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LOST   S1 第01話 「墜落」
今現在2006年5月25日、再放送の吹き替え版を見ての感想になるわけなんですけど、面白かったー。
正直最初は「マシュー・フォックスが出る」というだけで見る気になってたものの…何月だったか忘れましたけど、
日本での本放送の際にAXNで簡単に番組紹介の記事なりCMなりがあったじゃないですか、アレの記事の方を読んで、
その時点で単純に面白そうだなと思ってたわけなんですが、やはり実際見てみても面白かったです。
AXNの方の公式サイトに掲載されているマシュー・フォックスのインタビューでも触れられていますが、良い意味で斬新な
展開と設定なので「次の展開がまるで予想出来ない」というのがまず面白いんですよね、しかも良い意味で予想出来ない。
まぁそんな事より感想、冒頭のシーンで、飛行機の墜落現場で助けを求める人々を救助して周るジャック、コレが凄い。
大多数の登場人物が他の人を見もしてなかったのと同様、やっぱりこういう時って自分や知り合いだけを気にするのに、
自身もまだ混乱してるでしょうに人々を助けて周るジャックが単純に凄いなーと、しかもジャック自身も負傷してるのに。
挙句に後半で、ジャングルの中を跋扈する化物のような存在から逃げてる際、足に蔦が絡まり動けなくなったチャーリーを
助けに戻るのも偉いというか、まず根性が半端ではないですよね、ケイトとかめちゃめちゃダッシュで逃げてたのに。
というか個人的にチャーリーを助けに戻るジャックは非常に好印象でした、チャーリーも一緒に来るという事になって以降、
機内で「チャーリーは?」とケイトに呼びかけた以外は、別に嫌いとかそういうわけではないんでしょうけど二人はまるで
会話してなかったじゃないですか、なのにしっかりチャーリーを助けに戻ったのが流石というか。
状況を考えればやはり人を助けて行動力のあるジャック、次回以降は彼がリーダーに祭り上げられるという感じでしょうか。
ところで、そのジャックだけが森の中で目を覚ましてましたけど、コレは何か意味があったんでしょうか。
墜落の際の衝撃…というか吹き飛ばされたのでジャックは森の中だった、という可能性も十分に考えられるんですが、
この第一話を見ただけでも異常な数の謎が散りばめられていたので、ジャックは森の中に居た、コレも何かあるのかなと。
そんなジャックは医者で、挫折したものの過去にパイロットの訓練を受けた事もあるという主人公、凄い設定ですねしかし。
他の面だと、やはり「ジャングルに潜む化物?」でしょうか、今回は全く姿が描かれてませんでしたが、幸運にも生存した
機長を簡単に殺し、挙句に木の上に放置、単純に考えればこの無人島はジュラシック・パークみたいな感じで、恐竜だと
露骨なのでアレですが、ソレに近い凶暴な何かが潜んでいるという事だとは思うんですが、それなら「いきなり降る雨」が
問題になってくるんですよね、恐竜系の何かが居るとしても何かしらの納得出来る設定を用意すれば問題無いんですが、
いきなり降ったり止んだりする雨なんて、余程「あぁ、成程」と思える設定にしないと一気にファンタジーへと趣を
変えてしまうわけですから、ちょっとこの「いきなり降ったり止んだりする雨」は一体ナンなのかが非常に気になります。
えー他には…ジャックの傷を手当てしてる際に、初めて手術した患者の話を聞いたケイト、その時にジャックが言った、
5秒間だけ心を自由にさせるというモノ、コレを後半のジャングル内でしっかり有効活用していたのが良い感じでした。
個人的には面白かったので次回以降も非常に楽しみです、冒頭にも記したように、良い意味で展開がまるで読めない、
コレがまた面白いところです、機長が簡単に殺された事を考えると、次回以降も普通に人死にが出るでしょうから緊張感も
ありますし、無人島とはいえ巨大な閉鎖空間、どんどんおかしくなっていく人間の描写等、楽しみに出来る要素も多くて○
あ、ところでマシュー・フォックス、数年前にCSN1で放送されていた「サンフランシスコの空の下」だと宮本さんが吹き替えを
されていたので、てっきり今回も宮本さんかと思いきやまさかの井上さん、あまりにカッコ良すぎて吹きました。
勿論、お二方どちらが担当されても嬉しいんですが、井上さんだとちょっとカッコ良すぎるような気も…というかまぁ、
やはりサンフランシスコの方のチャーリーでの宮本さんのイメージが強いからか、この一話は終始井上さんの声でにやけ。



LOST   S1 第02話 「SOS」
いやこれは、今回はケイトの良し悪しが極端に描かれていたので、二話でこういう展開を一気に見せるのは凄いなと。
良い面で言えば、何の罪で護送中だったのかは分からないものの同席していた連邦捜査局のオッサン、機内にマスクが
出る前に怪我をして身動きが取れなかったので、放っておけば高い確率でオッサンは死に自分は自由になれたのに、
ちゃんとオッサンにもマスクを付けて呼吸をさせてあげたり、電波をキャッチする為に山へ登らなければいけなくなり、
別にケイト自身は付いて行く必要が無かったのに、サイード一人に行かせず自分もジャングルの中を通って行ったりと、
「護送中の犯人」というとどうにも凶悪なイメージがあり、どういうわけか無駄に危険人物である事が多いものの、
意外にケイトは周囲の事を考えて行動する…言わばジャックが男のリーダー、ケイトが女のリーダー、なのが偉いなと。
逆に悪い面で言えば、ウォルトが森で発見した手錠、ジャック達が戻ると殴り合いの喧嘩をしていたサイードとソーヤー、
誰かを護送していた連邦捜査局のオッサン、この三点が問題になりソーヤーはサイードに喧嘩を吹っかけており、ケイトも
ジャックと共に帰還した際に「コレは自分の事が原因で争ってる」と分かっていたにも関わらず名乗り出な…いやまぁ、
流石に「犯人は私」とかカミングアウトするのもナンですから、せめて「護送されていたのは女性だった」ぐらい言えば
いいのに何も言わなかったり、いくらソーヤーが言動的に危険だからとはいえ、北極熊を射殺した際、またサイードに
喧嘩を吹っかけてもケイト自身は何も言わず、にも関わらず偉そうにソーヤーから銃を奪い銃口を向け、マガジンを外し、
銃をソーヤーに、マガジンをサイードに預けるという暴挙、この辺りは流石に問題ですよね。
間違いなく自分のせいでサイードにあらぬ疑いがかけられてるのに容疑を晴らそうともせず、それどころか、確かに
ソーヤーはどうにも危険な雰囲気を漂わせてるものの、そのソーヤーのおかげで自分達は北極熊から安全に逃れる事が
出来たのに、勝利の立役者であるソーヤーを睨み、あろう事かマガジンを抜いてサイードに渡す、危険性だけ増してる。
けどまぁ設定を考えれば、やはり最後はジャックを守って死亡とかでしょうか、何の罪かは分かりませんが、恐らく冤罪や
軽い罪ではなく、何かしらの重い罪でマジに捕まってたでしょうから、そういう人物が平和な最後を迎えるのもアレですし。
あ、つまりアレですか、一話でケイトが森の中から登場したのは、ウォルトが森の中で手錠を発見した事から考えても、
森の中で手錠を捨ててから浜辺に移動する事にした、という事でしょうか、だからって安易に手錠を捨てすぎですが。
ケイト関連で他に気になる事としては、飛行機が乱気流に巻き込まれる直前に「ねぇ…頼みがあるんだけど…」と捜査局の
オッサンに話しかけていた頼み、コレは何を言おうとしてたんでしょうね、今回ジャックが治療していた男が正にケイトを
護送していた捜査局のオッサンだったので、次回辺りでその答えが描かれると個人的には嬉しいところなんですけども。
しかしこの「護送されてた犯人は女」という設定がまた良い感じですよね、こういう場合は大抵がソーヤーみたいな男、
或いはチャーリーのような人当たりのいい男、疑われてはいたもののサイードのように基本は静かだが優しい男、
そういうタイプや男が多いだけに、実は女でしかもヒロインのケイトが手錠の主、というのが斬新で良かったなーと。
えー、一方のチャーリー、雰囲気を見る限り麻薬の常習犯だったようですけど、ロックバンドで麻薬の常習犯というのが、
多少皮肉が効きすぎてる気もしますが無駄にハマってました、ジャック達と一緒にコクピットを探しに行ったのも、
勿論本人が言うように「暇でやる事が無かった」というのも理由の一つでしょうけど、そこまでして麻薬を回収したい、
コレはよっぽど重症ですよね、てかトイレ内で乱気流に巻き込まれたのに、冷静に備え付けの椅子に座りマスクを付ける、
麻薬を吸った直後で落ち着いていたというのも当然あるでしょうけど、あまりに冷静すぎて妙に笑えました。
で、ジャックが回想していた際に機内でぶつかった相手はチャーリー、驚く程の事ではないんですが「おぉ〜」と。
他は各々多少の進展を見せた程度で、今回はとにかくケイトとチャーリー、サイードとソーヤーのキャラ紹介に重点が
置かれていたわけですが、ソーヤーはどうなんでしょうね、ケイト達が山へ行く直前に、何かの記事を見ている描写があり、
山へ向かうケイト「達」の方を見る描写が入り、ソレで山へ一緒に行く事になったので…無難に考えれば、ソーヤーの
読んでいたその記事にケイトの事が載っていたので手錠はケイトのモノだったと理解し監視の為に同行、或いは…こちらは
まずありえないと思いますが、この無人島が何かしらヤバイという事が書かれた記事を発見したので、銃もある事なので
ボディーガードとして同行した、このどちらかでしょうか、流石に後者は無いと思いますが、北極熊が出てきた時、
まるで驚かずあまりにも冷静に発砲して射殺した事を考えると、肝が据わってるという以上に冷静すぎますし。
実は16年前にも遭難者が居たがどうやら助かっていないらしいという事実、ロックがウォルトに「秘密を知りたいか?」
この辺りに関しては次回以降を楽しみにさせて頂くとして、あの韓国人の男がひたすら危険ですよね。
ハーリーとクレアに食事を運んでましたが、恐らくコレは毒味させてたという事でしょうし…てか、食事をした瞬間クレアが
ギョっとした顔をしてたので、正直この毒味が原因でお腹の中の子供が死ぬのかとばかり思ってました。
今回はそんな感じでしょうか、ジャックの出番が少なくて個人的には残念でしたが、喧嘩してるサイードとソーヤーを
誰も止めようとしないのに、すぐにジャックとマイケルが止めに入るという男っぷりを見せてくれたので次回の活躍に期待。



LOST   S1 第03話 「眠れぬ夜」
今回はケイトがメインでしたけど、むしろ個人的にはソーヤーの良さを推したいです、てか役柄が可哀想過ぎる。
前回の描写を見るだけだと「確たる証拠もないのにサイードを手錠の主と決め付けて殴りかかる」「負傷者から銃を強奪」
「北極熊が襲いかかってきた時に安全の為とはいえ問答無用で射殺」色々と物騒な男ではあったものの、危険な性格と
行動力があるとはいえ、今回なんかだと、冒頭でブーンが夜の見張りにかこつけて銃を奪った際、サイードの事を
疑っていたにも関わらず「アルジャジーラに渡せ!」と「銃をみだりに使ったりはしない」という、信用してるとも
受け取れる発言をしたり、死者の持ち物を勝手に漁り頂くのは確かに頂けないものの、ソーヤー自身がジャックにも
言ってたように考え方を変えれば、生きていく為に貪欲になる必要があるのでソーヤーは非常に前向きとも取れる。
で、極め付けが捜査局の男の願いを聞いた件、本人が死を望んでおり、どうやらケイトにはソレが出来なかったようなので
銃でトドメを刺すソーヤー、当たり前ではあるものの「俺だってやりたくてやったわけじゃない」という発言から考えて、
「誰かがやらなければならない」という局面でソーヤーは決断を下す事の出来る行動力があるわけなので、その行動が
正しいかどうかは別に「間違った事はしていない」わけじゃないですか。
しかし胸へ向けて発砲した為に肺を貫通しただけで、楽にしてやるどころか死ぬまでに何時間も苦しむ結果に。
その事で当然ソーヤーは動揺するわけですけど、コレはホント、単純にソーヤーの行動を追うとマジで可哀想ですよね。
皆は救助を待つだけなのに、ソーヤー自身はきちんと生きていく為に色々と物を探して行動してる。
死を待つだけの捜査局のオッサンの願いを聞き入れて誰もやりたがらない汚い仕事を引き受ける…が失敗に終わる。
ちょっと今回のソーヤーは可哀想やったなーと、キャラ的な意味で言えば今回は格段に印象が良くなりはしましたけども。
そんなソーヤーに食べ物を投げ渡すサイード、コレは、やはり捜査局のオッサンに対する行動を誰かから聞いたりして知り、
同情と言うと聞こえは悪いですがソーヤーに対する気遣いみたいなモノという事でしょうか、なんかカッコ良かった。
一方今回の主役となったケイト、勝手に牧場で寝てたケイトを雇うレイ、三ヶ月間も働いたのに黙って出て行こうとして、
途中で捜査局のオッサンに追われた際、逃げる為に無理にハンドルを切り車は横転し炎上、気絶したレイを助ける為に
車内から助け出したおかげで時間を食い捕まった、という展開でしたけど、コレは…まぁケイトらしいというか。
ただ自身が指名手配されてるからレイには本名を言えなかったとか、わざわざ自分が手錠の主だとジャックに言い出し
辛かったとかも分かるには分かりますが、やっぱりケイトは肝心な事を言ってないせいで余計疑われてしまうんですよね。
捜査局の男の事を「苦しむぐらいならいっそ楽にしたら」とジャックに言ったところ、ジャックは「君の逮捕写真を見たよ。
俺は違う、人殺しじゃない」と返答、ジャックらしくもなく「人殺しじゃない」と決め付けた言い方でしたけど、
自分の事を話さないケイトが、自分を護送していた捜査局の男を、苦しむぐらいならという立派な名目があるとはいえ、
「いっそ楽にしたら」と言ってきたら、そら流石に「自分の事を知ってるあの男を殺したかったのか」と思ってしまうのは
仕方無い事でしょうから、やっぱりケイトは肝心な事を言っていない、というのが問題なんですよね。
救難信号を出せなかった、という本当の事をジャックにだけは話したり、ちゃんと大事な事は言ってるものの、自分自身に
関する事を、自分が言い出す前にジャックから言われたり、捜査局の男の件を持ち出したのがマズかったなーと。
あと個人的に「これはちょっと…」と思ったのが捜査局の男からの願いでしょうか、「俺を殺してくれ」とケイトに願うも、
結局殺したのはソーヤー、ケイトがテントを出た後で中からソーヤーが出てきたので、自然な考えでいけば、ケイトは
ジャックに「いっそ楽にすれば」とは言ったものの結局自分が「楽にしてやる」根性…も度胸も表現としては不適切ですが、
まぁ言い方はアレですが結局口だけで何も出来なかったのでソーヤーを呼んできてソーヤーに頼んだ、でしょうか。
仮にそうだとしたら正直最低ですよね、死を待つよりもいっそ楽にしてやる方がその人の為かもしれませんが、ソレは
精神的な問題であって実際はただの殺人じゃないですか、そんな人を殺す事をソーヤーにやらせ自分は射殺場面を見ず。
しかもコレはソーヤーのミスですが、迂闊に胸を撃ったせいで「余計苦しませる事になった」という罪悪感をソーヤーの
心に刻み付ける事になったので、ちょっとコレに関してはケイト最低やなと思いました。
あ、それで墜落直前に言っていたケイトの願い、それは「レイが賞金を貰ったかどうかを確かめてほしかった」という
モノでしたが、劇中でその答えは描かれなかったものの、借金返済の為に三ヶ月生活したケイトを売ったわけですから、
現実的に考えると結局賞金はしっかり受け取った、というのが自然な展開でしょうか、ちょっと生々しいですが。
むしろ捜査局のオッサン、少なくともジャックに対して感謝の言葉を告げるシーンが一度も無かったので印象悪すぎでした。
他だとジャックが光ってました、ケイトに対する発言がジャックらしくはなかったものの、序盤でケイトの手配写真を
見た際のハーリーとの会話では「俺には関係ない」と、まぁある意味当たり前なんですがケイトが指名手配犯だろうと
関係無い旨の発言をし、ようやくケイトが自分のしてきた事を話そうとすると「知りたくないよ、どうでもいいよ。
俺達がここに来るまで何をやっていたか…そんなこと」と言い「三日前に全員死んだ。そこから始めればいい」カッコ良すぎ。
コレはケイト惚れてまうな、個人的にはケイトが指名手配されてる理由の方が知りたかったですがジャックが良すぎた。
他の人物達はそれぞれ簡素な描写、ブーンが銃を強奪したのは展開を優先しすぎてた感じがありアレでしたが、
捜査局のオッサンの呻き声を聞いて「あの人、早く死んだ方がいいよ」と相変わらず不謹慎なシャノン、人々の希望を
奪わない為に16年前の遭難者の事は言わないサイード、笛を作りビンセントを呼び寄せただけでなくわざわざマイケルに、
「お母さんを亡くしたと聞いたから、君からあの子に渡した方がいいだろう」と気遣いも完璧なロック、三者三様に。
とりあえず注目はロックでしょうか、無駄にイイ人全開でかなり好印象でしたけど、ウォルトに話した「自分に奇跡が起きた」
という謎の発言や、ビンセントと再会したウォルトを見て妙に真顔で背景曲がやたら殺伐としたモノ。
当然何かしら秘密があるでしょうから、ロックの今後には期待やなーと、個人的にはソーヤーにもかなり期待で。



LOST   S1 第04話 「運命」
今回はまさかのロック中心のエピソードでしたが、今回は構成と演出が非常に良かったです、普通に感心しました。
またロックというのが凄いですよね、前回までの描写だと色々謎を秘めていて、しかもこの島についても知ってそうな
雰囲気があったじゃないですか、にも関わらず実はただの会社員で、友人と楽しく空想に耽る…いやまぁそういう言い方は
失礼にも程がありますが、お互いを大佐や番号で呼び合ったりして…ロードウォークでしたっけ?
メモし忘れたので忘れてしまったんですが、何かしらの狩りを楽しみに何年も頑張っていた、という普通の一般人。
この設定がまた良かったです、最初の回想で「大佐」と呼ばれたので「だから預けていたとはいえ機内にナイフを」と
思ったら次の回想で数日後のロードウォークを楽しみにしているという話、否定しなかったのでてっきり恋人、或いは
友人以上に親しくしている女性かと思っていたヘレンは…ヘレンはテレクラみたいな感じと解釈していいんでしょうか。
まぁそういうダイヤルQ2的な女性、ようやくロードウォークに来たと思いきや虚偽の報告をしていたので参加不能。
その理由は、ソコで初めて明かされる「ロックは車椅子で生活していたので足が動かなかった」という真実。
正直コレはホント鳥肌が立つぐらい構成と演出が凄いなと思いました、意外性という意味でロックのキャラも良すぎる。
だから今回は冒頭で「自分の足を見る描写」が入り、以前ウォルトにも「自分に奇跡が起きた」と言い、運命をひたすら
信じてるんですね、また最初に「足を見る描写」が「靴にカメラのピントが合っていた」じゃないですか。
なのでてっきり靴に関する何かしらの違和感に気付いたのかとばかり思ってしまったので、そういう意味でも伏線が見事。
ただそれでもまだロックには何か秘密がありそうですよね、実際ジャングル内で何か巨大な化物?と遭遇したはずなのに、
何故かマイケルにその事を聞かれると「見てない」と答えていたわけですし。
けどロックにしてみれば、むしろ今回の墜落事故はラッキーだったわけですよね、動かなかった足は動くようになり、
長年楽しみにしていたロードウォークには参加出来なかったものの猪を仕留める事が出来たのである意味夢は達成。
本人的には特に気にしてないでしょうけど、猪を仕留めて皆の食料を調達する事も出来たので、事故って良かったなーと。
ロック以外だと…今回は各者それぞれに動きがあったので面倒ですが、まずはマイケル、何気にマイケルも今回は色々と
良い役回りでしたよね、猪に突進されて足を怪我したのは災難でしたが、おかげでウォルトと色々喋れてましたし、
正直下心があるとしか思えませんが、前回不慮の事故で裸を見てしまったサン、そんなサンに、他にも女性は居るのに、
山へ行くのでウォルトを見てほしいと何故かサンに頼んで承諾されたりと、今回は色々良い扱いだったなと。
チャーリーは相変わらず良い意味で笑わせてくれました、冒頭の猪から逃げる際に転げてしまったものの、一話同様に
今回もジャックに助け起こしてもらったり、シャノンに言われて魚を取ろうと奮闘、結果はマジに銛で魚を射止めて、
「魚の気持ちになれば一発さ!」と相変わらず腹痛い発言、最後はやはり隠れてヘロインを摂取してたのでアレですが。
ソーヤーは出番が少なめで、冒頭で残骸内部から音が聞こえた時に「ソーヤーだ」と早速ジャックに疑われたり、
自分で見つけたピーナッツを独り占めしていたら温厚なハーリーにケンカを吹っかけられてたりと散々な扱いでした。
最後はジャック、機内で隣に座っていた黒人女性ローズが何も食べていないから話し相手になってあげたらどうか、
ブーンにそう言われて声をかけ、そういうのは苦手だと言っていたのに何時間も横に座ってローズの話し相手になったり、
ようやく口を開いたローズとの会話時の「先生、約束忘れていいわよ」「約束?」「飛行機でしてくれたでしょ?
主人がトイレから戻るまで相手してくれるって…もう任務を解いてあげる」そう悲観的に発言するローズにジャックは笑顔で、
「そう簡単には引き下がれない」と返答、この一連の会話は非常に良かったです、今回はロックと言いココといい良すぎる。
で、ローズの旦那バーナードは尾翼のトイレに居てて、飛行中その部分は飛んで行ったのでジャックは死んだと言うが、
ローズは「向こうもあたし達をそう思ってるんじゃない?」と発言、冷静に考えれば確かにそうですよね。
視聴者的にも、当事者のジャック達にしても「飛行中に吹っ飛んだ」となると「流石に全員死んだやろう」とは思いますし、
実際可能性の面で考えれば生きてる可能性は極めて低いでしょうけど、確実に死んだかどうかは分からないんですよね。
特にこの島はジャングル内に何か凶暴な化物が居るので、もし島の反対同士に打ち上げられたら、ラストで追悼式の為に
火を上げたので島の向こう側にも見えてるでしょうけど、仮に「向こうに居る」と分かっても横断出来ませんし。
そしてそんなローズとの会話直後に誰かの人影を見るジャック、しかしローズに呼ばれて目を逸らすと消えている人影。
猪狩りから帰還したケイトとの会話中にも人影を見てましたけど、コレは誰なんでしょうね、誰というかナンなのか。
元からこの島に居る住民だとすればスーツ姿の説明がつきませんし、他の生存者ならわざわざ逃げる必要がない。
いやまぁ、スーツ姿に関しては「拾ったのでとりあえず着てる原住民」という可能性も捨て切れませんが。
いや、今回は非常に良い感じでした、失礼ながら冒頭でロックが映った時は驚くのと同じくらい「うわー、今回重そうやな」
と落胆してしまったんですが、蓋を開けてみれば非常に練られた構成と演出で感動しました。
また車椅子というのがイイですよね、回想の会社パートでは下半身を常に見せなかったものの、寝室ではベッドに足を
放り出しているので車椅子は見せる必要が無く下半身はしっかり描写、島に居るロックは普通に歩き回ってる。
しかし実は足が不自由で車椅子だったと分かる最後の回想、この繋ぎ方とソコへ至るまでの過程が素晴らしかったです。
他に気になった面としては…あ、今回が四話で劇中の描写によると漂流四日目だったようですが、コレはそのまま、
一話で一日進む、という風に解釈していいんでしょうか、気にする程の事ではないと言えばそうなんですけども。
今後はジャックが見た人影と、何故か追悼式に参加しなかったジャックに期待でしょうか、ソーヤーとサイードの回想も。
あ、あとアレです、前回でジャックとの心の仲が深まったせいか、妙にジャックへしな垂れて見えたケイトが印象的でした。



LOST   S1 第05話 「責任」
前回のロックのエピソードの出来が良すぎたので、流石に待望のジャック中心のエピソードとはいえロックに比べると
多少見劣りしましたが、五話にきてようやくジャックのエピソードが描かれたので非常に楽しめました。
ただ冒頭の「子供時代のジャックの目のアップから開始」は微妙だったかなーと、前回のロックと、よりによって二話連続で
全く同じ導入だったので流石に興醒めしてしまったというか、悪くはないんですけど連続でそういう事しなくても、と。
ラストのシーンで「気持ちの整理を」とケイトに言ってましたけど、ジャック的には今回どうだったんでしょうね。
ロックとの会話で精神的に随分落ち着いたみたいですし、少なくとも自分より年上でどっしりと構えてる男が居るおかげで、
実際どうかは別にして今後はロックを頼る事も出来ると分かったわけですから安心感は確かにあるでしょうか。
父親が結局ただの幻だったのか、棺の中には死体が無かったので生きてて島に居るのかが分からないのは精神的に
動揺するモノがあるでしょうし、潮に流されたジョアンナを助けれなかったのは精神的ダメージが半端じゃない。
で、結果的にやりたくもないリーダー役を買って出る事になってしまったわけなので…良し悪しとしては、ホント良い事も
悪い事も極端だった、という感じですよね、リーダーの件に関しては今まで通りと言えばそうなんですが。
けど冷静に考えるとやっぱりジャックがリーダーとして適任なんですよね、ロックは落ち着いてるし行動力もあるものの
人に指示を出せるタイプではないですし頼れる裏方というタイプ、チャーリーやハーリーは非常に役立つ補佐役、
ケイトとサイードは行動面で非常に役立つ補佐役、ソーヤーは協調性が無いので流石に無理、ジンとサンは会話不可、
マイケルは柄じゃないうえにウォルトの面倒を見る必要があり、クレアは妊婦なので流石に任せられない。
我侭なシャノンにはそもそも無理ですし、ブーンに至っては登場人物の中で最も論外。
となると、事故直後に率先して人々を助けて回り医者として今現在も人々を助け、行動力と決断力があり、ジャック自身は
困惑したり父親からの「お前は誰も救えなくていいんだ」というセリフのせいでトラウマになってるようですが、
非常に責任感が強く皆が生き延びようとする道を常に模索してると、ジャック以外にリーダーになる人物は居ませんよね。
まぁだからって「もう待つのはやめよう。ここで生きる事を考えるんだ」というセリフは前向きすぎにも程がありますが。
しかしジャックも不運ですよね、書類が無いので棺は乗せられないはずなのに、どうやら受付の女性が便宜を図って
棺を特別に乗せてくれたっぽい様子…なものの、そのおかげで事故に遭ったわけですから、悲惨なもんやなと。
で、この際空港のロビーでジャックの姿を見ているジン、予想外の登場だったので良い意味で驚かされました。
ジンと言えばソーヤーから魚と水を物々交換して、ケイトに「誰が、貴方に渡した?」と水の事で訊ねてくるとソーヤーを
指差してましたが、これは、つまり「喋れないけど英語は一応理解出来る」という風に解釈してもいいんでしょうか。
目の前で水の入ったボトルをブラブラさせてたら何となく質問の意味は理解出来るでしょうから微妙なトコですけども。
そこでまた可哀想なのがソーヤー、普通にジンと物々交換しただけなのにケイトとサイードには「ソーヤーが盗んだ」と
疑われ、二人からはまさかの謝罪すら無し、日頃の行いがどうの以前に、前回といい今回といい扱いの悪さにただ涙。
そして今回最もエグい扱いでイイ事が一つも無かったのがブーン、てか今回のブーンはいくらなんでもエグすぎる。
溺れてるジョアンナを助けに行ったまでは良かったんですが、実際問題ブーンが調子に乗って助けに行ったせいで自身も
溺れる事になり、ジャックは「一旦ブーンを連れて戻る」というプロセスを踏む事になったのでジョアンナを助けれず。
そんなジャックに命を救ってもらったくせに、ジョアンナを助けれなかった事でジャックに逆ギレするブーン。
挙句に「自分を救世主か何かと勘違いしてるんじゃないか?俺にだってリーダーぐらい出来る!」などとボケた発言。
そこまでならただの勘違い野郎で済むところだったんですが、よりによって残り少ない水を盗んだ犯人までもがブーン。
今回のブーンはいくらなんでも可哀想だったなーと、シャノンがあんな性格なので、そういう意味では「自分には出来る」
迂闊にもそう思い込んでるものの実際は何も出来ないブーンも「やっぱりシャノンと兄妹なんやな」と分かりはしましたが。
ちなみに今回は五話で作中では遭難から六日目、別に一日一話というわけではなかったんですね。



LOST   S1 第06話 「閉ざされた心」
今回はジンとサンのエピソード + チャーリーのエピソード + 本編の展開、という三つのストーリーが一気に進行。
ただ三つ同時に描いてる割りには、きちんと一つ一つを丁寧に描いて、それでいて不自然ではない切り替えなのが凄い。
惜しむらくは、また今回も目のアップから開始した事でしょうか、三話連続なのでいくらなんでもしつこいにも程が。
まずジン達の感想から書こうかと思うんですが、回想を見る限りどうやらサンは…レストランで確定なのか分かりませんが、
そういう客商売で大成功してるらしい金持ちの娘で、ジンはウェイター、ジンのウェイターは正直意外でした。
今みたいな性格になってしまったのには理由があったわけですけども、やはり前回までのように固い態度だけのジンだと、
どちらかと言えば融通の効かないエリート社員という印象が強かったですし、ジャックの回想でロビーに居た時もスーツを
着ていただけに、実はウェイターだった、という展開には度肝を抜かれました、そんな度肝抜かれんなとも思いますが。
冒頭でマイケルに飛び掛かったのは「マイケルがサンの父親の腕時計をしていたから」という理由でしたけども、コレは、
ちょっとコレに関してはジンやりすぎですよね、誰も止めなければマイケルを殺してた可能性がありますが、サンが父親を
快く思っていないのは知ってるでしょうし、その父親もこの島には居ないので、無理に腕時計を取り戻す必要もないので、
悪い意味で血気盛んになりすぎてるなと、個人的には「マイケルがサンに話しかけてるのを何度か見たから」かとばかり。
けどアレですよね、マイケルを一方的に殴りつけているジンを止めに入ったのはサイードとソーヤーだけ。
ソーヤーがまさかのサイードと連携して行動した事実にも驚かされましたが、他の連中は見てるだけで何もしない、
コレはエグイですよね、前回ジャックが「協力し合おう」と言ったばかりなのに、お前ら早速他人には無関心かよと。
こういう時すぐに出てきそうなブーンが出てこなかったのは…まぁ、やはり前回の件で懲りたから自粛したんでしょうか。
まぁその後、やたら日当たりのイイ場所にジンを手錠で繋いで放置するサイードもエグイとは思いますが。
で、ジンとサンの回想は続き、一輪の花をくれた頃のジンは優しかったのに、サンとの結婚を許してもらう為に父親の元で
働くようになってからは性格が一変してしまう、サンの父の命令が絶対だからとはいえ誰かを血が出るまで傷つけたり。
耐えれなくなったからか、英語の勉強をしてジンと父の前から姿を消そうと決意をするサン。
予定決行日当日、手筈通り空港の外に居る車の元へ向かおうとしたらジンと目が合い、結婚が許して貰えて以降性格が
変わってしまったジンが、再び昔貰った一輪の花を手に持ち微笑んでくれた為、姿を消さずジンの隣へ戻るサン…(´Д⊂
コレはほんま、ちょっと韓国をナメてました、日本だと昨今の韓流ブームですか、アレのせいで似たような顔のジャニーズと
同じく似たような顔の韓国人ばかりがもてはやされていたせいで流石に嫌気がさしていたんですが、今回のジンとサン、
二人のエピソードと熱演があまりに素晴らしかったので、ちょっと素で韓国を見直しました、この二人はマジにイイ。
けどサンの気持ち的には今どうなんでしょうね、ジンの前から姿を消す決意をして、マイケル相手にやたら流暢な英語を、
吹き替えなので日本語とはいえ英語圏で生活するつもりだった事を考えればやはり流暢な英語だと思うので流暢な英語。
他国の言葉を使いこなせるまで勉強したのに、ジンが再び昔のように一輪の花を見せてくれただけで隣へ戻ったので、
当然今でも愛してるからこそジンと行動を共にしてるんでしょうけど、事故のせいでこの島へ来て再びジンの態度は固く。
それでもマイケルに理由を話してまでジンを助けてもらったので、やはりジンの事をまだ愛してるんでしょうか。
サン自体はマイケルとの絡みが多かっただけに、てっきりマイケルとサンがくっ付く展開になるのかと思ってたんですが。
あ、あと今回のジンで良かったのはアレです、ジャックが汲んできた水をジンに渡し「ゆっくり、少しずつ飲んで」と、
身振り手振りも交えて言うと、言葉は通じなくても気持ちは通じたらしく、母国語ながらも感謝の言葉を述べるジン。
感謝するのなんてある意味当たり前なんですが、ジンの回想は描写が秀逸だっただけに余計好印象でした。
お次はチャーリーに関する感想、ジンとサン程ではないもののチャーリーの描写も丁寧で良い感じでした。
相変わらずヘロインを摂取しようとしてると運悪く蜂の巣を踏んでしまったものの、ケイトもシャノンも中々分かって
くれなかったのに、ロックはチャーリーがドライブシャフトのメンバーだという事を知っていて、アルバムも所持してると。
ようやく自分の事を知ってる人が現れただけでなく、「島には力があり、島に何か差し出せば欲しいモノが見つかる」
そう言うロックに、ギターが何よりも欲しいと願うチャーリーはドラッグを全て預ける。
すると「上を見ろチャーリー」と静かに言うロック、するとソコには木の枝に絡まってはいるもののチャーリーのギターが。
流石にギターに関してはロックが発見したんでしょうけども、思いのほかチャーリーが早くドラッグから手を引く展開に
なったのは良い感じでした、やはり医者なだけにジャックが一番最初に気付いて奮闘するのかと思っていただけに。
しかし前回のジャック、今回のチャーリー、ロックの役回りはハンターと頼れる裏方というだけでなく、セラピスト的な
役割も兼ねてますよね、主要人物の中で一番年齢が高く落ち着いているので他の者からすれば安心感があるでしょうし。
で、本編展開としては水を汲みに来た洞窟の奥にミイラ化した死体が放置されていて、検死は専門ではないものの
ジャックによると死後40〜50年は経過してるらしかったりと、16年前に遭難した人が居たのに今度は40〜50年レベル。
その後、毎日46人分の水を運ぶのは手間がかかるだけなので、木が太陽を遮ってくれていて入口が狭いから獣からも身を
守りやすく水も飲み放題の洞窟を見て「ここに住もう」と発言するジャック。
前回といい今回の「洞窟に住むならあそこにダムを作り、飲み水を確保し診療所も作る」と、前向きすぎるのが素晴らしい。
しかしジャックの意に反してケイトは「いいと思う」とは言いつつも賛成はせず、サイードに至っては激昂。
結局洞窟に向かわず浜辺に残ったのは、ケイト、サイード、ソーヤー、マイケル、ウォルト、の五名。
ロックも、洞窟内にジャックが戻ってきた時に意外そうな反応を見せていたので気持ち的にはケイトと同じでしょうか。
けどコレは、ソーヤーが言うように難しい問題ですよね、救助云々に関しても勿論そうなんですが、それ以上に、確かに
洞窟に住むという事は今以上に救助される可能性が減るので「この島から出たい」と思う人間にとっては消極的すぎる
行動ではあるものの、根本的に考え方の違いが如実に現れてますよね、洞窟に向かった者と浜辺に残った者だと。
ジャックは前回や今回の発言から考えると、どちらかと言えば「この島に永住しなければならないならそうする」の考え。
ロックに関してはこの島へ来てからイイ事ばかりが起こっていて運命と感じているので無理に出る必要は無い、の考え。
チャーリーはギターが見つかり、恐らくギターが弾けて自分の曲を聞いてくれる人が居るなら島でもいいはず、の考え。
ハーリーとクレアは分かりませんが、まぁこの二人に関しては特に場所の問題は然程重要ではない印象。
ブーンとシャノンは島を出たいでしょうけど、前回の件がある以上文句を言えない立場ですし、長いものに巻かれるタイプ。
ジンはサンだけでも島から出したいと思いますが、回想の最後に見せた笑顔を考えるとサンさえ無事ならいい、の考え。
つまり、洞窟に向かった人は…言い方は悪いですけど「救助を待つぐらいならこの島で生活する基盤を固める」
そういう考え方なんですよね、浜辺に残ったサイード達とどちらが正しいかは分かりませんが、どちらも間違ってはいない。
ただ、少なくとも16年は「救難信号の電波すら拾ってもらってない」状況で、40〜50年経過してるミイラがあるので、
こちらは可能性ですが50年前後は誰も島に訪れてない、浜辺は過去に猪が突っ込んできた現実がある。
これらの状況を考えると、一刻も早く救助されるのが先決ですが、やはりまずは「安全に日々の生活を送れる場所」を
確保するのが最優先になってくるんですよね、化物が居る以上身の危険がありますし、それ以上に飲み水の問題が深刻。
洞窟と浜辺、この二組が次回以降どういう展開を見せてくれるのか非常に楽しみですが…やはりケイトが浜辺に残った、
これが残念ですよね、特に今回は「何故タトゥーを入れてるのか」や「お尻のチェック?」などと、そういう他愛もない
話題でやたら盛り上がり、チャーリーやハーリーには冷やかされる始末のジャックとケイトの仲が微笑ましかっただけに、
二人が別行動を取るはめになってしまったのは残念だなと、早く仲直りしてもらいたいトコロです。



LOST   S1 第07話 「暗闇の中で」
今回はチャーリーのエピソード + 本編展開、ようやく導入が目のアップではなくなったのでかなり好印象な幕開け。
しかし今回もチャーリーで来るとは思いもしませんでした、確かに禁断症状の事を考えると、前回ロックにドラッグを
預けたばかりなのに今回すぐに返還を求める、というのは分からないでもないですが、てっきり数話後かとばかり。
チャーリー関連はもぅジャックとロック、二人のおかげでドラッグを辞める決心が付いたわけですから、そう考えると
ロック同様、チャーリーもこの島へ来てイイ事だけが起こってる、という状態でしょうか。
で、順を追って感想を書きますと、新鮮な空気を吸わす為にチャーリーを散歩に誘うロックは相変わらず何気無い優しさを
光らせていて良い感じでした、禁断症状を紛らわす効果もありますし、単純に自然に触れる事での開放感もあるわで○
回想に関しては運が悪いというか何と言うか、ボーカルであり兄のミヤムでしたっけ、ミヤムかリヤムか今イチ発音が
はっきりしなかったのでよく分からないんですけども、とりあえずチャーリーの兄であるミヤム。
誘惑に打ち勝つ為にバンドを辞める決意をした直後にミヤムがメジャーデビューが確定した話をし出したり、結局それで
「手に負えなくなったらいつ辞めても構わない」と約束してメジャーに行ったのに、ツアー中にチャーリーが歌うパートを
ミヤムが勝手に歌い「二度としないよ、約束だ」と軽々しく約束を口にし、ミヤムがドラッグを吸う現場まで目撃。
その後、あまりに横暴なミヤムの態度を見てツアー途中でバンドを辞める決意をするも「バンドを辞めたお前に何の価値が
残る?」と言われ、涙を流しながらドラッグに手を伸ばし中毒になり…この後は詳細な描写が無かったので不確かですが、
初回でケイトに「充電中だけど」と言い、前回はロックに「バンドの解散は残念だった」と言われてたので、どちらが
真実かは分からないものの、どうやらマジでバンドを一時的に停止させたらしいチャーリー。
しかし、復帰ツアーの話をミヤムの元へ持って行くものの、ミヤムは自分の事を棚に上げてチャーリーの話を蹴る事に。
自身もドラッグに手を染めておきながら立ち直った事に関しては偉いと思いますし、家庭を持って子供を育ててるのは
普通に偉いと思いますが、チャーリーが言うように一度も面倒を見ず約束も守らず、チャーリーから音楽を取り上げて、
結局チャーリーが自分から話を振るとその話すら棒に振ると、ほんまミヤムは最悪ですよね。
ミヤムがチャーリーの人生をめちゃくちゃにしたのに、結局責任を取らないどころか謝りもせず自分は結婚して子育て。
この直後に飛行機へ乗って今回の事故に遭遇してしまったわけですけども…まぁ、やっぱりチャーリーは無理に島から
出る必要はありませんよね、ドライブシャフトでなくてもバンドをやりたい気持ちはあるでしょうけど、言ってしまえば
ロックとジャックのおかげで立ち直れたので、この島に居る人にだけでも音楽を届けれれば幸せでしょうし。
で、そんな回想を挟みながらドラッグの返還を求めるチャーリー、その際ロックが蛾の繭を一例に「もがく事で生き抜く
力がつく」と語ってましたが、流石伏線と構成の化身のロックとでも言うべきか、この蛾が最後は羽ばたいてチャーリーに
生きる希望を与えるオチになるというのは読めたものの、洞窟内でも持ってくるとは思いませんでした。
勿論、中には「どうせ洞窟でも出てくんねやろ」と見抜いていた方も居られるかもしれませんが、全く予想してなかった
者としては、つくづく本作の伏線の張り方の巧妙さにただ感心するばかりです、強調してないのにしっかり記憶に残る、
というのが凄いですよね、ソレが一番イイ形での伏線の張り方ですが、そういうのは難しいだけにホント凄いなーと。
ジャックを助ける為にチャーリーが洞窟の中へ入った事に関しては、まぁコレはチャーリー自身が言ったように、あの場に
居たメンツは全員誰かしら家族が居たので、待つ者が誰も居ないチャーリーが行くというのもあるでしょうけど、
やっぱりそれ以上に自分が喚いたせいで洞窟内に留まる時間が長くなったからジャックが落盤に巻き込まれた、
という負い目があるからですよね、負い目というよりチャーリーにしてみれば「自分が助けないと」という責任感でしょうか。
洞窟内で交わしたジャックとの「どのくらい経ってる?」「え…なんの話?」という会話の流れから考えると、どうやら
ジャックはチャーリーがドラッグに手を染めている事に気付いていたという事でしょうか。
荷物を運んでくれた際の「頭痛」の件で何かしらおかしいと感じ、洞窟内での妙な八つ当たりで確信、でしょうか。
最後は三度の約束を経てロックからドラッグを返してもらい、焚き火の中へドラッグを全て放り投げるチャーリー。
今回の描写を見る限り、ジャックは「力になれたのに」というセリフや性格から考えても、正直あまりにも親身になって
色々尽力してくれるでしょうけど、ロックのように本人に頑張らせる方がやはりタメにはなるでしょうか。
勿論、チャーリーのように芯の強い人物でないとロックの救済法は意味を成さないので、そういう人にはジャックのような
人間がケアする必要があるわけですけども…つまり、やはりこういう面でも、ジャックとロックは良い意味で対照的。
他の面々の展開としては…やっぱり今回は、久々にソーヤーが毛嫌いされすぎていたのが可哀想ですよね。
ジャックが事故に巻き込まれた事をケイトに告げる為にわざわざ出向いたのに、「アンタの口から聞きたい事なんて、
何にもないから」とケイトに言われるわ、折角自分から手伝いに来たというソーヤーの事をサイードとケイトは、
「彼は信じるな」「誰が」と影でコソコソ言い合ってたりと、ほんま可哀想やなーと。
特にジャックの事を知らせに行った時なんて最初は「話がある」と切り出したのに、ケイトが「アンタの口から〜」と発言。
数秒の間を置いた事を考えると、やはり最初はマジに話すつもりだったんでしょうし、花火もしっかり点火。
よくよく考えるとソーヤーがこれ程毛嫌いされる理由は別に無いんですよね。
確かに手錠を見て、アラブ人だというだけでサイードが手錠の主と決め付けて殴り合いのケンカをしたのは問題ですが、
捜査局のオッサンから銃を拝借した件に関しては有効活用の為なので何も問題は無いですし、北極熊の射殺は必須。
失敗したとはいえ捜査局のオッサンにトドメを入れたのは皆がやりたがらない汚い仕事を引き受けただけ。
ジンと物々交換した事から考えて平等に物の交換はしてくれて、今回のように島を脱出する為のトランシーバーの電池、
そういう風に脱出に必要なモノは無償で提供してくれて、チャーリー以外知らないでしょうけどケイトへジャックの事を
知らせる役を自ら買って出たり、前回のジンとマイケルの件も積極的に止めに入ったりと、最初のサイードとの件以外は
全て普通に対処…むしろ皆の為に色々提供してるのに、何故ここまで嫌われなければならないのかな、と。
今回までの描写を見る限り、ジャックとチャーリーだけでしょうか、ソーヤーを嫌ってるわけではないのは。
そろそろソーヤーのエピソードもあると思うので、次回以降はとにかくソーヤーに期待で、次回はサイードっぽいですが。
あ、そういえば前回の描写だと分からなかったものの、今回の描写を見る限りだとどうやらブーンとシャノン、他にも
何名かビーチに残ってたんですね、てっきり前回の最後に描写された数名だけなのかとばかり。
他に今回気になった面としては、サイードが山の頂上で花火を上げると、シャノンもソーヤーもしっかり花火を上げてて
何気に偉いなと思い、電波の受信をしようとしたサイードを何者かが背後から棒か何かで殴りサイードを昏倒させた事。
流石にこの件は次回のメインとして描かれるでしょうから非常に楽しみです、これでサイードが死んだらビビりますが。
一方マイケルとウォルトの親子ペア、洞窟か脇の広々とした空間かは分かりませんが、「ココいいじゃん、ココに住もうよ」
ウォルトがそう発言すると何故かサンを見つめるマイケル、露骨にサンを狙ってる風にしか見えませんがこのペアも期待。
後は今回もラブラブだったジャックとケイトでしょうか、あれだけ毛嫌いしてるソーヤーに花火を託してまでジャックの
救助に向かい、ジャックが洞窟から出てくると抱きつくとか見てて微笑ましいを通り越してもぅ式挙げろと。
結局ケイトはビーチに戻るみたいですけど、今回の描写を見る限り単純に「洞窟かビーチか」と、住む場所が違うだけで
今まで通りの仲なので問題は全然無いという感じですよね、もう少し二人の絡みが見たかったですけども。
絡みと言えばジンとサンの「恥ずかしい格好をするな、肌を隠せ」「暑いのよ」は表情とテンポが良すぎて吹いた。



LOST   S1 第08話 「手紙」
今回は個人的に待望だったソーヤーのエピソード、予想通りというか、流石に終始暗いムードで結構痛々しい展開に。
ブーンの鞄に入っていた本をソーヤーが読んでいたので、シャノンのぜん息の薬もソーヤーが盗んだのだと思い込んで
ソーヤーの鞄を漁るブーン、しかし見つかってボコボコにされるブーン…まぁ可哀想なんですけどある意味自業自得。
というかコレもよくよく考えれば「ソーヤーが毛嫌いされてる」というのがややこしくなってる理由の一つなんですよね。
恐らくブーン本人がソーヤーに「俺の鞄に入ってたシャノンの薬を知らないか?」と聞けば素直に「知らない」と、
その言葉を信用するかどうかは別に答えてくれたでしょうに、最初にソーヤーを疑って勝手に鞄を漁り、実際ソーヤーが
盗んだかどうかは全く分かっていないのに次から次へとソーヤーへ詰問にくる面々。
そらまぁ、ソーヤーの性格を考えれば「持ってない」とは答えませんよね、「持ってる」とも言いませんでしたが。
で、結果的にジャックに殴られ、サイードには爪と肉の間に鋭利な木を刺すという拷問をされ、薬を持ってないとケイトに
告げるも「嘘を吐いてる」とサイードに疑われ右腕の動脈にナイフを突き立てられたりと、今回はもぅ散々でしたよね。
元々「持ってる」なんて一言も言ってないですし、ジャックに殴られた時も「それで終わりか?」と、口から血を流しながらも
殴り返さず、ケイトが約束のキスをしてくれたらちゃんと「俺は持ってない」と答え、ブーンの本に関しても正直に、
「浜に打ち上げられてた…薬は海ん中だ」と答えたのにケイトに顔面を殴られたりと。
個人的にソーヤーが好きなのでどうしても贔屓目に見てしまうんですが、何故ここまで嫌われるんでしょうね。
しつこくも嘘は吐いてないですし、実際問題挙動不審な面も冷静に考えれば何一つ無い、にも関わらず露骨に嫌われる。
結局最初のサイードとの確執や、唯一人自主的に協力しようとしないその姿勢から嫌悪されてるんでしょうけど、
それにしても可哀想ですよね、少なくとも描写されてる限りだと、ジャック、ケイト、サイード、ブーン、今回の件に
関わった誰一人として無実の罪だったソーヤーに謝罪すらしてないわけですし…まぁジャックの治療は別として。
それで肝心のソーヤーの回想に関しては、資金集めの為に既婚者の女性を狙い旦那に金を出させるという詐欺師と判明、
実際金を受け取る段階になり、初めてその夫婦に子供が居る事を知ったのか子供を凝視し「話は無しだ…」と言い退散。
この際律儀に金を置いていったのがソーヤーらしいと言えばらしいんですが、子供を見て辞めた理由は、昔、自分の家族に
起きた事と全く同じ事をソーヤー自身が他所の家族にしていて、それで子供を見てその事を思い出したから、というモノ。
ソーヤーが二話の頃から見ている手紙の内容は、投資の為の資金集めとして旦那から16万ドル巻き上げ、それに激昂した
旦那は妻を殺し自殺、その事を綴った手紙をいつか貴方に手渡す、というモノで最初ケイトにはさも自分がその子供から
貰ったモノであるかのように振る舞うが、実は過去自分の身に起きた出来事を手紙に綴り、ソーヤー自身がその詐欺師に
渡そうと思いずっと持っていた…で、最後は燃やそうと思うも結局燃やさず再び手紙に目を落とすという終わり方。
まぁ理由はどうあれ詐欺師同然の事を行い、最後に金を置いて行ったのでジェシカ達家族に関しては口論こそあれど
殺しあったりはしなかったでしょうけど、ソーヤー的にはどういう気持ちなんでしょうね。
あ、ところで気になったのが、サイードが激昂してソーヤーを刺しに来た時、この時ソーヤーは自力でロープを抜けたので、
ひょっとして逃げようと思えばいつでも逃げれたという事なんでしょうか、逃げないというのがまたソーヤーらしいですが。
しかしまぁ、ソーヤーだけはこの島に来ても何一つイイ事が起こってないですよね、ケイトのキスとかそういうのは別に。
他の面々だとやはりサイードでしょうか、トランシーバーを破壊され、激情に駆られてソーヤーを危うく殺すトコロ。
最終的にソーヤーへした事の自責の念に駆られビーチから出て、海岸線を歩き島がどうなってるか調べに行くというラストに
なってましたけど「誓いを破るところだった」というセリフから考えて、次回辺りそろそろサイードでしょうか。
けど今回はロックがロックらしくない言動を取ってましたよね、ロックのアリバイを調べに来たサイードに、サイードと
ソーヤーはお互い敵意を抱いていて、タバコが一本あれば点火のタイミングぐらいズらせると進言。
挙句に、用心の為と称してナイフを一本サイードに渡したりと、チャーリーにはあれだけ親身になって頑張らせていたのに、
サイードにこうも「ソーヤーじゃないのか?」と言わんばかりの言葉を投げかけ、ナイフまで渡したという事は、
これまたロックらしくないですが、やはりロックもソーヤーを疑っていた、或いは嫌いだった、という事なんでしょうか。
ロックのエピソードが描かれるまでならこういう行動も「やっぱ怪しいオッサンや」と頷けるものの、彼のエピソードが
描かれて、以降はジャックやチャーリーの助けになってる事を考えるとあまりに今回の言動は違和感があるなーと。
お次はサン、シャノンのぜん息に関して力になれる事をマイケルに言ってましたけど、身振り手振りを交えてたという事は、
そもそも「ぜん息」という単語までは英語で話せなかっただけかもしれませんが、やはりそこまで流暢な英語ではない、
という事でしょうか、折角二人で仲良さそうにしてたのにジンに見られて暗い表情に戻ってしまったのが残念な限り。
そしてマイケルに探してきてもらったユーカリでシャノンのぜん息を止めるサン。
ピーナッツバターの空ビンを貰って笑顔を炸裂させてたクレアといい、マイケルとの会話で笑顔を見せてたサンといい、
今回はクレアとサンの笑顔がやたら可愛かったです、特にサンはここ最近感情が表に出始めてて非常に良好。
結果的にピーナッツバターを見つけてきてくれたチャーリーとの約束で、クレアもビーチから山へ移動する事になり、
恐らくブーンとシャノンもジャックとサンの居る山へ移動、サイードは海岸線の確認に出掛ける事になったと。
主要登場人物で今現在ビーチに居るのはケイトとソーヤーだけという事ですけども…どちらが最後まで残るんでしょうね。
ビーチに残ると最初に言った時のケイトが思わせぶりだったのでケイトが最後まで残りそうですけど、ソーヤーが敢えて
山へ移動する理由が見つからないので、何となくソーヤーが最後の最後まで残って、サイードの説得で山へ移動、
という王道パターンになりそうな気もしますし…まぁ、これで名も無き他の46名のうちの誰かなら笑えますけども。
今回は個人的に待望だったソーヤーのエピソードで非常に面白かったです、サンも精力的に行動し始めたので、そろそろ
色んなキャラの絡みの更に一段階上というか、お互いを全面的に信用したレベルでの絡みが見たくなってきたトコロです。



LOST   S1 第09話 「孤独の人」
今回はサイードのエピソード + 本編の…横道の充実とようやくソーヤーも受け入れられ始めた、という感じでしょうか。
ジャックやケイト同様、前面に立って活動していたサイードのエピソードが意外に遅かったわけですけども、内容的には
ソーヤー同様暗かったなーと、回想も現在の描写も、共に後味が悪いというタイプではなく重いタイプだったな、と。
まずはサイードが持っていた写真の女性ナディアについてですけども、サイード自身は「死んだ…私のせいで…」
そう語ってましたけど、確定描写が無かった事を考えると、7年間会えなかったからそう思っているのか、敢えて劇中で
語らなかっただけで、やはり逃がす際に渡した銃で自殺を図ったのかのどちらかだとは思うんですが…でもまぁ、流石に
この無人島でいきなり再会するという事は無いでしょうか、ソレはあざとすぎますし、今回は付いてこなかったものの、
恐らくサイードは今後ダニエルとの恋愛…というとアレですが、異性としての信頼関係は一番になるでしょうし。
けど何気にサイードは危険人物ですよね、ダニエルを逃がす為とはいえ、前半の回想時の会話から察するに友人であろう
上官を簡単に射殺し、誤情報だったらしいスパイはサイード自身が上官にそう言ってるのに、前回はソーヤーが語った、
「俺は持ってない」という事実を嘘と決め付けて動脈を刺したりと、あまりにも軍人らしい行動を取るのもアレですが、
ダニエルの時は良い意味で私情に流され、ソーヤーの時は悪い意味で私情に流され、ちょっと不安定な面があるなと。
一方のダニエルはかなり怪しい人物ですよね、もしダニエルの語った事が全て事実であれば16年も島で暮らし続けた事を
不憫には思うものの、アレックスの事を知らないというサイードにひたすら拷問をして、救難信号だと「アレに殺された」
と言っていたのに、事実は「病気にかかって正気を保てなくなった仲間をダニエルが射殺した」というモノ。
獣の咆哮が聞こえた際に「運が良ければあの熊」という発言をしていた事から考えて、恐らくその熊が病気を持っていて、
その熊から何かしらの理由で仲間が病気に感染したのでダニエルの中では「つまり熊のせいで皆死んだ」という結論に
なっているのかもしれませんが、実際問題ダニエル自身が皆殺しにしたのにさも「アレのせいで」と嘘を吐いていたり、
前述のようにサイードを拷問、サイードの質問には明確に答えないと、どうにも怪しい要素が多いなーと。
勿論、まだ10話にすら満たない状況なのでネタバレを避ける為にダニエルに明確な表現をさせなかった、という可能性も
十分にありますが、その態度と事実が、ちょっと印象を悪くしてるどころの騒ぎではないなという感じで。
ただ「ここにはモンスターなんて居ない」というセリフに関してはどうなんでしょうね、機長は明らかに木よりも大きい
サイズの何かに殺されたんでしょうし、実際森の木を倒していってる何かも居る。
これだけ様々な要素があるのに「実は化物なんて居ませんでした」というオチは逆に寒いのでアレですが…まぁ、仮に
化物が居なくても「いきなり降ったり止んだりする雨」の謎に関しては何かしら明確な意味があるでしょうからソレに期待。
で、単独行動のサイードとは違いジャック達に関しては無難に良い感じでした、ハーリーがゴルフコースを作ったのは
良い意味で意外でしたが、会話も「おーい!当たって死ぬぞ!」という本作にしては珍しく笑えるモノが用意されていたり、
ソーヤーもゴルフを見学に来て、まず最初に受け入れるケイト、次にブーンも受け入れ、映像的にはジャックが一番最初に
笑ってソーヤーを受け入れてたりと、ようやくソーヤーも仲間に入れてもらえてたので個人的には大満足でした。
けどコレはホント、ソーヤー的には恐らくかなり迷ったはずですよね、嫌われてるというのもそうですけど、ソレ以上に、
ケイトしか知らないものの自分はココに来るまで詐欺師をやっていた、というのも動き辛い理由の一つやったろうなーと。
何にしてもソーヤーを好きな者としては、今回ソーヤーが皆に受け入れられ始めたというのは非常に好ましいので、
次回以降のソーヤーの描写が楽しみです、ソーヤーはまだ絡んでない人物が多いだけに多種多様な絡みを期待。
ところでこのゴルフ、参加しなかったのは洞窟で寝ていたらしいクレア、狩りに行っていたロック、ソレに同行したウォルト、
単独行動中のサイード、映像を見る限りケイトの横に居たサンと違い姿の見えなかったジン、の四名でしょうか。
前者三名はともかくとして、ジンはいつになったら打ち解ける展開になるんでしょうね、ソーヤーですら自分から来たのに。
他だと…シャワー室の設計をしたマイケルが妙に光ってました、今回はジャックとの絡みも良好でナイスマイケル。
あ、あとはアレですね、てっきり前回のぜん息の件で山へ移動したとばかり思っていたブーンとシャノン。
まだビーチに居たというのが驚きでした、日焼け止めを欲しがるぐらいならシャノンだけでも山へ行け、という気はしますが。



LOST   S1 第10話 「予言」
今回はクレアのエピソード + 本編展開、しかも珍しく単発で終わらず露骨に次回へ続く終わり方だったのが印象的。
クレアには悪いですけど、他の登場人物の回想に比べればまだ随分マシな内容だったなーという印象を受けました。
確かに、同棲してたトーマスが「もし産みたいんならそうしようよ」という非常に心温まる言葉を口にしてくれたものの、
たかが引っ越し三ヶ月で…それもまだ子供は実際に産まれてないのに「やっぱり無理だ…やってけないよ」と弱音を吐き、
挙句に「俺の絵はどうなる!?俺の人生は!?俺は何もやってない!!」とかたわけた事をホザいて逃げるという、
この一連の展開は流石に素で可哀想だと思いますし、子供を養子に出そうと思った矢先にマルティンから「やめろ」と
言われたり、妊娠三ヵ月後〜飛行機が墜落するまではひたすら振り回された生活でエグいとは思いますけど、
他の登場人物は、父親を亡くしたジャック、逃亡犯のケイト、ナディアを失ったサイード、気付けば憎むべき詐欺師に自身が
なってしまっていたソーヤー、兄のせいで音楽を失いドラッグ中毒になってしまったチャーリー、サンの父親のせいで
まともな感情を失ってしまったジン、父親のせいでジン自体失いかけてるサン、他の人物はいくらなんでもエグイ過去を
背負いすぎてる為、失礼ながらまだクレアは最も愛する赤ん坊の存在が残ってるのでマシな方かなーと、ロックは別で。
それで、占い師ではなく霊能力者だったマルティン、仮にマルティンの予知が100%に近い確率で的中するとしたら、
クレアはこの島で子供を産み、ジャックやチャーリーを始め色んな人の協力もあるものの、マルティンが言ったように
子供はクレアがきちんと育てる結果になり…島を出れるかどうかは別に、子供をちゃんと育てれる、という展開ですか。
けどコレは色んな意味で微妙なトコですよね、恐らくマルティンはチャーリーが言うように、飛行機までわざわざ
指定してくるぐらいなので事故る事が事前に分かってたんでしょうけど、逆に、養子縁組の書類にサインをする直前、
ようやくそこで「養子に出すべきじゃない」とクレア自身が気付いたわけなので、敢えて無人島で子育てをさせる必要は、
可能性の面で言えば別に無いわけじゃないですか、むしろ色々経験して、養子に出す瞬間に考えが変わるぐらいですから
場所を問わずしっかり育てれる流れになってたわけなので…まぁ、そんな事を言い出すとキリが無いのは確かですが。
クレア関連だと今回はひたすら頑張っていたチャーリーでしょうか、チャーリー自身の気持ちとしてはどうなんでしょうね、
落ち込むクレアに「友達になろうぜ」と言ってたのでソレがまず間違いなく本心でしょうけど、ビーチへ戻ろうとする
クレアに付いて行く理由を「君の事が好きだから?」と疑問系で逆に問い返していた事を考えると…実際どうかは別に、
現時点では友達としての感情の方が強いでしょうか、好きなのは勿論好きでしょうけど、ラブよりライクの方で。
この二人に関しては今後の展開を見守るとして、他の面々はというと、クレアが誰かに襲われた事で「名前や出身地を
聞いて名簿を作った方がいい」とジャックに言い、流石に言いだしっぺだからか翌日名簿作りの資料集めとして色々と
聞いて回るハーリー、その様子を見て「乗客名簿から火葬した人の名前を消せば名簿になるだろ」と進言するブーン。
ブーンは水を盗んだエピソード以降…まぁ元々あのエピソード以外で酷い描写は無かったものの、一気に「普通にイイ人」
のポジションに戻ってきてますよね、シャノンもぜん息のエピソード以外は悪い意味で変わってませんが。
ソーヤーが「お前、中々人を乗せるのが上手いな」と言い乗客名簿をタダでハーリーに渡したのは、単純に、
ハーリーが言ったようにソーヤー自身にもメリットがあるというのが含まれてるでしょうし、流石に前回の今回なので、
やっぱりソーヤー的にも皆の輪の中に溶け込む努力をしてるでしょうから、名簿ぐらい無償で渡すつもりだった、とか。
で、乗客名簿を確認すると一人飛行機に乗っていなかった人物が居ると判明し、その直後、ジャックを呼んでくるように
頼んだのにクレア達の前に現れるイーサンのカットで終了、露骨にイーサンが怪しいのはこの際置いておくとして。
「飛行機に乗ってなかった人物は誰か?」ですけども、今までに一度も登場していない人物は別で考えれば、機内での
描写が明確にあったのが、ジャック、ケイト、チャーリー、ローズ、この四名でしょうか、間違いなく描写されたのは。
一方回想エピソードで「機内での描写は無かったものの乗っていたのが確定」しているのは、ローズの後ろに居たロック、
チャーリーが移動した際に足が当たったのか文句を言ったシャノンと隣に座るブーン、事故った事から考えてクレア、
サイードがビジネスクラスに乗っていた事を知ってるソーヤー、逆にソーヤーから乗っている事が立証されたサイード、
乗った描写こそ無いものの空港に居て搭乗券を手に持っていたジンとサン、この辺りでしょうか。
勿論「乗客名簿に名前が無いだけ」で「機内に堂々と座っていた」可能性が全く無いわけではないですが、可能性の面で
考えればソレは無いでしょうし、例のアメリカでの同時多発テロ以降、乗客名簿と客の数が合わない場合は飛行機を
緊急着陸させて調べる必要があるはずなので、「マジに乗ってなかった」か「密航していた」が妥当。
となると、まだ描写こそ無いもののマイケルとウォルトは親子なので可能性で言えば除外。
わざわざ自分から乗客名簿の事をジャックに報告しに来たハーリーも…「裏を突いて」という可能性もゼロではないものの、
流石にそんな捻り方はしないでしょうから除外、つまりレギュラー陣は全員飛行機に乗っていた事が確定するので、
前回から急に登場してロックに「狩りの達人だ」と言われ、レギュラーでも無いのにハーリーから名簿作りの件で色々と
聞かれた時に「何に使うの?」とわざわざ聞いた点、そもそも失礼ながら役者の顔が露骨に悪役顔、これらを考慮すると、
やはり無難に「飛行機に乗っていなかった人物」はイーサンと考えるのが妥当でしょうか、展開がどうのを抜きにしても。
まぁ、更に付け加えれば吹き替えだと、前回なんて一言しか無かったのに森田さんが担当してる時点で明らかに黒と。
次回はどういう展開になるのか非常に楽しみですが、ダニエルの事を伝える為にサイードが帰還したのが意外でした。
複数話に渡って単独行動をするというのもアレですけど、まさか一話のみで帰ってくるとは思わなかっただけに意外。



LOST   S1 第11話 「見えない足跡」
今回はジャックのエピソード + 本編展開、てか今回めちゃめちゃハードな内容だったので久々に手に汗握りました。
内容もさる事ながら、個人的に今回の肝だったのはやはり久々に描かれたジャックのエピソードだったのではないかなと。
他の登場人物は基本的に一つのエピソードで完結してたのに対して、ジャックとケイトだけは不確定な要素が残された
ままになっていたじゃないですか、ジャックだと母親の言っていた「お父さんにあんな事をしておいて」で、ケイトは
言わずもがなの「何の罪を犯して2万5千ドルという多額の懸賞金をかけられているのか?」という点。
ケイトはいつ描かれるか分かりませんが、少なくともジャックに関しては棺の中に居たはずなのに消えてしまった父親、
その父親が再び登場した時に描かれるだろうとばかり思っていただけに、まさかこのタイミングとは思わず意外に良好。
それで、感想としてはまずジャックのエピソードから書こうと思うんですけども、コレはホント、以前過去が描かれた時も
父親のありえない言動でジャックの心にトラウマに近いレベルのシコリを残してましたが、今回のは流石に最低ですよね。
車で事故を起こした急患の女性患者が運ばれてきて父親が執刀してたのに、ナースによると父親の手が震えていたらしく
ジャックを呼びに行く事になった、実際ジャックが手術室に入ると父親は事前に酒を飲んでいたらしく酔っ払っており、
よりによって患者の動脈を傷つけて、結果的にソレが患者の直接の死因になってしまった。
父親のせいで一人死んだのに、父親はジャックに「患者死亡時の執刀医はお前だ」などと、確かに事実ではあるものの
自分が原因で死んでしまったのにさも息子に全ての責任があるかのような事を平気で発言、どんな外科部長やねん。
ただコレは…基本的には動脈を傷つけた父親が全て悪いものの、単純に「誰が悪いか?」となると難しいですよね。
そもそも事故を起こさなければ良かったと言ってしまえばそれまでですが、父親自身が言うように患者が運ばれてきて、
医者を呼ぶ際に、ジャックも上に居たのにレストランで食事をしていた父親が最初に呼ばれたわけなんですよね。
しかし父親は「お前は街一番の外科医」とも発言、実際父親の次に呼ばれたのがジャックなわけなので、少なくとも
この病院内でのオペ技術は「父親 > ジャック > その他の医師」なのは確定のはず。
となると…まぁ、仮に誰かが悪いとするならば、話を聞く限りだとジャックよりも上の階に居た父親をわざわざ呼びに
言った誰か、その人物が悪いという事になるんですよね、別に悪くはないものの、酔ってるかどうかの確認もしない辺り。
結果、医師免許が剥奪されて人生が終わるのを恐れた父親は「昨日のような事態は、決して二度としないと誓う」
とジャックに言い、その言葉を信じたのか書類にサインするジャック。
が、翌日、患者の旦那が病院を訴えると言ってると看護婦に聞き、様子を見てると「仕方が無かった」と、自分のした事は
棚に上げてそう告げる父親の姿を見て、会議でも真実を述べない父親、最初はジャックも黙っていたものの、実は患者は
妊娠しており胎児より母親の命を優先したという事実を初めて聞き、しかも父親が胎児の命を無視した事にキれたのか、
最後まで描かれなかったものの発言を訂正して父親のした事を話し、恐らくは医師免許を剥奪される事になった父親。
この後の展開は以前のエピソードへと繋がって、二ヶ月間口を聞かず、ジャックは正しい事をしたのに何故か母親に、
「お父さんにあんな事をしておいて」と罵られる展開でしょうか、正しい事をしたにも関わらず父親のミスで自分が
執刀してる時に患者が一人死に、しつこくも正しい事をしたのにそのせいで父親が死んだので責任感の強いジャックは
父親の死も自分の責任だと思い込んでしまうと、ひたすら重いというか、エグイですよね。
ジョアンナの時もそうでしたけど、今回はクレアの「誰かに襲われた」という発言を信じなかった時に父親の事を思い出し、
周囲に不満を撒き散らす態度を取ってしまってたりと、ジャックはひたすら運が悪いですよね。
普段は医者としてもリーダーとしても頑張ってるのに、ごく稀に、よりによって自身が判断した出来事が異常に悪い結果を
もたらしてしまい、状況が酷似してるせいで父親の事も思い出してジャックらしくもなく八つ当たりに近いレベルで周囲へ
不満を撒き散らしてしまったりと、医者が最もストレスによる悪影響が出てる、というのは良い設定ですが、可哀想やなと。
他の面での感想だと、乗客名簿に名前が無かったのは無難にイーサンで、チャーリーとクレアの姿が見当たらないので
ロックが捜索隊を結成する事にし、ソレに志願するケイトとブーン、こういう時サイードが動けないのは厳しいですよね。
で、イーサンの足跡を追っているとチャーリーが指に巻いていた包帯のようなモノを発見。
コレ正直疑問なんですけど、何故そんなモノがジャングルに落ちていたんでしょうね、一つ目は「地面に落ちていた」ので
チャーリーが目印になるように落としたんだろうと分かるんですが、二つ目の包帯は「木の枝に巻きつけられていた」
じゃないですか、丁度その場所には別方向への足跡も存在していて、ジャックとケイト、ロックとブーン、という二手に
別れる事になったので攪乱としては意味があるものの、イーサン自身は「追ってくるな」と言っていたので、当然ですが
イーサンが目印を残す必要もなければ、チャーリーの目印に気付いていたんだとしたら足跡を別方向に用意せずに目印を
消して足跡を複数用意するはずなのでイーサンが置いたわけではない。
ですが、逆にチャーリーかクレアが置いたのだとしたら、まだイーサンがどういう人物か明確には描写されてないので
断定は出来ないものの、チャーリーが首吊りをさせられていた事から考えても…恐らく縛るなりして運んだんだろうと
思いますが、つまりチャーリーは「包帯を地面に落とす」事は出来ても「枝に巻きつける事」は出来ないじゃないですか。
なので誰がやったのかなーと、仮にダニエルが「アレはサイードの仲間だろう」と判断して「地面に落ちていた目印」を
「ダニエルが木の枝に結び付けて分かりやすくした」のであれば偽の足跡を消すぐらいはするでしょうから…誰なのか?
何となくこの疑問の答えは元々存在してないというか、脚本上の設定ミスのような気もしますが出来れば伏線回収を。
でまぁ、その後は木に吊るされているチャーリーを発見して必死に心配蘇生法を試みるも反応はまるで無く、諦めずに
ジャックが頑張り続けた結果いきなり息を吹き返すという、久々にジャックと気持ちが一体になる程の素晴らしい描写と
展開を見せてくれたので良い意味で鳥肌が立ったんですが、コレはジャック的にはかなり大きい成果ですよね。
結局クレアは発見出来なかったものの、以前父親のミスで死亡した患者は助ける事が出来ずジョアンナも同様に死亡、
ソレがココに来て「落盤事故の際に自分を救いに来てくれたチャーリー」を、しかも「発見した時点で既に息をしてない」
という危篤状態にも関わらず、ケイトの静止も振り切って心配蘇生法を続けた結果チャーリーの命を救う事が出来た。
実際は別に、個人的には今回の事で、ジャックは父親との確執や「責任」に関しては吹っ切れたんじゃないかなと。
他の感想としてはアレです、今回は今までに無かったペアでの会話が多かったのが新鮮で良い感じでした。
ソーヤーと会話するウォルト、ウォルトとバックギャモンをして完敗するハーリー、意外に相性の良かったブーンとロック。
特にブーンはココ最近妙に正義感の強い言動が目立つので単純に良キャラになってきてるなーと、しかもそれだけでなく、
ロックの仕事を「剥製を作る人か、ヒットマンか」と無駄に熱い予想をして、自身はウェディング関係の会社を経営。
最後に二人が発見した「地面に埋まっている金属の何か」に関しては流石に予想すら出来ないので次回が非常に楽しみ。
しかしロックは何と言うか、やっぱりまだ何処となく謎を秘めてますよね。
今までの描写だとこの島の雨は「いきなり降ったり止んだりする」のに、一分後に雨が降る事を予測して実際降ったり、
ブーンは何も感じてないのに「感じないか!?」と妙に興奮してたりと、イーサンと違って悪い意味での謎ではないですが、
まだ何か秘密があるっぽいなーと、単純に変わったオッサンなだけ、という可能性もあるにはありますが。
えー、他には…帰還したサイードの元を訪れるソーヤー、ジャックからの信頼が無いので毎日薬を貰いに通ってる、
というのも面白かったですが、自分を無実の罪で拷問して出ていったサイードが、帰ってくると誰かに拷問されて怪我を
しているのを見て「イスラムにカルマは無いかもしれんが、ここには因果応報の法則が働いてるらしいな」の発言に吹いた。
吹く程の事ではないものの、相変わらずソーヤーはセリフ回しが、遠回しな皮肉のスパイスが効いててイイなーと。
で、実際サイードの元を訪れたのは「海の潮位が上がった、機体もほとんど海に沈んだ。目印の焚き火は絶やしてない」
今までサイードがしていた事を自分が引き継いで、その事を報告した、というのがソーヤーらしかったです。
普段のソーヤーなら自分からそういう事は絶対言わないでしょうけど、やはり前々回のゴルフの時から皆の輪の中に
溶け込もうと努力してるんだろうな、と考えると、くさい表現でアレですがどんどん良さが光ってきてて良好。
最後は「奴らの目的はクレアだ…」というチャーリーのセリフ、まぁ単純に「クレア」ではなく「お腹の中の子供」が
恐らく目的ですよね、それならダニエルの…名前からして息子であろうアレックスが行方不明なのも頷けますし。
ただ、そうなると気になってくるのは「何故イーサンはこのタイミングで行動に移したのか?」という点です。
行動云々に関しては問題定義に挙げておいてアレですが、まず間違いなくハーリーが名簿を作り出したからでしょうけど、
逆に、それなら何故「自分も飛行機に乗っていた乗客に見せかけてジャック達と一緒に行動していたのか?」が疑問。
一度クレアの寝込みを襲った事を考えると「別にいつクレアを拉致しても構わない」わけじゃないですか。
そのせいでハーリーは名簿を作ろうと考えたのに、つまりイーサンは自分で自分の首を絞めた事になると。
「いつ拉致しても構わない」のであれば…勿論イーサン自身はロックと共にか単独行動かは別に、どうやら基本的に日中は
狩りをしているようなのでクレアの詳細な居所と状況は分からないでしょうけど、皆がゴルフをしていた時、洞窟には
クレアが一人で、ウォルトはロックと行動中、時折歓声が上がる事を考えれば山に大多数のメンバーが集まってる事は
確認出来たでしょうに…つまり「何故わざわざクレアの寝込みを襲ったのか?」がどうしても気になるトコロです。
コレも、前述の「誰がチャーリーの包帯を木の枝に巻きつけたのか?」と同じで…こちらは別に脚本上の設定ミスという
わけではないでしょうけど、何となく理由は無いんだろうな、と思います、そういう展開に持って行きたかっただけで。
何にしても前回から緊迫した展開が続いてるので次回が非常に楽しみです、感想が長文化する傾向にありますが勘弁。



LOST   S1 第12話 「ケースの中の過去」
今回はケイトのエピソード + 本編展開、前回がジャックによる二度目の回想だったので順番としては妥当なトコロ。
ただ妥当なのは結構なんですが、今回のケイトのエピソードで思ったのが「個人的にケイト主体のエピソードはダメ」
という事でした、内容の良し悪しを抜きに、何故か序盤で「今回はケイトのエピソードだな」と判断出来てしまうと、
ホント何故かは分からないんですが今イチ見る意欲が失せるというか、「なんや、ケイトかよ」となってしまいます。
実際内容がどうのというわけではないですし、ケイト自体も嫌いではないんですが、何故かケイトは肌に合わないな、と。
まぁそんな個人的な趣味は抜きにして、まずはケイト関連のエピソード回りの感想を。
相変わらず「何の罪を犯したのか?」については語られてませんでしたけど、ジャングルにある実をあらかた食べて
しまったので奥の方まで取りに行く、というのが凄いですよね、奥地へ行けばそれだけ化物に遭遇する可能性もあれば、
何処に生息してるのか分からないイーサン達に見つかる恐れもあるのに、いくら実を確保する為とはいえよく行くなーと。
折角ケイトを心配して影ながらボディーガードをしていたソーヤーに石を投げたのはお互いどっちもどっちという事で。
で、その後は悪い意味でケイトらしい展開だったなという印象を受けました、以前からもそうでしたけど、水中にあった
スーツケースを「あたしのなの」と嘘を吐いてソーヤーに取らせ、一度は諦めて「貴方にあげるわ」とソーヤーにケースを
託したくせにテントヘ忍び込んで盗もうとするわ、ソーヤーがケースを開けようとしてるとマジに盗んで走り去るわ、
挙句にジャックにまで、ケースの中身は銃だと言い「ほんとにそうか?」と質問されると「ええ、銃だけ」とまた虚言。
ジャックに保安官の死体を掘り起こしてもらったくせに鍵だけ先にかすめ取りさも最初から入ってなかったのように
振る舞い、それでもジャックは約束した為に「一緒にケースを開けよう」と心優しい発言。
結局ケイトの目的は「飛行機の玩具」だったわけですが、ジャックがソレについて質問すると「言っても分からないわ」
再度質問されると「あたしが愛した男のモノ」と言うものの、ジャックに「一度ぐらい真実を言えよ」と言われると、
「あたしが殺した男のモノよ!」と絶叫し泣き崩れて終了…まぁ「愛した男」を「殺した」という可能性も十分にあるので
この辺りの会話に関しては嘘を吐いてるかどうかは判断し辛いのでアレではありますが。
ところでこのケイトとの会話が、冒頭でサイードが言っていた「分からないままの方がいい事もある」に繋がってると。
しかし何と言うか、人を外見や噂だけで判断してはいけないものの、ケイトのエピソードを見てると、失礼ながらも
やっぱりケイトは所詮犯罪者、という印象がどうしても強いですよね、この島での働きは目を見張るものがありますが。
自分に関する事や知られたくない事には嘘を吐き続き、ケースの中身、三話で「他に言う事は?」の際にも自身の事を、
一番信頼してるであろうジャックにすら述べなかったりと、まずあまりにも嘘を吐きすぎですし、実は銀行強盗とグル、
という展開、挙句に男のリーダー格と簡単に接吻してた事を考えると「目的の為なら誰とでもそういう事が出来る」
そう考えて恐らく間違い無いでしょうし、犯罪者なのである意味当然かもしれませんが既に二度に渡り偽名を使用。
銀行強盗の際に「犠牲者は出さない」と決めていたのは偉いものの、男が計画を変更すると関係の無い仲間まで
銃撃して行動不能の状態にしたりと、正直…コレはホント失礼ながらあまりに自分勝手な行動が目立つので最低やなと。
しかもそうなってくると前回ジャックに「貴方も少しは話したら…自分のこと」と偉そうに言ったセリフ、コレも色んな
意味で怪しくなってくるんですよね、ケイト自身が真実を述べてないので「なんでお前にそんな事言われなアカンねん」
という事になりますし、嘘を吐きすぎてる以上「父親が陸軍のレンジャーで〜」という話も怪しくなってくると。
内容自体は悪くなかったんですが、今回はひたすらケイトの印象が悪くなるだけだったな、という感じでした。
他の面々としては、個人的にはやはりソーヤーに注目でしょうか、ケースを開けようと頑張ってるとマイケルが衝撃速度の
アドバイスをしてきたり、多少バカにしてる感も強かったですがハーリーが普通に話しかけてきてたりと、ソーヤーも
随分皆に受け入れられてきてるので見てる分には和むというか、マジにアドバイスを試す光景も笑えるモノがるなと。
ジャックにケースを渡す際に「彼女の為なんだろうが、どんな話を聞かされたにせよ…そいつは嘘だ」と言うソーヤー。
これは、やはりソーヤー自身が人を騙す詐欺師だったので頻繁に嘘を吐くケイトの考えが大体読めるという事でしょうか。
実際ケースに関してだけでも「あたしのなの」「貴方にあげるわ」と二度も嘘を吐いてますし。
サイードがシャノンにフランス語の解読を頼んでいた一連の展開に関しては特に感想は無いです、サイードは良い意味で
今まで通りの描写だったものの、シャノンも勝手に逆ギレするまでは相変わらずで…逆ギレ自体は確かにアレですし、
これだけ役に立たない事を見せつけられると少しは反省するかもしれませんが、何かしらの描写があったわけでもないのに
最後は自発的にサイードに「フランス語の注釈は魚が主役のアニメ映画の最後に流れる歌詞」と教えるのも微妙なトコロ。
他だと久々に出番の用意されていたサンが良い感じでした、頭痛に効く薬を探してきてジャックの助手的な働きをしてる、
ソレがひたすら好印象やなーと、マイケル以外には英語を使えるのは秘密にしてるようですが、そろそろ打ち解けを希望。
で、ジャックとケイトが会話してる際に、サンは英語が分からないと判断したからこそ二人共サンの側でつい普通に
喋ったんでしょうけど、サンが側に居て、カメラもわざわざサンを何度か映した事を考えると、やはりサンは二人の会話を
聞くつもりはなかったものの聞いて「ケイトは犯罪者」と理解したという事でしょうか。
別にサンはそういう事が分かったからといってどうこうするような性格ではないので関係無いと言えば無いんですが。
後はローズのおかげで随分と立ち直れたチャーリーや、一番楽しみにしていた展開なものの連日発掘作業をしてるらしい
ブーンとロックという感じでしょうか、正直この金属発掘作業が一番気になってるのでソチラを見たかったんですけども。
えー、ケイトはアレですよね、ケイトのエピソードだとどうのというより、単純にタイミングが悪いというのが大きいなと。
三話だと「島には16年前にも遭難者が居た」という絶望的な事実が判明した直後の展開、今回は「クレアの行方を捜索、
森の地面に埋まっていた金属は一体ナンなのか?」という展開面で非常に先が気になる状況。
共にそういう「今後の展開を早く見たい」状況なのに、よりによって本編展開と基本的に何の関係も無いケイト個人の
回想エピソードが語られる、というのが印象を悪くしてますよね、「また本編進ませずにお前の話かよ」という感じで。



LOST   S1 第13話 「絆」
今回はブーンのエピソード + 本編展開、本国アメリカだとどうかは分かりませんが、少なくとも日本の吹き替え版だと
最後に紹介されるメインキャストの吹き替えクレジット、ソコでシャノンも紹介されてるものの、今回のエピソードを
見る限りだとシャノンは準メインキャラ、という印象を受けました、サブキャラではなく準メインキャラの感じが強い。
まずはブーンの感想からなんですが…シャノンの事が妹としてではなく普通に女として好きなんだろうという事は今までの
描写がソレっぽかったので特に驚きはなかったんですが、今回の回想を見る限りだとブーンはひたすら可哀想ですよね。
ロックにウェディング関係の仕事と言ったのにソレは一切描かれず、実はブーンとシャノンは義理の兄妹という事が判明。
遺産をブーンの母親が全て受け取ったが自分にも半分は受け取る権利があるはず、とかの理由で「暴力を振るわれた」
という「フリ」をしてブーンに相手の男へ手切れ金として多額の金を三度も払わせ、今回5万ドル払ったブライアンが
金を持って逃げるとセコイ事に酔った状態でブーンの元へ泣きついてきて、ブーンがシャノンの事を好きと分かってたから
やったと確信犯だった事実をカミングアウト、ブーンが自分の事を好きなのにかこつけて色仕掛けに近い手法でヤったりと、
冷静に考えるまでもなく最低ですよね、その後二人でロスへ戻る事になっていたようなので、ソコで今回の事故に遭遇と。
ただ、シャノンの最低さはよく分かりましたが、ブーンの心理描写に関しては若干甘いんじゃないかなーという印象が。
冒頭で、翻訳してくれたお礼としてシャノンに靴?をプレゼントするサイードに「妹に近付くな」と言ったり、シャノンに
嘘を吐きたくないという理由でハッチの事を話そうとしたり、シャノンの叫び声でナイフを拾う程の気合を見せたりと、
少なくとも今回の描写だけを見ても、恋愛感情の有無を別に「妹のシャノンを相当溺愛してる」じゃないですか。
そして、シャノンが化物に殺され死体となった幻覚を見ると激昂してロックを殺そうとする、しかし、ソレは恐らくロックが
ブーンの傷口に塗りこんだであろうドラッグが見せた幻影と判明、その事をロックは「解放したんだ、どう感じた?」
そう聞くとブーンは「ホっとした」と発言、ぶっちゃけシャノンみたいな妹が居なくなればホっとするでしょうし、
ソレが深層心理だという可能性も十分ありますけど、今回の描写だけだと「愛してるのか消えてほしいのか」判断し辛い。
どちらも真実ですし、恐らく「自分のモノにならないならいっそ殺す」に近い感情なんでしょうけど、描写不足かなーと。
むしろ今回最大の問題はロックですよね、「シャノンには話す」とブーンが言うと背後から殴って気絶させる。
それだけでは飽き足らず、ブーンをロープでがんじ絡めに縛り身動きの取れない状態にして傷口にドラッグを塗り込み、
「後は自力で戻れ、洞窟はこの西を6キロだ」と、ブーンも言ったように「どっちが西か?」も告げずにそう言い放ち、
ナイフを足元に突き刺し「強い意志を持てば、縄は自分で切れる」とかまた奇妙な発言をしたりと、今回は久々にロックの
ヤバイ一面というか、「このオッサンは何者やねん?」という面が強調されてた気がします。
他の面々には「ブーンを見てない」と平気で嘘を吐いたり、サイードには露骨にズれてるコンパスをわざわざ渡したり、
皆で協力し合う必要があるのに「彼は敵に回したくない」とブーンにサイードの事を告げたり、極めつけは、やはり
ブーン曰く「ハッチ」の事をブーン以外の誰にも秘密にしている点でしょうか、今回で怪しさが異常に増加したなと。
その他のメンツの感想としては、久々に…もぅマジに久々に出番が用意されていたジンとサンでしょうか。
「魚を食べろよ、ジンが沢山取ってる」というジャックのセリフを考えても、単純に、画面上にジンの映像が無いだけで
既に皆とそれなりに仲良く…言葉の関係で意思の疎通が出来ないだけで普通に食料面で貢献してる事が判明したり、
ハーリーと一緒に魚を取って、ウニを踏んでしまったハーリーを助け、ハーリーが傷口をアンモニアで消毒する為に、
「おしっこをかけろ!おしっこ!」と絶叫するも全く会話の通じない掛け合いを見せてくれたり、マイケルとは流石にまだ
打ち解けてないようですけど、ハーリーには内臓の処理まで済ませた状態の魚を渡したりと、普通に良い人になってた。
一方のサンはハーブと簡単な薬、果物の種を植えて栽培するという、確かにジャックの言うように今後の生活の事を
考えた非常に偉い行動ではあるものの、あまりにもこの島で生活する気マンマンの様子を見せてくれてたりで笑えたり。
ケイトにも英語が使える事を知られてしまいましたけど、この辺りはどうなんでしょうね。
マイケルと違って、少なくとも画面上でケイトとサンが絡んだのは今回が初めてなのでまだ何とも言えないなと。
ジャックの手伝いも結構してるようなので、正直ジャックにぐらいは英語が使える事を話した方がイイというか、サンが
英語を使える事実をマイケルの次に知るのは流石にジャックだろうと思ってただけに、今回まで特に接点の無かった
ケイトが知る事になったのは意外性という点でも良い感じでした。
あとは…自分をドラッグから救ってくれた事もあってか「この島で俺達を救ってくれるとしたら、ジョン・ロックだよ」
とジャックに言うチャーリー、ロックに関してはまだまだ謎が多いので、ジャックとしても現状で判断を下すのは流石に
難しいでしょうけど、仮にロックがチャーリーの言うように「救い主」だとしても、あまり自分から多くを語らない、
その事も含めて良い印象を抱きにくいですよね、今回のジンなんかは言葉の通じないハーリーに魚を渡したりウニから
助けたりと、くさい表現ですが「黙して語る男のカッコ良さ」を正に体現していたので素で信頼に値する行動ですけど、
ロックはそういうのが全くと言っていい程見えないので、行動面での判断も難しいやろうなーと。



LOST   S1 第14話 「運命の子」
マイケルのエピソード +本編展開、サイトのトップの雑文にも記したように、今回から各人物、他にも個人的に気になった
描写や謎等を別個に別けて感想を書こうかなと思います、ただでさえ長文なLOSTが更に長文感想になりますが、
元々感想が長いわけなので、別個に別けた方が読んで下さる側も、書くこちら側も纏めやすくていいかなと思ったり。
とりあえず別け方としては、そのエピソードで描かれたキャラの回想→回想以外の部分で描かれていたメインのその人物、
感想の長さは別に出番の多かった人物順→気になった描写や謎→稀に今までの纏めやら、という順番で書こうかと。
 マイケルのエピソード
意外に遅かったもののようやく描かれたマイケルのエピソード、スーザンに「無職」と言われて怒る光景が和みました。
けどコレは…視聴者が男性か女性かで印象は大分変わると思うんですけど、男性視点で見た場合は、基本的に今回の
描写を見る限りだとマイケルはひたすら可哀想だなと思いました、マイケルが可哀想というかスーザンが酷すぎというか。
確かに子供が居れば将来的な事も含めての養育費が、居なくても二人で生活していけるだけの生活費が、どちらかが、
ギリギリ生活出来るだけの金を稼ぐ必要があるのは事実ではあるものの、厳密には別居というわけではないですけども、
仕事を引き受ける条件として「子供も連れて来る事」を…冷静に考えればおかしな話ですが条件として出されるスーザン。
この時点で実際に別居する話も出てたのでマイケルとの仲が若干不安定だったのは事実でしょうが、マイケルの承諾を
得ずにウォルトも連れて行く事に、よりによって勝手に承諾するスーザン、まぁスーザン曰く無職のマイケルもアレですが。
で、マイケルは定期的にスーザンへ連絡してたようですが、久々に連絡を取ってみると何故か電話の向こうから男の声が、
よく聞くと雇い先のブライアンという男と付き合ってるとの事、その直後車に跳ねられて足を骨折?するマイケル。
流石にスーザンも見舞いにはきたものの、二ヶ月も連絡が無かった事でようやく気付いたそうなので、つまり二ヶ月間も
マイケルから連絡が無かったのに、二ヶ月経過してようやくマイケルの事を気にしたと。
そしてただ見舞いに来ただけでなくナニを言うかと思えば「ブライアンと結婚するの」バカにしてんのかお前。
ウォルトを養子にする、というので「ウォルトの為」を想っての行動なのは分かるものの、その後の描写はウォルトを
巡ってのマイケルとの審理に文句を言いまくったり、ウォルトが話しかけてるのにスーザンもブライアンも話を聞かず、
病気でスーザンが死亡した後に判明した事実でブライアンは「スーザンと結婚したかったからウォルトを養子に貰った」
というありえないカミングアウト、まぁウォルトを放置して逃げず、ちゃんとマイケルとウォルト用の往復チケット、
犬のビンセントを渡したりと最低限の事だけはしてましたけど、コレは酷いとかそういうレベルじゃないですよね。
つまりアレじゃないですか、スーザンが働く条件として「子供も連れてくる事」が入ってたのは、ブライアンは雇い先の
人物なので、既にこの時点で…言葉は悪いですけどスーザンを狙ってたという事ですよね。
ソレにノコノコ付いて行ってブライアンと結婚し、ウォルトの耳にも入ってるのにマイケルの文句を言うと、酷すぎる。
で、約9年ぶりぐらいでしょうか、久々に再会したウォルトを連れてアメリカへ帰ろうとした時に今回の事故に遭遇したと。
マイケルはまぁ…ひたすら運が悪いですよね、ある意味メインの登場人物で一番運が悪いですよね。
 マイケル
そしてそんなマイケルは当然ウォルトの事になると、多少感情的になりすぎるきらいがあり、ロックに飛び掛かったり、
「今度息子に近付いたら…殺す」などと危険な言葉も口走るものの…流石にコレはちょっとマイケルも言いすぎですが、
やっぱりウォルトに対しては真面目に考えてますよね、「絶対にイヤだ…ここで子供時代を過ごさせるなんて…」と、
ある意味当然の事ですがマジに考えて、島を脱出する為にイカダを作り始めたりと、一番運が悪いのがマイケルで、
一番この島を出たがってるのも現状判明してる限りだとマイケルですよね、他の人物よりかなり積極的に動いてますし。
でまぁ、基本的にマイケルは他の人物と違い、回想時の描写に力が入っていたので通常描写は然して目立った感想も
無いんですが、ウォルトの「絵が好きなんだ」という言葉を聞いて嬉しそうに遠近法や自分の経験を語ってるシーンは
微笑ましかったかなーと、あんまりウォルトはマジになって聞いてなかったので可哀想でしたが、約9年間も離れていた
息子が、自分の好きな絵に関する興味を持ってくれてるのはめちゃめちゃ嬉しいやろうなと。
で、回想時にスーザンの遺品として受け取った、自分がウォルトに送っていた絵を最後に見せてましたけど、看護婦に
言われたようにマジで日焼けしたペンギンの絵を描いて送ってたのには吹きました、意外にツボを心得てるなと。
ウォルトが言うには、どうやらスーザンはマイケルから送られてきていた絵の数々を見せてなかったようですが、
捨ててなかった事から「いつか見せるつもりだったんじゃないか?」と言ってましたけど…まぁ、確かに捨ててないので
その考えもありえますが、スーザンなだけに微妙ですよね、結局スーザンの気持ちが見えないんですよね。
子供を産むぐらいですからウォルトが産まれた直後ぐらいまでは間違いなくマイケルの事を愛してたでしょうけど、
名前の語呂の問題で結婚しなかったり、マイケルに無断でウォルトを連れて遠方へ行く事を決めてブライアンと付き合い、
あまつさえ結婚までして審理中のマイケルへひたすら文句、冷静に考えるまでもなくマイケルへの感情が、好きなのは
好きでしょうけど、どう想ってたのかがあまりにも見えなかったなーと、ブライアンがフザけすぎなのは分かるんですが。
ところでこのブライアン、シャノンが付き合ってた男もブライアンですけど…まぁ関係無いですか。
 マイケル と サン
心労が目に見えて分かるマイケルにサンが話しかけてたので、久々にマイケルとサンの絡みが見れると期待したものの、
結局絡んだのは序盤のみで以降はサンの出番自体無かったので非常に残念でした、この二人のペアが好きなだけに。
で、スーザンがアレだっただけに余計この二人が気になるんですが…マイケル的には間違いなくサンが好きですよね。
異性として…まぁ異性として好きのレベルに来てるでしょうか、最初話しかけた時はジンの横槍があったものの無視され、
間違って着替え中のサンに出くわしてしまったものの、それでも山へ行く際に言葉の通じないサンにウォルトを預けたり、
ジンからの攻撃の際は流石に辟易してたようですが自分にだけ英語が使える事を教えてくれたのは嬉しかったでしょうし、
マイケルにしか英語の事は教えてないので当然なものの、シャノンのぜん息の時もサンが自分を頼ってきてくれて
嬉しかったでしょうし、ウォルトが洞窟に住む事を決めた際に何故かサンの方を見たりと、まぁ、やはり好きでしょうか。
下品な言い方ですが「狙ってる」というわけではなく、良い意味で気にはしてるだろうなーと。
ただサンの気持ちとしてはどうなんでしょうね、前回の発言から考えてもジンの事が今でも好きでしょうし、マイケルと
違ってサン側に「マイケルを好きと確定出来る描写」が無いので、今現在は既にケイトも英語の事を知ってるとはいえ、
「ジン以外で一番心を許せるのはマイケル」という感じでしょうか、好きかどうかは「友達として好き」のレベルで。
 ウォルト
サブタイが「運命の子」でブライアンに「あの子は普通じゃない!」でロックに「特別だ」と言われるだけあってか、
今回はスペイン語を読んだり、心で「ナイフが突き刺さる映像」を思い描き投げると、マジに木へナイフを刺し込んだり、
野鳥図鑑を見て「オーストラリアの鳥なんて覚えても仕方無いよ」と言ったらその鳥が早速死んだり、色々と、
良くも悪くも普通じゃない描写が目立ちましたよね、熊に襲われた時はてっきり成功させた投げナイフが生きてくるのかと
思いきやそうでもなかったので少々意外でしたが、今回はウォルト自身の描写が目立って良かったです。
またも行方不明になってしまったビンセントに関しては…確かにウォルトはビンセントを可愛がってるものの、今回の
マイケルの回想で「ビンセントは、元々はブライアンの飼ってた犬」と判明してしまったので、最悪死亡展開でしょうか。
 チャーリー と クレア
何故か洞窟から消えているクレアの鞄をチャーリーが探していると、どうやらケイトがビーチに移動させただけと判明。
けどコレはある意味問題ですよね、今回のチャーリーの言葉を聞く限りだと「洞窟にあった」わけじゃないですか。
それをケイトがビーチに運んだのは何故か?が問題ですよね、別に運ぶ必要が全く無いわけですし。
どころか、正直ケイトがビーチへ運んだせいでソーヤーがクレアの日記を回収する事になったわけなので、そもそも鞄を
運ぶ必要も無ければ、ソーヤーへ日記を回収させただけなので今回のケイトは余計な事しかしてなかったなと。
結果、チャーリーは日記を読もうかどうか散々迷うものの、一度は好奇心に打ち勝ち鞄の中へ日記を封印するのに成功。
しかし最終的には我慢出来ずに日記を読み、ソコには「チャーリーが好きになってきた、彼といると安心」と記載。
嬉しそうに読んでいると次のページには「また黒い岩が出てきた、逃げようとしても逃げられない」と書かれており、
ジャックやサイードにその旨を報告、最後は展開の関係上腹が膨れてるかどうかは判明しないクレアの帰還で終了。
とりあえず次回はクレアがどういう対応を見せるのかが気になります、王道展開で言えば喜ぶチャーリー相手に、クレアは
全く記憶が無かったり、或いは精神崩壊してる状態だったり、が基本だと思いますが…まぁ次回を期待で。
 ブーン
今回はトランプのエース各種が描かれた服を着てるブーン、八十四といいほんま服だけで笑えるブーンに乾杯です。
なんですか、ウェディング関係の仕事をしてるわけなので多少衣服にも普段から色々と、良い意味で情報を収集したり
斬新なデザインなりを気にかけてるとは思うんですが、妙な漢数字やトランプの服と、ブーンの服装センスはマジで神。
そして中盤、珍しく自分から話しかけてくるシャノンに冷たい反応を見せるという展開。
前回ブーン自身が言ってたように、どうやらマジでシャノンの事を…過食症の件を出していたので全く気にしてない、
というわけではないでしょうけど、妹という事すら気にしてないレベルの「他の人と同じく遭難者の一人」レベルの扱いに
なってたのが意外というか、むしろシャノンは正直好きじゃないので良い意味で面白い展開になってきたというか。
最後はロックに「聞こえる音が全てではない、それを早く学べ」と言われ、マイケルには「お前はロックの番犬か!?」
そう言われてましたけど、確かにロックを慕いすぎですよね、ちょっと従順になりすぎなので今後が危険な予感。
 マイケルのイカダ作り
イカダを作るというマイケルの考えに賛同したのは、今回の描写で確定してるだけだとシャノンのみでしょうか。
ブーンはシャノンにその事を言われた際に「いいよ、俺は」と拒否したので、やはりロックや地面の金属ハッチの事も
あって特に出たいというわけではないでしょうし、クレアが居ない今チャーリーも同様でしょうか。
むしろチャーリーに関してはクレアが帰ってきた状況でも、最低でもイーサンを殴らないと気がすまないので否定派?
最初は島の脱出に拘っていたサイードも今は島の謎を解明する方に力を入れてるので賛成する程ではないでしょうし、
賛成か否定かは別にジャックは基本的に忙しいので…てかそもそも洞窟に来てるメンツは恐らく賛成程ではない。
となるとイカダ作りに賛成なのは、可能性で考えれば、ケイトとシャノン、この二人のみという事でしょうか。
 次回以降の展開
そんな展開予想なんて偉そうなモノではないですけど、ダニエルは「黒い岩から戻ってきて〜」と言ってたので、
恐らくクレアがその黒い岩から戻ってきた事を考えると、次の展開としては広がっていく病気でしょうか。
ちなみにダニエルに関してはアレですよね、声が聞こえるとは言ったものの「島には誰も居ない」と言ってたので、
少なくともダニエル達はイーサンに会っていない or 16年前にはまだイーサン達は居なかった?
 個人エピソードについて
まだ回想が語られてないのはハーリーだけなわけですけど、ハーリーのエピソードはいつ描かれるんでしょうね。
順当に次回描かれるのかまだ先なのか…あ、それでジャックやケイトのように「二度目の回想」の可能性がある人物、
飛行機に乗る「直前ではない」「直前かどうか確定出来る要素が無い」事を考えると、今後二度目の回想に入る可能性が
あるのは、7年前のナディアとの事が語られただけのサイード、そもそもいつの事なのかが不透明だったソーヤー、
可能性としてはこの二人だけでしょうか、勿論やろうと思えばいくらでも過去のエピソードなんて作れるでしょうけども、
単純に「まだ描かれてない」のと「エピソード内でまだ謎が残されたまま」になってる事を考えると、この二人かなと。



LOST   S1 第15話 「守るべきもの」
今回はチャーリーのエピソード + 本編展開、どちらかというと本編がメインでチャーリーのは行動面での補足的描写。
全体的に見るべき箇所が多かったんですが、ある意味今回で前半は終了という感じでしょうか、話数的には折り返しを
多少過ぎてるものの、まだ謎が多く脅威は残されてるものの、一応クレアが戻ってきてイーサンも消せたわけですし。
 チャーリーのエピソード 2
予想の範疇を出ないレベルという以前に、ルーシーが最後に言った「アンタは一生誰も守れない」というセリフ。
ジャックの父親も似たようなニュアンスの言葉を言って、それで考え込みすぎてしまい暴走気味になってた事を考えると、
単純に伝えるべき内容の垣根が似通いすぎてしまっていた、というのがまず残念でした、オチが読める良し悪しは別に。
他にも、前述のようにチャーリーの行動面での補足的な内容だったので、特に回想自体の面白みが然程無かった、コレも
厳しいというか「早く続きが見たい」と思わせてくれる程のモノではなかったので残念だったなーと。
最終的に金目のモノを盗んでしまったので全てが水泡に帰したとはいえ、ルーシーに惚れて真面目に働こうと思い必死に
頑張るチャーリーの姿や、ルーシーの父親が過去にやっていたバンド名が「宗教革命」だったりと、良い意味で色々と
楽しめたり笑える箇所もあっただけに、肝心の内容が平均点留まりだったのが惜しまれるトコロかなと。
 チャーリー と クレア
意識を取り戻したクレアはジャックの顔を見て「貴方誰よ!?」と叫び、全員の顔を見渡して「貴方達みんな誰よ!?」
どうやら記憶喪失になっているらしくてイーサンの事も全く覚えておらず、覚えているのは飛行機に乗ったトコまで。
流石に展開としては王道であまりにも予想通りだったので驚きは然程無いんですが、むしろ異常に驚いて「貴方誰よ!?」
と絶叫するクレアに驚かされました、クレアの視点で考えれば、目を覚ますと周りには知らない人ばかりだったわけなので
驚くのも無理は無いですが、そんな絶叫する程驚かんでもええがなと、むしろ驚きがデカすぎて笑ってまうレベルでした。
で、実際中がどうなってるかは別に、ジャックによると赤ちゃんは無事との事。
クレアが拉致られる回で、確か「あと一週間で〜」と言っており、前回の時点でクレアが拉致られて丁度一週間が経過。
となると次回、或いは次々回辺りでクレアの出産エピソードかと思うんですが…普通に産まれるのか、何かしらの要因で
中々産まれてこないという展開になるのか、どういう風になるのか楽しみです、王道だと病気持ちで出産でしょうか。
そんなクレアに色々と話しかけるチャーリー、「ようやく話し相手が出来た」と嬉しそうに言うと「あたし達友達?」
と返してくるクレア、その言葉にチャーリーは「あぁ…そう。友達だ」と、妙に哀愁漂う表情で返答。
コレはクレア的にも安心出来る状況ですよね、記憶が無いにも関わらず色々と話しかけてくれる男が居て、しかもその男は
記憶を無くす以前、徐々に好きになっていき「彼といると安心する」とまで日記に記した相手。
記憶が無くても相性というのはやっぱりあると思うので、記憶を無くした直後に再びチャーリーと巡り合えたクレアは
ホント良かったなーと、まだこの時点での感情は「クラスで最初に話しかけてくれた人」レベルの安心感でしょうけども。
その後、イーサンによるクレア奪還騒動があるものの、クレアには秘密にして色々と行動を起こすが、よりによって
シャノンがクレアにその件を暴露、事実を知り「自分は自分で守る」とクレアは発言しましたが…このシャノンの暴露は
実際どうなんでしょうね、結局クレアを囮にする作戦が功を奏したわけなので「結果オーライ」なのは間違いないですし、
いくら「クレアを差し出さなければ一人ずつ殺す」という笑えない内容のモノだとしても、当のクレア本人に隠して
裏でコソコソするのはアレなので、全員に話すならクレアにも話すのが筋だとは思いますが…それでも、やはりシャノンが
話した、という事もあって視聴者的にはあまり気分の良いモノではないですよね、またシャノンのヤツか、と。
そしてまさかの超展開、生け捕りにして情報を聞き出そうとするジャック達の計画を無視しイーサンを射殺するチャーリー。
でもまぁ話の論点が多少ズれますが、チャーリーは実際イーサンに文字通り殺されかけたわけですから因果応報でも
正当防衛の面でもイーサンを殺すのは問題が無いですし、「情報を引き出せただろ?クレアをどうする気だったのかとか」
そう言ってくるジャックに「本当にそんな事喋ると思うか?」という返答も正しいものなので…イーサンを射殺したのは、
少なくとも「間違ってはない」ですよね、生け捕りにしておいた方が色々と便利なのは確かですが。
イーサンを射殺したチャーリーを誰一人として非難しなかったのは良い感じでした…てか当たり前ですか、ジャックにだけ
答えたものの、マジにイーサンが情報を漏らすとは思えないですし、チャーリーにはイーサンを殺す権利がありますし。
最後は急にピーナッツバターの事を思い出し、チャーリーに「貴方を信じたい」と言うクレアで幕。
イーサンを射殺した事でクレアのチャーリーに対する感情が変わるかとも思いましたが、特にそんな事も無くて一安心。
 ジャック
保安官のスーツケースに入っている銃の件で「素人には銃を握らせない」とケイトに答えてましたが、イーサン討伐時に
銃を所持していたのは、ジャック、ケイト、サイード、ソーヤー、ロック、の五名で、ケイトは逃亡犯で使用の過去有り。
サイードは軍人で回想時にも使用、ソーヤーは詐欺師にも関わらず北極熊を撃ち殺したり保安官を銃撃したり、保安官に
トドメを入れた時は心臓を狙いながらも外すという腕の未熟さを見せたものの銃の扱いは素人にあらず。
ただ問題はジャックとロックですよね、サバイバルゲームのプロであるロックですから本物を使った事が無くても扱いには
長けてるはず、とジャックは踏んだんでしょうけど…まぁ、一応描写上は慣れた手つきだったので問題無いんでしょうか。
一方のジャックは医者で使用した過去は今現在一度も描かれてませんが、躊躇う事無く銃を所持した事を考えると、
何かしら銃の使用に関する過去があるという事なんでしょうか、ケイトに渡さなかったのは完全に信用したわけではない、
という理由でしょうけど、それなら無理に自分が使わずとも、予備として一本残しておいても良かったわけですし。
肝心のイーサン戦では銃を使わず飛び掛かり殴り合いで勝負、今回は前回と違いジャックの圧勝で幕を閉じたと。
で、いつの間にかジャックもロックの事を「ジョン」と呼んでましたけど、何故かその後一度だけ「ロックは〜」と
言っていたので…まぁ、単純に脚本上のミスでしょうか、恐らくはこの時点からジョンで統一するんでしょうし。
 ジン と サン
クレアが帰還したものの、英語が分からないので状況を飲み込めないジンは「彼女、大丈夫なのか?」とサンに問いかけ、
その言葉にサンは「大丈夫だと思うけど」と返答、一瞬の間を置いて「赤ん坊は?」と問うジンに、ジンとは別の意味で
一瞬間を置いて「きっと大丈夫よ」と強い表情で言葉を返すサン、そんなサンを意味ありげに見つめるジン。
この描写から考えて、何となくジャック達の英語をサンは理解出来てると薄々気付いてるという事でしょうか。
ジンにしてみても、マイケルがユーカリを持ってきてサンに渡してる場面に一度出くわしてるので確信はあるでしょうし。
チャーリーと洞窟へ戻る際、イーサンからボウガン状の何かで石を飛ばされ胸へ喰らい気を失ったシーンは正直微妙。
ただでさえ他の人物と絡まないジンなので、チャーリーを庇って石を喰らうとか、そういう見せ場が欲しかったかなと。
無言でハーリーに魚を渡したりと、妙に男らしい言動が目立つだけに「無言のカッコ良さ」を極めてほしいトコロ。
ただ、魚を採り終えて洞窟へ帰る最中のジンに「アンニョ!」とチャーリーが声をかけ、母国語で話しかけられたのが
嬉しかったのか「アンニョ」と返し少し笑ってるシーンは良い感じでした。
しかしそんな喜びも束の間、イーサンからの攻撃による傷の手当てをサンにしてもらいながら「奴らが何かしたから俺は
襲われたんだ」と文句を漏らしたのは頂けないなと、食料面では魚の供給を担当してるので打ち解けてるのかと思いきや、
やっぱり言葉の壁はまだまだ熱いんやなーと、そこでサンが通訳を買って出ればいいんでしょうが…まぁ、無理ですか。
 サイード
クレアが一人で帰ってきて記憶が無い事を「クレアを送り込んだのかも」と、イーサンの計画ではないかと懸念。
この辺りは実にサイードらしいというか、流石は軍人という感じで好印象でした、チャーリーの前でそういう話をするのは
いささか軽率な気もしますが、単純に可能性だけで考えればソレが一番有り得るので、流石サイードというか。
ただ逆に「銃を使うのは最後の手段だ、生かして捕らえたい」という発言は微妙というか、自身の回想時、ナディアを
逃がす為に多少距離のあった上官を「咄嗟に銃を上げ心臓を一撃で撃ち抜く」という驚異的な銃撃の腕前を見せたので、
いくら7年前の事とはいえそれだけの腕前なんですから、別に殺さずとも適当に足なりを撃って動けなくすればいいだけの
気がするので、サイードにしては間抜けな発言だったかなと、むしろ足撃ち抜いて動けなくした方が早く済みますし。
 ブーン
クレアを守る為の見張りを立てる事になり「俺も見張る」というブーンに、「…そうか」と一瞬迷う様子を見せるサイード。
まぁサイードからすればブーンに見張りをやらせるのは不安がありますよね、シャノンの件で自分に突っかかってきた、
その事を根に持つ性格ではないものの、実際ブーンはジョアンナを助けに行って逆に自分が溺れたり、水を盗んだり、
連日ロックに付いてジャングルへ猪を狩りに行ってるものの…実際は違うとはいえサイードはそう思い込んでるのに猪は
一匹も回収出来てなかったりと、単純に過去の行動を見ると不安要素が多いんですよね。
正義感が強いのは十分に分かるものの、残念ながらその行動力と結果が反比例してしまってるわけですし。
しかしそんなブーンを「頼りにしてるぞブーン」とロック、その言葉を聞いて嬉しそうにしてるブーンが和みました。
が、実際は見張り中に居眠りをしてしまい、翌朝になり物音がしてようやく目を覚ますという相変わらずの迂闊っぷり。
幸い物音の主は行方不明になったままのビンセントだったので事無きを得ましたが、ブーンの居眠りとは別件ながら、
その直後ビーチ側を見張っていたスコットが死体となって発見されるという厳しい展開に。
ところでビンセント、ウォルトとの再会シーンこそ無かったものの、終盤ウォルトと戯れてる姿があったので安心しました。
てっきりブライアン絡みの関係上死骸となって登場するのではないか、と懸念してただけに良かったなーと。
 ソーヤー
出番自体は大したものではなかったんですが、「あたしも行く」というケイトに「そばかすちゃんも来たいなら…懐かしの
保安官から、頂いたもんだ」とまだ所持していた銃を一丁取り出したり、イーサンに「おい待て山猿、動いたら死ぬぞ」
相変わらず出番は少なくとも言動の一つ一つが、笑うというよりも「にやり」とさせてくれるので今回もイイ味出してました。
ただまぁ、ソーヤーの性格を考えると、仮にイーサンを撃たなければならなくなったとしても、恐らく撃たないですよね。
以前保安官を殺し損ねた事が間違いなくトラウマ…とまではいかなくても迷わせる要因になるでしょうし、保安官を
殺せなかった事実とは関係無く「やりたくてやったわけじゃない!」と言ってたので、流石に人を殺したくはないでしょうし。
 ケイト
二度目のケイトのエピソード以降、特に感じるんですがエピソードによってケイトの印象が極端に変わりますよね。
変わるというか、「自分の事」と「今回のように殺伐とした状況」だと、言葉はアレですが一気に嫌な女になるなーと。
チャーリーが森でイーサンに遭遇し…確かに人を殺すとか物騒な事をイーサンは言ったものの、一番確実な自衛手段では
あるもののいきなり銃の使用をジャックに求めたり、ジャックがソーヤーへ銃の件で協力を要請しに行った時、
ジャックは「ソーヤーに話しかけに来た」のにケイトは「勝手に自分から側へ寄ってきて話を聞く」という、正直に言えば
ウザイ行動がやけに目立ったので、日常エピソード以外だとケイトは…ホント言葉が悪くて申し訳ないんですが、所詮
犯罪者というか、やけに人を殺したがってるとしか思えない言動が目立つなと思いました。
保安官の時は如実で、今回のイーサンにしたって銃の使用許可を求めるという事は、つまり究極殺すという事ですし。
まぁシャノンと違って通常時の健闘が良い意味で光ってますし、エヴァンジェリン・リリーが美人なので得してますよね。
 イーサンの不可思議な行動について
今回のイーサンは「え、なんで○○せーへんの?」という言動がやけに目立ちましたよね、らしくないとでもいうか。
まずジンを昏倒させてから登場し「チャーリー、彼女を返せ。お前が彼女を連れて来い」と、そう言いながらチャーリーの
前に姿を現すのは不気味さも相俟って実にイーサンらしいですし、クレアを連れてこなければ一人殺し、毎日一人ずつ
殺して最後にチャーリーを殺す、という脅しも実にらしい行動ではあったものの、何故か昏倒してるジンを人質代わりに
連れていかなかったり、森でクレアを発見した時は罠の可能性すら考えず、わき目もふらず一直線にクレアへ迫ったり、
極め付けが「チャーリーの前に姿を現したのに何故か直接クレアの元へは行かなかった」という点。
遠距離からジンを狙撃した事を考えると、あの時点でビーチに、ジャック、ケイト、サイード、ソーヤー、ロック、
戦闘面での主要メンバーが集結してたのは確認済みだったからこそ森の中でチャーリーの前に姿を見せたんでしょうに、
それなら何故、人数も少なければ洞窟で寝てる為に無防備なクレアを先に拉致りに行かなかったのか?
ただこの辺りの説明は「やたらボロボロな状態で登場した」事から一応裏付けが取れるんですよね。
「チャーリー、彼女を返せ」というセリフから考えると恐らく「クレアに逃げられた」のは間違いなく、やたらボロボロ、
コレに関しては以前チャーリーが「奴らの狙いは〜」と言ってたのでイーサンには仲間が存在し、クレアに逃げられたから
仲間にボコられた、つまり焦ってたのでクレアを発見した時に罠の可能性を考えなかった、という風にも取れるかなと。
ただ、そうなると森の中でジンを狙撃してチャーリーの前に姿を現すという冷静さの説明がつかないので…まぁ、色々と
考えれる要素はあるものの、結局チャーリーに射殺されてしまったので全ては謎になったわけなんですが。
しかしまぁ、イーサンは終始謎に包まれた人物でしたよね、何故クレアを拉致ったのかもそうですけど、妙にまわりくどい
行動や不可思議な行動が多かったりと、変な男やったなーと…というか、結局トランシーバーを破壊してサイードも
殴ったのはイーサンだったんでしょうか、その辺りの描写が一切無かったので別の人物という可能性も十分ありますが。



LOST   S1 第16話 「最期の言葉」
今回はソーヤーのエピソードのみで本編の進展は一切無し、ある意味イーサンの埋葬が本編展開とも考えられますが。
冒頭に流れる前回までのあらすじ紹介が「ジャックの二度目の回想、ソーヤーの手紙に関するケイトとのやりとり」という、
まさかジャックとソーヤーが密接に絡むとは思いもしない開幕だっただけに非常に期待が持てたんですが、実際は二人が
絡むというわけではなく、ソーヤーと「ジャックの父親」が絡む、だったのは少々残念だったかなと、ソーヤーの二度目の
回想自体は、確かに前回のチャーリー同様オチが読める展開だったものの、こちらは単純に内容が面白かったです。
 ソーヤーのエピソード 2
隣室で母親が父親に銃殺される音をリアルに聞いて、父親は自分の隠れてるベッドの上に座って自殺するという、
ちょっとシャレにならない子供時代が早速描かれてましたけど、コレはキツイですよね、というより親父に余裕が無さすぎ。
次に描かれたのは既に詐欺師になり、時系列的に考えてジェシカの家族への詐欺行為を中断して以降でしょうか、
フィップスという男が、ソーヤーの家族をめちゃめちゃにした「フランク・ダゲッド」という男を発見したと報告。
昔はフランク・ソーヤーを名乗っていたと…で、前回の回想で「俺はソーヤーになった…」と言ってましたが、この際
フィップスが「お前さんが自分に付けた名前だ」と言っていたので、つまり詐欺師になってからソーヤーを名乗り始めた?
その後フランクに会うも銃を持つ手が震え、いきなり射殺する事もなく一先ず退散する事に。
バーで浴びるように酒を飲んでいたら「サイフを忘れたから」という理由で遠回しにたかってくるジャックの父親と遭遇。
しかしこれはほんま、ジャックの父親は悪い意味で相変わらずですよね、医師免許をジャックにより剥奪された事を、
「だが私の中にあるのは感謝だ…それに誇り…息子が私にした事は、私の為にした事は、もの凄く勇気のいる事だ」
そう語ってましたけど、当然ながらこういう事はジャック本人に言わなければ意味が無いですし、そもそも父親が酒に酔い
患者の動脈を切って死亡…つまり殺人を犯した事を自身は隠そうとしてて、ソレをジャックが白日の下に晒した、つまり
犯罪を明らかにしただけなのに「私の為にした事は」とか都合のイイ解釈を勝手にしたりと、流石に呆れました。
それで、何故本音を伝えないのかというソーヤーの問いには「それは私が弱いからだ」とかまた、たわけた発言が炸裂。
ジャックがソーヤーにも言ってましたが、全て「運が悪かった」とか「私が弱いから」とか、そういうのを理由にしてる時点で
確かに最低ですよね、逆に「自分が最低」という事を分かっていながらそういう事を言ってるのなら更に最悪ですし。
そして自分の話を終えた父親はソーヤーに「ここでの仕事が終われば君の傷は癒えるか?」と質問し、よりによって、
「私のようになりたくなければ、やるしかない」とか余計な助言、その言葉で決意したのか再びフランクの元へ向かう事に。
今度は躊躇う事無く「ソーヤー!」と呼びかけて胸へ銃撃、側へ近寄り「手紙を読んでやる」と言い手紙を読み始めるも、
実はフィップスにハメられただけと判明し、フランクは「いつか報いがくる…」とソーヤーに言い残し死亡。
結局、ソーヤーは偽の情報に踊らされて自分には無関係な男を一人殺してしまうというシャレにならない事態を生んだ
わけですが…これはもぅマジにジャックの父親は最悪ですよね、父親が余計な後押しをしなければ、ソーヤーの性格を
考えればフランクを殺す事は出来ずにアメリカへ帰ったでしょうに、背中を押したせいでソーヤーは単なる人殺しに。
ただ今回の回想で気になったのは「何故フィップスがソーヤーへ偽のソーヤー情報を提供したのか?」ですよね。
フランクはフィップスに金を借りてたらしく、返すつもりだったとは言ってたものの恐らく期限を過ぎてたからこそ、
ソーヤーへ偽情報を提供して始末してもらおうと思ったんでしょうけど、なら何故ソーヤーに頼んだのか?が問題に。
何か余計な事をしたらしく、再びソーヤーの前に姿を現すと殺すとまで宣言されてたフィップス、しかしフィップス曰く、
「お前に人殺しは出来ない」なので「自分が殺される事は無い」という確信があったからこそソーヤーにフランクの殺しを
偽情報という形で持ってきたんでしょうけど、「人殺しは出来ない」と思ってるなら、いくら自分の家族の仇とはいえ
ソーヤーが殺すかどうかは分かりませんし、仮に殺したとしたら今度は偽情報をもたらしたフィップス自身が間違いなく
殺される事になるので、単純に危険度を考えればフィップスの行動は腑に落ちない面が多すぎるかな、と。
まぁその辺りは展開的な理由もあるでしょうから置いておくとして、つまりアレですよね、ソーヤーは医師免許を剥奪されて
オーストラリアでサイフを無くし酒を飲んでるジャックの父親に会ったわけですから、今からフィップスを殺す為なり、
単純に母国へ帰る為なりでアメリカへ戻ろうとして飛行機に乗り今回の事故に遭遇、という流れで恐らく確定でしょうか。
 ソーヤーの本名
ソーヤーの本名に関してなんですけど、母親が銃殺される直前、ソーヤーをベッドの下に隠した際にも名前は一度も
呼ばなかったので断定は出来ないんですが、実際はフィップスにハメられたのでフランクが憎むべき男だったわけでは
ないものの、そうとは知らないソーヤーは「ジェームズ」と名乗ったので、ジェームズが本名でほぼ確定でしょうか。
自分の家族をめちゃめちゃにした男へ復讐するわけなので、この場面で偽名を名乗るというのも変な話ですし、手紙を
書いていつか渡すつもりだった事を考えると、自分の名前と家族の事を教えてから殺害、という手順のつもりでしょうし。
 ソーヤー
両親が死んだ日の事を夢に見て目覚めると、まさかの猪がテントの中でブヒブヒしてる場面に遭遇、テントごと盗むという
大胆な猪を追いかけて森の中へ入ると「いつか報いがくる」という声が周囲に木霊する不可思議な状況に直面。
結果的にこの言葉はフランクの最期の言葉だったわけですが、この「いつか報いがくる」という言葉、この言葉の直後に
今回のサブタイ「最期の言葉」が表示されたので、正直まさかとは思うもののソーヤーが死ぬのでは?と危惧しました。
この「森で聞こえる声」に関してはS1終盤で恐らく明かされるとは思うんですが、それよりも「何故猪に狙われるのか?」
テントを盗まれるだけでなく、テントを回収しに行った時も襲われたり、ケイトと一緒に野宿したのに何故かソーヤーの
荷物だけ荒らされて荷物の中にションベンまでされるという露骨に個人攻撃を受けてるソーヤー。
ケイトは「コロンの匂いじゃないの?」と言ってましたけど…まぁ、可能性で考えると正直ソレしかないですよね。
一方、猪に向かって銃を構えるも撃たなかった理由は「直前にその猪の赤ちゃんを見たから」が妥当でしょうか。
目の前の猪を射殺するという事は、つまり自身の親が死んだのと同様の気持ちを赤ちゃんの猪にも与える事になると。
最初はてっきり「フランクをソーヤーと間違えて射殺したので銃を撃てなくなった」のかとも思ったんですが、それなら
北極熊を躊躇う事無く射殺したり保安官を銃撃した理由が説明出来ないので、まぁ「赤ちゃんを見たから」が妥当かなと。
あ、それでふと思ったんですけど、保安官の心臓を狙ったのは、つまりフランクの心臓を撃ってすぐに死んだから、
恐らく理由はコレですよね、結局即死にはなりませんけど、そういう理由でもない限りは心臓を撃たないでしょうし。
ジャックに銃を返したのは単純に撃ちたくないからでしょうか、何となくソーヤーは持ってた方がイイ気もしますが。
で、「だからレッド・ソックスは勝てない」というジャックの言葉と、後続の言葉で以前オーストラリアの酒場で会った医者が
ジャックの父親だったと確信するも、ジャックにはその事を告げずにビーチへと戻るソーヤーで幕。
 ソーヤー と ケイト
ソーヤー考案の「経験当てゲーム」なんですけども、コレはどちらが言おうが「YESなら飲む」「NOなら飲まない」
という解釈でいいんですよね、例えばソーヤーが「息した事ある」と言えばソーヤーもケイトも飲む、と。
質問する側もYSEなら飲むというのが面白いところですが、このゲームで「確定した事実」の「NO」はお互い以下の通り。
・ソーヤー = 男にキスした事は無い、結婚した事は無い。
・ケイト = ディズニーランドに行った事が無い、ピンクの服を着た事が無い、選挙に行った事が無い、一夜限りの情事。
逆に「YES」で「確定した事実」はお互い以下の通り。
・ソーヤー = ディズニーランドに行った事がある、選挙に行った事がある、一夜限りの情事がある、人を殺した事がある。
・ケイト = 男にキスした事がある、結婚した事がある、人を殺した事がある。
カメラの映像の関係で「ソーヤーは飲んでるけどケイトが飲んでるかどうか分からない」といった具合に、片方はちゃんと
飲んでるものの片方が飲んでるかどうか不明、という描写が多かったですけど、最後の「人を殺した事がある」という
ソーヤーの言葉で二人共飲み「ようやく共通点が見つかったな…」ソーヤーはそう発言したので、一応上記の通りで
確定なんじゃないかなと、最初の「大学へ行った事は無い」は例題なので流石に除外して考えてるでしょうし。
で、となるとソーヤーの「選挙に行った事がある」というのが何よりも意外ですよね、何気に真面目な性格が窺えて、
逆にケイトの「選挙に行った事が無い」「一夜限りの情事は無い」も意外、前者は普通に意外で、後者は失礼ながら
シャノンのぜん息の薬の為とはいえソーヤーに接吻したり、銀行強盗の際に組んだ男とも簡単に接吻して、にも関わらず
その直後に足を銃撃したり関係無い仲間も銃撃するという冷酷さを見せただけに、女の武器は最大限使うタイプなのかと。
でまぁ、この「経験当てゲーム」は面白かったんですけど、相変わらず今回もケイトは酷い描写が目立ちましたよね。
猪と決着を付ける為にジャングルへ赴くソーヤーを数時間尾行したり、赤ちゃんの猪を囮にして親をおびき出そうとする
様子を見てソーヤーの足を蹴り猪を逃がし「最低、勝手に帰るわ」と発言したかと思いきや、結局姿を隠しただけで
ソーヤーが猪をマジに撃つのかどうか最後まで見てたりと、自分勝手という意味での身勝手さが目立ったなと。
特に赤ちゃんの猪を囮にして、に関しては、前述のように飛行機の玩具を回収する為に銀行強盗の仲間を利用して、
結局予定に無い行動を取ったヤツが居る、というだけで関係無い仲間まで銃撃したケイトに言う資格があるのかと。
どうもここ最近ケイトの株が下がる一方です、ジャックと普通に絡んでる時以外は全てマイナス要素が強すぎる印象。
 サイード
今回は今まで殆ど絡まなかったチャーリーやハーリーと絡む、という新たな絡みを見せてくれたので面白かったです。
ソーヤーのテントが猪に盗まれてやたら嬉しそうにしてるシーンは良すぎ、そんなに嬉しいんかと。
イーサンを殺した事でPTSDになってるのではないか、とチャーリーの事を心配するハーリーに言われてチャーリーへ
話しかけてましたけど、射殺隊に志願した時の事を話し「つまり君はイーサンにした事を生涯忘れられないって事だ」
この言葉にチャーリーは「…どうしたらいい?」と聞き「君は一人じゃない。一人でためこむな」と助言して今回は終了。
結果的にチャーリーはクレアに話しかけてましたけど…ちょっとこのチャーリーとサイードの絡みは微妙だったかなと。
人を殺してしまった事に関する心のケアはジャックよりサイードの方が適任でしょうから、そういう意味ではハーリーの
選択は間違ってないんですけど、何と言うか…サイードにしては「的確な助言になってないな」という気がしました。
サイードの言葉の有無を問わずチャーリーはクレアと話して落ち着くようになるでしょうし…まぁ、今回は珍しい絡みが
沢山見れたので良しという感じでしょうか、「面白いからつい笑ってしまう」サイードの表情が見れたのでレアでしたし。
 チャーリー と クレア
チャーリーが夢に出てきた、とクレアは言ってましたけど、どうなんでしょうね、このまま記憶を失った間の出来事を
夢に見て徐々に色々と思い出していく展開になるんでしょうか、今イチ盛り上がりに欠ける気がしないでもないですが。
「散歩でもしない?」というクレアの誘いに「今はする事が…ごめん、また後でね」と、チャーリーにしては珍しく
素っ気無い態度で返事を返してましたけど、コレはイーサンを埋める必要があったので、誘いに乗れなかった、でしょうか。
最終的にはサイードの進言の影響…は微妙ですが「今から散歩どう?」とビーチのクレアに自分から話しかけてましたし。
 ハーリーの発言の謎
チャーリーを心配して「胸に四発もぶち込んだんだぜ、話聞いてやってよ」とサイードに言ってましたけど、イーサンの
討伐に参加しなかったハーリーが何故「胸に四発ぶち込んだ」事を知ってるんでしょうね。
当然誰かに聞いたから知ってるんでしょうけど、ソーヤーは平気でそういう事を言う性格なものの、洞窟に居るハーリーに
言う機会がそうそうあるとは思えませんし、そもそも聞かれたら言うものの自分から言いふらすタイプではないので除外。
ケイトとクレアは流石にそういう話をするタイプではなく、ロックもいちいち言わないうえにハーリーはロックを妙に
恐れてるので会話する機会があるとも思えないので除外、サイードも流石に言うようなタイプではないはず。
となると残るはジャックなんですが…プライバシーの問題とか「そんな事言うなよアホ」とかそういうのを抜きに、
消去法とか以前に、なんとなくジャックは言いそうですよね、マイケルやブーンのようにまだそこまで親しくはない相手に
言ったりはしないでしょうけど、帰ってきたチャーリーが異常に暗かったらハーリーは心配してまずジャックに何かしら
聞こうとするでしょうし、ジャックも相手がハーリーなら「口が滑る」というわけではなく普通に事実を教えそうですし。
というわけで、別に謎でも何でもないですけど「胸に四発ぶち込んだ」事を知ってるのはジャックに聞いたからかなと。



LOST   S1 第17話 「沈黙の陰」
今回はジンのエピソード + 本編展開、以前のがサンで今回のがジン、こういう風に二人居る場合は裏表というか、
サンから見たらこういう展開、ジンから見たらこういう展開、というそれぞれの描写が楽しめるので普通に面白かったです。
しかもまた、相変わらずこの二人のエピソードはレベルが高いというか、ちょっと内容が良すぎて素で震えました。
ジャックの回想以降、まだ描かれてないハーリー以外は既に二度目の回想に入ってるわけですけど、この二度目の回想、
単純に登場人物の選択がイイですよね、最初はジャックでしたけどまさか二度目の回想があるとは思ってないわけなので
普通に驚き、内容が内容なだけに「一度目で全てを描かなかった人物だけかな?」と思いきやいきなりチャーリー。
その次はまさかのソーヤーで、そして今回ジン、良い意味で予想外の順番に描いてくれますし、深いうえに重く、しかし
考えさせられるという点も含めて普通に完成度の高い二度目の回想群、間抜けな感想ですがホント面白いです。
まぁ、中には二度目の回想以降徐々に嫌われる要素の増えていってるケイトや、回想自体は無難にも関わらず本編内での
行動を注目して楽しめたチャーリーのような変わり種もありますが、二度目の回想は良いだけに最近冒頭が毎回楽しみ。
てか個人的にこの第17話、ホント個人的にはですがあまりにも神がかった完成度だと思いました、全てが良すぎる。
 ジンのエピソード
サンとの結婚を許してもらう為にサンの父親ペクと会話してましたが、この際に「私は漁村の出ですが」と発言、
だから魚を採るのが上手かったんですね、思いっきりビーチ際にも関わらず大量に採ってたので上手すぎな気もしますが。
そんなジンの夢は「レストランを開きホテルを持つ事」なので、これも、だから最初ウェイターをしてたんですね。
回想初っ端から様々な謎が解けていくだけにちょっと素で興奮してたんですが、サンとの結婚に関して「君の父親は
どう思ってる?」とペクに聞かれると「父は死にました」という、いきなり暗い事実をカミングアウト。
で、ペクに頑張る姿勢を見せる為に新婚旅行は半年後に先延ばし、その事をジンはサンに伝えてましたけど、やっぱり
女性としては新婚旅行は行きたいものなんでしょうか、個人的には二人一緒なら別に旅行へ行かず、それこそ普通に家で
のんびりしてるだけでも全然楽しめると思うので「そんなに行きたいのか?」と思ってしまうんですが。
そして結婚式場の控え室で一輪の花をサンの頭に挿すジン、たかが一輪の花にここまで意味を持たせれる展開に感服。
その後、ジンを自分付きの特別アシスタントに昇進させるペク、つまり結婚を許可したのはコレが目的ですよね。
自分の意のままに動かせるコマをもう一人増やす為にサンとの結婚を許可したと、ある意味サンが人質になりますし。
早速ペクの命令で長官に伝言を伝えると、お詫びの印としてジンに犬を渡しペクに届けるよう頼んでくる長官。
コレは、経緯はよく分からないものの、つまりこの犬がサンの友達としてジンが渡した犬という事ですよね、仮にジンが
マジでペクに「長官がお詫びに犬渡す言うてましたけど」と言っても、正直ペクは犬なんてどうでもいいでしょうから
ジンの好きにさせて、捨てるのもアレですし長官に返すのも長官の気持ちを無駄にするので、ならサンにプレゼント、と。
数日後、ジンの為にサンがご馳走を作り、二人でいざ食べようとしたその瞬間ペクからジンの携帯に電話が。
しかし「今日はもう働かない」とジンは笑顔で言い、電話を無視して食事を今度こそ始めようとすると今度は家の電話に。
項垂れつつも電話に出るとペクからで、ペクに会いに行くと、ペクの工場が閉鎖してるので「私の友人と一緒に行き、
伝言の方法を教わってこい」と言われ、その友人を長官宅へ運ぶ為に車で移動してると、後部座席に座ってる「友人」が
銃を取り出したのを見て自分が長官の元へ行き殴打し「明日工場を開け…俺でなきゃ死んでたぞ」と。
この時の血がサンの回想時にも描かれてた「帰ってきたジンが血だらけで洗面所に駆け込む」に繋がったわけですが、
実は洗面所からサンが出て行った後にも続きがあり、自分の血だらけの姿を鏡で見て涙を流すジン。
次に流れた回想では、実は生きている父親に会いに行き「すみません…許して下さい…父さんを恥じていました…」
そう言いながら涙を流すジン、死亡したとサンにまで嘘を吐いたのは…やはり大富豪の娘と漁師の息子だと世間的に
釣り合いが取れないと思ったから嘘を吐いた、でしょうか、サンにまで嘘を吐いたまま、というのが微妙にアレですが。
で、父親にサンの事を報告し、ここ最近会話が無いのは「真実を知れば、彼女は私ではなく父親を恨む」という理由。
後続で「今回もシドニーとL.Aの友人に時計を渡さなくては…」とジンが発言すると「では彼の下で働くのはそれを
最後にしろ。そのまま戻ってくるな、アメリカに残れ。夫婦の危機を救うんだ」と笑顔で父親が助言、ええ親父や…(´Д⊂
これでジンの回想は全て終了したわけですがまぁ…サンに対する優しさが全て仇になってしまってるものの、ソレをサンに
伝える事が出来ない、というのがひたすら可哀想ですよね、スーザンの身勝手な行動で不幸になったマイケルと違い、
サンの為に色々と頑張り…直接の原因はペクとはいえ、頑張ったのが全て裏目に出てサンを不幸にしてしまってる、
というのがホント可哀想やなーと、というかナニを今更という感じはするものの、ジンとサン、この二人のエピソードは
マジでレベルが高いですよね、あまりにも出来が良すぎでめちゃめちゃ感情移入出来ます。
あ、ちなみに「L.Aの友人に時計を〜」なので、だからこそ以前マイケルが時計を持っていた時に、流石にやりすぎでは
あるものの必要以上に暴行を加えたんですね、サンと幸せに暮らす為の時計でもありますし、逆にその時計を無くすと
ジン自身が非常に危険な状況になる可能性もあるわけなので、両方の理由でつい我を失ってしまったと。
 ジン と サン
ビーチで水着姿になってるサンを見て相変わらず「おま!」みたいな感じで服を着せるジンがもはや和みました。
「奴と何かあるのか?」とマイケルの事をジンが質問すると、一応は「下らない」と返してたものの、やっぱりジンの立場で
考えると「何かあったんやろうな」と勘ぐってしまいますよね、妙に二人で居る事が多いですし、今回に至っては、
客観的に見ればサンを助ける為にジンを止めてたのに何故かサンはマイケルを殴ったりと。
その後、イカダが燃えた際にジンは洞窟で火傷の手当てをしており「放火したの?」というサンの言葉には何も返さず、
「マイケルは私たちをこの島から出そうと…」という言葉に「マイケル?」と険しい表情で聞き返し走り去るジン。
この辺りは妙に笑えました、別に笑うトコではないんですが、マイケルの名前に反応する辺りが妙に笑えるなと。
そしてイカダの件がジンではないと判明しサンが洞窟へ戻ると、荷物を纏めてるジンに遭遇。
「海岸へ戻るつもり?」というサンの問いには無言を貫くも、英語で「別れる気だったのよ!逃げるつもりだったのに!
でも貴方を見て思い留まった…まだ愛されてると思ったから!」と叫ぶと静かにサンを見つめるジン…というか、確かに
サンの立場に立って考えなくても「自分は愛されてないんじゃ?」と、相手がジンみたいな性格だと危惧するでしょうけど、
ペクのせいで性格が豹変してしまったとしか思えないぐらい無口になったのに、どう考えても嫌々ペクからの仕事を
引き受けてるのは態度で分かるでしょうに、それでもペクの言う事を聞いてるのは最初にジンが言ったように「サンと
幸せに暮らす為」じゃないですか、それを…ホント仕方無いとは思うんですが、恐らくは既に忘れてしまい、
「まだ愛されてると思ったから」ジンの元へ戻る事にした、というサンの言い分はちょっと勝手ですよね、サン側の気持ちを
叫んでない分、サンにしては珍しく「サンらしさ」よりも「自分のエゴ」を優先させてしまってるなーと。
勿論、普段から色々と溜め込んでるサンだからこそ、こういう身勝手さを見せても、逆に良い評価へ繋がるんですが。
その後「昔に戻りたい」と韓国語で言うサン、少しの間を置いて「私たち…やり直せないの?」というサンの問いにも
何も答えないジン…そしてジンが父親と会話してる回想を挟み「もう遅い…手遅れなんだ」と言いサンに背を向けるジン。
最後は、ビーチに立ちジンの服を脱ぎ捨て、水着姿で足に水を感じながら微笑むサンで今回の二人は幕を閉じると。
コレは…サブタイ通りジンは無言を貫く事が多いので何故「手遅れなんだ」と言ったのかを「確定させる」事は少々
難しいですけども、生真面目な性格なのでまぁ…「二人の幸せの為とはいえペクの命令に従い汚い仕事をしすぎた」から、
そんな血に汚れた自分はサンに相応しくない、そう思い込んでしまってるという辺りが無難でしょうか。
逆に、サンに本当の事を言えなかったものの、英語の件を始めサンもジンに隠していた事が多すぎたので、そういう面でも
やはりもう無理なのかもしれない、と思った…でほぼ確定でしょうか、少なくともジンはサンを間違いなく好きでしょうが。
サンの気持ちは微妙なところですよね、最後の、ビーチでジンの服を脱ぎ捨てて笑顔で水を足に、だけで考えればもはや
ジンの事を諦めたとすら取れてしまいますが、嫌いなら、英語でとはいえ空港での事を叫んだりはしないでしょうから、
「ジンの事を好きだけど、ジンの気持ちが全く分からなくなってしまったのでどうすればいいか分からない」が今の気持ち?
 イカダを放火した犯人として捕まった際のジン
まぁ、もぅ酷いどころの騒ぎじゃないですよね、サイードによるソーヤーの拷問もエグかったですけど、今回はビーチの
人間全員が見てる前でマイケルが行った一方的な暴行なので、一対一とはいえ正直ただのリンチじゃないですか。
何か喋ってるジンを思いっきり殴り、起き上がり再び喋るジンをまたも殴るマイケル、三度起き上がりまた何か喋るジンを
殴ろうとするマイケルに「やめてぇぇぇ!手を出さないで!!」と英語で絶叫するサン。
遂にサンが英語を使える事実を…全員がビーチに居たのかどうか分かりませんが、居たと仮定すれば全員知る事に。
で、ジンが喋っていたのはイカダに関する事だったらしく「夫は…燃やしていません」と、ジンが見つけた時にはイカダは
既に燃えていて、ジンはその火を消そうとした時に火傷をした、そうサンが言うと「じゃ何故逃げた!?」とマイケル。
しかし相変わらず沈黙を貫くジン、てかむしろサンが英語を使ってる事に驚いてる風にすら見える表情。
そこへロックが登場し全員を説教、イーサン達の事を「奴ら」と呼称し「奴らがやった!」「仲間通し罵りあうより奴らを
警戒しろ!」と当然の事を言い再び森へと入って行き、サンは再び「夫は…火をつけていません」とマイケルに発言。
が、マイケルはサンを睨みながら謝罪もせずに立ち去り、他の面々も誰一人として謝罪せずビーチを後に。
 ジンを疑わなかった人物
結論から言えばジャックとロックの二人だけでしょうか、ウォルトが疑うという事は100%ありえませんが、ジンじゃない、
とまでは言わず…マイケルが殴り始めても言わなかったのでそこまでいくと疑ってるのと同じ結果になりますし。
ロックはウォルトがやったと確信を持ってたかは際どいものの、別の人物だとしても全員へ言ったように「奴ら」が
やったのだと思ってるでしょうし、そして今回は何よりもジャックが良い意味でジャックらしいリーダー描写でした。
イカダが燃えてるのを見て「旦那はどこに居る!?」とサンに詰め寄るマイケルに「落ち着けマイケル!ジンがやったとは
限らないだろ!」と言い「マジで言ってんのか!?」「でも今朝ビーチでケンカしてたし!」と言うソーヤーとチャーリーの
言葉にも「分からないだろ!ケンカしてたからって!」と発言。
この辺りは「無実のソーヤーを拷問した」のが間違いなく影響してますよね、証拠が無い以上疑う事は出来ない、と。
そしてソーヤーに連行されてきたジンをマイケルが殴ると「おい!」と止めに入ろうとしたりと、今回は非常に良好。
ちなみにこの際「待てよ、お前は関係無い」とソーヤーが言ったのは、確かにマイケルとジンの問題なのでジャックが
割り込むのはお門違いなので正しい発言とはいえ、サイードの「そう、二人の問題だ」という発言はあまりにも的外れ。
というよりもサイードらしくないですよね、言葉が通じない以上「二人の問題」と放置出来ませんし、現にジンは何故か
何もせず無抵抗のままマイケルに一方的に殴られてるので、少なくとも「二人の問題だ」とか言ってる場合じゃない。
つまり結局止めなかったものの、止めようとしたジャックとジンを疑わなかったロックだけが「謝罪するような事はしてない」
ソーヤーやサイードは間違いなく謝罪するべきですし、何も言わずに状況を見守ってただけのケイトなんかも当然同罪。
まぁ一番悪いのは放火犯で結局最後まで名乗り出なかったウォルトなんですが。
 ジン と マイケル
無実の罪でマイケルに殴られた翌朝、何も言わずにマイケルのイカダ作りを手伝うジン、ちょっとカッコ良すぎた。
その様子を見るマイケルに、単語のみながらも「ボート」と英語で話すジン。
流石にジンはまだ英語が分からないんでしょうか、サンが英語でジンに語りかけた時の顔があまりに神妙だったので、
てっきり「何となくくらいなら理解してるのかな?」とも思ったんですが、そうそう異国語は使えないかなと。
で…他のメンバーがジンに謝罪すらしなかったのはあまりにも論外ですけど、マイケルの場合は流石に別でしょうか。
以前ジンに殺されかけたわけなので、今回ボコボコにしたのもある意味「おあいこ」なわけですし。
それを分かってるからか、ジンもマイケルへ突っかからなかったので、この二人が今後どういう友情を見せるのかに期待。
 ジン と ハーリー
石を球代わりにしてゴルフするジンに「打つならウニにしてくんない?踏むと痛いから」と言うハーリーが笑えました。
「夫婦の問題に口出す気はないけどさ、あんたもっと…リラックスしたら?」と助言したのも良い感じですよね、
言葉が通じないので会話はそれだけだったものの、ジンに嫌われてると思い込んでたハーリーが、流石に魚の一件でか
自分からジンへ接触してたのが良い感じでした、特にジンやソーヤーのように、まだ色んな意味で孤立してる人物には
ハーリーみたいな人当たりのイイ人物が声をかけない事には中々馴染めないでしょうし、少しでも仲が良くなった、
そう感じたらすぐに話しかけに行くハーリーが「ハーリーらしい」良さを見せていたので良かったなと。
 ジンの沈黙の意味
サブタイにもなってるように今回のジンはやけに沈黙するシーンが多かったわけですけども、その意味を考えようかなと。
イカダの放火犯として吊るし上げられた際にサンが「夫は嘘を吐きません」と発言していて、確かに思い返してみれば
「何も言わない」事はあっても「嘘を吐いた」事は、記憶にある限りだと「父親が死んだ」という嘘のみなので…いや、
肉親の生死を偽るのはあまりにデカイですが、嘘を吐かないそうなのでソレを信じて考える事にします。
・「放火したの?」というサンの言葉に対する沈黙の意味。
コレは二通り考えられますよね、単純に「俺が放火したと思ってんのか!?」と驚いたから何も言えなかった。
実はウォルトが火を点けた瞬間を目撃してしまったものの、流石にそんな事言えないので黙ってた。
というか、仮に「違う」なり「ウォルトがやった」と言っても状況が状況なだけに誰も信じてくれないでしょうから、
そういう理由もあって何も言わなかった、という可能性がありますよね、無言を肯定と取るサンもちょっと酷いですが。
・「じゃ何故逃げた!?」というマイケルの言葉に対する沈黙の意味。
コレも前述同様、黙ってるという事は、つまりウォルトが火を点けたのを見てしまったから、という可能性が高いですよね。
特に父親であるマイケル本人からそう聞かれてしまったわけなので、まさか「お前の息子が犯人」とは言えないでしょうし。
・「海岸へ戻るつもり?」というサンの言葉に対する沈黙の意味。
正直ここで黙った理由に関してはちょっと分からないです、直前にサンが英語を使ったので少なからず秘密にされた事を
怒ってるという可能性や、荷物を纏めてるのを見れば分かるやろ、という状況証拠で言外に説明してる、ぐらいかなと。
・「私たち…もう戻れないの?」というサンの言葉に対する沈黙の意味。
父親との回想を挟んで答えてはいるものの、回想が流れるまで沈黙を貫いたので、コレは恐らく単純に迷った、ですよね。
ジンはサンの事を愛してるが、ペクとの事、この島へ来てからの事、色んな原因で自分が今でもサンに愛される資格が
あるかどうか考えた…つまり他の沈黙と違い「考えてたから答えなかった」が正解かなと。
 ジンがサンに怒鳴りつけてるのを見たみんなの反応
実際は怒鳴りつけてるわけではなく「服を着ろ」と言ってるわけですが、その様子を見てジャックは「また始まった」
そう発言して他のメンバーも特に何かしら動く様子を見せなかったので、恐らくは「いつもの癇癪が始まったか」とでも
思ってるんでしょうけど、注意を払うまでもなく、ジンがサンに何かしら怒鳴ってる風に見える時は常に「肌を露出してる時」
のみなので、いくらこの島が暑くて薄着をするのが普通だからとはいえ、誰かその事に気付いてもいいのになと思ったり。
逆に言えば、今はみんな協力してるものの、基本的にそこまで他人の事を真剣に見たり考えたりしてるわけではない、
という風に考える事も出来るので、ある意味あまりにもリアルな人間同士の繋がりを描いてるわけなんですが。
 イカダに乗れるメンバー
マイケルが作ってるイカダに乗れるのは四人で、当然マイケルとウォルトは確定済み、三人目は必要だった帆綱を
ソーヤーが持ってたから取り引きで交換したソーヤーが乗る事が既に確定済みで空席はあと一つ。
結局イカダは燃えたものの、実際乗るとしたら誰が四人目だったんでしょうね、ケンカになるのは目に見えてますが。
でもまぁ、マイケルは数に入れてなかったようですけど、ビンセントは結構デカいので普通にビンセントでしょうか。
 サイード と ブーン
「君の妹さんと、友達以上の関係になるかもしれない」と律儀にもブーンに報告するサイード、ちょっと根性ありすぎ。
しかし前と違い激昂せず、サイードに「妹の好みにあっただけで、望みのモノが手に入ったら興味は次の男に移るが、
そうなっても俺を恨むなよ」と助言…今のブーンの状況から考えると助言とも取れる言葉をサイードに言うブーン。
ブーン的にはどうなんでしょうね、仮にマジでシャノンがサイードに惚れたとしても、やっぱりもはやどうでもいい?
 サイード と シャノン
「君のテントを張る為なら…他の友達を探せ」ブーンに言われた事が気になったのかシャノンにそう言うサイード。
その言葉に「…ブーンに何か吹き込まれた?」と返してましたけど、まずコレがシャノンは問題ですよね。
事実ブーンの言葉が原因でサイードは冷たい態度を見せたものの、ブーンが何か言う = シャノンに非が、じゃないですか。
にも関わらず自分の欠点等を認めずまずブーンのせいにする、というのが悪い意味で相変わらずやなと。
で、しかも最後は焚き火を見てるサイードにいきなり接吻し「みんな人生をやり直してるわ…私もそうする」と、モロに
ロックの受け売りをさも自分の発言であるかのように言う辺りほんま…個人的にシャノンが好きじゃないというのも
多分に影響してるとは思うんですが、ちょっとシャノン普通に最低ですよね。
てかこの「やり直す」は「ブーンを騙して金をせしめた」事実を、もぅそういう事はせず真面目に生きる、という意味で
言ってるんでしょうか、もしそうなら、正直サイードよりもまずブーンに謝罪して、それからサイードと付き合うのが、
「人生をやり直す」の正しい意味だと思うので…まぁ、結局シャノンが嫌いなせいでこういう展開が気に入らないんですが。
んー、けどやっぱり個人的な趣味を抜きにしてもサイードとシャノンが付き合う展開は非常に不満があります。
これだけ色々と二度目の回想で他の登場人物は細かい謎が明かされてきてるので、もしかするとサイードはナディアが
死亡した事実を自分の目で確認したり何なりで「ナディアは既に死んでる」と理解してしまってるのかもしれませんが、
それでもナディアを逃がす為に上官を射殺して、7年間もナディアを想い続けて今現在もナディアの写真を持つぐらい
ナディアの事をもはや精神的に愛してるのに、然して細かい描写があったわけでもなく、ただフランス語を二回解読した、
というだけのシャノンに、こんなにも早くうつつを抜かすのが普通に納得出来ないなーと。
一方シャノン側も、あれだけブーンに酷い事をしておいて未だに謝罪展開が無いので、つまり自分が色々とやりたい事を
好き勝手にやってきたくせに、何一つ謝らずこの島で真面目に人生をやり直そうとしてるわけなので、ナメんな、と。
 ロックの謎
「本当に彼を好きなら…お兄さんは関係ない。みんなこの島で新しい人生を始めてるんだ、君もそうしたらどうだ?」
シャノンへのアドバイスは確かに的確ですが、相変わらずロックの行動理念が全く読めませんよね。
「君の気を惹こうとしてる」というセリフは、妙にシャノンの事を大事にしてるセリフから「ブーンはシャノンが好き」
と判断出来るでしょうけど、シャノンが死んだ幻を見て「ホっとした」という発言をブーンがした事から考えて、既に
ブーンにとってシャノンはあまり気に留める必要の無い相手と理解してるはずなのに、わざわざ「君の気を惹こうとしてる」
と言ったり、サイードを敵に回したくないという発言をしてまでブーンを買ってるのに、何故か今現在はシャノンをあまり
好ましく思ってないブーンに、よりによってその妹の彼氏候補にサイードを立てたりと、何が狙いなのかなーと。
 ロック と ウォルト
一人でバックギャモンをするウォルトに話しかけて、久々に対戦をする二人、懐かしい光景で普通に和みました。
そして流石に切り出し辛そうに「…ちょっと質問してもいいか?」とロックが言うと「いいよ」とウォルトは返答。
「…何故イカダに火を点けたんだ?」その言葉に固まるも、誰にも言わないというロックの言葉に多少の躊躇いを見せて、
「これ以上引っ越したくない…産まれてから引っ越しばっかりだし…ここが好きだし」と発言。
ロックもこの島が好きだと言ってましたが、永住する気かお前ら、ロックはいいかもしれませんがウォルト、危険思考に。
 ウォルトがイカダを放火した犯人だという伏線
イカダが燃え、様子を見に行くわけでもなくロックの顔がアップになったのと、サンにジンの事で詰め寄るマイケルを見て、
いきなりウォルトが燃えるイカダに近寄って今更のように消化活動を開始した、ちょっと自信薄ですがこの二点でしょうか。
ロックの方は、むしろアップになった事で「まさかロックが燃やした?」と受け取ってしまいますが、ロックと仲のイイ
人物がやった、と考える事も出来るので、冷静に見てみると確かにウォルトの可能性は最初から示唆されてたなと。
 ハーリー
ペクの命令でジンが長官宅へ伝言を伝えに行くと、長官の娘がTVを見ておりTVには「車に乗り込むハーリーっぽい男」
の姿が映し出されていて、ラストは聞いてたウォークマンが壊れて「なんだ…くそ」と呟くハーリーで幕を閉じたので、
流石に長官の娘が見てたTVや、このウォークマンの件から考えて次回は無難にハーリーのエピソードでしょうか。
二度目の回想に入って以降は、ケイトのエピソード以外全て練られていて面白いのでハーリーの回想も非常に楽しみ。



LOST   S1 第18話 「数字」
今回はハーリーのエピソード + 本編展開、現状で確定したのは「島に来る前からハーリーのみ本編に絡んでた」ですか。
これでようやく全員一度は主役が回ってきたわけなので、単純に次回以降どうなるのかも楽しみになってきました。
 ハーリーのエピソード
以前ジャックにも言っていた事ですが本名はヒューゴー、どうもヒューゴーというとストVのアレを思い出すんですが。
何気無くTVで放送されているメガ・ロト・ジャックハボットの当選番号発表、よく見ると自分の選んだ番号が見事に当選、
大金なので記者が色々集まってきて会見をする事になり、賞金の使い道として「おじいちゃんにまず休んでもらう」
と言い、母親には新しい家を買う、そう色々と語るハーリーの背後でいきなり倒れるおじいちゃん。
その後も、おじいちゃんが死去、その葬式で神父に雷が落ちる、弟の嫁はよりによって女と駆け落ち、母親に新居を買い
案内したら目隠しを取る瞬間に段差を踏み外し足を挫く、新居は二階からボヤ、麻薬の売人と間違われて警察に逮捕、
露骨に悪い事が…宝くじが当たった直後から続き始め「あの金は呪われてるのでは?」と思うも、会計士にくじの番号を
聞かれ「昔俺が…」と言おうとしたところで「呪われてたのは数字」という事に気付き、そこからは方々を駆けずり回り
色々聞く事になり判明した事実、サムが軍に居た頃に長波通信で「16年ぐらい前に数字の羅列を聞いた」らしく、
その数字が今回の当選番号、サムもその数字を使い幸運になれたが周りに不幸が巻き起こり自身の自殺で集結。
嘆くハーリーにサムの嫁は「運は自分のものよ、数字のせいにしてはダメ、悪いことが怒った言い訳を探してるだけよ」
そう言ってハーリーの回想は終わったわけですが…まぁ、やっぱり展開が展開なだけにまだ何かありそうですよね。
一応サムの住まいはオーストラリアなので、この後アメリカに帰ろうとして事故に遭遇で流れとしては確定でしょうか。
で、細かい描写が無かったのでよく分からないものの、ハーリーは箱の会社の大株主、つまりロックの会社の大元?
 ハーリー
個人行動は少なかったので感想はそれ程あるわけでもないんですが、罠を踏み頭上には槍が待ち構えてる状況。
ジャックやサイードは動くなと言うのに「意外にすばしっこんだ」と言い気合で回避したり、谷にかかった橋をいきなり
渡り出したりと、いくら自分の呪いが気になってるからとはいえ、今回のハーリーはチャーリーも言ってたように、
あまりにもらしくない描写が目立ちましたよね、呪いの数字なので仕方無いとはいえ、初めて余裕が無かったなーと。
 ハーリー と チャーリー
焚き火を囲みながら「飛行機が落ちたの…俺のせいかも」と呟くハーリーに「悩んでるのはお前だけかよ!」と言い、
自分がヘロインを吸ってた事を告白し「それもお前のせいか?」と言うチャーリーが良すぎました。
チャーリーの場合性格と、今回は妙にテンションが高かったので際どいところですが「ハーリーのせいじゃない」と言外に
言ってる辺りが良いなーと、特にクレアが拉致られて以降はクレア以外との絡みが少なかっただけに今回のは好印象。
で、チャーリーは自分の秘密を話したのでお前も話せよと、その言葉にハーリーは「アメリカに1億5千ドルの財産がある」
そう告白するも流石に信じないチャーリー、流石にそうそう鵜呑みには出来ませんよね、アホか、思いますし。
 ハーリー と ダニエル
「数字の意味を聞きに来た」と言うハーリーですが、ダニエルも数字の意味は知らず、船で数字の羅列を言うその無線を
傍受しただけと、ダニエルはその数字の意味を解読する為に仲間とこの島へ来たという事が今回判明。
黒い岩の近くに電波塔があるが、解読出来なかったので仲間の死後に件のSOSへと上書きし直したと。
この数字が呪われてて仲間に災いをもたらすと判明し「貴方が言う通り、それは呪われた数字ね」とダニエルが言うと、
「ありがとう…俺がおかしくないって言ってくれる人をどれだけ待ってたか…ほんとありがとう」と号泣。
二人の絡みは結構良かったんですけど、この場合どうなんでしょうね、ダニエル達は、恐らく船に乗っていた全員が
今回の数字を聞いて、サムやハーリーのように「使ってはない」ものの「解読しようとした」からお互いが不幸になった?
となると今現在のダニエルはどうなんでしょうね、解読を既に諦めたものの一応数字自体は保管しているも、既に電波塔の
発信は塗り替えたので、一応「呪いから解放されてる状態」なんでしょうか、ハーリーは現在進行形でしょうけども。
ところで今回最も良かったのは、サムの嫁が言ってたように「悪い事が起こった言い訳を探してた」というわけではなく、
実際マジに数字のせいで不幸が連続して起こっていた、というのが確定した、コレが今回一番良かったです。
つまり、少なくともハーリーの身の回りの不幸に関しては「運が悪いだけ」とかの、言わば夢オチでなかったので一安心。
 サイード
眠ってる間に地図がなくなり、ジャックがハーリーに盗ませたと判断してましたけど、ちょっと最近こういう…あまりにも
サイードらしくない迂闊な描写が目立ちますよね、ソーヤーを鼻から疑ったのは相性の問題もあるでしょうけども、
前回のジンの件もそうですし今回の「地図が無い = ジャックやな」という判断も、証拠が無いのに決め付けすぎやなーと。
展開上そうなってるだけかもしれませんが、やはり視聴者の視点で考えれば、シャノンにうつつを抜かし始めた辺りから
そういう迂闊な描写が目立ちだしただけに「やっぱシャノンのせいかよ」と思ってしまいますよね。
ダニエルのアジトで、以前自分が置いていったナディアの写真を見つけ懐に仕舞ってましたけど、シャノンとはもぅ別れろ。
 クレア と ロック
クレアに仕事を手伝ってもらうロック、ノコギリを動かすだけとはいえ妊婦に振動を与える仕事をさせる辺り色んな意味で
どうかと思いますが、今回のロックは記憶を取り戻すのに協力的だったり、実はクレアに手伝わせていたのは産まれ来る
赤ん坊の為の揺りかごで、丁度直前に「今日がクレアの誕生日」と知った事もあり「誕生日おめでとう」とプレゼント。
あまりにもカッコ良すぎたので震えるものがありましたが、逆に、やっぱり折角の誕生日なのでチャーリーとの絡みが
見たかったなと思ったり、クレアにも手伝わせたのに誕生日プレゼントとして揺りかごを渡すのは違うやろ、と思ったり。
 ジン と マイケル
ハーリーに何か言うジンに「なに言ってるか分かんないよ」とハーリー、むしろ解読でもしたら怖いものがありますが。
が、マイケルは「もっとキツく縛れって言ってるんだ…多分」と、何となくジンの言いたい事を理解しやや恥ずかしそうに。
この辺りは前回の今回で早速信頼という名の友情が芽生え始めていて良い感じですよね。
ちょっとくさい表現で恐縮ですが、いかにも敵対していた男同士の友情が徐々に育まれてきてお互いを認め合う、という。
かと思いきや、材木を縛っていたロープが解け「それ見たことか!?」と言わんばかりの勢いで激昂するジン。
しかし今度ばかりはマイケルも「なに怒ってんだよ!」と言葉の通じないジンを相手に口喧嘩を開始、お前ら面白すぎ。
けど結局仲直りしたのか、その晩は二人で一緒に見張りだか火の番だかをしていたりと、何気にこの二人のペアは良好。
 サン と ケイト
マイケルとジンの様子を見て「イカダが完成したら…あの人も一緒に乗って行くと思う?」とケイトに語りかけるサン。
「分からない…」ケイトはそう答えてましたけど、実際問題ジンは間違いなくサンを乗せますよね。
多くを語らないどころか、もはや何も語らないジンが悪いとも言えますけど、あまりにもジンの事を理解出来ていない
サンの描写が最近は目立つので、ジンが可哀想というか、こういう時は寡黙な性格の男はひたすら大変やなーと。
普段喋らない分どういう風に言えばいいのか分からないので、結局相手へ思ってる事を上手く伝えれず、何かしらの
理由で自分の気持ちが相手へ伝わったとしても、まず間違いなく「何故そう言ってくれなかったのか?」と、一方的に
男の方が糾弾されるだけなので…というかまぁ、ジンが放火したと思ってしまった時点でサンもちょっと悪いですが。
そんなジンが口を利いてくれないのは「私が恥をかかせたから」だと思ってるサン。
マイケルがジンとも仲良くなってきたので、ジンとサンの仲もS1終盤で修復されるでしょうけど、むしろ問題はケイト。
ただでさえケイトは二度目の回想からひたすら評価の下がる描写しか為されてないのに、今回は、答えようがないので
仕方無いもののサンの問いに「分からない…」と何のアドバイスにもならない返答をしたりと、薄い主人公というのは
どんな作品にも多々居ますが、これだけ薄いヒロインというのは初めてやなーと。
 個々のエピソード
今回ハーリーのエピソードも紹介されて、これでようやくレギュラー全員のエピソード紹介が終わったわけなので、
個人的に好きだったり完成度が高かったり、色んな面でのエピソードの良さを順位別に考えてみようかなと。
ジン > サン > ロック > マイケル > ソーヤー > ジャック > その他。
大体こんな感じです、ハーリーは本編に関係してるので若干判断し辛いですし、ブーンなんかも個別エピソードというより、
視点はブーンなものの内容はシャノンだったのでどっちつかずになってて評価が別れてしまったりと、で、二回目だと、
ソーヤー > ジャック > 超えられない壁 > チャーリー > 論外 > ケイト。
表現にやや問題が見受けられますが、大体こんな感じだったかなと、チャーリーのは本編展開の行動補足といった趣が
強かったのである意味個別の回想っぽくはなかったですし、ケイトに至っては話数のタイミングの問題も絡んでたりと。
 好きな登場人物
逆に好きな登場人物の順番でも書いてみようかと、結局エピソードの良さも影響してくるので似たような感じですが。
ソーヤー > ジン > サン > ジャック > チャーリー > ブーン > ハーリー > マイケル > その他 > シャノン。
今後の描写次第でケイトとロックの印象は良くも悪くも大幅に変わると思いますが、他のメンツはこの順番で、恐らく
余程の事が無い限りは変動しないかなと、イーサンやダニエルは良し悪し無しで、名前だけならイーサン好きですが。



LOST   S1 第19話 「啓示」
今回はロックのエピソード + ソーヤーの展開 + 本編展開、という構成、三者三様に良い感じで非常に楽しめました。
しかしアレですよね、またここでロックを持って来るというのが展開的に熱いですよね、序盤でもいきなり四話にロック、
という意外性が用意されてたものの、次にロックのエピソードが来るのは、それこそS1終了直前だと思うじゃないですか。
ソコで一気に島の謎が解き明かされていってそのままS1最終回へと雪崩れ込む、という感じで。
安易にそうせず、ここでいきなりロックを持って来たというのがイイ魅せ方をしてくれるなーと、逆に言えば展開面で
一気に盛り上がっただけに、次回中心として描かれる人物は「前の人が良すぎた」というプレッシャーを感じるんですが。
 ロックのエピソード 2
一度目の回想の時と違い、今回の回想だとまだ足は動き、箱の会社にも勤めておらずデパートか何かの玩具売り場を
担当しており、ただ単に一度目の回想と今は剃ってるだけでしょうけど、まだ髪の毛がちゃんとある状態のロック。
けどまぁコレもまた悲惨な内容でしたよね、ハメられたとはいえ、確かに看護婦の言うように「イイ事をした」のだけは
間違いないわけじゃないですか、曲がりなりにもロックが腎臓を提供したおかげで父親の命は助かったわけですから。
にも関わらず実際は母親を使いに出し、全ては父親の計画でロックから腎臓をタダで譲り受ける為の芝居だった、と。
病院で再会した母親が言うには、一応母親はマジにロックと会いたかったそうですけどコレは…正直、ロックにとっては
正にトラウマになる出来事ですよね、恐らく40年近く会ってなかったであろう両親と再会して、初見時だと母親は、
「あんたは特別な子よ、偉大な神の計画の一部よ」「あたし処女のまま産んだのよ」とか電波を飛ばしてたものの、
父親は人当たりが良くてロックを狩りに誘ってくれて、ロックも余程気に入ったらしく休日の度に父親の元を訪れる程に
楽しんでたのに、結局全てはタダで腎臓を貰う為の猿芝居だったと。
またエグイのが、仮に演技だとしてもあれだけ狩りや通常時の会話では仲が良かったんですから、普通にそのまま計画は
無かった事にして、腎臓だけ貰ってその後も親子として暮らせば良かったのに、腎臓だけ貰うとロックとは会いもしない。
まぁ…ホント可哀想の一言ですよね、ただまぁロックにとって全てがマイナスに働いたわけではなく、どうやら狩りだけは
普通に好きになったらしく、以降も狩りを楽しみに何年間も準備する程に仕事を頑張ったわけなので、ある意味この件も
全くの無駄ではなかったわけですよね、信頼を侮辱した父親は正直色んな意味でアレですけども。
 ロック と ブーン
0.5トンの衝撃を与えた際に…名称は忘れましたけどその装置が壊れ、木片が跳ねたらしく足を貫通するも痛みをまるで
感じず、その晩、試しに針で足を刺しても全く痛みを感じないロック、どうにもブチャラティを思い出す展開に乾杯。
そしてその晩、悪夢で「ハッチを開けるのを諦めるブーン」「プロペラ機の落下する光景」「血だらけのブーンがまるで
うわ言のようにぶつぶつ言う光景」を見るロック、その悪夢を見た直後、あまりに早朝にも関わらずブーンを起こし
プロペラ機を探しに行くロックもロックですが、スパっと起きて付いて行くブーンの適応力の高さも何気に凄いなーと。
しかし森を歩く最中、再び足が不自由になってくるロック、「ジャックに診てもらった方がいい」というブーンに、
島の力を信じさせる為か足の麻痺の事を話すロック…けど実際徐々に足が動かなくなってる以上一応診てもらえと。
で、マジにプロペラ機を発見して中にあるものの捜索をブーンに頼んでましたけど、自分の足が動き辛いからとはいえ、
こういう状況で自分が動こうとすらせずブーンに捜索を任す、という事は、少なくとも今現在の時点でロックはブーンを
余程信用してるという事になりますよね、ハッチの事を誰にも話さないぐらい妙なトコロで固執してるのに、そのロックが、
いくら一緒に作業してて、自分の足が再び不自由になりつつあるからとはいえブーンに任すというのは余程やなーと。
ただまぁ、木の枝に絡まってやたら足場の悪い位置にプロペラ機は存在してたので、そんな簡単に任すのも問題。
中にはナイジェリアの地図とパイロットのミイラ、そしてどうやらドラッグの運び屋だったらしくヘロインの山。
パイロット席のトランシーバーを触ると、数年前のモノにも関わらず生きてたので通信をするブーン、しかしその時
プロペラ機が落下、血だらけになったブーンを一人で連れて帰るロック…てかオッサン火事場の馬鹿力にも程がある。
そして当然ながら「崖から落ちた」とプロペラ機の事はジャックに報告しないロック。
最後は「望まれた事は全てやった!なのにコレは何の仕打ちだ!」とハッチを叩き続け絶叫するロックに呼応したのか、
ハッチの内部が光り出し、内部を見つめるロックというイイところで今回は終了。
今回は色々と本編が進みましたよね、光るハッチもそうですし、ブーンが遭難信号を出した事も…けど、確かにブーンは
プロペラ機の落下と引き換えに遭難信号を出しましたけど、まだ乗っていた旅客機の便番号しか言ってないので、
ある意味何も進展は無いようなものでしょうか、流石に墜落から一ヶ月も経過してるので向こうも分かってるでしょうし。
まぁ今回は、以前は「それを早く学べ」とか言われてたブーンがロックからの全面的信頼を得るまでに成長していたので、
単純に二人の絆が強固なモノになっていると判明して良かったです、シャノンには冷たいブーンもジャックには普通ですし。
 ソーヤー
サンに葉っぱを見せて「どっちだ?」と質問するソーヤー、頭痛が続くものの薬が効かないらしいと。
ソーヤーが、シャノンのぜん息をサンが治したと知ってるのかどうかは分かりませんが、こういう風に薬草関係でサンに
質問するというのが良い感じですよね、英語を使える事を全員が知る事になったのも含めて信頼されてきてるなーと。
しかしケイトが来た事で退散するも、流石にソーヤーが心配だからか頭痛の事をケイトに話すサン。
ジャックにソーヤーの頭痛の事でケイトが質問しに来た為、乗り気じゃない態度を見せていたものの、やはり一度自分から
診察に行くジャック、「光に敏感になってるか?」「焦げるような匂いは?」と質問、前者は分かりますけど、後者は
その症状が合った場合どういう病状だという事になるんでしょうね、ちょっと気になったので回答が欲しかったトコロ。
で、叔父…か伯父かは流石に判断出来ませんが、とりあえずおじが脳腫瘍で死んだらしく心配してるソーヤー。
イカダを作る音にも異常に敏感になってましたけど、だから前回もやけに苛立ってたんですね、ただ五月蝿いだけでなく。
その後ケイトに連れられてジャックの診察を受けるソーヤー、瞳孔の焦点を確認し性病に関する質問。
コレも、光や瞳孔の焦点を調べた事から視力の低下だとすぐに判断していたようですけど、性病の質問はどういう意味が
あったんでしょうね、ケイトにも聞かれて「医者の守秘義務」と答えていたのでただの好奇心の可能性もありますが。
結果、ソーヤーの頭痛の原因は医学用語でハイペロピアという単なる遠視と判明、ジャック曰く「ある程度歳を取ってから
読書等で目に負担をかけると発症する」そうで、事前にジャックも言ってたように、ソーヤーはココへ来てからほぼ常に
本を読んでるので発症したと、何気に読書家という一面が窺えて面白いエピソードでした。
眼鏡をソーヤーに差し出し、両方の視力が違うからかサイードに左右別々の組み合わせを作ってもらう事になりかけるも、
「くたびれたハリー・ポッターだね」とハーリーに揶揄される始末、個人的にも絶妙な例えでポカリ吹きました。
単純に言えば、やっぱりソーヤーは眼鏡をかけない方がカッコイイので、少なくとも個人的には眼鏡着用状態はあまり
好ましくない展開なんですが、今回は久々に色んな人が協力してたわけなんですよね。
サンの薬、サンがケイトに言った事でジャックに伝わる、ジャックが往診して病状を特定、サイードが眼鏡を作る。
ただでさえソーヤーはあまり他人と絡まないので今回は非常に良い感じでした、ただ強いて言えば、件の二度目の
エピソード以降ケイトをあまり好きになれなくなってきてるのと、結局ソーヤーに絡むのは毎回まずケイトが最初なので、
そろそろケイト以外の人物が行動した事でソーヤーが良い方向へ向かう、という展開も見てみたいなと思ったり。
 ジン と マイケル
簡単な韓国語を覚えたらしいマイケル、作中だと「早くしろ」「バカ」を理解してましたけど、まぁこれだけ一緒になって
作業してれば何となくは分かってきますか、言葉が通じない以上身振り手振りも入ってくるので、状況や表情と合わせて、
「あぁ、多分こういう事言うてんねやろな」と分かるでしょうし、ジンにしても英語は全世界共通で学生時代に習う…と
思うので、多少なら分かってきてるでしょうか、出来ればこの二人に、更にサンが絡んで仲良くしてるトコを見たいなと。
 ブーンの子守
「テレサ階段を上りテレサ階段から落ちる」ブーンが夢の中で言った言葉で、その意味は、どうやらテレサというのは
ブーンの子守だったらしく、6歳の時に何度もも呼びつけてたら階段から転げ落ちて足を折ったらしいという出来事。
これはどういう意味でロックの夢に登場したんでしょうね、ブーンが血だらけだったのは恐らく予知の一種でしょうけども。
単純に考えるなら、ロックの言う言葉や啓示が真実のモノであると証明する為に「ブーンの事を何か知る必要があった」
というところでしょうか、別にテレサの事でなくても、言い当てればブーンが信じてくれるので何でも良かった、と。
 ハッチのガラス
中身に関しては次回…はまだ怪しいですが、そろそろ明かされるでしょうからソレに期待するとして、冒頭で0.5トンの
衝撃をぶつけたにも関わらずヒビすら入らないという鬼の強度、個人的には中身よりむしろ材質が気になります。
実際0.5トンの衝撃に耐えるモノってあるんでしょうか、無知なので全く予想もつかないので申し訳ないんですけども。



LOST   S1 第20話 「約束」
今回はジャックのエピソード + ブーンとクレアの展開…てか幸せなクレアとは裏腹にブーンがこのタイミングで…(´Д⊂
ひたすら緊張感のある展開が続いたわけなので見てる方としても手に汗握るモノがあったんですが、よくよく考えると、
年齢的に手伝えないウォルトや行方を眩ましたロック、迂闊にもこのタイミングでランデブー中だったサイードとシャノン、
前述の人物以外は全員がブーンかクレア、どちらかの治療か出産の手伝いをしたんですよね。
しかもそれだけでなく、まだ二度目の回想を終えていない人物が居る中、まさかのジャック三度目の回想、コレも良好。
ただ強いて問題点を挙げるとすれば、状況的に考えてブーンが死ぬであろうという事、ソレが前回ラストの時点ではまだ
確信は持てなかったものの、今回クレアの陣痛が始まった時点である意味読めてしまうわけじゃないですか、本作は結構
シビアな展開が多いので二人共助かるわけがない→クレアの赤ん坊が産まれてクレアが育てるのは霊能力者が予言、
一方のブーン、言い方は悪いですけどレギュラーの登場人物で「誰か殺すとすれば」チャーリーかブーンなんですよね。
ムードメーカーのチャーリー、青年で展開的にも誰と組ませても良くて正義感が強く使い勝手のいいブーン。
流石に誰も死なずS1が終わるとは思ってませんでしたが、死ぬとすれば両者のどちらかだと思っていたのでその辺りが、
何となく予想が付いてしまうというのが残念だったかなーと、分かっていても緊張しますし、ブーンの死は残念ですが。
 ジャックのエピソード 3
結論から言えばジャックはサラと結婚しない顛末を迎えるのだとばかり思ってました、過去二度に渡り描かれてきた
ジャックの回想は、他の人物もそうですけど所謂BADエンドまっしぐらの展開だったじゃないですか、他の人物はまだ、
例えば前回のロックなら父親に裏切られたものの狩りを好きになったので収穫はあった、ソレに対してジャックは父親に
絡む全ての要素でマイナス面の結果しか残さずトラウマにまでなってたので、てっきり今回も婚約破棄かなーと。
あと強いて言えば、やはりマシュー・フォックスと言えば「サンフランシスコの空の下」で演じていた長男チャーリー、
カースティンとの結婚式当日に逃げ出して、何とか気持ちを落ち着けて結婚する気になったもののカースティンから破棄、
そういう展開があっただけに、同じ役者が同じ展開を、やっぱり同じ結果になるのかなーなどと思ってしまった側面も。
しかし結婚なので真剣になるというのはある意味当然ですが、相変わらずジャックは異常に真面目ですよね。
誓いの言葉をどうするかで迷っていると父親が翌日の式に出席する為に来てくれて、「俺には書けない」と言うと、
「お前は医者だ、作家じゃない」と励ましてくれるも、自分が理想の父親や夫になれなかったら、プロポーズしたのが
事故に遭ったサラを治療して助けたからだったとしたら、と悩み「この結婚は正しいのかな…」と。
そして結婚式当日、誓いの言葉を言う段階で「僕は諦める事が出来ない性格だし、失敗するのが怖かったのもある」
そう言い「僕は君を治してない…君が僕を治したんだ。愛してる、サラ…ずっと愛し続ける」という言葉で結婚の誓いを。
ココでジャックの回想は終わり、以前までに描かれた回想だとサラは未登場、正直ジャックの左手の薬指にも注目を
してたわけではないので結婚指輪の有無は確認してなかったんですが、可能性で言えば…やはり何かの原因で死去?
この時点では父親もジャックに対して随分友好的ですし、回想の時点では左腕をナマで描写してるシーンは無かったと
思うので確定ではないものの、見せてなかったという事は「刺青を入れたのは結婚後」でしょうから、サラとの誓いで
刺青を入れて、ソレか死亡が原因…かは分からないものの父親は酒を飲むようになりだした、とかが妥当でしょうか。
 ブーンの治療に関わる面々
本業が医者なだけあって基本的にジャックが治療を担当してましたけど、薬草を運んだりとかの簡単な手伝いではなく、
サンがジャックの助手的行動を本格的に行ってたのが凄いですよね、ジャックもケイトではなくサンに任せてましたし。
で、今までも当然ジャックは医者としての行動で色んな人を救ってきたわけですけども、今回が一番如実でしたよね。
何と言うか、映像的に「やっぱ医者は違うな」と納得出来るとでも言うか…単純に今回ジャックがブーンにした事だけでも、
肺虚脱を起こしてるので呼吸が出来るように胸に先端の尖ったモノを突き刺す、足の骨折を直す為に思いっきり引っ張る、
自分で輸血をする、右足が既に壊死してるので切断する判断を下す、足の切断は結局やらなかったものの、ブーンの
命を救う為の行動とはいえ、普通ならビビって出来ない事もスパっと出来るジャックはやっぱり医者やねんなーと。
とりあえずブーンに関する各者の行動は、ジャックが治療全般、サンが看護士的な役割全般、ケイトとジンが報告、
ソーヤーが治療に使うアルコールを無償提供、チャーリーが血液型の確認、マイケルがコンテナを用意、ハーリーが雑用。
大体こんな感じでしょうか、ある意味不自由になった足でブーンを運んできたロックも、元凶ではあるものの貢献と。
しかしナニを今更という感じですけど、今回のブーンに関する治療はジャックとサンが精神的に相当負担してますよね。
ジャックを休ませる為に一時的にサンが交代したり、足の骨折を直す為、サンがブーンの口に固い棒状の何かを銜えさせ、
暴れないように押さえつけてジャックが足を引っ張り骨折を完治させたり、血液型が完全に一致するわけではないものの
A-を発見出来なかったので心臓停止の可能性がある状態で輸血したり、サンが水を飲ませると吐血して、サンは直に
ブーンの内臓が破裂してしまってる事を実感、一方のジャックは足が死んでるので切断する決意をしたり、キツイなーと。
ただ逆に言えば、かなり精神的に張り詰めてたジャックと違って、何気にサンは冷静な行動が目立ちましたよね。
輸血用の針が無かったものの、ウニを取ってきて細い血管を刺す代わりにしたり、輸血に関しては十分やり終えたのに
まだ輸血を続けるジャックから針を引き抜いたり、実際内臓が破裂してるので仕方無いものの、最後の最後までブーンを
救おうとするジャックに「内臓の破裂です!もう助からないわ!諦めて下さいジャック!」と悲痛な叫びを上げたり、
結果的にブーンを助ける事が出来なかったのでダメージは大きいものの、サンは看護士として一気に成長しましたよね。
 ジャック と ブーン
遂にブーンがハッチやプロペラ機、ロックが「みんなには秘密にしろって…」と言ってた事をジャックに報告したので
次回以降の展開が楽しみですけども、ブーンが死んで一番ショックなのはある意味ジャックなんじゃないかなーと。
単純に「救えなかったから」というのは勿論あるでしょうけども、それ以上に、よくよく考えると飛行機が墜落して、
一話では人工呼吸中のブーンと会いペンを探してくれるよう頼み、以降もジョアンナの事で衝突したり、シャノンのぜん息で
助けたりと、良くも悪くも二人は色々と関わる面が多かっただけにショックだろうな、と。
ブーンの亡骸を見てシャノンは涙を流してましたが、実際問題ブーンの回想はあったものの、シャノン視点での回想は
まだ無く、今回サイードに言ったブーンに対する気持ちも「100%真実」かどうかは確定してないので、今回までの二人の
描写だけで判断すれば、言い方は悪いですがシャノンにとってブーンは「最も都合良く動かせる相手」であり、同時に、
流石に我侭を聞いてくれる相手でもあるので「文句を言いつつも一番頼りになる相手」でしょうけども、よくよく考えると、
現時点でサイードに気持ちが流れてて、ブーンと最も長い時間一緒に居たロックは現状かなり不審人物。
となると、シャノンやロックを除くと一番接点があったのはジャックなので、マジにショックやろうなーと。
最後の二人の会話も良い感じでした、切断しようとするジャックに「待って…」と、設備が無い以上は足を切っても
どうしようもない事を言外に告げ「俺を助けるって約束したの…守らなくていいよ…」と言い「死なせてくれ…」と一言。
その言葉に「…ごめんな…」と言い涙を流すジャック、またこの直前に「諦める事が出来ない性格だし」という結婚式の
誓いの言葉が流れただけに、心情的に視聴者は余計辛い気分でジャックの言葉を受けてしまうという神演出。
そして「シャノンに…伝えて…シャノンに…」という言葉を最期に絶命するブーン。
これは「自分が死んだ事を伝えてほしい」と、普通にそう受け取っていいんでしょうか、何か言おうとしたが言う前に
死んでしまったというわけではなく…というか、ロックのせいでシャノンに対する態度が冷たくなったブーンですけど、
最後の最後にシャノンの事を考えるという事は、やっぱり、それでもシャノンの事が好きやったんやなと…(´Д⊂
ただジャックの仕事はこれで終わったわけではなく、サイードと共に帰還したシャノンにブーンの死を告げるという仕事も。
 ジャックの言葉
「内臓の破裂です!もう助からないわ!諦めて下さいジャック!」というサンの言葉に「俺に無理だなんて言うな!!」
ジャックはそう激昂してましたけど、コレは別に深い意味があったわけではなく普通に激昂しただけ、なんでしょうか。
回想を挟んで錯乱してる時のロックが度々「私に無理だなんて言うな!」と言ってるだけに、最も謎の多い人物ロック、
主人公でリーダーとして頑張ってるジャック、言わば表裏一体の二人なだけに、言葉が一致したのは何かあるのかな、
そう勘ぐってしまうんですが…まぁ、ジャックは責任感が強すぎるので、ロックみたいに暴走はしないでしょうか。
 クレアの出産に関わる面々
ある意味ブーン以上に大変な状況ですよね、チャーリーがジャックから指示をもらってきたとはいえ、ブーン側と違い
こちらには誰も医学関係者が居ない状況で、よりによってジャングルの中で出産を完遂させる必要があるという状況。
クレアの陣痛が開始し、ケイトの「たすけてー!誰か来てー!!」という言葉を、イカダを作ってる最中のジンが
キャッチしてクレア達の前に現れるというのがまたイイですよね、言葉が通じないだけに余計焦るという。
「洞窟へ行って、ジャックを呼んできて、分かる?ジャック、医者」というケイトの言葉に「ジャック、医者」と、
カタコトながらも英語で返すジンが面白かったです、まぁ人名は別にして「ドクター」とかは日常的に大体分かりますか。
その後ジンがジャックの元へ行くと既に輸血中で、韓国語で話すジンの言葉を通訳するサンも良い感じでした。
個人的な絡みというわけではないものの、流石に極限状況だと口を利かないとか言ってる場合じゃないなと。
ただ、その後のクレア出産に関する展開は微妙に不満があるというか、チャーリーがジャックに指示を受け、その指示を、
「ケイトにこう言え、君が取り上げるんだ、って」とジャックが言ったからとはいえ、基本的にジンとチャーリーは
側で祈ってるだけだったので、言葉の通じないジンはまだしも、あれだけクレアと接してきたチャーリーが肝心の出産時に
祈るだけというのはちょっとなーと、やっぱりヒロインである以上ケイトに大事な役を回さなければいけないというのは
分かりますが、ココ最近のケイトが決して好印象ではなかったのと、クレアの出産なのにチャーリーが何もしなかった、
というのが個人的には不満でした、王道展開ながらも、チャーリーが赤ん坊を取り上げて、それでよりクレアとの絆が
深まる、とかの展開の方が良かったんじゃないかなーと、人を殺したケイトが新たな命の誕生に立ち会うというのも
勿論意味のある事ですが、展開的にはチャーリーが取り上げた方が色んな意味で良かったような気が。
結果、無事に男の子を出産したわけですけど名前はどうするんでしょうね、イーサンとか付けたらクレア天才ですが。
 血液型に関して
ブーンの血液型はA-で、チャーリーに全員の血液型を調べてもらうも「片っ端から聞いたけどみんな知らないんだ、
俺もそんなの知らないし」との事で、分かったのは四人だけというあまりにもお粗末な結果に終わる事実。
ビーチまで行く時間的余裕は無かったでしょうから「全員の血液型を確認した」というわけではないでしょうけども、
他に自身の血液型を知ってるのは、自分で言ったブーン、自身の血液型を把握してるジャック、占いが好きな事を考えて
恐らくクレアも知ってるはず、特に何も言わなかったものの流石にサンも知ってるはず、の計八名でしょうか。
確かに自分の血液型なんて輸血以外には基本的に関係無いので知る必要性は無いですが、ひょっとして逆に日本人が
血液型に敏感すぎるんでしょうか、いくらなんでも40人以上居て知ってるのが4人だけ、とか別の意味で凄いなと。
 ロックについて
ビーチ際でのジャックとケイトの会話が「話…聞くわ」「なんの話?」「ブーンが死んだのよ?」「死んだんじゃない…
殺されたんだ」そう言ってロックを探しに行くジャックで今回は幕を閉じましたけど、実際コレはロックのせいですよね。
勿論、ロックもブーンを殺そうとしてプロペラ機を捜索させたわけではなく、わざわざ早朝にブーンを連れ立って行く程
ブーンを信頼してて、実際プロペラ機が傾き始めると「戻れ」と声をかけて、足が不自由になってきたにも関わらず、
それでも負傷したブーンをジャックの元へ連れて帰ったわけなので、ロックは最大限出来る限りの事をやった、ソレだけは
正しいものの、やっぱりハッチの事を皆に話していればブーンが死ぬ事は無かったので、どう責任を取るのかに注目。
前回同様、次回が非常に楽しみなトコロで終わってくれるので次への期待が持てるんですが…正直、順序や流れ的に、
次はまたケイトのエピソードが来そうな感じなので不安です、意表を突いてシャノンのエピソードなら構わないんですが。



LOST   S1 第21話 「悲しみの記憶」
今回はサイードのエピソード + 本編展開、ジャックとロックの絡みやサイードの回想、サイードとロックのやりとり、
全体的に高レベルで纏まっていたので非常に良い感じだったんですが、個人的にどうしても納得出来ない点が一つ。
ブーンの仇を討つ為にシャノンが捜査官のスーツケースから銃を取り出して、それでロックへ銃撃するという展開にまで
発展してましたけど「何故シャノンはスーツケースや銃の事を知っていたのか?」が問題なんですよね。
その辺りは後述で言及するとして、シャノンの銃撃は重要な展開なのに設定に穴がありすぎたのだけが残念やったなと。
 サイードのエピソード 2
思っていた以上に良かったです、前回がジャックの回想で本編展開も極めて秀逸な流れ、なので今回のプレッシャーは
半端ではなかったと思うんですが、上手い具合にサイードの…可哀想なことこの上ないですがまた重い内容が展開、
ナディアを出さなかったというのも逆に良かったです、正直回想終盤で死ぬとばかり思ってたのでその意味でも良かった。
しかしコレは何というか、今回は色んな意味で凄かったですよね、よくこの内容をアメリカで放送出来たなと。
劇中では実際やらなかったとはいえイサーム達による自爆テロ、サイードを脅迫するCIA、前者は単純に世界情勢的な
意味で「よく放送出来たな」と思いますが、それ以上に本国アメリカのCIAをここまで外道に徹した描写で放送したのが、
ほんま素で凄いなと思いました、むしろ視聴者側が心配するぐらいの外道っぷりだったので「よぉやるな」と。
流石に約束通りナディアの居場所と移動費の全額負担までしたのは偉いですけど、他がエグすぎ、以下非道行為を列挙。
・「テロリストと知り合いだから」という理由でサイードを逮捕し18時間も拘束、人前での移動時も手錠は付けたまま。
・協力しようとしないサイードに「彼女の居場所を知ってる」とナディアを取引に使用。
・自爆テロをしたくなくて辞めようとしてるイサームを自首させようとするも、CIAにしてみれば肝心の爆弾の在り処が
 分からなければ意味が無い為、未然に自爆テロを防げる可能性があるにも関わらずサイードに、
 「それを貴方が説得してやらせるのよ!」とありえない命令、しかしサイードが「嫌だ…そんな事は出来ない」と断ると、
 今度はナディアの逮捕を交換条件に「彼女にもう一度会いたいと思うなら、親友にもう一度自爆テロの覚悟をさせない」
常識で考えてありえないですよね、犯罪を未然に防げるのにそのチャンスを潰してサイードを脅迫とか、確かに、
失礼ながらアメリカっぽいと言えばアメリカらしいやり方ではあるものの、言わばイサームは「犯罪を辞めるつもり」
なのにCIAは「もう一度犯罪を犯す決意をさせろ」と脅迫してるわけなので、ちょっと素で頭イカれてんのかと。
まぁ、結局サイードはナディアに会いたいが為にCIAの言いなりになり、車で「早く逃げろ。10分したら彼らを呼ぶ」と、
イサームを逃がそうとはしたものの、結局イサームは自分自身が好きな女に会う為に利用され、恋人が死んだとまで嘘を
吐かれ、騙されたショックで銃による自殺を行ったわけですから、サイードにも責任はありますけど…重いなーと。
で、イサームの遺体は引き取る者が居ないから火葬にするというCIAに、イスラム教徒は土葬なので、飛行機を翌日にして
自分が引き取ると申し出るサイード、この辺りは逆にサイードらしいですよね。
ただCIAの用意した飛行機に乗れば事故らずにすんだ事を考えると、色んな意味でサイードは判断を見誤りすぎたなと。
つまりまだナディアは生きていて、サイードはナディアに会う為に飛行機へ乗ったわけですけども…どうなんでしょう、
いくら7年間行方を捜していたとはいえ、親友のイサームを自身の我侭のせいで殺してしまった以上、ダニエルにも、
「彼女は死んだ」と言ったぐらいですから、もう会うつもりは無いんでしょうか、シドニーへは「姿を見に行くだけ」
そういう理由で行くつもりだったんじゃないかなーと…いやまぁ、だからってシャノンとどうこうなられてもアレですが。
ちなみに、CIAが用意したチケットだからビジネスクラスに乗ってたんですね、流石にそれぐらいはサービスしますか。
 ブーンの埋葬
埋葬する際、特に何も言わないシャノンの代わりにサイードが「ジョアンナを助ける為に、最初に海に飛び込んだのは彼だ。
彼の勇気はこの私を含め、誰も忘れないだろう」と発言、これで「まぁ、ブーンが溺れたからジョアンナ死んだんやが」
とか誰かが突っ込んでくれたら名実共に英雄だったんですが、そんな野暮な発言をする人物は流石に現れず。
そこへ「私のせいだ」と登場するロック、ようやくプロペラ機の事を話してましたけど、足の事も含め、この時点では
一応嘘を吐いてないんですよね、全てを話したわけではないので「嘘は吐いてない」わけですし。
ただそれでも、少なくともジャックにだけは「崖から落ちた」と嘘を吐いた事を謝るべきだとは思いますが。
そして「何処に居た…?何処に居たんだ!今まで何処に隠れていたんだこのやろう!!ブーンに何をした!?」
本編展開も回想も含めて、初めてマジにキれてロックへ飛び掛かるジャック、そんなジャックをチャーリー、ソーヤー、
ケイトの三人が力ずくで止め、輸血のしすぎで貧血を起こしたらしく倒れるジャック、ロックを冷たい目で見るサイード。
こんな感じでブーンの埋葬は幕を閉じましたけど、正直、そらジャックがキれるのは無理無いですよね。
むしろ個人的には止めたチャーリーとソーヤーが意外でした、ケイトはこういう時止める性格なので気になりませんが、
チャーリーとソーヤーは「証拠が一切無い」のにジンへあれだけ暴言を吐いたのに、今回「証拠がある」にも関わらず
ジャックがロックへ飛び掛かると止めんねんなーと、まぁ目の前で人が誰かに飛び掛かれば咄嗟に止めに入りますけども。
けど、ほんとロックは素で最低ですよね、結局ジャックの「何処に居た?」という質問には答えてませんし、ブーンを
運んできた時の「崖から落ちた」という嘘に関しても謝罪無し、どういうつもりなんやろうなと。
 サイード と ロック
プロペラ機の元へサイードを案内し、ナイジェリア人の銃を差し出してもサイードがまるで自分を信じる様子を見せない為、
「何故私を信じない?」と質問するロック、本気で言ってるなら素で頭イカれてるとしか思えませんが、サイードを殴り
トランシーバーを破壊したのは自分だとカミングアウト、このタイミングで言う辺り色んな意味でナメてるなーと。
というか、これでまたロックへの疑いが増しましたよね、嘘を吐くという点においてはケイトと似たり寄ったりですが、
少なくともケイトは他人へ罪を擦り付けたりはしないのに、ロックは自分がサイードを殴ったにも関わらず、ソーヤーが
やったかのようにタバコと花火の話をし、挙句にナイフまでわざわざサイードに譲渡、ある意味遠隔殺人ですよね。
で、当然激昂したサイードはロックの首を掴み銃を喉元に突きつけて「それだけは嘘を突き通すべきだったな!」
しかしその言葉に「私は皆の為にああしたんだ!」とロック、アレが皆殺しにしたという発信源へ皆を連れて行くのか、と。
確かに言ってる事はまともですけど、コレもやっぱりナメんな、という事になりますよね。
もし心の底からそう思ってるならサイードを殴ってトランシーバーを破壊せずとも、あの時は皆島からの脱出がどうの、
とか言わずに「〜というわけやから辞めた方がいい」と説得すればいいだけの話ですし、仮にそこまで頭が回らないと
してもソーヤーヘ罪を擦り付けるという行為は説明がつかないので、サイードにはソコを言及してほしかったなと。
その後、「ハッチとは何だ?」「ハッチ?」「ブーンが死ぬ前に言っていた」「ハッチ…飛行機には二箇所ハッチがある、
前のか…後ろのだろう」とか嘘を吐くロック、サイードは一旦銃を降ろしてましたけど、もぅ殺してまえやと。
またケイトを引き合いに出して恐縮なんですが、ケイトの嘘は「また嘘吐いたなこの女、ほんまムカつくわ」という、
単純に「信用出来ない」とか「嫌悪感」という意味での苛立ちを感じるのに対して、ロックはブーンが死んだというのに、
それでもハッチの事を隠してるわけなのでケイトとは違う意味で「信用出来ない」んですよね、ケイトは友人間での約束を
決める際に「アイツすぐ嘘吐くから辞めた方がいい」という、軽くはないんですが軽いレベルの信用不可能なのに対して、
ロックはもはや根本的に信用出来ないんですよね、ブーンが死んでも嘘を吐くので二度と信頼出来ないというか。
ところで気になった事としては、何故サイードはこの場でロックにハッチの事を言及しなかったんでしょうね。
終盤の会話で、シャノンから助けてもらった礼を言うロックに「アンタが居た方がここで生き残るのに役に立つ…だが
した事は許さないし、絶対に信用しない」と前置きしてから「それじゃ、ハッチを見せてもらおうか?」「ハッチ?
それならもう…」「ジョン…嘘はもういい」とハッチの件が嘘だと理解してたわけですし、直前のイカダ放火犯に関しては
サイードの目を見て答えたのに、ハッチの時は目線を一度逸らしたので余裕で真偽が見抜けてたはずなのに、
何故わざわざ夜まで待ったのかなーと、シャノンが暴走する事を予想していて、ソレを自分が助けてロックに貸しを
作ってから問い質す算段だった、とかなら通信仕官サイードはあまりにも神がかっていて震えるモノがりますが。
 シャノン と ロック
「断るべきだった…私と狩りに来るといった時に」とか早速シャノンに嘘を吐くロック、その言葉にシャノンは、
「どっちみち付いてった」と、確かにブーンの性格を考えればそうしたでしょうし、正義感が強い以上ロックが歩けても
危険な位置にあったプロペラ機へは自分が入ったでしょうけど、しつこくも自分のせいでブーンが死んだのに、その死因や
ソコへ至るまでの過程すら遺族に嘘を吐く、というのがマジで最低ですよね、なにをいけしゃあしゃあと。
挙句に「家族を失う痛みは知ってる…私を許してくれ…すまなかった」と言いシャノンの言葉も聞かずに立ち去るロック。
結果、シャノンは去り行くロックを涙を流しながら睨み、サイードとの絡みでようやく真面目になり始めてたのに、
ブーンの死で心を閉ざしかけるだけでなく、サイードに「ロックは兄を殺した…その仕返しをして」と昔の身勝手な頃の
性格にまで戻ってしまい、自分でロックを殺す為に銃まで持ち出すという展開に。
シャノンの心理描写がコレといった描かれてなかったので確定は出来ませんが、やっぱりシャノンもブーンを、ブーン程の
愛情でないとはいえ、相当愛してたという事でしょうか、わざわざ前回義理の兄妹で愛情がどうのという話をサイードに
してたわけなので、タイミング的に考えても「好き」ではなく「愛してる」のレベルでシャノンを好きやったんやろうなと。
まぁロックにとって幸いだったのは、死んだのがブーンで、銃を持ってきたのがシャノンだった、という点でしょうか。
仮にシャノンが死んでいた場合なら、ブーンならサイード達がジャングルへ押し入る前にロックを射殺してたでしょうし、
銃を持ち出す程に激昂してる状態、或いはサイードとロックの「トランシーバーを〜」の会話がジャック相手だとしたら、
今のジャックなら手元に銃があれば躊躇う事無くロックを射殺してたでしょうから、そういう意味では幸運だったなと。
 クレアの赤ちゃん
頭がカブみたいだから「カブ頭」と名付けるチャーリー、ちょっと冷静にあだ名を付けないとクレアに嫌われんぞと。
「俺が守るから」と言い赤ちゃんを預かり、クレアを休ませる辺りは相変わらず優しかったものの、ハーリーと二人で
あやすも全く泣き止まず、マイケルやジンも残念ながら力になれる程の事はなく、とソコへソーヤーが登場、何故か
ソーヤーが喋ると赤ちゃんは泣きやみ、結局赤ちゃんの為に本を読み続ける事になるソーヤー、なんか笑えました。
出産は残念ながらケイト主体だったので個人的には不満でしたが、赤ちゃんの面倒は、クレア以外だとチャーリーが
基本的に見るようなので安心しました、まさかソーヤーが役立つ展開になるとは夢にも思わなかったので意外性も抜群。
名前はどうするんでしょうね、普通にクレアが考えるのか、ブーンの死と同時に産まれたのでブーンと名付けるのか。
 ジン と マイケル
もはや完璧に意思の疎通が出来てるジンとマイケル、今回は「いい」と英語で返答、まぁそれだけなんですが。
 ケイトについて
今回はブーンの死にすら責任を感じてないとしか思えないレベルで嘘を吐きまくるロックの影に隠れてましたが、ケイトも
久々に、嘘こそあまり吐いてないものの「え、今回ナンか役に立つ行動あったっけ?」という無意味さでしたよね。
ロックを探しに行くジャックの後をまた勝手に付いて来たかと思えば、「ケイト…何しに来た?」「あ、あなたを探しに」
と答えに詰まり、直前に発見した包帯の事は言わず「嘘を吐いた!ブーンは崖から落ちたんじゃなかった…なのに俺は
その嘘に基づいた処置をしてたんだ!」とジャックが相変わらず責任感の強さを発揮すると黙ったりと。
ジャックを休ませる為に付いてきたのなら、そもそもビーチの時点でジャックを止めるべきなので何故「ジャングルの中」
でわざわざ止めるのか分かりませんし、テントの中でも「睡眠薬を小さく砕いてジュースに入れたの」と超展開。
寝起きのジャックに「食べ物持ってきた」と言うと「中身は?クロロホルム?」と聞かれ笑いながら「スープ」と返答。
この時のジャックは冗談で「クロロホルム?」と聞いたんでしょうか、なんかマジで聞いた気がするんですけども。
最後はロック銃撃後の項垂れたシャノンを見るサイードに「時間が必要なだけよ、色々あったから」と偉そうに言うも、
「時間で傷は癒えない」とサイードがあまりにも正論を返したりと、今回は久々にケイトがピエロになってたなと。
 シャノンは何故スーツケースの事を知っていたのか?
冒頭でも記しましたけど、何故シャノンは保安官のスーツケースの事と中身の銃、その鍵をジャックが持っている、
これらの事を知ってたんでしょうね、劇中での描写が無い = 知らないはず、と決め付けるのは確かに早計ですけども。
勿論、イーサン討伐に参加しなかったハーリーが「チャーリーがイーサンに四発も打ち込んだ」事を知ってたので、
少なくとも銃の事は誰かが漏らしたのかもしれませんが、ケースの隠し場所とジャックの鍵を知ってるのは不自然。
「ソーヤーから返してもらった銃をジャックがケースに仕舞う瞬間を目撃した」という可能性も無い事は無いですが、
少なくともシャノンが一人でジャングルに入る描写は今まで無かったのでまずありえないでしょうし…というよりも、
まずシャノンが「銃を扱えた」のが不自然ですよね、撃鉄や安全装置の事は素人がそうそう知ってるとも思えませんし。
まぁ銃の扱いに関しては、まだ描かれてないだけで過去に使った事があるのかもしれませんが、スーツケーツに関しては
知ってる理由が見当たらないので、今回の最も重要な「シャノンによるロックへの発砲」の根本部分に関わる問題なのに
設定面での穴が目立ってしまい残念でした、今後もシャノンがロックの殺害を企んでくれる場合は逆に期待。



LOST   S1 第22話 「タイムカプセル」
今回はケイトのエピソード + あまりにも微々たる本編展開、てかもぅのっけからケイトが出てきて見る気が失せました。
見る気が失せたと書くと暴言にも程があるのでアレですけども、ココ最近は冒頭にあらすじ紹介があったのに無くて、
今まで同様、また本編が大事な局面を迎えたタイミングで、よりによって「本編とは関係無い回想」を持ってくるケイト。
確かにケイトの回想描写を見てると、今イチどのタイミングで挿入するかは迷うでしょうけども、相変わらず微妙すぎ。
ただ逆にケイトを嫌いな者からすれば、ようやくケイトも周囲から嫌われてくれたので多少はスカっとしたり。
 ケイトのエピソード 3
正直特に感想は無いです、シャワーで血を洗い流してたのは流石に気にかかるものの、結局この回想で判明した事は、
病院内には保安官が居た為か外に出て勝手にトムの車の後部座席に乗り込む手癖の悪さ、死にかけの保安官には
楽にしたれとジャックに言ったくせに結局自分の母親は殺さず生かしたままという身勝手な性格、それどころか母親が
騒いだせいで医者や保安官に見つかり逃亡して、トムの「今からやり直すんだ」という言葉を無視して車を発進、
結果はそのせいで警官の銃撃が開始されトムは死亡、流石に涙を流すもののサイレンの音が鳴ったのでトムを放置して
逃げると、ケイトの悪い面ばかりが目立ち、他の登場人物と違い本編の「今の状況や心境」とリンクしてなかったので、
ホント言葉は悪いですがケイトを嫌いな者としては、終盤の貴重な一話やのに勿体無かったな、という印象でした。
 イカダに乗りたがるケイト
シャノンがスーツケースを知ってたのと同様、画面上で描写されてない = 知らないはず、とかの理論がまかり通るとは
流石に思ってませんけど、マイケル達がイカダを作ってるのに、遥か横の方で海岸線を眺めてるだけの描写がやけに
目立つ事から考えても、恐らくケイトはマジでイカダ作りに一切協力してなかったと思うんですが、にも関わらず偉そうに、
「あたしも乗って行く」と発言、しかしマイケルが「いや、もう満員だよ、乗れるのは四人だ」と言うとソーヤーの事を
引き合いに出すも、ソーヤーは必要なモノを提供してくれたから乗せる、そう言うマイケルに「最初の焼けたイカダにね」
と皮肉めいた発言、「だからなんだ、約束は約束だ」と男らしいマイケルに「彼にボートの知識なんかあるの?」
真面目な話、ほんまマジでケイトはイヤな女ですよね、確かにソーヤーが提供したモノは最初の焼けたイカダの方に
使われたので今現在は「無償でイカダ作りに協力してる」だけですし、実際後半でマイケルが言ったように、恐らく
ソーヤーは死者の持ち物を漁って保管しておき、それをマイケルに提供しただけなんでしょうけども、ソレをケイトは
ソーヤー本人ではなくマイケルに、もの凄い嫌味な言い方で言ってるので、つまり言ってしまえば「影で悪口言うタイプ」
という最低な性格じゃないですか、この一連の会話はマジで虫唾が走るというか、最低やなと思いました。
すると今度はセーリング技術を持っているので船の操作も出来ると発言、が「まぁ、だとしても今更無理だ、悪いな」
マイケルがそう言うと「ウォルトも連れてくの?子供には危険よ?」などと今度は情に訴える…まぁ、最低やなと。
その言葉に「ウォルトの事は俺が決める。俺はあの子の為にイカダを作ったんだ、連れて行くよ」とは言ったものの、
結局マイケルはソーヤーを下ろしケイトを乗せる事に一度は決めたわけなので、流石にウォルトの身の安全を考えて、
最初の提供者であるソーヤーよりも、船の操作技術を持つケイトを選んだという事でしょうか。
 ジャック と ケイト
毒を盛られてマイケルがダウンした直後、洞窟で水を汲むジャックに「マイケルは?」と質問するケイト。
「良くなるよ」と答えるジャックに一呼吸置いてから「…誰か、代わりにイカダに乗るの?」とかほんま、常識で考えて
神経疑いますよね、イカダを作ると決めた仲間が毒を盛られたのに、普通そんな質問せぇへんやろうと。
その言葉が引き金だったのか「君が毒を盛ったのか?」とケイトに質問するジャック、一応ケイトは「私がそんな事
すると思う?」と「真偽を述べず逆に聞き返す」ものの「さぁ…僕には分からない」と本心を述べるジャック。
結局この時点でケイトは否定も肯定せず黙ってその場を後にしましたが、ジャックは「僕には分からない」と言いつつも、
恐らく確信に近いレベルでケイトを疑ってますよね、証拠も無いのにシャノンのぜん息の薬をソーヤーが隠し持ってると
思い込み殴り、サイードに拷問を許してしまったエピソード以降、基本的にジャックは「証拠が無い」以上は疑おうと
しなかったのに、今回は証拠が無いのにケイトへ、質問とはいえ毒の件を持ち出したので疑ってるんやろうなと。
 ソーヤー と ケイト
パスポートの顔写真の部分を焼くという、逆にそんな事したら余計怪しまれるとしか思えない作業中のケイトに、
「お前がアタッシュケースを欲しがった理由も分かってる、持ち主は犯罪者を護送中の保安官で、お前が犯罪者だ」
そう告げるソーヤー、実際どうなんでしょう、確信したのはケースの件があったからでしょうけども、最初からソーヤーは
ケイトに関心を寄せていたので、やはり同じタイプの人間という事で「恐らく犯罪者だろう」と思ってたような気が。
「逃げるチャンスはイカダにしかないもんなぁ。ま、心配すんな、皆には黙ってる。黙ってる代わりに…イカダの席は
絶対渡さないぜ」と言うソーヤーに「言っとくけど、アンタの席なんていつだって奪い取れる」もぅ射殺しろコイツ。
冷静に考えるまでもなく、よくこれだけデカイ態度に出れますよね、実際ソーヤーが怒ってケイトの元へきたのは、
ケイトが汚い裏工作でソーヤーの席を奪ったからソレに激昂したという正当な理由で怒ってケイトの元へと来てるのに、
何故かケイトは「悪いのはソーヤー」とでも言わんばかりの態度で吐き捨てるように去ったりと。
その後、水に毒を盛ったのはソーヤーだと、悪い意味で相変わらず証拠も無いのに断定するマイケル、流石にソーヤーも
久々に、前回ジャックが初めてマジでキれたの同様、今回はソーヤーが初めて後先考えないレベルでキれる事に。
丁度ソコへやって来たケイトの鞄を奪い、約束したので犯罪者の件はバラさなかったものの、皆の見てる前で荷物を
バラまき、中にあったジョアンナのパスポートをマイケルに渡し「この女、自分の事しか考えてないからな」と忠告。
で、ソーヤーに促されてようやく指名手配の事を話し「でも毒なんか」と言うも、マイケルは「ほら」とソーヤーへ
ジョアンナのパスポートを渡し、全員ケイトを見ながら何も言わずにその場を後にするという事態に発展。
ただこういう言い方は差別的な発言になってしまうので恐縮なんですが、もしコレが…まぁ誰でもいいんですけど、犯罪者
である事が判明したのが「ケイトという女性」ではなく「男」だったら間違いなくマイケルは殴りかかってますよね。
それだけで殴るというのもアレですが、マイケルは悪い意味で短気なうえ決め付ける性格なので、犯罪者という事は
毒を盛ったのもどうせコイツ、と決めて殴りかかると思うので、そういう意味では、ココでケイトが殴られなかったのは
個人的には不満やなと、全員から無視されるというのもキツイですが、ジンとか理不尽に殴られただけに余計思う。
それで、実際ケイトが盛ったわけではないものの、ここで「でも毒なんか」と言ったという事は、つまり、しつこくも
ケイトは考えただけで実行に移したのはサンなものの、そのセリフを追い詰められた状況になって言うという事は、
やっぱりソーヤーの言うようにケイトは「自分の事しか考えてない」んですよね。
仮に犯人が判明しても、サンの性格を考えれば「ケイトが教えてくれて」とは言わないでしょうし、またケイトの性格を
考えても、サンが糾弾されて非難されても「考えたのは私」とは絶対に言わないでしょうし。
最後は、ソーヤーは乗れる事になり、それを報告しに来たソーヤーに「謝りに来たの?」ナニ言うてんねんお前。
「お前が追い詰めるから悪いんだぜ」「あたしのせい?」とか相変わらずナメたケイトとの会話を挟み「いつでも俺の席は
奪えると言っただろ。それを真に受けた」この発言で流石に黙りましたけど、真面目な話、ケイトは嘘吐きとか以前に、
根本的に問題がありますよね、よくある「悪いのに自分がソレを全く自覚出来ていない」というタイプやなと。
勿論、島での生活に関して色々と皆の役に立ってる面が多いのも事実ですが、それ以上に自身の悪いトコロを全く
理解出来ておらず、極限状況になると他人を見捨てでも自分が助かりたい、そういう行動に出るのがまず問題やなと。
ちなみにソーヤーがイカダに乗りたい理由は「これ以上この島に居たって仕方が無いだろ」というモノ。
 ジャック と サン
ジンを見つめるサンに「ジンは行くらしいね」と声をかけるジャック、その言葉にジンを見ながら「ええ…」とサン。
そんなサンに「行かせたくないんだろ?」と、既にこの時点でケイトとサンの絡みよりも良い感じでした。
またケイトの非難になってしまって申し訳ないんですが、結局ケイトはサンの話に相槌を打つだけでコレといった打開策を
打ち出したわけではないのに、ジャックは、視聴者的には初めてジンとの事でサンと会話したのに、早速色々と言ったり
的確なアドバイスをしてる辺りが違うなーと…いやまぁ、根本的にジャックは責任感が強いのである意味当然ですが。
そしてサンに「だから病気にしたかったの?マイケルとジンはいつも一緒だから…きっと水のボトルを取り違えたんだろ」
と静かに聞くジャック、どの辺りから分かってたんでしょうね、水を汲みながら会話したケイトとは、逆にあの場面では
よりケイトへの疑いを…とも思ったんですが、今までのケイトを考えると、もしケイトがやっていた場合ならすぐに、
「あたしじゃない」とか否定してジャックにバレたでしょうから、逆に否定しなかったからこそケイトじゃないと判断し、
そこから一緒に作業してるジンがターゲットだったのでは、と思ってサンに目星を付けた、とかでしょうか。
その後若干の会話を挟み「皆にも言うんですか?」と聞いてくるサンに「いや、そんな必要無いだろう」とジャック。
「でもサン…彼は行くよ。今のうちに…別れを言ったら?」最後にジャックはそう言ってましたけど、可能性で考えれば、
恐らくサンは何も言わずにジンと別れる事になりますよね、今回は久々に自分から話しかけてましたけど基本的に、
そういう意味での強さは持ってないでしょうから、結局お互い喋る事無く別れてしまうのではないかなーと。
まぁ、現実的な問題で言えばS2がある以上何かしらの理由でジン達は即座に島へ戻る事になってしまうでしょうけども。
 水に毒を盛った人物
水に毒を盛ったのはケイトのアイデアで、サンが言うには、ジャックはケイトの案だとまでは気付いてなかったそう
ですけども、恐らくジャックは気付いてますよね、わざわざマイケルの負傷で誰が乗るのか聞いてきたり、多少言い方は
悪いですが根本的な面ではケイトの事を信用してないでしょうし、サンがこういう事を思いつくはずもなく、結局
ジャックが質問しても「否定はしなかった」ので「多分ケイトが考えたんやろな」という程度には。
ただケイトはサンの為に考えたというより、マイケル負傷時に代わりのメンバーを聞いた事から考えて、やっぱり自分が
イカダに乗りたいという側面の方がデカかったんじゃないかなと、ソーヤーが言うように自分の事しか考えてない。
そうでなければマイケルへあれこれ言ったりしないでしょうし、わざわざパスポートを用意したりはしないでしょうし。
てか、本気でケイトが反省してるなら、少なくともジャックには自分から言うべきですよね、発案者である事を。
 チャーリー と クレア
久々にギターを弾いてるチャーリーの姿が見れたかと思えば、今回はギターを弾いてるだけでどんどん曲が浮かんでくる
という素晴らしい状況になってましたけど、ギターの音は赤ちゃんにとって五月蝿くはないんかな、とか思ったり。
そんなチャーリーを散髪するクレアにチャーリーは、救助された後の事を「とりあえず俺と居れば?カブ頭とさ。で、
ロスで先を考えれば」と言い「ありがと」とクレア、もうちょっと直接的な言葉でクレアを誘ってほしかったので、
そういう意味では少々残念ですが、クレアがチャーリーを全面的に信用してる点に関しては良かったなーと。
 ウォルトの予知?
ロックに手を触られると「開けないでロックさん、アレは開けちゃダメだ!」と言ったり、ようやくイカダを放火した事を
マイケルに告白し、マイケルが「ここに居ようか?行く必要無い」と言うも「行かなきゃダメだ」と発言するウォルト。
サイードも、取っ手が無いという事は中から開けられないようにしてあるので「埋めるべきだ」と危惧してましたけど、
実際ハッチの中身はナンなんでしょうね、まぁ「なんでしょうね?」も何も、俺の場合再放送で見てるわけなんですが、
再放送なので初めて見る人も居るのに、平気で再放送中にS2のCM流されて映像的ネタバレ喰らったというとんでもない
オチがあるわけなんですが、とりあえずAXNにはもっと注意してもらいたいなと、めちゃめちゃ宇宙船っぽいがなと。
 ロックの言動
前回はロックの言動に隠れてケイトのフザけた言動が隠れてましたけど、今回は逆にケイトにロックが隠れてたなーと。
ハッチを得意げにジャックへ見せたり、ハーリーが、ケイトが逃亡犯である事をロックに漏らしてしまうと偉そうに、
「コレも隠しておくべきだと判断したんだな?」とかジャックを挑発したりと、確かにジャックも、よくよく考えれば
色んな事を隠してますけど、ブーンを殺したお前がなんでそんな偉そうやねんと、今回はケイト並に神経疑いました。
何と言うか…ロックもケイト同様、自分のした事を悪いと思ってないか、或いは開き直ってるとすら取れるんですよね。
普通もっと沈んで、ひたすら皆の為に影ながら努力するような行動を取ってしまいがちなのに、自分の事を棚に上げて
ジャックへ得意げにしたり「コレも隠しといた方がええわけなんや?」とナメた態度を取ったりと。
どうにもロックとケイトの嫌な面ばかりが浮き彫りになってきてますけども、展開的に勘弁してほしいものとしては、
「実はケイトは自分の手では誰も殺してない」「ロックの行動は最終的に間違ってなかった」だけは勘弁してほしいなと。



LOST   S1 第23話 「迫りくる脅威」
今回は本編展開 + 各々のフライト直前回想、初回以来久々に本編をメインに添えての展開だったので意外に新鮮でした。
となるとどうなんでしょう、ここで個人別の回想を無くしたわけなので、残る二話は本編展開のみでいくんでしょうか。
基本的に本作は、序盤二話とイーサン関連以外は、個人間での危険こそあれど基本は単発エピの積み重ねだったので、
そろそろサバイバルというか、良い意味で何が起こるか分からない緊張感のある展開に戻ってくれるとありがたいですが。
ただ何にしても相変わらずケイトのお荷物感は異常、既にアルツトの方がキャラ立ってるとか色んな意味でどうかと。
とりあえず今回はそれぞれの行動が多かったので、本編内の出来事、各々の回想、順番通りに感想を書くという方向で。
 ビーチを訪れるダニエル
朝早くに起きて立ちションしてるとダニエルを発見するウォルト、冷静に考えたらトイレ大変ですよね、特に女性陣は。
ここでのダニエルの行動は「クレアの赤ちゃんを見つめ、サイードに他の者が来ると警告」というモノ。
ダニエルが言うには、一週間だけアレックスと過ごせて、島の内部北陸に黒い煙が立ち込めた夜、奴らが来て娘を奪って
行ったと、アレックスという名前で「息子」ではなく「娘」だったのも驚きですけど、色々と疑問点がありますよね。
以前サイードに「他の者を見たのか?」と質問された時には「いいえ」と答えたにも関わらず今回は「他の者」と呼称。
そもそも「何故このタイミングで来たのか?」も分からないんですよね、一週間だけアレックスと過ごせたという事と
煙が上がった事から考えて、恐らく今回のエピソードはクレアの赤ちゃんが産まれて丁度一週間後なんでしょうけど、
単純にサイード達へ警告…というよりもこの場合は助言ですか、助言するつもりだったのなら「何故今なのか?」
むしろ描写だけで考えると、何かしらの理由でクレアの赤ちゃんが産まれた事を知ったので、丁度産まれて一週間経過した
今になってジャック達の前に姿を現した、が妥当でしょうか、言動が怪しいのでダニエル自身が赤ちゃんを拉致るつもり、
という可能性も半端ではなく高いですが…この辺りは次回以降のダニエルの動向に注目という事で。
 黒い岩へ向かったメンバー
恐らく志願者のみで構成されてるとは思いますが、ジャック、ケイト、ハーリー、ロック、アルツト、ダニエル。
サイードが来なかったのが意外ですけども、流石にビーチ側にも銃を使える人間と、リーダー的役割を担当出来る誰かが
居ないと困るので、ある意味妥当な判断でしょうか、ジャックとサイードを入れ替えた方がより妥当な気もしますが。
いやまぁ、妥当とか言い出せばハーリーは数字の事をダニエルが信じてくれたので信頼してるでしょうけど、一時間以内
という制限を考えれば、むしろ移動速度の事を考えてハーリーやアルツトはありえない気が。
てか、そういえばチャーリーが志願しなかったのもある意味不思議ですよね、もうクレアが帰ってきたうえ、流石に
クレアを守ると約束した以上クレアの側を離れるわけにはいきませんが、クレアの日記にも黒い岩の事が出てきてるのに
自分で確認しに行こうとしない辺りが…まぁ、既にイーサンを射殺した以上無理に黒い岩を確認する必要もないですか。
 黒い岩について
黒い岩というのは文字通り黒い岩というわけではなく「ブラック・ロック号」という船の事と判明。
ダニエルもクレアも「黒い岩」とか紛らわしい呼称しすぎな事このうえないですが、黒い岩に感染原因があるのか、
「素早く移動しないと」と発言するダニエル、どうでもいいですがこの島は船やらプロペラ機やら色々落ちすぎ。
 アレについて
ダニエル曰く「セキュリティシステム」で「この島を守ってる」らしいですけども…流石にそれだけの情報程度ではまだ
何とも判断出来ませんか、仮に防犯系の何かであれば、何故身を乗り出した機長を食い散らかしたような殺し方で
木の上に放置したのか、といった諸々の説明がつかないので、この辺りも次回以降の伏線回収に期待。
 ジャック と ソーヤー
ダニエルの言っていた「他の者」の事を心配してか「念の為」と言ってソーヤーに銃を渡すジャック。
確かにイカダが出発した後は武器となるモノが無い状態になるので、遠距離へも攻撃出来る銃は実に価値があるものの、
心配性というか、相変わらずジャックは責任感が強いですよね、普通海へ出たら大丈夫、と楽観的になってしまうのに。
「残りはどうした?」というソーヤーの問いには「サイードに渡した」と返答。
残り三丁…ではなく、恐らくケイトに渡した保安官のも含めてるでしょうから四丁ですか、更にロックから預かった
銃が一丁あるので、計五丁をサイードが現在保管してると考えていいんでしょうか、ジャックも一丁持った方がイイ気が。
そしてジャックに父親と会った事を話し、父親との会話、父親は息子を愛してると言っていた、という事を話すソーヤー。
「世間は狭い」というソーヤーの言葉に涙を流しながら「あぁ」と答えるジャック、最後は「…じゃあな、ジャック」
流石にS2の事を考えるとこの二人がココで今生の別れになる事はまず無いでしょうけども、非常に良い別れ方でした。
またソーヤーが、最初に職業を聞かれた時に詐欺師である事を言わなかったのも逆に好印象。
詐欺師とかカミングアウトしてたらまず父親の事を信じてもらえないので、とりあえずこの局面においては良かったなと。
ただジャックとの別れは非常に良かったですし、ケイトに至ってはソーヤー自身がどうでも良かったのか気にせずに
イカダへ乗り込んでいたので逆に良かったんですが、何度も対立しただけに、サイードとの別れも欲しかったなーと。
 ジャック と ケイト
黒い岩へ行く前にリュックへ荷物を詰めるジャック、ソコへ「ジャングルに行くの?」と話しかけてくるケイト。
ジャックが「あぁ」と答えると「…あたしも一緒に行きたいんだけど…前みたいに」ナメんな。
「協力したいの」と言ってましたけど、実際自分の正体がバレた関係上ビーチの視線がいたたまれへんだけやろうと。
仮に、マジに協力したいだけで視線も気にならないとしても、もぅケイトはそういう風にしか見えないんですよね。
リーダーはジャックなのでまずジャックに同行の許可を求めるのは筋が通ってるものの、逆にここでも、もはやこれだけ
ケイトのマイナス面ばかり見せられた今となっては、正しい手順を踏んでるにも関わらず「また最初はジャックかよ」
という風に思ってしまうんですよね、ジャックなら拒否しないだろうから、とかそういう打算が働いてんねやろ、と。
 チャーリーのメッセージ集め
先に島を出るマイケル達に「家族へのメッセージを書いた紙」を瓶に詰めて送ってもらおうと考え、色んな人に何かしらの
メッセージは無いかと聞いて回るチャーリー、チャーリーらしいですし、別に誰に渡しても良かったのにソーヤーへ
その瓶を渡す辺りが、また無言のやり取りがちょっとカッコエエなーと、今回のソーヤーの扱いの良さは異常。
 ウォルト と シャノン
一生絡む事の無い二人だと思ってたんですが、シャノンに「なんでも聞いてくれるから、ブーンのこと話してみたら?」
そう言ってビンセントを任せるウォルト、その言葉にシャノンは泣きながら「分かった…でもアンタが迎えに来るまでよ」
流石のシャノンもビンセントを貰うというとんでもない展開は見せなかったので安心しましたが、無駄に泣けるやりとり。
最後はイカダで出発するウォルトの元へビンセントが泳いでいき、「ダメだ!戻れビンセント!」の言葉でシャノンの元に
戻ってましたけど、これは…何となくコレがとんでもない伏線になってそうなので楽しみです。
これでウォルトが海へ出発した途端、勝手にビンセントの事を「ブーン」とか呼び出したらシャノンは色んな意味で神。
 ジン と サン
相変わらずこの二人は神すぎ、基本的に冷遇されまくりのアジア人の扱いがこんなに良いと逆に心配になるぐらい神。
ジンに英単語の発音表記リストを書いたノートを渡し「役に立つと思って作ったの」とサン、「すまない」涙を流すジン。
「私こそ」とサンも号泣し「行くことないわ」「分からないか?こうなったのは罰だ。俺が君を苦しめたから、君は何も
悪くない」「ジン…」「君の為に行くんだ。ジャックといろ、彼なら守ってくれる」「あなたは誰が守るの?」無言で抱擁。
「愛してる」「許してくれ」「いいの」で接吻とかもぅ、感想とか書いてる場合じゃない、あまりに良すぎて…(´Д⊂
一応コレで二人共仲直りは完了でしょうか、折角仲直りしたのにジンがイカダに乗ったので一時的に離れ離れになって
残念ですが、S2で再会した時の絡みに期待が持てるという意味では非常に良い別れだったなと。
で、サンに英単語のノートを貰い、過去にジンは「医者」「OK」少なくともこの二種類の英語は使えるようになったので、
特にやる事の無いイカダの上では英語を勉強するでしょうし、同様に特にやる事の無いマイケルやソーヤーも英語を
教えるでしょうから、単語レベルでも構わないので、S2で戻ってきたジンが英語を使えるようになってると嬉しいなーと。
 マイケル と サン
サンと握手し、サンは一瞬躊躇うもマイケルと抱擁、ジンと仲直りした関係上か躊躇ったサンが妙に笑えました。
でも、逆に言えば微妙に不安ですよね、既にマイケルはジンと親友レベルで仲良くなってるでしょうからサンに手を出す、
とかいう超展開は発生しないでしょうけど、逆にマイケルはサンがこの島で最初に心を許した相手なので、今後何かの
事情でジンが死んで最後はマイケルとくっ付く事に、という可能性が無いわけではないんですよね、それが心配。
 高校の科学教師 アルツト・レスリー
久々にそんなイカつい名前を見ましたが、イーサン同様露骨にあやしいので今後の動向に注目という感じでしょうか。
イーサンは初登場時こそ出番が少なかったものの吹き替えが森田さんで露骨に怪しく、アルツトも初登場時こそ出番が
少なかったものの吹き替えが塩屋さんで露骨に怪しく、それどころかイーサンと違って天候の件を持ち出してイカダで
海に出るのは止めた方がいいと言ったり、ダイナマイトに関して「吹っ飛びたくなかったら私を連れて行け」と言ったり。
流石にイーサンと同じく「潜入者」なら二番煎じにも程があるものの、人が死ぬ作品にありがちな「いきなり出てきた
その他大勢の一人はとりあえず殺される役」なら色んな意味で寒く、かといってただの善人ならそれはそれで微妙。
なので、ちょっとこれだけ条件を付けると難しいかもしれませんが、次回以降どういう役回りになるのかに期待。
 マイケル と ウォルト のフライト直前状況
まだウォルトがマイケルの事を父親と思っておらず、マイケルもウォルトの扱いに困ってるという描写だったので然程
目新しい点はありませんでしたが、むしろホテルの部屋の中、しかもベッドの上にビンセントを乗せてるウォルトに鼻水。
俺は犬にせよ猫にせよペットは飼ってないので分からないですし、或いはオーストラリアは構わないのかもしれませんが、
ホテルの部屋の中…それもベッドの上に犬を乗せてもいいものなんでしょうか、マイケルもその様子を見て別段注意を
してるわけでもなかったので、かなり異様な光景でした、ウォルトが早起きという以上に。
 ジャックのフライト直前状況
カウンターで怒鳴っていた事をジャックに尋ねる女性アナルシア、シアが付いてるとはいえアナルてお前。
テキーラトニックを飲んでいて飛行機の後部座席に座る事になっており、ジャックへ「指輪してないのは独身だから?
それとも嫌いだから?」と質問し「結婚してる?」と直球、対するジャックは「いや、もうしてないよ」と返答。
ジャックが何故サラと別れたのかに関してはS2で語られると思うのでソレに期待するとして、問題はこのアナルシア。
最終的に友人?から電話がかかってきたので移動するも、結婚の質問からしてジャックに一目惚れしたのかジャックの
名前を聞き「この続きは飛行機の中でね」「ああ」と後程会話する約束をし、去り際に「ねぇジャック…もう悪い事は
起こらない」と、最初に聞いた父親の不幸を言外に告げるという普通に良い感じの女性だったわけですが、わざわざ
S1終盤という局面で登場し、ローズの旦那バーナードもそうであるようにアナルシアも「後部座席」に座っている。
まぁ順当に考えて今後生存していた事が判明してジャック達に合流という流れですよね。
ただ一つ気になるのはアナルシアの存在意義なんですよね、もし普通の女性でジャックと再会を祝うだけなら、まぁ多少
言い方はアレですがケイトが展開上死にでもすれば以降はアナルシアとのペアを組むだけでOKですけど、ローズの旦那の
バーナードなら、元々ローズがレギュラーではないので「普通のオッサンで生きてた」でも構わないものの、アナルシアは、
ジャックが主人公で彼に惚れてる要素が強い以上、普通の女性というだけだと今イチ魅力に欠けるので、どういう人物で
今後はどういう役を担当するのかが気になります、勿論回想に出てきただけという可能性もありますし、マジでケイトが
あまりにも不人気だったので急遽新たなヒロインを打ち立てる事にした、という方向性の変更でも全然構いませんが。
しかしアレですよね、アンドレアといいアナルシアといい、ジャックの回想は上下に「ア」の付く女性が多いですよね。
 ソーヤーのフライト直前状況
遂に明かされた本名は「ジェームズ・フォード」というモノ、どうせ呼称はソーヤーなので関係無いですけども。
で、飲み屋で喧嘩した相手がオーストラリアのお偉いさんだった事から一方的にソーヤーが悪者にされ「お前なんか
拘留する費用が勿体無い、だから今すぐ国内退去してもらう、午後の便だ」と露骨に高圧的で偉そうな警官。
「ジェームズ、オーストラリアには以後入国禁止だぞ」と言ってましたが…まぁ、ソーヤーとしても仇のソーヤーと
間違えてフランクを射殺してしまったので嫌な思い出しか無いでしょうし、むしろシドニーまでの飛行機代が浮いた分
ラッキーという感じでしょうか、詐欺師なので恨まれたり八つ当たりするのは、良くはないですが慣れてるでしょうし。
 ケイトのフライト直前状況
保安官が追い続けて三年、トムを殺したのは二年前、どういうわけかケイトは保安官に電話して情状酌量を訴える、
銀行に飛行機の玩具がある事を電話でケイトに教えたらしい保安官、以前の回想で出てきた銀行強盗の仲間は結局
ケイトが射殺したらしい、これらの事実が判明しましたけども、無駄にスカっとする回想でした。
しつこくもケイトを嫌いな者としては、一方的にケイトが、自身のせいで招いた出来事による糾弾を受ける展開というのは
待ち望んでいた描写なので、久々に登場した保安官がやたら嬉しそうにケイトを言葉責めする光景は良かったなーと。
銀行強盗犯射殺に関しては保安官の発言なので100%真実なのかどうかは不明ですけども、もし仮にマジで全て保安官の
言うように全てが真実だとしたら、流石にソコまでやったのだとしたらマジでケイト最低ですよね。
 ブーン と シャノン のフライト直前状況
「すまないがこの荷物を見ててくれないか?すぐ戻る」鞄を空いてる座席に置き、シャノンにそう頼むサイード。
が、承諾したくせに「アラブ人の男性が荷物置いてどっか行っちゃったんですけど」と警備員に報告するシャノン。
その理由は「自分一人でも何か出来る」とブーンに見せ付ける為だけにやった事ですけど、流石に呆れるブーン。
アラブ人というだけで仲間に無線で連絡する警備員もアレですが…まぁこの場合シャノンが頭イカれすぎでしょうか。
ここでブーンが登場したのは、正直サブタイ表示後に画面下部に表示される主要キャスト、前回は無かったのに今回は、
イアン・サマーホルダーの名前が普通に表示されてたので、この回想で登場しても然程驚きは無かったんですが役割的に
考えれば実にブーンらしい役回りだったでしょうか、シャノンの我侭に振り回されて辟易してる、という感じで。
 ジン と サン のフライト直前状況
ここでのジンの会話は「遅いぞ、何してた?」というそんざいな態度以外普通でしたけど、逆に、サンはここでジンの
前から姿を消すつもりだったわけなので、この描写はちょっと不自然かなーと思いました。
姿を消すタイミングに関しては別にいつでもいいわけなので、むしろ一人で自由行動出来たこのタイミングにそのまま姿を
消した方が自然に見えるので、ちょっと違和感があったというか、整合性を考えるとサンが暗い表情をしてないのも微妙。
 フライト直前状況の描かれなかったメンバー
全く描かれなかったのが、チャーリー、ハーリー、クレア、ロック、の四名で、ある意味描かれてないのがサイード。
サイードを入れたとしてこの五名はどうなるんでしょうね、流石にメインの登場人物で、ロックみたいに露骨に怪しいのは
別にしても、普通のメンバーは描かないと別の意味で贔屓してると取られてしまうので描かないという事は無いでしょうが、
逆に今回描かなかった以上、既にイカダが出発した次回なりS1最終回なりに入れると浮いてしまうような気が…。



LOST   S1 第24話 「暗黒地帯」
今回は本編展開 + 各々のフライト直前状況、一気に殺伐とした展開になってきたので先を見るのが非常に楽しみなのと
同じくらい「S1で一応の区切りは付くのか?」という疑問が浮かんできました、どう考えても次回で区切れそうにない。
まぁ俺の場合は再放送で見てるわけなので、仮に、もぅモロに「S2へ続く」というより「普通に次回へ続く」という
終わり方でも二週間後にS2放送開始、つまり一週間放送休止なのと同じ状態なわけですけど、仮に続く状態で終わると、
本放送で見てた人はたまらんかったやろうなーと、再放送は個人的に助かったものの、そんなんしてる場合ちゃうやろと。
しかしナンと言えばいいんでしょうか、伏線か「ソレっぽく見せてるだけ」なのかが分からない描写が多いのが、逆に
本作に限っては良いなと思えます、何かしらの意味はありますし、色々考えれるので個人的には大歓迎。
 ダイナマイト輸送組
ダイナマイトを探しに船の中へ入るジャック達、船の外で待つ事にしたのはハーリーとアルツトの二人のみ。
アルツトも言ってましたけど、マジでこの船どうやってこんなジャングルの中まで入り込んできたんでしょうね。
で、中にはきちんと爆薬がありケイトが…まぁその辺りは相変わらずケイトが嫌いな俺なので後述で色々書くとして、
外へ持ち出した時、ニトログリセリンの講釈をたれて「持って帰るのは一つだけにしよう」と言った直後にアルツト爆死。
あまりの超展開と同じくらい王道の展開で素でカルピス吹きました、爆死したのにアレですが今回のアルツトは良すぎ。
でもまぁ、死んでしまったのは可哀想ですが来た回はありましたよね、気温30度以上のところに出すなとか、湿ったモノで
包む必要があるとか、結果的に自分自身がダイナマイトの恐ろしさを実証してしまったものの、アルツトのおかげで、
どれだけダイナマイトが危険かジャック達に伝わったので、アルツトは非常に役に立ってたなーと、ケイトと違って。
その後、アルツトの爆死を見たものの「最低でも二本、三本ならもっと安全だ」と発言するロック、その言葉にジャックは、
「全部俺の鞄に詰めよう。たくさん詰めた方が中で揺れない」とか、ほんまジャックは凄いですよね。
目の前で仲間が爆死するのを見た直後に、責任感の強さからか自分が全て所持しようとする根性が凄いなと。
が、流石に最悪の事態を想定して「万が一の事を考えて三本ずつ詰めよう」とロック、お互いが三本ずつ持つ事を提案。
するとソコへケイトが「一つはあたしが持つ」とかボケた発言、一個だけ持ってどないすんねんと、お前はアホかと。
当然拒否するジャック、この際個人的に気になったのが、ジャックの表情と言葉の感情が今までみたいに「もしケイトが
持ってる時に爆発したらシャレにならん」というケイトを心配したモノではなく、ケイトの嘘を身近に感じすぎたせいか、
「ケイトだから任せられない」というニュアンスに、個人的にはそう聞こえました、ジャックにしては厳しい口調でしたし。
しかしロックは「…クジにしよう」と提案し、偉そうな顔で「いいわよ」とケイト、コイツはほんま…まぁ後述で。
クジの結果、ケイトとロックがそれぞれ三本ずつ持つ事になり、爆発の可能性を考慮して、一定の距離を空けてジグザグに
移動する一同、最後はジャングルを移動してる最中に妙な泣き声をあげて飛んで行く鳥を見て今回は幕。
ジャック達の緊張感は半端じゃないですよね、目の前で仲間が爆死するのを見てしまって、今現在も爆死の危険を常に
感じながらゆっくりハッチの元へ向かうと、ちょっとハーリーが何の役にも立ってないのが色んな意味でアレですけども。
 チャーリー と クレア と ダニエル
赤ちゃんが泣きやまずストレスが溜まってるせいかチャーリーへ八つ当たりしてしまうクレア、大変なのは分かりますが、
意外とクレアってこういう、感情を爆発させての八つ当たりが多いので、ちょっと色んな意味で旦那になる人は、
ホント色んな意味で大変ですよね、今現在一番信頼してるチャーリーにすら露骨に八つ当たりしてしまうぐらいですし。
そんなカブ頭の為に抱っこ紐を作りクレアに「ありがと」と言われほっぺにチューを頂くチャーリー、微笑ましすぎて死ぬ。
と、ソコへ慌てた様子のダニエルが戻ってきて「サイードはどこ!?」と発言、流石にその様子を見て急ぐ必要があると
思ったのかサイードを呼びに行くチャーリー、クレアを残す辺りが、まだ会って数時間のダニエルを信用しすぎですよね。
一方のクレアはダニエルの左腕にある引っ掻き傷を見て、以前自分が引っ掻いたものだと思い出す…が、いつの出来事
だったのかまでは思い出せず困惑してましたけども、状況的に考えてイーサンに拉致られた後の事だとは思うんですが、
つまりイーサンの顔の傷も同じ三本線の傷痕だったのでクレアがやったと考えていいとは思うんですが…となると、
ダニエルとイーサンは仲間という事なんでしょうか?流石にソレは無いと思うので…イーサンから逃げてる最中にダニエルと
遭遇し、ダニエルが何らかの手段を用いてクレアの記憶を消し飛ばした、というのが展開的には妥当でしょうか。
で、予想通りダニエルに拉致られる赤ちゃん、クレアは頭部から出血、ダニエルいくらなんでもやりすぎ。
その後は泣き叫び自分も行くと言うものの、最後はチャーリーへ赤ちゃんを頼むと言い、その言葉にチャーリーは、
「クレア…俺が連れ戻すから…約束だ」と言いサイードと行動を共にする事に。
赤ちゃんの名前は、いつ、どこで、どういう理由で、付けたかはまだ不明なもののアーロンと命名。
 チャーリー と サイード
クレアが中々洞窟に行かない為、サイードに銃を貸せと言うもののサイードは銃を渡さず「本気で守りたいなら、子供を
抱いてクレアを洞窟へ移動させろ」と言ってましたが、これは…確かにこの時点ではサイードの言葉が正論ですけども、
ダニエルに赤ちゃんが拉致られた際、既にサイードがチャーリーへ銃を渡していれば、チャーリーがサイードを呼びに
行った時にクレアへ護身用として銃を渡していたでしょうから、少なくとも拉致られる可能性が減ったわけなので、
そう考えるとサイードも若干迂闊でしたよね、まぁ、だからこそ赤ちゃんが拉致られキれてサイードを殴るチャーリーに、
「二度と手をあげるな、責任をなすりつけあってる時間は無い」と、殴り返さずにそう言うだけに留めたんでしょうけども。
そしてダニエルを追う事になり、今度はチャーリーに銃を渡し「これは復讐ではない、それを忘れるな」と。
この言葉にチャーリーは頷いてましたけど…チャーリーの性格を考えると微妙なトコですよね。
直前に、別にサイードの責任ではないのに赤ちゃんが拉致られた事を「自分が守る」と言ったのに「自分のミス」とは
考えもせずにサイードへ殴りかかったチャーリーですし、イーサンを射殺した過去もあるのでちょっと危ないなーと。
その後はジャングルへと入るも、煙のトコまでは距離がある為プロペラ機のトコで一旦小休止を取る二人。
サイードはチャーリーがドラッグ中毒だった事を知らない為、中にヘロインが詰まれていた事を話し、そのヘロインを
見せる為にチャーリーの足元へ放り投げ、そのヘロインを見つめるチャーリーで今回の二人は終了。
取ったかどうかの描写は無かったですが、流石に「クレアは俺が守る」と約束したのに、一度目はイーサンに拉致され、
二度目はダニエルに暴行を加えられ赤ちゃんまで拉致されたので、ヘロインなんか気にしてる場合じゃないでしょうか。
逆に言えば、二度もミスを犯してしまい自暴自棄直前になってるので、良くないとは分かっていながらもヘロインを吸えば
気分が落ち着くので、気分を落ち着けて、冷静な判断が出来る状況にしてダニエルと対峙、という可能性もあるなーと。
 サイード と シャノン
ブーンの荷物も全て洞窟に運ぼうとするシャノンに「持ちきれない荷物は私が持ってやる」と声をかけるサイード。
この二人の描写は今回コレだけでしたけども、色んな意味で厳しいトコロですよね、この二人の今後は。
サイードは生真面目すぎるので、生前ブーンとあまり親しくなかった事もあって、ブーンが死んだ状況でシャノンと
あまりベタベタするのはブーンに悪いと考えるでしょうし、ナディアの事もあるので心にシコリがあるだろうなと。
一方のシャノンは…素で微妙なトコですが、腐ってもロックの殺害をサイードに依頼してしまったので、普通なら
気持ちのレベルでサイードに接し辛くなるだろうなと、ビンセントに全く話しかけてないのでウォルトの気遣いも無駄に。
 島で起こる出来事について語るサン
自分達の身に降りかかる出来事について「私達が次々こんな目に遭うのって…罰だと思わない?」「何の罰なの?」
「過去の行いや…隠していた秘密…人に吐いた嘘」「誰が罰を与えてるの?」「…運命」とサンの言葉に応答するシャノン。
その言葉にクレアが「罰せられてなんかない…運命なんてない」とは言ってましたけど、確かにそう考えると理不尽に
色んな出来事が起こっているというのも不思議ではないんですよね、サンの言うように「運命」かどうかは分かりませんが、
実際真偽の確認は不可能なものの、一応人生で起こる幸せと不幸の出来事は均等に発生する、と言われてるので、
そう考えるとサンの言うように「悪い事をした」り「何かを隠していた」り「嘘を吐いた」りというのは悪い事ですけど、
そういう事をバレないようにしてソレが上手く言ってるという事は、少なくとも本人にとっては「イイ事」じゃないですか。
なので、サンが言うようにその反対の罰を受ける事になってるというのもあながちおかしくはないなと。
過去の描写で考えるに罰せられるべき罪を犯したのが「確定してる人物」は、最低でも自身の都合で五人殺したケイト、
ドラッグ中毒でルーシーを騙し盗みを働いたチャーリー、呪われた数字を使い家族を不幸にしてしまったハーリー、
ナディアを逃がす為に上官を射殺し今度は会う為に親友のイサームを自殺に追い込んでしまったサイード、
詐欺師として数多の人を騙し仇のソーヤーと間違えてフランクを射殺してしまったソーヤー、厳密には罪ではないものの
義妹と肉体関係を持ったブーン、自身の為に兄を利用して金儲けをしたシャノン、ウォルトを母親に預けようとしたマイケル、
ペクの命令で数多の人に危害を加えサンを幸せに出来なかったジン、ジンを信じきれず一度は逃げようとしたサン。
「確定している」のはこれらの人物でしょうか、ジャックは離婚したようなのでその辺りが絡んでるのかもしれませんが、
父親を告発したのはむしろ良い事ですし、クレアは養子に出そうとしただけで実際は出さず自分で霊能力者に助言を仰ぐ、
ロックに至っては実の父親と母親に騙されて臓器を提供したのでイイ事しかしておらず、ウォルトは流石に無い。
 イカダで海へ出たメンバー
皆のメッセージを勝手に読むソーヤー、ハーリーも母親への手紙を書いていたもののやはりヒューゴーが本名とは知らず。
一方マイケルはウォルトに船の操縦を教え、ウォルトから母親との事を質問されて色々答えてると、不意に流木にぶつかり
舵が剥がれ落ち「かじー!」と叫ぶジン、相変わらずジンの英語は妙に笑えるというか、大変な状況に聞こえない。
この際のそれぞれの行動は、帆を降ろすジン、舵を回収しに海へ飛び込むソーヤー、ロープを投げるマイケルというモノ。
結果、何とか舵を回収する事が出来ましたけども、コレは…正直治せるモノなんでしょうか?
治せないので一旦島へ戻る事になった、という情けない展開にはならないでしょうけども、いきなり先行きが不安に。
 ソーヤーの家族をバラバラにした仇のソーヤー
舵を回収してきたソーヤーに「お前のシャツだ、日焼けするぞ、羽織っておけ」何故か太陽の逆光を背に顔のアップで
ソーヤーに服を渡すマイケルのカットがあまりにも不自然だったので気になったんですが、まさかとは思いますが、
長年ソーヤーが追い続けた仇のソーヤーはマイケルなんでしょうか?
メッセージを読んでる際、ウォルトに復讐する男の話をするも復讐する理由までは語らなかった事を考えると、ギリギリ
マイケルがその件を知らないので一応筋は通りますし…ただ、それならマイケルがソーヤーの名前を最初に聞いた時に
何かしら伏線を用意しときそうなのでアレですし、いくらなんでもマイケルが詐欺師というのは似合わないので無いとは
思うんですが、それならマイケルの意味ありげな逆光はナンの意味があったのかなーと。
 迂闊なロック
「道案内はした、これ以上私は必要無い」と言いジャングルへと戻るダニエルをジャックは呼び止めるも「ほっとけジャック」
ロックはそうジャックに告げ「帰り道はどうする?」と言うジャックに「私が分かる」と答えるロック。
完全に不可抗力ですが、ここでジャックが言うようにダニエルを押さえておけばアーロンが拉致られる事も無かったので、
またロックは余計な事してしまってるなーと、そんな事になるとは思ってなかったでしょうけども、タイミングが悪い。
 ダニエルの狙い
サイードの考えでは、アレックスを「他の者」に奪われたから、クレアの赤ちゃんとアレックスを交換する為に煙の元へ
向かったのではないかと言ってましたが、可能性で考えれば確かにソレが一番濃厚でしょうか、クレアの赤ちゃんが
欲しいだけなら、敢えて煙の出るこのタイミングで奪う必要も無いので、「他の者」と交渉する為に敢えてこのタイミングで
奪った、という方が自然やなーと、煙が出る前にクレアの元を訪れたのは、まぁ細かい日数に関しては、逆に煙が出る
数日前にジャック達の前に姿を現したのなら信用させる時間が出来る事になるので然して意味は無いのではないかなと。
ただ、ちゃんとジャック達を黒い岩へ案内したわけなので、そう考えると協力的ではあるんですよね。
アーロンを拉致したのはいくらなんでもアレですが、ちゃんとジャック達を案内する辺り、やっぱり「他の者」を疎ましく
感じているのは事実やなと、てか16年も経過してるのにアレックスを見て「この子はアレックス」と判断出来るんでしょうか。
 サイードのフライト直前状況
不審人物ではないと判明し解放されるサイード、マジでそれだけだったのでちょっと可哀想にも程があるなーと。
 ジンのフライト直前状況
ジュースの汚れを落とす為にトイレへ行くとペクの命令でジンを尾けていた部下と遭遇し、ジンが逃げる計画を立てている
ことを知っており「もし裏切ったら、君はその時彼女を失う。君は自由を失う」とジンを脅迫、回想はソコで終了。
つまり、だからジンは島へ不時着してもサンに対する態度が硬いままだったんでしょうか。
事故とはいえ、結果だけを見れば「逃げた」とペクに思われても仕方無いわけなので、色々考えてたとかで。
まぁ、そうなると空港のロビーでサン相手に一輪の花を見せて微笑む余裕なんか無いでしょうから確定とは言えませんが。
 チャーリーのフライト直前状況
ホテルの部屋でヘロインを探し回るチャーリー、女に殴られても手に隠し持っていたヘロインを渡してませんでしたけど、
自分が欲しいから渡さなかったのか、女にやめさせようとしたのかは描写を見る限りだと確定するのは不可能。
形状と女のキれっぷりを見る限り、そのヘロインは恐らく女のモノだと思うんですが、チャーリーが機内に持ち込んだのも
そのヘロインだと思うので、可能性で考えれば予備のヘロインぐらい常に持ち歩いてるでしょうから、別に他人のヘロインを
盗む必要も無いので、そう考えると女にやめさせたかったのかなー…というのは好意的解釈すぎるでしょうか。
 マイケル と ウォルト のフライト直前状況
アドバンスSPで遊んでるウォルトに「犬は貨物室で運ばれるものなんだ」とマイケル、初めて知りました、エグイな。
母親に電話して「母さんが預かってくれない?」と言ってたのは…正直仕方無いでしょうか、待望のウォルトと再会する事が
出来たとはいえ、そんないきなり10歳のウォルトと喋るネタが無いですし、ウォルトの態度はやたら固いですし。
が、その会話を真後ろで聞いていたウォルト、「ウォルト…今のは…」と焦るも「電池買ってよ」とウォルト、分からんわ。
 ロックのフライト直前状況
マイケルが母親へ電話してる最中、誰かに車椅子を押してもらって移動してるロックという描写のみ。
サイードも軽い描写だったのでロックが「これだけ」でも不自然ではないですし、実際問題まだクレアの回想が無いので、
やはりロックは謎の人物なので、次回放送のS1最終回にでも何かしら語られるんじゃないかなー、と期待してたり。
 ケイトの邪魔っぷり
個人的にケイトが嫌いだからこそ、もはや「画面上に出てくるだけで粗が無いか無意識に探してる」という状況に、
あんまり宜しくない状況なんですが既にそういうレベルになってしまってるんですが、今回ケイトがした事は、
・船の中で爆薬を発見した。
・暗い船の中で斧を使い取っ手を破壊しようとした。
・ダイナマイトを包む為に服をアルツトに言われて差し出した。
・ジャックとロックが持って帰ると言ってるのに自分が持つとか言い出して日の入りまで90分しかない時間を浪費させた。
この四点じゃないですか、協力する為に来た、とか偉そうな事言ってましたけど実際やったのはこの四点のみ。
一つずつ考えると、船の中での爆薬は位置関係の問題だったので「ケイトの手柄」でもなければ「ケイトだからこそ」
というわけでもないので除外、二つ目の斧に関してはむしろジャックとロックを爆死させるトコだったので邪魔してる。
服に関しては、ハーリーへ言っていた事前の会話から少なからずケイトに不満を感じていたようなのでむしろ嫌がらせ。
最後のは正直時間の浪費なうえに、結局ケイトが持つ事になったのでジャックの心配の種を増やしただけ。
挙句にロックがクジを考えたから良かったものの、最初は「三本ずつ二人で持つ」だったのに「一つは私が」とか、
「片方は私が」なら分かるものの「一つは」とか意味不明な超発言、ケイトが嫌いだからこそですが、ほんまウザイなと。
実際何か役に立つ見せ場は次回訪れるんでしょうか、正直「とりあえずケイトはジャックと行動させる」にしか思えず。



LOST   S1 第25話 「漆黒の闇」
S1最終話、今回は本編展開 + 各々のフライト直前状況、イーサンの時もそうでしたけど、ジャック達生存者以外の人間が
絡んでくると一気に殺伐とした展開になるうえ、緊張感が半端じゃなく跳ね上がるので見てて興奮しました。
ただコレはほんと、確かに面白かったですしS2がマジで楽しみな内容ではあるものの、本放送を見てた人は、つまりこの
終わり方で数ヶ月待たされたわけなのでキツかったやろなーと、正直ハッチの中身よりもむしろソーヤーの安否が心配。
 セキュリティシステムに捕まるロック
土煙が巻き上がり逃げるジャック達をよそに、ロックはただ一人鞄を下ろして土煙の方へ歩くという奇天烈行動発生。
相変わらず責任感の強いジャックは「ロック!なにしてんだ!」と叫び、ロックを助ける為に戻ってましたけども、むしろ
注目はそのまま逃げたケイトとハーリー、第一話でもチャーリーを助ける為にジャックは戻ったのに、ケイトは一人で
さっさと逃げ、今回はジャックがロックへ声を張り上げたのに、それでも放置して逃げるという非道っぷりでしたが、
そんな事より、ニトログリセリンは多少の衝撃でも爆発するのにナニお前マジになってダッシュしてんねんと。
で、ココで気になったのがロックの表情、何かに睨まれたらしく初めて恐怖の表情を浮かべて逃げてたわけですけども、
ロックは中盤でジャックに「試されていたんだ」と言ってたじゃないですか、なら何故怯えて逃げたのか?が疑問に。
四話で描かれたロックのエピソードでも一度セキュリティシステムに遭遇して、その時は普通の表情だっただけに謎。
その後、足を掴まれ思いっきり引っ張られ穴の中に吸い込まれそうだったロックの手を掴むジャック、救助に来たケイトに、
「ダイナマイトを出せ!」と言い、鞄からダイナマイトを出そうとするケイトに「違う!俺の鞄にある!早く取ってこい!!」
とジャック、しかしロックは「ジャック!手を放せ!大丈夫だから」と発言。
しかしジャックはその言葉を聞かず、ケイトへダイナマイトを穴の中に投げるよう指示、結果、何とかロックの救助には
成功するも、ロックはジャックに礼を言わず睨むだけでココでの展開は一旦終了、せめて常識人として礼ぐらい言うべき。
けどホント、やっぱりジャックは凄いですよね、ブーンの事でロックへの不信感を募らせていたのに、実際ロックが、
機長が殺されたのを見てるジャックとしてはロックに死の危険が迫ってると感じたでしょうから、嫌いなロックでも
命がけで助けに戻り、自分も穴の中に吸い込まれる危険を顧みず助けたりと、やっぱり責任感と正義感が強いなーと。
ソコに好奇心が加わるとブーンのように先走りすぎる事になるので、リーダーとしてはやはりジャックが適任でしょうか。
 ジャック と ロック
ちょっと会話が長かったのでピンポイントで感想を書くとすると、ロックの「私は信じる人間だ。全て偶然だと思うのか?
墜落で、ほぼ見知らぬ同士の我々が大した怪我もなく生き残り、この島に落ちたのは偶然なのか?偶然ここだったのか?
我々は全員、ある目的の元に集められた…我々は一人残らず故あって連れてこられた」というセリフ。
確かに一理あるどころか、現実問題偶然にしては出来すぎているので、何らかの要素が働いたとは考えるべきですよね。
ただ逆に言えば、ロックは足が動くようになったので「島のおかげ」と思い込んで「島には力がある」と感じるのも
至極当然ですが、逆に「島のおかげで良い事が起こった」わけではない者からすると、やっぱりただの墜落事故ですよね。
ジャックは父親の幻を見て、実際父親の死体が消えてるのでソレは問題ですが、この島へ来てジャックが体験したのは、
保安官を救えなかった、ジョアンナを救えなかった、ブーンを救えなかった、少なくとも三人の人間を救えなかった現実。
勿論、最初の時点でローズを救いクレアを落ち着かせ、シャノンのぜん息を一時的に落ち着かせたりと、色々役には
立ってるものの、無理矢理リーダーに仕立てあげられた事も含めて、ジャックはロックと違って嫌な経験の比重が非常に
大きいので、後述でロックが言った「この島だ、島が君を連れてきた。ここが普通の土地でない事は見ただろ?君も島に
選ばれたんだ…運命だよ」という言葉を信じるわけにはいかないですよね、不幸になる為に来たわけではないですし。
ただソコまでならロックの言葉も「分からないではない」内容でしたけど、ジャックの「…ブーンともその話をしたのか?」
という質問に「…ブーンは島が望んだ生贄だった…あそこで彼に起きた事も、我々を導く為の試練だ、道を示して、
我々を今日この瞬間まで導く為のな」という言葉はほんま、呆れるを通り越して殺意が湧きますよね。
自分がブーンを早朝から無理に連れ回してプロペラ機の元へ連れて行き、最初こそ「私のせいだ」と言ってたものの、
時間が経った今になってそういう言葉が出てくるという事は、つまり「ブーンが死んだのは別に自分のせいではない」
言外にそう言ってるようなものなので、ちょっと非常識とかそれ以前の、人間として最低やなーと。
最後の「…俺は運命を信じない」「信じてるよ、自覚してないだけだ」に関してはS2以降のジャックとロックの動向と、
どういう風にお互いが「望まない結果」を迎えるのかに注目、何となくギリギリまでジャックはヤな目に合いそう。
 珍しく私情で激昂するジャック
「さっきのはどういうこと?」ダイマナイトの件でケイトがジャックに問うと「君は持つべきじゃない」とジャック。
「クジを引いたのよ?」「悪いが俺はそんな大事な決断をクジに任せたりしない」「貴方にそんな権利はないんじゃない」
相変わらず偉そうにホザくケイトに「皆俺にリーダーになれと言っといて今度はなんだ!?俺の判断を責めるのか?
…それでもいい…だが…一つだけ聞いてくれ…これが終わったらこの後は…ロックが問題になる。その時は俺の側に
付いてくれ」そう言うジャックに「…分かった」と、ケイトは相手が正論を言うと反論をしないのが余計印象が悪い。
反論するという事は言い訳してるという事なので、何も言わないのはある意味偉いものの、毎回文句を言うだけ言って
相手の気分を損ねたりしてるだけなのがウザいの極みなんですが、ここではケイトのウザさを追求するわけではなく、
ジャックの言うように「周りはリーダーになれと言ったくせにジャックが何か決めると文句を言う」状況なのが何よりも
問題ですよね、例えば洞窟に住むと決めた時にサイードが「救助のチャンスを逃したくない」とキれたのは、流石に
コレに関してはむしろ当然じゃないですか、洞窟に住めば安全で水の心配も無くなるので当面の生活は安定するものの、
逆にビーチに居ないという事は救助のチャンスを逃す事になる、ジャックの判断に根本的なミスがあったので指摘する。
そういう「文句」なら全然問題無いものの、今回のように「危険だから自分が持つ」と言うジャックに、わざわざ異論を
唱えてジャック以外が持つ事になったり、そういう事をされるとそらジャックもキれますよね。
やりたくもないリーダーをやらされてるのに、こういう危険な役目を自らが買って出てるのに文句を言われると。
で、ジャックにしては珍しくその事で怒ると…相手がケイトなので余計悪いんですが、何も言わず、それこそ「渋々」と
取られても仕方無いような表情で「…分かった」とか不満ありげに言われると、まぁしつこくもそらムカつくわなと。
そう考えると、ジャックと行動するのは、サイード、ロック、サン、チャーリー、ハーリー、この五名が安定でしょうか。
ロックは時折全く真逆の考えになるものの、基本的にサイードとロックは冷静なのでジャックの補佐が可能。
サンとは今までの描写を見ても、唯一ジャックが怒ってもすぐに気分を鎮めれる相手なので、単純に相性の時点でイイ。
チャーリーは無鉄砲なのでジャックが落ち着く必要があり、ハーリーは特有の朗らかさでジャックが落ち着くと。
逆に合わないのは…前述のメンバー以外は何かしら合わないでしょうけども、正直ケイトが一番合いませんよね。
最初こそ仲が良かったものの、今のケイトは明らかに態度が悪いのにソレを悪いと思ってないので、今は一番合わない。
 危険を知らせるハーリーと暴挙に出るロック
ライトを落とし、ハッチに書かれた数字を見て「そんな…冗談だろ…やめろー!これを開けちゃダメ!」とハーリー。
その様子にただならぬ気配を感じるジャックとケイト、しかし無視して導火線に火を点けるロック、コイツはほんま。
まだハーリーが「爆発の予想範囲内に居る」のに着火したので、やっぱりロックは「ハッチを開けたいだけ」ですよね。
普段のロックなら「どうした?」とまず理由を聞いて「そういう理由なら爆破は一旦中止しよう」となるのに、
人の話を無視してまで導火線に火を付けるのはマジに異様やなと、間接的にブーンを殺しただけの事はあるなと。
 マイケル と ジン
サンが作った単語帳のノートを見て「俺も作ってほしかったなぁ…」と、言外にジンとコミュニケーションを取る為に
韓国語の単語帳を欲しがるマイケル、まぁこの辺りは後々英語をほぼ使えるようになったジンがマイケルに教える、
という展開が妥当でしょうか、恐らく島に戻るでしょうから別にサンが教えても問題はありませんが。
ジンが使った英語は「あぁ…はい」という言葉を始め、単語で、右舷、左舷、セイル、食べる、貴方、というモノ。
で、マイケルの口調を聞く限り舵を直したらしいジン、漁村の出だとそんな事まで出来るのが凄い通り越して器用。
そして「ほら、あんたのだ」と、最初に二人が衝突した時計をジンに渡すマイケル、しかしジンは「あなた」と言い、
マイケルの手に時計を握らせる、その行動にマイケルは「あぁ…ありがとう…どうも…ありがとう」と、分かりやすく
一言一言はっきりとお礼を言うとかもぅほんま、ありえないぐらい友情を育んでるこの二人の男気に感動なんですが、
現状でジンはどれくらい英語を喋れるんでしょうね、レストランやホテルを経営するのが夢で、ボーイの仕事もやっていて、
学生時代英語は流石に習ったでしょうから単純な英語ぐらい使えるとは思うんですが…一応設定上は「全く使えない」
という設定にしてるんでしょうか、そうでないと今までにも読解出来てそうなセリフとか色々ありましたし。
まぁ、それならそれで、まだ英単語のノートをサンに貰って数時間しか経過してないのに、これだけ色々な単語を覚えた
記憶力は凄いを通り越して、漁村の出やとそんなに何でもかんでも器用に出来るモンなんかと(ry
 何気にサイードを信用してるソーヤー
サイードの「一時間おきに電源を入れろ」という言葉に従いレーダーの電源を入れてたり、レーダーの件でマイケルと
口論になった際「サイードが直して動かなかったモンがあるか!?」と言ったり、何気にサイードの腕前を全面的に
信用してるソーヤーが良い感じでした、ソーヤー的にはやはりジャックとサイードが並んで信用に値する人物でしょうか。
 「他の者」に襲撃されるイカダ組
照明弾を使いレーダーの船に自分達の位置を知らせると、個人レベルで漁業に使いそうな船がやってきてマイケル達を
ライトで照らし喜ぶ一同、だがどうやら「他の者」だったらしく「子供を渡せ」と船長風の男が高圧的に発言。
危険を感じ背中に隠した銃に手を伸ばすも、不意にライトを消され銃撃されて海へ落ちるソーヤー。
「ソーヤー!」と叫び助けに飛び込むジン、拉致られるウォルト、殴られ海に突き落とされるマイケル、そしてイカダは
女がダイナマイトを投げた事で爆発炎上しイカダ組の描写はソコで終了、よりによって島から離れて立ち往生する一同。
S2の予告にソーヤーが出てましたし、流石に暗闇の中で銃撃したので致命傷にはなってないと思いますけども、コレは、
ある意味素で生命の危機ですよね、他の者がマイケル達を「殺さなかった」ので無駄に人の命を散らすつもりは無いのが
確定しましたけども、実際、これだけ島から離れた状態で戻る事は可能なんでしょうか?
狙撃箇所に関わらずソーヤーは銃撃されてるので体力の消耗は激しいでしょうし、ソーヤーを助ける為とはいえ海に
飛び込んだのでジンも当然体力を消耗してるはず、マイケルも殴られて海へ突き落とされたので消耗し、何よりウォルトを
拉致られた事で動揺してたりと、ちょっとマジでこのイカダ組がどういう風に島へと戻る展開になるのか非常に楽しみです。
 アーロン奪還組
偽の赤ちゃんの罠にハマり頭を負傷するチャーリー、ジャック達の元へ行く前に用意したのか、アーロンを拉致った後に
仕掛けたのかは分かりませんがダニエルしたたかすぎ、それだけの技術があるなら「他の者」を罠にはめればいいのに、
わざわざ追跡してくるチャーリー達の足止めをする為に罠を仕掛けるとか、お前はどこのランボーやねんと。
そんなチャーリーの傷口に銃弾の火薬を付け、ソコに着火して応急処置をするサイード、見るだけで痛すぎる。
で、結果的に煙の元へ到着するも「他の者」はおらず、アレックスと交換出来なかった事を嘆くダニエルが登場し、
「奴らは男の子を攫いに行く」という囁きを聞いた為にアーロンを拉致ったと告白、サイードもチャーリーも、アーロンが
女の子である事は言わず、「男の子」と聞いたにも関わらずウォルトを連想しない辺りがちょっと迂闊すぎですが、
何とかクレアの元にアーロンを連れて帰るチャーリー…が、チャーリーの鞄の中にはヘロインの入ったマリア像の姿が。
画面上では「ヘロインは見えなかった」のでマジにヘロインが欲しくて回収したのかまでは現状不明ですけども、個人的な
希望で言えば、チャーリーが再びヘロインに手を付けるとなるとショックなので出来れば吹っ切ってもらいたいものの、
チャーリーは「ロックのおかげ」でヘロインを捨て去る決意が出来たわけなので、当然ブーンの件があろうとロックには
感謝の気持ちがあるので微妙な気持ちを抱いてるはず、なのでココで再びヘロインに手を付け、結局ロックでは自分を
根本から救う事が出来なかった、みたいな展開になれば今度こそジャックがチャーリーを救うでしょうから嬉しいな、とか。
しかしアレですよね、クレア関連で、クレアにとって良い事が起こると必ず誰かが不幸になってるのは伏線?
 呪われた数字にまつわる他のメンバーの過去
ジャングルを歩きながら数字を呟くハーリー、その23という数字にケイトは反応し自分にかけられた懸賞金が2万3千ドル
だった事を告白してましたけど、他のメンバーも何かしら数字に関係した過去があるんでしょうか。
 ハーリーのフライト直前状況
起きると寝坊してて母親の誕生日に間に合わなくなりそうなので急ぐハーリー、エレベーターは満員だった為非常口から
出るものの、エレベーター内にはチャーリーが居て「なんなんだよ、人が急いでんのに!」と文句。
空港へ行く為に車を飛ばすも、ガス欠かパンクかで停止、そのせいで乗る予定だった飛行機を逃すと不運炸裂しまくり。
結局遅れた事が原因でハーリーは815便に搭乗するハメになったので、少なくともハーリーは、間違いなく島がハーリーを
呼んだからこそ連れてこられたという事になりますよね、数字のせいでハーリーだけが幸運になり周囲が不幸になる、
という状況だったのに、何故か飛行機の搭乗に関してだけは自らの身に不幸な出来事が折り重なり、その結果815便に
乗る事になったわけなので、ハーリーだけは間違いなく島に呼ばれた事が確定してるな、と。
 ロックのフライト直前状況
機内へ運ぶ為の特殊な車椅子が見当たらない為、係員が二人がかりでロックを抱えて機内の座席へ運ぶという描写。
雑誌を読もうとするも落としてしまい拾えない、という描写だけだったのが意外でした、ロックの事なので、既に飛行機に
搭乗した時点で何かしらあったのではないかな、と思っていただけに、良くも悪くも普通だったのが意外やなーと。
 何気に出番の用意されていたアルツト
飛行機が出そうだったので列に割って入るも「ちゃんと並べ」と係員に言われるハーリーを見ていたり、機内でクレアの
荷物を上部の荷物入れへと入れてやってたりと、何気に出番が用意されてて笑えました、笑うトコじゃないんですが。
 機内での気になる描写
機内へ入って来たハーリーを見て笑顔を見せるウォルト、ウォルトに「グ!」という感じで親指を立てるハーリー。
つまりこの二人は以前から面識があったと考えて良いと思うんですが…流石に分からないのでS2での回想描写に期待。
で、ウォルトが読んでいたイタリア語の漫画はハーリーの持ち物と判明、あの本に白熊が出てるのもやっぱり伏線?
そして機内でお互い目が合い、会釈…ではないものの、軽く笑顔を見せるジャックとロック、妙に好印象でした。
 番組終了後の特別番組
アナルシアではなく「アナ・ルシア」だった事が判明しましたけども、とりあえず「やっぱり生きてんねやろなー」という
予想が十分可能だったとはいえ、実際に登場する前から既にインタビュー映像を出すのは微妙じゃないかなと思ったり。
内容的にはS2への期待を膨らませるのに十分だったので非常に良い出来だったと思うんですが、むしろインタビューが
面白かったです、マシュー・フォックスは首からケースの鍵をぶらさげていたり、ドミニク・モナハンだけ何故かやたら
顔が傷だらけだったりと、インタビューの内容よりも、むしろそれぞれの外見だけで十分楽しめるレベルでした。
 S1全25話を見終えての感想
めちゃめちゃ面白かったです、俺はそんなにアメリカのドラマを見ているわけではなく、S1から見始めたモノとしては、
サンフランシスコの空の下、吸血キラー 聖少女バフィー、POINT PLEASANTの悪夢、LAX、チャームド、この五点のみ。
途中で見切ったのや再放送、現行放送の関係上まだS1の途中までしか見てないものも当然ありますけど、S1の時点で
ここまでハマれたのはLOSTだけかなと、サンフランシスコの空の下はネーヴ・キャンベル目当てで見始めて、S1は普通に
面白くて見てたもののS2でグリフィンが登場して一気にハマり、バフィーはサラ・ミシェル・ゲラー目当てで見始めて
平均点以上に面白かったところをS5でスパイクがバフィーに惚れ始めてからマジでハマり、という感じだったんですが、
LOSTは初っ端から面白い展開が続いたので見ててたまらんモノがあるなーと。
勿論良いだけではなく改善してほしい点も色々あるんですが、それを覆す程の面白さが何よりも魅力的やなと。
改善点としては…勿論人それぞれ感じ方は様々でしょうけども、ごく稀に「異常に中弛みしてるエピソード」があるのが、
ちょっと何とか頑張ってもらいたいですよね、基本的に個人個人の回想描写を交えて本編を展開させるわけですけども、
何せ主要人物の数が多く、しかも一人一回ではなく複数回なので、内容の良し悪しは別に個人的に好ましく思えない
人物の描写がメインの回だとそれだけで「あー…」と見る前から微妙な気持ちになってしまったりと。
多少の文句はあっても、やはり面白いのは面白いのでS2にも期待してます、脚本も役者も大変だとは思いますが、
出来れば緊張感のある展開をメインにしてくれた方が嬉しいトコロ、通常描写の展開だとどうしても数話に一度ダレる。


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