砂ぼうず

 戻る
 


砂ぼうず   第01話 「妖怪と、ボイン」
OP実写、サブタイとEDの歌詞がただモノではないな。
あまりにも直すぎるサブタイと乳揺れに命をかけた作画、流石にここまでやられるとむしろ好感が持てるので
ソレはこの際問題無いぐらい問題にならないんですが、内容の方は微妙でした、起承転結より起伏が無い。
今年の上半期アニメだと絢爛や爆裂天使という強烈な地雷がありましたが、あそこまでクソという事は
無いものの、スタッフに恵まれている割りには展開の方が単調で見ていて飽きるなと思いました。
第一話という事でクオリティは高かったものの、肝心のシナリオの方が今イチだったのが残念です。
久々に聞いた鈴木さんの声は相変わらず男の方にしては珍しく綺麗な声のままで大変宜しかったんですが、
なんか全体的にパっとしない出来でした、サブタイやEDの歌詞、乳揺れに命をかけた作画等、要所要所で
結構な事はやっていますけど、ソレは本筋の面白さには全然関係無いですし、何よりただの一発芸であり
男性視聴者を逃がさない為のただのエロ描写であって面白さとは無関係なので、もう少し面白みが欲しいです。
とりあえず一話だけではまだ分からないので、三話まで見ても面白くなければ見切ろうかなと思います。



砂ぼうず   第02話 「砂と、雨」
視聴確定、メイン級であろう雨蜘蛛が若本さんやったので最後まで見ます。
若本さんが出てたというのは確かに大きいんですが、第一話と違い、今回の二話はテンポも良く、シナリオも
悪くないレベルで描かれていたので結構面白かったです、言わばアニメ版のエアマスターと同じですね。
原作無視して一話からルチャマスターの話をやるもクソ以下のおもんなさ、二話で普通に崎山 香織の話を
やってテンションの高さと面白さを描いて視聴者が引き込まれると、何故か最も気合を入れるであろう肝心の
第一話を終始微妙な出来で飾って二話以降から面白くなるという、クオリティ高いアニメにありがちな罠。
借金の返済日がブッキングしたり、その借金をしたのは恐らく遊ぶ金欲しさで踏み倒すつもりしか無かった、
というのは中々だったんですが、桑島さんがやってるとオチ分かる前から悪女にしか見えんのが何とも言えん。
しかしそうなるとアレですよね、元々借用書処分して借金踏み倒す、そういうつもりで金借りる場合は
今回の桑島さんキャラのような清純タイプではなく、前回のボインの様なフザけたスタイルした女の方が
遥かに有利ですよね、桑島さんキャラは清純系だったので取立人を潰し合いさせて借用書燃やしましたけど、
ボインやったら適当に色仕掛けで落として借用書奪い取る事も出来るので、こんな借金の話で、やはり
世の中は平等ではないと再確認してしまいました、やっぱ女は魔性よな。
どうでもいいんですけど若本さんやっぱスゲーな、「弱い物イジメをして名を挙げる巧みなテクニックを」
という普通のセリフが若本さんにかかれば、「弱い物イジメをしてぇ、名を挙げる巧みなテェーックニックをォッ!」
やからな、どんな発音やねん、夜中に笑わすなと、最後は次回予告で「ふぁっはっは!」とか笑うしたまらん。



砂ぼうず   第03話 「戦車と、マシンガン」
素顔初晒し、個人的には悪くない顔だと思いました。
昨今顔を隠した男キャラというのは無意味に、それこそナニかしらの意味があるわけでもなく覆面系の
キャラは美形でなければいけないとでも思っているかの様に二枚目な顔ばかりが横行していましたが、決して
この砂ぼうずは美形というわけではなく、やんちゃそうなチビという感じだったのが実に良かったです。
と言ってもまぁ、後半のキれた状態の砂ぼうずは普通に結構カッコイイ顔やと思ったので、顔を隠す場合、
出来れば彼のように行動がカッコイイという風なキャラに仕上げてもらいたいなと思った次第です。
本編的には普通というか、きちんと前回の桑島さんキャラにやられた借金がきちんと残っているという
設定だったのが良かったです、あまりに大きな金額が絡む場合、大抵漫画なんかだと「ソレはその回のみ」
だとか「次の話までに全財産投げ打って払い終わった」というような展開が多いので、そうはせずに一話で
ボインに盗まれた報酬品、二話での借金、それらがきちんと繋がっていたのが良かったです、まぁ当然ですが。
とりあえず今回は砂ぼうずの素顔が見れたのが良い感じでした、ボインも意外と戦闘時の顔はカッコ良く、
メイン系のキャラは軒並み言動等がカッコイイので、個人的には嬉しいところです、一話以外は面白いですし。



砂ぼうず   第04話 「狙撃と、足音」
微妙、遠距離戦の展開はいいんですけどテンポが宜しくなかった。
実は敵は二人居てたというネタはありがちながらも、意外と実際に相対している本人には分かり辛いので
ガキが出てくるまで砂ぼうず自身気付かなかったり、田中さんが珍しく敵役をやっていた、次回以降ガキが
レギュラー化しそうなのでキャラ面が賑やかになりそうで喜ばしい、そういった良い面もあったんですが、
如何せん今回は全体的に構成の悪さが目立ったのが残念でした、ちょっと間延びしすぎ。
団子みたいな飯一個に千円払わす砂ぼうずは鬼ですが、砂漠において水を無償でガキに飲ませてやったりと、
意外と優しい性格と判明したのでまぁ、他の間延び面に関しては良しとします、遠距離戦は良かったですし。
ところで本筋とは全然関係無いんですけども、ナレーション以外で今回出番があった声優さんは三名のみ、
ほんま全然どうでもいい事なんですけど、収録寂しかったというか、ブースん中広かったやろなー思いました。



砂ぼうず   第05話 「井戸と、罠」
微妙、よりによって微妙な時に限って続きモノの話。
内容に関しては次回面白くなるかもしれないので一概にどうとは言えませんが、今回は全体的に微妙でした。
スパイが潜り込んでるだとか、そういうのは予期出来る展開ですし、正直どちらでも構わないんですが、
続きモノにしたおかげで展開的に間延びした箇所が多かったのが残念でした、後は放送禁止用語。
ピー音が入っていたとはいえナニを言っているかは普通に分かるものの、ピーの音が多すぎて面白いと
いうよりかは「鬱陶しいな」という印象の方が強かったので、ちょっとピー入れすぎかなと思いました。
DVD版では放送禁止用語等は解禁だそうですけど、出来ればTV版は他のセリフにしてでもまともに放送を
してもらいたかったところです、流石に複数回連続でピーピーやられると興醒めする。
あとは…まぁ、今回は微妙だったので特に感想はありませんけど、砂ぼうずが日中普通に素顔晒して
歩いてる姿に少々違和感を感じました、別に本人は「面が割れると困る」とは思ってないから構わないのかも
しれませんが、普通に知名度のある便利屋が一般市民相手とはいえ素顔晒すのはマズイんちゃうかなーと。
まぁそんな事言い出したら、普通に砂ぼうずの所在地をボインに教えた紹介所のオッサンとか論外ですが。



砂ぼうず   第06話 「ロケットと、放浪」
間延びしすぎ、前後編に別けるべきでは無かった。
一話半で済むような内容を二話使って描いたのがそもそもの失敗だったとしか思えませんが、とりあえず
前回と違って作画が普通な分、まだ今回は良かったです、要所要所で面白いと思える場面もありましたし。
逆ギレ気味に砂ぼうずが爆弾を仕掛けると村を乗っ取りにきた連中に砂ぼうずを殺せと態度を変える、そんな
状況を見て村人を最低扱いするのは中々当然の事ながら、あれ程性格の悪い砂ぼうずでも最低限の人間性で
キれたりするのは熱かったです、その直後に落石で気絶したわけですが、実際そんな説教をモロに受けたにも
関わらず村人は砂ぼうずを日中の砂漠に放置するわけですから、真面目に最悪な連中だったわけですが。
そんな中で唯一鞠子だけが砂ぼうず捜索の依頼を密かに出していたりと、中々腐った村人の中でも鞠子だけは
人間性のあるキャラだったので良かったなと思いました、途中の夢に出てきた鞠子はえらいエロかったが。
今回は間延び以外にも、後半部分で使用されていた挿入歌が余計に展開をダラダラとしたものにさせていて
残念でしたが、次回予告の「なんてこった!村長!レーザー砲、雷撃戦用意!」が熱かったので良しとします。
丁度先日トップのリマスター版が発売された直後にそのネタは熱すぎる、次回予告が一番おもろかった。



砂ぼうず   第07話 「師匠と、弟子」
妙な哀愁があった、コレは人生の厳しさを知れる一話としか言えん。
便利屋という職業柄何でも依頼を受けて小砂が頑張ったものの、全て失敗して逆に借金が増えるのみ、
挙句に砂ぼうず名義で仕事を取ったから砂ぼうずの評判は下がり、最後はペットの散歩やのにそのペットを
丸焼きにして喰うという何気にナマい映像が飛び込んだりと、中々小砂の無様な仕事ぶりを見て人生の
厳しさを30分間見せられてるようで泣きました、むしろ砂ぼうずが可哀想やと、ちゅーかペット喰うなよ。
田中さんキャラの話以降、全く小砂は出てこなかったので単発キャラなのかとばかり思ってたんですが、
いきなり出てきて次回も登場と、流石にコレはレギュラーキャラだろうと思うんですが、中々子供キャラの
割りには熱いというか、如何にも子供な特有のウザさは所持しておらず、燃えてるキャラで良かったです。
今までは砂ぼうずの掛け合い相手によっては勢いが失われたりしたんですが、今回の掛け合いを見てる限り
掛け合い相手としては小砂は最適なノリの良さの気がしたので、次回以降も頑張ってもらいたいです。



砂ぼうず   第08話 「犬女と、岩」
雨蜘蛛キタ━━━━━━<゚∀゚>━━━━━━ !!!!!ほんま腹痛かった。
いやもぅな、砂ぼうずの犬女に対する煩悩の戦いも中々笑えるノリの良さで良かったですし、冒頭の依頼を
持ってきたオッサンが監督かナンかがモロにやってんのか知らんが演技ヘボすぎて萎えたり色々ありましたが、
全く予想もしない状況で不意打ちの再登場を果たした雨蜘蛛、出番自体は残念ながら少なかったものの、
相変わらずハイになってるを超越したものごっつい喋り方でほんま腹痛かったです。
小砂が普通にイイ味出してたのも結構な事だったんですが、雨蜘蛛は違う、一味違うどころではない。
予告を見る限りだと次回はボインが再登場するようですけど、若本さん演じる脅威の雨蜘蛛を今回見た今と
なってはボイン程度が出たところで次回盛り上がるかどうかが非常に疑問です、キャラ的には悪くないとは
思うものの、流石に雨蜘蛛のインパクトには勝てる気がしない、雨蜘蛛はシルエットで既に腹痛かったからな。
というわけではまぁ、今回は久々にキャラ一人で勝ってる内容でした、中盤顔がにやけっぱなし。



砂ぼうず   第09話 「人生と、ゲーム」
微妙、テンポや内容は悪くないんですけど今イチ乗り切れてない感じ。
鞠子の話以来の続きモノの回だったわけですが、鞠子の話の時程間延びしていないとはいえ、相変わらず
本作は続きモノの話になると一気に面白みが下落するのが残念なところです、正直中弛みしてましたし。
特に前回は雨蜘蛛が再登場したおかげでテンション高かったのに対し、今回はボインが再登場したものの
続きモノおかげか今までと違ってボインも今イチ乗り切れてない描写でスローテンポなのが残念でした。
意外と小砂もボインを嫌うという展開は良かったんですけど、人生ゲームを掘り当てて儲かったジジイや、
今回の白骨都市にコレといった魅力が無いのが正直難点かなと思いました、次回面白くなる事を期待してます。



砂ぼうず   第10話 「番人と、宝探し人」
小砂熱すぎ、「余計な事は考えない」は今年一番熱いセリフやな。
機械の番人関連の話に関しては何と言うか、何気に本作のラストで使う本筋の話なのかが分からないので
何とも言えないを通り越して「はー」とかいう頭膿んでるような感想しか持ちませんでしたが、その裏で
動いていたボインに対する小砂の言動がとにかく熱かったです、砂ぼうずとボインに存在を軽んじられ、
挙句に宝探し人のオッサンには金は支払われないなどと言われて、追い詰めたボインに返り討ちに遭い、
命の代わりに前髪を多少切られるという、これはもぅ見てて小砂がひたすら可哀想な展開になったところ、
「余計な事は考えない」とか連呼しながらボインを射殺しようとして、最後砂ぼうずがボインを殺さないと
知った時には「えー!殺さないんですか!?」とかえらい物騒な発言をすると、ほんま小砂がマジ熱い。
というかまぁ、小砂の髪を斬った時のボインは流石にプロという感じだったものの、いくら予想外の相手に
背後から銃口を向けられたからといって小砂みたいに、先程までは完璧に感情だけで動いていた子供に
丸腰状態にまでされるというのは情けないですよね、いくらなんでも油断しすぎ、振り向き様に撃ち殺せ。
今回の小砂が熱かったおかげで、終盤に行くに従って展開が面白くなっていったのが良かったです。
しかし次回予告も熱かったな、他作品のネタを使うのはまだしも、現行で放送してる作品ネタは腹痛い。



砂ぼうず   第11話 「罪と、罰」
次回予告のノリ良すぎ、反面本編の方は今回かなり今イチ。
序盤は勢いがあって良かったんですが、中盤辺りからダラダラした展開になって微妙だったのが残念でした。
小砂の「キキー!」とかいう妙な言葉は悪くないものの、どうにも全体的に無意味な回だったかなーと。
本編に絡むわけでもなければギャグ系でもなく、日常の一コマ的な話でもないと、正直微妙なだけの一話。



砂ぼうず   第12話 「少女と、救出」
金持ちの娘ウザすぎ、ある意味リアルな性格の金持ち嬢でしたけども。
内容は無難な感じでしたけども、人攫いのプロが言っていた「まさか仲間が居たとは思わなかったぜ」
という最後の言葉、プロのくせに仲間の存在を考えていなかったり、冒頭で部下が呼んだ際にわざわざ自分が
現場に向かったりする辺りが迂闊すぎてアレでしたけども、逆に、砂漠の便利屋と呼ばれる砂ぼうず程の
人物に仲間が居るとは思わないのもまた事実ですよね、以前の宝探し屋の爺が誰も信じずに一人で全ての
記憶を持っていたのと同様、ナニかミスがあるとすれば大抵は仲間の口から洩れる事になるわけなので、
噂の砂ぼうずに仲間が居たとは思わなかった、と思うのも仕方無いかなと思いました。
ただまぁ、相手側が想定すらしてなかったのは流石に迂闊どころの騒ぎではないので、負けて当然ですが。
しかし今回は小砂がイイ味出してました、金持ちの娘がウザすぎた反動もあるかもしれませんが、要所要所で
連絡を受けて喋る小砂がなんかエエ感じやったなーと、最近ボインが微妙なので小砂の株が上昇中。



砂ぼうず   第13話 「理想と、現実」
OPED変更、OP曲は普通にカッチョイイ曲に変更されてた。
本作の雰囲気だけで考えれば前回までのOPEDの方がらしさは表現されてましたけど、OPは普通に今回から
変更されたモノの方が曲も映像も良かったので、珍しくOP変更で成功した例のような気がします。
これだけ胸を強調したOPも珍しいですけど、どちらかといえば良質のMADみたいな印象を受けました。
ほんで本編、結構良い感じでした、善意で人助けしたのに、その行為は、結局は弱者を甘やかすだけで
強くなるのを邪魔してるのではないかと小砂に痛いところを突かれたり、その助けた子供二人はサギの
常習犯で「人助けしたけどいい事は何一つ無かった」というオチがとにかく良かったです。
流石にオチ自体は現実で考えればかなりエグイですけど、小砂の言う人助けの穴の理論は中々的を得ていて
良かったです、普通のアニメならそこまで真理は突かないのに、敢えて人助けした本人にその言葉を告げ、
自分のした事が余計な事だった、と気付かせる展開だったのが個人的には痺れました。
まぁなんちゅーか、サギの常習犯やった子供が今回は一枚も二枚も上手やったという事で、オチも素晴らしい。



砂ぼうず   第14話 「小砂と、フルオート」
雨蜘蛛おもろいな、予想してない状況で出てくるとほんま腹痛い。
出番自体は若干の顔見せ程度で、次回予告を見る限りでは次回が久々に普通の出番という感じで今から
次回が非常に楽しみなわけですけども、とりあえず今回は小砂が良かったです、今回というか相変わらず。
ただでさえ小砂はキャラがいいのに、ボインとの交戦の際には冷徹に徹する面を見せたり、今回は地面を
掘るように命じられてひたすら掘り続けて銃の扱いも完璧、最終的には自らの腕を考えて「自分にはまだ早い」
と判断して、店のオッサンに小砂用の銃を見繕ってもらうまでに認められると、今回も小砂の成長面が
上手い具合に描かれていて良かったです、小型の銃というのが何故か痺れた。
しかしなんちゅーかアレですね、確かに以前ボインを捕らえた時も「えー、殺さないんですかー?」とか
物騒な発言をしていたとはいえ、今回冒頭で残党に襲われた時、結局相手は防弾チョッキを着込んでいたので
殺害には至らなかったものの、躊躇う事無く腹部に銃弾を四発も撃ち込むと、どんどん鬼になってきた。



砂ぼうず   第15話 「兄弟と、幼なじみ」
微妙、川口三兄弟は結構イイんですが夏子が若干浮いてる。
旧友との再会時は如何にも「十年来の友人と久々に再会した」という態度を取っておきながら、プロという
意味を除いても任務中は完璧に雇い主と雇われ者の対応になっていたとかは別に構わないですし、キャラ的に
考えても特に浮いてるわけじゃないんですが、どうにも現状で見えている、表面上の夏子のキャラに皆口さんの
高い声は合わないんじゃないかなーと、ファンの方には申し訳無いんですけど頭にキンキン響いて五月蝿い。
雨蜘蛛が登場してくれたのは嬉しいですし、当然ながら次回も出てくれるであろう事は大変喜ばしい限り
なんですけども、やっぱり本作は続きモノの展開だと極端に面白さの質が落ちるなと思いました。
今まで特に魅力的に思えなかった川口三兄弟が、今回良い感じに見えたのだけは唯一の利点でしたが。



砂ぼうず   第16話 「カレーと、ライス」
微妙、やっぱり続きモノの話の時は最初から最後まで微妙な展開。
幼少時代の話は結構面白かったですし、雨蜘蛛の出番が多かったのも嬉しい限りなんですが、やはりそれでも
全体的にダれてるというか勢いが無いというか、まぁ早い話が終始微妙感が漂っていたなという感じです。
次回以降は当分単発の話が続くでしょうからそちらに期待します、久々にボインも登場するみたいですし。



砂ぼうず   第17話 「純子と、追跡者」
普通、単発かとばかり思っていたものの意外に前後編。
内容自体は珍しく砂ぼうずが相手のスーツの性能面で負けているとはいえ、久々に序盤から砂ぼうずが
押し込まれる展開で面白かったんですけど、敵というか、ボインを追っていたブ男がキャラ的に弱いのが
残念でした、顔がアレとかよりも個性が無いので絡みの面で弱いなと、性能で砂ぼうずを圧倒したぐらい。
ボイン自体久々の登場だったので出来れば小砂と、前回相対した時以来の口合戦みたいなモノを見たかったり
したわけですけども、まぁ意外と全体的に纏まっていたので複数話に跨る話としては悪く無かったです。
何気に冒頭で砂ぼうずの師匠が出てきたのも良かったです、ほんまに何気無い登場と同じで、師匠のキャラが
あまりにも何気無さすぎて印象に残りませんでしたが、砂ぼうずは最初から凄かったわけではない、ある意味
そんな事は当然なんですが、今更ながらその事が分かって良かったです、もうちょっと小砂と絡んでほしかった。



砂ぼうず   第18話 「挫折と、絶望」
作画綺麗、綺麗やのに後半止め絵多かったのは残念。
展開の方は珍しく素で暗いというか、よくある「市民の味方のはずの政府の実態は暴力で揉み消そうとする」
そんな感じの身勝手な組織だったというラストで無駄に暗い終わり方をしたわけですが、とりあえず前回も
出ていたスペシャルスーツの顔面部分、前回は特に何とも思わなかったんですけども、今回三人揃って
登場して顔の穴がスーツによって違うのを見た時「鉄人兵団の喋る玉と同じやがな」と思ってもうたがな。
ほんま本編の内容よりもソッチの方が気になりました、ナンか不意に思い出したわ。
本編感想の方は、前後編形式の話にしては面白いとまでは言えないものの悪くない内容だった、という感じ。
ボインを生命の危機に晒す程の囮として活用して敵を倒そうとしていた小砂は相変わらずイイ味出してましたし。
次回以降への布石としては最後捕まったボインでしょうか、展開的には最後助けて本作は終了という流れに
なるんでしょうけども、出来ればそれまでに単発話を何度か入れてもらえると見る側としては嬉しいかなと。



砂ぼうず   第19話 「上と、下」
微妙、悪くは無いんですけど面白みが一切無い感じ。
展開から考えて恐らくラストまでこのまま政府vs反政府が主軸となって描かれるんでしょうけど、特に
面白いと思えない内容が今回繰り広げられ、キャラ的に好きじゃない夏子まで再登場したりと、ちょっと
次回以降の見る意欲が殺ぎ落とされてきたなという感じでした、正直あんまり見たいと思えない。
今回のラスト、砂ぼうずがどちらの陣営にも属したくなくて逃げようとした展開は良い感じだったのですが、
幸か不幸か夏子に捕まったのでまた次回以降も似たような展開になりそうですし。
最終話まで見ますけど、出来れば続きモノであっても単発っぽい話が少しでもあれば嬉しいなという感じで。



砂ぼうず   第20話 「裏と、便」
作画綺麗、今回は砂ぼうずと小砂の関係と相俟ってかなり良かった。
内容の方は前回同様それ程面白いと感じれる内容では無かったんですが、中盤〜後半にかけての砂ぼうずと
小砂のやり取り、無駄に哀愁漂う挿入歌、死んだっぽい砂ぼうずと一人前の便利屋としてジジイの救出を
成功させた小砂と、中々綺麗な作画や背景音楽の良さと相俟って、ほんま中後半は実に良い感じでした。
政府に捕まったはずのボインが何故反政府運動のトコに居るのかの説明が無くてアレでしたが、今回は
とにかく砂ぼうずと小砂が良かったです、憎まれ口を叩く夏子を小砂がビンタしたのも最高に感動した。
しかしアレですよね、ある意味当然なんですが今回の様な重要な回に綺麗な作画を持ってくる。
ほんまコレは普通に当然の事だと思うものの、昨今の他作品では重要な回だろうとクソ作画が横行してるので
本作の様に綺麗な作画を重要な回に持ってきてもらえるというのは非常に有り難いです、今回良かった。



砂ぼうず   第21話 「師匠と、弟子PARTU」
満ウザすぎ、内容は悪くないものの満がひたすらウザイ。
主役交代という感じで小砂が主役になっている状態なのは嬉しいですし、半年後の小砂は無駄に偉なったりで
中々良い感じだったんですが、まず間違いなく今回からの新レギュラーであろう満が異様にウザかったです。
窮地に陥るとキれて半狂乱になりながら異常な強さ、そういう設定自体はよくあるものの別に気になったりは
しないんですが、普段のおどおどした態度が、もぅほんまどないしてくれよか思うくらいウザかったです。
師匠の技術を引き継いで小砂が砂ぼうず化してるのは面白いんですが、満何とかならんかなーと。
次回は久々に雨蜘蛛が出るみたいなので楽しみです、小砂とはよく考えれば絡んだ事無いだけに楽しみ。



砂ぼうず   第22話 「雨と、海」
雨蜘蛛カッチョ良すぎる、「はひふへほ」だけで笑えるとか異様やな。
相変わらず雨蜘蛛が出るだけで腹痛い状況に陥れる本作ですが、次回予告で小砂が言っていたように、
ほんま残り二話しか無いのにえらい自由に展開するなと思いました、単発の方が面白いので嬉しい事には
変わりないんですけども、本筋なりに入らなくていいのかなーと、一応ボインが本筋絡んでるっぽいですが。
以前の次回予告を信じるなら、砂ぼうずは死亡したであろう回以降は登場しないはずなので今回のラスト、
物陰から見ていた砂ぼうずっぽい男、遠距離から狙撃した凄腕の人物、この二名の正体が気になるところです。
前者は喋りさえしなければ次回予告に偽りが無いわけなので構わないんですが、まぁ後者は小砂が砂ぼうずを
師匠と崇める前に付き従っていた田中さんキャラでしょうか、他に狙撃系のキャラ居ませんし。
何にしても残り二話、二話共単発で雨蜘蛛登場させてくれたら個人的には言う事無しです。



砂ぼうず   第23話 「疑惑と、野望」
微妙、相変わらず挿入歌だけはレベル高すぎましたが。
とりあえず、恐らく砂ぼうずが生きてたであろう事実と展開は好ましいんですが、以前砂ぼうずが腹部に
直撃を受けて死亡したであろう際の次回予告で「今回で出番終了」と言っていたわけなので、もしほんまに
今回登場したのが砂ぼうずであれば嬉しいですけど、作品的にはちょっと微妙かなーと。
勿論次回予告で語る事柄が全て真実である必要はありませんが、展開的には砂ぼうずは死亡したままの方が
良かったんじゃないかなと思いました、生きてても敵側に回ってるという展開自体はキャラ的にも良いですが。
何にしても次回が最終回なので次回次第という事になるわけなので、面白いラストになる事を期待してます。



砂ぼうず   第24話 「太湖と、灌太」
最終話、作画も悪くなく内容も結構なモノだったのでイイ終わり方。
ある意味今後の砂ぼうずと小砂の絡みが期待出来る内容だっただけに、ほんまある意味では今回で終了
という事実は残念に思えますが、2クールでのラストという事を考えれば結構良い終わり方だったと思います。
小砂の成長物語として見てもきちんと描ききれていますし、砂ぼうずも小砂だけは助けようとしていたり、
二人の関係も上手い具合に表現されていたので個人的には満足でした、他キャラと絡まんのが更に良かった。
強いて言えば、雨蜘蛛とは序盤から複数回絡んでいたので今回も何かしらアクションがあれば尚の事
良かったんですが、まぁ雨蜘蛛に関しては不意打ちで登場して相変わらず笑わせてくれたので良しとします。
いやほんまナンと言うか、ありきたりすぎる感想でアレなんですけども良い終わり方でした。
本作は続きモノの話の時は極端にクオリティが落ちたりして微妙な回も多々ありましたが、終わってみれば
面白い内容の回の方が印象に残っていたりで良いアニメだったと思います、久々に2クールで成功してた。


inserted by FC2 system