十次元立方体サイファー

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十次元立方体サイファー
総プレイ時間約1時間、現在導入部が終了して自由行動が可能になった直後で中断してます、リアルタイムは怖い。
発売日に遅れる事数日でようやくプレイ開始したわけなんですが、まだ一時間程しかプレイしておらず、導入部が終了し
自由行動が可能になった、という時点なので初回の感想としては薄いモノになりますけども、とりあえず導入部だけを
プレイしてみての感想はというと、まぁ相変わらず変わり映えしない感想で申し訳無いんですが、やはり菅野さんの
手がけるシナリオは面白いな、という感じでした、テキストの良さも相変わらず良い意味でいつも通りですし。
ただ今回はテキスト周りの面白さよりも、やっぱり独特の設定面で面白いなという印象の方が強かったです。
俺は他のゲームでもそうなんですけど、楽しみにしてるモノに限っては新作発表の一報と、簡単にどんな内容になるのか、
という事だけしか確認しないので、本作でも夜しか出歩いてはいけない、という初歩的な知識しか無い状態でプレイ開始と
相成ったので、実際にプレイしてみると色々変わった設定になっていて面白いな、と。
ミステリートと世界観を共有してる点については、ココ数年菅野さんの新作にお目にかかれなかった事実や、特に本作では
アイドラー以外との共通点が無いみたいなので今のところは問題無いかなという感じです。
勿論テキスト周りが面白くないというわけではなく、相変わらず菅野さん独特の言い回しで面白さを感じられますし、
「君はラリってるのかね?」とか腹痛いセリフが女医の口から飛び出したり、ノリと勢いという意味で「バキっとキタぁっ!」
今までよりもノリツッコミの部分が強化されてて良い感じです。
キャラの名前はまだ覚えてないんですが、大学院生の男が実に菅野さんらしいライバル役の男の性格で良い感じですし、
設定面も独特でほんまナンというか、相変わらず代わり映えしない感想で恐縮なんですけども非常に面白そうな感じ。
まさかミステリートみたいに続編へ続くという、長年ファンを待たせた結果が続編回しという終わり方はしないでしょうし。
えー、システム回りとしてはミステリート同様初回起動時にシリアル必須、二回目以降はシリアル無しでディスク必須、
ウィンドウとフルスクリーンの切り替えは今回オプションで変更可能。
すぎやま現象さん、この方の絵も思ったより綺麗で良い感じですし、マジでリアルタイムに時間が経過するシステムも
今のところは面白そうに思えるので、ちょっとこの年末年始は気合を入れてプレイする予定です。



十次元立方体サイファー
総プレイ時間約1時間55分、現在一日目が終了して二日目に入った直後で中断、真琴がちょっとイイ感じです。
キャラなんですけども、まだ二時間しかプレイしてないものの大体感じが掴めてきたかな、というトコロです。
よくあるゲームの様に外見や設定だけでキャラの特徴を形作っているのではなく、菅野さんらしく性格やセリフ等で
キャラの特徴を表現しているのが相変わらずイイな、と思いました。
他の方からすれば菅野さん作品も外見で作ってるように感じるのかもしれませんけど、俺の場合はまぁ、そら菅野さんの
作品が好きだというのも影響してるでしょうけど…例えば三上先生はただの年上キャラというだけではなくて、実に
菅野さんらしい女性キャラに仕上がっていたり、真琴は無感情キャラでなくきちんと会話を楽しめるキャラだったり、
悪く言えば菅野さんキャラにありがちなメンツばかりですが、ファンという事を除いても全体的な会話が活きていたり、
テキスト自体が面白いというのは流石やなーと、アンチの方にしてみれば「またこういうタイプか」なんでしょうけども。
今回の主人公の拓斗も菅野さんキャラに多い「普段はおちゃらけてるけど実は頭のキれるキャラ」というタイプではなく、
「頭はいいけど凄すぎるわけではない」という設定なのが新鮮で良いです、ひょっとしたら今回も実は完璧だったという
設定なのかもしれませんけど、かおるとは違った未熟さが見えていてイイ感じです。
他にも、コレは視覚的な効果なんですけど、会話ウィンドウに表示されるキャラの顔、今回は妙に顔が変化してくれるので
見ていて面白いです、単純な事かもしれませんけど、ミステリートがシステム的にDC版開発当時のまま発売してるっぽい
感じだっただけに余計進化して見えます、単純な事ですが表情の変化は見てて普通に面白いです。
で、リアルタイムで時間が進行するシステムを取っているわけですが、文章が表示されてる最中って時間は止まった状態に
なってるんですね、一画面上に表示される文章が全て出た後は文字を送るまでリアルタイムで時間が進行するとはいえ。
なので普通に読み進めていけば、本来一度の会話でかかる時間が実際は五分程の会話時間になっていたとしても、
時間固定の関係上、下手したらゲーム内では5秒しか経過していなかったり。
まだ何とも言えないですけど、現状だとこのシステムは良し悪しが際どいところかなーと。
一分一秒を争うイベント等がある場合は時間固定だと便利ですが、逆に、やろうと思えば全てのイベントを回収するのも
不可能ではないわけなので際どいかなと、ルポライターみたいに強制時間経過もありますが。
後は、各キャラが何処に居るか分かるのはいいものの、その場所へ行っても、必ずしもイベントが発生するわけではない、
というのはシステム上当たり前なのかもしれませんが、ちょっと期待していただけに残念でした。
まだ詳しく分かってないので何とも言えませんが、恐らくYU-NO等に代表される、同時刻に数箇所でイベントが発生し、
どの箇所でイベントを起こしたかによって以降の展開に若干影響する、本作もそういうシステムだとは思うんですが、
廊下へ行って「ここは実に興味深い」とか言うだけ言うて立ち去る、そういうイベントを連発されるのは肩透かしやなと。
今のところ謎が散らばっていて面白いですし、今までの菅野さん作品程の、プレイ開始時点での強烈な吸引力は流石に
感じられませんけど、普通に面白いので楽しくプレイしてます、年末は時間無いのが惜しい。



十次元立方体サイファー
総プレイ時間約4時間05分、現在二日目の金庫の暗号のトコで中断、なんか恐ろしく詰まる予感がしてきました。
今のところの印象だと、リアルタイムとはいえ結局しらみ潰しにキャラと会いイベントを発生という、従来のADVの基本の、
コマンド総当り式と然程変わらないのでこの脳波モニターのマップもミステリートの移動同様失敗してるかなーと。
玄関とベランダで一回ずつ死亡したんですが、時間をズらして行けば死亡せずにイベントが進むとか分かり辛いですし、
何よりベランダ死亡時、他にやり方があるのかもしれませんがどうすればいいのか分からずリアルタイムで二分放置、
ベランダに行くとイベントが進んだ、という具合に、実時間で放置しないと進まないイベントがあるのは流石に問題かなと。
勿論、ベランダでゆみさんが脳波モニターを外していたからマップに表示されなかったという、必ず脳波モニターを付けて、
「マップに表示されるはず」という心理的盲点を利用した仕掛けが用意されていたのはイイんですが、むしろマイナス面が
現状では目立ってるかなという感じです、良い点を余裕で覆す程に悪い点が目立ちすぎている、という。
真琴のビリヤードCGなんかは実にヤられたという感じでたまらんモノがあったのは確かなんですが、全体的に移動関係が
ダレてるのは今のところ微妙な感じ、相変わらず謎解きがいきなり挿入され、俺がアホというのもありますがまるで意味が
分からなかったりと、ゲーム進行の妨げになる要素が多いのはミステリート同様なので、その辺りの改善を何とか。
ミステリートの「せきゆ」とかは簡単で良かったんですが、聖書とか大きい数字セットとか全然分からん、頭が動かない。



十次元立方体サイファー
総プレイ時間約6時間55分、現在四日目で三上先生とヤってノートから楽譜を入手した直後で中断。
金庫の暗号はマジに分からなかったので早速ネットの素晴らしさをフル活用したわけなんですが、その直後に来た時計の
謎かけが異常に簡単だったのは拍子抜けでした、ネタバレを見ないように確認したところ、どうやら本作はインスト時に
色々な事象が決定して、謎も予め複数あるパターンの中から決定されるようなんですが、金庫と時計、幸か不幸か
俺の場合は後にくる時計が簡単を通り越して、プレイヤーがソコまで来てれば知識として頭に入ってる答えだったので、
謎のレベル的な順番としては逆なんちゃうかなと感じました、簡単に解ければ俺はソレで構わないと思いますけども。
伏線等に関しては今までの菅野さん作品より簡単というか、伏線というのが分かりやすいのは一長一短。
プレイヤーの考えが必ずしも伏線の答えに合致してるかどうかは別として、真琴が「被験者の数は?」と聞いた際に「○人」
そう明確には答えない三上先生、阿佐美が中庭で月を見ている、現状で簡単に伏線と間違いなく判断出来るのは、
今パっと思い浮かぶ限りではこの二つだけですし、前者は既に佐京の口からその件に関して言及されていて今更で、
恐らく後者は阿佐美の第四のルールと思うんですが、個人的に気になるのは何故拓斗がその可能性を考えないのか、
という点です、常識で考えて怪しむぐらいはするんじゃないか、と。
勿論、仮に第四のルールだとして、ソレを文中で匂わす言動をすると問題なのは確かなんですが、せめて何かしらの、
「ひょっとしてアレは…」みたいな言動があっても良かったんじゃないかなーと。
阿佐美が月を見る理由は他にあるのかもしれませんし、別に俺は伏線の良さを求めてるわけではないのでその辺りは、
まぁはっきり言えば正直どうでもいいのでアレなんですけども、不確定世界で…細かくは覚えてませんがアッシュからの
電話での形容と、実際に来た女性の外見が違っていた、という出来事がモロに序盤で展開しており、冷静に考えれば
露骨に怪しいんですが、当時はミント入手直前に悪行自身の口からその事が語られるまで全く気付かなかったので、
どちらかと言えば「さり気無い会話に伏線」みたいな感じが個人的には好きかなーと、既に本作でもさり気無い伏線が
張られているのかもしれませんけども、目立った違和感を言及しなさすぎるのが「んー…」と。
択斗が胸ポケに入れた銀髪が消えたのはまぁ、普通にその直後択斗の部屋で待ってた香奈かなーと。
「香奈かな」とか書くとごっつ頭悪そうに見えますが、コレは文章を書く人間が一瞬気付かないミスで。
いや、そんなどうでもいい事は感想書くトコにいちいち書き足して補足するような事ではないんですが。
で、真琴とクァルが良すぎです、菅野さん作品のパターンからイくと真琴死亡で阿佐美エンド行きそうなのが怖いですが。
現状だと四日目開始時点で真琴が試験中断、恐らくは館内に居るだろうが姿が見えない、という状況なわけですけども、
無難に今まで通り真琴が死亡するタイプか、或いは既に死亡、真琴の設定を活かす為に記憶が蘇り択斗を忘れてしまう、
情緒を感じさせるパターンとしては記憶復活直後に死亡、でしょうか。
しかしアレですよね、真琴が試験中断という事で最初択斗は「まさかルール違反をしたから!?」と焦り「どうして!」
とか憤慨してましたけど、第四のルールを他人に教えたので、ある意味失格になって強制的に試験を中断させられるのは
当然の処置なんですよね、ほんまにそういう理由やったらビビりますけども。
択斗に上映会の警告をしてきたり、ベランダでゆみさんと喋ってる時に背後に居たらしいという人物、
そのゆみさん関連の犯人の正体は菅野さんらしくゆみさん自身かなーという気がします。
真琴が月光館から出て行ったのを文字通り「誰も見てない」のと同様、ベランダではゆみさんのみの言葉、上映会での、
警告時は当然ゆみさんの姿は見えない、携帯で誰かと連絡を取っていたのは、この場合は択斗が盗み聞きしているのを
知っていてわざと喋っていた、という可能性も無いわけではないですし。
まぁ、逆に菅野さんの事なので、実は京子が黒幕という可能性が無いわけではないですが、クァルと時間を共有している
わけではないと「今のところ」は設定がそうなっているので、京子が何か企てても不思議では無いですし…っちゅーか、
これだけ色々考えたり出来るのも、菅野さんの作品が面白いからこそなので素晴らしい作品に巡り合えたという意味では
大変結構なんですが、迂闊にネット上にこんな事を書いて、全然犯人ちゃうキャラやった時ってごっつ寒いですよね、
恥ずかしいとかよりナンか無駄に寒い気がする、後で見返して楽しめるという点ではむしろ書いておくべきなんですが。
しかしまぁ、自殺についての話など、ほんま相変わらず展開で魅せてくれるのは非常に有り難いところです。
自殺してもいい権利でしたっけ?そういう権利があるって初耳やったのでこんなトコで勉強になりました。



十次元立方体サイファー
総プレイ時間約7時間45分、現在四日目の風呂場でクァルにちょめちょめしてもらったトコで中断やった気が。
クァルと様々な出来事について検証している際、クァルが閉鎖された地下室の事を話題に上げて択斗は驚いてましたが、
たまたまクァルのイベントをやる前に地下室の前の時計が動かなくなってしまってるのを確認していたので、
出来れば文章一回分の違いでも構わないので、その辺りに関するフラグはきちんと立てておいてほしかったです。
誤字脱字はコンシューマのゲームや、時折市販の小説や漫画なんかでも見受けられるので個人的には許せるというか、
基本的にそれらは修正ファイルで治す事が出来るのでいいんですが、「見たのに知らない」だけはやめてほしいなと、
そういう場合は時計の確認をその間だけ不可能にするとかしておけばいいわけですし。
一方、上映会での一切動かないイベントは凄い良かったです、なんか久々にゲームやってて緊張しました。
会話の流れから考えて、少なくともあの場での択斗の精神状況だと「動いた者が招かれざる六人目」という結論になってた
でしょうから動く事は出来ず、眼球にペンライトは一定時間視力ゼロになるだけなので我慢出来るとしても、真横でクァルが
注射されてるのに自分も動かずに耐える必要がある、というのが凄かったです、ゲームやから当然とか抜きにして、
よくあの状況下で身動き一つせずにイけたなと思いました。
ところでふと思った事としては、今回登場している女性キャラ全員とヤるような展開になるのは正直勘弁してほしいな、
という感じです、真琴やクァルは展開上ヤると思ってたので構わないですし、三上先生も比較的早い段階でヤったのは
意外でしたが、終盤辺りでヤって翌日に死亡、みたいな展開が在り来たりなのでヤると思ってたのでいいんですけども、
阿佐美は仕方無いとしても、他の女性キャラとは出来ればあまりヤってほしくないところです、個人的にナンかヤやなと。
ただまぁ、ナマい話で申し訳無いんですがクァルが風呂場で自分からフェラしたろか、みたいな展開になって、
挙句にクァルが自分から言い出したのにやたら赤面して照れてたのは震えました、アレはヤバイ、むしろヤヴァイ。
エロゲーエロアニメに関わらず、個人的にはフェラ系の展開は「あーダルいなー」とか思いながら読み流したり、
場合によってはエンター連打したりするんですが、クァルはヤバイ、ヤバイって漢字が欲しいくらいヤヴァイ。
惜しむらくはその際のCGがクァルというよりも京子のソレに近い絵だったという事でしょうか。
勿論コレも心理トリックで、クァルと京子という隔離性同一障害でしたっけ?二重人格ではなく二つの人格が一人の人間に
入ってると、そこまでの状況でプレイヤーがそう「思い込んでる」だけであって、実際はクァルが政樹の言う様に何かしら
企んでいて、京子の人格を植え付けたとされる時点以降「敢えて京子の人格を演じてる」というだけで「実際は一人」の為、
つい恥じらって緊張してるフェラの際に素が出て京子の顔になってしまった、そういう可能性もあるわけですけども…てか、
なんかクァルも設定的に死にそうな感じがプンプンするのがヤな感じです。
元々クァルみたいなキャラは死亡フラグが存在自体立ってるようなモノですけど、ちょっと設定的にヤバそう。



十次元立方体サイファー
総プレイ時間約9時間45分、現在最終日で政樹が射殺されたっぽいトコで中断、相変わらずクァルが良すぎてヤバイ。
いきなりですが阿佐美が徐々にウザくなってきました、初登場時の時点で好きな雰囲気ではなく、自殺するつもりだった、
という展開や普通にヤるだけが目的のエロゲーならともかく、菅野さん作品の様にシナリオ命のゲームで、現在風俗嬢で
金の為に身内ですら無いオッサンと同棲してるという設定で中々熱い…熱いかどうかは別として第一印象とは違い何気に
良さそうなキャラに思えてきたんですが、自殺云々は別にしても択斗に対する暴言の数々、クァルに対して二重人格女だの
キモいだの、いくら感情が先走ってる状態とはいえ言ってはならない事を言いすぎたので、あの瞬間から印象最悪に。
マジに自殺するつもりだったのかどうかは、既に現時点では判断出来ない状況になってるので迂闊に難癖を付けるのは
不敬かもしれませんが、クァルが言う様に…ゲーム内で言えば真琴が居なくなった頃の中庭辺りの展開から、
「自殺の事で択斗の気を惹こうとしている」という風にしか思えなくなりました。
政樹や三上先生が自殺の事を事前に知っていたので「気を惹く為に」自殺を思い至ったというわけでは無いでしょうけど、
傍から見ている分には「自殺の事で択斗の気を惹いている」に見えました、しつこく言い過ぎてますし。
択斗自身が三上先生と会話していた時のように、本人が本気で自殺するつもりでもああいった話を敢えて他者にするのは
心の何処かで止めてもらいたいという意識が無意識下で働いているからこそ、本人の気持ちは全くの別にして、
「気を惹いてる風にも見える」んでしょうけど、阿佐美に至ってはちょっと難すぎるかなと。
同情的な意見で言えば、彼女の境遇は失礼ながらも一般論で言えば可哀想なんでしょうけど、どうにもああいうタイプの
女性がそういう行動に、本人が知らずのうちに出ていようと「これやから女は…」という風に見えてならないです、
クァルの場合は嫉妬心から来る言動も多分に含まれていたとは思いますが、それでも阿佐美の言動は見ていて決して
気分の良いものではないですし、何よりクァルに対する暴言は普通に人間として失礼にも程があるなと。
というわけで阿佐美のウザさが頂点に達した瞬間に行動を共にする展開になって勘弁してもらいたい気分なわけですが、
何となく択斗や政樹に接触してる忠告者は阿佐美なんちゃうかなー、とか思えてきました。
クァルの第三の人格に関しては、なんかもぅここまで来るとフェイクの可能性も高いので何とも言えませんが、
途中から阿佐美は政樹の部屋によく居るようになってましたし、何より「何かしらの怪しさ」という意味で怪しいキャラは、
現状残ってる限りだと阿佐美しか居ないので消去法的に考えても怪しいかなーと。
ゆみさんは刺されましたし、クァルだと初期設定からして露骨すぎる、佐京さんという可能性も勿論ありえるものの、
臨床試験参加以外の人物が外からやってきたという事で、どちらかと言えば真相を掴んで死ぬか、或いは佐京さんが
犯人というのは二流すぎるので流石に無いでしょうし、二度も遭遇しておきながら択斗が気付かなかった時点で真琴という
可能性も薄い、三上先生はいくらなんでも別件、となるとやっぱり阿佐美かなーと。
ただ、そうなると政樹が撃たれたっぽい時の会話がおかしいんですよね、「あんたか…」とは阿佐美に言わないでしょうし、
「あんたか…」と言うのであれば佐京さん以外適任じゃないのが逆に怪しいなと。
てか、それ以前に阿佐美はその際クァルと行動してる最中なので、その場合はクァルと共犯ですか。
なんやよぉ分かりませんが、政樹が結構良かったです、死んでしまったのは残念ですけど、頭は良く様々な事象だけは
調べてるという点など、菅野さんキャラに多いヤな奴やったけど憎めない系のタイプ、という感じでした。
いや、他の方が政樹の事をどう感じてるのか分からないので勝手な事は言えませんけども。
月光館自体が二つ用意されていたというのは良かったですし、外を歩いていたのは政樹と判明、最終日なのでそろそろ
クリアと考えると伏線も減ってきていて寂しいところですが、どんなラストになるのか非常に楽しみです。
出来れば菅野さん作品にありがちな、女は死んでいって残った女と主人公は結ばれる、みたいなのは勘弁ですけども。
どうでもいいんですけど、クァルと京子の人格が統合されて京子の呼び名になったわけですが、外見と態度の関係上、
口に出すなり文字にするなりの時はどうしてもクァルになってしまいます、個人的には。
しかしほんまそのクァルがな、もぅヤヴァイな、阿佐美に対抗心燃やしたり「愛してると言ってくれ」とかヤヴァすぎる。



十次元立方体サイファー
総プレイ時間約10時間45分、クリアしました、情報を調べてみたところクリアしたのは恐らく青ルートかなーと。
赤ルートだと序盤と終盤の展開が違うらしいので、二周目は赤で明日以降にでもやるとして、まずは疑問点の列挙から。
一日目の展開は個人的に「悪くは無いけど菅野さんの勢いが特に目立ってない」という感じで、真琴と仲良くなる辺りから
クァルが渦に吸い込まれる辺りまでが神レベルの良さ、EDは失礼ながらかなりクソ、という感じです。
まぁEDがクソなんていうのは菅野さんの作品には多い事なので覚悟はしてたので構わないんですが、
むしろクリアした現状でも残ってる謎の方が気になります、赤と青を両方プレイして謎が解けるとかは流石に勘弁ですが。
香奈の背中の傷がまず気になります、特に言及されてませんでしたし、政樹に、幽霊の真似をしていて見つかった際に
傷つけられたとも思えないのでどういう理由があったのかなーと、裏設定だけでCG用意とかは無いでしょうし。
次に、その香奈は色々と動きすぎて渦に巻き込まれたという話ですけども、そもそも首を鋭利な刃物で斬り付けられたのは
誰の行動なのか、佐京さんはしてないと言ってますし、まさか三上先生がそこまでエゲつない事をやる理由は無いですし、
結局誰がそんな事をしたのかなと、目立った設定だけに余計気になるトコロです。
あとはキれてるゆみさん、なんであんな包丁持ちながらキれてたのかが謎です、キれる理由が分からん。
ほんで三上先生のドッペルゲンガー、渦で一瞬現れた三上先生と考えるのが妥当ですが、それなら何故一言も喋らずに
択斗の方を見て不敵に笑ったのか、何故片方の三上先生は地面に倒れてしまっていたのか。
上映会の際に瞳孔チェックと注射を打ち込んだ理由は何故か、六人目は佐京さんと判明しているわけなので、何かしらの
チェックをするのにそんな事をする理由は無いでしょうし、何より香奈に三上先生がそこまで教えてなかったとしても、
わざわざ瞳孔や注射をやる理由が無い、挙句に動きが止まる理由も不明。
あとは…真琴が第四のルールとしてTVを見ていた際、「見えるよ…」と最初に言っていたわけですが、結局真琴には
あの時ナニが見えていたのか、刻が見えるとかいよいよもってヤバイですが、ナニが見えたのかが疑問。
とりあえずパっと思い浮かぶ限りの謎はこの辺りでしょうか、ゆみさんに命令を出していた人物に関しては恐らく、
「ここまで深く関わってしまって…」という言葉から考えて佐京さんでしょうし。
内側にベランダが配置されてたのは月光館移動の際に外の景色を見せない為…なのは分かるんですが、なら何故、
わざわざ月光館を移動させる必要があったのかが疑問なんですよね、山中の月光館で臨床試験をするという触れ込みで
特に問題は無いはずなので、敢えて移動させる必要性は無いわけですし。
ほんで、一番気になるのは最後の択斗のセリフでしょうか、クァルが何処に行ったのか心配して阿佐美の一言で、
「そうか、そういう事だったのか!」とか言ってましたけど、状況的に考えたら普通に、穂月 = クァル = 三上先生、
という結果になってるんでしょうけど、どういう経緯でそんな風に繋がったのかが疑問です、穂月は普通にクァルの才覚で
出て生きてきて、今回の臨床試験に参加、三上先生は15年後の実験の暴走に巻き込まれて渦に入り択斗達の時代に
登場して現在の状態、クァルが飛ばされたのは…普通にそのままクァルが三上先生として生きてるんでしょうけど、
それなら結局三上先生は今回最後まで択斗の役に立ちながら生存し、結局15年後、また実験の暴走で渦に巻き込まれて
永久に時空の迷路を彷徨う、という事…なんでしょうか?
わざわざシナリオ内でタイムパラドックスとか、蹴ったボールが遠くではコースを外れる、とかの説明までしてたので
つまりはそういう事なんでしょうけどそれなら…ってちゃうやん、今の三上先生若いから結局既に時系列崩壊してるやん、
ちょっとその辺りどうやねんと問いたい、小一時間どころか納得出来るまで問い詰めたい。
ただ、地下施設の渦で初めて三上先生は択斗とあったはずなのに、既にその時点で「択斗」と名前を、しかも呼び捨てで
呼んでいたのでクァルなのはほぼ確定なんですけども、それだと今の…というかアレか、そうなってくると現代で飛んだ
クァルは数年後に飛ばされて、そこから三上先生になるというわけなんですか。
ほんで渦から現代に戻れて、それで事象自体は正式に繋がると、未来に原因があって過去に結果が存在する、
別にそれなら問題は無いので事象崩壊も起こらないわけですし、何より個人的にソレだと納得出来る。
で、結局なんですか、阿佐美の存在って「胸をデカくするには牛乳と愛情たっぷりに揉んでもらう」という、
この一言で穂月 = クァル = 三上先生、この現実を択斗に分からせる為だけに存在した、というとんでもないオチですか。
普通にコレといって存在してる理由がゲーム内では無かったですし、何よりミステリートの南条 深雪、彼女はかおるに
同行しつつもまるで役にも立たず性行為関連の下卑た言動ばかり取っていた、それと同じようなもんでしょうか。
何にしてもクァルはほんま良すぎました、真琴も良かったですし三上先生も非常に良かったりと、実際に赤ルートを
プレイしてみない事には結論は出せませんが、前半ヒロインが真琴、中盤以降はクァル、という感じでしょうか、
第三の人格というのは余裕でフェイクだったわけですが、ある意味穂月とも取れるので別にええかな、という感じでしたし。
クァルが良すぎた結果だけが今回は特にイイ方に動いたという感じです。
一連の黒幕というか、イレギュラーとして参加していたのは結局佐京さんという、ゆみさんやら阿佐美が怪しいとか無様な
予想をした俺としてはひたすら迂闊な事を書いてもうたと後悔の連続なんですが、俺の考えが外れたかどうかとか以前に、
やっぱり佐京さんが犯人というのはインパクト的な意味でも微妙ですよね。
一応参加者という意味では佐京さんが最後に登場して、ソレも被験者という立場ではない人間として登場、既にこの時点で
一人だけ浮いてますし、挙句にルポライターのくせにレポートを書いてる様子も無ければ試験の内容よりも、月光館という
建物や参加してる被験者への興味の方が強い、ナニをしてるのかがよく分からないと。
要素的に怪しい面の方が強すぎただけに、逆に怪しすぎて「佐京が犯人」とか思うと、子供のネタにハマったかのように
勝手に錯覚してしまうわけなので、ソレを突いて佐京が黒幕というのはある意味正しい、理屈ではそう分かっていても、
しつこくもインパクトには欠けるなと思いました、黒幕として登場しても「は?お前なん?」みたいな感じで。
特に、三上先生が実はクァルだったという事実や、こちらは良いかどうか怪しいものの物語当初から、あからさまに
阿佐美がヒロインであるかの様に阿佐美にだけ真剣に悩みで接してる択斗、挙句に真琴が消えクァルが渦に巻き込まれ、
「誰も死んでないが会えない」という状態で阿佐美と二人きりになる、状況的に阿佐美との心の絆が強まるシナリオを
通っておきながら、結局クリアした状態で考えても阿佐美とは何の進展も無しで終了。
結局最後に三上先生がクァルと気付く前に、三上先生からクァルの事が好きかと聞かれ択斗は「好きだよ!」と発言、
その直後に三上先生がクァルだと気付いたので今後は一緒に生活するでしょうから阿佐美は無用の長物になったと、
良いか悪いかは別に「ヒロインと思わせてただのフェイク」という、メインの二人もが大きな仕掛けで存在していたので、
ソコに佐京さんが犯人、というカミングアウトはやはりインパクトが薄いかなーと。
まぁ、「薄い薄くない」とか言い出したら、全ての面において完璧な作品なんてそうそう無いわけですし、菅野さん史上
最高傑作であるYU-NOでさえ多少の問題点が残るわけですから、そこまでインパクトを求める必要性も無いんですが、
出来れば犯人ぐらいは「お前か!」という驚きが欲しかったかなーと。
しかし今回唯一の残念な点と言えば…あ、そら伏線放置しっ放しやとか、何か意味が合ったのかと悩む妙な設定とか、
確かにそういうトコも残念ですけど、本筋的なトコで残念だったのは菅野さんの他作品…特に、デザイアやYU-NOと
被ってるネタがメインの本筋の深い部分に多かったところでしょうか。
三上先生が年齢を重ねたクァルとか、渦に吸い込まれて別次元へ放り出されるクァルとか、どちらも前述の両作品の
中核になるネタなので、その辺りのネタが被ってしまってるのだけは非常に残念な限りでした。
まぁ、吸い込まれるのはすぐに…なんでしたっけ、アマンダでしたっけ、神奈の母親、YU-NO好きなクセにキャラの名前を
失念するとかいうボケたオチで申し訳無いんですが、ともかくその母親ネタとモロに被って居なくなったのですぐに
分かりましたけど、クァルと三上先生が同一人物だという点については、クリアして少し考えるまでデザイアのトコの
所長ネタと被ってるのは気付かなかったので、まぁイイと言えばイイでしょうか。
というよりも、クァルと三上先生が同一人物という事実より、むしろ個人的には穂月とクァルが同一人物、
そちらの方が驚きが強かったです、「おお、マジで!?」みたいな感じで、久々に伏線で驚きました。
穂月の出番は異様に少なかったので何かしらあるとは思ってましたけど、まさか成長した姿がクァルだとはまるで予想も
していなかったので、なんかええもん見せてもろたなーと、阿佐美じゃなくてマジに良かった。
ところでCG鑑賞とシーン回想なんですけど、CGは恐らく黒の手帳か何か忘れましたけど、アレに書いてある通りに
ディスクを拾っていけば見れるようになって、シーン回想はモロにそのままあの部屋で見れるわけですが、
とりあえずミステリートと違ってCG鑑賞が搭載されていたのは単純に嬉しかったです。
本作は発売前、正直失礼ながらすぎやま現象さんの絵では期待出来ないというか、パっと見はロリ系の絵に見えるので、
はっきり言うと全然期待してなかったものの、実際にプレイしてみると絵は綺麗、挙句に細かくキャラの顔がアップと
言えるレベルの画像だと綺麗なCGだったりと、CG鑑賞が久々に欲しいなと思えたゲームだっただけに良かったです、
いちいちディスクを拾うのはメンドイのでアレなんですけども、CG鑑賞が搭載されていて普通に良かった。
シーン回想も意外というか、普通にプレイしただけでは全部埋まらなかったのでこの辺りも良かったです。
一本道のゲームで埋まらないという事は何か逃したイベントやらがあるという事なので、再プレイの意欲も湧きますし、
とか書くと埋まってへんのが阿佐美のエロシーンやったりしてショック受けそうなんが怖いですが。
まぁ何と言うか、まだもう片方の赤ルートをクリアしてないので結論は出せませんけど、青ルート、良かったです。
後半に行くに従って誤字脱字の類が爆発的に増加したのは見てて気持ちの良いモノではありませんでしたし、
確かにラストがかなり不満どころかなんか投げやりな感じでちょっとダれるものがある、伏線は放置、謎というには
あまりにも疑問が残るイベント等、結構問題点もあったわけですけど、ココ数年…てかもはや七年ぐらいでしょうか?
七年ぐらいの間の菅野さん作品では、個人的な意見で言えば一番面白かったです。
エクソダス、不確定世界、ミステリート、少なくともこの三作品よりかは遥かに面白かったですし、設定や展開も秀逸、
特に上映会のイベントなんかは手に汗握るというか、プレイヤー側も心臓バクバクで緊張するものがありましたし、
何より真琴とクァルという、二人のヒロインが良すぎたのが印象を底上げしてるなと。
阿佐美が南条 深雪同様、シナリオを進めば進める程にウザくなっていったのは残念な限りでしたけども、
全体的に問題が残る状態だったとはいえ、個人的には十分及第点以上な気がします。
特に、個人的に勝手に思っていたイメージとしては、アーベルは現在ミステリートがメイン、サイファーはミステリートの
続編を出すまでの繋ぎとして発売する、所謂場繋ぎの軽い一本という印象を勝手に抱いていたので、その場繋ぎの一本が
メインのミステリートより面白いと感じれたので大満足でした。
往年のEVEやYU-NOには流石に及ばないものの、年末年始に面白いゲームがプレイ出来てホント良かったです。
赤ルートは明日以降、時間を見つけて類似箇所を飛ばしながら一気にやる予定です、流石に感想書くの疲れた。


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