上では更新されないんですよね。
丁度辞める直前、ザコ相手に約5200のダメージを叩き出したので「おー」とか思ったのに記録されてなくてちょいショック。
出来れば、三項目とも「個別での最高記録」なんかも別個に表示してほしかったなーと思ったり、流石に三つ更新は難儀。
あと関係無いんですがギロのEXコンボ、コンボ名が無駄にカッコ良くて最高です、てか闇属性多すぎて露骨に怪しい。
 天の樹の根脈
1の時に、厳密にはココで流れてたのかどうかは覚えてないんですが、ココの曲もコモ・マイ同様アレンジで良好。
枝が焼かれてて移動出来ず、ギロがローロに相談すればいいのではないかと提案すると「もうッ!またローロなのッ!?」
とキれてドシンドシンと怒りながら歩くミリィが可愛かったです、なんかローロ絡みのミリィは言動がいちいち可愛い。
他にも、遠くにあるのをどうやって取ればいいのかと悩んでる際にサギが「ローロから貰ったアレを使えば」と言うと、
「はいはい、ローロから、ね」と面白くなさそうな顔、ローロが「この先は根脈の中心です。サギ、気をつけて」に
「ちょっと。わたしたちも行くんだけど」「あ、はい。みなさんもお気をつけて」「みなさんも、ね」素晴らしいコンビ。
ボスは植物に寄生した遺児、シャナトも驚いてましたけど、植物にも寄生出来るもんなんですね。
この際シャナトが頭痛?に苦しんでる描写がありましたけども、ひょっとしてシャナトもサギ達同様ティスタ達の世界へ
意識が飛んでる事がある、とかなんでしょうか、全く関係の無い頭痛描写だったらソレはソレで凄いですが。
てかこの植物の遺児戦は何気に厳しかったです、サギが遺児を逃がそうとしてるので根っこを破壊して遺児を逃がす作戦、
姿勢変化中に本体へ攻撃するのはダメなのにヴァララは余裕で本体狙い、本体のHPが体感で約3000前後だったので、
カード運次第だとヴァララが本体へ一度攻撃する間に根っこへはあまりダメージを与えれず、という事も。
で、何とか遺児を助けて頭痛もしなかったのに、ヴァララが遺児を捕獲したせいで結局フェードアウト。
ところでローロから貰った木人、やたらコウモリが集まってて取りにいけない箇所がありましたけど、アレ実際木人だけで
取れるんでしょうか、ミリィのセリフの有無を問わず明かりを調べれば左の木を焼いて通る事が出来ますけど、
サギが「あー!あー!あー!」と慌て非常にショックを受け「これじゃ帝国兵と同じだよ…」だったので、やはり単純に
プレイヤー心理としてはサギにそういうショックな思いをさせたくないので、木人だけでいけるのか気になるトコロ。
あとミジッコの説明で吹いた、てかここまで露骨だとギャグでやってるんでしょうけど流石に大丈夫なのか心配。
 眷属の根城ザウラク
今更ながらココがコル・ヒドラエだと気付きました、気付いたというか、弟がいきなり「なんかコル・ヒドラエみたいやな」
と言い、よく見たら地面の色や内部構造も1のソレと結構似てたり、極めつけがボルレグの同型タイプが存在。
そこへミリィが「魔法学校で習ったコル・ヒドラエ」と言った事で「マジかー」と、最初は地上にあったんやーと。
てか徘徊してるゲリュオンがキメラ=アントにしか見えなくて吹いた、しかも今日はHUNTERxHUNTERの新刊発売日で余計。
闇の眷属が力の条件として「五人の体」を要求した時点で「あー、ティスタ達がマルペルシュロになるんや」と。
前回までのプレイ感想分だと、むしろティスタはギロになってしまい、マルペルシュロに関しては「何となく」一瞬思った
だけだったんですが、よくよく考えればマーノを含めてティスタ達は五人、というのが肝だったんですよね。
サギがマーノの関係上、実際は五人でもプレイヤーの気持ちとしては「ティスタ達は四人」じゃないですか、なので、
「五つのエンド・マグナスにわけて」の事を完全に失念してました、良い意味でプレイヤーを欺いてるなーと。
しかもほら、やっぱり「闇の眷属に力を借りる」わけなので、まさかのその眷属達が「マルペルシュロの存在を作る」
という展開になるとは思わなかったので、そういう意味でも、またしても良い意味で裏切ってるなと。
普通に考えれば、むしろ力を与えてくれるのはマルペルシュロじゃないですか、で、その力を得た事でティスタ達も眷属へ、
或いは元の魔力が強大だった事も加味して上級の眷属になるとかの展開になるのかなと思っていたので。
ペッツに精霊の声が聞こえたという事は、サギに憑いてる精霊がマーノという事なんでしょうか。
サギの体と声が聞こえてる時点で「サギが見えている」んでしょうけども、精霊の声が聞こえるならマーノかな、と。
ボスのルドラは結構てこずりました、2は1と違ってボスが素で強い事が多いですよね、個人的には嬉しい限りです。
 廃船ナオス
五人のチーム名のようなものを考えることになり、ピエーデが「じゃあ、マルペルシュロ、なんてどう?」と言った事で
ティスタ達の今後辿る道が確定、丘の名前に「マルペルシュロ」とか誰が最初に名付けたのか気になりますが。
ティスタ達は闇の眷属との契約でワイズマンを討った後は死ぬ事になってますが「残った人達が、マルペルシュロの名を
記憶にとどめてくれるだろう」と発言、邪神として語り継がれることになるのを考えればめちゃめちゃ可哀想ですよね。
そしてこの事により、ココが千年前の神々の時代である事も確定、普通に千年前と言えばいいのに「神々の時代」とミリィ。
ところでミリィの言っていた「伝承と違う」というマルペルシュロの件、今後何かしらあってティスタ達が伝承通りの
マルペルシュロになるのかもしれませんし、そもそも伝承自体実は正しく伝わっていなかったという可能性もありますが、
まさか、最悪の場合アレでしょうか、1のコル・ヒドラエに兄弟神幻影というのが五体居てたじゃないですか。
俺がちゃんと読み込めてなかっただけという可能性が濃厚なんですが、あの幻影って一体なんだったんでしょうか?
エンド・マグナスとして使われていた各部位の幻影なのは分かるんですけど、別に兄弟神という名を出す必要もなければ、
そもそもマルペルシュロの影として登場させる必然性もコレといって無いじゃないですか。
なので、ひょっとしてこの後のワイズマンとの戦いでティスタ達が敗れて幻影に、という可能性もあるのかなと思ったり。
マグナス化された人々が正に幻影状態だった事を考えれば、コル・ヒドラエに五体居たのも道理は通りますし。
まぁ、それならワイズマンが神としても、結局マルペルシュロはどうなるのか?という問題が残るわけですけども。
 領主の街クヤム
既に儀式が始まり人々は居ない状態、ナオス同様店のねーちゃんも透明になってるのにセリフの変化無しで笑えた。
 戦場アトリア
敵に竜が居るのが何よりも熱かったです、1だと移動手段として唯一残された最後の一匹で登場でしたし。
やはり古典的ながらもRPGと言えば竜との戦いが基本だと思ってるので、恥ずかしながらも何気に胸が高鳴りました。
シャーマン達はマップ上で氷結魔法を飛ばしサギの移動速度を遅くする、というのも中々良い感じ、ウザイですが。
で、信者達に取り囲まれたところで終了、ミリィも言ってましたけど「この後どうなる?」で終わりすぎ。
 天の樹の根脈
意識が戻るなりヴァララのマキナアルマと戦闘に、全体攻撃のダメージが結構デカいですよね。
今回は全体攻撃や全体回復が投入されてるので、ボスが全体攻撃をしてくるのなんてある意味当然なんですが、
やっぱり鬱陶しいのは鬱陶しいですよね、特にボスクラスの全体攻撃は大抵ダウン効果等の付加がありますし。
戦闘終了後に「今なら見逃してやれる。命までは取らないから、どこへでも行きな」とヴァララは発言。
見逃して「やれる」で、戦闘前にサギの事を気に入っていたというセリフを言った事も考えると、ヴァララ的にはマジで
サギの事が気に入ってるから殺したくはないという事なんでしょうか、遺児の確保が最優先とはいえ、遺児は既に
捕縛状態にあったので無理にサギを見逃す必要までは無かったわけですし。
しかしまぁ、ヒューズなんて「死ぬ思いってやつを味わわせてやるぜ!」だった事を考えるとヴァララは随分優しいなと。
帰り道、各国全てをマキナ化され自分が無力だと感じ精霊とは何なのかを精霊へ問うサギ。
1だとカラスは完全に精霊の事を信用していて、中盤での豹変や記憶を消した点に関しては別に、全面的に信用していて
疑惑を投げかけるシーンが無かっただけに、サギの精霊への呼びかけは中々良い感じでした。
ちなみにヴァララもナスカやヒューズ同様再戦可能、攻略順で考えるとやはりヴァララが一番手強いでしょうか。
 花の街コモ・マイ
コレルリがサギと会話してる際に佇んでる衛士が三木さん、そんな事いちいち記さなくてもいい気もしますがカッコ良すぎ。
侵攻されたからといって対バアルハイトには協力出来ないという姿勢を崩さないコレルリは良好。
で、ミリィは寄りたいところがあると言い一旦離脱、これは何処へ行ってたんでしょうね、ミリィの向かった先を考えると
単純に魔法学校へ行ったのかコレルリに会いに行ったのか、或いは誰にも見つからない場所で通信、ですけども。
 天の樹の根脈
落ち枝を回収、ブランクマグナスの空きの有無を問わず枝を一本しか回収しないサギは非常に真面目っ子。
 滝の村オブ
天の樹を持ってきてくれた事でまたサギに抱きつくローロ、「ちょ、なにやって―――」とミリィ。
その後、苛立ちながらサギ達に背を向けて激しく地団駄を踏む辺りが、しつこくもミリィはローロ絡みの描写が良すぎ。
サヴィナが住んでいた家から離婚夫婦が消え、サダルスウドから越してきた家族が新しく在住。
手紙はナスカからヒューズへの手紙が手違いで届いていて、ナスカの時同様ヒューズに送るサギ、ほんま偉い子やな。
トラクレの求人は無駄にマジな印象を受けました、どうせならアドレスも出しておけば良かったんじゃないかなと思ったり。
 ジャングル ホロ・ホロ
ローロによるスフィーダの修理、皆が寝てるのにサギだけ寝てないのが偉いなと、翌朝思いっきり爆睡してましたが。
 スフィーダ船内
「とんだ恋敵の出現だな」「恋敵?なんのことよ、ポンコツ」「隠すな、こりゃあ大変な四角関係だぞ」吹いた。
あくまでもシラを切るミリィも良い感じでしたが、ギロがサギへの感情をあまりに隠さないのがカッコエエなーと。
ついでに色々と世界各地を訪問、シェリアクの病室に居る「病床の弟」が「なんか今はお姉ちゃん、デッカい樹の中に
いるんだって!」と言ってましたけど、まさかこの「病床の弟」ってヴァララの弟なんでしょうか?
年齢は近くないものの、だから年下で健気に頑張るサギを気に入っていて殺したくないとか?
しかしアレですよね、色んなクエストマグナスを持って各店舗を周っても、結局新規のグレードアップが無いとorz状態。



バテン・カイトスU 始まりの翼と神々の嗣子

(C)2003 2006 NAMCO

今日はあまり時間が取れなかったのでサブクエストの消化に努めてました、一応ミンタカでのイベントだけ見て。
てか知らなかったんですけど、ブレンダーに入れて合成してる最中に追加でマグナスを投入する時があるじゃないですか。
アレって「追加せずに数回戦闘する」と失敗してクズマグでしたっけ、ようは廃棄処分のマグナスが出来るんですね。
流石にアップグレードや合成としては使えないと思いますが、全く考えてなかっただけに「お〜」と思いました。
 帝都ミンタカ
皇帝になるのはほぼバアルハイトで確定という話が持ち上がっていて、世界各地の怪物を倒したのはネロではなく
バアルハイトの私兵だという事が既に知れ渡っている状態、当然ながら強制マキナ化の件は一切出回っていない模様。
まぁ何と言うか、実際問題マキナ化の話が出ても帝国内では「それが何か問題でもあるのか?」になるんでしょうね。
ネロとバアルハイトのどちらかが次期皇帝になるかという時だろうと関係なく。
実際問題、ヌンキの森をバアルハイトの私兵が焼きまくった時、当然ながらサダルスウドの人はマジでキれてましたし、
仮にサダルスウドに住んでなくても「いきなり森を焼いた」となると誰しも怒るじゃないですか、「は?」と。
にも関わらずフェルカドに住んでるミンタカから越してきたという一家は「帝国が焼いてくれたんだろ?」だの、
「ここもミンタカぐらい便利にしてくれたらな」とか平気で言える事を考えると、何を今更という感じですがやっぱり
ミンタカに住んでる人の思考は異常ですよね、マキナが便利なのは確かですし、現実の問題として無いよりも有った方が
遥かに便利なのが現状とはいえ、森をまるごと焼いてるのに、その事に対して何の憤りも示さないのが怖いなーと。
この辺りはアレですか、ミンタカの上流階級は代々「能力のある人間が平民を管理統制する」という教育を受けて育ち、
そういう人らが帝国兵となって国を動かしていくので、まぁ、そもそも逆らえなくなりますよね。
で、結果的にそういう「森を焼いても何とも思わない」という考え方になっていくので、やっぱヤバイなーと。
えー他はアレです、ミンタカ郊外へ行く前にサブクエストを消化したりブレンダーで色々遊んだり。
たまたまオブへ行く機会があったのでサヴィナの家へ行くと、新しく越してきた家族が「娘が公園デビューに失敗した…」
と落ち込んでる状態に、また引っ越す雰囲気なので次は誰がこの家へ住むのか楽しみなんですが、母親がこの時、
「ミラにでも行こうかしら…」と言ってて思い出したんですけども、今回ミラやワズンって行けるんでしょうか?
ミラの位置に教会がある点に関しては、実は教会はミラにあった、と考えればまだ可能性はありますが、少なくとも
サギ達は「今のところ」ミラの関係者ではないので、仮にも幻の国と言われてるミラへ行くのは難しいでしょうし。
逆にワズンは色々と可能性があるものの、1でサヴィナが「この数百年の間、ワズンと五大陸は交渉が無かったはず」
という感じのセリフを言っていたはずなので…すけども、コレに関しては「五大陸」との交渉が無かっただけで、
単純に個人レベルでは訪問者が居たかもしれませんが…何となくこのテンポで行くとミラとワズンは無いのかなーと。
ドゥールに関しては既に泥雲の下に見え隠れしてるので間違いなくあるでしょうか。
とりあえず締めとして、試しに天の樹の根脈へ行ってみると落ち枝を拾うサギ、イベント時は一つしか拾わなかったのに、
再度訪問すると余裕で何本も頂いていくサギが微妙に小悪党に見えてしまいました、流石その名に冠するはサギ。



バテン・カイトスU 始まりの翼と神々の嗣子

(C)2003 2006 NAMCO

サギとの対話が終了してシャナト関連の展開が片付いたトコまでクリア、プレイ日記はネタバレ有りで書いてるので、
そんな「シャナト関連の展開」とか気を使う必要も無いんですが、何故かぼかして書いてしまうなーと。
で、ヴェガで入手した試作型ブレンダー、今までのブレンダーと違い一回の戦闘で合成が完了するという優れものですが、
展開上こういう便利なモノは中盤〜後半にかけて入手とはいえ、やっぱり一回で完成するとなると便利ですよね。
個人的な事を言えば、極力レベルを上げたくないので戦う手間を省く為にも、やはり前半で欲しかったトコロですが。
ところでアクセス解析を見てみると、ある意味当然なんですがバテン関連の検索で来て下さってる方が多いんですよね。
勿論ソレは非常にありがたい事なんですけども、検索単語を見てみると「ホロホロ鳥 攻略」や「サギ EXコンボ」などの、
基本的にゲーム攻略に関する単語で来て下さってる方が多いので、少しは攻略も書いた方がいいのかなーとか思ったり。
ただ、確かに実際ホロホロ鳥は強かったですし、数の多いEXコンボは少しでも知りたいと思うのは俺も同じなんですが、
一応プレイ日記として書いてるわけですし、ボスの攻略法に関しては二周目の制限プレイ日記で簡素ながらも書くので、
情報目当てで来て下さっている方には申し訳ないんですが、基本的に攻略もEXコンボの紹介もウチは無しという事で。
それに個人的な意見を言えば、攻略はまだしも、EXコンボは自分で発見するからこそ面白いし調べ甲斐もあるわけですし。
 ミンタカ郊外
サギの為に私室を貸すゲルドブレイムが中々凄いなと思うと同時に、以前客室として宛がった左の部屋でええがなとも。
今までの事を整理してる際、ミリィが言って初めて気付いたんですけども、わざわざシャナトがオーガンを殺す必要は
無かったんですよね、確かに元々はサギが殺すはずだったので敢えてシャナトが殺る必要も無かったわけですし。
翌日の演説、シャナトがジーナを連れてきてこころの翼など必要ないという事を分からせる為に、兵士へジーナの翼を
剥ぎ取るよう命じ無理矢理こころの翼を奪い取られるジーナ、この辺りの展開と熱さが神がかってました。
ジーナがいきなり連れてこられた事でサギが「え…母さん!?」と驚いてましたけど、むしろ個人的にも同じ気持ちでした。
普通に、バアルハイトの票を伸ばすためにサクラの兵士を使ってマキナの良さを主張する展開になると思っていたのに、
ソコへ連れてこられたのはジーナ、プレイヤーの気持ちとサギの気持ちが一体になったとでもいうか、久々にゲームの中の
キャラと気持ちが一体化した瞬間でした、寒い表現を使えば、マジでサギに憑いてる精霊の気持ちになったというか。
そして、ジーナの翼が剥ぎ取られた事で我を失いキれるサギ、話が違うという事でバアルハイトへ怒鳴るミリィ、
この二人の、この場面でのセリフというよりも演技、ゲームのシナリオ自体には関係無いかもしれませんが、ココの二人は
演技が神がかってました、浪川さんは元々上手いものの、ここのサギは、場面が場面なので当然キれてるものの、
演技でキれてるよいうよりもマジでキれて聞こえましたし、ミリィもここだけマジに魂が籠もって聞こえました。
その後遺児へと変貌するサギ、サギが遺児かもしれないのは何となく予想していた事なので驚きは無かったんですが、
むしろ問題はネロやゲルドブレイム、バアルハイトは信じられない事にミリィの叫びを無視してその場を後にするという、
言わば最低の逃げを行ったわけですが、何故ネロ達はこの自体を見て何も行動しなかったんでしょうね。
単純にシャナトに命じられた兵に予め取り押さえられていたという可能性もありますが、まさか裏でつるんでたとか?
まぁ、そんな事を言い出せばいくらバアルハイトを支持してる人々も、ジーナのこころの翼が、明らかに悲痛な叫びを
あげてるのに無理矢理剥ぎ取られて、ソレを見ても「酷い…」とかの感情すら見せてない時点で異常な連中なんですが。
えー、ミリィがバアルハイトの事を「父さま!」と言った事に関しては全く予想してなかったので意外でした。
バアルハイトの屋敷にだけ入らなかったので、そういう意味では怪しかったものの予想もしてなかったので、ここでもまた、
今度はギロの気持ちと一体化してました、「お前マジか!?」みたいな感じで。
しかししつこくもココのサギとミリィは神でした、「どいてくれッ!あのひとは、僕の母さんなんだぞッ!!」の良さは異常。
 戦場アトリア
信者達を皆殺しにしてしまった事に気付き恐れるピエーデ、正直ワイズマンを殺すつもりの人間が何をそんなビビって。
それで、この時現れた魔術師達は土の民という考えでいいんでしょうか、全然「神々の戦い」ではありませんが。
そしてここで初めて明かされるティスタ達のフルネーム、それぞれに「シュ」や「キョウ」が入ってる事を考えても、
やはりマルペルシュロの兄弟神で、少なくともこの描写を見る限りだと、クィスを殺された事で闇の眷属の力を借り、
自分達の体を明け渡してでもワイズマンを討つ決意をしたティスタ達、しかしワイズマンを討てず、結局は自分達が死後に
邪神として扱われるだけ、という結果になってしまった事を考えるとめちゃめちゃ可哀想ですよね。
「どんな経緯があろうと闇の眷属に魂を売った末路」と考えると、目的が果たせず、それどころか自分達の死後、
世界中の様々な人に迷惑をかけるだけの存在になってしまうというのも仕方無いかもしれませんが、可哀想やなーと。
で、やはりマーノ = サギに憑いてる精霊だという事が判明、てか精霊の名前入力した意味が無いぜよ。
二周目は「サギに憑いてるのはマーノ」と分かってる状態なわけですけど、マーノで入力したらどうなるんでしょうね。
ギロとの戦闘に関してはギロがやけに強かったので多少苦戦しましたが、「二人の魔術師」の声がギロの男女の声と
同じだったので、つまりこの二人がギロに入ってる?という事なんでしょうか。
何故ギロがマルペルシュロであるティスタ達を殺す為に現れてたのかはまだ明かされませんでしたが。
 サギとの対話
神、「これやからバテン信者は」と言われようがココでのサギと精霊の会話はマジで神でした、不覚にも素で感動。
阿呆な俺はプレイ中深くは考えず、ここでこうして「アレはこうで、コレはこうで〜」と、色々考えながら文章にする事で
考えをようやく纏めれるタイプの素人なんですが、サギが精霊へ喋ってるシーンで初めて分かったんですけども、
サギに憑いてる精霊がマーノという事は、つまりサギに憑いてるのは精霊ではなくマルペルシュロの一部なんですよね。
1の中盤で、火炎洞窟でのカラスに関しては正直序盤から十分に予想出来る展開だったので「あー、やっぱりかー」程度の
気持ちだったんですが、まさかサギに憑いてるのが精霊ではなくマルペルシュロだとは思わなかったのでコレには驚愕。
一応このサイトの文章内では、毎回「マルペルシュロの一部」だとか「マーノの精霊」だとか書くのはアレなので、
便宜的に今まで通り「精霊」と呼称させて頂きますが、そんな精霊の力が強くなってきていつかサギも飲み込まれる、
という事に、ここで「サギに精霊が憑くのか」「精霊にサギが憑くのか」の選択を迫られる精霊。
流石に「サギに憑く」を選びましたけど、ここで「精霊にサギが憑く」を選んだらどういう展開になるんでしょうか。
結局どちらを選んでも一緒のような気もしますけど、スゲー展開やなと思いました。
何にしてもこの辺りの描写はひたすら秀逸でした、曲の選曲も神ですし、ジーナが連れ出されてからの怒涛の展開、
全てが「マジで!?」と思うような展開の連発で、ホント何を今更という感じですがバテンはほんま凄いなーと。
人それぞれ意見は色々あると思いますが、個人的には1よりも2の方が精霊の意味合いが大きくて好きです。
カラスに憑いてる精霊も勿論良かったですし物語的にも、カラスにとっても精霊は重要な存在だったじゃないですか。
けど、少なくともここまでの時点で考えても、2の方の精霊は「サギに憑いてる」というだけでなく、マジで物語りに深く
食い込んでるじゃないですか、そういう意味も含めて2の方が個人的には「好き」だなと。
精霊とのやりとりはキャラの性格的な面も含めてサギの方が豊富ですし、何よりサギが頼ってるのが特に良いかなと。



バテン・カイトスU 始まりの翼と神々の嗣子

(C)2003 2006 NAMCO

自由行動可能地点まで来ました、とりあえずジーナとミリィを終わらせて次はギロの予定、各大陸に関しては順不同。
ただ強いて難点を挙げれば、実際まだどうなるかは分からないものの、1で自由行動になったのは空中山脈クリア後、
その事を踏まえて考えると既にシャナトも死亡して謎が一気に解け出したので「あぁ、もぅ終わんのかな…」と、
どうしてもそう考えてしまうので寂しい気持ちにはなりますよね、勝手な事を言えば永遠に続いてほしいだけに。
 マキナ都市ヴェガ
まずそのイカつい「ヴェガ」という名称で吹きました、サイコクラッシャー使ってきそうやなしかし。
正直デンキノコを回収してポッドを動かすのが面倒だったのは事実ですが、個人的にはまさかのシャナト連戦が良い感じ。
1で言うところの、空中山脈でのジャコモ戦だったわけですけども、予想外にシャナトが弱くてやや拍子抜け。
シャナトによって語られた、サギとシャナトは人工的に精霊を憑けれるかどうかの披験体で、実際精霊なんてそうそう
降臨すること自体まず無いので、サギ達に憑けられたのはマルペルシュロの遺児で人工遺児の実験。
我ながら何を今更という気はしますが、こういう事を平気で行うオーガンはどう考えても神経イカれてますよね。
息子を精霊憑きの皇帝にする為に実験を繰り返していたとの事ですが、確かに遺児なんて憑けるとどんな副作用が
あるか分からないものの、当然ながら自分では実験せず各地から集めてきた子供に無理矢理憑けるとか、異常やなと。
結果、何故シャナトがオーガンを殺したのかというと、シャナトはオーガンの息子でその行為を許せなかったから、
という理由だったようですが、シャナト自身も言ってたように、息子であるシャナトを皇帝として継がせたかったのに、
結局跡を継がせるどころか息子に殺される結果になったというのは哀れですよね、ある意味当然の報いですが。
これでシャナトが遺児の捕獲を最優先に行動していた理由も判明しましたし、シャナトの過去を思えば可哀想なのは
確かなものの、それでもジーナの翼を剥ぎ取らせたのだけは許せませんよね、サギを怒らせ遺児にさせたかったとはいえ、
それでもその行為は結局オーガンがやったのと意味的にはほとんど変わらないわけですし。
その後判明する衝撃の事実、シャナトがバアルハイトへ報告してる際に何度か現れていた子供、100%確定という描写は
無かったものの、実はあの子はシャナトの娘でサヴィナだったという事実、流石にコレには「マジで!?」でした。
ギロが「気まぐれで育てた子供だろう」と言ってたうえに、シャナトも死の直前に「サヴィナ…」と言ったので、
恐らくまず間違いないとは思いますが、ホント、コレばかりはあまりにも予想外の事実だったので驚きました。
しかし何と言うか、実際サギがシャナトを殺したわけではないものの、少なくともサギとの戦闘で負った傷が元で死亡、
という事実が間違いない事を考えれば、結局シャナトがサギからジーナのこころの翼を奪ったのと同様、
サギもサヴィナから父親であるシャナトの命を奪った事になるんですよね、展開的に仕方無いとはいえキツイなーと。
けど、何故サヴィナにはこころの翼があったんでしょうね、シャナトの性格を考えれば、いくら娘だろうと翼を奪い、
普通にマキナを使う生活にさせていずれは飛翔機を、という教育方針にしててもおかしくはないような…まぁ、
サヴィナの事を溺愛していたとか、自分はオーガンに酷い扱いを受けたのでサヴィナだけは不自由なく幸せになれるよう
育てたかったとか色々あるのかもしれませんが…むしろそんな事を言い出せばリュードにこころの翼が無い方が問題。
とりあえずココは色々と精神的にキツイ展開でした、シャナト一戦目終了時の「精霊と心を一つに」のサギは
あまりにカッコ良すぎましたが、結果的には双方共に傷だけが残ってしまう戦いだったなと。
 久遠の村シェラタン
ジーナが寝込んだままで大先生は「こころな草があれば〜」というものの場所が分からないと、サギを喜ばせたいのか
悲しませたいのか分かり辛い医者でしたが、ココから各所へ自由に行動可能に、まずは古代へ飛びこころな草を回収へ。
ところでココで届いていた手紙の「だれかからの手紙」の内容が「ひとりぼっちになっちゃった…」だった事を考えると、
以前から届けられていたこの「だれかからの手紙」は、タイミングを考えればやっぱりサヴィナなんでしょうか。
流石にコレばかりは心を摘まれてしまったので読んでてグサっときたわけですけども。
 マタル高地
感想自体は特に無いんですが、ボスが地味に鬱陶しく、こころを折る雨のおかげで面倒だったのが印象的でした。
ボス戦終了後に大量のボスが現れ、ソコへ1で登場したワズンの白竜が助けにきてくれたのは単純に感動。
せめてサギ達の前に一旦降り立ち何かしらの会話を、とかが欲しかったのは事実ですが…てか千年以上生きてんのか。
 久遠の村シェラタン
こころな草を受けて回復に向かうジーナ、サギとジーナの回想があまりに泣けるモノで素晴らしいとしか言いようが
無かったんですが、確かにジーナは回復したとはいえ疲労困憊で大変なのは分かりますが、もう少しサギとの会話が
欲しかったかなーと、今もまだサギの事を見てくれてるミリィに対しても一言欲しかったかなと、感謝だけでなく。
 閑寂の地ネッカル
まっすぐ歩いて落とし穴があった時点でミリィにハメられたとか思ってしまったんですが、ココのミリィがまた、
なんかもぅシャナトやサヴィナの展開から連続して泣ける要素ばかりなんですが、ミリィが色んな意味で可哀想で…(´Д⊂
ミリィの悲痛な告白を受けて「僕はミリィのことが好きだ。だから、これからも一緒にいてほしい」と答えるサギが…(´Д⊂
しかしココのミリィはヤバイくらい良かったです、折角本当の事を話したり、バアルハイトとの事を告白してるのに、
サギ達へ見せる為に奥へ行ったものの人の形をした岩はボスに破壊されてるわ、バアルハイトもよりによってジーナを
無理矢理連れてきて翼を剥ぎ取るなんていうマネを容認してるわと、ミリィが…(´Д⊂
で、またそんなミリィの為に各所にある岩が「あれ、人の形をしてるように見えない?」とサギが言ったり、
普段はミリィと口喧嘩してるだけのギロも「うむ」とミリィを励ますとかほんま、ちょっと迂闊にも目頭が…(´Д⊂
なんかもぅ全然感想にすらなってませんが、ここはホント良かったです、泣ける、ミリィもサギもギロも最高。
とか思ってたらですね、落とし穴に落ちたらデカいザコの剣竜が登場、あまりにデカすぎて吹いた、しかも弱くて吹いた。



バテン・カイトスU 始まりの翼と神々の嗣子

(C)2003 2006 NAMCO

自由行動続行中、今現在の時点で判明してる限りなら、各地のマキナアルマを破壊すれば一応自由行動は終了かなと。
で、このキャンプ画面を見て思い出したんですが、今回は教会でオーラでしたっけ、付加出来るじゃないですか。
上記画像を見て頂ければ分かるように全く付けてないんですよね、試しに付けたものの、戦闘中付けたキャラの足元が
光ってるだけで効果が今イチ分からなかったので、結局付けないまま最後までいく事にしました。
しかしアレですね、サギとの対話イベント終了後のサギは声や喋り方が大人っぽくなってるのが良い感じ。
 泥雲上空
感想自体は特に無いんですが、1ではあれだけドゥールへ行くのに苦労して、行く際もカラス達は白竜から飛び降りるわ、
その白竜もあまりの毒気に近寄るのを嫌がったりと、そういう過去があった事を考えるとサギ達はスパっと行ったなーと。
 ドゥール港
サギ達の事を遠くから見てる子供達、常識で考えれば怪しいどころの騒ぎじゃないですよね、仮面も付けてないですし。
 忘失の村アルゴラブ
カラス達がゲンマ村で大カムロに会ったのに対して、サギ達はまずアルゴラブでクラムリに会った、というのは単純に
対比として考えても良い感じでした、相変わらずクラムリは微妙に態度が悪かったので、そういう意味ではアレですが。
 遺習の村ゲンマ
とりあえず大カムロの仮面を取ったら中からゲルドブレイムが出てくるのでは、と思わずにはいられない声でしたが、
1での大カムロが2の時点ではカムロだったのが笑えました、間違ってクラムリがその座に就いたら大クラムリか。
奥の部屋にギロと同様の人形がありギロが触るとセギヌスの内部へ強制的に移動。
ミズチさまの家には母親のケイが子供状態で居てたのは良い感じでした、しかも「ケイさま」て、ミズチ「さま」なのは
お前のせいか、名前が違うだけでミズチさまと言動は全く同じ、というのがやっぱり親子ですよね。
コウがミズチさまを溺愛してるのに対して、ケイはミズチ「さま」と言うのを怒ってる事を考えれば、恐らくミズチさまも
将来的にはキと結婚して、息子か娘が自分の名前に「さま」を付けたら怒るようになるんやろなー、と感慨深く。
 古代の人形セギヌス
数回挿入された回想で、ギロと同じタイプの人形は全部で四体存在し、マルペルシュロを殺す為に神殺しの人形として
作られていた事が判明、あまりに仰々しい「神殺しの人形」という名称に驚きを隠せませんでしたが、ティスタ達を殺し、
最後にマーノを殺したところでギロは魔力が尽きて稼動終了、ちなみにギロには二人の魔術師が魔力を注ぎ込んで稼動。
で、ありえない事に目的が達成出来たからかそのままアトリアに放置、そしてソレが千年も経過した時、サギがたまたま
ギロを掘り起こした事が原因でギロが再び起動…はいいんですが、何故ギロは動いたんでしょうね。
記憶が無いのはある意味当然ですけど、二人の魔術師が魔力を注ぎ込んで稼動させてて、その魔力が尽きたからギロは
役目を終える事になった、なのにサギが掘り返しただけでまた動くように…それも喋れるようになったのは変かなーと。
同様に、喋れるようになったのはまぁいいとしても、何故二人の魔術師の声がそのままギロの声になってたのか。
恐らくコレらには深い意味が無いんでしょうけど、もしホントに何も理由が無いのなら、個人的にはちょっと拍子抜けです。
むしろ気になったのは土の民の発言、マルペルシュロの遺体を各所に配置してそのまま大陸を空へ浮かせてしまおうと。
どう考えてもこの勝手な提案をしたのはクラムリの祖先としか思えませんが、こういう身勝手な行動で後世の人がひたすら
苦労する事になるんだなと分かった一瞬、てかその土の民が緒方さんや郷里さん、闇の眷属やワイズマンと声が同じて。
 遺習の村ゲンマ
セギヌスの封印と同時にカムロに後の事を任せて退く大カムロ、早速クラムリが腐った辺り既にこの時から問題が。
これでギロ関連の秘密は恐らく終わりで、後はEDで再び機能を終了することになる、とかだと思うんですが、前述のように、
個人的にはちょっと微妙なオチだったかなーと、同時期に確認する事の出来るミリィのエピソードの出来が良いだけに、
どうしても対比してしまい、その結果回想を見るだけでほぼギロの一人語り、という扱いだったのも微妙な要因の一つ。
というか、やはり自由行動の関係上、全体的にテキストが若干短めですよね、短めというか「そこまで気合が入ってない」
とでもいうか…別に手を抜いてるわけではないんでしょうけど、個人的には「んー…」という感じでした。
むしろケイさま、お隣にコウだかノウだかが引っ越してくることになりはしゃいでるのが和めました、ギロよりコッチ。
 暗黒部隊本部
マキナウィルの暴走というのは良い感じだったんですが、それ以上に入口のトコに居てた兵士、日記を見てみると、
自身も辺境出身なので嫌がらせを受けてるサギの気持ちがよくわかり、新人として入隊してきたサギを気にかけてた。
その事実が兵士の死亡後に判明してしまうという、暗黒部隊にもこんなイイ兵士が居てたのに死亡した事実が…(´Д⊂
ボス自体は単純にザコの連戦がダルいだけだったんですが、まさかのサヴィナ登場。
ミリィが外へ連れて行こうとしてもその場を動かず、シャナトの残したモノを継ぐ為に暗黒部隊本部へ留まるサヴィナ。
恐らくこの暗黒部隊が後の狂狼部隊へと形を変えるんでしょうけども、当然ながらシャナトが死ななければサヴィナがココへ
来ることはなかった、つまりサヴィナが狂狼部隊へ入隊し、将来的に事故に極めて近い形で男の子を殺してしまうのは、
元を正せばジーナの翼を奪い取ったシャナトが悪いものの、シャナトを殺したサギのせいだという事を考えると…(´Д⊂
バテンはどのキャラも濃い設定と過去を背負ってはいますが、この2で明かされる中ではサヴィナが断トツでキツイなーと。
 ミンタカ郊外
兵士に報告して終了、恐らくクリアしなくても全く問題の無いイベントだったんでしょうけど、終始音声無しだったのは残念。
しかし話は少し戻るものの、サギがサヴィナに対してどういう気持ちを抱いてるのかが見たかったかなーと。



バテン・カイトスU 始まりの翼と神々の嗣子

(C)2003 2006 NAMCO

自由行動終了までプレイしました、そろそろ戦闘記録の数値を更新したいものの、上手い具合にカードが出てこず。
精霊との仲良さ如何では状況に応じたカードが出やすいとはいえ、やっぱり出ないものは中々出ないですよね。
バースト中は比較的技が出てくれやすいものの、流石に武器はそうそう出ず、ミリィの1+や2+は出る確率自体は普通。
そうなってくると現状のカード数22枚は結構キツイなーと、竜か何かと戦ってるときにダメージ自体は11000強を
叩き出せたんですが、記録自体の更新は難しいなと、出来ればボス戦でカッチョ良く更新したいところですけども。
 グレイソーンのこころ
別にこの自由行動中にこなさなければならないわけではないでしょうけども、面白かったので一気に全箇所周りました。
各キャラとのやりとりは結構凝っていて良かったんですが、やはり特筆すべきはパロロ二世とジーナでしょうか。
この二人だけサギがグレイソーンになってると気付いたのが凄いですよね、てかジーナが凄い、パロロ二世は、
ソレが良い事かどうかは別にして「全てを見抜いてる」というイメージが強いじゃないですか、なのでそれ程の驚きは
無かったんですが、しっかり見抜いてるジーナが凄いなーと、やたら可愛がってくるゲルドブレイムも何気に良好。
ローロも良い感じでした、終始和やかなムードで描写されていたのにグレイソーンが近寄ると絶叫し意識が強制離脱。
むしろローロに関しては、グレイソーンとは関係無いですが水車のイベントが良かったです。
個人的には、正直ローロがサギの事を好きという気はあまりしなかったんですが、水車が完成した際の言動で、やっぱり
ミリィがやきもちを焼いてたようにローロはサギの事が好きだったんだなーと、寝言でサギの名前を呟いてるというのも○
こうなってくると、出来ればローロは1のトリルのように、別にサギの幼馴染という設定にしなくても構わないので、
オブではなくシェラタンに来て何かを作ってる、という展開にしてもらいたかったなーと。
そうすればジーナのトコへ戻った際に毎回イベントが見れますし、その方がポジション的にもミリィのやきもち度が
増すでしょうから良いんじゃないかなと思ったり、何にしてもこの水車イベントでローロの事が一気に好きになりました。
えー、オブ繋がりでサヴィナの家、今度は平和な老夫婦が住んでて和みました、流石に2ではこの夫婦がラストでしょうか。
他にグレイソーン関連だと…リュバンナがアルマードとの逢瀬の際に「わたしには妻と子供が…」と悩んでたり、
一方のアルマードはリュバンナが元気になった事に喜びながらも残念に思っていたりと、この二人の関係が良い感じ。
月騙しの森に関しては、実は密かに「ひょっとしてココでシェラが出てくるのでは」とか淡い期待をしてたのでちょっと残念。
グレイソーンに関してはそんな感じでしょうか、結構楽しめました、出来ることならば、この時点で周れる範囲で全ての
グレイソーンとこころを通わせることが出来る、というのは後の楽しみが無くなってしまうので勿体無い気はしましたが。
ところで関係無いもののバアルハイトの屋敷に居る暗黒部隊の部隊長、冒頭のイベントでサギをハメた人なわけですが、
サギとの再会に際して「まぁ死んでないんだ、よかったじゃないか!はっはっは!」という言葉を投げかけ、ソレにサギは、
「笑えないギャグのマグナエッセンスが取れるよ」吹いた、まさか冷静にそう来るとは思わなかっただけに素で吹いた。
 各地のマキナアルマ
前述のグレイソーンは完全なるサブイベントなものの非常に楽しめたのに対し、本筋のこちらは正直ひたすら微妙でした。
まずはナスカ、コクピットを含めて四箇所ありましたが、実は特に気付かず連続で攻撃し続けているといつのまにか勝利。
サギ本人との絡みが今まで無かっただけに、正直会話的に三人の中で一番微妙だったので感想自体無し。
ところで、ナスカが敗北して、初めて感情を見せてるシーンで気付いたんですけど、ひょっとしてナスカは斎賀さん?
次にヴァララ、三人の中で唯一状況を理解してて、見逃してくれてるサギに、自分から逃げ帰ると宣言したのは良好。
他の二人と違い、サギが暗黒部隊に在籍していた時からの知り合いなので会話面では一番面白かったです。
サギとしても流石に顔見知りで、しかも自分に対して優しかったヴァララを攻撃するのは忍びないでしょうし。
その後ヴァララからは手紙が、ホロ・ホロフルーツを詰めておいたとの事なのに既に腐った食べ物に、吹いた。
最後にヒューズ、小西さんが声を担当されてる時点でどうしても贔屓してしまうんですが、個人的にはヒューズが一番
良かったです、戦闘前のセリフも「さあ、来いよ!サギ!決着をつけてやるッ!!」と、やたらライバルっぽいものでしたし、
最初のセリフも「ほぉ…しばらく見ないうちに顔つきが変わったな」とサギを認める発言。
戦闘時は他の二人と違い全体攻撃こそ無いものの、チャージ後の攻撃が3000を超える事を考えれば一番強いかなと。
まぁ、制限プレイ等でレベルの縛りをやってる場合は、流石に全体攻撃の無いヒューズが一番楽でしょうけども。
バアルハイトの私兵という点でも、他の二人と違いタラゼドの事を安易に話さないのが良い感じかなと。
戦闘終了後、自身が敗北してから言うのは負け惜しみくさくて確かにアレですが、ギリギリまで言わないのは偉いなーと、
一番イイのは最後まで言わないことではありますが、他の二人は戦闘前にタラゼドの事を言うだけにヒューズが一番マシ。
で、やっぱり設定的にもヒューズが一番強いからか、図鑑の説明も「以前と変わらずてごわい相手だったが」と記載、
他の二人は「ただの鉄の塊だった」とか「敵ではなかった」とか書かれてる事を考えると、やはりヒューズは強いねんなと。
戦闘直前、サギが精霊に「力を貸してくれ!こころをひとつに……!!」と言うのは王道ながらもカッコ良かったです。
ところで図鑑に、三名共マキナアルマ状態の次のページが空いてる事を考えると、見逃さない旨の選択肢を選べば、
まさかマジに戦えるんでしょうか、丁度一つ分空いて次のエリアへ移ってる事を考えるとそういう事なんでしょうけども。
 戦場アトリア
実は完璧忘れてました、ワッチョの情報で「あ」と思い出して向かうという放置っぷり、ワイズマンには非常に申し訳ない。
ただ、内容的には他のトコ同様微妙だったかなーと、黒竜はあまりのザコっぷりに負ける要素がなかったものの、
一方のワイズマンが妙に手強くて一度全滅するという無様さ、郷里さんの笑い声があまりにハマってて吹きました。
戦闘終了後、溶けた?のか元々中身が無かったのか、鎧だけが残ったのにサギ達はその事に触れなかったりと、
テキスト的にはワイズマンが一番微妙でした、確かにサギ自体には何の関係も無い相手ですが、サギに憑いてるマーノは
闇の眷属に魂を売ってでも殺したいと願った相手なので、せめてマーノとの絡みが何か欲しかったかなーと。
或いは、自身やティスタ達が殺された場所で簡素ながらもイベント、ワイズマンを発見した時はサギの中でマーノの
感情が燃え上がってるのをサギが感じるとか、この神々の時代でのイベントは恐らくコレで終了だろう事を考えると、
個人的には正直消化不良でした、折角のマーノ = サギに憑いてる精霊、という設定が活かされてないかなーと。
 久遠の村シェラタン
まぁイベント自体は極めて簡素で、ワッチョがタラゼドの事を報告、久々にネロから連絡が来て今からネロの屋敷へ、
という程度だったわけですけども、コレにてようやく自由行動イベントが全て終了、次から本筋へ戻るわけですが、
えー、正直この自由行動イベントは無かった方が良かったかなーと。
個人的には一本道でも全然気にならないので、むしろサギとの対話後はまずミリィ、次にギロ、そして戻ってきたところで
暗黒部隊本部での暴動が発生、鎮圧後に「バアルハイトをこれ以上勢い付かせない為に各地のマキナアルマを破壊する」
という流れで、ヴァララ達に関してはどこから攻略しても構わない、にした方が良かったんじゃないかなと。
個人的に思っただけかもしれませんが、やはり自由行動中はどうもテキストが弱いと感じましたし、何よりどこから
攻略しても良い関係上、どうしても敵のバランス調整が難しくなるじゃないですか。
あまりに強すぎるとどこも勝てず、かといって弱すぎたり丁度良い相手だと後半で手ごたえが無くなってしまう。
しかし「ココは強い」「ココは弱い」という風に配置してしまうと、結局自由行動とは言いながらも周る順番が自然と
「敵の弱い場所から」という風になってしまいかねないと、バランス面でも厳しいところなので微妙かなーと。
ただ、やはり文句を言いつつもミリィのイベントは心底良かったと思いますし、暗黒部隊本部でのイベントも良かったので、
一概に悪いというわけではありませんでした、しつこくも個人的には今イチに感じてしまったな、というだけで。
けど意外というか、ほら、1での空中山脈クリア後って、そのままコル・ヒドラエに突入するなり各キャラのイベントを
クリアするなりの自由行動突入だったじゃないですか、世間的にはあの辺りの展開は評判が悪いうえに「後半失速してる」
と言われてますが、むしろ1に関しては火炎洞窟クリア後から一気に面白くなりそのまま最後までテンションが持続した、
という感想を抱いてるだけに、この2での自由行動が全く逆の「微妙」という感想を抱いたのが非常に残念でした。
えー、まぁアレです、とりあえず次からの本筋展開に期待します、色んな事に決着がつきはじめてるのでそろそろ終わる
気配が濃厚ですが、もう少し続いてほしいなーと、このままだと世間での1の感想同様「後半失速しすぎ」になりかねない。



バテン・カイトスU 始まりの翼と神々の嗣子

(C)2003 2006 NAMCO

バアルハイトとの決着がついて残りは恐らくラスボスだけだろう、というトコまで来ました。
実際にはバアルハイトのイベントが終了しただけで、追わずにセーブして中断してるトコなので厳密にはまだですが。
何と言うか…とりあえず時間の関係上まだ明日はクリア出来ないと思うので、恐らくクリアは明後日辺りになると
思いますが、やっぱりシャナト関連のイベント終了後の自由行動は正直必要無かったかなーと。
クリアした時に感想が変わる可能性が無いとは言えないので結論は早計ですが、自由行動〜バアルハイトとの対峙まで、
この間は、個人的には非常にテンションが下がり「うわー…なんか一気にクソゲーっぽくなってもうたな…」という感想。
前述のシャナト関連のイベント終了時点、正直ソコまではバテン1以上にのめり込んでたので1を超える神ゲー、
そう感じていただけに自由行動開始からの微妙っぷりは残念やなーと、世間的にどういう評価なのかは分かりませんが、
少なくとも個人的には、ソコまでの面白さが異常だっただけに少々残念な限りです。
闘技場も楽しみにしてたんですが…あ、まだアドバンスドバトルを全て終えてないので感想は全て終了してから
書く予定なんですけども、どうにも「コレは勝てる気がしない」という相手がおらず、動植物図鑑を見る限り闘技場限定の
敵が一匹居るようだったので「おいおい、コレはひょっとしてカラスか!?」とか迂闊な期待を抱いてただけに…orz
まぁ、そういう風に文句を言いつつも、しつこくも前述の自由行動〜バアルハイトと対峙するまで、がアレなだけで、
やはり面白い事に変わりはないので十分楽しませていただいてるのは事実なんですけども。
 ミンタカ郊外
ネロからタラゼドへ行くよう指令を受けて承諾するサギ、ソレはいいんですが、確かに遺児達を退け、各地に点在していた
マキナアルマも全て撃破したサギ達の力を信頼してるのは分かりますけども、遂にバアルハイトがタラゼドを起動させて、
よりによって全ての浮島を沈める、などと言ってるのに「サギ君、冗談ではなく世界は君たちの手にかかっている」
とだけ言い援軍の兵士も寄越さないネロは流石にどうなのかなーと、一兵卒とサギの実力に差がありすぎるとかではなく、
タラゼドが起動した以上何がなんでもタラゼドを止めなければいけないのに、サギ達だけを向かわせるとか異常。
 浮遊要塞タラゼド
スフィーダのように目立つ飛行船が余裕で要塞内へ入れる時点でバアルハイトの考えが今イチ読めませんが、内部は
ヴェガの時とほぼ同程度の広さ、自由行動開始以降のテキスト面での微妙さも相俟って、正直「もぅはよこしてまお」
というダレた神経でプレイしてたので人々の話も流し読みの勢いで通過、ここでようやく闘技場のランク5へ昇進。
闘技場の方が楽しいのでつい時間を忘れて没頭しましたが、流石に「まずはクリアが先だろう」と思い直し本筋へ。
むしろ闘技場の手紙と共に届けられた「至急」というタイトルの手紙、内容は「振り込め、サギ!」ポーション吹いた。
 浮遊要塞タラゼド内部
実は名称を控え忘れてしまったので、この「タラゼド内部」という名称であってるのかは分かりませんが。
イベント自体は特になくティスタ達の遺児を全て解放、良し悪しの面では良くも悪くもかなーと。
1で言うところの兄弟神のトコなわけですけども、あちらは当然戦闘に勝利して先へ進めるようになったのに対して、
2の方は当然ながら遺児がティスタ達だと分かってるので解放して兵士を分散、じゃないですか。
勿論ティスタ達を解放するのは良い事なものの、やはりココは個人的感情優先で「それぞれのボス戦」をしたかったなーと。
解放した直後に遺児達が暴走、遺児を大人しくさせる為に襲いかかってくる遺児を迎撃して沈静、落ち着いた遺児は、
ちょっとありえない展開でも構わないのでマーノへ、ティスタ達がそれぞれ感謝の言葉を、みたいなベタな展開が。
というかむしろ、兄弟神達はそれぞれ個別に違う曲が用意されていて、流石に過去の流用曲ではあるものの音楽面でも
楽しむ事が出来たわけなので、何かしら欲しかったなーと、遺児戦で流れるPescherが神すぎただけに余計残念なトコロ。
てか、基本的に内部の作りがエスカレーターの上下の箇所などで多少違うものの、作り自体は全く同じで遺児の解放も
何かしらの深いイベントがあるわけでもなく、遺児の前に設置されたこころの翼ダッシュで切り抜けなければならない部屋、
別にこの部屋もパズル的要素があるわけでもなかったりと、個人的にはまたこの要塞内部で一気にテンションが下降。
 バアルハイトとの決戦
The true mirrorキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
ちょ!おま!マジで!?まさか…キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
自由行動開始〜要塞内部終了時点までのテキストの弱さは全て水に流します、音楽を聴いて顔がにやけたのは初めて。
いやー、ジャコモ戦の曲は「ジャコモの曲」なわけじゃないですか、なので恐らくアレンジverが使用されているだろうと
思っていたので最初聞いた時も「お」と嬉しくなる程度だったんですが、The true mirrorはどれだけ神がかっていて、
1をプレイした人が最も聞いた曲で印象に残る曲だろうと、基本的には単なるザコ戦の曲じゃないですか、良し悪し抜きに。
なので2ではアレンジverだろうと流れないと思ってましたし、仮に流れたとしても、やっぱり今回は闘技場がしっかりと
用意されているので、全ての敵を倒せばファンサービスとして隠しボスでカラスが登場、ソコでThe true mirrorが流れる、
という予想をしてたので、まさかバアルハイト戦で流れるとは思いもしませんでした、正直普通に戦闘やめて聴いてた。
またオーケストラverというのが熱いですよね、元々綺麗な曲だったのに、更にソコへオーケストラ演奏のアレンジによる
壮大さが加味されて物語のラストを締め括るのに相応しいボス戦の曲へと昇華、またバアルハイトが実は精霊憑きだった、
というのもココでThe true mirrorが使用される印象を底上げしてます、信者と言われようがココは素で感涙しました。
戦闘面でも、確かにCMでサギとバアルハイトが剣を交えてる映像があったものの、まさかココでタイマンになるとは
思いもしなかったので演出として考えても非常に良い感じでした、二戦目は三対一なものの、流石に一対一の真剣勝負、
コレばかりは感情面での重みがまるで違うので、しつこくも神がかった曲と同様良い感じでした。
二戦目の前に、サギ達がそれぞれマグナスから武器を取り出す映像が挿入されたのも個人的には非常に良好。
基本的に「マグナスから中身を解放する」という映像が無いじゃないですか、クエストマグナス以外だと。
ソレをココで、ようやくマグナスから武器を取り出し手に持つ映像が用意されていたわけなので不覚にも感動。
ただ気になったのはこのバアルハイト、正直やけに強いですよね、一度目は普通に負け二度目も敗北。
流石に普段使ってるデッキだとギロ達のカードが入ってるので勝てるわけもなくサギ用のデッキを別に用意。
デッキを入れ替えての一戦目は、デッキに入れるカードが少なすぎて手札が5枚しか表示されなかった為アウト。
二戦目は普通にやるも敗北したので、三戦目は回復しつつ技が来るのを待ち、バーストで技を繋げて奥義でトドメ。
バースト時のコンボが5500前後で、MPを溜めてる際の微々たる攻撃でも500程度は与えていたと思うので、まぁ無難に
バアルハイトは一戦目も二戦目も約6000といったところでしょうか。
二周目は「イベント等で倒さなければいけない敵だけ倒す」というレベルの制限をするつもりなので、正直勝てる気が
まるでしませんが、やりがいがあるという意味では非常に楽しめると思うので、ココに来てバアルハイトの印象がアップ。
あ、ただ戦闘中に「我は光なり、闇退かん!」といった具合にカラスと全く同じセリフを喋り、精霊が憑いてるので
当たり前と言えば当たり前ですがヘルファイヤー等の精霊魔法を使ってきた事に関しては良し悪しが微妙かなーと。
最初聞いた時は不覚にも「お!?」と思いましたが、やっぱりプレイヤー心理としては「カラスだけが唯一の精霊憑き」
というイメージがあるじゃないですか、サギなら精霊憑きでも構わないんですが、実際は邪神憑きで新たな良さ。
そんな時に、よりによってバアルハイトもネクトンでダイモンが憑き精霊憑きとなった、というのは「んー…」という感じ。
「やっぱり精霊はネクトンで憑く」という点に関しては良い感じなものの、失礼ながらビジュアル面や、サギも
言っていたように自分の為の言い訳と我侭で生きてきたバアルハイト如きが、カラスと同じ精霊憑きというのはあまり
良い気がしないなーと、これも個人的な我侭の気持ちなのでアレですが、バアルハイトが精霊憑き、はちょっとイヤかなと。
てかダイモンはバアルハイトに憑いてる精霊だったんですね、てっきり序盤でのアレはネロのモノだと思ってました。
声を聞いて分かれよという話なんですが、まぁ失礼ながら、正直ネロもバアルハイトも普段は演技が大根で声も似てる為、
なんかあんまり判別出来ないかなーと、通常時のネロはそこまで大根ではありませんが、バアルハイトは正直ひど(ry
で、ミリィがマキナのおかげで生き続ける事が出来てる、という点に関してはそんなに驚きがありませんでした。
別に予想していたわけではないんですが、サギの驚きとは別に「あ、そうなんや」ぐらいの気持ちでした。
例えばコレが「実はミリィはマキナだった」とかなら「ちょwおまww」ですが、マキナのおかげで生きれてる、というなら、
むしろミリィの仲間には邪神を憑かせてる元暗黒部隊の新人や、神殺しの人形として作られティスタ達を惨殺したギロ、
そういった異常な面々が集まってるのでソコまで驚くことじゃないかなーと。
「マキナを使ってる事にミリィは複雑な気持ちを抱いてる」なのは分かりますけど、まぁ、個人的には特に気にならず。
バアルハイトの回想に関しても同様、サギがキれたのと基本的には同じ気持ちなので感想として書く事はないんですが、
やっぱり「科学者としての気持ちを優先させた」というのがまず最低ですよね、はっきり言ってただの人体実験ですし。
そういう経緯があってサギと戦うのが「宿命」とか、そら確かに「どの口がホザくか」という感じですよね。
実はネロが真の邪悪でバアルハイトはネロに刺し殺された、という展開になったので多少は悲壮感もあるものの、
個人的には、バアルハイトは終始最低だった、という印象です、結局ゲオルグと違い不幸しか撒き散らしてませんし。
一方のネロ、実際は精霊憑きではなくココにきて本性を見せ、そのままタラゼドを使うという卑劣っぷりを見せてましたが、
ネロに関しては驚きがどうのという以前に悪い意味で呆気に取られました、「なに勝手にキれて喜んでんの?」という感じ。
確かにネロはネロで色々と画策し、ようやく最後の瞬間にサギがバアルハイトをどうにかしてくれて、やっと自分の望みが
叶うわけなのでハイになってるのは分かるんですが、なんか、悪い意味で場の空気を読んでないなーと。
てっきりバアルハイトがラスボスだと思い込んでいて「流石The true mirror、ラスボスに相応しいな!」とか阿呆な事を
思っていただけに、そういう個人的な意味でも微妙なトコロ、むしろゲルドブレイムは結局どこへ行ったのか。



バテン・カイトスU 始まりの翼と神々の嗣子

(C)2003 2006 NAMCO

クリアしました、自由行動開始からは個人的にテンションが落ちてたとはいえ、やっぱりクリアとなると寂しいなーと。
画像はラスボス撃破後のキャンプ画面です、ボタン連打してて危うくセーブデータ更新しかけて危なかった。
で、とりあえず一周目での各収集率なんかを見てみたんですが、相変わらずバテンはまともには埋まらないなと。
マグナス398、EXコンボ53、動植物図鑑88%、サブクエスト74/94、セドナのマグナス21、合成23、こんな感じでした。
例えばFF[やFFTのように、こちらのレベルに応じて敵のレベルも上がり強くなる、とかなら全然問題無いんですが、
やはり敵の能力が固定されてるRPGの場合極力レベルを上げたくないので、途中からEXコンボを調べたりドロップの
マグナスを確認しなくなりだしたのが多少響いてるかなーと、アップグレードに至っては序盤しかやってなかったり。
けど図鑑はどうなんでしょうね、流石に特殊技やドロップマグナスも%に影響するんでしょうか。
 闘技場
ヘラクレスドラゴンが二匹出てくる最大の敵がキツすぎ、連続でドシンドシンされた挙句にカード運が悪いと何も出来ず。
というわけでまだ「最大の敵」だけ倒してないので厳密に言えば感想を書くべきじゃないような気もするんですが、
もぅ二周目始める気マンマンなので、とりあえず一周目時点で最大の敵以外の闘技場関連の感想を書いておこうかなと。
えー、やっぱり闘技場、はっきり言えばめちゃめちゃ微妙でした、ランクアップが進行との兼ね合いで、ランクアップして
次のランクで戦える敵は一つ前の大陸で戦った敵ばかり、という関係上あまりに手応えが無く、景品も…あ、EXコンボの
レシピはもらった事がないのでどうなのか分かりませんが、通常の景品はあまりに魅力が無くやる気も出ずと。
前述のようにヘラクレスドラゴン二匹がキツイので、まだ倒してない以上「倒す為に頑張る価値はある」んですが、
肝心のヘラクレスドラゴンは正直開幕の運が非常に高いうえ、チャンピオンバトル、最大の敵以外のアドバンスドバトル、
共に負ける要素の無い敵で、闘技場専用の敵である試作型マキナアルマMも、確かに攻撃力自体は非常に高いものの、
実際問題ダメージだけならヒューズの方が高いうえ、HPが高いだけで「時間がかかるだけ」だったのが微妙なトコロ。
チャンピオンのみが入れる部屋に居る研究者のオッサンに、序盤から何度かクエストマグナスの説明にあった「〜に再会」
コレをたまたま全四種類持ってまして、ほんまたまたまオッサンに全て渡し終えてしまったというのも個人的には微妙。
それで戦えるようになる敵も当時の能力のままなので相手にならず、個人的にはこの闘技場は正直失敗だったかなーと。
ランクが上がる度に客のセリフが変化していくというのは非常に面白かったですし、文句を言いつつもランクが上がり、
新しいランクで戦う瞬間だけは気分も盛り上がったので、肝心の「闘技場でのストレートバトル」と「景品交換」以外は
全て良い感じでした、ある意味大失敗である意味大成功、という感じでしょうか。
あとは…まぁ、コレは俺が勝手に期待してただけなので悪いのは俺なんですが、図鑑を見る限り闘技場限定の敵が一体、
景品の最上品は???の名称でポイントが99999という「いかにも」と感じさせてくれるモノ。
やはり共に期待しますし、バテンの開発がモノリスとトラクレで、今回の販売元は任天堂なものの1はナムコ。
ナムコで闘技場と言えば、しつこくもモノリスとトラクレには何の関係も無いんですがエターニアの闘技場。
エターニアの闘技場ではクレスと戦う事が出来る、なので、やっぱり闘技場の隠しボスとしてカラスが出るだろう、
と勝手に期待していただけに、敵はただのマキナアルマ、景品はよりによってネロの写真と、ダメージがデカかったです。
というか試作型マキナアルマMに関しては三重にショックでした、まず「カラスじゃなかった」うえに「時間がかかるだけ」
極め付けが敵の名称として表示されてるのが「邪神降臨」というモノ。
バテンで「邪神」とくれば「ひょっとして闘技場限定の敵はマルペルシュロか!?」と期待するじゃないですか。
で、蓋を開けてみれば実際は試作型マキナアルマM、しつこくも勝手に期待して妄想した俺が悪いんですが、
最後の最後まで、期待していた部分と違ってでも構わないので「お!?」と良い意味で驚かせてくれなかったのが残念。
 世界各地を散策
そんな闘技場で頂いたネロの写真を持ってウロウロしてるとジーナに渡せる事が判明、実はジーナがサギの父親に関する
話題を振ってくるまで何故かまるで気にもしなかったんですが、サギの父親はネロ。
ネロとかほんま、あいつ自分に仕えてたジーナに手ぇ出したんかよと、そのうえジーナの翼を剥ぎ取るとか鬼。
この際貰えるジーナの翼の羽根、コレは…確かにこころが折れずダッシュし続けれる、というのは非常に便利なんですが、
何か深い意味でもあるんでしょうか、試しにパックマンの横に置いてみたトコロ光の速さで喰われたので、早い話が
パックマンが喰う為のモノであると同時にマグナス全種類コンプリートの為のクエストマグナス、という扱い?
しつこくも最後の最後までカラスの事を諦めてなかっただけに、こういう微妙なモノで微かな希望が消されていくと
地味にダメージを受けるなーと、まぁカラスはまだしも、シェラなんてワズンの白竜だけで今回は一切触れられてませんが。
それよりも疑問なのは、ジーナはサギが邪神憑きだと知ってる、と解釈してしまってもいいものなんでしょうか。
ネロの元からサギを連れて逃げ出したわけですが、ネロの写真を渡した時の反応からして、少なくとも今現在もまだ、
ネロの事を「嫌い」というわけではないようなので、敢えてネロの元からサギを連れて逃げる必要は無いわけですし。
仮にサギが邪神憑きという事実を知らないのであれば「何故サギを連れて逃げたのか?」という疑問が生まれますし。
本筋にはまるで関係が無いものの、正直コレってめちゃめちゃ重要な事じゃないですか。
こういう大事な事をはぐらかしたままというか、きちんと描いていないのは個人的にちょっとどうなのかなーと。
ディアデムとアヌエヌエは特に無かったものの、ふとサヴィナの家を覗いてみると、今度は家の前でうりぞうを
世話してたにーちゃんとうりぞうが住んでるという状況に、流石に今度こそこの住人が2でのサヴィナ家最終者でしょうか。
サダルスウドも特筆する事は無かったんですが、1でラリクシが住んでる家に今現在住んでるねーちゃんが、薬が切れて、
医者が居ないから大変との発言、何気無い事ですがラリクシがどれだけケバルライで重要なのかが分かり良好。
アルファルド、何気無く散策してたらニハル砂漠でゲオルグとラリクシを発見、オッサンを発見出来る事が心の底から
嬉しいと思えたのは初めてですが、ここで貰える「こころの器」コレは…いやまぁ、コレが元で後のカラス誕生への
足がかりになるんでしょうけども、やっぱり1をプレイしてる者からすれば心情的には微妙なところですよね。
果たしてサギはゲオルグの研究に付き合って、このこころの器を成長させてしまってもいいものかどうか。
とか言いつつもカラス関連のイベントなら喜んでやるので…と言いたいものの、なんか時間かかりそうなので一先ず放置。
 ネロとの決闘
ジーナとの会話から考えてネロがサギの父親で確定だと思うんですが、実の息子に自分が命じて邪神を憑けさせるとか、
今回の父親は、ネロはサギへ邪神憑依、オーガンはシャナトに邪神憑依、バアルハイトはマキナを使ってると再確認させる
為だろうとは思いますがミリィの肩口を銃撃すると、今回出てきた父親キャラはひたすら悪党ばかりですね。
1のゲオルグがイイ人すぎたので対比としては良い感じなんですが、ちょっと鬼畜生ばかりで気になりました。
戦闘に関しては良し悪しが微妙なトコロ、展開的にもバアルハイトがThe true mirrorのオーケストラverを背景音楽に、
まずサギとタイマン、次に全員で戦闘、展開も曲も最終決戦に相応しく攻撃力も素晴らしいモノがあったのに対して、
ネロ本体はザコいわ周りのを倒してないと防御に入られてダメージ0、しかもネロの番になると高確率でザコを復活と、
コレも試作型マキナアルマM同様時間だけがひたすらかかる戦いで精神的に疲れました。
しかしなんですか、ネロのこのかませっぷりは何だったんでしょうか、悪い意味で空気を読まずバアルハイトを殺害し、
戦闘終了後は周りのザコに喰われて終了、挙句にワイズマンに乗っ取られるという、コレがサギの父親の姿か…orz
あ、ココだったかラスボス戦後だったかをちょっと覚えてないのでアレなんですが、戦闘終了後の選択肢は精霊を
選びました、個人的にはローロを選びたかったんですが、流石に一回目ぐらいは展開重視で王道を決めようかなと。
 ラスボス戦
一戦目が即行で終了したので「もしやコレは1でいうところのゲルドブレイムか?」と緊張したもののイベント終了。
二人共ワイズマンの攻撃の前に倒れ、サギも地に足を突いたところでティスタが登場し、ピエーデ達も続いて登場。
王道と言えば王道なんですが、いきなりティスタが出てきたので、まずカッコ良さで震えました。
またココで使用されてるLe ali del principioが、音声を全て飛ばさずに聞いてると、丁度ティスタ達が全員登場して
マーノを励ましてるところで盛り上がる箇所へさしかかるんですよね、コレが絶妙にハマってて鳥肌が立ちました。
でまぁ、ネロワイズマン自体は特に苦戦する事もなく普通に試合終了、ある意味ラスボスらしいなと思いました。
展開も曲もバアルハイトの方が締まるものの、ネロワイズマンに関しては「最後のボス」という感じでした。
何がどうとかどちらが良いとかではないんですが、「あ、コレはラスボスや」という雰囲気を感じれたとでもいうか。
てか、結局ワイズマンは何だったんでしょうか、神の時代の最後に何故溶けた?のか、何故千年も彷徨い続けれたのか。
 エンディング
クリア後にネットで調べてみたところ、どうやら真EDだったようなので、真EDを未見の方は読むかどうか各自の判断で。
ちなみに、便宜上ネロワイズマン撃破後の脱出開始から、を全て「エンディング」として感想を書きます。
脱出途中、いきなりサギが変なのに捕まって脱力、来る時は閉まっていた部屋の中で解除出来るものの、ミリィの体に
使われてるマキナを使う必要があるのでミリィが離脱…と思いきやギロが中に入る、という超展開に「えー…」と。
ここでのギロとミリィの会話は、ネロ戦〜ネロワイズマン戦終了時までの「相手を遠回しに褒める」のと違い、
ようやくお互い嫌いではなく好きだった、と言い、会話的にも良い内容だったので良い感じでしたし、ギロが入り扉を
閉じたことでミリィが泣き崩れるというのも非常に素晴らしかったんですが、肝心のサギ拿捕が、ソレはないやろうと。
何がどうとか以前に「は?」と思いました、別に展開自体は悪くなかったので、他に何か無かったのかな、と。
挙句、サギはギロに対して何も言葉をかけず扉を開けて、EDの映像を見る限り顔の仮面を回収したようですがソレだけ、
というのもどうなのかなーと、少なくともサギにとってはギロが精霊と同レベルの親友でしょうから、何かほしいなーと。
その後は普通に脱出…かと思いきや扉のスイッチを押しても扉が開閉せず、ソコへ大量の敵が登場し危機一髪の状態に。
と、その時上空から見覚えのあるキャラが…ヒューズキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ヤベェ!ヒューズ鬼カッコェェェ!!!「どこまでもお前を追い続けると言ったろう」ヤッベ!マジカッコエエ!!
しかも扉をこじ開け、ココは自分が引き受けるから先へ行けと発言、当然サギはヒューズを一人残していく事など出来ず、
「でも!」と言うものの「でもじゃねえ!」カッコエエェェェェェ!!!!ヒューズ鬼カッコェェェェェェ!!!!
最後はサギ達を扉の向こうに押し飛ばし扉を閉め、迫り来る大量の敵に戦いゆく姿で幕とかカッコ良すぎ、泣ける(´Д⊂
最初にサギと絡むのはヴァララじゃないですか、その後もヴァララはサギと複数回絡む、なので今回のライバルキャラは
ヴァララだとばかり思ってたんですが、ヒューズは途中から出てきたものの「決着をつけるぞ!サギ!」の発言があるわ、
敗北後の「お前をどこまでも追い続けるぞ!」最後はサギを逃がす為に敵を引き受けるとか、サギのライバルはヒューズ。
で、当然ながらヒューズだけでなく今度はサギが窓ガラスを破壊し飛び込んだ部屋の出口が封鎖されていてナスカ登場。
ナスカは敗北時の描写が一人悔やんでるだけのモノだったので、正直ココで出てくるのが微妙に不自然なんですが、
サギに、脱出経路を知ってるから先に行けと言い逃がした後の「脱出経路…さがしてみるかな…」が良すぎました。
まぁ、そんな良かったナスカも、何故かサギ達の出てきたドアから出てくる、というギャグをかましてくれて吹きましたが。
これでようやく脱出かと思ったのも束の間、よりによってスフィーダの姿がどこにも見えず。
「ひょっとして、流されたの!?」とミリィ、サギ達を置いて逃げたと考えない辺り優しい二人よのぅ。
直後爆風をモロに喰らいタラゼドから落下するミリィ、躊躇わずミリィを追うサギがカッコ良すぎて(*´Д`)
ソコへヴァララの指揮でサギ達を助けに来るスフィーダ、またヴァララだけ無駄に熱い役所で、しかもヒューズ達と違い
タラゼドの外でサギと接触したので一人だけ生存するというのがイイ役してるなと、しかもツンデレ、これはたまらんな。
しかしアレですよね、ヴァララが助けに来てくれたからいいようなものの、誰も助けに来なければ、超高高度から地表まで
遥か何万メートルもあるでしょうに延々と落ち続けるハメになるんですよね。
飛び降りは途中で意識が飛ぶと聞くもののサギ達の意識が飛ばなかった事を考えると、地面に激突するまでキツイなと。
てか、どう考えても高速で落下するサギ達へ横からタックルしてる絵にしか見えないスフィーダに乾杯。
えー、その後は名のあるサブキャラ達に見送られてミラへと旅立つサギとミリィで終了、スタッフロールへ。
どうでもいい事かもしれませんが、ロドルフォが「結婚式と聞いてきてみればかけおちか」と言ってましたけども、
ミリィは17なのでまぁいいとしても、バテンの世界の男性は既に15で結婚OKですか、スゲーな。
それでスタッフロールの一枚絵の前に、ここでのサギ達を見送るトコで気になる事が幾つかあったんですが、
まずは「何故サギとミリィはミラへ行く事にしたのか?」というモノ、理由が「落ち着ける場所を〜」と言ってましたが、
確かにミラは幻の国なのでこれ以上無い程に落ち着けますが、それならハッサレーも人が来ないので落ち着けますし。
挙句「母さん達にはいつか挨拶に」ってお前、先に行けやと、いくらなんでもソレは無いやろうと。
更にミラ関連で気になる事としては、当然この場にはギバリも居たわけなのでサギとミリィがミラで暮らしてる、
という事は当然周知の事実でしょうけども、なら何故1で会いに行ったり、或いは「そういえばアイツは…」とかのセリフも
無かったんでしょうか、表現はよくないものの2に関しては完全に後付けの設定なものの、何も反応すら見せないのは
ちょっとどうなのかなーと、むしろギロの事を誰一人聞かない辺りが別の意味で空気読んでるなと。
スタッフロール、1同様一枚絵が連続で表示されていきましたけども、よく見ればヒューズ達が三人でスフィーダを見てる
絵が登場、ヒューズは自力で敵を全滅させたと思いますが、まさかナスカはマジに脱出経路を発見したんでしょうか。
んーでも微妙なトコロ、ヒューズが生きててくれたのは単純に嬉しいものの、やっぱりあのままサギ達を逃がす為に死亡、
の方がライバルキャラとしては熱いかなーと、まぁ実際問題、あの程度のザコではヒューズを殺せないでしょうけども。
ジャコモに関しては…まぁ、ロドルフォの部屋の前以降出てこなかったのは少々残念でした。
そんな時にジーナと一緒のサギの絵が登場、どうやらミラへ行く前にミリィ共々会いに行ったようですが、その次の絵、
コレはまさか、ジーナにまた翼が生えてきたと解釈していいんでしょうか、そんなアホな、と言いたいですが。
ミラへ到着したサギとミリィがカルブレンへ挨拶してる映像があり、最後のムービーから察するにカルブレンの屋敷に
住んでる模様、サギ達が旅立つ前にコレルリが「カルブレン公に〜」と言ってた事を考えると、まさかサギ達は
カルブレンの養子になった、という事なんでしょうか、ジーナが居るので流石にソレは無いと思いたいんですが。
でも、コレでマーノがミラに行ったのでミラのエンド・マグナスがマーノのモノ、と確定出来ますし、ただ単にサギ達が
ミラへ行くだけならコレルリがわざわざカルブレンに話をする必要も無いので…まぁ、やっぱり養子縁組?
ただしつこくも、それなら何故ジーナの居るサギがわざわざカルブレンの養子になるのかが分かりませんし、ミリィも
ジーナの孤児院で一緒に暮らす方が楽でしょうから…つまり早い話がアレですよね、1へ繋げる為に多少強引でも
サギ達はミラへ行ったという設定にした、と思えばいいんでしょうか、個人的には何か釈然としませんが。
となると、サギとミリィの子供として五年後にミローディアが誕生、その四年後でしたっけ、流行り病でサギ達家族は全滅、
その際マーノも解放されエンド・マグナスに?なってカルブレンがミローディアを復活、ソコでミローディアは
マルペルシュロと密な関係になる、という事でしょうか、設定としてはミローディアの悲壮性がより増して好印象ですが、
それでもやっぱりサギ達が「ミラへ行く必要があるのかどうか」が問題ですよね、流石に強引すぎる印象。
更に言えば、いくら流行り病でもサギやミリィが死ぬとは思えないの…はまぁ、やっぱりよくめでしょうか。
となると、1でハッサレーが登場しなかったのは単に田舎で行く必要性が無いから、なんでしょうか。
スタッフロール終了後はイベントが入りゲルドブレイムが皇帝就任、いくらネロに土壇場で裏切られ「美しくなくなった」
のセリフから察するにどうやら二人はゲイ仲で捨てられた事もありショックがデカイとはいえ、ちょっと性格が豹変しすぎ
なんじゃないかなーと、少なくともネロに心酔していた点以外は、特にサギに対する態度を見れば分かるように2では
普通にイイ人で、任務や仕事に追われサギ達を労う余裕が無かったせめてもの罪滅ぼし、という理由で自分の私室を
貸してまで休息を取らせるような善人が、いくらネロに裏切られたとはいえそこまで性格変わるもんかなーと。
「ゲオルグを呼べい!」のセリフは良い感じ、最後はカラス?の片翼の映像で終了、終わり方は非常に良い感じでした。
良くも悪くも色々と感想はあるんですが、流石に長文になりそうなので感想の方は明日にでも、という事で。



バテン・カイトスU 始まりの翼と神々の嗣子

(C)2003 2006 NAMCO

某バテンスレで依頼された動画を作る為に奮闘してたら戦闘記録を上回る数字が出たものの、コレはクリア前のデータで
やっただけなので、別段記録して残るわけでもなく…なので、折角ですしサイトの方に画面残しておこうかなーと。
 感想 1
それでバテンU全体としての感想なんですけども、やはり、どうしても1と比較しての感想になってしまいますし、
自由行動開始までは1より面白かったものの、クリアした今で冷静に考えると個人的には、ある意味当然なんですが
神ゲーとして合計200時間以上プレイした1には残念ながら及ばなかったなーと。
2も面白かったんですが1至上主義の人間なので、2の方が良かったと思われている方は、以下は読まない方がいいかも。
えー、まずシナリオですが、1は良い意味で王道なのに対して2は、まず最初はサギ達が追われる展開、後にネロによる
助力で殺人容疑も解け、その後は各国へバアルハイトのマキナ化に対する警告の為に奔走という、1とは別の意味で
王道の展開で良かったですし、前述のように自由行動開始までは1より面白かったものの、冷静に考えるとその面白いと
感じた部分は基本的にティスタ達の展開で、サギ達で面白いと感じたのは「物語よりもサギ達の絡み」なんですよね。
アニメでも日常描写の方が好きな俺としては当然「キャラ間の普通の絡み」は最も重要視する点なので、ティスタ達の
展開を本気で楽しめた事に加えサギ達の絡みが良かった、というのが今回の特徴だったかなと。
1を神ゲーと言っておきながらこんな事を言うのはアレなんですが、正直1ってカラスとシェラ以外は、酷い言い方を
してしまえば必要無いじゃないですか、ギバリのおかげで、リュードのおかげで、そういう展開上の問題ではなく、
後半なんてカラスとシェラ以外は基本的にセリフが用意されておらず、言ってしまえばカラスとシェラの二人旅でも、
「たった二人でマルペルシュロにどうやって立ち向かうのか?」という点を抜きに考えれば問題無かったので、
そういう面でも2は良かった気がします、カラスとシェラ以外の面々も設定は非常に濃いですし良いキャラをしてるものの、
少なくとも個人的には、ギバリ達が繰り広げる通常時の会話は別に「面白い」と感じた事はありませんでしたし。
勿論面白くないわけではないんですが、サギ達は年齢面でも似通ってるだけに友達のノリで喋ってたじゃないですか。
カラスもシェラに対しては随分打ち解けてたものの、サギ達のは普通に「学校の休み時間に喋ってるクラストメイト」
という印象を受けたので、その辺りが良かったなーと、見せ方と展開が丁寧だったなと思います。
まぁ良いのはそういう面であって、結局自由行動開始辺りから、何故かソコへ至るまでの展開と違い一気に手抜きっぽい
展開と見せ方になってしまったのが残念でしたし、流石に規模の関係上、1は敵が邪神マルペルシュロなのに対して、
2はバアルハイトが強行したマキナ化政策、本人は全ての浮島を沈めるとは言ってるものの、どうも1でコル・ヒドラエが
浮上した時と違い危機感のようなモノは感じられなかったので、流石に展開の規模は仕方無いものの、2は全体的に
雰囲気作りが今イチだったような気がします、少なくとも個人的にはそう感じました。
あと1と比較した際の最大の問題点としては、やっぱりカラスはマジで主役じゃないですか、主人公という意味ではなく、
ジャコモやマルペルシュロとも深いところで繋がっていて、ミローディアとも深い繋がりがあり、1のネタバレになるので
アレですがフィーの命のマグナスを受け継いだりと、もぅモロに「バテン・カイトスの主役」なのに対して、
サギは全てが状況に流された結果じゃないですか、ソレが悪いわけではない…というよりもむしろ可哀想なんですが、
丁度先日発売されたSBR最新刊でジョニィが言ってたようにサギは「受け継いだ者」でカラスは「飢えた者」
ジョニィは後述で「最後に勝つのは受け継いだ者」と言ってましたが、まぁ、とりあえずこの部分は一先ず置いておくとして、
1は全てがカラスを中心に周っていたのに対して、2はサギよりもマーノ、古代ではティスタ達を中心に周ってたのが
大きな違いかなと、しつこくも面白かったですしサギも好きなんですが、全体の雰囲気から受ける印象がカラスに劣るなと。
まぁそんな個人的な事は置いておいてですね、1の20年前が舞台という事で1の主要キャラの過去や、それこそ村人の
一人一人までもが「あ、この村人1の時のアレや!」と、あざとくないレベルで過去を見せていたのが特に良かったです。
確かに一部、雲の大風穴で邪魔しにきたとしか思えないレイドカーンのせいでラムバリが死んだりと、稀に1へ繋げる為に
展開上「いや、それは無いやろ」と思えてしまう箇所があったのも事実ですが、個人的には終始楽しませてもらいました。
次にキャラクターの扱いとしては…まぁ、コレは難しいところですよね。
結局何をどう言ったり考えたりしても最終的には「個人的な事ですが」になるのでアレなんですけども、キャラに関しては
1も2もそれぞれの良さがあったので一概にどうとは言えないなと思いました、濃さは流石に1の方が上ですが。
でまぁ、やっぱり「個人的な意見」になるんですが、味方側の主要キャラは2の方が「上手い」かなと思いました。
しつこくも一番好きなのはカラスなものの、1はギバリ達も当然濃かったものの、前述のように通常会話が少なく、後半は
カラスとシェラ以外殆ど絡まなかったじゃないですか、ソレに対して2は三人と少ない事もあって全員が均等に絡み、
終始和やかなムードで物語を進行させていたのが印象を良くしてるなと思いました。
一方の主人公達の前に立ち塞がる敵、コレは逆に1の方が良かったかなと、扱い的には1がジャコモ達、2がヴァララ達。
1のジャコモは、正に文字通りしょっちゅう出てくるじゃないですか、ジャコモはカラスとの因縁もあるので物語的にも
重要なウェイトを占めてますし、エイメとフォロンもなにがどうというわけではないもののやたら印象に。
フォロンに関してはフレイブリッドの掛け声が異様に熱いので記憶に残ってる、という気がしないでもないですが。
そういう濃いジャコモ達に対して、ヴァララ達は、ヴァララこそ冒頭でサギと絡み度々登場するものの、ヒューズとナスカは、
ヒューズはサダルウスドで一度絡むうえにやたら攻撃力が高いので記憶に残るものの、ナスカに至っては雲の大風穴で
初登場したかと思ったらソコに留まるのでまず印象に残らなかったりと、サギ達とは逆にヴァララ達は見せ方がひたすら
悪かった気がします、個人的には井上さんや小西さんが起用されてるおかげで1のジャコモ達よりも好きですけど、
基本的にヴァララ達は薄かったかなーと、サギにとってライバルの役目を果たしてないな、と。
諸悪の根源系に関しても同様で、やはり2より1の方が良かったなと、てかミローディアが濃すぎるのでコレは仕方が無い。
次はバテンを語る上で外す事の出来ない音楽に関して、正直コレは考えるまでもなく1の方が遥かに良かったなーと。
個人個人で好きな曲調やテンポは違うでしょうから、どういった事に関してもそうですが2の方が好きという方も
おられるかとは思いますが、まずバリエーションと完成度の面で2はインパクトに欠けていた気がします。
2はほら、どちらかというと「綺麗な曲」や「壮大な曲」が無かったじゃないですか、人それぞれ受け取り方は違いますが。
勿論メインテーマのLe ali del principioは素晴らしい曲ですし、白き心の強さと遥か未来への道も実にナイスな曲。
廃船ナオスで常時流れるThe broken manas and my one onlyに至ってはマジで神がかってたと思います。
ただ、しつこくも個人的な事なんですが、ナオスでのThe brokenはまだしも、メインテーマと白き心の強さと、
この二曲は曲単品の良さというよりも「シナリオの演出と相俟って完成度が高まっている」のタイプなんですよね。
メインテーマの方はネロワイズマンとの戦闘時にティスタ達が出てくる際の異常なまでのハマり具合。
白き心の強さの方はサギとの対話の流れの良さが、コレに関しては相乗効果で物語も曲も盛り上がるのに一役買ってる。
しつこくも人それぞれ意見は違うと思いますが、個人的に2の曲は10点評価で言えば基本が7.5で、稀に8、一部で9、
という感じでした、良いのは良いんですが「結構イイ感じやな」というレベルに留まってしまってるというか。
何より光星煌めく旅路の果てへ、あの曲を超える曲に出会えなかったのも個人的にはマイナス評価に繋がるトコロ。
てか、ボス戦の曲のバリエーションが少なすぎたのが個人的には最も痛かったところです。
少ないというか、そもそも1のボス戦で使用される曲の豊富さの方が異常なんですが、1は冥の断罪を始めボス戦一つで
色んなタイプの曲が用意されてたのに対して、2はEvidential materialとlconcol asmの二曲、遺児戦は1で言うところの
エンド・マグナス戦なので除外して考えます、どちらにしても遺児は序盤のみなわけですが。
2のボス戦は二曲だけなうえに、どちらも似通ったタイプの曲なのが勿体無かったなーと、個人的な意見を言えば前奏が
今イチカッコ良くないですし、何より「どんな曲だったか細部まで思い出せない」というのも致命的なトコロ。
ホント1信者で申し訳ないんですが、1の曲はもぅマジに全てが神がかってたんですよね、曲の一部分だけを聞いても、
その曲が使用されてる際に音声として流れる何かしらのセリフを思い出すくらい全てが神がかり的にマッチしてましたし。
あ、ただ、最初はソコまでヒットしなかったものの、ザコ戦として何百回と聞く関係上好きになったThe valedictory elegy、
The true mirrorと比較して考えると、「好き」なのがThe valedictoryで、「良い」のがThe true mirror、
個人的にはそういう結論に達しました、どちらが上とかそういうのではなく、ニュアンスとして当て嵌まるのが上記の
言葉だなと、どちらか一つを選べと言われたら迷わずThe true mirrorと即答しますが、別系統の良さがあるなと。
戦闘中のコンボに関しては流石にどちらが良かったかは選べないです、EXコンボは純粋に探すのが楽しいですし、
何よりリレーコンボとして繋げた時のカッコ良さと爽快感があるので「戦闘のシステム」として考えた場合非常に秀逸。
けど、やっぱり1のSPコンボは「探すの自体が異常に楽しい」という状況だったので、コレは選べないかなーと。
とりあえず好きなEXコンボは、サギが真・天地凍水撃、ミリィがライトニングターキー、ギロが絶対零度の女王祭。
そして肝心要の戦闘システム、コレもどちらが良いかは選べないです、どちらも絶対的な別の良さがそれぞれありますし。
2の方が戦闘にかかる時間が少ないので、そういう意味では2の方が好きですし、必要の無いカードを複数枚捨てるのが
可能というのは素晴らしいので、システムとして洗練されてるのは2の方かな、とは思います。
ただ1の場合、敵の攻撃に全て属性が設けられていて、その属性に対応する防御をする事によって敵の攻撃を防げたり、
精霊数を繋げる事でプライズが発生し、何より精霊数を選ぶのにCスティックを使用するという抜群のアイデアが実に
ハマってたじゃないですか、なので「敵との攻防」という意味では1の方が良かったかなと。
まぁ、コレはやっぱり制限プレイをしたりするプレイヤーだからこそ思う事なんでしょうけど、工夫のし甲斐がある1の
戦闘システムの方が面白いのは面白いかなと、2の場合1とは別の意味で運が良ければソレだけでいけそうですし。
あ、ただアレです、レベルに関しては1のように教会での申告制の方が良かったです。
前述の制限プレイは関係無く、纏めて上げるとボーナスで余分に能力が上がったりする楽しみがありましたし、
何よりEXコンボを探したりマグナミクスをする関係上敵とは何度も戦う事になり、当然ながらその結果レベルアップ。
これまた当然の事ですが、レベルが上がればそれだけ敵との戦闘は楽になっていき難易度もどんどん下がっていくので、
色々戦闘でやれる事がありソレが楽しいゲームとしては、個人的にはレベルアップは申告制の方が良かったなと。
えー、長くなったので感想の続きは明日回しで、書こうと思ってたメモを見るとまだ大量にあったので流石に明日へ。



バテン・カイトスU 始まりの翼と神々の嗣子

(C)2003 2006 NAMCO

個人的にアヌエヌエの店員は1の頃同様好きだったので、ついキャプってみたり、この花具合がたまらんな。
 感想 2
えー、実は感想を書いてる最中に二日空いて、しかも既に制限プレイで二周目を始めてるので、勝手ながら感想を書く
モチベーションが微妙に落ちてしまってるので多少適当な感想になるかもしれませんが、まずは各種マグナスについて。
2も1同様マグナスを集めること自体が楽しかったのはいいんですが、1は、勿論中には落とさない敵も居るものの
基本的に一匹の敵が3〜6種類ぐらいのドロップマグナスを持ってたじゃないですか、一匹が落とすのは一枚なものの、
よく落とすマグナスからドロップ率の低い非常にレアなマグナスまで多種多様に。
ある意味当然ながら、新しいダンジョン等で登場するザコはやはり新しい武具マグナスを落としてくれたりと、
デッキの強化もさる事ながら「新しいダンジョンへ進む = 新しいマグナスを発見出来る」だったのに対して、2の方は
そもそも落とさない敵が多かったり、落としても既に既存のモノ、或いは1〜2枚程度しか落とさなかったりという、
少なくとも個人的には敵を倒した際の楽しみが無くなっていたので、単純に「マグナスを収集する楽しみ」は薄かった気が。
戦闘自体はEXコンボを探す楽しみがあるのでイイんですが、1と違い敵がマグナスを殆ど落とさず、挙句に武器防具共に
パーティーメンバーの数がどうの以前に数が激減してるので、武具の収集をする楽しみも薄くなってしまってたなーと。
なので、戦闘システムが洗練されてるのは良いものの、肝心の戦闘をする理由が1と違い特に無いのが本末転倒な印象。
ソレに関連して戦闘中に装備する武器防具なんですけども、コレは…正直まだ練り込む要素があったかなと思いました。
武器も防具も、確かに装備すれば明らかに攻防力が上昇するので非常に価値はありますし、使用回数の制限が有り、
中には「装備して攻撃してる間だけ武器の威力が持続」や「無属性防御は鬼高いがディレイ速度ダウン」など、
効果の方も多種多様で良かったものの、武器はまだしも、防具を装備する意味が特に無かったのが練り込み不足かなと。
実際人それぞれですし制限プレイだと防具無しではやってられないものの、少なくとも俺の場合、一周目で防具の装備を
必要とする敵がヘラクレスドラゴン以外居なかったので、もうちょっと防具の価値を高めてほしかったなと。
ザコ戦ではわざわざ防具を装備する必要がありませんし、かといってボス戦の場合相手が強ければ必要に思えるものの、
逆に強いという事は防具を装備しても二度狙われると殺される可能性があるのであまり意味が無く、ダメージがそれ程
高くないのであれば防御を捨てて攻撃するなりディレイ速度の上がる防具を装備すればいいだけだったりと、全体的に
防具の必要性が感じられず残念でした、無かったら無かったで寂しいのは事実なんですけども。
またソレに連動して次はやり込み要素関連…というかココまで書いてて気付いたんですが、正直仕方無いものの、
基本的に1に比べると全ての面でボリュームは小さくなってるじゃないですか、なので否定的な意見が多かったり、
「コレはもう少しこうなってくれていれば…」と思う事ばかりなので、後述の感想もそういう否定意見が多いかも。
で、やりこみ要素、セドナに関しては星座の縮小verという感じで悪くなかったですし、グレイソーンのこころも面白い、
戦闘記録の画面でリレーコンボの詳細が記録されるので凄い数字を叩き出す楽しみはあるものの、今回は色んな意味で
タイミングが悪かった気がします、そのやり込み要素をシナリオ上で開始出来る時期が。
流石にセドナは序盤からいけるので問題無いものの、グレイソーンは開始時点で既に全てのグレイソーンとこころを
通わせることが出来るので一発で世界を周りきれたり、闘技場のチャンピオンバトルに勝利した際に研究者へ持っていく
クエストマグナスも、既にその時点で持っていくものを全て入手可能で、むしろ全て持ってる状態で話しかける可能性が
高かったりと、折角のやり込み要素を一発で全工程終了可能、という状況だったのが勿体無いなーと。
勿論、そんなのは人それぞれなのでタイミングもやり始める時期もバラバラでしょうけど、どうにも微妙感が。
肝心の闘技場も敵が弱いうえに、全ての敵を倒しても別に何も無かったり、あとコレはまだ確定ではないものの、やはり
1同様隠しダンジョン等のクリア後特典が今のところ無いっぽい雰囲気が濃厚なのもちょっとなーと。
えー、次は新要素のアップグレードとマグナミクス、コレに関してはどちらも良い感じでした。
しつこくも欲を言えば、前者はアップグレード後もコレといって強化されるわけではないのであまり価値が無かったり、
後者も「コレとコレの組み合わせでマグナミクスが可能」という確定ペアでしか入れれなかったのが残念なトコロ。
例えばA+B=C、という感じで、ゲーム中だとA+Dは不可能で「ブブー」という音がして選べないじゃないですか。
そうではなくて折角の合成なんですから、どんな組み合わせでもミクスは可能で、確定の組み合わせ以外なら…名前を
忘れてしまったんですが、パックマンが食べれない産業廃棄物みたいなのが出来上がる、とかにした方が良かった気も。
ちなみにトレードに関してはまだやり込んでないので不明、こちらの提示するマグナスが全く同じ組み合わせでも、
一度キャンセルすれば相手の出すマグナスが変化する時点で、失礼ながら底が浅く運の要素が強すぎる気はしますが。
EDに関しては、展開が急すぎるという事を除けば内容は悪くなかったんですが、やっぱり短いのが心情的に微妙なトコロ。
1のEDは長い長いと言われてますが、相変わらず信者で恐縮なものの1のEDはホント素晴らしかったですし、EDの際に、
実はシェラがカラスに初めて会ったのはケバルライではない、という事実が判明したり、色んな意味で最初から最後まで
良い意味で驚かせてくれたのに、2はいきなりサギが変な触手に捕まるわミラへ移動してカルブレンの養子になったっぽい
という超展開が発生するわと、悪い意味で驚かされたのが、やはり残念な限りです、せめて1時間ぐらいあれば。
感想の纏めとしては、「クリアした今冷静に考えれば」流石に2より1の方が完成度が高く、残念ながら2は色んな面で
1を超える事は出来なかったと思うものの、否定的な感想ばかり書いていながらもやはり面白かったです。
昨今コレ程素晴らしいゲームはそうありませんし、何よりRPGでここまで楽しく、戦闘自体が楽しいと思えるシステムを
構築したのが何よりも凄いなと思います、GCのおかげで読み込みが皆無というのも非常に好印象。
ただ面白いのは面白いですし、1の方が面白いのは確かなもののこの2、1をプレイしてこその2ですよね。
マルペルシュロや1の20年前が舞台だという事も勿論あるんですが、1をプレイしていない場合だと「名作」というだけの
感想で終わる気がするので、やはり1をやってこその2だなと、ED以外の面では1へ続く非常に自然な伏線もありますし。
というわけで、感想の最後の方で否定的な事ばかり書いてしまったので良い印象が無さそうな気もしますが、
楽しみにしていただけあって面白かったです、次回からは定期的に制限プレイでの感想をアップ予定。


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