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GANTZ   第01話 「新しい朝が来た」
妙に第一話の放送日時が遅かったのが気になりますが。
ありえない勢いで地雷だのと叩かれていたので心配でしたが、個人的にはごっつ宜しい感じでした。
OP映像が恐らく本編内で使用されるであろうカットをそのまま使い回しているという点については
流石に開幕からして肝を冷やしましたが、腐ってもGONZO、映像はブルっちまうレベルでした。
現代人の病んだ心というか、肥溜めに点在する害虫以下のクソ思考が実にリアルに描写されている、
その点が個人的には特に良い感じでした、知らんオッサンが駅のホームから落ちたのに誰も助けに
行こうともせず、誰か駅員呼びに行けよ、ひょっとして人が死ぬ瞬間が見れるんじゃないか、
といった下衆レベルの心の声が飛び交うシーンなど、中々に渋いモノを感じました、リアル最高。
まぁ、そういう心の声に関しては素晴らしかったんですが、その後の、主人公が幼馴染に無理矢理
オッサンを助ける為に手伝わされて、結局主人公達が快速電車に轢かれて死亡、その死んだ血塗れの
顔面やらを携帯のカメラで撮影してるシーンは流石にどうか思いました、今時のOLはそんなグロイ事
普通にやりおんのか、たまらんなほんま、曲芸の域通り越して流石にそこまでやるとマジで最悪よ。
轢かれた後の主人公やマンションの一室に集められていた人々、彼らが本当に死んでいるのかどうか、
まだ第一話なのでそこまでは描かれていないものの、展開的には惰性を貪るタイプでも無いですし、
主人公が最近の腑抜けたクソみたいなタイプの若者ではなく、人を見下してる方のクソみたいな若者
だった事も好感が持てます、久しぶりに男の主人公で個性が合って、イイ性格してるのがまたイイ。
主人公の幼馴染の男は別の意味で本当にイイ奴タイプの性格なので微妙なところですが。
全体的に良い感じではありましたけど、冒頭の教室のシーンが若干意味不明でした、必要あるのか。
主人公が勃った勃たたないの話はどうでもいいとして、主人公が女性教師を何気無く見つめていると、
女性教師の服が透けていき次第に女性教師は裸に、教室内の女生徒も裸になっていたわけですが、
コレは主人公が超能力やらを使えるわけでもなく、ただ単に普通に女の裸見たかっただけ、という
描写だと思うんですが、のっけから意味不明な展開差し込むのは勘弁してほしかったです。
アニメ雑誌の紹介では 『 死んだはずなのに生きている 』 とかいう言葉が足りないにも程がある
作品紹介文だっただけに、この透視描写も何か意味があるか思たやんけ、このエロガッパが。
微妙と言えば、彼らマンションの一室に集められた人々は生きているのか死んでいるのかすらも
分からない状態なわけですが、かなり生死描写に関するモノが曖昧でしたね、高齢の男性がガンで
入院していたそうですが、あのマンションに召還されてからは傷みが無くなったと、挙句に窓の外を
確認する為にドアに手を触れようとするものの、ドアを開ける事はおろか、そもそもドアに触る事
すら敵わない、客観的に見れば痛みは消え失せ物体に触る事は出来ないという、実に第三者の理論で
打ち立てられた死者における幽霊の状態と酷似していますが、最後に召還されてきた全裸の女、
ヤクザのオッサンに玄関まで運ばれた時「痛い!」とかホザいてたのが気になります。
挙句に主人公の幼馴染がヤクザのオッサンの首絞めたら泡吹いて死にかけてるしな、お前ら死んでる
可能性あるんちゃうんかと、もう少しそういう描写控えな読者視聴者にバレてまうぞと。
細かいトコを突っ込み出せばどんな作品もキリが無いので構わないんですが、折角凝ったというか、
昨今の作品にしては珍しく序盤からトんだ展開なので、もう少し気を配って頂きたかったな、と。
何にしても、主人公に好感が持てるという素晴らしい作品なので、毎週月曜が楽しみになりました。



GANTZ   第02話 「人間じゃねぇ」
ネギ星人がなんか気に入った、原作端折りまくりらしいですけども。
他所様のサイトで情報を収集した限りでは、恐ろしい勢いで今回は原作端折りまくっていたらしいです、
どうやら原作では、彼らは彼ら以外の人間には見えない、頭の上に爆弾が付いている、ネギ星人の子供が
殺されるに至った経緯、ネギ星人の親が出てきた経緯、この辺りの描写が細かく描かれているとの事。
原作を読んでいなくても分かる部分は幾つかありますが、とりあえず、頭の上に爆弾が付いてるとかいう話は
他所様のサイトで初めて知った情報のうえに、それものごっつ大事な設定や思うので、確かにソコぐらいは
しっかりと描いていてほしかったという感じですね、ネギ星人の描写もかなり曖昧ではありましたが。
他の人に見えないという点はジジイがタクシー呼んでも止まってくれなかった事を考えれば原作未読でも普通に
分かりますし、ネギ星人の子供が殺されたのも、そもそも殺す為に探していたわけですし、後半で若干ですが
子供がなんかホザいてるシーンがあって、ソレを無条件で殺したから親がキれて出てきた、という感じに想像が
出来るので構わないんですが、爆弾だけは普通に分からん、街灯に照らされた部分にオッサンが出た瞬間、
ピクリとも動かなくなったので恐らくオッサンは殺されたんでしょうけど、衛星の映像が映ったので範囲外に
出たという事で殺されたと思っていたんですが、爆弾起動(?)までは流石に読まれへん、この辺は説明不足。
まぁ、そんな些細な事は原作未読なのでこの際構わないとしてですね、茶髪の軽薄そうなにーちゃん、彼が
早速ネギ星人に殺されたのはちょっとショックでした、西と並んで個人的には注目してたので余計ショック。
銃撃の描写がありえない程適当だったり、加藤が助けた女の性格がウザかったりと、イヤな部分ばかりが
強調されたわけですが、玄野がカッコ良かったので良しとします、ほんまカッコエエわコイツ。
あの女なんか加藤が殺されそうな時何もしなかったくせに、自分達が狙われる段階になると玄野の文句ばかり
言うというですね、とにかくウザイ、こういうタイプのキャラが一番邪魔です、ヒロインやから生き残る思いますけども。
何にしても玄野と西、この二人が特に良い感じなので次回以降も期待大です、話も面白いですし。



GANTZ   第03話 「それぢわ、ちいてんをはじぬる」
風吹きすぎ、ガンツに減点されんぞ、この風。
昨日10巻まで購入して、この三話の中身は既に原作で読ませて頂いたからこそ分かる事なんですが、
基本的に二話もそうですけど、岸本の扱いが微妙ですよね、良く言えば出番増やしてるわけですけど、
悪く言えば前回俺が感じた様に、加藤を助けようとしなかった玄野を責めたものの、結局自分も何も
せずにビビってただけなので、むしろ岸本こそがクソという結論になるので出番増やしても悪印象と。
まぁ、結局原作読んでも岸本は好きになれなかったのでどちらでも構わないんですけど…というか、原作だと
出番中途半端なので存在自体薄いので、宜しくない印象を与えたとしても出番追加しているアニメの方が
彼女自身の扱いとしては確かにイイかもしれないです、加藤と仲良ぉやれや。
それはいいとして本編ですよ、西のセリフが原作よりも大幅に増えてたのがもぅな、ごっつ嬉しかった。
西と玄野が同じである証として、誰かの死ぬ瞬間や自分が死んだ瞬間の気持ちをわざわざ語ったり、
映像を上手く利用して地下鉄のホームで玄野達が死ぬ瞬間の映像にシンクロさせて西が喋るとかほんま、
原作と違って金髪がマッハで殺されたりと、微妙に細部が違いますが西に出番増やすのは歓迎であります。
しかしアレですよね、原作読んでても思ったんですけど西ってあんな性格の割りには意外と優しいですよね。
厳密に言えば別に優しいわけでは無いんでしょうけど、動脈切れて死ぬ直前の加藤を揺り動かす玄野達を見て
わざわざ「死んでなかったら元に戻る」と教えたり、アニメでは削られてましたけど、部屋を出る時に
「ここの事は話さない方がいいぜ、頭バーンだからな」と生死に関わる事はしっかり教えてる辺りが微妙に
優しいというか、少なくとも玄野には結構情報与えてるな、という感じで中々に紳士と、ナニが紳士か知らんが。
それとは逆に、原作は漫画ですから声はありませんが、音声が入った事により印象の悪くなったキャラも
居ますよね、加藤とかその最たる例でして、実際性格の方は嫌いではないんですが、やっぱり西に言った、
「どうしてお前はウソを吐いて教えなかった!」というセリフが気に入らないですね。
ウソを吐くというのは、その言葉の通りウソの情報を与えるという事です。
で、西はウソを吐いたかというと、答えはyesでありnoであると思われます、漫画とアニメで描写に関する
若干の差はあるものの、概ねネギ星人を捕まえた者には一千万円の賞金が出ると彼は言いました。
確かに金銭の事や彼の父親の事等、そういう面で彼が話した言葉は完全にウソの可能性が果てしなく高い
わけですが、別に死ぬ可能性は無いだとか、やはり前述の様に生き死にに関する事については触れてません。
制限時間の事はそれとなく匂わせてますし、皆が混乱している時に冷静にスーツも着込んでいます。
状況に関するウソは吐いたものの、ネギ星人を捕らえるという事に関してのウソは吐いていないので、
加藤のセリフの中でコレだけが唯一気に入らないです、嫌いじゃないんですけど気に入らない。
そういう個人的な事は別にしてですね、今回は特に飛ばしたシーンも無かったので全体的に良かったです。
ガンツが採点の際に出す名称が原作とは違っていましたが、まぁこの辺は微妙なアレやいう事で一つ。
「ファックスから出てきた書類」が「人間」に置き換えられていたりという点は然程気になるモノでも
無いので構いませんが、一つ気になったと言えば部屋を出た後の描写ですね。
時間の関係で各々が自宅へ帰るシーンが描けず、次回予告を見る限りだとその辺りのは回想という形で
次回に回されたのだと思いますが、わざわざ教師や政治家等、あの場に居たメンバーが死んだニュースを
わざわざ三分前後かけてまで描く必要は無かったのではないかと思いました、どうせなら原作でも死因が
明かされていない金髪の死亡速報でも描いて頂きたかったところであります。
あ、そういえば、コレ原作でも気になった事なんですけど、ガンツの事を話すと頭バーン、何故この事を
西が知っていたのかが気になりますよね、ほんまどうでもいいような些細な事ではあるんですけども。
とりあえず、全11話で、サブタイにファーストシーズンと銘打っているわけですけども、微妙にヤな予感が
してまいりました、今のOPてネギ星人編の映像のみやないですか、ホモとか貞子全然映ってませんし。
で、次回は日常のみでイくでしょうけど、五話のラストぐらいでまた召還されるでしょうから、
六話ぐらいからセカンドシーズンいう事になったりせぇへんやろうなー、と危惧してます。
ほら、11話までファーストシーズンのままでイってくれれば第二期が確実にあるだろうと信じれるわけ
じゃないですか、せやのに星人毎にシーズン変えられたらヤバイな思て。
何にしても、はよホモの声が聞きたい、個人的にはカッチョエエ声希望です。



GANTZ   第04話 「っていうことは、あの時」
原作既読やとある意味笑えます、今回は展開遅すぎ。
とりあえず作画は非常に良い出来でした、三話があまりにも作画崩れてたので特に今回は良かったです。
逆に、前回とは違った綺麗な作画だった為、玄野や加藤はともかく、西は男前に、岸本はえらい美人に変形を
遂げておりました、原作の岸本は顔がロリくさいクセに何故か今回の岸本は妙に美人、そら玄野惚れるわな。
今回は原作を全く知らない状態で考えると良い感じだったと思います、各キャラ毎の場面転換が激しかったり、
微妙に時間の追い方が変だったりという以外は特におかしく感じる点が無かったかと思われます。
ただ、既に原作を読んだ身となると話は別です、色んな箇所がおかしい、何かがおかしいとかいう些細なレベル
ではなく、なんかもぅ何もかもがおかしかった気がする、おかしいんじゃなくて笑えるレベルまで到達してた。
普通に順を追って見てみますと、まず冒頭の不良とのシーンに関しては、最初にピンチの場面を見せておいて、
後にそこに至るまでの過程を描くというのはよくあるので構わないものの、西の「頭バーン」発言が萎えました。
確かにあの場面で頭バーンについて口にしていますが、前回は無く、何故か今回は回想なのに存在している。
その後に描かれたタクシーを使用しての帰宅、コレも前回はありませんでしたが、こちらは放送時間の関係で
描く事が出来なかったので今回へ回した、という事で普通に納得出来ます、帰宅入れると時間ギリギリですし。
ですが、頭バーンに関しては喋らせれたはずなのに前回喋らせなかった、非常に今回は蛇足くさくてイヤです。
そしてニュースの場面になるわけですが「御覧下さい、このヘアヌード写真集がホームに落ちていたのです!」
いやな、そんなシーン要らんやろ、しかもアナウンサー妙に興奮してるしな、ヘアヌードやのに水着着てるしな。
また回想へと戻ってマンションの部屋を出るシーンになるわけ…岸本胸デカッ!!!
不自然、それ以外思い付く言葉があらへんくらい不自然なデカさです、ちゅーか胸めっちゃ固そう、弾力性ゼロ。
作画が変わるだけで胸がデカなるという七不思議がココに樹立されたわけですが、その後タクシーを拾い帰宅、
岸本の家へ寄って服を返すシーンがあるわけですが、ここで加藤がタクシー内から身を乗り出して「…なまえ」
妙に頬を染めてます、逆にキモイです、ナニが逆なんかよぉ分からんけどキモかった、ネギ星人呼んで来い。
ところ変わって学校のシーンでは友人一歩手前扱いの二人が玄野の席で件のヘアヌード写真集を見ながら、
「この乳、反則だよなぁ…やらしすぎ」とえらい感情こもった喋り方でホザいてます、カメラは切り替わり、
勿論玄野がホームに放置したあの写真集が写されるのかと思えば何故かレイカの水着写真が掲載、
鮎川ももの写真集やったんちゃうんかい、そのレイカはファンサービスなんかただの趣味なんかどっちやねんと。
どうせやったら鮎川あみの写真でも載せろと、ところでメガネの声優がビビる程下手だったのが焦りました。
他にも岸本の妹が出てこなかったり、何故か加藤の弟の話が盛り込まれていたりと、原作に無いシーンが
追加される代わりに、必要なシーンが削除という強烈な展開、傘にK.Aと彫ってる、なんの伏線でしょうか。
まぁ細かい点は置いておいてです、今回のメインである立花との絡みです、しっかりスーツも装着。
原作通り空手部の主将が登場と同時に歯ァ狩られ、立花が玄野の方へと来ます、そして玄野をボコる立花、
脚を執拗に蹴りまくる原作でしたが、どうやらボコってる描写に変更になっているようです、確かにこちらの
描写の方がスーツが役立っているという風に見え辛いですからね、中々効果的なへんこ…泡を吹く玄野。
え!?スーツ着てるから平気なんちゃうん!!?泡拭いてるし痛みを感じなく…とか言ってますよ!!!!
そんな窮地にも関わらず岸本の裸を思い出し玄野興奮、服を脱ぐ時は制服を着てたから、まさか自分の制服が
彼女の裸体を撫でたのでは、っていうことは、あの時という今回のタイトルにも使われているセリフが登場。
よもや今回の題名が欲情した玄野のセリフやとは思いもよりませんでしたが、玄野の下腹部に異常発生。
めざとい立花は「なんだコイツ…勃起してやがる」という言葉をどこを見ている立花。

そして勃起した事でスーツの力が発動!!!

視聴者 → ( ゚Д゚) ポカーン

え…あの…ぼ、勃起したからスーツの力使えるようになったんですか…?
ははは、またまたご冗談を………え!!?マジで勃起したからスーツ使えるようになったん!!!?
これが板野サーカスですとでも言うつもりでしょうか。
勃起したらスーツ覚醒、アニメの設定では勃起するとスーツ使用可能な模様、キーワードは勃起、題名も勃起。
流石にコレには失笑するのも忘れて爆笑モンでしたが、いやあのな、いくらなんでも勃起でスーツはアカンやろ。
ちゅーか設定そのものが差し替えられているのが大問題です、原作者であらせられる奥先生見たらキれるぞ。
ほんでトドメにキャストが教師 井出らっきょです、このスタッフはナニがしたいねん…_| ̄|○|||
とりあえず予告を見る限り、沼田や事故る孫が出てきているので、次回ラストで再び転送だと思いますが、
今回はありえへんぐらい展開遅いうえに笑わせてもらいました、唯一褒めるべき点があるとすれば、原作と違い
玄野が立花をパンチで殴っていた点でしょうか、予告にホモも貞子も出さないというのはほんま…_| ̄|○|||



GANTZ   第05話 「やったああああっ」
展開トロすぎ、色んな意味で話の題名変えた方が宜しい。
前回は勃起スーツが原作と照らしあわせてかなりアレでしたが、普通にアニメの一話分として見れば実に
よく纏まった回でした、そして対する今回も非常によく描けていたのではないかと思います。
映像化に当たって流石に削られているセリフ等もありますが、個人的には今回の第五話が一番アニメとしての
出来は良かったのではないかと思いました、ミッション中と違い、グロ描写も無いのでスタッフ側も
日常描写の方が遥かに作りやすいでしょうし、原作に無いシーンも今回は比較的良い出来でした。
作画に関しては悪くなかったんですが、なんか妙な作画やったのが妙でした、ナニ書いてるかよぉ分からんが。
というか、いくら日常描写の出来が良いと言っても、如何せん展開がトロすぎるのが気になります。
次回の題名が「狙ってるぜ」でしたが、アレやろ、どうせ加藤のケツの穴狙ってる鬼塚のアレでしょうし、
挙句にその次が「やべェ!」で「ソッコー殺す」と、この展開のありえない遅さは何事かと思う次第で
ありますが、まぁ、もぅ原作の方を読ませて頂いたわけなので、展開がトロくてもきちんと描いてくれた方が
見ている分には良い感じなので、作画崩さずに頑張ってもらえたらな、という感じです。
ほんで本編なわけですが、「ちょっと…お水…もらえるかな?」という岸本の問いかけに対し、
我らが玄野は「え、いいけど」のセリフ、その直後、今回の題名である「やったああああっ」が画面上に
映し出されたわけですが、なんかやたらおもろかった、ちゅーか題名は真剣に付けろ。
次のシーンではテっちゃんが映し出されるわけですが、テっちゃんの声が妙にカッコイイ、
挙句に酔っ払いのオッサンをリンチした後で残されたガキの頭撫でたり、なんやしっかり牛乳買ってたり、
ただの暴走族の分際でやたらエエ扱いになってるのはどうなんでしょうか、いやな、別に悪くは無いねん、
そこまでしてテっちゃんのキャラ立てる意味が分からんわけですが。
そして来たるは岸本のペット宣言、「飼って…くれないかな…」と言いながら自分の顔を指差す岸本、
「あたし飼ってくれないかな?」というセリフはどうした?
岸本唯一の名場面のセリフが変更されてしまいました、どないなっとんねん。
後は適当にババァと亮太の出番が追加されてたりと、悪くは無いオリジナル要素でした、展開クソ遅いが。
というか、岸本がシャワー浴びる前に見てたTVで「大統領の発言は軽率なのではないでしょうか?」という
セリフがあったんですが、コレちょっと、ブッシュに見せてやったらおもろいんちゃうかなと。
岸本の風呂場での自殺シーン回想は個人的には良かったです、映像的な刺激が強いわけではないんですが、
妙にグロそうに見えたので、このシーンは非常に良かったのではないかな、と。
まぁ、イイと言えばコンビニで玄野がコンドーム買った時の女性店員のニヤリが妙にえがったがな。
ちゅーか岸本の胸揉んでる時のわけわからん曲はどないなんでしょうか、ギャグアニメ?
勃起スーツやらここ最近の題名見る限りは確実にギャグアニメなんですが、せめて仏像編ぐらいまでは
第一期中にヤってもらいたかったなという感じです、日常のオリジナルシーンの出来は確かにイイんですが、
そんなトコに力入れるぐらいならミッションの映像綺麗にしてくれた方が嬉しいな、と。
今回はまぁ、西が図書館の様な場所でノーパソ使ってるシーンや、ババァが亮太に読んでやってた本が
高速道路での居眠り運転の話だったりと、西の追加シーンやババァ達の今後の伏線だったりと、
出来自体はほんま良かったです、加藤が北斗の拳読んでた意図が掴めんが。
ただ、原作既読視聴者は誰しも思た事や思いますけど、ババァとかテっちゃん早めに出すぐらいやったら、
事務所辞める前のホモとか貞子出してくれた方が遥かに嬉しかったんですが。
しかしどうでもいいんですけど、テっちゃんが暴走族の中で多少マシな思考のキャラに変更されていたり、
既に今回の時点で妙にキャラ立たせまくるのはどうかと思いました、田中編での生死が多少予想出来ますし、
何より「ナメてっとマジ殺されんぞっ!!」が無い恐れがある、それだけは避けねばならん。
あとは…特に書くような事じゃないんですけど、今回の次回予告が二話以来の西だったわけですが、
西の次回予告カッチョイイので好きです、西の「狙ってるぜ」は実に良かった、演技上手くなってますしね。
そらまぁ、個人的には次回は「うわっ鬼塚さんっ、なんで二年の便所入ってんすかっ」とかが良かったが。



GANTZ   第06話 「狙ってるぜ」
作画崩れた、アニメ版は作画と脚本に期待したらアカン。
冒頭、弟を見送る加藤の顔がやたら男前なのが笑えました、なんでお前そんな凛々しい顔してんねん。
アニメではオリジナル展開や設定が異様に多いわけですが、その中でも最も成功しているのは加藤兄弟が
住まわせてもらっている知り合いのオバハンの性格、確かに原作でもエゲついオバハンですが、アニメの方が
態度悪いので、このババァは確かにムカつく、というのが分かりやすく描写されているのが良かったです。
同様に、玄野が岸本の為にサンドイッチ等を買ってやるシーンはちょっと心温まりました。
そんな演出が必要かどうかは別にして、岸本の事を好きとかどうとかではなく、普通に健康状態を心配して
朝食を買うというのが中々良かった、コレで当の岸本は「加藤君、加藤君」やもんな、そら玄野キれるわ。
しかもサンドイッチ買う金が全部玄野持ちとか当然の様に考えてるてお前、最近の女子高生はほんま…。
で、店員が原作でもアニメでも登場した「日の出台へはどのホームから行けるのか?」という質問を
してきたババァ、何故このタイミングでこのババァを出すのか…じゃなくて、ナニこのババア…_| ̄|○|||
他にも切符を買う亮太とババァがごっつウザいのに、後ろのサラリーマンのオッサンがえらいエエ人やったり、
ほんまどうでもええような改悪部分が目立つというのはほんま如何なもんかと。
ところで、岸本の「行ける人だからそう言えるんだよ」というセリフ、コレは学校へ行かないですむなら
それでいい、という玄野のセリフを受けての発言ですが、やっぱりこの辺り性格出ますよね。
俺や玄野みたいな性格だと、行けない状態であっても行きたいとは一切思いませんが、腐っても勉強漬けで
頭の良い岸本、高校や大学等、たとえ義務教育でなくても行って当然、という意識があるんでしょう。
正直GANTZには関係無いどうでもいいエピソードでしたが、個人的にはこの学校云々のやりとりは良い感じ。
っていうかですね!!!加藤の学校で遂に鬼塚登場ですよ!!!!めっちゃ興奮するがな!!!
トイレでクソみたいな談笑をしているところに原作同様鬼塚登場!!!
鬼塚の入っている奥の個室横、ソコに紫怨の落書きが無いのが和泉登場までやるつもりなさそうに見えて
多少気分が殺がれましたが、そもそもソレ以前に落書き自体無いのが不良校らしくない。
そして多少の雑談後「そいつ…俺にヤらせろ」という例のセリは?
顔可愛いか聞いてきてヤらせろ…まぁ、確かに鬼塚がゲイやいう事は原作未読でも分かりそうなもんですが、
ヤらせろ…何か…いや!全然ちゃうがな!俺にホラせろ!!!じゃろが。
その後も香月が加藤に鬼塚の事を忠告するシーンでの「お前のケツのあな、狙ってるぜ」が「狙ってるぜ」
に変更されていたりと、なんかもぅGANTZ屈指の名場面が片っ端から潰されていって…_| ̄|○|||
とりあえず、加藤が鬼塚ボコるシーンが中々バイオレンスな演出だったので良しとします。
ただ、別にボコるのはどうでもいいんですが、ボコってる最中に間借りさせてもらってるオバハンの顔を
何度も出したり、ボコった後の「弱いものイジメするな」のセリフが無かったりと、ただ単に加藤が鬼塚で
日頃の鬱憤をはらしてるだけの、ただのストレス発散的な描写になってたのは最悪でした。
殴り終わった後のセリフもそうですけど、最低限オバハンの顔出すのだけは勘弁してもらいたかったです。
そして最も気になったのが本屋、ホモ、貞子、ララ、わけわからん女、一話の万引き犯とまぁ、後半二人は
かなりどうでもいいんですが、色々と出てきたわけです、玄野と岸本もしっかり出てましたし。
ほんでまぁ、お互い、或いは片方だけが片方の顔を見た組み合わせとしては、ララが一方的に玄野の顔を
店内と店外で確認したわけですけども、やっぱコレって仏像編への布石のつもりなんでしょうね。
岸本もこの店の中だけは妙に玄野にジャレてる描写だったので、あの時仲良かったのに今はどないしてん、
みたいな話術でヤってまうわけやな、玄野も岸本も、店の外で顔一瞬確認してるような気もするけど。
何気にヘルメットにS.SAKURAの文字、テロップで桜塚なんたらという女性キャラの名前があった事から、
原作ですら判明していないララの本名が明かされたわけですが、むしろ岸本の巨乳見て、ララが自分の胸
触ってデカさを再確認してたシーンの意味を聞きたい、なんかほんまどうでもええような一瞬描写。
ところで、コレは俺だけかもしれませんけど、ララは店の外に停めてあった自分のバイクで帰宅していった
わけですが、ララはバイクもそうでしょうけど、個人的には車で帰ってもらいたかったです。
原作だと「免許取り立て」「あたしの車でドライブ」というセリフがあったわけなので、車と呼称している
事から、てっきりバイクではなく普通に乗用車だと思っていたので、この辺り曖昧に微妙やなーと。
一方肝心のホモと貞子ですが、色んな意味で最悪でした、貞子は貞子と言われなかっただけなので、
版権的に考えてギリギリ許せるとしても、ホモの描き方が最悪、ごっつ変な高校生になってた。
原作だと友達にバイク借りるのに対し、アニメでは初対面の女子高生二人に対して「バイク貸してくんねー?」
とかホザき出す始末、挙句にその女子高生の彼氏は見ず知らずの男子高生にマジでバイク貸すしな。
ホモがデブオタ見て頬を赤らめるシーンが無かったのでホモという設定が現時点で無視されたり、
期待してた声が今イチやったりと、なんかもぅホモと貞子の出番引き伸ばした割りには粗悪なもんでした。
ほんで最後、西がデカイ建物を出たところにあるモニュメントの様なモノにノーパソらしきモノを置いた
理由が不明です、転送に備えて私物を置いたという事なのかもしれませんが、それならもっと安全なトコ置け。
まぁ、西は前回同様ラストの一言だけとはいえ、えらいカッチョエエ顔やったのでいいですけど。
出来れば猫殺して勃起という原作展開の方が良かったんですが、流石に猫ギョーンしたりすると何かと
動物愛護団体とかから苦情きそうなので仕方無いとしても、勃起は欲しかった。
アニメのテーマは勃起になったようですから、それなら勃起ほしかった、男勢は揃って勃起。
で、次回予告を見る限りでは、どうやらようやく次回転送開始のようですが、個人的には予告で転送される
事実を明確にするのではなく、原作通り、その話のラストでいきなり転送、の方が良かったです。
そらまぁ、冷静に読めば 『 また転送されるのかもしれない 』 という可能性は十分に考えうる事ですが、
俺は低脳なものですから、三巻読んでる時に再度転送されるという展開は何故か全然予想しなかったので、
インパクト面を考慮しても予告ではなく、いきなり転送、の方が良かったと思います。
それにしてもホモがホモじゃない、貞子が貞子じゃない、意味も無くララが出てくると、制作スタッフは
ナニがしたいのか意味分からん、コレでララが田中編に転送されたりしたら監督と脚本家は神やけど。



GANTZ   第07話 「やべェ!」
おもろい作画やった、やべェのは監督の脳みそとしか思えませんが。
田中編のキャラが出揃い、今回ようやくガンツ部屋に転送されたのでいい加減OP映像が田中編へと変更に
なるかと期待してたんですが、余裕でネギ星人、なんか金髪とかアイヒマンテストが嬉しそうに走ってた。
冒頭、岸本の高校受験に関する事で親が知り合いか何かと電話している際、親の口から姉は失敗、その妹の
しおりは成功みたいな口ぶりで語られた事によりショックを受けて風呂場で自殺、という感じの流れが描かれた
わけですが、個人的には微妙、相変わらずそんな原作に無い…というか、完璧想像の範疇を出ない自殺経緯を
異様に詳しく描かれてもGANTZに限っては冷めます、肝心のリストカット部分放送せぇへんしな。
岸本が部屋で腐ってる間、玄野は食料を買いに行ってたわけですが、当然かもしれないですけど偉いですよね。
家族ですら死ねと思いつつ一人暮らしする過去があるものの、一人暮らしなのでメシも当然自分で買う。
ほんまどうでもええ事かもしれませんが、そういう日常のほんまどうでもええ部分が描かれていたのが宜しい。
食後、TV番組を見終えた岸本が伸びをするとやたらデカイ胸がブルンブルン、デカすぎる、あまりにも不自然。
ブラウン管を通して見る我々視聴者はその不自然なデカさにある種の戦慄を覚える中、ソレをベッドで横に
なりながら居てた玄野は「ぬぉぉ!!?」とかおもろい心の叫び、かなり間抜けなツラした主人公です。
コレが今や恐竜皆殺しにしてスーツ無しで無傷の生還やもんな、ミッション参加者から頼られてリーダー役、
挙句に私生活ではタエちゃんみたいな可愛い彼女おって万事抜かりなしか、成長しすぎにも程があるな。
そんな成長しすぎた主人公が序盤はデカイ胸見て「やっぱスゲェや…!」とか言いながら心臓バクバク、
ついでに勃起、ほんまアニメ版はやたら勃起に拘るな、毎回何処かのシーンで常に勃起が挿入される。
場面は変わって今回転送される連中の死に様が続々と描かれる、テっちゃんエエ人になりすぎ。
「俺ケーるわ、牛乳頼まれてるし」ちゃうでほんま、その場で牛乳一気飲みするぐらいの渋さを見せろ。
ホモと貞子はまぁまぁ、相変わらずホモの声が予想と違いカッコ良くないのが難点ですが、貞子はかかずさんで
結構ソレっぽくて良い感じでしたし、岸本の胸触って喜ぶ玄野のセリフもやたら良かった。
ただ、転送時間がエゲつない程早かったり、原作と違ってまだ目の部分までは転送されて無い為、自分が今
どういう状況で金縛りに合っているかも分からないはずなのに、頭のてっぺんが転送され始めた時点で、
「げ、またかよ…」というのはちょっと勘弁してもらいたかったですね、せめて目まで転送されてガンツ部屋と
西が視界に入ってからにしてもらいたかったです、転送速度が速いのはまぁどちらでもいいとして。
ちゅーかガンツ部屋転送された岸本は屈んでるような状態から走り出すわけですが、その時に制服の中に
見える胸、もはやデカすぎという疑問よりも制服からハミ出すぎという脅威、デカイとかやなくておかしい。
何かが絶対的におかしい、加藤出迎える時やたらバウンドしてたしな、アレは一種のイキモンやな。
ところで関係無いんですが、この各キャラ死亡状況から転送時にかかる曲は良い感じだと思いました。
特にどの辺りがというわけでもないんですけど、なんとなくGANTZっぽいかなーと、ちょっとキレイすぎやとは
思いますけど、中々的を得た良い仕上がりになってるかな、と思いました。
ただ、その逆にホモ達の死に様が微妙に疑問の残る仕上がりになってたのが残念でした。
バイクで高速道路なのに、渋滞だからといってバイクにも関わらずしっかりトラックのケツに着けて待ってる、
何故か原作と違いホモのバイクとババァ達の車が横並びになっている、という具合に微妙に粗悪な改悪。
貞子が何時の間にかバイク乗ってたので嫌がるのは分かりますが、なんかホモ本気でキれてるしな。
一方、テっちゃん死亡時に、奥さんが何かしらの原因でお乳が出なくなった、というのは余計でした。
ただでさえ「ナメてっとマジ殺されっぞ!」のクソキャラをナニ良キャラにしようとしとん。
ほんで話は進んで全員ガンツ部屋集合、ドア開かへんとか一通りの通過儀礼済ましてゾク共が巨乳岸本発見、
沼田を初めとする珍走団が岸本を狙って詰め寄るわけですが、そこで原作と違い玄野が「やめろよ!」発言。
おーおー、玄野カッチョイイなオイ、原作では岸本のどの辺が好きやったんか一切分かりませんでしたが、
アニメ版では加藤すら何もしなかったのに玄野がゾク三名に対して牽制球、コレはカッコイイ、実際痺れる。
まぁ、肝心の岸本は完璧シカトやったけどな、玄野が自分の為にゾクとケンカになるかもしれない一触即発の
事態を発生させたのに礼の言葉一つ無し、ほんまな、岸本はまず礼儀を知れ、犯られても文句言われへん。
そして見せ場を作る為か、ここぞとばかりにガンツのルールを説明し出す加藤、なんか西が恐ろしいツラで
キれてましたが無視して宇宙人と戦うだのナンだのとホザき、余裕でゾクと亮太にバカにされます。
すると加藤、顔面汗まみれで「計ちゃん教えてくれ!スーツの使い方!」…へ…ヘタれや…(´Д⊂
そんなヘタれは置いておいておき、ラジオ体操の曲がかかり定例の命無くなった文章、続いて星人紹介画面に
切り替わり田中星人が球に映し出され鈴木星人。
………え…えっと…す、鈴木?は、ははは、またまたご冗談を………え!!?マジかオイ!!!?
ただでさえ勃起スーツとかわけわからん設定に差し替えたクセして今度は星人名変更か、ボケんなよ!!!
これが板野サーカスとでも言うつもりでしょうか。
勃起スーツに続いて鈴木星人、板野サーカス第二段、十八番はミサイル飛ばしに設定曲解かコラ。
俺の記憶が間違いでなければ、作者である奥氏は田中星人を起用する際に田中せいじさんに了解を得た、
そういう話だったはずです、時期的に考えてもアニメでの田中星人使用に関しての許可でしょう。
事前に許可取っといて本放送時は鈴木星人か、ハッ、おめでてーな、コレが噂のアイヒマンテストか?
もぅほんまアイヒマンテストとかどうでもいいので、DVD収録時は頼むからマシに修正しといてくれ。
で、後は特に笑うべき点も無いんですが、西が加藤に「学級委員にでもなったつもりかよ」と腐るセリフを
吐くシーンがあるんですが、中々良い感じでした、西らしいというか、学級委員というのが中学生らしい
単語で良かったです、コレほんま、西やから良かったものの、沼田ギョーンした直後の西とか、純粋な
戦闘狂の和泉とかの前でガンツのルールバラしたら加藤即行ギョーンやったやろうな、ついでに岸本も。
あとはアレです、ラストでかかってた曲も良い感じでした、玄野がスーツ置き忘れてきたあのシーンの曲。
次回は「ソッコー殺す」で西の名場面が用意されているので楽しみなわけですが、微妙というか不安というか、
今回これだけ遅々とした進展速度で、次回予告見る限りでは玄野が転送されて田中星人が近寄ってきて幕、
という感じやと思うんですが、これほんま、この速度で田中編終わるんでしょうか…どう考えても無理やろ。
ネギ星人の時みたいにキチガイ的スピードやったら終わるでしょうけど、田中ボスとか西の最期とか、
焦らずまともに描く必要のあるシーンが多々残されてるわけなので、どうするんでしょうか、ほんま。



GANTZ   第08話 「ソッコー殺す」
西最高、賛否両論だそうですけど西最高。
西がめちゃめちゃカッコ良かった、マジで今回は最高でした、展開トロかったけど許す、西最高。
もぅな、しつこくも日の出台行きを尋ねるババァが道端に出てきたり玄野の部屋のTVに反射して映ったりした
クソみたいな事実はどうでもいい、西が良すぎた、今回に限ってアニメ最高、ほんまたまらん。
余裕でカッチョ良かった西の素晴らしさは後で語るとしてですね、とりあえずはいつもの様に順を追って感想。
まずはようやくOP映像に変更があった事でしょうか、ネギ編から完璧に田中編へと映像が変わったわけでは
ありませんが、ネギ + 田中という映像で中々良い感じじゃないかと思いました、西の出番多めの映像ですし。
しかし今回西のカッコ良さとは裏腹に加藤がダサいにも程がありましたね、ただでさえ仏像編で大量虐殺の
要因を担ってもうてるいうのに、アニメでは田中編からクソキャラに。
「だからさぁ、山田星人なんて関係ねぇっての!」と沼田が叫んだところ、なんかマジな顔して、
「鈴木だ!鈴木星人だ!!!」やからな、挙句にテっちゃんがちょっと凄んで
「次に命令したら田中なんとかよりお前を先に潰す」と発言したところ、加藤ブルって「何とか…着るように
言ってほしい…お願いだ」と来るからな、ほんま玄野以上に中途半端なヘタレ、玄野みたいに人間味溢れる
リアルなヘタレならいいんですが、コイツ人前でまずカッコ付けてからビビるからな、アカン。
そして巨乳岸本の着替えを覗きに行く珍走団、ソコにテっちゃんが登場して珍走団を止めに入ります。
あのな、別にもぅテっちゃんのキャラ変更は諦めてるのでどうでもいいんですよ。
ただ、原作で率先して巨乳岸本レイプしようとしてたヤツがナニが「止めとけよ」じゃ、原作読み直せ。
どうせ展開変えるなら「止めとけよ」じゃなくて俺にホラせろ!!!にしてくれ。
むしろその際の他の面々、珍走団の乱入によって着替え途中だった巨乳岸本を見た玄野の心の声がいきなり、
「うわ…岸本…スッポンポンだ!」やからな、ほんま玄野はイイ、スーツ置き忘れて死の予感を
感じてる最中に岸本の裸見てスッポンポン、画面に映ってないが恐らく勃起、余裕で勃起、男勃ち。
CMアけには田中星人がコンビニにてお菓子買い終わった映像、なんでか見えない事になってます。
玄野のスーツが無い事が西によって全員に発覚、「マジかよ!なんでもっと早く言ってくれなかったんだ!」
と加藤、玄野もその直後思ってましたが、お前が人の話聞かへんからやろう。
「計ちゃん…計ちゃんだよな!」ちゃうぞ、ナニが「電車にアタック」じゃ、出直せ貴様。
ここで何故か玄野がテっちゃんの服パクろうとして殴り飛ばされるシーンが、アニメでは既にテっちゃんが
自発的にスーツ着てた為、沼田の服をパクろうとしてバレて殴られる、というのが現実ではなく想像で考えた、
というしょうもない変更になってましたが…個人的にはこの段階での玄野にはスーツをヘチるイベントは
想像ではなく現実レベルでやってほしかったです、仏像編辺りからは「知識の少ない西」みたいな感じに
なっていたのでまだしも、田中編ではまだネギ編よりも多少知識ある程度の描写なのでパクってほしかった。
しかし何と言うか、原作読んでた時も思いましたし、アニメの追加シーンのおかげで余計そう感じるように
なったんですが、正直、この田中編の時点で加藤が既に死んでて居ない、岸本は生存でも別に構わん、
他のメンツは一緒、玄野はやっぱりスーツ忘れてる、という加藤のみが居ない状況だったら、なんか西は
玄野にスーツ無しでも生き残る方法を結構簡単に教えてた気がしますよね。
アニメだと「前は見所あったけどやっぱアカン」みたいな事言うてましたけど、玄野が絡んでる時のみ
西は自発的にスーツの事とか色々喋ったりしてるので、西が相当嫌悪してるであろう加藤さえ居なければ
ギリギリまで引っ張りながらもちゃんと玄野だけには色々とガンツのルールとか秘密とか喋った気がします。
実際、加藤が一人でああだこうだ騒いだせいで結局玄野はスーツ無しの方法も教えてもらえず、
挙句にいくら西が嫌いといっても西が死に掛けた時に加藤は助けにすら入らなかったわけですからね。
結局加藤というキャラは、西が言うように完璧な偽善者、自分は安全な状態を確認してから動く、という
ある意味では玄野同様実に人間らしいキャラではありますが、西にとっては相当ムカつく相手だったかと。
そしてここから待望の西ハッスル、原作には無いセリフ満載でお送りする西の独壇場、貞子以外の全ての
キャラに片っ端から「どうせお前こうなったらアレやろ」みたいな反撃出来ない痛々しい指摘をしていきます。
これがまたな、ほんま西好きにはたまらん、良すぎる、この展開は良すぎる、ほんま顔がにやける。
途中で馬鹿が西に銃向ける原作通りの展開が行われたので、貞子だけ唯一会話してないのが残念極まりない
わけですが、原作では一言も会話してないホモとまで喋ってくれたので個人的には最高に満足した、たまらん。
けどほんま、西って結構人のこと見てますよね、加藤に対しての偽善者発言は実に的を得ていますし、
暴力衝動という発言もアニメの加藤に関しては実に当て嵌まる言葉だと思います、全員帰還発言に対し、
「全員で帰りたいなら話し合いしろ、話し合い」というのも実に分かる、星人に話し合いが無意味というのは
西ならよく理解しているでしょうけど、確かに加藤はネギ親子の惨状を見ていたとはいえ、いきなりネギ親父に
対して銃口向けてます、挙句にいくら玄野の危機だったと言ってもネギ親父に不意打ちでチョーク、
殺す気マンマンです、田中編も仏像編も、結局口だけ、自分の至らない采配ミスのおかげで仏像編に関しては
玄野以外全滅というシャレにならん結果を生み出したりと、ほんまコイツは偽善者で口だけです。
岸本に対しては「人に頼ってばかりで自分じゃ何にも出来ねぇじゃんか」という、これが一番良かった。
巨乳岸本はちょっと胸デカいだけで玄野に好かれ、何故か加藤にまで好かれるという、これやからほんま
体を武器にする女はウザイという典型のようなこの女、西の言うように人に頼ってばかりで性格最悪な
この女に対して誰も原作では文句どころか嫌味の一つも言わないですからね。
唯一玄野が田中編終了時に不満をブちまけたわけですが、「何にもさせてくれないし!」というのが実に
玄野らしかったとはいえ、あの一言だけがちょっと私情挟んでたので、ちょっと文句としては弱いかなと。
ソレが西は容赦なくボロカスに言い当てますからね、しかも岸本反論出来ひんしな、ほんまたまらん。
この後珍走団やホモに対しても色々と言う中、名前も無いような馬鹿が西に向けて発砲。
西が喋ってくれて嬉しいとかいう私情抜きで考えれば、確かにアニメでのこの西の妙なハッスルぶりは実に
西らしい展開ではありますけど、西に対して馬鹿が銃発砲する流れは原作の方がイイですよね。
アホみたいに銃持って騒いでて引き金ひいたら「あ…出た…?」の方がGANTZとしては良い気がします。
まぁアニメはGONTZなので別に構いませんし、西のハッスルぶりが見れたので何も文句はありませんが。
ただ、出来れば西が撃たれた後のあのごっつい顔は欲しかったところですね、あの顔は凄かった、
なんかもぅ長戸の「なにやってんだよおまえ?」並に凄かった、見開きでやってもいいぐらい凄かった。
この後は普通に馬鹿が西に撃ち殺されて転送が始まるわけですが、全員同時転送だったり、目の前でいきなり
人の頭が吹き飛んだエグさにゲロ吐くシーンが無かったのが個人的には不満ですね。
前者は全員同時転送のおかげでその際の会話が全て削られてしまいましたし、後者はゲロとまでいかずとも、
流石に目の前で人の頭が吹き飛んだというのに全員冷静にも程がありすぎる気がします。
最も、それよりも問題なのは何故玄野と岸本が銃の効果を知っているのか?
原作では加藤のみが焦っていましたし、それこそが正しいはずなんですが、何故玄野と岸本も銃の事を
知っていたのでしょうか、アニメオリジナルのシーンでもこの二人が銃発砲に立ち会うシーンはありません。
まぁ、そんなんどうせ深く考えずに 『 前回ミッション生還者やから知ってる方がらしい 』 とか、
そんな下衆以下のちっこい脳みそで考えた脚本なんでしょうけど。
それと、同時転送のおかげで加藤唯一とも言える田中編の名セリフである「俺は何があっても計ちゃんの命を
優先するからさ」が削除されたのが流石に不満ですね、玄野もソレ受けて感動してたのに。
言うても実際は仏像編で岸本死んだ時「お、お、お」とか言って役に立たんかったがな。
しかも加藤がクソ以下の働きをしたせいで肝心の命を守るはずの計ちゃんは千手観音に半殺しにされてるしな。
何にしても今回はほんま良かったです、西の出番増えただけでこんなおもろなるとはな、たまらんな。
ここまでの展開のトロさがウソとしか思えないくらい、次回でなんかもぅ西死にそうな局面まで事が運ばれて
しまっているのが気がかりです、玄野が転送銃撃ってた事から考えると田中一匹目ぐらい送るでしょうし。
西が死ぬのは次々回だと嬉いです、流石に次回予告の映像みたいなクソ作画で死んでほしくない。
それはそうと、序盤の「加藤…あの…加藤…」とかやたら情けない声、なんかもぅイきそうな表情と声が宜しい。



GANTZ   第09話 「あいつは撃てない」
作画がラリってた、規制のせいで全然グロないし。
題名から察するに、加藤が田中星人狙撃するのに躊躇う描写があるのかとばかり思っていたんですが、
どちらかというと岸本がヒスって他人に頼りまくり、そのくせ中々撃たない = 撃てない、が正解かな、と。
それよりも肝心の本編、開幕の時点で残り45分の表示、ガンツ球には西の顔写真、続いて映るのは死去したと
思われる西を見つめる面々の映像…ほんでサブタイ、前回の続きの玄野が田中と接近してる場面へ転換。
この辺りは特に思うところが無かったんですが、何とか玄野が必死こいて加藤達の下へと辿り着いた時に
発せられた岸本の言葉、「玄野君…やっつけられなかったの?」お前頭大丈夫かコラ?
田中を前にして沼田達がラーメン喰いに行くとか場違いな事をホザく中、不意に田中が振り返って超音波攻撃。
原作同様、やはりココで西の透明化が消えるシーンが映し出されるわけですが、相変わらず分かり辛い。
あそこで西が姿を現した理由というか、田中が気付いた理由として過去にも様々な説が囁かれました。
西がキョロちゃんを間違えて踏み潰したから、西がわざとキョロちゃんを踏み潰したから、
狙撃したら間違ってかわざとなのか田中ではなくキョロちゃんを破壊してしまったからetctetc。
諸説は多々ありますが、原作同様アニメでもこの部分はかなり曖昧な描き方、何故か西が出てくるという。
そしてそんな西を見て「また隠れてやがったな!」と罵る玄野に対して「うるさい…どけ!!」と発言。
一瞬の静寂の後「…あと十点…」という呟き、今回色んな局面で西が点数に関する事を言っていたわけですが、
原作と違って西が100点取って自由になるという事に存外固執していたのが分かる描写としては良いかと。
あんな性格の西ですが、原作でも死ぬ瞬間は「あと十点集めれば…」と拘っていたので、恐らく内心は
早く100点を取って自由になりたかったのでは、という感じだったので、まぁコレに関しては良いです。
ただ、となると前者の「うるさい…どけ!」の真意が分かり辛いです。
このセリフの直後、西は田中に向けて銃撃しており、加藤が玄野を突き飛ばして岸本を守ってるわけですが、
それはつまり 『 外したらお前らに当たるからドいてろ 』 という意味に他なりません。
何故西が他人のダメージに関する事を気にしたのか?
まぁ、玄野の発言を受けてのドけ発言だったので、恐らく玄野に対してのみのセリフでしょうから、
やっぱり玄野には中々期待というか、結構気に入ってるのでこんなトコで殺したくない、という思いからか。
ちゅーかむしろ、生身の玄野突き飛ばして、スーツ着てる岸本を体を張って守る加藤の神経が読めんが。
他にも、空を飛んだ田中を見たテっちゃんが「これ…マジでヤベェぞ…」と本気でブルってたりな。
その後は西と田中の戦闘シーンが主に描かれるわけですが、何故か壊れる透明化装置。
原作と違い、西が明らかに田中の攻撃を喰らった描写は無いだけに謎です。
ガンツ部屋で喰らった銃撃に関しての後遺症であるなら、むしろ透明化装置ではなくスーツが先でしょうし。
そして透明化装置の破壊された西、橋の上から見ている連中に「ナニ見てんだおめーら!手伝え!!!」
という頭腐ってんのかと思う程に傲慢な要求、コレが西、実にカッコイイ、いやほんまカッコエエ。
そのセリフを受けて「助けてほしかったら部屋で殺した仲間に対して詫びろ」とテっちゃん。
返答しない西は田中の攻撃を一発受けてスーツから水色の液体が垂れてくるというグロ描写。
スーツの液体が何色なのかはココで初めて明かされたわけですが、ちょっと素でキショかった。
「誰か助けろ!助けてくれ!!!」と西、個人的には原作同様「助けろ!」だけの方が良かったです、
助けてくれというのは懇願なので、西にはそういった命乞い的なセリフは喋らせてほしくなかったです。
スーツが破壊された事を知ったテっちゃんは「謝れ!!!!オイ!ガキィィ!!!!」と何故か絶叫。
なんかもぅ仲間殺されたから、ソレに対する詫びの言葉を聞きたいというよりも、西を助けたくてしょうがない、
けど普通に助けんのもシャクやから西に感謝されたい、そんな風な展開にしか見えない程にテっちゃん絶叫。
勿論、我らが西は謝るなどという下等民族の行為など行わず、むしろケンカ売ってるような態度で反抗。
メンツとかプライドとかよりも、仮にも自分の命が本気でかかっているこの状況で、あれだけフザけた態度を
貫き通せれば凄いかと思います、態度デカいにも程があるような気はせんでもないがな。
後は普通に西が超音波喰らって顔グチャグチャ、加藤が田中と戦闘に入ったり、原作よりも遥かなウザさを
所持した岸本がやたらヒスって他人に頼りまくる展開を見せたり。
西の死亡シーンは走馬灯形式で、初めて玄野達に会った時の自己紹介、涙を流しながら自殺するシーン、
「いつも思ってた…俺だけは…ちゃんとしないと…って…」と独り言。
そのセリフから察するに、ガンツ世界での事ではなく、恐らくは学校で委員長か何かを担当しており、
「いつもめちゃくちゃなんだよ」という後続のセリフから考えて不良が多いんでしょう。
いやまぁ、そんなオリジナル設定勝手にアニメで晒すのもどうかと思うんですが、ほんまに自分で自殺、
というよりも、どちらかというと西はイジめられてる最中に突き落とされた、という感じだと思ってたものの、
こんな風に自分から飛び降りるのも西らしいかな、と思えたので個人的にはそこそこ良い感じでした。
原作と違ってマザコンっぷりを発揮しなかったのはどちらでもいいんですが、前回の妙なハッスルぶりも
空しく西死去、ガンツ球に写っている西の写真が「チーン」という音と共に白黒化。
なんか球に表示されてた西の顔がやたらカッコ良かったのが印象的でした、美化しすぎとしか思えん。
今回は意外と普通な感じで特に文句ありすぎるシーンは無かったです、作画は論外やったけどな。
CM終了後の後半パートの田中はやたら凛々しい顔してたりで何気におもろかったしな。
ただ、出来れば西の死に方はもっとエグイ描き方をしてもらいたかったです、原作並とまでは言わずも。



GANTZ   第10話 「加藤くんは待っていて」
西復活せぇへんかな、岸本マジウザイ。
サブタイのセリフは当然岸本が発言したモノだと思われますが、そもそもババァ達の死亡現場へ今回は
到達しなかったのでサブタイゼリフは無し、結局加藤は何処で待っとってん、せめてサブタイは少し捻れ。
今回は基本的に原作展開だったので特に気になった点は無いんですが、ホモと貞子の関連が良かったです。
「はっきり言ってお前を信じて命を預ける気は無い」とホモが発言すると、奥の方で覗いてた貞子が何気に
首を縦に振ってたのが良かったです、なんか笑えた、関連もクソも初対面のヤツに命なんか預けられんが。
沼田にドツかれて本気で涙流す玄野はある意味面白かったんですが、珍走団最初で最後の奇跡の名ゼリフ、
「ナメてっとマジ殺されっぞ!!!」が予想通り削除されてたのが残念でした。
確かに今の性格変更されたテっちゃんがあんな事するとは思えませんが、別に沼田でもいいので言って
ほしかったところです、ナニがそんな気に入ってんのか知らんが我ながら感動したからな、鬼塚並。
玄野が沼田に先導されてる頃、岸本は加藤に「銃…撃たないの?撃った方がイイんじゃないかな…」と発言。
追い討ちをかけるようにホモも「お前がもっと早く撃ってれば、あの中坊…もしかしたら」と真実を告げる。
岸本は「そこまでは言ってない…つもり…なんだけど」と弱々しく発言、どう考えても言ってるとしか思えんが。
そんな岸本に対してホモは「女ってさ…生存本能ってヤツ、強いんだな」と無表情で告げ、返す言葉で岸本が、
「そうは思わないけど!」などと相変わらずボケた発言、ほんま岸本はよ退場してくれ。
けどココのセリフにもあるように、加藤が狙撃するなり、或いははよ飛び込んで助けに行けば西は死なずに
済んだわけですよね、いくらナメた態度取ってた相手だとしても、少なくとも加藤自身の口癖であり、
現在は玄野にも受け継がれた「全員生きて返る」は実践出来たはず、にも関わらず加藤はビビって中々川に
飛び込まないどころか、ガンツ部屋でも聞いたくせに再度「計ちゃん、このスーツどうやったら使えるんだ!?」
などといい加減痴呆かと思える質問を繰り返すばかり、仏像編でもチーム別けた時に自分は全員スーツ組と、
根本的に自分さえ助かればそれでいい、みたいな行動が多いのがどうかと思います、実際偽善者ですし。
まぁ、いちいち加藤叩いてても仕方無いので鈴木に改名された田中が登場、何故か既に開幕から顔面ギレ。
ナビを見てると背後からも何者かが接近してくる模様、初参加にも関わらず男らしく銃を構えるホモ、
銃を落とした為に岸本を護る形で手を広げる加藤、加藤の背後に隠れる岸本、お前ほんま死ね。
結局背後から来たのはババァと亮太、縦横無尽に現れる田中鈴木、ババァ共を何故か逃がし田中を迎え撃つ。
「手で捕まえるぞ!」「はぁ…ナニ言ってんだ!?」「銃は外れたらアウトだ!確実な方法でやる!!!」
と聞いてる分には最もらしい発言をする加藤ですが、素直に銃落としたって言え、ただの言い訳やがな。
この後は原作通り加藤が一匹、岸本が一匹、ホモが一匹仕留めてババァと亮太が殺されるわけですが、
原作でも思ったんですがババァ、ナニを思ってこの時亮太を後ろから逃がして自分盾になったんでしょうね。
少なくとも一度は田中の移動スピード見てるので、亮太一人で逃がしても飛ばれたらアウト、かといって
ババァと亮太が一緒になって逃げても飛ばれない限りは逃げ切る事が可能。
つまり一緒に逃げようが逃げまいが、田中が飛ぶかどうかで全てが決まる状況にも関わらず、ババァは足止め。
むしろ亮太一人になった方が生存確率は減るのに何故か背後から逃走させる、ナニがしたいか分からん。
ところ変わって場面は田中ボスの居るアパート前、一度中を覗いてすぐに出てくる玄野、「居ない」と一階の
状況のみを端的に話すと沼田は意外とよく見ており、「テメー二階行ってねぇだろ!二階も見てこい」と
多少キれながら答えると、玄野はナンと「居ねーっつってんだろ!!!」とマジギレ、そんなキれんなよ。
原作のこの時点だとただのビビりの玄野が暴走族相手にマジギレ、しかも相手は銃所持でこちらはスーツ無し、
なのにマジギレ、しかもその後のセリフが「…チッ!」と舌打ち、ナメてっとマジ殺されっぞ!!!
その後は普通に玄野が二階に上がり田中集合、奥の部屋の扉が開いて田中ボス登場で次回へ。
今回、ところどころで貞子が映ってたのは良い感じでした、原作やとほんまに数話の間絵ぇ一切無いからな。
珍走団に関しては、テっちゃんのキャラが変わってしまったのはもぅどうでもいいとして、沼田が原作以上に
ウザかった気がします、流石に声が付いたせいで余計そう感じたんでしょうけど、この辺りは良い感じでした。
いや、見てる分にはごっつウザイんでアカン言えば全然アカンのですけど、偉そうにしてるクセに田中アパートに
玄野を入らせる辺りビビり丸出しなんがエガったなーと、テっちゃんもうちょっと玄野の援護プリーズ。
ところで、今更こんな事希望しても無意味なんですが、ちょっと背景音楽とキャラのセリフの音合いが
取れない為、曲はデカイのに声が小さいからナニホザいてんのか分からん、という事が多いのが難点ですよね。
ただでさえ原作改悪しまくりでイメージ悪いのに、そのうえセリフも聞き取れん。
主に、西やホモ、今回の冒頭の様にビビってる際の玄野の声が音に埋もれて聞き取りづらかったです。
逆に岸本なんかはヒスりすぎでナニ言うてるか分からんかったわけですが。
次回で最終回なわけですが、どこで終わるんでしょうね、無難にマンション前で別れて終了なのか、
普通にオリジナル展開で終了、或いは「死んでくだちぃ」という題名からまさかの皆殺しエンド。
放送開始当初に原作読んだ限りでは、玄野が「あそこに…あのマンションに早く行きてぇな…」と岸本を
追い出して西化が始まったトコで終わるのかと思ってたんですが、時間の関係から無難にマンション前が
可能性高そうですよね、1stと銘打ってるのにまさか2ndやらんという事は無いでしょうし。
とにかく仏像編だけは最低でも映像化してもらいたいので期待してます、っちゅーかララ出した意味無いしな。



GANTZ   第11話 「死んで下ちぃ」
第一期最終回、放送開始が遅かったので1クールには二話分少ないですけども。
果たして第二期ほんまにやるのかどうか甚だ疑問ですが、とりあえずは第一期終了、一応第二期期待。
まずは今回の感想ですが、開幕からして何故か亮太のウザイ叫び声から再び開始、ビデオ停止しかけた。
ガンツ球に玄野の顔写真と「死んで下ちぃ」の文字、演出としては中々良いかと思われます。
原作未読だろうと玄野が死なない事ぐらいは流石に分かりますが、一つの演出としては中々。
ただ、ガンツが玄野の死を願ってると取れる文体なのが個人的には微妙なところですが。
一方の亮太とババァ殺害現場、岸本が加藤残留指令を出してホモと二人で駐車場へ確認をしに行く事に
なったわけですが、「ちょっと待て!俺とお前でか!?」ホモビビりすぎ、ちょっとカッコ悪かった。
文句垂れても結局加藤はスーツ壊れてるので、岸本とホモが駐車場を確認する結果になるわけですが、
原作通り岸本は電信柱のある方向から、ホモはその向かい側から駐車場へ向かうわけですが、この時の
ホモの駐車場の向かい側へ行く描写がカッコ良すぎ、今回このシーンが一番カッコ良かった。
なんかこの家はですね、一階部分が駐車場で、玄関は二階というアレです、外から階段上って二階の玄関、
そういう構造の家なんですが、なんかホモ、二階部分から飛び降りて駐車場の向かい側へ行きますからね。
一階からわざわざ二階まで上って飛び降りる、ごっつカッコエエ、どうやって二階上ったか不明ですが。
そして突入の合図として指で「3…2…1」のポーズを取るホモ、目が薄いオレンジに輝く、めちゃカッコエエ。
指が0になった時に駐車場へ突入、ホモが突入したの見てから内部へ突っ込む岸本のセコさはいいとして、
アレですよね、ホモは田中編では他人の命優先する言動見せてないのでともかく、加藤と岸本は態度だけは
他人を助けようとしてるのに、この駐車場着いた時にすぐ駐車場へ田中殺しに行かなかったんですよね。
まだ駐車場内は発光していたので、もしかするとババァと亮太は生きているかもしれない。
或いは、中に居るのはあの犬で、犬が逃げ回ってるから田中も超音波撃ちまくってるのかもしれない。
そういった可能性が十分にあったのに駐車場前で悠長に会話してたんですよね、ほんまこいつら偽善者やな。
ともあれ中へ突っ込むホモと岸本、ババァと亮太が襲われてる現場を見て発砲するも、銃のタイムラグの事を
知らない二人、撃ってもすぐに死なない田中鈴木を見て顔面蒼白でビビる事に。
結果的に田中鈴木が超音波を発する直前に「バチュ」とかいう妙な音を発して田中鈴木の顔面が破裂する
描写があったんですが、この時勿論画面は遥か上空からの映像、次に映し出された田中鈴木は破壊済みと、
多少原作未読の方には分かり辛い描写だったのが難点です、せめて首から下の映像ぐらい欲しいところ。
場面は変わって玄野、こっちは普通に玄野がキョロちゃん踏み潰して田中鈴木がおもろい顔したぐらい。
ココで原作同様、壁や足元などを銃撃して窮地を脱する場面があるんですが、こちらも原作と違って描写が
不鮮明な為に分かり辛かったです、田中鈴木の銃撃に失敗した結果が壁破壊で何とか助かった、に見える。
ともあれ田中アパート破壊、付近の住民が集まるという原作には無いものの自然な描写が入って○。
「全部片付けた!」と得意気に語る玄野に「いや、まだみてーだけど」と冷静に事実を述べるホモ。
そうこう喋ってるうちにいきなり田中ボスに拉致られる沼田、位置的にはA─Bという状態で、
A側に加藤、岸本、ホモ、貞子という面々、B側に玄野、テっちゃん、沼田という面々の状態。
勿論AはB側を、BはA側を向いて会話しており、拉致られた沼田は田中ボスによってBからAの方へと
滑空しながら運ばれていたので、真横を飛ぶ沼田を見て玄野とテっちゃんが焦る理由は分かります。
いきなり沼田が拉致られて「はるやぁ!!!!」と叫ぶテっちゃんは中々仲間想いが描かれていて良かった。
ですが、何故か空へ運ばれてから気付くA側のメンツ、「な、なんだアレ………計ちゃん!!!」と何か
あったらすぐに玄野に助けを求める加藤、なんだアレちゃうわ、どう考えてもお前らからは見えてるやろ。
そんな事はどうでもよくてですね、あれだけ偉そうにしてた沼田があっさり死んだのは中々笑えました。
沼田の首を頂いた田中ボスはホモの前に颯爽と降り立ちます、ホモのビビり方が凄まじかったですが、
田中ボスが玄野の方を向いた途端、我に返ったホモは田中ボスに発砲…する直前に気付かれて吹き飛ばし。
ここでもほんまな、結果的にホモはカウンター喰らっただけやとはいえホモは立派に田中ボスに立ち向かった。
にも関わらず「俺は何があっても計ちゃんの命を優先するからさ」とかホザいた加藤はブルってるからな、
コイツほんま仏像編でポっくりイって良かった、まだ本心にウソ吐かへんだけ和泉の方が遥かにマシ。
でまぁ、原作なら吹き飛ばされたホモを足で受け止めて見下ろす貞子の描写があったのに何故か削除。
「狙いは計ちゃんだ!!!逃げろ!計ちゃん!!!!」と言う加藤の悲痛な叫びに対して、当の玄野は
ナニを言うかと思えば「逃げねぇよ」というカッコイイはつげいいから逃げろ。
あのな、逃げても無駄とか、はよ倒さなアカンとかいうのは分かんねんけどな、とりあえず逃げろと。
ちゅーかまぁ、加藤も逃げろやなくて、お前が護らんかいっちゅー話やねんけどな。
まぁ、この後は玄野が田中ボスに拉致られて空中で撃墜する過程が描かれて帰還するわけなんですが、
注目は加藤、玄野が拉致られた際の「計ちゃぁぁぁぁん!!!!!」という絶叫、空を滑空する田中ボスを
壊れたスーツなのに同じ速度で追いかけながら「計ちゃぁぁぁぁぁん!!!!!」という絶叫。
書くのもメンドイので割愛しますが、田中ボスを撃墜して落下した玄野に「計ちゃぁぁぁぁぁん!!!」
という絶叫を軽く七回程連呼、最後は「よ…良かった…!」とマジ泣き、大好きな計ちゃんの為に本気で
涙を流す加藤、初めてガンツ部屋に召集された時、玄野の昔との変わりようを見て「お前に何があった?」と
言った加藤ですが、むしろお前に何があったか問いたい、明らかに優先順位が計ちゃん > 弟、になってる。
それより転送が開始されてガンツ部屋に舞い戻ってくる生還者達、この時、西に銃殺された珍走団の死体が
無くなっている事を疑問に思うホモの描写が入ったんですが、コレは良い感じでした。
明らかに死体が消えているにも関わらず、原作では誰も疑問に思わなかったので、この追加は好感触。
ただ、怪我を負って以降の玄野の記憶が消えている描写が無くなっていたのがマイナスで結局プラマイゼロ。
採点は普通で、曲が無駄に明るい事を除けば予想通り、貞子、ホモ、珍走団という名称が使われなかった、
その程度で目新しい点は無かったです、何故かホモが貞子に追い回されている事を描かれて赤面してたが。
ところで謎やったのがテっちゃんに対するガンツの一言、原作通り「パシリ使いすぎ」というコメントが
表示されていたわけですが、原作と違ってアニメではテっちゃんが玄野を利用した事は一度も無かったのに、
何故か「パシリ使いすぎ」のコメント、普通に理由が分からん、描写変える事くらい手間ちゃうやろうに。
それよりもそのコメントを受けて自分の名称を見た玄野、「シリって…俺?
なんちゅー発音や、お前外人か、いや、外人にケンカ売ってるわけちゃうぞ、念の為書いとくけど。
玄野38点を見た岸本のセリフ、「すっごーい…なんで?」お前ケンカ売ってんのか?
その後は普通にマンション前で解散して終了、貞子の描写が一切無かったのは気になりますが、第一期幕。
第二期はいつ放送するのか知りませんが、なんか最後、ガンツに浮かび上がった文字から察するに、
テっちゃんは日常生活時にいきなりガンツに殺されそうな感じです、爆弾爆発させるなりして。
あれだけテっちゃんの性格変えたのに特にオチもなく普通だったので、あの族に仕返しで発砲する事も
無いでしょうから、始末するのにメンドイとかいう理由でスタッフがガンツ使って殺しそう。
ともあれ終了、一つのアニメとして見た場合、ガンツの謎とか一切解明されずものごっつ打ち切りっぽい
終わり方なのが後味悪いですが、第二期があると考えれば普通の終わり方だな、と思いました。
結局原作未読時は翌週が楽しみで、原作既読後はあまりにも変更させられた設定等に文句を言いつつも
毎週楽しみに見てたので、冷静に考えれば結構面白かったです、正直楽しんで見てたのは間違いないですし。
ちゅーかほんま、今期のアニメで録画した翌朝に見たのGANTZとMONSTERと恋風だけやからな。
第二期がいつ始まって、どこまで放送するのか分かりませんけど、仏像編は期待してます。
出来ればチビ星人襲来までやってもらいたいところですけど、とりあえず作画安定させてから第二期開始頼む。



GANTZ   第14話 「さようなら」
第二期開始、いきなり話数表記が飛んでたので最初何事かと。
約二ヶ月の時を経て第二期開始と相成ったGANTZ、相変わらずGONTZと揶揄されているものの、正直普通に
毎週色々と楽しめるアニメだったので、この第二期開始はめっちゃ嬉しかったりします、今回出来イイし。
勿論、他のアニメと比べると問題点は多々あるかと思うんですけど、やっぱり毎週楽しみに出来るという
意味では凄い事ではないかなと思った次第です、展開のトロさはある意味相変わらずで残念ですが。
とりあえず、第一期が11話で終了したにも関わらず、第二期が14話開始なのは第一期DVDで二話追加されて
販売されるだろう事は明白として、第一期同様本編の感想毎週書いていきますんでー。
まずOP、第一期同様のOP曲だったのは個人的には嬉しい限りです、OPは昨今稀に見る良質のOPやった。
第一期同様上空から地上へと映像が降りて行き、今回はガンツ部屋ではなく舞台となる羅鼎院へ。
歌の開始と同時に玄野、加藤、岸本の順に紹介、仏像編のおかげで玄野がやたら目つき悪くてカッチョイイ。
続いてララ、ホモ、西の順に紹介、流石に貞子は紹介されま西?
ゆ、裕三君?とか言うてる場合ちゃうぞ!西や!なんか知らんけど西キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ホモが遂に念願のOP登場したのも確かに嬉しい、貞子とペアの絵の方が嬉しかったけどそれでも嬉しい。
ただな、それ以上に既に死亡済みの西が登場してた事に咽び泣いた、人類の感動がココに在ったと言える。
まぁ、流石に玄野が西化する際に色々と盛り込むから出してくれてるんでしょうけど、ごっつ嬉しかった。
その後は仏像との戦闘風景中心に流れ、五重塔の上の加藤、羅鼎院門前の岸本、千手観音部屋前の玄野。
この際流れた岸本の絵が妙にエロかったのが気にかかりましたが、西出たから今回は許す。
ネギ星人との戦闘中堤防から一気に飛び降りる玄野、田中編の戦闘場所で真上を見ている西、西たまらん。
千手観音、二匹の星人、お決まりのガンツ部屋の球、羅鼎院前に集合する玄野達三名でOP終了。
ネギ、田中、仏像、この三つの中だと仏像編のOP映像が飛び抜けて良い出来栄えでした。
元々戦闘メインの話なので、映像が組みやすいという事も確かにあるとは思いますけど、仏像の動きの関係で
スピード感のあるOPに仕立て上がっていたのが良い感じでした、なんでか西のカットもあったしな。
ほんでようやく本編、原作通り土手で銃の試し撃ちをして岩木を呼び出すテっちゃん。
そのテっちゃんを向かいの土手から眺める妙な金髪男、また微妙な伏線勝手に張ってる辺りがGONTZらしい。
母親からの電話に鬱陶しそうに対応する玄野、田中ボスのアパート倒壊やヘアヌード写真集の高校生の
ニュースが流れる中、ガンツの事で岸本と微妙に口論に、原作と違い玄野の事も褒める岸本。
一方、コンビニで買物を済ませた加藤、家に戻るとオバハンが歩をボコボコにしている現場に遭遇。
「もう止めてくれぇ…!」とかなりドスの効いた声を発しながら原作と違いオバハンを食器棚に吹き飛ばす加藤、
キれたオバハンは家を出て行けと言い、簡単にソレを受諾する加藤、歩オバハンにガン飛ばす。
変わって授業中の玄野、何気無く隣の席を見ると巨乳岸本がほぼ全裸で授業を受けているシーンを妄想。
乳首見えてたりケツ振ったりと、そんなトコで年齢制限醸し出すヒマがあったらはよ頭ばーん見せろと。
それを見た玄野は「そんな格好でナニ言ってんだよ」と勃起、第一期第一話同様隣の席の女子が、
「先生ー、玄野、また勃ってまーす!」ともぅ勃起ネタはええから。
ほんま勃起ネタはどうでもいいんですが、本物の岸本は本屋で立ち読み、ララが頼んでた本を店長に質問。
ココで前回と違い、ララの名前を聞いた岸本が「綺麗な名前」とか独白してるんですが、この辺りの微妙な
原作との相違点はナニが理由で描かれているのかが相変わらず分かりません。
キャラの死を悲壮にさせたりキャラを掘り下げたりするのであれば、むしろまだ登場していないララよりも
ホモや貞子と偶然本屋で会って会話するとかの方がファンサービスとしてはいい気がするんですが。
まぁ、ここでララのキャラを立たせる事によって玄野との絡みを確立させる気なのかもしれませんが。
ほんでまぁ、折角アニメで無駄にええキャラに変化を遂げたのにテっちゃんは岩木を銃殺。
というか、ココでの頭バーン、顔面がぐちょぉわ!となったり、手足が千切れ飛んで流血したりと、
地上波深夜枠とは違いエルフェンリート並にナイスな映像だったので個人的には満足です。
仏像編での大量死は普通の映像だとインパクトが無いですが、これならちゃんと描いてくれそうで一安心。
ほんで、またそのテっちゃんが銃を使うシーンを対岸で金髪が観察、アニメオリジナルのガンツ関係者か?
CM開け、原作と違い一足早くアパートに引っ越した加藤兄弟、原作では一日も兄弟水入らずで過ごす時間が
設けられなかったので、アニメオリジナルとはいえ二人が安心した時間を過ごせたのは良かったなと思います。
ここから多少込み入った描き方なので適当に書きますが、原作通り加藤を褒め称える岸本に玄野マジギレ。
原作と違い、「あたし…玄野君、凄いって思ってる」とかいう余計なフォローも入ってましたが、個人的には
巨乳岸本は原作のDQNさが売りだったと思うので、上記セリフは正直必要無かったかと思います。
勿論、これで岸本が原作程ムカつく女には見えなくなったというのは確かですが、個性ゼロで偽善者加藤に次ぐ
ナメたキャラだっただけにDQNさを売りにしたままでいて欲しかったです。
最も、玄野に正論述べられた後での玄野を褒めるセリフだったので、言い訳にしか聞こえませんでしたが。
しかもまたほんま、「やっぱり勉強ばっかりしててもダメなんだよね…」とか、そもそもそういう問題じゃない。
「世の中の事、何も分かってないもん…あたし」マジで分かってない女が居るというのがナンとも言えませんが。
結局原作通り玄野の家から出て行く岸本、この際ララの話をしていたのでガンツ部屋で多少何かある?
一方のテっちゃん、原作と違い西を助けようとする姿勢を見せたり、族共を抑えたりと無駄にいいキャラへと
変更されており、銃の力を利用するつもりでの「もうすぐ楽させてやれるからさ」というセリフだったとはいえ、
かなり家族想いのキャラになっていたのに、ガンツ転送時に携帯が繋がらなかった事を理由に奥さんが激怒。
言いたい放題好きに言われて家を飛び出したところで族に囲まれて自暴自棄になり銃を構えると頭ばーん。
何故か原作と違い、最後に頭破裂までさせられるという、色んな意味でアニメでは不幸なキャラで次回へ。
EDは玄野達三人が街中を歩いている映像、最後の方で岸本、加藤の順番に消えて行って玄野が俯き終了。
えー、OPEDは非常に良い出来でしたし、本編の方も結構上手い具合に纏まっていた気がします。
テっちゃんの事を見ていた意味不明な金髪の存在が理解出来ませんが、衛星に移った事でグロ解禁なのが
とにかく良い感じでした、巨乳の裸体とかどうでもいいので、早くミッションでの戦闘が見たいところです。
アニメオリジナルのシーンも、第一期と違って無駄なシーンではなく、普通の会話として挿入されてるので
それ程違和感は無いですし、田中編の時と違って既に次回転送なので展開的にも期待出来ます。
無駄に感想が長くなってアレですけど、今回も最後まで楽しみに見させてもらおうと思いまっす。



GANTZ   第15話 「早くイキてぇ!」
色んな意味でヤりすぎ、やりすぎというか素直にエロい。
追い出してしまったはずの岸本が「行くとこが無くて…」と言いながら玄野部屋に舞い戻るという開幕。
ソレを何気無く迎え入れる玄野、流石に公園で朝を迎える原作の展開とは変えたんかなーなどと間抜けな面で
画面を見つめていると、サブタイ出た直後に合体している玄野と岸本、全裸で喘ぎ声全開。
のっけから妖しい腰の動きと揉みしだかれる胸、朝の10時という時間帯にとんでもないモノを放送するAT-X。
実際は原作と同じで妄想だったという形で終わったわけですが、まぁなんちゅーん、18禁やがなコレ。
しかしまぁ私は声を大にして敢えて言いたい、今回の生天目さんの喘ぎ声は実に使え…うわ!なにを(ry
ほんで自家発電が実に生々しいティッシュ場面、場面は変わってマクドで過ごしている岸本、隣のカップルは
自分の知り合いだから飯は自分が片付けると店員に言ってポテトを貪る、セコイというか、一見するとかなり
情けない姿ですが、なんか微妙にリアルな気がしたので良かったです、加藤は中古屋で買ったTVの設置。
翌日、放課後にサイン会に誘われるも断る玄野、かなり変態くさいが岸本のタオルの匂いを嗅ぐ香ばしさ。
玄関のチャイムが鳴ったのでドアを開けると日出台のババァ、もぅこのババァはええっちゅーねん。
その頃ホモは映画館で何かしらの映画が始まる前のCMを観賞、横の方には貞子も、CMには過去のホモが。
流れるCMを見て後ろの女子高生が「もしかしてさ、もう死んでたりして」などと囁くシーンがあったんですが、
個人的にこの「死んでたりして」というのはGANTZ至上漫画も通して一番リアルなセリフだった気がします。
古来より、人間とはおよそ自分とは関わりの無い人間がどうなろうと知った事ではないという考えが根底に
根付く生物なので、関係の無い人間程自分にとって笑いやネタを提供してくれるようになるのを望んでいる、
そういった傾向が大きい為、このセリフはかなり良い感じでした、むしろホモの出てるCMがかなり滑稽やった。
ほんで日出台のババァは、なんかよぉ知らんけど「日出台が見つかった」とかいって退場、何かの伏線か?
その後はガンツ部屋召集前のゾクゾクが来て順次転送、岸本はマクド内で不意に転送が始まった為、
慌ててトイレに懸け込んだようですが、転送が始まると動けなくなるという設定無視してたのでかなり減点。
関係無いけど、ホモの転送の際の「なんだよ…予告だけしか見れなかったじゃんかよ!」という独白が笑えた。
ところで、ホモ転送時に加藤が「ホ…」と言いかけてホモが「なんだよ、今ホモって言おうとしたろ」と言う
シーンがあるわけですが、原作既読者ならまだしも、アニメしか見てない人には第一期で規制にひっかかり、
ホモという設定自体削られていたのでこのシーンわけわからんかった気が…いやまぁ、別にええけど。
そこで不意打ちで突っ込んでくる犬、原作通り岸本の股間を強襲、感じて喘ぐ岸本。
色々あって新参者全員で念仏唱えだしたり、星人紹介、犬の頭を撫でる貞子が無駄に可愛かったりする中、
原作通り玄関の方へ岸本の事で涙を流しに行った玄野の元に歩み寄るララ、合体する二人。
アニメはララがちょっとオバンくさく、挙句に巨乳岸本程胸がデカくなかったですし、何より開幕から
岸本とヤってる妄想が流れたおかげでインパクトはありませんでしたが、いくら衛星やからてほんまにヤんなと。
最後はララとヤってるところを岸本に見られるシーンで終了、次回からミッション開始と相成るわけですが、
次回予告でOPにも登場してる白髪の若造登場、普通にオリジナルのキャラなんでしょうけど、どういう役割を
担当させるつもりなのか気になります、出来る限りGANTZらしいキャラにしてもらいたいです。
しかしまぁ今回はほんま、確かに今までも地上波の君望で映像無しの状態で孝之と水月がヤってる音声は
普通にあったり、らいむいろ戦記譚でビロードが痴女るシーンが局部の描写だけはさけながら音声有りで
描写されたりと色々ありましたが、本作の様に局部丸出しでモロにヤってるシーンはインパクトがデカすぎる。
コレが普通にエロアニメだったりしたら何てことは無いヤってるシーンで終わるんですが、いくらエログロ描写が
用意されているGANTZとはいえ、まさかアニメ本放送でそんなんやる思わんかっただけに下手なエロアニメより
遥かにエロかった、また生天目さんが喘ぎ声妙に上手いのも無駄にエロかった、なんてエロいアニメやねん。
ただ、逆に言えばコレで千手観音戦での下半身断裂等も普通に描いてくれそうで期待大です、めっちゃ期待。
あ、関係無いけど、テっちゃんが転送されてこない事に玄野が疑問持ってて良かった、原作やと無視やもんな。



GANTZ   第16話 「俺がやる!」
ようやく転送終了、寺の境内を描くCGが結構綺麗やった。
微妙な違いなんですが、OP映像の千手観音の次に玄野達が境内を走る映像追加、仁王像若干出番減少に。
本編の方はというと、開幕は岸本の無意味なパンチラに始まり、まだララとヤってる玄野、パンパンは止めろ。
もはや露骨なエロ描写よりも、ララのデカすぎる爆乳が問題、むしろ爆乳というよりスイカ。
玄野はララの胸に顔を埋めているわけですが、玄野の顔よりララの胸の方がデカイてどんだけデカイねん。
その後は普通に加藤が新参者に説明したり、その説明を織田無道が邪魔したりで展開。
結局、新参者が誰一人スーツを着ない事に焦る加藤に、「いーんじゃねぇの、別に」と玄野。
このセリフは原作ではホモが言っていたものですが、仏像編での玄野の描写と合わせると玄野に言わせたのは
中々良かった気がします、まぁ、おかげでただでさえアニメでは印象の薄いホモが更に薄くなりましたが。
ほんで転送開始、第一期の上から流れていく転送と違い、何故かコマ送りのような映像の仕方に変更。
この際ガンツに表示されている残り時間が一時間から一時間半へ変更し岸本驚愕、原作ではココも普通に
一時間だったので、白髪のオリキャラと絡めて何かするつもりなんでしょうけど、時間上昇の理由は不明。
転送開始後は原作通り加藤によるスーツの力説明、最後に一人取り残された織田無道がえらいビビる。
最初に転送されたホモが貞子も一緒だった事に妙にマジギレ、オリキャラの白髪と赤ジャンが寺の内部へ。
全員転送後は多少の新規会話を交えてサラリーマンがエリア外へ出て頭バーン、警告音無かったのは減点。
頭バーンされて飛び出る血が酒くさいとかいうわけわからん描写がありましたが、ナニがしたいのか分からん。
サラリーマン達を止めに行く加藤を玄野が呼び止め岸本と口論になる会話が増えてましたが、上記ホモゼリフを
玄野が言ったのと同様、心理描写的に玄野にこういったセリフ追加は状況に合っていて良いかと思いました。
一方、どういう意図があって描写しているのか不明ですが、白髪達はホームレスをボコボコに、ちょっとエグイ。
ガンツ組は寺の内部へ入る為に玄野がドア破壊、織田無道が坊主らしく「寺を何と心得る!」とらしいセリフ。
Xガン説明で玄野は「しかも岸本、なんでそんなの知ってんだ…!?」となんか笑えるセリフ追加。
説明終了後、仁王像をXガンで見てみると件のおこりんぼう星人と判明、撃つかどうか迷う加藤を見て、
田中星人の時に撃てなかった加藤を思い出し岸本を一瞥する玄野、加藤に重荷を背負わせたくない為か、
或いは普通に星人狩りをしたかったからか捕獲銃を使おうとする加藤を制して玄野が銃を構える。
狙いを定め、発砲しようとした瞬間に動き出す仁王像でガンツ組終了、白髪達はホームレス撲殺で幕。
多少転送までの展開が間延びしていましたが、普通というか、無難な出来栄えだった気がします。
オリキャラの白髪達をどういう風に使うつもりか分かりませんが、巨乳岸本とヤる妄想や、実際にララと
ヤってる映像よりも、正直今回のホームレスをボコボコにする描写の方が問題ある気がしたので、出来れば
どういう風に白髪達を使うのかよりも、あまりああいうまともな暴力描写は止めた方がいいような気が…。
他は頭バーン時に警告音が無かった以外は概ね普通な感じでした、ちなみに次回予告はホモで御座いました。



GANTZ   第17話 「こいつら撃っていいんだろ!」
オリジナル展開メイン、白髪良いな。
はりきるデブアーミーや玄野が発砲するも、恐ろしい速度で銃撃を避ける仁王像、避けたのは凄いですが、
Xガンは性質上、発砲から実際の爆破までのタイムラグがありますし、何より玄野達も構えて即座にトリガーを
引いたわけではないので、あのタイミングでの避け方は少々不自然ではないかと。
仁王像がくるので寺の中に逃げる有象無象、こける織田、岸本はおろか加藤まで織田放置、鬼か貴様ら。
一方、白髪達は一人目のホームレスを撲殺し、次のホームレスを追いかけて玄野達の居る中央境内へ移動。
逃げ惑う中、岸本が階段でこける、助けに戻ろうとするララの前に加藤が背後から「大丈夫か、岸本!」と救助。
ソレを見て玄野は「加藤が岸本って呼んだの、初めてだよな」と複雑な心境、ええからはよ逃げろ。
というかむしろ、織田無道は放置したのに岸本如き巨乳が倒れたぐらいでララも加藤も救助に行くなと。
緑像に追いつかれ、玄野は加藤達を庇う様にXガンを構えるものの、なんか緑像は人間を重力無視して空中に
浮かすとかいうわけわからん能力追加、おもくそ吹っ飛ばされる玄野達。
織田無道が赤像に殺されかける中、発砲を躊躇する加藤に「やるしかないよ」と岸本、仏像編突入時からかなり
キれた状態になっているものの「全員で帰る…だろ?」と加藤を助ける言葉を放つ玄野。
岸本の言葉では何も感じなかったものの、流石に加藤も玄野の言葉には心を動かされた模様、岸本哀れ。
が、全員がうだうだやってるせいで織田無道手に押し潰されて圧死、血がいくらなんでも出すぎ。
やってくる緑像をスーツ組が迎え撃つも、加藤と宮藤が吹っ飛ばされる、スーツ組は着てない連中の盾になる
役割も兼ねているのに、岸本は「加藤くん!!」とかホザいて勝手に加藤方面へ、コイツもぅアカンわ。
そこに白髪達の元から逃げてきたホームレス登場、よりによって仁王像の足元に、そのホームレスの顔を見た
玄野と加藤が地下鉄で助けたホームレスだと判明し驚愕、迷う一同に「助けよう」と加藤。
一瞬驚きの表情を見せるものの、玄野も嬉しそうに笑いながら「しょうがねぇな」と加藤に賛同。
仁王像を撃破しようとした直後、白髪達登場、ホームレスが皆の前で殴打、見てるだけで助けない連中。
バットに狙いを定めるものの狙いが定まらず、「お前ら!あのオッサン助けるんだろ!?」とホモ、
「二人共!あの人殺されちゃうよ!!」と岸本、「早く何とかして!!」とララにやじられる。
まぁ、何や、言うだけで何もせぇへんお前らこそ最低やねんけどな、特に岸本は他人は無視のホモと違い、
かといって今回が初参加で勝手の分からないララとも違い、加藤の「全員生きて帰る」という考えに賛同してる
くせに、西に言われた通り自分は何もせず、誰かが何とかしてくれるのを相変わらず待ってるクソっぷり発揮。
結局デブアーミーが無作為に発砲して様々な箇所が爆破され煙状態に、その隙にホームレス逃亡、白髪達も
ホームレスを追って行き、ソレを見届けた加藤はよりによってホームレス放置、玄野が放置するのはともかく、
少なくとも人の命を大切に扱う加藤が、目の前でホームレス狩りに襲われている人間を無視したのはどうかと。
その後は原作展開通り、風圧喰らったりで加藤が死を予感、玄野が叫びながら突っ込み発砲しまくりで幕。
ちなみに、玄野が頑張ってる最中、件の地下鉄ホームレスは結局白髪達に捕まって殴打されて撲殺。
白髪達を絡めたオリジ展開で、かつて自分達が死ぬ原因となった地下鉄のホームレスを再び助ける玄野達、
結局見知らぬ人間とはいえ、他人を助けようと行動するのは玄野と加藤だけだったという展開は良くも悪くも、
中々他人を助けるという意味では良かったんですが、展開の運び具合が下手というか、もう少しスムーズに、
特に戦闘描写も含めてスピード感を出した方が良かったのではないか、と思いました。
特に、如何にXガンにタイムラグが存在するとはいえ、命がけで走り回っての銃撃なので、緊迫した空気を
表現する為にもスピードは欲しかったかなと、展開が遅かったのも問題の一つではあったと思いますが。
次回予告はララで、絵の良し悪しは現状では判別出来ないものの、作画自体は綺麗だったので期待度大。



GANTZ   第18話 「おかえり」
作画が鬼綺麗、今回の戦闘描写と相俟って玄野のカッコ良さが半端じゃない。
今回は全体的に原作展開を追っている形で、冒頭は玄野が燃えながら緑像を銃撃、攻撃を避けつつ破壊。
緑像の顔面を破壊する際、加藤の目には西とダブって見える描写が原作ではあったのにアニメではなく、
それどころか玄野が余裕で顔面破壊してゴルゴの出番消失、個人的には西見たかったので改悪かなーと。
玄野の活躍に勢いづいて新参者が突進、宮藤が「行った方が良くないですか?」と言い全員突撃。
が、赤像は全員の動きを観察していたらしく、行動が読まれて突風、玄野地面に肘突き刺して耐える鬼行動。
赤像が棒を振り回し、あわや貞子直撃というところでギリギリ避ける、「馬鹿!下がってろ!」とホモ、
一瞬の後、「やべ…会話しちゃったじゃねーかよ」と一人後悔、ホモと貞子の絡み追加はごっつ嬉しい。
続いて赤像が玄野に棒攻撃、ソレを気合で受け止めて「見ろ加藤!止めてやったぜ!」と勝ち誇った表情。
しかし「ナニやってんだよ、計ちゃん!」「力比べしてどうすんだよ!」と加藤とホモから冷静な突っ込みが入り
玄野若干拗ねた表情、その間に棒が振り回されて玄野吹っ飛び、「玄野君!」と岸本が援護。
戦闘が続いて、動きが読まれてるから別の攻めをやるぞと加藤、玄野が赤像の腕に飛び乗って腕銃撃破壊。
腕は破壊出来たものの玄野がもう片方の腕で捕らえられ全員硬直、ソコに遥か遠方からゴルゴ鬼の狙撃。
ゴルゴの狙撃のおかげで赤像撃破、何故撃破出来たか誰も気付かなかったものの玄野だけがゴルゴを一瞥。
普通にララの元へ戻って「おかえり」で一旦小休止、休憩中デブは発砲しまくりで喜ぶ奇怪な行動。
ララが恥ずかしがりながら玄野に交際を申し込み、岸本を眺めながら玄野承諾。
宮藤は赤像から流れ出る血液を見て「これはなんだ…なんの生物なんだ…?」とえらい真面目な疑問を。
加藤はゴルゴに狙撃依頼、「何故誰もやらねーんだ?」というゴルゴのセリフが削除されたのは残念。
「つわものだぜ…アイツは」と頬を赤らめながら玄野を見るデブ、宮藤とホモも「すげーな」て顔で玄野を見る。
岸本は加藤に「岸本でいい…」と赤面しながら呟き加藤の腕にギュ、せめて玄野の見てないトコでやれ。
というか、原作と違い岸本は度々玄野とララがヤってた時の事を思い出して俯いてるんですけど、なんですか、
一応アニメの方では岸本も、加藤程ではないにせよ玄野を意識してるというか、多少は好きという事でしょうか。
それやったら同居中に加藤のことばかり褒めたりしないと思うんですが…まぁ、友達でも心配はしますか。
その頃ラッパー達は境内の横手で小型仏像一匹と戦闘、玄野達の前にも大量に出てきて幕。
神作画のおかげか、仁王像までえらい綺麗で、力強い描かれ方をしていて良かったです、ララ若返りすぎ。
というかほんま、今回は作画が良すぎて他の箇所の良し悪しが殺されるぐらい作画が良かったです。
ララの若返りもそうですけど、初めてGANTZで岸本が可愛く見えましたし、今回の玄野はカッコ良すぎ。
最も、神作画のみならず、今回は比較的無難というか、纏まった描かれ方だったので普通に良かったです。
次回予告を見る限り、流石に神作画は今回だけのようで少々残念です、千手観音登場後の大量死は出来れば
今回の様な神作画で描いてもらいたいです、絵の綺麗さは今回に及ばないとしても、死は神作画で頼む。
ちなみに次回予告はデブ、ゴルゴは喋らない方がカッコイイ描写だったので、今後も喋らんでも宜しいかなと。



GANTZ   第19話 「なんじゃ、ありゃあっ」
犬が殺された、どうでもいいけどなんちゅーサブタイや。
どういう意図があってか、ガンツの中の球男の目が開き始まる今回、マジで何の意味があったのか不明。
大量に出てくる小型の仏像に飛び掛かる外人、勢いに乗ってラッパーと窪塚も特攻、恐らくホモと貞子も同行。
「俺達も行こう!」と加藤が言った直後、寺の中から大仏登場、場面が変わってタクシー内部の男女の会話。
玄野が「俺の獲物だ…!」と言い攻撃、しかし流石に攻撃は効かず吹っ飛ぶ玄野、皆で力を合わせようという
流れになっているにも関わらず単独行動をしようとする玄野、「ちょっと計君…」とララ、原作では普通に玄野君と
読んでいたので多少違和感、別に交際許可は得ているので名前で呼んでも問題は無いんですけども。
その頃ホモやラッパーが頑張る中、ゴルゴが狙撃で四匹撃破、貞子の姿が見えんがナニしてるんでしょうか。
玄野達がグズグズしている間にタクシー内部の男女が境内へ、原作と違い玄野のクラスの担任と同僚が
不倫の事でモメているという妙な変更、ソコへ大仏の足が迫ったので助けに入る加藤達。
原作と違い、貞子は途中から救援に入ったんですが、顔の可愛さに関しては原作の方が上だったので残念。
玄野とララも救助に入ろうとした瞬間、横で妙な音がしたので振り向くと小型の仏像に踏み潰されている犬。
「い…犬がヤられた…」と玄野、西との長い付き合いだった犬もココで終了、犬を殺した小型の仏像を倒す為、
担任教師達は加藤達に任せてララと共に戦うも、不意に小型の仏像は消失、何かの伏線?
何とか担任教師達が逃げたものの、重さに耐えれず加藤達は踏み潰される、が、スーツのおかげで生存。
横手ではデブが小型仏像を銃殺、撃破後、恐竜編時のラスボスの様に何故か血の海に大量の目が。
ほんでまぁ、色々あって玄野が大仏に捕まるも発砲しまくりで何とか抜け出したところへラリったデブ登場。
大仏に近付いたせいで大仏に捕まるデブ、「アイツはもう駄目だ!」とか恐ろしいセリフをさらっと言う
ホモを無視して加藤は救助に向かうものの、相変わらず西の時同様加藤の目の前でデブは喰われて死亡。
最後は原作通り、玄野が大仏の頭へ特攻して内部破壊で大仏終了、残った敵を倒す為に二手に別れて幕。
今回は中々作画も安定していて、展開の方も普通に流れていった感じで良かったです。
玄野の担任教師や、原作と違い明確に死亡シーンが描かれた犬、ララが玄野の事を計君と呼称等、何故原作と
変えたのか分かり辛い変更点がありましたが、今回は纏まっていたので結構良い出来だったと思います。
こんな感じで毎回やってくれれば、GONTZとか揶揄されなくても済むだけに惜しいです。
次回予告は岸本、映像を見る限りだと、ホモと貞子、岸本が死亡して玄野も瀕死で加藤が玄野に銃を構える
ところまでイきそうなので楽しみです、出来ればホモと貞子のラストはエグいかカッコ良くかで描いてほしい。



GANTZ   第20話 「俺を撃て!」
神作画、色使いなんかも綺麗で恐らく本作至上最高の作画。
綺麗なだけなら二話程前のキャラデザ自体違うと思える程の回が圧倒的な神作画だったんですが、アレは
流石に絵が違いすぎたので本作の中で見ると異色だったので、キャラデザを考えれば今回が最高峰作画。
開幕、残りの敵を撃破する為に加藤とホモをリーダーに二手に別れる一同、目標へと向かう最中に加藤が、
「計ちゃん、その人と付き合ってんのか?」と玄野に尋ねると玄野は「岸本の前でそういう事言うなよ、
恥ずかしいだろ!」と独白、玄野の心情を考えるとこういった事が浮かんで当然なので良い追加独白。
寺の横手へと回ると白髪達に狩られたホームレスの死体、ホモ側は貞子に可愛いとか窪塚が遊びに行くとか。
自分達が死ぬ原因となったホームレスが死んでいるのを見て加藤涙、全員で帰ると言っても織田とデブ死亡、
帰ると言っても何もしてないホームレスが殺される世界へ帰るのかと号泣。
確かに加藤の言う様にそんな下らない世界へ帰る意味があるのかという嘆きは正論ですが、ホームレスは
加藤と玄野のおかげで地下鉄では生存したとはいえ、デブや西のように加藤が早めに決断すれば死ぬ事無く、
普通にミッションを終了して生存する事の出来た人物も居る事を考えれば相変わらず加藤の偽善が光ります。
そんな嘆く加藤に「加藤!…お前、前に言ってたよな、一番帰りたいのは…俺だって」と励ましの言葉、
励ましている際に「さっきまでココが俺の居場所だって思ってなかったか…?そうか…俺帰りたいんだ」と
自分の意思を冷静に再確認、加藤共々走る玄野達を見ながらララが岸本に玄野を貰っていいのかと質問。
ソレに対して岸本は「玄野クンは違うみたいだから…次元が…あたしと」と何故か笑顔。
ホモ達は寺の内部で千手観音と相対、Xガンで見ようとしたら千手観音の声が聞こえてきたので銃を構える。
空手家が小型仏像一匹と交戦するも腕の骨を折られる、しかしマウントに持ち込んで安心していると背後の
小型仏像に蹴られて首がへし折れ空手家死亡、小型仏像の「や」というセリフ削除されてて残念。
一方加藤達は目標を発見し追撃、「ダメ!早すぎて追い着けない!」という岸本の言葉、いいから撃て。
加藤が小型仏像の足へ飛び掛かって掴むものの小型仏像上昇、ソコをゴルゴが鬼の狙撃で撃破。
ホモ側は貞子の銃撃で敵が怯んだ際に窪塚とラッパーが寺から脱出して加藤達に援護要請。
残ったホモは貞子と二人で小型仏像四匹を迎え撃つも、真横からの攻撃でホモが銃を落とす。
何とかスーツの力でホモが一匹の仏像を裏拳で殴り飛ばして一匹撃破、残り三匹になった時に千手観音降臨。
「逃げろ…逃げろ、貞子」のホモのセリフ、出来れば原作の様に最期を悟った笑顔で言ってほしかった。
寺へと向かう加藤達、岸本はララと本屋で予約してた本のことで談笑、「出られない迷宮は無い」とか。
ようやく寺へと着いた加藤達、何故か寺の入り口が閉められていて加藤は「行くぞ!」とか言いながらノロノロ。
窪塚とラッパーはスーツを探しに、寺へと踏み込んだ加藤達の前にはキスをしながら死亡しているホモと貞子。
ホモ達の死体を見て発狂する岸本、ソレを玄野が落ち着かせてる最中に今度は加藤が千手観音へ特攻。
捕獲銃を仏像に弾き飛ばされるが仏像を蹴り飛ばし、Xガンで千手観音の顔面を銃撃、ダメージを与えるも
傷が時計により修復されて硫酸攻撃、ホモ達の千切れ飛んだ胴体を見てソレが何なのかを敏感に察知した
岸本は加藤を護る為に走り出す、「岸本ッ!」という玄野の叫びに「加藤君を!加藤君を…お願い」と
玄野に願いを託して「玄野クン…ごめん…でも、最期は加藤君と一緒がいい。出られない迷宮は無いんだって。
…お願い…加藤君を…お願い!………計ちゃん…」の独白で硫酸を背中に浴び、身体が溶けていくのを感じて
絶叫、最期は死の間際に「加藤君…好き…」と加藤に告白して岸本死亡。
加藤の叫びと玄野の叫びが重なり、玄野は千手観音に特攻、顔面に膝蹴りを入れて倒し、顔に連続で銃撃。
ララも動揺しながらも、玄野をサポートするべく周囲の仏像へ銃撃して二匹破壊。
千手観音の顔を破壊するも、時計の力で傷が修復、恐らく酸を喰らい玄野の左足が下部から溶け始める。
続く刀の攻撃で右腕を斬り落とされて地面へと倒れる玄野、ララは発狂しながらも冷静に加藤に意見を求める。
ララの絶叫に正気に戻った加藤、何とか玄野を寺の外へと運ぶ事にしてララが気合で玄野を抱えて脱出。
加藤は岸本の唇に自分の唇を当て、玄野を抱えるララと共に寺を脱出、続いて外へ出る千手観音。
寺の横手で玄野の傷口の介抱をしていると、自らの死を悟ったのか「加藤…俺を…撃て…」と懇願で幕。
遂にアニメでも大量死が始まったわけですが、かなり危惧していたものの、作画は過去最高レベル、
音楽の使い方も見事で描写も丁寧、硫酸の溶け具合も完璧と、予想以上に素晴らしい完成度で最高でした。
ホモと貞子の切断された胴体、背中に硫酸を浴びた岸本の肉が溶けていく映像、岸本の死に絶叫する加藤と
玄野がシンクロした演出、岸本の死体を寺へと残して脱出する際の寺からの引きの映像。
確かに、ホモと貞子が同時に死亡→特攻する加藤を護って岸本が死亡→キれた玄野が瀕死になる、
この一連の出来事は原作では休む間も無くスピードを感じさせる勢いで描かれていたのに対し、アニメでは
加藤を護る為に走る岸本が昔の事を思い返したりで時間が多少かかったので、原作程勢いを感じる事は
ありませんでしたけど、岸本のキャラ性、原作とは違いしっかり玄野の事も意識して頼りにしていた部分、
そういった描写が描かれていただけに、ある意味アニメの方が岸本の死に方は良かったなと思いました。
原作だと個性ゼロの巨乳、玄野に対する非常にナメた言動の数々、ホモと貞子のあまりにも壮絶な最期、
しかもホモは貞子を護って自分だけ死のうとしたというあまりにもカッコイイ最後と、そんな状況の中で
わざわざ前に回りこんで加藤を庇い死亡と、正直記憶に残り辛い扱いだったので、ソレに比べるとアニメでは
岸本も丁寧に描かれていて良かったなと思いました、岸本死亡からの展開は十分に勢いがありましたし。
正直今回はかなり良かったです、アニメオリジナルでの追加展開も悪くなかったですし、何よりメインキャラの
死亡時に綺麗な作画で、というファンが最も望む要素がきちんと満たされていた事がとにかく最高でした。
次回予告は加藤、「願わくば…」のセリフを言っていましたけど、まさか次で加藤が死ぬトコまでは
やらないと思うので、どうせなら次回死亡するララに次回予告させればいいんじゃないかなーと思いました。



GANTZ   第21話 「兄ちゃん?」
仏像編終了、構成と演出が悪すぎたので正直微妙な感じでした。
スーツと銃を所持して千手観音に背後から近寄るラッパーと窪塚、加藤は玄野の足を銃撃して熔解を停止。
生きてさえいれば五体満足でガンツ部屋に戻れる事をララに説明して加藤は捕獲銃を回収しに寺の方へ移動。
窪塚とラッパーは背車刀で手を切断され微塵斬りを喰らって共に死亡、その間ゴルゴは千手観音の顔面や
下半身を狙撃したりして頑張るものの、最終的には原作と違い屋根の上でビームをモロに喰らって死亡。
加藤は捕獲銃を回収するも、小型仏像が一体生き残っており戦闘、スーツが壊れている模様で苦戦。
一方、玄野はララに「やらせてくれそーだったから」という理由で性行為を頼んだと告白。
原作と違い、千手観音が迫っているからララを逃がす為に言った言葉ではなく、ララは「そういうと思った」
とララ側に配慮のある展開に、結局千手観音が迫ってき、ララは剣を蹴り返して硫酸をも蹴り返し千手観音に
硫酸を浴びせるが、勝利を確信し油断した為にビームの直撃を喰らいララ死亡、玄野は千手観音に無視される。
加藤は何とか生きていたスーツの力で小型仏像を撃破、ララの死に涙し、玄野が生きている事を確認して
壁に刺さっている剣を引き抜いて千手観音の方へとダッシュ、玄野はソレを目で追う。
千手観音の元に辿り着いた時、足元に宮藤の眼鏡が落ちていたので宮藤の死を確認。
戦闘が始まる瞬間に宮藤が千手観音になった事を告白、加藤無視で捕獲銃攻撃、ほんで色々会話と交戦。
結果的に、加藤は左腕にビームを喰らうものの、Xガンのロックオン機能に気付いて宮藤千手を捕獲。
上に送っている最中に緑の本体が中から露出、ココからラストまで歩が加藤を探し歩く映像と交互で展開。
流石に片腕無くて相手は本体、勝ち目があるはずもなく加藤ボコボコに、死ぬかもしれないと思った直後、
脳裏にアパートの部屋で待つ歩と岸本の姿が去来し、意識が正確に、落ちている自分の腕を拾い、その腕に
握られている剣を使い宮藤千手をめった斬り、首を跳ね落とし生還を確認した直後、宮藤千手の最後の抵抗の
尻尾による攻撃で心臓を貫かれて加藤絶命、歩の幸せを願いながらガンツに死が確認されて加藤死亡。
部屋に戻ってきた玄野は涙を流しながら球男に銃撃、ラストは原作同様、雨の降る中一人で帰路に着き幕。
次回予告は玄野で、映像を見る限りもう一人の岸本に会いに行くのは同じものの、後はオリジナル展開っぽい。
えー、仏像編終了である今回なんですけど、ホモや岸本の死ぬ前回が作画的にも構成的にも中々良い具合で
描かれていたのに対し、正直今回は無理矢理詰め込んで終わらせた印象が強いので今イチでした。
ゴルゴが死体の海に隠れて千手観音に接近戦を挑む展開、蹴り返した硫酸で時計が壊れて復活しない千手、
透明化機能を利用して千手に近付くも気付かれて殺される宮藤、悪くはなかったものの何か足りない加藤、
ガンツ部屋に戻って「怪我をして以降の記憶は飛ぶ」といった設定が全く無視されてしまった今回の展開と、
ちょっと全体的にどうかと思う描写が目立ったのが特に残念でした、ララと千手観音戦はスピード感無いですし。
宮藤の透明化に関してはまぁ、液体に侵食されたという新設定があったので別に構わないんですが、
ゴルゴの肉弾戦や、蹴り返した硫酸で時計が破損したから修復が行えなくなった、という点だけはちゃんと
描いてもらいたかったです、出来ればガンツ部屋に戻ってきた時にホモや加藤が死んだ事に涙する玄野も。
音声のおかげで加藤の死が原作より悲壮に思えたのは良かったんですが、他の面があまり宜しい出来とは
思えなかったのが残念でした、とりあえず次回からのオリジナル展開に期待してます、出来ればミッション希望。



GANTZ   第22話 「二度と言うな!」
オリジナル展開、ネタ的に雑誌と被ってしまったのが非常に残念。
仏像編終了に伴い、アニメオリジナルの玄野編突入という事でOPが所々変更、冒頭の玄野、加藤、岸本の
三名は同じなものの、玄野の映像が仏像編と玄野編のモノに変更、加藤は同じで岸本が一点新カット。
ホモやララ達が紹介されていたトコは玄野編参加キャラに全員差し替えで、最後の西もカット。
ガンツの球に戦闘風景が映し出されるシーンは、玄野編参加キャラの死亡状況、戦闘風景画数点に変更で、
後は最後まで仏像編時と同じ映像でOPは終了、EDは変更無しという感じ、知らん展開だけにOPから熱い。
開幕、仏像編の傷跡が残る寺の破壊状況のニュース、帰宅中の玄野はもう一人の岸本と出会う。
ココから場面が連続で展開、帰宅した玄野は岸本の事を思い出し、本屋を万引きする子供を追う店の主人、
路地裏を逃げ惑う女性を追いかける男、ミッションに備えてガンツスーツに着替える玄野。
玄野の担任教師を追う包丁を持った女性、溺れた子供を助ける為に川に飛び込む青年、借金取りの男達に
追いかけられるサラリーマン、女性を殴りつける白髪達を追うヤクザの様な集団、ララの事を思い出しながら
転送を静かに待つ玄野、溺れたガキを助けた青年だがガキの母親に見捨てられて木の直撃を喰らい溺死、
路地裏を逃げていた女性は追いかけてきた男に刺されて刺殺、万引き犯を追っていた店長は車に轢かれ死亡、
白髪達は赤ジャーが撃たれ白髪も顔面に銃撃を喰らい死亡、玄野の担任教師は追ってきた女に刺されて刺殺、
借金取りに追われていた男は自ら快速電車の前方に飛び込んで自殺、玄野がガンツ部屋に転送されると、
先程死んだメンバーが既に全員集合していて店長と会話、ココから普通の展開に。
ララに頼まれていた本を取りに行ったものの、まだ入荷していなかったという回想を挟み担任教師と会話、
「先生…不倫してたんだ」とか真顔で言う玄野、やたら照れる担任教師、よくモロにそんな事言えるなコイツ。
雨が止んだようだからこんなトコは出ようと優しく促す赤ジャー、怯えた風に弱気な言葉で賛同する白髪。
仏像編時のホームレス狩りを発見した事で玄野マジギレ、もう一人の岸本と会った時の回想挿入。
担任教師に「知ってる事を教えてほしい」と言われ、「加藤みたいに出来るかな…」と悩みながらも簡単に
ガンツの事を説明、黒い球から武器が出るだの星人を倒すだのを説明、誰も信じない中、武器を銃と言った
直後に白髪が反応、一人だけ「へぇ…」と漏らしながら嬉しそうな笑み。
ココでネギ星人の時同様全員が名前と死因の自己紹介、担任教師がサバ読んでるのにツッコミ入れる玄野。
自己紹介後、借金取りに追われて自殺したヤツが「死んで穏やか」と言ったのを聞き、今までのミッションで
死んでいった者の事を思い出し玄野マジギレ、「自殺してココに来たヤツも居たけど皆帰ろうとしたんだ」と。
仏像編の時のやさぐれからは考えられない程に真面目な想いで皆の死に涙、乱暴な言葉ながらも、
「生き残りたいヤツは覚悟を決めてくれ。そうじゃないと俺も助けようがない」と助ける意志を見せる。
玄野の言葉に心動かされたのか、ストーカーに刺された女性、本屋の店長が玄野に従う旨行動。
その時ラジオ体操が流れ出し、球には玄野星人と表示、紹介内容からして仏像編時のデータが記されていると
思うんですが、先程まであれだけカッコイイ事言っておいて「好きなもの:巨乳、銃撃戦」は色んな意味でマズイ。
自分がターゲットにされた事に驚く玄野で幕、次回予告は赤ジャーの梶浦、全員スーツ着用の模様。
いきなり玄野自身が不意打ちでターゲットに、という展開は熱いんですが、時期的に雑誌の方でタエちゃんが
ターゲットにされた直後だったので、タイミング的な意味ではネタが被ってしまったのが残念でした。
勿論、それでも全くのオリジナル展開ですし、仏像編終了直後の何とも言えない心情の玄野という点、
意外に集められたメンバーが中々ガンツらしい選択のキャラで今のとこ面白い感じです。
メンバー的には、店長、笹島さんキャラ、担任教師が玄野側でしょうか、何となく借金のサラリーマンも
説教されたので玄野庇って死にそうな勢いですが、笹島さんキャラは確定っぽい感じですか。
とりあえず、白髪の室戸がどういう行動をするのかが楽しみです、銃という言葉に反応したり、OPで狂気の
表情で銃乱射してるコトから考えても最後は玄野と勝負する事になるんでしょうけど、どうなるのか楽しみ。
しかしアレですよね、梶浦と室戸、ある意味当たり前かもしれませんが、裏では人身売買のような事を
やったり、ホームレスを殺したりしているものの人前では当たり障りの無い好青年を演じている。
個人的には嫌いなキャラではないですし、何より二人共結構残忍系のキャラっぽいので期待してます。
舞台は流石にチビ星人の時と同じ場所のようでしたけど、次回からの展開が楽しみです。



GANTZ   第23話 「玄野星人!」
展開がイイ、不自然でないレベルの会話をしてるのが個人的には好感触。
二週続いてOP変更、今回は軽い変更で、冒頭のガンツ部屋に居るネギ星人編のメンバーの映像と文字が、
地下鉄の電車が走る映像に合わせて玄野編参加者の死ぬ少し前の映像に変更、玄野編はコレの方がイイ。
千手観音紹介シーンが、神田を背負いながら室戸と対峙する玄野、地下鉄のホームに一人立つ神田に変更。
本編、「スーツを着てくれ!」と全員に呼びかける玄野、しかし玄野星人と表示されているせいで疑心暗鬼状態、
その間に玄関へ移動する室戸と梶浦、一度死んで自分達を殺した黒服連中も死んだと思ってるだろうから、
人生リセット出来るし部屋に居る人間全員殺せば自由と室戸、「汚ぇ仕事は全部俺にやらせやがって」と
内心梶浦にも殺意、梶浦は梶浦で「この殺人オタクが…」と内心室戸を卑下、当分は芝居する結論で部屋へ。
ちなみにこの間、玄野が必至にXガンやスーツの説明をしている映像と音声、何気に頑張って説明してます。
一方部屋では、玄野星人と表示されているせいで誰も玄野の言動に耳を貸さない、揉めているところに店長が、
「彼は未成年だぞ、大人の私達がよってたかって彼を殺す?そんな馬鹿な」と流石は本屋、本屋関係無いが。
ソコに戻ってきた梶浦が「玄野君を信用出来る証明をしてくれればいいんですよ、なんでもね」と何気に
最もらしい事を言ってくるので悩む玄野、その時、血塗れの加藤が走ってくる姿が見える。
玄野には室戸と梶浦に襲われてる加藤、先生には不倫相手の奥さん、メガネには借金取りの二人、神田には
ストーカー、若造にはテっちゃんがそれぞれ見え、加藤を救う為に幻影に向けて発砲する玄野、タイムラグ無し。
流石にビビってキれる店長、「コイツですよ!やっぱりコイツが玄野星人なんですよぉ!!!」と前回から
ほんまいらん事しか言うてないメガネが得意気に余計な発言、更に深まる疑心暗鬼、ある意味当然ですが。
しかしそんな中、神田が「あたしは…彼を信じたいと思うんですけど」と発言。
結局梶浦の先導で、取り合えずスーツだけは万が一に備えて着ておこうという事に、「あたしは玄野君を!」と
尚も食い下がる神田を制する先生、「死んじゃったら教師も何もないわよ」とある意味リアルな発言。
結局着替える一同、全員が着替え終わったところで転送開始、室戸が転送で気を取られてる際に銃を強奪。
転送後、全員に向けて銃を構える玄野、ここから色々あって、玄野を説得しようとする店長、室戸と梶浦が
ホームレス狩りをしているのを見たという玄野の発言、いきなりネオンの全てに玄野星人を殺せという旨の
電光表示がされたりと色々、最後にビビったメガネが玄野に発砲、銃撃から逃れる際銃を落とす玄野。
ビル内部へ入りエレベーターで階下に下りる玄野、先回りしてエレベーターを破壊する梶浦。
当然玄野は壁をぶち破って適当な部屋に脱出、何かをする玄野を背景にまた色々会話。
玄野を殺すべきだと言う梶浦、銃なんか撃っちゃいけないと力説する店長、一度は彼を信じたじゃないですかと
尚も玄野を信じようとする神田、神田の態度に何故か逆ギれする先生、一人で笑う室戸を不審に思う若造、
ほんでまぁ梶浦と室戸に不意打ちで攻撃する玄野、「一歩でも動いたら…先生、撃つわよ」と先生、流石に
驚いたのか「俺を…撃つっていうのか…先生!」と珍しくシリアスにキれる玄野、「他にどうしろって言うのよ!」
とか先生ホザいてましたが、不倫相手に刺されて死んだのに、しつこく生きようとする執念が理解出来ん。
硬直状態の中、神田を人質に玄野に降伏を迫る梶浦、その様子を見て「バーカ、他に方法無いのかよ」と
一人笑う室戸を見て「あいつら…!」と室戸と梶浦の本性に気付きキれる若造、隠れる玄野で幕。
次回予告は先生で、内容見る限り若造のおかげで過半数が玄野側に、先生は梶浦に殺されそうな感じ。
さて、やっぱり気になるのは「何故神田はあれ程玄野を信用出来るのか?」という点ですけど、実は先日、
友人がGANTZのDVDを購入しまして、DVD版だとグロ描写追加という事で一緒に見させて頂いたんですが、
完璧忘れてたんですが、玄野と加藤が地下鉄でホームレス助けた時、あの場に神田居てたんですよね。
神田だけでなく、よく見れば店長、若造、室戸と、今回集められたメンバーのうち四名が存在。
若造は子供を助けて死亡した時同様、ホームレスのオッサンが線路に落ちてすぐに駅員を呼びに行くという
熱血漢で玄野達は未確認、同様に店長も万引き犯追跡中で未確認、神田と室戸だけが玄野達を見ていた為、
その正義感を見たからこそ神田は玄野を信じれると思うんですが、そうなると室戸が気になります。
まぁ、室戸に関しては最終回辺りで戦うでしょうから、そちらに期待するとして、中々玄野編面白いです。
メガネがウザイですけど、役柄的にも丁度、中間の説得役、悪役、無意味に騒ぎ立てる、玄野を信じる、
正義感が強い、ヒステリックな女と、必要な人材が揃っていて会話や展開も実に自然なので良い感じです。
流石に知らない展開のおかげで毎週楽しみに出来ますし、何より梶浦がかなりイイ感じなので次回も期待。



GANTZ   第24話 「出られない迷宮はないんだ」
先生死亡、梶浦と室戸が無駄に熱い。
梶浦に人質にされている神田を解放しようと頑張る店長、物陰から玄野が様子を伺っていると、神田の姿が
血だらけの岸本に見えて絶叫、スーツがボロボロでレイプされて殺されたみたいな状況の岸本の映像が脳に
映り「死にたくなかった…ほんとだよ…」などと玄野を苦しめる、「どうして玄野君だけ…?」という言葉に
「違う…違う違う違う!」と頭を抱えて絶叫していると、神田が「あたしも違うと思うわ!」と発言。
神田と岸本の言葉が交錯する中で冷静に戻る玄野、「ただ人を撃ちたいだけじゃないの!?」と神田。
その言葉でキれた梶浦は神田をロープ代わりのカーテンでボコボコに、「皆で帰ろう」という岸本と加藤の
言葉を思い出し玄野元に戻る、咄嗟に部屋の電気を付けて神田を抱き抱えて梶浦にタックルして部屋の外へ。
ほんでまぁ色々あって、玄野は梶浦の銃撃を避けながら階下へ、梶浦達は玄野を追おうとするものの店長に、
「本当に…ホームレスを殺したのか?」と質問されたり、「それがどうした?」と梶浦が本性出したり、
そんな状況でも室戸は「僕はいつも嫌だって言ってたんです!」と芝居を続けたり、神田が迷宮の本を取りに
戻りたいと言い、玄野は神田を一階に投げ下ろし梶浦達の元に戻ったり、「教え子を撃つよりマシよ…」と
本性出した梶浦に先生が銃向けたり、店長が「出られない迷宮は無い!」とえらい熱血してたりで展開。
状況を打破する為に単身梶浦にタックルする玄野、結局乱戦になり先生を人質に梶浦達は逃げ、玄野は誤解が
解けたという事で梶浦達を拿捕する作戦会議、迷宮の話を玄野にして本を玄野に渡す店長、何故逃げれたのに
戻ってきたか尋ねる若造に「好きだったんだ、先生の…ブラ」と爆笑回答の玄野。
一階に梶浦達を追い込む前にスーツの使い方を教え、店長にリーダー役をやってほしいと依頼する玄野。
加藤の事を凄いヤツだったと嬉しそうに語り、そんな光景に店長と若造が「そういえば以前…」と思案。
追い詰めた梶浦達の元に辿り着くと、室戸のナイフでスーツの上からズタズタに切り刻まれて重傷の先生発見、
尚も「僕がやったんじゃないんですよ!」とシラを切る室戸、状況に余程嫌気が差していたのか、「あぁもぅ!
人質ごっこは止めだ、メンドくさくていけねぇや」と先生を解放し、先生の元に駆け寄る玄野。
「あのさ…授業中よく先生の事見て…興奮してたでしょ…アレ…結構嬉しかったな…」と笑顔で玄野に告げ、
室戸のナイフを拾って梶浦の額を横一文字に切り裂く先生、梶浦が斬りつけられたのを見て「はは…嬉しい」と
本性を出して先生を銃撃しまくる室戸、モロにXガンの集中砲火を浴びて先生死亡、涙する玄野。
結局室戸達を逃がしてしまい、神田に本を返す玄野、地下鉄の出来事を思い出し玄野の事を理解する神田、
未成年だから室戸だけは連れ帰ると熱血する店長、「もぅイヤなんですよ!」とメガネが逆ギれで幕。
次回予告は神田で、予告を見る限り梶浦は普通に生存、店長か若造が室戸に殺されそうな感じ。
展開的には予想通り普通に進んだというか、先生はやっぱり教師らしい先生で死んだ、という前回の玄野に
銃を向けるという展開とは裏腹に多少の救済処置的な展開で良かったです、ちょっと顔若返ってたし。
ただあの「興奮してたのが嬉しい」というセリフはどうなんでしょうか、確かに29才で、16才とかの生徒が
自分の身体を見て興奮してるという事実は女として嬉しいのかもしれませんが、無駄にエロかった。
何にしても各々今更とはいえキャラが立ってきて良かったです、メガネがほんま邪魔極まり無いですが、
展開的に店長が中立的平和主義者というのも悪くは無いです、雰囲気的に神田が最後玄野と平和に過ごす
日常に戻って終わりそうなのはまぁ、タエちゃんと比べると弱すぎるのでアレですが、悪くはないかなと。



GANTZ   第25話 「生きてかえろうぜ」
エグイ、螺旋回廊2の管繋ぎの糞流しの刑を思い出すレベルよな。
何処かの倉庫に大量の銃器類が置いてあるのを室戸が発見、後の玄野のセリフによるとガンツの仕業らしい。
一方メガネが店長に激怒、「説得?自分が満足したいだけでしょう!!」「アンタただのエゴイストだ!」と
ここに来て妙に正論連発のメガネ、痛いところを突かれたのか一人で室戸の元に向かう店長。
ほんでまぁ色々あり結局全員で室戸達の元へ、梶浦や室戸の不意打ちを避け、弾切れになった室戸を若造が
撃ち殺そうとした直後、しつこくも店長が室戸を連れて帰るとかホザき、本性剥き出しになった室戸が
前に来た店長の肩を台座にし、バズーカを玄野達に発射して若造負傷、メガネ死亡、その隙を突いた玄野の
狙撃によって梶浦の左腕破壊、室戸と梶浦は別方向へ逃げ、室戸を店長と神田、梶浦を玄野と若造が追撃。
梶浦の元へ辿り着くと、やたらと豪勢な料理を前に梶浦が麻薬でもヤったのか血管ビキビキで多少ラリ状態。
室戸の元へ到着した店長は説得を止めて急に説教、一方室戸は手榴弾を発見して妙に嬉しそうな表情。
二人が同時に歌い始め、突然二人共マシンガンで銃撃、若造が玄野を庇い死亡、店長と神田はモロに直撃を
喰らって負傷、室戸は店長の口に手榴弾を喰わせ、そのピンを神田の腹に巻くという鬼の所業実行。
ここでお互い「四六時中人殺すことばっか考えてるんだ」「女ばっか殺してる」など梶浦と室戸がお互いを
心の中で罵り合い、室戸は銃のバックルで神田の腹殴打、玄野の目には梶浦が千手観音に見える幻覚状態。
店長は神田がボコられるのを正視出来ず、自らピンをひいて手榴弾爆破で死亡、室戸も顔面負傷。
玄野は千手観音が加藤を殺した事を知りマジギレ、腹に蹴りを入れ、それを喰らった梶浦が背中に背負った
手榴弾の束を爆破させ梶浦死亡、状況的に近距離すぎるので玄野も死亡みたいな感じで最終回へ。
次回予告は玄野で、なんとなく玄野以外全員死亡エンドになりそうな雰囲気、神田も死にそう。
人がバッタバッタ死んでいく光景は不謹慎ながら中々面白かったです、メガネや若造が呆気無く死んだり、
結局メガネの言う通り他人に迷惑ばかりかけたエゴイストの店長が何も出来ずに死んだりと、そういった
死ぬ状況や経緯がGANTZっぽくてイイなと思いました、ちゅーか店長おらんかったら今回で片付いてたな。
内容的には「本当に怖いのは人間の方」というのは良くも悪くも無いと思うので、どういう結末を迎える
つもりなのかは気になりますが、むしろ個人的には店長の口に手榴弾咥えさせてピンを神田の腹に巻く、
この手法がほんま、いくら地上波ではないとはいえあまりに壮絶すぎてブルった、螺旋回廊2を思い出す。
ココは文中なのでモロに包み隠さず書きますが、あちらは責任感の強い女、既に状況に流されてる女、
もはや完全に壊れて自我は無い状態の女、この三人の女のケツにですね、管を通してそのケツから伸びたのを
一人の口へ、それで三人を輪状にしまして、直前に浣腸してるからいつウンコ出てまうか分からんという
ですね、そんなウンコデスマッチみたいな状況が展開されてたわけですが、まぁエグさで言えば手榴弾で
顔面爆破の方がエグイんでしょうが、もぅほんまな、管を通してウンコが目の前に迫ってくるあの状況は
ごっついモンがあった、そういう管に思い入れのあるプレイヤーなわけですから、今回の室戸による手榴弾は
中々素晴らしいモノを感じました、というか真面目にあんなエグイの放送して大丈夫か気になりますが。
今回は視覚効果も合わせて面白かったです、次で最終回なわけですが、出来ればバッド系希望。



GANTZ   第26話 「生きてくれ!」
最終回、GANTZという作品で考えるならば無難な最終回だったと思います。
手榴弾使用で当然梶浦が死亡、至近距離で喰らったにも関わらず玄野はスーツ破壊だけで外見上無傷。
梶浦のスーツに付属されていた地図か透明化機能のを頂いて室戸方面へ移動、その頃神田は何故かいきなり
えらい爆乳になってて室戸の首を絞めるもマシンガン喰らって負傷、ほんでまぁ、ここから玄野とタイマン。
内容は後で感想を書くとして、何故か燃え盛る炎が横から出てきて室戸が直撃、しかし「全員で帰る」という
加藤の信念を受け継いだ玄野が火の中から室戸を助けたり、室戸を転送銃で上に送ったりと展開。
ここからかなりの電波展開突入で、玄野を倒すのが目的のはずなのに室戸を送った事で部屋に戻れると
何故か思い込んでる玄野、転送が始まる直前に送られた室戸と負傷している神田が死亡、ようやく送られたと
思ったら玄野が死ぬ原因となった地下鉄のホーム、同時間に送られ同じ状況が目の前で展開。
どういうわけか玄野は神田を抱えたままホームに降り、電車から逃げる玄野を応援する玄野編メンバー。
「きっといっぱい死んだんだよね…君の大事な人達も…」という神田の独白に合わせてネギ星人編から
仏像編までのキャラが全員回想で登場、最後に駅を聞いてきたババァが登場し「おかげさまで見つかりまして」
とか言って笑顔、ソレを聞いた玄野も何故か笑顔で、迫り来る電車に振り返って「バン!」と指でやり終了。
最後はガンツ部屋から球が無くなり、誰も居ない地下鉄のホームを電車が通り過ぎて幕。
まぁナンと言うか、原作既読未読に関わらず消化不良極まりない終わり方だったのは問題かと思いますが、
そもそも原作連載中の作品である事、非常に連載中とはいえ終わらせ辛い内容の作品である事。
この二点を考慮すると一番無難な終わらせ方は、それこそHUNTERxHUNTERの様に○○編放送終了で停止、
以降の○○編はOVAで描くという形にするか、敢えてオリジナルミッションで玄野を殺して皆殺しエンド、
どちらかしか無いと思うので、そういう意味では一応無難な最終回だったとは思います、良し悪しは別に。
内容的には室戸との戦闘中、室戸が玄野に言った「アメリカだって、イラクに攻めていってめちゃめちゃ
人殺してんだろ!俺の殺した人数とは比べもんになんないじゃんか!テロリスト数人殺す為に、普通の人
一万人以上殺してんじゃねぇのかよ!!」というセリフが中々、その言葉がどうのこうの以前に、よく今の
この世界情勢の中でこんなセリフ放送出来たなという驚きがありました、コレCNNで流したら神。
けどまぁ、確かに室戸の言ってる事は正しいですよね、室戸自身人殺しが趣味みたいなもので実際何人も
普通に殺してるので前述の様なセリフを言う資格は無いかもしれませんが、言った言葉自体は正しいですよね。
流石に作品内でこの事に対する答えは出てなかったものの、中々セリフの中身自体は良かったと思います。
しかしこの時の玄野が弱い、やたらと正論言われて「俺は人間は殺してねぇ!」と反論するものの、
「人間じゃなきゃ殺していいのかよ!梶浦は人間じゃねぇのかよ!?」と返されると返答に窮し俯きながら、
「梶浦は…人間辞めちまってた…」吹いた、流石にこの熱い論争の最中にソレは吹く。
結局、最終的に前半パートで会話は終了して、その中でのお互いの結論は「自分が帰りたいから殺す」
「殺られる前に殺っただけだ」という感じでしょうか、室戸はそう言ってますし、玄野も実際そうですし。
とは言うものの、玄野は「連れて帰る」と言いながら最終的には転送銃で室戸を送り、ガンツの球には
室戸が死亡した表示があったので結局殺して連れて帰らない選択をしたわけですが、中々今回の前半パート、
玄野と室戸の論争は良い感じだったと思うので、本作はココの数分間が全ての気がします。
GANTZという作品を考えれば、最後はオリジナルミッションで星人狩りでもない、死者が集められたという
以外は何一つGANTZで無くてもいい展開だったので、作品的には微妙だった気もしますが、内容の方は
中々面白く、個人的には非常に楽しめたので見終わった今としての感想は「面白かった」です。
確かに、オリジナルミッションの中だけでも、前回梶浦に銃撃が普通に効いたのに、何故か手榴弾は無効、
室戸が炎の渦に巻き込まれても平気だったのはスーツのおかげなものの、そのスーツが壊れもしないと、
設定面ではかなり問題が多かったですが、まぁなんですか、面白かったです、室戸も梶浦も良キャラでしたし。
しかしまぁ、「仲間を…大切な仲間を何人も殺されたんだ…!」の時に最初に西が出たのは吹きました。
なんか最終回やのに真面目な部分と、えらい笑わせてくれる部分が混在してたのが印象的でした。
個人的にはアニメのGANTZも十分に楽しめましたので、中々面白い作品だったと思います、熱かったですし。


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