フルメタル・パニック! The Second Raid

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フルメタル・パニック! The Second Raid   第01話 「終わる日々」
(C)賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners

早速R-15の告知が入ってビビったわけですが15禁に相当する描写ありましたっけ、パンツや胸が見えるわけでもなく、
特にグロイ映像があったわけでも…まぁ、全体を通してそういう描写があるからなのかもしれませんが。
とりあえず個人的な15禁の一例としては、クライモリで内臓ぐちゃーとか顔面に斧突き刺すとか、あの辺りの描写、
或いはSAWラスト付近で医者のオッサンがノコギリ使ってやった事、そんな描写が15禁なので、実写と違いアニメは
相変わらず規制が厳しいなという印象でした、アニメでそんなグロイ描写やられてもちょっとアレですが。
で、内容の方は「攻殻機動隊っぽくなったな」というのが第一印象でした、WOWOWで一番最初に放送されたGONZOの、
アレのOPが変更されるまでしか本作は見てないので実際雰囲気が変わったのかどうかは分かりませんが、
見てて何となくそんな感じがしました、あとナイフ突き立てるシーンの火花がキングゲイナーっぽいとか。
何にしても京アニはほんまクオリティ高いですよね、恐らくAIR同様この作画レベルで最後まで放送するでしょうし。
個人的にはGONZOだからか、一番最初のアニメ化のは正直全然面白くなかっただけに余計京アニの凄さを感じました。
とはいってもまぁ、正直攻殻機動隊同様「何となくおもろいんちゃう…かな?」という感じですが、今のトコ。
しかしアレですよね、今回は基本的に戦闘シーン重視だったのでアレですけど、宗介が随分カッコ良くなったなと。
以前のシリーズだと何か違和感があったんですが、今回は無駄にカッチョ良かった、マオは柔らかい少佐にしか見えん。
あとは…あぁ、そういえばOPEDが相変わらず下川 みくにさんでしたけど、まぁコレはいいんじゃないでしょうか。
ふもっふ見てないので分かりませんけど、一つのシリーズで同じ人がOPEDを担当し続けるというのは良い事やなと。
けどほんま、どうでもいいですけどこのアニメ、放送前後は必ず他所の国でテロ発生しますね。
えー、キャプは通常通り6枚ですけど、京アニの脅威のクオリティに報いる為に、今後面白くなったり、
或いは好きなキャラ登場したらキャプ12枚に増やそかなーと、予告に出てたクールな姉ちゃん辺り個人的に狙い目。



フルメタル・パニック! The Second Raid   第02話 「水面下の状景」
(C)賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners

前回は「何となく面白い」という程度の感想だったんですけど、今回は普通に面白かったです、やっぱ単発エピは最高。
一応フルメタのアニメは今が第三期でしたっけ、それだけ長くやっていれば声優さんが慣れてきて第一期の頃よりも
上手くなるのは普通に当然なんですが、宗介の関さんも今は全然違和感無いですし、何より能登さんが異様というか、
第一期と比べると格段に上手くなってるのが不覚にも感動しました、声の好き嫌いで言えば相変わらず好きでは
ありませんけども、ここまで違和感が少なくなったというのも素直に凄いなと思いました、正直最初は酷かった。
まぁ声に関して言えば、全く予想してなかったヤン伍長とかが喋った思たらまさかの佐々木さんであまりのカッコ良さに
吹いたり、千鳥にCD貸そうとしてたクラスメイトの小野さんが相変わらず声も演技も同じ問題児やったり、まぁ色々。
内容に関しては宗介が相変わらずの雰囲気で良く、大塚さん側は京アニ流石のクオリティでアクションも高レベルな
作画を維持しつつスピード感も健在と、ちゅーかほんましつこくも凄いですよね京アニ。
AIRの時も凄かったですけど、個人的にAIRはキャラデザの絵の関係上「ごっつ綺麗やな」とは感じれなかったので。
それにしてもR-15の指定基準がよく分かりませんよね、第一期と違ってパンツ一切見せないのに、何故か…今回登場した
敵側の女二人は双子ですか?あの二人がシャワー浴び終わったシーンでは普通に全裸映してたりと、ナニを基準にして
年齢制限設けてるのか分かりませんでした、射殺とか程度だと昨今の作品ではもはや普通ですし。
まぁなんですか、年齢制限の有無は別にその女二人、顔がカッコイイ上に沢城さんと篠原さんで最高で御座いました。
何にしてもアレですよ、宗介の「バカな事は止めろ!冷静になれ!」のセリフ、何故か「泥酔になれ!」に聞こえて爆笑。



フルメタル・パニック! The Second Raid   第03話 「迷宮と竜」
(C)賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners

どうもフルメタは昔から「録画して溜まってるけど何故か見る意欲が沸かない」という感じの作品だったんですが、今回は
中々後半が熱かったので良い感じでした、てかつまり熱く見えない展開だから率先して見る気になれないという事ですか?
夏玉姉妹の…最後マオ襲ってたのは妹の方でしたっけ、この展開って普通だと間違いなくマオ殺されますよね。
自分の紐解いてくれた兵士は簡単に殺しましたし、最初に気付いた目の前の兵士もナイフ遠投で殺害。
マオも銃撃喰らって倒れたところにナイフ振りかぶった妹が、とか露骨に死亡フラグ立ってる展開だったのが熱いです。
流石にメインキャラは死なないでしょうけど、中々こういう、メインレベルのキャラがマジで生死の危機に直面するという
展開は有ったとしてもお約束展開にしか見えないものの、本作の場合だとこの妹が無表情で次々に兵士殺してるので、
「ひょっとしてメインキャラでも簡単に殺すんちゃうん?」という可能性がある、ソレがイイですよね。
京アニのおかげで作画レベル高くて綺麗ですし、流石に攻殻機動隊と被る点が多々あるものの「本物っぽい」という
印象を持てる分咄嗟の緊迫感というか、文字通りナニが起こるか分からない、という雰囲気なのが良いです。
他の面だと歴史の教本読んで赤線引くぐらい熟読してるのに、同時にマオ達と通信で会話してる脅威の宗介でしょうか。
その行動自体まず凄いんですが、宗介的にはどちらの方が重要なんでしょうね、任務は当然仕事ですし死ぬ可能性が
少しでもある以上本気で取り組んでるでしょうけど、テストは出来の良し悪しで進級出来ないという精神的ダメージが
その後一生続くわけなので、切羽詰まった恐怖という意味では、やはり宗介としてもテストでしょうか、真面目ですし。
あとはゲイツの大塚さんが良すぎたり、マオが少佐…攻殻機動隊の少佐ですね、役割的に被る点が多い為少佐っぽく
見えるものの、今回ラストで妹に不意を突かれたりする辺りが多少抜けてて良い感じ、というところでした。
ちょっと今回の終わり方は久々に熱いモノを感じたので次回が楽しみです、佐々木さんのヤンとか死んだら泣くぞ。



フルメタル・パニック! The Second Raid   第04話 「デイライト」
(C)賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners

面白かったー、というかやはりGONZO制作の第一期がアレすぎたせいで「フルメタル・パニック」という作品自体の
印象が悪かったようで、普通に京アニ制作のこの第三期は面白いです、作画綺麗とかキャラがイイとか以前に面白い。
例えば伏線を張るというのはある意味当たり前ですが、作戦会議時の、ブルーノは聞いていないトニーの軽口を用いて
土壇場で作戦を変更して成功させたというのが無駄に熱かったです、臨機応変な対応がリアル志向に感じれたというか。
展開的にも玉蘭と生身でやりあい援軍が来なければ間違いなく殺されていたマオ、マオと違い詳細な描写が無い為
どういう経緯で助かったのかよく分からないものの玉芳とASでやりあって生存したクルツ、普通に包囲網を突破して
逃げ切った宗介と、それぞれ見せ場が用意されてましたし、何よりしつこくも作画が綺麗でスピード感もある映像で
展開されていたので、正に文字通り見ていて「手に汗握る展開」だったのが良かったです、マジでマオ死ぬか思た。
というか今回一番ヤバかったのは生身だったマオですけど、死ぬ可能性が高かったのはクルツですよね。
マオは人質救出に向かっていたので増援が来る可能性は普通にあったものの、クルツと宗介は単独行動、それでいて
狭い細道で、どれだけ強いのか分かりませんが敵の主戦力であろう玉芳が待ってるとか流石に運が悪すぎる。
最終的にはテスタロッサの作戦が功を奏して逆転勝ちの状況になりましたが、昨今珍しく、最初押されてて最後は何とか
押し返す、そんな単純な展開だったのに今回は非常に面白かったです、しつこくも原作が良いのか制作スタジオなのか。
何にしても夏姉妹良すぎました、個人的には妹の玉蘭がたまらんかった、白のチャイナというのも鼻血モンでしたが、
それ以上にやたらクールで短髪、加えて沢城さんで公式の絵見たら笑ってる顔というのがまた素晴らしい、ヤヴァイ。
しかしブルーノ、腐っても情報戦の管理におけるプロとして呼ばれたんでしょうに、トニーの軽口がどうのこうのという
流れになっても全く気にしなかったのは明らかにミスですよね、そら気付いたら宗介達ヤバイのでアレなんですが、
ああいう状況下でいきなり本部が突拍子も無い発言をした場合は何か裏があると考えるのは素人でも分かるでしょうに。



フルメタル・パニック! The Second Raid   第05話 「うるわしきシチリア」
(C)賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners

しつこくも今更ながら、京アニの凄さと作画の良さ、上手い声優さんばかりで安心して見ていられるという安定感、
内容の良さも当然ですが今回はその辺りの凄さを特に再確認しました、カーチェイスしながらの銃撃戦や、
千鳥からの電話を受けながらマジに必死に運転する宗介、関さん達メインの三人が上手いからこそスピード感と迫力、
現状が必死なものであるというのが伝わるのは、ほんま今更ながらもやっぱり演技のレベルは重要やなーと。
それでまぁ、内容に関しては妙にマオが張り切ってるのが印象に残りましたけど、相変わらず三者三様でそれぞれに
見せ場と出番が用意されていて良かったです、多少ながらも千鳥にも出番が設けられていて宗介にとっての日常が
二通り描かれていたというのがまたイイ、窓際で彼氏に電話してる女生徒を見て赤面しつつ宗介に電話するのは可愛い。
あとはやっぱり宗介の事を考えて真剣に怒っていたマオですよね、良くも悪くも宗介は文句を言わずに学校生活や
任務を忠実にこなしているので、ある意味では真剣だろうがマオの説教は余計なお世話という事になってしまうのは
確かですけど、仲間の事をマジに考えて、本気で怒って「どういう風に考えているのか?」を問うのは熱いですよね。
逆にクルツのように、そう難しく考えず適当でいいんじゃないか、というのもやっぱり仲間想いですよね。
クルツ自身はマオみたいな意味での本気で宗介に適当でいいと言ったわけではないでしょうけど、周囲にそうやって
軽く考えてくれる人が居るというのは気持ちが楽になりますよね、それで余計頑張ろうと思えるので良いですし。
まぁナンんですか、カーチェイスや銃撃戦も勿論良かったんですが、今回はラストの宗介に対しての絡みが非常に
良い感じでした、当たり前ですけど、ちゃんと仲間の事を考えてるという描写があったのは良かったです。



フルメタル・パニック! The Second Raid   第06話 「エッジ・オブ・ヘヴン」
(C)賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners

無駄に宗介と千鳥がほのぼのしてて良い感じでした、日常の一コマも京アニが担当すればここまで上質なレベルに。
内容も当然いいんですけど空気感や雰囲気で伝わる独特の感覚の表現がイイですよね、理解してるというか。
勿論原作である小説のレベルが高いからこそより面白く感じるんでしょうが、例えば千鳥の部屋の前で、玄関の明かりを
頼りに二人が会話し、二人共別れ辛そうにしているシーン、ああいうのを見ると個人的には高校時代を思い出すんですが、
ただそれだけでなく、ちゃんと間や別れを躊躇う感じ、宗介が帰った後ドアを閉めて「今度…服も選んだげよっかな」
と呟くシーンなんかがほんま、マジで「リアルな高校生の会話と空気感」を感じれたというか。
本編自体の感想とはまるで関係無くてアレなんですが、ほんま普通に凄いなと感じました、正直尊敬に値するなと。
千鳥も今回はひたすら可愛く、宗介も千鳥の胸が見えて動揺したり、作戦司令部から千鳥への接触を禁じられてマジで
キれたりと、今回は二人共感情表現豊かで良い感じでした、特に宗介に関しては珍しく動揺したりキれたりで良い感じ。
夏姉妹がAS?強奪した時の作業員はほんま迂闊ですよね、いきなり接吻されたりアレな事されたら欲望中心で
行動してしまうのは分からないでもないですけど、クールすぎる女がいきなり人前でそんな事し出したら、むしろ人前で
無くともナニかあると思うのが普通でしょうに隙見せまくったせいで殺される、というのはアホやなーと。
不意打ちで登場したライトやLに関しては中々笑わせてくれたんですが、今回は千鳥が可愛すぎて印象薄めでした。
何にしても今回は久々に見てて昔を懐かしむレベルの良質な回でした、次回以降の宗介とマオの反応に期待。
しかし美容院でのシャンプー中、店員に「痒いところは無いですか?」という質問をされ「いや」とか答える宗介は渋すぎ。



フルメタル・パニック! The Second Raid   第07話 「とりのこされて」
(C)賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners

宗介の代わりに千鳥護衛の任務を引き継いだ…名前忘れましたけど、その男が中々ムカつくヤツやったなーと。
ある意味「命の保障だけは」という点で考えれば宗介以上にプロフェッショナルな対応をしているのかもしれませんが、
実際がどうとかではなく、気持ちの問題や誠意やどれだけマジか、そういう意味を含めて考えると、相手は宗介の顔も
携帯の番号も部屋までも知ってるのに、自分は宗介に対して「こういう風に行動してる」としか答えず、まぁ同じ組織に
所属する仲間とはいえ声を知られるのは愚行なので変声機使用、精神的な意味で考えるとムカつくヤツで御座いました。
当然宗介は納得出来ずキれるわけですが、マンションを引き払う際、言動が珍しくキれたものになってはいるものの、
当然ですがゴミは捨てて、部屋に掃除機かけて、言動がキれてるのに部屋を綺麗にして出て行く、というのが中々、
普段非常識な行動が目立つ割りには、逆に、妙にこまめというか必要最低限の事が出来ているというか。
千鳥は良い感じでした、学校からの帰り道、玉蘭とすれ違って以降の恐怖に脅える千鳥の描写はマジで怖がってる、
ソレが丁寧に描かれていましたし、TVの音量をどんどん大きく、ピザのチラシが投函された音にビビる、非通知設定の
電話に脅え宗介の部屋へと走る、曲も恐怖を煽るモノが使用されていて、正直そこらのホラー映画より雰囲気ありました。
展開が良いだけに次回が気になるんですが、このタイミングでの次回放送無しで次は三週間後というのが…orz
ところで千鳥、恭子に機嫌がイイ事を指摘され「気のせいだよ、ウハハハハハ!」が最高、豪快な笑い方やな女子高生。



フルメタル・パニック! The Second Raid   第08話 「ジャングル・グルーブ」
(C)賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners

いやほんま、三週間ぶりの放送ともなるとアレですね、しつこくも京アニの凄さを再確認したというか。
展開の関係上宗介に色々とあったわけですが、「…かなめさんにお別れは言ってきましたか?」「いえ!」元気やな。
否定するのは結構なんですが、ここまで元気の良い即答の否定を聞いたのは久しぶりだったのでナンか面白かったです。
「私に何か言いたいでしょ?」「…いえ、何も」と、流石にコッチは元気に言えなかったようですけども。
しかしほんま、珍しく宗介が「彼女の護衛には自分が適任!そう考えておりました」と自分の意見を言ったわけですが、
大佐がウザすぎ、確かに彼女の立場からすれば部下の命を護る必要があるのは分かりますし、宗介に対して
言った言葉も間違ってはないものの、露骨に「自分も宗介好きやけど宗介は千鳥の事ばっかで私無視やんか!」
という、モロに自分勝手な八つ当たりなのがウザいの極みやなと、ちゅーかそもそも部下に八つ当たりするなと。
他にも宗介の事をエゴイストとかホザいてましたが、自分の八つ当たりは棚に上げて最初に自分が何か言いたい事が
あるのではないか、と聞いておきながら宗介が喋り出したら逆ギレとか、今回ので一気に大佐が嫌いになりました。
そら、大佐の立場に立ってみれば、自分の好きな相手が全く別の相手の事を見てるというのはイイ気分では
無いでしょうけども、少なくとも今回のこのタイミングで宗介に当たるのは筋違いにも程があるな、と。
ほんま発言は正論なものの、千鳥の事を持ち出したり「私の気持ちなんて…」とか、それこそ今話題にしてる内容に
全く関係の無い事なので、根本的に、感情的になって相手を困らしてるのはどっちやねん、と思いました。
一方のクルーゾーは渋すぎ、いきなりバーに入ってきてクルツの横に座り「水をくれ」渋すぎて吹いたのは久々です。
今回は三者三様に色々見せてくれて、クルツも隊長の事を馬鹿にされてキれたり、中々良い感じでした。
ただしつこくも大佐がウザかったなと、本来ならクルーゾーのやり方に腹を立てるトコなんですが、それ以上に大佐の
ポテンシャルが高すぎたのが強烈でした、もっとカリーニンみたいに無駄に渋く構えろと、あんな渋なったら焦りますが。



フルメタル・パニック! The Second Raid   第09話 「彼女の問題」
(C)賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners

ちょ、ちょっと待って、まさか玉蘭マジで死んだんですか…_| ̄|○|||
TSRで一番好きなキャラがこうもあっさり死ぬと思わなかったわけですが…てかまさかマジか、マジで死亡か…_| ̄|○|||
名前忘れましたけど、宗介の代わりに千鳥の護衛…ではないですけど身辺監視してる変声機使ってるオッサンが
居てるじゃないですか、最後あのオッサンが「ピク…」として千鳥はオッサンがまだ生きてるという事に気付いた
わけですが、一瞬しか映らなかった関係上「まさか玉蘭死んだ振りか!」とか期待した俺はどないしてええやら。
まぁ玉芳の幻が見えたぐらいなので死亡は確定なんでしょうけど、なんかもぅ早速レナードが嫌いになりました。
で、千鳥、宗介の居ない現状で狙われてる可能性が高すぎる以上慎重になるのは当然ですが、正直千鳥偉いですよね。
電車のドアが閉まるギリギリのタイミングで外に出たり、逆に閉まるギリギリのタイミングで乗り込んだり、
ゲーセンの裏口から店外へ出たり、知らないオッサンとわざわざラブホテル入って自分の着てる服に盗聴器等が
仕込まれてないか確認したり、宗介と知り合って以降の知識が役に立ったと言えばそれまでですが、命を狙われてるので
ある意味当然なものの、凄いな思いました、玉蘭が露骨に殺す気マンマンで近寄って来た時に震え上がったのに、
少し距離を離しただけで冷静にダミー仕立てあげて逆に玉蘭に一撃入れるとか、コレは千鳥にケンカ売られへんなと。
けど何故パンツ確認しなかったんでしょうね、「流石にコレは大丈夫よね」とか言ってましたけど、宗介が容赦無いように、
発信機や盗聴器を仕掛ける側からすれば関係無いですからね、むしろ心理的に「流石にココには付けへんやろ」と
思うようなトコに付ける可能性の方が確率的には十分ありえる気が、実際はパンツでは無かったようですが。
というわけでなんですか、玉蘭が死んだおかげでかなり意欲が殺がれましたが、次回は宗介出るようなので期待。



フルメタル・パニック! The Second Raid   第10話 「ふたつの香港」
(C)賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners

今回の宗介個人的にはかなり良い感じでした、宗介だけ露骨に作画が崩れてたのがアレですが、模擬戦での敗北、
千鳥と離れ離れになってしまった事による心の喪失感、ソレらが積み重なって運転中、以前千鳥を助手席に乗せて
運転していた時の事を思い出し信号無視、自分一人だけならまだしもマオにまで迷惑をかけてしまい、偶然にもヴェノムを
発見したものの何も出来ずヴェノムを見逃す、当然マオには怒られて「…彼女の事でも考えてたの?」と聞かれると、
「すまない…」と一言、キれたマオが「今は忘れなさい!それが出来ないなら、すぐに車を降りなさい!」と説教される、
その後の言葉も受けて「すまない…俺にはもう無理だ…任務を続けてくれ…」と言って車から降り何処かへと去って行く。
いやほんま、正直今回の宗介はマジで良かったです、色んな意味でショックを受けてるというのが伝わるというか。
例えばコレがクルツならマオと違い、叱咤の言葉で宗介を奮い立たせるのではなく、単純に「慰めの言葉はかけないが
結果的には親身になってアドバイス等をしている」という事になって、恐らくクルツと行動していたのであれば宗介は
任務の途中放棄をしなかったでしょうけども、マオと組んでいたから、この状況下で説教されて、しかもその言葉が
客観的に考えるまでもなく正しいモノだから余計コタえた、というのが特に良かったなと。
マオも口ではああ言っても当然宗介の事は心配してるでしょうし、現に宗介が車を降りた時の動揺の表情がソレを如実に
物語っているわけなので、次回以降のマオとクルツの宗介への描写というか、展開が非常に楽しみです。
えー、後は根谷さんの中国語でしょうか、中国語は英語と違ってソコまで聞く機会が無いのでどれだけ本物っぽいのか
判断出来ないんですが、個人的にはかなり本物っぽく「中国語を喋ってる」風に聞こえたので、単純に凄いなーと。
まぁ、マオは過去に二ヶ月香港で暮らしていたという回想が今回あったわけなので、最低限日常会話に支障をきたさない
レベルで滑らかに喋れてないと折角クオリティの高い作品なのにウソが出来てしまうので、ソレも含めて良かったです。
何にしても次回が楽しみです、ベタでもいいので偶然千鳥を発見して一気にやる気を取り戻すとかの展開希望。



フルメタル・パニック! The Second Raid   第11話 「彼の問題」
(C)賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners

良かったー、宗介みたいなタイプのキャラだと暗い系の話やり辛いと思うんですが、娼婦が上手い具合に立ち回ってた
おかげで暗いだけの展開にならず、宗介の方も娼婦の言葉や顔で千鳥を思い出して色々考えたりと、良い感じでした。
この娼婦は千鳥と顔が瓜二つだったわけですが、声が雪乃さんじゃなかったのは…まぁ、個人的には良かったかなと。
雪乃さんの声のままだとあまりにもわざとらしすぎるきらいが強いので、映像もシナリオも良いTSRでそういう事は
止めてほしいなという気持ちなので、娼婦役を担当されてた方も「雰囲気」が非常に上手かったので良好でした。
性質上娼婦は脚本を書く側もやりやすいのか、余程の事が無い限り良キャラになっていて、本作の娼婦もご多分に漏れず
良キャラだったんですが、娼婦を代表するセリフの一つである「人なんて…無闇に信用するだけ無駄だって」
個人的にはコレが中々良かったなーと、娼婦でも遊女でも、こういうセリフか「人を信用する」という、全く対極に
あるどちらかの考えが主なわけですけど、今回の娼婦に関してはこのセリフがハマってたので良かったです。
勿論、その言葉で千鳥が言ったセリフを連想する役目があったから、というのも理由に含まれてるでしょうが。
他はクルツ、「いくら腕利きの傭兵とはいっても所詮は17歳、やはり子供という事か」と偉そうにホザくオッサン、
この直後に「んなこた関係ねーだろ」とクルツも言ってましたけど、確かに全然関係無いですよね。
こういう時に「これやから○○は…」みたいな括りで物事を判断する人は、結局年端も行かない子供が我侭で
ゴねてるのと同様、見かけで判断する能無しという事になるわけですし。
まぁ、なんにしても宗介に関する事でクルツが即座に否定を入れたのが良い感じでした、当たり前ながら友達想い
というか仲間想いというか、強いて言えばもう少しクルツの独白等が欲しかったなという気もしますが。
あとは…関係無いんですけど、この世に自分とそっくりな顔をした人物は三人居る、というのが通説ですけど、
やっぱり今回の千鳥似の娼婦同様、顔は一緒でも声は違う…んでしょうね、そら、顔が同じでも声帯は違うでしょうから
顔並に声も似てるとかは流石にそうそう無いでしょうし…いやまぁ、本筋と全く関係無いのでアレですが。
しかし娼婦に覆い被さられて千鳥の顔がフラッシュバックして「…辞めだ」と発言した宗介。
あの状況で「辞めだ」という言葉が出るという事はナニをするか理解して娼婦の後に付いてきてたんでしょうけど、
個人的にはコレが意外な感じでした、千鳥と離れた事でショックを受けてるのは分かるんですが、マジでヤる気かと。



フルメタル・パニック! The Second Raid   第12話 「燃える香港」
(C)賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners

めちゃめちゃ良い感じでした、個人的趣味を除けば大佐は部下を信頼する強さと信念の強さを見せたのに対して、
宗介はガウルンが生きていた事実に驚愕すると共に、ミスリルの誰もが分かっていなかった宗介の心の内を、
唯一人忌むべき相手であるガウルンだけが正確に理解していて、その事を言い当てられ千鳥を襲わせた事実まで判明、
ガウルン自身は身動きが一切取れず死を待つだけの状況で無抵抗だったにも関わらず、挑発されて怒りのままに、
無抵抗のガウルン相手に銃弾を数発撃ち込み射殺、この大佐と宗介の対比が非常に良かったです。
宗介が帰ってくると信じて待つ大佐に対して、宗介はガウルンに心の内を当てられ一種の錯乱状態、しかもソレは
全て正しい事だったので状況的には、恐らく次回マオ達だけは助けてミスリルには帰らないだろう、というのが熱すぎ。
第一期の時はあまりガウルンを良いキャラとは思えなかったんですが、今回はひたすら良かったです、見ててにやけた。
今後どうなるか分かりませんが、個人的には、宗介には…まぁガウルン自身が「ミスリルの連中じゃ無理だ」と
言ってたので、とりあえず今回の事件だけは手を貸すもののミスリルには戻らず行方をくらます、が一番好ましい。
怒りに我を忘れていたとはいえ、結局ガウルンの挑発に乗って、よりによって無抵抗の相手を殺害したという事は、
ソレはつまり宗介の中でカシムと呼ばれていた頃の気持ちが少なからず残っているという事なので、今後どれだけ
良い事や千鳥との再会があったとしてもミスリルに戻る気持ちにはなれないでしょうし、仮に戻ったとしても
ガウルンに言われた事が燻り続けて、結局また不注意からミスを犯す事になるのは目に見えていますし。
何にしても次回が楽しみです、この状況で次が最終回とか纏まる気がしませんが、マジで心底楽しみ。
ところで大佐、名前は忘れましたが中佐に「それに、任務を放棄した一下士官を特別扱いするなど、もってのほか!」
と説教されるものの冷静に宗介の、これまでに挙げてきた過去の功績を語ってましたが、確かに宗介は、結果だけを
考えれば大佐が特別扱いしてるわけではなく、普通に結果だけで考えて宗介の帰還を当然のモノとして考えるというのは
分かるものの、それでもやっぱり大佐の言い分はおかしいですよね、「確かに私は彼が好きです」と明言したものの
特別扱いはしていないとも言う、つまり「過去にこれだけ結果を残してるねんから一度の任務放棄ぐらい認めろ」という
「結果」になるわけですよね、それは結局大佐自身が言う「特別扱いしていない」という言葉を全く逆の意味に変えてる。
そもそもソレだと「任務を途中放棄してもペナルティが無い」という事で他の者に示しが付きませんし。
仮に何かしらのペナルティが課せられるとしても、ソレをあの口論の場で言わないのはおかしいやろうと。
この場合、やはり俺も大佐の事が嫌いなので私情を挟んだ結論になると思いますが、やっぱり大佐の言う事は間違いなく
「私情を挟み特別扱いしてる」としか思えませんでした、実際どうとかじゃなくて、コレは間違いなく私情挟んでるやろと。
なのでまぁ、一度大佐には失敗どころではなく、それこそ二度と取り返しのつかないミスをしてもらいたいなと思いました。
展開上ソレで成長するので大佐嫌いな者としてはアレなんですが、ちょっと失敗してほしいなーと、メインキャラの死亡は
流石に無理でしょうから、言い方はアレなものの、大佐の命令ミスで重要な役職の人物が数名死ぬ、ぐらいの展開。
既に第一期第二期でシャレならん失敗してるとしたら…という事は無いですか、潜水艦乗っ取りは致命的ではないですし。
話が逸れましたが、まぁアレです、次が楽しみやという事で、宗介にはひたすら暗く救いの無いラストを希望。



フルメタル・パニック! The Second Raid   第13話 「つづく日々」
(C)賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners

最終回、ただでさえ千鳥と離れ離れにされたりクルーゾーに模擬戦で負けたり、色々あって精神的に限界が来てた
ところをよりによってガウルンの生存が判明、しかも千鳥を殺させたとまで言われ、心の内を見透かされて激昂し射殺、
限界に来てる宗介が今回どうなるのか楽しみにしてたんですが、開幕ヤン伍長の言葉には一切耳を貸さずアーバレストを
放置し去ろうとした時、千鳥が登場、千鳥の生存に驚き励まされやる気がもど…ちょwwwwwwwwwおまwwwwwwwww
いや、でもコレは…いや、いやほんま、まぁまぁという感じですか、むしろ視聴者も展開に…千鳥が生きてた事に唖然と
する宗介と同じ気分の展開だったんですが、正直コレはちょっといきなりすぎるんじゃないかなーと。
結果的には以降の展開が熱く、久々に宗介が鬼のようにカッコ良かったのでソレは非常に好ましい事なんですが、
あれだけ盛り上げておいてガウルンによる精神的トドメ、ここまで引っ張っておいて、確かに宗介にとって千鳥が
大切な存在であるというのは分かりますし、くさいかもしれませんが「千鳥の為なら何でもやる」というのも分かるものの、
流石にコレはいきなりすぎるを通り越して、宗介が立ち直るまでの描写に無理がありすぎるなと思いました。
1クールで話数の関係もありますし、原作の小説もP数の関係で色々と厳しいのも分かりますが、せめて作品内時間で
一日、或いはまたベタな話ですが目の前で仲間が死ぬのを見てしまう、ぐらいの事は欲しかったかなと。
まぁその辺りの事は置いておくとして、とりあえず復帰後の宗介はカッコイイ通り越して異常、ヴェノム瞬殺とか、
むしろクルーゾーが可哀想、遠距離から狙撃しようと待ってたクルツも出番無くなって可哀想、マオは巻き添えで可哀想。
各々の出番と見せ場に関しては、特にクルツとマオはコレといった見せ場が無かったので何かしら用意してほしかった
気持ちはあるものの、原作は続いてるので、そういう意味で考えれば無理に今回見せ場が無くてもいいかなと思ったり。
玉芳があっさり殺された事に関しては意外な感じでした、玉蘭もかなり軽く殺されてしまったので何となく予想は
してたものの、簡単に、それもまた、落下の勢いを利用してコクピット突き刺しとかエグイ殺し方するなーと。
ただそんなエグイ場面にも関わらず、ゲイツ役の大塚さんの「青いんだよぉぉぉ!!!」がカッコ良すぎて俺は吹きました。
エピローグ、将軍に対する宗介の「しかもギャラは半分でいい!」が妙に笑えました、堂々と渋い事言うなと。
でもやはり、折角前回ラストであれだけ気持ちが死んでたんですから、ミスリル辞めて個人的に千鳥の護衛に、とかの
展開になってほしいなとかしつこく思ってました、宗介的には「雇われてる傭兵」と言っていたので、気持ちの上では
このTSR開始前よりもガウルンの意見を汲んだ…と言うとおかしいかもしれませんが、考え方は確実に変わり、良い方へ
昇華してるので良いんですけども…あ、というかアレです、この場面、無理なのは分かってるもののクルツやマオも
宗介の為に何か言ったり、会議終了後に喋りに来てほしかったなと、特にマオはTSRで宗介に色々アドバイスしたり、
目の前で任務を途中放棄する様子を見てしまったわけなので、最後に何か一言欲しかったかなと。
えー、大佐に関してはアレです、相変わらず好きではないんですが、「私達………まだ友達ですよね…?」といった
テッサが鬼可愛かった、流石大佐やな思いました、この若さで大佐はダテじゃない。
いや、そうじゃなくて、本筋とは関係無いんですが、この時のゆかなさんの演技は神がかってるなと思いました。
ニュアンス的な事なので文章で表現するのは難しいんですが…例えばCCさくらで、さくらが雪兎に告白するシーン、
あのシーンも漫画よりアニメで丹下さんが演じてた時の方がリアルというか、演技とはいえ本気なので当たり前ですが、
「マジで告白してる」という雰囲気が伝わってきたので、そういう「本物っぽさ」を感じれたので非常に良かったなと。
その後、大佐に友人として気持ちを伝える宗介もカッコ良かったですし、宗介に言われた言葉の内容よりもテッサと
呼んでもらえた事実に「テッサ………テッサだって!」とはしゃぎまわる大佐も素晴らしく可愛かった、悶えた。
こういうシーン見ると女キャラは特やなって思いますよね、男が歓喜に震えても「あぁ、良かったな」ですし。
ところで千鳥を香港に連れてきたのは、名前なんでしたっけ、レイスでしたっけ、千鳥護衛の任務を宗介の引き継ぎで
担当する事になった人物、レイスという事でいいんでしょうか、むしろ中身が女性だった事実に今更驚愕なんですが。
このフルメタ第三期のTSR、めちゃめちゃ面白かったです、欲を言えば色々見たかった展開や、しつこくも宗介が
暗黒面に落ちていく展開等も見たかったんですが、終始シリアスな展開で面白かったなと。
ラストも、宗介と千鳥が電車で一緒に帰宅してるシーンで終わる、というのが非常に良い終わり方でしたし、
何より今後の展開が期待出来る締め方だったのが特に好印象でした。
どんな作品でも、終わり方は性急に感じたり無理に終わらせてる、そういう作品が多いだけに、今回のように自然な
終わり方で幕を閉じるというのは貴重ですし、何より「イイモノを見たな」と思えるのが単純に良いなと。
まぁ、本作も千鳥と再会後の展開がやや無理ありすぎる気もしますが、ソレ以降が良かったからもぅイイなと。
読み返すと感想グダグダでアレなんですけども、面白かったので、今度時間があればようやく小説購入してみようかなと。



フルメタル・パニック! The Second Raid   特別編 「わりとヒマな戦隊長の一日」
(C)2006 賀東招二・四季童子/トゥアハー・デ・ダナン

終始テッサ中心に描かれるのかと思いきや、確かにテッサが中心ではあったもののテッサはむしろナビゲーター的に
艦内を行動するだけでメインはギャグ担当の他キャラ全般、という作りだったのが何気に熱かったです。
普通にサブタイ通りテッサの一日が描かれたまに宗介と絡んで、というモノだと思っていただけに良い意味で裏切られた。
ただやっぱりアレですよね、相変わらず京アニのフルメタはクオリティ高すぎなので、Key作品やハルヒより、やっぱり
京アニにはフルメタの新作を早く担当してもらいたいな、と思いました、個人的にはフルメタが一番京アニにハマってる。
 宗介とアルの神がかり的やりとり
深夜に格納庫で一人冷静に戦術シュミレートをしている宗介、アルに敵機の行動パターン等を打ち込み様々な状況に
対処すべく邁進してる姿はあまりにも宗介らしくて渋かったんですが、そこへ寝ぼけたテッサが登場し宗介にベター、
当然慌てる宗介、そんなうろたえる宗介に戦術シュミレートが放置されたままのアルは「危険な状況です」と冷静にナビ。
神すぎる、ありがちと言えばありがちな絡みなんですが、宗介はふもっふみたいなボケこそあれどこういうのは珍しく、
アルに至ってはこういうギャグが初めてなので新鮮すぎました、惜しむらくはテッサ本人のボケが無かった事ぐらい。
 M9に無人プログラムを組み込むメリッサ
実際は戦闘用の高度なプログラムではなく、何が彼女をそこまで駆り立てのかM9にタンゴを躍らせる、というモノでしたが、
コレ何気に実戦でも使えますよね、別にタンゴじゃなくてもいいんですけど、いきなり戦闘中に相手がわけわからん動きを
し出したら…勿論相手が宗介やクルーゾーみたいに冷静な軍人なら動きがどうのを抜きに狙撃されて終いでしょうけど、
普通は「なんやアレ?」と一瞬固まるでしょうから、色んな意味でこういう高度な運動プログラムは価値があるなーと。
まぁ、それなら別に無人プログラムにやらせなくても、宗介達の誰かが代わりに変な動きすればいいだけの話なんですが。
 ボルシチのカリーニン
カリーニンがやたらマジな顔をして亡くなった奥さんのボルシチの味を追及してた、というのは良くも笑いも素晴らしい
エピソードで涙が頬を伝うんですが、テッサが昨晩の自分の行動についてカリーニンに聞こうと思い訪ねてきたところ、
「では少々お待ち下さい、あと245秒で完成します」「え?」「242秒です」ストップウォッチを見ながら恐ろしく正確に
ボルシチを作るカリーニン、しかもスポイトで吸引しリトマス試験紙に浸し色合いを確かめ「うむ…完成です!」鼻水吹いた。
味がクソマズイというのは流石に王道なものの、宗介までもが試食を嫌がった、というのが中々良い感じでした。
基本的にシリアス路線の…第一期やTSRみたいな真面目な展開の時はギャグが無いのに対し、ふもっふや今回のような
系統の場合はギャグ中心なので宗介もカリーニンの誘いを拒否する言動を見せる、というのが何よりも良いなと。
逆に言えば、クルツやメリッサみたいなタイプはどういう系統の内容でも役割があまり変わらなくて残念なわけですが。
 神軍人クルーゾー
いやもぅ今回のクルーゾーは良すぎました、TSRでの出番と言えば宗介やクルツに対して侮辱してるとしか思えない程に
高圧的な態度を取るいきなり出てきた上官、というイメージが最後まで拭い切れませんでしたが、何を思ってか、実は
日本製のアニメが非常に好きで休暇の際は常にアニメを見て楽しんでる、いくらなんでもこの設定は熱すぎるやろうと。
ロッカーに落ちてた日本製のアニメをクルツが遺失物として落し物係のにーちゃんに届け、クルーゾーが紛失したソレを
探しにやってき、袋の中身を見て「お!」とやおら嬉しそうな表情、流石に堅物で知られる自身がアニメを見てるという事を
周りに知られたくないからかテッサに黙っていてくれるよう頼んだり、マジになって「新作チェックに、ニュータイプUSAを
密かに愛読している事を!」と絶叫、「それなら見なきゃいいのに」と言われてあまりにも苦しそうに悶えたりと、良すぎた。
また、その楽しみにしてたアニメが「未来少年探偵コニャン」で、昨晩は徹夜で仕事を片付けて一睡もしてないのに、
何故か部屋を真っ暗にしてコーヒーを飲みながらPCで優雅に観賞、とりあえず電気つけろよ。
が、事前にクルツが仕込んでおいた為、主人公とヒロインが接吻するという非常に大事な場面に差し掛かった時、
映像が豚の接吻に差し替わりクルーゾー激昂「見事な心理作戦です!私の情緒は木っ端微塵に打ち砕かれました!」
ちょっともぅ今回の内容はあまりにも神がかりすぎてて何とも言えませんでした、良い意味でキャラを壊しまくってたなーと。
そのうち第四期も制作されるとは思うのですが、マジで楽しみです、本編でもギャグ展開でもいいので、心底楽しみ。


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