トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説

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トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説

個人的に今夏最も期待してる新作ゲームだったわけですけども、実際にプレイしてみての感想は単純に面白いです。
流石に現役の女子高生が監修に携わってるだけあって会話やノリがマジで女子高生っぽい感じですし、懸念していた
実写画像も良い意味でハマってるうえ、何よりヘッドホンを使用した際の音響効果がひたすら凄いなーと。
試しにイヤホンで確認してみてもリアルに聞こえる音響だったので、ちょっとマジで音響効果が凄いです。
内容的にはバッドエンドに相当する「凶」の展開がちょっとあっさりしすぎなのが残念ですけど、全体的には良好。
良い点
・OPムービーが歌ありで用意されてたのが驚き、雰囲気に合わない気がするものの90年代後半の歌謡曲風で良い感じ。
・凝ってるというだけあって音響が凄い、静かな環境でプレイしてるとマジでドキっとさせられるぐらいリアル。
・挙句に声も恐ろしくリアル、結構無機質なセリフが多いだけにドキっとするなんてもんじゃない。
・現役の女子高生が監修に携わってるだけあって会話のノリやテンポがリアル、マジで実際の女子高生っぽい。
・携帯の着メロが相手によってちゃんと違うのが凝ってて良好、挙句に着うたまであるので非常にリアル。
悪い点
・移動が流石に遅すぎる印象、Bダッシュとは言わないものの、せめて小走りレベルの速度もほしかったトコロ。
・悪いという程ではないものの「凶」のED描写が若干あっさりしすぎなので、その辺りにもう少し練り込みがあればなーと。
 はじまりの噂 「旧校舎のコックリさん」の感想
約40分でクリアしました、最初はこの三人がメインキャラだと思ってたので、最後バッドエンドで終わった時は
選択肢を間違えたのかと思ったものの、上手く序章扱いにして導入部の役割を果たしてたのは、王道ながら良い感じ。
内容的にも「バイト先で告白されてどちらを選ぶべきか迷ってる」という事で、ソレをコックリさんに決めてもらうとか、
アリサがどう見てもヤバイ状況なのに放置して二人共逃げ出したり、良くも悪くもホントに女子高生らしい描写だなーと。
そのコックリさんをやってる最中も、結婚相手が現れるかどうかといった事を始め、実際に当時小学生ぐらいの頃に
やってた事をそのままゲームで再現してるので、とにかく懐かしかったです、描写がリアルなので没入感が凄い。
コックリさん以外にも色々呼び名があった、とか懐かしすぎて何故かにやけてくる始末。
序章なので当然と言えば当然なものの、面白半分でコックリさんをやった女子高生が怪異に巻き込まれて不幸な結末を
迎える、というのが、ホラーの王道らしくてこれまた良い感じでした、トドメに鏡を見るトコで死ぬ程ドキっとしました。
 第1の噂 「神隠しメール」の感想
約1時間15分でクリアしました、初回エンドは凶の「闇の中へ」でした。
ココから本編の主人公ミズキが登場するわけですけども、ミズキの根性と精神面の強さはマジで凄いですよね。
同級生が行方不明になった深夜の旧校舎を恐れず進むだけで相当根性があるものの、携帯の録音音声を聞いて露骨に
ビビり始めたリコに対し、カナ達を助ける為に自分達が何とかしなければと行動するミズキ、男前すぎました。
ただリコはリコで普段の言動や、こういう自体に陥った時の言動が現実の女子高生っぽくて、リコはリコで良い感じ。
とか言い始めれば、自分の助言ミスが原因でミズキ達を窮地に陥れてしまったとはいえ、助けに来るレイカは優しすぎ。
内容的には終始ホラーに徹するのかと思いきや、実は地下には防空壕があって、昔の悲劇の結果狐がコックリさんに、
という辺りは、コレは良い意味で意外と…簡単に言ってしまえば王道展開ではあるものの、ほろりと来る話を締めに
持ってきていたので、ホラーで終わるかと思っていた者としては意外と好印象でした。
単純に都市伝説の類に詳しい作品というだけでなく、シナリオ的にも面白くて、個人的には非常に楽しませて頂けたと。
何というか、ホント失礼ながらこの第1の噂は予想外に面白かったです、曲も怖かったり切なかったりで良い感じですし。
余談ですが、ムラサキカガミの都市伝説は初めて聞いたので、個人的にも面白かったです、色々あるもんやなーと。
あ、あとかごめかごめの音声が怖すぎました、小学生ぐらいの女の子がヘッドホンつけて夜中にやったら泣くぞと。



トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説

クリアまでの時間が短そうなので、毎日チマチマとプレイしてるものの、久々に深夜の雰囲気に合うゲームだなと。
据え置き機でも良かったと思うんですが、逆に、手軽にいつでもプレイ出来る携帯機だからこそここまで良さが出てるかな、
という気もしました、何故か据え置き機だと個人的にはヘッドホンをつけようという気にならないので、そういった面でも
携帯機というのは功を奏しているなーと、読み込みが無いのもホラーでは重要な要素ですし。
 第2の噂 「幻のホーム」の感想
約55分でクリアしました、初回エンドは凶の「開かれた扉」でした、ロッカーを抑える前に飛び出されました。
第1の噂とは逆に、リコとレイカはほとんど登場せずマサキとユウタが一緒に行動していたわけですけども、個人的には、
やっぱりリコ達の方が活き活きしてるというか、言動が良いだけに少し残念な感じではありました。
結局「女子ではなく男子だからこそ出来た展開」というモノも特に無かったので、ちょっと勿体無かったかなーと。
マサキの足が異常に長いとか、そういう面白さはありましたけど、意外とマサキとユウタは現状個性が薄い印象。
…というか、個人的には第1の噂である神隠しメールに比べると、正直この幻のホームは微妙でした。
上手く言えないんですけど、神隠しメールが物語や描写を重視していたのに対し、幻のホームは雰囲気を重視している、
という…わけでもないんでしょうけど、何か個人的にはちょっと微妙でした、仮にリコ達が同行してても微妙だった印象。
むしろ今回は内容よりも、時刻表にない電車が来て「まさか、ダイヤが乱れてるだけだろ」とミズキに言うマサキ、
個人的にはコレが印象的でした、作品の性質上都市伝説やホラーがメインなものの、確かに最近だとJRなんかは
毎日のように数分は遅れているので、直前に幻のホームの話を聞いていても、やっぱりダイヤ云々を思いますよね。
 第3の噂 「ひとりかくれんぼ」の感想
約1時間15分でクリアしました、初回エンドは凶の「都市伝説のモデル」でした。
色々話が凝ってて面白かったー、話数的にも三話目なので選択肢の組み合わせなんかが色々出来るようになってきた、
というのも良さを高めてたと思うんですが、ミズキが一階に住んでいるという事がちゃんと伏線になってたり、
幻のホームと違いリコの出番が多く、ひとりかくれんぼのナイフで「気をつけて、刺さないでよ」とリコが言うと、
ミズキがノリ良く「あ、殺意が……うそうそ」といった会話なんかもテンポが非常に良くて面白かったです。
物語の内容だけでなく、やっぱりリコとの絡みだと普通の雑談でも面白く見せてくれるのでその辺りが嬉しい限り。
ただ、よくよく考えるとこのひとりかくれんぼは、都市伝説というだけでなく、少し現実的な趣もあったなーと。
ベッドの下の男は実際の人物でしたし、ミズキの部屋が…まぁこれはミズキのミスですけど、部屋が火事になってマジで
ヤバイ状況になったりと、色々状況的に危機感の強い内容になってたというのが印象的でした。
単純に恐怖面でも、そのベッドの下の男が怖すぎたり、自分の部屋のビデオが送られてくるとかまたしても怖すぎで、
ルールなので仕方無いとはいえお気に入りのクマの腹部にナイフをざっくり刺す光景も恐ろしく、極めつけとして同じ
マンションに住む中学生男子が自転車をぶつけた時に右から聞こえてくる音、これがマジでビビる音響。
しつこくも、このゲームはホント音響が神がかってるなと思わせてくれます、音の使い方がマジで上手い。
あとは…ひとりかくれんぼ、この都市伝説は知らなかったんですけど、ルールが色々凝ってたり、鬼の描写や表現など、
色々と楽しませて頂きました…というか、ベッドの下の男の翌日にひとりかくれんぼをするミズキの根性は神すぎる。



トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説

クリアしましたー、総プレイ時間は約5時間55分、鑑賞リストや写真音声は若干抜けが有りの状態。
結論から言えば、まずボリュームがあまりにも無さすぎたのがちょっと微妙どころではありませんでしたけども、
そこまで期待していなかった事も含めて、非常に面白かったです、若干テキストが薄かったもののミズキ達は全員
良いキャラをしていましたし、音響も素晴らしく実写画像も意外とハマってたり、個人的には予想以上に面白かったです。
 第4の噂 「こわいテーマパーク」の感想
約50分でクリアしました、初回エンドは大吉の「こわいテーマパーク」でした、これだけ極端に簡単な印象。
んー、ここに来てようやく気付いたというか、どんな作品にもよくある法則なんですが、このゲームの場合、個人的には
偶数のエピソードが微妙で、奇数のエピソードは面白い、という感じかなーと。
交互に毛色の違う展開を用意してるからこその結果だと思うんですが、どうも偶数エピソードだけ微妙すぎる気が。
内容的には、本来ならこういう夜の遊園地を探索するというのはそれだけで怖く出来そうですし、ましてピエロなんて
明らかに恐怖の塊なんですが、どうも終始「んー…」という感じでした、ただハセガワの「コラ!」はマジで怖い。
 第5の噂 「都市伝説百物語」の感想
約55分でクリアしました、初回エンドは凶の「誰も居ない屋上」でした。
本編ラストのエピソードという事もあってか色々と面白かったです、ラストなので遅い気もしますが、ようやくリコが
マサキを取られたくないと行動し出したり、あまりにも王道展開でミズキが昔会ったのはマサキかと思いきや実は
ユウタだった、というのは展開の関係上悪くなかったですし、チェンメの墓場に送ると転送される、という展開からして
何故かミズキ以外の誰にも見えていないらしいユカリ先生がナナシの正体だった、という王道展開と思わせておいて、
実はマサキだった、というのも悪くないなと思いました、マサキが何故東京大地震を狙ったのかとかの理由は別として。
最終話という事で実写画像が多めででしたし、各々行動もそれらしいモノで面白かったです。
しかしアレですよね、リコが試したプールでのおまじない、ミズキの「このおまじない、何もしなくても自分の顔が
映るんだよね」という言葉は心理ですよね、ミズキの言うように、確かに自分を励ます為のモノなので凄いなーと。
 最期の噂 「心霊写真」の感想
約5分でクリアしました、正直蛇足っぽい感じがあまりにも否めなくてちょっと微妙かなーと。
例えば「今まで撮影した写真にユカリ先生が写ってる」という事実は恐怖感抜群で良かったですし、曲も徐々に
盛り上げてくれていて良かったんですが、最後はリコが殺されたっぽい感じで終了したりと、色んな意味で消化不良。
逆に言えば、映画のラストサマーの最後みたいに本編とは関係のないホラーお約束の引き、という可能性もあるので、
そういう風に考えれば良くも悪くも王道の終わらせ方なんですが、都市伝説を主題にしている事を考えると微妙かなと。
とりあえずメグミ達のその後が描かれてたのは良かったものの、マジで現実展開ならリコが可哀想すぎる。
 クリア後の感想
正直面白かったです、ホラーが好きと言いながらも、失礼ながらあまり期待してなかったんですが、いざやってみると
リアルな音響にも引き込まれて非常に楽しませて頂きました、久しぶりに音の偉大さがマジで感じられたゲーム。
とは言うものの、やっぱりこのボリュームでこの価格という事を考えると難点かなと、このボリュームなら2800円が限度。
他にもシナリオはイイのにテキストが薄かったり、移動速度やメッセージの表示速度も遅いので二周目以降のプレイが
厳しかったり、色々と難点はあるものの、それでも個人的には予想以上に楽しむ事が出来ました。
しつこくも音がとにかく良かったです、やっぱりホラーは映像もさる事ながら音があまりにも大事という事を思い知った。


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