月の光 〜沈める鐘の殺人〜

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月の光 〜沈める鐘の殺人〜

夜想曲が予想以上に良かったので、月の光も購入しました、当然PS版は未プレイで発売当時も見送り。
振動カートリッジは無し、主人公は男で名前はデフォルト、まずはプロローグ終了から第一話中盤までの感想でも。
まず一番最初に気になった事としては、発売時期を見ると夜想曲1→夜想曲2→月の光、当然ながらこの順番。
にも関わらず、コレは個人差があるかもしれませんが、正直映像表現等全体的に、夜想曲2に比べて劣ってるかなーと。
例えば今回はムービーが要所要所で導入され、実際効果的な場面もありますが、夜想曲2は非常に綺麗な映像や、
それこそ雨が降っている映像や図書館で柱時計が常に鳴っているなど、演出面も優れていたのに今回はやや平面的。
そういった事も含めて、プロローグ部分での期待度に関しては夜想曲の方が、現時点では遥かに上な印象。
エピソード別の感想は後日回しにするとして、まずはプレイして感じた簡単な良し悪しでも列挙しておこうかと。
良い点
・夜想曲同様プレイ時間が表示される、個人的にプレイ時間表示は有りの方が嬉しいだけに良好。
・夜想曲と違い、既読選択肢は見て分かる仕様になっている。
・夜想曲と違い、良し悪しは別にしてムービーが盛り込まれているので演出面で強化された箇所が多い。
・現時点で判断するのは早いかもしれませんが、夜想曲に比べると一話辺りのボリュームが増している。
・ミステリーチップに比べると七不思議は使用ポイントも分かりやすいので大分良心的になった。
悪い点
・相変わらずの事ながら、かまいたちと違いシルエットでキャラを判明出来ない程の無個性さ。
・相変わらずの事ながら、赤川次郎作品でお馴染みのテンプレ通りの無個性キャラが多い。
・夜想曲同様選択肢でしおりを挟む事が出来ない。
・同様に相変わらずしおりは挟んだ「場所」しか明記されないので不鮮明なまま。
・アルバムから人物相関図にいけるのに、逆は無理、どうせなら可能にしておいてほしかったところ。
・男主人公だと同世代や年下の女性を、一人称だといきなり名前の呼び捨てで呼んでいるので印象が悪い。
・良くも悪くも「いかにも小説」という感じの内容、なので展開もキャラの人物描写もいかにもすぎて物足りず。


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