苺ましまろ

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苺ましまろ   第01話 「バースディ」
(C)ばらスィー・メディアワークス/苺ましまろパートナーズ

めちゃめちゃおもろかったっす、久しぶりにノリとツッコミの激しい作品で、尚且つそのノリの勢いが良くて全くテンポが
崩れてない、あずまんが大王からメガネの水原を消して、智の性格違いが三人揃った、みたいな妙な感じが最高でした。
というかぶっちゃけ普通に面白かったです、美羽がいきなりすぎる発言をして伸恵にドつかれて美羽が倒れてるシーンに
なったり、夜眠いのを我慢して伸恵の誕生日プレゼントの為に灰皿を作ろうとして寝てしまう、ものごっつい力強さで
おもくそハリセンでドつかれる、この勢いが良かったです、腹痛いとか以前に見てて普通に笑いました。
携帯のカメラで写真を撮ってもらおうと思っている時に「はよ撮らんかい」とホザいたり、お腹が空いた旨を千佳に伝えて
「じゃあ帰って食べて…」と言われたらえらいマジな顔で「今は一秒の無駄も惜しい時だろう!」と力説したり、
寝てるトコをハリセンでドつかれて「いや寝てないよ…意識が遠のいただけで…」とかほんま、美羽最高、マジで最高。
見てる時は全く気付かなかったんですけど折笠さんがやってらっしゃるんですよね、また上手くなられましたよね。
どうも折笠さんというと、記憶にある名前有りだとDC版探偵紳士DASH!に出てきた真裕美がまともに聞いた初めての
折笠さんなので、今回の美羽みたいな声と勢いで喋られると心底上手いなと思います、ちゅーか最初はヴァンドレッドか。
内容がテンポの良いノリツッコミという点も良かったですし、キャラが良く出来ていて普通に面白いというのも勿論
ありますけども、千佳達が遊んでる風景が懐かしいというか、小学生の頃を思い出せて和みました。
昨今の作品だと軽視されてますけど、伸恵がバイトへ行く直前に「もう6時半だぞ」と遊んでる千佳達に注意したり、
夜8時の時点で「いつもは寝る支度してる時間だから…」と眠そうにしてたり、小学生の時はこういう時間のサイクルで
一日を過ごしてたなーと、個人的にはこの世界観と雰囲気はリアルに感じられたので非常に良い感じでした。
そら、千佳が窓から入ってきた時はどないしよか思いましたが、個人的には、今期でトップに面白い作品ではないかと。



苺ましまろ   第02話 「アナ」
(C)ばらスィー・メディアワークス/苺ましまろパートナーズ

公式を見るとアナに能登さんとの事だったので正直ものごっつ不安だったんですが、結構ハマってたと思うので
良かったです、美羽が強烈なツッコミとボケを担当してるとすれば、アナは妙な箇所で妙なボケをする、という感じで。
「アナちゃんて、どこから来たの?」と世界地図広げて尋ねてくるクラスメイトに対して「OK!」とか言いながら
モロに日本を指差してしまったり、昼食の際に「いただきます」のポーズを取りかけて咄嗟に手を外し「×」の
ポーズを取ってしまうと急にクラス中から「ダメ出しだ!」「給食にダメ出しが出た!」とかの妙な勢いが良い。
事ある毎にorzのポーズを取るのも面白いんですが、ソレに関しては流石にキャラの関係上美羽程の笑いの勢いが
無いのは残念でしたが、まぁキャラ的な事を考えるとこの方がいいかなとも思ったり。
一方の美羽、今回はアナ中心の展開だった為に特に目立ってなかったのが残念ですが、アナに学年を尋ねられて、
「6年2組だが?」と渋い返答をしたり、廊下で世界地図広げてエロマンガ島を指差して「面白い名前発見」とか最高。
極めつけとしてはアレでしょうか、アナと千佳が紅茶の話をしてる時に「じゃあさ、カレー味の…」と言っただけで
美羽が地面に突っ伏してる映像へと流れたのは吹きました、なんでドつかれたのかよぉ分かりませんが勢いで吹いた。
あと今回のダークホースとしては笹塚でしょうか、黒板の「質実剛健」という漢字を教師が指して生徒に、
「この意味が分かる者?」と聞くものの、笹塚が手を挙げたら「自慢か笹塚?」
続いて「縄文」に「これを何と読むか分かる者?」に笹塚が答えないと「笹塚、分からないなら立ってろ」
拡散や蒸発や沸騰の図に「次どうなるか分かる者?」で自発的に笹塚が廊下へ出るとか腹痛い、この妙なノリ最高。
アナが唐揚掴み損ねて地面へ落とすと「分かったか笹塚…これがブリティッシュスタイルだ…とりあえず立ってろ」
これはほんま、ちょっとこの教師と笹塚は今後も度々出てきてこのやり取りを続けてもらいたいです、美羽並に良い。



苺ましまろ   第03話 「家庭訪問」
(C)ばらスィー・メディアワークス/苺ましまろパートナーズ

単純な笑いの勢いだけで考えれば徐々に威力は落ちてきてますけど、キャラの良さが回を追う毎に増してきて、
内容的には相変わらず良い感じでした、前回の時点で見栄を張ろうとしてたアナですが、今回の見栄っぷりは正に
小学生というか、自分自身殆ど英語を使えないくせに茉莉に教えようとしたり、全く聞いていない洋楽をさも自分が
好んで聞いているように伸恵と会話をしたり、背伸びしてるけど名前をイジられると泣いたりして、エエキャラしてるなと。
ただ逆に、千佳みたいなポジションのキャラも確かに必要ではあるものの、このメンツの中で考えると…いやまぁ、
このメンツに限らず、ただ単に冷静なだけのキャラって確実に薄く、場合によっては「コイツ要らんよな」と
言われる筆頭になるので、キャラ的には薄く感じますよね、迂闊に美羽が濃すぎて茉莉がボケを担当してるだけに。
何にしても今回も美羽が良かったです、「助けたければ税込みで五千円になりまーす」「逃げればあたしの命は無いぞ!」
「寝るな!生きろ!山をナメるな!ったく、イイ気になってこんな壁作りやがって!!」こんな友達が欲しいですよね。
「お姉ちゃん!………まんじゅう三兄弟見つけた」もナンか笑えました、ちゅーかもぅ美羽は画面に出るだけで吹ける。
アナ・コッポラという名前を「折角親から貰った名前なんだし、もっと誇りを持った方がいいんじゃないかな」と伸恵が
優しく言ったら「まぁ、変なものは変だけどね」とか「でも日本人が聞いたらまず笑うよね」とか素で返答するわ、
「でも実際は、名前だけで人格とか役回りとか、結局はその人の人生までも決めちゃったりするけどね」とか最高やな!
ところで美羽は体が柔らかく、消しゴムを落とした際に体が柔らかいと上体を曲げるだけで消しゴムを拾う事が出来て楽、
という事を実践したら、体の固い千佳に「しゃがめよ」と言われてましたけど、アレ実際上体だけ曲げますよね。
俺も昔から体が柔らかく、今でも美羽みたいに開脚やら地面に顔ペチャとか普通に出来るんですが、特に考えもせず、
何かモノを落としたら普通に「上体を曲げるだけで拾う」という行動になるんですよね。
まぁ体の柔軟性の違いで、固い人は意識せずしゃがむ、柔らかい人は意識せず上体曲げる、なんでしょうけども。
関係無い序にアナが洋楽を好きと言ったフェイク、結局は伸恵に話を合わせてただけで実際は子供番組で流行った曲が
好きという小学生らしい一面を見せたわけですが、「う、嬉しいですわ。周りに誰も知ってる方が居なくて」と喜んだ、
この言葉はホントそうですよね、洋楽に限らず、世間一般で中々共通の趣味を持つ人を探し辛い趣味や嗜好の場合、
不意打ちで同好の士を発見すると妙に嬉しく思うんですよね、俺も螺旋回廊広めるのは何故か苦労しました。
えー、次回は雰囲気的に伸恵重視でしょうか、誰重視でも全員出るので問題無いんですが、伸恵も良キャラなので期待。



苺ましまろ   第04話 「アルバイト」
(C)ばらスィー・メディアワークス/苺ましまろパートナーズ

今年という時期が悪かったせいで特番の嵐で番組飛ばされまくったわけですが、久々に見てもやっぱり面白かったです。
今回の美羽の最初のセリフが「なーんかさー、愉快な珍事件とか無い?」な辺り流石やなと、彼女は期待を裏切らない。
千佳の貯金箱を勝手に「貧乏のバカぁぁぁぁ!」とか言い窓の外へ全力投球、壊れた音が聞こえて「貧乏よさらば…」
「ねー店員さん、ココ高くないですか?」とリストの書いてある冊子?を渡して、そこには恐らく美羽が自分で
付け足したであろう値段の語尾に0が一つ、「子供をからかってるのか!」に爆笑したりと、ほんま美羽最高でした。
特に今回美羽の発言で良いなと思ったのが「全体的にガっとなっているね」という発言です。
ニュアンスや雰囲気で相手に物事を伝えるのは難しいものの、感覚的な事としては非常に重要な事じゃないですか。
カルテを見て「全体的にガっとなっているね」「なにが?」「いや、ニュアンスが全体的にガっと」「いやだからなにが?」
この「ニュアンス」というのはとても大事ですし、わざわざ美羽は身振り手振りも加えて「ガっと」と言ってるのに、
普通に冷めた反応で「なにが?」と返す千佳は寒いなと感じました、寒いというと勝手な判断ですが。
ノリがとかではなく、「ニュアンス的に」とまで言ってるのにお前は分からんのか、と。
まぁこういうのが分からないのは頭の固い人とか、明らかに場の空気を読めない人が多いのである意味「らしい」ですが。
ところで伸恵がバイトしてたファミレス、時給千円とかごっついですよね、一般のファミレスは750円でしたっけ。
序盤ティッシュ配りに関する話が展開していた時も思ったんですけど、失礼ながらやはり女性の方がこの二つの職種に
関してはバイトしやすいですよね、特に後者は男性というだけで受け取らない人も大勢居らっしゃいますし。
逆に男が配ってて、男完全無視で女性にしかティッシュ配らないという犬畜生みたいなヤツが多いのも事実ですが。
何にしても今回も面白かったです、てか伸恵と美羽のコンビが会話のテンポ良すぎるせいで余計千佳が微妙な存在に。



苺ましまろ   第05話 「そいね」
(C)ばらスィー・メディアワークス/苺ましまろパートナーズ

今回の美羽は小学生らしい点が目立っていて良い感じでした、ただの突っ込み娘で終わらない辺りが尚好印象。
美羽に限った事ではないですけど、好きなお菓子を買っていいと言われて喜ぶ四人、伸恵にかまってもらいたくて
アナと張り合うも、「あ、アナちゃん、初めてだし、一緒に入ろっか?」「あ、はい」と風呂に入るのを伸恵が誘うと、
「こるあぁぁぁぁぁぁぁ!」と舌巻いて激昂、あまりにも伸恵が遊んでくれないのでアナと自分、どちらが好きかと
聞くと伸恵は「そーだなー…アナちゃんかな、8:2で」と返答、美羽マジ泣き、「お姉ちゃんのアホー!ブスー!」
ちょっと今回はマジで美羽が良い感じでした、小学生らしい可愛さも良かったんですが、美羽にしてみればいきなり
転校してきたアナが大好きな伸恵に気に入られる、何故かアナ登場以降自分はあまりかまってもらえなくなった、
そら美羽も拗ねますよね、わざとアナの教室で「コッポラちゃん」と発言するのも致し方無いなと。
というわけで、今回は普通にアナが可愛らしかったです、いつもの痺れるツッコミが少なかったですけど良かった。
笹塚、「笹塚、今アナが読んだところを抜かして読め」「いや…先生、別に普通に読めばいいんじゃ…」「廊下に立ってろ」
「じゃ次アナ、Let's sing、分かるとこだけ」「でっかーい」「はいOK」笹塚「え?」と疑問、「立ってろ笹塚」
アナが算数の問題解いたら「じゃあ笹塚、立ってろ」で、美羽がボール打ったらアナ達のクラスの窓突き破ってしまい、
何故か遠くの方から声が聞こえてきて「笹塚ー!立ってろー!!」今回は美羽も良かったですが笹塚と先生もイカしすぎ。



苺ましまろ   第06話 「真夏日」
(C)ばらスィー・メディアワークス/苺ましまろパートナーズ

マジで吹いた、正直今回の苺ましまろは最高、最高というか最強というべきか悩むところですがほんま最強。
DVD買うわ、元々面白かったので購入するか迷ってはいましたが、ちょっとコレは買わな失礼、評価されるべき作品。
今回やけに神がかってるなと思ったら脚本が横手 美智子さんやったんですね、相変わらず流石としか言いようが無い、
最近だとげんしけんですか、横手さんが担当した回だけノリや演出、描写等全てが神がかってましたけど、
ほんま真面目に凄いなと思いました、正直アニメ見てて、マジで声に出して爆笑の連続とか普通は無い。
まずファミレスで巻き添え喰ったジジィがいきなり出てきた事に吹いて、尿意を我慢出来ずトイレに行く美羽、
トイレを終えて部屋に戻ってくると、先程まで自分が寝ていたベッドには千佳の姿が、「アホか!」と言いながら
ビンタしまくってベッドから千佳を叩き落す美羽、二人がケンカしてる隙に茉莉が寝惚けてベッドへ進入すると、
「おんどりゃー!そこどけー!」と茉莉を落としにかかる美羽、この辺りまでは本作のノリで面白かったんですが、
「トイレ行ってくるね」と茉莉がボードに書くと何故か美羽が三つ又持った黒い化物の絵、声に出して大爆笑、
音も素晴らしかった、アニメだからこそ出来た視覚聴覚に訴えるこの笑いの坩堝的展開が素晴らしい。
「しゃべれないのつらいよー」と書く千佳に対して「たえろ」、千佳がくしゃみをしそうになって、
「しょうがないじゃんかよーくしゃみなんだから」と書く千佳に対して、口元に指を持って行き「しー」としながら
そのまま指を自分の鼻の穴に突っ込む美羽、鼻を挿す強烈な音と相俟って最強、千佳マジウケで悶絶。
というかほんま今回は凄かったです、面白いとかのレベルを超越してめちゃめちゃ面白かった、神、まさしく神。
文字だけでこういった笑いを伝えるのが不可能なのは当然ですが、今回ばかりはマジで色んな人に見てもらいたい出来。
普通の部分の描写も良い感じでしたよね、真昼間にも関わらず、千佳の部屋でパジャマに着替えてベッドで寝てる美羽、
伸恵がコンビニでアイス等を購入して「領収証下さい」「お名前は?」「松岡美羽で」とか当然のように美羽持ちに、
勝手に伸恵の携帯の着信音を変更してて、美羽から電話がかかってくると「あぁ〜ん、あたし火照っちゃって〜」
笑いの部分はまさしく神がかってましたが、他の通常面の描写も面白かったので、しつこくも今回は最高でした。
第六話にしてコレ程面白い作品を世に送り出してくれた原作者や横手さん、スタッフの方々に感謝、生きてて良かった。
あ、あと本編とは関係無いものの、アイキャッチが共に伸恵のものへと変更されてたのも良い感じでした。



苺ましまろ   第07話 「海水浴」
(C)ばらスィー・メディアワークス/苺ましまろパートナーズ

前回が神すぎたおかげで今回は多少勢いにかける印象はありましたが、今回は今まで無駄に薄かった千佳にもようやく
濃い見せ場が用意されていたのが好印象でした、夏休みの自由研究で美羽にまでキャラ薄いとか言われてましたが。
学校のプールに行こうとしたら雨が降り、学校で雨宿りしてる時に「止みそうにないから傘でも探してくるか」
と言いながら千佳が校内へ入って行ったシーン、つまり人の傘パクる宣言してるわけですからね、何気に男らしいな。
いや、宣言して傘パクると男らしいというわけではないですが、美羽以外はそういう事しそうにないだけに意外でした。
今回は全体的に美羽が相変わらず良かった以外は平和な内容だったので特に思ったんですが、友達に美羽みたいな
ノリの良すぎる人が居てると幸せというかラッキーですよね、ノリはいいわ勢いはあるわと。
美羽程かどうかは分かりませんが俺も結構ノリ良すぎるタイプでして、特に親しい友人の前なんかだと、別に狙ってる
つもりは微塵もないんですが無意識に意味不明なノリで反応するんですよね、冒頭美羽がやっていたみたいな犯人とか。
で美羽同様、やっぱり自分が美羽タイプで、周りには美羽タイプが居ないので、実際こういうタイプの人が周りに
居てたら楽しいやろなーとか思うトコロです、自分を含めて二人も居てたら疲れるでしょうけど欲しいなと。
あとは、海に行ったので当然なんですが茉莉がメガネかけてないのが新鮮でした、てか作画の関係上顔の判別つかん。
しかしサブタイの海水浴、実際海に行ったのは後半パートのみだったのにサブタイに持ってくるのって珍しいですよね。
後半だけでも海展開を行ったわけなので問題は無いんですが、物語を如実に表すサブタイが後半のみなのは渋い。



苺ましまろ   第08話 「お祭り」
(C)ばらスィー・メディアワークス/苺ましまろパートナーズ

テスト中にも関わらずリコーダーで机シバきながら歌を歌う美羽、教室中の生徒が「こいつウゼー!」みたいな汗を
流し、終了間近になり千佳の答えを見ようとしても見せてもらえず、「せんせー!ちーちゃんが答え見せてくれませーん!」
五月蝿さにキれた先生は美羽にチョークを投げる、しかしリコーダーでソレを防ぎ不敵に笑う美羽、吹いた。
相変わらずのっけから美羽が神がかってましたが、以降も、自分の浴衣を、浴衣を持ってなかったという事で
アナが着る事になり虚無僧で帰ってくる美羽、虚無僧の頭を取るとえらい笑顔の女の仮面、二重のネタ、吹いた。
正直本作の感想書くと「吹いた」とか書いてる率がやけに高い気がするんですが、ほんま美羽はええなーと。
美羽以外だと、今回珍しく伸恵が美羽に優しかったですよね、千佳の部屋での遊びにノリ良く付き合ったり、
自分のお古の浴衣を貸してあげたりと、アナばかりを可愛がって美羽の事を蔑ろにしてたのが影響してる感じで
中々良かったです、良いんですが、個人的な要望を言えば伸恵は、もっとマジに演技してほしかったな、というのは
あります、子供相手の柔らかい口調ではなく「何もそこまでマジにならんでも」と思う勢いのマジさで。
というか今回は美羽ならず、タバコ代無いからって千佳に金借りようとするぐらいなのにお祭りの屋台の金を大半
持ってあげたり色々買ってあげたり、最後は家に仕舞ってあった花火発見してみんなで楽しんだりと優しかったのが○。
美羽達小学生側は祭りを楽しんで、年齢的に大人になってる伸恵が四人を見守る形で遊んであげたりしてたのが
今回は特に良かったなという感じでした、てか何気に美羽が金魚掬うの達人のように上手くてビビった。
しかし…金魚掬いが一回300円で、輪投げは一回100円、というのは高いですよね、いつの世も祭りはボリすぎ。



苺ましまろ   第09話 「育ちざかり」
(C)ばらスィー・メディアワークス/苺ましまろパートナーズ

開幕が茉莉の「リチャードとジェームズ、随分大きくなったね」だったわけですが、マジで飼ってんのか、
いや、そら祭りで入手したとはいえ金魚は金魚なのでちゃんと飼うのは当然でしょうけども、微妙に驚きました。
茉莉が妙に気に入って家に入る時も出る時も挨拶してたのが良い感じでした、ほのぼのしてるなと。
それで、今回は遂に千佳にスポットが当たったというか、今までと違って千佳もただ無個性なわけではないんだな、
という内容で良かったです、体重を気にするというのはある意味女性共通の思考でしょうけど、まぁ目立って良かった。
「最近太ったんじゃない?」とか「ふとし」とか美羽に言われたのが堪えたのか、部屋を出た際に体重計で体重を
確認する辺り女の子ですよね、小学生の時分でそこまで体重を気にするというのも、流石に気にしすぎでしょうけども。
けど女性はホント大変ですよね、性別を問わず太っているよりかは標準の方がイイんでしょうけども、体重が1キロ
増えた程度で食事を採らないようにしたりダイエットの本を見て頑張ったりと、ほんま大変やねんなーと。
汚い話で恐縮ですが、俺なんかは昔から胃やら腸やらが弱くて、食べた量に関わらず大体食べて約2時間以内に殆ど
出るような体質なので太る方が大変なんですが、コレは女性からすればどうなんでしょうね、やっぱ羨ましいんでしょうか。
一方の美羽、「好きな絵とか描いていいからね」と千佳に言われて「犬書こー」とか言いながら書いた文字が「太」吹いた。
体重を気にしてケーキを食べない千佳に「ちーちゃん食べないの?」「あー…うん」「じゃ、くれ」くれてお前。
そしてそのケーキを食べた第一声が満面の笑みで「うめー!!!」コイツは小学生にしとくには惜しいなと思いました。
笑いの部分だけでなく、最後千佳と一緒に風呂に入って色々喋ったり「遊べたのに」とか言ってましたけど、まぁ、
アレはやはり美羽なりに気を使ってる、という風に考えていいんでしょうか、ただ遊んでるだけかもしれませんが。
それにしても最近伸恵が妙にイイお姉ちゃんになってますよね、千佳の部屋にダイエット関係の本があったのを見て、
「いい天気だなー、久々に外で、みんなで遊ぶか」と何気無く千佳を誘ったり。
普通にこの作品は面白いわけですが、最近はどのキャラも個性が良い方に描写されてるのが良いな、と思ったり。



苺ましまろ   第10話 「花」
(C)ばらスィー・メディアワークス/苺ましまろパートナーズ

正直アナは天才か思いました、茉莉ちゃんが東や西といった方角を英語で言うとどうなるのか、の確認をしてる時に、
「じゃあ北は?」とアナに振ると「ノース!スノーの逆で、冷たいから北って覚えればいいんですわ」天才かアナ。
感嘆に御座いました、異国の方は発想も柔軟なモンやなと、月曜日のMondayをモンデイとかそんなレベルじゃない。
実際は、意味としての逆を茉莉ちゃんに突っ込まれて悩んでましたけど、コレはほんま、正直アナは天才と見た。
そんな天才だけで今回はお腹いっぱいだったんですが、何気にアナ同様千佳も異彩を放っていたのが印象的でした。
最初美羽が使っていて、美羽がバスに乗った事で千佳が使う事になったキックボード、小学生が蹴る足の力とはいえ、
美羽が気合入れて漕いで、ようやくランニングしてる人を追い抜けるぐらいの速度が出てたじゃないですか。
ソレを千佳は、美羽達の乗ったバスが公園前のバス停に到着するとほぼ同時にキックボードに乗ってバス停へ到着、
どんな足やねんと、久々に「強靭な脚力」とかいう言葉を使いたくなるぐらい凄いなと思いました。
あとはアレです、美羽達が来るのが遅かったからか怒って帰ろうとする伸恵、けど当然美羽達はケーキを食べたい、
一致団結して「お姉ちゃん!」と呼び、伸恵が振り向くとソコには四人で五円玉の催眠術を使う姿が。
コレが妙に笑えました、美羽と千佳は何となくやりそうな雰囲気があるものの、茉莉ちゃんやアナはそういう事をしない
キャラなので、その二人も真剣に催眠術やっていたのが余計笑えたというか、てかアナの顔がマジすぎて笑いました。
最後は美羽、「こんな雑草ばっかしのトコに咲いてるなんて、偉いな!お前!」なんか面白かったです。



苺ましまろ   第11話 「初雪」
(C)ばらスィー・メディアワークス/苺ましまろパートナーズ

「今年こそはサンタさんに会えるといいな…」と夢心地で語る茉莉ちゃんが鬼のように和んだ今回ですが、
相変わらず平和な感じなのがイイですよね、流石に話数の関係上季節の移り変わりが早いのは仕方無いとして。
ところでのっけから今回驚いた事があったんですが、千佳と伸恵の部屋にコタツがそれぞれ用意されてたじゃないですか、
コレが凄いというか何と言うか、例えば北海道や青森のように寒い地域だとそういうのは普通なのかもしれませんが、
東京や大阪だと、せいぜいコタツなんてリビングに一つ、というのが、少なくとも俺が見てきた限りだと知人友人の
家々でもそうだったので、千佳達の部屋に個別に用意されていたのが意外でした、あるもんなんやと。
そんな千佳の部屋の水槽に謎の人形が投函、ソレを見た千佳は「って、これあたしが図工の時間に作ったやつじゃない」
対する美羽は「だから変な人形」と返し、「人形じゃなくて埴輪」と千佳が言い返してましたがどう見てもサボテンダー。
あとはアレです、「やーいやーい、クソ真面目」と美羽が茉莉ちゃんに言うと、「茉莉ちゃんはいいんだよ、それで」
と伸恵、そこで美羽は何故かやたら嬉しそうな顔と表情で「ですよね!?」吹いた、なんかやけに笑えた。
どうも本作の感想は、感想というより「このやりとりで笑った」の部分しか書いてないような気もするのでアレなんですが。
他だと笑ったというわけではないんですが、「今日は茉莉ちゃんがツッコミね!」「え…ツッコミって…?」という
茉莉ちゃんの反応に対してツッコミやすいボケの状況を実演する伸恵と美羽が良い感じでした、お前らノリええなと。
後半の銭湯パートは単純に和んだという感じで、いつも以上に茉莉ちゃんがオモチャにされてたのは可愛かったんですが、
改めて振り返ってみると、役柄的にある意味仕方無いんですが、やっぱり千佳だけ悪い意味で個性が無いなーと。
真面目とか美羽に対してのツッコミ役というポジションはあるものの、他のメンツが濃すぎるせいで、真面目というより
他キャラの濃さに付いていけてないだけ、といった印象すら抱いてしまうなと、別に嫌いではないんですがどうも薄い。



苺ましまろ   第12話 「プレゼント」
(C)ばらスィー・メディアワークス/苺ましまろパートナーズ

最終回、内容も勿論良かったんですが、個人的にはいつものノリと雰囲気のまま終わったラストが非常に良い感じでした。
強いて言えば、明るく楽しい描写で終わったので、今回のEDだけはOPのいちごコンプリートで締め、にしても
良かったんじゃないかなーとか、何となく明るいままで終わった方がらしいかなと思いました、勿論しっとりもいいんですが。
それで、本作に限らずサンタを用いたネタというのはよく見かけますけど、基本的にはどちらが良いんでしょうね、
今回茉莉ちゃんにやっていたように「まだサンタを信じて〜」みたいな展開で美羽を吹っ飛ばし笑いを取るのか、
そもそもそういう展開をやる時点で、茉莉ちゃんにはまだ分からなかったものの視聴者や読者は理解してしまう事になる
わけじゃないですか、実際はどうなのかーと、「ソコまで責任持てない」と言われたらそれまでですけども。
なので「その展開をやる」時点でバレるわけなので、そういう意味で考えればサンタネタはやらない方がいい…というか、
無難なんじゃないかなーと、そんな無理に夢を潰す必要も無いわけですし。
一応美羽は「サンタに勝った」という締め方をしてバレなかったのでギリギリOKなのかもしれませんが。
まぁ、そんな事を言いながらも、俺もココでその点について書いてるので、よもや茉莉ちゃんみたいな性格の人がまかり
間違ってココを読んでいれば分かってしまうので書いたらダメなんですが。
とか思ってたらほんま、美羽が珍しく自重して真実は語らなかったのに千佳がアナに質問してバラすとかほんま、
確かに茉莉ちゃんは最後まで信じたままで終了したので良かったんですが、最後の最後でまた千佳の株が暴落。
後は、ラストだからかアイキャッチが新規のモノへと変更されていたのが良かったです、ラストのみでもサービスがイイ。
個人的な事を言えば、絵的には今までの方が良かったものの、変更するその精神が良い感じですよね、普通に偉い。
そんな感じで相変わらず良い一話だったと思います、気負うわけではなく普通の一話として終わったのが特に良いなと。
最後の感想だというのに短文でアレですけども、非常に良い作品でした、DVD最後まで買うでよー。


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