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□ スーパーロボット大戦W □ 相変わらず携帯機のSRWは面白いです、読み込みが無いのでテンポはイイですし、マップ画面も2Dなので見やすく、 そのうえ敵のレベルがはこちらの上位15名の平均なので敵のレベルを調節しやすかったりと、マジで言う事無し。 ただ強いて難を言えば、携帯機作品に限った事ではないものの、今回だとフルメタやテッカマンなど、 携帯機の前作に当たるJで初登場した作品をまた使ってる、というのが、こういう「初参戦を二連続で出す」 SRWは何故かこういう事が多いので、その辺りがもう少し何とかならないものかなーと、で、またコレも誰しも そうだとは思うんですが、そういう二連投があるのに、自分の好きな作品に限っては何故か連投してなかったり。 ちなみに今は二度目の分岐のトコです、ちょっとまばらにレベル上げてるせいで一向に敵が強くなりません。 とりあえず良し悪し双方を列挙して、オリジナル、フルメタ、W、この三作品の特殊会話でも羅列してみようかと。 特殊会話に関しては第3次αやJの感想同様、今現在プレイ中の○○話まで、に確認したものを自分のメモ代わりに 書いてるので、今回の感想で「vs○○」と書いておきながら、次回プレイ時に「vs○○」の他の会話を確認したら 次回更新分で追加、という感じになるのでかなり見辛いですけど、まぁ所詮個人的なメモレベルなのでご容赦頂ければ。 クリア後にでも確認した特殊会話は纏めて見やすくしようかなと思います、今のままだと流石に見辛すぎる。 ▼良い点 ・タイトル画面放置による自動戦闘デモが有る。 ・魔装機神やJ同様、顔グラが大きく文字の表示列が三行なので見やすい。 ・戦闘アニメONだと、戦闘前会話の時点で既に戦闘曲が流れる。 ・戦闘アニメが綺麗なうえによく動く、J参戦作品の戦闘アニメ流用の有無は確認してないのでなんとも言えませんが。 ・過去ログの閲覧が簡単なうえに多岐に渡る文章を確認出来るので非常に便利。 ・戦闘時、ターゲットを選ばなくても敵ユニットにカーソルを合わせればお互いの命中率が出るので二画面が便利。 ・最近では比較的多いものの、参戦作品の枠を超えた特殊会話や援護時のセリフがある。 ・特定武器で撃破した際の専用戦闘アニメの数が豊富。 ・狙撃神クルツが遠距離からグールを狙撃、この場合は良い意味で各原作キャラの扱いが上手い。 ・いつも通り携帯機は味方の上位15名の平均レベルが敵のレベルになるのでレベルの上げ甲斐がある。 ・ノインが宝塚。 ・人によっては良し悪しが微妙でしょうけども、スキルパーツが着脱式ではなくRPGにおけるドーピングアイテムの扱いに。 ・DS用の解像度として新規に描き直してるからか、顔グラがJの流用にも関わらずフルメタ勢はJより顔グラが綺麗。 ・ハイジャック中の旅客機内でヒイロの「…すまない…食器を落とした…」は神。 ・加えて倉庫内でのカロリーフレンドに関する宗介とヒイロの「俺もフルーツ派だ」が神すぎる。 ▼悪い点 ・タイトル画面で流れる曲が微妙、A、R、D、J、Wと、回を重ねる毎に微妙になってきる。 ・フルメタやテッカマンなんかはまだ二度目なので許容範囲としても、いい加減ナデシコの顔グラは変えてやるべき。 ・そしてムウの顔グラはJの流用なのでとんでもない顔。 ・個人的に「WHITE REFLECTION」が無いのが痛恨のダメージ。 ・人それぞれでしょうから一概にどうとは言えませんが、ナデシコの戦闘曲に「YOU GET TO BURNING」が無い。 ・同じく人それぞれなのでアレですが、ダナンの曲がJでは「tomorrow」だったのに今回は別曲に。 ・いくらなんでもタイトル画面放置による自動戦闘デモでゲッターの相手が機械獣はムゴイ。 ・コレも人それぞれ好き嫌いや趣味の違いがあるのでアレですが、そもそも「お気に入り」として三つも選ぶモノが無い。 ・日本人的な意見で言えば「シホミ」はちょっと言い辛い、口に出してみれば分かるんですが「シホミ」て。 ・ツッコムのもヤボというもんですが、いくらサブパイロットとはいえ、死の危険がある戦場にミヒロ同乗は無い。 ・今までと違い戦闘OFFにしても簡易戦闘が流れるおかげで、戦闘OFF時のスピード感が減少、R押せとかは抜きに。 ・いつもの事ですが、難易度という言葉は存在しない。 ・戦闘カットこそあるものの、J同様第3次αにあった戦闘アニメ高速化の機能は無し。 ・ヒイロの食器落としは神だったものの、本来なら宗介の行動なので、原作展開を他作品のキャラがするのは個人的に× ▼今回のプレイ中に確認した特殊会話
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□ スーパーロボット大戦W □ クリアしました、SRPGの場合プレイ時間は変動しまくりなので意味が無いかもしれませんが、約46時間10分です。 第一部が約16時間30分、第二部が約29時間40分だったと思うんですが、このゲームは戦闘アニメを見るかどうかで 大分変わってくるので、このプレイ時間は大雑把な参考程度に思って頂ければ。 で、最初に感想を言うと、正直個人的にはかなり微妙でした、悪くは無いんですけどはっきり言ってしまえば今イチ。 何を今更という感じですが、やっぱりSRWは各版権作品が魅力なので、その参戦作品に自分の好きな作品が無いと、 まぁ当然なんですけどただそれだけで魅力は激減するな、というのを久しぶりに実感しました。 …というよりも、今回は正直シナリオが微妙だった気がします、好きな参戦作品がどうのと言えば、今回もWやフルメタが 居たものの、どうも、既に中盤の時点でダレて最後まで惰性でプレイしていた感が強いので、やっぱりシナリオかなと。 とりあえず、まずは初回プレイ時以降〜クリアするまでに気になった良し悪し双方の点を列挙。 ▼良い点 ・過去ログの確認が見やすいうえに結構遡れるので単純に便利、もうちょっとバックスクロールが早ければ尚便利。 ・第3次αやJと違い、今回のオリジナルは割りと扱いが控えめ、後半は一部版権作品が足蹴にされてた気もしますが。 ・「ガルラ…聞こえていたら君の生まれの不幸を呪うがいい」のイズミは神。 ▼悪い点 ・出撃選択画面で選んだキャラがパっと見では分かり辛い。 ・カズマは版権作品の主人公に援護用の特殊会話があるのに、何故かゴライオンのみ特殊援護が無い。 ・今回は全体的に版権作品による他の版権作品やオリジナルへの特殊会話が少なすぎる、別に悪くはないですが。 ・第3次αでもそうでしたが、主観的な意見ながらガオガイガーの扱いが悪い意味で良すぎて目にあまる。 ・セイナによる二人の射殺選択、原作通り宗介はテッサを選ぶ展開にすべき、ここでセイナを止めたヒイロは邪魔。 ・原作と違い、ベヘモス起動時の攻撃で破壊されるのはマオのM9ではなくトロワのサーペントに変更、流石に問題が。 ・戦艦が移動後に「搭載」出来るのは便利かもしれませんが、逆に「待機」よりもコマンドが上に来るので鬱陶しい。 ・ルート次第では展開も違うと思いますが、オーブに向かった場合暗黒代将軍の扱いがエグイ。 ・序盤の対マジンガー戦では全員特殊会話が用意されてるのに、終盤の対ガオファイガー戦で特殊会話が無い。 ・劇中でホリスとイネスさんも指摘してましたが、ブレスがヴァルストークを作るのは不可能。 個人的な印象だとこんな感じなんですが、むしろ最大の弱点は「DSで出した」という事の気がします。 相変わらず携帯機だと据え置き機と違って読み込みが無いうえ、何故か携帯機だと戦闘アニメに気合を入れてくれるので 嬉しいものの、逆に、GBAと違ってDSって微妙に重たいじゃないですか、あと形状の関係で長時間持ち辛い。 この二点が、折角の携帯機の利便性を殺してしまってるなーと、特にSRPGのように長時間プレイするゲームの場合。 無理にタッチペンやタッチパネルを使わない設計だったのは良かったんですが、GBAに比べると快適性が劣るなと。 † 世界観設定について 今回の世界設定として大きく…と書く段階で気付いたんですが、Jから宇宙世紀のガンダムが消えてたのと同様、 宇宙世紀のガンダムが居ないと「特定の作品が世界設定構築のメインになってる」という事が無いですよね。 なので平等に各設定が共存してますし、第二部なんかはSEEDのザフトと地球連邦?がメインで分かりやすいんですが、 逆に、やっぱり宇宙世紀のガンダムが居ないと今イチ世界設定が曖昧に感じるんですよね、細部が弱いというか。 特に今回なんかは宇宙と地上の垣根がほとんど無かったのでソレが如実なんですが、宇宙世紀のガンダムの場合って、 ある意味当然なんですけど敵の行動が「Aは○○を攻めて、Bは××を攻めて」という感じに、ちゃんと攻略する行動で くるじゃないですか、ソレに対して、別に批判するわけではないんですがスーパー系は定期的に主人公の行動範囲内に 新型の敵を送り込んできたりするので、その辺がやっぱり弱いかなーと。 今回のリアル系だとWとSEEDがガンダムですが、前者はOVAで期間限定の戦闘だったので敵の行動を増やすのは無理。 後者は歴代ガンダムをなぞる展開なので戦闘はしっかりしてるものの、見せ方が悪いのか「そうは見えない」んですよね。 アストレイ等の外伝作品のおかげで敵味方共にキャラ数自体は揃えてたものの…まぁコレばかりは人それぞれの印象が 異なるので一概にどうとは言えないんですが、歴代のガンダム作品のみならず、どんな作品と比べても、どうもSEEDの キャラって魅力に欠けるんですよね、名前も微妙に覚え辛かったりするうえ、顔もまた微妙なので印象に残らず。 SEEDを批判するわけではないんですけども、JとW、宇宙世紀のガンダムが参戦していない二作品が二回続いた事で、 「宇宙世紀ガンダムが無くても物語を作れる」のは十分分かったものの、その反面「居ないとやっぱり基礎設定が弱い」 という事もしっかり分かってしまったなーと、別にソレがダメとは言わないものの、どうにも単発エピで食い繋ぐような感じ。 † 各参戦作品の扱いについて 今回は色んな意味で扱いの良し悪しに関する判断が難しい気がします、ゲッターとかは露骨に「居るだけ参戦」でしたし、 SEEDなんかは「要所要所で強制イベントとして原作再現のみ」が続くのである意味扱いが良く、その反面強制なので プレイヤーが介入する要素が無いので鬱陶しく、という感じで良し悪しで言えば両極端だったりするので、難しいトコロ。 初参戦のオーガンとゴライオンなんかも昔のスーパー系と同じで最初と最後のイベントのみ再現、みたいなレベルですし、 今回はエヴォリュダーとイバリューダーのように似た単語が多いうえ、三重連太陽系や獅子座文明やらの、とにかく 漢字の文字数が多い単語が一つの画面に二つや三つ出てくる事が多かったり、トレーズのように名前だけの登場人物が 多いもののゲーム中では簡略化された説明だけなのでどういう人物で何をした人なのか分かり辛い、という事が、 なんか今回は妙に多かったので、単純に統制が取れてなかった気がします、悪い意味で各作品の寄せ集め、みたいな。 今までのSRWは結構「○○はこういう人でこういう事をして〜」という説明を、上手い具合に盛り込んでたので 分かりやすかったんですが、今回は悪い意味で初心者お断りの印象が強かったです、初見の人への説明が無い、と。 根本の垣根となる部分は上手い具合に合致させてたと思うんですけど、どうも今回は終始ゴタゴタした印象が強く。 フルメタなんかは…原作未読でアニメの第一期〜第三期まで視聴、なので的外れな意見になるかもしれませんが、 Jと違いTSRまで参戦させたせいでレナードを出すハメになり、結局今回のW内だとレナードの目的が完璧放置、 という状態になってるので、今回は悪い意味でそれぞれの作品の扱いが中途半端だった気がします。 勿論、今回がSRW至上最も面白かった、と感じる方も居るでしょうけど、個人的には過去最高に各作品の魅力が 損なわれていたSRW、という印象です、単なる日常会話の絡み自体は結構良かったと思うんですけども。 † 今回のオリジナルについて 久々に良い感じだったのではないかと思います、前述のように一部の版権作品よりも明らかに「上」の描写があったので アレですけども、今回は別に裏で操ってたり、力だけなら間違いなく最強というわけでもなかったので、無難かなと。 カズマ達も予想外にイイキャラしてましたし、ブレスも過去最高に良い意味でキャラの立ってるオッサンだったりと、 珍しく今回は好印象でした、メカのデザインが色んな意味でナンとも言えない、とかはいつもの事なので除外。 ただ、余所様のサイトでも言われてる事だと思うんですが、ちょっと今回のオリジナルは、なんか顔の造形や家族設定、 性格やキャラ間での単純な絡みによる設定といった部分が、正直エロゲーっぽかったのが気になりました。 † 感想 冒頭にも記したように一言で言えば「微妙」でした、携帯機だけで言えば、A > OG > J > R > W ≧ OG2 ≧ D。 オリジナルが結構良かったり、流石に携帯機だと戦闘アニメに気合が入ってたり、そういう部分は良かったんですが、 第3次αであれだけ作品の枠を超えた特殊会話が多かったのに今回は殆ど枠を超えず、ラスボスにすらカズマ以外無し、 それどころか「被弾」や「回避」の際に特殊会話の発生しない原作ペアまで多かったり、何よりもシナリオの適当具合が 非常に残念でした、カズマの航海日誌というのはイイんですが、航海日誌で「○○は××の行動を取り〜」と書くせいで、 肝心の「○○が仲間になる部分」などの大事な描写がスっ飛ばされて進むので、全体的に総集編みたいな構成に。 それと、なんか今回は、全体的にDっぽい印象を受けました、展開を追う会話が多くて日常の絡みが少ない、という。 相変わらず難易度は存在しないのでSRPGの歯応えは無く、携帯機恒例の「横に置いておけば仲良くなって支援効果」 も今回は作品の枠を超えなかったり、個人的にはどちらでも構いませんがツメスパロボが無くなったり、どうにも 今までの携帯機SRWで出来ていた事や面白かった部分が全て削除され、その代わりになるモノは別に投入されず、 という仕上がりだったので、携帯機SRWの面白さを知っていて、ソレを期待しすぎていたせいで色々残念でした。 最終的な感想としては、当たり前なんですがやっぱりキャラゲーなので、余程好きな作品が複数無い限りは買わない事。 ▼今回のプレイ中に確認した特殊会話
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