ウルトラマンメビウス

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ウルトラマンメビウス   第27話 「激闘の覇者 -プロトマケット怪獣ゼットン登場-」
3クール目の最初の話だからか、いきなり過去の昭和ウルトラシリーズの映像に合わせて泣けるナレーションで開始、
OPの歌は二番の歌詞になりトリヤマ補佐官達も簡素な紹介でOPラストで昭和ウルトラマンとヒカリが全員登場で、
挙句に3クール目初っ端の敵がゼットン、しかもそのゼットンの絵の出方が鬼のようにカッコイイとか、冒頭3分で既に神。
前半パートは総集編みたいな感じ、映像だけで音声はマケット怪獣のデータを見ながら喋るテッペイ達の会話なので、
実際には総集編というより怪獣の紹介みたいな感じでしたが、良い意味で上手く仕上がっていたので非常に楽しめました。
ところでジョージの助言通り流星キックを使うメビウス、一応アレは新マンの流星キックという事でいいんでしょうか、
ジョージ自身は流星シュートを使えるので、特に深い意味は無く普通に言っただけかもしれませんが。
 マケット怪獣として使える怪獣は?
ベムスターはマリナが拒否したものの、実際にマケット怪獣として運用可能な怪獣、となると正直難しいですよね。
データを見ながら各々が口にしてたように、やはり敵に回すと厄介なものの味方として使うとどこか不便、という欠点のある
怪獣ばかりなので、GUYSが戦った怪獣限定、という事で考えると色々難しいだろうなーと。
ザムシャーやマグマ星人なんかは剣戟タイプなので強いでしょうけど、結局接近して戦うだけならどの怪獣にも出来るので、
一分間限定のマケット怪獣として使うなら、せめてベムスターのように「腹部は何でも吸収」みたいな特徴が欲しいトコロ。
 ゼットンは相変わらず神
デザインはいつ見ても秀逸ですし、あの「ゼットン」という声にピロリロリロリという音の不気味さも最強。
ただ着ぐるみの出来具合としては、綺麗は綺麗なんですけど、正直初代の頃の方がカッコ良さはあったかなーという気も。
そして炸裂する究極のファンサービス、トリヤマ補佐官の「なんとかシュートでやっつけてしまえ!」の命令に呼応して
メビュームシュートを放つメビウス、しかしゼットンはウルトラマンにしたのと同様にビームを無効化し逆に跳ね返す攻撃、
結果、ウルトラマン同様カラータイマーに自身の光線の直撃を受けたメビウスはウルトラマンと同じカメラのカット割りで
地面へ倒れゼットンに敗北するというファンサービス発動、神すぎる…。
最終的にミクラスとウィンダムの力を借りてゼットンを撃破してましたけど、ファンとしてはゼットンはどんなウルトラマンにも
負けてほしくないものの、3クール一発目の敵で「皆の力があるから戦える」のメビウスとしては、リュウ達の声援や
ミクラス達マケット怪獣の力を借りて皆で倒す、という流れとしては非常に良い感じでしょうか、良い意味で王道ですし。



ウルトラマンメビウス   第28話 「コノミの宝物 -円盤生物ノーバ登場-」
コノミのエピソード、小学生時代のコノミの役者さんが神すぎました、真面目に小学生らしいかわいさが炸裂しすぎてた。
内容的には「自分にとっての大切な人が久しぶりに再会すると人生終わった性格になってた」という、まぁ言ってしまえば
よくある内容だったものの完成度自体は高かったので良い感じ、反面敵がノーバでなくても良かったのは残念ですが。
肝心のスザキが今後頑張れるかどうかは…まぁ現実世界で考えた場合、失礼ながら正直もはや無理でしょうか。
しかし相変わらずジョージが無駄に良い味出してました、コノミが子供の頃の話をした際、ミライが「いい話ですね」
と言うと抜群の笑顔で「ウルトラマン好きに悪いやつは居ない」とか実に素晴らしい一言、ジョージは最高。
 コノミの服探し
厳密には服だけでなく衣装全般だったと思うんですが、カズキと会う為におめかしをする事になり、ミサキ女史に手伝って
もらい街へと服探しに繰り出すコノミ、色んな服を試着する映像が流れましたけど、ちょっとコノミ好きにはホント最高の
エピソードというか、下世話な感想で恐縮なんですが、ほんまコノミはかわいいなーと思いました。
個人的にファッションには全く興味が無いんですけども、こういう映像を見てると、確かに少しでも自分に似合う服、
或いは周囲が真面目に褒めてくれる格好をしたくなるのも分かるなーと、特にコノミなんかはまず顔がかわいいうえに、
スザキも言ってたようにメガネが似合ってるじゃないですか、なので更に服の雰囲気も合うようにするのは分かるなと。
あとは、ココ最近一気に私生活が明らかになってきたり、表情が豊かになってきてるミサキ女史、彼女がコノミの服探しを
手伝って楽しそうにしてた、というのが良い感じでした、当たり前ながら、やっぱりミサキ女史も女性なんだなと。
 スザキの行動に激昂するミライ
これは珍しいというか、ミライが今までにも怒りを見せるシーンというのは何度かありましたけど、今回は文字通り
誰も止めなければスザキを確実に殴ってたじゃないですか、そこまでの怒りを見せたのは初めてだったので余程キれたと。
コノミの気持ちを利用したのは論外なものの、やっぱり地球人を好きになったウルトラの戦士としては、こういう裏切りや
利用という事を地球人がした、というのが余計許せなかったんでしょうか、思い返せばミライは地球人がそういう展開を
見せるシーンには今まで立ち会っていなかったうえに、友情に熱い場面しか見てなかったような気がしますし。
あとはまぁ、単純に仲間であるコノミを裏切ったので許せないというのと、前日の嬉しそうなコノミを見てたから、と。



ウルトラマンメビウス   第29話 「別れの日 -無双鉄人インペライザー登場-」
インペライザーがものごっつカッコ良かったです、正直ミライが遂にリュウへ正体を明かすとかそんな事よりも、
無双鉄人の名に相応しい暴れっぷりや、メビウスを完全にノックアウトしたその実力に惚れました、カッコ良すぎる。
ところで今回のを見ていて思った事としては、やはりミライにとって一番仲が良いというか、最も大切な相手はリュウで
間違いないでしょうか、休みの順番がどうとかは別に、最初に会ったGUYSの仲間という事も含めてリュウが最大の仲間。
そして最初にリュウ達の事を思い出す際、リュウとテッペイ、マリナとコノミ、この二組は二人一気に思い出したものの、
何故かジョージだけは一人でリフティングしてるシーンを思い出すとか、またしてもジョージは友達の居ない子。
 タロウの登場
最初にウルトラの父がメビウスに言った「地球には既に兄弟の一人が向かっている」というセリフ、この「兄弟」が誰かを
楽しみにする為にも、前回の予告や、今回のOPクレジットでタロウの名前を出したのはちょっと勿体無かったかなーと。
劇場版はまだしも、本編ではウルトラの父と母、ヒカリを除けばまだゾフィーとタロウしか出てなかっただけに、この場面で
来るのは一体誰なのか、を楽しみにする事も出来たわけなので、前回の予告における登場はちょっと勿体無かった気が。
ただ個人的な希望を言えば、確かに教官のタロウが来るというのも熱いものの、物語的な事を考えれば、むしろタロウよりも
ヒカリに来てほしかったかなと、メビウスが勝てない相手にヒカリが勝つ、というのは想像出来ませんが物語的にはヒカリが。
 聞き方によってはもはやプロポーズ
ミライが各々の手伝いをしてお守りを渡してましたが、これはある意味仕方無いかもしれないものの、例えばテッペイに
「立派なお医者さんになって下さいね」と言ったように、こういうセリフなら単純に応援してると分かるじゃないですか、
その反面、他意が無かろうとコノミに言った「勉強したんです、コノミさんを手伝おうと思って」というセリフ。
これは相手が異性という事を考えると、正直プロポーズの言葉とも取れるような気がしてなりませんでした。
しかもミライはコノミに対してだけ結構協力というか、コノミが成長する為のエピソードで尽力してたじゃないですか。
なので、ミライがそういう恋愛方面に疎い性格というのを抜きにしても、このセリフは何故か聞いててドキっとしました。
挙句に、そんなインパクトのあるセリフの直後にお守りを進呈とか、これは落ちる。
逆に言えば、同性でもリュウのように「大切な人とはこうして〜」で、しかもリュウにだけ初めて会った時と同じ格好で
休日を過ごすとか、ここまでくれば同性でも、ゲイとかそういうのではなく「これはマジかもしれん」と思いますが。
 サコミズ隊長はやっぱりウルトラの戦士?
未だに確定描写が無いので微妙ではあるものの、サコミズ隊長とだけミライの別れのシーンが無く、インペライザーが
現れた際に、逸るジョージ達に強張った顔で「…無理はするな」と一言言い置いて出動命令、これはもぅ確定でしょうか。
メビウスがジョージ達を救う為に登場した時のあの露骨な顔とか…むしろココは不安そうな顔すぎて少し笑えましたが。
ウルトラ戦士の場合、冒頭でメビウスがウルトラの父と母と会話してたように、仮に地球に居てもM78星雲に居る兄弟と
会話は出来るようなので、それを考えると序盤から唯一複数回登場してるゾフィー辺りが怪しいかなと。
よくよく考えればゾフィーは人間形態で現れた事は無いので、ある意味人間になっても一番視聴者にバレないキャラ。
 リュウに正体を明かすミライ
「…リュウさん、今までありがとう御座いました!見ていて下さい、僕の最後の戦いを!」で変身とか泣けるぜ…・゚・(ノД`;)・゚・
またその後、孤軍奮闘するも敗北して変身が解けてしまうというのが更に泣けます、あまりにも王道の勇者展開で泣ける。
ところでそんなミライから真実を明かされたリュウですが、リュウ自身も言ってたようにミライがメビウスという事実、
これは驚きよりも、教えてくれなかったショックの方が大きいでしょうか、ショックというと御幣があるかもしれませんが。
良くも悪くもリュウが一番物事を素直に受け止める分、仲間と思ってたミライがメビウスである事を隠して一人で戦ってた、
というのは、仲間だからこそ教えてもらえなかった事に対するショックが大きいかなーと。



ウルトラマンメビウス   第30話 「約束の炎 -無双鉄人インペライザー登場-」
インペライザーが相変わらず無敵すぎました、空間転移が出来るので重力移動が効かないわ、高速回転しながら
360度全方位にビーム攻撃を拡散させまくるので被害が半端ではないうえにインペライザー自身にもウルトラマンでないと
攻撃出来ないレベルの防御状態にもなってるわ、挙句にウルトラダイナマイトまで効かないわと、マジでお手上げ状態。
実際問題、メビウスが覚醒しなければどうだったんでしょうね、四散させても復活するのは既に証明済みなので、
仮にウルトラ兄弟が全員揃ったところで、それこそエースのギロチンで細切れにしても復活しますし…まぁアレですか、
こんな事を言うと元も子も無くなりますが、新マンが万能を通り越した神武器のウルトラブレスレットを使えば一発ですか。
ところで、今回でリュウ達全員がミライの正体を知ったわけなので、次回以降の展開が非常に楽しみです。
 ウルトラマン出生の秘密
今までシリーズ内で特に語られるわけでもなかったものの、実はウルトラマンは元は人間と同じ姿だった、という事が
ミライの口から語られ、しかも偶然ウルトラの力を得たからウルトラマンになった、というまさかの事実が判明。
昭和ウルトラシリーズと世界観を同じくするメビウスでそういう事が語られた以上は、これはもぅ公式設定なんでしょうけど、
むしろ「何故ウルトラマンになれるのか?」よりも、リュウが聞いた「何故地球を守るのか?」の答えがミライの言ったように
「守れる何かがあるはずだって考えた」よりも、個人的には何故そこまでの長寿かの方が知りたかったような気も。
他には、些細な事かもしれませんが、今でこそウルトラの一族を名乗っているものの、当然その前は他の宇宙人だった、
という事じゃないですか、なので今後の展開に関係無くとも、どういう宇宙人だったのかも知りたかったかなーと。
 リュウの説得で変身するミライ
タロウのウルトラダイナマイトでも倒す事の出来ないインペライザーを見て全員が動揺している時に、リュウはミライに、
「ミライ、お前はGUYSのクルーだ、俺達の仕事は地球を守る事だ。今お前がやんなきゃいけねぇ事は、俺達と一緒に
戦う事のはずだ!」と説得、リュウの熱い言葉にミライのマジな顔、ミライも初期に比べ顔の演技が上手くなって…(ノ△・。)
もぅこの辺りの展開はめちゃめちゃ熱かったです、内容自体が、前回からミライの正体がリュウに分かったり、正に物語の
中枢を担う部分の展開なわけじゃないですか、なので盛り上がるのは当然なんですけど、そんなレベルじゃない熱さ。
無理に全員を喋らせず、ミライの説得はリュウだけが行い、メビウスが倒れた時にサコミズ隊長も含めて全員でミライに
呼びかける、という演出だったのが更に良かったです、そこで立ち上がってファイアーシンボルを体に刻み込み、新技で
インペライザーを一撃で破壊、とか王道でカッコイイのは結構なんですが、メビウスが強すぎてタロウの立場が無い。



ウルトラマンメビウス   第31話 「仲間達の想い -円盤生物ロベルガー登場-」
劇場版のUキラーザウルスに続き、当時は存在しなかった新種の円盤生物が登場という事で非常に期待してたんですが、
流石にデザインはレオ風ではなくメビウス風だったので、その辺りは少し残念だったかなーと。
特に円盤生物を出す必要性のある展開でなかったのも残念なトコロ、どうせなら絡みでレオとか出てきてほしかった気が。
同様に内容の方も、メビウスが炎を体に取り込む為の展開だったので仕方が無いと言えば仕方が無いものの、展開自体は
再三リュウ達がミライに抱いてる信頼や友情が特に強調されてただけなので、無理に一話使う程のモノでもなかったかなと。
まぁ、そんな事を言い出せば今回のウィンダムはどう考えてもメテオールの活動限界時間を超えてる、とか色々ありますが。
残念繋がりでサコミズ隊長の誕生日会、微妙にサコミズ隊長ラブの匂いを漂わせてるミサキ女史が不参加だったのが残念。
 リュウの友情における熱さは異常
ミライがロベルガーを倒す為に向かおうとすると「僕がじゃなく…僕らが、だろ?」とかカッコ良すぎる。
GUYSの中でリュウが最初にミライと出会った人間、という事もあるでしょうけど、リュウのミライに対する友情の熱さは
ちょっと尋常じゃないものがありますよね、特にメビウスと分かってからのミライに対する信頼度が増しすぎ。
逆に言えば、ミライはミライでリュウに対する信頼感と優先順位…というと聞こえは悪いかもしれませんが、リュウにだけは
異常なまでの信頼感を寄せてますよね、何かある時もまずリュウを思い出してから「みんな…」とか熱すぎる。


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