ウルトラマンダイナ

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ウルトラマンダイナ   第27話 「怪獣ゲーム -デマゴーグ チェーン星人 グロッシーナU登場-」
今回から3クール目という事もあってかEDが変更されてましたけど、個人的には前期EDの方が好きだったかなーと。
内容的には怪獣を育てて戦わせるゲームという、良い意味でいかにも最近のゲーム事情らしいゲームがあったり、
最後はアスカが子供達に友達の作り方を教える為に野球を自ら開いたりと、良い意味で色々纏まってたかなと。
ただその反面、リョウやナカジマなんかは結構出番があったものの、コウダやカリヤの出番が恐ろしい程無かったりと、
そういう意味では少し物足りなさも感じました、全体的には悪くなかったと思うんですが、あと何か一つが足りない感じ。



ウルトラマンダイナ   第28話 「猿人の森 -ギガンテス登場-」
ウルトラシリーズではどうも度々このキングコング系の怪獣が出てきますけど、今回は内容よりも、むしろ最初と最後に
リョウのお見合い写真のネタを持ってくる、というのが面白かったです、内容と合わせて上手く構成してるなと。
けど実際問題、この先ギガンテスはどうなるんでしょうね、よくある話ですけど、ギガンテンスにとっては遊んでるだけ、
という出来事が人間にとっては笑えない被害を生む事もあるので、結局この先も度々問題になりそうな気が。
 お見合い写真
冒頭で大量のお見合い写真を見せられてリョウが辟易してましたが、個人的にもお見合いというのは分からないなーと。
本人同士が良ければそれで問題無いとは思うものの、好きだから結婚するのに、結婚する為にまず外見で判断させる、
というのは色んな意味でどうなのかなと、会って性格や趣味が合えばいいんでしょうけど、その前提として写真てお前。
 ソウの暴言炸裂
誰がどう見てもアスカと友好的な関係を結んでいて、尚且つアスカをわざわざ山の麓まで届けてくれたギガンテス、
そんな温厚で友好的なギガンテスを見て「今がチャンスだ、なんで倒さない!」とアスカに迫るソウ、お前落ち着けよ。
けどこれは真面目な話、確かに作品を問わずこういう役回りの人は居ますけど、コレはもの凄い暴言ですよね。
確かに、今大人しくても将来も一生大人しいか、というとソレは断言出来ませんけど、害が無い相手も殺すというのは、
それはあまりにも危険思想だろうと、むしろそんな考え方のソウこそ何処かに幽閉した方が世の為という事になりかねない。
「世界の未来を救う為には、殺るしかないんだ」とか、ならギガンテスより前にアメリカと北朝鮮何とかしてくれと言いたい。
実際は開発を成功させてリンに良いところを見せたいだけ、というあまりにも短絡的な理由でしたけど、最終的に改心を
果たしたとはいえこういう考え方の人間がチーフを担当してる、という現実がまず問題。



ウルトラマンダイナ   第29話 「運命の光の中で -ガイガレード登場-」
個人的にダイモンみたいなタイプは嫌いなので、そういう意味では今回はちょっとアレだった気がしないでもないですが、
内容的には良い意味で王道の成長物語という事で面白かったです、もう少しリョウ達の出番が欲しかったところですけども。
けど冷静に考えるとアレですよね、アスカがゼロドライブで飛んで隕石を破壊するも、その中から怪獣が出てきた、
というのは当然レーダーを見れば分かると思うんですけど、その直後に都合良くダイナが登場、言い訳のしようがない。
 行動に移すアスカ
「やだなあ、班長が言ったんじゃないですか、もっと大きなものの為に飛べって…今がその時です」
アスカがダイモンにコレを言い返した時はスカっとしました、確かにダイモンの立場からすれば以前ゼロドライブで
アスカの父親を失ってるので、色んな意味でアスカが乗りこなしてきた現状が怖いんでしょうけど、アスカの言うように、
今こそ行動に移す時なのにダイモンは自分の言った言葉を実行に移さず、あろう事かアスカに言い返される始末。
勿論、展開的には「ここでアスカが言われた事を言い返す」というのが王道の熱さなんですが、分かっててもスカっとする。



ウルトラマンダイナ   第30話 「侵略の脚本 -ガラオン ミジー星人登場-」
久々に登場したミジー星人とガラオン、内容の良し悪しで言えば個人的には初登場である前回の方が良かったものの、
今回も相変わらず良い意味で気楽に見れるエピソードという感じで面白かったです、色んな意味で安定してる。
前回は爆笑するダイナが見れたものの今回は爆笑するという事もなく、逆にガラオン破壊時にサブリミナルで変な顔を
入れるという妙な演出有り、今後もギャグ系のエピソードの時には是非欲しいキャラクターだったなと。
むしろ気になるのは、何かもぅ「とりあえず出しとけ」レベルでハネジローが基地内を飛んでた事でしょうか、平和すぎる。



ウルトラマンダイナ   第31話 「死闘!ダイナVSダイナ -ニセウルトラマンダイナ登場-」
レイアウトの関係上入らなかったのは、モンスアーガーUとグレゴール人。
シリーズ恒例のニセウルトラマンが登場するエピソード、思えばザラブ星人はエピソード自体も秀逸でした。
今回は内容こそ良くも悪くも普通でしたけど、ダイナとニセダイナが戦ってる時の、OPのオーケストラアレンジが神すぎ。
皆の声援を受けて、今度はOPが音声付きで流れ出したりと、今回はとにかく演出面が神がかってました。
あと内容と全然関係ないところで言えば、マイの髪型がショートになってて無駄にかわいらしかったです。
 判断に困るグレゴール人の考え
アスカに言ったように、本来の姿で戦えば自分を侵略者と間違えて地球人と争うハメになるのでダイナの姿を借りた、
この考え方自体はむしろ非常に良心的だと思うんですが、でもモンスアーガーを改造して地球に送り込んで、少なからず
その事で被害が出たのは間違いないので、結局地球に対して迷惑をかけてる事にはなると。
無益な争いを避けたという点では偉いものの、その大前提として怪獣を送り込む辺り、偉いのか偉くないのか分かり辛い。
ところでそんなグレゴール人、確かに侵略者系のデザインでしたが、結構カッコ良かったので本体の出番の短さは残念。



ウルトラマンダイナ   第32話 「歌う探査ロボット -サタンラブモス登場-」
変な意味でなくギャグみたいなエピソードという印象でした、ラブモスは今回限りの感が若干否めませんが。
伏線とも取れるハネジローの描写や、アラワシと呼ばれたのに対して活躍しなかった隊長、今回に関してはもはや邪魔に
しかなってなかったカリヤ、色々と笑いの要素が強いエピソードだったなと、特筆すべき感想はない感じ。



ウルトラマンダイナ   第33話 「平和の星 -メノーファ ナルチス星人登場-」
んー、正直個人的にはかなり微妙でした、特にハスミとソノカのキャラが悪い意味で無駄だったというか。
ヒビキ隊長が「メノーファを倒すと娘が元の不良に戻るがいいのか?」といった辺りの描写は王道で良かったんですが、
ハスミが冒頭で主張していた科学や兵器力に関する質問はそのまま放置されてましたし、ハスミもソノカに言ってたように
普段不良だった連中が真面目に戻って何がいけないのか、の問いかけもそのまま放置。
挙句に前半はあまりにも総集編レベルで一気に描かれてたりと、今回は色んな意味で失敗だったんじゃないかなーと。



ウルトラマンダイナ   第34話 「決断の時 -バゾブ登場-」
終始シリアスな内容だったので感想として書く事が然して無いんですけども、今回みたいなケースが一番難しいですよね。
幸いヒビキ隊長の救出に成功し事無きを得たものの、状況を考えればダイナが居なければ誰か犠牲になってた展開。
こういう危機的状況が訪れるのが基本とはいえ、コウダの下した決断で当然アスカには反感され、最初からヒビキ隊長を
見捨てる決断をしなかった事で「その部分がまだまだ甘い」とヒビキ隊長には駄目出しをされたりと、指揮官は辛い。
本編と関係ないところで言えば、今回の件が切欠でコウダが副隊長に任命されてましたが、給料はどうなるんでしょうか、
当然少なからず増すとは思うんですが、こういう場合、この日から副隊長分の給料が支払われるのか、などと余計な事を。



ウルトラマンダイナ   第35話 「滅びの微笑 前編 -ジオモス登場-」
前後編は個人的に楽しめない、という典型のような内容だったうえに、ティガよりもダイナを先に見た者としては、
折角後編と合わせてティガのキャラが登場するも流石に思い入れが無いので楽しむ事が出来なかったりと、微妙な感じ。
恐らく初代ウルトラマンにおけるゴモラをモチーフにしていると思うので、無くした変身の道具も子供のうちどちらかが
アスカに届けるんだろうな、と思うと展開も読めてしまうので、ティガへの思い入れ云々以前に個人的には微妙かなーと。
わざとらしい関西弁を使うホリイも個人的にはマイナス、シンジョウはまだしもホリイみたいなタイプは正直好きじゃない。
ところで今回はEDが初期EDに戻ってましたけど、何か意味があったんでしょうか。
個人的にULTRA HIGHは、失礼ながら影山さんの声と歌い方が昔から好きになれないので、もはや曲調や雰囲気が
どうのより、出来れば今後はまた君だけを守りたいに戻してもらえると嬉しい限りなんですが。



ウルトラマンダイナ   第36話 「滅びの微笑 後編 -ネオジオモス ジオモス登場-」
前編同様、個人的にはやっぱり微妙でした、何がどうというよりも、良く悪くも王道の範疇を出ないだけだった、と。
仮にティガを既に視聴済みだったとしても、然してティガのメンバーにコレといった見せ場があったわけでもないので、
恐らく何か物足りないモノを感じてしまうに留まったと思うので、そう考えてもやっぱり今一つだったのかなと。



ウルトラマンダイナ   第37話 「ユメノカタマリ」
登場怪獣が表記されないという非常に珍しいエピソードだったわけですけども、内容的にもゴミをちゃんと分別だとか、
ゴミは生きてるとか、前回が前後編のシリアス一辺倒だった事もあってか、結構メッセージ性の強い内容だったなと。
かと思いきや「いつまでアレじゃ困るだろ」という理由でゴミの塊に名前をつけたり、わざわざTPC本部で大仰しく
書道で名前を決める辺り、微妙にギャグのテイストも入ってたり…まぁ、前後編の直後なのでお遊び要素が丁度イイかなと。
とりあえず前後編は特別なので前期EDとティガEDであって、今回からまた後期EDに戻ったのが個人的には残念。



ウルトラマンダイナ   第38話 「怪獣戯曲 -ブンダー登場-」
演出面で非常に凝ってるエピソードでした、カメラ割りやカメラのカット自体の巧みさ、他の人物が喋ってる最中にも
関わらず他のメンバー同士が喋って同時進行で物語を描いたり、色んな意味でセンスに溢れてる演出が光ってました。
勿論、逆に言えばアクの強い演出のうえ、内容もカルト的なニュアンスが強かったので人によっては微妙極まり無いレベル。
個人的には非常に楽しませて頂けたので面白かったんですけども、ただ単にカルト的な演出や描写だけでなく、戯曲の
映像なんかは、ちょっとホラーやオカルトの描写も前面に押し出されていたので、その辺りはどうなのかなーと。
前述のように個人的には非常に楽しませて頂いたものの、あまりにもウルトラマンらしくない映像の怖さというか。
例えばセブンのアンドロイドゼロなんかもどことなく恐怖感が漂ってましたけど、コッチは映像と描写が怖く見えるので、
そういう意味ではウルトラマンらしからぬ描写だったかなーと、らしさよりも完成度を重視しすぎてる印象。
ただ逆に、アスカが捕まった場面の映像は、北斗がヤプール女性の歯医者へと赴いた時よりも映像的に分かりやす…とか
言い出すとキリがないので、まぁ今回は良し悪しが極端だったんじゃないかなーと。



ウルトラマンダイナ   第39話 「青春の光と影 -ゾンボーグ クローンダイゲルン登場-」
アスカとケンジの描写が結構良かっただけに、出来ればこういうエピソードこそ前後編でもう少し丁寧に描いてくれれば
嬉しかったかなーと思いました、演出の関係上、二人でダイナに変身したっぽい感じだったのも熱かったですし、
王道とはいえヤマザキ同様自身も逆恨みで生きてきたのに、そのヤマザキに最後はケンジ自身が正論で言葉を返したり、
単発エピとしても完成度は高かったものの、個人的にはもう少し丁寧に描いてくれれば言う事無しだったなと。
怪獣的な事で言えば、冒頭で出てくるなり倒されるダイゲルンや、自業自得とはいえ逆恨みで復讐に走ったヤマザキを
ケンジは容赦なく撃つわ、ダイナも怪獣と化したヤマザキを容赦なく粉々に破壊するわと、何か可哀想な気もしましたが。


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