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□ げんしけん 第01話 「現代における視覚を中心とした文化の研究」 □ 最高、コレはたまらん。 面白いのは正直素でおもろいんですが、それ以前に著作権的にヤバイ描写多すぎたのが腹痛かった。 遥とかモロすぎたのもヤバイですし、着メロがヤバすぎるのもどうかと思うんですが、コレはおもろい。 というかある種、アニヲタの為のアニメという感じで、この作品を見て「面白い」と感じないアニヲタは まず居ないだろうと感じました、「気持ち悪い」と思う事はあっても「面白い」と感じないわけがない。 しかもまた、バリバリのアニヲタ会話じゃないですか、作画がどうとか脚本がどうとか、ほんでまた更に 突っ込んだ部分でフィギュアがどうだのエロゲーがどうだのと、もぅほんまな、俺もあの会話に入りたい。 ちゅーかもぅマジでな、ああいう会話を日常的に出来る環境ってごっつ羨ましいですよね、アニヲタの望む 究極の形の夢があそこにあると言っても過言ではない、主人公があの輪の中に入りたそうにしてた理由が ほんまよぉ分かるというものです、久々にあんなタルそうな主人公に本気で感情移入してました。 今でこそネットがあるので普通に濃い会話とかいつでも出来るわけですし、そのネットで知り合った方と 実際に会って喋ってみても、やっぱりお互いアニメ好きなわけなので濃い会話を直に行えるわけですが、 それでもこういった濃い会話が日常的に繰り広げられる場所って羨ましいじゃないですか、マジ羨ましい。 とは言ってもまぁ、俺も実際にあの場に居れば主人公同様、最初は中々場に入れないとは思いますが。 しかしアレよな、まさかヴォルフラムの声で「やる?エロゲー」なんて言われるとは思わんかった。 そう、エロゲーや、遥とかもマズイですけど、あんなモロにエロゲーなんて単語出したりしてよく規制に 引っかからなかったなと思いました、俺がプロデューサーなら流石にNG出すぐらい直すぎる。 ほんでそんな最後のセリフが、「俺に足りないのは…覚悟だ…欲望のままに生きる…覚悟…!」スゲーな。 ただ、やはり誰しも気になるのが主人公の声優さんですよね、下手すぎるのが難点、話数を重ねていくうちに どんどん上手くなっていってもらいたいです、口下手っぽい感じはある意味出てるのでイイんですが。 あ、そういえば本作の最大の特徴、見ていてごっつ友達と会話したくなりました、普通の会話をしたくなった。 |
□ げんしけん 第02話 「消費と遊興による現代青少年の比較分類」 □ ほんま最高、どうすればいいか分からん。 今年のアニメで真面目にDVD買ってもいいかなと思えた作品はベイベ、チャンプルー、ローゼンメイデン、 個人的にはこの三作品なんですが、マジでな、ほんまな、げんしけんのDVDマジで欲しい、置いときたい。 今回も前回に引き続き、作中でコンVの曲が余裕で使用されてたりして笑わせてくれたんですが、むしろOPの ギルティがヤバすぎる、曲は糞以下の件の会社に金払えばOKでしょうけど、ゲーム画像使用とか大丈夫か? いやまぁ確かに、既にリロード稼動からかなりの月日が流れてるとはいえ、現状国内で最も使用人口が多いで あろう格ゲーと言えば間違いなくギルティ、更に高坂みたいな性格のキャラがソル使ってるというのも 意表を突く意味では素晴らしいOPだったんですが、のっけからほんまもぅ最高でした、この作品はスゲー。 しかし今回は春日部が無駄に可愛く可哀想でした、高坂に「今日は咲ちゃんに付き合うって皆にも言ってきたし」 と言われて赤面しながら喜ぶ春日部、何とかラブラブになろうと頑張るものの零時売りに去られる春日部、 やっと恋人同士になれたと思いきや今度は握手会に高坂を取られる春日部…いやほんま可哀想よな。 春日部の可愛く可哀想な様はいいとして、中々今回もアニヲタ要素満載の内容で宜しゅ御座ました。 アニメの絵のエロ本があった、というだけでやたらと動揺して騒ぐ春日部に対して「いや、別にな」と普通に それがどうした的な反応を見せる一同、俺なんかもやっぱり18禁同人誌があったぐらいでは何とも思わない どころか、確かに「それがどないしてん」という感じですが、よくよく考えれば全くそういうのに免疫というか、 アニメと言えばドラえもんとかそういうのを連想する人からすればビビりますよね、なんであんねん、みたいな。 というかまぁ、そんな事言い出したら全くの一般女子大生っぽい春日部が「アニメ」と言ってる時点で かなり汚染されてはいると思いますけども、多少アニメ好きなヤツでもつい口頭では「漫画」って言いますし。 しかしこの春日部、他メンツとの対比で唯一日中にショッピングしてる日常が描かれていたわけですけども、 逆にアニヲタの観点から見れば、こういったホントに普通の日常描写というのは「こんな事してんねや」と 参考になるというか、アニヲタ以外の人の休日の過ごし方がどういうモノであるか分かるので良い感じでした。 他だと斑目の「値段を見ないで同人誌一気買い」でしょうか、作中では凄いと言われてましたけど、 その行動自体はそんなに凄くないですよね、誰しもアニメイト等に行けば生活費なり何なりを削ってでも 好きなモノがあればつい大量に買ってしまいますし、事実俺かて高校時代から普通に食費全部使ってまで グッズ買ったりしてましたし、今でもバイトしてるのは全てアニメやらゲームに使う為のバイトですし。 流石に値段見ずに買った事は無いですけど…というか、生活費削る量の同人誌は買いすぎや。 何にしても今回もマジでおもろかったです、ほんまたまらんな、原作買って一気に読むか、アニメを毎週 楽しみにして音声付きで徐々に楽しむか、面白いのに原作買うかどうかここまで迷ってるの初めてです。 |
□ げんしけん 第03話 「地域文化振興の問題点とその功績」 □ コミケ行きてー、強烈な魔力を内に秘めているな。 今回ばかりは笹原役の声優さんが下手なのが非常に残念な一話でした、初めてコミケに行っての緊張感や 目移りして迷う程の同人誌を目の当たりにした心情を表現するには中々初々しい感じの演技ではありましたが、 徐々に買う前の立ち読みにも慣れてきて、後半の「おっしゃアレ買うでー!」みたいな勢いを表現するには まだまだという感じで残念でした、特に脇を固める声優さんに上手い人が数名居るだけにもっと変態っぽい 演技を見せて頂きたかった、ハァハァとかホザいても構わんぐらい感情込めて頂きたい。 一方、そんな笹原と絡んで初めてまともにキャラが描かれた原口、自分が認めないモノは全て下らない、 そう信じて疑わないタイプのアニヲタとしては上手い具合に表現されていて良かったと思います。 キャラ的には流石にウザイ事このうえないというか、自分は編集しかしてないくせにサークルのメンバーに やたら態度デカそうな辺りが如何にも使えない野郎という感じでほんまな、ああいうアニヲタが一番ウザイ。 しかし今回は斑目がやたらイかしてました、捻挫してでも欲しいモノを手に入れる為に気合入れる姿や、 会場入りを待ってる時点から既にハイになって嬉しそうにはしゃいだりと最高でした、個人的に斑目が 今のトコ一番好きかもしれないです、というか俺に近い、自分に似た人間を見ていると人は嫌な気持ちになる、 よくそう言われていますが、言動的に似ていて実際好きになってるので意外とアテにならんと知りました。 あのメンツの中で、一番アニメとか好き、というのを全身で表現しているのが更に宜しい、見てて和む。 しかもまた、捻挫した事による独白でいきなり檜山さんがシリアスな声になるしな、いきなりすぎて笑ったわ。 元来、ああいう独白でもキャラの声の冷静な状態で語るのが定番なのに、いきなりシリアス檜山さんやからな、 どう考えても笑いに命かけてるとしか思えん勢いなのが良い、「天国までイけそうだぁぁぁぁ!」は腹痛い。 笹原が同人誌立ち読みするかどうか迷ってる時のサークルの人間の「買ってくれるかな…?」という心配そうな 表情によるドキドキ感も上手い具合に表現されていましたし、駅までは来たもののアニヲタ特有の熱気に やられて諦める春日部も一般人的反応で良かったりでほんま最高でした、ほんまたまらんな。 「それらしい格好しろよな」という笹原の独白は流石にまだまだ素人というか、若干甘いモノがありましたが 今回も面白かったです、出来れば高坂がどういった同人誌買ってたのかを見てみたいところでしたけども。 |
□ げんしけん 第04話 「扮装と仮装の異化による心理的障壁の昇華作用」 □ 大野イイ、イスカ直すぎてわろた。 今回初めてまともにEDのテロップ眺めてみまして、それでようやく気付いたんですが、ちゃんとEDの方で 「映像協力 サミー」と表記してリロード等のゲーム画像使用許可取ってるんですね、そらそうやろうけど。 OPのリロード映像のみならず、今回はアニ研でイスカの大会が行われていてモロに対戦風景と曲垂れ流し。 紗夢のコスプレさせてる時点で十分予想はしてましたが、もぅほんまモロすぎて腹痛かった。 ただ個人的に残念だったのは、「全国レベルだろうな」と評される高坂の腕前の程なんですが、特にラストの CPU戦なんか見てると明らかに野良どころか、地区最強レベル程度も無いような腕前だったのが残念でした。 そこまで言うからには提供映像の方も全国区のソル使いの映像使うのかと思いきや、割り込めるガトリングから ガンフレイム、JHS二段共直ガーされてるにも関わらず一瞬動きが硬直、ちょっと映像が適当やったなと。 本編の方は新キャラ大野登場で中々良い感じでした、ハゲのグラサン好きというのも個性炸裂で良いですし、 コスプレイヤーというのはこのメンツの中では男女それぞれ一人は必要な役割ですし、なによりあの黒く、 やたら重そうでダボっとした雰囲気がイイです、女のアニヲタの典型というか、「コレや!」という感じ。 出来ればアニヲタらしい会話を多少なりとも出してくれると嬉しかったんですが、レイヤーという時点で 既に普通以上の領域に達してるのでマニア面に関しては次回以降に期待します、しかしグラハゲは渋いな。 コスプレと言えば男は田中なわけですが、春日部に「ブリジットとイノならどう!?」とか誘ってましたけど、 常識で考えて春日部にはどちらも似合わないのでナニを思って推薦したのかが知りたい、無難にミリアとか 言わない辺りは流石レイヤーという感じでしたが、どうせなら外見無視出来るからジャスティス推しとけ。 春日部の元カレに関してはまぁ…本作の中では異端な今風の男として描かれていましたが、ちょっと普通に メールしてるだけで脈有りとか勝手に勘違いするボケ野郎というのはピエロ満載で良かったです。 そう、春日部と言えば大野の部屋で首絞められた後に多少頬を赤らめながら「それよりヤバイのは、そうやって 自分隠して、人を遠ざける事じゃないの?」と大野に語りかけた際、なんか大野が妙に感動してたので、 てっきりアニヲタという事で同性愛なんか全然気にならないので大野は春日部に惚れるのかと思ってました。 部屋には二人だけで、相手の春日部が地面に倒れてるうえに力は自分の方が強い、やりたい放題やんけ、と。 まぁ、アニヲタだから何でも有りという風にやられると流石に興醒めしてしまいますし、それに同性愛を 肯定するのはどちらかと言えば腐女子の方が数的には圧倒的に多いので本作には不向きですよね。 とりあえず今回も斑目と春日部がイかしてました、春日部が最後ネコミミでキれてたのは妙に笑えました。 |
□ げんしけん 第05話 「自律行動に見る排斥と受容の境界」 □ 春日部が熱い、次回予告の斑目も鬼熱かったが。 今回はアニヲタ系の内容というよりも、普通に「潰されそうなげんしけんを護る」という、それこそ普通の アニメでもありそうな内容を普通に春日部のキャラを使って熱く描いていたので、しつこくも普通に良かった。 確かに他作品と違い、本作独特のアニヲタ満載の内容を展開してくれた方が嬉しいのは確かなんですが、 全然アニメ等に興味の無い春日部が、不当な理由でいきなりげんしけんが潰されようとしてる事態を見るに 見かねて、きちんと活動内容を正当に報告してげんしけん存続を求める展開は熱かったです、マジ熱い。 春日部の言うように、見方を変えればゲーム機によるプレイは会の正式な活動内容に沿いますし、無断での コスプレ撮影会も積極的に活動してるというのは間違いなくきちんとした活動に当てはまるわけですし、 ソレを無視して「活動してない」という理由でげんしけんを潰そうとしてる自治会は間違ってますよね。 無論、それでギリギリまで文句を言わなかった斑目達はアニヲタ特有の発言権の無さが表現されており、 その不当な理由に、原口の嫌味な言動も加わってたとえ嫌いなげんしけんであっても、納得いかないと憤怒し、 会のメンバーであるげんしけんの人間がダラダラしているのに会員でもない春日部がキれて正当な活動内容を 口頭で報告し会を存続させる、という流れがほんま、普通に熱かったです、ヲタでない春日部が一番熱い。 まぁ、普通に副会長である北川の言動が腹立たしくて途中から単純な怒りの要素が混じっていたのは確か でしょうけども、何気に今回は普通に春日部の言動が熱くて良かったです、北川も水虫関連は可愛かった。 大野も要所要所で可愛らしい言動を取っていましたし、初めて会長がまともに活躍したりで良かったです。 会長が盗聴盗撮してる可能性がデカイという点に関してはまぁ、ほぼ会員同様の扱いの春日部を会員にさせる 設定と考えれば悪くは無いんですが、微妙に会長のおかげで何でも有りっぽい展開も可能、という感じに 思えてしまうのはちょっとどうかなと思いました、別に盗聴盗撮がどうとかではなく、本作には合わんかなと。 言うてもまぁ、それで春日部が入会して「じゃ、じゃあ!コスプレするんですか!?」と大野が何故か頬を 赤らめて嬉しそうに春日部に質問する展開が見れたから良しとします、普通に可愛かった。 最後、何故か春日部と大野が二人でくじアン見てるのも和んだので、出来れば春日部は高坂と絡むよりも、 大野と絡んでる方が活きるキャラの気がするので、出来れば今後も大野と絡んでもらえると嬉しいです。 どうでもいいんですが、取り潰しサークル一覧の中にあった「クロロホルムの会」がマジで気になる。 |
□ げんしけん 第06話 「サブカルチャーをめぐる他者との関係論」 □ 春日部が良すぎ、二週続けて頑張ってた。 大野との絡みも相変わらず良いですし、非ヲタクながらも笹原妹も春日部に続いて中々の良キャラっぽく、 比較的普通のシナリオ展開でも十分面白いと感じれるのが中々凄いなと思いました、意外に纏まってる。 実際春日部自身が本当にぷよぷよをプレイして、純粋に面白かったのでもう一度やってみたいと思ったのか どうかは流石に劇中の描写だけだと定かではないですが、げんしけんで連鎖を組むまでの過程を教えてもらい、 高坂の部屋で「ぷよぷよやる、ぷよぷよで対戦する。昼間げんしけんでやったら、ちょっと面白かったの」 と頬を膨らませ赤らめながら対戦を望んだりと、中々ハマって「もう一度やりたい」という「ハマった」 雰囲気が上手い具合に表現されていたのは良かったと思います、恐らく春日部も面白いとは感じたでしょうし。 しかし冷静に考えてみると確かにぷよぷよが一番無難な安定作品ですよね、春日部みたいに全然ゲームを やらない人でも簡単に楽しめますし、やってる人間からすれば高坂の10連鎖みたいに二桁連鎖とか別に 難しくもなく、むしろ適当に組んでたら何時の間にか出来てた、ぐらい自然な事ですけど、全くやらない人から すれば連鎖を組むのは難しいでしょうし、連鎖は多少考える必要があるので頭を使う事にも繋がりますし。 一般人がゲームをやる際に一番ハマりやすいのはぷよぷよな気がします、高坂は普通にプレイしてましたけど、 相手をする側も手加減しやすく、尚且つ手加減してると一般人に悟らせにくいシステムなわけですし。 ただまぁなんや、負けた後の春日部のぷよぷよのコスプレが凄かった、そそるどころの騒ぎではない。 後半パートは久々に笹原メインで妹登場だったわけですが、とりあえず笹原役の声優さんの演技が大分向上の 兆しが見られるのが良い感じでした、まだぎこちないものの、随分普通っぽく聞こえたので良かったです。 タペストリーが顔の無い月やったのはもはや何も言うまいという感じですが、9000円とか高いなほんま。 妹の帰りの電車賃5000円も常識でありえない額ですが、等身大レベルのタペとはいえ福沢手前は手厳しい。 笹原妹は露骨に東京の女子高生ルックだったものの、笹原との会話は流石に兄妹っぽかったり、高坂は アニメを見る時にヘッドホンを使う気合の入れ様、今回も中々ヲタク面と一般面の描写が良い感じでした。 しかしアレよ、「笹原も入会してもうすぐ一年だな」はバビった、時間の経過が早すぎる、季節感が薄い。 斑目の「血の繋がった妹なんか要るわけないじゃないか」は吹いた、斑目が熱い、春日部と並んで熱い。 |
□ げんしけん 第07話 「対人関係における行動選択の特徴」 □ 大野最高、作画がごっつい事になってたけど許す。 今回も定番のギルティ以外に、まさか予想もしてなかったマブラヴのパッケ出したりでやりたい放題だった わけですが、仮入会の新人会員二人も中々個性の強いキャラで良かったです、恐らく今回限りでしょうけども。 伊藤さんキャラの方は「お、伊藤さんか」程度で済んだんですが、石田さんは第一声で吹いた。 斑目が会長になったのは普通の流れとしてハマってたものの、意外と会長の様に人を纏める役になると 春日部が言ってたように「第何回どうのこうの〜」みたいなノリにならなかったのが残念かなーと。 というかもぅほんまな、今回は個人的に大野の素晴らしさを推したい、大野が壊滅的に良かった。 ありがちながらも、俺もやはりELYSIONをしたいが為にPC購入する程のメイド狂なので、本来の意味での メイドやメイデンたらんメイドの格好や本質でなくても、軽くメイドの格好してるだけでも興味を通常以上に 惹かれるわけでして、ソコに来てキャラの顔的にも好きな部類の大野がまほろやってたのは鼻血でした。 酒飲みすぎて酔ってる状態も可愛かったですし、春日部に「大野飲みすぎじゃねーの?」と心配されると、 「心配してくれるんですか!?あたし咲さん好きですー」がもぅな、普通に素の本心に聞こえて悶絶よ。 正直雰囲気的に酔った勢いで接吻してまうんちゃうかとすら思えたわけですが、その後の高坂邸で春日部に へばりついてたのも良かったですし、ダウンして田中に介抱してもらってる時の、あの酔って寝てるやたら 幸せそうな顔も素晴らしかった、もぅほんま今回は大野が個人的にヒットしまくってました。 他の面だと、最初はヲタクを前面に押し出せなかった笹原が伊藤さんキャラに自ら話を振ったり、酔った所を 介抱してたりと、声優さんのまだ問題残る演技状態とはいえ、声優さん共々成長してる様が見れて良い感じ。 相変わらずギルティだけは「ぶっきら投げからの空中コンボか!?」「ダストからのDループかよ!?」など、 普通にやってる人間からすれば当たり前どころか、ほんまに普通のコンボ決めてるだけやのにそんなに驚いた 描写を入れてる辺りがやっぱり今イチやなーと、折角本物のゲーム使用してるんですからもうちょっと根性を。 あとはアレですか、飯処で注文した時に店員が「はい、喜んで!」ですか、まさか喜ぶ思わんかった。 |
□ げんしけん 第08話 「量産型製造過程における比較研究」 □ 作画何とかしてくれ、流石に見るに堪えん。 ここまで作画が崩れてくると質の悪いエロアニメと変わらない程度の状態なので、せめてもう少し見れた 映像にしてもらいたいです、見返せば一話は綺麗なんですけど、他作品と比べれば本作の一話程度の作画で、 それが最低限「普通」の作画として毎週の基準になるわけですから、頼むからほんま作画何とかしろと。 というか、これでDVD収録時もこの作画のままで修正一切無しやったらある意味神、前代未聞。 とりあえず前回と今回までの間に既刊の単行本買い揃えてしまったので、今回からは原作既読の状態での 感想になるわけなんですが、なんでガンダムの固有名詞使わなかったんでしょうね、許可下りなかった? あれだけラピュタやらFFやらの曲を使用していて、それでいてガンダムネタなんて他作品でも無数にあるのに 本作で使用出来ないというか、ザコだのガフだのという中途半端な名詞になっていたのは二流っぽくて嫌。 高坂がZならぬジータのプラモを持っているというのは中々良い感じだったんですけども、出来れば高坂は ZではなくZZとかオーキスとかの方が個人的には良かったような気がします。 原作だとどうという事は無いんですが、アニメではギルティでソルを使用しているように、意外とパワー系の キャラ等が好きな雰囲気を醸し出していますし、格ゲー使用キャラもジュリエッタなので、それなら同じ パワータイプという事で安易なZよりも、火力重視という事でZZにした方がよりそれらしかったんじゃないかな、 そう思いました、同じZにするならオタクっぽさを出す為に最近の劇場版ではなく、TV版の昔出たプラモ、 とかにすれば「げんしけんのオタク」っぽい雰囲気が出たと思うので、少々その辺り残念だったなと。 そういえばくじアンを見ての感想で、2クールだと暇ネタが見れるからいいだの、13本だとスタッフも設定を 追うので手一杯だろうしな、といった感想が語られていましたが、1クールだと如何にもスタッフは辛いと 聞こえるセリフや、本作の作画は崩れっぱなしなのに肝心の作画に関する話をしてなかったのが何と言うか、 正直哀れというか制作サイド側の皮肉や自虐というか、良い面と悪い面が混同していて五分五分でした。 というかやっぱりアレですよね、流石に原作既読の状態になると「ここが面白かった」という感想よりも、 「ここが削られてて残念だった」「ここの追加が余計だった」という批判的なモノが多くなりますよね。 それでその「削られて残念」の感想になるんですけど、出来れば田中のプラモ講義に嫌気がさして外に出た 春日部をなだめに来た斑目に言う、「あのガンダムとかいうの好きなんでしょ?」が無かったのはちょっと 残念でした、春日部自身は何気無く言っただけなのかもしれませんけど、あのセリフは、個人的には春日部も 斑目の事を理解して言ったであろう些細な一言だと思っているので、ちょっと入れてほしかったなーと。 逆に斑目も最後の方での「お前がキれそうだったからじゃ!」という独白も欲しかったです。 それとは関係無いんですけど、「その喋りもちょっとオタっぽいね」というのが、中々春日部も「オタク」 ではなく「オタ」という言葉を咄嗟であろうと使ってしまう辺り毒されてきてるな、という感じですよね。 普通はオタクってなるでしょうし、何より「ナニ言ってんの?」ではなく「オタっぽい」辺り感染してる。 あとは…あぁ、大野が泣く辺りは原作の方が良い感じでした、アニメだとテンポが微妙に悪いのと、原作と 違って目尻に涙ではなく頬を伝うのが笑いの要素を薄くしているというか、個人的には残念だなと。 そして最後の次回予告は死んだ、吹くとしか言いようが無い、無駄にゲーム仕様の作画気合入ってるし。 しかしこの話から田中が個人的に好きじゃなくなってくるんですよね、俺の個人的なキャラに対する感想 なのでどうでもいいでしょうけど、どうにも今回の田中のプラモに関する熱弁が他のげんしけんメンバーとは 違ってマジで真性のオタクっぽいというか、大野と付き合う辺りもちょっと空気読んでないかなーと。 別に嫌いとまでは言わないんですけど、典型的な悪い意味での隠れオタクっぽい雰囲気なのがアレやなと。 |
□ げんしけん 第09話 「特殊閉鎖状況下における説明義務の有無について」 □ 斑目熱すぎ、最高やなほんま。 エロゲー雑誌の名称がエロガッパな事でまず吹いた今回なわけですが、出来れば原作の、恐らくは春日部に 対するセクハラの為に部室の机の上に大量のエロ雑誌を置くのが斑目のお気に入り、という例の下りが 欲しかったところです、代わりに女の店員にレシート作らせて妙に喜んでるシーンがあったのでいいですが。 今回は原作には無いシーンが多数用意されていて、一話と同じ方が作監を務めておられたので作画も綺麗、 更に今回はエリーゼを基調とした音楽の使い方も非常にハマってて、珍しく全てにおいて良質な感じでした。 勿論良質と言っても、前述のセクハラ、斑目が爽やかな笑顔を使用する際の背景音楽がコミフェス時の、 「天国まで逝けそうだ」と同じなもののインパクトは向こうの方が上なので若干勢いが無かった、など色々と 改善してほしかった点もありましたけども、今回はAVG風味の画面やらもあって視覚的にも面白かったです。 くじアンも公式サイトによれば三話分だけ作ってあるらしく、流石に三話分だけの関係か作画も完璧で 非常に良質な映像が部室のTVに映し出されていたのが良かったです、妙な面白さもありましたし。 というかもぅアレよ、斑目の妄想で作画の話に意気投合する春日部や、ゲーム映像時の春日部が無駄に 可愛かったのがたまらん、股間がサイクロプス、どないやねんって感じやけど燃える、萌える?分からんけど。 机の下探してる最中に春日部の足組んでる光景が目に入ったりして「ほぶぎょ!」とかわけわからん言葉を 発しながら頭オモクソ打ってまう斑目とかほんまな、斑目も春日部も熱い、ちゅーか春日部パンツ履いてない。 ほんま何て言うんですか、熱いとか笑うとか全ての意味を含めて久々に最初から最後まで楽しめました。 原作を既読未読関わらず本作は今までも面白かったんですけど、ほんま久しぶりに充実してた感じです。 予告を見る限りだと、早速次回作画が崩れてるようなのが失笑モノでアレなんですが、今回は良かったです。 部室でエロゲー雑誌出しかけて「アウチッ!」とか妙な音声入ったのが何故かツボにハマった。 |
□ げんしけん 第10話 「経済効果から考える余暇消費のフェティシズム」 □ 詰めすぎ、テンポも悪くて今回微妙。 作画がクソなのはもうどうしようもないので構わないんですが、海とコミフェスという、原作の二話分を 今回で一気に描いただけなのに妙な詰め込み感があったのが難点でした、三話分ぐらい詰めてる印象がある。 春日部に「オタクになろうとした事ないの?」と聞く恵子や、大野達が波打ち際で作った城がカリオストロで ルパン談義に発展するシーン、オタクになる為に笹原宅でくじアンを見せてもらう恵子と、原作には無い 追加シーンの選別自体は正直中々のモノだったというか、特にルパンの風魔一族なんて監督どころか 主要キャラの声優陣まで違うのに高坂に肯定の意見を言わせたりと、流石ナマいげんしけんという感じで 非常に良かったんですが、全体的なテンポがぐだぐだで残念でした、ちなみに俺も風魔一族は大好きです。 逆に削除されたセリフとして、恵子が高2である事や春日部と大野の水着についての会話など、後者は今回 春日部の水着を見て赤面する斑目のシーンが追加されていたのでいいんですが、恵子が高2である事実に 関してはアニメ版しか見ていないと年齢不詳なので、勝手に「来年云々っていう事は今は高3なんや」と 勘違いする人が居る気がするので、こちらに関しては高2である事をきちんと強調した方が良かった気がします。 追加されたシーンは良かったものの、削除されたシーンとテンポが悪かった為に今回は宜しくなかった、 という感じです、特に前回の作画が良くて構成が良かっただけに今回余計出来の悪さが目立つ。 そういえば声の面の話なんですけど、斑目が飛影みたいな声で「エロ本」と言ったのは流石に吹きましたが、 なんか今回久我山の声が変だった気がします、久我山の声というよりも声優さんの声という感じで。 いや、久我山の声優さんの地声聞いた事ありませんけど、今回は声の質というか音域というか、久我山が 喋っているシーンの声が普段と違う印象を受けました、一方でコミフェスの係員ごっつ下手糞やったしな。 次回は放火からコスプレに至る話のようですが、むしろ個人的には笹原がPC購入してエロゲーする話を 気合入れて描いてもらいたかったところです、無理に最終回で会長になる話で締めそうでちょっとヤな感じ。 あ、それと、相変わらずガンガルというボカし表現なのに、モロにアムロとかセイラ・マスとかキャラ名を 出してもいいのかが気になりました、流石にキャラ名の商標は取ってないでしょうけど、ええかげんやなと。 |
□ げんしけん 第11話 「都市型犯罪における悪意の所在論」 □ 予告最高、提供も「ばんざーい!」は吹いた。 折角なので予告の感想から書くわけなんですが、本作のアニメって1クールで全13話ではなく12話でしたっけ? わざわざ打ち切りの話してますし、何より予告内で流れた作画は良かったので次が最終回でも不自然では 無いどころか、むしろ笹原が会長になってるシーンがあったので自然かもしれませんが。 打ち切りの例として斑目が挙げた、初代、レイズナー、ヤマト、トリトン、この四作品を例に挙げたのが とにかく良かったです、良かったんか笑えたんか分かりませんが、確かに打ち切りを喰らったその四作品、 俺はガンダムとレイズナーしか見てないんですけども、どちらも打ち切りとは思えないぐらい面白いですよね。 ガンダムは流石に好きでない限りは、心の底からMA等のデザインが好きになれないからプラモを買わない、 そういう人も居るかもしれませんが、レイズナーとか普通にめちゃめちゃカッコ良かったですし、何より シナリオが当時の他作品と比べると異様に秀逸で先が気になる展開でハマれますよね。 特に、同時期に放送して同様に打ち切り喰らったダンクーガ等と比べるとその違いが良く分かります。 ちゅーかまぁ、ダンクーガに関してはSRWの扱いがカッコ良すぎるだけで、原作マジでクソでしたが。 いや、なんでげんしけんの感想でこんな事真剣に書いてるのか分かりませんが、とりあえず今回は火災に 至る過程がめちゃめちゃ駆け足で描かれていたのが不満でした、詰めすぎというより展開早すぎる。 原作でも、今回の一連の流れは春日部のコスプレという一点に注がれていると思うので、むしろ肝心要の 春日部の会長コスをしっかり描くのは真意なんですが、如何せん悪い意味で「春日部コスの為に前半早めた」 という風な描写に見える展開だったのが非常に残念です、個人的には他の面が良かっただけに余計残念。 雑誌を踏んで転ぶ際もタメが無いですし、部室で頭打った後もタメが無いですし、何より間が無かった。 他はほんと、燃える雑誌類から春日部を護る為に体を引き寄せた斑目が春日部を意識するシーンがあったり、 会長コス時の登場のさせ方の演出も良かったりと、結構見るべき点が多かっただけに前半描写が残念でした。 高坂も原作並みに良さが光ってたので、次回もこのレベルで展開してもらいたいところです。 |
□ げんしけん 第12話 「組織の再構築時に発生する課題と対策」 □ 最終回、詰め込みすぎでかなり微妙な感じ。 普通のアニメであれば、今回みたいに無理矢理詰め込んでのラストでも、終わり方が一応無難にそれっぽく 終わってるので「まぁ悪くは無いんちゃうかな」という感じになるんでしょうけど、一話からオタク全開の 内容で展開してきた「げんしけん」という作品のラストという意味ではかなりクソやった気がします。 単行本一気に読んだ時も「きっとなるべくようにしてなってんですよ」という笹原のセリフが、しつこくも このげんしけんという作品で考えれば異常なまでに浮いてて消えろって感じの寒さやったんですが、予想通り、 悪い意味でやはりそのセリフを使ってラストになだれ込んだので、ちょっと前回の春日部会長コスの話も 含めて、終盤は「げんしけん」というオタク作品の在り方としては完璧失敗やなと思いました。 EDテロップに荻上が出てきたり、ED後に糸冬とか出す辺りは流石という感じだったんですが、最終回としては 良くない印象しか残らなかった、という感じです、斑目と檜山さんが頑張ってたから良かったという感じで。 まぁ何と言うか、どれだけ文句が出ても、やはりGANTZ同様アニメが問題のある状態であっても、そのアニメが 放送されたおかげでこれだけ原作が面白い作品に出会えたわけなので、そう考えるとアニメ化は原作未読の 者としては大成功という感じなんですが、本作もやはりGANTZ同様、原作を既に既読の状態で省みると、 果たしてアニメ化した意味はあったのか?という疑問は残ります、どちらも作画崩れまくって正直宜しくない 印象が強いですし、げんしけんに至っては削除部分以外だと九割原作そのままで、原作再現という意味では 素晴らしいものの「アニメ化」という点で考えると全く意味の無いアニメ化だったわけですし。 アニメ化されたおかげで本作に出会えた、という点を除くと、原作既読の場合だと本作は微妙な気がします。 原作である単行本を読んで以降のアニメ展開は、正直面白いのは面白いんですが、何か見ていても今イチ 乗り切れない部分がありましたし、他の作品だとそれでも普通に楽しめるんですが。 早い話がアレですか、折角のオタク作品なんですからもっとアニメならではのオタクらしさが欲しかったです。 |