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□ スーパーロボット大戦NEO □ プレイ環境、リモコン+ヌンチャク、10年以上前の4:3の32型ブラウン管、S端子、こういう環境でやってます。 まだ4話の途中なんですが、この時点までの感想を書いておこうと、何気に今回1話にかける時間が結構長め。 懸念してた戦闘シーンに関しては、2Dと3Dどちらがいいかと言われればやっぱり2Dの方がイイものの、今回は GC版に比べるとイベント戦闘アニメ共に3D演出のレベルは格段に良くなってますし「悪い」とは感じなかったので、 意外と良かったというか、3DのSRWは毎回新しい試みが盛り込まれ、尚且つ毎回確実に進化しているので、正直 このままPS系統以外の据え置き機は3Dで模索しつつ進化してほしいなと思いました、久々にSRWが普通に面白い感じ。 ▼良い点 ・マス目廃止で単純に戦略の幅が広がった印象、まだ序盤なので実際どうなのかは分わかりませんが。 ・特殊効果の有無で武器それぞれに個性が出たのは普通にイイ感じ、ロケットパンチとアイアンカッターとか。 ・戦闘時の読み込み皆無。 ・相変わらず「3D(笑)」と言われても仕方無いレベルなものの、GC版SRWに比べると格段に3D演出が上手くなった。 ・参戦作品の関係上当然のような気もするものの、従来のSRWよりシナリオの雰囲気が明るくて平和な感じ。 ・バリエーションはそう多くないものの、ユニット移動時やレベルアップ時にキャラが喋るのは嬉しい、DVEも久々復活。 ・精神を移動後や戦闘開始前にかけれるようになったり、何かと便利になった。 ・イイか悪いかは人それぞれなものの、敵機体の能力を確認出来なくなったのは個人的にイイ印象。 ▼悪い点 ・ソフトリセットが無い、今回は乱数固定とはいえ、単純にソフトリセット廃止は不便。 ・そんなに遅いという程ではないものの、若干全体的なレスポンスが悪い気がする。 ・GCコン不可、クラコンとの差も無いので別にGCコンをそのまま使用可能にしても良かったはず、FE暁のように。 ・ウチのWiiコンかヌンチャクがおかしいだけかもしれませんが、サブリミナル効果並みに「ヌンチャクの接続が〜」の表示。 ・アイテムの着脱が異常に面倒、何故こんな仕様にしたのか理解に苦しむぐらい謎の面倒さ。 † リューナイトとラムネの個人的感想 どちらも非常に好きな作品というか、もぅリューナイト参戦が今回は何よりもめちゃめちゃ嬉しかったです。 当然SRWの場合自分の好きな作品が出てくれて、その作品の好きなキャラを使うのが一番楽しい、というのは誰しも 同じだと思うんですけど、世界観とか作品の雰囲気の関係上、どう考えても出れなさそうなのってあるじゃないですか。 個人的にはこの二作品以外にも、例えばブレンパワードやキングゲイナーも好きなものの、そもそも富野監督作品、 という時点で「どうせいつかは出るだろう」と思えたものの、リューナイトとラムネとか、まず出れないとしか思えない 世界設定だったので、今回の参戦はホントに嬉しかったです、というかリューナイトが嬉しすぎて普通に泣けるレベル。 勿論、欲を言えばリューナイトは隠しユニットとしてでいいのでOVA版や漫画版のリューも出してほしいとか、Wiiなり 他の機種なり今後また3DのSRWを出す時はOVA版として参戦させてほしいとか、ラムネなら曲だけでいいのでEXやDXの 主題歌も戦闘時に使わせてほしいとか色々ありますけど、とにかく出てくれただけでここまで嬉しいと思えたのは初めて。 セコいファン心理で言えば、出てくれたのは嬉しいものの、出来ればメインとなるPS系統のSRWには出てほしくない、 とかそういうのはありますけど、リューナイトもラムネも、そういう心配をする必要が無いぐらい出れる可能性が…。 そんな感じのどうでもいい個人的感想でした、リューナイトは未だにサントラが手元にあるぐらい好き。 |
□ スーパーロボット大戦NEO □ 約50時間でクリアしました、戦闘アニメは基本的に見ておらず、プレイ時間計測は若干適当気味なトコも有り。 今回はやっぱり個人的に好きなリューナイトやラムネが参戦していた事もあって終始楽しくプレイさせて頂きました。 シリーズ作だとZをプレイしていないので、OG外伝→K→NEO、という順番なんですが、Kはアレすぎたので別として、 全体的にOG外伝の不満点を解消するのには成功している、という印象を受けたのは良い感じでした。 以下クリア後に感じた良し悪し、従来のSRWと比べての良し悪し、まとめ感想なんかを。 ▼良かった点 ・全体的にゲームオリジナルの曲の完成度が高い、オリジナルにも関わらず版権作品の雰囲気に合わせた曲も完璧。 ・押し出しやファイアなど、各種武器の特殊効果が色々と面白かった、対空対地もEX以来で熱い。 ・扱いとしてはGガンダムの扱いが鬼のような悪さだったものの、終盤アースティアを始め、今回のドモンはカッコ良すぎ。 ・全体的に新システムはゲーム性にマッチしていて非常に良かった、出来れば今後もこの路線を継続してほしいところ。 ▼悪かった点 ・悪いというと御幣があるかもしれませんが、アイアンリーガーは初参戦にも関わらず扱いが異常に悪い。 ・同様に、今回は居るだけ参戦率が異常、初参戦でも主要キャラやラスボスまで削られている作品がある始末。 ・これはSRWNEOが悪いのか、そもそものWiiの仕様が悪いのかは分かりませんが、リモコンの電池消費量が早すぎる。 ・個人的な事かもしれないものの、面白かった反面、20話台終盤辺りからの消化試合っぷりが半端じゃなかった。 ▼良し悪しは別に個人的に気になった点 ・個人的に残念なだけですけど、リューナイトはOVA版のゼファーに隠しで乗り換え可能と思ってただけに残念。 ・最近は毎回のようにあった「お気に入り作品」のシステムが廃止、個人的には必要無いものの何故消えたのか。 ・Kの時も感じたものの、流石にそろそろマジンガーの参戦理由が謎、何か密約でもあるのかと勘繰ってしまうレベル。 ・個人的にSRWは周回プレイをしないので構わないものの、流石に今回は分岐の数とルートが少なすぎな気が。 † 終盤は1マップに色々詰め込みすぎ OG外伝は終盤「1話に収めれる内容を無理に2話にわけている」とあまりに感じる局面が多かったですし、その弊害で インターバルの会話が文字通り削除というとんでもない事になってましたが、逆にNEOはNEOで、1話に詰めすぎな気が。 実際は詰めすぎというより、増援→増援→増援→ボスのHP半減→増援→ボスHP全開→ボス撃墜→と思いきや増援(ry といった具合に、敵を出しすぎだった気がします、結局はSRWなのでシステムが変わろうと難易度面でのバランスが 変わったわけではないので、負ける要素の無いザコが無尽蔵に出てくるだけ、といった状態だったのは微妙かなーと。 OG外伝の時と違い、少ない会話だろうと敵増援時に会話があるのは良かったんですが、ちょっと詰めすぎの印象。 そう考えると、1話における分量はαシリーズが一番上手く纏まっていたような気も。 † 曲とキャラの少なさ α以降のSRWは比較的各作品からキャラや曲が使用されているものの、今回は全体的に少ないなという印象。 新ゲに至っては扱い上のラスボス四人衆まで登場しないという「それでいいのか?」のレベルですし、かと思えば リューナイトは懸念していたグラチェス達も全員登場していたりと、ウィンキー時代のSRW並にキャラの参加が不鮮明。 曲に関してもオリジナルは大量に用意されているのに、版権作品は少なかったりと、良くも悪くも今回は尖ってるなーと。 逆に、個人的に好きなリューナイトで言えば、α以降のSRWはどうしても女キャラが優遇されていたり、そういうネタが 多かったにも関わらず、美少女戦隊が存在自体抹消されていたので、その辺りは好印象でした。 今回のようにキャラを制限しているのに出す、となると流石にアレなのでその辺りの兼ね合いかもしれませんが。 ただ強いて言えば、ジェノバの「お前は血の涙を流したことがあるか!」だけは是非やってほしかったなーと。 曲もガルデン戦だけはガルデンがリューを召還する際の、あのおどろおどろしい曲を採用してほしかったところ。 † クリア後の感想 面白かったです、毎回据え置きのPS系統以外で発売されるSRWは…実験的な意味もあると思うんですけど、従来とは 違うシステムが盛り込まれていて毎回楽しませて頂いてますが、今回は久しぶりにプレイしていて楽しかったです。 面白いというより楽しいという度合いが強かった印象、小学生時代にEXや第四次に熱中していた頃の面白さというか。 ただ、難しいところだとは思うんですが、異世界と現実世界作品が同時に出ている事もあって、その辺りのバランスが 若干上手くいっていない印象も受けました、ラムネなんかは序盤で一気に終了→終盤でラスボス戦だけ、という具合に。 エルドラン4作品もほぼ連続して展開するだけに、内容は悪くないんですが「またこの系統か…」という感じで、折角 色んな作品が出ているSRWなのにちょっと勿体無いなーという印象を受けました。 世界観の設定面で言えば、リューナイトとラムネを上手く混ぜていたり、Gが予想以上にハマってたり良かったんですが。 ただ前述のシナリオ的問題もあってか、個人的に終盤はちょっと消化試合のようなプレイ状況になってしまいました。 人それぞれ好みはあると思うんですが、従来のSRWと違って軍事色が恐ろしくないうえに、今回のメインは小学生キャラ。 そんな事もあり勇気友情努力の展開が多く…ソレ自体は悪くないものの、前述のエルドラン4作品の終盤展開なんかは 数話に渡って似たような展開が繰り広げられるだけに、展開は熱いものの、またこのタイプか…で飽きが来るかなと。 まぁ、こういうのは結局上手く分散されていたらそれはそれで別の文句や要望が出るので、もう少し時間を置いて、 冷静な視点で考えると「今回は上手く纏まってたなー」と思えるかもしれませんが。 とりあえずアレです、総括としてはホント今回は面白かったです、久しぶりに楽しめましたし、ワクワク出来る感じ。 何度も書いていたように、個人的に好きなリューナイトとラムネが出ていたというだけで余計好印象だった、というのは 間違いなくあると思うんですが、ただそれだけではなく、今回は新システムが上手くハマっていましたし、全体的に ユニットを動かしてガッシャンガッシャンやっているだけでも楽しかったです。 IMPACTだったかと思うんですが、当時寺田Pが雑誌のインタビューで「見栄えを重視したい」とコメントしていたので、 恐らく今後はPS系統で発売されているような従来のSRWに戻るでしょうし、今回のような変り種のSRWはどれだけ評価が 高くてもこの手のタイプとしての新作や続編は出ないと思いますが、今回は完成度が非常に高かったので、願わくば 今後もこの手のシリーズを継続するか、PS以外の据え置き機で発売する際は今回のような形式でお願いしたいところ。 余談ながら、個人的MVPはACEボーナスの良さも相俟ってサルトビでした、無敵すぎる。 |