吟遊黙示録マイネリーベ

 戻る
 


吟遊黙示録マイネリーベ   第01話 「誇り」
由貴さんの絵最高、流石に一話は神作画で非常に良い感じでした。
元々ゲームの方のキャラデザが由貴さんなので、その時点で少なくともアニメに関しては視聴確定の作品
だったわけなんですが、女性向け恋愛SLGの割りにはそういう展開ではなく、一話を見る限りだと主人公の
扱いになる女が存在せず、キャラ中心で話を展開する一番イイ形での映像化、という印象を受けたので非常に
良い感じでした、由貴さんの絵柄は耽美にさせられやすいので若干危惧してましたが、普通に良い内容。
特に今期は同じゲーム原作という事で遥かなる時空の中でのアニメが比較対象として挙げられますが、
あちらは内容がスカスカで完全な失敗作という印象しか受けないのに対し、少なくとも第一話の時点では、
本作は普通の一アニメ作品として見ても十分楽しめる出来だったので良かったです、何気にごっつ心配してた。
キャラ的には櫻井さんは相変わらずああいう役ハマってますし、石田さんも良い感じ、関さんお二人は
それぞれの声の持ち味を生かしたキャラで良いですし、はっきり言うて声はものごっつ嫌いですけど久しぶりに
保志さんの声で顔との違和感が無いと感じれるキャラで良好でした、子安さんだけは、所詮女性向けの平和な
ゲームが原作だけに、ありがちなタイプのキャラに子安さんの声を起用していて非常に勿体無いですが。
内容的にはまぁ、貴族というだけで他より上、という未だにそんな糞蟲以下の考えをしている阿呆が余計な
事件を起こしたりしてて良かったです、正直腹立たしい野郎ではありますが、見てる分には面白い。
オルフェレウスがキャラ的には好きな部類なので、出来ればエドヴァルドとの絡みがメインで見たいです。
ただ唯一心配なのはやはり作画でしょうか、ただでさえ由貴さんの絵は線が細いので作画に力を注ぐ必要が
あるというのに、既に次回予告で使用されていた作画がことごとくヤバかったのがとにかく心配です。



吟遊黙示録マイネリーベ   第02話 「醜聞」
良かった、全体的に主要キャラの扱いがとにかくカッコ良かった。
エドに関する話だったわけですが、とりあえず前回の次回予告を見る限りだと作画が崩れてるようにしか
見えなかったんですが、流石に二話からは崩れておらず、次回も崩れてないみたいで正直嬉しかったです。
妹に関する話や、一話同様貴族独特の「なんでそんなアホな事に固執すんねん」という描写が非常に上手く
描かれていましたし、何より主だったキャラの扱いがとにかくカッコ良くて最高でした、これはたまらん。
一話だと流石にオルフェとルードヴィッヒの相反する思想を描く必要があったので、ルードヴィッヒは
とにかく対抗してくるような印象を植え付けたわけですが、そこに来て今回は口は悪くともエドを評価、
或いは認めたり心配している素振りを見せ、挙句に最後は恐らくオルフェ達が寮に居ない事を知っているにも
関わらず寮の点検をさせなかったりと、なんかもぅ今回ルードヴィッヒがごっつカッコ良かった。
アイザックも中々渋い役回りですし、オルフェの「私を置いていくやつがあるか」もえらいカッコ良かった。
今回の主役なだけあってエドもカッコ良かったので、もぅほんま今回はカッコ良かったとしか言い様が無い。
正直、今回のような内容を展開してもらえると腐女子の方々が熱狂する理由というのも頷けます。
普通にカッコイイメンツが揃ってるわけですが、そこまでハマる程のキャラというわけでもない、ましてや
遥かなる時空の中でに代表されるように、シナリオ部分でキャラをより良く魅せる内容や演出があるわけでも
ないのに対して、本作は普通にキャラの扱いが良くカッコイイ、コナミをナメてた、コレはクる。
というわけでほんま今回はカッコ良すぎてたまりませんでした、今後もこの勢いでお願いしたいです。
ただ一つ惜しむらくは、エドの姉三名と義母、あまりにも声優が下手すぎて貴族のボケた感じが表現
されていなかったのが残念でした、義母はまだそれっぽかったんですけど、もう少し演技力向上を期待。



吟遊黙示録マイネリーベ   第03話 「蕾み」
カミュの話、キャラモノの作品の割りには質が高くて相変わらず良い感じ。
冒頭の幼少カミュの声優が下手糞通り越して邪神並だったのには度肝を抜かされましたが、今回も上手く
纏められていて面白かったです、流石に前回のエドの話程ではないものの、カミュはオルフェとルードヴィッヒ、
特にどちらかと仲がイイというわけではなく中間に位置するキャラ、それでいて幼少の砌よりルードヴィッヒと
仲が良く、今回はルードヴィッヒ自身が最後にカミュを助けに行くという展開が熱かったです。
というかルードヴィッヒ、よくある嫌味系の性格の割りには何気に仲間意識の強いキャラなのが熱いです、
今回の様に幼馴染で信頼しているカミュを助けに行くのは分かるとしても、間柄で言えば好敵手というよりも
厄介な相手であるオルフェが前回寮を抜けたのに、恐らくはソレを知っていながら助ける形で寮を守ると、
一話の印象と二話以降の印象がえらい違うのが衝撃です、というかあまりの違いにむしろ笑撃に近い。
内容は今回も良い感じで次回はナオジの話のようですが、ほんまナンというか、ゲーム原作のキャラモノ、
そのキャラ中心の作品としては非常に好印象な展開と作品作りで真面目に凄いなと思います、普通にイイ。
そういう語りは長くなるので割愛しますが、今回の様に「予知能力的な力のあるカミュはなんか怖い」という
風潮が学園の生徒には存在してるようですが、実際俺の身の回りにそんな強烈な能力の人が居ないからこそ
言える事かもしれないと前置きはしておくものの、なんでそういう能力の人が身近に居てたら、ああいう風に
畏怖の対象として描かれるんでしょうね、普通に「凄いな」とか「ええな」程度の認識しかしない気が。
いや、実際カミュの様に能力を疎んじてる本人からすれば「ええな」とか他人事や思て簡単に羨ましいとか
思われると非常に迷惑なんでしょうけど、「気味が悪い」と思う神経と心境が分からんなと思いました。



吟遊黙示録マイネリーベ   第04話 「異国」
ナオジの話、感覚的になりすぎてちょっとダラダラしてた感じ。
日本の悪い面というか、心静かに穏やかにといった心情中心で描いているイメージが強かったので、別段
悪いというわけではないものの、どうにもナオジの静かな言動と相俟って終始展開が詰まってた気がします。
ルードヴィッヒが時間を稼ぐ為にオルフェと演舞をしたり、町に繰り出す際にルードヴィッヒではなく、
正直ナオジのペアとしては一番異色と思われるエドを共に行動させていたりと、キャラ的な面では非常に
良い描かれ方だったんですが、個人的には今回は今イチでした、悪くないものの微妙かな、という感じ。
相変わらず作画が崩れないのは非常に好ましいですし、キャラを丁寧に描いているのは心象が良くなる一方で
素晴らしいですけども、最後のオルフェとの模範試合の動きがあまりキレの良い演出ではなかったりと、
どうにも展開と演出面で今回はダラけた印象があったのが残念でした、次回のルードヴィッヒに期待。



吟遊黙示録マイネリーベ   第05話 「孤高」
ルードヴィッヒの話、サブタイの割りには最後で感情出してたので好印象。
ただ単に冷徹であったりクールなだけではない展開になっていたのが良かったです、冷徹なのはある意味
終始冷徹に徹してる印象が強いんですけど、婚約発表の際の爆弾で、「何のつもりだオルフェレウス!」と
オルフェ達が爆弾阻止に動いた際に、一応はいきなり出てきた外敵から婚約者を守る為に前に出たり、
爆弾爆破の際に婚約者の手を引いて護ったりと、何気に政敵を炙り出す為の婚約だったとはいえちゃんと
相手の女性を護っている辺りが中々カッチョ良かったなと、ルードヴィッヒは回を追う事に印象が良くなる。
ただその反面、最後に自ら婚約解消したのは実に彼らしい展開なんですけども、相手側の女性、爆破の際に
明らかにルードヴィッヒに護ってもらっていたのは分かっているでしょうに、婚約解消後に大した動きが
無くて残念でした、政略結婚というのはお互い承知していたでしょうけども、いきなり冷徹で外見上は
完璧な男であってもあんな風に窮地の際に自分を護ってくれた、そんな相手であれば流石に惚れるとまでは
いかなくても心を許すでしょうから、婚約解消後に何かしらの出番も無かったのは残念だったなと。
対するオルフェもルードヴィッヒの存在を認めていたりと、相変わらず良い内容でした。
というか今更ではあるものの、既に五話まで進んでおいて作画の崩れが無いのがとにかく凄いですよね。



吟遊黙示録マイネリーベ   第06話 「任務」
アイザックの話、内容とテンポが今イチだったので今回は微妙。
小説家でありながらもスパイじみた言動が描かれていたアイザックが、ようやく今回どういうキャラで
どういう活動をしているのかが判明したわけですが、正直個人的には微妙でした、ネタもありがちですし。
いや、ネタがありがちな事自体は然したる問題ではないんですけども、そのありがちなネタで、展開や
オチ自体も全く基本に忠実すぎたのが残念でした、何かしら本作らしさが光ればまた違った感想になりますが。
オルフェ達の意見が甘い事に関しても、戦場に出て各国の情報を探っているアイザックであれば、そういった
経緯を踏まえて今に至っている彼だからこそ「若いからまだ仕方が無い」だとか、「口ではそう言っていても」
といった内面を見ずに「とんだ甘ちゃん」と即座に評価を下すのも妙ですし、口止め料を渡して手を打とうと
した他国の諜報機関の人間も、オルフェ達は口封じの為に殺そうとしたのに同業者というだけで全てを
知られてしまっているアイザックは無傷で放置したりと、展開的にも変な面が多かったのが残念です。
まぁ今回ので主要キャラの紹介は終了したでしょうから、次回からの展開に期待します、笑顔とか似合わんが。



吟遊黙示録マイネリーベ   第07話 「笑顔」
演出が綺麗、ナオジが矢を外して微笑した瞬間にサブタイ出たから吹いた。
各キャラ主体の話が終わっての一発目なので、無難にオルフェとルードヴィッヒ、或いはオルフェとエドの
ペアで何か軽い話でも展開させるのかと思ってたんですけども、意外に今まであまり絡んでいなかった
オルフェとナオジのペアで話が展開されていたのが面白かったです、エドとカミュのペアもレアですし。
内容の方は相互補完というか、お互いをよく知る為の第一歩になったという感じでしたし、何故ナオジが
ルードヴィッヒの側に居るのかという回想もあったりで、中々全体的に良い感じでした、特にナオジの回想は
「ナオジがこんな事言われたらルードヴィッヒの側に居続けるのは当然」と思えるだけの、結構イイ感じの
回想だったので特に印象が良かったです、鍵探す為に生徒使う校長は流石にどうかと思いましたが。
次回はルードヴィッヒ関連みたいなので楽しみです、何気に本作は毎週安定して楽しめるので安心出来る。



吟遊黙示録マイネリーベ   第08話 「手段」
良い感じ、毎回イイので今更良いと改める必要も特に無いんですが。
ゲストキャラのイシュタルがかなり良い感じでした、正直、久々に女キャラでカッコイイキャラを見た気が
します、顔も行動も立ち姿も、個人的に中々ヒットするモノがありました、ルードヴィッヒの横が映える。
恐らく今回限りなので以後の登場は無いでしょうけど、野望を秘めた女という設定で、面構えも女であるにも
関わらず男の悪役みたいな眼光だったのが印象的です、むしろカミュ辺りと永遠の交歓学生希望。
全体的に良い出来だったんですが、強いて言えばイシュタルと共にやってきた二人の男子学生が今イチ
役的に無意味だったのが残念でした、何故イシュタルの考えに賛同するのか、という部分が一切描かれて
いなかったのは流石に仕方無いとしても、彼女に付き従い行動を共にしている、そんな学園の生徒というより、
普通に、言うてまえばただの下僕みたいな描写なのが微妙でした、「はい」のセリフ多すぎ。
何にしても中々良い感じだったので次回以降にも期待出来ます、ルードヴィッヒはカッチョ良かったですし。



吟遊黙示録マイネリーベ   第09話 「鏡像」
暗いな、時期を考えれば新年一発目にやるようなネタではない。
腐っても目出度いと世間では通説として囁かれている新年にやるような内容では無いだけで、クソみたいな
時期や季節柄を考えなければ相変わらず良い感じでした、ダグラスのキャラがもう少し尖ってるか、或いは
見ている分には面白くなくても最後に自らの言葉でオルフェに感謝の気持ちを伝えれる善人であれば尚の事
良かった、というところでしょうか、ちゃんと落としてしまった銀時計か何か探してきたのは良いですが。
テーマや内容自体も良かったですし、ここにきてようやくオルフェが自分の力で初めて他人の心を救う事が
出来たというのが良かったです、曲がりなりにも政治の道を歩むわけですから心を安息させるのは必要。
中盤までエドがオルフェに色々と世話を焼いていたのも久々にオルフェの親友としての役回りを十分に
果たしている感じで良かったですし、ルードヴィッヒも、挑発しながらもオルフェを心配していたりで○。
あとはアレですか、なんか初めてベルーゼがまともに教鞭を取ってる光景が描かれていたので新鮮でした。
挙句に、姉の墓参りに行った帰りの為に気持ちの沈んでるオルフェ、そんなオルフェを見て普段と違う事を察し、
「体調が優れないのですか?」と心配まですると、なんかレアなベルーゼまで拝めてお腹いっぱいでした。



吟遊黙示録マイネリーベ   第10話 「濁乱」
良かった、個人的にトルグラーのキャラが妙に気に入った。
以前の平松さんキャラといい、どうも本作のゲストキャラは味のある良キャラが多くて嬉しい限りですが、
特に今回のトルグラーは秀でた良さを持っていた気がします、自分の信じた理想と夢の為に政治の道を
歩み続けたのに、自分の信じる人間達に裏切られて自堕落状態に、最後は同じ道を歩もうとしているオルフェに
政治の世界がどういう世界かを語った後、最後は自分の屋敷に火を点けて焼身自殺と、ごっつカッコエエ。
自堕落なままいかずに自殺したのがカッコイイというのではなく、自堕落になった後も、自暴自棄になる
わけではなく、尚も自分の信じる理念を貫いて死んだ、というのがもぅな、久々に漢と書いてオトコ。
オルフェ以外のメンツに、特に見せ場が用意されていなかったのが残念ですし、ルードヴィッヒなんか出掛けに
「トルグラーという男に興味があってな」と言っていたのに、実際会った後に然したる会話が無かったのも
非常に残念でした、ですがトルグラーのキャラが良すぎたのと、今回の展開が良かったので帳消しです。
強いて難点を挙げるなら、作画は崩れてないものの、遠目の映像が多かったのでもう少しキャラのアップなり、
遠近の描写を多めにしてもらえると嬉しかったかな、という感じです、まぁ些細な事だとは思いますけども。



吟遊黙示録マイネリーベ   第11話 「現実」
作画微妙、初めて作画のレベルが落ちたのが少々残念なところ。
本作は常に一定レベルの綺麗な作画を保っていたので、出来れば最終話まで残り少ない現状なのですから
最後まで綺麗なままの作画でイってもらいたかったところですが…まぁ、崩れてる程では無いのが救いですか。
内容の方はいよいよ大詰めという感じでオルフェが撃たれたりで大変なわけですけど、アルバートを基本に、
所謂敵側のキャラの声優が悉く下手というのが今回は特にキツかったです、せめてアルバートぐらいは
普通に上手い声優さんを起用してもらいたかったところ、オルフェの姉ちゃんの方が出番少ないのに、その
出番少ないキャラにかかずさんを演ててるんですから、それならせめてアルバートもそれぐらいのレベルに。
あとはまぁ、カミュとナオジの扱いがあまり宜しくないのが気になりましたが、その分今回はベルーゼが
裏で色々頑張ってたので良い感じでした、初めてベルーゼが活躍した気がする、教鞭取ったりで最近大活躍。



吟遊黙示録マイネリーベ   第12話 「廃墟」
作画綺麗、後半のオルフェの顔面や髪の毛は気合入れすぎ。
射殺されかけたオルフェをアイザックが救出していたというのは捻りが無さすぎて少々アレでしたが、
全体的に良い出来だったかと思います、カミュが正直役に立ってないというか、特に必要無いのが微妙。
各キャラに関してはラストぐらい各々に見せ場が用意されているでしょうから構いませんが、個人的には
ベルーゼの銃の扱い方が特に気になりました、木の合間から一撃でオルフェを狙い撃ったというのは実に
良い手法なんですが、確かベルーゼって昔は凄いトコに所属してたみたいな展開と設定やったじゃないですか。
なのに深夜とはいえ周囲に人が居ないかの確認を怠りアイザックに目撃されている、深夜の森とはいえ
サイレンサーも付けずにぶっ放したせいで静かな森に銃声が轟くと、迂闊すぎたのが笑えました。
あとはまぁ、冒頭にも記したように、後半目覚めたオルフェが艶ありすぎたのがポイントですか、気合入れすぎ。



吟遊黙示録マイネリーベ   第13話 「理念」
最終回、神作画すぎて画面が発光してるレベルやった。
一定以上のクオリティを保ったまま最終回を迎えるという、近年稀に見る全体的な完成度の高さを誇った
作品でしたが遂に最終回、ナオジだけ今イチ扱いが宜しくなかったけど最終回、神作画すぎて震えが止まらん。
内容の方は別段予想外の展開があったというわけでもない普通の内容だったものの、一応全キャラそれぞれに
見せ場が用意されていた、オルフェの無事を戦闘中にも関わらず側へ駆け寄ってまでは喜ぶエド、黒幕という
意味で存在がバレたものの捕まるわけでもなく闇に消えて行ったベルーゼ、見る箇所が多くて良かったです。
強いて言えばルードヴィッヒとオルフェの間で何かしらの答え等があれば良かったんですが…まぁ、最後の
オルフェの言葉にルードヴィッヒも同意したというトコがギリギリの妥協点という感じでしょうか。
まぁほんま面白かったです、途中一度だけ作画が崩れたのが残念ですが、最初から最後まで話の方も面白く、
キャラ間の絡みもしっかり描けていたりで予想外の良作という感じでした、ゲーム原作の映像化で考えれば、
ほんましつこくも近年稀に見る映像化成功作品だったと思います、いいアニメを見させて頂きました。


inserted by FC2 system