RAY THE ANIMATION

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RAY THE ANIMATION   第01話 「神の目」
(C)2005 吉富昭仁・秋田書店/RAY PROJECT

失礼ながらコレといって期待はしてなかったんですが面白かったです、作画も綺麗ですし、女性キャラが媚びてないのに
キャラが立ってるというのが良い感じやなーと、院長は院長で義足のうえに長身で無駄にキャラ立ってますし。
しかし一番驚いたのはやはりBJでしょうか、BJが出るというのは事前に聞いていたので驚きは無かったんですが、てっきり
手塚さんの何かしらの作品だとばかり思っていたら、別に手塚さんの作品が原作というわけではないんですね。
秋田書店が関わってるようなので別にイイのかもしれませんが、単純に手塚さん作品じゃないのにBJ本人を素で出して、
しかも局が違うのにBJに今現在月曜日に毎週放送されてる本家のBJ同様大塚さんを起用されているのが、凄いなーと。
ただ逆にBJを出した事で気になってしまったのが、零を始め美里や他のキャラも何故かやたら格闘方面に長けていたりと
面白いのはいいんですが肝心の手術関係、天才外科医のBJ同様、描写を見る限りだと零も天才外科医のようなので、
個人的にはソコが微妙かなーと、確かに「腕のイイ外科医」だとインパクトには欠けますが、実際の腕前の有無を抜きに、
言ってしまえば「神の目を持っているので実質BJより上」と取る事も出来るじゃないですか、ソレがちょっとなーと。
まぁ実際腕前を競うシーンなんて無いでしょうし、仮にあったとしても人様の作品のキャラより自キャラの方が上、
なんていうありえない展開を見せる作品もまず無いでしょうが、何となく「零もBJ同様天才外科医」なのが気になりました。
逆にBJを出した事で良かった点としては、BJは誰だろうと金さえ貰えば手術するじゃないですか、不発弾関係のうちの、
ちょっと名前は忘れましたけどそのうちの一人も「患者としてなら診よう」という事で娘からの依頼には応えましたし。
ソレに対して零は、確かに最終的には手術してましたけど、今回の描写を見る限りだと犯罪者相手の手術はイヤ、という
強硬な姿勢を崩さなかったので、その辺りの対比は良かったなーと、最初は臨床実験にキれてたような気もしますが。
後はもぅ単純に次回以降の展開に期待という感じです、零がどう見ても銀鈴にしか見えないだとか、勝手な決め付けで
恐縮ですが清純なイメージのナースの下着が、レース柄で左側に蝶の刺繍の入った紫色のモノ、というギャップもまた可。
あ、あと本作とは微妙に関係が無いんですがBJ、今現在月曜日に毎週放送されてる本家のBJよりも、家の外観、内装、
母親の写真を飾っている場面、全てが、失礼ながら本家よりも本作のBJの方が「原作っぽい」雰囲気を見せていたのは
すこぶる良かったです、大塚さんの声と演技も本家のモノより渋くなっていたりで、単純にBJファンとしては最高でした。



RAY THE ANIMATION   第02話 「パートナー」
(C)2005 吉富昭仁・秋田書店/RAY PROJECT

良かった、やっぱRAY面白いっすわー、初回はどうしてもBJが出てる関係上、もはや無意識レベルでBJと内容面での
比較をしてしまってたんですが、今回は普通に良い感じでした、零の物腰が柔らかくなってたのは個人的に残念ですが。
まず今回から投入されたOP、個人的な事を言えば奥井さんの声と曲は正直好きではないんですが、今回の曲はかなり
作品の雰囲気に合ってますし、何より零以外登場しない映像と相俟って非常に良かったです、今期のOPで三本の指。
ところで今回の肝である心臓移植関連の描写、杏奈の容態が急変して以降に零の心理描写が一切挿入されなかったので
何とも言えませんけども、零的にはどういう気持ちだったんでしょうね、冒頭で人工心臓を見た時は篠山を批判し、
杏奈の容態が急変する直前も沢院長と口論手前の状態、にも関わらず結局前日の晩に零自身が篠山へ人工心臓の
依頼をしていたと、自分自身が人工心臓の依頼をした以上気持ちに折り合いは付けてるんでしょうけど、どうなんかなーと。
確かに環奈が死んでしまったり、或いは不便な装置に入って過ごす事になる事を考えれば自分の気持ちを殺してでも
人工心臓を使った方がいいのは現実の問題として確かでしょうけど、それでも零的にはどんな気持ちなのかな、と。
というかまぁ、どんな気持ちもクソも実際零が人工心臓を使う選択をした以上零の嫌う「あいつら」と一緒なんですよね。
そういう意味では沢院長の言った「患者が生きる為なら、合法だろうが非合法だろうが構わん」というセリフは流石やなと。
一方気になったのは賢治、零が何でも見通せる目を持ってるのと同様、賢治は心を読む能力があるようですけど、
心を読まれる事に関して「零は…怖くないの?」と賢治が質問すると「貴方だったらいいわ」と零は笑顔で返答。
質問の根本である「心を読まれるのが怖くないのか?」自体に答えてないような気もしますが、よくよく考えると賢治の
この能力、実際あまり気にならないと言えば気にならない能力ではありますよね。
篠山は心を読まれるのがイヤで近寄らないのだろうと零が語ってましたし、実際そういう人の方が多いでしょうけど、
正直、逆に言えば読まれて困るような事があるのがまず問題なんですよね、別に読まれても不都合なんて無いだろうと、
むしろ勝手に読んでくれる以上必死に考えてる事を伝える必要も無い…はまぁ別の問題なのでアレですけど。
面白いとか言いながら変なトコにばかり注目してたような気もしますが、全体的にホント良い感じでした、次回にも期待。



RAY THE ANIMATION   第03話 「ガラス越しの風景」
(C)2005 吉富昭仁・秋田書店/RAY PROJECT

んー微妙、内容自体は無難な単発エピだったと思うんですが、正直、今回のは別に結局零じゃなくても出来る手術だった、
という結果に終わってしまったのがまず問題だったかなーと、水中だと光の屈折率がどうのと最もらしい事を言っては
いたものの、病原部分に特殊なシートを被せてレーザー?で円を描けば自動的にその部分が摘出される。
これが単純に「感染していない皮膚の部分に触れてしまうとアウト」なら何でも見通せる零の目が必要なものの、少なくとも
画面上の描写だと「病原部分の淵をしっかりなぞる」ではなく「円を描く」だったじゃないですか、それなら、別に零が
やらずに他の人がシートのギリギリまで円を描けば良かっただけなので、本末転倒というか無意味になってるというか。
秘密の部屋なので非常灯が無いだのも、そんな大事な市長の息子の命のかかった病室にも関わらずあまりにぞんざいな
扱いだったり、今回は設定部分で粗が目立ってしまったのが残念でした、次回からの展開に期待という事で。



RAY THE ANIMATION   第04話 「赤いリボン」
(C)2005 吉富昭仁・秋田書店/RAY PROJECT

作画が綺麗だったとか零が白い家時代の友人に再会出来て喜んでる姿が微笑ましかったとか、正直そういう良さよりも、
サブタイにもなっている赤いリボンを宝物にしていた少女、てっきり普通に「赤リボン」かと思いきや、EDのテロップには
「アカリボン」表記で全てカタカナという事実、何かコレが無性に受けました、日本人なら「赤リボン」を連想するやろうと。
まぁ実際は漢字でもカタカナでも一向に構わないわけですが、作画の良さとは裏腹に、内容は何気に終始中途半端な
描写が目立っていた気がします、つぼみは何だったのか明かされず、自己紹介ぐらいは流石にしたでしょうけどもつぼみを
斬り取って以降アカリボンは零の事を「零ちゃん」と呼んでいたので記憶が戻ったのかどうかも不鮮明と。
仮に記憶が戻っていれば尺を調整してでも感動の再会シーンを挿入したでしょうから、恐らくつぼみとは関係無く記憶を
失ってしまったんだとは思いますが、どうにも今回は中途半端な描写が多かったなーと、アカリボンも演技がアレでしたし。
けどコレは真面目な話ヤバイですよね、アカリボンにつぼみを植えつけて無意味に放つというのは考えにくいので、院長が
言ってたように零を狙ってやったんでしょうけど、つまりソレなら零の居所がバレてるというわけじゃないですか。
にも関わらず今後の対策を練るわけでもなく、いくら安全の為とはいえアカリボンと一緒に暮らす事を決意する零。
一網打尽にされるとかそういう不安が描写されない辺り、零が大物なのか脚本的に気が回らないのかどちらなのかなと。
何にしてもアレです、やはり作画が良いとそれだけで印象が良くなると再確認、予告を見る限り次回も期待出来そう。



RAY THE ANIMATION   第05話 「成り代わり」
(C)2005 吉富昭仁・秋田書店/RAY PROJECT

前半と後半で面白さがガラリと変わる珍しいタイプのエピソードでした、個人的には前半のオカルト展開の方が好み。
まぁ元々オカルトやグロイのが好きなので、ソレだけで零の回想描写の評価が高くなってるのは間違いないんですが、
正直、敢えて雅とさやか、二人共に「体内に異物が入りソレが原因で原因不明の症状が発生している」という状況を作る
必然が無かったじゃないですか、さやかに傷が出来るのを見て零が雅の事を思い出すのは分かりますけども、系統的に
似たような症状で、特にさやかにオチは無く、一例として出した雅の方は「恐らく儀式の時に食べた貝が原因」という、
相変わらず本作にありがちな消化不良の原因というオチで微妙だったり、無理に二人も描写する必要が無かったかなと。
チェーンソーで大木を切ってる分の傷だけ浅かったのは…まぁ、全く同じ傷が出来るとしたらあまりにグロイ事になるので
仕方無いとして、グロイと言えば雅の腹部から出てきた緑色の肉の塊、コレ正直かなりグロイですよね。
神経疑われるかもしれませんが、俺なんかはホラー映画が好きで、むしろグロければグロイだけ評価をするというイカれた
感覚の持ち主で結構グロイのは見慣れてる方なんですけども、それでもコレは「うわ…」と思ったのでかなりグロイ気が。
雅を助ける為に零は初めて手術に臨んだわけですが、初手術が普通ではないモノの切除、コレはトラウマになるなと。
というかふと気になったんですが、零は何故全てを見通せる目をBJに移植してもらったんでしょうね。
医者として役に立つから、という理由であれば、勿論どういったモノであろうと早めに入手するのは悪い事ではないので
幼少時に目を移植してもらっても構わないものの、移植後結構な時間を経て手術に、ソレも不意の出来事で手術する事に
なったわけなので、何の理由があって目を移植してもらったのかなーと、本筋に関わる部分なので今後の説明に期待。



RAY THE ANIMATION   第06話 「贈りもの」
(C)2005 吉富昭仁・秋田書店/RAY PROJECT

作画も綺麗で本編に関係のある話だったので面白かったです、アカリボンの演技が相変わらずいちいちアレですが。
今までは手術時に使用されていた零の目ですが、今回は小包を開ける前に、玄関のチャイムが鳴りアカリボンがドアを
開ける前に扉の向こうを、それぞれ対象物を透視してましたけど、勿論手術時にこそ真価を発揮するものの、日常生活でも
こういう時は重宝しますよね、特に零は組織から追われる身でもあるわけなので、単純に警戒する事が出来ますし。
手術の方も今回は零でなければ出来ないタイプのモノで良い感じでした、今までは零以外でも出来るのがあっただけに。
しかし零も根性ありますよね、冒頭で届けられたガラス製のメス四本、コレはHリングの男からのモノだったと判明して、
届けられたメスはガラス製で電磁波の影響を受けないから浅田の手術に使える、その考えは分かりますし当然ですが、
敢えてHリングの男が、零が居る病院に浅田を搬送して、わざわざ零に電磁波の影響を受けないガラス製のメスを贈った。
零に精神的ダメージを与える為に「実は浅田にはもう一つ仕掛けがあるからガラス製のメスでも結局最後の一手が無理」
「そもそもガラス製のメスを使うと浅田の体内に仕掛けた何かしらのモノへダメージを与えて浅田が死ぬ仕掛けに」
そういう可能性も十分にあるのに、躊躇う事無くHリングの男から贈られたガラス製のメスを使ったというのは凄いなと。
まぁ、そんな可能性を考慮するまでもなく、自分の目を奪った男から贈られたメスで組織の人間を助けるということ事態が、
勿論「敵の持ち物で敵を救った」わけなのでHリングの男に精神的ダメージを与えれるものの、逆に零自身も、手術中に
篠山が言っていたように、Hリングの男に目を奪われたから今回の手術が出来ると、憎むべき敵のおかげで、というのが、
男だと変にプライドに拘ってガラス製のメスを使わずに手術しようとするので、その点でも単純に零は凄いなと思いました。
他だと…かつてはHリングの部下だったが失敗したので実験材料に使われたという浅田。
実際どういうミスをしたのかは別に、浅田本人にしてみれば見た事のない医者が大勢居るのに、その中でアカリボンの
肩口に刻まれた番号を見てナンバーズとか口走る時点で、脳が衰えてるとはいえ迂闊すぎるので、そら消されますよね。
厳密には消されたわけではなく老化させられただけですけど、やっぱりペナルティーを喰らうにはそれなりの理由が。
ところでアレですよ、冒頭で贈られてきたガラス製のメス四本、「まぁ、案外お前にその目をくれた先生かもしれないがな」
篠山はそう言ってましたが、まさかBJとは思いませんでしたが、密かに出番があるかとか思ってたら見事に打ち砕かれた。



RAY THE ANIMATION   第07話 「想い人」
(C)2005 吉富昭仁・秋田書店/RAY PROJECT

今回はホント、すみれに感情移入出来るかどうかで良し悪しが全く変わってきますよね、個人的にはすみれダメでした。
単純にすみれの立場に立って考えてみれば可哀想だとは思うんですよ、初恋の相手が篠山で、以降男性に恋をしたのか
どうかは明確に描写されてなかったものの美里に「初恋」の相手が篠山と告げるぐらいなので「恐らく他にも恋はした」
そう考えて間違いないとは思うんですが、まぁそれでも篠山の事がずっと好きで、久々に再会するも篠山はすみれを、
顔を見た瞬間には思い出せず、再会した篠山は零の事が好きですみれは妹に対する親愛の情レベルの気持ちと判明、
希望していた篠山製の人工臓器こそ貰えたもののすみれ自身は、今現在の時点で篠山が好きな零に手術してもらう。
確かにこうして考えれば…言葉は悪いですが悲恋タイプの幼馴染キャラ、という描写ではあったものの、言動がいちいち
鼻につくんですよね、恐らくすみれと同性の女性の視点ですみれを見た場合もっと苛立つものがあるのではないかと。
本人は別に悪女とか男を利用するとか、そういうつもりで振る舞ってるわけではなく、お嬢という事もあって本人的には
自然な行動なんでしょうけど、「とし君たらひどーい、あたしの事、すぐに思い出してくれないんだもの」と、いきなり
衆人観衆の中で篠山に抱き付き最初に放つセリフがソレ、酷いのは何も変わらない堀江さんの演技としか思えませんが。
その後も、勝手に篠山に抱きつくわ腕を組んだままやわ、呼びかけても反応が無いと「ちゃんとあたしを見て!」
しつこくもお嬢という事で仕方無いとは思うんですが、自分以外にも篠山の事を好きな女性が居る可能性、そもそも篠山に
好きな女性が居るかもしれない可能性を考えず、平気で「美里さんには感謝してます、こんな素敵なバースデイプレゼントを
用意してくれたんですもの」と告げたり、部屋に入るなり背中から抱きつき「二人きりになれて良かった…」
実際は人工臓器の音を確認させる為の行動だったとはいえ、篠山を押し倒して「あたし…とし君が欲しいの…ね…触って」
とか言いながら無理矢理胸を触らせたり、よりによって篠山に受け入れてもらえないと確定した次の行動が、
「こんなに好きなのに…分かってくれないの…?としくんが愛してくれないなら…生きていても仕方が無いわ!」と叫び、
人工臓器にアルコールはNGなのに思いっきり飲んで倒れる、それで無理矢理篠山の人工臓器に変えてもらい、手術を
篠山の好きな零が執刀しようとすると「貴女の手術なんて…受けたくない」と我侭炸裂。
零が「死んだら篠山に会えなくなるのよ」と言うと、ようやく零の手術を受ける決意をしたりと、久々に最低の女を見たなと。
けどコレはホント、どうなんでしょう、真面目にすみれを好きになれる方というのは居るんでしょうか。
例えば自分勝手な性格や言動を見せるキャラは他作品にも色々と居ますけど、ナンと言うか…すみれは、しつこくも
本人にそういうつもりはないんでしょうけど、めちゃめちゃブリっ子タイプじゃないですか、間違いなく自分は好かれてて
何かしら頼んでも誰も断らないだろうと思ってると、それでいて受け入れられないと今回のように酒を飲んで死ぬ可能性が
ある行動を平気でして周りを困らせると、真面目な話、久々に、素で最低の女が登場したなと思いました。
内容的には悪くなかったんですけど、出来ればもう少しすみれに対して説教するとか、そういう展開が欲しかったなーと。



RAY THE ANIMATION   第08話 「蠢く過去」
(C)2005 吉富昭仁・秋田書店/RAY PROJECT

アップ時の作画は比較的綺麗だったり、珍しく零が冬服を着てて首周りにも服のモコっとした部分が出てて新鮮だったり、
良い印象を抱く部分もあった反面、それと同じくらい本編の内容が微妙だったのが少々残念なトコロでした。
今回の患者は口から思いっきり触手みたいなのを吐き出して、沢院長曰く「特殊なカビの一種だ」との事、長いうんちんくを
挟んで、組織が改造したからこれだけ危険なモノになってるというのも面白かったんですが、実際の手術時は零が目を
使い大元となるクィーンを摘出、クィーンが無ければ胞子が広がる事は無いので後は駆除剤を打ち点滴をすれば終了。
組織が改造した危険な病原体なのに、あまりにも簡単に摘出出来て手術が完璧に終了したのが、微妙かなーと。
勿論、零の目が無ければクィーンの場所を探すのがまず大変だったでしょうけど、複雑に絡み合って奥に隠れてる、
というわけではなく、それこそ普通に巣食ってただけなので、言葉はアレですが時間をかければ目を使わずとも発見可能、
その辺りも含めて今回は微妙だったかなと、蛍谷事件の話へ繋げる為の前哨戦だったのは分かるんですが「んー…」と。
しかし篠山と零は根性ありますよね、集団感染の疑いがあると聞いたのに「これは行ってみるしかなさそうだな!」「ええ」



RAY THE ANIMATION   第09話 「現し身」
(C)2005 吉富昭仁・秋田書店/RAY PROJECT

今回は良い面と悪い面が極端だったなという感じです、後半へ行くに従い良くなったので最終的な印象は良いんですが。
展開を見る限りどうやら小枝子は零達が去った直後に死ぬのか、余命僅かですぐにでも死ぬのか、描写上で言えばまだ
確定はしなかったものの死ぬこと自体は既に確定済みじゃないですか、人が死ぬのに「良かった」というのもアレですが、
心配停止までしてるのに生存する終わり方にならなくて良かった、というのが今回は何よりも良かったです。
なので小枝子は結構良かったものの、逆に拓巳の扱いがかなり中途半端だったなと。
拓巳のミサンガのおかげで家の中に侵入する事にしたとかそういうのは抜きに、結局気絶させられて以降は特に目立った
見せ場も無く、かといって序盤での出番は「蛍谷に連れてってくれ!」と、配達を頼まれてたのに無視して勝手に篠山の
車に乗り込むという我侭っぷりを見せ、零が「危険かもしれないから、連れて行けないのよ」と、零にしては珍しく
優しい口調で言ってるのに「あんたらと一緒なら平気だろ!」とあまりにも他力本願な発言を平気で放ったりと。
単純に見せ場が無いだけでなく、正直見てる分にはウザイ印象しか残らなかったので出す意味はあったのかな、と。
ところでふと気になった点としては心配停止による電気ショック、そんな拘る程の事でもないんですけど、確か、
電気ショックの時って充電するのには零が言うように「チャージ」と言う決まり…というかまぁ専門用語ですか、
チャージで充電ですけど、実際使う時は「やって!」とかじゃなくて「クリア」って言うんじゃありませんでしたっけ?
今回は直接体に機材を取り付けてて、零自身が手に持つタイプのでやってるわけじゃないのでいいのかもしれませんし、
そもそもそんな生死を彷徨う局面でいちいち言葉に気を使ってる余裕なんかないのは確かなんですが妙に気になりました。
最後のバイクで銃撃してきた女は無難に零の母親辺りが妥当だと思うんですが、えー…他だとアレが笑えました。
組織が消毒薬を撒き胞子は除去された後、その話を零がする前に全員顔を覆うモノすら持たずに車外へ、気は確かか。



RAY THE ANIMATION   第10話 「再会」
(C)2005 吉富昭仁・秋田書店/RAY PROJECT

まさか前回ラストに出てきたバイクの女が零の母親ではなく、Hリングの男が甦らせたい誰かのクローンだった、という
展開には良い意味で「おぉー」と思いました、前回クローンのネタを出したのできちんとソレに繋がってるのが良いなと。
ただ逆に、零自身もその誰かのクローンだったり、考えるまでもなくコーイチと結ばれる事にはならないだろう展開が、
この辺りは悪い意味で王道すぎて、展開を見る限り特に捻りも無く王道のままイきそうなのが残念かなーと。
篠山も前回から何かにつけて零への気持ちを口にしすぎてたりと、色んな意味で微妙な箇所が目立ったのも残念なトコロ。
その反面ONEはかなり良い感じでした、イイ意味での「良い」ではなく「かませ犬」だとかそういう意味での良さが妙に
光ってたのが好印象だったなと、「コイツとはご挨拶ね。私にはONEっていうれっきとした名前があるの」と自慢げに
名乗ってましたが、ONEとかめちゃめちゃ数字なのに「れっきとした名前が」と誇ったり、零が質問してきても何も
答えないくせに、自分からはHリングの男の事を色々話したり、コーイチに銃撃され「命拾いしたわね…次は必ず…殺す」
そう言ってナイフも拾わずに逃げていったりと、残り少ない話数で出すにはあまりにもかませ犬過ぎたのが最高でした。
ようやく姿を現したコーチは零の危機を救うという男前な登場でしたけど「僕達の再会の場所は…ここじゃない」とか
奇天烈な発言で退場、零との絡みは最終回になると思うので期待、予告を見る限り次回の作画がとんでもない事に。


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