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□ うた∽かた 第01話 「邂逅の初夏」 □ 神作画、映像面の美しさは今期新番組の中で抜きん出たモノ所持。 全然チェックしてなかったものの、キャラデザが門之園さんで、一話の作監まで門之園さんだったので あまりにも作画が神すぎました、作画が良すぎたおかげで最後まで真剣に見てもいいぐらいの神っぷり。 昔から門之園さんが手がけておられるアニメだけは映像面の美しさが半端ではないんですが、今回も御多分に 洩れず映像美が結構なレベルで御座いました、季節が夏という事で映像的な美しさを出しやすいのも○。 ただまぁ、門之園さんは半端じゃなく作画が神なんですが、TV版美夕を振り返ってみると、氏がキャラデザを 担当された作品は他の作監の方によって異様なバラつきがあるのがとにかく怖いです、少し覚悟が必要。 内容の方は一話という事でまだ物語が動いていませんけど、無難に主人公の友人達が中々でした。 元気やおしとやか、霊感系の静かなタイプに真面目タイプと、普通に必要な人材を配置して全員が仲の良い 雰囲気を出していたのは悪くなかったです、主人公である一夏が真面目キャラなのも意外にイイ感じ。 双子の家庭教師も居たりして、これだけで普通におねティに代表されるような夏の学園モノとして描く事も 十分に可能なものの、ミステリアス系の要素を含んでいる点は実に宜しい感じです。 本作は怒涛の展開というよりも、全編通して緩やかに物語が動くタイプの作品のようですから、最後まで のんびりと見させて頂こうかと思います、門之園さんっていうだけで見てまうのがたまらんな。 門之園さんがキャラデザという事で多少感想とか甘いと思いますけど、サブタイのセンスは純粋に好きです。 |
□ うた∽かた 第02話 「近接の夜空」 □ 何気に話が黒い、個人的には暗い展開好きなので全然最高なんですが。 初回の一話が平和な夏休み直前の内容だったのに対し、今回はいきなり出てきた、恐らく小学校時代の 友人の男友達が強烈なナンパ野郎で初対面にも関わらずメルアド聞いてきて、大人しい性格の一夏は断れず 教えてしまい、ソイツが図書館に居る時にメール送信、帰ろうとしたら追い掛け回されて服破られる、 挙句にようやく一夏の友人が助けに来てくれたと思ったら今度はその女を殴ろうとすると、なんか穏やかな 空気感が表現されている作品とは思えない腹黒い展開で、個人的にはかなり好感度大です。 勿論、見ている分には僚みたいなナンパ野郎は最低通り越して、図書館で普通にデカイ声で喋るわ、 初対面の女子に好きな女との仲を取り持ってもらおうと思って夜遅くまで付き合わせただけでなく、その女が 帰ろうとしたら山まで追いかけてくるわと、ほんまマジで最低にも程があるので反吐が出ますが、昨今あまり、 こういった「如何にも最近の若い男」といったタイプのキャラは描写される機会が少なかったので、そんな 糞以下の男を本作のような一見平和な世界観を保っている風に見える作品で登場させたのが良い感じでした。 出来れば最後、警察に捕まるなりして処罰喰らってもらいたかったところですが、個人的には今回の展開○。 |
□ うた∽かた 第03話 「焦熱の砂浜」 □ 海はイイな、冬直前の時期に作品内は夏真っ盛りというのもキツイが。 本作を見ていて、第一話の時点から何か既視感を覚えていたので何かと思ったんですが、君が望む永遠の持つ 独自の空気に似てるんですよね、内容や展開、キャラや精神的な気持ち悪さという直接的な部分ではなく、 何かしらの空気感が非常にあの作品に近い気がします、舞台も同じ夏という事でクるものがありますし。 というよりも、夏を舞台にした両作品共中々の吐き出すモノを所持しているので、そういう意味では凄いなと 思います、冬のように、ただそれだけである程度以上のナニかを表現出来る季節ではなく、夏という、 ある種最も精神的なモノを表現し辛い季節で独特の空気を吐き出すというのは素直に凄いと思います。 まぁそんな事より内容、菜穂や皐月の中学生独特の喧嘩売ってるような態度というか、明らかに冷静さを 欠いた言動で周りが迷惑するという描写は良かったです、双方共に感情を喚き散らす気持ちは分かりますが。 特に、菜穂は引っ越しの関係で性格が暗い方へと移行、小学校時代の友人である一夏に再会しても避け、 挙句に自分のせいで時計を無くしてしまったのに謝罪無し、最終的には手紙で謝罪と感謝の気持ちを知らせて いたとはいえ、そういった「知らない月日」の間に人は変わってしまうという表現が非常に良かったです。 また菜穂に桑島さんを起用したというのが素晴らしかったです、ほんま桑島さんはこういう役が似合う。 他所様の感想を見させて頂いていると、本作は「見終わった後の後味の悪さが嫌」という意見をよく目に するんですが、個人的にはそういった後味の悪さや気持ち悪さというのは非常に好きというか、むしろ そういった作品を好んでしまうタイプなので、個人的には本作は中々イイ感じです、そんなに後味が悪いとは 全然思わないんですが、昨今の作品の中では珍しく黒い感じの展開が多いので、非常に感度良好です。 |
□ うた∽かた 第04話 「驟雨の湖畔」 □ 林間学校ええよな、学校行事で一番楽しかった気がします。 「この課外授業なんだけど、折角だから舞夏ちゃんの分も申し込んでおいたわね」と言う母親の言葉に始まり、 「まぁ、欠員もありましたし、特例ですよ」と承諾する担任教師の言葉、お嬢様学校という特に戒律の厳しい 中学校のはずなのに冒頭からありえない展開で始まった今回ですが、智子や結佳の何気無い「真面目ちゃん」 という一夏に対する言葉で一夏が沈んだ気持ちになったりしたのは中々見てて辛いモノがありましたけど、 全体的には今回も良かったんじゃないかと思います、夏の思い出を作る為に舞夏と共に林間学校に参加を しているというのに、誰も掃除はしない、真面目に課題をやらない、挙句に勝手に他所の学校の男子と会う為に 抜け出す、最後は助けてあげたのに悪びれもせずに「先生には内緒にしててね」と、普通の方から見れば 主人公である一夏がまるで得をしない、負の感情にばかり支配される展開だったわけですが、しつこくも 個人的にはそういう、「夏の間にどんどん嘘吐きになっていってる」だとか、普通にしてるのに真面目と 言われ何か複雑な気持ちになっているという葛藤というか、もぅな、この暗い展開たまらんな。 ネタ的には、一夏が嫌な気分になる出来事発生→誰かが勝手な行動をして事件発生→ジンの力使用で解決、 実に単純な出来事の繰り返しですし、今のとこ必ず今風のナンパ野郎が出るのが流石に見てて色んな意味で 見るに耐えんモノがありますが、そういう暗い展開は好きですし、何より今回は一夏が真面目と言われて 落ち込んでいるのを見て、即座に舞夏がフォローに入ったりするという、舞夏の優しさが表現されていて 良かったです、意外とああいう優しさというのは大勢の前では見せ辛いので、舞夏の好感度アップ。 ただ、初回放送時からそうなんですが、無意味なパンチラは正直辞めてもらいたいです、意味が無い。 |
□ うた∽かた 第05話 「落涙の蕾花」 □ 相変わらず黒いな、その黒さが好きな者としてはたまらんわけですが。 今回は皐月が可哀想すぎるのと、皐月の兄貴がええヤツすぎるのが印象的でした、兄貴自身は今回も普通に バイトしながら妹の幸せを願っている描写だけだったので対比というわけではありませんが、兄と妹で こうも幸せと不幸の描かれ方があまりに違うというのはエゲつないなと、流石に皐月が可哀想。 皐月の小学校時代の同級生とキスしてた蛍子は別に悪く無いんですが、ちょっと真性のお嬢様だからか 配慮が足りないですよね、確かに配慮する必要性も無ければ、皐月の気持ちが他者から見て分かる程の 感情表現は特に無かったので問題無いんですけど、いくらなんでも皆で楽しみに見に来た花火大会の直前に 初対面の男と退散、その間携帯はバッグに入れていて連絡すら取れないようにしている、映像的にはキスを している描写のみだったのに何故か帰ってきたら胸元が若干はだけた状態と、少しは皆に悪いと思って 着物の前だけでも整えるとか何とかしろ、とは思いました、しかもキスしてたから花火見てへんし。 こういう黒々とした展開はたまらないものがあるんですが、相変わらずこの作品に出てくる男はナンパ野郎が 主体というか、ナンパ系しか出てこないのが芸に欠けるかなーと、たまには硬派も出せと。 まぁ、今回の小学校時代の友人の男は、中盤から蛍子の足や胸ばかり見てる映像が挿入されていたので、 恐らく蛍子の身体目当てでナンパしたようなところがあるでしょうから、ある意味では今までの男と違い、 完全にエロ目的で蛍子を落としたわけですから構わないですけども…っちゅーか蛍子も落ちるな。 |
□ うた∽かた 第06話 「濡肌の微熱」 □ 続きモノの話、第一話以外で初めてナンパ系の男出なかったので良好。 いやもぅ毎回毎回一夏が可哀想な展開で不憫で仕方が無い、その暗さがまたたまらんと喜ぶ鬼畜有り。 今回は暗い展開一辺倒だったわけですが、むしろ演出や音楽と相俟って完成度は高かった気がします。 何気に前回蛍子に対して負の感情を抱いたであろう皐月と蛍子が普通に会話してるのも良かったですし、 まだ目的が判明しないものの、一夏が落ち込むと一緒に悲しんだり励ましたりする舞夏も相変わらずイイ味が 出ていたので、今回は結構良いというか、いや良いんですけど全体的に纏まってて良かった。 逆に言えば、普通に良いと感じたら書くような感想が無くなるのでアレなんですけど、まぁ良かったです。 |
□ うた∽かた 第07話 「木末の嫉妬」 □ 久々に一夏の笑顔、展開の方は反対に妙に暗くなっていってますが。 そろそろ話を本筋で進める必要があるからか、前々回までのように一話完結式ではなく話の連なった展開に なったわけですけども、その割りには一話完結の内容でイってたり、かと思えば前回ラストの沈んだ一夏の 雰囲気は今回冒頭で感じられなかったりと、少々話の間での時間の感覚が微妙に感じられないのが残念です。 今回はまだ話の核が見えていないので迂闊な事は書けないものの、恐らくジンの力を使用した副作用の様な 影響で一夏の目が赤くなったり、沙耶をジンの力の強風を利用して殺そうとしたりと、中々前回までの黒い 展開から殺伐とした雰囲気に移行していて個人的には好感度大でした、真面目な娘がどんどん壊れていく 展開はほんまたまらんな、最初は「可哀想やな」と普通に感じれるんですが、一定を境に「もっとやれ」とか 思ってまう辺り螺旋回廊好きの血が滾る感じです、というか本作は間違いなくバッドエンド系のラストに なるとしか思えない運び方がイイですよね、これで最後万事丸く収まったとしても、一夏の心には舞夏と 出会って以降、自分が良くないと思う方向へと変わってしまった自分の存在が黒く焼き付いたままになるので、 結局どういう展開になったとしても一夏にとっては厳しいラストになるのがイイ、いや普通はアカンが。 けどまぁ、今回は久々に一夏が普通に、何の心配も無く嬉しそうに笑ってるシーンが見れたので良かったです。 |
□ うた∽かた 第08話 「散華の衝動」 □ 結構良かった、記憶障害の患者役に天野さん持ってくる辺り神。 折角作ったドライフラワーをゴミと言われてボコボコにされた一夏がひたすら可哀想でしたが、それ以上に 天野さん演じる記憶障害の患者が何故か腹痛いぐらい笑えて面白かったです、笑うトコちゃうねんけどな。 一夏が舞夏を殺す夢を見ていたり、ドライフラワーをけなされた事にキれて患者を殺そうとしたりと、 中々前回以上に殺伐とした一夏が見れたのが良かったです、流石にここまでくるといい加減可哀想ですけども。 今回は、少なくとも舞夏が一夏の事を本当に好きだという事が分かったのが特に良かったです。 話数的にもそろそろ舞夏の話や、双子の家庭教師の話も出てきて本筋の核に近付くでしょうから楽しみです。 関係無いんですけど、久しぶりに登場した一夏の友達、青髪の娘以外出番少なすぎて一夏並に可哀想でした。 |
□ うた∽かた 第09話 「恋愛の痛痒」 □ 今回のコス中々、久々にカッコイイなと思えるジンのコスで良かった。 さて、内容云々以前にEDテロップの際に脚本やら作監やらの紹介をしている時の背景、毎回違う絵が用意 されていて時には一夏のフィギュアが映し出されるという、中々視聴者を毎週EDでも楽しませてくれる 本作なんですが、今回のEDの一夏がエロすぎてヤバかった、ココでは書けんがとりあえずヤバかった、察しろ。 内容の方は前回蛍子が「臨君から連絡が来ない」みたいなネタフリをしていたので、臨が今回再登場を 果たすのはサルでも分かる事だったんですが、前回は小学校時代の友人を裏切って巨乳に言い寄り、今回は 巨乳の親がごっつかったからといって一般の遊んでそうな娘に逃げるという、ほんま救いようの無いキャラで ある意味笑えました、中学生という年齢を考えればあそこまでナンパな野郎はそうそう居ないのでレアやなと。 しかし皐月がほんま可哀想ですよね、恐らく過去に父親にレイプされたんでしょうけど、花火大会の時には 好きであろう臨を蛍子に取られ、その蛍子が臨に捨てられたせいで好きだった臨が最低な男だと判明し、 友達とはいえ恋愛上は恋敵である蛍子を慰める役目もしなければならないわと、何気に皐月が可哀想すぎる。 未知留も一夏の赤い目を見てるので何かしら今後あると思うんですが…意外と今回物語が一気に動いた感じ。 ようやく次回で双子の家庭教師の謎は明かされるようなので、話数的にもクライマックス間近なので楽しみ。 |
□ うた∽かた 第10話 「死生の再会」 □ カミーユ先生石化、石化したり崖から落ちかけたりでほんま大変やな。 冒頭で「本当の事を話すよ」と言った直後に別の場所へ強制的に移動させられて石化喰らったわけですが、 勿論展開的には最後までネタは明かせないというのも分かるものの、前回のラストで「次回ネタバレやでー」 みたいな雰囲気で終わっただけに残念でした、残念というか「うわッ!」という感じというか。 それで一夏はストラップ捨てようとしたり自殺しようか迷ったりするという、なんかもぅ流石にギリギリまで キてる状況になってたわけですが、それ以前にあの公園柵も無くいきなり向こうは崖とかヤバすぎる。 設計的に危ない以前に、なんでそんな高台のギリギリの場所に公園置いてるのかが疑問、アレほんまヤバイ。 そんな公園の設計理念は別にどうでもいいんですが、内容の方は一夏と舞夏の結束が強まった感じで、 ジンの力に振り回されずに以前の様に力を使いこなせてるトコまで戻ってて平和で良い感じでした。 いくら暗い展開の方が個人的に好ましいと言っても、冒頭で自殺寸前行為まで見せられると可哀想すぎる。 とりあえず全然関係無い感想で締めて申し訳無いんですけども、寺の住職のデコが妙にテカってて良かった。 |
□ うた∽かた 第11話 「別離の波動」 □ 舞夏がバリバリ、津波止める時の個人的イメージがバリバリになってた。 相変わらずラスト手前でも黒い展開が繰り広げられていた本作ですが、セミが車に轢き殺されてる辺りの 展開が個人的に好きでした、出来れば「グチョァッ!」みたいな感じで轢き殺される瞬間まで描写すれば 今年の神アニメ確定だったんですが、流石にそんなモン流せるわけもなくグロイ事になってたのはまぁまぁ。 内容の方はいつも通り、一夏の心に負担がかかってジン発動なのはいいんですけど、舞夏のペナルティーが どういうモノか分かり辛かったのが若干難点かなと思いました、津波を止めた際の絶叫は普通にダメージを 受けただけで、ペナルティーは白いマフラーみたいなヤツの直撃を喰らったアレでしょうから、てっきり 一定期間意識が戻らない…この場合だと一夏が最後のジンを使うまで意識不明のまま、とかが妥当だろうと 思っていたんですけど、一夏が「舞夏ちゃん…?」と言うと「うぅ…」と反応してたので違うのかなーと。 というか、ナニを選ぶのかがどうとかではなく、カミーユ先生の手首に釘みたいなモノが打ち込まれてる回想が あったわけですが、そもそもあの釘の方の痛みに対する描写が無いのが凄かった、痛ないんかアレ。 |
□ うた∽かた 第12話 「欠片の詩歌」 □ 最終回、謎や伏線回収してのラストで最後に謎増やすのは微妙。 前回までに散らばっていた伏線や謎なんかは流石に今回で明かされて良かったんですが、最後ジンが電話で 会話してたオッサンがどういう存在なのか、そもそもジンとはナンなのか、一夏は「あの娘の事を」と 言っていたものの「舞夏」と名前は出していなかったので舞夏の事は忘れてしまったのか、それらのメインの 謎が残ったままになったのは正直残念でした、前者二つはいいとしても、舞夏の事を覚えてるかどうかに 関してだけはきちんと明かしてもらいたかったなーと、最後に独白で一言「舞夏ちゃん…」とかでもいいので。 他の面に関しては、人間の裏表全てを見せられた試しの子がどういう判断をするのかを見る、一連のジンに 関する行動の意味がそんな内容だったのはまぁ悪くないというか、二つの選択で「自分が死ぬ」を選ぶか、 「自分以外の全ての人間が死ぬ」のどちらかを選ばなければいけない、というのが結構良かったです。 実際は「選ばない」という答えを出したのでアレなんですけども、ジン達はその二択での答えを知りたい為に ジンの力を人間に貸し与えているわけですけど、ソレって実際どうなんでしょうね。 前回も今回も答えが出なかったからまた別の子に試させるというラストになりましたけど、もし答えを 出した場合「自責の念に駆られて結局死んだか」か「自分以外の全てを破滅させて一人で生きていくか」の どちらかになるわけなので、結局どちらになってもジン側がナニをしたいのかにもよりますけど、意味が 無いというか、結果が出ても無駄なんちゃうかなーと、「人間がどういう決断をするのか」ではなく、 最初からその二択しか与えられていないので「この状況ならこうする」というのが分かるだけであり、ジンが 知りたい事というよりも、無理に選ばせるわけなので正しい意味では無意味になるんちゃうかなーと。 今回一夏の選んだ「どちらも選べない」が「模範解答」として受け入れられたにも関わらず、また別の子に ジンの力を貸すようなのでナニがしたいんかなーと、ちょっとジン側の考えが描かれていないのが残念でした。 他は演出が神だったので映像がとにかく綺麗でした、音のチョイスも悪くなかったですし、OPEDの使い方も 上手かったりで、今回の内容を除いて、全体的に見ても結構良作だったと思います。 結構叩かれたりしてるみたいですけども、個人的には中々面白いアニメでした、万人向けではないものの良作。 最初から最後まで作画が崩れなかったのも非常に好感が持てますし、何より「ちょっと変かな?」という程度の 作画にもならず安定した作画でとにかく良かったです、個人的には全体的に完成度高めで面白かったです。 |
□ うた∽かた 第13話 「初冬の双夏」 □ OVAで最終話、涙腺弱くなったせいかナンか感動しすぎて涙がポポロ。 遅れ馳せながらようやくTV版ラストの12話に続く13話を今回見る事が出来たんですが、やはり本作は 神がかってるというか、ほんま今更ながら2004年度放送アニメの中では群を抜いて完成度が高かったなーと。 勿論良い点ばかりではなく、扱い上はOVAとはいえ言わばTVシリーズ延長、ですが今回の13話を作る時間は 十分にあったはずなので作画は門之園さんに担当してもらいたかったなとか、EDはいつか溶ける涙を 使用してもらいたかったなーとか、まぁ一夏も誓唯も平和というか幸せというか、納得の出来る結果だったに 違いないと思うのでTV版のEDを使用するのは雰囲気に合わないとは思いますけども。 細かい展開を書き出すと長くなるのでアレですが、もぅほんま一夏も舞夏も無駄に可愛いわ、マジックの 練習をして本番のご披露の際にトランプ繰るのミスって恥らう未知留はめんこいわ、沙耶さんはやたら 物分かりよくなってて可愛らしい顔になってるわと、ちょっと久々に見たせいかたまらんモノがありました。 男性陣も誓唯は妙にカッコ良くなってましたし、繪委は異様に言動がカッコエエとやはりたまらんモノが。 突っ込み始めれば色々あるのはTV版同様だと思いますけども、個人的にはこのOVA大満足でした。 本多さんと浅野さんのペアはやっぱり好きですしキャラもイイ、キャラデザの門之園さんも好きですし シナリオも最高に楽しめて曲も神がかってたと、しつこくもほんま本作は2004年度アニメの中で最高でした。 てかもぅ本多さんというかヨーダというか、ほんま、ラジオでもコメンタリーでもいいんですが、どちらか、 或いは両方聞いた方は分かると思うんですが可愛すぎてたまらん、一夏はヤバすぎるぐらい可愛い。 そのBOXのコメンタリーも面白かったですし、本作を見たおかげで中学生の時に声優になりたいと思っていた 気持ちがまた蘇ってきたり、無理とは分かっていてもまた学生やりたいなと思えたり、ホント、本作は 人生に影響与えるレベルで感動した作品なのでホント最高でした、この作品を世に送り出したスタッフに感謝。 ちゅーかアレですね、ある意味当たり前の事なんですが、この最終話見てたらまた一話から見直したく なってきました、コメンタリーも数えると三回目になるのでそろそろセリフまで覚えそうな勢いなんですが、 折角なのでまた一話から見直そかなーと、ここまで好きになれたアニメは久々です、最高で御座いました。 |