かみちゅ!

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かみちゅ!   第01話 「青春のいじわる」
(C)ベサメムーチョ/アニプレックス

ヤッベ、ゆりえ鬼可愛い、ヤバイなんてモンじゃない、マジでヤバイ、可愛すぎる、惚れる、久々に延髄突き割る。
でまぁ、他所のサイト様でも書かれてるかと思うんですが、ほんまジブリっぽいですよね、作画は綺麗で丁寧、
挙句によく動きますし、まぁジブリっぽいとか言いながら、千と千尋以外だともののけ姫を多少見た程度なので、
ホントにジブリっぽいのかはよく分かりませんが、パっと見の印象がジブリっぽいなーと。
スタッフから考えると、確かにゆりえなんて読子の顔がくちゃっとした状態、みたいな感じではあるものの、
動きが良すぎるせいで印象が変わります、ナニ書いてるのかよくわかりませんがとにかくゆりえは可愛いという事です。
内容の方も結構良かったです、マイナーな例えで恐縮ですが舞台は小豆島みたいな雰囲気でのどかですし、
キャラの方もゆりえを中心に田舎っぽいというか、平和なメンツが揃ってて毎日が楽しそうやなという平和な感じ。
なんて言うんですか、環境アニメって言うんですか、内容は勿論面白かったですし今後も毎週見ようとは
思うんですが、久々にただ見てるだけで平和になれるなという印象でした、しつこいけどゆりえが鬼可愛いしな、鬼てお前。
友達の光恵と祀も良い感じでした、何処かで見た事あるなと思ったんですが、CLAMPの「すき、だからすき」に
出てくる燈子と笑に似てるんですよね、ゆりえとひなも多少被りますし、三人の役所が同じなのも共通してるなーと。
まぁコレで祀が最後神社建て直す為にゆりえを利用、とかの展開になったらちょっと露骨すぎてアレですが。
あとは二宮ですか、こういう作品にありがちな男ですけど、台風に巻き込まれた時は死んだ思いました、一話から殺人。
キャプは基本的にゆりえ中心で、なんでこんなんキャプってんねん、と思うような変なキャプするかもしれませんがご容赦。
ちゅーかゆりえ台風が、我ながらそんなツボにハマったのか分かりませんが終始腹痛かったです、ついキャプってもうた。



かみちゅ!   第02話 「神様お願い」
(C)ベサメムーチョ/アニプレックス

ちょっとマジでさ、めんこすぎ、めんこいとかいうレベルではない、雛壇に飾っときたいレベルの可愛さがあった。
みこも他作品だと「霊感強くて普段は大人しいけど妙に鋭いセリフが出るキャラ」というタイプなのに、真剣に八島様を
心配してるイイ子だったり、コレは真面目な話、本作は日曜の夜7時半とかの時間帯に放送するべきではないかと。
今回は千と千尋に似すぎてたので印象は良くないかもしれませんが、実際こういう平和な作品は、もっと人の目に、
特に家族で見る時間帯に放送した方が今後のアニメ界の為だと真面目に思いました。
で、内容の方は相変わらずゆりえが平和でたまらんというか、今回は意外にゆりえは芯が強いという描写が
あったので良い感じでした、本来こういうキャラは流されるだけ流されて「ふぇー」とかいうタイプなだけに余計好印象。
本人も神様とはいえ、何の神様かも分からず最近神様になったばかり、そんな状態なのに何年も前から神様を
やっている八島様を一人で迎えに行き、「地元の人は、八島様が居ると思ってお参りしてるんですから…そういう人を
放って行くのは…良くないかなって…」とか中々言えないですよね、しかもゆりえの場合は性格的に「言わないと!」
と思い込んでしまっているでしょうから、例えば相手が鬼イカツイ悪魔みたいなツラした野郎でもしっかり自分の意見を
言うでしょうから、今回はただ可愛いだけではなく、しっかりしていて責任感が強い、そんな一面が見れて良かったです。
普通に平和でキャラも良いので毎回楽しみなんですが、初回の作画レベルが高すぎたせいで、予告を見る度に作画が
落ちてきてる現状が厳しいですよね、まぁR.O.DのTV版も先行放送時は酷かったらしいので仕方無いかもしれませんが。



かみちゅ!   第03話 「そんなつもりじゃなかったのに」
(C)ベサメムーチョ/アニプレックス

既に三話目で作画が崩壊するという先の思いやられる映像だったわけですが、初回が異常クオリティだったので
今後の復活に期待します、作画が崩れてても相変わらずゆりえのめんこさは異常だったので個人的にはまだ良し。
というかもぅ、我ながら毎回芸が無いなとは思いますが、ほんま本作は見てるだけで無駄に和みますよね。
平和な雰囲気や穏やかな空間、平和なゆりえと友達、既に町中に大凶の印が出ても余裕で平和ですからね、大凶も和む。
見るべき点としては、どうにも適当に流された感はあるものの、貧乏神を中に入れてるたまをゆりえの家で飼うか、
その辺りの展開が面白かったです、ゆりえにしてみれば大切なたまは当然帰ってきてほしいものの、たまは貧乏神に
命を救われたので貧乏神も一緒じゃないと家には戻らないと、中々先の展開が期待出来る状況だったんですが、
なんか普通に貧乏神入ったままたまが帰ってきて、ゆりえの力で貧乏神のパワー抑えてるんでしたっけ、大した
デメリットも無く事件が解決を迎えたのが残念でした、前回はゆりえの芯の強さが表現されていたので、今回も何かしら
「ゆりえは凄いな」と思える器量の深さや優しさを見せてほしかったんですが。
まぁ、解決したというだけで、結局ゆりえは貧乏神ごとたまを家に住まわす事を決めたわけなので、そういう意味では
相変わらずゆりえの優しさは表現されていたわけですけども、もうちょっとセリフが欲しかったかなと。
ところでアレよ、今回一番の爆笑ポイント、実際声に出して笑ってしまう場面を文字だけで「ココやねん!」と
再現するのは素でムズイのでコレを読んでる方には一切伝わらないかもしれませんが、ゆりえがたまを見つけて駆け寄り、
八島様が近寄るなと発言「だって…たまだよ?」とゆりえが不思議そうに言うと、いきなりたまが二本足で立ち上がって、
「どっこいしょ」吹いた、マジで吹いた、久々にリアルで吹いた、「ゆりえめんこいわー」とか油断してて吹いた。



かみちゅ!   第04話 「地球の危機」
(C)ベサメムーチョ/アニプレックス

四話にして地球の危機とかいう壮大なサブタイでしたけど、内容自体は相変わらず平和というか、むしろ今回は流石に
わけわからん色合いが濃かったですが、ゆりえと火星人が無駄に和む絡みをしてたので終始平和なものでした。
OPがちゃんと新規のOPアニメになりスタッフ紹介が結構凝ってたのは良い感じでした、この辺りはR.O.Dとは違った意味で
本作らしいノリと雰囲気で違和感無くOPを仕上げてるなと思いました、流石にOPだけあって作画も良好ですし。
今回の内容としては、やっぱり一番印象に残るのは最悪な総理大臣ですよね、政治家らしいと言えば実にらしいキャラで
表現されていたものの、年端もいかない女子中学生を火星人監禁してる部屋に押し込めて問答無用で鍵締める、
「外交は度胸だ」とかわけわからん事言うて、ゆりえは「やり直しー!」とか意味がよぉ分からん可愛さ発揮したり。
他にも、ゆりえに火星人の説得を頼んでおきながら「円盤ごと引き渡す、私はいつでも合衆国の味方だよ」と悪い意味で
政治家らしい行動を取って、火星人を輸送する事がゆりえにバレると「どうも情報の伝達過程で問題があったようだな」
とか如何にも政治家的な答弁、対するゆりえが「なにとぼけてるんですか!」と言ってくれたのは笑えたので良し。
けど真面目に酷いですよね、ゆりえは「心配無いって、総理大臣が嘘なんて言うわけないよ」と信じきってるのに、
特にゆりえみたいに無垢で真面目な子を騙すのはほんま酷いですよね、一生懸命頑張ってるのに。
他だと、残された最後の紙に火星人ちゃんと火星人くんの相合傘を書いて火星人に渡したのは不覚にも感動しました。
言わばお互いの気持ち無視でくっ付く事になったわけなのである意味アレですけど、そういう根本的な事とか深い意味とか
抜きで、純粋に友達へ送るプレゼントというか、やっぱりゆりえは優しいし心が綺麗なんやな、という感じで。
一方今回初登場した三人組、「あのアドバイス、超役に立ったから」と言われて赤面しながら悶えるチョウが最高でした。



かみちゅ!   第05話 「ひとりぼっちは嫌い」
(C)ベサメムーチョ/アニプレックス

相変わらず無駄に平和でした、平和なのは本作の見所の一つでもあると思うので問題無いんですが、平和な展開で、
どちらかと言えば今回は特に緩やかなテンポで物語が進む描写だったわけじゃないですか。
なので余計作画の降下が目立ったというか、正直そろそろ作画クオリティ初回レベルとまでは言わないまでも、せめて
普通レベルの綺麗さに戻してほしいなーと思ったり、明るいんですけど表情が固く見えるのが作画の崩れ以上に問題。
内容自体は、ゆりえの弟がみこを好きで、けどみこは八島様が好きというのが、中々見てて微笑ましかったです。
八島様が人間でない以上はゆりえの弟とみこがそのうちくっ付く事になるのは明白ですが、昨今他に類を見ないレベルの
平和さだったのが印象的でした、というか八島様が出てきた時のみこの喜びようは、流石にゆりえの弟が可哀想すぎ。
ゆりえ自身はというと、熱を測ってもらっても下がってなくて「お母さん………プリン…食べたい…」がめんこすぎ。
風邪でダウンしてる時は水分を摂取する必要がありますし、プリンとかソレ系のモノが妙に食べたくなるのはごく自然な
事ではありますが、ちょっとゆりえめんこすぎ、期末の勉強するの忘れてて半泣きで「早退する…」とかマジたまらん。
けどゆりえみたいなポワっとした子は、確かに二日も休むと「どないしたんやろなー」と心配になりますよね。
それ程仲が良いというわけでなくても、ゆりえみたいな子が休んでると妙に元気が出ないというか。
そんなゆりえが風邪で机に突っ伏したら、相談しに来てた女生徒の「神は死んだわ…」の一言に吹いた、この生徒が神。



かみちゅ!   第06話 「小さな決心」
(C)ベサメムーチョ/アニプレックス

個人的には微妙でした、内容は悪くなかったと思うんですけど今イチ中身がばらけすぎてる印象が強かったです。
ゆりえがきよみと一緒に書道部に入部して頑張ったり、二宮に褒めてもらって喜ぶ辺りは可愛かったんですけど、どうも
きよみのキャラが弱いうえに、コレといって個性と特徴が設けられていなかったのが残念でした。
二宮と喋って赤面してるゆりえを見てたのは「ゆりえも二宮が好き」と気付く過程なのでイイんですが、それ以外に何か、
他にも欲しかったなーと、半紙に「先輩」「好き」と一枚ずつ書いて告白する辺りは中々熱くて良かったんですが。
というかむしろ、最初二宮に挨拶した時が「きよみです!一年生の能登きよみ!」と元気に言ってましたけど、逆に
元気すぎて「能登きよみ」ではなく「覗き読み」に聞こえたのでスゲー名前やなとか思いました、止めたれよと。
けどやっぱり一番の問題は作画ですよね、初回だけ良くて後は下降の一途、というのが印象を悪くしてる気がします。
次回は夏休み突入で遊ぶ展開みたいなので楽しみですけど、そろそろ作画向上させてもらいたいなーと。



かみちゅ!   第07話 「太陽の恋人たち」
(C)ベサメムーチョ/アニプレックス

結構良い感じでした、実に「夏」らしい展開と描写でしたし、内容の方も心温まる分かりやすいエピソードというか。
出来れば8月も終わりに近付いた4週目の放送ではなく、上旬なりお盆前後に放送してもらいたい内容ではありましたが、
海、セミの声、照りつける陽射し、山の斜面に沿った家々、ラムネ、上手い具合に夏を表現していてホント良かったです。
特にウチの場合、母方の祖母の実家が小豆島で、小学生の頃は毎年お盆に一週間ぐらい泊まりに行ってまして、
丁度ゆりえの家に酷似した状況、海なんかも歩いてすぐの場所にあったりで、見てて懐かしい気分に浸れました。
内容の方は一話以来の「かーみーちゅー!」が聞けたり、ゆりえは浮き輪を使わないと泳げない、神様が集合すると
久々に千と千尋の印象が強くなったりと、今回は中々良質な内容でした、作画が比較的綺麗だったのも好印象。
まぁ作画が綺麗だった半面、予告を見ると次回の作画が崩れまくってたり、ゆりえの父親の演技がとんでもないレベルで
失笑を誘うモノだったりと良くない面もありましたが、今回は普通に面白かったです、ゆりえも色々頑張ってましたし。



かみちゅ!   第08話 「時の河を越えて」
(C)ベサメムーチョ/アニプレックス

微妙、というかまず本編の内容自体とは関係の無い感想になるんですけど、正直ほんま作画酷いですよね。
R.O.D -THE TV-はDVD版で見たのでTV放送時にどれだけ作画が崩れてたかは分からないんですが、聞くところによると
TV放送時は結構作画崩れてたそうなので、つまりこのスタッフはDVDでようやく良いモノに仕上げれる、という事?
正直内容の良し悪し以前に、まず作画の酷さに目が行くのは色んな意味で当然なのでもう少し何とかしてほしいです。
それで内容の方は…まぁ、正直内容の方も、個人的には今回微妙やったなという感じです、前回が良かったので余計に。
色んな経験を積んできた関係上ゆりえが頼もしくなってきたり、総理大臣に電話して国会図書館から借りた機密資料にも
理解出来なくてもきちんと目を通す、随分成長したなという印象を受けました。
他は特に感想無しで、正直作画何とかしてもらいたい限りです、今回のは特に目と顔の造形が酷すぎました。



かみちゅ!   第09話 「君に決定」
(C)ベサメムーチョ/アニプレックス

前回のが作画的に酷すぎたせいで、中々今回のを録画したままで見る気になれなかったんですが、今回は作画も普通で
内容の方も結構楽しめました、各々普段とは違う一面の光る描写が目立っていたのが特に良い感じやったなーと。
ゆりえは、まぁ半ば祀に誘導された形とはいえ生徒会長への立候補をマジになって男らしくポッキー噛んだり、
会長に選ばれたのが余程嬉しかったのか珍しく張り切って神様の力を使用して学校改装。
光恵は相変わらずゆりえの相談役としても良い感じでしたし、祀の考えた応援演説の原稿を土壇場で放棄し、
自分が思う中でのゆりえへの応援演説をすると、久々にイイ役が回ってきてるなという感じで。
祀は「神社の娘として言わせてもらうけどねぇ…努力とお賽銭無しのお願いなんて、叶うわけないのよ!!!」
が名言すぎました、ゆりえに対するプレッシャー的発言にキれて西村にチョップして説教した、そういう理由での
行動だったんでしょうけども、なんか無駄に熱かったのが印象的でした、ウザイだけやなくてええキャラやなと。
全体的に面白い内容だったんですが、キャラ的に西村がどうとか以前に、ゆりえが会長に選ばれたのは、
当然その人柄によるところが大きいとは思うんですが、再選挙で選ばれたのは結局西村、コレがどうなんかなーと。
ゆりえ不在の為投票する相手が西村しか居なかったとはいえ、少なくともその時点では西村が掲げる規約が
当選後は定まる事になっていたでしょうに、よくそんな相手に投票する事が出来るもんやな、と思ったり。
展開上そうしないと学校の改装が収められないとか色々あるんでしょうけども、最後のオチに違和感を感じました。



かみちゅ!   第10話 「ふしぎなぼうけん」
(C)ベサメムーチョ/アニプレックス

良かったー、中盤ゆりえが一人で頑張るものの結果が出ない、という展開が続いたのは今までと違う流れの描写で中々
良かったですし、ありがちながら落ち込んでるトコロを弁天様の何気無い言葉で元気が出て、一ヶ月間の転校最終日に、
クラスのみんなに「もっと話しかければ良かった」とかの言葉を自分から言ったりと、上手い具合に物語の流れと
ゆりえの成長が丁寧に描かれていたのが特に良かったなーと、普段と違う制服を着ていたのも新鮮な感じでしたし。
それにしても今回のゆりえは、学校と神コン往復して、それでいてちゃんと新人研修の行事も出たりと偉いですよね。
コレが他の作品なんかだと、こういう時に限ってゆりえに好意的に接してくる人が居るのにソレを断ってでも神コンへ
行かなければならない、とかでどんどん不利な状況に追い込まれて、とかになるので、そういう意味では本作はソレ系の
展開にならなくて良かったです、ただ、昼休みや神コンの方で空き時間を一人で過ごしてるのは可哀想すぎますが。
そして空き時間を見つけては勉強してたのに、中間テストの結果が108位で落ち込み泣くゆりえ…(´Д⊂
けど、本筋とは関係ありませんけど実際108位というのは、この出雲の学校で考えればどの辺りの順位なんでしょうね。
まさか全員分発表というわけではないでしょうから、最低でも上位1/3のラストが108位とかなんでしょうけども。
仮に全員の順位を載せるとしたら、ゆりえがベベなのにわざわざ「様」付けるとか露骨な嫌がらせにしか見えませんが。
何にしても今回は久々に作画も安定してて全体的に良い感じでした、予告はゆりえがコタツでゴロゴロしてて可愛かった。



かみちゅ!   第11話 「夢色のメッセージ」
(C)ベサメムーチョ/アニプレックス

コタツから出ないゆりえが神すぎました、ひとえにコタツから出ないと言っても、正直ココまで徹底してると神。
流石にココまでコタツ一辺倒の展開は他に類を見ないので中々圧倒されたんですが、普通に内容の方へ目を向けても、
今回はコタツから出たくない為にズボラになってるゆりえ、珍しくゆりえと章吉の絡みが用意されていた、
内容的にも珍しいゆりえや組み合わせが見れたので良い感じでした、特に章吉とは今まで殆ど絡んでなかったうえに、
絡んでも章吉がゆりえを疎ましがっているというわけではないものの、蔑ろにしていた事が多かっただけに今回のは○。
それにしても今回のゆりえは凄かったですよね、「びんちゃん、朝ごはん持ってきて」「わ、私ですか?」と言われて
驚く貧乏神、まず猫に食事を持ってこさせようという考えが凄いんですが、「だって、コタツから出たくないんだもん」
という理由、新聞のTV欄を見ていて気に入った番組がありペンを取る為に、「…そういえば、みこちゃんがさ…」
と章吉に聞こえるようにいい、足を止めた章吉を確認して不敵に笑うゆりえ、章吉は次の言葉を待ってるのに続けず、
「…ペン…取って」とまずペンを取らせてから続きを言うとか策士、いやもぅただのヤな姉になってた。
それで、そのみこから貰ったおみくじを服に入れたままで母親が洗濯したかもしれないという結果に思い当たり、
「なんでそんなボサっとしてんだよ!」と怒り部屋を出ていく章吉、ゆりえは「しょうちゃん、テレビ付けてって!」
章吉が行ってしまったので新聞紙を丸めて筒状にし、コタツの中に入ったままでテレビのスイッチを押そうとするゆりえ。
しかし折角付いたテレビはチャンネルが違い落胆、ナニをするかと思えば「…かーみーちゅー」
正直ココまでコタツから出たがらない女子中学生というのも凄いなと思いました、コレが男ならダメ男だのナンだのと
叩かれるだけですが、ゆりえだからこそ許されるというか、単純に「可愛いな」と思えるのがゆりえの凄いトコロやなと。



かみちゅ!   第12話 「ちいさな一歩で」
(C)ベサメムーチョ/アニプレックス

最終回、正直ココに至るまでに作画と脚本レベルの差が激しい回が多かっただけに不安でしたが、中々良いラストで
安心しました、本作は別に学園モノのカテゴリに収まるタイプではないでしょうけども、学園を舞台にしてる以上、
このラストは王道でありながらも、やはりゆりえの可愛さと相俟ってイイ終わり方になったなーと。
勿論、強いて言えば第一話の二宮はゆりえよりも、力を使いすぎて?髪がゴワっとしてるゆりえの方に惹かれてる節が
あったので、そちらに対して何かしらのアクションが欲しかったのは事実ですが、単純にゆりえの可愛さでカバーと。
ゆりえの為にクラス中の女子が二宮の動向を探ってるのは微笑ましかったですし、同時刻に町中の人もゆりえの為に
神社へと赴き絵馬に願掛け、「ゆりえの為に一丸となって」という展開だったのが、もぅひたすら和みました。
あと個人的には、祀の言葉を受けて少し勇気が沸いたゆりえ、チョコを持って告白する為に動き出すと女子一堂が、
「がんばれ!」「がんば!」「ファイト!」と声をかけてくれるもののまだ心に迷いがあるのか屋上へ続く階段のトコで
小休止、ソコで光恵が登場し、光恵の「グ!」というポーズで一気に決心が付いたのか迷いを吹っ切った、というのが
特に良かったなと思いました、一番の友達で何かあった時も相談に乗ってもらってた光恵の後押しで前に進む、
ありがちながらも良い展開でした、告白成功後に全校生徒や神様も祝うというのは、ほんま和むラストやったなと。
ただ二宮、告白を受けた後はいきなり「ゆりえちゃん、読める?」ゆりえ「ちゃん」かよ、エロゲーの主人公かお前は。
当たり外れの回が多かった作品でしたけど、後半は安定して面白かったです、TV未放映の回はDVD収録らしいですが、
流石に本作はDVD買う程ハマったわけではないので残念ながらスルーで、この次の回だけはレンタルしようかと。


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