東京魔人学園外法帖血風録

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東京魔人学園外法帖血風録
基本的に追加シナリオ入るまでは展開同じなので、プレイ中に気付いた事や変更点なんかを書いてみようかと。
まず、PS2になった事で当然ながら読み込みが多少早くなったのが中々快適です、他作品に比べると明らかに
長いと感じる箇所もあるものの、PSでの読み込みを体が覚えてるので妙に早く感じます。
方陣技使用時の言葉の応酬なんかの読み込みもやたら早くて良い感じです、ちょっと技のイメージが薄れたが。
音声がクリアになったおかげで、声や曲が綺麗に聞こえるようになったのは嬉しかったところです。
ただ、曲に関してはアレンジがかかっていると思うんですけど、そのせいで多少曲の質が落ちてしまっている
モノが幾つかあったのが残念でした、万葉之華 ( 花でしたっけ? ) もPS版の方が個人的には好き。
セーブロード時のメモリーカード読み込みが、かのクソゲーであるSRWのIMPACT同様、使用していない箇所まで
全て読み込むせいで時間がかかるのは難点、普通に使用箇所だけ読み込んでもらえた方が助かります。
そして最も期待していたオリジナル方陣なんですけど、コレはちょっと期待外れな感じでした。
情報集めて無かった俺が悪いのかもしれませんけど、別に方陣技にダメージやらは期待しておらず、普通に
好きなキャラ同士での組み合わせを楽しみたかったので、セリフがたかが一人六個というのはキツかったです。
個人的予想では「音声有りのセリフが新録で一人色んなバリエーションに合わせて30個程度用意されてる」
「音声無しのセリフの場合は全て自由に自分で入力する事が出来る」という感じだと思っていたので、
たかが六個の上に、喋る順番確定のせいで一人一回しか喋れず、会話文は基本的に作れないというのが
実にショックでした、例えば二人でやって、二人が一回喋るのを繰り返して四回喋るとか無理やと。
壬生と涼理で長い喋りやらせたかっただけにマジでショックやったなーと、次回作以降に期待します。
開眼とかいうAIはまぁ、誰もCPU如きのクソ思考に期待してないでしょうからスルーで。
戦闘面に関しては、相変わらず難易度がヌルいままですが、敵が行動力残ってる時に複数回攻撃してきた時が
あったのは良い感じでした、ヌルいのは変わりないんですけど、ちゃんと攻撃してきてくれたのは良かったです。
その反面、敵が移動中のスピード高速化が削除されたっぽいのが神経疑うくらいにキツイ、アホかと。
相変わらずソフトリセットも搭載してないですし、寄り道は無駄な演出のおかげで読み込み超過してたり、
ゲーム開始時に「陽の最初から始める」に固定で合わされてたりと、普通に不便になってる箇所が多いのは
ちょっとキツかったです、フリー移動が全箇所移動可能になったりという改良点などもあるだけに、
もうちょっと何とかならへんかったんかなーという感じです、プラマイゼロってな感じです。
あとは…あぁ、初回版買ったんですけど、ソレに付属されてるデスクトップアクセサリー集、コレは普通に、
音声はまぁまぁでしたし、壁紙も絵柄が今イチなものの数はあったりで、そこそこの品でした。
とりあえず今のところはこんな感じです、当時は文句を言ってたものの、陰プレイ時から俄然面白みを増して、
おかげで二周目もマジで楽しめたりと、結局三周したゲームですけどやっぱり面白いです。
シナリオ追加といっても、既に陰参話までの時点でテキストが追加されてるシーンがあったりして楽しめます。
今月は普通にコレ一本で乗り切ろうかと思います、もう一本ぐらい軽く平行してやるかもしれませんけども。



東京魔人学園外法帖血風録
四話の冒頭、お花に大宇宙党関連のイベントがGC付きで追加されてたのを確認、当然テキストも追加有り。
今日は一時間程度しか触ってないので追加修正部分はソコだけしか確認してませんけど、やっぱりテキストでも
イベントCGでも追加されてると嬉しいですよね、そらまぁ、出来ればお花よりお葉増やしてもらいたかったのは
余裕で事実ですし、折角の陰側やのに陽側の絵とテキスト追加してどないすんねんとは思いましたが。



東京魔人学園外法帖血風録
第五話にて、夜中に吉原へ行きお葉の無念を晴らすという桔梗のイベントの後、小塚原刑場へ赴く直前に
廊下で桔梗と会って「あんたの言う通りだったよ…」というお葉に関するイベントが追加。
実際は追加ではなく、もしかするとそれまでの感情入力や感情値の関係で外法帖の時点でも発生したのかも
しれませんが、俺は今回初めてこのイベントを見たので一応追加かなーと思いました。
九話での比良坂回収時に比良坂が倒れて気絶するCGが一枚追加、以前もあったような気もしますけども。
拾話での、嵐王の工房で話をしている時、龍閃組の話になった時にテキストと嵐王が苦しむCGが一枚追加。
ヴラドの屋敷でクリスが、妹のアンナがジェフに殺された時の悪夢を見てうなされるテキストとCG四枚追加。
しかしまぁ、今回は桔梗と極力行動してるせいか、なんか主人公と桔梗がラブラブな風に見えてならん。



東京魔人学園外法帖血風録
戦闘参加人数が八人から十人に変更されている、百鬼夜行中でも曲が流れ、読み込みも当然早くなってる。
カスタム方陣でも好感度が上がるおかげでメイン以外のキャラの好感度上昇がしやすくなった。
いいのか悪いのか微妙なトコですが、比良坂に愛を入力しても好感度アップの音が鳴らない。
拾壱話、清明が桔梗と会話している時、風祭の回想話がテキストとCG三枚追加、外法帖では風祭本人の事が
殆ど語られていなかったので、個人的には非常に良い感じでした、出来れば何故御屋形様に付いて行く事に
なったかの経緯も知りたかったですけど、陰陽で主人公が本家、風祭が分家と分かったのでちょっと感動。
ほんで、遂に陰ラストの話まで進めてしまったので、一旦式神と霊場に没頭する予定ー。



東京魔人学園外法帖血風録
ようやく陰クリアー、多少テキスト追加がありましたけど、血風録の陰は総プレイ時間が約16時間05分でした。
ラスト手前で霊場200階まで潜ったり式神作りに没頭したおかげでカウントは41時間超えてましたけど、
とりあえず陰クリアしてしまいました、ほんで陽に入って現在涼理話の途中、以下追加絵とテキスト。
柳生との戦闘時に四人全員一人ずつ一枚絵追加、陽へ移動する際に比良坂の絵が一枚追加。
陽で御厨初登場時に一枚絵追加、小鈴初登場時に犬神へ文を持って行き長屋から出てくる犬神一枚追加。
小石川療養所で今尚行われている切支丹狩りの話を聞いた時に京梧に一枚追加。
十郎太が初めて登場する際に、陰側のお花同様大宇宙党への伏線ネタで支奴の新規テキストと絵一枚追加。
あと、特筆して絵という程ではないものの、セピア調で語られる時に背景絵が陰陽共に所々追加。
基本的にどんな絵でも新奇に追加されたものは全て嬉しいんですが、個人的には犬神の絵が嬉しかったです。
剣、外、共に犬神の一枚絵は無かったものの、剣風帖では十分にその個性が遺憾無く発揮されていたものの、
外法帖ではただの妙なオッサン、何時の間にか龍閃組に好意的になっている、という感じで個性どころか、
あまり印象にすら残らないキャラだったので、絵での印象付けでも犬神の存在が浮き立って良かったです。
ところで、陰ラストの柳生戦での追加絵なんですけど、御屋形様や桔梗なんかは致命傷に近い絵で、
風祭に至ってはなんか普通に喧嘩に負けたっぽい絵ですが、九堂とか剣で心臓貫かれてる絵の為、どう見ても
確実に死んでるっぽいのが妙に笑えた、いくら特攻隊長系の役柄のキャラとはいえちょっと可哀想かなと。
陰側でこういった絵が追加されてるという事は、当然ながら陽側でも同じような絵が追加されてるわけですが、
今回は陰から始めたので陽側の絵が見れないのはちょっと残念です、普通に小鈴の負け絵がどういう感じの
絵なのか見たかったという欲求もあるんですが、菩薩と京梧がどういう風な絵なのかが知りたかったです。
関係無いんですけど、御厨が始めて龍泉寺に来た際の表示が「諏佐の声」と誤字の上にバグってた。



東京魔人学園外法帖血風録
涼浬の修行回想時、奈涸が涼浬を庇う絵一枚追加、構図の関係上奈涸が涼浬を襲ってるようにしか見えん。
妖洛行のエピローグが京梧から小鈴に完全変更、テキストと小鈴の絵一枚追加。
若干自信薄ですが、夜祭冒頭の好感度イベントの涼浬、大宇宙党の話題の時に紅影の手配写真一枚追加。
武流初登場時に一枚追加、紅影変装時に一枚追加、関係無いけど親方に呼ばれた後で「付き合せ」と誤字。



東京魔人学園外法帖血風録
月哮にて雹変生後に、雹の攻撃を受け止める涼浬のテキストと絵一枚追加、出来れば戦闘強制参加にしろと。
あとは記憶に無かったので定かではありませんが、船が沈んだ時に雹を助ける醍醐と、エピローグの醍醐の
テキストが変わってたような気がします、陽側は京梧と菩薩眼以外薄すぎて覚えてないので分かりませんが。
ほんで、当然の事ながら菩薩眼の「仕方が無かった」のテキストは削除、クソみたいなセリフが消えた代わりに、
言い訳にしか聞こえない言葉を発する菩薩眼に成り下がったので、ある意味ではただのクソ女郎に。
しかし相変わらず菩薩眼が腐るウザさ、流石に「仕方が無かった」とかいう頭膿んでんのか思う発言に関しては
削除されたものの、それでも非良坂の時に「人間を見世物にしてお金を儲けるのはおかしい」とかほんま、
外法帖発売当時も思った事ですが、それやったら動物とか見世物にして金儲けんのは問題無いんかと、
お前らが腹減ったとかぬかして肉や魚喰うんは問題無いんかと、むしろ血風録の変更箇所は菩薩削除を要求。
まぁ、この余りにも腐った菩薩のみならず、雹の村の話を聞いた時に京梧がキれ、小鈴も自分達の行動に
迷いを感じる言動をしていたのに、菩薩と醍醐は一切会話に関わってこなかったので、菩薩だけではなく
実際には醍醐もクソ以下の人間性をココで発揮したのは間違いないわけですが。



東京魔人学園外法帖血風録
火綯、ほのかがクリスに抱きしめられるテキストと絵一枚追加、クリスが何時の間にか酔っ払いに。
地下の礼拝堂でほのかが内なる炎に目覚めた時、ヴラドの手が燃えるテキストと絵一枚追加。
提灯行列の映像が大分まともなモノに変更、スピード感は相変わらず無いものの流れは損なわない。
神夷最後の決戦前に絵一枚追加、個人的には京梧に技を託す絵の方が見たかったところではありますが。
陰陽終了時の柳生攻撃で、陰から開始した場合は菩薩眼を護る御屋形様の絵一枚追加、めちゃカッコイイ。
螺旋のエピローグが御屋形様一人の絵に変更、勿論新規の絵でテキストも新しいモノに、マジでカッコエエ。
何と言うかまぁ、クリスが酔った状態でほのかを妹のアンナと間違えて抱きしめるという追加は中々のモノが
あって良かったんですが、日中はヴラドに外出を固く禁じられているのに市内に出向いてるのは設定ミス。
他にも、菩薩眼を護る御屋形様の絵は非常にカッコ良かったんですが、構図の関係上で左手に剣、右手で
菩薩眼を護っている絵になっていたので違和感があったというか、なんか変な感じ。
何処の話だったかは忘れましたが、インターバル時に茶屋で真由表示のバグがある、実際には居ない。
初めてほのかに会って会話している時、「ただ、それだけ事」という誤字、今回ちょっと誤字が妙に目立つ。
改悪点かどうかは微妙ですが、ふと気付けば榊の音声が全カットに。
黒蝿翁が戦闘の際に場所を竹林に移動するのに、黒蝿翁が戦闘前に喋る時は龍泉寺のままになっている。
陰陽終了時のインターバルで們天丸が「中心におるのがだったら」誤字、新規の誤字はちょっと宜しくない。
以下新規シナリオの北欧編の話題、北欧編単品でクリアに約6時間55分所要、意外と長かった。
「魔物」開幕から御神鎚が子供達に北欧神話を聞かせる絵が一枚、外で空を見上げる絵が一枚登場。
龍泉寺内にて円空からの江戸城召集の手紙を見る龍閃組の集合絵が一枚登場、恐らく陰陽開始で変化。
江戸城内にて集合した龍閃組と鬼道衆が一堂に会す絵一枚、部屋を出ようとする御屋形様と風祭の絵が一枚。
京梧にたてつく風祭が一枚、会合終了後に江戸城周辺にて涼浬が潜む絵が一枚登場。
ここでどちら側と行動を共にするかの選択で、鬼哭村に帰ると非良坂登場、ガルムを宥める絵一枚。
ちなみに、仮にココで龍泉寺に帰る方を選択しても菩薩眼が我侭ヌかして結局鬼哭村へ拉致られます。
スルトが初登場時に絵一枚、性格は、少なくとも初登場時の印象はDQN極まりない。
「悪夢」開幕から比良坂が森を逃げ惑うかのような絵が二枚、湖を覗き込んで自分の顔が骸骨になる絵一枚。
よりによって菩薩眼が比良坂の目の治療をする絵が一枚、一応二人は嫌いあってるわけではないらしい。
鬼哭村から出る際、緒屋形様と菩薩眼が背中合わせに別れる絵がお互いの視点で一枚ずつ。
絵はないものの、山道を歩いている時に御神鎚が登場、挨拶で感情入力されるとちょっと勿体無い気分。
ちなみに、内藤新宿で杏花登場、仲間以外のサブキャラの登場は普通の気もしますが、一応書いておきます。
両国の橋の上でフェンリルに襲い掛かる京梧と九堂の絵が一枚、ちょっとフェンリルの扱いが悪すぎる。
崑崙山で思案に耽る柳生の絵一枚、柳生の前に姿を現すオーディンが一枚、剣を振りかざす柳生一枚で幕。
ちなみにこの悪夢終了時のインターバルで何故か泰山との会話が発生しない、恐らくバグと思われ。
「神来」開幕からスルトによる夜の見回り一般人へのシャイニングフィンガー、なんかフェンリル生きてた。
横行する火事場泥棒的な悪徳陰陽師を捕まえる為に、変装して寝込む小鈴の絵一枚、立ち絵も新規一枚。
龍泉寺境内にてトールに躓いている京梧の絵一枚、龍泉寺内にて犬神、御厨、杏花が登場、全員絵は無し。
この際、トールが犬神に「狼の匂いがする」と、犬神が狼であることを言外に語るシーンがあったのは良い感じ。
翌朝に境内で子供と戯れているトールの絵一枚、主人公達との会話時に胡坐で座るトールの絵一枚。
「天秤」開幕時はフレイに胸を押し付けて何か嬉しそうな顔をしてるフレイヤとフレイの絵一枚。
絵は無しでほのかが登場、トールの回想時に背景が鬼哭村で御屋形様と会話しているというバグ。
ほのか達を町へ送る際に迎えとして涼理登場、不意打ち関係で地面に腰を尽き、涼理の顎を触るフレイの絵。
戦闘終了後はフレイが奥、手首に鎖を巻きつけたフレイヤが手前の絵一枚、フレイの首を絞めるロキの絵一枚。
関係無いかもしれませんが、フレイヤが普通に正面を向いている時の絵が全体的に不自然、胸は無駄に爆乳。
内藤新宿到着時に去り行く涼理の言葉遣いが明らかに変、入れ替わりで葛乃が登場。
織部神社の境内で美冬に稽古をつける葛乃の絵一枚、フレイヤ登場時に無意味なエロ絵一枚。
フレイヤ撃墜後、ロキの立ち絵レベルの絵一枚、この天秤はセーブ時にフレイ、ロード時はフレイヤが音声。
「世界樹」は普通に良かった、墓前で球を見るオーディンの絵一枚、鬼と対峙する鬼修の絵一枚、
負傷している鬼修の身を案じる御屋形様の絵一枚、菩薩を護る鬼修の絵一枚、菩薩を護りながら鬼修の元を
去っていく御屋形様の絵一枚、感動の再会や、実は比良坂はロキの娘で本名はヘルという事実、主人公は
仮に死んだとしても比良坂が蘇らせるから死なないという驚愕の事実など、この話だけで北欧編は満足。
「黄昏」で絵は無いものの比良坂とほのか登場、炎を使うスルトの絵一枚、火を使う火邑とほのかの絵一枚、
絵はそんな感じでしたが、火邑とほのかが初対面の会話をするバグが非常に残念でした、火邑は良かったが。
宮本女への伏線で幕を閉じたり、最後は御神鎚による北欧神話の締めで終わりと、中々北欧編の締め方と、
本来の邪編への繋ぎ方としては良い感じだったんじゃないかと思います、北欧神の扱い悪すぎるが。
えー、ほんで肝心の北欧編の各キャラの絵とテキストについてのネタを以下に記載。
本来は剣客のあった話数に「魔物」という新規シナリオが登場、セーブ画面の絵はガルム。
その次の話が「悪夢」でセーブ画面の絵はフェンリル、次が「神来」のトール、「天秤」のフレイとフレイヤ。
「世界樹」のオーディン、「黄昏」のロキという感じ、黄昏終了後は普通に「無双」へと移行でした。
とりあえず、全体的な主人公の扱いが無駄に良く、剣風帖の時のような感じの会話になってるのがイイ。
サブキャラの登場の仕方と会話も剣風帖っぽいですし、インターバルの会話は全て主人公に対してのモノに
なっているので仲間との会話を楽しめる感じで中々良いです、龍閃組と鬼道衆が手を取り合う事になり、
その事に関するお互いの不安や想い等が外法帖では一切描かれていなかったのに対し、今回はインターバル、
北欧編冒頭でしっかりお互いへの不信感などが描かれているので非常に嬉しかったです。
御屋形様が非良坂の事を普通に「比良坂」と呼んでいたり、壬生が雹を指す時に「彼女」と呼んでいたり、
キャラ間での呼称の仕方が新規に明らかになったのも嬉しい限りです。
その反面、個人的には好きなので嬉しいですが、涼理やほのかは複数話に渡って出番が用意されているにも
関わらず、相変わらず全く出番の用意されていないキャラが多かったのがちょっとどないやねん思いました。
例えば壬生の様に、元々外法帖の時点で出番が用意されていたキャラは仕方無いとしても、全体的に
趣味でキャラを選んでいるのではないかと思えるぐらい突出したキャラ選択だったのが残念です。
まさか出るとは思わなかった火邑、絵だけとはいえ日々の生活が表現されていた美冬、北欧神話の紹介役に
選ばれて当然なキャラである御神鎚、この辺りは中々良い役割とイイ登場の仕方だったので良かったんですが、
涼理とほのかに関しては趣味で出しまくっているとしか思えないような登場のさせ方だったのが萎えました。
いや、二人共好きなキャラなので出番があったのは非常に嬉しいんですが、ちょっとどうなんかなと。
ほのかに関しては、まだ最後の火邑との掛け合いがメインなので問題無いんですが、涼理は普通に出しすぎ。
むしろ、ロキ達が主人公を狙ってくる事を予見する梅月センセといった具合に、違和感無くキャラの特徴を
存分に発揮出来るキャラが他にも居たでしょうに、そういったキャラを出さないでの選別がちょっと。
というかまぁ、普通に個人的な趣味丸出しの意見を言わせてもらいますと、明らかに陽のキャラ主体での
キャラ登場だったのが冷めました、もっと陰側のキャラ出せと、五色キャラとかもっと掘り下げろと。
比良坂の扱いと掘り下げに関しては概ね良い感じでした、多少飛ばしすぎな設定にも思えますが、主人公との
絆の深さとか、菩薩とのキャラ間の兼ね合いなんかも含めて良い描き方だったかと思います。
御屋形様の鬼修との絡みも良かったですし、趣味出てるキャラ選別以外はこの北欧編、結構面白かったです。
ただ、毎話必ず菩薩が絡んでくるのが心底ウザかった、マジでウザイ、久々に菩薩にムカついた。
ところで、神側という事と、主人公への接し方の関係上トールとオーディンは普通に感情入力成功すれば、
他のキャラ同様好感度アップの音を鳴らしても良かったんじゃないかなとは思いました、鬼修も含めて。
確かに、二回程度しか感情入力する場面が用意されていないキャラではありますが、世界樹の力でなく、
人としての器という意味で主人公を調べに来ていたわけですから、トールとオーディン両方の感情入力で
一定値以上の好感度に到達していれば神側から何か特別な品贈呈、鬼修に関しては御屋形様と菩薩両方の
好感度が一定以上あり、鬼修も一定値に到達すれば御屋形様には鬼修の形見の品を何か、菩薩には静姫の
形見の品を何か、そんな感じでちょっとしたサービス的なモノがあっても良かったような気はしました。
そんな事言い出せば、ロキも主人公に期待する終わり方だったので、比良坂とロキの好感度一定値以上で、
比良坂の昔の品を何か贈呈とかあっても良かった、とかになるので言い出したらキリが無いのは確かですが。
さて、簡単な北欧編の印象なんですけども、陰陽終了時〜邪開始時までの間に詰め込んだのは良くもあり、
その一方で悪くもあったという感じです、陰と陽が交わるという事で、お互いがお互いを信頼していく過程を
描いたり、ナニが凄いのか分からん主人公を神までもが求めてきて理由が判明したり、扱いが不鮮明だった
比良坂を掘り下げ、あれだけ徳川を憎んでいた御屋形様が鬼修との邂逅で答えを出したりと、面白い部分も
ある中で、やはり無理のある展開も目立ったのが残念でした。
というか、根本的に北欧神の扱いの悪さが半端じゃなかったのが問題でした、元々沖田の扱いが害虫並の
描かれ方だったので期待はしていませんでしたが、神登場→いきなり戦闘→神退場、とかやりすぎ。
巨人側はまだマシな扱いでしたけど、フレイとフレイヤがエグかった、フレイとか涼理ナンパしてロキの変装すら
見破れずに死亡、フレイヤに至っては愛の女神という設定無視でいきなりエロ絵で出てきて退場とかエグい。
主人公の力の凄さを出す為に世界樹というモノが必要だったのは分かるんですが、扱いの悪すぎるキャラの
現状を見てしまった今となっては、正直北欧編という位置付けは必要無かった気がします。
普通に柳生の部下を増やして北欧神達の代わりを努めさしたり、黒蝿翁のキャラが不鮮明なままなので
邪魔な主人公を過去に送り飛ばして鬼修との邂逅や比良坂の存在を出すだけでも良かったような感じ。
話の流れとして理想的だったのは、陰陽終了時にお互いへの信頼の為の話を二話、邪編終了後に黒蝿翁が
復讐を果たす為に潜伏して徐々に追い詰めてくるのに四話、とかが不自然にならないのでエエような気が。
まぁ何にしても、思っていたよりは楽しめたので良かったです、北欧編のみのプレイ時間が約7時間と、
意外にボリュームあったのも嬉しい誤算でした、絶対もっと短い適当な作りや思てたので。
ただ、一話におけるボリュームが無さすぎたり、戦闘除いたらインターバルの会話の総合時間の方が遥かに
長かったりと、まだ改良の余地はあった気がしますが、インターバル会話や、他キャラが無駄に主人公を
持ち上げてくれる展開やノリが剣風帖っぽかったので良しとします、個人的には十分に満足。
そういえば、北欧編で新登場した敵キャラの技についてなんですが、ロキのラグナロク、スルトの炎の剣辺りが
ハゲの写せ身としては中々優秀かなという感じでした、フレイ兄妹の遠距離十時型も悪くはないんですが、
霊場潜らずのプレイならラグナロク等で十分、潜っているのであれば200階のハエからベルボグの葬列で十分、
そういった現状があるでしょうからフレイ兄妹程度の技は正直要らんかなと、ロキとスルトは範囲的にも良好。
ちなみに、陰陽終了時のインターバルで劉との会話終了後から追加要素の麻雀が可能に。
麻雀は弱い者順に、京梧→涼理→風祭→桔梗→奈涸→劉という感じ、選択は自由で一試合100文使用。
複数回調べたわけではないので何とも言えませんが、勝利すると未鑑定状態の武具アイテム一つ入手。
絵は普段の立ち絵の上半身をそのまま使用の為にかなり不自然な絵、セリフは「へへへ、ロンだぜ!」など、
一応新規のセリフが音声有りで使われているので中々良い感じ、ちょっと桔梗がエロすぎるのが気になるが。
肝心の麻雀部分は、俺は麻雀詳しくないので何とも言えませんが、麻雀というよりドンジャラ、圧倒的にな。
同様に、北欧編追加の関係で北欧編のOPムービーが北欧神登場のモノへと変更。
最後に、北欧編で出番が多め、そのキャラ目当てで買う価値あるキャラというぐらい目立っていたのは、
御屋形様、菩薩眼、比良坂、涼理、ほのか、御神鎚、火邑、主人公、という感じでした、京梧すら殆ど出番無い。
全体的な流れとしては主役が主人公、ヒロインが比良坂という感じだったので、展開としては良かったです。
ちなみに、火邑に至っては最後に少し出番があるだけですが、やたらカッコエエ出番だったので燃える。
個人的には毎話鬱陶しいくらい主人公に付いて来る菩薩なので、どうせなら比良坂との絡みがもう少しあれば
菩薩に対する印象も多少は変わったものになったかと思うんですが…ちょっと残念でした。



東京魔人学園外法帖血風録
クリアしました、外法帖より良くも悪くもなっているので難しいところですが、とりあえず北欧後の変更点。
陰陽終了後すぐに北欧編に入ったにも関わらず、北欧編後の従来のシナリオである無双冒頭において、
龍泉寺、鬼哭村、それぞれ柳生との戦闘終了後の話から、北欧編を挟んでの会話は全く無くそのまま
追加テキスト無しで持ってきているのでかなり違和感有り、嵐王仲間になる話からやり直しも不自然。
北欧編では御屋形様の事を「天戒殿」と呼んでいたにも関わらず、従来のシナリオでは「鬼九殿」と醍醐。
無双内でも世界の原初や世界樹など、冒頭の不自然さとは違い多少北欧編を通ったテキストが追加。
九堂は武蔵に負ける展開から「柳生を見て追ってきた」に変更、ソレに合わせて「強い者と戦う為に」
といった理由で黄泉から戻ったはずの武蔵が京梧を全く無視して主人公狙いの設定に。
同様に、その関係で京梧との絡みは全て削除、二天一流習得エピソードも削除、というか出番自体ほぼ。
この際、武蔵が主人公を狙っているとの発言で醍醐が「龍を?」というバグテキスト。
武蔵撃墜後、柳生と会話する武蔵の絵一枚追加、胸見えとったりで何気にエロイ、なんでこの構図?
ちなみに無双と剣客のインターバルで壬生が存在しないバグ発生、剣客では名前はあるのにソコに居ない。
剣客エピローグが江戸城で負けたテキスト追加、関係無いけど高感度アップ音消失バグは存在。
ソコからラストまで変更点は一切無し、自信薄ですが、勾玉が揃った際の柳生に絵一枚追加。
最終話で火邑が「嵐王殿」という文字バグ、北欧編以降の変更点は上記のような感じでした。
正確に調べていないので何とも言えませんが、シナリオを追うだけなら総プレイ時間は約55時間前後。
北欧編以降の展開に多少不自然な点があったりするものの、作品として見た場合は、流石に外法帖よりも
本作の出来の方が良かったかと思います、テストプレイしてるとは思えないバグが多々ありますが。
ただ、外法帖の無双では京梧の待遇が良すぎで問題ありましたが、本作のように出番自体を奪って、
そのキャラらしい言動の展開自体削除されているシナリオがあるので、シナリオ的には若干微妙な箇所も。
まぁ、元々は多少の改良移植なので、そう考えれば個人的には十分楽しめました。
既にプレイ中なのでアレですが、少なくとも九龍より先に発売されてて良かったです、九龍の後だと、
同じスタッフ制作とは思えん完成度の違いに愕然となる事請け合いなので、やる場合は血風録を先にー。


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