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 2006年 10月以降開始作品
 


機神咆吼デモンベイン   第01話 「I AM PROVIDENCE」
(C)2006 デモンベイン製作委員会

ゲームは未プレイなんですけど、やたらクオリティの高い作画と相俟って非常に好印象でした、てか普通に面白かった。
確か音声が付いたのはPS2版からなんでしたっけ、PC版の方は音声無し…というかニトロプラスは音声無かった印象が。
展開的には王道の熱さで安定してるんですが、やっぱりゲームが元の場合声優陣が安定してるというのがイイですよね。
特に最近は新人の方を起用する作品が多いだけに、ゲームなので声優に金をかけれる→ソレがアニメ化して豪華なまま、
というのが何よりも良いなと、子安さんの執事とかいきなりすぎてカルピス吹くしかなかった。
設定的には流石元がエロゲーなだけあるというか、主人公は場末のなんでも屋で早い話が探偵で当然のように貧乏人、
今回登場した限りの主要な女性キャラが、爆乳シスター、前が全開の格好をした書店の爆乳店長、依頼主のロリお嬢、
ヒロインであり外見的には完璧ロリの魔道書アルアジフと、爆乳とロリだけで構成されてるとか潔すぎてむしろ乾杯。
接吻で契約完了に関しても実にエロゲー的ですよね、なんかネギまでもやってたような気もしますがアレはもぅ別。
扱い的には九郎とアルアジフはどっちが主人公なんでしょうか、前述でアルアジフの事をヒロインと書いたものの、最後の
キャストのトコには九郎よりもアルアジフの方が上に来てたので、普通にアルアジフが主人公、という事なんでしょうか。
気になった面を挙げるとすれば、少なくとも個人的には面白いと感じれていたので、最初の敵がウェストみたいな変なノリの
キャラは止めた方が良かったんじゃないかな、という感じでしょうか、山崎さんのおかげで上手かったのは良いんですが。
勿論人それぞれだとは思いますけど、別にギャグではない作品の場合、敵にギャグみたいなキャラを持ってくる場合は、
極力序盤に持ってくるのは勘弁してもらいたいんですよね、ホント個人的な事なんですけど折角ハマって集中してるのに、
寒いノリのヤツが出てきたせいで一気に白けてしまった、という状況になってしまうので、個人的にはウェストは微妙。
まぁ、寒いとか言い出せばアルアジフの性格や言動もちょっと狙いすぎにも程があって寒かったのは事実ですが。
PC版発売当時も購入を迷っていた作品なので今回のアニメ化は非常に嬉しいです、次回以降もこのクオリティを維持で。



機神咆吼デモンベイン   第02話 「EVIL SHINE」
(C)2006 デモンベイン製作委員会

微妙、ゲームの方を未プレイなので何とも言えないんですが、一話以上に…俗に言う解説ゼリフがやたら多く、それでいて
作画も早速崩れてたり、展開が妙に早いかと思いきや要所要所のテンポは妙に悪かったりと、全体的に微妙すぎました。
特に、作画の良し悪しがどうの以前に前半の戦闘シーン、伊藤さんの熱演に、コレはもぅ単純に絵の動きや九郎の顔が
まるで追いつけていないのが特に致命的だったかなと、他のキャラはそうでもないんですが、伊藤さんは叫ぶ系のセリフが
非常に映えるだけに、声と演技は熱いのに絵に動きが無さすぎて興醒めしてしまう、という感じでした。
ただ今回から挿入されたOPは結構良い感じでした、前半部分が一話の映像だったので…早い話OPの前半は毎回一話の
映像、或いは前話の映像で構成するという仕組みだと思うんですが、なんというか、やたら出来のイイMADみたいでした。
残念ながら今回は内容が微妙だったものの、九郎はマスターテリオンに押されていながらも、デモンベインを呼ぼうとする
アルアジフに「な、なに言ってんだお前、相手は生身だぞ」と妙に生真面目な発言をして笑わせてくれたりで良好。
セリフで良かったと言えば「地を這う虫けらに気を使う程…余は神経質ではなくてな」という、ライカを殴り飛ばした事を
そう発言するマスターテリオンが良かったです、実際問題、冷静に考えればこのセリフは問題無いわけなんですよね。
言い方は悪いですけど、例えば俺らだって日々生活をする上で地面に蟻が居るかどうかなんて気にせず歩いてますし、
蠅や蚊が飛んでいたら光の速さで叩き潰すじゃないですか、ソレを考えると、全く何の気にもせずマスターテリオンが
ライカを殴り飛ばしたのは、正直「なんか問題あったん?」という事になるんですよね、悪い事はしてないわけですから。
まぁ、このセリフを聞いてココまでマジに考えるのもどうかと思いますが、今回はソレが妙に印象に残りました。
しかし何と言うか、一話は面白かったので今後が期待出来たのに、二話は全体的に微妙感が漂い、アルアジフを始め、
何と言うか…カッコ付けてるけど逆に寒いだけ、みたいな描写が多かったり、予告ではパンツ丸見えで語尾に「ロボ」
とかいうまたイカつい単語を付けるロボットが出てきたりと、いきなりエロゲーチックな展開になってきたのが微妙なトコロ。



彩雲国物語   第01話 「うまい話には裏がある」
(C)雪乃紗衣・角川書店/NHK・総合ビジョン

NHKのアニメは作画、声優、共に高レベルを保っているのでその辺りは良い意味で相変わらずの安定でしたが、
ソレに反して中身は平坦だったかなーと、物語自体がまだ動いてないので次回以降に期待という事になりますけども、
単純にこのまま秀麗が劉輝をまともな王にしていき、途中で宰相やらの横槍が入って、というワンパターンなだけの展開で
終わるようならちょっと微妙かなーと、秀麗は破天荒な感じで良かったんですが、主に男キャラが悪い意味で少女漫画に
ありがちなタイプばかりだったので、何かしら面白い面を見せてくれないと、折角様々な面で高レベルを維持してるのに
「何となくつまらない」という感想で終わってしまいそうな印象が強かったです、特にこの第一話は展開が早かったですし。
雅な感じは出てますし、似たような世界観や雰囲気という事で十二国記も第一話は、少なくとも個人的には微妙だったので
次回以降面白くなるかもしれない事を祈り、次回以降の展開に期待、前番組のマ王が良かっただけに本作にも期待で。



彩雲国物語   第02話 「井の中の蛙大海を知らず」
(C)雪乃紗衣・角川書店/NHK・総合ビジョン

今回は結構良い感じでした、一話が微妙だったので心配してたんですが二話は普通に良い感じやったなーと。
まぁ中身が良かった反面、早速作画が要所要所で崩れてしまってたのはちょっとアレなんですが、個人的に作画と脚本、
どちらか一つを優先させろと言われれば、序盤に関しては間違いなく脚本優先なので作画の崩れもソコまで問題ではなく。
要約すれば今回のポイントは市井を一緒に見て売り子をする秀麗と劉輝、そんな秀麗がどういう経緯と気持ちで国の事を
考えて王を何とかしに来たのかを劉輝に説き、翌日劉輝がその言葉に応える、これらの展開がメインだとは思うんですが、
むしろ個人的には楸瑛も驚いた表情を見せていた「学問に…これ以上学ぶ事は無いという限度がありましょうか?」
ある意味王道とも言える秀麗の良さを表現した言葉ではあるものの、コレが単純に良い感じでした、ハっとするというか。
えー、でまぁつまりアレです、全体的に良かったので特に感想として書くような事が無いです、普通に良かった。
強いて気になった箇所を挙げれば市井を一緒に見て回る二人でしょうか、いくらバカ殿とまで言われる王でも、間違いなく
今現在の国のトップ、確かに静蘭が影ながら見守っていて、同様に楸瑛達も尾行していたとはいえ、そんな簡単に一国の
王が市井を歩き回れるものなのかなーと、特に8年前の件がある以上、迂闊に王とバレたらどうなるか分かりませんし。
逆に言えば、言わば一般人である秀麗に劉輝を何とかしてほしいと頼みに来るぐらいですから、敢えて好きに出歩かせ、
ソコで劉輝が殺されればトップが移行するのでやりやすくなる、とかいう宰相達の考えが絡んでたりしたら神。



彩雲国物語   第03話 「能ある鷹は爪を隠す」
(C)雪乃紗衣・角川書店/NHK・総合ビジョン

安定して良い感じでした、第一話が微妙で以降が普通に面白いというのは構成的にミスってるような気もしますが。
ただ相変わらず面白いものの感想として書く程の事が無いかなーと、殺すことが目的でないとはいえ劉輝ではなく秀麗を
狙うという、言ってしまえば悪い意味での小賢しさが目立ったぐらいで他は特に。
むしろ気になった点が二つ、唯一劉輝に優しかったが流罪になった二番目の兄、冒頭の夢の直後も、秀麗にその話を
している最中も、共に静蘭の映像が挿入されて、しかも冒頭の静蘭に至ってはうなされてる劉輝の手を握ってる辺り、
どう考えてもその二番目の兄が静蘭だと分かってしまうのが個人的には微妙かなーと、秘密にする必要は無いものの、
この場面で静蘭が二番目の兄なんだろう、と見せる必要性が特に無いじゃないですか、なので演出的に微妙やなーと。
後はまぁ、税収に関する話題の時に「10年20年先の事を考えられるとは、中々ですね」という絳攸の発言、ソレに加えて
直前に劉輝は税の徴収を厳しくしようという旨の発言、常識で考えて、トップの人間がそんな事を平気で考えてたり、
所謂普通の国民が考えるような事を秀麗が言っただけで感心する、こんな現状だと、そら国も廃れるわなと。
えー、面白いんですけど、物語の方向性が今のところ見えてこないのが勿体無いかなと、面白いのはイイんですけども。



彩雲国物語   第04話 「それは宝の持ち腐れ」
(C)雪乃紗衣・角川書店/NHK・総合ビジョン

相変わらず安定はしてるんですけど、個人的には良くも悪くも無難なレベルという印象です、ホント悪くはないんですが。
今回なんかは武術大会が開催される事になって、やっぱりどういった作品でも武術大会なんて開かれると多少は興味が
湧くじゃないですか、誰が勝つのかとかよりも「このキャラとこのキャラが戦ったりしないかな?」という組み合わせでの
楽しみが特に、にも関わらずコレといって意外性のある組み合わせも無く、それどころか中身はスっ飛ばしていきなり終了、
折角面白そうな感じになってきたかと思いきや、失礼を承知で言えば出来のイイ総集編みたいな描写で微妙だったりと。
武術大会が開催される理由に関して「幻の暗殺集団の黒狼を誘き出す為では!?」という会話も、正直無理にその会話を
盛り込んでる印象が強くて微妙だったり、あまりに話題の切り替えが不自然なのでその黒狼は露骨に楸瑛っぽい、或いは
そう見えない人物という観点で考えると秀麗の父親ではないかと疑えたり、まだ四話なので結論を出すには早計ですが、
どうにも構成と伏線の張り方が非常に悪いのではないかなと思えてならないです、しつこくも内容は悪くないんですが。
静蘭の事を劉輝が気付いたのはまぁ早すぎる気はするものの特に良し悪し無しで。
今回気になったと言えば冒頭の秀麗、報酬が500両である事をちらつかされ辞める決意が鈍り、結局そのまま後宮での
仕事を続ける事になってましたけど、実際貧しいので生きていく為には金が要りますし、「一度受けた仕事は最後まで〜」
と言われた以上、やはり途中で投げ出すのはアレですが、やっぱりこういう時の判断は男女の差が出ますよね。
しつこくも一度受けた仕事を途中で投げ出すのは根本的に問題がありますが、男だと報酬の高さがどうのより、プライドを
傷つけられたと感じてしまうと何があろうと自分の決意は曲げず後宮から退くでしょうし、何より良くも悪くも基本的には
頑固である事を考えると、自分にとってどれだけ望ましい報酬が待ってようと無視して出て行くやろなーと。
まぁ、そもそも女が求められてるので男がこの場に居るはずがない、とかそういうのは抜きに。
ホントしつこくも内容的には全く悪くないんですが、良くも悪くもこのままのノリでいくようならそのうち見切るかも。



彩雲国物語   第05話 「努力に勝る天才なし」
(C)雪乃紗衣・角川書店/NHK・総合ビジョン

今回は結構無難に良い感じだったんですが、良くも悪くも今回は無難すぎた気がします、無難なのは悪くないんですが。
例えば龍蓮なんかは奇異な言動の目立つ意味不明な男として描かれているものの、その名を継げるのは天才の証、
常日頃周りから「変」と取られる言動の人物が天才というのはよくある事ですし、あまりにも普通に接したのは秀麗のみで、
結局秀麗だけが龍蓮の事を「普通」に見てて友達になれた、単発エピとして見れば悪くはないんですけども、どうにも
王道展開の域を脱していなかったのが、悪くはなかったものの良いわけではなかったので無難止まり、という印象でした。
「銀の器は、毒を盛ると変色する」と龍蓮が言うと露骨に取り乱し転びそうになる子供の女官、コレに関しては悪い意味で
本作らしい伏線が伏線になってない展開だったりと、作画も声優陣も安定してる中で、個人的には展開がひたすら微妙。



彩雲国物語   第06話 「画竜点睛を欠く」
(C)雪乃紗衣・角川書店/NHK・総合ビジョン

微妙、茶太保が終始かませ犬丸出しの役回りだったという点は面白かったんですが、内容的には、今回のように秀麗が
拉致られて他キャラが秀麗奪回の為に動き出す、というエピソードは、それこそ適当に描いてもそれなりに面白くなるのに、
どうにもダラダラしてたというか、少なくとも個人的な意見としては「今イチ盛り上がりに欠けるな」という印象でした。
初めて静蘭にスポットが当てられていたのは良かったんですが、まぁ…個人的にはそれだけかなと。
次回で一段落するようなので、あと二話分見てから今後も見るかどうか決めようと思います、今のままだと見切り確定。



彩雲国物語   第07話 「よく泳ぐ者は溺れる」
(C)雪乃紗衣・角川書店/NHK・総合ビジョン

今回は作画も綺麗で話も一区切り付く箇所だった為か上手い具合に纏まっていて良い感じでした、当分切らずに継続で。
まぁ逆に言えば他の作品でもそうなんですが、纏まってて全体的に面白い場合は感想として書く事が個人的に無いので
アレなんですが、今回は結構ポイントポイントで凄い描写がありましたよね、容赦無く秀麗を攫った連中を刺し殺す劉輝も
凄いモノがありますし…ちょっと名前を失念してしまったんですが、秀麗を雇った老人が若者の状態になったり、
「人であるお前がな」という、露骨に自分は人間ではない旨のセリフを発したり、妙に男同士のラブが多かったり見所満載。
次回からは単発エピなのか、或いはいきなり新展開が始まるのかは分かりませんが、今回が良かったので次回も期待。



西の善き魔女 Astrea Testament   第01話 「エディリーンの首飾り」
(C)2006 荻原規子・桃川春日子/Project West Witch

タイトルからしてファンタジー系だろうとは思ってたんですが、個人的には結構面白かったです、曲も良い感じですし。
ただ毎度の事ながら、俺の場合どうしても「面白い」と感じると、何故かソレ以上に個人的に微妙と感じた面が良さを
上回る勢いで気になるんですが、例えばこの初回を見る限りだと、異端と言われている何かを研究しているルーンと博士、
ルーンは「知る事を禁じるこの国の支配者の方がおかしいんだ!」と無駄に熱い叫びをあげてましたし、実際どちらかと
言えば俺もその通りだとは思うものの、この「〜を調べるのを禁じる」という設定と展開。
どちらが先とかパクりとかそんな事を言うつもりはないんですが、タイミングの悪い事に先日発売されたONE PIECEの
最新刊で丁度全く同じエピソードがあったので、ソレが今回に限っては何よりもキツイかなーと。
実際問題順番で言えば本作の方が確実に先でしょうけども、本とアニメのタイミングの問題で微妙に感じてしまったなと。
後はユーシスでしょうか、よりによって石田さんの演じるクリスバードが相変わらず良い味出してるだけに、フィリエルにも
言われてましたが偉そうに話しかけ決め付けた言動を取るユーシス、この性格と相俟って失礼ながら谷山さんの演技力が
低い事も加味して厳しかったなーと、クリスバードだけでなく周りの声優陣も安定してるだけに余計演技面の微妙さが。
まぁそんな感じで、感想としては文句しか書いてない気もしますが面白かったです、普通に翌週が楽しみな出来でした。
元々ファンタジー系が好きではないという事を考えると、結構真面目に面白かったんやなーと思ったり。
ところで俺は本作をAT-Xで視聴してるんですけども、最速はKBS京都で関西なんですね、必ずしも関東が最速ではない、
という作品は稀にありますけど、京都が最速というのは珍しいなーと、むしろソレなら融通の効く衛星やろうと思いました。



西の善き魔女 Astrea Testament   第02話 「子ヤギたちの行方」
(C)2006 荻原規子・桃川春日子/Project West Witch

んー個人的にはちょい微妙、という感じでした、良い意味で一話の展開が王道で、尚且つ一気に物語が加速しただけに、
今回はどういう風に展開するのかと思いきや、どちらかと言えば悪い意味で無難な展開が繰り広げられ、ルーンは
簡単にフィリエルの元へ舞い戻り、展開的にもそれ程盛り上がったり面白かったりというわけではなかったかなーと。
ただユーシスだけは前回同様、これまた悪い意味で目立ってたものの今回に限っては内容の方が微妙だっただけに、
ユーシスの最低さが視聴者に笑いを提供していたというか…いやまぁ、正直ユーシスは色んな意味でアレなんですけども。
フィリエルがルーンを助けてほしいと願ってるのに「異端は〜」と言い意見を全く聞き入れないという姿勢、貴族なうえに、
国の決まりでそうなってる以上はむしろ真っ当な反応なんですが、にも関わらずフィリエルが涙を見せるとあっさり、
「分かった」と承諾する辺りが相変わらず最低やなーと、情に熱いと言えば聞こえは言いものの、ルーンが異端に手を
染めていると分かっているので一度は拒否したのに、結局フィリエルが泣いたら手伝うんかよ、と。
態度のデカさや偉そうな言動は変わらないものの、決まりごとが絶対であるかのように振る舞った直後、フィリエルの涙を
見て前言撤回とか、中盤でフィリエル達が勝手に行動した事で「とんでもないお姫様だ…私は約束したはずだぞ。
私を信じろ」そうユーシスは言ってましたけど、涙を見ただけで考えを変える男の「約束」なんて誰が信じれるのかと。
後はアレでしょうか、ルーンの体に長い名前の烙印が押されてるのを見て、ルーンは「フィリエルには…言わないでくれ…」
映像的にはこの言葉にユーシスが承諾するシーンはありませんでしたが、果たしてユーシスがマジでフィリエルに烙印の
件を話さないかどうかが個人的には注目です、まぁユーシスの性格を考えればまず間違いなく喋るでしょうけども。
えー、というわけでユーシスの批判しか書いてないような気もしますが、近年稀に見る最低な貴族やなーと。



西の善き魔女 Astrea Testament   第03話 「秘密の花園」
(C)2006 荻原規子・桃川春日子/Project West Witch

微妙、作画は綺麗でしたけど内容は強引なうえに展開のみを重視しすぎてる感が強いですし、第一話で感じた面白さの
描写とはどんどんかけ離れてきてしまってるので、次回もこのままのノリで行くようなら見切る予定。
アデイルがBL小説を描いててモロな映像が出てきたり、映像が挿入された直後にサブタイの「秘密の花園」が出てきたり、
笑えるという意味で面白い面もあっただけに内容の微妙さが残念なところです、相変わらずユーシスの態度も悪いですし。
しかし今回一番驚いたのはアレでしょうか、暗い部屋でフィリエルへリンチまがいの尋問をする生徒会、別にナニをしても
構わないんですが、そういう尋問の光景を見られると困るでしょうに、部屋のドア開けっ放しで尋問してたのには乾杯。



西の善き魔女 Astrea Testament   第04話 「花園の暗闇」
(C)2006 荻原規子・桃川春日子/Project West Witch

作画が綺麗だったので比較的好印象だったんですが、それでも相変わらず悪い意味で展開の方向性が読めないなと。
いきなりフィリエルが祭り上げられて…名称は忘れましたけど、なんとかの祭りで戦う事になったというのは学校を元の
状態に戻す為、という事で分からなくもないものの、少なくともフィリエルは本筋とまるで関係無い展開を辿ってるので、
ルーンはフィリエルの事を「流されやすい」と言ってましたが、彼女以上に展開がまず流されすぎなんじゃないかなと。
一方のルーンはひたすら本筋の展開を追っていて、むしろルーンの方の物語が見たいと思える描写なのもある意味微妙。
悪い面ばかりではなく、ルーンが自分を拷問した連中を殺すまで眠れないと呟いた時、フィリエルが否定するわけでなく、
「貴方が殺したい人なら、私が殺しても不思議はないのよ…!」と肯定したのは良い意味で普通の作品とは違っていて
好印象でしたし、「このように、媚薬を用いる場合はタイミングに注意しなければなりません」と変な授業も相変わらず○
要所要所で良いと思える描写があるだけに、余計本編の構成と描写に微妙感が漂ってるなと思わざるをえませんでした。
しかしアレですよね、ルーンの体に刻まれた無数の傷や紋様?を遂に見てしまったフィリエル、その光景を目の当たりにし、
「馬鹿!どうして私に黙ってたのよ、こんな酷いこと…」と言ってましたけど…確かにどういった作品でもこういう状況に
なると「何故黙っていたのか?」と相手は悲痛な叫びをあげるものの、冷静に考えたら言いようが無いですよね。
正直拷問された事を敢えて言う必要もなければ、そんな事を言われると相手が心配するのは分かりきってるのでむしろ
言わなかったというより「言いようが無い」になるわけなので、よくよく考えると言いたくても説明しようが無いなーと。



西の善き魔女 Astrea Testament   第05話 「暗躍する花々」
(C)2006 荻原規子・桃川春日子/Project West Witch

今回で学園展開は終了したようですけど、何と言うか、結局この学園展開は終始存在自体が謎なまま終わったなーと。
レアンドラが登場したりフィリエルがフェンシングの技術を身につけたり、確かに全く無駄だったわけではないものの、
「学園だからこそ出来た展開や描写」というのが何一つ無かったのが勿体無かったなと、色仕掛けの授業ぐらいですか。
で、そのレアンドラ、コレがまた凄いキャラでしたね、普段は清楚なシスターレインを演じてる女性なのに、その実態は
銀に近い色合いの髪で赤い服、胸元ははだけるを通り越して局部以外モロ見えの格好、どこの変態さんかと思いました。
ルーンをたぶらかしながら「真に魅惑的な者には…男も女も惹かれるのよ…」とか言葉だけを聞けば非常に最もらしい事を
言ってたものの、正直そんな変態みたいな格好で言われても困るというか、ルーンも赤面してる場合じゃないぞと。
そんなレアンドラに感化されたのかありえない決闘衣装で臨むラヴェンナ、ココの生徒会マジで大丈夫なんでしょうか。
今回は笑える箇所が多すぎましたが、レアンドラがルーンを勧誘してるのを見て「嫌ですシスター!男の子などに!」
そう非難するラヴェンナは結構良い感じでした、「男」ではなく「男の子」な辺りがソレ相応の年代らしくて微笑ましいなと。
一方のフィリエルもまた凄かったですね、いきなりイグレインに接吻されたのに何故か嬉しそうに頬を朱に染めるわ、
その日の夜に流星群を見ながら、星のテラスで自分からルーンへ接吻、しかし無表情なルーンの顔を見、最初はキョトンと
した顔で「キスされて嬉しくないのかしら?」とか妙な独白、フィリエルが色仕掛けの授業に感化されてきました。
生徒会も反生徒会も、恐らく…原作が小説なのか漫画なのか今イチ掴み辛いので断定は出来ませんが、作者的には
大真面目に書いてるつもりなんでしょうけど、どうにも別の意味でギャグへ走ってきてる気がしてなりませんでした。
終盤でシザリアが登場して以降はあまりの超展開だったので特に感想も無いんですが、えー、フィリエル。
前回同様イグレインに稽古をつけてもらってましたけど、フェンシングってメット付けずに練習しても大丈夫なんでしょうか。
ルールとか全然知らないので何とも言えないんですけど、劇中の描写を見てるとフィリエルはイグレインの剣先へ攻撃を
仕掛けてるように見えるので、仮にイグレインがフィリエルの攻撃を捌き損ねたら、イグレインが攻撃を仕掛けてるのなら
まだしも、未熟なフィリエルが咄嗟に攻撃停止、は技術的に無理と思うので、めちゃめちゃイグレインの顔に刺さる気が。



西の善き魔女 Astrea Testament   第06話 「宮廷円舞曲」
(C)2006 荻原規子・桃川春日子/Project West Witch

微妙、今回は微妙というよりも「こういう展開にしたいが為に無理のある描写が多い」という、悪い意味での典型的な感じ。
フィリエルに対してダンスの誘いをしたユーシスの事を「もしかして…私が困っていたから、それでダンスを?」
これがテンパってる女性や王室育ちのお姫様ならそんな事にすら気付かなかったとしても何ら不思議は無いんですが、
前回までのフィリエルの言動を考えれば気付かないはずはないですし、この事でユーシスに対する好感度が上がるのも、
いくらなんでも「フィリエルの中でユーシスをイイ人に位置付けたい」という露骨に強引な展開だったりと、微妙すぎました。
対するユーシスは、ルーンが剣を習いたいと言ってきたら笑うわ、言うにことかいて「剣は私の領分だ、彼のじゃない」
などと相変わらずアホ丸出しの我侭っぷりを発揮していたりで…いやまぁ、正直嫌いなんですが唯一何も変わっておらず、
それでいてフィリエルにはしっかりアプローチするというエロっぷりだけは見せてくれたりで良い感じでした。
他には、今回は感想として書く事が特に無いです、ルーンの出番が少ないと内容も微妙になってしまうなという印象。



女子高生 GIRL'S-HIGH   第01話 「女子高生はバカである。」
(C)大島永遠・双葉社/「女子高生」製作委員会

実は全く期待してなかったんですが、個人的にはかなり面白かったです、キャラのノリも雰囲気も良かったですし、
展開も一話にしては随分纏まってたので今後に期待が持てるなーと、メイン6人の個性もしっかり描かれてましたし。
色使いも綺麗で、少なくともこの初回を見る限り由真みたいなタイプは遊んでたり飛ばしてたりするのにそういう事も無く、
ごく普通に「良い意味で普通っぽい女子高生たち」という描写だったのが特に良い感じでした。
人それぞれ抱く感想は違うと思いますけども、個人的にはこれだけ数が居て狙ったキャラが居ないのは好印象やなーと。
ただ強いて言えば声に多少違和感があったかなと、京子の氷上さんは流石に声が老けてる…というと流石にアレですが、
高校生の声には聞こえず、綾乃に能登さんはそこまで「ん?」という気はしないものの、比較的よく喋るキャラで、尚且つ
天然系のボケたセリフも稀にあるようなので、そういう言動は能登さんが演じられると「セリフを喋ってる」という風に
聞こえてしまうのが今のところ残念かなーと、共にキャラとしては悪くないんですが、どうにも浮いてしまってる印象。
あとは…無意味にパンチラが目立つ、コレがやはり個人的には減点対象になるなという感じです。
まぁパンツを始めとした下着が描写される事で喜ぶ方の方が多いような気はするものの、本作のパンチラって明らかに
無理に見せてるシーンが多いじゃないですか、「別にパンツを見せる必要性は無い」という箇所が多いのが特に微妙。
しかし凄いアニメですよね、普通の女子高生キャラは「だけどあたしは初対面で顔面騎乗されたあげく〜」とか言わない。
今回に至っては顔面騎乗に始まり69に終わるという、文字だけ見たら間違いなく規制入りそうな展開が印象的でした。



女子高生 GIRL'S-HIGH   第02話 「身体検査は乙女の恥じらいの薫り。」
(C)大島永遠・双葉社/「女子高生」製作委員会

微妙、ただでさえ今期は面白いと感じれる作品が少ないのに、中でもまだ面白いと感じれたモノが二話になると途端に
微妙な出来に落ちてしまう、という事が多くて余計微妙に感じてしまうのが手厳しい限りかなーと。
今回に至っては、少なくとも個人的には妙にわざとらしい会話や展開が多かったのが特に微妙なところでした、ただ単に
わざとらしいだけではなく良く言えば王道展開なんですが「○○知ってる?」「え、なにそれ?なんか普通と違うん?」
という王道を始め、綾乃達の向かった方角は窓が開いてるので気をつけろ、と言う前に行かれたから手遅れだったetc
王道のみで構成してたのがちょっとなーと、妙にエロに走ってる描写が多かったのはむしろギャグテイストと相俟って
笑えたので良かったんですが、どうにも今回はキャラが自主的に動いてるというよりは、展開の関係上そう動かされてる、
そういう印象が強すぎたのが何よりも残念でした、その中でも前回と違い光ってた綾乃は良い感じだったんですが。



女子高生 GIRL'S-HIGH   第03話 「恋して、ダマして、ラブホテル?」
(C)大島永遠・双葉社/「女子高生」製作委員会

前回が微妙だったので心配してたんですが、今回は由真のツッコミや言動が妙にタイミング良く、それでいて勢いのある
入り方だったので面白かったです、他キャラも概ね笑いの方向へ走った描写が多くて良好、男は全員微妙でしたが。
けどアレですよね、幸か不幸か俺なんて未だに合コンへ行った事が無く、仮に誘われても行くつもりが無いので実際は
どうなのか、そういう細かいトコロまでは分かりませんけども、やっぱり合コンへ行く = ヤるのが目的、という印象が
強いんですよね、例えばナンパなら、勿論男側の最終目的は「ただヤりたいだけ」なんでしょうけど、まだナンパは、
今現在の時点で楽しく遊べればそれでいいという印象なんですよ、個人的には、遊ぶと言ってもヤる以外の遊ぶで。
それに対して合コンはどうにも「ヤりたい連中が集まる」というイメージが強いので、それを考えればこういう展開に
なっても、いくら小川がロリ系で頭の中身もまだ幼い状態だったとはいえ、色んな意味で仕方無いんじゃないかなーと。
てかまぁ、どれだけ仲が良くても、こういう場に小川を連れて行く事になった他キャラが悪いと言えばそれまでなんですが。
とか思いながら見ててED終了後に何やらうごめ…ちょwwwwwwwwwおまwwwwwwwwwバイブてwwwwwwwww
いやほんまマジでそんなモン放送してええんかと、なんかもぅ今回は終始笑わせてもらいました、下品な笑いでしたが。



女子高生 GIRL'S-HIGH   第04話 「祝!咲女はいまだにブルマーです。」
(C)大島永遠・双葉社/「女子高生」製作委員会

良くも悪くも無難な今回でしたけど、妙に今回はセリフ回しが光ってた気がします、テンポも良い感じでしたし。
例えば本作は下ネタが結構多いじゃないですか、個人的には下ネタって冷めるだけなので止めてもらいたいものの今回、
香田が玉入れで姫路に言った「男遊びで玉の扱いは慣れてるでしょ!」は、下品な話で恐縮なんですが妙にバカ受け
してしまいました、なんか今回は無駄にセンスのある下ネタでした、笑わざるをえない。
下ネタ以外だと良いか悪いか判断し辛いものの、「足ハヤクナール」と書かれたドリンク剤を飲んで、マジに50M走で
圧倒的速度で勝利する小川、コレにオチが無く、そのドリンク剤を飲んだ事で素で足が速くなったから勝てたらしい、
という超展開、普通そういう展開を持ってきたりはしないので良くも悪くも面白かったです、今回は全体的に斬新でした。
香田のライバルである西園寺に関しては失礼ながら声と演技が微妙すぎて、キャラ的に立っているとしても、次回以降、
「どんなキャラやったっけ?」と聞かれても思い出せないタイプの薄さだったので個人的には微妙だったかなと。
内容以外で気になった事としては突如由真に訪れた生理、俺は男なので当然女性が度々見舞われる生理の辛さは
まるで分からないので描写や様子から察するしか無いんですが、由真のように元気なキャラが動けなくなる程の辛さ。
何を今更という感じですが、ホント女性は大変ですよね、しかも今回の描写を見る限りだとマジに突然やってきてる、
はっきり言ってしまえば男は身体面で注意する事なんて皆無に等しいのに、女性は色々あるのでほんまに大変やなと。



女子高生 GIRL'S-HIGH   第05話 「水着と美少女とマッチョな先生。」
(C)大島永遠・双葉社/「女子高生」製作委員会

作画が崩れてて、よりによって会話のノリも寒かったので個人的に今回は外れにも程があったんですが、とりあえず桃香、
どうなんでしょうね、やっぱり女性視聴者からすれば、由真以外の女性陣が全員桃香の事を気に入ってたように、
やはり桃香みたいなタイプは女性受けがイイものなんでしょうか、ファーストフード店での描写があざといとかは抜きに。
一応男性視点で言うと、正直桃香みたいなタイプはナンかヤな感じの女に見えてしまいますよね、由真が露骨に桃香を
避けてるという点を考慮するまでもなく、「なんとなくイヤ」という意味での「ナンかヤ」ではなく、既に態度や言動がいちいち
鼻につくというか…まぁ、一般的に男に好かれる女は女に嫌われ、女に嫌われる女は男に嫌われる傾向にあるので、
そういうのも多少は関係してるでしょうけど、展開的にイヤなキャラとかならまだしも、久々に素でヤなキャラが出たな、と。
その流れで…ちょっと綾乃の彼氏の漢字を忘れてしまったのでココは彼氏の呼称で。
彼氏に変な噂を流したのが「友達の鈴木って子から聞いたって!」という理由で由真が噂を流したと信じて疑わない綾乃、
信じる彼氏もアレですが、綾乃にとってこの勘違いでの八つ当たりは致命的ですよね、そんな漫画やアニメで仲が一生
こじれるようなリアルな展開はやらないでしょうけど、つまり綾乃にとっては「完全な確証」が無くても「友達の鈴木」
という言葉だけで、少なくとも由真の頬を叩くぐらいは気にも留めないという事じゃないですか。
由真は桃香がやったんだろうと分かってるので、後程誤解だと分かってくれればそれでいい、という気持ちでしょうけど、
個人的には友情を疑った時点で綾乃は終わってるなと思いました、コレも、やはり男女で疑うかどうかは変わりますが。



学園ヘヴン   第01話 「季節はずれの転校生」
(C)Spray/VisualArt's/Interchannel/BL学園応援部 2006

ネット各所での評判があまり良くないようなので録画したまま放ったらかしにしてたんですが、コレは、腐女子志向の
人間にとってはたまらないモノで御座いました、いやもぅマジでこういうの見れるとたまらんなと、俺はゲイかとすら思った。
ただ単にカッチョエエ男が大量に出るだけでなく、初っ端から「ベルリバティスクール!通称BL学園!」とかあまりにも
露骨すぎて鼻水吹かせて頂いたり、滝役の鈴村さんの関西弁がかつてない程にありえない関西弁で、もはやココまで
違和感のある関西弁だと逆に笑えたりと、色んな意味で面白かったです、しかし返す返すもBL学園はいくらなんでも無い。
内容的にはまだ各キャラの顔見せ程度で物語は動いてないので次回以降に期待という感じなんですが、俺もやっぱり
男キャラが多い方が嬉しい腐女子志向とはいえ、そんな露骨なBL系の作品だと「いやこれは…」と思う事が多いんですよ。
当然絵柄にも左右されますけど、例えば好きしょ!なんかは悪い意味でキャラが露骨すぎて肌に合わなかったんですが、
本作の場合そういう点がまるで無かったのがまず良い感じでした、というか滝と聡以外全然狙ってないのが凄いなーと。
BL系と言っても、男性プレイヤーで言うところのギャルゲーの逆じゃないですか、攻略対象キャラが男か女かの差だけで。
普通ならそれで「あぁ、こういうタイプのキャラか」という設定で括れるキャラが多いのに、本作の場合、個人的には
勿論嬉しい限りなんですが、性格や趣味得意不得意の差こそあれ、普通にカッコエエ男だけで構成されてるのがまた。
何て言うんですか、言わば普通ならアルバムでいくじゃないですか、ロックやらバラードやらポップスやら、普通なら
そういう風に色んなジャンルの曲を収録してるのが概ねアルバムの基本的な形じゃないですか。
本作はそうではなく、もはや10曲中9曲がロックだった、というこの状況が素晴らしいなと、勿論そういうやり方だと
合う人と合わない人は極端になってしまうのである意味損をしてるかもしれませんが、まずその心意気が熱いなと。
まぁ確かに、何故迎えに来てくれたのかという啓太の質問に「理事長直々のお達しでな」と哲也が答え、続く言葉で、
「俺も興味があったんでな」と言うと「そ、そうですか」と、男相手に頬を朱に染めるというBL独特の展開は余裕で
ありましたけど、普通に面白かったです、跳ね橋が上がっていってるのにバイクで突っ込む破天荒な展開もむしろ最高。
というわけで腐女子志向の人間としてはたまらない作品でした、しかも今期初めて小西さんの声聞けたので余計最高。



学園ヘヴン   第02話 「たどりついたヘヴン」
(C)Spray/VisualArt's/Interchannel/BL学園応援部 2006

今回は初回で紹介し切れてなかったキャラの紹介といった感じで、まぁ良くも悪くもまだキャラ紹介を兼ねての展開が
続いていたのでコレといった感想は無いんですが、やはり個人的には丹羽の出番がもっと増えてくれればなーと。
啓太がお礼を言いに行くと言ってたので最後に登場するのかと思いきや、和希と二人乗りしてそのまま終了とは夢にも。
むしろ今回は如何にもBLという描写が目白押しだったのが何とも言えませんでした、回想から考えて過去に啓太と密接な
繋がりがあったのであろう和希、啓太も「ばーちゃんみたい」と言ってましたが、確かにばーちゃんレベルで甲斐甲斐しく
世話をするのは構わないんですが、啓太を見て赤面したり抱きしめたりは無いやろうと。
中嶋は「お前…中々イイ顔をするな…」と言いながら啓太の腕の痛んだ箇所を嬉々とした顔で舐める変態さんだったり、
成瀬は、BLでも三木さんはやっぱこういうキャラなんか、と笑わせてくれるキャラだったりと、今回は変態が目白押し。
今回は笑えるという意味で終始楽しませて頂いたんですけども、今のとこ青髪の双子キャラが微妙かなーと。
イジメっ子タイプだから微妙だというよりも、全体的に見るとあの双子キャラだけ妙に悪い意味で浮いてる印象が強いです。



学園ヘヴン   第03話 「巡る手紙、揺れる想い」
(C)Spray/VisualArt's/Interchannel/BL学園応援部 2006

んー微妙、啓太の歓迎会をする為の回覧とはいえ、結局啓太は丸一日…それもまだ転校翌日なのにゆっくり見て回る事も
許されず終始たらい回しにされた、と考えるとひたすら可哀想な内容でしたし、展開的にも起伏が無かったので微妙と。
常識で考えるとあまりありえない、という意味でいえば、部屋の鍵をかけ忘れて寝る啓太、終盤で哲也に啓太が、
「ありがとうございます…丹羽さん!」と言うと「王様でいい」とかありえない返答を返されたりで面白かったものの、
肝心の内容が個人的には今イチでした、とりあえず哲也は折角なので今後は王様と呼称する事にします。
初回の作画が綺麗だったので期待してるんですけども、どうにも作画が徐々に崩れてきてるわ、その実小西さん目当てで
見続ける事を決めたのに、回を追う毎に王様の出番が減ってたりで微妙にモチベーションを保てませんが、次回に期待。



学園ヘヴン   第04話 「湯煙!波乱の歓迎会」
(C)Spray/VisualArt's/Interchannel/BL学園応援部 2006

前回も今回も、セリフだけ聞いてるとヤってるとしか思えない会話で始まる導入部、流石に真正のBL原作は違いますね。
挙句に歓迎会が何故か大浴場で行われたり、風呂に入ってる西園寺を見て頬を朱に染める啓太、他にも男同士なのに
好きだのと疑われて赤面する面々と、コレはホント、やはりBLは違うなと思いました、海野先生は女にしか見えませんが。
ただBLかどうかは別に、視聴者の性別的にも評価が別れるでしょうけどそういうのも抜きに考えると単純に浴場での描写は
女性キャラより男性キャラの方がやりやすいですよね、女性キャラが湯船に浸かっているシーン、或いは浴場を移動する、
このどちらかの場合、当然ながら女性キャラは胸や…ちょっとモロな表現でアレですがケツを隠す必要があるので色々と
表現し辛いでしょうけど、男性キャラはケツしか隠す必要が無いので、動き的にも色々展開させやすいでしょうし、
今回のように一つの画面に何人ものキャラを一気に出して…まぁ、女性キャラだろうと一気に出せますし、極論を言えば
局部さえ見えなければナニをしても構わないものの、単純に規制等を考えないですむ分、男性の方がやりやすいな、と。
何故俺は今回のエピソードを見ながらそんな事を思ったのかよく分かりませんが、今回は無難に面白かったです。
キャラ面でも、風呂場で「顔を合わせるのは初めてだったな」とは言いながらも啓太に背を向けたままという無礼な西園寺、
実は理事長だった和希と、本編に絡む部分だったり普通に笑える描写があったりと面白かったです。
ところで気になったのが啓太の選択授業、妙に人数が少なくて啓太は驚いてましたけど、奇遇な事に俺も選択授業は、
別にBL学園みたいに一芸に秀でた高校ではなく普通の高校だったものの選択授業の時は妙に人数が少なかったので、
むしろ驚く啓太が意外でした、というか一学年の全クラス男女合同の選択授業で書道に俺を含め7人は流石にありえない。



xxxHOLiC   第01話 「ヒツゼン」
(C)2006 CLAMP・講談社/アヤカシ研究会

原作の方がココ数年低迷気味だったCLAMP作品久々のヒットだったので、珍しくアニメ化自体にも期待してたんですが、
実際見ての感想としては良し悪しが極端だったかなーという感じでした、より失敗をしたツバサより大分良いですけど。
てかアレですね「xxx」HOLiCなんですね、原作の方は大文字の「XXX」HOLiCなので、何となく変な感じ。
とりあえず内容の感想としては、初っ端の第一話に原作に無いオリジナルのエピソードを持ってきたのは、コレに関しては
見てて単純に楽しめたので良かったんですが、逆に、まずコレが良くも悪くもCLAMPらしくないな、と思いました。
今回出てきた女子高生が「自分を特別に見せてる」のか「憑いてるモノだと信じてる」のかで多少印象は変わるものの、
確かにこういうタイプの展開で、最後にそのキャラ自身が不幸な結末になる、というのはCLAMP作品の常套展開ですが、
逆に、ホント逆に「こんなそのまんまの展開をCLAMPがやるか?」という疑問がまず浮かびました。
実際やってる以上文句を言うのは筋違いなんですが、何と言うかこぅ…「え、それで終わりなん?」という印象が。
後味を悪くするならもっとヤるのがCLAMPですし、展開としては悪くなかったと思うものの、四月一日に侑子さんの
性格や雰囲気、視聴者に作品の方向性を見せるだけなら、むしろ次回放送のウソを吐く女を持ってきた方が…まぁ、
その辺りに関しては個人的な趣味も多分に絡んでると思うので何とも言えませんが。
原作ファンの意見で言えば、このアニメ化に関しては、少なくとも第一話の印象だけで言えば「微妙」になるかなーと。
実は未だに劇場版を見ていないので本作の映像化verの視聴はこのアニメ版が初めてなんですが、本作に関しては、
CLAMP作品のみならず、他の漫画と違い「映像化で動きと音声が付いた事により良くなった」ではなく、逆に音声が
付いた事によって微妙さ…個人的な印象で言えば「薄っぺらくなった」という気がしました。
声優さん達の演技が悪いというわけではなく、こういう題材の場合、ホント個人的な意見でアレなんですけども、むしろ
感情も色も無い文字だけで物語を展開する方が「らしく」見えるので、音声が存在する事によって「侑子さんの放つ言葉を
押し付けてる」という印象が強くなってしまってるんじゃないかなーと、キレがあるわけでもなく、突き放した風でもない、
となるとしつこくも今回だけの印象で言えば「やっぱり漫画の方が面白いな」というモノになるかなと。
あ、けどアレです、侑子さんの声に関してはよくこれだけ違和感の無い人を探してこられたなと思えますし、四月一日に
至っては福山さんがハマりすぎてて、ホント四月一日に限定して言えば「声があるおかげでより良いキャラになってる」
と思えるだけに、他の面が微妙に感じてしまい残念だったなーと、動きに関しては殆ど無かったので何とも言えず。
まぁ文句を言っても思っていたよりは楽しめましたし、第一話はどんな作品でも微妙だったり、或いは気合を入れすぎて
完全に外してしまってるという事も多々あるので、次回以降のあらゆる意味での描写に期待します。
しかしアレですよね、このxxxHOLiC放送終了後に女神さまの第二期放送というのが手厳しい限りですよね。
俺の場合深夜アニメは録画しておいて翌朝視聴、なので構わないんですが、リアルタイムで連続視聴している場合、
少なくとも個人的には女神さまの方が面白いと感じてるので、そんな面白いのを後に見たら本作の印象が無くなる気が。



xxxHOLiC   第02話 「キョゲン」
(C)2006 CLAMP・講談社/アヤカシ研究会

微妙、一話の感想の時も書いた事ですけど、やっぱり原作がCLAMP数年ぶりのヒット作…この場合のヒット作というのは
商売的な意味ではなく、内容の良さや面白さという意味で久々のヒットだっただけに、どうしてもこのアニメ版でも
ソレ相応の面白さを期待してしまうので、結局感想として書くのは「〜より〜の方が良かった」という批判的なモノが
メインになると思いますので、アニメ版を楽しんでらっしゃる方は以下全文スルーされた方が良いかなとか思ったり。
まずは前回登場せず今回から登場したレギュラー陣ですけども、百目鬼の中井さんは渋すぎて吹いた。
四月一日の福山さんはハマりすぎで好印象だったんですが、逆に百目鬼に関しては渋すぎるのである意味合ってるなと。
その一方でひまわりちゃんは何か微妙でした、声が合ってないとかそういうのではなく、何かが「微妙」と、あまりにも
ニュアンス的な事でアレなんですけど、合ってないわけではないものの何か違うような、という感じでした。
まぁ基本的にレギュラー陣は概ね良好だったので問題無かったんですが、とりあえず嘘吐きの女が声も演技もどちらも
合ってなかったのがキツかったかなーと、勿論原作を読んだ際に受ける印象なんて個人個人で当然違うわけですけども、
個人的にこの嘘吐きの女は「妙に流暢に喋るので嘘と気付かない、声は井上 喜久子さんタイプの綺麗系の声」
そういう印象があっただけに微妙でした、声のイメージはまだしも、やはり流暢に喋り、ポンポン新しい設定で彼氏や
仕事を偽れるだけに、もっとスムーズに喋った方が「らしい」印象が強かったのではないかなーと。
結末が四月一日曰く「幸い、命に別状は無かったんですけど」はまぁもぅナンですか、アニメ化はこうなるねんなと…orz
とりあえず個人的な趣味を抜きで言えば、全体的に絵の見せ方がとにかく悪いなという印象を受けました、前回は肝心な
初回にも関わらずオリジナルだったので然程感じなかったんですが、原作が…ある意味当然なんですが非常に上手い
コマ割りでキャラの表情やセリフを見せてるのに対して、このアニメ版は、失礼を承知で言えば雰囲気や印象、画面の
演出等で視聴者が受ける印象を気にせず「とりあえず映像化してるだけ」という印象を受けてしまいました。
もっと要所要所で目や口だけをアップにするとか、振り返る瞬間だけ首から上のバストアップにするとか、色んな意味で
見せ方が悪いんじゃないかなと、単純に内容運びや構成面でのテンポの悪さも目立ったりと、個人的にはかなり微妙。
次回は早速コックリさんをやるようなので、つまり局が違う事もあるのでツバサ関連の展開は一切無しなんでしょうか。
個人的には別に構わないんですが、わざわざCLAMP作品のキャラを総登場させる為に作った本作とツバサのリンク設定、
ソレをいくら局が違うからとはいえ無視するのであれば、流石にソレは原作やCLAMPに対して失礼な気もするんですが。
予告を見る限り次回は作画が非常に綺麗なようなので楽しみです、また批判感想になるかと思いますがそれでも楽しみ。



xxxHOLiC   第03話 「エンゼル」
(C)2006 CLAMP・講談社/アヤカシ研究会

今回良かったー、前二話が微妙で前回に至っては改悪部分の方が目立ってしまっていただけに不安だったんですが、
内容も演出も、今回はホント色んな意味でアニメ化して良かったという印象を受けました、ようやく作画も綺麗でしたし。
何と言うか…そんな神がかり的に作画レベルが高かったという程ではないものの、全体的にOVAっぽい印象を受けました。
ひまわりちゃんは原作でもコレといった見せ場が無いので当然除外するとして、他のキャラはそれぞれに見せ場があり、
百目鬼が居ると四月一日に妖かしはとり憑かない事が判明、コックリさんを始めとした小中高の女子学生がやる降霊術、
今後もこういう風に物語が展開していくんだろうなと思わせてくれる締め方をしてたりと、良い意味でOVAっぽいなと。
ちぃの耳で喚く四月一日の横でマルとモロが声に出して「誰もいない町」を読んでたのは良い感じですし、侑子さんの
言葉を伝える四月一日と百目鬼のやりとりも、コレに関してはホント音声があるからこその良い演出で非常に好感触。
てかしつこくも中井さんの声が渋すぎ、こんな渋い態度と声で返す高校生相手に初対面で笑わないのは不可能。
ただそういった良さがふんだんに散りばめられていた反面、逆に微妙だったり悪かった点が無かったわけでもなく。
まず、確かにこのエピソードを映像化するに際しての完成度は非常に高かったものの、原作既読の方であれば御存知だと
思いますが、前回から今回で一気に話数が飛んでるじゃないですか、次回の占いのやつですら今回より前のエピソード。
別に順番を変更すること自体は、少なくとも個人的には然して問題ではないんですけども、その事によって発生する
百目鬼の扱いに違和感が生じてしまってるなーと、アニメ版だと前回で初登場して、文字通り顔を見せて四月一日と会話、
四月一日は百目鬼の事が嫌いやねんな、と分かる程度の描写と、後は侑子さんとの会話時に判明した寺がどうのだけ。
にも関わらず今回いきなりひまわりちゃんが百目鬼を連れてくるというのが、いくら侑子さんが呼んだからとはいえ、
折角完成度の高いXXXHOLiCという作品なのに、なんか無理に百目鬼をレギュラーに持ってきたな、と思えてしまう展開に
なってたのが残念やなーと、原作既読だからこそ思う事なのかもしれませんが、露骨に百目鬼の登場に違和感が。
勿論、原作でもこのエピソードで百目鬼は登場してますけども、話数の積み重ねが無い分「え、ここで出すん?」と。
で、コレは悪いのかどうか微妙なとこですけども、ちぃの耳を無くしてしまったのでバイト代に上乗せするという会話、
別に無くても問題は無いものの、侑子さんの性格を考えればこの辺りの会話はあった方が良かったんじゃないかなーと。
ところで他作品関連のネタはどうなんでしょうね、今回ちぃの耳と本が普通に出てたので、ツバサやクロウのように本作の
本筋へと密接に関係してる作品以外は出してくれるのかなと期待してるんですけども。
まぁ、合法ドラッグのは正直無理に入れてる感が強かったですし、昴流くんのも微妙に無理矢理感があったりと、結局
よくよく考えれば無理に他作品のネタを出す必要は無いので、それならいっその事出さない方がいいのかなとも思ったり。
あ、でもアレですよね、他作品のネタはまだしも、前回の嘘を吐く女が事故に遭う直前にひまわりと遭遇する四月一日、
アニメ版ではひまわりとの遭遇はありませんでしたが、原作通り「ひまわりと会った事が原因で事故現場に立ち会った」
という一連の下り、こういうのは入れておいた方がイイですよね、原作通りひまわりに何かしら意味を持たせるなら。
今回はホント良い感じでした、次回の占いは無難に完成度を高めれる展開なので次回も楽しみです。



うたわれるもの   第01話 「招かれざるもの」
(C)2006 AQUAPLUS/うたわれるもの製作委員会

結構面白かったです、落ち目のLeafが久々に良作を発売した、と当時言われてただけあって安定して面白いなーと。
まぁ安定してるとか言い出せば誰彼も個人的には結構安定してたものの、最後まで「無難に安定」でイってしまったので、
本作も中盤〜終盤にかけての展開次第では評価が変わるかもしれませんが、この一話の時点での印象は良好。
何より作画が非常に綺麗だったのが好印象、背景の良い意味での空気感も丁寧に表現されていたのがちょっと凄いなと、
しかもエルルゥだけやけに気合入った作画だったのも、エロゲーの主役は女性キャラという事を考えれば正しいかなと。
てかハクオロがカッチョ良かったです、まさかの小山さんでただでさえ渋かったのに、ヌワンギにエルルゥとの事で
絡まれた際「関係は十分にある。その子は自分の恩人であり…家族だ」とか男前にも程がある。
恩人までは分かりますが、記憶が無いのにそんないきなり「家族」とか言えるハクオロは良い意味で凄いなと。
展開的には次回から物語が動き出しそうなのでまだ何とも言えませんが、今回特に気になったのはテオロの言葉。
自分らは耳が長くフサフサだったり尻尾が付いてたりするのに、仮面を被ってるハクオロの事を「変」と呼称するテオロ。
この発言でふと思ったんですが、確かに耳やら尻尾やらはこの世界では普通の事、或いはこの地方だと普通の事なんだと
思いますけど、「自分達とは違う」雰囲気や外装の人を相手に「変」とか「変わってる」とか言うのは、常識で考えれば
失礼ですよね、逆にハクオロから見れば、記憶が無いとはいえエルルゥの尻尾を不思議がってたので、むしろハクオロには
エルルゥ達こそ変に見えてるかもしれないのに、自分達の尺度でハクオロを変というテオロは冷静に考えれば酷いなと。
というか、そもそもハクオロが記憶喪失なんて描写は無かった気がするので、勝手に記憶喪失にしてる俺も非道ですか。
ハクオロの正体はゲーム未プレイなので分かりませんが、所謂敵の存在だとか敵の秘密兵器だとか、そういうの以外なら
何でも構わないかなと、やけにエルルゥがハクオロに赤面してるので、とりあえず平和な描写が見れれば一応満足。



.hack//Roots   第01話 「Welcome to“The World”」
(C).hack Conglomarate

見切り、映像的には綺麗ですし以前放送されていた.hackを見ていなくても分かる内容で、挙句にネトゲの中の世界を
物語にしているというのは面白いんですが、謎の無い物語で面白く作るというのは確かに難しいでしょうけども、露骨に
序盤から「ソレっぽい会話」が多かったので、個人的にその時点でちょっと微妙に感じ、そのまま何となく視聴終了、と。
街中でPKの話を普通にして、その会話を聞いた主人公が「なんだ…このネトゲ…」と呆れてたり、良い意味でネトゲを
面白く描写してるのは良かったんですが、少なくとも個人的に楽しめたのはそれぐらいで、前半終了時点で見切りました。



エア・ギア   第01話 「Trick:1」
(C)大暮雅人・講談社/マーベラスエンターテイメント・エイベックス・エンタテイメント・東映アニメーション

天上天下の時もそうだったんですが、とりえず作画が綺麗なのが良いですよね、第一話から作画が綺麗なのは当然だとか
そういうのを抜きに、単純に元の絵の関係上、余程崩れない限りは普通以上に安定した作画になるのが何よりも良いなと。
逆に悪い面としては相変わらず大暮さんの作品は女性キャラ主体でまた無駄に胸がデカく、失礼ながら絵の安定度とは
裏腹に内容の方は悪い意味で低レベルな位置に留まってしまってるなーと、淡白なだけで終わってるしまってる印象。
挙句に天上天下はやけに豪華なキャストで固めて演技面で安定してたのに対し、今回は主人公の鎌苅さんが、この方の
声と演技は初めて聞いたので他の役とは比較出来ないのでアレなんですが、ちょっとコレはまた酷いのを持ってきたなと。
迂闊に周囲に上手い方が配役されてるだけに余計厳しいモノを感じました、失礼ながらまず役になりきれてないなーと。
えー、そういうわけで作画の良さとは裏腹に見続けるかどうかは微妙なトコロです、三話ぐらいまで見てから決める予定。



Soul Link   第01話 「ENCOUNTER -出会い-」
(C)Omegavision,inc./Soul Link Media Project 2006

久々に「いかにもエロゲー原作のアニメ」という内容だったので、そういう意味では別に悪くないんですが、逆にそのまま
エロゲーのエロだけ抜いてアニメ化してしまってる、という印象が強すぎたのが問題かなーと、終始微妙なだけでしたし。
女性陣の演技が微妙で、エロゲーにありがちな脇役の男だけ妙に声優に金がかかってる、この二点は良くも悪くも
らしい印象を受けるので良かったんですが、OPのクオリティがやけに低く、無意味に胸ばかり強調したカメラ割りなど、
内容的には単純に微妙でした、子安さんと若本さんが出ておられるおかげで当分見続けるつもりですが…、という印象。
まぁ、このままのノリでいくようなら三話ぐらいで見切る予定、とりあえずキャラに魅力が無さすぎるのも厳しいなと。



ZEGAPAIN   第01話 「エンタングル」
(C)サンライズ・プロジェクトゼーガ・テレビ東京

見切り、大体7分ぐらい見たところで観賞終了、失礼を承知で言わせて頂くと主人公とヒロインの声優さん、コレに関しては
酷いどころの騒ぎじゃないなと思いました、ほんま失礼な話で申し訳ないんですが、あまりに酷かったなーと。
内容的にはまだ物語が動く前に見るのを辞めたので何とも言えないんですが、しつこくも失礼ながら演技が酷かったなと。



ひぐらしのなく頃に   第01話 「鬼隠し編 其の壱 ハジマリ」
(C)2006竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会・創通エージェンシー

見切り、最初サブタイ見た時レベルEの「ハマジリ」かと思ったんですが無難にハジマリだったので少々残念なトコロ。
確か原作は月姫同様同人で人気の出たエロゲーなんでしたっけ?それぐらい調べて感想書けという気もしますが。
開幕早々撲殺シーンが流れたり、音響監督が郷田さんで「お」と思わせてくれ、音楽を川井さんが担当されていて意外に
良作かもしれないと思い、挙句にOP曲をいつの間にか「宮」から平仮名の「みや」に改名していた島みや えい子さんが
担当されてる時点でかなり惹きこまれた導入だったんですが、個人的には本編開始と同時に一気に冷めてしまったなと。
Kanonがヒットした頃…言葉は悪いですが大量生産された「ありえない口癖や言動のキャラ」を色濃く受け継いでいたのが
まず個人的には厳しい限りでした、ヒロインが「かな?」という言葉を二回繰り返したり、失礼ながら頭の弱そうな言動が
目立ったり、久々に悪い意味で見てられなくなってしまったなーと、冒頭にわざわざ撲殺シーンを持ってくる辺り、
エロゲーにありがちな「実は深い設定があってかなり黒く暗い物語」だと思うので興味はあるんですが、まぁ、微妙やなと。
ヒロインがゴミ山の奥へ行くのを見て「さすが田舎育ち…敵わん…」と主人公が発言した直後、ヒロインの事をそんな風に
感じた自分はゴミ山の上に寝転がるという行動に出たのは中々面白かったんですが、個人的にはソコで打ち止め。



いぬかみっ!   第01話 「はだかでドンマイっ!」
(C)有沢まみず・メディアワークス/犬神使い派遣教会

多分そのうち見切る気が、見終わって唯一出てきた感想が「作画は綺麗やったな」の時点で個人的には見切り候補筆頭。
良い意味で如何にもライトノベルと呼ばれるタイプの内容だったとは思うんですが、個人的に主要キャラに魅力を感じず、
展開は悪い意味であかほりさん的な要素を含んでたのがダレる要素かなと、堀江さんの演技が相変わらずなのはまぁ。
恐らく無難に安定した作品だとは思うものの、少なくとも個人的には合いませんでした。
90年代の中頃〜後半にかけての雰囲気を押し出していたのはむしろ好印象だったものの、やはり主要キャラに魅力を
感じられなかったのが厳しい限りでした、男のみを全裸にしたりと、昨今の風潮を無視する展開は正直熱かったんですが。
というか実は見切るつもりだったんですが、公式サイトを見たところヨーダがレギュラーで出るようなので、ファンとしては
見切るに見切れなくなったというのが本音というか、ヨーダキャラが出て以降も面白くなかったり、ヨーダキャラの為だけに
見続ける程の面白さを感じれなくなったら見切る予定、てか三話までには間違いなく見切ってそう。



プリンセス・プリンセス   第01話 「男子校のプリンセス」
(C)つだみきよ・新書館/姫後援会

今期の数ある新番組の中で、事前にアニメ雑誌等で紹介されていた中で唯一楽しみにしていたのが本作なんですけども、
実際見てみての感想としては「予想より面白かったけど個人的な趣味とは微妙にズれてた」という感じです。
キャラデザが中島さんで脚本とシリーズ構成を面出さんが担当されているという時点で安定してますし、何より自分自身が
男でありながら腐女子思考の俺としては、やはり本作やマ王、マイネリーベのように男キャラ主体の作品の方が好きですし
見てても楽しいので、そういう理由から本作は非常に楽しみにしていたわけなんですけども、何と言うか…ほら、確かに
女が一切登場しなかったのは良かったものの、中島さんの描かれる絵って「カッコイイ男」ではないじゃないですか。
で、肝心のキャラ自体もカッコイイ系のキャラが一人もおらず、悪い意味で少女漫画特有の「男を見て女と見間違える」
「男を見て頬を朱に染める男子生徒の群れ」この辺りが個人的には残念だったかなーと。
見てる分には面白いですし実際笑えたんですが、前述のマ王やマイネリーベのような雰囲気の男キャラが好きなので、
そういうのを期待しすぎてたので、内容的には面白いけど個人的には少々期待外れだった、というのが正直な感想かなと。
趣味的に期待外れだっただけで面白いのは面白いので視聴自体は継続します、作画も半端じゃなく綺麗で好印象ですし。
てかアレです、「新番組で唯一期待」とは言っても、女神さまの二期やCLAMP久々のヒット作のXXXHOLiCは除いて、で。
それで感想の方なんですけども、概ね主要キャラの声も合っていて、特に四方谷の朴さんなんかは、少なくも個人的に
今まで見てきた朴さんキャラの中では鋼の錬金術師のエド以来久々のハマり役なんじゃないかなーと思ってます。
ほら、幸か不幸かエド以降はエド系のキャラで声もエドのまんま、という事が多かったので、ソレも含めて四方谷は良好。
ただ河野の福山さんも結構ハマってるものの、美琴の柿原さんが、失礼ながら演技面でまず格差が出てしまってるなと。
ホント失礼を承知で申し上げれば、当然出番の多くなるメイン級のキャラだけは知名度を抜きに演技的に安定してる人を
起用してもらいたいなと思いました、迂闊に他の二人がハマってるだけに余計違和感が。
他には坂本、こういうショタ系…の顔には見えませんが、まぁ扱い的にはショタ系キャラじゃないですか、その坂本、
普通こういうタイプって「〜君」という風に他者を「君」付けで呼ぶのに、転校生で初対面にも関わらず河野に余裕の
呼び捨てだったのは中々感心しました、常識で考えれば礼儀知らずでアレなんですが、珍しいキャラを持ってきたなと。
展開的には少女漫画でありながら「姫」という設定を盛り込んで男に媚びてるとしか思えないモノがあったりと、
色んな意味で面白い設定で今後が楽しみなんですけども、とりあえず生徒会に期待、いくらなんでも悪そうな顔しすぎ。



ストロベリー・パニック   第01話 「櫻の丘」
(C)公野櫻子・メディアワークス/いちご舎

見切り、主人公が銀髪にデコちゅーされたトコまで見て観賞終了、個人的にはあまりにも合いませんでした。
まぁ失礼を承知で言えば、相変わらず悪い意味でG'sマガジン原作モノらしい設定と流れだったうえに、何よりも冒頭の
5分前後は、ホントあまりにも展開が寒いレベルでありがちなモノだったので、この一話すら最後まで見る気にならず、と。
その後の展開を見てないので何とも言えませんが、マリア様の劣化版と言って差し支えない雰囲気だったのも減点対象。



吉永さん家のガーゴイル   第01話 「吉永さん家の石ッころ」
(C)田口仙年堂/PUBLISHED BY ENETERBRAIN,INC./御色町商店街

微妙、内容的には面白くないわけではないが継続して見る程の楽しさは感じられなかった、というのが第一印象です。
一話から面白い作品というのもそう無いので今後の展開次第ですが、とりあえず初回の感想としては無難な感じやなと。
相変わらず若本さんがイイ味出してたものの、音速丸やちよ父と違いガーゴイル自体のキャラは然して奇天烈な言動を
取るわけではないので「変わったキャラ」という位置付けに留まってるのが勿体無いトコロかな、と。
若本さんが出ておられるので当分は見続けますけども、今のところいつ見切るか分からない作品という状態。
内容の感想としてはエイバリー少尉が良い感じでした、展開が良いというわけではなく、名前に「少尉」が付いてたり、
流石に少尉らしく一人称が「自分」な辺りが渋い盲導犬やなと、むしろキャラ的にはガーゴイル以上に熱かったです。



しにがみのバラッド。   第01話 「きみのこえ。」
(C)ハセガワケイスケ/メディアワークス・ポニーキャニオン

見切り、個人的にはそんなに悪くないと思うんですが、まず内容以前に演技的に見ててキツイなーという印象でした。
物静かなタイプのキャラとはいえ、正直モモが大根極まりないのがキツイなと、失礼な事書いてアレですけども。
オムニバス形式で今回の主役は小学5年生、全体的に小学生らしい描写になってるのは良い感じでした。
公太が遊んでくれないだけでキれるものの、久々にサッカーの試合に来てくれる事になると本気で喜ぶ友達が居たり、
その公太と麻依のお互いの気持ちとしては恋愛感情の有無を別にソレっぽい描写になってなかったりと。
ただ逆に、冒頭で公太が麻依と帰ろうとすると「ひゅーひゅー」だの「今日はどこデート行くんだ?」だのと野次を飛ばす
クラスメイトが居たのだけが違和感があり残念でした、違和感というか、コレも学校によって違うかもしれませんが。
俺の場合も、状況は違うものの丁度小学5年生の時に全く趣味が、漫画みたいな話ですが違うのはお互いの性別ぐらいで
何から何まで似通った女子の友達が出来て、文字通り毎日一緒に帰ってお互いの家を行き来して遊び、コレまた
漫画みたいな話なんですがお互い全く恋愛感情は無く、今でも「異性で一番仲のイイ友人」という位置付けのまま
連絡を取り合ってるんですが、公太達と違い、そんな風に毎日一緒に下校したり遊んでたりしたのに、そういう風な、
「お前ら付き合ってんねやろ」といった野次は一切来なかったですし、たまたま俺が当時通っていた小学校が
平和なだけだったのかもしれませんが、恋愛ネタは何一つ発生しなかったので、このクラスメイトは違和感あるなーと。
むしろ、こういう野次を飛ばすのは高校生ぐらいから、という印象があります、しつこくも学校によるでしょうが。
えー他だと、描写から察するに恐らくぜん息だろうと思われる麻依、まさか公太が一日放置しただけで死ぬ展開になるとは
思いませんでしたが、確かぜん息って埃を吸ってしまうと既にアウトなんですよね、アウトというか、麻依がしていたように
思いっきり咳き込んでかなりヤバイ状態に、そんな麻依が神社の境内で、しかも神社の下の部分で猫の世話とか、
この辺りの描写がいくらなんでも甘すぎるんじゃないかなと思いました、猫の為とか以前にソレは無いやろうと。
個人的には悪くないとか言いつつも文句ばかり書いてますが、全体的な雰囲気が良かったです、描写と演技に問題が。



REC   第01話 「ローマの休日」
(C)花見沢Q太郎/小学館・「REC」製作委員会

見切り、正直コレは無いやろうと久々に思いました、色んな意味で根性あるなと、久々に棒読みを思い知った。
しつこくも色んな意味で度肝を抜かれましたが、15分というのはある意味良い感じですよね、俺なんかは初回で
見切る事にしましたが、内容の良し悪しを問わず「15分なら今後も見るか」と思える、お手軽に見れる時間ですし。
ただ、その15分ですら持たなかったという事を考えるとあまり意味が無かったような気がせんでもないですが。



びんちょうタン   第01話 「春のお目ざめびん」
(C)江草天仁・Alchemist/「びんちょうタン」製作委員会

見切り、少なくとも一話の内容だけだと環境ビデオみたいな描写と映像だったので、見続けるタイプではないかなと。
頭に備長炭乗せてるのは確かに渋いですし、上記右端のキャプの様な背景がいきなり出てくるのは熱いんですが、
いくら15分とはいえ終始和みすぎなムードが漂っていたので、個人的には合いませんでした、別に悪くはないんですが。



半分の月がのぼる空   第01話 「亜希子さんと少女と芥川龍之介」
(C)橋本紡/メディアワークス・ポニーキャニオン

悪くは無いものの一話のみの印象だとやや微妙という感じでした、どこがどうというより万遍無く微妙感が漂う印象。
音楽を光宗さんが担当されてるものの今イチだったり、OPの出来が良くて久々にOP映像だけで「面白そう」と十分に
期待出来るだけの良さを最初から発揮していた割りには、肝心の本編は個人的に今イチのめり込めなかったかなと。
裕一自体にコレといった個性が無かったのは別に構わないんですが、ヒロインの里香が最悪というか。
死ぬ可能性が高い状況、という設定のおかげで我侭な性格にも多少は目を瞑れますし、普通に裕一と会話してる時は、
それこそ普通に裕一と同年代の女子という印象なものの、初対面時、裕一に本を借りてきてもらう際、確かにまず、
「絶対借りてこないで」と断っていたものの、裕一が間違えてその本を借りてくると激しく罵って再度借りに行かせる。
で、ちゃんと借りてきたら感謝の言葉は無く完全無視、他人の前で咳き込む程酷い状況になってるのにその点に関しても
ガン無視、翌日以降仲良くなったかと思いきや、ラストで山へ連れて行ってくれた際、裕一の父親が酒のせいで死亡した、
という話を聞くと「だから同情して連れてきてくれたんだね…」と平気で発言するとか、ちょっといくらなんでもナメすぎ。
我侭という以前に、あまりにも最低限の配慮や無意識下で行ってしまう他人への気遣い、既にそういったレベルの
世間一般でいうところの常識が無いのが、ちょっと見てて酷いなーと、また失礼ながら高橋さんの声が薄くて余計印象が。
wowowらしい作品と言えば確かにそうなんですけども、昨今ここまで嫌われる要素の多いヒロインも珍しいなと思いました。
次回以降どうなるか分かりませんが、このままのゆるいノリで、里香も現状を維持するようなら三話か四話で見切る予定。



半分の月がのぼる空   第02話 「多田コレクションの相続」
(C)橋本紡/メディアワークス・ポニーキャニオン

見切り、裕一の病室に友人が訪ねてきて一緒にエロ本見てるトコを里香に発見された、そこまで見て見切る事に。
内容が普通すぎるうえ、前回の里香の言動が一つ一つ無駄に気に入らないというのも見続ける気になれなかった要素では
あるものの、やっぱりこういう良い意味での空気感が流れる作品は、個人的にはどうしても合わないなと思いました。
前期で言えばARIAもそうだったんですが、正直内容の良し悪し以前に、何故か見てて眠くなるので単純に持たないなと。
本作に関してはARIAと違い、第一話の時点で「恐らく見切るだろうな」と思ってたのである意味妥当な内容でしたが。



Fate/stay night   第01話 「始まりの日」
(C)TYPE-MOON/Fate Project

友人にFate…というよりもTYPE-MOONのファンの方が居るのであまり下手な事は書けないんですが、正直第一話の
印象だけで言えばひたすら微妙だったなーと、終始淡々とした内容のまま終わってしまったというか。
OP曲が神がかってるなと思ったら編曲を川井さんが担当しておられて、本編の音楽も川井さんが担当されていたのは
非常に喜ばしいものの、ラストの、ビルの上でアーチャー達が会話していた時の曲以外はらしくなくて拍子抜けだったり、
主人公の住む家が、だだっ広い武家屋敷で離れには土蔵、そして家の中には掛け軸をかけてあったりと、開幕そうそうに
ちょwwwwwwwwwおまwwwwwwwwwナニこのYU-NOの龍蔵寺邸wwwwwwwwwだったり。
ゲーム版をプレイされてる方がどういう感想を抱くのかは分かりませんが、少なくともゲーム未プレイだと、世界観や設定が
どうとか以前に、見ていてあまり面白いと思える箇所が無かったのが問題かなと、構成の悪さが浮き彫りになってる印象。
一番面白かったのが、通りをパトカーが通ってるのを見て「なんなんでしょう…先輩…」と不安がる桜に対して、
「分からん」とか渋い回答を返す主人公ですからね、この瞬間だけは久々に素晴らしい返しを聞けたと感動したんですが。
後は…内容とは関係無いものの伊藤さんが頑張ってますよね、久々に面白い返しを聞けたのと同様、久々に若い声の
伊藤さんが聞けた事に関しては非常に良かったです、ノリも良かったので、中々良いキャスティングしてるなと。
そんな感じで個人的には微妙でした、二話以降面白くなる事を期待しますが、このままのノリなら四話前後で見切る予定。



Fate/stay night   第02話 「運命の夜」
(C)TYPE-MOON/Fate Project

一話同様微妙、てかマジでこのままのノリが続くようなら三話か四話でいい加減見切る予定。
先日、一話を見た後に友人宅で体験版の冒頭を一部分見せてもらった限りの印象だと、正直普通に面白くてゲーム版を
プレイしても良いなと思えた事を考えると、各所でも言われてるようにアニメ版は素で酷い出来なんやな、と。
凛の会話が全体的に「会話」というより「説明的」だったり、TYPE-MOONの雰囲気やクセを考えると、例えば○○に行く、
とかにもきちんとした理由があるでしょうに尺の関係か一気に省いてるせいで行動の節々に疑問を感じたり、
全体的に展開を急ぎすぎてるせいで終始ダラダラしてる印象、という風にしか思えませんでした。
勿論面白いと思われる方も居るでしょうし、神奈さんが担当されていたおかげでランサー登場後は熱かったりと、
悪くない面もあるだけに色んな意味で構成や脚本のミスが目立つなーと、てか何故か校舎内に逃げる主人公に違和感。
あとコレは個人的な感想なんですけど、ゲーム版をプレイしてないくせにこんな事を書くのは非常に恐縮なんですが、
正直声が合ってないと感じるキャラが多いんですよね、特に凛なんかは目立ってるだけに余計変な印象を。
士朗に関しては顔と比較すれば声は無難に合ってるかもしれませんが、他の作品で杉山さんが担当されてるキャラ同様、
相変わらず悪い意味でのクセがあるので少々聞き辛かったりと、個人的には一話同様悪い印象が強かったです。
特にゲームの、体験版の冒頭だけでもそちらの出来が良かっただけに余計悪く思えてしまうなと。
ところで主人公である士朗のクラスは2-C、本編には全然関係無いんですけど、どういった作品でも何故か主人公は
C組という事が多いですよね、コレ何故なんでしょうね、確かにAやBは変な感じなので無難にCというのは分かりますが。



Fate/stay night   第03話 「開幕」
(C)TYPE-MOON/Fate Project

微妙、というよりもここまで全編通して終始説明に徹するセリフが流れると、何をやりたいのかが分かり辛いだけな気が。
内容的に気になる箇所はあったものの、今回最も気になったのはやはりセイバーの「見えない剣」でしょうか。
士朗は「見えない剣…?」と言ってましたけど、俺の目が悪いのか映像が悪いのか、そもそもセイバーが攻撃を仕掛けると
ランサーの槍に直撃して火花が散ったり一瞬しか映らなかったりで、まず武器を持ってるかどうかが認識出来なかったり。
かと思いきやアーチャー戦だと時折光の加減か、敢えて描写してるのか稀に表示される見えないはずのセイバーの剣。
とは言うものの、普段も常に見えない状態のままだと映像的に映えないので問題なのは確かなんですが、そもそもコレ、
ゲームを未プレイながら、少なくともセイバーに関して言えばアニメには絶対向かない設定ですよね。
実際どんな描写をされていたのかは知りませんが、マジで再現するなら見えないままにする必要がある、けどそれだと、
映像的には手ぶらなのに「剣を持ってるっぽいポーズをしてる」という事で不謹慎ながら間抜けに見えますし、
何より映像的にどれだけ熱い戦いが繰り広げられていても映えないので、根本的に盛り上がりに欠けるなと。
あとコレは個人的な事ですが、川澄さんのセイバーは今イチ馴染んでおらず、怒声のシーンも無理に叫んで聞こえたり。
セイバーに関してはそんな感じでした、まずアニメの見せ方や構成が悪いというのもありますけど、何より説明が多すぎ。
士朗は士朗で「女の子が武器なんか振り回すもんじゃない!怪我をしてるなら尚更だ!」と早速差別発言にしか聞こえない
セリフを放ったり、マスターである人間を殺すのは反対してるくせにサーバントを倒せば大丈夫、と聞いて安心したり、
差別はするわ偽善者バリバリやわと、近年稀に見る腹黒い勘違い野郎で熱かったのはある意味面白かったですが。
他は…初回から気になってる事なんですが、何となく運命のタロットに似てる部分が多いですよね、どこがどうというより、
全体的に「明らかに読んだ事あるやろ」という感じの描写や設定が多いなと、別に悪くは無いんですが、少なくとも
個人的に似てると思った以上どうしても比較してしまうので、そういう意味でも今のところ微妙やなと、恐らく次回で見切り。



Fate/stay night   第04話 「最強の敵」
(C)TYPE-MOON/Fate Project

見切り、前半パート終了までは見たんですけど、気付けば他の作業しながら流し見するぐらいどうでもよくなってたので、
まぁもぅ見切ってもうてもええかなーと、ファンの方には申し訳ないですがはっきり言って全然面白く無いですし。
以前友人宅で体験版の冒頭を見せて頂いた限りだと普通に面白かったので、アニメ版は見切ってもゲームの方は普通に
興味があるんですが、アニメの方はあまりにも構成と演出が悪すぎるというか、色んな意味で盛り上がらないのも微妙。
あと個人的な事なんですが、冒頭で挿入される前話の回想、回想終了後、最後に若干物語が進むわけですけども、
正直前回分の回想だけ流して普通にOP、OP終了後本編が進む、の方が見てる分には助かるなと思いました。
あまりにも個人的な理由でアレなんですが、OPは基本的に一度見た後は早送りなので、新規部分の為に回想分から
確認するのは面倒、という理由で、しつこくもあまりに個人的な理由なので恐縮なんですが。
せめて浅川さんのライダーが出るまでは見ようかとも思ったものの、あまりにも微妙すぎたので今回で見切る事に。



鍵姫物語 永久アリス輪舞曲   第01話 「A Rabbit-Hole」
(C)2006 介錯/鍵姫物語製作委員会

まぁ、正直子安さんが出てなければ見切り確定だったんですが、最後の最後で喋った関係上二話も見る事に。
ただ内容は、失礼を承知で言えば面白くないうえに子安さんも普通の役なので二話を見たら切る予定。
というか個人的には介錯さんが原作を担当されている作品ってあまり好きになれないんですよね。
単純に趣味が合わないんだと思いますが、以前ASUKAで連載されていた作品も、文字通り気付けば終わっていたりと、
どうも介錯さんは「初期設定と最初の数話だけ面白くて以降はグダグダのまま終わる」という印象が強いです。
気になった事としては、相変わらず女キャラが多くて無駄に爆乳だった事よりも、むしろ主要キャラの声優陣、
また苦言を呈すようでアレなんですけども、正直ここまでレベルの低い声優さんで固めてる作品も珍しいなと。
例えば去年放送の涼風も声優の演技力に関しては色んな意味で笑わせてもらえるものがありましたが、あちらは中盤以降
格段に上手くなりましたし、何より、あまり良くない事だとは思うんですが笑えるという意味で面白さのある下手さだった、
ソレに対して本作は失笑レベルの下手さなので…てか読み返したらあまりにも失礼な事書いてて申し訳無い限りですが、
ちょっと厳しいモノがあるなと思いました、作画も一話からこの崩れ具合だと先行きが不安ですし。
恐らく二話で見切ると思うので簡素な感想ではあるもののそんな感じで、個人的には終始微妙感が漂ってました。



鍵姫物語 永久アリス輪舞曲   第02話 「Tears」
(C)2006 介錯/鍵姫物語製作委員会

見切り、元々初回が微妙すぎたので切るつもりで二話を見たわけですけど、悪い意味で安定してたので切る事に。
微妙さという意味では実に介錯さんが原作を担当されてる印象はあったものの、悪い部分だけ安定されても困るトコロ。



かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜   第01話 「少年はその日変わった」
(C)あかほりさとる・桂遊生丸・メディアワークス/かしまし製作委員会

見切り、前半10分ぐらいしか見てないので面白くないと勝手に決め付けるのもアレなんですが、基本的に絵があまり
好みのタイプではなくまた萌えアニメ、個人的な趣味で恐縮ではあるもののメイン勢の声優陣が正直好きではない、
ソコへ来て誰とは言いませんが主人公の友人役の方がまた同じ声に同じ演技だったのでもぅ見切る事に。
悪い意味であかほりさんらしい作品でした、浅野さんや田村さんが珍しい役柄を担当されてたのは良かったんですが。



陰からマモル!   第01話 「まもり続けて四百年」
(C)阿智太郎/メディアファクトリー・陰マモ!製作委員会

見切り、前半15分しか見てないので後半面白くなるのかもしれませんが、久々に見ててキツかったので見切る事に。
作画も微妙でキャラも微妙と、微妙でもせめて今期一番微妙なLEMON ANGEL PROJECTみたいに絵が異常に良い、
そういう特徴でもあれば一話ぐらい最後まで見ようかなという気になるんですけども、あまりに微妙すぎたので終了。



LEMON ANGEL PROJECT   第01話 「夢から覚めた天使」
(C)2005 AMGエンタテインメント/れもんふぁーむ

見切り、歌唱力は別としてOPが90年代アニメの王道をいく感じで掴みは良かったり、キャラの顔にもよるものの
基本的に女性キャラもカッコ良く見える絵だったりと、パっと見の印象は結構良かったんですけど、肝心の中身が無いうえに
ここまで酷い声優陣も珍しいというか、この演技力でデビュー出来るとかほんま世の中楽になってしまったなと。
子安さんが出てたので二話ぐらい見ようかとも思ったんですが流石にキツすぎたので見切る事に、演技力さえあれば。



蟲師   第01話 「緑の座」
(C)漆原友紀/講談社・『蟲師』製作委員会

見切り、というか実は前半10分ぐらいしか見てないので後半一気に盛り返す、とかだったらファンの方すいません。
設定だけ見てると面白くなりそうな気はするものの、ギンコの声やってる人が声優ではなく俳優?の人のせいで、
「声優じゃない人」独特の下手さが無いのは助かるものの、それでも感情を込めて喋るシーンや若干長いセリフだと
悪い意味で相変わらずの変さが滲み出てるので、まず声…というか演技の時点で個人的にはアウトかなーと。
テンポの早い作品でないというのはOPを見れば分かるんですが、緩やかに描写している、というよりも、少なくとも
前半を見る限りだと「無駄に時間が流れていく」というタイプの詰まらなさを感じました、期待してただけに残念。



クラスターエッジ   第01話 「アゲートという名の少年」
(C)サンライズ・バンダイビジュアル

キャラデザを菱沼さんが担当されておられるという事で、相変わらずベリルが目つきの鋭いヒイロにしか見えない、
といった、本来なら減点対象になるはずの点が、むしろ好印象へ転じるというのはやはり個々様々で。
ベリルがカッチョ良く、意外にクール系のキャラを福山さんがやっても過度の違和感を感じない、というのは中々
良い感じでした、顔や目つき的に、やはりヒイロやオルバを見てきた者としては露骨にカッコイイ声を演ててほしい、
という希望はあるものの、そこまで悪くは無かった、というのは純粋に凄い事だなと、やはり先人達に比べれば
単純に「声」の部分でのカッコ良さが感じられなかったり、喋り方がカッコ良くないという点はあるものの、
その辺りは今後に期待という事で、失礼な話ですが喋らなければひたすらカッコイイですし。
で、むしろ主人公のアゲートが個人的にキツすぎました、下野さんってラーゼフォンの綾人でしたっけ、TV版劇場版共に
未見で綾人の声はSRWのMXで聞いた程度なんですが、正直ラーゼフォンの時点でも中々ネット上に書く事は出来ない
レベルだったのに、更に演技の質も実力も落ちてるような気がしました、というか聞いてて素でキツイ。
他は…まぁ、キャラデザが菱沼さんでベリルがカッコイイ、という理由で二話目以降も視聴は確定だったので特に
良し悪しで感じた事は無かったんですが、強いて言えば一話はあまりにも感じる箇所が無さ過ぎたかなーと。
どういった作品でもそうですけど、面白いとも面白くないとも感じないのが一番視聴者には印象悪いので、今後どういう
展開になるのかは別に…というか、この一話は別に放送する必要無かった気が、次回からが本編っぽいですし。
まぁ、そんな感じで、良くも悪くも印象に残る箇所が無く、ベリルがカッチョ良かったなと、このままなら見切ります。
ただ、やっぱり菱沼さんがキャラデザという事と、久々に男キャラ満載のアニメという事で個人的には見たいトコロ。



クラスターエッジ   第02話 「ベリルの剣」
(C)サンライズ・バンダイビジュアル

キャラデザが菱沼さん、ベリルの顔がカッチョイイ、それだけで見続ける事にはしたものの、あまりに面白くないので
見切るかどうか検討中、今は諸事情で切れないので四話程までは見る事になると思いますけど多分切る。
えー、微妙どころの騒ぎではないので特に感想も無いんですが、アゲートが俺と言った事で驚くフォン、
「特別室を使う生徒が俺だって…?」と不思議がってましたけど、むしろ、特別だからこそ「僕」ではなく「俺」
だと思わないのが凄いですよね、恐らくこの学園での一人称は一律「僕」で統一されてる、とかで驚いたんでしょうけど。
後はアレですか、本作が面白くない理由は脚本にもキャラにも魅力が無いとか色々ありますけど、一番の問題は
構成ですよね、展開のさせ方が、ただでさえ話が面白くないのにあらすじっぽい流れになってるんですよね。
特に今回は要所要所の大事な部分をフォンの語りで進行させてましたし、ベリルが自らの力でケリを付ける為に再び
剣を取る事にした、そこまでは良かったのに元から勝てないのが分かっていたらしく剣を弾かれると簡単に諦めるという
やる気の無さ、アゲートの投げた剣を受け取り勝利、その際何故か右手が動き圧勝する事が出来たと、単純に展開的に
無理があるどころか「何故そうなるのか?」やキャラの心情が全然描かれてないんですよね。
そんな時に限って新しく登場するフォンはただのウザイ男だったりで、全体的に…何もかもがミスってる印象。



アニマル横町   第01話 「どき☆どき 新しいお友達の巻」 第02話 「どき☆どき 扉を開くの巻」
(C)前川 涼/集英社・テレビ東京・電通・「アニマル横町」製作委員会

実はりぼん掲載作品の中で、おおさか けい作品が掲載されてない時はアニ横が一番好きという変わり種の俺なんですが、
アニメになっても結構良い感じだったかと思います、例えば漫画だとふきだしやコマの大きさで勢いを表現するのに
対して、そういう技の使えないアニメだとケンタが余計薄いキャラに、とかの欠点はありますが普通に面白かったです。
声の方は、あみちゃんは流石に無難な印象を受けました、高い声を出すと多少川澄さんっぽく聞こえるものの、
別にソレは欠点ではないですし、ツッコミ等の勢いも漫画と比較して衰えてないので合ってるのも含めて良いレベルかと。
イヨは微妙に声が高い…いや、イヨはもっと高くてもイイんですが何かが微妙に違う印象、無難と言えば無難ですが。
ケンタは流石に酷いとか書くと申し訳ないのでアレですが、まぁ…失笑するしかない、みたいな印象、てかサラウンド状態。
イッサが一番合ってるかなと、スローテンポな喋り方もイッサらしくて良い感じですし。
勿論、人間には「慣れ」というモノがあるので、合ってないと感じたキャラも今後どういう印象に転じるかは全く
分かりませんし、くーちゃんみたいに良くも悪くも声を想像し辛いキャラも居るわけなので、色んな意味で今後に期待。
えー、というかアレです、面白かったんですけど、逆に基本がノリツッコミのテンポで表現されている作品なので、
感想として書く事となると微妙に迷うなという感じです、漫才見て「ココが良かった」とか冷静に書き辛いのと同様。



灼眼のシャナ   第01話 「全ての終わり、一つの始まり」
(C)高橋弥七郎・メディアワークス/『灼眼のシャナ』製作委員会

見切り、面白くないとか悪いというわけではないんですが、どうも、続きが見たいと思えない内容だったかなと。
シャナ自体は結構カッコイイのに、釘宮さんの声質だと決してカッコ良く聞こえませんし、正直あまりハマってるとは
思えないのが難点だった気がします、逆に悠二の方は声こそ無難なもののキャラが薄すぎて印象が何も無かったり、
色んな意味でミスの目立つ点が多かったかなと、敵のデザインが九龍の化人っぽくて中々好印象だったんですが、
それ以外は特に見るべき点も無いという印象を受けました、しつこくも悪いわけではないんですが。
OPがI'veでしたけども、こちらも個人的にはココ数年曲の質が衰退の一途を辿ってるのが残念な限りでした。
逆にEDは良い感じでした、歌も映像も中々カッチョエエなーと、EDの方が群を抜いて良いアニメも珍しいので○。



格闘美神 武龍   第01話 「無敵の看板、背負ってます!」
(C)石川優吾/小学館・テレビ東京・武龍製作委員会

見切り、というか初回からココまで作画崩れてるアニメも珍しいなと、なのに何故か声優は無駄に金かけてたり。
正直記憶に残ったのが「TV東京やのにパンチラOKなんや」という事ぐらいでした、一騎当千の作画悪い版みたいな感じ。
エアマスター並に面白くとは言わないものの、せめて一騎当千のように作画ぐらい綺麗にしてほしかったなと。
独白による物語の進行が妙に多かったのも微妙な感じ、早すぎという印象は無いものの、どうも淡白すぎる気が。
あとは…コナン以外で山崎さんがレギュラー出演してるのを、個人的には初めて聞いたのでソレぐらいでしょうか、
山崎さんのファンなら見る価値あるかな、という感じで、とりあえず鬼規制のTV東京でパンツ見せた勇気に乾杯。



BLOOD+   第01話 「ファーストキス」
(C)2005 Production I.G・Aniplex・MBS・HAKUHODO

個人的には微妙でした、アニメ雑誌等を見た印象だと、まぁ正直無難な印象を抱くタイプじゃないですか。
絵は綺麗でSEED以降は鋼やSEEDの続編と、鋼以外の二作品がアレとはいえ一応TBS安定の時間帯での放送。
加えて小西さんがメインキャストに入っておられるので視聴は確定だったんですが、はっきり言えば微妙やったなーと。
恐らくSEED以降の作品同様、本作も4クールの放送が既に決定してると思うので、話数が多ければ多い程物語の展開は
無理のない速度で描く事が出来る、つまり序盤急ぎすぎる必要が無いので、それで面白いトコまで第一話の時点では
来なかった、とかだと個人的には嬉しいところなんですけども…とりあえず、次回も面白いと思えなければ見切ります。
あ、ただ開幕はやられました、化物か何かに首取られて血がドブァ!と噴き出す兵士、正直鼻水吹いた。
他所のサイト様や掲示板等で「流石に血ぃ出しすぎ」といった意見をよく見かけてたんですが、ここまで勢いよく
噴出してるとは夢にも思わなかったので、ちょっとコレは気合入ってるなと思いました、思い切りすぎ。
ただ個人的な感想を言わせてもらえれば「そこまで血ぃ出てるか?」という感じでした、確かに冒頭の血は吹いたものの、
他の箇所で描かれていた血は大量というわけではないですし、それこそコレぐらいの血なら鋼の錬金術師でも普通に
描写されていたような気がするので、騒ぐ程の事ではないんじゃないかなーと。
まぁ、俺の場合見る前の段階で「ちょっとやりすぎじゃないか?」とかの意見を目にしていて「そこまで凄いのか」と
期待しすぎていた部分が大きかった為に、余計「どの辺りがエグイ?」と感じてしまった、というのはありますけども。
えー………まぁ、前述の様に二話もこのノリと雰囲気で描かれるようなら見切る予定です、てか多分見切るかと。
あ、あと個人的には今回のTV版よりも、未見ではあるものの劇場版の方がキャラデザの方の絵が好きでした。



ARIA The ANIMATION   第01話 「その 素敵な奇跡を…」
(C)2005 天野こずえ/マッグガーデン・ARIAカンパニー

見切り、他所のサイト様の感想を見て周ったところ概ね好評だった本作ですけども、個人的にはあまり面白いと
思えなかったので見切る方向で、丁寧ですし水を基調とした町の風景なんかは非常に良かったと思うんですけど、
単純に…というか、原作未読なんですけど元々癒し系とかそういう系統の印象を、少なくともアニメのこの第一話を
見てる限りは思ったんですが、多分個人的に癒しとかまったりとかそういうのがダメだと思うので、よくよく
考えれば根本的に本作のノリが合わなかったんだろうな、と思いました、しつこくも丁寧だとは思うんですが。
えー、とりあえずアイちゃんが可愛かったです、別にロリコンやないですけど、アイちゃん目当てで当分は見ようかな
と思っていたのも束の間、ラストで国に帰るわ公式見たらオリジナルキャラやったわと、中々別の意味でやられました。



ぱにぽにだっしゅ!   第01話 「寒に帷子 土用に布子」
(C)氷川へきる/スクウェアエニックス・ぱにぽに製作委員会

最初猿の惑星のラスト付近みたいな始まり方をしたので、近年他に類を見ない無駄にハードな作品なのかと思いきや、
もはやどこで笑ってどこで笑ったアカンのか分からんぐらいわけの分からん面白さがありました、スゲーノリと勢い。
レベッカがアニタにしか聞こえないとか、相変わらず雪野さんは上手いものの高校生の声に聞こえないとか、
杉田さんの宇宙人が異様にハマってるとか、声の面でも妙に笑えました、レベッカのアニタはちょっとアレですが。
ハレグゥに近いタイプの面白さがありますよね、個人的にはハレグゥの方が面白いと思うんですが、ハレグゥの中でも
特に妙なノリと勢いが強い部分だけを強調したとでもいうか、「マホ」とか妙に笑えました、マホ。
それでまぁ、妙に笑えて楽しめる、というのは理屈抜きに珍しいですし良い事だと思うものの、逆に感想として
書く事が特に無いんですよね、書く事が無いというか、純粋に感想として書ける事が無いというか。
面白かったので次回以降も見ますし感想もキャプもしますけど、特に書く事無いかも、背景の適当っぷりは笑えた。



ぱにぽにだっしゅ!   第02話 「紅は園生に映えても隠れなし」
(C)氷川へきる/スクウェアエニックス・ぱにぽに製作委員会

いやほんま何と言うか、相変わらずわけわからんアニメでした、妙な面白さはあるんですけど真面目に見ると微妙。
本作は丁度、お菓子食べたりお茶飲みながら適当に見る、というのが一番イイかなと思いました、適当に見るとか真剣に
作ってるスタッフの方々に対して不敬になりますけども、ダラーっとしながら見るのが一番楽しめるんちゃうかな、と。
ところで今回から導入されたOPの歌が良かったです、最近はアニメらしい曲や電波ソングも復活してきましたけど、
久々に「お」と思わせてくれる出来だったとでも言うか、涼風が正統派ならコッチはアニメ的メイン、みたいな。
内容に関しては地味な子ですか、意外にああいうタイプって「地味なのに何故か目立つ」みたいな事が多いので、
そういう意味では新鮮な感じでした、一番前の席で仇名が地味とか間違いなく嫌がらせではありますが。
あとは、職員室でレベッカの横に座っていた赤毛の先生が「覚える気が無いから覚えられないのよ」と名前の事で
アドバイスしていたシーン、アレは結構イイ事言うなと思いました、いきなり真面目なセリフが来てビビりましたが。
実際名前を覚えられないという事は基本的には無いでしょうし、テスト前等で必至に勉強しても覚えられない事柄を
「覚える気が無いから〜」と言われると当て嵌まらない気もしますが、心理的な部分で考えれば上手い事言うなと。



ぱにぽにだっしゅ!   第03話 「病む身より見る目」
(C)氷川へきる/スクウェアエニックス・ぱにぽに製作委員会

微妙、相変わらず「わけの分からん面白さ」というのは確かに感じるんですけど、ノリも勢いもテンポも、全てが
回を追う毎に弱体化してきてるので切るかどうか検討中、五話まで見てもこのままの雰囲気なら切ろうかなと。
オメガこそ今回は抑えられてたものの、ちょっとマホマホ言いすぎですし、ベッキー以外のクラスで新キャラが
出ると、どうも揃って勢いが無いというか、悪く言えばスクールランブルの様に全て裏目に出てる、という感じで。
まぁ、五話まで見るとか書いた手前アレですけども、ちょっと見る気が起きないので四話見て面白くなかったら切ります。



ぱにぽにだっしゅ!   第04話 「晴天をほめるには日没を待て」
(C)氷川へきる/スクウェアエニックス・ぱにぽに製作委員会

録画したまま放置してて見るの忘れてたんですが、やっぱり面白いと感じれなかったので今回で切ります。
今回は作画が良かったり、あまり好ましくは無いですけど妙にエロ系の構図が多かったりと特徴はありましたし、
お泊まり会で全員集合して楽しく過ごす、という情景が描かれていたのは良かったんですが、どうも本作も他の作品と
同じように、後から出てくる新キャラは仕方無いのかもしれませんが魅力が無く、挙句に言動等が悪い意味で寒いので、
折角の雑談系展開が悪い方に作用したという感じでした、変なノリ自体はむしろ良いレベルだったと思うんですが。
というわけでまぁ、五話以降も録画はしてますけど今回で切ります、マホと雪野さんの緑メガネは良かった。



SHUFFLE!   第01話 「神にも悪魔にもなれる男」
(C)Omegavision,inc./SHUFFLE!Media Parthers

見切り、「なんかエロゲーで聞く声ばっかやなー」とか思てたらマジでエロゲー原作ですか、特有の下手さがあるというか。
主人公が杉田さんで好印象だったのと、こういう作品の主人公にしては顔が結構良く性格もわざとらしくない、というのは
良かったです、神王と魔王は声のおかげで安心出来たりと、メガネの男以外は基本的に男キャラ安定でした。
その反面、肝心の女キャラが揃いも揃って今イチなのが微妙すぎました、エロゲーにありがちとか露骨とか、そういう風に
考えればこんなものかもしれませんが、コレ系のアニメ見てて寒いな思たの久しぶりなので個人的にはかなり酷いかと。
ソレにコレは個人的な趣味の問題でしょうけど、根本的にこの絵は全然可愛いとか綺麗とか思えないんですよね。
良く言えば最近流行りの萌え路線の絵なんでしょうけども、正直萌え絵がどうというよりも個性無さすぎて面白くないです。
というわけで見切り、ココ数年WOWOWのアニメ外れしかない気がするので、そろそろWOWOWにも面白いアニメ希望。


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