2007年6月分

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06月30日 (土)
雑文
今日で6月も終わりです、明日から7月です、何故か7月は毎年遊び回ってる記憶があります。
で、実際遊び回っているのかというと特にそういうわけではないので、コレはやはりアレでしょうか、
誰しも子供の頃は7月と8月、このクソ暑い時期は夏休みという事もあって男女を問わず遊ぶじゃないですか。
子供の頃の「7月と8月は遊び回ってた」という記憶があるから、7月は遊んでるイメージがあるんでしょうか。

レ・ミゼラブル 少女コゼット   第20話 「修道院の日々」
(C)日本アニメーション・フジテレビ

今回で少女時代が終了して一気に成長した状態へと進んだわけですが、話数的にはどうなるんでしょうね。
確か成長したコゼットの方が、物語的には短かったような印象があるので、長くて3クールぐらいでしょうか?
今の時点で話数なんて気にしても仕方無いものの、ここまでを丁寧に描いていただけにコゼットの成長が感慨深く。
というか、時間の経過は五年でしたけど、原作でも五年でしたっけ?なんか十年やったような印象が。
 中に入る者は調べないジャヴェール
修道院の中にジャン・ヴァルジャンが潜んでいると思っている為、外部から修道院へ入る者は調べないジャヴェール。
でもコレは仕方無いですか、中から外に出る者に関しては一応「中に居る」と思ってるので、ジャヴェールが執拗に
調べるのも止む無しなものの、外から中に入る者まで調べる権限は無いですよね。
まぁ、でも警察がどう見られようと、そんな事は気にせずに逐一調べておけばココで捕まえれたので、そう考えると
生真面目…というよりも最低限の礼儀を守るとこういう局面で損をするんですよね、人としては良くても警官としては難。
 寄宿舎に住むコゼット
院長先生との約束でジャン・ヴァルジャンとフォーシュルヴァンの居る小屋には寄宿舎の鐘が鳴るまでの一時間のみ。
寄宿舎にせよ寮にせよ、こういう決まりがあると可哀想というか、やっぱり第三者の立場で言えば不憫ですよね。
修道女なんかは健全な精神を育む必要があるのでしっかり規則を教えておく必要があるものの、コゼットぐらいの年頃の
子供が自由に両親と会えない、というのは単純に可哀想だなーと、どうやらカトリーヌの持ち込みも禁止みたいですし。
 一旦ジャン・ヴァルジャンの捜査を打ち切るジャヴェール
パリの街を窃盗集団が暗躍している為、まずはジャン・ヴァルジャンよりもその捜査を優先するジャヴェール。
警官としては当たり前の判断ですけど、何気に偉いですよね、ジャン・ヴァルジャンにしつこく固執するわけではなく、
目下の最優先事件である窃盗集団の検挙を優先する辺りが、警官として真面目な性格だなと。
 男子禁制
修道院に男が居るとアレかもしれませんが、逆に、男子禁制にするのであれば普通以上に男の事を詳しく教えておく
必要がありますよね、何も知らなければ穢れる事は無く異性への憧れを抱かずに純潔で修道女になれるものの、
ホント逆に、知らないからこそ危険な事もあるじゃないですか、修道女にとって「男」は接した事も無い存在なので、
本人の良し悪しを抜きに無意識レベルで興味を抱いてしまうので、ちゃんと男の事も教えておくべきじゃないかなと。
 フルート演奏者を発見するコゼット
「あ、あのおじいさんだったんだ」と笑顔を見せながらコゼット、なんかもぅかわいらしすぎて泣ける。
コレもコゼットだからこそ出る感想ですよね、恋に恋焦がれる少女や想像を張り巡らせている女の子の場合、失礼ながら
演奏者が初老の男性だった、と分かると多少なりとも落胆してしまうと思うので、そうはならないコゼットは微笑ましい。
 マリウス登場
男前すぎる、この顔で革命の演説とかされたら、そら革命内容抜きについ付いて行ってしまう。
しかしアレですよね、冒頭にも記したように、コゼットの少女時代を丁寧に描いていたからこそ、今回修道院で楽しく
生活しているコゼットを見るとテナルディエ夫妻に虐げられてた時の事を思い出し泣けたり、不遇の生活が長かった為に
今回友達が沢山出来た事実に泣けるわけですが、逆に、あのかわいらしかったコゼットが今後マリウスと逢引きしたり、
マリウスに会わせてくれないジャン・ヴァルジャンに反発する事を考えると、いくら幼い頃に聞かされた王子様の事が
あるとはいえ、こういう時はどうしてもジャン・ヴァルジャンの視点で見てしまうので、いくらコゼットの幸せの為の
展開とはいえ、お姫様コゼットを連れて行くマリウスには許せないものがありますが…まぁ、死なずに頑張れ。


06月29日 (金)
雑文
久々に新ドラえもんを少し見たんですが、何と言うかアレですよね、オブラートな言い方をすれば破天荒すぎた。
ところで全く関係無いんですが、最近更新頻度が少ない事もあるので、今月号分から7SEEDSの感想も書きます。

レ・ミゼラブル 少女コゼット   第18話 「忘れていた再会」
(C)日本アニメーション・フジテレビ

ちょっと展開が間延びしてた気がしますが、修道女が会わない為に男性が付けるという足首の鈴。
そもそも修道院で働く男は、今回のフォーシュルヴァンなんかはマドレーヌ市長に派遣されてきたわけなので安心は
出来ますけど、中には邪まな人も居るわけじゃないですか、そういう人が鈴を付けなかったり、鈴を付けていたとしても
鳴らないように歩けば修道女に気付かれないわけなので、なんか、あんまり意味無いんじゃないかなー、と思いました。
 壁を乗り越えるジャン・ヴァルジャン
露骨に90度で垂直の壁を素手で登り、挙句にロープ一本でコゼットを引き上げる異常なまでの腕力に脱帽でしたが、
まぁ、ちょっとジャヴェールも迂闊ですよね、袋小路の奥に居ない、壁に開いた穴の中にも居ない、となると現実的か
どうかは別にして「壁を登った」としか考えられないので、一番奥まで行った時点で居ない→念の為に壁の上を確認、
という行動に移るべきですよね、というか、そもそも常に壁の上は一応確認しておくべきだとは思いますが。
追い詰めたからといって徒歩で袋小路まで行く余裕さも流石にどうかと思いますし。
 フォーシュルヴァンがイイ人すぎ
いくら過去に色々お世話になった相手とはいえ、いきなり真夜中に修道院に侵入してきた相手、しかも向こうが自分を
忘れてるので仕方ないとはいえ金で黙らせようとする相手なのに、そんな相手を自分の寝床で身を隠させる、というのが、
恩義に報いるとか以前にイイ人すぎました、最初の没落時に見せた嫌味全開なオッサンはどこへ行ってしまったのかと。

レ・ミゼラブル 少女コゼット   第19話 「預けられたコゼット」
(C)日本アニメーション・フジテレビ

今回で逃亡劇が終了で次回から…なのか次回のみなのかは分かりませんが修道院時代の話なわけですけども、
棺桶の中に入ったジャン・ヴァルジャン、空気穴がありましたし当初の予定ではそこまで危険なはずではなかったので
予防策を敷かなかったのも仕方無いですが、万が一に備えて空気を入れた袋でも用意しておくべきですよね。
真面目な話、最悪の場合ジャン・ヴァルジャンは今回死んでもおかしくない状況だったので、万全を期しておくべき。
 ジャン・ヴァルジャン達の話を聞いて逃亡するコゼット
コゼットとジャン・ヴァルジャンの為の計画とはいえ、流石にこの年頃の女の子が、いくらフォーシュルヴァンの
知り合いとはいえ、見知らぬ人の元で一夜を過ごさなければならない、と聞くと厳しいですよね。
特にコゼットは長年に渡るテナルディエ夫妻の嫌がらせで精神的に「一人で誰かの元に預けられる」は恐怖ですし。
 窃盗警官
フォーシュルヴァンがコゼットを果物屋へ移動させる際、修道院の入口を警備していた警官が声をかけて果物を確認。
念の為に中身を確認する、というのは分かりますが、リンゴを一個頂戴したまま「行って良し」はどうなんでしょうか、
いくらなんでも堂々とリンゴを…はっきり言えば盗んでるわけなので、ちょっと警官としてはどうなのかなと。
 真面目すぎる墓堀りの若者
墓堀りが本来の年寄りではなく若者だった為に焦るフォーシュルヴァン、本筋とは関係無いですが若者が真面目すぎ。
お腹を空かせて待ってる子供が居るので酒は一滴も飲まないうえに「まずは仕事を片付けよう」とか真面目すぎる。
常識で考えるまでもなく正直ソレが「普通」ですけど、こういう状況下で「酒」に流されない辺り偉いなーと。
しかも仕事も手を抜くわけではなく率先して取りかかる、若者なだけに余計好印象でした。
たまにこういうイイ人が出てくるのが見てて気持ちイイというか、今回は展開の妨げでしたが人としては好印象。

7SEEDS   第62話 「灰の章12 -円居-」
特に区切りが良いわけではないんですが、今月号分から7SEEDSの感想も書いていこうかと思います。
どうせなら区切りのイイ回から書いた方が良いような気もするんですが、折角安居達が登場したんですから記念に。
しかし相変わらずというか、良い意味で伏線と取るべきか特に含みがあるわけではない描写と取るべきか微妙な点が
幾つかありましたけども、とりあえず花達の前に現れる安居達が怖すぎ、そんな格好でゾロゾロ無言でこられたら泣く。
 マドンナだけ見せ場無し
全員それなりに見せ場があるのにマドンナだけ一番最初に喋った「一般の人…初めて見るわね…」というセリフと、
花達との絡みが終わった際に言った「バカ面ばっかりだったわね」の二言のみで唯一見せ場無し。
他の面々はそれぞれ「らしい」描写が挿入されて…いや、見せ場が無いと言えば虹子もそうなんですけど、なんか、
虹子は相変わらず妙な存在感があるんですよね、黒髪という事で絵的に目を惹くからなのかもしれませんが。
でもまぁ、二言目の「バカ面ばっかりだったわね」に関しては如何にもマドンナらしいセリフだったので良い感じでした。
 セリフの謎
伏線なのか、特に深い意味があるわけでもないセリフなのかは分かりませんが、今回個人的に気になったのが、
「一般の人」「こちらの態勢が」「奴らの手先か」の三点です、実際何かしらの意味があるのかどうかは分かりませんが。
マドンナの言った「一般の人」は、春夏秋冬それぞれのチームではない「本当の一般人」という意味での「一般の人」
なのか、それとも既に一般じゃない人は見た、という意味での「一般の人」なんでしょうか。
確定描写は無いものの、順当に考えれば目覚めたのは、冬→秋→夏B & 春→夏A、という順番でしょうから、もし本当に
この順番で目覚めたのであれば、少なくとも安居達が他のチームの誰かに会う可能性は無いと思うんですが。
で、虹子の「こちらの態勢が〜」は、安居達の格好から考えて防護的な意味で「態勢」なだけでしょうか。
最後に安居の言った「なぜその曲を吹く。奴らの手先か」は、そのまま「政府」と考えていいんでしょうか。
未来に行った安居達が他のチームのメンバーをちゃんと導けるかどうか確認する為に送り込んだ保険、みたいな感じで
政府側の人間がガイド以外に紛れ込んでる可能性を懸念して…という事は無いですか、曲に過剰反応しただけで。
 貴士先生の事は誰が言うのか?
花がお蘭に礼を言った際にも貴士先生の事には触れなかったわけですけども、要さん…まぁ百舌が100&要さんだと
断定するのは早計かもしれませんが、仮に要さんだとすれば、この世界には要さんも来てるわけなので、貴士先生の事を
誰かが伝えるとすれば、やっぱりその役目は要さんという事になるでしょうか。
田村さんの好きそうな展開で言えば、今の安居は花にとって心底嫌悪する相手なので、安居か涼辺りが花に事実を
告げて花を更に落胆させる、みたいな感じが王道かなという気もします、如何にも田村さんっぽい展開ですし。
 安居が鬼すぎる
容赦無く発砲する安居、以前涼が言ってたように、そういう役目は今まで涼が担当してただけに驚きました。
確かにダニの事もありますし、安居自身が言ったように汚染の危険性もありますけど、ちょっと安居が怖すぎる。
「愚かな一般人が全員を危険にさらす」とかどれだけ悪の親玉的なセリフなんですか。
 確実なのはやはり皆殺し
「安居、おまえ簡単に投げられるなよ。皆殺しにしちまうとこだったぞ」「…すればよかったな」
茂の死亡で大分落ち込んでるうえに、よりによって卯浪を平気で射殺するような状況になったわけですけども、なんか、
マジで安居暗くなりましたよね、展開的には面白いのでこのまま花達と敵対し続けてほしいですが、安居と涼の立場と
役割が完全に入れ替わってる現状は、個人的には結構面白いです、展開の速度を考えるとまた当分出ないでしょうが。
話は戻って、確かに衛生面の事を考えれば安居が言うように皆殺しにしておくのが一番確実ですよね。
源五郎が言うようにダニが無害化した可能性もありますし、冷凍庫に入ったからといってダニが外に出たり、或いは
花達の誰かが感染してないとは言い切れないものの、確実性を期すなら皆殺しが一番確実かなと。
 百舌はどうするつもりなのか?
描写だけで判断すれば「安居達のすぐ側に居た」ようですけども、涼が背後を振り返ると姿は見えず。
元々貴士先生に頼まれて夏のBチームに潜り込んだわけなので、つまり花の身辺警護みたいな役割じゃないですか。
だから安居達に接触する必要は無いですけど、この後どうするつもりなんでしょうね、別に要先輩なら、安居達が再会を
喜ぶかどうかは別にして、少なくとも卯浪みたいに殺したりはしないと思うので、早く再会してほしいトコロ。
 十六夜死亡
正直ダニに寄生された結果殺すしかなくなる、みたいな王道展開で死ぬかと思ってただけに、まさか安居に殺されるとは
夢にも思いませんでしたが、特に劇的なわけでもなく遂に十六夜が死去してしまうという展開。
キャラクター的な意味で言えばちょっと可哀想ですよね、十六夜は、言ってしまえば初登場時の時点で既に死亡フラグが
立ちまくりの性格と設定だったじゃないですか、で「お蘭を守って死ぬ」という中々にイイ見せ場をもらっているものの、
むしろ読者の驚きとしては十六夜の死亡よりも「安居が容赦なく初対面の人間を射殺した」の方が遥かに驚きなので、
注意はソッチにいってしまうと、しかも安居が初対面の相手を殺したのに他の夏Aメンバーは怒りもしない。
当然読者としてはそんな安居達の現状に「なにぃぃぃ!!!」なので、死亡フラグ立ちまくりの十六夜が死んだところで、
失礼ながら驚きとしては薄かったかなと、その直後に場面がなっちゃん達に移る事で雰囲気がガラっと変わるのも含め。
 なっちゃん久々に登場
「あたしたち3人は船出という暴挙に出ます」とか相変わらず良い意味でハイセンスな独白をしてくれたわけですが、
個人的には、やっぱり一番最初に出たチームの主人公という事でなっちゃんが一番好きなので次回からが楽しみです。
というか、個人的に花があまり好きではなく、ようやく次回から「あまり好きではない花→好きななっちゃん」なので、
マジで次回からの展開が楽しみです、悪くないんですけど、花は田村さんお決まりのキャラなので面白みが無い感じ。
 安居達がこういう扱いになった理由
そんな「理由」なんて大仰なものではないですけど、冷静に考えるまでもなく好意的に合流出来ませんよね。
仮に温厚なテストで、安居達が昔の明るい性格のまま未来に来たとしても、安居達は様々な訓練を受けて文字通り
各分野のエキスパートになって、専攻してない分野ですら専門家並の知識を持ってるわけなので、例えば一人のタカ、
三人行動でノリも平和ななっちゃん達、こういったグループと合流して一緒に行動するようになる場合はイイものの、
団体行動の花達と合流してしまうと、医者志望の藤子→鷭、という具合に安居達が全て上をいく技術で完璧に
仕上げてしまうので、言い方は悪いですけど春のチームの存在価値が希薄になってしまうんですよね。
キャラは立ってるので扱い自体はどうとでもなりますけど、安居達が友好的に合流すると一気に春が薄くなる。


06月28日 (木)
雑文
マジに暑いです、正直自然の風がどうのとか言ってる場合じゃないです、ナメてんのかと思うぐらい暑い。
友達なんかが家に来ると嫌がらせのように「人工の風より自然の風の方が体にイイ」とか言いながらクーラーを付けずに
窓を全開にする俺ですが、コレはほんま、そんなフザけた事を言ってる場合じゃない、マジに暑い。
で、そんな暑い時期になると当然本屋や飯処をはじめとした屋内は冷房が利いてて涼しいわけですが、逆に強すぎる。
本屋なんかは立ち読み対策でガンガンにして腹を壊してやる、という腹かもしれませんが、近所の吉野家の寒さは異常。

レ・ミゼラブル 少女コゼット   第16話 「パリのゴルボー屋敷」
(C)日本アニメーション・フジテレビ

予告で「ゴルボー」を連呼していたので、どうもゴルボーという単語が頭に焼き付いて離れないわけですけども、
こうやって見てると意外というべきか、街中を警邏してる警官の数が異常に多いですよね。
当時はこれぐらいの数が居たのかもしれませんが、今日びの日本なんて、表現は悪いですが田舎なんかだと確かに
自転車でお巡りさんが巡回してる、みたいなイメージはありますけど、街中とかは遭遇する方が遥かに難しい。
というか、逃亡中のジャン・ヴァルジャンとしては楽観視出来ませんが、意外とバレないもんですよね。
 ジャン・ヴァルジャンは静かに暮らしたい
何も見出しで吉良の真似をしなくてもいいんですが「目立たないよう静かに暮らそう」と言うジャン・ヴァルジャン。
指名手配されてるので当然ですけど、冷静に考えるまでもなくコゼットは可哀想ですよね、今まで虐げられてきて、
母親が死んでしまったとはいえようやくワーテルロー亭を脱出したので自由の身になったのに、この状況でいきなり、
「静かに暮らそう」は、この年頃の女の子には酷ですよね、やっと思うがままに遊べる状況になったのに。
 ジャン・ヴァルジャンの覚悟は凄すぎ
「これからは二人一緒に、ずっと暮らしていくんだからね」と、ファンティーヌに対する色んな意味での負い目や、
身寄りが無いうえにテナルディエ夫妻にあれだけ虐げられてた現状を見てしまった今となってはコゼットの今後が
心配でしょうけど、こういうセリフを言える覚悟は凄いですよね。
マドレーヌ市長の状態なら金銭面の心配もなければ、最悪孤児院があるので窮地に陥っても何とかなるものの、
指名手配されて逃亡中で色々と不自由してるにも関わらず、コゼットの事を真摯に考えられるのは凄いなと。
 手紙を書くコゼット
絵葉書を買ってもらいガヴローシュ宛ての手紙を書くコゼット、これちょっと気になったんですけど、例えばコレが
コゼットではなくジャン・ヴァルジャンが本名、或いはマドレーヌの名前で、逃亡中なので100%ありえませんけど、
仮にどちらかの名前で手紙を投函したとするじゃないですか、当然ながら宛て先ではなく送り主の箇所に。
その場合、郵便局員、或いは配達員の人らは一応通報したりするもんなんでしょうか、同姓同名なんか何人も居ますが。
もし通報しないどころか「もしかして…」とすら思わないのであれば、何気に逃亡中の連絡手段として重宝しますよね。
確実性は無いので安心は出来ませんけど、今回妙に気になりました、意外と安全なんじゃないか、と。
 怪しむ管理人
日中は部屋に閉じこもり、夕方になると出かけるジャン・ヴァルジャンを「おかしい…どうも親子って気がしないね…」
と怪しみ、後日「アイツが罪人だったりすると厄介だからね、警察の旦那に睨まれちまう」で勝手に部屋を調べる管理人。
確かにあれだけ年齢が離れてて親子というのは、可能性で言えばありえないでしょうけど、流石に部屋を調べるのは、
いくらなんでも論外ですよね、大金を発見したものの盗んだ描写は無かったですけど、それでもやってる事は空き巣。
けど、部屋を貸す側としては、やっぱり泊まってる人の素性は気になるもんなんでしょうか。
確かに「あの宿に罪人が泊まってた」となると、客商売である以上印象が悪くなるのは最悪ですけど、そうとは知らずに
泊めてたわけですし、そもそも警察がそんな大々的に「この宿に罪人が居た」と触れ込んだり、逮捕したとしても露骨に
目立つ護送はしないと思うので、管理人の立場で言えば、ちゃんと金さえ払ってくれればいいような気はするんですが。

レ・ミゼラブル 少女コゼット   第17話 「迫り来るジャヴェール」
(C)日本アニメーション・フジテレビ

何故か「迫り来る」と来るとジョジョではなくFF4の方のヘブンズドアーを思い出さずにはいられないんですが、
元々ジャヴェールに捕まらず逃げ切る展開になってるとはいえ、やっぱり、こういう逃亡展開は穴がありますよね。
逃げる側が二重三重にダミーを用意しておいたのでまんまと逃げ延びる、というタイプではなく、媒体を問わず
どういった作品でも逃亡劇は「追う側がどう考えてもありえないミスをする」で逃げ延びるので、ソレが微妙かなーと。
 夕方から散歩へ行くジャン・ヴァルジャン
「おや、今からお散歩ですか?もうすぐ陽も暮れるっていうのに。今日も教会の方へ?」と、相変わらず夕方になって
出掛けるジャン・ヴァルジャンに声をかける管理人、最後の「教会の方へ?」はまだしも、冷静に考えれば、特に
何かしらの含みがあって「散歩」と言ったわけでなければ、別に散歩する時間帯は朝でも夕方でも問題無いですよね。
むしろ、季節が分からないので何とも言えませんが、夕方は涼しいですし人も日中より少ないので散歩には丁度良い。
何故そんなムキになって夕方の散歩を肯定してるのかは自分でも分かりませんが。
 警官がもはやただのホームレス狩り
情報を得る為に「おい!何か知ってるな!ええ!?言うんだ!!!」とホームレスの胸ぐらを掴み力ずくで聞く警官。
ジャヴェールが手で制したので殴りはしませんでしたが、これはちょっと、流石に警官最悪ですよね。
そのホームレスに金を渡して代わりに自分が待ち伏せる事にしたジャヴェールもある意味似たようなもんですが、
暴力よりは遥かにマシですよね、一応お礼となる賃金を前払いできちんと渡してるわけですし。
ただ、金額に関わらず、いくらホームレスとはいえジャン・ヴァルジャンには画面上で描写されてるだけで、最低でも
二回は金を恵んでもらってるわけなので、そこはジャン・ヴァルジャンに対する義理を貫いてほしかったトコロ。
 公園で子供と遊ぶコゼット
昼間の公園で子供の輪に入って一緒に遊ぶコゼット、平和な光景すぎて泣ける。
こういう光景を見てると、ホント子供はイイな、と思えますよね。
仮に大人が同じように公園で遊んでたとしても、近くで自分達を見てる大人が居て「一緒に遊びませんか?」と、
輪の中に誘う事は無いどころか「こっちを見ている」というだけで不穏に感じてしまうので、警戒心が無いという点では
危険かもしれませんが、誰とでもすぐに打ち解けて仲良くなれる子供はホントに楽しそうでイイな、と。
 すぐには捕らえないジャヴェール
ジャン・ヴァルジャンからお布施を貰うも、その場ではすぐに捕まえないジャヴェール、部下に「いかがでしたか?」
と問われ「似ている…かなり」と答えてましたが、これを「すぐに捕まえないジャヴェールは迂闊」と考えるか、
「確証も無いのに捕まえない辺りは偉い」と考えるかは微妙なところですよね。
ホームレスに暴力を奮いかけていた警官なら証拠云々は別に「大男はとりあえず捕まえる」行動に出ると思うので、
そういう意味では下っ端の方がイイかもしれませんが、一応、ジャヴェールの方が人道を弁えてたと考えるべきですか。
 迂闊すぎるジャヴェール
一度部屋の前まで行くも部屋には入らず「寝静まってから踏み込むんだ、奴が抵抗出来ないように」とジャヴェール。
これはちょっと迂闊すぎますよね、確かに今現在の時点で「ジャン・ヴァルジャンが確実に部屋の中に居る」と断定は
出来ませんけど、状況証拠だけで言えば部屋の中には「コゼットが本を読むのを聞いているジャン・ヴァルジャン」で
限りなく間違いないじゃないですか、実際は中で警戒してましたけど、廊下に居るジャヴェールからは当然分からない。
なのでジャヴェールからすれば「油断している」と思える状況なので、即踏み込んだ方が良かったんじゃないかなと。
ただ好意的に考えると、やっぱりコゼットの存在がネックになってる印象はありますよね。
理由はどうあれ、どう考えても良い扱いは受けてなかったであろうテナルディエ夫妻の元に居たコゼット。
ファンティーヌを介護して看取ったジャン・ヴァルジャン、どれだけジャン・ヴァルジャンが嫌いでも、この二つの条件を
考えれば「ジャン・ヴァルジャンがコゼットを引き取ってる」のは間違いないですし、本を読む声が明るいのでコゼットが
ジャン・ヴァルジャンをある程度慕ってる…少なくともテナルディエ夫妻よりは好きであろう事は確実。
そんなコゼットの目の前でジャン・ヴァルジャンを逮捕するのは忍びない、と考えてしまった可能性がありますよね。
ジャヴェールは文字通り血も涙も無いような性格として描かれてるものの、最後の最後でジャン・ヴァルジャンへ謝罪して
自決する事を考えると、当たり前と言えば当たり前ですが基本的には情もあれば良くも悪くも感情に流されるわけですし。
ただ警察官として考えると「犯人逮捕の機会を裏通りも含めると二度逃した」わけなので、警官としてはダメですか。
まぁ、宿の裏側に警官を配置してなかったのは警官としてとか以前に、迂闊を通り越してただの間抜けなんですが。


06月26日 (火)
雑文
最近こち亀にハマってます、小中学生当時ジャンプを読んでた頃のが80〜90巻辺りに収録されてたので、
100巻から徐々に読み進めてるんですが、何と言うか、無駄に小綺麗な絵になってるのがちょっと残念なトコロ。
綺麗になるのは別に問題無いものの、綺麗になってきた辺りから無意味に女性キャラが増加してるのがNG。

LOST   S3 第04話 「Every Man for Himself -自らのために生きよ-」
今回はソーヤーのエピソード + 本編展開、ジャック達が拉致されてる関係上当然ですけど、S3は展開が早くてイイ感じ。
ベンからの質問に正直に答えたのであればソーヤーの年齢は35、と判明したわけですけども、個人的には意外でした。
確かに、顔を見る限り30は超えてるでしょうけど、個人的に「顔を見て大体の年齢」というのが全く分からないので、
今考えると我ながらありえない話なんですが20後半だろう、と勝手に思ってたので意外でした。
 ソーヤーのエピソード 4
いきなりソーヤーがボクシングをしてたので何事かと思いましたが、どうやら刑務所内のリングで受刑者同士での遊び、
という展開、刑務所内にこんな遊具…というか場所を作っておくというのは、コレは色んな意味で危険な気がしますが。
で、ソーヤーは以前一緒に詐欺を働いた女性キャシリーに告訴されて9ヶ月服役してる最中、所長によると残り6年、
刑期の長さはともかくとして、今回の内容自体は、ソーヤーは好きですけど内容は微妙だったかなーと。
悪くはないんですが、ソーヤーが普通にマンソンを騙して金の在り処を聞き出し、ソレで所長と取引して減刑と手数料、
この本筋の内容が、特にコレといった裏も無く普通に展開していたので微妙だったかなーと。
面会に来たキャシリーがいきなり子供の写真を見せて、この赤ん坊はソーヤーの娘だ、と言う辺りは「お」という感じで、
その時は「こんな子俺の赤ん坊じゃねぇ!」と突っぱねたものの、最終的には取引で得た手数料をクレメンタイン名義で
口座を開設し金を振り込め、という辺りは無駄に好印象だったんですが、なんか、ホント普通に終わったなという印象。
とりあえず今回はソーヤーよりもキャシリーの行動の方が気になりました。
ソーヤーを告訴したのは当然なものの、わざわざ面会に来て「ただ…手紙でも書いてあげてよ、名前はクレメンタイン」
特に養育費をせびるセリフは無かったので、純粋にソーヤーからクレメンタインへの手紙を書いてほしかった、
という事でいいんでしょうか、仮にもソーヤーと組んで詐欺を働いたわけなので、ソーヤーが金を振り込みたくなるよう
心理的に仕向けた、というオチかとばかり思ってました、ベンにハメられたのと同様以前にもハメられていた、とかで。
今回は回想内容よりも「二十日鼠と人間」に関するネタ振りと落とし方が非常に良い感じでした。
 怪しすぎるデズモンド
デズモンドに予知能力があるであろう事はほぼ確定したので、クレアのテントに雷が落ちる、と分かったからこそ
クレアを移動させようとしたんでしょうけど、いきなりクレアに近付き「あのさ、この屋根…ちょっとマズイんだ」で、
クレアは「え?」と反応、返す言葉で「今日だけビーチの方へ行っててくれない?俺が直しとくからさ、ちょと手を入れて」
結果的にチャーリーが出てきた事でデズモンドは退いたものの、いきなりこんな事言われても普通は「え?」ですよね。
特にクレアは「今やっとアーロンが寝たとこだから」と本人が言ってたように、赤ん坊が寝た直後なので動かすと起きる、
という可能性もあるので「直してくれるというのであればアーロンが起きた後でビーチに移動する」選択肢はあるものの、
デズモンドが言うように「今すぐビーチに移動して時間を潰す」には中々ならないだろうなと。
例えば仲の良い相手ならまだしも「画面上で描写されてる限り」だとデズモンドとクレアは今回初めて会話したので、
初めてでなくてもまだそんなによく知らない相手から声をかけられても、普通は身構えるわなと。
 コリーンの負傷を笑うソーヤー
コリーンが怪我をして運ばれてきたのを見て「ウチの連中だ…やったのは」と笑うソーヤー、その様子を見てケイトは、
「…笑ってるの?」と言外に不機嫌そうに訊ねてましたが、ソーヤーは「笑わずにいられるかよ」と、笑うやろ、そら。
理屈で言えば「敵味方関係無く負傷した人物を見て笑顔を漏らすのは不謹慎」かもしれませんが、しつこくも先入観や
固定概念で恐縮なんですが、ケイトには「笑ってるの?」とソーヤーに文句を言う資格なんかないだろうと。
 脱出時のジャックへの対応に関する二人の見解
水を地面に流し感電させて脱出する作戦を考えるソーヤーに「ジャックはどうする?」と質問するケイト。
ソーヤーは「どうするって?居場所も分からないし、生きてるかどうかも分からないだろ。まずは俺達の事だ、自分は
自分で守るしかない」と返答、常識で考えてソーヤーの言う通りですよね、勿論「仲間を見捨てるわけにはいかない」
という正義感は無意識に芽生えて当然ですし、今のソーヤーなら口では逃げると言いつつも脱走後はジャックを探す、
という可能性も十分ありますが、ベン側は何人居るのかも分からない、こっちは手ぶらで相手には銃やスタンガン、
デカイ建物で内部は一切不明、こんな状況下で、今現在何処にいるかも分からないジャックを探す、というのは流石に
無謀ですよね、というよりも、コレもまたケイト批判で申し訳ないんですが「ジャックはどうする?」の質問が、そもそも
まずありえないですよね、原語で聞けばもっと真剣なニュアンスなのかもしれませんが吹き替え版に限って言えば、
「で、ジャックはどうするつもり?」という、ニュアンスで言えば「で、ジャックは助ける?助けない?」とも取れる
軽いノリなんですよね、鬱陶しくも「ジャックはどうするのよ」という詰問口調や「問題はどこに捕まってるかよね」と、
脱走後は当然のようにジャックを探して助け出す、という口調なら良かったのに、もの凄い投げやりに聞こえる。
 機械の電気を切った理由は?
ベンは機械の電気を止めてからソーヤーの元に来てましたが、これはどちらなんでしょうか。
ソーヤーがケイトに話した感電の事を監視カメラ等で聞いたから切ったのか、状況的にコリーンの件で忙しく監視を
してる余裕は無かったはずなので恐らく聞いてない→つまり電気は切っておいた方が一応安全と思った、なのか。
 ゴルフクラブを借りるデズモンド
新キャラの男からゴルフのクラブを一本借りるデズモンド、結果的に落雷が直撃しましたがクラブは大丈夫なのかどうか。
そんな事よりも男が打ったのを見て構え方のアドバイスをし「ゴルフすんの?」の質問に「スコットランド人だ」と返答。
ゴルフはS1から時々出てくるので、伏線というほど大したものではないですが、今後何かの機会にデズモンドがゴルフに
参加して圧勝する伏線みたいな会話でしょうか、ホントそんな伏線と呼ぶほど大したものではないですが。
てか、ゴルフの球もそんな無尽蔵にあるわけじゃないでしょうに、平気で海に打ち飛ばす神経が不思議でなりません。
 ケイトを連れて来た理由?
何か注射を打たれるソーヤー、目が覚めるとベンがウサギを入れた檻を持ってきてソーヤーの目の前で激しく揺らし
ウサギはいきなりダウン、その様子を見せてからソーヤーの胸にペースメーカーを埋め込んだという話をし、年齢と体重を
正直に話したのであれば心拍数が140に達すると死ぬ、とベン。
で、ペースメーカーの事や監視されてる事をケイトに話したらケイトにもペースメーカーを埋め込むとも発言。
この事を踏まえると、やっぱりケイトを連れて来たのはソーヤーの抑止力と考えていいんでしょうか。
ケイト個人に用事があったのもかもしれませんけど、少なくともココまでの描写だけで判断すると、ソーヤーの暴動を
抑える為にケイトを人質にする展開が多いので、ただの抑止力としてケイトは拉致されてるのかなーと。
拉致してる時点で普通ではないものの、そう考えればケイトだけ綺麗な服や食事を最初にさせて貰えて、ベン達なりに
ケイトへ敬意を払ってる、と取れなくもないで…いや取れないですか。
ところで全くの余談ですが、ベンがウサギの檻を揺らす時のセリフが腹痛すぎました、神すぎる。
「ほらほら飛べ飛べ飛べ!!!ピョンピョン飛べ!!!ああああああ!!!!!!」とか正に「ちょwwwおまwww」
 心拍数が上昇するソーヤー
ケイトの着替えを見て心拍数が上昇しアラーム、鼻水吹いた。
また気分を落ち着かせる為に水を頭から被るという心頭滅却の展開が爆笑の渦でした。
しかし何と言うか、偏見の塊で申し訳ないんですが、35才という年齢で、プレイボーイというわけではないですが
詐欺の関係上色んな女性と肉体関係を持ったであろうソーヤーが、ケイトをどの程度気に入ってるのかは不明なものの、
ケイトの着替えを見ただけで心拍数が上昇、というのも笑えますよね、そんなにドキドキすんなよと。
下品な話で恐縮ですが、例えば背中に水着の跡が残ってるですとか、ズボンが下がっててもう少しでお尻が見えるとか、
そういう光景を見てついドキっとしてしまい心拍数が上昇する、なら分かるんですが、普通に着替えてる背中が見えて、
色も健康的なだけ、ソレで興奮する辺り、やはりソーヤーは笑いのツボを心得てるというか何と言うか。
そういえば心拍数繋がりで「頭巾を被せられたジャックが横の通路を通る」という展開。
正直コレもかなりヤバイですよね、状況的には「いきなりデカイ警報が鳴り響く」「先生!と大声でジャックを呼ぶ」
前者はドキっとするので心拍数が確実に上がりますし、後者も大声を出す関係上心拍数が上がるのでヤバかった気が。
 死亡するコリーン
ジュリエットがジャックに協力を求めてくるも、ジャックがコリーンの元に到着した時点で既に手遅れだったらしく死亡。
「サンに撃たれた時点で既に致命傷だった」という可能性もありますが、クリスチャン病院のNO.2の、ジャックという
最高の外科医が居て、そういった情報もしっかり網羅してたであろうベン達なのに、コリーンが運ばれてくると同時に
「あたし…外科医じゃないの…」のジュリエットを連れて行きジャックを連れて行かなかった、という時点でミスですよね。
拉致した相手が手術に協力してくれるかどうか分からない、とか以前に、まずジャックに助力を請うべきだろうと。
ジュリエットは「あたしが…もっと早く貴方を呼んでいれば…」と後悔してましたが、ソーヤー相手に詐欺を成功させたり、
サイードの拷問にも口を割らなかったりと、知能面での凄さを見せてるベンにしてはらしくない結果だったなと。
 逃げろよケイト
ケイトが檻の上から脱走すると突如降り始める雨、相変わらず雨の降る原理と理由がよく分かりません、檻に戻ると終了。
で、ソーヤーの檻の鍵を破壊しようとするも、ソーヤーが逃げるのを拒否し「俺を愛してるなら…行け…」と言うも、
ケイトは無表情で「…殴るのを止める為に言っただけよ」と言い再び自分の檻に戻ると。
コレは別にケイトだけでなく、恐らく誰であっても再び檻に戻るでしょうし、明らかに何か自分に隠してるソーヤー、
そんな相手を置いて一人で逃げれるはずもありませんがケイトに関しては、もぅお前ほんま、いいから逃げろと。
男女差別的な発言で申し訳ないんですが、ダニーに殴られるのはいつもソーヤーなので「女」というだけで殴られない
ケイトは「女はこういう時便利やよな」と思うものの、逆にこういった状況で逃げないと「これやから女は…」と、
やっぱり無意識にそう思ってしまいますよね、男女を問わず逃げる方が非道ではあるものの、どう考えてもケイトは
ソーヤーの足を引っ張ってるだけなので、ここでまた檻に戻ると今後もソーヤーが被害を被るのは目に見えてるのに。
 ベン側の女性は子供が産めない?
「私…不妊治療が専門なの…」とジャックに言うジュリエット、で、過去にベン達は妊娠中のクレアを拉致したり、
後部座席組の子供を片っ端から攫って行ったわけなので、つまりベン側の女性は子供を産めないんでしょうか。
わざわざジュリエットが「不妊治療が専門の医者」という設定になってるぐらいなので、そんな気はしますけども。
ところでそうなると気になってくるのがサンの扱いです、妊娠が判明したわけですから、サンも今後狙われる?
更に生々しい事を言えば、ケイトが連れてこられたのは…ホント下品な表現で恐縮ですが、孕ませる為なんでしょうか。
 ジャックの連れて来られた理由
X線写真の事を聞くジャック、この時の「そして俺はたまたま脊椎外科医だ」の言い回しが笑えました。
どう考えても「俺を拉致したのは治療させる為なんだろう」と言外に言ってるわけですが、この「たまたま」が面白い。
「言ってくれジュリエット…俺は誰を救う?」の質問で今回は終了してましたが、40代前後の男性らしいですから、
普通に考えればベンという事になるんでしょうか、コリーンを助ける為にジャックを連れてきたジュリエットに、
「こんな事の為に…」と、明らかに「コリーンを助ける為に連れてきたわけではない」と言ったも同然なので、
そんな暴言を吐いておきながら「実は自分の脊椎を治療してほしい」とか言い出したらナメすぎにも程がありますが。
 デズモンドは予知能力を身に付けたで確定っぽい
やたら細長い木の筒のような物の先にゴルフクラブを突き刺し、コイルのような物を巻きつけて地面に刺すデズモンド、
マジで恐ろしく長いので「そもそもどうやって地面に突き刺したのか?」は正直非常に疑問ですが。
ソレを見て「あれって…アート?」と質問するハーリーに「いや、ただの実験だ」と答えるデズモンド。
フルーツサラダを配りに行こうとするハーリーに「おっと、今は動くな」と言い「どうして?」と質問した途端大雨、
その直後、デズモンドの作ったゴルフクラブに雷が直撃しチャーリーがデズモンドの方を「マジで?」といった表情で。
前回のロックによるスピーチ、ハーリーに言った今は動くな、恐らくは避雷針として作ったであろうゴルフクラブ、
これらを考えるとデズモンドには予知能力が備わってる、という事で確定でしょうか、実験云々は方便でしょうし。
もし予知出来るのならハッチの鍵を「どうなるか分からなかった」とは言わないので、ハッチの爆発で身に付けた、と。
 ペースメーカーは嘘
山を登ると心拍数が上昇、しかしベンは「君に植え付けたのは疑惑だけだ」で、ウサギには鎮静剤を使ったと。
コレは危険な賭けですよね、詐欺師の尊敬を得る為にハメたわけなのでソレはイイんですけど、今回なんかだと途中で
ダニーが勝手にソーヤーへ暴行を加えたので、もしあそこで暴走して数値が140を超えて、ソーヤーがその数字を見たら
ペースメーカーの話が嘘だとバレてしまうので、ちょっと危険な賭けだったんじゃないかなーと。
 島は二つ有った
なんか「船は二隻あった」みたいな感じですが、ベン達の居る島と815便が墜落したのは別の島という事が今回判明。
最初にベン達が飛行機の墜落を見たのは「815便が墜落した島」で、何故か「815便が墜落した島」からは
「今現在ベン達が居る島」は全く見えてなかったので、可能性としては「そもそも今居る島は全く別の場所で
目の前の島も関係ない無人島」「815便が墜落した島からは何らかの理由で今現在ベン達が居る島は見えない」
のどちらかでしょうか、マイケル達は二度とこの島に戻ってこれない、という旨の言葉を投げかけていたので、
ちょっと漫画的な表現になりますが、ハッチとは別の電磁波やら何やらで絶対外部からは存在を認識出来ず、
815便が墜落した島よりも遥かに協力な電磁波、とかが一応妥当な線でしょうか、ベン達の本来の住まいは
815便が墜落した方の島にある、というのは確定っぽいですけど。
 次回予告
笑顔のジュリエット、不敵に笑うベン、部屋の鎖を引っ張るジャック、川の水を飲むエコーの背後で不敵に蠢く
セキュリティシステムの黒い煙、恐らくその対岸でエコーと黒い煙を見たであろうロック、サイード、デズモンド。
森の中でイェミ登場、ロックにナイフを突きつけるエコー、何かを持って振りかぶろうとするエコーに「懺悔して」と
黒人の子供が呟きサブタイは「懺悔」なので、次回はエコーのエピソードっぽい感じ。
サイードが居たという事はヨット組が帰還したという事なので、これで次回からジンとサンもまた普通に出れますし、
新キャラの男女に頼らずともビーチの人間の数が増えたので色々展開的にも楽になるでしょうから単純に嬉しいです。
ただその反面エコーがちょっと心配です、基本的にS2でのエコーの役割は「ロックと波長が合う不思議系のキャラ」で、
ロックがボタンを信じなくなった事でエコーがボタンを担当→つまりエコーがロックの立場になる、というモノで、
S3冒頭でロックは再び島を信じるようになったので、役割的にロックの代わりだったエコーは代わりをする必要が無くなる、
なので、別の役目が無ければ死ぬ、というわけではないものの、基本的にコレで出番自体は終わったようなものですし、
挙句に次回のサブタイが懺悔で、熊に襲われた関係上ダメージが半端じゃなくデカイ、恐ろしいまでの死亡フラグ。


06月25日 (月)
雑文
ちょっと最近いきなり暇になったので、ようやく溜まりまくってるアニメの消化にかかろうかと思い始めました。
とは思いながらも、結局数日おきにまとめて一気に、とかになりそうな気がするので更新頻度は微妙なんですが。

東京魔人學園剣風帖 龍龍   第14話 「外法編 第拾四夜 堕ちる星」
(C)Asmik Ace Entertainment,Inc./Marvelous Interactive Inc./Majin Production Committee

最終回、事前に情報やらを一切仕入れてなかったので、1クール目のラストになる前回の13話で終わらない=2クール、
と勝手に決め付けていたので、今回でいきなり終了した事に驚きを隠せなかったわけなんですが、確かに終わる話数は
何話でも構わないものの、どうせ続きを第二期という形で放送するのなら、前回で終わるか、前述で「構わない」と
記したものの、一応区切りよく13話で追われるように調整した方が良かったんじゃないかなー、と思いました。
 「ひーちゃん」という呼称
ひーちゃんの義母が「ひーちゃん」と呼んでるのを聞いて「ひーちゃん」と呼ぶようになる京一、コレは結構良いかなと。
ゲームの場合…勿論、名前や愛称は自由に決めれるのでその場合は別ですが、デフォルトの「緋勇 龍麻」でいく場合、
呼び名が「緋勇」→「龍麻」→「ひーちゃん」じゃないですか、他のメンバーはいきなり師匠やアニキになるので、
そこまで変化してるならある意味ネタですむものの、京一みたいなタイプが「龍麻」からいきなり「ひーちゃん」の愛称に
変化するのは違和感があるので、ソレを考えると、アニメ版みたいに「義母から呼び名を聞いて自分もひーちゃんに」
の方が説得力があるというか、不自然じゃないなと思いました、日常でも呼び続けると流石に違和感がありますが。
 車椅子の人物は誰か?
如月骨董品店の近くでひーちゃんを見てた車椅子の人物は…まぁ無難に考えればマサキでしょうか。
ゲーム版プレイヤーを欺く為に薫のマサキではなく実は兄の柾樹本人、とかやられたら何とも言えませんが。
 菩薩眼の足手まといっぷりは異常 その1
鬼に変生した九角が突っ込んでくるので「もう止めて!」というお決まりのセリフと共に無防備な状態で九角の前に移動、
鬼九角に自我は無いので菩薩眼に手刀→菩薩眼は目を閉じて身動き一つせず→如月が代わりに腹を突き刺し。
お決まりのパターンとはいえ、この足手まといっぷりは久々に尋常ならざるものがありました。
しかも会話が「葵様…い…命に代えても…」「ダメ…そんなこと許さない!」とか、誰のせいで如月瀕死なんだと。
 菩薩眼の足手まといっぷりは異常 その2
鬼九角を殺したひーちゃんと京一に「どうして…何も命まで奪う事は無かったじゃない!」「…殺気が無かった」「え?」
「終わらせてほしかったんだろうよ、コイツは」という一連の会話、そんな事も分からない菩薩眼は色んな意味で、
ちょっと真面目に足手まといすぎますよね、言い方は悪いですけど、こういう命のやりとりになる戦闘で、味方側に
菩薩眼みたいなタイプが居るとマジで足手まといですよね、身勝手とか戦力にならないとかじゃなくて、単純に未熟さと
言動面の悪さが相俟って結果的に菩薩眼以外の味方が危機に晒されてしまうので、良い側面が何一つ無いなと。
 全14話を見終えての感想
予め第一期と第二期にわけての放送だったようですが、とりあえず陽ディスクの展開に当たるこの第一期は、
最後まで見終えた感想としては「思っていた程は悪くなかった」かなと。
アニメ版に限って言えば、数多の作品同様「原作とアニメ版は別物」のレベルではなくマジで完全に別物なものの、
やっぱりゲーム版と比較しての感想になってしまいますが、今回の「ひーちゃんと呼ぶまでの過程」なんかを考えると、
アニメ版はアニメ版で結構良く纏めてあったかなーと、ただその反面、ゲーム版をプレイしていないとあまりにも
説明不足すぎる面が多いので、結局「ゲーム版をプレイしてない視聴者」の立場で考えると「んー…」という感想に
になると思うので、そう考えると、正直一概にどうとは言えませんが。
単純にアニメ版の良かった点を考えると、やはり趣味抜きで絶賛出来る神作画でしょうか。
ラストである今回で作画が崩壊してしまったのは非常に残念ですが、前回までの作画は文字通り神がかってたので、
ソレだけはホント良かったと思います、見た目重視のような感想で恐縮ですけども、やっぱり作画が綺麗なのはイイ。
というわけで、えー…まぁ、最初の数話があまりにゲーム版との印象が違うので「おまwww」になりますけど、
その部分さえ乗り越えれば、良くも悪くも結構楽しめたので、第二期も楽しみです、壬生の扱いとか不安ですが。

GANTZ   第251話 「ひたむきな男」
扉絵の杏が無駄に扇情的で「あぁ、この扉絵の無意味なエロさがGANTZ」とか感慨深かった今回ですけども、
ちょっとXガンとか久しぶりすぎて異常に懐かしかったです、そういえば上に送れんねよなー、と。
でも、逆に考えると加藤がXガンを使うのは当然なんですよね、死ぬまでXガンで戦ってましたし、性格を考えれば
銃撃で殺害よりXガンの方が似合うので、よくよく考えると加藤がちゃんとXガンを使ってて安心した、という。
そして助け出される杏の表情がエロすぎました、下品な表現で恐縮ですがコレは濡れてる、加藤に堕ちたなと。


06月19日 (火)
雑文
先日からAXNで平日午後6時に毎日再放送されているCSI:マイアミを見てるんですが、何と言うか、面白いです。
CSIはどれも見た事が無くて、今回このマイアミがS1から再放送される、との事だったので少し期待しつつ録画して、
ようやく先日時間が取れたので一気に見たんですが、面白いという以上に、よくこれだけ事件とか考えつくなーと。
連続性のある物語よりも単発エピで、しかも事件性があって○○が伏線で、つまり××という事は答えは△△に、
という内容の方が考えるのは大変じゃないですか、連続エピソードはグダグダになる可能性があるものの脚本的には
余裕がありますし、通常の単発エピならそれこそどんな内容でも可能。
けどCSI:マイアミの場合だと、各々の分野を担当する科学捜査をきちんと盛り込まなければいけませんし、視聴者が
気付く気付かないは別にしてギリギリのところで「〜のおかげで答えが分かった」という犯人側のボロや証拠も
用意しなければならないので、毎回よく考えつくなーと、ただ面白いんですが感想は書き辛いので無しの方向で。

LOST   S3 第03話 「Further Instructions -次なる導き-」
今回はロックのエピソード + 本編展開、全くの余談ですがエディの吹き替えが浪川さんでカッコ良すぎました。
というか、S3一話目はジャックで特に新キャラ無し、二話目はサンなので韓国語、三話目のロックでようやく回想時の
新キャラが登場したわけですが、吹き替え限定なものの、LOSTは回想キャラの吹き替えが無駄に豪華ですよね。
勿論豪華なのはイイ事なんですけども、逆に吹き替えの声優に力を入れすぎてるせいで「今後も出てくる?」という、
別の意味で先の展開が予想しにくくなるのが、この場合は良いかもしれません、出てこないキャラ多いですけど。
ところで今回はまさかのブーンが登場して、視聴者としてはマジで「おお!?」という感じだったわけですが、
LOSTの場合序盤で画面左下に俳優のクレジットが出るじゃないですか。
個人的に普段はあまり気にしないんですけど、今回は広々とした画面の時にイサン・サマーホルダーの名前が
出てしまったので、注目の有無を問わず嫌でも目立ってた、というのが、今回に限っては残念だったかなーと。
登場前にブーン出現の有無を知ってるかどうか、は別にしても、今回は場面構成が悪かった印象。
 ロックのエピソード 5
足が動かなくなった理由でもなく、父親も関係せず、ヘレンとの恋人時代の出来事でもなく、ロックにしては珍しく
単発エピっぽい感じの回想だったわけですが、ユリイカに仕事を探しに行くという青年エディを乗せるロック。
ライトが切れてたが為に警察に止められ、ライトや銃の件が片付いた後に「ヒッチハイカーを乗せるのも違法ですよ」
と言われてましたけど、ヒッチハイク大国アメリカでもそういう決まりは流石にあるんですね、なんか意外でした。
意外繋がりで、ヒッチハイカーのエディを食事会に招いて他のメンバーも歓迎するというのが、アメリカは非常に大らか。
コレが日本なら確実に不審がられて呼んだロックも呼ばれたエディも居心地の悪さを感じずにはいられない展開に。
で、この時のロックはどういうわけかマリファナの栽培をする仲間と一緒に行動しているという事実。
エディは警官で、ロックが選ばれたの理由は「まだ加わって日が浅く犯罪歴も無い、心理分析で権力に従順と出た」
エディを殺して外部に漏れないようにしようと思うも、結局ロックは背を向けて去るエディを撃つ事が出来ず回想は終了。
コレちょっと気になるんですが、回想の時系列から考えるとロックが過去に収監されてた事実は恐らく無いと思うので、
つまりエディはロックだけ逮捕しなかったんでしょうか、或いは既にマイク達が逃亡済みで証拠不十分の釈放か。
S3まできて「この後の展開はどうなったのか?」が悪い意味で気になるまま終わらせてるのがモヤモヤするというか。
ところで気になったのはエディ、大学を出たばかりの新人警官との事でしたが、アメリカの警察の制度や仕組みが
どうなっているのかは知りませんけど、そんな大学を出たばかりの新人にいきなり潜入捜査を任せるもんなんでしょうか。
ロック達に関しては、余程のお人好しだったのか誰もエディの事を疑わず無償で寝床と食事を六週間も提供する、という
恐ろしいまでの慈善精神を見せてましたけど、普通ならもっと怪しむというか、何せマリファナを栽培してるんですから
色々警戒するんじゃないでしょうか、ヒッチハイク同様大らかなアメリカらしいと言えば実にらしいんですけども。
 ハッチ終了後の各々の状況
ロックはジャングルの中で後頭部から血が流れている状態で目覚め、デズモンドは内部圧縮で服が無くなり全裸、
エコーはどうやら場所が悪かったようで北極熊に拉致され危うく殺されるという危機的状況。
状況だけで考えれば、ロックは非常に幸運ですよね、ハッチ内での場所自体はエコーと同じ部屋だったのに、
被害としては「気付かないうちに怪我をした後頭部」だけなので…声も出なくなってましたが、案外楽だったなと。
 ロックは大物なのか失礼なのか
ロッジに入るので見張りをしてほしいとチャーリーに頼むロック、正直誰もわざわざ中を覗かないとは思いますが。
が、ヘロインをやってないというチャーリーを信じずボコボコにしたロックをチャーリーは嫌ってる為に嫌がられる展開。
この件に関してはアーロン拉致疑惑があるので殴られても仕方無いものの、それでもヘロインを使っていない、という
言葉を信じてもらえなかったのは事実で、ロックがその事に対して謝罪しなかったのも事実。
基本的にアメリカ人って謝らないのが普通ですけど、ロックはS2最終話のハッチのボタンに関しても謝っているので、
少なくともこの場面では言葉が使えずともチャーリーに謝るべきだったんじゃないかなと、ヘロインはマジで誤解ですし。
 ブーン登場
ロッジの中でドラッグを使うロック、チャーリーにあれだけ言っておいて自分は過去にマリファナを栽培していたり、
チャーリーのすぐ側でドラッグを使ったりと悪い意味で凄いオッサンですが、そんなロックの居るロッジ内にブーン登場。
声が出せないロックの意図を汲み取り「謝ってんの?あぁ…もういいよ、俺は島が望んだ生贄なんだろ?」とブーン。
恐ろしく皮肉とも取れる言い方で最高でしたが、このブーンは「島の意思」なのか「ロックの見た幻覚」なのか、
正直どちらなんでしょうか、ロックは過去にも島の意思に遭遇してるので島からのメッセージと考えるのが自然ですが、
何せロッジに入るなりドラッグを焚いたので、正直ラリってブーンの姿を見ただけの可能性も一応は捨て切れず。
 車椅子に乗せられるロック
足が動かないと言外に訴えるロックに「ジョン、アレに乗らないと」と車椅子を示すブーン。
ロッジ内のブーンは演出と展開とセリフが秀逸すぎていちいちニヤニヤさせてくれて最高でした、ブーン最高。
 危険なのは誰か?
ロックを乗せた車椅子を押しながら「今この空港に居る誰かが危険に曝されてる、助けられるのはアンタだけ」とブーン。
チャーリー、クレア、アーロンの三人は「いや、彼らは大丈夫、今はね」と。
ジン、サン、サイードの三人は「二人にはサイードがついてる」と。
数字を打ち込むハーリーに関しては「ハーリーじゃない」で、デズモンドは「あの人なら、一人でも大丈夫」
現在拉致されてるジャック、ケイト、ソーヤーの三人は「いや、彼らのことはもう少し先」で、この時ベンが金属探知機で
ジャックの全身をチェックしてましたが、何故かジュリエットは登場せず、トムやダニーが出ないのは普通ですが。
結局助けるのは「まずは失敗の後始末だ」との事でブーン曰く「アンタのせいだろ?捕まってる、もう時間が無いよ」で、
その時ロックが手に持っていたのは血のついたエコーの棍棒だったのでエコーを救いに行く事が判明。
ブーンが「まずは」と言ってるので、今回エコーを助けた→次は恐らく「彼らのことはもう少し先」のジャック達、
順番としてはこうだと思うんですが、ブーンの言葉が全て真実だとすれば、正直ハーリーとデズモンド以外は全員
何かしら窮地に陥る可能性があるんですよね、チャーリー達は「彼らは大丈夫、今はね」なので今後の懸念、
ジン達は「サイードがついてる」ですけど、つまりサイードが居ない状況だと何かマズイ事になる。
そのサイードも「ジン達と一緒に居る場面」でブーンが「サイードがついてる」と言ってるので、単独行動だと微妙。
ジャック達に関しても「今捕まってる」事をブーンが言ってるのか、更にその後の事を言ってるのかは分かりませんし。
そこまで深く考える必要は無いのかもしれませんが、逆に、ハーリーとデズモンドは現時点だと100%安全の太鼓判を
押されたも同然なので、ちょっと良い意味で意外な感じでした、てかデズモンドとかケルヴィン殺してるのにええんかと。
 声が戻るロック
ロッジから出てチャーリーに「エコーの命を、助けに行くんだ」と、意外に早く声が出るようになったロック。
てっきりもっと…それこそ今までのブーン死亡やらの罪を清算…は不可能ですけど、何かしら生存者にとってプラスに
なる何かをしてようやく声が戻る、とかそういう無難な展開かと思ってたんですが、まさかそんな普通に喋るとは夢にも。
 二頭目の北極熊
エコーは北極熊に連れ去られた、という話の流れで「ソーヤーがもう殺したろ」とチャーリーはロックに。
しかしロックは「殺したのは一頭だけだ」と、以前マイケルと二人でそのもう一頭に遭遇するも結果的に仕留める事は
出来なかったので、熊を殺すのが正しいとは言いませんが、一応ソレも「失敗の後始末」の一つなんでしょうか。
結局今回も熊を殺さずに終わったので、まだその一匹は島に生息してるわけですけども。
 ロックは反省してるのかどうか
「君はもうクレアの元へ戻れ」「…それは俺が決める」「一緒に来ない方がいい。私は、悪運をもたらす男だ」
この会話の流れを考えると反省してるっぽい気もしますが、実際には「周囲を不幸にする」ではなく、ブーンもエコーも
ロックの身勝手な行動が原因で今みたいな事になったので、悪運を呼ぶのではなく、ロック自身が悪、なのでむしろ、
「私のせいで君が不幸になるかもしれない」に言い直した方がいいというか、そこまで言えば反省が窺えるかなと。
 ハッチ消滅
ロック曰く「内側に破裂したんだ」でハッチは消滅、全く痕跡すら残さずハッチの部分のみが丸ごと消滅。
コレはアレですよね、つまりハッチに保管していた食料も一緒に消し飛んだわけなので、何気に一大事ですよね。
勿論、ダーマから投下された食料はビーチにも保管してあるでしょうけど、ハッチの食料が無くなったのは事実。
 全裸のデズモンド
上手い具合に衣服だけ消し飛ぶハッチの内部圧縮の原理が分かりませんが、桟橋から帰還したハーリーに服を借り
何とか事無きを得るエズモンド、ハーリーの服がダブダブで、服だけで膝まで覆えてたのが妙に笑えました。
 デズモンドは予知能力を身に付けた?
少なくともS2のデズモンドはそんな描写がありませんでしたし、あれば島へ来た事に驚かないはずですが、
ハーリーに遭遇したデズモンドは捕まったジャック達の事を「心配無い、ロックが助けに行くって。スピーチで言ってた」
そう言い、マジでビーチに戻ったロックは皆にジャック達を助けに行く旨のスピーチをするという展開。
これは、展開的に考えればハッチの内部圧縮の際に予知能力を身に付けた、という事なんでしょうか。
丁度S2最終話でウォルトが島から出てしまい超能力者が消えたので、代わりにデズモンドがその役目を担う事になった、
という、ロックに言わせれば島がそうした、という展開なのかもしれませんが。
 ロックの今後
ブーンに言われエコーを助けに行くという、今回は罪の清算をして、ビーチに帰還後はジャック達を助けるスピーチまで
行うというロックらしからぬ生真面目な展開で、恐らくは島の意思であろう言葉をエコーを通じて「今からでも救える、
今からでも見つけられる。何故なら君は、ハンターだから」とロックに伝える島。
状況だけで考えれば、ジャックが拉致された関係上ロックがリーダー役を担当する事になるんだろうとは思いますが、
何と言うか…ロックの事なのでベン達のアジトへ向かう途中、或いはジャック達を救う為にベン達の元へ到着した途端、
そのどちらかで、また今までのように厄介な事態を引き起こすのが定石かなと、ロックと言えば露骨に生存者の邪魔を。
 変な新キャラ二人
帰還後、ジャック達を助けに行く旨のスピーチを行うロック、デズモンドの言った通りだった為に驚くハーリー。
そんな傍ら、いきなり…失礼を承知で言わせて頂くと、あまりにも顔の特徴が無く薄い顔の新キャラがアップで登場。
過去にも一回きりの「生き残った生存者のうちの一人」などが顔と名前付きで何度か出てきましたけど、今回の二人は
露骨に顔がアップになる辺り不自然というか、違和感バリバリでした、しかも失礼ながら女性が悪い意味で印象に残る。
最後の人物紹介に出なかったので所謂「便利に使える生存者の一人」として今後使うだけなのかもしれませんが。
 ブーンは今後も出るのか?
今回ブーンがロックの前に姿を現した事と、S2終盤で…言葉はアレでしたがブーンが死んだ事をしっかり覚えてた事、
この二点からロックにとってブーンは…当然と言えば当然ですが忘れられない存在になってるようなので、
今後も時折ロックの前には姿を現すと考えてもいいでしょうか、姿をというか島のメッセージを伝える係として。
ロックはウォルトとも結構絡んでましたし、実際ウォルトはS2でいきなり出たり消えたりを繰り返しましたけど、
個人的には、ブーンが定期的にロックに言葉を届けてくれる方が嬉しいかなーと。
逆に、シャノンとか今後登場する可能性が一切無いというか、登場させる場面と必要性が無いので可哀想ですけども。
 ブーン以外の死亡者の出番は?
名前ぐらいなら当然出るでしょうし、死亡者ではないもののマイケルやウォルトも…S3はどうか分かりませんが今後の
登場自体はあるでしょうけど、なら他の死亡者に関してはどうなのか、がちょっと気になりました。
イーサンやグッドウィンは実際登場してるので今後も登場するでしょうし、恐らくは用意されてるであろうベンや
ジュリエットの回想でも登場するはず、リビーもハーリーとの精神病棟繋がりやデズモンドへのヨット譲渡で出るはず。
となると気になるのはやはりアナとシャノン、一応アナはクリスチャンと遭遇してるもののジャック自身との繋がりは
無いですし、ブーンがロックの前に姿を見せたように、誰かの前に姿を現すほどの深い絆があるわけでもない。
一度エコーの前には姿を見せましたが、エコーは基本的に迷うようなキャラではないですし、むしろ出るならイェミ。
で、シャノンに関しては…そもそも導くという印象が無いのでサイードの前に出るならナディアでしょうし、
アナ以上に他のメンバーと繋がりが無いので出る局面が無さすぎるという現状。
やっぱり、基本的に他者と繋がりのない人物が今後登場するかどうか、は絶望的と考えてもいいでしょうか。
ブーンなんかはロックだけでなく、死力を尽くしても助けれなかった、という事で、今後誰かが致命的な負傷を負って
手術しようと奮闘するジャックの前にも姿を現す可能性はあるわけなので、ブーンは良い意味で展開的にも便利。
 次回予告
ソーヤーを痛めつけるダニー、何故かケイトに「コイツを愛してるか!?」と質問、ケイトは「なに!?」と。
ビーチに落雷があったっぽい感じで、目線から考えて意外そうにデズモンドを見るチャーリー。
何故か笑顔でチャーリーを見るデズモンド、泣き声が聞こえてたので見てたのはアーロンかもしれませんが。
「…人が死ぬ事に慣れてなくて…」とジュリエット、そんなジュリエットを微妙な面持ちで見るジャック。
「ほんとの事言ってよ、せめて一度くらい!」とソーヤーにケイト、嘘吐きまくりのお前が言える立場なのかと。
そんなケイトに「…俺を愛してるんなら…行け」とソーヤー、サブタイは「自らのために生きよ」というモノ。
ジュリエットのセリフとダニーのキれっぷりからして、サンに撃たれたコリーンが運ばれてきたものの死亡、
激昂したダニーはソーヤーに八つ当たり、という展開でしょうか。
映像だけで判断するとソーヤーがクローズアップされてたので、ソーヤーのエピソードだと嬉しいトコロ。
逆に同じくらいケイトも出てたうえに、何せ「自らのために」というサブタイなのでケイトの可能性もありますが。


06月12日 (火)
雑文
ココ最近の暑さはマジで異常です、しかもパキスタンは55度で四日間続きそう、とか真面目に悪夢すぎる。
けど最近は困りますよね、毎年そうですけど、妙に寒い気温が長々と続き、いきなり暑い日々が来るとか鬼。

LOST   S3 第02話 「The Glass Ballerina -ガラスのバレリーナ-」
今回はサンのエピソード + 本編展開、初回以降サンとジンは「どちらがよりメインか?」というだけで、基本的に
お互いのエピソードなので別個にジンとサンで表記する必要は無い気がしてきました。
そんなサンが今回は化粧の関係か、或いはユンジン・キムが女性として魅力的になってきてるからか異常に綺麗で
大変だったわけですが、むしろ相変わらず注目したいのはケイトの足手まといっぷりでした、邪魔すぎる。
既に「ケイトは邪魔してばっかりで役に立ってない」という先入観があるものの、ソレを補ってあまりある足手まといっぷり。
 サンのエピソード 3
個人的にジンとサンは好きなのでどうしても甘い感想になってしまうんですが、とりあえず今回のサブタイにもなっている
ガラスのバレリーナがやたら綺麗でした、壊れる映像とか無駄に神がかってた気がします、ハワイの海並に凄かった。
そしてそんなガラスのバレリーナを壊してしまうも「メードがやった」と父ペクに嘘を吐くサン。
この際何故か字幕が「メイド」ではなく「メード」表記だったので気になったんですが、気にする事自体変でしょうか。
で、どうやらハゲと不倫してたらしい事実が判明し、しかも今回の描写を見る限り事後っぽい感じだったので、ドロドロな
展開でアレですけども、まさかサンのお腹に居る赤ちゃんはジンではなくハゲの子なんでしょうか。
S3開始早々サンの浮気が発覚したので、流石にS3後半で「島の力でジンは無精子ではなくなった」とかの安定展開が
来るとは思いますが…何しろ今回はのっけからサンの印象が悪くなる一方でした。
しかし不倫現場をペクに見られてしまい、激昂したペクはジンに「私の大事な物を盗んだ」とハゲの殺害命令を敢行。
が、殺害命令にだけは従えないという確固たる信念があったのかペクの部下を辞める宣言をするジン、
これはつまり、確定描写ではないものの「殺し」に関してはやってないという事でいいんでしょうか。
「警告」だけなら過去の回想でもしてる描写がありましたけど、実はジンは殺し自体はやっていない?
結局ジンは初めてペクに「息子」と呼ばれた事で仕事を引き受ける事にはしたものの、実際はハゲを殺さず
ボコボコに殴り「国を出て二度と戻るな」という警告を与えてハゲの元から去る展開。
確かにこうすればハゲを殺さず、それでいてハゲが消えればペクの目からも「ハゲは死んだ」と映るのでギリギリの
対応だとは思いますが、ホテルを出て車に乗り込んだ直後、ジンの車にハゲの死体が落下してくるという超展開。
手にはサンに「君を僕の物にしたい」と言いプレゼントしようとしてたネックレスを持ってたので…自殺…でしょうか。
ハゲにしてみれば、当然ジンは「不倫の事を知り落とし前をつけにきた」と思ってるでしょうから自分が仕出かした事を
悔やみ自殺…というかまぁ、恐らくジンは殺さないだろう、と踏んでたペクが別の刺客を潜ませてた、が妥当でしょうか。
ネックレスに関しては、既にハゲは死んでるものの「サンに手を出すとこういう事になる」という警告みたいな感じで。
後日、ハゲの葬式でサンはペクに不倫の件を「いつかジンに話すの?」と質問するも「私の役目じゃない」とペク。
確かにペクの言うように、コレはサンが自分でジンに言うべき事ですが、島での描写を見る限りサンは不倫の事を未だに
ジンには話してないようなので…いやまぁ、そら言えないとは思いますけども。
ただそう考えるとジャックは異常に真面目なんですよね、ガブリエラと一瞬接吻しただけなのに、その事をわざわざ
サラに報告して真摯に謝ると、問題はサラが既に浮気してて出ていく気だった、というエゲつないオチにありますが。
ところでこの感じでいくと、やっぱりサンは「ジンがハゲを殺した」と思ってる、という事でいいんですよね。
部屋を出る際ジンは「仕事をしてくる」と言って出て行ったので、ペクの命令でハゲを殺したんだろうな、と。
今までの回想から考えるとサンはサンで当然辛かったとは思うものの、やっぱりジンの方が報われてないなーと。
ジンはどうにも回想になると途端にヤな感じになるので一概にどうとは言えませんが、不倫は流石に悲惨すぎる。
 約束を守ろうとするサイード
狼煙をあげて既に一日以上が経過してるのにジャック達が現れない事で「すぐ引き返そう」とサイードに進言するジン。
しかしサイードは「私はジャックと約束したんだ、船は出さない」と返答、実際コレは嘘でベン達を誘き寄せる為に
色々画策してたわけですが、ココはサイードらしく言い方が上手いですよね。
実際ジャックと約束してるので「約束を破るわけにはいかない」ですし、そう言われればジンも拒否する事は出来ないと。
ただそれでも、やっぱりジンが心配で付いてきた無関係のサンが居るんですから、せめてサンをビーチに戻すぐらいの
配慮はしてやるべきだったんじゃないかなーと、ちょっと「連中を捕らえる」という事に固執しすぎてた気が。
 ベンとジュリエットは仲が悪いのかどうか
前回ラストのジュリエットは少なくとも好意的と言える態度では無かったですし、今回もジャックには差し入れのスープを
作ってあげるのにベン曰く「僕には作ってくれないね」との事なので、ベンはまだしも、ジュリエットはベンに対して、
少なくとも良い感情は抱いていないという事でいいんでしょうか、コリーンなんかは露骨に態度が悪かったですが。
 ベンはヨットを知らない
コリーンに言われて初めてヨットの存在を知ったっぽい感じだったので、つまりデズモンドの事も知らないんでしょうか。
ハッチに関しては結局知ってるのか知らないのか曖昧なまま終わったので、少なくとも「デズモンド」と「ヨット」に
関しては知らないと考えて…とは思うものの、ジャック達の居たハッチ「スワン」は、エコーが発見したハッチから
監視されてたので、クレアを拉致したハッチを知ってた事を考えると、エコーのハッチも知ってて当然のような気が。
まぁ、結局は今後ベン達がエコーのハッチを知ってたかどうか待ち、になるわけですけども。
 ケイトのせいでソーヤーがスタンガン攻撃
作業をさせられる事になるケイトとソーヤー、ダニーの「作業を始めろ」を無視し「その前にまずジャックに会わせて」
とケイトが発言すると、ケイトではなくソーヤーにスタンガンを浴びせるダニー。
イカダの上でソーヤーに発砲したトムもそうですけど、これはもぅダニーもそのうちソーヤーに殺される展開でしょうか。
というか男女差別的な発言になって申し訳ないんですが、こういう時ホント男は損ですよね。
勝手に口を開いたのはケイトなのにペナルティを負わされるのはソーヤーという事実。
後述でアレックスが檻に入れられているケイトを「貴女は入るはずじゃなかったのに…」と漏らしていたので、ベン達は
ケイトを傷つけるつもりはなく、ケイトに言う事を聞かせたいが為に抑止力となるソーヤーを連れてきたのでケイトが
何かしら我侭を言ったり言う事を聞かなければソーヤーを痛めつける、というだけの事なのかもしれませんが、
それでも、こういう時は「何かあればとりあえず男を殴る」という展開が現実なので、女性は多少得してるよなー、と。
 ケイトに接触するアレックス
どうやらカールを探しているらしい事、ケイトが着ている服はアレックスの物だという事、前述のようにケイトは本来檻に
入れられるはずではなかったという事、この三点を話してましたけど、まぁなんというか、ケイトはマジで使えませんよね。
カールの事をソーヤーに聞いてたかどうかは別にしても、以前「境界線」のエピソードでアレックスには多少良い扱いを
受けさせてもらったのに声を聞いても覚えて…ないかどうかまでは判断出来ないまでも、アレックスの話を聞くだけで
自分から質問したり情報を得ようとはせず、結局ソーヤーにカールの事を聞きもしないとか、もう少し機転を利かせろよと。
 ジン達に嘘を吐くサイード
正直コレは問題ですよね、サイードらしくないというか、ちょっとシャノン死亡→ヘンリー拷問→今現在、のこの流れ。
冷静になる局面もありましたけど、今回のは、はっきり言えばジンとサンが死ぬ可能性もあったわけじゃないですか。
最初のジャックとの約束云々は嘘ではないものの、ヨットを桟橋に着けるよう言われた際にジンが「安全?」と聞くと、
「あぁジン、もちろん安全だ」と嘘を吐き、それどころかサンに「あと20分はジンに黙っててほしい」とまで頼む始末。
最終的にジンとサンは仲直りしたものの、サイードのせいでジンとサンは中盤仲違いする事になり、それだけでなく
デズモンドがリビーから貰ったヨットまで奪われるハメになったので、ちょっと今回のサイードはケイト並に足手まとい。
二人を捕らえて片方を殺し残った片方に言う事を聞かせる、他は皆殺し、という作戦はやりすぎ感抜群で笑えましたが。
 ジンが銃を使える事に驚くサイード
驚くという程ではないものの説明無しに銃を使えるジンに驚きを隠せないサイード。
けど、よくよく考えるとそんなに変な事でもないですよね、ペクの仕事がどうのというのは抜きにしても、確か韓国って
兵役制度があるんですよね、当然ジンも徴兵されたでしょうから、銃の使い方を知ってても不自然じゃないかなーと。
そもそも、S1もS2も、あれだけ周りの人間が銃を扱う光景を見てたら多少は目で覚えそうな気もしますが。
英語が多少分かるようになったらしいという点に関しては、これも島へ来てからの日数を考えると変ではないですよね。
ジンの場合はそれだけでなく、ホテルを経営してレストランをやりかったそうなので英語も多少は勉強してたでしょうし。
 水を飲まずに捨てるソーヤー
ジュリエットから投げ渡された水を飲まずに笑顔で捨てるソーヤー、カッコ良すぎて危うく失禁しかけた。
前回のジャック同様そう簡単に口に出来るはずもありませんが、ソーヤーの場合はソレに加えて「一度スタンガンの針を
食らってる」という事実があるので、余計ジュリエットを信用出来ないですよね、何を飲まされるか分かったもんじゃないと。
 ダニー達を蹴散らすソーヤー
いきなりケイトに接吻し、集まってきたダニー達と格闘になり銃を奪うもジュリエットがケイトに銃を突きつけたので降参。
作業開始前にケイトのせいでソーヤーが理不尽に攻撃されたり、ソーヤーがダニー達と戦闘してるのに間抜けにも
ジュリエットに捕まってたりと、わざととしか思えない程に自身の足手まといっぷりを露呈しているケイトがお荷物過ぎ。
余談ですがジュリエットはソーヤーに呼びかける際「ジェームズ!」とソーヤーを本名で呼んだので、やっぱり815便の
生存者全員の詳細なデータを持ってるという事なんでしょうか。
 サンがまさかのコリーン射殺
「貴女はクォン・サンファ、人殺しなんか出来る人じゃない、貴女は誤解してるわ…あたしは敵じゃない」とコーリン。
が、船が動いた拍子の振動なのか自発的なのかは微妙なところですが、銃の引き金を引きコリーンを銃撃するサン。
その後のコリーンの描写が無かったので死んだのかどうかまでは分かりませんけども、コレは、コリーンが迂闊ですよね。
銃を持ってる相手に近寄る、というのもそもそも問題ですが、それ以上に「人殺しなんか出来る人じゃない」のくだり。
サンの父親はあのペクで、サン自身も不倫したりバレないように嘘を吐いたりするので、怒らせたら人ぐらい殺す恐れも。
しかしアレですよね、コリーンの生死は別にして銃撃されたのは事実、出発前の描写から考えてダニーとコリーンは
恋人か夫婦、なんかもぅ、コリーンが撃たれた→ビーチ組の誰かのせい→ソーヤーに八つ当たり、になりそうで何とも。
 ジュリエットは意外に凄いらしい
ダニーなんかは典型的な「序盤のボス」といった、所謂「弱いくせに態度だけは一人前」という描写ですが、
逆にジュリエットはソーヤー曰く人質に取った時のケイトを「お前を撃てるよ、躊躇わずに」と発言。
役柄的な事ではなく、俳優単体の印象で言えばエリザベス・ミッチェルは美人なのでどうも「簡単に人を殺せる」という
印象にはそぐわないんですが、今後ソーヤーが言うように容赦なく誰かを殺害するシーンがあるのかどうかに期待。
 ソーヤーの本名を知るケイト
ジュリエットが呼んでいた事で「ジェームズって呼ばれてた」「あぁ…俺の名だ」と正直に答えるソーヤー。
個人的にケイトは好きでなく、その反面ソーヤーは好きなのでこの二人にはくっ付いてほしくない…というよりも、
こういう流れでケイトがソーヤーの本名を知る事になるのは、ちょっと残念というか勿体無いというか。
今現在ビーチ側のメンバーでソーヤーの本名を知ってるのは、乗客名簿を確認したハーリー、ロック、ケイト、
確かこの三名だけでしたっけ、ソーヤーがわざわざ自分から本名を教える程の相手は、正直S1〜S3にかけて徐々に
友情を育んだり、かと思えばまた敵対したり、のジャックが一番最初に自分から名乗る相手だと思うので、
そのジャックを差し置いてたまたま本名を知ったケイト、というのが個人的に微妙かなーと。
ロックなんかは意味ありげに「ソーヤー」の名前を質問してたので何かしら理由はあると思いますし、ハーリーは名簿を
確認したので知ってしまうのは仕方が無い、そんな中でケイトはソーヤーが気になってくるくせに偶然知る、が何とも。
とりあえず、この二人の会話を監視カメラで映像として確認しながら聞いてるベンの姿が妙に笑えました。
 ベンはずっと島に居る?
「僕はベンジャミン・ライナス、産まれてからずっとこの島に住んでる」とベンはジャックに言ってましたが、
コレは…まぁ真偽は今の時点でどうこう言う事は出来ませんけど、実際問題こういう島にずっと居る、というのは、
気分的にどんな感じなんでしょうね、どんな娯楽でも存在自体を知らなければ「○○したい」とも思わないので、
特に問題無いんでしょうか、外界との繋がりがある、と言ってる時点でベン自身も外に出てるような気はしますが。
 ベンの言う事は真実かどうか
「強力すれば故郷に帰してやる」とジャックに言いレッドソックスが優勝した際の映像を見せるベン。
可能性で言えば恐らく真実ですよね、ベン達がジャックにしてる事は拉致監禁なので、そこまでしておいてわざわざ、
偽の映像を用意してまで「強力すれば」と言う必要は無いので、確率的な事を言えば真実かなと。
効率の良し悪しで言えば、それこそケイトが反発したらソーヤーを痛めつける、という事をしたのと同様、ジャックが
ベンの協力を拒めばケイトを痛めつけるなり、サラの事を知ってるようなのでサラを人質に、とかすればいいわけですし。
ところで全くの余談ですが、レッドソックス優勝の件で「ありえない」と笑うジャックに、すぐに優勝時の映像を
見せるよりも、どうせなら「だからレッドソックスはシーズンで勝てない?」というクリスチャンの口癖で返すのも
面白かったんじゃないかなと思いました、前回「もう諦めるんだ」をインターフォンから聞かせてるので、二番煎じですが。
 次回予告
上半身裸のロックがナイフを持つ映像、デズモンドっぽい男が海に石か何かを投げるのを見るハーリー。
空港?で例の数字を入力するハーリー、島と話がしたいらしいロック、声が出ないっぽい感じ、というモノ。
S3初っ端はジャック達、次はサイード達、それで次回はハッチ組のようなので、ようやく次回でS2最終話以降の各々の
その後が描かれるようですが、予告だけで判断すると、なんかチャーリーがS2〜S3の間でやたら太ったようなのが何とも。

GANTZ   第250話 「ドSの3人」
デカイのと小さいのに襲われてる一般人がリメイク版のキング・コングさながらの光景だった今回ですが、
大阪チームだと相当強いらしい「ドSの3人」ですら敵わないデカイ星人。
単身突っ込む加藤が…まぁ復帰一発目のミッションなので死なないでしょうけど、普通に考えれば死亡確定ですよね。
相打ちになるものの一般人は助けれて杏が加藤の意思を継ぐ、みたいな展開が王道。
ソレに対して今回の場合でいくと、途中で杏が加勢して二人とも生還して一般人からも感謝されて杏は加藤にベタ惚れ、
とかが無難な展開でしょうか、GANTZの場合無難に展開するだけだとあまり面白くないので一波乱欲しいところですが。
ところで本筋とは関係無いんですが、今回の三人が大阪チームで上位に位置する実力の持ち主だったという事は、
何を今更という感じですけど玄野は相当強かったんですね、この漫画の場合主人公でも容赦なく死ぬので主人公補正は
関係無く、それでも星人を撃破するは恐竜編に至っては生身で生還するわと、よくよく考えると戦闘能力高すぎ。


06月05日 (火)
雑文
さて、今期のアニメが微妙なので、今日からウチのサイトは、当分は毎週放送されるLOSTの一時的ファンサイトへと
姿を変えるわけですが、LOSTはアレですよね、よくよく考えるとヒットした時期が悪かったですよね。
個人的には海外ドラマで一番好きなんですけど、日本で有名な海外ドラマと言えば24とプリズン・ブレイク、
そのどちらもが物語主体で連続性のある内容なのに対して、LOSTは各登場人物に焦点を当てた、どちらかと言うと
単発エピソード主体で構成されてるので、24ヤプリズン・ブレイクがヒットしてる日本だと受けは悪いわな、と。
ただその反面、やりすぎと思えるぐらい丁寧に個々の人物描写に力を入れてるので、恐らく女性や、
あと日本のアニメが好きな人にも受けがいいんじゃないかなーと、何故と聞かれても困りますが何となく。

LOST   S3 第01話 「A Tale of Two Cities -囚われた者たち-」
待望のS3開始、今回はジャックのエピソード + 本編展開、個人的にはS3、まだ一話目ですがS1っぽい感じで好印象。
何て言うかこぅ…展開の見せ方や作りがS2ではなくS1の頃の良さに戻ってくれてるな、という印象を受けました。
余談ですが、冒頭の驚きという意味ではS3が一番驚きでした、S1の場合は倒れてるジャック→ビーチに墜落した飛行機、
という脅威の展開ですが「無人島に飛行機が落ちる」という展開は流石に知っていたので驚きという意味では特に無く、
S2は平和に朝食と筋トレをしてる部屋が実はハッチという驚き、そこへ来て今回はいきなりベン達の家なので吹きました。
相変わらず日本では評判の芳しくないLOSTですが、個人的にはやっぱりLOSTが他の海外ドラマよりも遥かに面白く、
何度見ても楽しめますし好きなので、今後の展開も非常に楽しみ、今まで同様吹き替えで見てるのでセリフも準拠。
ところで、特に何か理由があるわけではないんですが、S3からは原題と日本題の両方を載せる事にしました。
 ジャックのエピソード 6
今回のはどっちなんでしょうか、既に「離婚した後のジャックとサラ」なのか「離婚調停中のジャックとサラ」なのか。
弁護士云々のセリフがあったので離婚調停中かとも思ったんですが、ジャックがストーカーとしか思えないレベルで
サラを尾けまわして相手の男の名前を知ろうとしてるので、それを疎ましく思ったサラが、よくある「半径○メートル以内には
近付かないようにしてほしい」という裁判を起こそうとしていたのか、そのどちらなのか微妙に分かり辛かったかなと。
で、肝心の内容なんですがジャックがマジでストーカーになってて吹きました、マシュー・フォックスの演技の上手さと、
吹き替え限定ですが井上さんの演技の上手さも相俟ってマジで鬼気迫るストーカーっぷりが良かったです、アレは怖い。
ジャックは「財産は全部やる!家も車もなんでも!ただ…俺は知りたいんだよ。俺の妻を…奪った…男の名前を…」
と相手の男の名前を知りたがるも何も言わずに去るサラ、ジャックが必死すぎて怖いですし、答えたくない…というよりも
答える必要が無いとサラが感じるのも分かるんですが、逆にジャックの気持ちも分かりますよね、サラは恋人ではなく
結婚していたわけなので、自分の奥さんの新しいパートナーがどういう人物なのか、に関してはそら気になるわなと。
特にサラの場合「ジャックが浮気→サラがキれて離婚」とかではなく「ジャックが忙しい→サラが浮気」の流れですし。
確かにガブリエラと接吻した事実はあるものの、その前にサラが浮気してて、それで出て行こうと思っていたわけなので、
これは旦那の側からしたら裏切り…とまでは言わなくても、ちょっと酷いだろうと、名前ぐらい教えろよと。
ただこのジャックの雰囲気を見ると、相手の事を教えると、その男に何をするか分からないので教えるとか危険ですが。
話は戻って、サラの携帯電話の通話記録の相手に片っ端から電話をかけるジャック、するとその中の一つがどういうわけか
父親クリスチャンに繋がり「なんでサラが父さんに電話してたんだ!」とジャックは激昂し、不審に思ったジャックは
クリスチャンを尾行、するとサラの元ではなく禁酒の会に到着するも、頭に血が上っているジャックは冷静に判断出来ず、
父親に殴りかかり…恐らく会の誰かが通報したとかで捕まり、クリスチャンがサラにジャックを助けてくれるよう電話して、
サラが保釈金を出した…のかクリスチャンかは分かりませんがジャック釈放。
その際サラの現在のパートナーが父親ではなく別の男性だと判明し「別れた原因は彼じゃなくて貴方なのよ!」とサラ。
コレちょっともの凄い気になるというか、視聴者が男性か女性かで受ける印象は変わってくるでしょうし、当然人によって
感じ方は様々なので文字通り千差万別の受け取り方があるとは思うんですが、正直、サラは何を言ってるんでしょうか。
確かに、ジャックが外科医で夜勤や手術が長引いたりでサラとの結婚生活の時間をあまり取れなかった、という側面が
あるとはいえ、前述のようにガブリエラとの接吻をしてしまった時に「既にサラは別の男に気持ちが流れてた」事実。
ジャックは医者で人を助けるのが仕事ですが、その人を助ける仕事をしてるが為にサラとの時間を優先出来ず、で、
その間にサラは別の男に気持ちが流れて、ガブリエラの事を抜きにして、サラはジャックと別れる事は決めていたと。
にも関わらず「別れた原因は彼じゃなくて貴方なのよ!」とかお前、どの口がそんな事を言うんだと。
今回のジャックの行動はストーカーそのものだったので褒められたものではありませんが、そういう問題ではなくて、
少なくともサラはそういう事を言える立場じゃないだろうと、ものすごい理不尽に感じるというか、ジャックが可哀想でした。
失礼ながら、恐らく女性の視点でこのエピソードを見た場合は「サラは可哀想、ジャックは酷い」という感想になると
思うんですが、サラとの出会い〜別れ、までを考えると、個人的には正直サラに問題があるとしか思えませんでした。
で、サラにジャックの助けを求めたクリスチャンは50日に渡る禁酒を捨てて酒を煽り酔ってしまったようなので、
この事が切欠でクリスチャンは再び酒の毎日へ→手術失敗→ジャックとの溝は深まる一方→シドニーで死亡、ですか。
まぁクリスチャンに関しては幼少時のジャックへの態度が酷かったので自業自得と言えなくもないですけども。
ところで余談ですが、医者の滅菌服というんでしょうか、アレのまま尾行するジャックが笑えました、せめて着替えろよと。
 島で生活しているベン達
ラストの人物紹介で「ベンジャミン」と紹介され、ジュリエットには「ベン」と呼ばれていたので、ヘンリー・ゲイルと
名乗っていた人物は「ベン」の愛称で確定だと思うんですが、そんなベン達は島にまさかの家があって生活している展開。
S2終盤でマイケルやサイード達の訪れたみすぼらしいテントはダミーでしたし、地下にハッチが埋まってるような島なので
今更家が建っている程度では驚きませんが、なんか、あまりにも「え?(笑)」と思える光景で笑えました。
最初は普通にどこかの町外れとかの映像かと思いきや、空を見上げると815便の飛行機分断シーン。
そこで発覚する事実、ここは島でコレはお前らの家なのかと、イーサンも配管の修理とかやってる場合ちゃうぞと。
 LOSTのお約束
お約束という程ではないですが、このS3初っ端は「目のアップ」で開始、今までにも目のアップから始まるエピソードは
多かったので、LOSTのお約束と言ってもいいですよね、映像的なインパクトがあるので、多用しなければ好きです。
あとお約束と言えば「終盤になると本編展開が一気に進む」と「中盤と終盤で必ずロックが余計な事をする」でしょうか。
あ、あとS1もS2も一話目で、ケイトはジャックに教えてもらった「1〜5までの数字を数えて冷静になる」を実践してたのに、
このS3の第一話ではやらなかったので少々残念でした、てっきりやるのかと思っていただけにちょっと残念だったなーと。
 ケイトの身を案じるジャック
気がつくと個室に閉じ込められているジャック、大声で「ケイトォォ!おぉい!!聞こえるかケイトォォ!!!」
そう叫ぶのは構わないんですが、とりあえずソーヤーの名前も呼んでやれよと。
 ジャック達は注射を打たれた?
ケイトの腕には注射の痕があり、ジュリエットがジャックに「貴方を運び込む時に投与した薬には〜」と言ってるので、
ジャック達は三人とも何らかの薬を投与されたという事なんでしょうか、確定ではありませんが恐らくソーヤーも。
となると逆に気になるのは、マイケルは「薬を投与」ではなく「採血された」だったじゃないですか。
同じビーチに居るマイケルの血で何かを判断し、ジャック達には薬を投与する事にした、という事なんでしょうか。
…いやまぁ、わざわざ言わなかっただけで「ジャック達からも採血→その後に薬を投与」なのかもしれませんが。
 カールは何者なのか?
ベン達の仲間なのは間違いないでしょうけど、檻に閉じ込められたソーヤーの向かいの檻に捕まっていて、
ビーチに居る人はどんな人達なのかをソーヤーに質問、檻を抜け出しソーヤーの脱獄にも手を貸すものの、どうやら
捕まってしまったらしくトムにボコボコにされたっぽい事を考えると、ベン達の思想や考えに共感しない離反者、
というのが妥当なところでしょうか、ソーヤーに自分を信用させて情報を垂れ流させる為の芝居、という恐れもありますが。
 ケイトへの一連の行動の意味
ドレスに着替えさせられ、テーブルの上には手錠、手錠に関してベンは「悪いけどそれを付けてもらわなきゃならない」
と言い、暴れると危ないからという理由で手錠を嵌めるよう言ってましたけども、このドレスと手錠は、むしろ言外に、
ドレスは以前ソーヤーとのゲームで「結婚してた事がある」と答えたので、実はその結婚生活時のドレスとかで、
手錠に関しては犯罪者で逃亡犯という事実を知っている、と言外に伝えて動揺させたとか「お前の事は知ってる」みたいな
意味で用意したんじゃないかな、と思ったんですが、流石にそれは考えすぎでしょうか。
 名前の呼び順に疑問を感じるベン
「ソーヤーとジャック」とケイトが言った事で「何故、ソーヤーなのかな?」とケイトに質問を投げかけるベン。
確かに気になるところですよね、単純に結論から言えば「今はジャックよりソーヤーの方が好き」なのでソーヤーの名前が
先に出てしまった、というだけの事だとは思うんですが、ホント単純に「呼びやすい順番」として考えれば、
深い理由があるわけではないものの「ジャックとソーヤー」じゃないですか、ソーヤーを先に持ってくる場合は意識して、
敢えてソーヤーの方を先に持ってこない限りは無意識レベルでジャックの方が先に来るので、確かに気になるなと。
 ケイトとベンの神会話
「あたしの服返して」「燃やした」鼻水吹いた。
 クリスチャンの声を聞くジャック
何故か個室内の「通話」と書かれたインターフォンから「もう諦めるんだ…」というクリスチャンの声を聞くジャック。
コレはマジで謎です、サラの通話記録を辿るとクリスチャンに繋がり、その際にジャックがクリスチャンから言われた
言葉なので、当然その時の会話を録音する事は出来ないので、何故この場面でクリスチャンの言葉が聞こえたのか、
は謎ですよね、真偽は別にしてジュリエットはインターフォンを「壊れてる」と発言したので幻聴の可能性もあるものの、
S1で「何故か父親の死体が棺から消えている」のをジャックは目の当たりにしてるので、マジでクリスチャンの可能性も?
 パンを食べないジャック
ジュリエットが持ってきたパンを頑なに食べないものの、部屋を出る際にジュリエット自身がパンを一口食べて、言外に
毒は入っていない事をジャックに示してましたけど、流石に食べようという気にはなれないですよね。
毒の有無は別にしても、状況だけを見れば「ジャック達は拉致される→変な部屋に閉じ込められてる→ほら飯やぞ」とか、
そらお前いきなりパンとか持ってこられてもそうそう食べる気になれるかと。
まぁ、変な機械から出てきたビスケットを容赦なく食べたソーヤーは逆にどうかと思いますが、普通は色々勘ぐる。
 ベンはジュリエットを見捨てた?
ジャックがジュリエットを人質に脱走を図り「開けるな」と言われたドアを開けると大量の水が流れ込んでくる展開。
即座に逃げるベンとジュリエット、しかしベンはジュリエットを無視してさっさとドアを閉めるという鬼のような事実。
これはどうなんでしょうか、ジュリエットがジャックを助けて、それでジャックにジュリエットを少しでも信頼させる為に
わざと二人で芝居をしたのか、或いはベンにとってジュリエットはそこまで重要な人材ではないので死んでも構わない、
と判断したのか、ベンの動きがあまりに機敏だったので、なんかマジでジュリエットを置いて逃げた気がしないでもない。
 ソーヤーの檻は白熊のもの?
トムがビスケットを取ったソーヤーに「熊は二時間で取ったぞ」と言ってたので、ひょっとして今までにも何度か登場した
件の白熊の事を指してるんでしょうか、ソーヤーは「二匹でだろ?」と悪態をついてたので、つまりソーヤーも自身が
射殺した白熊と、マイケルとロックが追い払った白熊、この計二匹の事を思ったからそう質問したんでしょうし。
 ジャックの水槽はサメのもの
ソーヤーの檻は熊のもので、ジャックの閉じ込められていた場所は水槽でサメやイルカを飼っていたとのこと。
となるとS2の序盤でマイケルとソーヤーを襲ったサメはココのサメだったんでしょうけども、わざわざイルカの存在も
明かしたという事は、今後イルカが何かしら絡む展開があるという事なんでしょうか、妙に平和すぎて想像出来ませんが。
 ジャックの捕まっている場所は海中
「ここは海面下か?」というジャックの問いにジュリエットは肯定してましたけど、ドアを開けて水が流れ込んできた事を
考えると、ある意味監禁場所としては最適ですよね、迂闊にドアを開けると溺死しかねないので逃げるのも一苦労ですし。
ところでココも一応ハッチの一つなんでしょうか、大量にハッチが出てくるので今更増えても特に驚きはしませんけども。
 何故ジャックの詳細なデータがあるのか?
ジュリエット…というよりもベン達はジャックの詳細なデータを持っていましたけども、冒頭の映像と「デズモンドが数字を
入力しなかったから飛行機が島に吸い寄せられた」という事実が本当であれば、ベン達にとっても飛行機の墜落事故は
偶然だったはずなので、何故ジャックの詳細なデータを持ってるのか、がマジで謎ですよね。
しかもジャック個人だけのものではなく、何故か家族や友人の事まで情報が網羅されてるらしいと。
例えばこれがチャーリーやハーリーのデータならまだ分かるじゃないですか、チャーリーはドライブシャフトのメンバーで
情報もそれなりに知れ渡ってるでしょうし、ハーリーは宝くじを当てた人物なので本人の許可が無くてもマスコミが勝手に
色々過去の詳細なデータ等を明かしたりする可能性も十分ありますし、けどジャックは腕が良くて奇跡の外科医だろうと
所詮は一介の医者、そんな医者のデータを、何故墜落から…何日経過したのかは分かりませんが、二ヶ月〜三ヶ月の
短い期間でそこまで詳細なデータを入手する事が出来たのか、個人的には今回コレが一番気になりました。
てかアレでしょうか、当然ジャックだけでなく他のメンバーのデータも揃えてあるでしょうから、つまりソーヤーが探してる
本物のソーヤーが誰かも分かってるでしょうから、ソレを教える代わりにソーヤーに何かを頼む、とかの展開でしょうか。
 サラの現状に関して質問するジャック
「彼女は…今幸せか?」「ええ、今はとても幸せよ」とジャックの問いに優しい声で答えるジュリエット。
こんな事を言うと元も子もありませんが、サラは果たして本当に幸せになれてるんでしょうか、ジュリエットが言うように、
今のパートナーと幸せにやっているとしても、やっぱり離婚経験があって、しかも別れた旦那であるジャックがあんな風に
荒れてしまった現状や、その事でクリスチャンまで再び酒に手を出してしまった現実があるので、正しい意味では幸せと
言えないのではないでしょうか、どれだけ今のパートナーとの生活が幸せでも、心のどこかでジャック達が今どういう生活を
送っているのか、という事は無意識に考えてしまうでしょうし、やっぱり気にはなると思いますし。
 ベンとジュリエットは仲が悪い?
「よくやったな」というベンの言葉に「…ありがとう、ベン」と少々硬い口調で答えるジュリエット。
水が入ってきた際にドアを閉めてジュリエットを置き去りにした事も考えると、あんまり仲は良くないんでしょうか。
この会話を見る限り、ベンがジャックを信用させるようジュリエットを仕向けたのは間違いないでしょうけども。
となると、ジュリエットは今後ベン達を裏切ってジャックの側に付く、という展開が妥当でしょうか、下世話な考えですが、
どうやらケイトの気持ちがソーヤーに傾いたようなので、これでジャックとジュリエットがくっ付けば展開的には上手く
ペアが出来るというか、ジャックもまた信用して何でも話せる人物が出来て展開的にも動かしやすくなるでしょうし。
 ラストのキャスト紹介
S3のインスパイアソングは「Crystal Kay」で曲は「Lonely Girl」という曲。
S3での人物紹介は、ジャック、ケイト、ロック、チャーリー、ソーヤー、サイード、ハーリー、クレア、ジン、サン、
エコー、デズモンド、ベン、ジュリエット、という順番、デズモンド以降の追加キャラ以外はS2と同じ順番ですね。
マイケルとウォルトの紹介は無かったので、S3はゲストキャラなのか、或いは出番一切無しという事でしょうか。
てか、マジであのまま帰ったとかの展開なら鬼…いや、逆にマイケルらしいのでむしろ自然ですか、ウォルトが謎ですが。
で、S2のように映像主体ではなくどちらかというと各登場人物のバストアップ映像が主体だったので、映像を見ただけで、
「今後○○のシーンがある」と分からないのは良い感じでした、良い意味で紹介が纏まってるなと。
サンが無駄に綺麗で驚いたり、デズモンドがやけに男前で驚いたりしましたが、そのデズモンド。
デズモンドが紹介されてるという事は、S3ではレギュラーという事でいいんでしょうか、S2は文字通り最初と最後のみの
登場で重要人物だったので、てっきりS3も最初と最後だけかと思ってました、或いは重要な局面でのみ登場する、かと。
…まぁ、冷静に考えたらハッチに鍵差し込んでたわけなので、同じハッチ内に居たロックとエコーに見つからず姿を消す、
とかそうそう出来る事じゃないですけども、何故かデズモンドはレギュラーっぽい気がしなかっただけに意外で好印象。
 次回予告
S2の時の予告よりも全体的に長めで30秒という時間、長い方が単純に嬉しいので個人的には非常に良い感じでした。
内容の方は、ビリビリでまた攻撃されてるソーヤー、部下っぽい女に「必ずヨットを奪え」と指示を出すベン。
マイケルをダシにしてベン達をハメる為に行動したサイード組の映像で、ジャック達が捕まった桟橋へ接近中。
「ケイトとソーヤーはどこだ?」というジャックの問いに「無事だよ、近くに居る、僕からはそう言うしかない」
「ハッ…なんとでも言えるだろ…」「まぁね」と、S2での二人の立場がまるで逆転した状況での会話が展開。
次回のサブタイトルが「ガラスのバレリーナ」というモノなので…まぁケイトかサンのどちらかでしょうか。
順番で考えれば、S2の初っ端が「ハッチに入るジャック達→島に戻るマイケル達」の順番で描かれたので、それでいけば、
「捕まったジャック達→助けに向かうサイード達」の順番なのでサンのエピソードという線が濃厚でしょうか。
ジンとサンは好きなので個人的には嬉しいものの、二話でいきなりサンだったら、良い意味でアメリカらしくないですよね。


06月04日 (月)
雑文
また風邪ひきました、よっぽど体の免疫能力が低下でもしてるのか、既にこの一ヶ月で二回も風邪てアンタ。
実際ひく時は簡単にひくと思いますし、それこそクーラーを全開にして布団も被らず裸で寝れば楽勝でしょうが、
流石に、普通に生活してて一ヶ月で二回も風邪をひくと、それはそれで逆に凄いなと思えてきました。

PRISON BREAK   S2 第12話 「家族の肖像」
マホーンが小高い岩場の向こうから登場するシーンがカッコ良すぎました、ターミネーターかと思った。
ところでふと気になったのが「マイケルが何故アルドを知っていたか?」という点です、アルドでなく「顔」を。
リンカーンの死刑執行時に顔を見てるのに、何故その時は昔の事を思い出さず、今回は見ただけですぐに思い出し、
尚且つ死刑執行時の事は思い出さなかったのか…いやまぁ、後付設定とか後の展開を考えてなかった、とかは抜きで。
 アルドは何故死体を隠さないのか?
マイケルの里親を殺害してマイケルを救出、という件に関しては、やり方が褒められたものではないとかは別にして、
何故死体を隠さなかったんでしょうね、せめて何かしら服なり布なりを被せて見えなくするとか、
或いは「後ろを見るなよ」とかそんな言外に「後ろに何かあるぞ」といった旨の事をわざわざ言わなくても。
 アルドの言動が個人的に気に入らない
マイケルと「親子に戻れるか否か」の会話直後にアルドはマイケルへ「証拠がある!リンカーンの容疑を晴らせるんだ!」
真面目な話、そもそもの原因がアルドにあるとかそういうのは抜きに、リンカーンの容疑は晴らして当然なので、
このタイミングで言うべき言葉ではないですよね、少なくともこの一連の会話、会話の流れだけを追えば、
マイケルは「もう親子には戻れない」宣言→アルドが捨て台詞並みにリンカーンの容疑を晴らすと絶叫、
そんな、このタイミングでそんな事を言えば「親子に戻ってくれるならリンカーンの容疑を晴らそう」というニュアンスに
聞こえる言い方なのが最低ですよね、アルドは組織を抜けたのでマイケルやリンカーンが危険に晒される事を考えると
戻れなかったでしょうし連絡や接触も出来なかったとは思いますが、言動がいちいち言い訳に聞こえてしまうんですよね。
マイケル達の叫びを受け入れればいいのに「けどあの時は○○で、今は××が出来たから戻ってきた」とすぐに言ったり、
それはアルドの都合であってマイケル達には関係無いわけなので、少なくともマイケルの言葉に反論するセリフじゃない。
 そして迂闊すぎるアルドの逃走
マホーンから逃げるアルドが迂闊すぎました、すぐそこに車が待ってるとはいえ、何故か車へ向かいながらの威嚇射撃を
一切せずに背を向けて走るだけという脅威の展開、おま、そら撃たれるわと、遮蔽物の無い広場で逃げるだけてアンタ。
 ケイシーの新聞での扱い
脱獄犯…に限らず犯罪者を庇えば逃亡幇助の罪には問われるでしょうが、シーノートみたいに血縁者が庇った場合も、
やっぱり一般人が庇ったのと同じレベルの罪になるんでしょうか。
まぁ、赤の他人か血縁者、というだけで罪の度合いが変わると色々問題があるでしょうけど、実際問題、やっぱり身内が
助けを求めてきたら、ティーバッグみたいに殺人犯ならまだしも、殺人以外の罪に問われてる場合は、ほぼ無意識で
助けてしまうと思うので、そんなにキツイ罪にしなくてもいいんじゃないかなー、とか思うんですが。
特にシーノートの場合は薬局の店員が見てた新聞に「脱獄犯、妻と逃亡」という見出しでシーノートの顔よりもケイシーの
写真の方が大きく取り扱われてたじゃないですか、流石にああいうのはちょっと問題があるというか、やりすぎの気が。
 ベリック冤罪で誤認逮捕
誤認なのは本人以外知らないので正規の逮捕になるんでしょうが、ギアリーとのケンカ、ギアリーのカバンに領収書があり
ギアリーの指がベリック名義のクレジットカードで購入した際のベリックの名前を指してた、携帯電話への伝言、
この三点を理由にベリックを逮捕するとかいくらなんでも横暴じゃないんでしょうか、状況証拠だけで逮捕とかエグすぎる。
確かにベリックはS1だと分かりやすい典型的な嫌な奴でしたけど、この展開は流石に可哀想すぎるなと。
一連の状況とベリックの性格を考えれば、状況証拠でしかありませんがベリックがギアリーを殺害した可能性は限りなく
高いものの、物的証拠が一切無いのに一時的に身柄を拘束、ではなくマジに逮捕するのは、ちょっと酷すぎる。
 ケラーマンを外すキム
サラの殺害に失敗した事でケラーマンを切ったうえに、存在自体を抹消する事にし公式記録からケラーマンを消すキム。
これは迂闊ですよね、足手まといだと思うのであれば殺すべきですし、こんな事をすれば、正直マイケル達の側に付く
可能性も十分にありますし、最悪の場合レイノルズ大統領の陰謀を世間にバラすという暴挙に出る恐れもある。
 マホーンに追い詰められるマイケルとリンカーン
リンカーンがLJもろとも捕まった時同様、今回もまた非常にイイ引きでしたが、コレはアレですよね、ココでマホーンに
追い詰められたのがマイケルとリンカーンだった、というのが不幸中の幸いというか、運がイイですよね。
マホーンの方も車で突っ込んだ事によるダメージはあるものの、相手が…まぁリンカーンだけなら分かりませんが、
マイケルに関しては「マイケルだからこそ」自分が追い詰めた、という事を分からせてから殺すつもりだったんでしょうが、
人気の無い場所とはいえ、車の衝突による爆音で誰かが来る可能性もある→車を降りて即射殺、が普通なので、
この場面ですぐに殺されなかったマイケルは、マイケルだからこそ運が良かったなーと。

PRISON BREAK   S2 第13話 「反撃開始」
マホーンがいちいちカッコイイ、国境警備隊に銃を捨てろと言われた際にマイケルを指差して銃を降ろすとか震える。
確かアメリカでの本放送だと、このエピソード終了後数ヶ月の放送休止期間を設けた、とかどこかで見たんですが、
真面目な話S1の時もそうでしたが、本国アメリカでの放送は撮影やらの関係もあるので間を空けるのも仕方無いものの、
何故放送が終了し、後は字幕と吹き替え用の収録をするだけ、という日本でのレンタル、及び販売も間を空けるのか、
ソレが謎ですよね、わざわざ間を空ける必要も無ければ、生々しい話ですが一気に出した方が客は買ってくれるのに。
 マイケルとリンカーン拿捕のニュース
二人が捕まり脱獄犯は残り四名になった、というニュースが流れ、残り四名の写真がTV画面に映ったところで、
「無事を祈ってるぞ」と酒を飲みながらティーバッグが言ってましたが、最終的に誰が脱獄しきる…というのも変な
表現ですが、殺されたり捕まったりせずに逃げ延びるんでしょうね。
例えばシーノートなんかは、軍で上官にハメられる→義弟の仕事を一時的に手伝う→運悪く捕まる、なので、正直コレは
リンカーン同様冤罪に近いものの、それでも「義弟の仕事を手伝う」と決めたのは自分なので、結局犯罪は犯罪。
つまり脱獄者八名は、冤罪で収監されたリンカーン以外は全員犯罪者なわけなので、そういう意味で言えば、
そんな「犯罪者が最終的に逃げ延びる」というシナリオはあまり宜しくはないものの、そこまで深く考えなければ…まぁ、
無難にリンカーンは逃げ延びるでしょうか、元々リンカーンを救う為にマイケルは入所して脱獄したので、リンカーンの
冤罪を証明して逃げ延びない事には物語自体の意味が無くなってしまいますし。
運が悪いだけのシーノートも最後にはハッピーエンドになりそうですし、流石にスクレも最後まで何とかいけそうな感じ、
ティーバッグは人を殺しまくってるので最後には死なないと色んな意味で問題で、ヘイワイヤーなんかは大脱走同様
自転車で逃げたのと一人で自由の道を歩んでるので最後まで平和にいけそうな感じ。
となると問題がマイケルなんですよね、主人公というのは抜きにして、あれだけ周りの人間を不幸にしてリンカーンの
脱獄を成功させた事で悩んでるので、その本人が最終的に…物語の流れ的にサラと幸せになってリンカーンとも仲良く、
というのはいくらなんでもアレなので、やっぱり最終的には再収監されて罪を償う、というのが妥当でしょうか。
アブルッチと薄幸のトゥイーナーが早速殺された以上、もはやどういう展開になるのかは分かりませんが。
 逮捕時にかけれる電話
「電話出来るのはフォックス・リバーに戻ってからだ」と警官が言ってました、詳しくは知らないんですけど、
確か「逮捕〜留置場 or 刑務所へ護送されるまで」に電話をかけれるんですよね?
マイケル達がその例に当てはまらなかったのは、やっぱり脱獄犯なので適用されない、という事なんでしょうか。
昔何かの海外ドラマで「逮捕されて一本だけかけれる電話→相手が留守→電話終了」という恐ろしい展開を見ましたが。
 ティーバッグは義手を入手?
ビリヤードをしてたオッサンの義手を眺めて映像が切り替わり、次に映った時はそのオッサンのしてた義手を自分の手に
付けていたので、これはそのまま「オッサンを殺して義手を奪い取った」という事だと思うんですけども、流石にコレは、
オッサンを殺す映像は無くても構いませんが、義手の有無は大事なので、その展開だけは映像にしてほしかったかなと。
 裁判で有罪になるベリック
しかも保釈すら却下で20年は収監されるとか、ちょっといくらなんでもこればかりはマジで可哀想すぎる。
結果的に見れば刑務官時代は、受刑者相手に刑務作業の指揮権を売ったり色々悪どい事はしてたものの、ポープが
言ってたように遅刻した事は一度も無く、18才という若さで刑務官になり仕事に一生を捧げる実直さ。
それがマイケル達の脱獄を機に…仕事がクビになるのは自身が招いた結果ではあるものの、無職になり年金も貰えず、
それどころか友人のギアリーを亡くし、あろうことかそのギアリー殺しの冤罪で自分が20年も収監とか、悲惨すぎ。
しかもベリックの場合は、嫌な言い方ですがキャラクター的にハッピーエンドで終わる、という事は無さそうなのがまた。
 郵便局のおばちゃん可哀想すぎ
表情を見る限りマジでティーバッグに惚れたっぽいのに、単純にティーバッグと出会えた事が素で嬉しかったでしょうに
手配写真を見てしまったばっかりに殺害される運命、画面外で義手奪い取られたっぽいオッサンも可哀想ですしベリックも
ひたすら可哀想ですが、このおばちゃんの場合、表情の演技が良かっただけにあまりにも可哀想。
 フォックス・リバーに収監されるベリック
母親の側に居たいという名目でフォックス・リバーを希望し、刑務官に顔が利くので便宜を図ってもらおうと思ったのに
新所長が厳しい性格で、その厳しさを示す為に元刑務長のベリックを見せしめにするという事態。
そしてベリックはアポガドと同室になりアポガドの第一声「お帰り、ボス」が無駄に神がかってましたが、吹き替えの場合、
既にアポガドと同じ声優がマイケル達を移送する警官やらも担当してたので、可能性の面で、今回どこかでアポガドが
登場するであろう事実が声バレしてたのが残念でした、特にアポガドの声優はS2で今回は初登場というのも拍車を。
海外ドラマの吹き替えは、端役にも専用の声優を用意してたら金がかかるのは分かりますが、声優は当然声に特徴が
あるので、そういった特徴のある声優を使い回す、というのはやめてほしいですよね。
普通に見てる分には「同じ声」と気付かないかもしれませんし、アポガドの声を覚えてる人も居ないかもしれませんが、
そういう問題じゃなくて折角の展開が吹き替え版限定で声によるネタバレを誘ってしまう、というのが残念なトコロ。
 マホーンを撃つケラーマン
展開的にケラーマンが政府側を裏切るのは予測出来るものの、まさかマホーンを撃つとは思わなかったので驚きでした。
流石に敵側のメインであるマホーンがここで死ぬという事は無いと思うので、今後は嫌気が差してシェールズの事で
脅されようが政府とは縁を切るか、マイケル達を追い詰めたのにケラーマンに裏切られた事に激昂して余計マジになるか、
そのどちらかだと思うんですが、むしろリンカーンと行動を共にしてるケラーマンの安否が心配です。
この窮地でケラーマンがまさかのマイケルとリンカーンを救うという展開は、ケラーマンにハマってる者としては非常に
たまらん展開ではあるものの、リンカーンはケラーマンにLJの両親を殺されてるうえに、リンカーン自身も、当時は
ぼやけた視点の映像になってたので確定は出来ないかもしれませんがケラーマンに殺されかけたという事実。
そんなリンカーンとケラーマンが行動を共にするというのが何とも熱いです。
 期待出来る今後の展開
本国アメリカだとココで放送休止、日本でもレンタルが二ヶ月間を空けるわけなので、今後の展開に期待を持たす為にも
イイ引きで終わってほしいわけですが、今後が気になる展開は「政府とマホーンを裏切りマイケル側につくケラーマン」
「フォックス・リバーに収監されるベリック」「ホランダー家へ辿り着くティーバッグ」の三点。
スクレはパラシュート成功、シーノートはケイシーが捕まったものの今回出番が無かったので印象に残りづらく、
ヘイワイヤーに関しては一人でオランダを目指してるうえに出番自体が飛び飛びなのでもはや番外編の扱い。
展開的には…メインはマイケル達なものの、今後が気になるという意味では、やはりベリックとティーバッグでしょうか。
ベリックはどう考えてもボコボコにされるとしか思えませんが、ティーバッグが気になるトコロです。
最終的に再収監されると仮定した場合、てっきりS2終盤でホランダー家へ辿り着き、紆余曲折を経て再びホランダーの
通報でティーバッグ逮捕、という展開が王道かと思っていただけに、まさかこんなS2の中盤で発見するとは思いもよらず。


06月03日 (日)
雑文
明日からLOSTのS3吹き替え版が放送開始なのでめちゃめちゃ楽しみです、マジでココ数ヶ月で一番の楽しみ。
今まで同様、LOSTの吹き替え版は月曜の22時55分から放送なので、感想は火曜更新分で書きます。
今期のアニメが微妙で、プリズン・ブレイクも次巻は二ヶ月先、明後日からウチは当分LOSTの感想サイトになります。

PRISON BREAK   S2 第09話 「シークレット・ガーデン」
基本的にドラマやアニメに限らず、そのキャラクターのテーマ曲ってあるじゃないですか、流石に文字では
伝える事が出来ませんけど、例えばケラーマンなら登場する際に必ず鐘の音が鳴る曲から入ったり。
あの鐘の音、S2も十話手前になって今更気付いたんですが、ケラーマンが出る際の鐘の音、アレがめっちゃ好きです。
 情報をリークしたのは誰か?
ハードディスクの復元で逃走経路も判明したのでは、とマスコミに聞かれ作戦会議室で部下に激昂するマホーン。
「地獄に堕ちろ!」とかセリフが凄かったわけですけども、あの情報は誰がマスコミに流したんでしょうね、
マイケルはハードディスク以前にタトゥーが読まれてる事を分かってたので「マスコミを通してマイケルに知らせる展開」
というわけではないですし、かといってFBIがわざわざマスコミに情報を流すようなヘマをするはずがない。
で、更に言えばマホーンがあの場面でキれただけで、物語的には何の意味も無いので、ナンだったのかなーと。
 マイケルのアクセスしたサイトの謎
PCからネットへアクセスしてマホーンの過去の記録を調べてましたけど、どういうわけか元妻パムの事まで明記。
どういうサイトか知りませんが、離婚した奥さんがフルネームで掲載されてるって酷いですよね、酷いというか凄すぎる。
 シーノートは人の話を聞かない
薬の運び屋をした際にケイシーの弟達の事を黙っていたので、本人達が言ってたようにシーノートに借りがありますし、
ケイシー達を無事に連れ出すには手助けが必要なのは分かりますが「皆の力を借りたい、さぁ行こう」とシーノート、
誰も返事をしてないのに「さぁ行こう」とか言う辺りが、相変わらずシーノートらしいなと思いました。
借りがあるうえに、FBIが相手だろうと手伝ってはくれるでしょうけど、一応返事ぐらい聞いてやれよと。
 パムの元を訪ねるマイケル
どうもS2のマイケルがあまり好きになれないせいで、今回の行動もID偽造やパムの携帯を盗んだりと、悪い面ばかりが
目に付くんですが、むしろここはパムが、マホーン程の人物の元奥さんらしからぬ迂闊さだったのではないかなと。
偽物だろうとIDを見せられれば信じますし、マホーンの元奥さんだからといって勘が鋭いというわけではないですが、
自分からはシェールズの事以外話さないマイケルにベラベラ喋ったり、昇進の件でマイケルは来たというものの、
そもそもその日の朝に「トゥイーナーを射殺した」という報道が流れてるので、少なくとも「昇進」は無いでしょうに。
 悪魔ラング
ケイシーに娘か旦那かどちらかを選べと言外に迫ったり、何故かわざわざシーノート拿捕の際に車内で部下が銃に弾を
込めるシーンを見せて「そんな物必要無い!」と言うケイシーに「念の為よ」とか、悪い意味で典型的な警察タイプすぎ。
 ディディ確保に関する双方の迂闊すぎる行動
何故かケイシー逃走後にディディの学校へ向かうFBI、子供の方が厄介なのは分かってるのに、何故か足止めされてる
シーノート側、そのうえ、文字通り目と鼻の先の距離だったのにも関わらずシーノートを取り逃がすFBI。
連絡を呼んではいたものの、簡単に逃げ切られたという事は近くに車が無かったという事ですから、つまり、何故かFBIは
学校の近場でディディを見張ってなかったというあまりにもお粗末な結果、ちょっとS2の粗の目立ち方は異常。
 マホーン謎の行動
パムの携帯から電話がかかってきたので出てみると何故か電話の相手はマイケルという予想外の展開に驚くマホーン、
そして何故か辺りを見渡すこの展開、動揺してるのは分かりますが、FBIの作戦会議室を見渡すとか動揺しすぎ。
 シェールズを埋めていたマホーン
どうやらただ殺害しただけでなく自宅の庭に埋めていたという事が判明したわけですが、何と言うかまぁ…まぁ、
文句を言い始めるとドラマが成り立たなくなるのでアレですけど、ちょっと不自然すぎますよね、無理があるだろうと。
まずシェールズを射殺した時点で相当焦ってたので冷静な判断が出来なかったのかもしれませんが、少なくとも射殺は、
自宅周辺という事は無いでしょうし「消息不明」となってるので人気の無い場所での出来事のはず。
となると、安易にソコに埋めろとまでは言いませんが、わざわざ自宅の庭を掘るという、誰かに見られたら言い訳に困る
作業をして、山奥に埋めるなりすればいいのに、これまた何故か自宅の庭に埋めるマホーン。
マイケルが言うには、DNAが土に散布されるから埋めた後で場所を変えてもバレる、との事でしたが…色んな意味で、
ちょっと無理がありすぎるんじゃないかなーと、マイケルもマホーンに手を引いてほしいなら、あれだけ電話で脅せば
マホーンが家に戻って掘り返すのは目に見えてるので、ソレを見越してマスコミに通報→済し崩し的にマホーン逮捕、
或いはマスコミに通報→マホーンの自宅にシェールズの死体→証拠が無かったとしてもマホーンは当分動けない、
これでマイケル達を拿捕する為の担当が替わるので、この場合、結局FBIがマイケル達を追う事に変わりはないものの、
マホーンでなくなるだけで逃亡生活が一気に楽になるのに何故かそうしなかったりと、この一連の展開は個人的に微妙。
 ティーバッグを捕まえるベリックとギアリー
なんかもぅ、ティーバッグにこんな事してる時点でベリックとギアリーの死亡フラグが立ちまくりな気がしてなりませんが、
これもまた設定面でのミスというか、ニカの時と同じで「ベリック達に追わせて捕まえる為の展開重視」ですよね。
刑務所からホランダーに52通もラブレターを送ってたのであれば、少なくとも刑務所側からFBIにもその情報は間違いなく
伝わってるでしょうし、仮に伝わってなかったとしてもティーバッグ逮捕の決め手になった通報者の情報はあるはず。
なら、これも普通に張っておくべきなのに、何故かケイシー以外の身内は常時マークすらされてないという脅威の事実。
 リンカーン逮捕
流石に捕まるとは思ってなかったので驚きました、警官がリンカーンよりも先に負傷してるLJに手錠したのも驚いた。
身も蓋も無い言い方をしてしまうと、こんなS2の中盤手前で捕まってそのまま、という事は無いと思うので、何かしらの
理由ですぐに自由になるとは思うんですが、この展開は毎週本放送を楽しみにしてた場合は、ホント驚きですよね。
イイ意味で展開の引きが上手い、今までのようなありがちな引きではなく「え、マジで!?」の展開なのが良好。

PRISON BREAK   S2 第10話 「めぐり逢い」
久々にリンカーンの父親が登場しましたけど、政府側の陰謀に関する証拠を集めるのも当然大事でしょうけども、
とりあえずマイケルとリンカーンの脱獄はニュースで知れたわけなので、もう少し早く来てやれよと思いました。
リンカーン逮捕の無線通信を傍受して、とかの理由でジェーン達が駆けつけれたんでしょうけど、妙に希薄な印象。
 500万ドルの在り処を吐かないティーバッグ
一晩中拷問されたにも関わらず口を割らないティーバッグ、それどころか「分かった、ヒントをやる」とベリックに
期待させておいて耳を近付けてくるベリックに「ここにはねぇ」とコケにしたセリフ、ちょっと神すぎました。
けど逆に、こういう風にまず吐かない性格の相手って拷問し辛いですよね、ギリギリまでやればティーバッグでも吐く
可能性はありますけど、既に片手を一度失ってるので、失血死とかの可能性も考えるとあまり手荒に出来ませんし、
かといって一晩拷問に耐えるぐらいなのでヌルい拷問では当然口を割らない、拷問する方も大変だなと。
 アルドの仲間は非道
リンカーンを助ける為とはいえ、パトカーに車で体当たりを仕掛けるジェーン達、恐ろしいなこいつら。
しかも描写と状況を見る限り、恐らく負傷したであろう警官達は置き去りでしょうから、マジにエグイ。
 再会するマイケルとサラ
久々に再会するマイケルとサラですが、サラは「ちゃんと上手くいくように計画を立ててある」というメッセージの
「計画」を聞く為に来たのに、その計画が「パナマに逃げる」という事だと知り呆然とするサラ。
そらまぁ、確かに「パナマに逃げればサラもドアの鍵を開けた罪」を無視して新しい人生を歩めますけど、あれだけの
状況に追い込まれて「ちゃんと上手くいくように計画を立ててある」とメッセージを貰ったら、普通は何かしらサラの
罪状を消す手段があるかと思うじゃないですか、つまり「サラの為の計画」があるんだろうと。
それで実際に行ってみると「マイケルとリンカーンと一緒にパナマへ国外逃亡」とか、それはお前らの計画だろうと。
 ティーバッグから鍵を入手するベリックとギアリー
恐ろしく汚い話で恐縮なんですが、つまり鍵を飲み込んだティーバッグ→大便と共に鍵を放出、だったじゃないですか。
真面目な話、ホント汚い話で申し訳ないんですが、鍵なんか出てきたら、角度と向きによってはケツが裂けかねない。
 マイケルとマホーンの対面
初めての対面というわけではないものの、まともに面と向かって一対一で会話するのは今回が初めてになる二人。
ココは展開の関係上マイケルが勝ちましたけど、正直、この二人の「強さ」とか「凄さ」で言えばマホーンが上ですよね。
物語の設定上マイケルが味方でマホーンはライバル側の敵なので、時には何度かマホーンが勝つものの根本的には
マイケルの方が味方なので「上」として設定されてて最終的にはマイケルが上をいく、という。
なので諸葛亮と司馬懿みたいな関係だと思うんですが、実際には、頭脳面は恐らく互角、けど行動力はマホーンが上、
相手を殺せるという面でも…この場合は「上」とかありませんが躊躇しないという意味ではマホーンが上。
S2になってマイケルに悪役みたいな展開が目立つようになった事もあり、シェールズやトゥイーナーの射殺があるものの、
ココ最近のマホーンのカッコ良さは異常、ウィリアム・フィクナーのカッコ良さもあって異常に映えてます。
 500万ドルを独り占めするギアリー
まさかギアリーがこんな大それた行動に出るとは夢にも思いませんでしたが、大便からのサルベージ以外にも今まで
ベリックには色々とこき使われてきましたし、ベリックの性格を考えれば「山分けではなくお前には一割だけ」とか
言う可能性もあるので、500万ドルを発見した今となっては裏切って独り占めにするのも手ですよね。
ただ独り占めして単独行動になった事で、メインのベリックは生存し、サブのギアリーはティーバッグに殺される、
という可能性がますます濃厚になった気がしないでもないわけですが。
 マリクルース姉妹は鬼
愛を誓う場面でヘクターを捨てたくせに、ヘクターが金を全額負担したらしい新婚旅行に姉と行くマリクルース、鬼。
 ケラーマンがカッコ良すぎ
どう考えてもサラが車から出てくるのを待ってたとしか思えないタイミングで登場し「やぁ、サラ」
ケラーマン登場時に流れる鐘の音にハマった事もあり、個人的にマホーン同様ココ最近ケラーマンの株が急上昇中。

PRISON BREAK   S2 第11話 「ボリショイ・ブーズ」
久々にティーバッグらしさが全開だったので見てて非常に面白かったり、吹き替え版の声優ネタで恐縮ですが、
ベリックに質問していた婦警が小山さんでシェリーを思い出さずにはいられず終始にやけてしまったりと、今回は良好。
しかしアレですよね、結局ティーバッグは自分で手を切り落として警察の手から逃げ延びたわけですが、真面目な話、
この先どうするんでしょう、金は戻ってきたのでタイに行けば移植手術は出来るでしょうけど、いい加減組織が壊死する。
 自責の念に駆られるマイケル
店頭から商品を強奪した事で後悔が限界に来たのか、最初の武装銀行強盗に始まり刑務所内で殺された新人の看守、
騙して薬漬けになったサラや結果的に都合のいいように利用した事になってしまったニカの事などを悔やむマイケル。
とりあえず、懺悔しに行った事よりもちゃんとニカの事を覚えてたのが良かったです、正直S2のマイケルは忘れてるかと。
 マホーンの天才度合いは異常
偶然ボリショイ・ブーズと彫られたタトゥーの写真を逆に見た事で気付いたとはいえ、その綴りが上下逆から見ると
ただの英語ではなく数字だという事に気付き、しかも数字がGPSで場所を示してると即座に判断するマホーン。
ちょっと、これはいくらなんでも天才すぎるのではないでしょうか、GPSに関しては…まぁコレは緯度やら経度やらにも
詳しければ「もしかして…」と思うのかもしれませんが、逆に見ただけですぐに数字と分かるとか脳みそがおかしい。
 リンカーンは何故ジェーンを信頼してるのか?
他人を信じないリンカーンが、命を救われたとはいえ「父親と一緒に仕事をしてた」というだけでまだ会って間もない
ジェーンにLJを預けるほど信用してるのは流石に違和感がありすぎるんじゃないかと。
リンカーンを襲いに来た刺客を射殺してましたけど、逆にソイツを射殺した事で信用を得る、という可能性も十分に
有り得ますし、話がややこしくなりますけど、政府とはまた別の更に新しい組織、という可能性もあるのに。
嫌な言い方をすれば展開上LJが邪魔なので一時的に離脱させる為の処置なんでしょうけど、違和感がありすぎ。
 メキシコ人をハメるマイケル
飛行機を手配してもらった裏の人間に交換条件としてニトログリセリンを渡すはずだったマイケル。
しかしニトログリセンはFBIに先回りされた事で回収出来ず、咄嗟にプラスチックに水を入れて代用するもバレると、
別にソレは構わないんですが、ココに二つの問題があります、一つは「マジでニトログリセリンを渡す予定だった」
もう一つは「今回冒頭で犠牲にした人の事を懺悔したのに、舌の音も乾かぬうちに人を欺いて飛行機を入手するつもり」
正直、こればかりはいくらなんでもどうなんでしょうか、もし前者の場合でもスクレ、或いはリンカーンの力を借りて
ニトログリセリンの譲渡だけは何とか阻止するつもりだったのかもしれませんが、その場合は結局飛行機だけまんまと
入手するという「相手が悪党なら何をやってもいい」の展開になりますし、後者の場合はただの詐欺師。
S2のマイケルはホント、なんか回を追う度に悪党になっていく気がしてなりません。
 ギアリーは何をするつもりだったのか?
そんな真面目に考察するのもアレですが、恐らくデリヘルであろう女性を三人呼び、750ドルもの大金を支払って、
透明なテーブルがあるからこそ出来るプレイをしようとしてた、で、相手の女性に最初は嫌と拒否されるようなプレイ。
真面目な話、ギアリーは一体どんなプレイをしたかったのかが非常に気になります。
というか、人様の顔をどうこう言うのもアレですが、呼んだ三名の中に誰がどう考えても一人アウトなのが居るだろうと。
 ティーバッグ怖すぎ
フードを目深に被りギアリーの元へ現れるティーバッグ、血圧を測る機械だと答えた物は実は発信機という事実。
ティーバッグが酒のビンを逆手に持った事と、発見されたギアリーの遺体が額から血を流していた事を考えると、
普通にそのままビンで顔面を殴られて殺されたんでしょうけど、この一連のシーンのティーバッグの怖さはマジで異常。
しかしまぁ、個人的にギアリーとティーバッグの絡みには思い入れがあったので、コレで二人の絡みが最後かと思うと
少々残念です、吹き替え版限定の話ですが、最初に二人が絡んだのは刑務所内で暴動が起こるエピソード、
「ギアリィィィ!この暑さ何とかしろ、まるで蒸し風呂じゃねぇか」という、この若本さん独特の喋り方で我が家は
揃って麦茶を吹いたので、そんな二人の絡みがもう見れなくなるかと思うと非常に残念です、ギアリー合掌。
 ギアリーの死体を見た時のベリックの気持ちは?
いくら500万ドルを独り占めされ殴られたとはいえ、いきなり友人の死体を見たら、流石に絶句しますか。
ベリックにしては珍しくシリアスな顔で医者らしき男性に「…友人だ」と告げていたので…この場合、ギアリーが
ティーバッグに殺されたであろう事実にショックを受けたのか、どう考えてもコレは自分もヤバイのではないか、
と連想したので身震いしたのか、果たしてどちらなんでしょうか、ベリックだけに後者も十分ありえそうな気はしますが。
 ケラーマンが神すぎる
サラを殺せと命令された事で悩むのも非常に良い感じなんですが、何よりも今回は特にセリフが神すぎました。
今までにもS2で言えば「僕はランス、依存症です」とかありましたが、今回は風呂場での拷問中に「サラ、君が好きだ…」
とか言いながらも指紋がつかないように皮手袋で水に濡れたサラの髪を触ったり、極めつけはサラ殺害命令後の、
「君は馬鹿か!?このままじゃ死ぬんだぞ!?君は馬鹿なのか!!?」で何故か我が家は爆笑の渦。


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