CSI:マイアミ

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 第14話〜第23話
 


CSI:マイアミ   S3 第01話 「永遠の旅立ち」
2007年9月7日からAXNで始まった吹き替え版の放送を見ての感想です、wowow版は未見なのでコレが初S3。
のっけから気合の入った橋の倒壊シーンが出てくる辺り、実に気合の入ってるS3ですが、S1とS2は4.3だったのに対し、
S3からは何故か16.9に変更、まぁワイドの方が映像的には綺麗に見えるのでイイんですが。
妙にイエリーナが焼けてるのが気になって仕方無いんですが、むしろそんな事よりいきなりのスピードル…(´Д⊂
降板したというのは放送前に聞いていたので分かってたものの、当たり前の事ながら、実際に見るとキツイなと。
しかしアレですよね、マイアミは面白いんですけど、相変わらず事件に関しての感想は書き辛いので、となると基本的に
人物間の絡みやツッコミがメインの感想になりそうな感じです、面白いんですけど事件的な事が完璧で感想を書けない。
 OP
全体的に各登場人物の映像が変更になり、イエリーナが追加…というか、イエリーナってS2の時紹介無しでしたよね?
あんまりOPの人物紹介は真面目に見てないので自信が無いんですが、個人的には初めて見たのでS3で追加かな、と。
しかしアレですよね、イエリーナの紹介が追加されたのはともかくとして、映ってるシーンが1秒に満たないとかお前。
 橋の倒壊による車の落下
実際ああいう状況になればパニックになるのは当然だと思いますが、むしろ落下した車に搭乗していたカップルのように、
まだ車ごと落下する方が生存確率としては高いでしょうか、生身で歩いてる時に橋が壊れて落下、の場合だとほぼ確実に
死にますけど、車で落下なら車の方に水面落下時の衝撃がいくので、まだ車に乗ってる方が助かる確率は高いかなーと。
 情報規制で流すホレイショ
恐らく盗難車であろう車をマスコミに情報を流す際「色は特定せずに流してくれ、何色に塗り替えるか分からないからな」
確かにその通りなんですが、頭がイイというか、この場合はアメリカの凄さを褒めるべきでしょうか。
失礼ながら日本の警察だと何から何まで情報を公開して結果的に犯人を助けてしまってる、という事が多いだけに、
何気ない一言ではあるものの、このホレイショの規制状態での情報公開は頭がイイなーと。
 ホレイショが根性ありすぎ
ジョウイの発言を考える限り、どう考えても河川内にサメが居るであろう事は明白なのにそのまま河川に入るホレイショ。
冷めた意見を言えば主人公なので死なないという特権はあるものの、それでも味方の応援を待たず一人で河川に入る、
これはもぅ根性があるというか、むしろサメの行方が気になって仕方無かったわけですが。
 スピードル殉職
ホレイショと共に宝石店へ行き相手に対して先行して銃を構えるも、最終的に麻薬護送時同様銃の手入れを怠ったのか、
或いはカリーが言うように構造上の欠陥等でこの最悪のタイミングで不発という事態が発生してしまったのか、結局原因は
表面上確定させなかったものの銃を所持した相手と対峙した際スピードルの銃は不発に終わり、胸に銃弾を受け…(´Д⊂
最期の演技と「何も感じない…」というセリフ、物語上劇的に死ぬわけではなく実際ありそうなリアルな展開で不意に
死んだりと、死んでしまったのはショックなものの、死ぬ流れとしては非常に良い感じだったのではないかなと思います。
そらまぁ、出来れば、どうせならS2ラストでスピードルに惚れたっぽいポルノ女優を守ってカッコ良く死ぬとか、そういう
展開の方が流石に良かったですけど、現実問題で考えれば、この不意の死というのはリアルで良かったかなと。
でもアレですよね、初見時は「す、スピードルゥゥゥ!!!」という感じですけど、冷静に思い返すと撃たれる瞬間まで
いかにもスピードルらしいですよね、引き金を引く→弾が出ない→スピードル銃を「あれ?」という感じで見る→被弾、
とかお前、そんな冷静に銃を見る暇があるならとりあえず屈めと、驚くのは分かるがいいから屈めと。
今回は今までと違い、ホレイショ、デルコ、カリ−、アレックス、それぞれと絡んでましたし、スピードルが死んだ後に
珍しく涙を浮かべるカリー、解剖時に号泣するアレックス、露骨に動揺して怒りながら宝石店の男に詰問するホレイショ、
スピードルの死亡で各々普段とは違う一面が見れたのも良かったです、強いて言えばデルコにも何か欲しかったトコロ。
しかし運の良し悪しで言えばスピードルはひたすら運が悪いですよね、今回の登場シーンはデルコと共に現れたものの、
ホレイショ曰く「休暇中に呼び出して悪いな」なので、本来ならこの事件には携わらずに済んだので死ぬ事も無かった。
そう考えると、仮に銃の手入れを怠っていたのだとしても、確かにそうなるとスピードルらしいものの、逆に休暇中で
急に呼ばれたからこそ銃を手入れしていなかった可能性もあるので、死ぬまでの流れはひたすら運が無かったなと。
余談ですが、スピードルの死に一番ショックを受けてるのは、やはりホレイショでしょうか。
S1からの描写を見る限り、仲の良し悪しや付き合いの長さで言えば、メーガン > スピードル > デルコ > カリー、
という感じでしょうし、S1初っ端のデルコとの雰囲気を見る限り前述のスピードルとデルコとの間には期間的な長さが
相当あると思うので、これでホレイショはメーガンに続いて、期間的な事も含めて親しい友人がまた居なくなった事に。
というわけで、個人的にCSI:マイアミでスピードルが一番好きなキャラだっただけに、今回の展開は非常に残念でした。
ロリー・コクレーンの都合で降板したわけなので仕方無いものの、あの気だるげなスピードルが見れないかと思うと…(´Д⊂
とりあえず、ラストの葬儀は非常に良い感じでした、銃を撃てなかったスピードルに銃葬というのもアレな気がしますが。



CSI:マイアミ   S3 第02話 「極悪弁護人」
ミドルブルックは狡猾でカリーをコケにしたり色々と面白かったんですが、やっぱりスピードルが居ないのが響いてるのか、
何か全体的に物足りない印象が強かったです、ギスギスしてるというわけではないものの、今イチ乗り切れてない感じ。
吹き替え版だと今回はデルコの声が微妙に変…というよりも風邪をひいてるっぽい感じの声だったのも気になりました。
しかし何を今更という感じですが、イエリーナは今後も登場し続けるんでしょうか、ホレイショとの絡みはトリップの方が
ベテランコンビなので掛け合い的にも面白いですし、イエリーナ相手だとホレイショが色々気を使ってるので面白くなく。
 マイアミは危険すぎる
別にマイアミだからというわけではないですが、ドゥ・ラベックがパーティーをしていると、そのパーティーを潰す事が
目的でミドルブルックが小型ボートに乗りながら銃を乱射して河を移動するという強烈な事件が発生。
運転手はともかくとして、パーティーに関しては潰すのが目的で殺人が目当てではなかったものの、それでも子供を連れた
女性が、ある意味当然なんですが子供を心配して動き出した事で銃弾が直撃し死亡するという展開。
この女性に関しては色んな意味で運が悪かったとしか言いようがありませんが、こういうパーティーとか、正直迂闊には
出れないですよね、こんな風に騒動が起こる可能性があるので、せめてまだ多少なりとも安全な室内じゃないと怖い。
 ドゥ・ラベックはよく分からない
「ビジネスに響く!」という理由で情報を隠すも、スティービーの為に何が必要かをホレイショに問われすぐに情報提供。
仕事優先なのか見ず知らずだろうと子供には優しいのか、どちらか微妙に分からないドゥ・ラベックが何とも言えず。
 スピードルが居ない事の弊害
個人的にスピードルが好きだからこそ思う事なのかもしれませんが、やっぱりスピードルが居ないと微妙というか、
カリーはツンツンしてたり何なりで何とか見せ場を作れるものの、現状もはやデルコがただのにーちゃんになってる気が。
ホレイショは主役という以上にキャラが濃いのでどうとでもなりますけど、特にデルコが厳しいというか、存在感が薄く。



CSI:マイアミ   S3 第03話 「愛の奴隷」
今回は結構良い感じでした、前回はミドルブルックこそ良いものの内容はスピードルの不在もあり微妙だったんですが、
新キャラのウルフが結構イイ感じ、クローディアの偏愛っぷりが良い表情で表現されてるのでマジでヤバく見える、
これらの要素も含めて全体的に楽しめました、出来ればジェイがミドルブルック並の狡猾さだと尚良かったところですが。
 ライアン・ウルフについて
スピードルの代わりの新メンバーと言うと非常に聞こえは悪いものの、今回のを見る限りだと意外に良い感じでした。
どんな作品でも交代で入ってくる新キャラ、或いは海外ドラマであれば新シーズンから追加される新キャラ、そういった
メンツは、どうしても以前までのメンバーに比べると微妙、或いはアクが強すぎて空回りしてる事が多いものの、ウルフは
積極的で優秀な警官、CSIへの転属を願う理由が「CSIなら事件の決着までを見届けられる」という真面目なモノ。
特にこの理由がイイですよね、確かに現場の警官なら、イエリーナみたいに上の人間であればCSIと連動して最後まで
事件の解決に尽力するものの、パトロール警官だとどうしても「事件後の死体を発見」で終わってしまう事が多いですし。
しかしまぁ、ウルフの使うCSIでのロッカーがスピードルの隣のロッカーというのがまた無駄に泣ける。
 ウルフの銃を確認するホレイショ
手持ちの銃と予備の銃、共に手入れをしてあるか確認し、ホレイショが「毎週掃除を?」と聞くと「毎日のようにしてます」
これはやはりスピードルの一件があるからこそ、銃撃戦とは然程無縁なCSIでも銃の手入れをしているかどうか、
という点を重要視したという事でしょうか、そうでなくても現場の警官なんですから念の為にチェックはするでしょうけど、
ホレイショとしては長年の同僚であり友人でもあるスピードルが銃の手入れミスで死んだ可能性があるので、新しく
CSIへと入ってくる人間にも銃の手入れを怠ってるかどうかの確認はしておきたい、という感じで。
 カリーの父親の事件を任されるウルフ
真面目な話、よくホレイショはウルフに任せる気になりましたよね、いくらウルフの経歴が優秀なものだとしても。
勿論、カリーとカリーの父親、この二人と全く接点の無いウルフ以外だと私情を挟む可能性もあるので、私情が全く絡まず、
何とかCSIで働きたいと思ってるウルフに任せる、というのも正しい判断ですが、まだ書類の提出もしてないウルフを
カリーとの会話後に即採用というのが、良い意味でホレイショらしいなと、日本のお役所仕事ではこうはないかない。
 カリーとウルフの舌戦
別に舌戦という程ではないですが、ウルフが車を調べているのを見て「早速頑張ってるのね」と言うカリー、手を抜かずに
やってほしいと言うカリーの言葉に「君こそ手を出すな、私情が絡むと捜査に影響が出る」とウルフ。
お前、仮にも転属されたばかりの新人が先輩に対してそんなデカイ口を。
別に間違った事は言ってませんし、いくらカリーが父親の事を心配してるとはいえ、この場のやりとりは多少カリーが
高圧的な態度でまず来たので、その態度に似たような態度で返すのはむしろ正しいんですが、いきなりすぎて吹いた。
で、結果的にカリーとは和解というか、普通に仲良くなったので、王道で考えればS2でヘイゲンと別れたっぽいカリーは
今後ウルフと、付き合うかどうかは別にして事件解決はペアを組んで行うようになる、といった感じでしょうか。
キャラ的には結構イイキャラしてるので、色んなキャラと絡んでもらいたいところですけども。



CSI:マイアミ   S3 第04話 「汚染の輪」
んー、結構面白かったんですけど、個人的にはどことなく微妙でした、面白いけど微妙、とか変な感じでアレですが。
元々麻薬をやってたマドンナが悪いものの、ラウールが麻薬をトイレに捨てたから殺された、とラウールに言わないのは
ホレイショの優しさが光ってて良かったですし、個人的に今回はどちらの事件も面白かったんですが、なにか淡白な感じ。
しかし、突如プライペートゾーンへ現れる若者達、全員で「廃れた芸術万歳!」と合唱しゴルフボールを方々へ投げ解散。
周囲にはゴルフボールが散り散りになり、若者の居た場所には一人の死体で転がってるとか、色んな意味で怖すぎる。
実際には機転を利かせてゴルフ場の死体を発見させる為のフラッシュモブ、というイイ作戦ではあったものの、ココの
ゴルフ場を持ってる人からすれば色んな意味でたまったものではないなと、若者は集団で現れるわ死体は出てくるわと。
ウルフの出番がもはやCSIその1みたいな役回りでしたけど、ウルフが絡まないせいか、とにかくカリーとデルコが希薄。



CSI:マイアミ   S3 第05話 「天使の犠牲」
面白かったです、今回のは上手い具合に事件の一つ一つが繋がってて、マイアミにしては珍しくというか、最後がきちんと
救われる形で終了していたので余韻も存在してましたし、ウルフがまだ新メンバーという事で死体に衝撃を受けたり、
そういったキャラ間の描写も上手かったなと思います、上手い具合に展開して面白かったおかげで感想は無いんですが。
 死体を見て動揺するウルフ
被害者の女性の検死後の死体を安置室で、ウルフらしくもなく意気消沈とした表情で見ているとカリーが部屋に来て、
「パトロールとは…やっぱり違うね…」と言うと「気持ち分かるわ。いずれ慣れる」とカリー。
確かに、それこそ他人であろうと知人であろうと死体を見続ければ、感覚が麻痺とは言いませんがそのうち死体を見ても
そこまでの衝撃は受けなくなるでしょうけど、逆に、それはそれでキツイというか、悲しい話ですよね。
カリーは少なからず衝撃を受けてるウルフを慰める…というか落ち着かせる為にそう言っただけだとは思いますが、
実際言葉だけを追えば「まぁ、そのうち死体なんか見慣れるって」とも聞こえるわけですし、実際、結果的にいずれは
そうなってしまうので、こういう仕事は人の死に関する感情が麻痺しやすくなってしまうんだろうなと。



CSI:マイアミ   S3 第06話 「ヘルナイト」
ようやくOPにウルフが追加されたわけですけども、今回のロペスは正直ちょっと可哀想すぎるかなと思いました。
結果的に全くの冤罪だったにも関わらず殺されたわけなので、いくらなんでもそれはちょっと無いだろうと。
そうなるに至った理由が「妻帯者にも関わらず女と遊んでた」なので、ある意味自業自得と言えなくもないですが。
横道だったレイジュニアの事件は簡素ながらも結構面白かったです、あまりにも単純でありがちな事件ではあるものの、
良い意味で初心に戻ったというか、分かりやすい面白さを上手く描いていたなと。
ところで今回の事件はスピードルが担当していた事件、そんな風に担当中の職員が殉職すると、マジで困るだろうなと。
 陪審員に現場を見せる意味があるのかどうか
基本的に陪審員へこういった現場を見せるのかどうか、その辺りの知識が全く無いので何とも言えないんですけども、
今回の冒頭、陪審員の為にミランダ殺しの状況を再現してたが為に現場は暗かった、という事ですが、確実に再現するのは
イイものの、その実陪審員への印象操作をする為に「イイ家族」に見える写真を飾り直したりと、そんな風に色々と
出来る以上現場を見せる意味が無いと思うので、よくよく考えるとこういう現場を見せる行為は、正直意味が無い気が。



CSI:マイアミ   S3 第07話 「津波大パニック 無法地帯」
SP放送、押し寄せる津波や爆破されるマンションの映像が非常に秀逸で、むしろ映像面で素晴らしいレベルに到達。
内容の方も「あと二分でマンションが爆破される」と分かってる状況で飛び込むホレイショや、武装銀行強盗の現場へ
突入するホレイショとデルコ、全体的に見所満載で、SP放送は伊達じゃないなと、カリーが妙に薄かった気がしますが。
 イエリーナの目の痣の理由
本人はリックではないと言い、リックは否定も肯定もせず「お前にはもう関係無いだろう」とホレイショに一言。
流石に話の流れから考えると、やっぱりリックが何かしらの理由でイエリーナの顔面にパンチをしたという事でしょうか。
正直、脇役キャラの恋愛事情が、そういう男女どちらかの暴力によって強制的に別れる、というのはあまりにも安直というか、
脚本的に楽をしすぎだと思うのであまり好きではないんですが…と思っていたものの、どうやら以前にも登場した弁護士?の
女性とデートをするらしいホレイショ、つまりイエリーナに関しては別にどっちでもいいんでしょうか?
 武装強盗の現場へ踏み込むホレイショとデルコ
時間的余裕が無かった為、防弾チョッキ等の装備をする事無く銀行へ突入してましたけど、コレ凄い根性ですよね。
実質私服のままでの突入なのでスピードル同様一撃食らうだけで確実に死ぬ可能性があるのに、容赦なく突入。
しかも何故かデルコが先導、そのうえ制圧直後には津波が押し寄せるとか、スピードルと違い二人とも生存したのは非常に
良かったんでしょうが、その反面展開的な運の悪さは半端じゃない、トリップですら実戦映像が無いのにデルコにあるて。



CSI:マイアミ   S3 第08話 「孤独な女」
面白いんですが、個人的には相変わらず感想として書く事が無いかなーと、サブタイで犯人バレしてるのが笑えますが。
日本の高級食材として神戸牛が出てきたり、イェリーナと違いトリップの方がホレイショとの絡みは面白かったりと、
色々面白い面もあったんですが、内容が事件中心で、良い意味で真面目に進展するだけに感想が無いという。
けどやっぱりスピードルが居なくなった弊害は大きいなと思いました、ウルフはイイんですが、デルコ達がただの捜査官に。
 首無し死体に驚くウルフ
解剖に立ち会うも、首が無く、証拠を探す為に首を煮ているという事を知り、その過程の首を見て固まるウルフ。
デルコも「スピードルに行かされたよ。マジでビビった」と言ってましたが、正直コレは確実にビビりますよね。
いくら映画なんかで死体や、ホラー映画だと更に壮絶な死体が出てきたりしますけど、実際に首が無い死体を
目の前で見ると、そら相当な衝撃だろうなと、怖いとか以前に「うわ!」とビビるのも頷けます。



CSI:マイアミ   S3 第09話 「危険な集団」
前回同様面白かったものの感想として書く事が無い感じです、事件自体は結構上手い具合に絡み合ってましたし、
ロケットランチャーをぶっ放しまくる過激すぎる集団、マイアミにしては珍しく最後に破壊された店の復興を全員が手伝い
後味良く終わるという脚本も良い意味で余韻がありましたし、笑えるという点では解剖現場に立ち会わされるウルフが
面白かったりと、色々見所はあったんですが感想は、事件自体が完成されてるだけに書く事がないと。
しかしアレですよね、ココ最近トリップがよく出てるので特に思うんですが、イェリーナの存在価値がマジで無い。
 海賊船を発見した時の対処
まず小型のボートでデルコとトリップがペンキで黒に塗り替えた船に近付いて、デルコが触ってみると案の定塗りたて。
その事でデルコはトリップに「応援を呼んで、SWAT」と言ってましたが、正直この辺りの対応が難しいですよね。
漁船が海賊船に変えられたと確定したので応援を呼ぶのは普通ですけど、仮にこの時点で船の中に海賊が居た場合、
ほぼ丸腰のデルコとトリップは応援を呼ぶ前に確実に殺されるものの、かといって証拠も無いのにSWATは呼べない。
日本と違ってアメリカは行動こそ早いものの、結局こういう警察関係は、どうしても規則に縛られて後手後手に回るなーと。



CSI:マイアミ   S3 第10話 「悪夢の始まり」
今回はデルコが良い意味で先輩らしくウルフを導いたり二人のペアが結構光ってた半面、刑事事件専門の妻帯者判事が
自室でのSMプレイをしてもらったビデオを録画しておいたり、所謂大人の玩具が画面上に大量に映されたり、今までにも
マイアミではSM関係の事件が結構多かったものの、今回は結構露骨に映されていたので驚きでした、ごっついなと。
 リックの態度の悪さは異常
ホレイショがラムジーを捕らえた時の事でデルコから供述聴取を取ってましたが、話の持って行き方が真実を聞く為の
ソレではなく、明らかにホレイショを犯人にしたいが為の決めてかかった尋問だったり、ホレイショに対しては露骨に
喧嘩を売ってるとしか思えない態度で「スピードルが死んだ後、カウンセリングを受けるよう勧めたが…」と言ったり、
今までにもリックはイエリーナ関連であまり良い扱いでなかったとはいえ、今回の態度の悪さはもはや異常でした。
 反面安らぎを得るホレイショ
リックに言われたのが図星だったのか、或いはリックに名前を出された事で思い出してしまったのか、スピードルの事で
今尚思い悩むも女性弁護士のおかげで気分が和らいだのか「ありがとう…」とホレイショ。
やはり支えになる人というのは必要だな、と思わせてくれたと同時に、この女性は以前からもホレイショと…こういう事を
言うと外見至上主義みたいで恐縮なんですが、イエリーナよりもビジュアル的に似合ってるので、ホレイショ本人が
どういう気持ちを抱いていようと、イエリーナよりもこの弁護士の女性との方が映像的にも落ち着くなと思ったり。



CSI:マイアミ   S3 第11話 「一族の汚点」
プリズン・ブレイクを見た後に見た以上はロバート・ネッパーを目で追ってしまうわけですが、やはりティーバッグが
ハマりすぎているせいか、今回のロバート・ネッパーは何か変な感じでした、やはり変なキャラの方が似合ってる。
展開的には本筋の話よりもアレックス関係が今回は良かったです、というか一人で奮闘してるのは初めての気が。
 リハビリに死体を見せる
アルコール依存症の会の人達に「酔っ払いが轢き逃げをした」事で発生した現実の死体を見せ学習させるアレックス。
こういうのはマジで効果がありそうですよね、人によっては当然全く効果が無いでしょうけど、自分達と同じように依存症の
人間が車に乗り、その結果酔っ払って轢き逃げをして人を殺してしまったという現実を見せつけられると、色んな意味で
グっとくるものがあるだろうなと、すぐに飲酒をやめる事が出来なかったとしても、強力な抑止力にはなるだろうなーと。
ところで、最後にまたアレックスが飲酒運転の死体をリハビリ中の若者に見せて終了という流れでしたけど、正直あの死体、
最初は手伝いにきてくれたデレクの死体かと思いました、アレックスとの別れ際に飲酒に関する会話がありましたし、
最初の死体が「以前アレックスの手伝いをしてくれた人物」という伏線で、最後に同じく手伝ってくれたデレクの死体が
届いてリハビリ中の人に見せるという暗いオチになってしまうものの、そう簡単に依存症は治らない、みたいなオチかと。



CSI:マイアミ   S3 第12話 「ER襲撃」
いきなりERで銃撃戦とかもの凄い幕開けでしたけども、前回のアレックス同様、今回も本筋の話よりもウルフの奮闘の方が
面白かったです、本筋と違いサブの話は内容よりも設定面で凝ってるというか、展開に味があるので見てて面白いなと。
あとはやはりトリップでしょうか、個人的な趣味を抜きに、ホレイショはイェリーナよりもトリップとのコンビの方が
テンポがイイというか、正に阿吽の呼吸という感じで展開してくれるので映像的にも見やすいなと。
 パメラの行動は良いかどうか
親があまりにもアレな性格なので親元から黙って連れ去ったわけですけども、最後にホレイショが児童相談所の件を親に
ほのめかした事でパメラは告訴されずに済んだものの、これは正直難しい問題ですよね、心情的にはウルフやホレイショが
パメラを擁護する気持ちはよく分かりますし、パメラが親元から子供を引き離したのも分かりますけど、ウルフが言ったように
子供の体は健康そのもので傷害等は一切無いので法執行機関には何も言えない。
けどパメラが子供を連れ去る際に、泣き叫ぶ子供を黙らせる為に口に布を噛ませたせいで危うく窒息死しかねない状況。
で、親は良くも悪くも無く「マジで子供に対して冷たいとしか思えない態度を取ってるだけ」で、ちゃんと子供の世話として
ベビーシッターは雇ってる状況、これらを考えると、普通はパメラが訴えられて、親の方は「もうちょっと愛情を…」の
諸注意程度で済むのが、それが現実なんじゃないかなーと思いました、今回はウルフがパメラと接触した事で事態は違った
方向へ進んだものの、もし親が子供の誘拐届けを先に出した場合、結局パメラは訴えられて終わるんじゃないかな、と。



CSI:マイアミ   S3 第13話 「分かれ道」
今回は警察官を目指すパトリックが無駄に良い味を出してました、折角助かったのに真実を話すと警察学校に入れない、
そう思い自分で自分をテープで縛るとかそうそう見れる光景じゃありませんでした、パニくりつつもある意味異常に冷静。
他にもJ・ジョンソンという人物がジョウジョと呼ばれるという、もはや一歩間違えばジョジョそのものの名前だったり、
「目撃者はえてしてあてにならないものだ」というホレイショの神発言など、良い意味で色々飛んだ内容でした。
個人的な事を言えば、女性弁護士のネヴィーンズは結構好きだったので、司法取引を巡る件が原因でホレイショとの仲が
終わってしまったのが残念だったなーと、イェリーナとのやりとりも結構面白かっただけに残念です、今後の出番に期待。


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