チャームド 〜魔女3姉妹〜

 戻る
 

 第01話〜第12話
 


チャームド 〜魔女3姉妹〜   S5 第14話 「眠りの精」
悪夢が現実に、というのはよくある展開なものの、フィービーの悪夢がチェーンソー男で自分というのは…でもまぁ、一応
コールの問題が片付いて、少なくとも本人は「もう完全に終わった」と吹っ切れてるので、そういう意味ではコールが
「最悪の悪夢」というわけではないのかもしれませんが、それでも、やっぱり何か違和感があるなーと。
悪夢も結局ペイジだけまともというか、らしい理由だったので、内容的には面白かったものの、悪夢自体が消化不良でした。
こういう展開の場合、やっぱり赤ちゃんの問題なんかがあってもパイパーはプルー関連、フィービーはコール関連、
実際はそうだと思うものの、やっぱりシャナンが出れないとか、そういった理由も絡んでの今回の脚本でしょうから、
そう考えるとやっぱり、どことなく「うーん…」という印象が拭えないかなと、面白いのは面白かったんですけども。



チャームド 〜魔女3姉妹〜   S5 第15話 「魔法が死んだ日」
ハリウェル家はただでさえ複雑な家庭環境なのに、ビクターが普通に「新しい妻だ」とか言いながらドリスを連れて登場、
これはどうなんでしょうか、内容的にはパイパーにストレスを与える為の展開なのでまだしも、特にペイジの事なんかは
他人に紹介し辛い生い立ちなのに、その辺りの事を父親が…パイパーが妊娠中でどうたらこうたら、というのもあるのに
考慮せず連れてくる辺り、やっぱり問題のある父親のままだったかなーと。
ドリスはその実敵でしたけど、それ以前の問題として妊娠中で何かと大変なパイパーに引き合わせるビクターの神経が。
あとは遂に産まれたパイパーの赤ちゃん、こればかりは無難にS5の最終話で生まれるのかな、と思っていただけに意外。



チャームド 〜魔女3姉妹〜   S5 第16話 「赤ちゃんの魔力」
赤ちゃんはしきたり通りPで始まる名前ではなく、家系図にペイジの名前が無かった展開が伏線になってマシュー、
この流れは結構良いなと思いました、レオとパイパーが結婚した事で守護者との関係も新しくなったので、今までの流れを
変える意味でも展開的には上手くハマってたなと、無難にプルーデンス辺りにするかと思ってただけに良い意味で意外。
 相変わらずペイジの根性は異常
単身コールの家へ乗り込んだ時もそうでしたけど、今回は単身悪魔の市場へ変装して出向くという危険な行動。
ペイジの場合光になって逃げるという行動が可能だからこそ極端な展開に持って行けるというのもあるでしょうけど、
この辺りがペイジの凄いところですよね、性格的な事もあるんでしょうけど、普通怖くて一人では行けない。
まぁ今回は不意打ちに近い形でパワーを吸い取られたので光になれず、危うく死ぬトコだったのは事実ですけども。
それはそうと変身した際のボディコン、余計なお世話ですが、日常的にペイジがあの服を着る機会なんてあるのかどうか。



チャームド 〜魔女3姉妹〜   S5 第17話 「悪運と幸運」
最終的にレオが育児休暇を貰えた事で事無きを得たものの、パイパーの「P3を売る」という発言は凄いですよね。
確かにどれも飽和状態なのでどれかを諦めるしかないのかもしれませんけど、P3という店名にはプルーのPも入って、
それでP3という店名にしたのに、いくら限界を感じたとしても、そのP3を売りに出そう、というのは凄い決意だなと。
あと、凄いと言えば話の流れ上、出会い系サイト推奨的になってるのも凄いなと、日本じゃまず出来ない。
ところで、今回の敵は久しぶりに、もぅ露骨に視聴者に嫌われるタイプの嫌な性格だったので、そういう意味では久々に
面白い展開だったかなと思いました、嫌な敵がレプラコーンを殺しまくって、最後にその敵自身を倒して決着、という。



チャームド 〜魔女3姉妹〜   S5 第18話 「キットの正体」
あまりに登場がまばらすぎてもはや存在すら忘れられそうだったキットですが、S5まできて初めてスポットが。
今回はパイパーとレオが出会った頃の映像が出てましたけど、見て思った事としては、当時の映像そのままなので
皆が若いというのが一番思う事なものの、やっぱりフィービーの吹き替えは本村さんの方が良かったなーと。
単純に演技面の事だけでなく、声の綺麗さや、当時のフィービーの我侭っぷりにも声質からして合ってた印象。
逆に言えば、今の岡本さんの方が「フィービーらしい」という意味ではあってるものの、やっぱり演技と声のレベルが。
あとは、後姿のみとはいえ久しぶりにプルーが映像で登場したのが特徴でしょうか。
犬状態のは上手く持ってきたという感じですけど、映像的バランスを考えるとシャナンのプルーはホントに良かったなと。
ところで、今回のペイジもメイクが綺麗だったんですが、何故ペイジは定期的に綺麗なメイクで登場するのかが謎。



チャームド 〜魔女3姉妹〜   S5 第19話 「ニンフの泉」
今回はニンフの、良い意味での楽しさが描かれていて良かったんですが、逆にパイパーの描写が不安定だったかなと。
相手が魔物とはいえ、腕を吹き飛ばしたのに何とも思っておらず、それどころか次々と破壊していく事を淡々と語ったり、
ちょっと今回のパイパーは魔に支配されてる系の描写にしか見えない言動が多々あったので、その辺りがどうかなと。
一方のペイジは序盤のパイパーとの会話時は何故か何度も喋り終えた後でしきりに頷く描写があったり、ニンフ時との
対比の為でしょうけど、普段のメイクが妙に大人しすぎたり、今回はニンフ以外の全ての面で妙な描写が多かった印象。



チャームド 〜魔女3姉妹〜   S5 第20話 「見ざる聞かざる言わざる」
コラムの全国展開に関する会議にも関わらず胸元開きまくりの格好で現れるフィービーはマジでどうかと思うものの、
今回はそれ以上にフィービーの「音がよく聞こえない」の描写と演出が、正直完全に失敗してるかなーと思いました。
特に前述の会議なんかだと、確かにパイプ管を通したような音の聞こえ方だったものの、逆に言えば「聞こえにくい」
というのは事実でも、音は普通にそのまま聞こえていたので言葉は伝わってるのに妙な聞き間違い、これはちょっと。
逆にペイジは「猿を殺そう」という過激な表現など中々熱いものがありました、一番キツイのはやっぱり視力消滅。



チャームド 〜魔女3姉妹〜   S5 第21話 「ワイアットの魔法洗礼」
久しぶりに登場したおばあちゃん、何かもぅ出てくる度に問題を引き起こしてる印象が強すぎたわけなんですけども、
今回は過去最高に問題発言をしてしまったというか、珍しく女性が「男は最低、女性が最高、男には魔法は荷が重い」
という露骨なまでの男女差別で、いかにも古い凝り固まった考えを披露してパイパーに激昂されるという、視聴者心理で
考えてもここまで苛立つエピソードは久しぶりだったなーと、フィービーにコールの件を持ち出す辺り最低すぎる。
ところで気になったのは真実の呪文による効果、真実を話すようになるのは分かるんですが、霊魂を操る能力に対し、
何故「その能力を無視して自分の意思で行動出来たのか?」があまりに疑問でした、流石に設定無視のご都合主義。
 フィービーは何様なのか
ジェイソンからお土産を貰った際に「いきなり半年も居なくなるって聞かされたばかりだし、せめて宝石か何かかなって
期待したのに」と言ってましたけど、ちょっとコレはマジでどういうつもりでの発言なんでしょうか。
この場面は嫌味やジョークを言う場面ではないので、フィービーからすれば、それこそマジで「宝石なら多少溜飲も下がる」
そういうつもりでの発言だったんだと思いますが、しつこくも、どういうつもりでそんな言葉が出てきたのか不思議。



チャームド 〜魔女3姉妹〜   S5 第22話 「未来の危機 前編」
いつも同様ペイジの突っ走った行動が原因で悪化して、今回はソレが未来においては結果的に最悪の形になった、
という珍しく厳しい内容でしたけども、むしろそれよりもダリル夫妻と公園で交流するパイパー達が和みました。
展開的には20年後から来たクリスが誰なのか、ですけども、これはまぁ王道で考えればワイアットでしょうか。
光移動が出来るのはレオの血を受け継いでるという事で説明出来ますし、経典を見た事があり触れるのはハリウェル家に
居た事があれば可能、パイパーやレオと険悪な雰囲気になったのは、これは作品を問わず自分の両親とぶつかるのは
未来から過去へと行った人物の王道展開のようなものなので、妥当なところかなと、話数的にラストが近付いてますし、
そのラストでこのS5で産まれたワイアットが未来から家族を救いにやってくる、というのも締め方としては無難。


inserted by FC2 system