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□ チャームド 〜魔女3姉妹〜 S4 第14話 「3人のフィービー」 □ 過去フィービーのコールに対する信奉っぷりが妙に可愛らしかった今回ですが、コールの顔色の悪いメイクが素晴らしい。 コールが徐々に魔王になっていく過程は暗くて面白いものがあるんですが、フィービーは、未来を変えれるとはいえ、 目の前で未来の自分が死ぬ光景を見てしまったわけなので、これはちょっとキツイものがありますよね、どういう風に自分が 生涯を終えるのか、を予期せずして見てしまったわけですから、精神的にかなりクるものがあったんじゃないかなと。 † 私利私欲かどうか 前回モリスと協力したキャロリンの件での働きが認められて昇格する事になったペイジ、本人も「私利私欲だ…」と 漏らしてましたが、こういう場合はどうなるんでしょうね、前回の時点では「今すぐ傷を治さないと親権が〜」という 状況だったので、確かにキャロリンが親権を獲得出来れば「ペイジが頑張ったおかげ」にはなるものの、直接ペイジの 私利私欲に結びつくわけではないものの、結果的にその件が功を奏して昇格、つまり「結果的に私利私欲」になったと。 こういう場合でも罰があるというか、問題になるものなんでしょうか、こういうパターンだけは例外の気もしますが。 † フィービーとコールは幸せになれないのかどうか 未来を変えれる時点でかなりアレですが、とりあえず未来で生きてたプルーが殺され、火あぶりにされたりコールを庇って 死ぬはずのフィービーが今後も生き続けるであろう事を考えると、何か色んな意味で悲惨なものを感じますが、結果的に、 少しトゲのある言い方になってしまいますけども、フィービーとコールは、やっぱり上手くはいかないでしょうか。 コールの魔王化が始まってるという事を抜きに、結婚の有無を抜きにして考えても、未来フィービーは結局コールを今でも 好きなのに何故か結婚に踏み切れず、今のフィービーもコールを好きなのに「結婚するかどうか?」の答えを未来の 自分に聞こうとする根性の無さ、結果的にフィービーのこういった優柔不断な性格がコールとの失敗を招くのかなと。 現代に関してはラストの「自分の事で何かあたしに隠してる?秘密があるの?」というフィービーの質問に「いいや」と、 コールが魔王の事を話さなかったので既に遅いかもしれませんが、正直フィービーのせいでバッドエンドになる気が。 |
□ チャームド 〜魔女3姉妹〜 S4 第15話 「魔界の結婚式」 □ 原題がMarry-Go-Roundにも関わらず、日本題で「魔界の」結婚式とされている辺り、正直余計な事をというか、コールの 魔王化と未来のフィービーが結婚してなかった事実を考えるまでもなく何か事件が起こるだろうとは分かるものの、 とりあえずサブタイの時点で微妙なネタバレをするのはちょっと勘弁してほしいかなと思ったり。 で、内容の方は非常に良い感じでしたし、コレで次回からひたすら暗黒展開に突入しそうなのも非常に楽しみなトコロ。 † コールは現状二つの性格を持ってる 人間状態のコールと魔王状態のコールの二人が居るわけですが、こういうのは魔界側からすれば非常に便利ですよね。 どちらのコールもお互いの考えを共有してるので、人間状態のコールが普段どんな事を考えてどういうモノを見てるのか、 といった事を魔王状態のコールも当然熟知しているので、今回なんかでも結婚式をぶち壊すにはペイジを使えばいい、 と分かるわけですし、それだからこそ魔界側で立てれる作戦も色々あると。 逆に、人間状態のコールも魔王状態のコールの考えは分かってるものの、考えを共有してるので結局どうしようもないと。 † 花婿花嫁付き添いへのプレゼント 俺なんかは結婚した事も無ければ、幸か不幸か友人知人に「その人と知り合ってから今日までの時点」で結婚した人が 一人も居ないので、結婚前はこんな風に付き添いをしてくれる人にプレゼントをするのが礼儀かどうか、そんな単純な事も まるで知らないんですが、コールはモリスとレオに本人の名前入りゴルフボールをプレゼント。 フィービーはパイパーとペイジに「調和と安らぎの象徴」として盆栽とドリームキャッチャーをプレゼント。 タロットカードに関してはプレゼントというよりも戦闘を補助する目的でのプレゼントなので、この場合は別ですか。 しつこくもコールがこのプレゼントを買う為の金をどうやって調達したのかが気になるところですが、こういうプレゼントは、 正直何をプレゼントすればいいのか結構迷いますよね、普通に相手が欲しい物をプレゼントするのは何か違いますし、 かといって変な物をプレゼントするわけにもいかないので、よくよく考えると意外に難しいもんだなと。 失礼を承知で言わせて頂ければ、そんないきなり盆栽とか貰っても「ちょwwwおまwwwww」ですし。 ゴルフボールに限らず名前入りの何かであれば、これは良い意味でグっとこみ上げるものがあるので中々熱いんですが。 † タロットカードの未来占い 「コールとフィービーの未来占っちゃおうかなー」と言い、フィービーからプレゼントされたばかりのタロットカードで 二人の未来を占うと、恋人→絶望→死、という順番にカードが現れ「うそ…」と絶句するペイジ。 ただ、コレは別に意外な事ではないですよね、タロットカードには恋人のカードこそあっても夫婦を一枚で示すカードは 存在していないので恋人は夫婦とも取れるので正しいカード、絶望や死に関しては、未来を変える事が可能だとはいえ、 前回のエピソードでも分かるように二人の未来は絶望と死で支配されていたので、現時点では正しい結果だな、と。 † 物見に化けて難を逃れるコール ラザラスが全てバラした為、ラザラスを始末して物見に化けるコール、おかげで「黒幕は物見」という事で窮地を脱すると。 こういう時に変身出来る能力があると非常に便利ですよね、とりあえず化ければいいわけですし、特に物見なら、少なくとも パイパー達にしてみれば「悪魔なのにこの前は何故か手を貸してくれた」という相手なので、今度はいきなり敵に回っても 不思議ではなく、善と悪のバランスを保つという名目も最もらしく聞こえるので、責任転嫁するには丁度イイ変身だったなと。 |
□ チャームド 〜魔女3姉妹〜 S4 第16話 「魔物ブローカー」 □ コールの暗躍が結構面白かったです、必死にコールが悪魔だと訴えるも信じてもらえないペイジはかなり可哀想でしたが。 それにしても最近のフィービーのお荷物感は異常、毎回役には立ってるものの、コールを好きだという立場の関係上、 どうしてもペイジの意見に耳を貸す展開にはなりませんし、同様に物語の関係上コールを擁護する側に回ってる。 そうしなければ物語が進まないのでこの役回りは当然なんですが、第三者の視点で見るとフィービーのお邪魔度は異常。 逆にパイパーなんかは良くも悪くもS3までの頃の「らしさ」が戻ってきてますし、魔力を破壊して「ちょろいもんよ」とか神。 † レオとパイパーにプレゼントをするコール しかもハワイ旅行、いくらまだ二人がハネムーンへ行ってないからとはいえ、このプレゼントは凄いですよね。 ペイジが言うように、何故無職のコールがこんな気の利いたプレゼントを出来るのか、という単純な疑問もあるものの、 それ以前に、生々しい話ですけどやっぱり中々お金のかかるプレゼントってし辛いじゃないですか。 渡す方も受け取る方も、どうしても「いや、これはちょっと…」となってしまうところを、フィービーと結婚した事で コールも本当の家族になったわけですから、そうなると多少はプレゼントもしやすいのかなーと。 † レオはしゃぎすぎ いきなりハワイのハネムーン、翌朝には法律事務所に入ったと言い高級車を用意してくるコール。 いくらなんでも多少は怪しむ状況ですし、ペイジに至っては露骨に不審に思ってるのに「新車かー!?」と裏返るレオ、 挙句に車のキーを貰うと「いいの!?」とやたら嬉しそうに運転席へと走ったり、はしゃぎまくりのレオが最高でした。 † 仕事に意欲をみせるフィービー 養ってもらうつもりはないのでいい加減仕事をしないと、とフィービーは言ってましたが、魔女の仕事があるとはいえ、 正直、失礼を承知で言わせて頂くと、もうフィービーは働く必要無いですよね。 働いてフィービー個人ではなくハリウェル家としてのお金を貯める事には十分意味があるものの、コールが法律事務所に マジで就職してた場合は高給、ペイジも法律関係の事務所で働いてるので一定の給料、パイパーはクラブを運営してて 有名なバンドを呼べるぐらいに潤ってる、そこへフィービーの性格を加味すると、正直仕事といっても中々無いだろうと。 それにホント失礼を承知で言わせて頂ければ、年齢を問わず男は就職せずにフリーターというだけで蔑まれるものの、 女性は別にフリーターだろうと無職だろうとそこまで下衆扱いはされないので、そういった事も含めてウダウダしてるうちに 年月が過ぎて、気付けばフィービーは結局仕事をせずに過ごしてた、という展開になるのが、現実世界なら妥当かなと。 † チョコを食べるパイパー ちょっと前半パートは作業をしながら見てた事もあって記憶が定かではないんですが、あのチョコって、食べれば避妊を してようが確実に妊娠する、というやつでしたよね?で、今日という日に魔族だか悪魔だかとまぐわればソレ系のを妊娠。 つまり、別にパイパーが食べようが「今日ヤったら妊娠する」だけであって、別に食べても問題は無いはず? そういう認識で見てたんですけど、チョコを手に取ったパイパーに「あー、パイパー」と声をかけるコールが、あれは どういう意図で声をかけたんでしょうか、個人的には前述のようなチョコだと思ってたので、別にコールからすれば パイパーが食べようが食べまいが…というか、魔族からすれば最強の魔女が子供を産んだら厄介なのでそら困りますか。 |
□ チャームド 〜魔女3姉妹〜 S4 第17話 「レオの心の傷」 □ 実に久しぶりのレオ主役のエピソードだったわけですけども、結構面白かったです、リックとネーサンがただの逆ギレで 最後までレオと和解せずに終わった、というのは少々残念ですし、殺されてしまったマリアが不憫なものの、内容的には 上手い具合に纏まってたなーと、コール側の展開も物見だけでなく人間世界でのパートナーの秘書ジュリーが出てきたり、 レオの方もただ最後まで暗く終わるわけではなく、最後はレオに救ってもらった当時の戦友が、戦友会の席でレオが レオの孫だと思い感謝の言葉を述べる辺りは良い意味で王道のオチという感じでレオが報われてたりと、良いエピソード。 † レオの過去 リックの頼みよりも前線で負傷している兵士の治療を優先した結果、テントに居たリック達が死んでしまったわけですが、 まぁ、正直こればかりは結果論になってしまうものの、パイパー達の言うように、結果論で言えば正しい選択ですよね。 友人レベルで考えれば親友の頼みを聞く方が正しいものの、実際戦地で戦ってる以上、やっぱり医療に携わる者としては 後方で負傷した親友よりも、前線で負傷している兵士の治療を優先するのは当然の事ですし。 とは言うものの、やっぱりレオからすれば「親友の頼みを聞かずに見殺しにしてしまった」になりますし、同様にリックは 性格がちょっとアレなので勝手に逆恨みしレオがひたすら恨まれる結果になるので、色んな意味でお互いにとって不運。 † フィービーがハリウェル家を出るかどうか 三人の力の事で家を出るのは無理とフィービーは思ってましたが、実際は「レオもペイジも一瞬でお前を呼びにこられる」 コールがそう言ったように、正直家を出ても全然問題無いですよね、弊害という点では何一つ問題は無い。 勿論、コールの場合家から引き離して都合良く二人で生活して環境を作りたい、という魔王の気持ちがあるでしょうけど、 家に居ようが居まいが、敵が現れる→レオかペイジのどちらかがフィービーを光で迎えに行く、これだけで事足りるよなと。 † フィービーの身勝手さは異常 末っ子なので甘やかされて育ってる、という側面も十分にあるでしょうけどいくら仕事が大事だとはいえ、前回までと違い 就職先が見つかり仕事をしている事で「家の中が騒がしい」というだけでひたすら不満を撒き散らしたり、コールと二人の 時間が欲しいからとはいえ勝手に家を出てコールと住む事を決めたりと、気持ちは分かるもののプルーやパイパーの生活、 それにペイジ自身が言ったように、ペイジを無理矢理に近い形でハリウェル家に住まわせようとした経緯を考えると、 ちょっとフィービーは「今現在の時点での感情」で物事を決めすぎてるなーと、しつこくも気持ちは分かるものの勝手すぎ。 |
□ チャームド 〜魔女3姉妹〜 S4 第18話 「新魔王誕生」 □ 思い起こせば意外とヴァンパイアが敵として出てきた事は無かったと思うので、ホント意外と新鮮な感じでした。 バフィーとの兼ね合いでヴァンパイアは避けてたのかなと邪推したりするわけですが、そんなヴァンパイアのローワンが 結構良いキャラをしてたので、もう少しペイジとの絡みが見たかったです、ペイジだけ特定の男が居ないので、たまには。 ところでローワンがコールと話してた事で余計疑いを強めるペイジ、確かに怪しいですが、むしろペイジ自身の行動を もう少し見直した方がいいんじゃないかと思いました、仕事場兼自宅にいきなり光になって飛んで行くのはやめとけと。 † 子供が欲しいパイパー 生理が二日遅れて期待したとパイパーはペイジに漏らしてましたが、子供は当然欲しいんでしょうけど、ハリウェル家の 魔女としての使命があるものの、それでも子供が欲しいと思って、実際生理が遅れると期待する、というのが凄いですよね。 実際問題子供が生まれたらアキレス健になるだけでなく、子供を奪われて悪魔側に育て上げられる可能性もあるので、 単純に子供が欲しいという気持ち以上に、やっぱりマイナスな面の方が大きいのに、それでも欲しがるというのが凄いなと。 † ペイジを殺しにかかるコール ペイジが死ぬと最強の魔女が消せるがフィービーが悲しむ、しかしコールは「だが俺は構わん」と。 その後、実際にペイジを前にして火球を出し殺そうとするも、ペイジを探すフィービーの声が聞こえたので殺害は一先ず お預けという事にする展開、これはやっぱりフィービーが来なければマジで殺してたと考えるべきでしょうか。 フィービーに関しては既に身ごもってるので色んな意味で大事なのは分かるんですが、他の面では既にコールの意識よりも 魔王の意識が前面に出てるので、となるとペイジとパイパーの二人は、既に魔王にとっては必要無いんだろうなと。 |
□ チャームド 〜魔女3姉妹〜 S4 第19話 「魔王の戴冠式」 □ 妊娠が発覚したにも関わらずやけに露出度の高い胸元が開きまくりの格好で仕事に向かうフィービーを見てると、 正直とても子育てには向かないとか失礼な事を思ってしまったわけですが、フィービーのお邪魔っぷりが光ってました。 しかも展開を考えると、恐らく最終的には「悪かったのはフィービーではなくコール」になって、恐らくフィービーだけは 周りに許される展開というか、そこまで責められない展開になるであろう事を考えるとちょっとなーと。 内容的には面白くなってきたので次回以降が非常に楽しみですが、利用されるだけ利用されて殺されたジュリーが不憫。 † 人間としてのコールの意識はあるのか? 最近のエピソードを見る限り、正直常に魔王としてのコールの意識が出てて、人間としてのコールの意識は残ってるものの、 基本的に表に出ず無意識の部分で「つい人間の方のコールの意識を尊重してしまう」みたいな印象が強かったんですが、 今回エレベーターでフィービーから妊娠を知らされた際の反応が「…パパだよ」と呟いて嬉しそうに顔を綻ばせると。 これはどう考えても人間のコールの反応なので、一応人間の意識が出る、或いは人間の意識の時もあるんでしょうか。 単純に嬉しい出来事だったので、人間の意識が魔王の意識を上回ったというだけの事かもしれませんが、魔王のコールなら 妊娠を知らされた際に、魔王として喜ぶでしょうから、その辺りはどうなのかなーと。 とはいえ、ネットでベビー用品を検索してた時は魔王だったようなので、フィービーに関してだけは人間と魔王の意識が 混同してるとか、そういう感じなんでしょうか、魔王がマジになって子育てをするというのも笑えて面白そうではありますが。 † フィービーの悪魔に堕ちる速度が異常 コールと子供が大事というのは分かるんですが、コールは最後の最後まで人間としての意識で頑張り、魔王の力を抜く為の 儀式をフィービーに邪魔された際「最後の望みだったんだぞ」と激昂、戴冠式直前も「前の暮らしを…捨てていいのか?」 ギリギリまで人間としての気持ちを見せてたのに、フィービーは上級悪魔の力である火球を二回使いジュリーを殺害、 物見の甘言にまんまとハメられて簡単に悪魔の側に堕ちるとか、ちょっとフィービーの心が弱すぎるんじゃないかなーと。 勿論、フィービーだからこそリアルに感じられるものの、コールがギリギリまで奮闘し、結局コールが最後まで頑張った事を パイパー達は誰一人として知らないままフィービーが堕ちたので、ちょっとコールが可哀想というか何と言うか。 |
□ チャームド 〜魔女3姉妹〜 S4 第20話 「魔界の女王フィービー」 □ 魔界でも我侭放題で、コールと姉妹の間で揺れ動きつつも、前回フィービー自身がコールを魔王にしたも同然なのに 今回は自分の手でコールを退治した…つまりフィービーのせいでコールは魔王になったにも関わらず、さも自分は悲劇の ヒロインであるかのように振る舞うフィービーと、パイパー達がその事を知らないという展開が何ともアレすぎました。 † フィービーが我侭炸裂 悪魔と化したフィービーの態度の悪さはあまりにも異常、悪魔なので「いかにも」という印象はあるものの、チャームドに 登場する悪魔は意外というべきか、結構礼儀正しかったり紳士的だったりする悪魔も多いので、フィービーの場合は従来の 態度の荒れ具合に加えて、悪魔化した事で更に悪くなってるよなーと、善から悪へ転じた、という変化は上手いんですが。 かといって、魔界の女王と最強の魔女を両立しようとして、それに納得しない周囲にキれるのはちょっとアレすぎますが。 † コールとレオの冷静さと公平さは異常 魔界の女王になった以上は仕事も両立する事は出来ないので、愛する者を失う事になってもどちらかを選ばなければ いけない、とフィービーに語るコールとレオ、この際二人が「自分達の方が正しい」と言わないのが凄いですよね。 フィービーが好きだからこそ強制はしないんでしょうし、コールに至っては敵となったパイパーの事を「パイパーは正しい」 と発言に関して認める言葉まで言ったりと、今回はフィービーが我侭だっただけに、二人の公平さが光ってました。 † コールの神作戦 しおらしいフィービーに変身しハリウェル家に入り込み、グレッグを呼び出す事にするなり「コールはすぐに来ると思う?」 というペイジの質問に対し、いきなり変身を解いてフィービーからコールの姿に戻り「意外に早くな」と答え殺害、神すぎる。 ただ、この場面で呆気に取られたままのパイパー達を殺害する事も十分可能だったと思うので、それをしなかったのは 何故なんでしょうか、展開上殺すわけにはいかないでしょうが、作戦が良かっただけに、逆に違和感が出てしまったなーと。 † コールの不憫さはもはや異常 最後まで魔王を自分の中から追い出そうとしてたのにフィービーに邪魔をされ、今度は魔王になりながらもフィービーを 愛する心を持ったまま…つまり魔王になりながらもフィービーに関してだけは人間の時のままの感情が残ってたのに、 「フィービーが魔王のコールを選ぶ決断」をしたからコールも魔王としての仕事をし出したのに、何故か決断したはずの フィービーがグダグダし始めてコールの殺害に協力、結果、パイパー達は「コールが最後まで魔王を追い出そうとした」 という事実を知らず、フィービーが馬鹿な決断をしなければコールは死なずに魔王だけ魔術師に移す事が出来たのに、 結果的にフィービーのせいで「コールだけ死亡」という最悪の結果を選択するハメになる展開。 勿論、コールを救った場合は魔術師に魔王が乗り移るので、魔術師が仲間を復活したかっただけとしても…とは思うものの、 死を覚悟で魔界に乗り込んで教典を奪おうとしたので、仲間を復活させた後は、意外と自決するかもしれませんか。 何にせよ、とにかく不憫でした、ペイジを殴り飛ばした後で「殺させるな…」と辛そうに発言したり、自身が結界の中に 閉じ込められた時もジタバタせずに「愛してる…」とだけフィービーに呟くもフィービーは無情にも呪文を唱えるだけ。 とにかくコールの扱いが可哀想でした、まだフィービーの子供の問題が残ってるのでアレですが、コールは可哀想すぎる。 |
□ チャームド 〜魔女3姉妹〜 S4 第21話 「魔界の王座」 □ 何かもぅフィービーの言動がこの上なく腹立たしくてどうしようもありませんでしたが、むしろ妊娠出来ないかもしれない パイパーが不憫でなりませんでした、そんな時にお腹の子が原因とはいえペイジとケンカしコール関連で子供がひたすら 暴れるわと、終盤に来てフィービーがここまで異常なお荷物になるとは思いもしませんでした、いかにも邪魔な女。 † 子供が出来ないかもしれないパイパー どうやら子宮に傷があるらしく、妊娠する確率は極めて低いとの電話を不妊治療医から受けてましたけど、それまでの パイパーは未来で見た自分の娘の事があるので、将来はあの娘と一緒に生きるんだと思ってた、との事。 でもコレは何と言うか、ちょっと嫌な言い方になりますけど未来の出来事は信用しない方がいいですよね。 実際パイパーが見た未来ではプルーが生きていたのに今は死んでる、つまりチャームドの世界の未来は運命決定論で 構成されてるわけではなく、よくある「未来は幾つもあって選択次第で無限に分岐する」というタイプでしょうから、 プルーが死んでしまった以上、以前見た未来の出来事を元に「将来はこうなってる」と思い込むのは良くないですよね。 それに言い始めれば、その時見た未来にペイジは居なかったので、ペイジが後付けとかを抜きに、その未来になる場合、 ペイジとは姉妹の縁を完全に切った、或いは既にペイジが死んだ未来、という可能性もあるわけですし。 † フィービーのお荷物感はハリウェル家随一 実際はフィービーではなくお腹の子なわけですが、コールの事を悪く言う人、コールを嫌ってた人、それらの人に対して フィービーの体を乗っ取って暴力行為を働いたり火球を使用したりと、やりたい放題でしたが、いくらコールが人間としての 心を持ってて、フィービーを愛してたとはいえ仮にも「魔王の子」を妊娠してるのに、お腹の子に全幅の信頼を寄せるとか、 失礼ながらこの女はいい加減状況を冷静に見る事は出来ないんでしょうか。 結果的にフィービーのせいで失う必要の無かったコールを失い、今回はひたすらペイジへ攻撃を繰り返し魔界へ拉致、 もういい加減にしとけよと、ペイジへの蹴りを決めた後に「お腹の子よ…止められなかった」とかペイジへ謝れよと。 † コールの手紙 フィービーに対する置手紙が用意されており、その内容は「自分が殺されたのはフィービーによるものだろう」と予想し、 コール自身はフィービーに出会えたおかげで生きる事を知ったので悲しまなくていいというもの、泣けるぜ…・゚・(ノД`;)・゚・ でもこういう手紙が残されているという事は、やっぱり魔王になった後もフィービーに対してだけは人間の心のまま、 或いはフィービーを愛する心だけは魔王も人間のコールも共有してたという事でしょうか。 そしてそんな泣かせる展開の中、何処からともなくフィービーに助けを求めるコールの声が聞こえてきたわけですけども、 次回でラストというこの状況下で、どういう展開になるのか非常に楽しみです、フィービーがアホな決断をしないよう期待。 |
□ チャームド 〜魔女3姉妹〜 S4 第22話 「運命の分かれ道」 □ S4最終話、運命の天使による魔力放棄か現状維持の選択が、視聴率が悪かった時用の打ち切り案に見えてアレでした、 仮に魔力を放棄しようと今回のように現状を維持しようと、最後にパイパーの妊娠が発覚すれば綺麗に纏まるしな、などと。 最終話らしく魔女としての根本的な問題が描かれてたり、S5への布石としてコールの復活、気持ちを新たにして今後も 魔女としての活動をしていく前向きな終わり方だったりと、バッドエンドまっしぐらのS3に比べると明るい終わり方でした。 余談ですが吹き替え限定なものの、アンディの水内さんとプルーの坪井さんが登場するというファンサービスてんこ盛り。 個人的には最後のペイジの服装と髪型が正に「小悪魔の魔女」といった出で立ちで映像的に好印象でした。 † 魔力放棄を悩む三姉妹 運命の天使に迫られた際、パイパーは「運命の天使」にはどちらとも答えずに考える時間ぐらい与えて欲しいと発言。 ペイジは考えるまでも無く現状維持を選択、フィービーはその言葉を遮り考える時間が欲しい旨発言、S4で起きた一連の 魔界の女王や悪の申し子を身ごもった件で相当まいったらしく魔力を放棄したい旨の発言をペイジに。 個人的には放棄するか否かは別に、こういう根本的な問題は考えても結局答えは出ない、或いは既に自分の中で答えは 決まってるものの逃げ…というわけではないですが「考える時間が欲しい」と答えを先延ばしにするだけで、結局自分が 最初の時点で決めていた答えはあると思うので、ペイジのように即決で返答するなり、パイパーのように考える時間が 欲しいとは言いつつも相手にはどちらを選ぶか言わない、そういう性格が好きなんですけども、しつこくもココ数話の展開で フィービーが正にただのDQNに成り下がっておきながら、結局フィービーは一度も「冷静な状態の時」に、パイパーにも コールにも説教されてないじゃないですか、お前の行動のせいでこんな事態になってしまったんだぞ、と。 にも関わらず、今更魔力を放棄して普通の生活に戻りたいとか、正直ナメるなよという感じなんですがどうなんでしょうか。 † フィービーの言い訳が最悪 力を捨てるのでコールを助ける事は出来なくなる、なので最後にその事をコールに告げる為次元の外へ行きコールと会った わけですけども、この時のコールへの言葉が最悪ですよね、愛は本物でもそれだけじゃ足りなかったとか、二人とももう 過去には戻れないとか、コールはフィービーを愛した事で悪魔を辞め人間になり、魔王に身体を支配された後も抵抗して 魔王を身体から追い出す事が事実上可能だったにも関わらず、フィービーはコールのプロポーズに対し露骨に迷いを見せ 返事を保留しまくった挙句一度は拒否、そのうえ魔王を身体から追い出そうとするコールの気持ちを無視し、いくら子供が 大事とはいえ「物見の甘言に乗せられ」コールを自ら魔王に戻し、挙句に魔王になった後も人間の心が残りフィービーを 愛するコールを散々引っ張りまわし殺害、今回は展開の関係上コールが命乞いレベルの無様な助けを求めてたものの、 それでもコールを助けようともせず放置して、姉妹の中で唯一魔力放棄を即決即断、いくらなんでも印象が悪すぎる気が。 しかもこの時空の外でのコールとのお別れの仕方が終わってますよね。 「会うのはこれが最後だからお別れをしにきた」ではなく「こういう状況でこうなったからもう無理、けど私は頑張った、 だから私は悪くないけどコールを助けれないのは仕方無い、悪いのは状況」と露骨に「自分のせいではない」と発言。 † コールは復活したのかどうか 魔力を回収して化物を退治し、自力で次元の外から現実世界へと戻ってきたわけですけども、これは復活なんでしょうか。 魔王に身体を乗っ取られてたとはいえ退治されて、最初の話だと魂が次元の外に残ってたとの事ですが、何故か肉体ごと 現世に戻ってくるという展開、そんな「魔力を拾った」というだけで復活出来るのも何か変な話なんですが。 何にせよ、この場合のコールは悪魔なのか、或いは善なる者としての魔力を所持しているのかどちらなんでしょうか。 フィービーの前から姿を消す際に悪魔としての消え方ではなく、運命の天使と同じような消え方だったので、悪魔の魔力を 回収したはずなのに善なる者の消え方…つまり悪ではないというか…まぁ何かややこしいような状況です。 † S4全22話を見終えての感想 正直面白かったです、実はチャームドは、AXNでS1とS2の集中放送があったので何となく見ようと思い、バフィーと違い そこまでハマったわけではないもののS3も見て、プルーが居なくなるとどんな感じになるんだろうな、という、ホント適当な 気持ちでS4も見てみる事にしたんですが、個人的にはこのS4が一番面白かったです。 個人的には単発エピの方が好きなもののこのS4は連続エピ、でも、何故かS4の連続エピは非常に楽しめました。 勿論、個人的な好き嫌いを言えばフィービーがひたすらウザかったという問題もあるものの、新キャラのペイジが予想以上に 良いキャラをしてたり、人間に戻ったコールも良い描かれ方で、魔王に身体を乗っ取られた後も葛藤なんかが良好。 だからこそフィービーの言動にも目を瞑って楽しめたと思うんですが、しつこくもホント面白かったです、マジで良かった。 プルーが居なくなる事で最初はどうなるかと心配だったんですけども、むしろプルーが居ない方が楽しめたという不思議。 S5がマジで楽しみなんですけども、放送終了後に「S5は○月から放送開始」の告知が無かったので、まだ現時点では 放送の予定が無い、或いは放送は決まってるが開始時期に関しては検討中、という事なんでしょうか。 既にアメリカではチャームド自体終了してるんですから、ファン心理としては早く放送してもらいたいわけですけども。 ところでフィービー、復活したコールに命を救ってもらったくせに感謝の言葉一つ無いとか、最後までフィービーは問題児。 |