NANA

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NANA   第01話 「序章・奈々とナナ」
(C)矢沢漫画制作所/集英社・VAP・マッドハウス・NTV

実写劇場版、原作、共に未見未読で今回のアニメ版が初めてのNANAなんですが、人気があるだけの事はあるというか、
流石に面白かったです、奈々のキャラが良くてノリもテンポも良く、ナナの方はひたすらカッコイイのでもはやナナ目当てで
見続けれる良さがあったりと、やっぱり人気のある作品というのは見てて普通に面白いなと今更のように感じました。
てか朴さんの声がカッコ良すぎ、第一声が素でカッコ良すぎてリアルで茶ァ吹いた。
内容の方としては、実際原作既読の方がどういう感想を抱かれるかは分かりませんが、少なくとも個人的には丁度良い、
詰め込みすぎず急ぎすぎずに感じたので丁寧に描かれてるなと思いました、普通こういう展開で、一話の時点で二人が
同じ…コレはアパートなんでしょうか、まぁ同じ場所に住む事が決まって終わる、というのは区切りとしては良いものの、
実際は展開を端折りまくりだったり、逆に原作通りの展開でも「ソコまでを描く」為に希薄な内容で二人が住むトコまでを
一気に描いてたりと、結局冒頭の展開が薄いものになってしまってるのに、前半パートの新幹線内で談笑する二人、
後半パートの奈々と彼氏との会話〜ナナとの再会まで、違和感無く丁寧に描かれていたので普通に面白かったです。
それと、やっぱり奈々のキャラの良さですよね、良い意味で可愛らしい女性キャラなので見てて和むというか。
しかし何と言うか、矢沢さんの作品と言えば去年アニメが放送されていたParadise kissが印象に残ってるんですが、
他の少女漫画と比較した際に女性キャラがリアルですよね、どのキャラも、あまりに現実主義だったり現実に対して目を
向けすぎている部分があるのは個人的に良くも悪くもという感じですが、「あぁ、こういうタイプのキャラか」という枠組に
囚われていないのが単純に良いなーと、だからこそ作品にも人気が出て面白いという事なのかもしれませんが。
まぁその半面、相変わらず男キャラもリアルで良い反面、どうにも女性を蔑ろにしているというか、少なくとも同じ男の
視点で見た場合、女性キャラに比べ男性キャラは態度の悪さが前面に出てしまっているのが相変わらず気になりますが。
てかこの彼氏、なんかもぅ露骨に別れそうな展開だったのが何とも言えませんでした、コレを追いかけてきた奈々に乾杯。
あとは…冒頭、ナナがギターで席を埋めてるのを見て「うわ、態度ワル」と思ったり、奈々の恐ろしい速度でのタイピングに
ナナ同様圧倒されたり、「髪型とか服とか全然違うし」と言うナナ同様そう感じたり、ナナ側の不動産屋が堀川さんで、
やはりバフィーのファンとしてはスパイクにしか聞こえなかったり、この第一話は終始楽しませて頂きました。
次回以降も非常に楽しみなんですが…あ、あとアレです、矢沢さんの作品を見るのは前述のパラキスと合わせて二作品目
なんですがアレですよね、二作連続で主人公が家出とかある意味凄いですよね、そんなに家出へ思い入れがあるのかと。



NANA   第02話 「恋?友情?奈々と章司」
(C)矢沢漫画制作所/集英社・VAP・マッドハウス・NTV

ちょっと待って下さい、ナナはどうされたんでしょうか、奈々の回想も確かに悪くは無いがそれよりナナはどうした?
いやまぁ、もしかすると前回の予告の時点で「来週は奈々の昔話っすよ」みたいな事を言ってた可能性も勿論あるので、
そんな一概にナナが出なかったからといって文句を言うのもアレなんですが、やはり内容の面白さもさる事ながら、
ナナのカッコ良さを特に期待してた者としては残念だったというか、肝心の第一話が構成も内容もテンポも、全てが
良い感じに作用してて、二人の共同生活が始まる次回以降の展開が非常に楽しみ、そういうタイミングで終わっただけに
今回の展開は、文字通り普通以上の期待をしていたので少々残念だったかなと、しかも、やはりフられた奈々の立場で
考えれば可哀想な回想かもしれませんが、はっきり言ってしまえば少女漫画にありがちな「昔こんな風にフられた」
という、ホント失礼な話で申し訳ないんですけどもよくある話じゃないですか、展開の方もよくある流れで、当たり前では
あるものの結末も普通に読めるだけに、正直面白みとしては特に無いので、ちょっと構成的に失敗なんじゃないかなーと。
仮に原作でもこの順序で描いてるのだとしたら、少なくとも個人的には肩透かしを喰らうかなという感じでした。
まぁどれだけ長く描いても次回で奈々の回想自体は終わるでしょうから、とりあえず四話からのナナ絡みの展開に期待。



NANA   第03話 「奈々と章司、恋の行方」
(C)矢沢漫画制作所/集英社・VAP・マッドハウス・NTV

個人的に微妙だった前回と違い今回は良い感じでした、ただ章司より浅野の方が遥かに良キャラなのは良くも悪くも。
浅野は年齢的に落ち着いてるうえに、何より田中さんが担当されているおかげで必要以上に冷静な印象があるんですが、
クールだとか静かという意味での男らしいカッコ良さだとか、そういう意味での大人のカッコ良さが光ってるじゃないですか。
勿論年相応の章司の奮闘も悪くはないんですが、章司の言葉を受けて落ち込んでる状態の奈々に遭遇したのが浅野、
このタイミングの良さと相俟って浅野が更に良く見えたというか、なんか今回の浅野はひたすらカッコ良かったです。
正直章司との仲以上に結末が見えてしまうものの、個人的には奈々とナナ、個別の東京へ来る前のエピソードを描くなら、
ホント個人的にはですけど、奈々には章司とのエピソードより、むしろ浅野との絡みの方が見たかったなーと。
単純に高校生時代の時のでもいいんですが、展開無視で今現在の時点での浅野との描写なんかが特に。
まぁ章司も浅野に劣っているわけではなく「さっき俺に幻滅したって言ったよな。その無くした信用を取り戻す!」とか
無駄にカッコイイ発言をしたかと思えば、アニメの中では結構な日数が経ってるものの、視聴者としてはその十分後に、
「なにが男女の友情だ!笑わせんな!」という熱い発言で笑いも提供してくれて非常に頑張ってましたが。
ただ、やっぱりアニメなら視聴者、原作なら読者、それぞれ受ける印象は違うと思うんですが、まだ章司の言動は、
悪い意味で「作られたくささ」があるかなーと、まぁほんま人によると思うんですけど、友達として非常に親しい異性が
隣のベッドで寝てると我慢出来ないという旨の発言を章司はして、実際章司は奈々の事を好きなのでその気持ちは更に
強いモノだったとは思うんですが、実際どうなんでしょう、隣で好きな異性が寝てて、その異性とは友達として良好な関係、
そういう異性が横に居る場合、男性としては我慢出来ないものなんでしょうか、実際そういう状況になってみないと
分からないだとかそういうのを抜きに考えれば、少なくとも個人的にはそんな劣情を催してる方がその異性に失礼やなと。
ほんま言い分は色々あると思うんですよ、奈々の場合性格がああなので別ですが、友達だろうと女性からすればそういう
気持ちになってくれるとやっぱり嬉しい、とか色々あると思うんですが、個人的には章司みたいに横の異性を気にする、
という性格とは真逆で、我ながら失礼かなと思うものの横に誰が居てようが関係無く熟睡出来るので、その辺りも含めて
章司との絡みより浅野との絡みの方が良く思えたかなーと、悪い意味で章司は作られた性格な印象。
何にしても次回からはナナのエピソードのようなので楽しみです、予告でスキンヘッドが映っただけで何故か吹いた。



NANA   第04話 「奈々の恋、ナナの夢」
(C)矢沢漫画制作所/集英社・VAP・マッドハウス・NTV

微妙、当たり前と言えば当たり前ながらも、ちゃんと自力で上京資金を溜めた奈々は…特に奈々みたいな性格の場合だと
途中で挫けたり諦めたり、楽な方へ動いて別の事をし出すだけによく頑張ったなと思うので奈々の方は無難な展開では
あったものの良かったんですが、期待してたナナの方が奈々の初回エピソード同様あまりに微妙すぎるかなーと。
蓮相手にデレデレしてるのは別に構わないものの、ニュアンス的な事でアレなんですが終始「はぁ…」という感じで。
というよりも今回は悪い意味での少女漫画らしい描写が目立ったのが微妙でした、ちゅーかヤる展開入れすぎ。
胸がモロに描写されてたりヤるヤらないならまだしもピルなんて単語まで平気で飛び出すわ、挙句にコレは他作品でも
普通に描写されてたりするので然して気にする事ではないかもしれませんが、未成年の喫煙シーンが普通に流れるわと、
そういうのを気にせずに見てても気になる頻度で「ちょっとコレはマズイんちゃうの?」と思う描写が多すぎたかなと。
しかもまた個人的に蓮がかなり最悪でした、ナナも言ってたように不幸を売りにしてると思われても仕方無い自慢ですし、
何より「子供が出来たらどうする?」と怒るナナに「高校行かずに働いてたから金あるし一人ぐらいええよ」とかアホかと。
育児にかかる費用に関してナメすぎとか以前に、コレは真面目にナナに対して失礼ですよね。
この時点でのナナはライブをもっとしたい、という理由で妊娠は困ると言ってましたが、仮にナナが蓮の子供を授かりたいと
願っていたとしても、この時の蓮の言葉が冗談から出たモノでもフザけすぎですよね、子供となると二人の問題ですし、
何より生まれてくる子供が、くさい表現でアレですが両親の愛の結晶ではなく「避妊せずにヤってて生まれてしまった」
という結果だと知ればどれだけ傷つくか考える事も出来ないのかと、なんか蓮に関しては無償に腹が立ちました。
しかもアレじゃないですか、避妊せずにヤるだけヤっておいてナナに話さず東京行きを決意、しかも「お前は好きに生きろ」
コレはちょっと真面目に、原作ファンの女性読者の方が蓮に対してどういう気持ちを抱いてるのかが知りたいトコロです。
仮にこの先どういう展開と「実はこの時の言葉や冷たい態度にはこんな意味が」という新事実が明かされたとしても、
少なくとも個人的には蓮の事は好きになれないなと、こんな最低な男は久々に見た、また微妙な内容の時に出てしまい。



NANA   第05話 「レンの夢、ナナの思い」
(C)矢沢漫画制作所/集英社・VAP・マッドハウス・NTV

今回めちゃめちゃ良かったー、ノブが良すぎた、ノブってカタカナでノブなのか分かりませんがノブがとにかく良かった。
内容が良かったのは当然なんですけど、今回はひたすら見せ方とノブの描写が異常に秀逸だったのではないかと。
個人的には納得いきませんが、レン側の描写は電車に乗った際、ナナと別れた後に車内で涙を流すというモノのみ、
これだけで十分レンもナナと離れるのは身を切られる思いだったと分かるものの、逆に言えばあれだけ色々思い悩んだ
ナナと違いレンは葛藤するシーンが一切描かれてなかったので納得出来ない反面、レンの描写が一点のみのおかげで
ストイックに纏まっていた節もあるので、レンに関しては良くも悪くもだったかなーと。
けどコレはほんと、レン的にはどういう心情だったのかが一番知りたかったです、ナナと離れるのが辛かったのは十分に
分かったものの、それでも誘われた東京の方のバンドへ移動したという事は、言い方は悪いですけど、つまりナナよりも、
自分の夢を叶える為に一年以上も一緒に活動してきたブラストのメンバーより「今すぐのメジャーデビュー」を選んだ、
つまり結果的にはそういう事じゃないですか、スキンヘッドが言ってたように、どれだけ腕がイイのかは知りませんが、
片田舎でその腕を埋もれさすよりは日の当たる場所へ出た方がイイというのも頷けるものの、やっぱり、単純に心情面で
レンの行動はノブが最初に言ったように「なんかすっげぇ裏切られた気分だ…」になりますよね、心情描写が無い分特に。
で、その反面ノブが良すぎたわけですよ、ナナの歌に惚れ込んでるので一緒に東京へ行こうと誘うわ、ナナも自分一人で
歌えるだけの実力をつけてから東京へ行くつもりなので「悪いけど…それまでコッチで付き合ってよ、ノブ」と言うとかおま、
もぅアレよ、別に付き合うとかそういうのは抜きに、ナナはレンなんかよりノブと一緒に活動し続けるべき、神すぎるペア。
というかアレなんですよね、矢沢さんの作品ってどうにも現実主義すぎる登場人物が多いので、ノブのように文字通り
年相応の言動と「音楽で食っていくぞ!」と熱血する熱さを持ったキャラって居ない印象があるじゃないですか。
良い意味でノブはあまりにも自然体なので、その辺りも混みでノブは光ってるんだろうなと思いました。
他だとアレでしょうか、「レンは…ナナを捨ててくつもりか…?」と言うノブに「…そんな人聞き悪い言い方するなよ」
と答えるスキンヘッド、確かに人聞きは悪いですが、ノブの言葉を否定しないスキンヘッドに笑わせてもらいました。



NANA   第06話 「雪の上京!奈々とナナ」
(C)矢沢漫画制作所/集英社・VAP・マッドハウス・NTV

んー、別に悪くはないんですけど、話数を考えるとこういう演出で過去にやった回をもう一度やるのは早すぎるかなーと。
所々で一話の展開に多少新規の展開があったり、同じ展開でも別カットの絵があったりはするものの基本は同じなので、
奈々とナナが再会する、その後の展開を第一話ラストの時点で非常に心待ちにして今回を楽しみにしていた者としては、
土壇場でまさかの発売延期を喰らった、という感じでした、前述のように新規カットがあるのでそれなりに面白いんですが。
しかしまぁ何と言うか、実際章司は、恋人としてではなく普通に人として奈々に色々言ってるというのは分かるんですけど、
奈々の学生時代等の回想を見た今となっては、やっぱり章司は冷たいというか、典型的な「高校に入って大分変わった」
というタイプですよね、この場合は東京の大学なので別に「高校」というわけではないですけども。
場所が変わった事で、少なくとも以前からの友人には「なんかお前変わったよな」と、決して良い意味ではない含みを
持ったニュアンスで言われる感じの変化が目立つかなと、本人はまるでそうは思ってないけど周りからはちょっと…という。
後続で、風呂場が異様に綺麗になってるのを見て掃除してる奈々の姿が思い浮かび、ようやく奈々に対し笑顔で「一緒に
入ろっか、お風呂」と優しく話しかけてはいたものの、単純に気遣いが足りないというか「自分がやってる事は少なくとも
間違ってはいない」と思い込んでしまってるタイプですよね、冷静にもう一度考えるわけではなく間違いなく正しい、と。
まぁ、確かにいきなり東京へ来て一人暮らしをして仕事もちゃんとする、という奈々が、初日は何もせず家で掃除してた、
と聞けば、掃除自体はありがたいものの「何してんねん(笑)」とは思うでしょうけど、章司は言い方が悪いかなと。
次回からはようやく物語がまともに進むようなので楽しみです、どうでもいいんですが今回の奈々のナナに対する語りは
昔を懐かしく思い返す独白というより、故人に対するソレに近いニュアンスで聞こえました、マジで死んでたら焦りますが。



NANA   第07話 「ヤス登場!707号室」
(C)矢沢漫画制作所/集英社・VAP・マッドハウス・NTV

ようやく本編が進んだわけですが、これがまた、ちょっとヤスの登場があまりにカッコ良すぎて吹いた、アレはカッコ良すぎ。
奈々達がこぞって707号室へ行きチャイムを押すもナナが出てこず、当然ナナがまだ来てないんだろうと部屋の前で悩み、
鍵はまだ貰ってないのに仲介料は既に払ってると奈々が言うと章司達は「騙されたのでは?」と、そんな他愛も無い会話を
繰り広げてると扉が開き、中からは黒のサングラスにスキンヘッド、挙句に葉巻みたいなタバコを銜えた長身の男が登場、
奈々達が固まっているとえらい渋い声で「どちらさんで?」吹いた、コレは怖いとかそういうレベルじゃない。
しかもまた名前がヤスて、「犯人はヤス」そう言えといわんばかりの名前なのがまたナイス、別に本名ではないですが。
けどヤスは凄いというか偉いというか、ナナの回想の時点から…今で丁度2年後ですか?
まだ見習いとはいえ、2年間で夢を叶えて、ちゃんと弁護士になってるのが凄いですよね、しかもそれでいてナナが東京へ
出てきたという事はまだバンドも続けてるんでしょうから、地味に凄いなーと、ただ実際スキンヘッドの弁護士はどうかと。
ナナはナナですっぴんだと普通のねーちゃんにしか見えなかったりと、相変わらずナナ側はそもそものキャラが異常に
立ってるので面白かったです、別に奈々側のキャラが立ってないわけではないんですが、ブラストのメンツに比べると、
流石に章司達はただの一般人なので、どうしても展開やキャラ間での絡みはナナ側の方が良く見えてしまうなーと。
一方の奈々はやはり「ナナとの共同生活」という点で異論を唱えてくる淳子と章司、まぁ流石に当然と言えば当然ですか。
実際会ってみると人当たりの良さそうな感じで、何よりヤスが弁護士で妙に丁寧で気もきいてるので安心感はあるものの、
いきなり上京してきた友達が「電車で隣の席になった人と共同生活する事にした」とか言い出せばそらビビりますよね。
結果的には会ってみればイイ人だったものの、最初に対面したのがヤス、そら余計心配になるわなと。



NANA   第08話 「いちごグラスと蓮の花」
(C)矢沢漫画制作所/集英社・VAP・マッドハウス・NTV

犬っぽいという事でナナによりハチへと改名されてしまった奈々ですが、ハチて、確かにもう少しマシなネーミングに。
まぁ別に奈々でもハチでもどちらでも構わないんですが、ヤスは別に東京に住んでるというわけではなかったんですね。
保証人としてハンコを押す為だけに地元から来てくれたというヤス、しかも朝来て昼前には帰るという行動の早さ。
確かにヤスは面倒見の良いタイプでしょうけど、凄いですよね、ヤスにとってナナはバンド仲間という以上に大切な友人
でしょうから保証人ぐらいやってくれるでしょうが、往復の飛行機代を自費、仕事が溜まってるのにナナの為に東京まで、
この辺りの行動力がとにかく凄いなーと、ヤスが居れば大丈夫、と思って帰宅した淳子にすればかなり誤算でしょうが。
スキンヘッドに黒のサングラスというそのイカつい外見を抜きにしてもヤスは好きなので、個人的には今後も頻繁に
登場してもらいたいところですが…流石に地元に住んでいて仕事も忙しい、となればそうそう出番は無いでしょうか。
で、ナナが住んでいた部屋はレンが家賃を払い続けていてナナ曰く「頼んでないよ。あたしは自分で払うつもりだったんだ」
どちらが払うかとか、ナナ的にそういうやり方はプライドが許さないとか色々あるとは思うんですが、流石に忙しいからか
中々連絡の付かないレン、既に東京で住む事になったナナですけど、地元の部屋どうするんでしょうね、下手したら
誰も住んでない部屋なのに何も知らないレンは毎月無駄に金を払い続ける、とかだと多少可哀想ですけども。
他にナナ面では…あ、家の中ではスッピンだったのに、買物する為に外へ行く時は化粧全開になってた事。
個人的にコレは意外でした、ナナは別にそういうの気にしないと思っていたので、やっぱりナナも女性やったんやなーと。
一方のハチは相変わらず人懐っこい描写を見せていたので、行動を共にするナナや章司にしてみれば大変でしょうが、
見てる分には単純に面白かったです、良い意味で友達に一人は居てほしいムードメーカータイプ、という感じで。
「丁度今店番の子が辞めちゃって困ってるんだよね」と家具屋の水越が言った直後に履歴書を突きつける行動力は凄く、
自分の家に泊まって行けと言う章司の誘いをもスパっと断り帰宅する決断力、意外にハチは面白いだけでなく、コレは
良い意味でハチらしくない行動を見せてくれたりする事が多いのもキャラ的に良いなと思いました、まぁ履歴書は別に。
今回の感想としてはそんな感じなんですが、個人的に気になったのが「なぁお前、もう帰る気?まだ10時だぞ」という章司。
一年の遠距離恋愛を続けてようやく東京へ出てきたハチと一緒に居たいのは分かるんですが、常識で考えてこの発言は
異常ですよね、大人なんだから時間ぐらい気にするな、とか以前に、普通に考えて10時になったらお互い家へ帰れと。
そうでなくても、二人共翌日に仕事なり学校なりがあるわけなので、ちょっと章司はナニ言うてんのかな、と思いました。



NANA   第09話 「ノブ上京!ナナの歌」
(C)矢沢漫画制作所/集英社・VAP・マッドハウス・NTV

いやーやっぱアレですね、ノブはイイっすわー、相変わらずナナとノブのペアは絡みも絶好調で非常に良い感じでした。
またセリフがヤバイくらいイイ、旅館の跡取り息子で約束された確実な将来があるんだから帰れと言うナナに、
「俺はギターさえ弾けりゃそれで幸せなんだよ………お前の歌で…何度も言わせんな」とかまた、コレは惚れてまう。
その言葉を聞くとナナも黙ってしまいましたが、正直ここまで言われたら帰れとは言えませんよね、レンが東京へ行く事に
なった時ノブは、ある意味唯一ナナの為に色々尽力してくれた友人であり、最高のメンバーですからグっとクるものが。
けど口ではどう言ってようと、やっぱりナナとしてはノブの上京は嬉しいの一言に尽きますよね。
自分の事を理解してくれていて、挙句に旅館を継げるという確実な未来を放棄してまで自分の為に家出してくれたノブ、
しかも新曲まで作ってきてくれたと、ある意味レンが自分の元へ帰ってくるのよりも喜びという意味では大きい気が。
けどヤスはどうするんでしょうね、携帯電話越しにノブの曲に合わせて歌うナナの声を聞いていて、わざわざ今回は最後の
映像を特別に用意していたぐらいですから…まぁ、無難に考えれば今後ヤスも上京して再びブラスト再始動、でしょうか。
弁護士をやりながらバンド活動する時間的余裕があるのかどうかがまず問題ですし、上京する余裕も無いと思いますが。
一方のハチは相変わらずの天真爛漫ぶりを発揮していたので、もはやその言動を見てるだけでも面白かったです。
ナナとの絡みも「ビール、飲む?」「わーい!」「わーいじゃねぇ!テメェ仕事だろ!」と寝起きから早速テンポ良く良好。
ただ欲を言えば、やっぱりナナ側のメンツは濃くて物語も面白い、ソレに対してハチはハチの個性は半端じゃないものの、
親友の淳子以外は正直薄い…まぁ薄いとまでは言いませんが、ナナと比較すると「展開が見たい」とまでは思えないのが
問題でしょうか、しつこくもハチはあまりある濃さを持っているものの、他のメンツが魅力に欠けるなーと。



NANA   第10話 「美少年シン登場!」
(C)矢沢漫画制作所/集英社・VAP・マッドハウス・NTV

「その日は、夜更けまで大音量のライブで、マンションの住人達から大苦情を受けたのは言うまでもありません」という
ハチの語りから始まった今回ですけど、まぁ、ナナの歌はまだしも、ノブはアンプに繋いでたのでそら苦情も来ますよね。
何故かハチが数多の苦情に平謝りさせられていて可哀想でしたが、今回のハチはめちゃめちゃ良かったです。
セリフだけ取っても「ねぇナナ、バンドの新メンバーにタンバリンは要らない?」と自分も参加する気マンマンで訊ねたり、
章司にメールを送った事を忘れていて「多分章司は電話出来なかったこと気にして、バイト前にわざわざ店に会いに
来てくれたんだ…」と独白し、バイトが終わった後に章司と仲直りする算段を事細かに決めた直後にシンが登場し、
「そ…そんな!早速美少年!?ホントについてるかも、あたし…!」と動揺し「…ねぇ章司…今日の予定は変更だわ。
この埋め合わせは必ず!」と美少年シンを優先したり、ナナに言われて707号室の中でベースを弾こうとするシンに、
「待って美少年!ここで弾くとまた年齢不詳の山田さんが乗り込んでくるから!」という奇天烈な発言。
最後は「良かったね、こんなに早くベーシストが見つかって!しかも美少年!ね、誰のお手柄?誰のお手柄?」
とシンを見つけた自分を褒めてもらおうとナナに纏わりつき、ナナにお礼の接吻をされると「お…女は犯さないんじゃ
なかったの!?困るわ、あたし彼氏居るし!」と、今回のハチは終始良い感じでした、美少年美青年に弱いのがまたイイ。
けどアレですよね、今回のハチは非常に役立つ行動をしてるんですよね、バイト先の店先にバンドの新メンバー募集の
張り紙を…それも自分のバンドではなくナナのバンドの張り紙をしたり、ジャクソンファイブの店長の好意でソコにも
募集の張り紙を貼ってもらったりと、確かに生来の明るさというのを抜きにしても少々やりすぎな面はありましたが、
それでもそのおかげでナナとノブはシンに会えたわけですから、ハチは役に立ったどころの騒ぎじゃないですよね。
ただその煽りを喰らったのが章司との時間で、バイトが忙しくて中々二人の時間が取れない事にハチが文句を言うと、
「考えてないのはどっちだよ…なんで俺が、常にお前の都合に合わせなきゃなんないわけ?」と、つい無意識に愚痴を。
言った直後にハっとして自分の失言に気付いた章司ですけど、仮に死ぬ程疲れてる状況だとしても、こういうセリフが
出る時点で既に終わりですよね、確かに「二人の時間を作る」という点においては、章司が誘ってもハチはスパっと
帰宅したりしてるので「ハチの方が実際は考えてない」ものの、ホントに好きならそういうのは関係無いですよね。
我ながらくさい表現でアレですが、マジに好きなら、それこそ一目見れるだけでも、少し喋るだけでも幸せなはずなのに。
章司にメールを送った事すら忘れてるハチも確かにアレではあるものの、章司に会う為に一年間バイトをして金を溜め、
上京してきたハチの気持ちを汲み取ってるとは思えない言動が多いのは事実なので、個人的には章司は酷いな、と。
その後、章司のバイト先にハチが懸念していたまさかの「幸子」の名を持つ女性、川村が新しいバイトとして登場。
露骨にハチと別れてこの幸子と付き合う事になるとしか思えない展開ですが…まぁ、ハチと章司は別れるべきですか。
しかしシンのベース、今回はシンのインパクトを強くする為に、恐らくベースの音を若干強調して鳴らしてるんだとは
思いますけど、やっぱベースは音が渋いですよね、ナンて言うんですか、下品な表現で恐縮ですがケツが震えるというか。



NANA   第11話 「幸子、わざとだよ?」
(C)矢沢漫画制作所/集英社・VAP・マッドハウス・NTV

もはやそのサブタイにまず度肝を抜かれたわけですが、ラストでヤスがキタ━━━━━━<゚∀゚>━━━━━━ !!!!!
で、数日前にサイトのトップにも記した事なんですけども、今回から感想を別個に書いていこうと思います。
その方が読んで下さる側も、書くこちら側も分かりやすく纏めれるのでいいかなーと、感想の量はその分増えますけども。
 ハチ
久々にハチ側がメインとして描かれた今回ですが、やっぱり久しぶりだったせいか普通に楽しめたんですけども、それでも
ナナ側と比較すると「ありきたりな面白さ」という印象が強いですよね、展開が読めるというのは別にして、ハチ以外は
どうにもまだまだ薄いというか、今イチ目立った見せ場も役回りも与えられてないせいか「よくある恋愛モノ」ですし。
そんなハチは頑張って上京資金を貯めたにも関わらず、服やら家具やらを買いすぎたせいで既に残り全財産が2228円。
この辺りは男女の差と、所謂オシャレやインテリアに凝るかどうかで大分変わってきますよね。
流石にハチは少々散財しすぎですけど、男の場合は服も家具もそんなには買わないので、いつの間にか生活費が切迫、
という状況にはならず、どちらかと言えば章司のように「バイトしまくってPC買ったから金がほとんど残ってない」
こういう状況の方が陥りやすいでしょうから…まぁ前述のように男女の差はあるでしょうけど、女性の方が、ナマい話で
アレですが金銭的余裕が無くなった際の精神的ダメージはデカいんじゃないかなーと、男の場合は楽観面もありますし。
で、水越から夕食の誘いを受けた際に「でもいいよね…一緒にご飯食べるくらい、水越さんて下心無さそうだし。こんなの
浮気のうちに入らないよ」と独白、実際は経営が苦しくて店をたたもうと思う、という話をする為にハチを食事へ誘った、
という事実が後程明かされてましたけど、この辺りは実際どうなんでしょう、やはり男性視点で考えれば、バイト先の
店長と食事へ行くのは、少なくともハチが言ったように、別に「浮気」にはならないと思うんですが。
てか、ハチみたいに気の多いタイプだと、接吻やらの直接的な行為にでも及ばない限りは「浮気」と言えませんが。
 ナナ
今回は然して出番の用意されてなかったナナですけど、スタジオへ先に来て一人でドラムを叩いたり、ハチと買物して
707号室へ戻ると部屋の前にスーツケースやらを色々置いて座ってるヤスと遭遇し感涙したりと、少ない出番ながらも
良い意味でナナらしさが描かれてて良かったです、というより「ヤス…ブラストは…アンタが作ったバンドだろ…」
「あぁ…心配で夜も眠れねぇ。弁護士事務所なら、東京にもあるしな」のやりとりは神、しかもバチ持ってるヤスも神。
ノブの作った曲を歌うナナ、ソレを携帯電話で聞いた事が上京の決め手になったんでしょうけども、凄いですよね。
確かにヤスが言うように東京にも弁護士事務所はあるでしょうけど、仮にもバンドに人生を賭けるという博打みたいな事は
しないと言ったヤスが、いくらノブの曲にナナの歌とはいえ、一曲聞いただけで早速上京という行動力が凄いなと。
しかもナニが凄いってアンタ、何故かバチを持ちっぱなしというのも色んな意味で凄いですが、スーツケースの中身は
恐らく衣服やらの生活用品、ソレを707号室の前に置いてるわけですからね、お前今晩ココに泊まるつもりかと。
 章司 と 幸子
早速大学構内でやたら仲良さそうに歩いて、しかもお互い既にタメ口で「章司」「幸子」と名前で呼び合う状況に。
京助に「幸子」と名前で呼んでる事を言われると「しょーがーねじゃん、そう呼べって言うんだもん、拒否するのも変だし」
やたら動揺しながら言い訳したり、ハイヒールが脱げたせいで終電を逃した幸子に「走らないと終電逃がすの分かってて…
なんでそーいう靴履くかな…」と溜息混じりに問いかけると「わざとだよ?」と言われ赤面したりと、コレはもぅ章司が
幸子に堕ちるのは余裕で時間の問題ですよね、この直後にハチから電話がかかってきたので事無きを得たものの、正直
章司と幸子の性格を考えると、この場面でハチから電話が無かったら普通にホテルとか直行しそうな勢いですし。
しかも「わざとだよ?」ですからね、わざとかと、この言葉に激昂した章司が顔面に正拳突き入れれば神だったんですが。
タクシーで送ってもらった章司に「彼女が居る人には、奢ってもらわない主義なの」と笑顔でタクシー代千円を章司に渡し、
背を向けたところで涙を流す幸子、まぁ京助が言うように顔は可愛いですし、背が低いのでまた可愛さに輪をかけてるのは
事実ですけど、正直見ててあざといですよね、涙を流したという事は小悪魔タイプではないものの、逆に言えばソレがまた
余計「うわ…」と思ってしまう要素を強めてるわけなので、色んな意味で幸子は嫌われやすいタイプやろうな、と。
 京助
やたら久しぶりに見た気がしますが、相変わらずイイ人全開だったのが印象的でした、本作中一番人がイイのは京助。
金が無い事を嘆くハチに「月末まで、コレで食い繋げ」と、淳子の妨害が無ければ一万円をハチに貸すつもりだったり、
ハチと付き合ってるのに幸子とやたら楽しそうに歩く章司を見て本で頭を叩いたり、普通にイイ友達してたのが好印象。
 シンについて
実は18ではなく15だったというのはむしろ納得なんですが、今回判明した限りだと「ノブのトコによく泊まってる」らしく、
「シン、たまには家帰れよ。親が心配してんじゃねーの?」というナナの問いに「…してないよ」と無表情で返答。
高校にも行っておらず自宅以外を転々としてるようなので、バンド系キャラによくある設定で考えると、親とケンカ中とか、
親に捨てられたとか、親に虐待されてるとか、何かしら親に関係のある設定が妥当なトコロでしょうか。
やたらと明るい性格で人懐っこいのは、逆に薄幸な環境で育ったからこそ真逆の性格になった、という事もあるでしょうし。
 ハチ語録
「こんな夜更けから何のバイト?SMクラブとか?」「次の給料日まで半月以上あるのに…二千円で生きていけるのかな?」
「やっぱり今夜は…すきやきだ…!」いちいち笑わせてくれるハチですが、個人的にはやはりヤスを見てのすきやきかなと。



NANA   第12話 「淳子の部屋」
(C)矢沢漫画制作所/集英社・VAP・マッドハウス・NTV
12話にして早くも二度目の総集編だったのでキャプは無しで、新規カットが全く無かったわけではないですけども。
かといってその新規カット部分も本編と全く関係無い内容…どころか、視聴者に語りかけるタイプだったので微妙やなーと。
なので感想は無いものの、地獄少女みたいにキッズ放送verだけ、ではなく普通に話数がカウントされてたので一応。
むしろ心配なのは6話と12話で総集編をしてるので、順当に6の倍数で今後も総集編やるつもりか、と危惧してみたり。



NANA   第13話 「急接近!章司と幸子」
(C)矢沢漫画制作所/集英社・VAP・マッドハウス・NTV

久々に素でツッコミ入れながら見れたので、そういう意味では近年稀に見る面白さだった気がしないでもないエピソード。
内容的にはハチ側というより章司が主体で描かれていて、ハチとナナは前半パートで出番があったとはいえあまりにも
普通すぎる日常描写だったのでそう考えるとちょっと微妙だったかなとも思ったり、今回は奇天烈発言も無かったですし。
けどコレはホント、視聴者が男性か女性かで大分印象は変わると思いますけども、章司と幸子は最悪ですよね。
 ハチ とナナ
結婚する時の為に金を貯めようと決意し翌日に出版社の面接を受けるハチが、相変わらず行動力がありすぎますよね。
やっぱり、人間どうしても夜は何故か妙に落ち着いて真面目に色々考えるので、良くも悪くも考えは纏まりやすく、
夜というだけで決断力も半端じゃないレベルで上昇するのに、結局夜決めた事も朝になると面倒になって後日回し、という
展開が基本なのに、それでも朝早くに起きてスーツでビシっと決めて、ナナも言っていたように格好に合わせて言葉遣いも
サマになってるOL風の言動に出来る根性が…まぁこの辺りはハチが凄いというよりも女性特有のバイタリティでしょうか。
後はラストのアレ、ハチの夢が庭付き一個立てというのを聞き「じゃあ、あたしが歌で稼いで立ててやるよ」とナナ。
後続で「ただしテメーの部屋は犬小屋だ」とは言ってましたけど、コレは、そらハチもナナに惚れてまうなと、男前すぎる。
 真面目なヤス
ノブは一晩どころか、作中での描写を見る限り二日連続で707号室に泊めてもらったっぽいのに、ヤスは当然のように、
「住むトコ見つかるまで、ホテル暮らしでもしようと思って」と発言、ハチの「ここに泊まればいいのに」という言葉には、
「あぁ、ありがとう。でも、遠慮しとくよ」いくら同じバンドのメンバーであるナナで、友人という点で考えても固い絆で
結ばれてるとはいえ、ナナの世話にならない辺りが真面目ですよね、真面目かどうかは抜きに、ノブみたいに友達として
仲が良すぎると普通に泊まれるものの、やっぱりそういう意味での仲の良さでなければ、特に異性の部屋にはそうそう
泊まり辛いわけなので、好意に甘える事無くホテルを探しに出るヤスは流石生真面目な弁護士やなーと。
 章司 と 幸子
個人的には章司も幸子もあまり好きなタイプではないのでどうしても否定的な感想がメインになってしまうんですけども、
この二人に関してはお互いが最低ですよね、最低というか基本が二人共優柔不断で、挙句にただ優柔不断なだけでなく、
「○○になると自分にとってラッキーやから楽なソッチへ流れる」という性格じゃないですか、少なくとも今回のを見る限り。
その辺りが普通に最低やなーと、まず章司に関しては校舎裏で淳子と話して、その事でハチとの事も真剣に考えたのに、
バイト帰りに幸子が泣いてるのを見るとつい抱きしめて視聴者は正に「ちょwwwおまwwww」の状態にさせられたり、
幸子と接吻、挙句にどちらから誘ったのかは分かりませんが最後はハチからの電話を無視してヤるという浮気展開。
一方の幸子は「立ち聞きするつもりはなかったんだけど!」と言いつつも淳子との会話を…しかも校舎裏での会話なのに
大半盗み聞きして、バイト終了後に章司から「待って幸子!…話がある」と呼びかけられると露骨に不安そうな顔で
振り返り章司に精神的ダメージを与えたり、意を決した章司が振り返ると号泣中だったり、極め付けが「あたし…章司と
彼女の仲を…絶対邪魔したりしないから…だから…お願い…友達でいいから…縁を切るなんて言わないで!」の発言。
その後は、画面上の描写だと色んな意味で確定要素とまではいきませんが、終電を逃した時同様ハチから章司に電話が
かかってきてるのに「幸子が背伸びして」直前に「友達でいいから」とか言ってたくせに接吻と。
勿論、前述の不安げな顔や泣いたりは、章司の友達の…ちょっと名前は忘れてしまいましたけども関西弁の友人、彼との
会話時にも幸子は普通に喋っていたので「男相手だと誰にでもイイ顔してる」わけでなければ、もぅ普通の「恋する乙女」
なわけじゃないですか、なので、そういう意味では以前言った「わざとだよ?」は別にして、少なくとも今回の行動は
あざといわけでもないものの、正直見てる分には今回の展開、章司と接吻出来たりヤれたりというのを予想してたのなら
ただの悪女で、予想してなかったけどやっぱ友達より彼女じゃ!の精神なら天然の魔女なので、個人的にはアウト。
けどコレはホント、次回以降ハチ相手にどう接するつもりなんでしょうね、正直章司は優柔不断なうえに、淳子にも
指摘されてたように「ハチより幸子の方が大事」という考えで行動してしまってるので既に終わってますし、かといって
幸子は、マジに章司とハチの邪魔をしないつもりなら、流れに身を任せてだろうと接吻や性行為は間違いなくしないので…
というかまぁ、まだ幸子はハチと一度も会ってないので何とも言えませんか、言い方は悪いですけど、幸子はどうにも、
「すいません…」とは言いながらも結局章司と付き合うのを辞めないという、悪い意味で「理解出来てない身勝手さ」
みたいなのが出てるので、とりあえず章司がハチに幸子との事をどう打ち明けるのかに期待、むしろハチの反応に期待。


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