スーパーロボット大戦Z

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スーパーロボット大戦Z


感想を書くのを忘れてたんですが、先日980円という恐ろしく手頃な価格で販売されていたので購入、クリアしました。
キングゲイナーやX目当てで購入した事もあり男主人公でプレイ、クリアまで約80時間でした。
上記画像は本来ならキャプすればいいところなんですが、ちょっとキャプ環境に問題があったので携帯の写メで代用、
よくある話なものの、こういう時に限ってデジカメも出張中だったり、世の中お約束というのは重なるもんだなと。
SRWは基本的に発売時期に購入するものの、当時ちょっと忙しかったというのと、今イチ気分が乗らなかったという理由で
見送ってたんですが、今回個人的に纏まった時間が取れたという事もあり、折角なのでやってみよう、という事に。
では以下良し悪しや感想、PS2はS端子を使用してたんですがわざわざD端子を購入しました、結果的には良かったです。
2010年10月にプレイしました、Wiiで発売されたNEOのクリア後という変な順番。
良い点
・当時からも好評でしたけど非常に綺麗な戦闘アニメ、カクカクしておらず、尚且つPS2とは思えない綺麗さ。
・読み込みが非常に早い、マジで技術覚醒したのかとすら思う程、誇張でもなくDSとかとあんまり変わらない気が。
・ロードする際、セーブデータに簡単な前話の概要が記載されているおかげで分かりやすい。
・戦闘アニメの際、特殊会話以外は「喋り終わってから攻撃」ではなく「喋りながら攻撃」になったのでテンポアップ。
・流石に全員というわけにはいかないものの、従来のSRWと違って主要キャラの大半が新録。
・シリーズ作よりも戦闘中の特殊会話が大幅に増えた、特に今回はクロスオーバー系が増えたのは単純に嬉しい。
・人それぞれ好みが違うとはいえ、珍しい参戦作品が多いのは良い事。
・戦闘BGMは相変わらず微妙なものの、戦闘中のSEが非常に原作重視で良い感じ、戦闘アニメの動きも原作重視。
悪い点
・全体的に戦闘のテンポが良くなってるのに、援護関連だけ妙にもたつくのが残念。
・これはどうしても仕方の無い事ですが、相変わらず一部の参戦作品が世界観や設定的に優遇されすぎている。
・主人公の性別で、中盤のルート分岐の際に付いてくる作品が完全に固定されている、というのは問題な気が。
・シリーズ化を予定しているとはいえ、アサキムは男主人公だと完全に伏線放置なので流石にソレはどうかと思う。
・ネットでも言われてるように声バグは痛い、特にギンガナムなんかはα外伝のセリフもあるので通常とバグが混在。
・相変わらずの事とはいえ、何故かPS系統の据え置き機で発売されると戦闘BGMが極端に微妙。
 新規参戦作品に関して
キングゲイナーはKにも参戦してますが、発売時期はZが先なのでZ中心で考えると、今回は色々な新規作品が多い。
優遇というと言葉は悪いかもしれませんが、目立っていたのはエウレカセブン、アクエリオン、特にこの二作品でしょうか。
オーガスは世界観設定に必須という重要な扱いなもののシナリオ自体は中盤で終わってしまいますし、ビッグオーも
どちらかと言えばクロスオーバーほぼ無しで駆け抜けてる印象が強かったので前述の二作品がメインかなーと。
強いて残念な点は、アクエリオンはあまり他作品とシナリオ的に絡んでる印象がなかったですし、エウレカセブンは、
ファンの方には申し訳ないんですが、Zのシナリオだけの印象だと、スカブコーラルだったり、何がそんなに大変なのか
よく分からなかったというのが個人的な感想です、シナリオライターの力量の問題もあるのかもしれませんが、どうにも。
楽しみのキングゲイナーで言えば、エンペランザの武器以外でブリュンヒルデが出なかった事を除けば満足というか、
良い意味でこんな感じでしょうか、ファン的な事を言えばカシマルは原作通り怒りのゲインに処理してほしかったですが。
あとは…男主人公でプレイしてるとゴッドシグマが完全に空気だった、というのはちょっとアレかなという気が。
バルディオスは単純にカッコ良かったです、イイ意味で80年代っぽいあの濃い雰囲気や主題歌もたまりませんでした。
劇場版Zに関してはまぁ…顔グラが綺麗になり、大半のキャラに新録が、というだけで大満足でした。
 クリア後の感想
男主人公ランドでプレイ、SRポイントは折角なので全て取ろうと思い全取得、ターン数は気にせず、約80時間でクリア。
ネットでの評判は…100点中60点ぐらいの感じでしょうか、悪くはないけどそこまでいいわけでは…みたいな感じの。
結論から言えば、個人的には非常に面白かったです、マジで楽しませて頂きました。
OGを除くと直近のSRWと言えば第3次αとNEOになると思うんですが、αからは…まぁ当時は何にでも文句を言いたがる
高校生ぐらいの年代だった事もありケチをつけてたんですが、前述の第3次αとNEO、それにこのZ、全て楽しかったです。
女主人公で二周目もやろうと思ってます、今回はボリュームが凄すぎたのでちょっと間を空けてからにはしますが。
で、Zなんですが、まず目新しいところとしてはトライバトルシステムでしょうか、従来の小隊システムよりも練ったなーと。
きちんとフォーメーション毎に相性があり、トライチャージのおかげで全ユニットに小隊攻撃もあるので、色んな意味で
上手く考えたなと思う反面、難易度HARDでも通常プレイだと相性は気にしなくてもいけたので、勿体無いかなという気も。
戦闘アニメは個人的に一切文句無しです、もぅ単純に凄いなと思いました、好きな作品のキャラなのでセリフを聞きたい、
という理由以外でここまで戦闘アニメを見まくったSRWはα以降で初めてでした、普通に凄い。
特にXは愛が感じられるというか、間違いなくXを好きな人が戦闘アニメを作ってると思えるぐらい凄かったです、特にGX。
声バグがあったり、人それぞれ違うとは思いますが一周だけで80時間かかるボリューム、参戦作品が結構独特、
色んな意味で簡単にはオススメし辛い作品だった気はするものの、個人的には非常に楽しませてもらえた一本でした。
SRPGが好きだったり、参戦作品にせめて三つ以上好きなタイトルがある場合は、単純にオススメ出来るSRWだったなと。


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