PRISON BREAK

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 第01話〜第13話
 


PRISON BREAK   S2 第14話 「想定外」
キムの焦りっぷりがたまらん今回でしたが、正直今回のエピソードはかなり神がかってました。
元々プリズン・ブレイクは一話一話で盛り上げたり引きが上手かったりするものの、S2に入ってからは、少なくとも
個人的にはダラダラした展開や悪い意味で「それはないわ…」の展開が多かったんですが、そういった事を抜きにしても、
今回はS2でも群を抜いて完成度の高いエピソードだったんじゃないかなと、ステッドマンが自殺するというのがまた熱い。
いきなりステッドマンを拉致して事実を公表させる直前までいったりと、良い意味で展開のスピードが半端じゃなかった、
と同時に、ステッドマンが死んだ事で更に冤罪の証明が難しくなったので、マイケル達にしても更なる絶望感が襲うと、
今後の展開も含めて今回は非常に秀逸なエピソードでした、展開の見せ方がS1っぽかったのも好印象。
 ティーバッグと黒人の違い
刑務所内でベリックに、デザートを持ってくれば「俺がお前を守ってやる」と偉そうに発言する黒人。
ティーバッグがマイケルへ最初に接触した時と同じ「俺がお前を守ってやる」でしたけど、やっぱりインパクトで言えば、
単純な肉弾戦ならガタイの良すぎる黒人の方が上ですが、色んな面での怖さはティーバッグの方が上ですよね。
吹き替えは若本さんなのでインパクトが強すぎますが、そういうのは抜きにしても「ポケットはもういっちょあるぜ」
といったギャグかマジか分かり辛い言動、挙句に少年少女をレイプして殺す、或いは殺してレイプするという経歴。
黒人の場合は「逆らったら殴られそう」のレベルですが、ティーバッグはただならぬ雰囲気で「逆らうと殺されそう」の印象。
 何気に男前なベリック
黒人の言動にキれたのか靴下に石を詰めたモノで黒人をボコボコにするベリック。
見てる分には良い意味で「お」と思える展開でしたが、むしろ周りの誰も黒人に加勢しないのが驚きでした。
黒人の部下役と思われる連中が周囲に居たのに、ベリックにビビったのか何もせずに事態を遠巻きに見守るだけ。
そう考えると、やっぱりベリックは、流石に肝は据わってますよね、この後どうなるか考えてなかった、と言ってしまえば
それまでですが、それでも「元看守」という露骨に不利な条件で入れられてるのに、正に孤軍奮闘の状態で黒人へ
ケンカを売り圧勝したわけなので、40年も刑務官をしていた経歴は伊達じゃないなと。
 シーノートが壊れた
嫁が捕まり娘は車の中に閉じこもったのに、ディディの人形相手に色々笑顔で話しかけるシーノート。
お前、状況的にどうしようもないのは分かるが、そんな事して遊んでる場合じゃない。
 容赦なく射殺するケラーマン
マイケルもリンカーンも驚いてましたが、こういう「躊躇わずに相手を殺す」という人物が味方に居ると便利ですよね。
道徳的な問題でマイケルが動揺するのは分かりますし、元々リンカーンも冤罪とは関係無しに借金の清算の為に現場へ
殺しに向かっていたとはいえ、そうは言っても実際人を殺すとなると相当な覚悟が必要なので、土壇場で、勢いで相手を
殺すという事はあっても、ケラーマンのように躊躇わずに殺せるレベルではないでしょうから、そういった事も踏まえて、
ケラーマンが味方に居るというのは色んな意味で便利だなと、政府の内情云々よりも戦力的な面でかなり期待が持てる。
 ベロニカの仇を討つマホーン
別に本人にそんなつもりはないでしょうけど、結果的にベロニカの仇を討った事になるマホーン。
この先リンカーンがベロニカ射殺の犯人を知る展開というのは無いでしょうけど、まぁ、リンカーン的にも多少は溜飲が
下りたでしょうか、マホーンがどこで金髪の男を殺してどうやってトランクに詰めたのか、とかは気になりますが。
 ステッドマンが人生ナメすぎ
事実を公表すれば自分は投獄、その事に耐えられなかったのかリンカーンから奪った銃を使い自殺するステッドマン。
我が家でも「最低」「死ね、自殺したけど誰かに殺されろ」と非難轟々でしたが、確かにナメすぎですよね、
リンカーンに冤罪を着せて死刑にしようと…まぁコレはステッドマンが仕組んだ事ではないですけど結果的にそうなり、
色んな人がステッドマンに巻き込まれて不幸になってるのに、結局自分は投獄に耐え切れず「一撃で死ねる」という
楽な銃身自殺を選ぶとか、久々に腐った男を見た、展開的にはマイケル達が更に追い詰められたので面白いんですが。



PRISON BREAK   S2 第15話 「メッセージ」
ヘイワイヤーが殺した酒飲み男の娘が神すぎた、天使という単語を送りたい、ちょっとロリコンの気持ちが分かったわ。
いや、恐らく高校生ぐらいでしょうからロリコンとか関係無いんですが、アレは天使、正直お持ち帰りしたかった。
髪と目の色が異常に綺麗でマジでびっくりした、驚いたというよりもここは「びっくりした」を使いたいぐらいびっくりした。
そんなわけで内容よりもあの少女に目を奪われた今回だったんですが、内容の方はむしろマホーンが頭良すぎました。
 間抜けすぎる警察
マイケルが電話でマスコミに「自首したい」と言ったので、それなら抵抗もしないだろうと思ったのかもしれませんが、
電話した報道局のレポーターとカメラマンがそれぞれ一人、同伴したのは警官が二名とかお粗末すぎる。
挙句に、いくらカメラマンを人質に車に乗り込んだとはいえ、警官は逃げる車のタイヤすらパンクさせない事実。
世間的には、大統領の兄弟殺しという事で恐れられてるのに警察には危機感が無さすぎるんじゃないかと。
 ヘイワイヤーへの謎のお使い
どう考えてもホームレスとしか思えないヘイワイヤーに金を渡してビールを買ってきてもらえないか、と頼むカップル。
コレは、正直まるで意味が分からなかったんですがどういう展開なんでしょうか。
別にこのカップルが普通に買いに行けばいいだけの話ですし、失礼ながらヘイワイヤー…というよりもホームレスに
買い物を頼んで「あんたの分のビールも買っていい」とは言っても、普通ならそのお金を持ってそのまま逃げる、
というのは誰が考えても分かるのに、何故このカップルがいきなりヘイワイヤーにビールを買いに行かせたのかがまるで謎。
少女とヘイワイヤーを絡ませたいだけなら、単純にヨットを作るヘイワイヤーに話しかけるシーンから入ればいいので、
ちょっと意味が分かりませんでした、結局そのビールを飲んで酔っ払ってる事で仲良くなる、というわけでもありませんし。
 ベリックがマイケルの模倣
ベリックがサラの友人に「今日は綺麗だね」と言ったり「帰る時はドアの鍵を開けておいてくれないかな?」と頼んだり、
あまりにもいきなりすぎて吹きすぎた、そして逃がしはしないものの診療室に一晩泊めさせるサラの友人の優しさに泣いた。
 マホーンが天才すぎ
専門家が偉そうにリンカーンの仕草や喋り方が演技っぽいから意味はこうだ、などと言う中、マイケルがわざと仕掛けた
モールス信号の意味を「意味は無い!」とすぐに判断するマホーン、確かに、マイケル達にはケラーマンが居て捜査の
手順やらも熟知しているわけなので、そういった動作や仕草は敢えて作られたものだと思うのが当然ですが、マホーンの
判断の早さが異常すぎる、多少は勘繰るものの恐らく意味は無いんだろう、の流れではなく即決即断で「意味は無い」
実際マイケルとマホーンはどちらが賢いんでしょうか、物語の扱い上で言えば、マイケル≧マホーン、という扱いだとは
思いますが、描写だけで言えばマホーンの方が遥かに上なので、主人公補正が無ければマイケルは余裕で捕まってる。
 レ・ミゼラブル
スクレと鶏のオッサンがあまりにもレ・ミゼラブルでアレでしたが、コレはどうなんでしょうか、ジャン・ヴァルジャンと
司教の展開をそのまま…これはもぅオマージュではなくただのパクリなので、今後スクレはこのオッサンの哲学的な考えや
自分を逃がしてくれた事に感謝して、最終的にはジャン・ヴァルジャン同様慈善家になるんでしょうか、設定上スクレが
幸せにならないと可哀想なので、そこまでパクればむしろ好印象ですが。
 ヘイワイヤーが少女の父親を殺害
流石に殺すのはちょっとアレですが、ヘイワイヤーがあまりにも熱い男で震えました。
てか隣の部屋に居るはずの娘が全く気付いていない事実に驚愕しました、どう考えてもわざと殺させてるとしか思えない。
 ベリックまでもが頭良すぎ
マイケルがサラに宛てたメッセージを解読する為の糸口がベリックにあるのではないかと思い質問するマホーン。
すると依存症克服の本に記載されている事実が病院名を指し示してる事実をベリックは発見。
というか、マホーンの頭の良さは既に異常ですが、ベリックは普段の言動が粗野で乱暴なだけに、こういった知的な面を
見せると普通以上に凄さを感じますよね、つまり「お前もちゃんと本を読んで内容までしっかり覚えてたのか」とか、
何気に真面目すぎるうえ、下心があったのだとしてもサラに仕事を斡旋したのはベリックなので人助けにもなってる。
 ケラーマンにキャロラインが電話
マイケルとリンカーン、それと鍵を持って帰れば元に戻すという内容でしたが、流石にケラーマンは従わないでしょうか。
どう考えても自分は最終的に殺されるという事は分かってますし…とも思うものの、前回ステッドマンの発言で初めて
判明した事実「ケラーマンはキャロラインに惚れていた」があるので、やはり懇意の女性からの頼みであれば動揺したり
迷いを見せたりするので、この電話が切欠で政府側がマイケル達の同行を知る、に繋がると見るのが妥当でしょうか。



PRISON BREAK   S2 第16話 「シカゴへ…」
駅の構内でサラが振り返ったところに笑顔のケラーマン登場でいつもの鐘の音、相変わらず曲の流し方が神でした。
ところでむしろ気になったのがヘイワイヤー絡みの例の少女です、今回は髪と目が神がかってなくて残念でした。
 ヘイワイヤーの殺害を命じるキム
確かに、マイケルとリンカーン以外だと、政府側からすればスクレとヘイワイヤーが一番危険なんですよね、
キム自身が言ってたようにヘイワイヤーはマイケルと一時期同じ房に収監されてましたし、それはスクレも同様。
それに、マホーンはヘイワイヤーの病気の事で特に気にしてないようでしたしキムも知らなかったようですけども、
ヘイワイヤーは一度見た絵を瞬間的に細部まで記憶する事が出来るので「マイケルが何か話した可能性がある」
という可能性も考えると、ある意味一番危険な存在なんですよね、念の為に消す、という意味では最重要人物。
 ケラーマンの殺害を企てるサラ
列車の中でいきなりケラーマンを絞殺しようとしてましたが、リンカーンが居なければマジに殺害してたはず。
その後ケラーマンも言ってましたが、ケラーマンに殺されかけた過去があるとはいえ、今の時点では別に命の危険が
あるわけではないので正当防衛は当然成立しない、つまりケラーマンが言ったようにサラも結局同じ人殺しになってる、
というわけですけど、言い方は悪いものの、サラはまだこういう面が甘いですよね。
マイケルもリンカーンもケラーマンには腹を立てていながらも、結局ケラーマンが居なければ今の時点ではどうする事も
出来ないのでケラーマンの存在は必須、必要無くなった時点で切り捨てようとしてるわけなので、普通はそうすべき。
直情的なリンカーンですら我慢してるのでサラも少し我慢すべきかなーと、ケラーマンが先に離反する可能性もありますが。
 サラと接吻するマイケル
どうでもいいんですが彼は少しでもニカの事を覚えてるんでしょうか、それだけが気になります。
 ファーストフード店を救うシーノート
むしろこの場面はシーノートの凄さよりも、いくら自分にとって役立ったとはいえ指名手配犯という事を聞きマジで
逃がしてやる気になった強盗の…優しいというべきか強盗としては間抜けすぎるというべきか分かりませんが、
そんなあまりにも甘い強盗の迂闊さが気になりました、そしてそんなシーノートを庇って逃がす店員と客の優しさに涙。
 政府の音声変換機械の性能が凄すぎ
描写だけで見れば、つまり誰が喋ってもキャロラインの声に変換されて相手の電話に届く、というシステムのようでしたが、
つまりアレですよね、文字通り「どんな喋り方」で喋っても「キャロラインが喋るのと同じ口調」に変換なんですよね。
キャロラインが喋る際の独特の癖や音声の強弱、原語吹き替えを問わず変換後は正にキャロラインのソレだったので、
もしマジでそういった癖も変換出来るなら凄すぎる、正直そこまで設定煮詰めてないとは思いますが。
 ヘイワイヤー自殺
これは「マホーンが自殺するよう誘導した」と見るべきか、マホーンのセリフには裏が無く「自由にさせてやろう」と
純粋に思ったからヘイワイヤーの行動を黙認したのか、どちらなんでしょうか。
周囲に人が集まってる以上、キムの望みを叶えるには自殺させるしか方法が無かったので、自分の手で殺すよりかは、
ヘイワイヤーの意思を尊重して自由にさせた、の意味合いが強いかなとは思いますが。
何にしてもベリックがちょっとイイ味出してました、ヘイワイヤーを鉄塔の上に追い詰めて野次馬を集めたのはアレですが、
自殺したヘイワイヤーを何とも言えない顔で見て顔を逸らしたり、刑務長なので当然かもしれませんがヘイワイヤーの
性格をしっかり把握してるので少女の証言が嘘だとすぐに見破ったり、相変わらず無駄にイイ味を出してたなと。



PRISON BREAK   S2 第17話 「血の輪廻」
所長と再会する時のマイケルの「壁から出る流れ」と「ドーンという音」が神すぎた、ティーバッグが斧を見る音も同様。
ただ今回は、印象は人それぞれですが、個人的にはティーバッグの回想や描写があまりにもグダグダすぎました。
別に本気でホランダー夫人に惚れていたというのはいいんですけども、何と言うかこぅ…悪い意味でお約束すぎる流れ。
 ラングにキれるマホーン
病気のディディと逃亡しているシーノートの事を「運が良ければ子供を病院に連れて行くでしょう」とマホーンに報告、
自分自身にもキャメロンという大切な子供が居る為、一瞬険しい表情を見せて「君子供は?」とラングにマホーン。
ラングは以前から「お前それはちょっと…」という言動が多かったですが、今回のコレは最低ですよね。
自分に子供が居るかどうかは別にして、子供が病気で大変なのに「運が良ければ」とかそんな言い方は無いだろうと。
本筋とは関係無いもののどうなんでしょう、マイケル達の件が全て片付いたらマホーンはラングをクビにするんでしょうか。
利用出来る物は利用する、という点で考えればラングはむしろ優秀かもしれませんが、子を持つ親としては許せんはず。
 空港でマホーンが購入した人形
キャメロンに電話してラングからディディの報告を受けた後に購入、最終的にその人形はディディにプレゼント。
この時点では、キャメロンへのお土産なのか、ディディへのプレゼントなのか、どっちのつもりで買ったんでしょうね。
シーノートを捕まえればケイシーも拘留中の身である以上ディディが当分一人ぼっちになるのは目に見えているので、
一応ディディへのプレゼントとして購入したんでしょうか、この辺りはシーノート同様子を持つ親同士の境遇ですし。
 最低な病院
目の前で弱っているディディを連れたシーノートが来てるというのに、免許証等の身分を証明する物が無く、ディディが
まだ「死にかけの状態ではない」というだけで診察をしない病院側の対応、挙句にシーノート達をホームレスとして扱い、
そんなホームレスの診察をするつもりはないという旨の態度。
シーノートが病院を出ようとした直後にマホーンが来たので病院側は通報後の時間稼ぎも兼ねてたんでしょうけど、
なんかもぅ真面目に最悪ですよね、時間稼ぎの有無を問わず弱っている子供の診察はちゃんとしてあげるべきですし、
実際シーノートが言うように診察を受ける権利はあるのに、偉そうに「路上生活者」と言い切る院長、終わりすぎてた。
 マイケルと所長はどちらが悪いか?
所長は職権乱用でマイケルにタージマハルを作らせ、結果的にソコを利用されたのに自身の事は棚に上げて激昂。
マイケルはそんな所長を都合のいいように利用した挙句、一応サラには救済処置として共に国外逃亡をする準備を整え、
サラを巻き込んだ以上当然かもしれませんがマスコミを通じてサラへの謝罪とメッセージまで用意。
しかし所長に関しては利用するだけ利用して弁解や救済処置も用意せず、ニカの時同様自分達が困ったところで所長の
存在が明るみに出たので利用する為に所長宅を訪れ、所長に銃を渡したとはいえ最初は銃を突きつけて脅す展開。
ちょっと上記の書き方だとマイケルに悪意があるとしか思えない書き方なのでアレですが、やっぱりマイケルの方が、
「やってる事」は酷いんじゃないでしょうか、職権を乱用した所長がまずアレなものの、人として最低なのはマイケル。
性格上やらないとは思いますが、所長に銃を渡しておきながら「実は銃弾は予め抜いてある」というお馴染みの手を
使って自分達の安全を確保しておく事も出来ますし、結局所長とキムが顔を合わせたので、キムにしてみれば所長は
ヘイワイヤーがマイケルと同房だった時と同様「何かを聞いたのかもしれない」と思うので、可能性の面で言えば、
キム達がマイケル達と別れた所長を殺す可能性もあるわけじゃないですか、なのに所長の身の安全は保障せず終了。
個人的にS2のマイケルがニカや所長を始めとした酷い扱いが多いから気になるんでしょうけど、納得出来ないトコロ。
 シーノートを見逃すマホーン
文字通り目前にシーノートを目前に追い詰めておきながらも、ディディがシーノートにしがみついて離れないので結局
シーノートを撃たずに見逃すマホーン、これはシーノート同様、マホーンにもキャメロンという子供が居るからシーノートを
撃たなかったんでしょうけど、お互い子持ちという共通点があるからか、今回のマホーンの優しさは異常。
 キム早すぎ
「ジェット機を手配しろ」と伝えてから…恐らく一時間以内に現場に到着したであろうキム、早すぎる。
あと余計なお世話かもしれませんが、いくら部下が失敗続きとはいえ、何もキムが自分で現場に行かなくても。
 ケラーマンを捨てるサラ
キムをボコボコにしたリンカーンが車に乗り、ケラーマンも車に乗ろうとするもロックをかけて乗せないサラ。
しかもマイケルやリンカーンも同じ気持ちだったのかそのまま車は発進…というか、ちょっと酷いとは思いますけど、
当然車内から所長もケラーマンの顔を見てたはずでしょうから…でもまぁ、ケラーマンに脅されただけで、そこまでの
確執は無いですか、あんまり深入りして自分もサラみたいに巻き込まれるのも勘弁、と思ったのかもしれませんし。
 自首するシーノート
ディディに「愛してる」と言うシーンのロックモンド・ダンバーの演技が神すぎて気分は正に一青窈もらい泣きでしたが、
自首する交換条件としてマイケル確保に協力するという展開、我が家では「シーノートは酷い」との意見でしたけども、
確かに娘を助ける為とはいえ脱獄の同志を売るのは酷いですが、そもそもマイケルがシーノートを無下に扱ったのも
悪いので、今後どうなるかは別にして、そう考えるとシーノートがマイケルを売る展開に走るのも仕方無いかなーと。
ところで余談ですが字幕が終わってました、シーノートのマイケルに対する呼称は吹き替えでも言ってた「スコフィールド」
なのに、日本語の字幕だと「マイケル」になってたので…というか、この場合「終わってる」よりもちゃんと聞いてない。



PRISON BREAK   S2 第18話 「帳消し」
グリーンの真偽を確かめる展開が間延びしすぎていてアレでしたが、やはりというべきか、ちょっと展開が遅いかなと。
しつこくも普通に考えれば一話ずつ纏まっていて悪くはないものの、何せS1の中盤までの展開がスムーズだっただけに、
S2に入ってからの展開冗長化とS1とは違った意味でのご都合主義が悪い意味で目立ってしまうなと。
 マイケルにメッセージを送るシーノート
500万ドル発掘の際にマイケルがスクレにだけ教えていた掲示板のアドレスをしっかり記憶していたらしく、スクレの為に
用意した掲示板へディディが病気になり困っている旨の書き込みをしてマイケルにコンタクトを取ろうとするシーノート。
けどコレはアレですよね、よく考えるとこの掲示板はかなり意味が無いですよね。
マホーンが言うように他人の名前を騙る事が可能ですし、今現在マイケル達は冤罪を晴らす為に忙しいので掲示板へ
アクセスする時間的余裕が無い、これらの事を考えると、緊急時にはまるで役に立たないですよね。
 普通の暮らしに戻るLJ
既に普通の生活として学校へ通っている為、当分はこのまま普通の暮らしをおくりたい、と言ってましたが、色んな意味で、
確かにLJはこのまま普通の生活に戻るのが一番確実ですよね、今は本名じゃないのでリンカーンの息子とは誰も知らず、
かといって物語的にも既にLJは絡ませ辛いうえに、仮に絡ませるとしてもリンカーンのアキレス健として使う同じ展開、
LJ本人の為にも、物語が停滞しない為にも、LJはこのまま普通の暮らしを送り続けるのが一番確実かなと。
 迂闊すぎるサラとリンカーン
前者は父親の墓参り、後者はグリーンが偽者と判明したので焦っているとはいえ変装も何も無しで往来を全力疾走。
物語的な都合でニカに監視が付いていなかったりしたのと同じで、今回もタンクレディ知事の墓を見張ってるFBIが居ない、
という恐ろしくご都合主義な展開でしたが、そういった事は抜きにしても危機感が無いですよね。
 マンチェが終わってる
自分が高待遇の刑務所へ移送してもらえる、というのを条件にスクレの居場所を吐くとかそんなバカな。
常識で考えれば吐くでしょうけど、ちょっとマンチェは酷いですよね、自分だけ脱獄出来なかったという悔しさも当然
あるとは思いますけど、調べれば分かる事とはいえ脱獄したメンバー全員の名前を即吐いたり、今回も親戚を売る展開。
しかも冷静に考えるまでもなく、ベリックが100%約束を守るかどうかは分からないのに、よくそれだけ吐けるなと。
 リンカーンの無実に気付くマホーン
確たる証拠が無いので「絶対に無実」ではなく「恐らく無実」ぐらいの気持ちでしょうけど、マホーンの気持ちとしては
そこまでの変化は無いでしょうか、仮に無実でも証拠が無い以上警察やFBIにとっては所詮脱獄囚に違いないですし、
理由はどうあれマイケルが銀行強盗未遂をして収監され脱獄、は事実なので捕まえる事に変わりはないですし。
 ケラーマンがキャロライン射殺計画
シークレットサービスなのでどの位置に誰が居るか予め予想が付く、というのは確かに便利ですが、逆に言うと
ケラーマンが狙撃ポイントに選んだ場所には一人しか居なかったのは、それはちょっと問題なんじゃないかなと。
もしそのシークレットサービスがキャロラインの暗殺を企てていたり、或いは24のS1でやっていたように整形で顔を
同じにする、という作戦もあるわけなので、最低二人、或いは常にAのポイントからはBのポイントが丸見えになっている、
という一種の相互監視状態の配置にしておかないとマズイんじゃないかなと。
 シーノートが自殺直前
可能性で言えば死なないでしょうか、露骨に死んだのならまだしも「今から死ぬ」の場面で暗転する場合は、基本的には
死なずに何とか助かるというのが定石でしょうし、このまま死ぬとマイケル達メイン勢にとってシーノートが無意味すぎ。



PRISON BREAK   S2 第19話 「女王蜂」
ステッドマン自殺のエピソード同様展開的には非常に面白かったんですが、個人的には感想として書く事が特に無し。
むしろ今回一番気になったのはリンカーンの友人が持ってきた酒でした、あの酒は友人からのサービスだったようですが、
展開的にキャロラインもキムもかなり追い込まれた状況、その状況を打破するのが、友人が善意で持ってきた酒には
睡眠薬が入っており、演説直前に友人がマイケル達を捕まえた旨の電話を警察に入れる→キム達心底安心、という
お決まりの友人裏切り展開かと思っていただけに、まさかマジで友人がただのイイ人だったとは思いもしませんでした。
 ティーバッグの騒動がわざとらしい
ベリックが居た為に500万ドルの入ったバッグを回収出来ず、裏口で係員を殴り無理矢理回収しようとするも失敗し警報。
正直、どれだけ窮地に立たされても焦らない、或いは次の策を用意しているティーバッグがこんなあまりにも単純な
ミスを犯すとは思えないので、ちょっとコレはわざとらしすぎるというか、騒動を起こす為の展開、なので個人的には微妙。
 サラが頭悪すぎ
実際どうしようもないとはいえ、マホーンが部屋の中にまだ残っている、というお約束の展開に気付かなかったり、
いくら中毒特有の言動を見せて机の上に銃を置いたとはいえ、その銃をわざとサラに取らせて優位に立てる状況にして
部屋から出た後にマイケル達と合流させる、というまたしてもお約束の展開に気付かないという体たらく。
後者はまだしも、前者は息を潜め続ければ或いはマホーンが部屋からマジで出る可能性もありますし、仮に発見されても
隠れていた時間分だけ余裕が出来るのでFBIに少なからずダメージを与えれる、にも関わらずすぐ出るとか落ち着け。
 キャロライン辞任
確かにこうすれば恩赦は出せませんし、キム達の組織からも殺す程の理由が無くなるのでキャロラインにとっては最も
安全な行動ですけど、ステッドマンといいキャロラインといい、この姉弟は久々に登場すると一気に物語を展開させる。



PRISON BREAK   S2 第20話 「パナマ」
色んな意味で展開的に停滞してたり苦しかったりするこの終盤ですが、実際マイケル達ってどうなんでしょうか、
逃亡犯引き渡しの法律がパナマには無いという話が出てましたけど、ソレ凄いですよね、逃亡犯と分かっていても余裕で
見逃すとか、パナマの人々に対してあまりにも恐怖を与えすぎだと思うんですが、そういうのって大丈夫なんでしょうか。
 外国の空港は危険すぎ
ティーバッグが金を渡して誰かにバッグを回収してきてもらってましたが、つまり本人確認もせずに荷物を引き取れるので、
色んな意味で危ないにも程がありますよね、今回みたいな事はそうそう無いでしょうけど、500万ドルのバッグを他人が
持って行って、空港側は受け取った人物のチェックすらしてない、とか問題がどうののレベルじゃない。
 マリクルースを人質に取っていたベリック
三週間分の水と食料を用意しておく辺り、ベリックの性格を考えるとむしろ何気に優しいような気がしないでもないですが、
逆にこれは、ある意味もぅスクレの逮捕フラグが確定したようなものではないのでしょうか、仮にベリックが500万ドルを
全て独り占めした場合、スクレの懸賞金10万ドルぐらいは見逃すかもしれませんが、刑務官としては真面目だったので
脱獄犯を見逃すはずもなく、となるとスクレは最終的にまた捕まるんじゃないかな、と思うんですが、どうなんでしょうか。
 カツラで人相変わりすぎ
個人的な感想で申し訳ないんですが、ホランダー夫人と同じ髪型のカツラを娼婦に被せて遊ぶティーバッグ。
で、実際カツラを取ると意外と人相が変わるというか、つけている時は約束の一時間の中だった事もあり笑顔でしたが、
それでもあまりにも人相が違うので驚きました、何を今更という感じですが、変装にカツラが有効と今更分かりました。
 マイケルが遂に自己中に
サラの人生を潰した事や、自身が起こした暴動で死んだ新人看守、ティーバッグを脱獄させた事実を悔やんでましたが、
お前、ええからニカの事も思い出してやれよ、あとええからウェストモアランドの娘に金届けてやれと。
マイケルが酷使したせいでトゥイーナーは殺されたわけですし、ニカは利用するだけ利用してポイ。
そんな結果があるのに、結局サラが捕まった事でイジけ露骨に不愉快な態度を見せリンカーンに八つ当たりとかお前。
女性視点で見た場合どういう感想を抱くのかは分かりませんが、個人的にS2のマイケルはやはり好きになれないなと。
 シーノート無罪放免
マホーンの件で証言する事を約束に、刑期を無くし証人保護プログラムにかけて新しい人生を送れるようにFBIから進言。
結果、ケイシー、ディディ、家族揃って一からやり直せる事になりましたけど、今後の出番はどうなんでしょうか。
シーノート自体は特に犯罪を犯したわけではないので、ようやく幸せに暮らせる事を考えると純粋に「良かったな」とは
思うものの、最後に留置場を振り返った描写が気になるトコロ、不意に振り返って結構長い事見てたのが何なのかなと。
単純に「これでもう逃げなくてすむので少し感慨深くなった」から振り返った…生々しい事を言えばシーノートの出番が
マジでコレが最後なので番組を去るので振り返っただけか、実はあの内部調査官はマホーンとは別の意味で怪しい人物、
或いはマホーンの部下なりキム達の組織の誰かがシーノートを尾行してるので誰かの気配を感じて振り返った、とか。
でもまぁ、シーノートの今後の出番の有無は別にして、少なくともS2での出番はコレが確実に最後でしょうか。
残り二話で何かしら発展させたりマイケルと絡めるには尺が足りないので、迂闊に出すと中途半端な事になりそうですし。
 スクレの書き込み
ティーバッグがパナマに居る旨の書き込みを見てマイケルは捕まえに向かいましたが、視聴者の誰もが思うようにコレは
スクレの書き込みではなくマホーンによるマイケルの誘導展開…というか、何故マイケルは怪しいと思わないんでしょうか。
少なくとも直接教えてないはずのシーノートからの書き込みがある時点で違和感を感じる必要がありますし、そもそも
本来ならスクレはメキシコへ逃亡したはずなので、何故メキシコに居るはずのスクレがよりによってパナマに居るのかも
疑問に感じなければならないのに、気にせずリンカーンへの書き置きすらせずティーバッグ討伐へ出発、迂闊すぎる。



PRISON BREAK   S2 第21話 「逆転」
フードを被っている今回の服装が良かったのか、久々に…それこそS2に入って初めてウェントワース・ミラーがS1の頃と
同じぐらいスリムになっていたというか、はっきり言ってしまえばS2の太ったマイケルではなくS1の頃のマイケルに戻った、
という見た目になっていて非常に良い感じでした、正直大分カッコ良く見えました、ただソレだけで印象が向上しました。
ホント失礼な話なんですが、個人的にS2のマイケルが嫌いなのは言動だけでなく、ホント失礼ながら小太りのせいやも。
 マイケルとスクレ久々の再会
マホーンによる意図的な再会で、しかもベリックという余計なおまけ付きとはいえ久々に再会するマイケルとスクレ。
個人的には、やっぱりマイケルはスクレと絡んでる時が一番光ってるなと思いました、二人とも一番キャラが活きてる。
マイケル的にはリンカーンが一番落ち着くでしょうし、リンカーンとは別の意味でサラも落ち着くでしょうけど、
良い意味で猪突猛進なスクレと居る時が、そんなスクレを落ち着かせたり導く展開になるので見てて安心というか、
S1で最も絡む時間の長かった二人だからこそ、安定した絡みで落ち着いて見てられるなーと。
 迂闊すぎるベリックとスクレ
「ドアの向こうに500万ドルがある」とティーバッグは言うも、露骨に100%嘘なのに、ティーバッグが動かないので
スクレにドアを開けさせるベリック、死体に驚きマイケルの名を呼びマイケルが移動、ベリックもそちらの方を一瞥、
その隙にティーバッグはドアから逃げるという展開でしたが、お前ら、こんな子供騙し以下の手に引っかかるなよと。
というか、コレはその後のティーバッグ轢き逃げのダメージと、ベリックが捕まる為の展開なので「展開を優先」なのは
分かるんですが、相変わらずS2は悪い意味で「それは無いやろ…」の展開が多いので、ココに来てまたかと。
 ベリック再逮捕
なんかもぅいい加減可哀想を通り越して悲惨でした、ギアリーの殺害に対する冤罪はまぁ、一応アレはティーバッグを
拷問した事もあるので、相手が犯罪者とはいえ傷害罪が適用されるべき例なので、全くの誤解とはいえギアリー殺害で
誤認逮捕されるのもベリックの行動がミスと言えばミスなのでまだしも、今回の娼婦は100%濡れ衣なので悲惨すぎる。
しかもベリック本人が言ってたように英語を話せる人物がパナマ警察に居なかったようなので、ちょっと今後がマジで心配。
 ティーバッグが無敵すぎる
不意打ちで車に轢き逃げされるわ、スクレを刺した事でマイケルが事故ったのに平気で500万ドルの入ったバッグを抱えて
森の中を走り回るわと、ちょっと無敵とか以前に相変わらず異常な生命力の強さと執念深さを見せていて吹きました。
前述のティーバッグの罠にハマるベリック達が「展開優先で普段ならありえない」展開だったのと同様、ティーバッグが
マイケルに負けたのも色んな意味でありえませんでしたが、むしろココはマイケルの凄さを褒めるべきでしょうか。
腕にナイフを刺して両足をロープで縛りどうしようもない状況にしてましたけど、よくマイケルが腕にナイフを刺せたなと。
確かにこうでもしないとティーバッグの事なのでどこから逃げるか分かりませんが、マイケルにしては凄い判断。
 勇者ケラーマン
一度は自殺を図るも不発に終わり、妹の助言もありサラを助ける為に法廷へ颯爽と現れるケラーマン、失禁しかけた。
いや、失禁なんかしてる場合ではないんですが、コレはもぅめちゃめちゃカッコ良かったです、しかもケラーマン。
これでケラーマンが証言すれば一連のステッドマン殺害に関しては終了するでしょうけど、それにしても勇者すぎました。



PRISON BREAK   S2 第22話 「SONA」
S2最終話、相変わらずツッコミ所があったり、裁判所から5000キロの距離にサラが瞬時に移動したり、何かと問題の多い
ラストではありましたが、まぁ無難というか、上手い具合に纏めたんじゃないかなーと。
どの時点でS3の制作が決まったのかは分かりませんが、S2の不自然な展開や間延びしていた中弛み感を考えると、
このラスト、個人的には結構良かったんじゃないかと思います、これだけ見てるとスクレの生死が不明なのはアレですが。
 闇関係の人間に力を借りるマイケル
リンカーンを取り戻し、尚且つマホーンをハメるにはコレが現状最も確実な判断だったのかもしれませんが、色んな意味で、
出来ればマイケルにはこういう事はしてほしくなかったな、という感じです、刑務所から脱獄するのにティーバッグや
アブルッチみたいな真性の犯罪者の力を借りてる時点である意味同じですが、ウェストモアランドの500万ドルから一部を
借りて大量のコカインを貰うとか、中盤で飛行機を手配してもらった時もそうでしたが、どうも印象が良くないというか。
 博識のティーバッグ
パナマが何語なのかは分かりませんが、警官がベリックへ言った「ブエナ・スエルテ」の意味を「幸運を」だと熟知。
これまでの描写からパナマの原語を使えるのは、マイケル、スクレ、ティーバッグ、の三名なわけですが、
後述の感想でも書きますけど、SONAではどういう感じになるんでしょうね、マイケル達アメリカ人が収監されてるので、
トゲのある言い方をすれば「都合良くSONAで敵味方になる主要人物は英語が使える」の展開になるんでしょうか。
英語しか使えないマホーンとベリックをどういう風に展開させるのか、個人的にはその辺りに結構期待しているので、
出来れば「とにかく主要人物は英語を使えます」の展開だけは、とにかく勘弁して頂きたいところなんですが。
 ケラーマン死亡
「遅かったじゃないか」で笑顔を見せ、ケラーマンのテーマ曲である鐘の音が鳴ると同時に組織からの銃殺で死亡。
これで「実はケラーマンの味方でケラーマンは生きてます」とかの展開になれば寒いどころの騒ぎではないですが、
S2終盤のケラーマンはとにかくカッコ良かったです、自分が殺される事を分かっていながら裁判所へ出向いたり、
最後は笑顔で死ぬ事を決めたりと、正直S2はマイケルが微妙だった事もあり、とにかくケラーマンとマホーンが光ってた。
 マホーン冤罪で逮捕
マイケルによるコカイン攻撃でハメられ、ベリック同様全くの冤罪で逮捕されてしまうマホーン。
シェールズやトゥイーナー殺害の件があるのでマホーンも犯罪者には違いないんですが、それでも、全く関係の無い
罪で投獄されるとなると、こればかりは流石に可哀想ですよね、可哀想というか悲惨すぎてエグイ。
挙句に、マホーンの元に現れた警官は英語を使えるようだったので意思の疎通を図れるとはいえ、コカインはマホーンが
用意したものではない、と証明するのは事実上不可能じゃないですか、なので冤罪の証明も限りなく不可能に近い。
ステッドマン殺害でリンカーンがハメられた時もそうでしたけど、こういう「証明のしようがない冤罪」はキツイですよね。
 サラによるキムの銃殺
むしろキムが500万ドルのバッグを川に蹴り飛ばした時点で我が家は揃って「あぁ!!!」と叫んだわけですけども、
とりあえず、撃つならせめて手足を狙う程度に留めておけよと思いました、マイケルとリンカーン、どちらかが殺される
状況だったので余裕は無かったでしょうけど、恐らくは初めての発砲でしょうに銃の反動をまるで受けてない辺り何気に
手練かもしれないので、もう少し何とかならなかったのかなと、銃を迂闊に置きっぱなしにするリンカーンもアレですが。
 マイケルがサラを庇って投降
サラの人生をめちゃくちゃにした借りを返す、という辺りは実にマイケルらしくて非常にカッコ良かったんですが、
これもマホーンの冤罪同様、正当防衛でキムを射殺した事を証明するのは極めて難しいでしょうか。
キム殺害直後に警察が来たので三人共動揺してたんだとは思いますが、正当防衛なのに警察から逃げた時点で既に
心証が悪くなってますし、一応マイケル達は三人、キムは一人、命の危険があったとしても数ではマイケル達が有利で、
警察からすれば正当防衛か殺人かは現状不明、で、生き残った「数で有利な三名」が正当防衛だと主張しても、
やっぱり基本的には信用してもらえないでしょうから、これもまた微妙なところでしょうか。
まだマホーンの冤罪の方が事実を証明しやすいような気がしないでもないです。
 ティーバッグを放置する組織
組織が言うには「捕まるのは予定に無かった」との事ですが、これはまぁ、S3以降でティーバッグが再び脱獄した際に、
今度はマイケル達だけでなくティーバッグも組織の人間を殺す為に動く、という伏線でしょうか、マジでキれてましたし。
 マイケルとマホーンは共にSONAへ収監
王道展開ながらも、やはり主人公とライバルが同じ場所で行動する事になると無駄に熱い展開を期待出来るので、
S3の展開が非常に楽しみなんですが、そんな熱い展開を予期する中ベリックがボコボコで放置されてて吹きました。
 S3への期待
予告映像を見た限りだと、どうやらマイケル、マホーン、ベリック、の三名以外にティーバッグもSONAへ収監され、
スクレも生きてるような感じですけど、一応ベリックは三週間以内に脱獄、或いは冤罪が証明されて無罪放免でしょうか。
マリクルース達への食料は三週間分しか用意してないわけなので、それまでに何とかしないとスクレの出番も消えますし。
逆にティーバッグなんかは良い意味で最高の悪役なので、殺すとしても最終Sの終盤でしょうから良くも悪くも安泰。
マホーンに関しては役目が無くなったものの、殺さずにSONAへ収監する脚本を用意したという事は、やはり王道では
あるものの、組織を消さない事には壁の外に出ても安心出来ず、マイケルやティーバッグ同様組織に恨みがあるので
組織を潰す側に回るという感じでしょうか、性格的に何があろうとマイケルとは組まないと思いますが。
ネット上での感想を見てる限りだと、むしろS3へは「グダグダになりそう…」という不安の感想が多いようですが、
個人的にはめちゃめちゃ期待してます、S2はどうも終始ダラダラした感じで「んー…」という印象だったものの、最後に
マイケルとマホーンがSONAへ収監される辺りで「コレは期待出来るかもしれん」と思ったので、S3にはめっちゃ期待。
 S2全22話を見終えての感想
結論から言えば微妙でした、S1があまりにも神がかってたのに対して、S2も単体で見れば十分面白いものの、やはりS1が
良すぎたせいで微妙に思えてしまった、という感じでした、序盤でそうそうにアブルッチが死んだり、振り返ればいくら
S3の制作が決まったとはいえシーノート以外誰も幸せになれてなかったり、そういう展開の妙は非常に良かったです。
登場人物に関してもS1は内容同様各々のキャラが非常に立っていて神がかっていたので、S2の新キャラは色んな意味で
不安があったものの蓋を開ければマホーンは恐ろしく良キャラで、個人的には全登場人物の中でマホーンが一番好きに。
S1は脱獄へ向けての展開だったのに対し、S2は逃げ切る事がメインだったせいか、どうも中弛みしすぎてた気がします。
脱獄犯は全員キャラが立っているうえに個人ストーリーもあるものの、逆にバラけて行動しているせいで個別の展開を見せる
必要があり、それが結果的に中弛みに繋がってしまってたかなーと、しつこくも単体で見ればS2も十分面白いんですが。
とりあえず、S1が良すぎただけで決してS2もダメというわけではなかったので、S3に期待という感じで。


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