SIREN 2

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SIREN 2

サイレン1をクリアしてすぐに2のプレイを開始しました、すぐにプレイを開始したおかげで色々違いが分かって良好。
作品を問わず続編新作の類は様々な面で向上するものの、このサイレンはまず映像面の進化が凄いなと思いました。
1の場合は靄がかかったような映像に敢えてしていた、という事もあると思うんですが、2は格段に映像が綺麗に。
視界ジャックなんかもホールドすると非常にクリアな映像ですし、個人的には1より2の方が物語の全体像が分かりやすい。
ただ逆に言うと、1の直後にプレイしている事もあり、濃すぎる1のメンツの直後なので現状は2のメンツが薄く。
良い点
・しゃがみながら高速移動が可能になったので大分テンポが良くなった。
・敵の武器を拾えるようになったのは色んな意味で大きい、単純に面白い、強いて言えば武器アーカイブも欲しかった。
・同様にドアの窓を破壊して内鍵を開けたり、撃破こそ出来ないものの素手で攻撃出来たり、更にリアルな設定に。
・小目標が表示されるようになったので難度的には随分簡単になった印象、HARDですら表示はどうかと思うものの。
・過去視、犬の視点、感応視、色んな状況でプレイする展開が増えたので凝ってて面白い、映像も非常に綺麗に。
・前作以上に多種多様な人物が揃っているのが面白い、軍人は雰囲気に合わないもののプレイヤー的には楽しい。
・怖さや恐怖感、どこかで見たリアルな風景というのは無くなってしまったものの、ゲームとしては前作より面白い。
・終了条件などのフラグがマップ画面で確認出来るようになったので、分かりやすさという点では大分良くなった。
・そのマップ画面で現在位置が表示されるようになり、マップの拡大も可能になったので親切さが増した。
悪い点
・前作はメニューからすぐにアーカイブが開けたのに、一つ間を置くようになったので微妙に面倒になった。
・前作よりかは聞き取りやすい音声になったものの、それでもまだ聞き取りづらい人物が多いので字幕が欲しかったトコロ。
・闇人の存在は正直蛇足な印象、悪い意味でゲームらしくなってしまったという印象を受けました。
・同様に前作と違い屍人が屍人である理由が無くなってしまってるのが残念、噛み付く攻撃も含めてゾンビと同じ扱いに。
・ゲーム的な面白さが増した反面、怖さや恐怖感が無くなってしまったのが残念、武器を拾えるせいで展開的にも楽に。
良し悪し抜きに個人的に気になった点
・折角追加された音声アーカイブなどがトップメニューでしか聞けないのは惜しい。
・アクション性が増したり、様々な面でゲーム性は遥かに向上したものの「サイレン」として考えると若干らしくない印象。
 1と2の違い
面白いのは面白いんですが、分かりやすい例で言えばサイレン2はbio4みたいな印象を受けました。
bio4は「bioらしいか?」と言われれば「bioらしくはない」じゃないですか、ゲームとしてはシリーズ随一でも、
bioというシリーズで考えればらしくはない、けど面白いから批判される事は基本的に無いと。
そんな感じで、このサイレン2も「サイレンらしくはない」という印象を受けました、まだ二作目なのに「らしくない」
というのも勝手な決めつけで失礼な話なんですけど、1で受けた「これがサイレン」という雰囲気を考えると、2は別に
サイレンでなくてもいいかなという印象でした、bio4みたいにゲームとしてはアクション面が特化したり、色々と
出来る事が増えて面白さは増してるものの、サイレンという点で考えると「うーん…」という。
顕著な例としては、1に比べると「…え?」という舞台が多い印象です、船にせよ砲台跡というだだっ広い荒野にせよ、
1が村を舞台にしていた事もあって、如何にも日本らしい廃屋、村の内部、病院、学校と、見た事のある風景が多く、
基本的にその大半を視界ジャックで敵の行動を確認して隠れながら行動する。
1がこうだったのに対して、2は敵の武器を奪える事もあって、武器の無いキャラは強行突破も可能だったり、或いは1と
違ってマシンガンを装備した敵があまりにもウロウロしているので、1とは別の意味で「攻略パターンが固定される」
という状況になってしまってるので、この辺りが1と2の大きな違いかなーと。
前述のようにゲームとしては、個人的には2の方が面白いものの、サイレンらしさを求めてプレイすると肩透かしを
食らってしまうので、その辺りが難しいなと思いました、プレイヤーの腕がより反映されるようになった、という面も
あるので、ゲーマー的には嬉しいものがあるものの、1のような雰囲気を期待すると、若干違うな、と。
けどこの先サイレンはどういうシリーズ展開になっていくんでしょうね。
どこまで出し続けるかは分かりませんが、PS3で発売が予定されている三作目は…別にリメイクではないものの1を基調に
再構築した内容なので、それだけを聞くと1っぽい感じになるわけじゃないですか、なので、このままいけば奇数作が
1のようなタイプで、偶数作が2のようなタイプ、という風に今後出し続ける事も出来ると思うので、シリーズ的には面白そう。



SIREN 2

クリアしました、隠しシナリオ以外の完全クリアで約21時間、ボリューム的には前作と同じぐらいだったかなーと。
ただやっぱり、ゲーム的には2の方が面白いものの、サイレンという点で考えると1の方が遥かに面白かったので、
この辺りが残念な感じでした、怖さや表現しようのない恐怖感、みたいなものが一切無くなってしまったのは残念。
前述のように、ゲーム的には隠しシナリオの恭也がアクションゲームにおけるサバイバルモードのような位置付けだったり、
或いは何故か三沢のトコロに出てきた「形見」のシナリオのような高難度シナリオなど、面白いという意味で遊べる
要素が多いだけに、1のようなサイレンらしさが前面に押し出されてなかったのだけが残念でした。
悪い点
・終了条件2開放の分かりやすいヒントが表示されるとはいえ、特定の場所に「隠れる」を指示は自力発見が困難。
・終盤は「○○を滅せよ」の目標が多すぎる印象、1と2は違う作品なものの、残念ながらやってる事がアクションゲーム。
良し悪し抜きに個人的に気になった点
・春海ちゃんが出るとは思わなかった、というよりも1と同じ世界観で数年後の物語とはマジで思わなかった。
・1に比べると物語の描写が若干雑な印象、細かく展開を描いてるのではなく、微妙に所々省いてる印象が。
 苦労した箇所と残念な箇所
一番苦労したのは永井の「特攻」シナリオの終了条件2でした、諦めてネットで攻略情報を探してようやく分かったものの、
信号弾を使う前に闇霊を殲滅させておかないと無限増殖バグが発生しやすいとか、こういう詰み方は勘弁してほしい限り。
逆に言うと、1は高難度にも関わらず幾通りもの攻略法があったのに、ココはバグとはいえ、結局小目標として表示される
順番通りに攻略しないとクリアは不可能になってるわけなので、そういう意味ではバグがどうのではなく残念なトコロ。
あと、終盤は正直別の意味で嫌になりました、難しいというだけなら構わないものの、サイレンなのにアクション面で何度も
やり直すハメになると流石にちょっと気だるさが増してくるなーと、同行者が邪魔で敵に攻撃出来なかったり、或いは
同行者の攻撃がこちらに直撃したり、ラスボス戦なんかはただ単に時間がかかるだけだったり、その辺りがネック。
 クリア後の感想
色んな意味で評価が難しいタイプだなーと思いました、前述のようにゲーム的には面白いもののサイレンとしては微妙。
最初は「おぉ〜」と思えたキャラ達も、結局最初の時点で豊富だったバリエーションの良さに押されていただけで、
結局ゲームを進めてみると、あまりにも薄い一樹を始め、無駄に濃い三沢や、シナリオ的にも面白そうだった藤田と市子は
そうそうに離脱してしまったりと、色んな意味で「惜しい」という印象が強かったです、面白かったけど惜しい、という。
思い返せば過去視や感応視も利用する機会がほとんど無かったり、折角サイレン独自の視界ジャックのシステムも、
2は1と違って隠密行動よりも強行突破の場面が多い関係上、正直視界ジャックが無くても可能な局面が多すぎたりと、
ホント面白いのは面白いものの、その面白い分だけ1よりも微妙になってしまってる箇所が目立ちすぎてるのが残念、と。
とはいえ面白かったのは事実ですし、PS3で発売される最新作は1を再構築するようなので、機会があればプレイ予定。


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