2007年1月分

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01月29日 (月)
雑文
久々にバテンの曲を全て聞きなおしたんですが、いつ聞いてもバテンの曲は神でたまらんモンがあったんですけども、
アレですよね、ホント何を今更という感じではあるものの、久々にGCを起動すると読み込みの早さに驚愕しました。

レ・ミゼラブル 少女コゼット   第04話 「お母さんの手紙」
(C)日本アニメーション・フジテレビ

予告でも指摘されてたようにシュシュがデカくなりすぎててまず吹きました、犬が主食としてどういう物を食べてるのかは
知りませんが、少なくともテナルディエ夫妻はシュシュに食事を与えてないでしょうから…てかマジで何を食ってるのか。
どう考えてもコゼットより食事の量が多いので、とにかくソレが謎でした、いくらなんでも太りすぎやろうと。
 テナルディエのありえない金遣い
ファンティーヌからの「コゼット宛ての手紙」と「養育費等の仕送り」を、金だけ取り出して手紙は読まずに暖炉へ捨て、
その金は生活費の足しにするわけでもなく、かといって借金返済に充てるわけでもなく儲け話の賭けに使う超展開。
そのうえ、当時の金の価値がどれ程のモノか分からないので何とも言えませんが、金が無くなると「仕送りを10フランに
するようコゼットの母親に手紙を書こう」とか、そんな自分らのせいで借金まみれになったのに税金を増やして町民に
たかるどっかの市町村みたいな事はせんでもと、よくそれでエポニーヌの学費まかなえるなと。
 周囲のテナルディエ夫妻への印象
新しく赴任してきた神父に、バーテルロー停のテナルディエ夫妻の事を村の女性は「そこの夫婦は、身寄りの無い子供を
預かって育ててるんですけどね、この世知辛い世の中に、親切な人もあったんもんだって、みんな噂してるんですよ」
そう語ってましたが、テナルディエ夫妻とコゼット、この二者をどういう認識で村人は受け止めてるんでしょうね。
今回のこの女性は「親切」と受けとっていて「コゼットを養ってる」と知ってる。
その一方で前回出てきた酒場の女主人なんかは「借金をして返済日を過ぎるような夫婦」という俗な面を知ってる。
で、店の前で毎日同じ小汚い服で、しかも裸足のまま掃除しているコゼットを村の人は間違いなく見てるはずですし、
テナルディエ夫人が店の中から顔を出してコゼットに命令する姿、時間を問わず店の中でコゼットを叱る大声、
これらを聞いてるはずなのに…というかまぁ、その辺りは深く突っ込んだらダメですか、その辺りに関しては悪い意味で
描写が適当なだけ、という事なんでしょう…けども、こういった描写はしっかりしておいてほしかったなーと。
 給料を貰った女性の行動
「ファンティーヌさん!この後お時間あります?」「どうかしたの?」「何か、美味しいものでも食べに行きません?」
給料袋を持って嬉しそうに語る新入りっぽい女性でしたが、ファンティーヌは「あ…私、用事があるの、ごめんなさいね」
とコゼットの仕送りやコゼットと暮らす家の事を考えて断ってましたけど、実際問題、給料日で給料が入ったからといって、
そんな簡単に奮発して食事に行ったりするもんなんでしょうか?
この辺りは人それぞれでしょうけど、当然金が欲しくて好き嫌いに関わらず仕事をしてるのに、やっと入ったその金で
食事をしに行くとか…勿論、食べるのが好きな人であればソレが目的で働いて収入を得てるも同然なのでむしろ正しい
行為ですが、個人的には「給料が入る→ちょっと奮発して何か食べに行く」は分からんなーと。
 ファンティーヌへの周囲の印象
「あの子誘っても無駄よ」「私らとは付き合えないんだってさ」「お高く止まってんだから」「ファンティーヌは、人に
知られたくない隠し事でもあるのかね…」と、ゼフィーヌや周囲の女性は新入りの女性の横でそう語ってましたが、
失礼を承知で言わせて頂ければ、悪い意味で実に女性らしい言動ですよね。
実際子供が居る事を秘密にしてるので「隠し事でもあるのかね」に関しては当たってるんですが、仕事が終わった後に
同僚に付き合って繰り出さなければならない決まりは当然ありませんし、秘密云々は抜きに貯金してる可能性、
そもそも別の仕事もしていてすぐに向かわなければならない可能性、仕事という程のものではないが何かしら用事がある、
こういった可能性も十分考えられるのに、勝手に「私らとは付き合えない」「お高く止まってる」と感じる辺りが、
失礼ながら悪い意味で女性らしい考え方だなと、男の場合は…勿論その男にもよりますけど別に「付き合いが悪い」とは
思わず「用事があるんだろうな」ぐらいにしか思わないので、陰口を叩ける性格が、再三失礼ながら女性らしいなと。
 ガヴローシュの空気の読めなさは異常
年齢を考えれば不自然ではないですし、むしろソレが自然なんですが、今回のガヴローシュの空気の読めなさは異常。
「じゃあシュシュのトコ行く?」とコゼットに言うと「シュシュは字、読めないでしょ」と優しく返答、しかしその言葉に
対して何故かガヴローシュは「シュシュの所行ってくる!」と天然発言炸裂。
来てはならない旨の忠告をコゼットから事前に受けていたにも関わらず、エポニーヌへ忘れ物を届ける為に学校へ向かう
コゼットにシュシュを連れて付いて来るガヴローシュ、挙句休み時間になった瞬間デカイ声で「エポニーヌ!」と発言、
結果的にガヴローシュのこの発言が原因で、帰宅後コゼットはテナルディエ夫人に叱られるハメになったので、
ちょっと今回のガヴローシュの空気の読めなさは異常を通り越して、気付かないうちにコゼットにも迷惑をかける鬼畜さ。


01月28日 (日)
雑文
気付けば、もはや今月は間もなく終わるというこの状況なんですが、今更ながら日が経つのって早いですよね。
そんな早い時間経過にも関わらず、何故小中高の授業中だけは、あんなに時間の経過が遅いんでしょうね。
嫌いな事は長いとかの次元ではなく、今更ながら授業中の時間の遅々とした速度は異常でした、50分が2時間ぐらい。

地獄少女 二籠   第16話 「悪女志願」
(C)地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス

んー、個人的に今回のは微妙でした、蘭みたいなキャラは地獄少女という作品においては珍しいタイプのキャラなので
悪くは無かったものの、展開の方が微妙というか、全体的に第一期序盤の頃と似たような微妙さが漂ってたなーと。
実際蘭が相当怨んでたからこそ地獄通信へアクセス出来たんでしょうけど、描写を見てる限り、蘭の場合性格的に
怨みの強さが「相手を地獄送りにしたい程の怨み」とまでは思えなかったので、まずソレが微妙というか残念というか。
 今回の依頼者・辺見 蘭
しきりに社長の借金の件を口にしていたものの、どういう会社の職員で、どういう経緯で…ちょっと名前を控え忘れたので
名称が分かりませんが、藤原さんが担当されていた男と知り合ったのか、その辺りが分からないので何とも言えませんが
どうにも「おっとりしてる」という点以外で特徴が無かったのが残念なトコロ、妙に真面目なのはよく分かるんですが。
化粧をしただけで男を騙す程の性格に豹変した辺り食わせ者感抜群ですが、マツを地獄送りにしたいと願う理由が、
「あの人が…何の罪も無い人を騙すの止めないと…」なのも微妙かなと、蘭の性格を考えれば「怨み」ではないはず。
 今回のターゲット・上月 マツ
よく分かりませんが、表向きは普通に京都の…舞妓さんが居てる店って普通と水商売の中間の飲食店という認識でも
構わないんでしょうか、ソレを経営してて、裏では蘭や以前協力を頼んだ女性を文字通り水商売の店で働かせてる女性。
本人も以前は働いてたようですし、今回の件でも蘭の性格を確認してから接触したようなので、何気に偉いというか、
行動力はある性格でしたけど、まぁ、正直ソレだけで特に語る事が無いかなと。
 化粧に関する各々の考え
マツは「そもそも化粧いうんは、女が男を騙す為の武器」と言い、その言葉を聞いた骨女も「まぁね、あたしも昔は…」
化粧をした蘭を見た輪入道は「いやー、綺麗になったぁ」で、一目蓮は「俺は素顔の方がいいと思うがな」と。
人それぞれ感じ方は色々あるでしょうし、その人の素顔の…失礼な表現で恐縮ですが良し悪し、化粧の出来の良し悪し、
それらで色々変わるでしょうけど、個人的には、やっぱり一目蓮同様、女性は化粧をするより素顔の方がいいかなーと。
とか偉そうな事を書いておいてアレなんですが、実際好きな人が相手なら素顔が当然好きですし、逆に好きな人であれば
化粧をして綺麗だったり可愛かったりすればそれはそれでより好きになれるでしょうから、結局どちらでもいいんですよね。
個人的に、知人友人の女性が状況を問わず化粧をしない、或いは非常に薄い化粧、このどちらかが多いので、
そういった面で化粧の有無に関して我ながら興味が無いのかなと、蘭も化粧無しの方が良かったですし。
 骨女の過去
どうやら今回の描写を見る限り、あいに仕えるまでは遊郭で働いてたっぽいという事が判明しましたが、とりあえず
ソレに関しては無難にハマってたものの、蘭に感情移入しすぎの点に関する描写が説明不足すぎたのは残念なトコロ。


01月27日 (土)
雑文
コタツに潜り込んでたらいつの間にか寝てました、コタツに入って眠ると風邪をひくとかそんな戯言はもはや
どうでもいいんですよ、この恐ろしいまでの暖かさがたまりません、コタツを考えた人はマジで天才。

東京魔人學園剣風帖 龍龍   第02話 「外法編 第弐夜 桜下春怨の遭遇」
(C)Asmik Ace Entertainment,Inc./Marvelous Interactive Inc./Majin Production Committee

冒頭、鳴滝がひーちゃんに稽古をつけ終えた…早い話が第00話の描写が入ったものの、ファンサービスで壬生を出す、
という事にならなかったのは…まぁゲーム版を忠実に映像化してるならまだしも、このアニメ版だと、むしろ逆に壬生を
出される方がキツイというか、ファン的には芳しくない結果になりそうなので、出さないのは正解でしょうか。
しかし何を今更という感じですが、全体的に展開が、ホント何を今更ですがあまりにも魔人らしくないですよね。
ソレが功を奏してるかどうかは…その辺りの印象は人それぞれでしょうから一概にどうとは言えませんけど、やっぱり
ゲーム版を好きな者としては、色んな意味でアニメ版は楽しく見させて頂いているものの、愚痴がメインになりそうな感じ。
 OPとED
今回からOPとEDも挿入されたわけですけども、むしろ前回は風詠みてが流れたのに対し今回は流れなかったので、
まずその時点で残念だったかなーと、これだけ中身が違う以上ゲーム版の曲が流れない方がいいような気はするものの。
それで肝心のOPとEDなんですが、普通のアニメとして考えた場合は昨今の無難なレベルだったものの、魔人という点で
考えれば、やはり前述のようにあまりにも魔人らしくない歌と映像と構成だったのが微妙なトコロ。
 特に魔人らしくない描写
キャラの性格や言動が違うという以上に、ひーちゃんが校門を通っただけで京一達全員が「ん?」と何かしら感じる描写、
転校してきたひーちゃんが自己紹介する前にいきなりケンカを吹っかけて窓から飛び出る京一とひーちゃん、
京一の「逃げるのはもうおしめーか?」の言葉に「ここなら、誰にも迷惑はかけない」とか寒いセリフを吐くひーちゃん。
この三点が、キャラが違うとか以前に「魔人らしくなさすぎる」なと思いました、粗探しばかりするのもアレですが。
 ゲーム版に勝っている点
はっきり言ってしまえば菩薩眼の鬱陶しさはゲームと変わりが無いものの、その反面京一がゲームと違い菩薩眼の言動に
苛立って文句を言うシーンが多いので、個人的には、ソコはアニメ版を評価したいなと、剣風帖も外法帖も、共に菩薩眼を
非難する人物が基本的に居なかったので、ゲーム版を好きな者としては「よくやってくれた」と感嘆の声を漏らせる点。
 謎の描写
醍醐がひーちゃんと決闘するという話を聞き、わざわざ制服に着替えて学校へと向かう菩薩眼、その上、何故か菩薩眼に
同行する小蒔、二人を旧校舎へ来させる為の流れというのは分かるんですが、菩薩眼の行動理由が無茶すぎる。
余談ですが、旧校舎で出てくる敵のデザインがもはや魔人ではなく九龍だったのにはどういう理由があったのか謎。

ベルセルク   第281話 「飛来」
まぁ何と言うか、正直感想として書く事が無い戦闘だったので、文字通り何も感想は無いです。
最後のPにバズーソーのそっくりさんが居たので吹いた、という程度でしょうか、流石にバズーソーは素で吹きましたが。


01月26日 (金)
雑文
べいぶるさんと遊んできました、相変わらずのスラッシュ三昧だったんですが、もぅアレですよ、距離的にTVが近く、
挙句にTVがデカイおかげで目が疲れました、またそんな時に限って昨晩シャンプーが目に入るという悲劇ですよ。

レ・ミゼラブル 少女コゼット   第03話 「新しい友達 シュシュ」
(C)日本アニメーション・フジテレビ

三話と四話の予告を見ただけで判断するのは早計ですが、現状奇数が作画綺麗で偶数が微妙、という状態なのが難点。
ところで原作の細部を覚えてないので何とも言えないものの、今回のジャン・ヴァルジャンとジャヴェールの対面、
ジャヴェールはこの時点でマドレーヌ市長がジャン・ヴァルジャンという確信を持ってたんでしったっけ?
確信が無くても「ジャン・ヴァルジャンの件を持ち出して揺さぶってみよう」という事で敢えて件のネタを話した可能性も
十分あるものの、赴任そうそう市長相手に、正直ケンカを売ってると取られても仕方無い話をする根性が何と言うか。
 テナルディエ夫人の策略
借金滞納?の件で酒屋にコゼットを派遣するテナルディエ夫人、実際は十日待ってもらえば何とかなる為、コゼットには
敢えて「一ヶ月待ってほしい」と言わせ、それで多少多めに見て十日待たせるよう相手に言わす、というこの作戦、
無難と言えば無難ながらも、コゼットを遣わせたり日数を余分に言わせたり、中々頭が回るのは確かですが、むしろ
この件で注目したいのはコゼットの足です、裸足ですよコゼット、テナルディエ夫人はマジで鬼すぎる。
その昔「妖怪人間ベム」という有名な作品で「怪奇!鬼ババアの潜む屋敷!」という強烈なサブタイの回がありましたが、
正にソレに肉薄する勢い、コゼットに衣服と最低限の食事しか与えず寝床すらまともに用意しないとか悪鬼羅刹の如く。
一方酒屋の女主人は「お願いです!あと一月待って下さい!でないと…私…食事抜きに…」という言葉を聞き十日のみ、
と言葉を返してましたが、まぁいくら頑固な性格だとしても、流石にコゼット…少なくともテナルディエ夫妻の娘でないのは
見れば分かるでしょうから、そんな他所の娘を派遣してきて、真偽は別に「食事抜きに…」なんて言われたら、
流石にこればかりは「可哀相」と思うので多少は待ちますか、マジでコゼットが食事抜きにされると後味悪いですし。
 コゼット命名
犬を抱きかかえ「あんた、なんてふわふわなの。あんたの名前は、シュシュね!」と命名するコゼット。
「ふわふわ」なのに「シュシュ」とはこれいかに、かといって「シュワシュワ」とか言われても困るのは事実ですが。
 冷たい人々
シュシュが馬車に轢かれそうになった為、身を挺してシュシュを守るコゼット、飛び掛かった際にコゼットが少なからず
傷を負った可能性は当然ありますけど、それ以前に、馬車の従者がシュシュの姿を視認したかは別にして、馬車側が何の
言葉も無くそのまま走り去る、というのは異常ですよね、普通なら「大丈夫ですか!?」といった旨の言葉、
或いは「気をつけろ!」といった旨の罵声があるのに、そのどちらもなく無視したままで、周囲の住民もコゼット達を
遠目に見るだけで特に言葉を投げかけないという状況、いくらなんでもこの希薄さは酷いなーと。
 孤児院の謎
アランに「今伺ったお宅でクッキーを頂いたの。これを弟さん達のお土産になさい」と語るシスター、確かにその配慮は
素晴らしいですし、セリフの割りには上から口調に感じないので、流石はシスターといったトコロなんですが、
とりあえずそこまでアランの弟と妹の事を気遣ってるのであれば、まずはアランの弟と妹を孤児院に入れてやれよと。
勿論、アランが自分で稼いだ金で二人を育てたい、という固い決意を持っているから拒否している可能性も否めませんが、
その辺りの会話が一切無いだけに、どうも毎回気になります、治安の面で考えても色々危険ではないのか、と。
 体罰を受けるコゼット
シーツをシュシュに汚され「シーツのお金はあたしが働いて返します!」とコゼットが言うも「お前が働いて返せる
額じゃないんだよ!いまいましい!こうしてやる!」とシュシュを庇うコゼットを箒で殴りつけるテナルディエ夫人。
その様子を見て涙を流すアゼルマ、悲痛な面持ちで「もういいよ!」と叫ぶエポニーヌという、恐ろしくエグイ展開が
繰り広げられたわけですが…流石のエポニーヌ達も、コゼットが「叱られる」だけでなく「虐待を受ける」光景を見ると
動揺というか、怯えてましたけど、まぁ何と言うか…しつこくもエポニーヌ達はテナルディエ夫妻の子として産まれたのが
不幸でしたよね、最初はコゼットとも普通に遊んでたのに数年でこの状況、挙句に目の前で虐待まで繰り広げられると。
今回の件で肉体的苦痛を受けたコゼットは当然可哀相なものの、そんな家庭に住むエポニーヌ達も可哀相だな、と。


01月25日 (木)
雑文
遠方へ荷物を送りたかったので佐川急便へ集荷依頼の電話をしたところ、かつてない程に不機嫌な担当に繋がりました。
向こうから聞こえてくる単語が「はい」「番号は?」「分かりました」の三単語のみとか、佐川急便大丈夫か?と。

地獄少女 二籠   第15話 「この国のために」
(C)地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス

今回は何と言うか…内容が今イチ微妙だったという点を抜きにしても、ちょっと色んな意味でどうなのかなーという気も。
別に「大泉政権」という名称にするのは然して問題が無いとは思うものの、今回の菅野親子にとっては父親が全て悪い、
という結果になったものの、日本国内の政治状況は大泉政権になってから悪くなった、という今回の描写は、コレは
いくらなんでもちょっと悪い意味で露骨すぎるので、こういう描写はいいのかなー、と。
劇中のセリフだけで考えると、どうやら百合子は中学生にも関わらず学校へ行かず選挙活動に参加し、母親以外は誰も
咎めない現状というのも印象が良くないので、前述のように内容の良し悪し以前に描写面で問題があった気が。
 今回の依頼者・菅野 春美
郁志が働かない為、一人で仕事をして収入を得るも働きすぎが原因で過労になり病院へ搬送されるという、こんな事を
書くのは失礼にも程がある気がしますが「典型的な貧乏一家」といった感じで悪くはなかったんですが、こういう家庭は、
借金の関係上無理なのかもしれませんけども、生活保護の対象になるのではないのでしょうか?よく分かりませんが。
 今回のターゲット・菅野 郁志
選挙第一の性格で仕事もせず、帰宅した際に「飯より酒だろうが」と文句、それでいて選挙活動を熱心にやってるのかと
思いきや、帰り際に酒を飲んでいたり、講演会を聞きに来た客とトラブルは起こすわ、そのミスを帳消しにする為に
実の娘である百合子を襲わせるわと、悪い意味で典型的な自分勝手な男という感じで分かりやすくはありました。
思い通りにならない事は全て政治のせいにしたり、借金の抵当に入ってるからとはいえ勝手に娘の貯金まで解約したり、
消費者金融から金を借りまくり、母親が娘を連れて家を出たいと言うと暴力を奮うという、なんかもぅこの上なく終わってる
性格と言動の男でしたが、むしろ気になるのは「何故この男が選挙活動のスタッフに入れたのか?」という点。
 ターゲットの二重契約の有無
百合子が地獄通信にアクセスし父親を地獄送りにするよう頼んだところ、あいによると「先約がある」との事で百合子の
依頼は受け付けてませんでしたけど、なら何故前回の柿沼は良かったんでしょうか、拓真はすぐに藁人形を返したものの、
百合子同様「地獄通信に名前を記入」まではしたのに、何故か前回は先約の件を持ち出さず、今回のみアウト。
恐らく設定ミスか「二重契約は無効」の設定を忘れてたんでしょうけど…同様に「お父さん」で受け付けるのもOKなのか?
 輪入道が百合子にこだわる理由
連日駅前で選挙演説を聞いたり、わざわざ病院で百合子を病室まで案内したり、荷物を運ぶ為に家まで同行したり、
そのうえ夜道で襲われた百合子を助けたりと、輪入道がここまで百合子にこだわった理由は何かあったんでしょうか?
勿論、母親が依頼者なので家族の身辺調査だとか、百合子が毎晩地獄通信にアクセスしてるのでどういう人物なのかを
調べたかった、といった具合に理由は色々あるかもしれませんが、こだわる理由が明確じゃないのがちょっとなーと。
 百合子の政治に対する感情変化
「そういえば、伊達さん選挙勝ったの?」「ううん、知らない」の言葉に微笑む母親で幕を閉じたわけですけども、
実際その伊達という人物はどうか分からないものの、選挙参謀が裏で工作をしてる以上、そんな参謀を抱えてる人物が
当選するというのも問題なので「そういう意味」で考えれば選挙の勝敗はどうでもいいでしょうけど、今回の件で百合子が
政治自体に興味を無くしたとも取れるので、そう考えると笑うようなオチではないですよね。
別に興味が無くても構わないものの、今回は全体的に何か変というか、個人的には終始「んー…」という感じでした。

GANTZ   第243話 「ウエストサイドストーリー」
大阪のメンバーが無駄にイカつい武器を持ってるのは、まぁ普通に考えて、100点達成した際に復活や解放ではなく
武器を選んだ、というだけの事だとは思うんですが、大阪の人間が中毒というのは、どうにもイメージに合わないなーと。
そんな事を言い出せば日本人は出身地を問わず麻薬関係はハマらないので、どこだろうと一緒なのは一緒なんですが。


01月24日 (水)
雑文
先週の金曜から放送が開始された吹き替え版BONES、当初は見続ける予定だったんですが、やはり人間には良くも悪くも
慣れというものがあるようで、デイビッド・ボレアナズの吹き替えが堀内さんではなかったので見ない事にしました。
バフィーS1の頃のエンジェルが堀内さんの声だった時は「おまw」だったものの、聞いてると当然慣れますし、
何よりエンジェルS4辺りからの、失礼ながら太ってしまった状態だと声がハマってたので、BONESで違う方が吹き替えを
担当されてるのを聞くと、どうしても「んー…」と思ってしまうので見ない事にしました、内容に関しては不明。

東京魔人學園剣風帖 龍龍   第01話 「外法編 第壱夜 逢魔ヶ刻」
(C)Asmik Ace Entertainment,Inc./Marvelous Interactive Inc./Majin Production Committee

いやー、正直終始腹を抱えて笑ってたので、そういう意味では近年稀に見る面白さだったのかもしれませんけども。
放送開始前からファンの間では非難轟々の今回のアニメ化なわけですが、正直ここまで違うと逆に笑えはしました。
俺の場合、基本的に原作を知っていて好きな作品の場合、アニメ化の良し悪しは抜きにアニメ化に際しての情報は極力
仕入れずに本放送に臨むので「もはや絵と雰囲気がまるで違う」という事以外は何も知らななかったわけなんですが、
まぁ何と言うか…とりあえず良い点を挙げてみると、初回という事を抜きにしても作画はかなり気合入ってましたよね。
単純に絵のクオリティは高かったですし、グロ描写も高いレベルを維持してて良好、これだけ中身が違うとむしろ
ナメてるとも取れますがラストで風詠みてが流れたりと、良い面も幾つか見受けられました。
既にキャラが違うとはいえ、やっぱり京一や如月が動いて喋る映像というのは見てて嬉しいものがありますし、
内容の良し悪しは別に「話の展開のさせ方」に関しては「如何にも魔人」といった流れだったのでソレは悪くなかったです。
ただ30分アニメという尺の関係上か、失礼を承知で言わせて頂ければ脚本の力量による差なのか、ゲーム版と違って、
このアニメ版でも死人還りという、如何にも魔人らしい展開が用意されてはいたものの、ゲーム版のように押し付けずに
どういうモノか分かりやすく説明して、尚且つそれを良い意味で面白く見せてくれる、といった脚本ではなく、単純に
ソレっぽい描写として盛り込んでるだけだったり…まぁ、文句ばかり言うのもアレですが。
とりあえず、ゲーム版を気にせずに見た場合の感想としては「一話は詰め込みすぎ」「作画クオリティが高い」でした。
魔人を好きな者としては、確かにこのアニメ版の変化っぷりは酷いですが、良くも悪くも最後まで楽しませて頂こうかなと。
 原作との類似点
・京一、菩薩眼、如月、犬神、マリア先生、クレジットを確認してないので同じキャラか分かりませんが御厨、の声が同じ。
・京一とひーちゃんの仲の良さ…というか雰囲気、ひーちゃんが別人でも二人の関係はゲームと似たような感じに見える。
・無理矢理挿し込んだ描写に思えなくもないものの、京一が木の上に居る映像。
 原作との相違点
・話の設定上今回だけかもしれませんが、夜な夜な街中を徘徊するゾンビの群れ。
・真神学園の校門脇に仁王象、挙句に街中の学校ではないっぽい感じ。
・授業中に京一と目が合うと笑顔で手を振る菩薩眼、無視する京一、てか京一の席は廊下側の後ろやったような気が。
・頭の弱い女子大生みたいな格好と性格になってるマリア先生、授業中にひーちゃんへチョークとモップの遠投。
・ロリ顔になってしまったアン子が土遁の術。
・アン子曰く「校内じゃあそんなに親しいわけでもないし」の設定になってしまってる京一達五人。
・小蒔が京一の事を「蓬莱寺」で、菩薩眼がアン子の事を「遠野さん」で、醍醐が小蒔の事を「桜井さん」と呼称。
・挙句に醍醐が小蒔に話しかけられただけでファビョってる。
・如月が菩薩眼の事を「美里様」と呼称する上に京一の言葉に激昂して筆を指でへし折るマジギレっぷり。
・戦闘時、京一達が攻撃を仕掛けると顔に変な文様が出る、ゲーム版と違い攻撃の際に技名を叫ばない。
・菩薩眼が記憶を消す技を所持してる上に、何故かアン子には力の事を隠したままの展開。
・平気でビルの屋上を飛び歩いたりする超人っぷり。
・マリィが敵なうえに目を見開いてゲーム版プレイヤーは大爆笑。
 感想色々
正直、誰しも思う事でしょうけど、もはやこれだけ別物にするのであれば魔人である必要性が無いですよね。
それこそ転生学園のように似た設定で新規に打ち立てればいいわけなので、何故敢えて魔人を使ったのかなーと。
嫌な言い方をすれば、中身が違えど「魔人」と銘打っておけばある一定の視聴者を取り込めはしますけども。
えー、とりあえずキャラが別だったり中身が別だったり色々ありますけど、今期は見てるアニメの数自体が少ないのと、
それでも魔人は好きなのでアニメ版がどういう内容になるのか、初回で既にココまで違っていても、気になるのは当然
気になるので、最後まで見させて頂く予定、今回一番気になったのは様々な変わりっぷりより京一がもはやジャイロ。


01月17日 (水)
雑文
ウルトラヴァイオレットをレンタルしてきて見ました、CGは綺麗でしたし、ミラがかつてない程に綺麗だったので
見た甲斐はあったものの、内容的には微妙かなーと、アクションシーンは全体的に見応えありますけど、脚本が薄すぎ。

NANA   第38話 「ブラスト新曲!!」
(C)矢沢漫画制作所/集英社・VAP・マッドハウス・NTV

最初に展開されていた、ナナとハチが東京へ出てくるまでの個別エピソード終了後は、ナナもハチも毎回何かしらの出番が
用意されていたのに対して、今回初めて全編を通してハチ本人が一度も出てこない内容になってましたけど、確かに、
やっぱりナナ視点で物語を進める場合は、いっその事出さずに「ハチが何を考えてるか分からない」というナナの心情を
前面に押し出して描くのは有りですよね、特に今はハチの個人描写はともかく、ハチが物語に影響する何かを起こす、
という事は妊婦という事を除いても無いわけなので、ハチを一切出さずに展開するのも良いかもなーと。
 ハチの毎日
妊娠の関係上流石にバイトは…まぁ休みを貰ってるというよりもはや辞めてるでしょうか、そんなハチが毎日何をして
過ごしているかというと、毎日「くつ下が編めた」などのメールを巧に送ってるらしい事が判明。
別にハチが何をして過ごそうが自由ですし、出産予定日が翌年の5月で今現在は9月、そういう事を抜きにしても、既に
産まれてくる子供の為にくつ下を編むというのは実にハチらしいですが、ほんま、ノブやナナに自分の口から何も語らず、
一体どういう気持ちで毎日を過ごしているのか思えば、よもやこんな楽しそうな毎日とは思いもよらず。
 勝手な事を話す当時の同級生
ナナとレンを結ぶ接点を求め雑誌の取材記録と称してナナの当時の同級生に色々聞いて回る編集者、本人も言うように
雑誌の取材記録なので、仮にもそう言った以上紙面に出すという事は無いんでしょうけども、質問された同級生達は、
五年生の時ウサギ小屋のウサギが惨殺されてた事を「いかにもそういうのやりそうなくらーい子だったから、みんな大崎が
やった、って言ってた」「大崎って、あの援交やってるのがバレて退学になった女でしょ?今度は何したの?」と、
確証も無いのに、よりによって「雑誌記者」にそれだけ話せる神経が凄いですよね、勿論悪い意味で。
逆に「嫌がらせした上級生に怪我させた、って聞きました」に関しては、恐らくコレは事実なんでしょうけども、正直ソレは
別に悪い事ではないので、何も問題は無いというか、何故その事をネチネチ話すのかが分からんなーと。
まぁ、こういうのはワイドショーなんかで放送される「街の人に意見を聞いてみました」なんかと同じで、良くも悪くも
面白そうなコメントばかり取り上げるわけなので、誰しもがそういう勝手な事を言ってるわけではないんでしょうが。
 デビュー出来るのかどうか
結論から言えば「漫画なので」とかは抜きに、どれだけガイアが渋っていても、この展開でいけば近いうちにナナとレンの
熱愛が報道されマスコミがブラストにも注目する→それなら金が取れそうなのでガイアとしてもこの機会にデビューさせる、
という流れになるでしょうからデビューは目前だと思うんですが、ナナが「じゃあすぐにでもレコーディングさせて下さい、
そろそろ所属事務所も決めて頂かないと」と言って、当然ガイアが渋ってるのを知ってる川野さんとしては言葉を濁すしか
無かったわけですが、実際問題「いつデビュー出来るのか?」は真面目に大事ですよね。
早くデビューしたいという純粋な気持ちもあるでしょうけど、それ以上にデビューが決まればレコーディングやら取材やらで
忙しくなるので、当然バイトや仕事は辞めて音楽に専念しなければならないのでせめてデビューの、大体の日取りぐらいは
教えるべきですよね、実際は話が滞ってるので仕方無いですけど、特にヤスなんかは弁護士なので「辞めます」と言って
そうすぐに辞めれる仕事でもないので、事前にデビューの日取りを教えてもらわないと仕事を辞めれなくなりますし。
 ナナとシンに対するヤスの気持ち
愛情を受けずに育った二人の事を「あいつらに、所詮世の中金と欲だけだって思わせたくないんですよ」と、ヤスは
そう川野さんに話してましたが、ナナはレンと相思相愛になって、今はハチと心が離れてしまってるもののハチの事も
友達として好きになれたので大丈夫でしょうけども、まぁ、正直シンは無理ですよね。
レイラの事を好きになったっぽい感じですけど、そのレイラとは最初に「レイラが金を払ってシンを買った」わけなので、
結局ヤスの言う「欲」でレイラはシンを「金で買う事にした」ので、少なくとも今の状態ではもぅ無理じゃないかなーと。
 ナナに反抗するシン
正直シンに対するナナのセリフは八つ当たりにしか聞こえなかったので、シンがナナを言葉で言い負かしたのは聞いてて
気分が良かったんですが、シンが「じゃその服は?全部美里ちゃんとレンからの貢物なんでしょ」と言うと、ナナは激昂して
シンに掴みかかり「わりぃかよ!?売りやってるテメェと一緒にすんな!!」と叫んでましたけど、コレはちょっと、
印象が悪いというか、はっきり言えば最悪ですよね、場合によってはシンがバンドを抜ける引き金にもなりかねない。
ナナの言葉にシンは「一緒にされたくないのはコッチだよ。僕はそれ相応の奉仕をしてるんだ。ナナさんなんて、レンの
優しさに甘えてるだけじゃん」と言い返し、ヤバイと思ったのかノブが「シン!」と声をかけてその場は終わりましたけど、
シンの言うように、シンは自分で働いてお金を得てそのお金で物を買ってるのに対して、ナナは…勿論悪くはないものの、
シンに言われたように「周囲からの貰い物」で「今」があるのに、働いてるシンにケチをつけるのは論外ですよね。
挙句に「売りやってる」とか、そんな如何にも「水商売をやってる人間は最低」みたいな言い方は、コレばかりはもぅ
人間として問題があるというか、極論ですけど白人が黒人を迫害してるのと似たようなものじゃないですか。
どういう事であろうとイイ事はイイ、悪い事は悪い、イイ事の中にも悪い人は居る、悪い事の中にもイイ人は居る、
そういう当然の常識を無視して「○○をやってる奴は全て悪い」と決め付けた言葉だったので、ちょっと印象悪いなーと。
 707号室を出るハチ
そんな印象の悪さを見せてしまったナナですが、レンがノブの部屋に来るという事なので急遽707号室へ帰宅する事に。
が、既にハチは引っ越しを終えた後で「ナナへ」と記した置手紙があるだけという、追い討ちをかけるような展開に。
というか、ハチはノブとナナに妊娠の事を自分から言わなかっただけでなく、今度は気まずくなって喋る機会が無いまま、
そのまま全てを無視して巧との新居へ逃げた、というのが…まぁ、よくここまで出来ますよね。
ナナとはお互い友達として、別にレズというわけではなく同性の中で最も好きな相手でしょうから、だからこそ逆に
巧との事を話し辛いというのも分かりますけど、結局何も言わずに逃げて、自分の口から言うのではなく紙に書き残す、
というのが…いやまぁ、最低とか酷いとか罵るばかりで恐縮なんですが、よくもまぁ毎回ハチの印象を悪く出来るなと。

NANA   第39話 「淳子の部屋 3」
(C)矢沢漫画制作所/集英社・VAP・マッドハウス・NTV
総集編、一年を締め括るラストの放送が特別番組と称したナビゲーターの趣味番組だったり、年明け一週目は放送休止、
二週目でようやく放送再開かと思いきや総集編という、本編を三週間待たせるというこのイカれっぷりが何とも言えません。
常識で考えて年末の特別番組は…別に放送するなとは言いませんが、放送一回分を費やしてやる内容ではないので、
特別番組の時に淳子の部屋を放送して、それで今回本編を放送すれば良かった、とか制作側は思わないんでしょうか。
で、内容の方は相変わらずの総集編でした、場面によって曲を変えたり映像と音声を組み合わせていたりはしますが、
直樹の出番があって珍しかった、以外の感想は無いかなと、新年一発目の放送に総集編を持ってくる根性は凄い。


01月16日 (火)
雑文
ドラえもんの夢幻三剣士のDVDをレンタルしてきて妹と一緒に必死になって見てました、テーマ曲のカッコ良さは異常。
しかしアレですよね、藤子氏が存命されていた時の劇場版の完成度の高さは今更語る必要も無いですけど、ドラえもんの
DVD…のみならず、昔のアニメって、リマスターでDVDに収録してるもんなんでしょうか、映像が綺麗すぎて逆に違和感が。

レ・ミゼラブル 少女コゼット   第02話 「ジャン・ヴァルジャンの秘密」
(C)日本アニメーション・フジテレビ

幼きガヴローシュにコゼットが歌った魔法の子守唄が神すぎた今回ですが、それ以上に三年の月日で凛々しくなりすぎた
アランに乾杯でした、コゼットを始めとする女性陣に全く変化が見られないのに対しアランは悟空並に進化しすぎ。
ジャヴェールの登場は次回へ回しても良かったような気がするんですけど、全何話の予定なんでしょうね。
この展開速度だと1クールという事は無いでしょうけども、2クールにしては中途半端な気も、でも3クールは長すぎる印象。
 不幸なテナルディエ姉妹
初対面の時点ではコゼットと仲良く遊んでいたにも関わらず、既にテナルディエ夫人の命令でコゼットに陰湿な態度を取る
エポニーヌとアゼルマ、親を選べないのが子の不幸とは言いますけど、こういう親の元に生まれると可哀相ですよね。
可哀相とかそういうのは他人が客観的に見た意見なのでアレですけど、コゼットと遊ぶ事すら禁止するのは捻じ曲げすぎ。
一方のガヴローシュは、逆にこの場合は運が良いと言えるでしょうか、最終的に凶弾に倒れる事になったとはいえ、
別に家出が原因で革命に参加する事になったわけではないので、むしろ家出したのも、結果的には良い流れでしょうし。
それにコゼットが居なければ、テナルディエ夫妻には疎まれてるのでガヴローシュが虐げられてたかもしれませんし。
てか、この夫婦は借金苦だったにも関わらず子供を作って、挙句に産む辺りナニ考えてるのかまるで読めません。
 妙に真面目なアラン
「…でも、やっぱり仕事は欲しいよな…」と、雑用係として雇ってくれるというジャン・ヴァルジャンの考えが読めず、
散々迷った挙句にそう漏らすアランでしたが「仕事は欲しい」と思う辺り真面目ですよね。
貧困な考えで恐縮ですが泥棒で生計を立てる場合は「金は欲しい」になるのが普通なのに、そうはならず「仕事は欲しい」
といく辺りが、根が真面目というか良い意味で子供らしいというか、仕事をしてお金を得る、この基本を理解してるんだなと。
 アランの住居について
前回は町外れのテントだったにも関わらず、今回ジャン・ヴァルジャンの元で働くようになって…何日経過したのかは
描かれてなかったので不明なものの、どうやら一軒家に住むようになったらしいアラン。
兄弟の衛生面を考えてもテントよりは安全ですし、恐らく事情を話したアランにジャン・ヴァルジャンが資金提供を
したんでしょうけど、正直アラン共々市庁舎に住まわすとか、孤児なんですから使いで行かせた孤児院に住まわせるとか、
そうした方が良かったんじゃないかなーと、アランより幼い年代の子が二人で留守番というのは危ないですし。
 何気に裏を取るテナルディエ夫人
おやつのお菓子をコゼットとガヴローシュに取られた、と聞きエポニーヌの口元に鼻を寄せてバターの匂いを調べたり、
同様にコゼットの口元にも鼻を寄せてバターの匂いを確認したり、意外に普通というか、一方的にコゼットを虐げるという
わけではなく、ちゃんと確認する辺りは、イジメてるのは問題ですけど、なんか偉いなーと。
こういう典型的なイジメ一家の場合、どういった作品でも理不尽に特定の人物を虐げるだけに、逆に新鮮な感じでした。


01月15日 (月)
雑文
ウチの近所…というより歩いて数歩なのでもはや目の前ですか、車が六台停まれる大きさの駐車場があるんですが、
数年前から六台すら埋まってなかった事もあってか、どうやら駐車場を辞めて家を建てる事にしたそうなんですけども、
ちょっと、私事で非常に恐縮なんですが、そんな目の前が見晴らし良かったのにいきなり三階建ての家建てるとか
マジで勘弁してくれと、真面目な話、見晴らしがどうとか以前に通路がめちゃめちゃ狭くなるので単純に危ない気が。

地獄少女 二籠   第14話 「静かな湖畔」
(C)地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス

久々に悲壮感抜群の締め方をしたエピソードだったわけですが、これマジで拓真はこの先どうなるんでしょうね。
第一期も第二期も、地獄少女はオムニバス形式でその後が語られる事が無いのでアレですけど、仮に容疑が晴れて
無罪放免になっても、両親共に死亡、勝手な誤解とはいえ一度生じた軋轢はそうそう消す事が出来ないので周囲からの
拓真に対する態度はよそよそしいまま、親戚も当然そんな拓真は引き取りたくない態度に出るでしょうから、マジで
どうなるのかなーと、第一期も看護婦が理不尽に地獄送りにされてましたが、子供がそうなると心情的に可哀相すぎる。
 今回の依頼者・吉崎 さやか
ターゲットの柿沼と過去に付き合っていた事があるらしく、柿沼の子供を身ごもった事が嬉しく当然報告。
すると柿沼は子供が嫌いなのか結婚したくないからか、或いはただ単に遊びで付き合っていただけなのか彼女を階段から
突き落とし、結果的にお腹の赤ちゃんは流産となり、恐らくはそれ以降柿沼に付きまとうようになったという展開。
柿沼が脚本を担当したドラマのDVDの最終回のシーンを見ながら「あたしこのドラマだーいすき…ヒロインがあたしと同じ
名前なの。アイツと出会った時、それで盛り上がってさ…こういう恋が出来ると思った…嘘だよ…こんなの…」と呟き、
沈痛な面持ちで藁人形の首紐を解く流れは非常に秀逸でした、契約シーンだけで言えば個人的に第二期屈指の出来。
 今回のターゲット・柿沼 敏也
デスノートのライトがそのまま歳を取ったような顔だったのが印象的な彼ですが、以前はヒットメーカーの脚本家だったのか
知りませんが、とりあえずあんなあまりにも悪い意味で臭いドラマの脚本しか書けないようでは、そら他の局は見捨てる。
名のあるプロデューサーと組んだ脚本家は、単純に構想を脚本に起こしてるだけと思われ他の局から声がかからない、
という事が原因で紅林一家を逆恨みし、ゴミを投げ入れたり嫌がらせの紙をポストに投函したり、仕舞いにはボウガンを
射ち込んで…本人曰く「当たり所が悪かった」そうですが紅林嫁まで殺害してしまう展開。
個人的に柿沼のキャラ自体は、良い意味で楽しめる性格だったので面白かったんですが、子供が全ての責任を負わされ
終了するバッドエンド同様、本編中で死者が出るという展開も珍しいですよね、大抵は本編開始以前なだけに新鮮でした。
 愛想が悪く行動が読めない拓真
最初の時点では柿沼が犯人だとは気付いてなかったのに、帰宅した際に挨拶してくれた柿沼に返事を返さなかったり、
柿沼が帰る際に、柿沼が窓越しに手を振ってくれたのに何も言わず窓から離れたりと、単純に愛想が悪いなーと。
挙句に、初対面で明らかに年下のきくりを家に連れ帰るどころか部屋にまで入れる始末、普通に行動が読めません。
そのうえ地獄通信にアクセスして藁人形を受け取るも「警察に任せる…」と言って藁人形を返還したり…まぁコレに関しては
きくりの言葉も含め「気が変わった」というだけの事かもしれませんが、犯人が誰か判明してない時点で、その時点で既に
地獄通信へアクセス出来る程の怨みを募らせてて、犯人まで判明したのに簡単に「やっぱり返す」はあまりにも読めない。
 拓真に対するありえない周囲の対応
犯人らしき人影を追ったところ、庭に矢とボウガンが落ちていて、そのボウガンを拓真が拾って「持ってる場面」を
見ただけで、どうやら「拓真が犯人」と勘違いしたらしく警察にも通報した模様のピザ配達の青年、んなアホな。
翌日から早速拓真に対する陰口が主婦の間で始まったり、柿沼が消えた直後に警察が到着し、父親の死体と血だらけの
拓真を見て「重要参考人」ではなく「逮捕」したりと、状況証拠すら無いのにここまで徹底出来る警察はある意味凄すぎる。
 きくりの真意は?
きくりが拓真に接触している事で「お嬢、いいのかい?きくりは」と心配していてる輪入道、その言葉を受けてあいは、
「きっとあの子なりに放ってはおけないのよ」と言ってましたが、実際今回きくりが取った行動は、わざわざ「悪魔の子」
そう書かれた紙を拓真に渡して涙を見せる拓真を尻目にあくびをしたかと思えば、あいが藁人形を渡して説明し終えると、
拓真の事を思ってか「悪い事だよ…悪い事するんだ」と制止とも取れる言葉を投げかけてみせたり、かと思えば最後は
捕まった拓真を見て微笑を浮かべる一連の行動、つまり最初と最後の行動通り、拓真にバッドエンドを体験させたい、
そういう展開に持って行きたかったという事でいいんでしょうか、過去にも依頼人達の邪魔をする行動が多かったですし。

ベルセルク   第280話 「大侵攻 2」
約四ヶ月ぶりの連載再開なわけですが、これだけ長期に渡り休載したにも関わらず、GANTZやHUNTERxHUNTERと違い
コレといって叩かれてる様子が無いのは、まぁ単純に一つのコマに対する描き込みの差という事なんでしょうか。
白いとしても個人的には富樫さんの絵の方が、良い意味で纏まってるので正直見やすいなと思うんですが。
そんな個人的な趣味は置いておいてですね、流石に群集を描く為に休んだというだけあり群集の描き込みは見事だなとは
思うものの、正直期待しすぎていた事を抜きにしても本作の場合、過去にもこの規模の軍勢がぶつかり合う場面は何度か
ありましたし、失礼を承知で言わせて頂ければ今現在の展開にまるで惹かれるモノが無い事も含め「はぁ…」という感じ。
三浦さんは良い意味で真面目なのは十分分かってるつもりなんですが、正直、もう少し展開を早くしてくれないかなと。


01月10日 (水)
雑文
既に幾つか始まってる新番組ですが、正直レ・ミゼラブルとあまりにも期待出来ない魔人ぐらいしか見る予定がないので、
今までに比べると随分時間に余裕が出来そうな感じなので海外ドラマでも多めに見ようかなと思ったものの、
AXNはどうにもS2以降モノばかりで、何故海外ドラマ主体の衛星局はS1の再放送をしないのか不思議に思う毎日です。
BONESの吹き替え版が19日から始まるようなので見る予定ですが、今期は久々に時間に余裕が出来そうな感じ。

レ・ミゼラブル 少女コゼット   第01話 「ファンティーヌとコゼット」
(C)日本アニメーション・フジテレビ

クレア・デーンズが成長した方のコゼットを演じてる劇場版を見て以降、すっかりこの作品に惚れ込んでしまった者としては
放送を心待ちにしていた今回のアニメ版ですが、第一話の印象としては結構良い感じに纏まってたんじゃないかなーと。
OPは悪くない感じでしたし、EDに至っては名作劇場にありがちな曲調なのかもしれませんが作風と相俟って非常に良好。
ファンティーヌ役の萩原さんは薄幸な雰囲気が絶妙でしたし、BSのおかげで単純に映像が綺麗なのも良い感じでした。
しかしアレですよね、こうやって、映像として「裸足のまま外で掃除をさせられるコゼット」とか見ると、これはあまりにも
可哀相ですよね、まだまだ幼い年齢のテナルディエ夫妻の娘達がコゼットと普通に遊ぼうとしてるのに、それを退けてまで
コゼットに労働を強いる姿が鬼でした、むしろこの夫妻が宿屋を経営してすぐに潰れない事実がまず不思議。
他作品同様毎回感想を書いていく予定ですが、感想の中には原作の先の展開バレも含まれてますので各自ご留意を。
 迂闊すぎる針子のおばさん
ファンティーヌが職を求めて店先を訪ねた際「私、パリでお針子をしてました」と答えると店のおばさんは「へぇ、パリで!
ならすぐにでも仕事をお願いしたいね!」と乗り気になってましたけど、正直、いくらなんでもノリが良すぎですよね。
実際の腕前も見ずに、しかも「パリで針子を」というのが本当かどうかも分からないのに「すぐにでも仕事を」は無い。
この辺りの展開は「ファンティーヌが一人だと思う→コゼットが登場する→子連れは雇えない」を見せる為の、早い話が
コゼットを誰かに預けてファンティーヌが一人で働きに行く為の伏線…まぁ伏線というほど大袈裟なものでもないですけど、
そういう含みの展開なのでおばさんのノリがイイのも仕方無いかもしれませんが、不景気の時代にソレは無いやろうと。
 テナルディエ夫妻にコゼットを預けるファンティーヌ
テナルディエ夫妻の宿屋にコゼットを預け、半年分の食費と保障料、コゼットの衣服等を全て預けるファンティーヌ。
コレは冷静に考えるまでもなく迂闊ですよね、確かに子連れで、しかも住み込みで雇ってくれる仕事があるかどうかとなると
そうそう無いので「コゼットを預けて働く」のは仕方無いかもしれませんけど、客ではないと分かった途端露骨に不躾な
態度を見せた女主人に、見た目で判断するのもどうかと思いますが露骨に怪しい宿屋の主人、そんな夫妻の元に…しかも
初対面で、まだ会って5分も経っていない相手に娘を半年も預ける判断をするのはいくらなんでも迂闊すぎるだろうと。
職場は、上手い具合にジャン・ヴァルジャンの工場で働けるように、一発でスパっと決まったから良かったようなものの、
仕事先も決まらないうちから娘を初対面の人間に預けるのは、ちょっと迂闊すぎるにも程があるなと。
で、この先の展開を考えると、今の時点でどうこう言うのもアレですけど、やっぱり真っ当な仕事で何とか収入を得るより、
子供の存在がバレた事で娼婦をする事にしたファンティーヌ同様、女手一つで「住む家」と「生活費」を工面するには、
失礼かもしれませんが、現代と違ってこの時代の収入がどの程度かは分かりませんが、女性なら娼婦、男性なら男娼、
そういう仕事をするのが、正直確実ですよね、特定の時間に仕事をするだけで通常以上の収入が見込めるわけですし。
勿論、実際そういう事をしてもファンティーヌのように病気を貰った挙句に死ぬ可能性は否定出来ませんし、良くも悪くも
コゼットが成長した後の事を考えると「お母さんはどういう仕事をしてるの?」と言われた際に悩む事になりますけど、
現実問題「今」のコゼットの事を考えるなら、後先考えずに…した結果死んでしまっては元も子も無いものの、やっぱり
夜の仕事をした方が、少なくともファンティーヌとコゼットにとっては良かったんじゃないかなーと。
 アランにパンを与えるジャン・ヴァルジャン
どうもマドレーヌという名称よりもジャン・ヴァルジャンの方が、響きとしてカッコイイのでそちらで通させてもらいますが、
パンを盗んだ少年アランに「そのパンはお前の物ではないだろう、返しなさい」と市長になった状態のジャン・ヴァルジャン。
問題を解決させた後、自分の屋敷にアランを連れ帰りパンと牛乳を与え、家族の分のパンも用意した挙句、それだけでなく
翌日からアランの仕事口として雑用係を任せる旨の判断までしてましたけど、いくら自身もパンに縁があるのでアランに
高待遇を敷いたとはいえ、せめてもう少し優しく言うとか、少なくとも少年に「お前」は無いやろうと思いました、お前て。


01月07日 (日)
雑文
あまりにも寒くてコタツに潜りっぱなしでした、何を今更という感じですがコタツを考えた人はマジで天才。

地獄少女 二籠   第13話 「Vの惨劇」
(C)地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス

新年一発目のエピソードなわけですが、とりあえず内容的のは前回ので年内ラストにしてて良かったものの、話数的には
今回ので年内ラストにした方が区切りが良かったのになーと、地上波はまだしもアニマックスなら関係無いですし。
内容的には、基本的に完成度の高い第二期で考えると並といった感じですが、冒頭の貴八がやたら俊敏だったのが謎。
 今回の依頼者・久佳 貴八
やきとり屋「きはち」をやっていて、五年前に飲酒運転のトラックが家に突っ込み娘のつばき以外全員死亡という惨事、
その際TVの報道でレポーターの後ろに、間抜け面で被害者の気持ちも考えずにカメラへ向かってピースサインをしていた
連中を皆殺しにしているという展開でしたが、まぁ…まぁ個人的には特に語る事も無いかなーと。
平気でピースサインが出来る連中もアレですが、これは局側も悪いですよね、酷い言い方をすればマスコミなんて遺族の
気持ちは関係なく報道さえ出来ればいいわけですけど、いくらなんでもこういう状況の時ぐらい野次馬を押さえ込むべき。
 今回のターゲット・牧村 達彦
普通のサラリーマンで、五年前の事件当時カメラに向かってピースサインをした事で反感を買った自業自得な男。
貴八に襲われ逃亡した際、警察に駆け込むわけではなく即座にTV局へ逃げ込んだ辺りは…一応頭がイイんでしょうか。
 ありえない横暴な客
あい達が注文に行くと「おぉ、来た来た、おっせーよ。とりあえず生でな」と、あまりにも偉そうな態度で注文をし、
テーブルの上に車の鍵があるのを見た貴八が「お客さん、車でしょ。申し訳ないけど、お酒は出せませんから」と当たり前の
言葉を投げかけると「いいから持って来いよ、さぁ早く」とか、確かにこういう…的確な単語を使えばDQN極まりない
連中は居るものの、冷静に考えるまでもなく異常ですよね、そんなに飲みたいならせめて車の鍵ぐらい隠しとけと。
 ありえない常連客
そんな横暴な客を見た後で「相変わらずだよなぁ、店長」「車で来てる客には、絶対酒出さないもんなぁ」と常連客の二人。
後続で「あんな事故がありゃ当然だよ…」と言ってましたし、娘以外の家族が飲酒運転で死去した事を考えれば当然では
あるものの、それ以前に、車で来てる客に酒を出さない、というのは当然の事ですよね。
知ってて出せば店長の貴八も罪になりますし、普通に考えて車で来てる客に酒は出さない、にも関わらず「相変わらず」
という言葉が出る辺りが、この辺りは悪い意味で酒を飲みまくる中年世代という感じで印象悪いなーと。


01月06日 (土)
雑文
あまりにも寝違えたせいで首が痛いです、何て言うかこぅ…寝起きに首を左右に振ってポキポキ鳴らそうとしたら、
首が鳴らないだけでなく首が「イタタタタタタ!」とかそんな感じの状態です、常に真正面を保つ必要が。
ところでこの正月休みの間に、ようやく兼ねてより購入を検討していた大神とDS版シレンを買ってきました。
とりあえず大神をやってるので、DS版シレンは大神クリア後にでもやろうかと思うんですが、データが一つとか落ち着け。
それで、昨日は毎年の事ながらべいぶるさん宅へお邪魔してたんですけども、しょこたんの言動に笑わせて頂き、
劇場版Zのカミーユの「撃ち殺すぞ!」で吹き、BLEACHのイベントDVDの小西さんのカッコ良さに悶絶し、トドメに
蒼天の拳の「ご苦労」で鼻水吹いてきました、部屋入ってあんなマッチョが全裸で待ってたらどうしようもない。

GANTZ   第242話 「なんやねん」
大阪チームのメンツが、あまりにも群集の顔だったので登場と同時に死亡フラグが立ってるとかはどうでもいいんですが、
イカつい顔の日焼けした男がアップで「東京弁やな?」で不覚にも吹きました、些細な事ですが「大阪の人間やわー」と。
展開的には特に進んでないので感想は無いんですが、タケシが星人を連続して退治してるのは、コレに関しては露骨に
100点を取って自由になる為の積み重ねフラグという事で間違いない感じですよね。
恐竜編以降はレギュラー陣の死亡率が激減しましたし、鈴木編で子供が殺されたとはいえ、正直最近の展開を見る限り
子供を殺す展開には中々ならないでしょうから、無難に「序盤で殺しまくったから点数稼げてた」でタケシは解放でしょうか。

大神
購入する機会を逃してたものの、先日廉価版が発売されたのを機に購入しました、恐ろしく薄い取説に脱帽でした。
一応今のところ約5時間半でツタ遺跡のボス手前、というトコまで進めました、サブイベントの類は全てこなしてるはず。
2006年に発売されたゲームの中で最も神ゲーとの声が高い本作ですし、個人的にも発売前から期待を寄せてたものの、
実際プレイしての感想は、勿論面白いのは面白いんですが神ゲーと言われると今のトコロは「んー…」という感じです。
基本的にどういった媒体の作品であろうと、最初は良くて最後は微妙だったり、逆に最初以外は全て良い、そういう作品も
多く存在しているので最初の印象だけで決め付けるのはアレですが、少なくとも序盤の印象で言えば良ゲーのレベル。
というよりも、チュートリアルに約1時間半要したのがまず印象最悪でした。
あと個人的な事を言えば、やはりGCで出した方が淡い色合いやアナログによる操作もしやすかったでしょうから、
PS2に文句を言うわけではないものの、出来ればPS2ではなくGCで出してた方が面白くなってたんじゃないかなーと。
とりあえず良い点と悪い点、人によっては良し悪しの判断が変わる気になった点でも列挙してみようかと。
良い点
・独特の色合いと世界観にマッチした和の音楽、音声が造語なのも功を奏してる。
・無いゲームの方が最近では珍しいので良い点という程の事ではないものの、各種図鑑によるやり込み要素がある。
・朝昼夜の時間帯によって、当然の事ながら太陽や月による影響でフィールドの明るさが変化し、埋蔵物も変化。
・しっかり作り込まれているおかげで、適当にフィールドを走り回っているだけでも楽しいと感じれる完成度。
・ミカン婆の瞬獄殺。
悪い点
・最初に村から出るまでの展開はチュートリアルで括っていいと思うんですが、ソレだけで約1時間半は流石に長すぎる。
・救済措置と考えれば悪くないですし、詰まる人も居るかもしれませんが、いくらなんでもイッスンがヒントを出しすぎ。
・戦闘の難度が低いうえに、通常のザコ戦をする意味が特に無いので物足りないとか以前にザコ戦が煩わしい。
・ミカン爺の真神楽のイベントのように、失敗後にスキップ不可でトロトロ喋るようなシステム上の設計ミスが稀にある。
良し悪しが微妙で人によっては気になる点
・戦闘の難度があまりにも低すぎ、難しいと敷居が高くなるとか以前に、これだけ低いとボタンを連打してるだけになる。
・筆しらべの反応が曖昧、きちんと○を描いても認識してくれない時や、逆にきちんと○を描けなくても認識する時がある。
今のトコロはこんな感じかなーと、当然人それぞれ印象は違うでしょうし、今後良し悪しが逆転する可能性もありますが。
ただ実際問題、イッスンの出すヒントがもはやヒントではなく直接答えになってしまってる、というのは問題かなと。
戦闘の難度に関してはまぁ、本作をアクションやアクションRPGとは思わず、どちらかと言えばアドベンチャーとして
考えれば気にならないものの、仕掛けや謎解きに関するヒントは、ソレを自力で解いてこそ得る面白さや感動があるのに、
イッスンがヒントを出しすぎるせいでプレイヤーが考える楽しみが奪われてしまっているのが、ちょっと勿体無さすぎるなと。
曲がイイのと図鑑をチマチマ埋めていくのが楽しいですし、前述のようにフィールドをただ走り回っているだけでも
十分楽しいと感じれる作品なので、そういう意味では非常に貴重というか、凄いゲームだなと、久々に圧倒的な世界観が。
ただやっぱり、少なくとも現状の感想で言うと神ゲーは言いすぎかなという印象が強いです、クリア後にでもまた感想を。


01月01日 (月)
雑文
どうもー、明けましておめでとー御座います、夜のうちにやる事が多くて、結局起きたら昼過ぎでした。
暫くアニメも無いので、溜まってる24の感想でも書こうかと思うんですが、えー、今年も宜しくお願い致します。


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