SIREN

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SIREN

発売当初から興味はあったものの購入機会に恵まれず、近所のゲーム屋を覗くと580円という鬼の安価だったサイレン。
「面白かったらいいな」程度の気持ちで購入したものの、実際にプレイした印象としては結構面白い感じです。
確かによく言われている難度の高さは感じるものの、銃を所持した屍人が居ないシナリオは非常にバランスが良い印象。
こちらが武器を所持していれば強行突破も可能なバランスですし、視界ジャックで上手く切り抜けた時の爽快感も抜群。
確かに「○○が良ければ」という練り込み不足や「××がちょっと…」というバランスの悪い面もありますけど、
基本的には非常に楽しませて頂いてます、久しぶりにゲームらしいゲームをプレイしている感じ。
シナリオ…言わばミッションを連続でクリアするタイプなので、正直結構面白いです、分かりやすい。
限られた空間で、色々頭を使って隠れたり逃げたりする必要があるので、この手のゲームには中々無いタイプなのが良好。
クロックタワーをミッション形式にするとタイプとしては近い印象、記憶ゲーに近い箇所もありますが面白い。
良い点
・視界ジャックのシステムは斬新で面白い、ゲーム的な事を言えば複数の視点を同時に見るとかまだ練れそうですし。
・走り続けると疲れて息が荒くなったり、開けたドアはそのままで開閉自由だったり、色々リアルな箇所がある。
・シナリオによっては武装している事もあるものの、基本的には屍人に見つからないように行動するので面白い。
・入手の有無は自由なものの、ゲーム進行に関係ないアーカイブを集める事で全体像が浮かび上がるのが良い感じ。
・タイトル放置デモが幾つか用意されていて、中には攻略のヒントになるデモ映像も多いので地味に親切。
悪い点
・全体マップで自分の現在位置が表示されないのはちょっと不便。
・視界ジャック中に歩けないのが残念、他人の視界をジャックしてるので自分の視点が無くなるので普通は歩けませんが。
・視界の悪い場所で宵闇に紛れていようと80%程の確率で確実に狙撃してくる狙撃主は流石にやりすぎの気が。
・挙句に、ゲーム的に面白くする為に強敵や「ここは通れない」の箇所を作る必要があるものの、銃所持者が多すぎ。
良し悪し抜きに個人的に気になった点
・滑舌の悪い方があまりにも多いので、出来れば字幕のオンオフ機能が欲しかったトコロ。
・難度が高いと言っても、パズル的な厳しさはなく、やろうと思えば強行突破も可能なバランスなのが上手い。
 冒頭が異様
ところで少し気になったのが…まぁこれはゲームですし、何せ緊迫した状況なので仕方無いと言えば仕方無いんですが、
例えばプレイ開始直後の恭也、いきなり銃を持った警官に襲われてしまう事になるので焦るのも分かりますけど、
冷静に小屋の中に逃げ込んで鍵を入手し、警官がうろついている前で車の鍵を開けてキーを差し込みエンジンを入れて、
本人も驚いてましたけど警官を吹っ飛ばして逃走、これだけの行動を冷静にやる辺り、いきなり異様なモノを感じました。
まぁそんな事を言い出せばゲームにならないのでアレなんですが、まず冒頭でコレだったのが、何か違うというか。



SIREN

クリアしました、約16時間で完全クリア、正直安価で購入したという事を抜きにしても非常に面白かったです。
確かに、良い意味で何も考えずに黙々とプレイしてると終盤の展開が「?」という感じになりますし、流石に屍人の巣は
色んな意味で雰囲気に合わないので必要無かった気もしますが、個人的には大満足でした、久しぶりに楽しめました。
良し悪し抜きに個人的に気になった点
・攻略本なり攻略サイトを見ないと、確かにキツイ箇所がある、良くも悪くもFCの頃のゲームみたいに詰まる箇所が。
・知子が屍人になるとは思わなかった、流石に子供を殺したりするのは気がひけるのかとばかり。
 クリア後の感想
零なんかもそうなんですが、こういった民族風土や宗教的な要素の絡む内容、日本独特の恐怖感なんかで考えると、
正直終盤の展開は「え…なにこれ…」と思う事もありましたし、実際普通のホラーゲームで化物なんかは出ない、
そう思い込んでプレイしていた者としては悪い意味で終盤の展開は裏切られた部分もあるものの、基本的には良好。
冷静に考えると「このキャラのこのシナリオ必要無かった気が…」と思う箇所もありましたし、逆に語られていない時間の
シナリオで見たかった箇所なんかもあったものの、全体的には非常に楽しませて頂きました。
例えば知子を始めとした子供や女性が屍人になる展開というのは色んな意味で凄いと思いますし、いくら屍人になって、
既に人間でないとはいえ何も気にせず胸に杭を打ち込んだりと、ホント色々と楽しませて頂きました。
ただゲーム的な面で考えると、全体的にもう少しヒントを用意しても良かったんじゃないかなと思いました。
終了条件2に関しては「○○で××の行動を満たしておかないと絶対ダメ」というモノもありますが、中には条件を
満たさずとも気合で攻略可能な事もあるものの、稀に満たさなければならない条件で「どうやって発見しろと…」という
難解なフラグも時折あったので、その辺りに関してはもう少しヒントがあっても良かったんじゃないかなーと。
あまりにもライフルを所持した屍人が多すぎて困難な局面があったりと、正直攻略本や攻略サイト無しだと確かに厳しい。
ただ更に逆に言えば、それだけ難度が高いという事は歯応えのあるゲームだという事なので、そう考えると良好とも。
グダグダで纏まってませんが、前述のように個人的には非常に楽しめました。
シナリオによっては力技で切り抜ける事も可能なものの、基本的に視界ジャックを活用して屍人に見つからないように
切り抜けるというのは、ゲームシステム的に中々無いタイプだったので面白かったですし、敵の視界を利用する、というのが
アイデアとして非常に面白かったです、久しぶりにゲームらしいゲームを楽しませて頂いた、という感じでした。


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