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□ CLAYMORE 第01話 「大剣」 □ (C)八木教広/集英社・「CLAYMORE」製作委員会 結構面白かったです、よく言われる表現だとは思いますが女版ベルセルクみたいな雰囲気で全体的に良い感じでした。 ガッツと違って最初からクレアが優しさを見せてるのは、個人的にはちょっと残念なところなんですけども、久々に 綺麗な作画で部位切断映像が見れたり、媚びてないカッコイイ女キャラが見れたりで楽しかったです。 ただ惜しむらくは、原作だとどうかは分かりませんが、音声の影響でラキが非常に鬱陶しいというか、目障りな感じです。 例えばパックやイシドロなんかは…まぁ人それぞれ印象は違うでしょうけど、個人的にはそこまで世界観や雰囲気を 崩してるイメージは無いんですよ、それに対してラキは露骨にクレアと雰囲気が違うので、陰陽とか以前に微妙。 † クレアを怖がらないラキ 「お前は…私が怖くないのか?」と質問するクレアに「なんで?俺達と変わらないじゃないか」と明るく答えるラキ。 村人がクレイモアを恐れてる描写を考えれば、誰もがそういう態度に出る世界だからこそラキの普通の態度がクレアには 変に見えたんでしょうけど、こういう展開は、個人的には正直微妙かなーと。 どういう作品でも、多少奇異な設定を持ったキャラ相手に普通に接するキャラが出ると「お前は私が〜」になるので、 単純に見飽きたというのもあるんですが、それ以上に「普通に接する人ぐらいもっと居るだろう」という現実的な理由で 個人的には微妙です、このエピソード内でラキが死ねばまた別ですが、少なくともクレアが砂漠で倒れたラキをわざわざ 宿屋まで運んだのは、やっぱりこの「自分を怖がらなかった」からだと思うので、そう考えるとちょっと微妙かなーと。 後はまぁ、見た目が人間とはいえラキは両親を妖魔に殺されてるので、少しぐらいは怖がるんじゃないか、という。 † 村人は優しいのか鬼なのか この村で最初に殺されたのがラキの両親で、その際に妖魔はザキを取り込んでザキに…化けてるっていう表現でいいのか 分かりませんが、まぁザキになったので、ラキが妖魔になって村人を襲う可能性がある為、ラキを村から追い出す村人達。 実際ラキが既に妖魔になってる可能性、或いはザキが予め種か何かをラキに植えてるので後に妖魔になる可能性、 そういう可能性もあるのでラキを村から追放するのはむしろ当然の流れですけど、コレは色んな意味でどうなんでしょうね。 何せ子供なので殺すのは惨いものの、懸念点を払拭する為にはやはり殺すのが確実なので、優しいとか以前に甘い? † ラキを連れて行くクレア 「俺は、絶対にアンタの事は忘れない…それだけ言いたかった」と言うラキに、料理番として付き添いを許し、口では、 「お前が落ち着きたいと思う街まで」とクレアは言うものの、まぁ無難に今後は一緒に旅をする、でしょうか。 個人的にラキのキャラが、正直好きではないので勘弁してほしい限りなんですが、むしろ何故ラキは付いて行く気に なったんでしょうね、家族が居なくなって、両親の仇を討ってくれたクレアに感謝してるとはいえ、そんなあっさりと 付いていける程の軽さは持ち合わせてないように見えるので、よくよく考えれば簡単に付いていく理由が謎でした。 |
□ CLAYMORE 第02話 「黒の書」 □ (C)八木教広/集英社・「CLAYMORE」製作委員会 とりあえずラキが鬱陶しいです、ガッツにせよクレアにせよ、こういう作品で主役がこういう性格と雰囲気だと、 旅のパートナーになる人物が、やはりパックやラキのような雰囲気のキャラでないと務まらないというか、物語を 動かし辛くなるので、嫌な言い方をすればパックやラキのようなキャラだと楽に物語を動かせるのは分かるんですが、 少なくとも個人的には、特にラキみたいなタイプは見てて鬱陶しいだけなので、もうちょっと何とかならないかなーと。 † クレアのセリフが変 黒の書の中身を見る際「いったいなんで…」と呟くクレア、まだ二話なので簡単に変と決めつけるのは早計ですが、 クレアの場合性格的に「いったい何故…」であって「なんで」は無いような気がするんですが、どうなんでしょうか。 † クレイモアは怖いという設定の統一性 ラキだけ宿屋に泊めるつもりで「必ず戻ってくる」とクレアは言ってましたが、この際…まぁラキを泊めると言ったのは クレアですし、気になるのは当然なので質問するのは普通なんですが、他の村人と違いそれほど恐れた様子でもなく、 「この村にも、妖魔が出たんですかい?」とクレアに質問する主人が、むしろこういう風に、普通に質問する方が 自然だとは思うんですが、世界観の設定として「クレイモアは怖い」という設定になってるようなので、主人ビビれよと。 † 黒の書 自分の限界を知り「人のまま死にたい」と願い殺してほしい相手に黒の書を出す、というのが組織の決まりとの事。 良くも悪くも厳しいですよね、殺される側からすれば、どうせなら最後には仲のイイ相手に頼みたいでしょうけど、 逆に殺す側からすれば、自分が相手を人間のまま殺すのはまだしも、そもそも「殺す」というのがキツイですし。 ただ、そんな過酷な状況下にも関わらず、ただ単に喚き散らしてクレアの邪魔をしてるラキが鬱陶しかったのは事実。 |
□ CLAYMORE 第03話 「まほろばの闇」 □ (C)八木教広/集英社・「CLAYMORE」製作委員会 早くも三話の時点で、アップは相変わらず綺麗なものの通常時の作画が微妙になってきた辺りに不安を感じますが、 個人的に今回は内容の良し悪しよりも「設定面での描写」で気になる箇所が多かったです。 クレアとラキの信頼関係が描かれてたり、妖魔と対面したシド達がガッツを助けに来てゾッドを見たグリフィスと全く同じ 反応でむしろ失笑モノだったり、良くも悪くも良い感じではあったんですが、前述のように設定面での描写が気になり。 † 何をもってしてクレイモアと判断するのか? 一時的に妖力を抑え瞳の色も普通にする薬を飲み一般人になるクレア、当然クレアがクレイモアと気付かない人々。 正直、何を持ってしてこの世界の人々はクレイモアを「クレイモア」と判断してるのかが気になりました。 妖力に関しては、少なくとも一般人にはそんなもの感知出来ないでしょうから判断材料にはならないでしょうし、かといって 瞳の色で判断してるとしたら初回エピソードの「遠目に確認しただけでクレイモアと判断した村人」の存在が謎になる。 それに瞳の色と言っても、シドが言ったように変色させてる可能性、敢えてクレイモアの瞳の色にしてる可能性もあるので ソレだけでクレイモアと判断出来る材料というわけでもないでしょうから、決定的な材料にはならず。 髪の色は多種多様なので判断材料になりませんし、大剣を所持してるかどうかも判断材料にはならないので、クレイモアと 判断する理由が、今回のエピソードを見て非常に疑問を感じました、真面目な話判断材料なんてあるのか?と。 まぁ、嫌な言い方をすれば展開の都合に合わせて、という可能性も十分ありますが。 † シド達は何故クレアを女と判断出来たのか? マントを脱ぎ捨てたクレアを見て「女!?」と驚くシドとガーク、正直、二人は何を見て判断したんでしょうか。 三次元の世界ならまだしも、二次元は顔と髪型で判断するのは不可能ですし、実際クレアは中性的な顔つきなので顔での 判断は厳しく、しかも月明かりを背後にしてるので明確には顔が見えない、で、なら体つきかと言えば、下品な表現に なりますがそんな胸がデカイわけでもないので判断は難しく、しかも真正面から一瞬しか見てないのでそもそも胸の起伏は 確認出来ないはず、なので、ちょっとコレは何故分かったのか疑問でした。 クレイモアの判断もそうですが、今回は妙な判断理由が多いなと、悪い意味で展開重視というか説明無視が目立つなと。 † シドとガークの役立たずっぷりは異常 夜間の外出は禁じられ戒厳令まで出ており「夜間出歩くものは妖魔と見なす」は分かるんですが、だからといってクレアを マジで殺しにかかったり、自分達がクレアの足止めをしたせいで大聖堂から断末魔の叫び声が聞こえ、その事でクレアが 大聖堂へ向かうと「しまった!追うぞ!」とかアホかと、旅の女より妖魔騒ぎの大聖堂の方が遥かに大事だろうと。 挙句に、ノコノコと大聖堂にやってきて妖魔に攻撃を仕掛け「なんだよ、あれが妖魔かよ…」とたじろぎ、クレアが二人を 守る為に一撃を貰い、最後もクレアの忠告を聞かないせいで再度警告するハメになり、隙をつかれたクレアが刺され瀕死、 お前らはそれでも「警備兵」かと、クレイモアに警備されてどうする。 † そもそもシドとガークは礼儀知らず 勝手に宿屋へ押し入りノックもせずにドアを開け放ち室内に押し入った挙句、クレアにいちゃもんをつけるシド。 挙句に、傍から見れば「自分の姉に妙な因縁をつける無礼者にまくし立てる姉想いな弟」に「このガキ!」とマジになって 殴りかかろうとしたり、ガークはガークで「いくぞ、もう十分だろう」とシドを止めるだけで謝罪すら無し。 大聖堂でクレアに助けられた時もそうだったんですが、クレアに対して謝罪もしなければ戦闘で負傷したクレアに、 「大丈夫か?」といった旨の言葉すらかけなかったりと、警備兵としての資質以前に人としてどうかという面が目立ちすぎ。 |
□ 鋼鉄神ジーグ 第01話 「ビルドアップ!鋼鉄ジーグ!!」 □ (C)永井豪/ダイナミック企画・ビルドベース ジーグと言えばSRW内でのネタとしか思えない扱いしか知らないんですが、原作が永井 豪さんだという事に驚きました。 確かによくよく考えればそういう絵のタッチと濃さではあったものの、予想してなかっただけに意外な感じでした。 で、初っ端から「コレは期待出来るかもしれん」と思い腰を据え直すも、OPが個人的に好きでないJAMで一気に萎えたり、 色々ありましたが結論としては、失礼ながら意外と面白かったです、期待してなかっただけに予想以上に楽しめました。 確かに、良くも悪くも王道展開のうえに剣児とつばきの設定があまりにもベタベタで、悪い意味で面白くないというのは ありますけど、逆に言えば良くも悪くもの「良くも」の部分はしっかり良かったですし、曲も良いので今後が楽しみです。 † 無茶を言うつばき 「剣児!逃げないで!ソレは敵じゃない、貴方の力よ!」とつばきは言ってましたが、無茶を言うなと、いきなり 機械の腕と足が自分を追い回してきたら誰だって逃げるだろうと、そんな剣児の気持ちは知らず続く言葉でつばきは、 「ジーグパーツが、雷鋼馬の走磁場(?)フィールドに到達したらビルドアップサインが出るわ!」と発言。 更には「両手の拳と拳を合わせて!」と言ってましたが、とりあえずバイクの走行中にそんな危ない事させるなと。 まぁそんなツッコミはどうでもいいんですけど、どういった作品でもそうなんですが、こういう風に「事情を知らない人」 この場合なら剣児ですね、剣児はジーグの事を何も知らない、それはつばきにも十分分かってるのに、分かりやすい 簡単な言葉ではなくわざわざ「ジーグパーツ」だの「雷鋼馬」だの、わざととしか思えないぐらい専門用語を連発、 個人的にこういう展開はあまり好きではないので、こういうのはホント何とかならないものなのかな、と思いました。 「つばきは多分アホなのでそこまで気が回らない」と言われればそれまでですけど、悪い意味であざとすぎるなと。 † 司馬博士がイカれすぎ 剣児をジーグのパイロットに選んだ理由は色々あるでしょうけども、自分達の都合でいきなり戦いに巻き込んでおいて、 「草薙剣児!お前がこの大地を守る防人となれ!」とか、いくらなんでも頭イカれてんのか、と思いました。 むしろ、作品展開で言えば剣児よりも鏡みたいなタイプを主役にしてジーグに乗り込ませた方が面白いだろう、と。 † 気になった描写とか ハニワ「幻神」ですよ、そのまま原人ではなく「幻の神」ですよ、正直これで「幻神」にした理由が特に無い、 とかになれば個人的には納得出来ないので、何かしら納得出来る理由を期待したいトコロです。 他には、永井さん作品なので然程違和感は無いものの、作風的には恐ろしく違和感のある爆乳戦隊がどうなのかと。 「永井さんなので」と言われればそれまでですが、流石に悪い意味で浮いてたので、ちょっとどうなのかなーと。 |
□ 鋼鉄神ジーグ 第02話 「蘇る妃魅禍!復活!邪魔大王国」 □ (C)永井豪/ダイナミック企画・ビルドベース 作画自体は十分綺麗なんですが、初回が気合入りすぎてた反動で今回は若干微妙に見えてしまったのが残念なトコロ。 ところでふと…というよりも異常に気になったんですが、正直この作品、キチガイと言うべきかDQNというべきか、 非常に悩むような頭のイカれたキャラが多いと思うのですが、どうでしょうか、内容は面白いんですがキャラがおかしい。 おかしいと言い切ってしまうのもアレですが、どう考えても露骨に巻き込まれて何の説明も受けてない剣児に、さも剣児が 命がけでジーグに乗り込んでハニワ幻神と戦うのは当たり前で反論は一切許さん、みたいな流れじゃないですか。 司馬博士と早乙女が頭おかしいのは展開上仕方無いとしても、少なくとも剣児が医務室で目覚めた時、誰かしら剣児の 意見に耳を傾けるというか、剣児の側に立つ人間が居てもいいんじゃないか、と思いました。 司馬博士にしても「時間が無い」と言いつつも、剣児も司馬博士本人も暇そうにしてるシーンが多かったり、何かおかしい。 † 凄いセリフ 「見て!九州が見える!」と叫ぶつばき、ゾーンの拡大で自分達の居る場所が飲み込まれた結果なわけですけど、 凄いセリフですよね、九州が見える、ってお前、他に何か言いようはなかったのかと。 † 男女平等の剣児 早乙女に殴られ、容赦なく早乙女の顔面を殴り返す剣児、正直見直しました、早乙女がどうとかでなくよく殴り返した。 こういう言い方をするのもアレなんですけど、相手が女子供だろうと容赦しないのが真の男女平等だと思うんですよ。 特に今回のように、剣児はハニワ幻神からの逃亡中に早乙女達の威嚇射撃で危うく死ぬトコだったのに、何故か基地で 再会したらいきなり殴られるという悪い意味での超展開、そら早乙女の顔面に渾身の一撃を入れるのはむしろ正しい。 † つばきと鏡の役立たずっぷりは異常 戦闘に関しては全くの素人である剣児が、初めてジーグに乗り二度目で「捕まえられなきゃ、捕まえさせろってか!」と、 よくある手法ですが肉を切らせて骨を断つ作戦で核を破壊する計算ずくの行動を見せたのに対し、ナックルボンバーの 性質を知ってるはずの鏡は「大技なので隙が大きい」事だけを非難し、つばきに至ってはヒロインのお約束で叫ぶのみ。 前回も今回も、良くも悪くも王道の内容が繰り広げられてるわけですが、それでもこの二人の役立たずっぷりは凄いなと。 |
□ BLUE DRAGON 第01話 「影、発動」 □ (C)BLUE DRAGONプロジェクト/テレビ東京 ゲーム版は未プレイの状態でアニメ版を見たわけですが、良い意味で恐ろしく王道の物語だったので普通に面白いです。 にも関わらず、ただ王道なだけではなくゾラとジーロは村人が犠牲になって死んでも構わない、といった旨の行動を平気で 見せたり、どうにも最近は「殺す」や「死ぬ」といった単語は使わず「倒す」とかの単語が使われるのに、ちゃんとそういう 単語も使ってくれてたりと、色んな意味で非常に好印象でした、曲は植松さんなので聴いてて安定してますし。 内容が面白いというのもあるんですが、久しぶりに王道のアニメを見れたので今後が楽しみです、ゾラがカッコエエー。 † 通り魔シュウ ナイトマスターなら簡単に攻撃をいなせるはず、という事でよそ者へ手当たり次第「ナイトマスター!」と声をかけ、 相手が振り向くのと同時に木で一撃を入れるという恐ろしい展開、しかも中には顔面へ渾身の一撃を入れられた旅人も。 森を縦横無尽に走り回る身体能力を持つシュウに、いきなり襲いかかられたらマジで昏倒しかねない、恐ろしいガキです。 † マジでキれるジーロ シュウはもはや通り魔で恐ろしかったですが、そのシュウに「お前みたいな弱そうな奴に教わる事なんてなんもねーよ」 と言われ、何か想起する事があったらしく逆鱗に触れ激昂したジーロは「覚えておけ、軽はずみな言動は命取りになると」 そう発言し片田舎の子供相手に影を使おうとするこれまた恐ろしい展開、この作品の子供は直情的すぎます。 けどコレはどうなったんでしょうね、いくらジーロにとって許せない発言だったとしても、ゾラが止めに入らなければ、 マジで影を使ってシュウを完膚無きまでに叩きのめすつもりだったんでしょうか、どう考えても死ぬ気がしてなりませんが。 † 村の襲撃を無視するゾラ達 村が襲われシュウが呼びにくるも「我々には関係の無い話だ」と言い捨て置くゾラ…ですけど、まぁ普通ですよね。 いきなり目の前で人が襲われれば無意識に助けてしまいますけど、離れた場所で事件が起きて、特にこういう世界観で 普通に危険な出来事が起こりかねない設定だと、村人を助ける為に介入して、それで自分が殺されたら笑えませんし。 目的がどうとかは別にして、ゾラもジーロも性格的に率先して他人を助けるタイプではないので、この場合はゾラに助けを 求めたシュウのミスでしょうか、事前に会話してるのでゾラの性格や行動パターンぐらいは若干予測出来たでしょうに。 † ゲーム版とのキャスト変更の意味は? ゲーム版は未プレイなので物語の流れや展開が同じかは分かりませんが、何故かアニメ版は声優陣が変更。 とりあえずゲーム版は未プレイなので声のイメージは全く無い状態、なのでそういう意味では違和感を感じずにすんだので 良かったですし、概ね声も雰囲気に合ってると思うんですが、真面目な話、何故声優を変更したのかが気になります。 個人的にゲーム版発売当時はX BOX360本体と同時に買おうか迷うぐらい気になっていた作品で、実際今回のアニメ版を 見ても面白いと感じれたので今後機会があればゲーム版を購入しようとは思ってるものの、逆に、そういう風にアニメを見て 面白いと感じ興味が出たのでゲーム版を買う、という流れになる人は多いと思うんですが折角アニメで興味を持ったのに、 肝心のゲーム版で声が違うと違和感があり、やはり残念に感じてしまうと思うので、むしろキャスト変更はマイナスだなと。 |
□ DEATH NOTE 第01話 「新生」 □ (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・VAP・マッドハウス・NTV・D.N.ドリームパートナーズ 原作既読済みなので「原作の○○の部分と比べてどうか?」という、基本的に原作との差異感想がメインになると思うので 普通に見てて面白いかどうかの良し悪し関係の感想は書かないつもりなのでアレなんですが、とりあえず作画は綺麗。 マッドハウスなら安定してると思うのでいきなり崩れたりはしないでしょうけど、本作の場合作画は最低でもこれぐらいの レベルを維持してくれないと、やっぱり原作の絵が綺麗なだけに比較されてしまうので、このレベルを維持してほしいなと。 † OPとED 全然期待してないどころか、正直OPは最後まで無いままでの放送、或いは曲のみでいくのではないかと思っていたので、 いくら「らしい」とはいえ、まさかヴィジュアル系が直球で来るとは思わなかったので良い意味で意外でした。 ただ、それはヴィジュアル系を起用したのが良かっただけで、肝心の曲調が…苦言を呈すようで申し訳ないんですが、 そんな90年代後半のヴィジュアル系全盛期においても、当時のレベルで質の低かったB級ヴィジュアル系タイプの曲調と メロディーだったのが何よりも微妙でした、失礼を承知で言えば単純に曲としての完成度が低すぎるとでもいうか。 映像的には無難だったので特に感想は無いんですが、個人的な意見で言えば「次からOPは間違いなく早送り」でした。 逆にEDは個人的には結構良いんじゃないかなと、他所様のサイト様を見させて頂くとむしろEDの方が評判は悪いものの、 個人的にEDは普通というか、映像がライトっぽくて良い感じでしたし、曲は映像に合ってたので良く思えた、という。 † ライトの声 漫画なり小説なり、基本的に音声の無い媒体で展開していた作品がアニメ化すると、どうしても一番気になるのが声で、 良くも悪くも聞きなれるまでは「えー、こんな声は無いわー」という感想が、誰しもそういう感想を抱くのは当然だと 思うので個人的な意見なんてどうでもいいかもしれませんが、まぁ、やっぱり同様にライトも微妙やったかなと。 声自体は思っていたよりライトの顔に合ってると思うんですが、ザラつくというか、かなり失礼な意見になってしまうので 非常に申し訳ないんですが、あんまり綺麗な声じゃないじゃないですか、前述のように若干ザラっとしてるので。 勿論、ライトの顔が綺麗だから声も綺麗なはず、とか言うつもりはありませんが、流石にシャープさが欠けすぎてる気が。 あとは普通に、ライト特有の鋭さや腹黒さ、そういうものが感じられない明るい系の声で、やはりライトの声を担当するには、 まだまだ演技力の面で力不足なのが如実に出てしまってるのが特に残念かなーと、早い話「カッコ良くない」んですよね。 原作は漫画で当然音声は無いので、ライトの表情から出る声を自分の中でイメージするので仕方無いんですけど、 もぅ単純に「ライトらしいカッコ良さ」が出てないんですよね、ライトというよりも、普通の高校生になってるという。 † リュークの声 声だけで言えばライト以上に顔には合ってた気がします、むしろリュークなんてそうそう合う声は居ないでしょうから、 そう考えるとこの…しわがれた感じとでもいうんでしょうか、こういうグシャっとした感じの声で喋るのは合ってると 思うので、単純に声だけで言えば意外に合ってた気がします、リュークの性格やらも加味すると勢いはありませんが。 演技面に関してはまぁ今後の成長に期待という事で、声優じゃない人が声優やってるのにこれだけ出来てるので十分可。 † デスノートを拾うライト 原作と違い「デスノート…直訳で死のノート………くだらない」でノートを再び地面に置いて去るライト。 冷静に考えればコッチの方がいいかもと思いました、誰しも好奇心はあるでしょうから、原作のライトみたいに持ち帰って 一応試す、というのも勿論リアルなんですが、ライトのドライすぎる性格を考えれば、ライト自身が感じたようにまずは、 「くだらない」と思い放置する方がライトらしいので、よくよく考えればこの変更は悪くないかもなーと。 で、結局「書かれた人間は死ぬ…」と独白した後に立ち止まりやっぱり回収。 漫画の場合はP数の問題があるのと、アニメ等の映像作品と違って簡単に言動を撤回したら迫力や「間」が出せないので 「一度は無視する」という展開を入れないのは自然なものの、このアニメ版のように「一度は放置するもやはり回収」の方が ライトがどうの以前に「リアル」なので、この辺りの流れは原作よりアニメ版の方が個人的には良かったんじゃないかなと。 † シブタク 鼻水吹いたwwwww西村さん持ってくるのが神すぎるwwwwww † シブタク死亡直後のライト 「き…決まりだ!デスノート!本物だ!」原作同様の独白を見せてライトは衝撃を受けてましたけど、このシーンに関しては 原作の絵の方がインパクトがあって、個人的にも笑えるという意味で最高だったのでアニメ版はちょっと残念でした。 絵の見せ方や演出的に原作の方が良かったというのもあるんですが、やっぱりライトが演技面で本気度を感じないなーと。 † リュークの姿は普通の人間には見えない 原作のようにリュークが外に飛び出して一般人に姿が見えないのをライトに確認させるのではなく、母親が部屋にリンゴを 持ってくるが母親にリュークの姿が見えないので一般人にも見えないとリュークが説明で教える、という流れに変えたのは 結構良かったかもしれないなと思いました、外は土砂降りなので映像的に暗いというのも相乗効果で良い感じですし。 確かに外へ飛び出した方が「その場に居る全員がリュークの姿を捉えてない」と視覚的に分かるものの、母親一人でも、 「デスノート所持者以外には見えない」と十分に分かりますし、何よりここで母親がリンゴを持ってきてリュークが食べる、 これで「リュークはリンゴが好き」と視聴者に分かりやすく教えれるわけなので、上手い変更だなと。 原作だとリュークはいつの間にかリンゴが好きになってたので、一石二鳥の意味でもこの変更はマジで良かった気が。 † 第01話の時点での感想 一番の懸念点は原作同様に綺麗な作画に仕上げれるのかどうか、でしたがその点に関しては安定した綺麗さだったので 良かったですし、独白や心理描写の長台詞も上手い具合に処理してるので、第一話の印象で言えば予想以上に良好。 声に関してはどういった作品でも聞きなれるしかないのでアレですが、ライトとリュークが今後上手くなるのに期待。 原作とアニメ版、演出的な問題を抜きで「どちらの第一話が良かったか?」で考えると…いやまぁ、流石にこればかりは 原作の方が遥かに良かったので比べるのもどうかと思いますが、とりあえずこのアニメ版だと、当然ですけどアニメなので セリフの吹き出しが無いじゃないですか、なので「ライト」という漢字が「月」と、普通に見てる分にはEDのクレジットとか まず確認しないので分からないじゃないですか、その辺りをもう少し上手く…何かしらのシーンでライトが名前を記入して、 その際に、視聴者に「ライトの漢字は月」とインパクトを与えれるようにしてほしいかなと。 † 3クールでどう描くのか? 完結までやるには流石に尺が足りないでしょうし、かといって第一部で終わらせるには中途半端に話数に余裕があると。 無難に第一部終了の時点でアニメは終わらせると思うんですが…やっぱり、そうなるとヨツバ編が最大の問題ですよね。 ただでさえ連載当時あまりの微妙さに叩かれるわ、利き腕の伏線を事前に張り忘れてるわ某人物の机の上にも資料は 置いてあったのに翌週になると同じシーンなのに資料を消して「実は死んでました」という展開にしたりと、色んな意味で 行き当たり感抜群の…それでいて面白くない展開だったので、ヨツバ編の間延びっぷりをどうするのかが気になります。 あとコレは人それぞれ感想が違うと思うので何とも言えませんが、やはり本作はミサの登場以降その面白さを徐々に 落としていってしまっていたので、ミサ登場後も登場前と変わらない面白さを保てるかどうか、にも期待。 |
□ DEATH NOTE 第02話 「対決」 □ (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・VAP・マッドハウス・NTV・D.N.ドリームパートナーズ 相変わらず映像による動きと音声のおかげで原作より印象が向上してるシーンも有る反面、今回はマイナス面の方が 目立ってかなーという印象が強かったです、初回に比べると遠景時の作画が微妙に気合入ってないというのも含めて。 というより、今回は尺の問題でラストが唐突になってしまってたのが何よりも残念だなと思いました。 ライトとLが「僕が私が〜」で、恐らく尺の関係でしょうけど「正義だ!」と言った瞬間に本編が終了するので、悪い意味で 唐突に感じるというか、何と言うか…シリアスなシーンでCMに入って、しかもCM一発目が異常に明るいCMであまりにも 空気を読んでなかった、そういう唐突さを感じました、内容自体は安定してるものの、ちょっと微妙だったかなと。 † Lの声 まだLの顔が見えてる状態で声が聞こえたわけではないので合ってる合ってないを決めるには材料が足りませんが、 こればかりは他のキャラと違い山口さんというだけで「カッコエエわ」の感想が先に来てしまうので…まぁ無難かなーと。 ウソップも最初こそ「ねーよw」だったものの、流石は山口さんというべきか聞きなれると普通に聞こえてきますし。 まずは捜査本部の面々との初顔合わせ待ちといったところでしょうか、山口さんなので演技面の心配は無いのが最高。 † 他のキャラの声 人それぞれ原作を読んだ際に「このキャラはこんな声と喋り方」というイメージがあると思うので、アニメ版の声が 合ってると感じる人も居れば合ってないと感じる方も居らっしゃるかとは思うんですが、個人的な声の印象でいくと、 今回初登場したキャラは、正直ワタリと松田以外は全員微妙だったかなーと、全く合ってないわけではないのがまた微妙。 粧裕に関しては年齢的な事も含めもっと高い声かと思ってたんですが、喋り方と合わせて失礼ながらオバハンくさい印象。 夜神局長は「なんか変」です、具体的に何がどうではなく「なんか変」です、あとはライトやリューク同様演技力の向上を。 それで前述のようにワタリと松田は無難に安定していて、リンド・L・テイラーは声が若干変で、やはり演技的に微妙。 所謂モブの群集は第一話同様ことごとく演技的に微妙だったので…個人的な意見を言うと、正直本作はシブタクのように 異常にハマってる人物か「声も演技も良く言って微妙なレベル」が多すぎるんじゃないかなーと、あくまで個人的には。 † 高校の授業風景 原作と違い、デスノート入手後も学校での授業風景の映像が有り、机の横に張り付くリュークの映像まで有り。 単純に新鮮でしたし、文字通りリュークはライトが何処へ行くにも常に一緒というのが分かって良い感じでした。 というかコレはアレですよね、確かに色んな意味でデスノートを入手した人間は大変ですよね、普通は笑ってまう。 † 机の仕掛け 仕掛け自体は原作と同じで、ホームセンターで買物をする映像が削除されただけなものの、この仕掛けを3D映像を用いて 分かりやすく解説していたのは非常に好印象でした、原作でも十分分かりやすかったですが絶縁体等の理由で燃えない、 というのをボールペンの芯を差し込む映像と合わせて3D映像で展開してくれていたので、単純に分かりやすかったです。 原作と違いLの登場前にこの仕掛けを用意したのは…まぁ粧裕の登場が早まって「ノートに触ればリュークが見える」 とライトが早めに知る事になったので、展開的には妥当でしょうか、後半部分でLと対決させたかった、もあるでしょうが。 † ICPOの会議に参加する夜神局長と松田 原作では無名の男と夜神局長だったのを、無名の男が松田に変更、無難に分かりやすい変更ではあるものの逆にコレは、 良くも悪くも問題があるかなーと、ここでしか登場しない男よりかは松田へと変更する、というのは自然なものの。 原作既読済みの方であればご存知のように、松田は別に重役というわけでもない普通の刑事じゃないですか。 なのでそんな普通の刑事が世界中で発生してる謎の心臓麻痺による犯罪者の死亡、というあまりに重大な事件の会議へ 参加出来るのかどうか、ソレが問題ですよね、普通どこの国もお偉方が出席…とか言い出せば夜神局長ではなく、もっと 上の人間が来るべきなので、そこまで言い出せば松田が会議に参加するのも不自然ではないですが、個人的には微妙。 † 間抜けすぎるぜL 特に感想という程のモノでもないんですが、リンド・L・テイラーに「悪」と言われてから「間抜けすぎるぜL!」までの 一連の流れは音声と映像が付いた事により原作以上にスピード感とライトのキれっぷりが表現されててかなり良い感じ。 原作の方が、リンド・L・テイラーが死んだ事によるライトの喜び方は絵的に上だったのでソコは残念ですが、この場面は 何よりもスピード感があったので良い感じでした、音声があるおかげで無駄に「正義」という言葉を振りかざすのも良好。 |
□ DEATH NOTE 第03話 「取引」 □ (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・VAP・マッドハウス・NTV・D.N.ドリームパートナーズ んー、個人的な意見で言えば正直今回は異常に微妙でした、作画も「崩れてる」とまでは言いませんが回を追う毎に クオリティが露骨に落ちてますし、やはりというべきか会話メインのシーンは自分のペースで読み進める事の出来る原作と 違い、どうしても独特の間を要するアニメでは間延びしすぎて緊張感が無くなってしまってたりと、既に原作既読済みなので アニメが初DEATH NOTEの方がどういう反応を抱くのかは分かりませんが、正直原作の良さを殺してるなという印象。 原作との相違点としては、警察内での捜査報告が模木になったり、局長と松田の会話が外から中に変更になってたり、 ライトがサッカーしてるシーンがあまりに似合わなすぎたり、そのライトはどうやら昼食を購買のパンで、しかも一人で 静かに食事をする、というシーンが描かれてましたが、まぁ良くも悪くも軒並み普通な追加や変更シーンだったかなと。 Lがキラを評する辺りは悪くなかったものの、個人的にはLの凄さを実感というより、どうにも外してしまってる追加の気が。 † 辞表を提出する警官達 原作同様のシーンで相違点というわけではないんですが、警察手帳を持ち歩いてる警察官はLと違い名前も顔も割れてて 危険なので辞表を提出する例のシーン、はっきり「命が惜しいからですよ」と口頭で局長相手に言えるのは偉いものの、 冷静に考えれば国民の安全を守る為の警察なので、正直冷静に考えるまでもなく勝手な話ですよね。 確かに自分が死んで、そのせいで犯人を逮捕出来なくなってしまったら本末転倒なだけの無駄死にですけど、いくら自分に 素直とはいえ、国民の安全や凶悪犯の逮捕より自分の命を優先する、というのは警察官としては普通に失格やなーと。 最終的に圧力に屈してLに協力する局長達に警察自体が「手伝うのは辞めろ」と言ってきたわけなので、これもある意味 リアルな描写と言えば、あまりにもリアルな「実際は何の役にも立たない警察」を描写してると言えなくもないですが。 † 不自然なリュークの描写 ライトが塾で授業を受けてる際、ライトの前に座ってるリュークが何故か「多少歩いた先にある窓の外の下の曲がり角に 立っているレイ・ペンバーに気付く」というシーンが、いくらなんでもそれはないんじゃないかなーと。 リュークにしてみれば「また尾けてるんじゃ?」という懸念で窓の外を見ただけなのかもしれませんが違和感ありすぎ。 |
□ 009-1 第01話 「潜入者たち」 □ (C)石森エンタテインメント/Project 009-1 見切り、OPは映像も曲も良い感じですし、初回という事もあって作画も綺麗、内容の方は単発エピの連続っぽいので 内容次第では良くも悪くもなるので、一話目を見ただけでいきなり見切る程の微妙さだったわけではないんですけども、 とりあえず最近個人的に忙しいので「普通以上に面白くないと見切る」という選別にしてるので見切り、と。 原作未読なので何とも言えませんけど、正直AIKAみたいにOVAで展開した方が良かったんじゃないかなーと思いました。 所謂ないすばでーのねーちゃん達がスパイとしてミッションを行うタイプの作品のようですけど、特にミレーヌを中心に 結構際どいカットが多かっただけに、どうせならOVAでそういう描写も有りにした方が人気が出たんじゃないかなーと。 元々そういう作品じゃないとしても、ソッチ方面に力を入れた方が良い意味で完成度は上がったような気が。 とりあえず変装だったとはいえ神父の「みだりに祈りなさるな、宗教は麻薬のようなもの」というセリフが最高でした。 |
□ 蒼天の拳 第01話 「賞金首・閻王」 □ (C)原哲夫・武論尊 2001/蒼天製作委員会2006 今川さんがシリーズ構成と脚本を担当してると聞いて見る気になった、という程度で、本来は視聴予定に無かったものの、 これがまた、もし本作を大真面目に熱い漢達の素晴らしい物語として楽しんでらっしゃる方が居るのであれば、こんなに 申し訳ない事はないんですが、個人的にはもぅココ数年で一番のギャグアニメでした、マジでおもろい、腹痛いわと。 面白かったものの初回という事もあってか別個感想を書く程の何かがあったわけではないんですが、笑ってまうぐらい 濃い顔の男が続々と登場するOPに悶絶したり、閻王とデブの会話が「うわぁぁぁぁ!入ってる!入ってる!入ってる! ヤベェ!!!」「この指抜いたら…お前死ぬよ?」「嘘!?」「抜く?」「いやいや!抜かないでぇ!!!!」とかほんま、 久々にちょwwwwwwwwwおまwwwwwwwwwどころの騒ぎじゃありませんでした、また山寺さんが無駄に熱い。 感想とかナニを書けばいいのか迷うぐらい終始笑ってたんですが、これはほんと、視聴可能地域に住んでらっしゃる方には 是非見て頂きたい作品だなと思いました、面白いとか凄いとかを抜きに、もぅ単純に色んな人に見てもらいたい良さが。 |
□ スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ 第01話 「鋼鉄の亡霊」 □ (C)SRWOG PROJECT 結論から言えば想像を絶する微妙さに空いた口が塞がらないという、相変わらずSRWは新作が出る度に悪い意味で ユーザーを驚かせてくれるのでネタには事欠かないんですが、OVAの反省点を活かしてない内容がまたイイですよね。 正直アレすぎるにも程があるので別個感想は無いんですが、文句を言いつつも新作が出る度にプレイさせて頂いていた SRWが遂にアニメ化、はっきり言って文句は言うものの、やはり好きなので良くも悪くも毎回楽しみなわけじゃないですか。 それが今度はアニメになるというんですから、そらもぅOVAを踏まえた上で悪い意味での期待感はうなぎ登りでした。 で、初っ端はまさかのクォヴレーvsイングラムという超展開で幕を開けたわけですが、クォヴレーの顔が既にクォヴレーに 見えないとかはこの際見なかった事にするとして二人とも技の応酬という、良く言えば王道的な熱さ、悪く言えばいきなり サビから始まる歌みたいに売れ線を狙った小賢しい幕開けでしたが、これがまた、ゲームなら何の違和感も無いものの、 実際にアニメの映像として動きながら技名を言ったりしてるシーンを見ると、普通に技名を叫ぶだけなら単発の一言なので 違和感はないものの迂闊に「テトラテュクス〜」とか言うもんですから間延びして間が持たないわけですよ、これがほんま、 ゲームと違いアニメは想像以上に寒かったのが悪い意味で意外でした、如何に他のロボットアニメが上手いか分かります。 そしてOPですよ、OP映像のあまりの寒さにマジで鼻水吹いた、いつの時代のアニメやねんと、てかよく企画通ったなと。 てかもぅマジで恐ろしく寒かったっすわ、あんまり文句とか不平不満は書かないようにしてるつもりですし、一つでも文句を 書いた場合は「ただ逆にこの辺りが〜」と良い面も書くんですが、これに関しては寒すぎて何とも言えません。 正直見ててなんかもぅ恥ずかしかったです、また本編の作画が微妙なエロアニメみたいな崩れっぷりなのが何とも。 文句ばかり書くのもアレなので良い点を探すと、バンプレストの場合オリジナルキャラの声優をケチらないので、当然 そんなオリジナルの集まるOGでは豪華な声優さんばかりが共演されてるので、聞いてる分にはホントそこらのアニメよりも 遥かに安定してるのでその点は相変わらず素晴らしいものがありました、まぁ全員が演技力あるわけではないものの。 とりあえず初回の感想としてはそんな感じでした、前述のように、文句を言いつつもやっぱりSRWは好きなので最後まで 見続ける予定ですが、この想像を絶する微妙さがSRWらしいと言えば実にらしいので、そういう意味では相変わらず。 |
□ 武装錬金 第01話 「新しい命」 □ (C)和月伸宏/集英社・武装錬金製作委員会 知人には「パピヨンが覚醒するまで見てほしい」と言われたんですが、多分次回で見切るかなーと、てか微妙すぎる。 今後面白くなるのかどうかは別にして、少なくともこの初回の展開だけで言えば、良く言えば王道すぎる少年漫画、 悪く言えばあまりにもベタベタなだけの展開、だったので、個人的には見てて眠くなるレベルだったのでもぅいいかなーと。 るろうに剣心の時もそうだったんですけど、どうも和月さんは掴みが弱いというか、惹きつける吸引力に欠けてる印象。 |