今日からマ王!

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 第01話〜第36話
 


今日からマ王!   第36話 「さらばコンラッド」
村田が哀れ、哀れというか正直演出のせいでゲイか思たわ。
魔王状態になって誰にも止められなかった時、コンラッドの言葉で我に帰った有利を見てムっとする村田、
大シマロンから脱出した際にコンラッドの事で錯乱する有利を見てムっとする村田、まさか村田ゲイか。
ゲイとかそういう話は置いておいて、展開的には悩むところですよね、ほんまにゲイやったら自分よりも
コンラッドの事で感情が揺れ動いてる有利を見て苛立ってるだけで済みますけど、少なくともコンラッドや
ヴォルフラムが兄弟であるという事は村田も知ってるでしょうし、有利がコンラッドと仲が良かった事も
知ってるはず、それを踏まえてムっとしてるという事は、単純に敵になった男の事で迷うなという意味か、
或いは「俺よりコンラッドの方が好きなんか!?」という、ゲイやなくて普通に友情として村田はコンラッドに
嫉妬してるのか、なんかあの「ムっとした表情」のせいで村田の考えが読めん。
本筋の方はようやくシマロン編終了という感じで、次回からグウェンダルやギュンターも出てくれそうなので
普通に楽しみです、これで、もしほんまにコンラッドがずっとシマロン側のままやったりしたらビビりますが。



今日からマ王!   第37話 「箱の行方」
グレタ和むな、久々にグレタが有利と絡んでるシーンが見れたので大満足。
今回は前述の様にグレタが久々に出たり、項垂れてるツェリが妙にエロかったり、あまりに久しぶりの
登場で一瞬誰なのか判断出来ないゲーゲンヒューバーが不意打ちで再登場したりと、中々見応えありました。
展開的には次回への布石という感じで、まだ新しい話が動き始めたばかりなので特筆する事はありませんが、
今回はギュンターやグウェンダルも同行してくれるようなので楽しみです、ゲーゲンヒューバーとか来ても
特にやる事無い気がするというか、むしろ産まれたばかりの子供はええんかという気もしたり。



今日からマ王!   第38話 「ギュンター VS コンラッド」
作画ヘボイ、ヘボすぎとまでは言いませんけど正直酷い。
シマロン編に入って以降、作画の崩れる頻度が目に見えて増してきてるので正直見目麗しくない限りです。
ただ単に作画が崩れてるだけならまだいいんですが、今回の様にギュンターとコンラッドが本気で戦ったり
する展開、そういった戦闘シーンの作画が特に酷いのがいくら何でも正視に堪えんなと、酷すぎる。
予告を見る限りだと次回の作画は良さそうなので期待出来ますけど、ちょっと作画何とかしてほしいです。
それで肝心の内容の方はというと、思っていたよりコンラッド周りの展開があっさりしていて残念でした。
折角ゲーゲンヒューバーも今回は同行してるんですから、コンラッドと遭遇して多少喋るとか欲しかったかなと。
今回初登場した王様は何というか、玄野はそれ程酷くなかったのにこういう役を浪川さんにやらせてはならん、
その事がよく分かったのでまぁまぁという事で、正直あまりの下手糞さに耳が腐るか思たが。
しかし何と言うか、マ王の第二期放送が確定したのは嬉しい限りなんですが、ほんま作画が心配になってきた。



今日からマ王!   第39話 「君の名はマ王」
第一期最終話、最終話というより普通に○○編終了みたいな展開。
いつ第二期の製作が確定したのか分からないので、この話が普通の一話として展開する事になったのか、
或いは元々この内容を最終話にするつもりだったのかは分からないので何とも言えないんですが、一応
最終話という意味で考えると悪くは無かったと思います、詰め込みすぎでもなければ急展開すぎもしない、
強いて言えば敵側へ回ったコンラッドが放置されたままだとか、これで最終回だとすればコンラッド部隊の
大シマロン勢がまだ残ってるからのんびり笑ってる余裕なんか無いとか色々ありますけど、個人的には、
最近の少々中弛みしていた展開の事を考えると意外に纏まっていて良かったんじゃないかなと思いました。
ゲーゲンヒューバーもようやく今回出番がありましたし、ヨザックは相変わらず勘の鋭さを見せたり、
残留組のグウェンダルは流石に軽い見せ場しかありませんでしたが、各々見せ場があって良かったです。
強いて言えば、仮にも第一期最終話なのに作画が相変わらず宜しいとは言い難い、場面によってライラの
スタイルが変動しすぎてる、特に遺跡内部でのライラは何故か胸がやたらデカくて不自然だったりと、
相変わらず作画面で不安が残ったのが残念でした、流石に次回である第二期第一話の作画は予告を見る限り
十分に綺麗で、内容の方もようやくコンラッドへと話が戻るようなので楽しみなんですが、とりあえず総集編を
複数回やるよりも早く次の話放送してもらいたいなという感じです、無理に4月放送に合わせんでも。



今日からマ王!   第40話 「絆のために」
第二期開始、神作画すぎてマジで画面が光ってた。
一ヵ月半ぶりぐらいでしたっけ、ようやくマ王第二期開始という事で、いつの間にか本作は毎週見るのが
非常に楽しみなアニメの一つになっていたので今回の第二期一話目はすこぶる期待してたんですが、
その期待を遥かに上回る鬼の完成度で素で感動しました、ちゅーかほんま真面目な話作画気合入れすぎ。
ただでさえ今回は綺麗な作画やったのに、ラストのツェリのアップとか神がかってて永久保存モノよな。
展開の方は前回まで続いていた話、コンラッドの問題、そういったモノにようやく決着が付いたので
のっけから区切り良く展開していたわけですが、逆に言えば今回の話を第一期のラストに持ってきた方が
流れとしては良かったんじゃないかなとは思いました、神作画で区切り良く終わる、実にラストに相応しい。
まぁ第二期なんてのは過半数が第一期を御覧になった視聴者の方々が見るわけなので別に構いませんし、
何より今回はそういった繋がりの良し悪しを無視する程に作画が神がかってたので個人的には問題無いです。
次回からコンラッドも久々に有利達の元へと戻ってくるわけなので楽しみなんですが、とりあえず、
コンラッドが言っていた役目というのがナンなのかは知りたいところです。
いくらなんでも真剣に敵役を担当しすぎというか、良く言えば真面目だからこそ慎重になっていたわけですが。
あ、あと…キャラ名忘れましたけど、浪川さんが前回から今回までの間に一気に上手くなっていたのが
印象的でした、元々玄野や吹き替えでは上手かったのに、何故か本作では下手だっただけに好印象です。
後は流石に第二期という事で変更になったOPEDでしょうか、OPは第一期と甲乙付け難しで、EDは第二期の
映像と音楽の方が良い感じでした、マ王らしいのは第一期かもしれませんが、第二期は曲が良いなーと。



今日からマ王!   第41話 「コンラッドの帰還」
良い感じ、ゲーゲンヒューバーのカッコ良さが異常やった。
元来出番の少ない彼が、今回はコンラッドの部屋の門番を努めたり、脱走したコンラッドを他の兵士に
悟られないように尾行して説得したり、今回の主役は有利とコンラッドなものの、正直ゲーゲンヒューバーの
カッコ良さが異様なまでに際立ってました、ほんま初登場時のクソ作画はナンやったんかと思うくらい。
内容の方はようやくコンラッドも有利達の元へ心から戻る事を決め、遂に次回からフルメンバーでの展開を
拝む事が出来るというタイミングで地球へと戻ってしまったのは残念ですが、相変わらず良い感じでした。
個人的には脱走する際のコンラッドとヨザックの絡みをもう少し増やしてもらえれば言う事無かったんですが、
逆に淡白なやり取りでもお互い理解し合えてると考えればああいう感じが正しいかもしれないので、
その辺りに関しては今後の二人の絡みに期待という事で、ナンかコンラッドとヨザックのペア好き。
ところでどうでもいいんですが、コンラッドを監視していた部屋、中に監視カメラも無ければ脱走した際に
使用した明かり窓からも分かるように、余裕で脱走出来る部屋に留置するのはどないやねん思いました。



今日からマ王!   第42話 「遠い約束」
勝利に吹いた、まぁ小西さんの声好きなのは個人的な事ですけども。
格好に加えてかないさんが幼少時代の有利をやっていたせいで無駄にロリっぽく見えたのはこの際無視
するものとして、今回は内容よりも渋谷家の面々が妙に良い味出してました、勝利は小西さんのおかげで最高。
久々に有利の父親を見れたかと思いきや、確かに今まで登場してきた有利の父親は有利誕生前後の時期が
多かったので若く、それから何年も経過した今となっては老けるのも分かるんですが、母親の方に比べて
父親があまりにも老け込んでて妙に哀愁漂ってたのが笑えました、笑うトコちゃうけど妙に和めた。
あとはまぁ、勝利なんかは初回の一話から顔見せぐらいしていても良かったと思うので、若干後付けでの
登場という感が否めませんが、小西さんの声がこれから本作で聞ける事を考えれば無問題。
次回は単発モノの話のようなので、出来れば当分はキャラ主体の単発モノでやってほしいところです。



今日からマ王!   第43話 「血盟城ベビーパニック!」
作画が微妙、バストアップは結構良いものの基本的に雑。
コンラッドが有利の元に帰ってきて、久々に行動を共にする記念すべき回に作画が乱れてるというのは
あまり好ましくありませんが、内容の方は久々にメインもサブも、殆どのキャラが登場して良かったです。
アニシナやギーゼラは出現頻度高いですが、ニコラとか最近では既にレアキャラ化してるだけに今回の
登場は嬉しかったですし、何よりニコラが殆どメインとなる内容だったのも嬉しい限りです。
個人的な話で恐縮ですが、魅力溢れるキャラが多数存在する本作で、俺にしては珍しくニコラは美人、
ただそれだけで好きになったキャラなので登場してくれるのは嬉しい限りです、今回もかなりえがった。
エルに至ってはニコラの面影があるどころか、完璧ニコラそのまんまで妙に和むものがありました、一方の
ゲーゲンヒューバーの面影が一切無いというのは流石に哀愁漂いますが、そこはまぁ魔力遺伝という事で。
次回はウルリーケが主役の単発モノのようなので次回も楽しみです、この勢いでギーゼラもお願いしたい。



今日からマ王!   第44話 「幻の少女」
作画クソすぎ、内容の方はまぁまぁという感じで。
期待していた程にウルリーケが掘り下げられているわけでは無かったのが残念ですが、まぁありがちでは
あるものの一所に留まり続け外の世界の事を全く知る事の叶わないウルリーケ、そんな彼女の外の世界に
対する憧れが巻き起こした事件、ほんまありがちながらも内容自体はそれ程悪く無かったです。
しつこくも作画が悪いおかげで印象自体は正直良くないんですが、今回は子供時代のウルリーケ、逆に
大人状態のウルリーケ、普段とは違うウルリーケも見れたので作画以外は結構良い感じでした。
勿論、折角大人状態のウルリーケにお目にかかれたんですから、出来れば綺麗な作画で見たかったですが。
次回はヴォルフラムの話で作画も予告を見る限りだと良好なようなので楽しみです。



今日からマ王!   第45話 「許婚VS婚約者」
作画綺麗、本作の綺麗な作画は格別の綺麗さなのがたまらん。
基本的に作画が綺麗なだけで印象も向上するんですが、今回は珍しくヴォルフラムを中心に描かれた
単発モノでテンポも良かったので中々良い感じでした、エリザベートも珍しいタイプのキャラで良かった。
しかしこのエリザベート、ゲストキャラとはいえヴォルフラムに絡むキャラで王族だから容姿端麗というのも
あるんでしょうが、作画が良すぎた事も相俟って異様にスタイル良くて美人だったのが印象的でした。
綺麗とか可愛い、そういった単純な要素を満たす絵は割かし簡単なものの、こと美人という事に関しては
描くのが非常に難しい部類なだけに、そういう意味でもちょっと凄いなーと、なんか妙に胸デカかったが。
内容が良かったのは勿論ですが、最後は丸く収まっただけに今後エリザベートが絡んでくる事は恐らく
無いでしょうが、キャラがイイだけに今後もヴォルフラムとは絡んでほしいなと思いました、キれた状態で。



今日からマ王!   第46話 「森の巫女」
作画が丸い、妙な表現ですが顔が全体的に丸みを帯びてた。
第一期程作画が崩れて無いのは喜ばしい限りなんですが、もう少し作画を安定させてもらいたいところです。
内容の方は箱に関係する話だった割りには簡素に一話で終了して良かったです、大量の突っ込み所が
設けられていた点に関しては練りこみ不足な気もしますが、まぁ無難に面白かったのではないかと。
強いて言えば、ゲーゲンヒューバーは普段出番があまり無いですし、グウェンダルやギュンターが、
今回は箱の為だったとはいえ同行する事は珍しいので、折角のこの三名、もう少し出番や見せ場があれば
良かったかなーと、グウェンダルは最後出番ありましたけど、ギュンターとか付いて来ただけなのは酷い。
まぁ酷いとか言い出せば今回の村田とか色んな意味で扱いが悪かった気がしますが、とりあえず次回に期待。



今日からマ王!   第47話 「いのちの証」
グウェンダル渋すぎ、一番幼い時のグウェンダルは大塚さん頑張りすぎ。
流石プロとでも言いますか、大塚さんは一味も二味も違うなと感じたわけですが、久々に、ほんま下手したら
有利と一緒に砂漠へ行った時以来のグウェンダルがピックアップされていた回だったわけですけども、
普段出番が少ない反動かひたすらカッコ良かったです、逆にヴォルフラムはものごっつ子供っぽかった。
出来ればダンヒーリーへの憤りに見える感情だけではなく、その息子であるコンラッドとの絡みも描いて
もらえれば嬉しかったかなーという感じです、まさか出ると思ってなかったヨザックの登場は嬉しかったですが。
まぁ出ると思わなかったと言えばアニシナでしょうか、普通に考えればグウェンダルに絡んでくるのは
当然とも言えるキャラなんですが、何故か予想しなかっただけに出てきた時は雰囲気と相俟って吹きました。
ツェリも珍しく硬派に見える役回りで良い感だったので、今回は喜ばしい事に、思わぬ良質な回でした。



今日からマ王!   第48話 「逆襲、大シマロン!」
グレタが良かった、グウェンダルも二週続けて良かったですが。
本作は単発モノの方が面白いだけに、今回から続きモノの展開になってしまった事実は正直残念ですし、
よりによって続きモノでも一番面白くなかったシマロン絡みの内容なだけに中々苦渋を舐めさせられる
気分ではありますが、とりあえず…名前忘れましたけど、シマロンのお偉いさんの命を殺ろうとしていた
グウェンダルがひたすらカッコ良かったです、本作はあまり人死にが出ないだけに殺してほしかったですが。
今回は内容よりもキャラの方が色んな意味で気になりました、何故か今回に限り妙に我侭な有利、出番は
多いものの妙に丸くなってるヴォルフラム、何故か今回は特にエロアニメの主人公に聞こえた村田etc、
どうもキャラの様々な点が気になったなーと、村田に関してはまぁしゃあないですが。
当分はシマロンでの展開になりそうなので少しでも面白くなることを期待します、関係無いけどモルギフが良い。



今日からマ王!   第49話 「獅子と狼」
茶屋の娘熱すぎ、数十話ぶりに出てきてこの見せ場は異様。
内容の方はシマロンが絡んでいる割りには面白いというか、元々ジュリア関係のエピソードは面白いモノが
多かっただけにこのタイミングでのアーダルベルトの出番は良い感じでした、普通に良キャラになってきた。
有利とジュリアが被って見えて驚いてるシーンのアーダルベルトはゲイにしか見えませんでしたが、
コンラッドを信じて有利を崖の上から放り投げるとかいう衝撃の行動を取ったりと、笑えるという意味も
含めて今回のアーダルベルトは中々好印象でした、あまり仲間入りしてほしいタイプではありませんが。
他は全体的に良好で、妙にヨザックとグウェンダルの作画が気合入ってた事ぐらいでしょうか。
何故か今回だけコンラッドの髪が違う流れ方になっていたり、ヴォルフラムがギャグキャラになっていたり、
様々な面で見るべき箇所があったので中々良い回でした、次回以降もジュリア絡みのエピソードに期待。



今日からマ王!   第50話 「我が愛しきジュリア」
シマロン編終了、アーダルベルト編の方が意味合いは正しい。
法力籠めまくっているせいか、もはやアーダルベルトがマジで世間一般で通説として通じるであろう魔族の
ソレにしか見えなかった点は笑えましたが、物語当初からのコンラッドとの確執の締め括りとしては、
中々丁寧に描かれていて良かったんじゃないかなと思いました、事前に自分でも有利にジュリア重ねてますし。
加えて、ありがちと言えばそれまでではありますけど、コンラッドとの決闘の前にヨザックと軽く戦闘、
お互いの最後の一撃をジュリアのお守りが止めると、まぁ言うてしまえばクサイですが結構良かったです。
ただまぁ、人間の国であるシマロンであれだけの法力籠めれるのは流石にどうなんかと思いますが。
変わったところでは中盤の風呂場と最後の大樽でしょうか、樽は流石に現代へ帰ると確信出来ましたが、
展開に一区切り付いたところでいきなり風呂場、ココで帰って後半パートは現代での物語なんだろう、
そう思わせておいて帰らなかったのは演出的に良かったです、良い意味で視聴者を裏切ったというか。
とりあえず来週はマキシーンが出るみたいなのでアレですか、何故かギャグ展開にしか思えないんですが。



今日からマ王!   第51話 「復讐鬼?マキシーン」
良かった、ナニがどうというわけではないんですが良かった。
元の世界に戻ったのは有利母にカレーや食事に関するセリフを言わせる必要があったからだというのは
分かるんですが、あまりにも用件のみだけで異世界へ戻ってしまったので、その辺りは少し勿体無いなーと。
折角なのでまだ一度だけしか出てない勝利を出すとか…というかまぁ、確かに通常世界での展開を長く
描くとマキシーン関連の描写が足早になってしまうのでアレなんですけども。
今回は特にナニがどうというわけではなかったものの、全体的にキャラもらしく表現されていたので
安心して見れるレベルだったかと思います、ヨザックやゲーゲンヒューバー等、一部のキャラは全く
絡んでこなかったものの、基本的にメイン所は全員登場していたわけなのでサービスも良かったですし。
次回は過去に飛ぶ話ですか?何にしてもジュリアが絡むみたいなので楽しみです、マジで過去に飛べば神。



今日からマ王!   第52話 「大地立つコンラート」
ジュリアが綺麗、美人というよりも綺麗という形容の方が似合う。
過去へ飛んで以降の、過去での展開は流石に無難すぎる内容で少々残念でしたが、相変わらずジュリアが
良かったので今回も宜しゅ御座いました、透明感あるキャラの割りには妙な一面もあって尚良かった。
強いて言えば、ジュリアには有利が未来の自分だと分かっていたので何かソレらしい…ウルリーケに
運命を受け入れた旨伝えるシーンがあったぐらいなので、不安に思っている事をそれとなく有利に相談する、
そういったシーンがあっても良かったんじゃないかなーとは思いました、アーダルベルトの事とか。
性格的にジュリアはそういう質問をして安息を得るタイプではないでしょうけども、やっぱり真面目で
優しい性格だからこそ、自分が死んだ後のアーダルベルトやコンラッドの動向が気になるでしょうから
間接的に聞いてみる…まぁ、コンラッド達の出陣を見て有利が泣いているのを見た時点で間接的に答えを
知ったようなものなので、そういう意味では質問する必要も無いですか、逆にコンラッド達は全滅した、
そう受け取る事も出来る涙なので正直際どい状況だったような気はしますけども。
何にしても無難とはいえ面白かったです、次回は珍しくギュンターが主役みたいなので楽しみです。



今日からマ王!   第53話 「前略、ユーリ陛下」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

初のギュンターメインの回だったわけですが、個人的には今イチだったかなーと、内容もグロリアのキャラも弱かったですし。
せめてグロリアがいいキャラしてればまだ楽しめたとは思うものの、キャラが微妙なうえに顔も普通程度というのが。
ギュンターの扱い自体は「らしい」描き方だったので良かったんですが、グロリアはギュンターに感謝の言葉を
述べるわけでもなく、かといってギュンターに惚れるわけでもなく、全体的に色んな面で消化不良だった気がします。
むしろグウェンダルがクッキー焼くのやたら上手いとか、ヴォルフラムが有利の頭に薔薇挿して喜んでたり、
最後久々にアニシナが出てきてギュンターメインの割りにはサブキャラ結構出てて豪華やったり、脇の方が面白かった。



今日からマ王!   第54話 「聖剣と魔剣・前編」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

良くも悪くも普通でした、作画というか塗りが変なおかげで映像的にもそんなに良くなかったですし、相変わらず
前後編にした時はCMを挟んでの中盤以降の展開がやたら間延びしてるのもアレだったので、アルフォードが久々に
出てきたり、出番自体は少ないにも関わらずグレタやメイド三人娘が登場した以外は特に見るべき点が無かったかなと。
ヨザックに命令を出してるグウェンダルや、茶ぁ飲みながらコンラッドと談笑するヨザック、ヨザック関連で
見たかった絡みが見れたのは良かったです、今回のヨザックは有利を影から護衛する役割と日常の顔、二つの描写が
用意されていたのでヨザック好きとしては中々喜ばしい扱いだったなーと。
けどヨザックって実際どれぐらい信頼されてるんでしょうね、コンラッドは戦友で親友、グウェンダルは今回や
前回のシマロンを顧みるに余程信頼されてる、というのは分かるんですけども、よく考えたらギュンターとはあまり
絡んでませんし、ヴォルフラムとも行動を共にする機会が多い割りにはあまり絡んでないので、信頼以前に、
そろそろこの辺りのキャラとも絡んでもらいたいところです、村田とはよく絡んでますけど雑談に極めて近い内容ですし。



今日からマ王!   第55話 「聖剣と魔剣・後編」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

いやー、ヨザック好きな者としては、この聖剣と魔剣の前後編はかなり良かったです、出番が多いのは当然として、
役割的にモルギフの石を実は常に持ち歩いてたり、有利を影ながら護ったり辛辣な意見を述べて有利の精神的成長を
促したりと、シマロン編以外ではどちらかというと優しく見守っているだけのコンラッドと違い、丁度役割的に
裏表の意味で有利を護ってる描写が上手い具合に表現されてて良かったです、ちょっとヨザック良すぎ。
ただ、その分久々に登場したアルにコレといった見せ場が設けられていなかったのが残念でした。
アルが聖剣を取られたからこそ事件は発展したようなものですけど、結果的だけを見れば有利がモルギフの力を
制御して事件解決、有利やコンラッドとの会話が良かったとはいえ、基本的に「久々に登場しただけ」という
扱いだったのがちょっとなーと、せめてアルの機転で操られてるオッサンが油断、とかあれば良かった気が。
まぁ見せ場が無いとか言い出せば、最近のヴォルフラムは出てるだけですし、村田も参謀的役割を担当してる風に
見えながらも、少なくとも今回に限っては村田が言うまでもなくヨザックが進言したであろう内容だったので
ヨザック以外はいつも通りだった気がしないでもありませんが。
何にしても、正直アルはもぅ出ないだろうと思っていたので今回の再登場は嬉しかったです。
見せ場は別にしても有利やコンラッドと絡んでくれたのは良かったですし、ヨザックが予想以上に扱い良くて
個人的には最高で御座いました、予告を見る限りだと次回は作画も良好で内容も面白そうなので楽しみ。



今日からマ王!   第56話 「動き出す影」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

ようやく本編再開、去年もそうでしたし、NHK第二は確かCCさくらを放送してる時も夏休みの時期に総集編や再放送で
本編は休止していたかと思うんですが、何故夏休みに本編休止するんでしょうね、基本的に夏休み等の長期の休みは
子供が毎週アニメ楽しみにしたり、朝の再放送を見て楽しむのが常なのに、その絶好のタイミングで休止て。
まぁ、その辺りは制作の事情でしょうから仕方無いとして、とりあえず久々の本編再開が結構綺麗な作画で好印象。
アニシナやゲーゲンヒューバー以外は基本的に全員出番がありましたし、グレタとベアトリスの初顔合わせ、
数十話ぶりに登場して後光が射してたフリン、この辺りが特に良い感じでした、ちゅーかフリンは美人すぎた。
元々フリンは有利に、立場の違いがあるので友人というよりは同志という感じでしょうけども、そういうのを気にせず
考えれば友人以上の好意は間違いなく抱いてるでしょうし、有利も久々の再会だからかフリンとの会話中は妙に照れたり
赤面していたりと、ちょっとお前らもぅくっ付いてまえやと、最近ヴォルフラム影薄いので丁度イイ、結婚しろと。
昔はフリンただの足手まといにしか見えませんでしたが、今回の印象が良すぎました、移住してでもレギュラー化希望。
そんな有利とフリンがテラスで喋ってるのを見て「お似合いですよ陛下、がんばっ!」と声をかけるツェリ、ハイになりすぎ。
グレタとベアトリスの可愛さも異常でしたが、むしろ今回は有利との絡みが良い感じでした。
二人が何かを運んでいるのを見て有利が質問するもグレタは答えてくれず「これって親離れ!?」と嘆き項垂れたり、
実は二人が父の日としてケーキを作っていたという事を知ると「父さん嬉しいぞー!」と号泣、子離れ出来んなと。
ところで、今回は珍しくウルリーケの背後からの映像が多かったので特に気になったんですが、ウルリーケ髪長すぎ。
どう考えても地面密着、それでもまだ新婦の花嫁衣裳の裾持つ人が居るレベルの長さの気が、シャンプー大変やな。
予告を見る限り次回はまさかのベルマが出るようなので楽しみです、浅川さんの声が聞けるのは素直に嬉しいんですが、
それ以上にベルマがただの一発キャラのゲストでは無かった事実に驚愕です、てかもぅ表に出れるキャラじゃない。



今日からマ王!   第57話 「闇から来た魔物」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

久々に登場したアーダルベルトは以前の引きのままで有利にやたら優しかったり、ヴォルフラムは相変わらずグダグダ
騒ぐだけで役に立ってないどころか色んな意味で足手まといにしかなってない等、中々キャラ面で色々ありましたが、
まぁしつこくも浅川さん関係でアレなんですが久々どころの騒ぎではないレベルでベルマが再登場したのに、然したる
見せ場も出番も無かったのは残念だったな、という感じでした、ありがちでもいいのでアーダルベルト不在時は住処の
指揮系統を担当してるとか、兵士の訓練をやっている、とか何か欲しかったなーと。
展開自体はまだこれからという感じなので何とも言えませんが、「お前は、一度眞魔国を裏切った者を信用するのか!?」
というヴォルフラムの発言、正直、一応コンラッドも裏切ったのでよくそんなセリフ吐けたなという気もしますけども。
なんか今回は露骨にヴォルフラムの扱いが悪かった気がします、セリフもそうですけど全体的に成長しなさすぎというか。
セリフだとアーダルベルトも「ここは天然の地形を活かした要塞でな、さしもの大シマロン軍も簡単には手が出せない」
と誇らしげに語ってましたが、背後めっちゃ山やから奇襲されまくりな気もする、という一抹の不安が御座いました。
えー、まぁ次回以降に期待という事で、そろそろアーダルベルトも有利達と行動してほしいなという感じです。
影ながらの行動や自由が好きというのであれば、役割的に近いヨザックと行動を共にとか、実力互角っぽいですし。



今日からマ王!   第58話 「混沌の王」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

まぁ普通というか、それ程目新しい展開があったわけでなく無難に進んでいったな、という感じでした。
コンラッドに「ヴォルフラムも無事だったか…良かった」と言われて何故かやたら照れて動揺するヴォルフラムが
見れたり、アーダルベルトやヨザックを差し置いて何気に同行してるキーナンが投げナイフで活躍していたりと、
普段とは違った一面が見れたという意味では良い感じだったんですが、内容の方は普通の展開だったかと。
強いて言えば、やはり浅川さん絡みになるのでアレなんですけども、冒頭で、ベルマと有利が会話してて、確かに
あのまま有利が飲んでいた飲み物にベルマが口を付けたら関節接吻になるとはいえ、そういう恋愛面での進展は
別として、有利独特の「誰とでも普通に接するし仲良くなる」という描写だったのに…特にベルマやキーナンは
以前のいざこざもあって「仲良くなる描写」というのはやはりあった方がいいじゃないですか、なのにドコで
話を聞いていたのかヴォルフラムがいきなり出てきて邪魔をした、というのはちょっと余計だったかなと思いました。
確かにサブキャラの展開に時間を割いている余裕は無いのかもしれませんが、ココ一連の展開だとヴォルフラムは
一人だけ全く成長の兆しが見られなかったり、簡単に拉致られるわ人の邪魔をするわ場違いな発言をするわと、
悪い意味で浮いてるだけに今回も気になったな、という感じでした、結局役に立ってない辺りも微妙に厳しいトコロ。
しかしヨザック、「でも…なんで陛下の御母堂の事を知ってるんだ?」とかまた渋い言葉を、御母堂て、言わんで普通。
次回からグウェンダルも交えて地球へ行くようなので楽しみなんですが、こういう時アニメ雑誌を購読してると
逆に損した気分になりますよね、事前に某アニメ雑誌で、モロに地球へ行く事が掲載されていましたし服装も
載ってあったので土壇場での驚きを感じれなかったというか、まぁそれなら雑誌見なければいいだけの話なんですが。
何にしても地球行き自体はめっちゃ楽しみです、ギュンターは来ないようですがグウェンダルも来るのが熱い。



今日からマ王!   第59話 「魔族地球へ」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

今回かなり良い感じでした、てかコレはほんまマ王ファンの女性陣はたまらんかったやろうな、と思いました。
俺はゲイでは無いという事を先に断っておきたいんですが、俺もどちらかと言えば腐女子思考で、可愛いとか綺麗な女が
出るよりカッコエエ男が出てくれた方が何倍も嬉しい性格でして、その関係で今回はもぅほんま良かったです。
勿論マ王は女性キャラも魅力があるんですが、基本的に男と女だと男の方がカッコ良く描くのは難しいじゃないですか、
賛否両論あるでしょうけども女キャラは服装や髪型で簡単に印象を変えれますし、多少凛々しくすればカッコ良く、
多少儚げにすれば可愛く、ソレに対して男キャラはカッコ良くしても何かしら他の男キャラと被ったりするので難しい。
本作の感想とは全然関係無くて恐縮ですが、その辺りも含めてやっぱりカッコイイ男の方が出てくれると嬉しいな、と。
えー今回、久しぶりにギーゼラを見たかと思えば場面が地球へ移って当分見れなくなってしまったわけですが、
むしろ個人的にはグレタが意外でした、「俺の生まれた場所だから」と有利が言い、当然ソコへは箱を探しに行くだけで
平和というニュアンス、となると普通に「グレタも有利の生まれ故郷見たい!」とか言い出すだろうとばかり。
流石に一緒に地球へ来ると邪魔になるでしょうけど、ヴォルフラムとの婚約であれだけ有利の母親が発狂してた事を
考えると、既に娘も居てた、という展開の方も見たかったなーと、勝利がどういう反応するのかを見たかった。
で、アニシナが作った翻訳機、相手の喋る言葉は魔族語に、こちらの喋る言葉は地球語に、それぞれ自動的に翻訳
されるという便利な代物なわけですが、まぁアニメやからとか抜きで考えると珍しくまともなモノを作ったというか、
有利は最初アーダルベルトに魔族語使えるようにしてもらって、村田は…記憶に無いんですけど「何故か使える」
でしたっけ、少なくともコンラッド達が住んでる方の世界で地球語使ってないのに、よくそんなモノ作れましたよね。
しかも村田曰く「箱が何処にあるか分からないからね、一応十ヶ国語対応にしといたよ」村田お前ナニその翻訳家。
あとはまぁ、やっぱりグウェンダルの私服姿がカッコイイ通り越して異常だった事でしょうか、カッコ良すぎて吹いた。
グウェンダルはカッコエエわ、勝利は何故か笑えるわ、コンラッドは風呂場で爽やかな笑顔するわと、今回最高でした。



今日からマ王!   第60話 「お兄ちゃんの悩み」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

とりあえずメイド喫茶に吹きました、ギャルゲー好きな勝利らしい選択とはいえいきなりすぎて何事かと思いました。
その勝利が今回はメインだったわけですが、「俺はそろそろ行くよ、別の用事があるって言ったろ」と言いロドリゲスを
迎えに行った時、「ギャルゲー…これから並ぶのかな」と有利に言われ、「じゃあ今日は徹夜…」と村田に言われたりと、
何故勝利がギャルゲー好きとそこまで知れ渡ってるのかが気になりました、少なくとも村田とはほぼ初対面のはず。
まぁギャルゲーは別にどうでも良く、多少ブラコン過ぎだった気もするものの、勝利とコンラッド、有利の最も側に
居る二人の人物が有利を心配してるが信頼してる、という描写が中々良い感じでした。
勝利の方は現実の平和な世界に住んでる関係上、流石にコンラッドに比べると少々弟を想いすぎて周りが見えてない、
という印象はあったものの、ありがちながらロドリゲスの水芸後のコンラッドとの会話なんかが良かったなーと。
他だと、一話以来の登場だった不良三名や、まさか出るとは思わなかったメイド三人娘の登場でしょうか。
不良も流石に驚きでしたが、メイドの方が個人的には意外でした、コレがギュンターやグウェンダルなら、今まで通り
何かしらの見せ場が用意されていて少し出番が、という感じになるでしょうけども、まさかメイドにも出番があるとは夢にも。
あとはアレ、納豆をこね回し、白い服を着て寡黙なグウェンダル、もはや仕事へ行く前の父親にしか見えませんでした。



今日からマ王!   第61話 「もう一人の魔王」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

ココ最近作画は安定してたんですけど、とりあえず今回の作画は崩れてたのでもう少し何とかしてほしかったなーと。
冒頭の有利と勝利の幼少時代の回想は綺麗だったんですが、ソレ以外はスチュワーデスとギュンター、この二人以外は
お世辞にも綺麗とは言えない作画だったのが残念でした、特に戦闘シーンは相変わらずスピード感無しで台無し。
というかそのスチュワーデス、画面上に映ったのはおよそ5秒程にも関わらず無駄に美人で胸デカかったのが何故か
笑えました、マ王の事なので帰りの飛行機の時にも登場しそうな気はしますが、えらい気合入ってるなと。
しかしこの時の村田、有利がスチュワーデスに「えー毛布と…」と頼もうとすると「毛布お願いします!」と無理矢理
有利の口を塞いで発言、「一度に用事を片付けない」と文句を言い有利が「なんでだよ?」と返すと、当然のように、
「お姉さんを呼ぶ口実は、出来るだけ多く持ってた方がいい」と発言。
普段はこんな事でどうこう思わないんですが、どういうわけか今回に限っては村田が異常にウザく見えました。
第二期開始以降の村田が個人的に好きではないというのも少なからずあるとは思うんですが、今回のはどうにも。
内容的には次回に期待という感じでした、今回はボブに会いに行くまでの過程で特に目新しい要素があるわけでもなく、
有利の母親が妙にノリが良くて面白かったというぐらいで、勝利のブラコン度がやけに増してたのも笑えました。
予告を見る限りだと次回はギュンターと再会で、勝利が窓から落ちてたのでその辺りの展開に期待という感じで。



今日からマ王!   第62話 「託された希望」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

勝利がカッコ良かったー、マ王有利の攻撃から身を挺してボブを護るのもカッコ良ければ、作画が微妙だったにも関わらず、
何故か勝利だけは普段より顔が綺麗に描き込まれてて異常にカッコ良かったのも最高でした、てかマジカッコ良かった。
内容的にはボブが有利達を試していたという事で、勝利が危うく屋上から落下して死ぬトコだった、という点以外は然したる
事件も無く地球編が終了したわけですが、個人的にはギュンターも何かしら見せ場が欲しかったなと思いました。
ある意味毎度の事で笑いの要素や簡素な出番が地球編でも設けられていた、と言えば確かにそうなんですが、今回は
わざわざ地球まで来たわけなので、しかも出掛けに持っていくのを忘れた剣?を持って地球へ来たわけじゃないですか。
なので何かしら見せ場が欲しかったかなと、人質にされて有利がキれたのである意味十分な見せ場ではありますが。
他の面としては箱も回収出来て帰るか、となった時に「また来てね!」と有利母が発言、その言葉にヴォルフラムが、
「ええ、是非!」と笑顔で力強く頷いたのが妙に面白かったです、地球のヴォルフラムは妙な元気があった。
締めとしては、お土産を箱の中に詰めればいいのではないかと有利母に言われた時「はは…それはちょっと」と笑顔で
コンラッドが答えていたにも関わらず、マジでお土産を箱の中に詰め込んでる一堂、止めたれよコンラッド。
ところでボブの回想に出てきたエアハルトとクリステルでしたっけ、声を真殿さんと加瀬さんが担当されてましたけど、
この二人今後出るんでしょうか、単発で若干の出番だけの為に呼ぶにはあまり勿体無かったなと思うんですけども。
今回面白かったのに感想が支離滅裂というか、明らかに文章おかしいので申し訳ない限りなんですが、次回予告に
ニコラとゲーゲンヒューバーが出てたうえ、次回から単発エピソードが続くようなので楽しみです。
アーダルベルトも大分有利に懐いてきてるので、そろそろアーダルベルトの単発エピソードも見てみたいなーと思ったり。



今日からマ王!   第63話 「対決!マ王VSコッヒー軍団」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

実は何気にOP変わるの期待してたんですが流石にそんな事も無く、というか久々にOPをしっかり見たんですけども、
本作に限らずOPEDはキャラデザの方が作監しておられて極めて綺麗な映像、というのはある意味当たり前なんですが、
マ王の場合はあまり毎週OPを真剣に見ない方がいいんじゃないかな、と思いました。
今回久々に見て相変わらず綺麗さを堪能出来たのは良かったんですが、基本的にマ王って本編の作画が綺麗な事が、
苦言を呈すようでアレなんですが殆ど無いじゃないですか、人それぞれ「普通」の判断基準は色々でしょうけども、
個人的には作画が崩れてない回の方が珍しいレベルなので、ソレで考えるとOPで綺麗なのを見るのは迂闊かなとも。
本編、ニコラとゲーゲンヒューバーが久々に登場して嬉しかったんですけども、もう少し出番や見せ場が
欲しかったかなと、ニコラの見せ場ってどんなんやねん、と言われたら答えようが無いんですが、エルを助ける為に
動き回ってただけという印象しか無いので、せめてゲーゲンヒューバーには何か、戦闘関連の展開とか欲しかったり。
まぁでも、冒頭三人で楽しそうにピクニック?してる風景が幸せそうだったので個人的には満足でした。
ところで、今回珍しくグウェンダルが有利を一番信頼してる展開だったのが意外でした。
グウェンダルもいい加減有利の事は信頼してるでしょうし頼りにもしてるでしょうが、コンラッドやヨザックが有利の元に
駆け寄ろうとしてるのに、ヨザック達を制して冷静に有利を信じて待つ、というのが、意外ながらもらしいなと。
「今回いきなり」という点で考えればらしくないかもしれませんが、グウェンダルっぽい言動だったのが良かったです。
他はアレですか、冒頭奇怪な青い鳥が放った一言「縁起ワルー!」いきなりすぎて鼻水が飛び出た。



今日からマ王!   第64話 「雪ギュンター再び」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

久々に作画が良かったのでキャプ三枚増で、ただキャラを遠景に描いてる作画は微妙に崩れてたのが残念だったり。
それで、今回は全く予想してなかったフリンの登場が一番嬉しかったです、流石に記憶が曖昧なので絶対とまでは
言い切れないんですが、前回の予告の時点だとフリンの映像や出るっぽいセリフは無かったじゃないですか。
なので余計登場が嬉しかったというか、正直ほんま、なんで自分でもこんなフリン好きなのか分からないんですが
凄い好きなので出てきてくれて嬉しかったです、何気にフリン昨今の女キャラで一番好きかも。
キャラ的には、ヨザック > コンラッド > フリン = ジュリア、みたいな感じで好きです、勝利は小西さんの声がたまらん。
まぁ早い話がアレですよ、所詮男は清楚な女に弱いという事よ、フリンとジュリアはその最たる例。
いやしかし、フリンの話が多くて申し訳無いんですが、ウィンコットの毒を返す事にした際の会話でフリンが、
「陛下…これからも末永くお付き合いできますよう…」と言うと有利は「ありがとう…フリンさん…」と、正直コレは、
ほんまもぅマジで結婚してくれお前ら思いました、特にフリンはシマロン編の頃から有利に惚れてるっぽい節が何度か
描写されてたじゃないですか、単純に尊敬してるだけというわけではなく恋愛感情有りっぽい描写で。
以前グレタとベアトリスがケーキを作ってた回でも、落ち着いて話す為に、という意味で考えればある意味二人きりに
なるのは当然かもしれませんが、わざわざテラスに出て二人で会話してましたし、有利の方も恋愛感情有りかどうかは
別で考えてもフリンに対しては照れたり赤面したりという事が稀にあるので、コレはもぅ、ちょっと素で結婚希望。
そんな光景を見て、なんか外野が有利の足踏みに来てましたけど踏み返したれと、フリンも一緒に踏み返したれと。
内容の方は雪ギュンター暴走だったわけですけども、ちょっと前半のフリンで個人的には満足しすぎました。
菊ギュンターが相変わらず鼻水吹く程面白かったのは良好なんですが、菊ギュンターも井上さんがやってるんでしょうか。
声に関しては変声機使うとか編集するとかで変えれるでしょうけど、演技も井上さんなら、今更ながらやはり凄いなと。
後は空飛ぶTぞうに吹いたり、アニシナが登場する時はやっぱり変なネタ絡みの時だけやねんな、と再確認出来たり。
個人的に残念だった点としては、やはり当然ながらコンラッドとウォーディルの絡みがもっと見たかったなーと。
ジュリア関連は本筋なり丸々一話使ってやってもらいたいので構わないんですが、もう少し…何か絡みや、或いは
アーダルベルトの事で会話したり、という展開が見たかったです、今後やってくれるでしょうけども見たかったなと。
他だと…やはりコレもフリンが好きだからこそ思う事なのかもしれませんが、フリンとツェリの絡みが、今回の
ウィンコットの毒を返しに来た事も含めて公私共の絡みが見たかったです、ある意味立場的にも対等な友人ですし。
予告を見る限りだと次回はヨザックがメイン並の扱い受けてるようなのでめちゃめちゃ楽しみです、期待してます。



今日からマ王!   第65話 「白銀を往く者」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

ちょっとあのほんま…正直この回だけは、個人的な趣味抜きにしてもコンラッドvsヨザックというギュンター戦に続く夢の
組み合わせ、瘴気に中てられながらもコンラッドの事を助けたヨザックと、久々に二人の友情が描かれるという非常に
大事な回だったわけなので、もう少し綺麗な作画にしてほしかったというか、全編瘴気に中てられたような作画…orz
とりあえず作画は諦めるとして、内容の方は結構良い感じでした、ラストこそ有利が魔王状態になって魔力解放、
それで一件落着というあまり面白みの無い終わり方をしてしまったものの、前述の様にコンラッドとヨザックの友情が
描かれてたのがとにかく良かったなーと、特にヨザックは普段そういう態度を見せないだけに嬉しかったです。
「ヨザックを呼びます。俺と彼とは、幾度も危険を乗り越えてきた」というコンラッドのヨザックを信じた発言に始まり、
雪崩が来た時にコンラッドの腕を離さなかったヨザック、瘴気のせいとはいえコンラッドに剣を向けた事が許せなかったのか
村田が来て事件が終了した時にコンラッドと目を合わせようとしなかったヨザック、城で雪崩の時の事を話す二人と、
二人の絆の強さは今までにも十分描かれてきましたけど、久々に今回その絆の強さが描かれていて好感触でした。
だからこそ綺麗な作画で見たかったわけですが…あ、折角なのでアイキャッチはコンラッドとヨザックにしてほしかった。
ヴォルフラムに関しては…正直ココ数十話、ただでさえあまり良い印象が無いのに、今回も相変わらずやったなと。
ただでさえ瘴気に中てられて変になる場所なのに、村田も懸念してたように性格上ヴォルラフムは瘴気云々以前に、
発言の一つ一つが他人の神経逆撫でしたり我侭言うだけだったりするので、今回は露骨に邪魔すぎたなーと。
案の定真っ先に瘴気を喰らってコンラッドやヨザックを疑い出すヴォルフラム、お前もぅええから城へ帰れ。
ところでモルギフの顔、どっかで見た事あるな思たら、スクリームの仮面と同じ顔やったんですね、ちょっと吹きました。



今日からマ王!   第66話 「想う力」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

今回のみとはいえ地球展開だったのは良い感じだったんですが、個人的には正直微妙やったなーと。
有利がグレタが使うグローブの為にわざわざ地球へ戻った、というのは非常に良かったものの、肝心の内容が、
正直無理に今回やらなくても、或いは前回地球へ戻った時の展開で十分に描き切れてた事をまたやっている、
という印象を受けたのが残念でした、「空間移動に時間の誤差が出た」というのは描いておく必要があったかも
しれませんが、何となく今回は蛇足的な印象、作画も微妙だったりで「んー…」という感じでした。
ところで気になった点としては冒頭勝利がボブに電話していたシーン、当然ながら国際電話なので料金高いだろうと
思うんですが、本筋にはまるで関係無いもののコレ誰が電話代払ってるんでしょうね、てか社長室直通の電話て。
地味に勝利が電話代ケチって、コレクトコールで電話代をボブ持ちにしてたら笑えるんですが。
えー、他だと地球へ帰える際に付いてこないギュンター、こういうトコ偉いですよね、流石に私情より公議優先で。
その反動か、予告でギュンターが活躍してたので次回は期待、またベルマ出るみたいですけど、ギュンターが出てて、
久々にアーダルベルトまで出てるのに果たしてベルマの見せ場があるのかどうかが不安。



今日からマ王!   第67話 「明日に架ける橋」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

微妙、ココ最近作画も崩れっぱなしですし脚本も今イチ、今回に至っては終盤の構成が悪すぎたりと、ちょっと
レベルの低い回が続いてるのが心配なところです、次回は過去話のようなのである意味どんな内容でも安定ですが。
ギーゼラとアーダルベルトの絡みは、無難なものの良い感じだったと思うんですが、ギュンターはコンラッドと違い、
アーダルベルトと直接因縁があるわけではないからか、アーダルベルトが身を挺して有利を護る、この行動を見て
簡単に…というと御幣がありますが、今回の描写だと一応は納得した素振りを見せたりと個人的には微妙なトコロ。
端役の声優さんもいきなり質が落ちていたり、村田はまだしもコンラッドは無理に出すような展開ではなかったりと、
しつこくも個人的な意見ではあるものの微妙でした、もう少し熱いなり面白いなりの展開にしてもらいたかったかなと。



今日からマ王!   第68話 「栄光の時代」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

微妙、眞王に三木さん、大賢者に佐々木さん、この配役はマジでたまらんモノがあったんですが、無理に今回回想を
入れる程のモノではないなという印象でした、コンラッド達に箱の封印が繋がってる理由は分かったものの、
正直過去キャラは声こそイイものの、キャラが立っていないうえに展開の方もあまりにもありきたりで見せ方も
あまり良いとは言えないレベルだったので、相変わらず今回も微妙な内容がダラダラと続いたな、という感じでした。
エアハルトとクリステルに至ってはキャラが立ってない以前の問題で、今後出ない場合は数合わせにしかなりませんし。
予告によると次回は勝利が眞魔国に来るようなので楽しみです、いい加減展開的な面白さを取り戻してくれないと
厳しいので、そろそろ面白くなってほしいなと、どうも本作は本筋の話になると途端に脚本レベルが落ちてる印象。



今日からマ王!   第69話 「守るべきもの」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

久々に良い感じでした、眞魔国へと初来訪した勝利の反応がひたすら良かったです、作画のバラつきが正直残念。
しかしいきなりなんですか、冒頭発光する湖に手を入れる勝利、仮にも初めて魔族がやってきた湖で、地球上で最も
眞魔国に近いと言われてる湖がいきなり発光したのによく手を入れれますよね、勝利なら用心して迂闊な事はしないと
思っていただけに意外でした、というかあまりに躊躇いが無さすぎたので逆に違和感バリバリだったのが微妙。
そして眞魔国へと到着する勝利、ココでもまた不自然というか、勝利が眞王廟に現れた事で衛兵達が詰め寄ってましたが、
頭に海草等を被ってるとはいえ、黒髪黒目なのに海草が頭から落ちるまで気付かないのが色んな意味でまたも微妙。
その後は基本的に良い感じで、グレタを紹介されて「む、娘!!?そ…そんな…まさか…ゆ…ゆうちゃん!!?」
と動揺しまくったり、一人だけ箱の発する邪悪な気に気付いたり、ツェリの誘惑に全く動じなかったりと、中々今回は
勝利のおかげで久々に楽しい一話が見れた、という感じでした、出来ればグレタとの絡みが見たいところ。
ただ勝利は良かったんですが、前述の勝利に関する違和感同様他の面でも微妙に違和感が目立ってたのが何とも。
ウルリーケに会いに行こうとする有利を「やめといた方がいいと思うけどね」と制す村田に「なんでだ?」と返す
ヴォルフラム、普段なら「何故だ?」なので言葉遣い違和感がありすぎるなーと。
他だと「確かに…俺達にもまだ分からない事はある。…けど、俺は村田を信じてる」という有利のセリフに
強張った表情で言葉を返さない村田、流石に怪しすぎるので何か反応してやれと、或いは誰かせめてものフォロー。
今回は久々に楽しめたので良かったんですが、ココ最近は終始不安定な内容が続いてるので勝利による安定を期待。



今日からマ王!   第70話 「忘れられた民」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

悪くは無かったんですが相変わらず微妙、というか真面目に前回以外、ココ数十話レベルで微妙な作画と内容が
続きすぎてるのが素で厳しいところです、普通に見ててあまり面白いと感じれる箇所が無いです。
久々にオンディーヌが出てきたものの、オンディーヌ自体は特に濃いわけでもなく再登場が嬉しいと感じれるわけでなく、
姉のセラフィーヌもあまり面白そうな感じに発展しなさそうなので…個人的に本作に対する評価が落ちる一方です。
というよりも、単純に描写や演出面でも問題が多いですよね、水に注意する必要があると判明し、水道や噴水の水を
止めようとしてる矢先に、わざわざ雨に濡れる外で兵士に指示を出すグウェンダルとか落ち着けと。
悪いばかりではなく、今更ではありますが箱の脅威から眞魔国を護る為に鍵を破壊するべく暗躍するセラフィーヌ、
勝馬が不意に訪れた事で少なからず驚きを見せるボブ、普段とは違う展開や一面が見れたのは良かったんですが、
どうにも悪い面が良い面を遥かに凌駕してるのが微妙な限りです、次回は久々にヨザックが出るようなので一応期待。



今日からマ王!   第71話 「お兄ちゃん大暴走」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

久々に面白かったです、序盤は相変わらず微妙な展開が続いていたので今回も外れかと思いきや、勝利が前回ラストで
身に付けた魔力を花瓶相手に試すも水が暴走して動揺しまくる、この辺りから勝利を中心に一気に面白くなりました。
元々極度のブラコンで、強い魔力に魅入られ精神まで支配されてるとはいえ、有利を護る為に水を操りセラフィーヌを拿捕、
高笑いしながら「俺は有ちゃんを護ったぞ!!!」とかほんま、今回の勝利はひたすら魅せてくれたなという感じです。
要所要所で魔力を使い不敵な顔をする勝利も良かったですし、勝利を止める為に有利が立ちはだかるも、お互いの
魔力が強すぎてどう決着を付けるのかと思いきや有利母の登場で丸く収まると、今回は終始渋谷家中心で良かったです。
普段の微妙さだと最後の有利母登場に関しては否定的な感想を抱いてしまうものの、今回のように勝利が熱くもあり
面白くもある展開だと、最後の締めを本作独特の、良い意味でのはちゃめちゃな展開で終わらすのは面白いなと。
一方のセラフィーヌがこうも簡単に終わるとは思いませんでしたが、セラフィーヌ関連の展開は、少なくとも個人的には
あまり面白いと思えなかったのでスパっと終わってくれて良かったです、見せ場が無さすぎた気はしますけども。
後は…ヨザックが久々に登場したので嬉しかったものの、出番も見せ場もソレ程用意されてなかったのが残念だったなと。



今日からマ王!   第72話 「封じられしもの」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

悪くは無かったんですが、前回が個人的に久々の傑作だっただけに、どうしても比較してしまうので今回は微妙かなと。
というよりも、まず内容がどうのという以前に作画レベルが極端に落ちたというのが厳しい限りです、大事な回なのに。
他の方がどういう感想を持つかは分かりませんが、少なくとも個人的には本作の単発エピは非常に好きなものの、
趣味や雰囲気が合わないのか本編の展開はあまり面白いと思えないので、今回もソレに準拠してしまったという感じ。
良かったところと言えば勝利とグレタの絡み、朝の会食での雰囲気、といったところでしょうか。
特に食事シーンは、よくよく考えればあまり映像として描かれる事が無かったので単純に新鮮でした。
他だと…前回の勝利による暴走、有利曰く「幸い怪我人も居ないし」との事ですが、有利とヴォルフラムが決闘した際、
勝利は暴走しても運良く怪我人を出さずに済んだのに、ヴォルフラムは有利が助けに入らなければ恐らくメイドを殺してた、
という事を考えるとえらい違いですよね、直情的と言ってしまえばそれまでですし、勝利の方は単純に運の良さが
起因して誰も負傷しなかっただけですが、今現在誰かに乗っ取られてるっぽい事も含めて、やはりヴォルフラムは迂闊。
ところでグウェンダル、箱の封印を行おうとしてる有利の背後でコンラッドに「万が一の時は〜」と言ってましたけど、
失礼ながらよく設定を理解出来てなかったので分からなかったんですが、つまり、コンラッド達の鍵は箱の封印を
解くというだけではなく、鍵なので逆に再度封印する事も出来る、という事でいいんでしょうか。
コンラッドがギュンターにヴォルフラムの事を任せてましたけど、結局二人だけで封印するなら、またいつか封印が
解ける時がやってくるでしょうから…まぁ、そこまで考えてるとキリが無いのでアレですが。
次回はようやくヴォルフラムの異変に全員が気付くようなのでどういう展開を迎えるのかが楽しみです、息してないですが。



今日からマ王!   第73話 「闇の鼓動」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

今回結構良い感じでしたー、相変わらず本編展開は時間を稼ぐ為か間延びしまくりでアレなんですけども、ようやく
話が進んで箱の封印が解かれ眞王が登場、この眞王が「本人の意思で今現在動いてる」のか「実は操られてる」のかで
感想は変わりますけど、個人的には前者ならより嬉しいトコロです、実は昔から悪い事考えてた、とかなら尚更良好。
ただ逆に、某女性漫画家集団の作品のラスボスにありがちな「約束の為」「女の為」とか、そういう友情関連の理由で
人を殺してた、とかの悪い系なら正直興醒めもいいとこなので、出来れば根っからの悪人で希望。
まぁ本作の作品性を考えるとそんな展開にはならないでしょうけど、何かしら悪い意味での理由があった、を。
ところでヨザック、久々に出番が来たかと思えば有利達を逃がす為に眞王を足止めする装置を起動、とかカッコ良すぎ。
ヨザックを好きな者としては単純に嬉しかったんですが、冷静に考えれば、別にヨザックに頼まなくても村田が眞王と
会話しながら移動して装置作動箇所を踏めば事足りたよな、とか思うと中々微妙でした、冷静に見ると宜しくない気が。
そんな中、鍵を奪われたコンラッド達、鍵として奪われた部分は機能停止するようで各々ダメージを負ってましたが、
こうやって考えるとグウェンダルとヴォルフラムはエグイですよね、ヴォルフラムに至っては心臓で死に直結してるので
エグイどころの騒ぎではありませんが、グウェンダルも片目が機能停止、詳しくは知りませんが、確か片方失明すると、
必然的にもう片方の目にかかる負荷が倍になるので何れは今現在見えてるもう片方の目も失明する、そういう話を聞いた
記憶があるので…てかアレですか、大変なのは大変ですが地味にコンラッドが一番軽傷という事になるんでしょうか。



今日からマ王!   第74話 「真実の支配者」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

眞王が腹黒かったわけではなく、創主との戦闘時モルギフで斬った際、創主の一部が眞王の腕から体内に入り、
毒されて徐々に取り込まれていき最終的に乗っ取られた、だったのは残念だったものの、展開と描写が丁寧だったので
良い感じでした、確かにエアハルト達に相談も無く行動を起こしたのは微妙に酷い気もしますが。
というよりも、エアハルト達にどうとかよりも、エアハルト自体まともな出番が無かった点がまず酷いのではないかと。
大賢者は別に悪いわけではないものの、村田に詰め寄れるのは有利と勝利だけで、ヴォルフラムが死亡して動転状態、
そんな状況下で村田へ詰問した勝利も中々良い感じでした、今回は各キャラの扱いが良好で好印象。
無難に良かったので感想として書く事が無いと言えばそうなんですが、とりあえず次回はウルリーケが勝利の魔力を
引き出すみたいなので楽しみです、暴走しない勝利は微妙なだけの気もしますが、どうなるのかは楽しみ。
てか、本筋と全然関係無いんですがキャプ左上のアニシナ、今回のアニシナはヒイロにしか見えませんでした。



今日からマ王!   第75話 「太陽と月」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

久々の神作画、世間的には作画が安定している事で知られる本作ですが、少なくとも個人的な意見だとココ数十話は
良いとは言えない作画が続いていましたし、正直本作は神作画はおろか綺麗な作画すら滅多にお目にかかれないので、
今回はいきなりの神作画で、もぅそれだけで満足でした、内容的にはココ最近の微妙だったり稀に良かったり、
というのとあまり変わらなかったものの、久々に作画が良ければ中身も面白く見えるんだな、という事を再確認しました。
展開的には村田…というよりも大賢者が有利ではなく眞王の為に行動してるっぽい、というのが面白かったです。
実はこの行動も後々の有利の為、とかそこまでいくと流石に微妙なだけですが、このまま眞王の為だけに大賢者が行動を
続けるのであれば個人的には良い感じやなーと、その関係で当時エアハルト達にも相談しなかった、とかだと尚良い感じ。
ところでその直前の、コンラッドが有利を護りたいと思ってるからこそ有利を護ったという発言を受けて眞王が言った、
「面白い…その想いに免じて返してやろう」の言葉、その直後封印の鍵になっていたコンラッド達の各部位が解き放たれて
直撃してましたけど、アレはどうなんでしょうか、コンラッドは左腕、グウェンダルは左目、ヴォルフラムは心臓が戻り蘇生、
という考えでいいんでしょうか、もしマジに本人達に返して三人共万全の状態に戻った、とかだとひたすら寒いんですが。
しかしなんですか、眞王の動きを封じていた結界、ヒビが入って「パリン…パリンパリン!」とかガラスみたいな音を立てて
壊れる辺りが何とも言えませんでした、いくらなんでもそんなチャチな描写は無いやろうと。
他だとサブタイ、どうしても「太陽と月」と来るとディカプリオの出てた「太陽と月に背いて」というゲイ映画を思い出します、
本作は有利と村田の魂の事だったので全然関係無いわけですし、何よりアッチは全然面白くなかったのでアレですが。



今日からマ王!   第76話 「暗闇の中で」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

悪くは無いんですが、前回が神作画で展開も良かった分、今回はいきなり作画の崩れる場面があったり、展開は特に
良くも悪くもないのに妙にスパっと流すレベルで一気に進む箇所があったりと、悪い意味で忙しい回でした。
残り話数と尺の関係だとは思うんですが、もう少し丁寧に描いてもらいたいなと、あと最後ぐらい作画は安定させてくれと。
それで内容の方は、どうやらマジに鍵となっていた部分を返したらしい眞王が、開幕5分待たずしてココまで冷める展開を
見せられるとは思いませんでした、本作の雰囲気を考えればバッドエンドになる可能性は皆無ですし、別に誰か一人ぐらい
レギュラーキャラで殺せとまでは言いませんが、ヴォルフラムが心臓を奪われて死亡という熱い展開が発生したのに、
特にどうという事もなく普通に進み復活というのは、なんかもぅ個人的に本作に対する関心が薄れてるというのを除いても
「あー…」という感じでした、「初期設定を考えるのは上手いのに展開のさせ方は下手」という作品の典型という感じに。
他にも、一度だけでセリフも無かったものの妙に爆乳になってるベルマ、無駄に胸が強調されてたツェリなど、
内容もさる事ながら女性キャラの描写が下品になってたのも微妙なトコロ、ようやくモルギフにスポットが当たったのは
良かったんですが、最終回へ向けて無理に終わらそうとしてる印象を受けました、色眼鏡かもしれませんが。



今日からマ王!   第77話 「魔王降臨」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

結構キャラ間での関係性を見せる良い描写もあったんですが、とりあえずヴォルフラムが気になりました。
有利の身体が眞王に乗っ取られて、コンラッドは一目見て有利ではないと気付いたのにヴォルフラムは気付かなかった、
ソレに関しては然程問題ではないんですけども、コンラッドは眞王に剣を向けて突撃し、ヨザックは何も言わずに攻撃、
グウェンダルは相手が誰であろうと眞魔国に災いをもたらすなら容赦はしないという事で攻撃、ゲーゲンヒューバーは
最初動かなかったもののグウェンダルが剣を抜いたのを見て自身も剣を、アーダルベルトは元々眞王を信じておらず、
状況を冷静に判断した様子は無かったものの有利に失望したっぽいセリフを吐きながら攻撃。
流石に勝利は攻撃こそしなかったもののウルリーケから引き出してもらった魔力で全員の壁を作るという役回り。
唯一ヴォルフラムだけが攻撃もせず、かといって防御するわけでもなく事態を眺めていただけなのがちょっとなーと。
有利を傷つけるわけにいかないというのは分かりますし、逆にグウェンダルのように国を護る為に戦うのも分かる、
そんな状況下でヴォルフラムはただ立っていただけなのが、ちょっと印象悪いなと、せめて有利に呼びかけるとか。
で、有利が魔王に選ばれたのは「限りなく平凡である」からという理由でしたけど、この言葉を受けて有利が衝撃を受けた、
みたいな顔をしていたのが意外でした、むしろ有利の性格なら「そういう理由だったのか」と納得しそうなだけに。
逆に、ウィンコットの鍵はジュリアの祖先のモノで、ソレがそのまま有利に受け継がれたから有利が最後の鍵だった、
というのは中々良い感じでした、正直単純にフリンが鍵だと思ってた阿呆がココに居るわけですが、ちょっと感心。
ジュリアが有利を助けに現れたのは王道ながらも良かったんですが、途中休止を挟みつつも長いこと放送されてきたマ王、
遂に次回で最終回なわけですけど、どう纏めるんでしょうね、出来れば後日談に丸々一話使ってほしかったんですが。
予告を見る限りだと、流石にラストなので作画は気合入ってるらしく一安心。



今日からマ王!   第78話 「マた会う日まで」
(C)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン

最終回、神作画で内容も良い意味で安定、主要もサブも含めた全てのキャラにそのキャラらしい見せ場が用意されていて、
前半パートで眞魔国を去る有利、後半パートでの日常描写、共に上手い具合に描かれていたので良い感じでした。
強いて言えば序盤で、予想外にも程があるレベルで創主を撃破する事に成功してしまったのが、そんな早く倒せるなら
前回のうちに倒して今回は一話丸々後日談にした方が良かったんじゃ、と思った事ぐらいでしょうか。
確かに最終話でラスボスを撃破した方が「らしい」のは間違い無いんですが、あまりにもあっさりしすぎてた気が。
自分の魂を器にして創主を倒すつもりだったという眞王も、前回までの流れだと「またそんな展開に」と文句を言っていたと
思うんですが、今回は何故かそういう風には感じず普通に楽しめましたし、剣を扱うツェリが異様にカッコ良かったり、
眞王の力で次元を行き来していたから、その眞王の力が無くなった後は行き来が不可能になる、というのも自然で良好。
この際の会話で特に良いなと思えたのは「有利…お前の判断に任せる…」と言う勝利。
個人的には「よし!ならさっさと帰るぞ有ちゃん!」とか言いながら嬉々として帰ってほしかったというのが本音ですが、
流石に場面が場面なだけに有利の判断に従うつもりだったのが今までの事を考えると良いなーと。
他にもグウェンダルが笑顔で言った「眞魔国のこと…任せておけ」という言葉も良い意味でらしくなかったですし、
「どんなに遠いところに居ても…俺は、いつも貴方を見守っています…これからも…ずっと」というコンラッドは良すぎ。
が、実は有利が創主を倒した事で眞王を超える力を得た為、実際試すまで村田も確信が持てなかったものの、これからは
有利自身の魔力でいつでも行き来が可能になったというオチには、なんかもぅひたすら良かったなーと。
しつこくも前回までの雰囲気なら文句を言うだけだった気がするんですが、今回に限ってはホント有利良かったなと。
各々嬉しそうにしてるのも良い感じでしたし、ヴォルフラムが照れ隠しに泣きながら有利へ攻撃するのも微笑ましく、
コンラッドが最初に有利へ「おかえりなさい」と言ったのが何よりも嬉しかったというか。
なんか読み返してみるとアホみたいに「良かった」しか書いてない辺り我ながらどうかと思いますが良かったんです。
ところで、最後ウルリーケが振り返って嬉しそうに笑ってたのは眞王が居たからという解釈でいいんでしょうか?
居たというか、巫女であるウルリーケにだけ聞こえていた眞王の言葉が再び聞こえるようになった、とでも言うか。
次のシーンが「コンラッドが有利におかえりを言う場面」だったので、てっきり笑顔のコンラッドを見て微笑んだのかとも
思っていたんですが、よく見たらコンラッドはウルリーケの前に居るので違うわけですし、大賢者である村田は有利の
後ろに居たのでそちらも違う、なので眞王だったのかなーと思ったり。
えー、放送休止期間が結構長かったり頻繁にあったりで、全78話にも関わらず約2年間の放送だったわけですけども、
放送開始当初は正直NHKらしく豪華な声優陣に釣られて見てたんですが、予想外に面白くてハマり、と思えばシマロンへ
行った辺りから微妙と感じ始め、第二期開始直後は盛り返したのにまた下降したりと、色んな意味でエピソードによっては
浮き沈みの激しい作品でしたが、基本的にはこの二年間、楽しく見させてもらいました。
作画さえ良ければもう少し印象も良くなったかと思うと実に勿体無いエピソードが多かったなとは思うんですが、
これだけ大量のキャラを用意しても、誰一人薄くなくキャラ立ちしてるのが素直に凄いなーと、面白い作品でした。


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