ミステリート

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ミステリート

総プレイ時間約1時間35分、現在第壱話で女装開始して外出た直後、相変わらずテキストがイイです、神の出来。
のっけから七尾が良い感じ、ただ菅野さんの場合比較的序盤に出る女性は無意味に死にやすいので油断出来ませんが。
会話のノリが実に菅野さんらしく懐かしくもあり嬉しいトコロ、ちゅーか素で笑えます。
セーブ時のコメントというか、雰囲気が不確定世界の探偵紳士と同じだった点に関しては普通に懐かしかったです。
主人公である八十神 かおる、これまた期待していたミステリートなので、前情報は一切仕入れていなかった為、
どういうゲームでどういうキャラが出るのかも、正直八十神 かおると南条 深雪ぐらいしか知らないんですが、
絵を見る限りは一人称が「ボク」だとばかり思っていたので、「俺」だったのには素で…良い意味で驚きました。
結構イイ態度してますし、中々の雰囲気を持っているので流石は菅野さんと言うべきでしょうか。
流石に現段階では前作の主人公、悪行 双麻とかいう鬼の様な名前の主人公の方が好きですがかおるも結構良い感じ。
自由行動の際にしかセーブ出来ないのは…まぁ、前作は探偵事務所でないと出来なかったので、ソレに比べれば
格段に進歩してますけども、やっぱりテキスト主体の菅野さんなので、出来れば会話中…とまではいかなくとも、
ある程度自由にセーブが可能なシステムにしてくれると嬉しかったかなーと、推理モノに常時セーブは論外でしょうけども。
難点は続いてマップ移動、流石にやり辛いですよね、せめて街の全体マップぐらいほしいところです。
しかし何と言うか、第零話終了時、しあわせ探偵事務所へ就職というか、二年間行く事になった七尾、
その七尾に対してかおるは「一年ぐらいしたら会いに行くから」と優しく発言、うん、鬼か貴様。
仮にも母国に戻れる七尾には嬉しさもある反面、大好きなかおるから離れなければならないという精神的苦痛、
かおる自身も、他者との会話から七尾には恋愛感情かどうかは定かではないものの、少なくとも精神面では相当の愛情を
感じているはず、なのに一年は行かないと、せめて有休使ってでも様子を見に行ってやれと思う俺は甘いんでしょうか。
変装の際に詳細なプロフィールが出るのは良いというか、そんな気合入れんでもええがなと思いました。
第壱話で早速日本へ移動し、前作同様の場所が出てきた点に関しては単純に懐かしかったです、悪行の事務所とかも○
どうにも南条 深雪がババくさいビジュアルになった気がしないでもないですが、悪行以外と接してる時の態度がどうにも
微妙…というよりまるで違う態度だったのは良くも悪くもという感じでしょうか、一瞬別のキャラかと思う程でしたが。
この感想はやりながら適当にメモした事の寄せ集めなので、かなり支離滅裂な事を書いてるかもしれませんが勘弁。



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総プレイ時間約3時間40分、現在第壱話をクリアして弐話の中華街で中断中、中断中てなんかおもろいな、オイ。
実際ゲームをプレイしている時に感じている事を改めて文字にし直すとド忘れしてそのまま、という事があるわけですが
つまりアレです、月並みながら相変わらず菅野さんのシナリオは神やなと。
勿論ですが、シナリオだけでなくテキスト自体も神です、気合入れまくりなのがよく伝わる神の文字配列。
ところで壱話ですが、流石に壱話という事でヒントも出しまくりだったせいか犯人が誰なのか、という点は簡単でしたよね、
金田一やコナン程度のトリックも見ながら考えれない俺なので、犯行方法とかは一切考えませんし分かりませんけど、
犯人が誰なのかは壱話という事で簡単でした、てか登場時から既に犯人臭が漂いすぎて逆に傍観者かと思う程に怪しく。
プレイヤー側にヒントとなるメッセージを、そのシナリオが解決する瞬間まで何一つ届けなかった悪行とは違い、
かおるは事件後の変化の際に「何か違和感がある」と語るので、その時点でモニターを凝視する方もおられるでしょうし。
ただ…やっぱりフルボイスの方がイイですよね、菅野さんの作品は、俺は年齢の関係上最初は音声が用意されてなかった
エクソダスギルティー以外は全て音声付きでのプレイだったので、菅野さんというとフルボイスのイメージがあります。
まぁ音声が無くても全然楽しませて頂いているので問題無いんですが、以前発表されていたDC版は凍結したものの、
恐らくPS2への移植の際にフルボイスにするんでしょうが…とりあえずかおるの声のイメージが全く湧きません。
あ、当然というかシステム的に簡単なおかげか、壱話のランクはAでイきました。
正直、思い切って事件発生直後に犯人入力可能にしても良かったんじゃないか、と思いました、現状では。



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総プレイ時間約7時間45分、現在第弐話でゲージが100%溜まって犯人入力終了直後で中断してます。
感想は弐話をクリアしてからにするとして、キャラデザや原画はやっぱり田島さんの方がイイですよね。
単純に菅野さん作品は田島さんが多かったからという事もあるんですが、シリアスな場面で締まるのが田島さんというか。
しかしアレですよ、ようやく再会した七尾が変わりすぎ、そらかおるもショック受けるわなと。
南条にカマをかけられてボロを出すかおる、よりによってヤった事まで言うかおる、うん、喋りすぎ。
カマかけられてクラスAが簡単に引っかかるようではいくらなんでも問題の様な気もしますが、その問題の七尾との行為。
コレに関しては流石菅野さんというべきか、敢えてDCを捨てPCの18禁で出すだけあり、ちゃんと七尾との行為にも意味が
あったのが良かったです、意味もそうですけど、行為中のかおるの心理描写も非常に秀逸でしたし。
まぁ、別に敢えて18禁もクソも、普通に終わってしまったDCを捨ててPCで出す事にした、というだけの話でしょうけども。
というか睡眠時間削ってやるゲームは久しぶりです、過去の菅野さんの作品と比べるとコレといって特に抜きんでたモノが
あるという程ではないんですが、それでもやっぱり面白いモノは面白いなーと。
ところで、悪行とかおるなら、どちらが探偵としての素質というか、様々な面においての実力は上なんでしょうね。
かおるに関してはまだ第弐話の段階なので結論付ける事は出来ませんが、不運というか何と言うか、たとえ悪運としても
様々な事件が勝手に転がり込んできて、恐らくクラスAの中で最もこなした案件数がトップ、挙句に重要犯罪指定案件も
トップクラス、射撃の腕は超一流、かおると違って年齢的な事も踏まえて女の扱いには長けている、挙句に面がイイと、
客観的に考えれば流石に悪行が上でしょうか、奇異な行動が目立つのは菅野さん特有の遊びで普段はクールですし。
一方のかおるは変装が超一流で最年少のクラスAとはいえ、七尾が絡むと急にミスが目立ったりと、ある意味当然ですが、
まだ精神年齢的に分相応のミスが目立つので、安全性の点でも悪行の方が上でしょうか。
弐話の感想は明日書きますけど、壱話ラストでの「遠くの山に霞がかかっていました」に関しては素で懐かしかったです。
コレで全く伏線でもナンでもなければ完璧神なので、むしろただの独り言とか希望。



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総プレイ時間約9時間55分、第弐話をクリアして第参話の南条との一夜終了直後で中断。
弐話の感想なんですが、久々に見たアルゲリーチがやたらオバハンくさかったです、いいから田島さんを返せと。
玲はキャラ的にも良かったですし、ああいう症状なのにかおるの事を好きになっていったので、出来れば弐話終了後も
引越しをせずに、そのまま教会…は流石にキツイでしょうけど、町外れの研究施設でしたっけ、あそこで星野 恵と一緒に
住まわせてもらって、今後もかおると絡んでほしかったなーと、正規のヒロイン以外中途退場は菅野さんの基本ですが。
ひょっとしたら参話以降もちょくちょく出てくるのかもしれませんけど、せめて裁判終了以降に少しでもいいのでかおると
会話してほしかったな、という気持ちはあります、前述の中途退場と合わせてどうにも「はい、終わり」感が強すぎて。
無論、救出した後の沢田さんや東との会話も欲しかったですけども。
しかし何というか、菅野さんって結構容赦無いので、玲は最後マイに殺されるか自殺するなりしそうな気がしてたので、
死なずに生き延びてくれて良かったです、正直蘭子が出た瞬間は間違いなく殺されると思いましたし。
というか、俺が無能なだけで実際は謎解きされてたのかもしれませんが、玲が持っていたメモ、ナニが書かれていたのか
失念してしまいましたが、あのメモって何の意味があったんでしょうか?
なんか放ったらかしやったような気がするので少し気になりました、なんかちょっと気になる。
で、参話、南条と結ばれたわけですが個人的には微妙、南条が好きではないかとかそういうのは全くの別にして。
彼女の誘い方というか告白の仕方というか、なんかヤってる最中の描写がただの欲求不満っぽい描き方だったので、
ちょっとどうなんかなーと、かおるもいい加減七尾に対して精神面以外での恋愛感情があると思うので、せめて一回目の
告白ぐらいは断ってもらいたかったなと…というよりも、よくよく考えれば南条は、告白→性行為、という流れではなく、
彼女自身の口から確かに「誘ってるんだけどな」と言っているので、かおるに好意を寄せているかを伝える前に、前提で
ヤりたいという事を明確に伝えているのが問題です、好意を伝えなくても、流石に好きやいうのは分かるとしても。
あの一連の描写だと、どうにもあの時点での彼女の心理状態は「好きだからかおると一緒になりたい」というよりも、
「セックスしたい」という風にしか取れないような気がします、実際、かおるに「愛の無い行為は〜」とか言われてますし。
行為中も、いくらかおるが経験少ないだろうという事が分かってるとはいえ、なんか即行で男性器掴んでくるしな、
アレが一番ビビった、アレほんまアレやろ、ただの欲求不満かヤりまんなだけやんけと。
個人的に現状でのかおるとの絡みは、七尾 > 玲 > 南条、という感じです、東も参話で急にイイ扱いになってきたので
玲と南条の間に入れたいんですが、女性キャラだけだとこんな感じですね、ルポライターはかおるに好意があるというより、
レアネタの為に近寄ってるという印象が強いので今は除外、水陰に至っては殆ど出番が無かったので現状はまだ不明、
アルゲリーチはそもそも作品が違う、という感じの印象なので現状は上記の順番に。
まぁ正直、南条がメインヒロインでしょうから、七尾は死ぬような気がしてならないんですが、それだけは勘弁。
結構菅野さんって女を殺す展開多いので、ほんま勘弁、七尾が死んで南条と結ばれるのはマジ勘弁。
しかしまぁ、エクソダスギルティーのガイダンスインタヴューを読む限り、菅野さんは結構システムにも拘っている風に
受け答えしているものの、本作では特に目新しいシステムが無かったのが残念です、犯人入力は正直アレですし。
「自力で解く楽しみ」という点においては暗号関係の謎解きは正直悶絶モンだったので効果抜群ですが。



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総プレイ時間約11時間50分、現在第参話終了直後で中断、あまりにも犯人バレバレだったのはちょっとどうかと。
個人的には参話が今のところ一番面白かったです、零話は本編開始前の軽い単発エピタイプなので普通に面白く、
壱話は簡単に纏めていた関係上菅野さんのテキストが光った程度の印象、失礼ながら絵柄のせいかキャラも今イチ、
弐話は玲のキャラや症状におけるトリック状況などが秀逸で良かったものの、時間の間隔が今イチ分かり辛い、
参話は「外部との連絡が取れない閉鎖空間」という実にサスペンスモノでありがちな設定ながらも、後睡眠というモノを
た事によって発生する疑心暗鬼や展開が非常に良い感じでした、よく考えたなと。
ただ強いて言えばその疑心暗鬼をもっと強調するというか、もっとドロドロした感じにしてほしかったところです、
犯人の狙いからは逸れますし、マイがそんな事をするとも思えませんが、出来れば轟警部か東、場合によっては
水陰なりを殺す展開も欲しかったかなと、意外性というか、あと少し何かしらのインパクトが欲しかったところです。
或いは、多少ごちゃごちゃした感じになりますけど、もっとキャラを増やして展開次第では誰が死ぬか分からないような
感じにして頂ければもぅたまらんな、という感じです。
久しぶりに 『 良かったからこその希望 』 を色々と思い付いた状態です、こういうのは単純に嬉しいですよね。
しかし参話は東が光ってました、かなりええキャラしてた、南条辞めて東の家住もうぜかおる。
ところで最後、決闘に勝った事によりマイを自分のモノとして連れて帰った事実は非常に嬉しかったです。
弐話の時点ではそれ程良さそうには見えなかったものの、参話の描かれ方が菅野さん特有の完璧さで非常好印象。
どう考えてもラストはかおるを護って死ぬしかありませんが、それでも賑やかムードはたまらんなと。
てか、折角マイを連れて帰ったんですから東も序に連れて帰ってほしかったです、東も今回の件でかおるを励ましたり、
お互い結構信頼してるようだったので、少なくとも捜査の面においては、かおるにとっては南条や沢田さん以上に
役立つでしょうし、南条以上に冷静、しかも意外に頭イイみたいですし。
個人的希望を言えば南条を除いて、マイと東と沢田さんとかおる、この四人でかおる事務所結成、
最後に救出した七尾も合わせて五人でのスタート、コレしかない、次回作とかあればコレ希望、コレがイイ。
しかし、「この家にバスルームはあるのか?」「ああ」「入れるか?」「風呂好きなのか?」「好き」は死んだ。
四話冒頭をチラっと見たら普通の服を着てるマイ、死んだ、ほんま死んだ、非常な殺し屋は何処に行った。
参話終了時の時点でのキャラ順位、マイ > 東 > 七尾 > 玲 > 水陰 > 沢田 > 南条、という感じです。
出来れば全年齢のフルボイスで発売してほしい作品ですよね、菅野さんの作品なので恐らく移植されるでしょうけども。
元々はDC用に開発されていたわけですし、本作がPCの18禁モノとはいえ、不必要なパンチラや胸見せ、あからさまな
七尾や南条とのヤってる描写さえ入れなければ十分移植可能レベルでしょうし。
ただ、出来る事ならばマイやサファイアの衣装は何とかしてほしいところです、ちょっと悪い意味で浮きすぎ。
ところで、現時点ではまだ微妙に判断し辛いものの、探偵としての腕というか実力に関しては、東 > 南条、
という解釈でいいでしょうか、轟警部や水陰がその実力を認めていたり、クラスAの水陰をもっていして「あと2、3年もすれば
クラスBへ昇格出来る」とまで言われてるので、少なくとも南条よりかは腕が立ちそうです。
実際、南条はどちらかというとしあわせ探偵事務所から案件をパクったり、多少以上に感情に左右されて動いているので、
そういう意味でも東の方が上かな、と思います、東初登場時の低脳っぷりがウソのようでアレですけども。
あ、アイドラーが会長派と副会長派に別れる動きがあるとの事でしが、出来れば別れて以降の展開が見たいです、
個人的には以前かおるが言っていた、5:4:1の三分割でかおるは1、水陰は何処でもOK、別れてからの派閥争いというか、
各方面へ別れたクラスA同士の推理合戦とかが見てみたいです。
四話のタイトルが名探偵集合だったのでクラスAによる推理合戦は無いでしょうけど、是非見たいトコロです。
七尾の事は気になるものの、正直フィーネなんかどうでもいいのでアイドラーの話を希望。



ミステリート
総プレイ時間約14時間45分にてクリア、暗号解読などに5分以上費やした場合はプレイ時間に含まず計算しているので、
大体約15時間ぐらい、内訳は、第零話 約20分、第壱話 約2時間40分、第弐話 約5時間05分、第参話 約3時間30分、
第四話 約2時間55分、となっております、何故か弐話で妙に時間かかってるのが謎ですが、まぁ暗号関係でしょうか。
で、ようやくのクリアです、期待していた菅野さん待望の新作を遂にクリアしてしまったわけです。
言いたい事は腐る程あるわけですが、まずは全四話、零話を入れると五話構成ですが、このあまりにも短いプレイ時間に
まず度肝を抜かれたわけですけども…色んな面での文句は後回しにするとして。
とりあえずは四話の感想なんですけど、壱話と大差無いプレイ時間でクリア出来てしまったのが残念でした。
内容の方は中々凝っていたものの、結局死んだ人数があの状況と犯人の考えの割りには少なすぎますし、
参話同様メインキャラが誰一人死ななかったのが、あまりに個人的な感想でアレですが「ちょっとなー」と思ったり。
絵画の謎は簡単とか難しい以前に、消去法でやっていけばすぐに正解に辿り着つけるのである意味謎になってませんし、
かといって地下迷宮の謎は分からない人には一生分からないレベルのモノで、個人的にも気が狂うかと。
仮にもラストを締め括る話だった割りにはちょっとあっさりしてたかな、という感じでした。
マイカやサファイアも比較的大人しかったですし、事件発生後から終了直前までは悪行の事は一切触れられず、
途中で水陰が変形したおかげで事件が急展開を見せたりと、どうにも慌しく感じてしまったのが非常に残念です。
で、招待客の中に悪行の名前があったわけですが、紅の館には当然彼の姿が無い。
問題はこの話、或いはミステリート内に悪行が出てくるかどうかという点なんですが…まぁ、アレですよね、
前作プレイ済みの人間としてはやっぱり出てきてほしいところですけど、前作では正直死んでるとしか思えないラスト。
いくら…名前を失念してしまいましたが、海御寺の事件の際に知り合った金髪の女性が最後に妙な事したとはいえ、
普通に考えれば忽然と姿を消して一年以上、明確に死んだ描写があったわけではないものの、状況的には死亡扱い、
出るかどうかは微妙なトコ…てか「死ぬ前にタバコ吸う」とい言い少し吸った、数秒後にタバコが口から落ちるCG、
この流れを考えれば完璧死んだとしか思えないわけですが。
ただ、DC版ラスト、CG等を全て買い揃えた際、悪行が「セーブデータは残しておけ」というメッセージを送ってきたり、
「俺は必ず戻ってくるからな」と言ってる時点で生きてるのはある意味当然ではあるんですけども。
まぁ、ありがちなパターンながらも、この四話の最終局面で登場してカッチョイイ見せ場があれば嬉しいです。
…とか昨日の晩中断した時点で今日の日記用に書いておいたんですが、実際クリアしたら普通に出てきてましたね。
生きてたのは嬉しいですし、出てきてくれたのも嬉しいですし、挙句に前作をプレイした方に対する配慮からかキャラデザが
変更になった本作では顔を表示させずアレが悪行と分かる演出だったのは実に良い感じでした、いつの間に変装得意に。
日本を離れたのはともかく、何故今までベルギーに居たのかがよく分かりませんが、あの様子だと次回作以降、
誰が主役の探偵紳士になっても悪行は絡んでくるでしょうから、その点は普通に嬉しいところです。
登場シーンや出番、セリフ回しなんかは相変わらずカッコ良かったので彼の扱いについては非常に満足です。
水陰との絡みも中々良い感じでしたし、水陰も多少なりとも好意を寄せているようなので今後の絡みにも期待。
悪行はミントとの生活が気ままで楽でしょうから、あやめ以外とどうこうなるとは思えませんが、彼特有のハードボイルドな
展開を期待したいところです、むしろ折角なので次回作は悪行主役で頼みたい。
というか、結局かおるは何故か日本に留まる事になったので、悪行は次回作でも終盤に登場でしょうか。
悪行は悪運のせいで「人に近寄ると迷惑がかかる」と思っているにも関わらず、「たまには顔を見に行ってやる」
と言っているのが正直不思議でしたが…まぁかおるもクラスAなので自分らで何とかしろ、と。
マイカは…正直現代編は評判がイイらしいですけども、個人的にはあまり好きじゃなかったのでどうでもいいんですが、
なんか記憶にある彼女よりもやたら性格悪そうな役柄を担当していて良い感じでした。
出来ればサファイアが登場した際にかおるを助けるシーンはもうちょっと劇的にしてほしかったですけども。
水陰は何と言うかまぁ、どうなんでしょうね、別にゲームですから深くは拘りませんけども。
稀に通常状態の身体に戻るというか、その戻っている数時間だけは推理的中率100%とかいうキチガイみたいな能力を
誇っておきながら、絵画の謎を余裕でかおるに解かれたのはいささか不憫でなりません。
せめてこの話だけは水陰の圧倒的な実力を見せつけるなりしてほしかったかなー、という気はします。
しかし何ですか、スタイルの関係で羽織ってる服を脱ぐ必要があるというのは分かりますが、何故下に着込んでいる服が
ボンテージなのかを聞きたいです、まかり間違って幼児体型時に強姦されて服脱がされたりでもしてみろ、
あの幼児体型の下にはまさかのボンテージが!とかどうなんでしょうね、ちょっと見てみたい気はしますが。
あ、特に深い意味があるわけではないのかもしれませんが、水陰は一時的に能力が異常になる成長化、
悪行は道を歩けば危険な事件が勝手に舞い込んでくる強烈な悪運の持ち主と、クラスAになる条件の一つに特異体質が
備わっている事、というのも含まれてるんでしょうか、かおるは年齢若いから特別になれたとかそんな感じで。
まさかアレですか、副会長が最後まで史上最年少のクラスA入りを反対してたのはかおるが普通の人間やからですか。
で、マイが良い感じ、あからさまにマイカからかおる護る態度を見せたり、稀に笑ったりと、死ぬ。
個人的に特に良いと感じたエピソードは彼女を育てたセルシアに関する描写です。
頭脳明晰な女性が娼婦をやるという時点で中々キてる設定ですが、マイを護る為にマイと二度と会えなくなるのを承知で
文字通り身体を売って彼女を護った、しかもしマイがセルシアに再会した時、既にセルシアは喋れない身体になっており、
唇が動いて殺してほしいと伝えてきた、そしてマイはセルシアを殺した。
この一連のエピソード自体は深く掘り下げて書けば実に素晴らしいモノになるでしょうが、むしろ個人的に注目したのは
再会時のセルシアの状況説明、深くは言及していませんが、恐らくは螺旋回廊2におけるバッドエンドの中で最も
エグイとされている「ありますよねぇ………?」に酷似した状況だったのではないかと思われます、首だけで生存。
マイは腹部 ( 胸部でしたっけ? ) を刺し貫いたとの事なので、流石に首だけという事は無いと思うので、
となるとかおりさんの両腕と両足が完璧に切り落とされ、実奈美に寵愛されてしまう事になるアレ。
恐らくソレと首だけ状態の中間の身体になってしまっていたのではないかと思うんですが、これがまた、見た時震えた、
ブルった、付近住民がこぞって抗議しにくるくらいブルっちまいました。
何て言うんですか、俺結構エグイ性格やと思うんですよ、螺旋回廊とか好きな時点でそんなモン軽く分かるんですが、
なんか比較的エグイ事ばっか考えてる気がするんですよ。
そんな人間がCLANNADやミステリートという、実にシナリオ主体のゲームをしている中に出てきた螺旋回廊描写、
震える、射精しかけた、いやすんな、もぅな、この部分だけもっと細かく綿密に描いてもらいたいくらい。
まぁそんな事よりもマイ、サファイアとの決闘後のマイはほんまな、死ぬな、水色パンツも死ぬ。
話は逸れますが、やはり南条は個人的に好きになれなかったです、前作では音声のみで、それも悪行を時折サポート、
彼の事が好きで頑張ってアプローチしている、という素晴らしい役柄で好きだったのですが、肝心の本体が晒された今、
どうも彼女の事は好ましく思えませんでした、特に今回の冒頭はソレが如実。
マイと沢田さんを無理矢理追い出してナニをするのかと思えばかおるに性行為要求、アホかお前。
人間の深層心理に根付く三大欲の一つである性欲、ソレを満たす考え自体は別に何ら間違ってはいません、ですが、
仮にもヒロインの一人であり、今現在最もかおると接している時間の長い彼女が、新しい話が始まったのっけから同居人を
追い出して性行為要求、挙句にかおるが「オレへの感情はラブじゃない」と言うとムキになって否定、心の内をズバリ
言い当てられると逆ギれし「今でも悪行が好き、好きじゃないのに抱かれた」という娼婦以下の暴言、いやすいません、
この書き方は娼婦の方々に大変失礼、南条は論外、ちょっと最低なのではないかと。
お前な、ちょっとヤってへんから言うていきなり「セックスしようぜ」か、盛った男子高生か貴様は。
特にかおると体を重ねて以降の彼女はそういう描写が多いだけに好きになれませんでした。
時折かおるを励ましたりする描写が入るものの、やっぱり根本的な部分で相容れない感じなんですよね。
まぁ、そんな南条に体を許すかおるもちょっとショックなんですが。
とにかくキープしてるだけ、という印象が拭えない限り論外です、性欲を満たすだけの存在としか思っていなかったとしても
正直構わないです、人間の本能に忠実な事は点に関しては問題無いです。
問題はかおるに対して恋愛感情を抱いてないくせに性行為を迫ったり、そのくせして悪行の事しか想っていないとズバリ
言い当てられたらやたら動揺して逆ギれしたり、客観的に受ける印象が、わざとかと思うくらい腹立たしいのが何とも。
ただでさえそんな腹立たしい箇所の多い彼女ですが、更に、東が実はかなりイイ奴だったという事実が余計印象を悪く。
えー、それでお待ちかねの問題点や疑問点なんですが、まずはプレイ時間の短さ、コレでしょうか。
直前にプレイしたのがCLANNADなので、アレと比較するのは流石に可哀想だとしか思えませんが、それでも短すぎる、
まさか公式サイトで紹介されてた四話や、雑誌広告の煽りが最終話の事やとは夢にも。
シナリオもテキストも良かったですし、相変わらず菅野さんは神やと再認識出来ました、正直確かにカッコイイです。
カッコ良くしすぎて多少浮く描写があったものの、概ね良い感じでした、面白かった。
ただ、あのラストはどういうつもりなのかが聞きたいところです。
別にミステリート2へ続く、という終わり方に異論があるわけではないです、不確定世界からミステリートまで、
途中で開発が停止していたとはいえ実質恐らくは4〜5年程度の年月は余裕でかかってるでしょう。
開発停止期間があったとはいえ、そんな長期間の開発をしておいてこんな中途半端なトコで終わるのは誰がどう考えても
ナメてるとしか思えないのが残念というか、失礼を承知で書けば普通にムカつくというか。
確かに、開発期間の長さがそのままゲームのプレイ時間やクオリティに直結するわけではないです。
CLANNADもミステリートとほぼ同程度の開発期間をかけておきながらあのありえないCGの少なさ、
明らかに手を抜きまくってる or 客観的に見てもレベルの低いシナリオが幾つか存在している、デバックと微調整に一年も
費やして発売日を年単位で延期した開発スタッフ、という例も確かにあるにはあります。
ですが、ゲームシステムに拘り、シナリオに重きを置いている菅野さんの新作がこんな未完成品という無様な結果に
終わったというのは非常に残念でならないです、はっきり言ってショックでした。
例えば不確定みたいに…記憶が薄れてるので申し訳無いんですけども、複数個に及ぶ事件、一応は日本の支部か何かを
壊滅させたという幕引き、ミントの成長と、実に菅野さんらしい内容で最後も完結とまではいかないまでも、第一部完、
と考えれば似合う終わり方だったのに対して、本作ミステリート、謎や伏線を張りまくるだけ張っておいて全て未解決、
続編出す気マンマンのヒき、これはジャンプの打ち切りかと。
いやほんま、おもろかったのは間違いないんですよ、相変わらずキャラも魅力的ですし参話なんか特に良かったです、
玲の症状や考え方もほんま良かったです、良かったからこそ、ここまで盛り上げておいてなんやねんコレは、と。
しかもまた性質が悪いのが四話で終わったという点、マイの心に変化の兆候が見られ、サファイアの正体が判明、
水陰の能力が判明し次回こそはお互い隠し球無しの真剣勝負、宝石の在り処が判明した為に今後はマイカが執拗に
コンタクトを取ってくるであろう、サファイア戦で負った負傷の為にかおるにおんぶされ、かおるの事を好きになっていくのが
如実に分かり南条との三人の生活に面白みが増加、しあわせ探偵事務所と和解が恐らく成立し仕事も増えまくる状況、
七尾があと一年で死ぬという現実、七尾がどういう経緯でフィーネと知り合い、何故そこまでして、かおるを諦めてまでも
フィーネの側に付いたのか、玲も結局付くのか、ここにきてとうとうカスミが次の話辺りでかおるに絡んできそう、
姿を現したダブルAのジャスティス、悪行も遂に登場して本格的に話に絡んできそう、ジャスティスの話によるとミントが今も
悪行の側に居るらしい、第壱話終了時にフィーネが呟いた「遠くの山に霞み」のセリフによるミントとの関係、
結局貴婦人シリーズを揃えたら巨万の富か災厄のどちらなのか、何故水陰はあんな特異体質になったのか、
コナー局長がフィーネ側についており、今後彼らの協定はどうなるのか、二分化するアイドラーetcetc
良い意味で、次にドレが来ても間違いなく面白いモノになるであろうと期待出来る…言わばどのパーツも盛り上がる直前の
お膳立てが揃ったところで予告も無く打ち切られた、みたいな終わり方じゃないですか。
Rebirth!とか言うて不確定世界のキャラデザ変えてリメイクしてる暇があったらちゃんと完結するまで書け思いました。
真面目な話、正直ほんま、しつこくも面白いのは面白かったです、腐っても菅野さん、今回泣ける程のシーンはコレといって
用意されていませんでしたが、話の面白さは流石でした、ラストの七尾の独白、幸せとは何かとの問いかけ、
今回も菅野さんは中々に素晴らしいモノの数々を発揮してくれたわけですが、面白かっただけに許せないです。
あれだけ盛り上げておいて、今から本番が始まるという局面で次回作へ続くってほんま、素でケンカ売ってんのかと。
正直、裏切られた気分です、裏切るもクソも無いんですが、完璧に未完成の状態、挙句に一区切りすらせず、
あまりにも短いプレイ時間という本作、かの名作であるマブラヴも結局はアンリミテッド編が未完で終了し、
今尚オルタネイティヴの発売が待たれている期待の一品でありますが、腐ってもマブラヴは一応ではなく、シナリオ的には
一応であるものの、アンリミテッド編自体は一先ずの完結を見せていたのにも関わらず、約5年も待たせてミステリートは
完璧に未完成で世に送り出したというのが、なんちゅーかほんま信じられませんでした、スタッフロールも無いのは別に。
特に印象を悪くしてるのが最後の七尾の独白でしょうか、ただでさえ打ち切りみたいな終わり方をしててアレなのに、
あの独白で七尾の印象が非常に悪くなったのが最悪です、七尾はナニがしたいねんと。
まぁナンですか、あれだけ盛り上げておいて続きは続編というのも万死に値するものがありますが、
冷静に考えれば 『 問題 』 は別に無いんですよね、未完成品を送り出してはいけないという決まりなどない、
とかそんな理由ではなく、このゲームの目的…つまりかおるの目的は七尾の捜索ですが、一応コナー局長に悪行の捜索を
命じられ日本にやってきて、四話で悪行の所在が判明、コナー局長は任を解いた、つまりかおるの目的がどうの以前に、
一応ゲームの目的自体は果たしてるのでソコは問題無いんですよね。
まがりなりにも、発売前から流れてるPVだと「五つの事件に隠された真実とは?」という触れ込みをし、さも全五話のように
暗に匂わしてもいるわけですからね、普通に五話終わって六話目なり七話目なりで全ての決着が付くと思うわけですが、
別にウソ偽りは申してない、むしろ発売からしっかり話数を明言。
ただ、それなら七尾は放ったらかしというのは辞めてもらいたかったです、フィーネを出すのは別に構わないので、
それならそれでかおると絡ませず、フィーネ達組織の抗争なりが原因で七尾が死亡、七尾の命を奪ったフィーネの組織を
潰す為にかおるはキれる、次回作でフィーネの組織に接触の方が良かったです、これなら一応七尾の話も完結しますし。
システム面だと、無意味としか思えない3Dマップ、折角の自由移動形式なので、出来れば同時にイベントが発生し、
どのイベントを見たかで殺害方法やトリックが変動というようなマルチ性が欲しかったです。
というよりも、確かDC版開発当初は 『 何種類かの解決方法がある 』 みたいな触れ込みをしてたじゃないですか。
前作のように時間と場所限定のイベントがある、という仕様じゃないのは助かりましたが、それにしても面倒というよりも
問題点のみが目立ちすぎた移動シーン、クラスAでクリアしても本編には関係の無い内容ばかり。
CG観賞も無ければ18禁にしたのに年齢制限シーンは二回、無駄なパンチラ、ボイス無し。
ケンカ越しにならず冷静に考えても、地下迷宮以外は意味の無かった3Dマップ、セーブが五個、ロードをするにはいちいち
タイトル画面まで戻らなくてはならない、起動時に毎回ディスクチェック、誤字脱字が多数、CG観賞やシーン回想、
果ては音楽鑑賞まで何一つ搭載していない、音声の有無に関しては構わないものの、やはりキャラが立っていて骨のある
シナリオが用意されていただけにフルボイスだった方が嬉しいですし、何よりかおる変装時の「女の声」など、聴覚部分に
モロに影響のある文章だっただけに声優の起用は欲しかったところです、そして最後に18禁の必要性が無い。
システム面に関しては文句無しで最悪だと思います、Ctrlによる高速スキップはむしろ光速で便利ですが、
もう少しプレイヤーの事を考えたシステム設計にして頂きたかったところです。
音楽は前作の使い回しというか、雰囲気には合っていたのでまずまずという感じでした。
決して良いとは言えませんが、四話での館探索時の曲などは実に閉鎖空間に似合うソレだったりで満足です。
まぁ、間違いなく移植するでしょうから、移植時にフルボイスで2も併合した完結編で出すとしか思えない展開ですが、
公式サイトに「移植よりも新作が先」と書いてあるので一応は2の発売を期待してます。
CARNELIANさんの絵が綺麗なのは重々承知ですが、やはり前作を担当された田島さんに描いて頂きたいトコロです。
或いは、かおるや南条など、CARNELIANさんの絵のタッチの方が似合う今回においては、このミステリート、
恐らくは開発が停止する四年程前のCARNELIANさんの絵をそのまま使用していると思われますが、新規にまた描き直して
もらいたかったトコロです、その分金がかかるのは分かりますが、やっぱりようやくの続編なんですから、
気持ちを新たに一から描き直して頂き、美麗なグラフィックでユーザーに届けて頂きたかった。
ただ、マイカに関しては田島さんよりもCARNELIANさんの絵柄の方が良いなと思いました。
田島さんの絵だと普通のオバハンに見えたものの、CARNELIANさんの絵だと上品なマダムに見えなくも無いので、
キャラによっては双方良いところがあるという感じでしょうか、流石に当たり前ですけど。
まぁ、あの終わり方で正直キれましたが、面白かったのは事実です、睡眠時間削ったのは久しぶりですしね。
とりあえず終了したという事でキャラやシナリオの良さを順番に書いてみるとですね、
マイ > 東 > 玲 > 水陰 > マイカ > 七尾 > かおる > その他 > 南条、という感じでしょうか。
悪行なんかは当然上位に食い込むキャラなんですが、悪行単体での出番が少なかったですし、どちらかと言うと今回は
顔見せ程度の出番だった為、除外というか、そもそもラストだけなので普通に考えても圏外の扱い。
シナリオに関しては、それぞれの良さがあるので何とも言えませんが、強いて優劣を付けるなら、
参話 > 零話 > 弐話 > 四話 > 壱話、という感じでしょうか、コレに関しては特に言う事無いです。
探偵としての実力レベルに関しては、悪行 > 水陰 > かおる > 東 > 南条、で間違いない感じですよね。
かおると東の間にエゲつない程の差はありますし、同様に水陰とかおるにも差はあるわけですが。
けどアレですか、悪行自身が「彼女がああなると私にも手を付けられない」と言っていたので、その言葉が真実かどうかは
ともかくとして、変形時は、水陰 > 悪行、になるのは流石に確定でしょうか。
総合的に見れば悪運の強さが相俟っても死なない悪行がトップでしょうけども、ジャスティスとかどないやねん。
というよりも、なんたらフェノメノン状態の水陰、やたら凄いうえに悪行にまで「手が付けられない」と言わしめる程の
驚異的な能力のはずなのに、なんか、全然実力が発揮されてなかったのは何故なのかが気になります。
次回作ですが、ミステリート2との触れ込みのようなので、恐らくはかおるが主人公なんでしょうけども、
七尾があと一年で死ぬとの事で、恐らく彼女はマジに死ぬでしょうが、残されたかおるの女性周りが非常に心配です。
南条はあからさまにプレイヤー受けが悪いでしょうし、お互い恋愛感情はほぼ皆無でしょうから、そうなるとかおるは
七尾への想いを貫くかマイと結ばれるんでしょうが…いや、そらマイ希望ですけども。
どうやら玲も絡んでくるようですから、出来れば玲もかおるなり悪行なりが救って、マイとかおるを巡る死闘を
繰り広げてくれれば最高なんですが、そこで邪魔なのはやはり正規ヒロイン南条。
もしかおるが南条に愛想をつかしたとして、もしソレで東の元に戻ったりしたらほんまに最悪ですが。
今回は公式サイトを担当された方が結構余計だった気がします、全話紹介、かおるの変装全紹介、ネタバレしすぎてる。
明確に全てとは書いてないものの、実際やってみたら全部紹介してるというのは流石にどうなのかと。
ちゅーか意外とかおるの扱いがゾンザイですよね、壱話や弐話は当然頭の良いところを発揮してましたけども、
水陰の絡んだ参話、本領発揮の水陰と裏で活躍して水陰と結託してるっぽい悪行と、アイドラーの二分化の動きの話も、
かおる以外のクラスAは全員事情を理解してそうな気がせんでもないですし。
問題はいつミスリート2が出るか、頼むからどれだけ遅くても2年以内には出してほしいです。
例えば引き合いに出してアレですが、SRWは開発支部が毎回違うとはいえ、内容の良し悪しは別に最近は戦闘シーンの
描き直しなりで毎回頑張って一年に一本ないしは二本で頑張ってるので、出来ればミステ2も一年以内に出してほしい。
普通なら「出してくれると嬉しいです」とかいう物腰柔らかい態度で物申すんですが、コレは酷いので、出せ、と。
死ぬ可能性というか、ほぼ間違いなく死ぬであろうキャラは、マイ、玲、七尾ですよね。
ちなみに前作である不確定世界とどちらが良かったかというと…とりあえず、本作が未完の放ったらかしという致命的な
要因を備えているとはいえ、一先ず完結したとして考えた場合だと…微妙ですが不確定世界でしょうか。
確かにミステリートのシナリオは良かったです、これだけハマれたゲームは久しぶりですし、相変わらずキャラの使い方が
上手い点も最高なんですが、ちょっとご都合主義というか、エクソダスギルティーと完璧に世界観を共有してしまったせいで
「何でも有り」の世界観になってしまったのが減点対象ですよね。
不確定もラストで涼子による奇跡や幽霊やら、普通の探偵モノとは思えない突飛な展開が目立ちましたが、それでも結局
どうにもならない時はある、という雰囲気があったものの、ちょっとミステ2だとカスミとか普通に絡んできそうなのでヤバイ、
あんな何でも有りのキャラを出されたらご都合主義突入されそうで怖いです。
あとは…少なくとも今頭に思い浮かんだのはコレぐらいなので、この辺りで終わっておきたいと思います。
また何か気になる点など思い付いたら書きますが…てかやたら長い文章書いてますね、マブラヴ以来の気が。
ほんま面白いのは非常に面白かったです、ここまで熱中出来る作品を作れるというのは実に素晴らしい事だと思います。
願わくば早く2を発売して頂きたいです、それまではDC版探偵紳士とエクソダスやり直して待ってます。



ミステリート
特に書く事があるわけでもないんですけど、やはり未完成品といっても面白かったので適当に何か書いてみようかと、
書くというか考えるというかが微妙なトコですけど、以下適当に駄文雑文。
最年少のクラスAでお馴染みのかおるですが、劇中での描写は実に微妙、正直クラスAが妥当とは思えませんでした。
他のクラスAが異常な悪運だのナンたらフェノミノンだとかいう特異体質という点を除いても、やはり副会長が最後まで
反対したようにかおるはクラスAが適任とは思えません、良く言って「極めてクラスAに近いクラスB」が適切な印象。
コナーが推した理由は、クラスAの方が自由に動かしやすいからでしょうし、悪行や水陰がかおるの事を気に入ったのは
恐らく人格でしょうからアイドラーのランクの件は関係無い。
殺し屋を匿う、あからさまに有罪確定モノの玲を見逃す、アキレス腱とはいえ七尾の事を出されると感情が前に出すぎ、
食堂でサファイアと対峙した際に銃を置き忘れるという迂闊ぶり、特技は変装と言っておきながら何気に全てが微妙、
顔が全てかおるのままなうえに変装時の名前は全て固定、挙句に会う人物に片っ端から見破られるという始末。
かおる以外の変装者はサファイアやマイが挙げられますが、サファイアの変装である壱話の兄ちゃん、
仕草や歩き方が女だという点でかおるに見破られていたので、そういう意味での変装レベルは確かに低いですが、
外見上は完璧サファイアと分からないので単純な「変装テク」はかおる以上、マイの変装はチュン主任と轟警部の二点、
前者は胸の大きさが足りないうえにかおると初対面の接し方をしてしまいバレる、警部も変装無し時を一発で見抜いて
しまった為にバレると、かおるに対する知識不足からバレたわけですが、基本的にチュン主任の胸の大きさ以外は普通に
接している分には全くバレない状態、よって変装レベルはかおるより上。
悪行のは着ぐるみなので仕方無いと言えば全然仕方無いんですが、それでも着ぐるみな以上は何かしら動作に不自然な
点が出るはずなのに水陰以外一切気付かなかった、よって何らかの状況下における動作は悪行が余裕のトップクラス。
別に変装が出来るからクラスAになれたというわけではないでしょうけど、特技と言う割りには程度の低い変装なのが、
非常に残念に思いました、女声になってるらしいですが、正直ソレに関しては変声機を使えば十分ですし。
経験が足りないのは仕方が無いとしても、あまりにも感情で動きすぎ、有罪者や殺人者を見逃したり匿う、悪行や水陰と
比較すると明らかに劣っている描写と、正直クラスAというのは言いすぎな気がします。
経験や場数まで言い出すと年齢的な関係で他のクラスAと比べると厳しいモノがありますが、少なくともようやく見つけた
七尾を追うか、依頼者の玲が殺されるかもしれないので星野恵を尾行するか、この状況で有無を言わさず七尾を追う、
つまり依頼者の命よりも女のケツを追いかけた、流石にコレはクラスAとか以前に探偵として既に論外な気もしますが、
そういった局面で私情を優先する時点でクラスAは無理な気がします、ちゅーかクラスDでも依頼者守りに行く思いますが。
あとは…あぁアレ、南条と東のクラスCについての疑問点、この二人に関しては疑問というより今後の疑問。
劇中からも分かるように、東は轟警部に「優秀な探偵」と言われ、クラスAの水陰に「あとニ、三年もすればクラスBに
なるのは間違いないであろう」と太鼓判を押される事実、実際かおるがクラスAと分かって以降の外面的な壁をほぼ完全に
取り払った状態での参話の東の言動は中々のモノでしたからね、たまに電波を炸裂させてましたが。
毒島が東を信頼している事からも、恐らくは現在のしあわせ探偵事務所のクラスCでのトップ、コレに関しては間違いない。
対する南条は誰からも優秀とは言われない、かおるの発言は情によるモノの可能性が高い為に信憑性が薄い、
というよりそもそもかおる自身がクラスAとは思えない能力の為発言がアテにならない。
他所様の案件をパクる、暗号等の難しい事は全てかおる任せ、事実上クラスCの実力があるが、日本への研修の際に
いきなりクラスCだと外面的な問題でクラスDのまましあわせ探偵事務所に行った七尾、DだがC、だがコナーにさえ、
「彼女はいずれクラスBにはなれるだろう」とまで言われる実力者、だが現状はCです。
そんな日本に来たばかりのクラスCの尾行をするものの、簡単にマかれ、情報のみで結果を得れなかった南条、常に
情報面でかおるをバックアップしている沢田さんと違い、実際問題マジに役に立っていない。
七尾と二人できりもりしてたロンドン時代は凄かったらしいのに、日本に来た途端みすぼらしい結果になるかおる。
どう考えても、実力が無いクセに態度デカくて疫病神の南条が居るからだと思えてなりません、南条はクラスD。
かおるにとって最高の環境は、アシスタントに七尾、ボディーガードにマイ、情報収集に沢田さん、現場での捜査に東、
こういった面々でのチーム編成が理想的な気がします、意外と東は役立ってますし。
まぁ、適当に色々と書くだけでオチも何も無いんですが、ちょっと書いてみたかった、という事で。



ミステリート
実際には不確定世界の再プレイ感想がメインなんですが、一応扱い上はミステリートの感想という事で。
で、不確定世界の探偵紳士、約10時間というありえない短時間でクリア出来てしまうのはどうかと思いますが、再クリア。
既に、過去数回クリアして話を大概覚えているせいか、今現在ミステリートをクリアしたこの時期に改めてプレイすると、
ミステリートが未完成品とはいえ、シナリオに関しては不確定世界よりもミステリートの方が面白かった、
そういう印象を受けました、不確定世界は一つ一つの話がありえないくらい短いのが如実に影響してるなーと。
それで、不確定世界をやっていてミステリートに関係してると思えるシーンがあったので、箇条書きで書いてみます。
まず、ミント自身が「プロトタイプ002」と言っていたので、もしかするとフィーネもメイ=ドロイドで「遠くの山に霞が〜」
という一文は、メイ=ドロイドが口にする定例文か何かで、ひょっとしてフィーネが「001」?
それとすっかり忘れてたんですがミント、つまりメイ=ドロイドの稼動電力というか、稼動に必要なのは核融合炉か何かで、
小型の原子核を使用しているとの事なので、それってつまりアレですよね。
ミステリートの第零話で原子核奪ったのはその為ですよね、ミントの為なのかフィーネの為なのかは分かりませんが。
普通に考えれば不確定世界終了後の悪行なり米村なりがミントの為にパクりに来た、という考えも浮かぶものの、
ミステリート零話って壱話の一年前、不確定世界の頃の話なので下手したらミントと普通に事務所で生活してる頃の
事件かもしれないので、そうするとフィーネ用という事になるわけですが…。
けどまぁ、ミステリートのEDでの話だと、どうやらミントは悪行と一緒に居るようなので、そうなると原子核はやっぱり
ミント用に奪取した、という事になりますよね、機能を停止したミントを再び目覚めさせる為だった、
という可能性が濃厚になった感じ、じゃないとミント生存の理由が不明ですし、何よりフィーネ稼動停止は意味が無い。
何にしてもその辺りの伏線の張り方は流石菅野さんという感じで感心しました。
最も、四年も待たしたおかげでそんな設定自体プレイヤーが忘れてたわけですが、ソレを除けば素晴らしかったです。
重要度というか、悪行にとっての優先順位は、あやめ > ミント > 麻衣子 > 南条、という感じでしょうか。
流石に南条に関してはしあわせ探偵事務所との連絡要員、という程度にしか思ってないでしょうけども。
あやめとクイックドローの勝負をする直前に「すまん、お前以外思い浮かばなくてな」と言って事務所の事を麻衣子に
一任した事からも、あやめやミント以外だと麻衣子が優先順位というか、信用に値する人物だと思っているからでしょうし、
南条でも良かったはずなのに麻衣子だったのは麻衣子 > 南条の表れ。
南条には「もしかすると死ぬかもしれない」という事すら伝えていなかったわけですし、実際不確定世界内で、
悪行自身から南条へ私用で連絡する事は一度も無かったわけなので、自発的に電話して南条との会話を楽しむ、そういう
サブイベント的な要素は用意されていたものの、実際は南条とか完璧放ったらかしですし。
それはそうと、やっぱり不確定世界のあのラストだと悪行達が生存しているかどうかは判別し辛いですよね。
実際ミステリートのEDで生存が確認されているので生きているわけですし、不確定世界のラストでも、あの状況で公安の
忍者軍団を恐らく突破して事務所に生還、画面上には映っていないものの恐らくミントも事務所へ帰還。
タバコを吸いながら涼子と会話、あやめの生存を願って悪行は死亡、病院のあやめは生存確認。
まぁ、埋葬するとかホザいて回収しに来た米村がしっかり病院へ運んでる辺りちょっとどうかとも思いましたが、
その一週間後の麻衣子ADVによると、悪行の事務所には血の跡があったものの悪行もミントも存在が確認出来なかった。
公安4課の状況は依然不明、という締め括りで終了と、不確定世界はこんな感じで幕。
実際にはミステリートで悪行の生存が判明したどころか、何故か機能を停止したはずのミントまでが悪行とベルギーの
新事務所で生活しているとの事まで語られていますが、やっぱり物語を優先するなら悪行は死ぬべきですよね。
いや、そら生きててくれて嬉しいですけど、あのハードボイルドの名に相応しいラストを経て、ミステリート内で、
「何故生きていたか?」の明確な説明も無く悪行もミントも生存していたという結果にはちょっと辟易するものがあるかなと、
生きててくれた方が嬉しいのには違いないんですけども、どうにも「んー…」と思ってしまうというか。
あやめに関しての描写は一切無かったものの、最後の望みを涼子が叶える際、流石に病気の治療というか、
そこらへんも除去してるでしょうから生きてて、恐らくあやめも悪行と行動を共にしている、となると同時に米村も一緒に
行動しているかと思われますが…あぁ、その前にあやめの病気。
久しぶりのプレイなので完璧忘れてたんですが、余命一年のなんたらという治療法の無い病気やったんですね。
なんかもぅ七尾も同じ余命一年とか芸が無いと捉えるべきか、アイドラーの探偵の伴侶はそういうもの、というべきか。
ところでミステリート、かおるを精神的に支えるのであれば、別に南条ではなく東でもいいわけですよね。
マイはかおるを冷静にさせる役割を担当しているのと同時に、マイが弾けた行動をしないようにかおるが冷静になっておく
必要があるので、マイはかおるを冷静にさせる、という意味で重要な位置付けですが、南条は無意味な気がします、
かおるを支えるのは南条よりも、むしろ参話であれだけお互い叱咤激励で励ましあい、男同士で、お互いどういう人間かが
分かっていて気兼ねする必要も無い為、個人的感情抜きで南条より東の方がかおるの精神面を支える役は適任の気が。
実際、東の方が頭がいいですし、南条のかおるとの絡みよりも、東とかおるの絡みの方が遥かに面白いですし。
それに何より、かおると東ならお互いの足りないトコを補い合えるという意味で非常にいいコンビだと思います。
てかほんま、不確定世界を久々にプレイして伏線とか色々と予想出来たりして楽しいだけに早くミステ2出してほしいです。


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