ウルトラマンレオ

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 第01話〜第13話
 


ウルトラマンレオ   第14話 「必殺拳!嵐を呼ぶ少年 -さそり怪獣アンタレス登場-」
このエピソードから主題歌が変更になるわけですけども、正直失敗としか思えないなーと、個人的には。
当時の視聴率だとか色々理由はあるんでしょうけど、レオは前期OPのあの悲壮感漂う雰囲気が「これぞレオ」という感じで
良かったのに、言い方は悪いですがタロウのような雰囲気の…悪い意味での子供向けヒーロー番組みたいな主題歌へと
急に変えられても、正直反感を買うだけというか、良い印象を抱く方というのは限りなく少ないんじゃないかなーと。
雰囲気云々を抜きに曲としてのカッコ良さも前期の方が勝ってただけに、個人的にも主題歌変更は非常に残念なトコロ。
戦闘時に背景音楽で使用される主題歌も当然変えられてるので、色んな意味でホントに残念だなーと。
 ゲンが流石に不憫
アンタレスを打破する為にMAC隊員を二人使ってゲンに特訓をさせてた事が裏目に出て、隊員達はゲンに辛辣な態度。
事情を話すわけにはいかないものの、特訓風景はさながらリンチのような状況で、隊長命令にも関わらずダンが現場から
去ると全員ゲンへ冷たい言葉を残して撤収、実際ゲンは何も悪くないのに集団無視や言葉の暴力に遭う辺り悲惨すぎる。
また先の展開を考えると、最初は故郷を滅ぼされ、ようやく地球で仲間が出来たと思えば円盤生物襲来とか、ちょっと
レオは冗談抜きで悲惨な人生を送ってるなーと、可哀想を通り越して運の悪さが尋常じゃない。



ウルトラマンレオ   第15話 「くらやみ殺法!闘魂の一撃 -分身宇宙人フリップ星人登場-」
レオ初回放送で襲撃され海に沈む事になった黒潮島の唯一の生き残りである津山が登場する、という中々シビアな
展開で、しかもその時の出来事が原因で目が見えなくなったという非常に厳しい事実、設定からレオを苦しめるという。
そんな状況下にも関わらず、更にダンは練習中のゲンに杖を投げ付けたりと、なにかもぅされたい放題の鬼展開。
ただ、そんなシビアな設定のエピソードにも関わらず、内容的には然して特筆すべき点が無かったかなーという印象。
正直、分身宇宙人である繋がりからか、フリップ星人の声がバルタン星人を微妙にパクったような声だった、ぐらい。



ウルトラマンレオ   第16話 「真夜中に消えた女 -黒い花の星人アトラー-」
前回に引き続き正直微妙な感じでした、前回免許皆伝になったからか、今回のダンは今までに比べると優しい、ぐらい。
こうして見てると、確かにレオの場合序盤からちょっと微妙に感じてしまうエピソードが多いので、それを考えると、
残念ながら視聴率低迷に繋がってしまったのも仕方無いかなと思わざるをえないトコロ、悪くはなくても微妙が多い。



ウルトラマンレオ   第17話 「狼男の花嫁 -狼男ウルフ星人登場-」
タケシが壊れているかのような描写が多くてちょっとアレでしたが、サエコが狼男になったと知りながらも匿う母親が、
この辺りは良くも悪くも日本の民話らしさが表現されてるなと思いました、壊れる一歩手前の母親、みたいな感じが。
展開的には露骨に悲壮感の漂う感じで描かれていて、終末感漂うレオらしいと久々に思える展開でしたし、何より今回は
タケシとサエコが可哀想すぎて最後にどう話を終わらせるのかと期待していたところ、サエコはレオの力で復活て…。
流石にこれには呆れるというか、それはないだろう…という感じでした、悪い意味で最後はお茶を濁してしまった感じ。
他にも、狼男を銃撃した途端街から山に舞台が変わったりと、マジなのかギャグなのか分からない描写が多すぎました。



ウルトラマンレオ   第18話 「吸血鬼!こうもり少女 -こうもり怪獣バットン登場-」
今回は吸血鬼にやられた後の人間が、蒼白い顔の表情や演出を見せていて非常にホラー風味満点で良い感じでした。
子供が見ると怖そうに感じるとは思うものの、逆に言えばそれだけ映像としての良さが出てるわけなので良かったなと。
ただ、逆に内容としてはこうもり少女がどう考えても怪しいのに、何故か百子は自宅で養生させる事にこだわったりと、
全体的に妙な言動が多かったのが残念でした、異常とも言えるミニスカも映像的に浮いてしまっていて残念。



ウルトラマンレオ   第19話 「よみがえる半漁人 -半漁人ボーズ星人登場-」
相変わらず怪奇シリーズは微妙としか言いようがないわけですが、海坊主でボーズ星人というこの名称が何とも。
内容としても特に感想が無いというか、今にして思うとエースの頃の怪奇シリーズはまだ色々練られていたんだなと。
北海道シリーズと銘打つも、どんな作品でもよくある「別に北海道じゃなくても出来る内容」になってしまってるので、
そんなロケの為に費用を使う暇があれば、せめてまだ怪獣の造形に予算を回してほしいなと思ったり。



ウルトラマンレオ   第20話 「ふしぎな小熊座の少年 -牡牛座怪獣ドギュー登場-」
セブンでは未登場ながらも、ボックとダンが顔見知りというのが面白かったです。
その事で何がどうというわけではなかったものの、最近微妙だった事もあってか「お」と思わせてくれましたし、
今回はダンがボックを知っている事もあってか、珍しくゲンに対して対等な描写というか、一度も怒らなかったのが新鮮。
ただまたしても最後の最後でケチがついてしまったというか、宇宙へと飛び立つボックが露骨に人形だったのが難点。



ウルトラマンレオ   第21話 「北の果てに女神を見た! -ノースサタン星人 ニケの女神登場-」
内容どうこうよりも、最後ノースサタンを撃破した後に故郷へとニケを送り届けるレオ。
この光景は王道ながらも非常に良かったんですが、むしろニケの言動がちょっとどうなのかなと思いました。
過去に二度北山に救われ、手術の前に会いたいと言われ対面、その直後にノースサタンが現れたので会話もそこそこに
北山と別れ、最後は北山と別れの挨拶もしなければ「北山さんに宜しくお願いします」の伝言もなく、描写上は北山を
一切思い出すことなく自分の星へと帰っていくとか、ちょっと悪い意味で圧巻なものを感じたというか。
他の面で言えば、前回のボックと今回のニケの女神、共に宇宙人だった事もあり二話連続でゲンがレオである事を相手に
教えるという珍しいエピソードが連続して登場、普段あまり無いだけに新鮮なものを感じました。



ウルトラマンレオ   第22話 「レオ兄弟対怪獣兄弟 -レオの弟アストラ 兄怪獣ガロン 弟怪獣リットル-」
メッセージカードに書かれていたゲンの文字が微妙に丸く、尚且つ非常に綺麗だったので何か驚かされた今回ですが、
むしろ普通に見ていて気になる事と言えばやはりアストラの存在でしょうか、いきなり出てきていきなり消える。
尺が足りなかったと言えばそれまでかもしれませんが、描写を見る限りレオにすれば目の前で痕跡を失った弟アストラ、
そのアストラと再会出来たのに、会話もほぼ無く、尚且ついきなり別れてその後の描写も無しはあまりにも。
 ダンの熱い言葉
「私もMACの隊長としてはレオになど頼りたくははない。だが、同じ宇宙人としては、お前だけを信頼しているんだ」
宇宙人であると同時にMACの隊長でもあるので、そう考えると正直コレは問題発言にも聞こえてしまいますが、
こうも熱い言葉を投げかけられると、これはもぅグっとくるものがありますよね。
ダン自身がセブンに変身出来ない状態という事を抜きにしても、やはり怪獣と対峙する以上は同じ宇宙人であり、
同じウルトラの戦士としてのゲンが最も信頼出来る相手でしょうし、同時にゲン以外だと勝てないと分かってもいると。
ウルトラ警備隊時代と違って、MAC時代のダンがこういうセリフを言う事はそう多くはないだけに、中々熱いセリフでした。



ウルトラマンレオ   第23話 「ベッドから落ちたいたずら星人 -虹怪獣レンボラー コロ星人登場-」
「ほんとに尻尾が生えたら怪獣を操れるんだな?」「はい、回復に20時間かかる。でも逆立ちしたらちょっと早くなる」
「よし、頑張ってくれ!」「はい!」というマジかギャグか分からない会話が妙に受けました、コロ星人は地味に熱い。
内容としては余計な事をした子供のせいで被害が拡大してしまう、という何とも後味の悪い展開でしたけども、
個人的にはあまり好きではないものの戦闘時にギャグとしか思えないボクシング展開、最後はコロ星人が再び地球に
やってくる事を期待してラジオから曲を流し食べ物で釣ろうとする子供達、尻尾を引き抜いた展開が目立たないように
笑いの要素が大半を占めていた事に関しては悪くなかったです、前回との対比がありすぎて少々面食らいはするものの。


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