ウルトラマンマックス

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 第01話〜第13話
 

 第27話〜第31話
 


ウルトラマンマックス   第14話 「恋するキングジョー -変身怪人ゼットン星人登場-」
レイアウトの関係上入りきらなかったのは、侵略ロボットキングジョー。
前回に引き続きサブタイが神すぎるなんてもんじゃありませんでした、こうも素晴らしいセンスはそう無い。
個人的には夏海が今回も続投してくれて非常に嬉しい限りでしたが、今回はキングジョーが素晴らしすぎました。
デザイン的にはセブン時代の方が質感的に良かったものの、マックス版のキングジョーは四分割出来るという設定を
最大限に活かして、戦闘中に分離してマックスの攻撃を避けたりと、何とも今回のキングジョーは光ってました。
一方夏海もゼットン星人の呪縛から解き放たれる映像と演出が非常に神がかってました、見せ方が上手すぎる。
また長澤奈央が綺麗なので映像的にも映えるというのが大きいなと、ホント単純に映像として魅せてくれるレベル。
 ミズキが色々と良い感じ
カイトが休暇と聞き「相棒に断りもなく休暇じゃと…許せんやつじゃ」と笑顔で独り言を呟いたり、任務でカイトが夏海に
近付いていると知らず、休暇でカイトが夏海に会いに行ったと思いむくれたり、今回のミズキはあまりにかわいすぎました。
基本的にウルトラシリーズは恋愛展開自体少ないので、単純に新鮮という事もありましたが、それ以上にミズキの描写が
上手く、尚且つ演技的にもマジで拗ねてるっぽく見える演出だったのが良かったです、素直にかわいい。
 夏海の今後は?
ゼットン星人から守る、という旨の言葉でもカイト相手に本気で赤面してたうえに、長年煩わされていたゼットン星人の
恐怖から自分を救ってくれたカイト、そんなカイトから夏海に対する感情描写は無かったので何とも言えないものの、
夏海の方は明らかにカイトへ恋愛感情を抱いている旨の描写が多かったわけですけども、これはもぅ常識で考えれば、
基本的に二人は付き合う、或いは夏海がカイトに惚れ続ける、という展開が普通でしょうか。
ゲストキャラという事もあってか、最後にその辺りの描写が一切描かれずに省かれていたのは個人的に「んー…」という
感じでしたが、普通に考えれば、あまりにも王道ですがミズキと夏海が今後カイトを巡る展開になるのかなと。



ウルトラマンマックス   第15話 「第三番惑星の奇跡 -完全生命体イフ登場-」
手術の時点では既に手遅れで失明してしまったアッコ、という何とも厳しいうえに、あまりにも明るさを全面に押し出した
マックスらしからぬ幕開けの今回だったわけですが、それだけに飽き足らずアッコの演奏会が行われる公会堂をイフが
容赦なく滅多打ちで破壊するわ、マックスが助けに現れなければ確実にミズキはミサイルの直撃で死亡していたりと、
何か今回はかつてない程暗さが出ていた気がします、イフ同様容赦ない展開が連続で繰り広げられるという。
トドメに中盤の焼け野原を彷徨うアッコが、もぅさながら爆心地を一人歩く子供のようで映像的にも厳しいモノが平気で
繰り広げられるも、最後は音楽で地球を救うという…まぁラストが綺麗に終わったのでイイと言えばイイものの、今回は
非常に良し悪しが極端だったんじゃないかなと思いました、ダメな人にはとことん批判を食らうタイプというか。



ウルトラマンマックス   第16話 「わたしはだあれ? -宇宙化猫タマ・ミケ・クロ登場-」
冒頭の記憶が無くなってるっぽい描写はセンス抜群にも関わらず、怪獣登場後のDASHは完璧にギャグ展開だったり、
マックスまで戦い方を忘れてる展開は流石に笑えました、良い意味でとにかくギャグに徹してたなと。
アンドロイドなので記憶があるままのエリーが大活躍したり、今回はエリーの良さと全体的なギャグが光りすぎてました。
 エリーが神すぎる
隊員達があまりに鬱陶しい為に「もうずっとそこで回ってて下さい」と冷たく突き放したり、よりによって司令室に
帰ってきた時には「だからもう戻ってこないで下さい」と文句、挙句に「やかましい!ええ加減にせんかい」とやたら
キツい視線を向けて激昂したり、今回のエリーはいくらなんでも過去最高に神がかってました。
真面目な面でも「だって貴方はウルトラマン…ウルトラマンマックスだもの」という言葉でマックスを立ち直らせ、
その言葉で勝利を収めるマックス、そしてそんなマックスが勝った事で喜び涙を流し、記憶の戻った隊員達にマックスの
凄さを嬉しそうに語ったりと、今回のエリーはカッコ良すぎました、やってる事が主役を補佐するヒロイン。



ウルトラマンマックス   第17話 「氷の美女 -氷の美女ニーナ 宇宙古代怪獣エラーガ登場-」
正直ニーナが別に美女と言えるルックスではないという致命的な問題はあったものの、今回はエラーガが良い感じでした。
ゼットンにキングジョーと、二話連続で良デザインの敵が来ただけに余計厳しいだろうな、と思って迎えたエラーガが、
色合いも含めてデザイン的に結構カッコイイ仕上がりになっていたのは非常に好印象でした、単純にカッコイイ。
後は久々に光ってた隊長でしょうか、撃てなかったコバに対しての「まぁコバを責めるな、次の作戦を考えよう」は偉い。
しかしなんというか、相変わらずコバはメインとして描かれるエピソードですら、どこか中途半端な印象が拭えません。



ウルトラマンマックス   第18話 「アカルイセカイ -幻影宇宙人シャマー星人登場-」
冒頭、ミズキが報告書を手伝ってもらったお礼にパスタの美味しい店へ連れて行く、という幕開けでしたけども、
二人とも仕事が終わった後なので当然私服、二人が私服で行動するというのは新鮮だったので映像的に面白かったです。
当たり前と言えば当たり前なんですけど、ミズキは制服だとビシっと決まってカッコイイものの、私服だと綺麗だなと。
シャマー星人は久々にムカつくタイプでした、あの笑い方が何ともムカつくというか、キャラ設定が上手すぎる。
しかし今回の「夜が来ない」というのは恐怖だけでなく、正直単純な暑さで考えても厳しいので、何気にダメージが大きい。



ウルトラマンマックス   第19話 「扉より来たる者 -戦神ギルファス 空間移動宇宙人ターラ星人登場-」
今回は雰囲気だけなら結構シリアスな内容かとも思うものの、ミズキが何故か制服を脱がされた状態で磔にされてたり、
同様にアクティヴモードで再起動したエリーも何故か制服を脱ぎ、極めつけのオザキ博士は森次さんを起用したうえ、
資料を見る際に懐からメガネを取り出し「デュワ!」をやらせたり、妙に笑いの要素や謎の描写が多かったのが何とも。
感想として書く程の何かは特にありませんでした、全体的にシリアスだったので真面目に見入るタイプだったなーと。



ウルトラマンマックス   第20話 「怪獣漂流 -亜空間怪獣クラウドス登場-」
何かもぅかつてない程に、これでもか!というぐらいギャグに徹した内容でしたけど、その中でもDASH出動時に使用される
曲を音楽部が生演奏していたり、教授に自分が座る席を取られてむくれっつらになるエリー、長官と「マジ?」「マジです」
のやりとりをするエリーなど、色々と面白い描写が多くて良かったです、珍しく見てて楽しめるタイプのギャグ。
ただ逆に、そんな風に面白いものの感想として書く事は特に無いかなーと、ダイナのナカジマも特に見せ場が無く終了。



ウルトラマンマックス   第21話 「地底からの挑戦 -古代怪獣ゴモラ登場-」
劇中での呼称は「ゴモラザウルス」だったので、てっきりマックス内ではゴモラザウルスという名称にするのかと思いきや、
普通にゴモラのままだったので…まぁどちらでも構わないんですけど、折角なので統一しても良かった気が。
内容的には特に何がどうという事はなかったものの、ゴモラの尻尾に関する使い方が何かと面白かったです。
ゴモラは攻防共に尻尾を活用して、マックスはマックスでゴモラの尻尾を武器として使用したり、今回はギミックの勝利。



ウルトラマンマックス   第22話 「胡蝶の夢 -魔デウス登場-」
非常に演出面が変わってるというか、独特な趣の強い描写が多くて見応えがありました、色んな意味で面白い。
マックスの場合、こういった一風変わった描写というべきか、結構突き抜けた内容が多いのが面白いなーと。
魔デウスも面白いデザインと発想でしたし、展開的にも胡蝶の夢を用いて現実なのか夢なのか分かり辛い内容。
ただ逆に言えば、こういう脚本は、書く脚本家側からすれば多少簡単というか、悪い意味で楽をしてる印象が強いですし、
何よりこういう内容だと小さい子はどう考えても怖がると思うので、そういう意味ではちょっと微妙だったかなとも。



ウルトラマンマックス   第23話 「甦れ青春 -飛魚怪獣フライグラー登場-」
トミオカ長官達の昔の写真はサービス精神満点、これで科学特捜隊の服でも着させておけば尚完璧だったんですが。
内容的には、王道と言ってしまえばそれまでながらも非常に、無難に安定した内容でした。
戦う意味だとか、高度成長のツケが怪獣ならツケを払うのは若者ではなくトミオカ長官達自身ではないのか、といった、
ホント王道の展開と言えば王道の展開でのやりとりなんですが、どちらかというとギャグ描写の目立つマックスでこういう
展開がくると、中々グっとくるものがあるというか、ちょっと感動させられるなーと。



ウルトラマンマックス   第24話 「狙われない街 -対話宇宙人メトロン星人再登場-」
わざわざ再登場を銘打ったり、セブン時代の事件がしっかり資料として残ってたり、何か関連があるのかと思いきや、
流石にそういう事もなく…と思いきや冗談抜きでセブンと繋がってる展開だったのが驚きました。
このエピソード限定だと思いますけど、ティガ以降のウルトラマンは80までと別の世界観だっただけに良い意味で意外。
ただそこはマックスらしいギャグが全面だったとでも言うべきか、メトロン星人はアイスラッガーで真っ二つになった後、
実は近所の地球人にのり付けで助けてもらったという爆笑モノの泣けるエピソードが。
しかし今回の警官程印象の悪いものはないなと思いました、流石にわざとやってるとしか思えないぐらい酷い。
禁煙の取調室でタバコを吸おうとするわ、カイトが使ってる通信機器を携帯電話と勘違いするも正しい指摘をされると
「同じようなもんだろ!」と逆ギれに近い形でキれたり、自分が携帯を嫌いだからといって自分の前では絶対に使うな、
と上から目線で偉そうに命令したり、ある意味身勝手な警官らしさは出てたものの、流石に印象が最悪すぎる気が。



ウルトラマンマックス   第25話 「遥かなる友人 -巨大異星人ゴドレイ星人登場-」
王道と言えば王道ながらも良質なエピソードでした、ただ逆に言えば王道の範疇を出なかったのが勿体無いかなーと。
キーフに地球案内をしようとするカケルは優しすぎますし、明らかに疲労困憊のキーフを調査しまくる調査団、
そんなキーフが地球人を守る為に身を呈して犠牲になって散ると、確かに王道の展開で泣けるモノはあるんですけども、
ホント良い意味で王道なだけで終わってしまってるので、外しこそしてないものの感想としては特に何もない印象。



ウルトラマンマックス   第26話 「クリスマスのエリー -神話の幻獣ユニジン登場-」
サブタイ通り今回はエリーのエピソードだったわけですけども、意外というべきか、そこまで良いとは思わなかったなーと。
勝手な固定概念で申し訳ないものの、エリーみたいなタイプのキャラを主役にしてのエピソードって、正直ただそれだけで
ある程度の完成度が保てるようなところがあるじゃないですか、極端な話適当に感情芽生える系の話にしたとしても。
その割には、今回は意外とそういった良し悪しが、少なくとも個人的には無かったかなーと。
悪くはないですし、前回のキーフが無難な事もあるとは思うんですけど、何か心動かされる程のモノが無かった印象。
むしろ今回は古理博士に詰め寄るミズキが最高でした、いくらなんでも怖すぎる、やっぱり女性を怒らせてはいけない。


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