ウルトラマンダイナ

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ウルトラマンダイナ   第01話 「新たなる光 前編 -ダランビア ネオダランビア登場-」
2008年1月6日からTBSチャンネルで再放送が開始された分を見ての感想です、ティガは未見の状態でいきなりダイナ。
80以降のウルトラシリーズは現在メビウスを鑑賞中で、セブンXを見終えた状態なのでどうしてもCG面で微妙さを
感じてしまったりはするものの、OPで影絵を使ったり背景が銀紙調だったりと、昭和ウルトラシリーズの雰囲気が出てて
良い感じでした、歌もどちらかと言えば昭和っぽい印象が漂っているので、個人的に冒頭はとにかく好印象なスタート。
反面、後編を見ない事には何とも言えないものの別に前後編にわけずとも今回で終われる一つのエピソードに出来たり、
ウルトラシリーズにしては珍しくEDがあり、EDもまた昭和っぽい感じの曲調で良い感じだったものの、内容的に前後編に
する利点が特に感じられなかったのが残念というか、ちょっと微妙かなーと、一話の時点では隊員の個性があまりにもゼロ。
ワンダバに関しては「あ、ワンダバや」と、個人的には何故か盛り上がりませんでした、マジで何故か理由は不明。
 アスカは稀有な主人公
「あ、教官!」と言い敬礼のポーズをしてまで相手を騙し、まさかのカンチョーを決めるアスカ、かつてない主人公。
未見のウルトラシリーズがあるので何とも言えませんが、とにかくこの行動があまりにもレアすぎて吹きました。
リョウ曰く「無茶なまねを」の、テスト中に煙を噴射させたりは、アレはむしろかく乱に使えますし、格下と思ってた
アスカに手玉に取られた事に対する負け惜しみにしか聞こえなかったので別に凄いとは思わないんですが、アスカはどうも
型破りというか、良し悪しは別に珍しいタイプの主人公だなと思いました、北斗に変な行動をプラスした感じ。
 ヒビキ隊長はどういうつもりだったのか
ヒビキ隊長の命令が出てないにも関わらず行動した結果窮地に追い込まれたアスカが悪いと言えばそれまでなんですが、
単身生身でダランビアと相対するアスカを援護するリョウに対して基地の防衛を優先するよう命令するヒビキ隊長。
この命令自体はむしろ当然なんですが、リョウが「でも、アスカが!」と発言するもアスカの事には一切触れず、基地に
関してのみ「俺達が守らなければ誰が守るっていうんだ」とか、確かにその通りですけど、そうじゃなくてリョウはアスカを
どうするのかと質問してるのに、描写だけで判断すれば「アスカは放っておけ、基地の方が遥かに大事」と聞こえるのが、
元々基地を守る為に来てるとはいえ、ちょっと初っ端から印象が悪すぎるんじゃないかなーと。
いくら入隊直後の新米隊員とはいえ、隊員個人の命より任務優先なのは分かりますが入隊前のテストでアスカは奇跡的に
宇宙空間から生還するという離れ業を見せたんですから、なら「アイツなら何とかなる」とか、せめてアスカの運の良さを
信じるなり、何かしら一言欲しかったかなと、新マンの加藤隊長同様、個人的にはあまりにも印象の悪いスタートでした。
それに、言い始めればダイナ登場後に戦いを見てるだけで援護もしなければ職員の脱出も手伝わない辺りどうなのかと。



ウルトラマンダイナ   第02話 「新たなる光 後編 -ネオダランビア グラレーン登場-」
二話目にして早くもアスカとリョウが和解して仲良くなるのは良くも悪くもという感じですが、二人の雰囲気が良い感じ。
ただ、アスカは主人公、リョウはヒロイン、ヒビキ隊長は隊長なので必然的に目立つ、そう考えると残りの隊員があまりにも
薄いというか、現状存在感が希薄で、失礼ながら山田 まりやさんのマイ以外役者さんがあまりに普通なのが微妙かなーと。
反面怪獣のデザインは結構カッコイイので今後にも非常に期待が持てるなと、グラレーンとか正にウルトラマンっぽい怪獣。
 アスカは最強の男前
学生の時にピッチャーをやっていたらしく「でも敬遠だけは一度もした事がないんだ」とリョウに発言、お前は最高の男や。
物語的にはリョウが「野球は一人だけの力じゃ絶対勝てない、あたし達スーパーGUTSも同じよ」と、仮にアスカがどれだけ
凄いとしても個人プレーでは勝てないのでチームで勝つ道を考えなくてはいけない、と教える場面だったので、むしろ
敬遠をするのが正しい場面という流れなわけですが、野球にせよスーパーGUTSの実戦にせよ、そこが難しいですよね。
特にアスカの場合、前述の敬遠をしない試合に負けましたし、前回の戦闘でもバリアを突破するものの攻撃を食らい撃墜、
結果的に、いわゆる「イイところまで追い詰めた」にはいくものの勝利を収める事は出来なかった、戦闘だけで言えば、
他の隊員には誰も出来なかったのにアスカにだけがバリアを突破出来た、という事実があるので、つまりその実際の実力が
ちゃんと伴ってる辺りがやり辛いですよね、レベルで言えば、戦闘面だけだとテクニックや機転でアスカが一つ抜き出た
実力を持ってるわけなので、チームプレーでの勝利が大事とはいえ、弱い隊員に合わせて行動しなければいけませんし、
何故この程度の事が分からないのか、と無意識に思ってしまうので、多少なりとも迂闊に強いとチームプレーは難しいなと。
 ダイナは換装可能?
ロボットじゃないんですから換装ではないですけど、○○タイプという具合に特化した能力へ変身可能なんでしょうか。
この辺りは良い設定というか、ウルトラ兄弟の設定がある世界観だと力はA、スピードならB、という風にわけれてしまうので、
兄弟の設定が無い単品のウルトラマンだからこそ出来る設定だと思うので結構良い感じではないかなと。
無難に力とスピードはあるでしょうけど、妥当な数で言えば三パターンだと思うので、残りの一つに期待という感じで。



ウルトラマンダイナ   第03話 「目覚めよアスカ -グロッシーナ サイクロメトラ登場-」
サイクロメトラの腹から飛び出すグロッシーナがエイリアンにしか見えませんでしたが、一話で印象の悪かったヒビキ隊長が
いきなりイイ隊長に変化したのが好印象でした、いくらなんでもマジでイイ隊長っぽさを見せすぎてた、ただのイイオッサン。
ところで、墜落しそうなヒビキ隊長を機体ごとダイナが救出するシーンはエースが竜隊長を助けたシーンと同じだったので、
てっきり最後に竜隊長と同じく「俺を助けてくれたのは…アスカ、君だったんだ」とか言うのかとばかり。
 訓練で全機撃破するアスカ
リョウと組んだ訓練でスタンドプレーに走るも、ミスをせず全てのターゲットを一人で撃破する離れ業を見せるも、
当然これは二人で協力してクリアする訓練なのでリョウに怒られるという展開。
まぁ二人でやる訓練なので、今回のアスカのように完璧な結果を出しても一人で行った以上は失敗なんでしょうけど、
それでも異常ですよね、直前に行っていた隊員は一人で、見晴らしの良い外にも関わらずミスをしていたのに、アスカは
見通しの悪い室内で、しかも人間から怪獣に変わるダミーのターゲットもしっかり撃破。
前回のチームプレーもそうでしたけど、アスカと他の隊員に個人能力の面で差がありすぎるのが問題の気が。



ウルトラマンダイナ   第04話 「決戦!地中都市 -ダイゲルン登場-」
アリに例えて地下の都市作りを構想したというのは分かりやすくて良い案でした、地下に閉じ込められたあの状況で
不自然にアリの話を出した秘書と、その話に乗って昔話を始める市長の異常なまでの冷静さはちょっと浮いてましたが。
で、その市長が意外とイイ人というか、工事をやめなかったのはアレなもののまた人々の為に都市作りを始めるのは偉い、
その反面秘書は五月蝿いだけで、助けに来た事が原因で一緒に生き埋め状態になったアスカにまで八つ当たりてお前。
 都市の発展がダイゲルンを呼び覚ます
過去のウルトラシリーズでも度々あった問題同様、地下に都市部を作る為にPWウェーブで地層を掘っていたせいで
ダイゲルンが活動をするというれっきとした現実があるにも関わらず「そっちで何とかしたまえ!」と逆ギレして、
よりによってPWウェーブの出力を限界まで高める市長がアホというか何と言うか。
確かに、現実問題莫大な資金を投入したプロジェクトでしょうし、市長自身が言ってたように事前に地質調査を行い、
その時は怪獣が検知されなかったんですから「そんなまさか」という気持ちはあるでしょうけど、こういう時って、
やっぱりこういった事業に携わってる人間からすれば分かっててもやめるわけにはいかないんでしょうか。
ヒビキ隊長が言ったように、一時的にでもまず工事を中断しその間に怪獣撃破、その後工事再開、が一番だと思いますが。



ウルトラマンダイナ   第05話 「ウイニングショット -シルドロン登場-」
今回の良かったー、話は王道と言ってしまえばそれまでですが良い流れでしたし、シルドロンもただ強い怪獣ではなく、
強固なシールドを突破する為にフォークを使う、というのも話の流れとマッチしてて非常に良い感じでした。
ところで、昔はヒムロにアドバイスを貰ってたアスカが、今は逆にアスカがヒムロにアドバイスするという成長っぷりが
熱かったですけども、昨季のホームラン王にデッドボール…それも頭に当ててしまったのが原因でチキンになったヒムロ。
正直デッドボール自体は仕方無いとしても、それで弱気になるようだとやっぱりピッチャーとしてはダメでしょうか。
ビビるのはビビりますけど、単身アメリカに渡ってまで野球をする程の野球好きなんですから、もっと強気でいこうぜと。
 変化球を覚えないアスカ
恐らく高校時代であろう映像が流れ、ホームランを打たれたアスカに代わってリリーフとして出てきたヒムロに、
「いい加減変化球覚えろよ、ストレートだけで勝てるわけがない」と言われ、アスカは「うるせぇ」と答えてましたけど、
続く言葉でヒムロが「お前が戦ってるのは相手チームじゃない、自分自身だ」と言ってたように、確かにこの場合はアスカが
相手チームをねじ伏せるというよりも、まず球種を増やすなり配球を考えるなりして相手に勝つのが先決なので、
ヒムロが言う事は実に正しいものの、逆に、アスカの性格を考えると「変化球を覚える」というのはまず無理ですよね。
生々しい事を言えば、まぁ物語の展開上アスカは徐々に変化球を覚えるなりして成長していくわけですけど、実際問題、
仮にアスカが変化球を覚えたとしても、やっぱり性格の関係で最後はストレートを使う、或いは無意識にストレートを
キャッチャーに要求してしまう、という事になりますよね、性格は癖と同じで変えれないので、そういう意味で考えれば、
アスカには変化球の習得よりも球速や球威を求めた方がいいんじゃないかなーと、個人プレー推奨みたいでアレですが。



ウルトラマンダイナ   第06話 「地上最大の怪獣 -フォーガス登場-」
冒頭、いきなりヒビキ隊長が勢いでアスカをクビにする旨発言したり、アスカを慰めるリョウがいつのまにか異常に優しい
口調でねーちゃんみたいな感じになってたり、正に文字通りいきなり世界規模でヤバイ展開になってたりと、恐らく内容は
そこまで悪くないと思うんですが、何しろ「いきなり今回のエピソードが来た」というせいであまりにも変な展開。
唐突すぎるというか、話数的な事を考えるまでもなく放送するタイミングを間違ってるとしか思えないかなーと。
なので、悪くはないと思うんですけど、個人的には終始変な印象を受けました、内容どうこうよりも唖然としたというか。



ウルトラマンダイナ   第07話 「箱の中のともだち -ギャビッシュ ダイス星人登場-」
結構良い感じでした、もう少しユカの内面やダイス星人の描写を掘り下げても良かった気はするものの、全体的に良好。
まず展開が良かったです、一人で砂浜を歩いてるユカちゃんの目線の先には楽しそうに遊ぶ親子の姿。
この時点でユカちゃんは両親が居ない、或いは両親を亡くしたであろう事が分かりますし、その直後にギャビッシュ発見、
一人でギャビッシュと楽しく遊んでるとダイス星人がギャビッシュを狙って現れる。
どう考えてもユカちゃんを不幸のどん底に叩き落す展開かと思いきや、実はギャビッシュが悪でダイス星人が善という、
王道と言えば王道の展開ではあるものの、ユカちゃんの描写と展開の流れが良かっただけに印象に残るエピソード。
 ユカちゃんは今後どうなるのか
最後のアスカの言葉に頷いてはいたものの、その直前まで「ずっと一人で居る、一人で居れば悲しくなることもない」と、
笑顔でそう言い切っただけに、正直アスカとの約束がどうの以前に今後も一人で居続けるような気がしてなりませんでした。
ユカちゃんの場合、持ち前の明るさで友達を作る事は十分に可能でしょうけど、怪獣に両親と友達を奪われ、そんな時に
ようやく出来たギャビッシュという友達は凶悪な怪獣で、自分を守る為に奮闘してくれたダイス星人まで死んでしまう事に。
ただでさえ不幸な状況下に居たのに、ギャビッシュには裏切られ、ダイス星人まで…ある意味ユカちゃんのせいで死んで
しまったようなものじゃないですか、なのでソレを考えると、結局今後も一人で生きていくような気が。



ウルトラマンダイナ   第08話 「遥かなるバオーン -バオーン登場-」
コミカルなエピソードで結構良い感じでした、逆に言えば、良い意味で纏まりすぎてたので個人的に感想は無いかなーと。
個人的な事を言えば、前回のエピソードが良かっただけに、ここで畳み掛けるようにクオリティの高いエピソードを
連続して持ってきてほしかったかなーと、今回のも悪くないんですが、出来ればマジな話方面でキてほしかったという気も。
余談ですが、アスカがダイナに変身する際に自動操縦に切り替えるシーン、確かにそうしないと戦闘機が墜落しますし、
「ダイナが現れた瞬間アスカが応答もせずに墜落した」という事になるので不自然極まり無い為、この場面で自動操縦に
切り替えるのはむしろ当然の展開なんですけど、歴代のウルトラシリーズではそういう配慮というか、そういったシーンは
入れてなかっただけに、今回は地味に展開的に丁寧にやっていて偉いなと思いました、この方が当然ながらリアル。



ウルトラマンダイナ   第09話 「二千匹の襲撃 -ギアクーダ登場-」
まずサブタイからして今回は凄いですよね、二千匹ですよ、かつて超獣10万匹という鬼のようなサブタイがありましたが、
それでも普段一匹なり二匹なりと戦うウルトラマンにとって二千匹もを相手にするとなるとかなりの難物です。
展開的には初っ端からいきなり怪獣と戦ってるシーンから開始、という個人的にはあまり好きではない始まり方だったものの、
アスカの言うようにギアクーダが地球の遣わした警笛のような存在だったのではないか、というメッセージ性もあったりと、
全体的には満遍なく纏まっていて悪くなかったんじゃないかなーと、ヒビキ隊長が楽観視しすぎなきらいはありましたが。
 人間は前に進むべきかどうか
人間は人口の光に頼りすぎてしまっているという言葉にヒビキ隊長は「でもな、それでも人間は前に進むしかないんだよ、
未来という光に向かってな」と言ってましたが、この辺りは、実際はどうなんでしょうね。
勿論科学だけでなく進化する事は大事だと思いますけど、この電気以外の問題で言えば、人類が色々と研究した結果、
不幸になる出来事があったり、何かとマイナス面もあるわけなので、やはり現実世界でも言われてるように発展しすぎるのも
問題なんじゃないかなと、だからこそラストは外で月の光を頼りにバーベキューをするとか、そういう終わりにした方が。



ウルトラマンダイナ   第10話 「禁断の地上絵 -デキサドル ゼネキンダール人登場-」
カリヤのエピソード、普段もマイナーな活躍をしているうえに、メインでも微妙にマイナーというのが凄い。
内容的には悪くなかったと思いますし、ゼネキンダール人扮するアキヅキ一家の屋敷内は電気もつけずに暗い映像、
そんな時に出る偽アキヅキ一家の娘の不敵な表情が、もはや怖いのか美人なのか分からないレベルで光ってて非常に
良かったんですが、肝心のラストが、アキヅキ博士の芝居…というよりも特に動き方がくさすぎて微妙でした。
カリヤからの説得を受けるシーンなんかは演技指導を受けてる最中にしか見えない固すぎる動き方だったりと最後が微妙。



ウルトラマンダイナ   第11話 「幻の遊星 -モンスアーガー ハネジロー登場-」
サブタイに遊星とあるもんですから、てっきりザラブ星人でも出てくるのかと思ってました。
しかし今回はナカジマがとにかくイイ味を出していました、メラニン遊星内でアスカと行動を共にする事になり、
ハネジローを見たアスカがどんどん進んで行った際に「行くな行くな、行くなアスカ!」と、最初は迂闊に行動するな、
という意味で言ってるのかと思いきや「行くなアスカ、俺を置いて行くな」とか「そっちの行くな」かと分かり吹いた。
一方カリヤもリョウに「花を詰んだりするのが、こんなに似合わない女も居るもんだなと思って」とか凄い発言炸裂。
別個の感想を書く何かがあったというわけではないんですが、今回は全体的に良い仕上がりになってるなと思いました。
未知の惑星を探索する面白さがきちんと描かれてましたし、アスカと行動した事でナカジマは良さが前面に押し出され、
出番は少なかったもののカリヤとリョウも普段とは違う一面が描かれてたりと、良い単発エピの見本のような出来栄え。
ところでハネジローもアスカと一緒に帰還したので、ひょっとして今後もマスコットキャラとして登場するんでしょうか、
唯一アスカがダイナに変身出来る事を知ったり、何かと便利な立ち位置に居るようなので重宝するでしょうけども。



ウルトラマンダイナ   第12話 「怪盗ヒマラ -ヒマラ登場-」
個人的に今回のエピソードは非常に良い感じでした、前回と合わせてダイナにおける1クール目のベストエピソード。
全体的に節々が淡いカメラの映像になってたりと凝ってましたし、何より前回同様、アイデアが良い感じでした。
前回は未知の惑星で、今回は異空間のような状況と、展開にワクワクさせてくれるかと思いきや、実はヒマラは粗大ゴミの
収納場所に潜んでたり、屋上の貯水タンクがロケットだったりと、シリアスな前半、ギャグに徹してた後半と、バランスも
良い感じに取られてましたし、何より今回は意識して構成したのか、全体的な雰囲気がセブンっぽくて懐かしくもありました。
ヒマラは良いキャラしてましたし、最終的にも死ぬ事無く宇宙へ飛ばされただけなので、個人的には是非再登場を希望。
 夕焼けの町
ヒマラは美しいものが好きで、他の星には無いものとして地球上から夕焼けの町をコレクションしていったわけですが、
確かに「夕焼けの町」となると他の惑星ではまず見られないでしょうか、町も夕焼けも基本的に無いでしょうし。
ただ、深く考えてもアレなんですけど、この場合はヒマラの技というか、手法はどういう感じなんでしょうね。
今回だと町全体を「その時間帯のまま」転移させたようですけど、それなら究極問題、満足出来るかどうかの問題も
あるでしょうけど写真でもいいわけですし、前回の遊星が惑星状に見せたホログラムでもいいわけじゃないですか。
そういうモノで満足しないという事は…まぁ、コレクター特有の「現物が手元に欲しい」というやつなんでしょうか。



ウルトラマンダイナ   第13話 「怪獣工場 -ガラオン登場-」
アスカがタケシの漫画を勝手に借りていった事で、タケシがアスカを現地に呼ぶ為の展開が出来てるというのは上手い、
無意味に漫画を借りただけではなく、ちゃんと展開に盛り込んでたのが見事だなと思いました。
ウルトラシリーズのみならず、こういう「子供が真実を言ってるのに証拠が無いので大人が信用しない」という展開は
度々あるものの、もう一度その信じてくれなかった大人を呼ぶ為の展開運びが結構難しいじゃないですか。
ソレを今回は「アスカが勝手に漫画を借りた」ので「返してくれないと泥棒として訴える」で現地に呼んだのが上手いなと。
で、ガラゴンは顔が三つあったり、開発途中でダイナと戦う事になったので胴体が無かったりとデザイン的にも良好。
最後タケシがダイナになるポーズをして、アスカの後ろでタケシの母親も変身のポーズを取ってたのが面白いんですが、
結局タケシは嘘を吐く癖がそのままだったり、基本的な性格が典型的な嫌なヤツだったのがちょっとアレだったかなと。
全体的に内容はコミカルでありながらも上手く纏められていて面白かったんですが、肝心のタケシが最後までヤな感じに。
他にはやはりアレでしょうか、長いウルトラシリーズでも過去に例を見ないウルトラマンの爆笑する姿。


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