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□ ヴェロニカ・マーズ S2 第01話 「“普通”の始まり」 □ S2開始、S1同様AXNでの吹き替え版を見ての感想です、ヴェロニカは知人に顔が似てるので見てて妙な感じ。 シーズン最初のエピソードにも関わらず普通の単発エピ、というのは逆にイイかもしれないなと思いました。 ヴェロニカのようなドラマの場合、やっぱり無理に最初から「今回はこういうテーマ」といった形で描くよりも、 単発エピで構成しておいて実はこの辺りの展開が連続していて、という描き方にした方が視聴者的にはイイかなと。 S1は中盤以降不満もあったものの、それでもやっぱり楽しみなのは楽しみなので、S2も結局は楽しみな感じです。 久しぶりに見るとヴェロニカはやっぱりかわいらしいですし、髪型と服装もイイ感じなので映像的にも楽しみ。 あとはカリスマ・カーペンターの登場に驚きました、エンジェル以来なので個人的には3〜4年ぶりに見たんですが、 流石にモデルだけあって、やっぱりスタイルも良ければ顔の劣化もあまりないのが凄いなーと。 † S1ラストで会いに来たのはローガン 思わせぶりにヴェロニカが笑顔で訪ねてきた誰かを出迎える、という場面で終わったS1ですが、蓋を開けてみれば 特に意外性のある人物を持ってくるわけでもなく、普通にローガンという展開だったのは少し残念でした。 実際は酔っ払ってウィーヴィルに蹴りをいれ、仲間にリンチされた挙句、気付いた時にはナイフを持って気絶、隣には 死亡したウィーヴィルの仲間が、というとんでもない展開だったわけですが、個人的にはやっぱり微妙かなーと。 誰がきたのか?は正直ローガン以外ありえないですし、ヴェロニカの笑顔の直後に「どうしたの!?」は、展開としては 王道でも、なにか「えー、結局そんな展開かよ…」といった残念さがあったというか、勝手な話ながら。 † ウィーヴィルのカッコ良さは異常 ローガン関連でヴェロニカとはケンカをしたような状態になっていたにも関わらず、メグの策略で置いてけぼりを 食らったヴェロニカの為にわざわざ戻ってきてバイクに乗せる、とか男前すぎでした、女ならこれは惚れる、落ちる。 確かに常識で考えるまでもなく、この場面で、マジでヴェロニカを放置して帰る、という行動を取れる男はまず 居ないでしょうけども、ウィーヴィルに関してはいちいちカッコイイなと、兄貴と呼ぶに相応しい。 そしてそんなヴェロニカを放置したメグを乗せたバスが崖から飛び降りてしまいましたが、セミレギュラーメグの生死は。 |
□ ヴェロニカ・マーズ S2 第02話 「ドライバーの秘密」 □ 何故かバス落下事故で…しかもあの高さとバスの残骸っぷりにも関わらず死んでいなかったメグに合掌、生きてるけど。 今回は何よりもウォレスが熱かったです、ヴェロニカがバス事故の事で怒っている為、負担にならないように自分で 色々行動して調べる、というのが地味に良かったです、個人的にはもっとヴェロニカとウォレスの友情展開を希望。 あとは今回依頼してきたバス事故で死亡した運転手の娘が、自殺じゃないと証明してほしいのでヴェロニカに依頼、 これが変な感じというか…まぁヴェロニカなら本職のキースに頼むより確実に安くすむものの、切羽詰った雰囲気で ヴェロニカに依頼していた事を考えると、ちょっと変な感じを受けました、頼むならキースじゃないのか、と。 そんな細かい事で「え?」とか本気で悩むのも我ながらわけわかりませんが。 |
□ ヴェロニカ・マーズ S2 第03話 「不義と詐欺」 □ 今回は何よりもヴェロニカが何かとイカしてた気がします、キースに対する「座ってキング・コング」発言に始まり、 「証拠を見つけてくれたら金をドンと払う」という言葉に「ドンとって?」と即座に反応する金の亡者っぷり。 元々ヴェロニカはイイキャラをしていますが、今回は中々セリフの面で笑わせてくれる事が多かったなと。 他の面で言えば新キャラのジャッキーでしょうか、S1では基本的に金持ち連中からヴェロニカは嫌われてたものの、 特定のレギュラーキャラから露骨な嫌がらせを受ける事は無かったので、その役回りに登場、という印象。 ヴェロニカ自身もジャッキーの事はあまり好きではないようですし、個人的にもこの手のキャラは好きじゃないかなーと。 ウォレスがジャッキーにハマってるので、そんなウォレスの為に会話を盛り上げるヴェロニカ、というのは友情の鏡。 |
□ ヴェロニカ・マーズ S2 第04話 「恋人の素顔」 □ ウォレスの「手伝いたいんだけど俺自身のドラマが進行中」という神がかり的な名言が最強すぎました。 基本的に軽口を叩けるキャラなものの、それ以前の問題としてこの場面でこのセリフが出てくる事がまず素晴らしいと。 そしてそんなウォレスはヴェロニカの為に頼みを聞いているのに嫌味を言いまくるジャッキー、視聴者激昂。 ウォレス関連以外で言えば久しぶりにヴェロニカが凄いなと思いました。 仕事の為にやっているので仕方無いとはいえ、誘惑全開の格好で男の家に一人で入るわ、キースが無理だからと 自分で依頼を受けて2000ドル稼ぐ事にしたりと、探偵業に慣れているという事を抜きに、久しぶりに凄まじい仕事ぶり。 あとはS2になって初めて登場したマックでしょうか、恐ろしく出番が少なかったものの、まさかコレが最初で最後、 というような事も無いと思うので、次回以降の出番に期待、ウォレスの父親に関しては…とりあえず今後に期待。 |
□ ヴェロニカ・マーズ S2 第05話 「招かざる過去」 □ 今回は内容よりキャラ同士の絡みの面で面白かったなと思いました、関係無いところで言えばイカす名前のコーラ。 ケンカしていたダンカンとローガンが仲直りして、何故か二人揃ってビデオゲームでゴルフをやっているのに笑えたり、 ウォレスはジャッキーに惚れていながらも、そのジャッキーがヴェロニカをハメた事でキれる辺りがカッコ良かったー。 ただ今後どうなるかは別にして、ジャッキーは正直印象が悪いですよね、ヴェロニカに対してゾンザイな態度をして、 にも関わらず結局ヴェロニカを頼って、ヴェロニカがウォレスと仲がイイからといってイヤな感じを見せたり。 個人的にはやっぱり好きになれないキャラなので、今回のようにウォレスが怒ってくれたのは見ていてスカっとしました。 しかしヴェロニカ、保安官事務所にまで平気で盗聴器を仕掛ける辺り、もはや探偵というよりマジにヤバイ気が。 |
□ ヴェロニカ・マーズ S2 第06話 「最期の望み」 □ 王道展開でキースが保安官になるかと思いきや、そのまま現職でラムが再選する展開、個人的には意外でした。 逆に言えば、キースが保安官になると展開上便利な局面が増えすぎると思うので、そう考えるとコレでイイのかなとも。 そしてそんなキースに虚偽のショッピング現場を見せる為、部屋中の絵画を集めて写メールを撮る涙ぐましいヴェロニカ。 ウォレスに近況報告のメールを送ってたり、やっぱりヴェロニカにとってウォレスは必要だと分かる感じで良かったです。 ただそういう意味で言うと、ローガンにせよダンカンにせよ、ウォレスに比べるとヴェロニカの中での優先順位が それ程は高く見えなかったので、やっぱり恋愛対象者より友人の方がいざという時はアメリカでも上なのかなと思ったり。 あとはアレでしょうか、ローガンが独房でまさかの父親と再会したり、出所したら自宅が燃えてたりと大変な事に。 |
□ ヴェロニカ・マーズ S2 第07話 「反省ノート」 □ ダンカン家に居候してるくせに平気でケンドールを呼ぶローガンが何よりも熱かったです、流石に根性座りすぎ。 しまいには自分で呼んでおいて「悪いけどただの牛乳が値上がりしたら飲みたくなくなる」とか名言誕生。 今回は地味に整形外科手術の先生グリフィスが良い感じでした。 当然自分は整形を仕事にしているのに、一応建前上整形の依頼に来てるヴェロニカに対して整形の必要は無いと助言。 何気にコレは偉いなーと思いました、確かにヴェロニカは整形の必要が全く無いと思いますが、つまりソレは自分の 仕事が一つ減る事に繋がるのにそういう助言を出来る、というのは偉いなと、本筋には関係無いながらも感動しました。 他だと…子供にもよりますけど、ベビーシッターの仕事って、子供によっては異常に楽な事もあるもんなんだなと。 今回のように大人しい子供なら異常に楽ですし、逆に先生の子供アルバートのような子供なら大変極まり無い事に。 |
□ ヴェロニカ・マーズ S2 第08話 「海賊放送」 □ 顔にイレズミを食らいそうなヴェロニカを助けたローガンがカッコ良すぎました、これは惚れる、けど怒られた。 けどそんなローガンが実はマジでフィリップスを刺していたと判明したり、拉致されてロシアンルーレットの銃撃を 喰らいそうになったりと、珍しく緊迫感のある展開が多かったなと、しかもどれもが死に直結するレベルの危険性。 そういえばマックが久々に登場してましたけども、PCのスキルに長けている唯一のキャラとはいえ、完璧に便利屋として 登場しているとしか思えないぐらい便利屋扱いでの登場だったので、流石に可哀想すぎた気が。 |
□ ヴェロニカ・マーズ S2 第09話 「ママの足跡」 □ 今回はウィーヴィルとローガンに焦点の当てられたエピソードでしたけども、S1初回エピでウィーヴィルがウォレスに やった磔をウィーヴィル自身が喰らったり、ローガンにトイレで不意打ちを仕掛けたにも関わらず劣勢になったりと、 何気にバイカーを纏める元リーダーの割りには肉弾戦弱すぎたのが笑えました、背丈があまり無い事と相俟って、 この辺りがウィーヴィルの弱点というか、パっと見で凄そうに見えない最大の難点だなーと。 そんな裏で副校長があまりにもしたたかでした、ヴェロニカを使って校長の過去を暴いて失脚させ自動的に自分が校長、 コレは何気にやるなーと、ヴェロニカですら最後まで気付かずイイように使われてたので、地味に頭脳派。 他だとメグ妊娠も中々でしたが、ケンドールの「私は今まで働かずにすむ事に全力を注いできたの」が名言。 |
□ ヴェロニカ・マーズ S2 第10話 「陪審員ヴェロニカ」 □ 今回結構良かったです、感想として特に何がどうというわけではないものの、陪審員の一人が事件に疑問を持って、 ちゃんと最後まで皆で話し合って結論を出す、という展開は見ていて普通に面白かったです。 いきなり陪審員の一人が「問題は議論する必要があるのか?っていう事だ」とか言い出した時は何事かと思いましたが。 あと、当たり前と言えば当たり前なものの、やっぱりアメリカでも陪審員制度は罰ゲーム感覚なんだなーと。 最後はウォレスと再会して新年になる瞬間をわざわざヴェロニカと過ごす、という展開が熱かったです、ラブラブすぎる。 † メグの子の父親は? メグが妊娠してる赤ちゃんが100%ダンカンの子とは限らないものの、確率から言えばどうせダンカンの子ではない、 という展開が妥当でしょうか、或いはダンカンがレギュラーではなく今後降板予定があるのであればダンカンの子、で。 この場合どうなんでしょう、医学には詳しくないものの、仮にもメグは妊娠中にバス落下事故で意識不明の重態。 胎児に与える影響というのはどの程度のものなんでしょうか、少なくとも決して良くないとは思いますが。 なんにせよ、とりあえずお坊ちゃまのダンカンさんはちゃんと避妊してからコトに及んで頂きたいな、とは思いました。 これでメグが前回のエピの校長に習って、学校のトイレに赤ちゃんを捨てるとかやり始めたら別の意味で神展開。 |
□ ヴェロニカ・マーズ S2 第11話 「別れの時」 □ 何気にダンカンが降板しましたが、正直個性も無ければキャラも立ってなかったですし、展開的にも扱いに困る微妙な キャラだったと思うので、そう考えると降板も仕方無いでしょうか、どうにも微妙な立ち位置のキャラでしたし。 しかし今回はFBIの女性捜査官の異常な態度の悪さが印象的でした、ああいうのは実際どうなんでしょうか。 ドラマや映画なんかだとエリート集団として描かれる事が多いものの、やっぱりキャリアがある、という事を考えると、 実際は意外とああいった高圧的な態度の人が多いものなんでしょうか、逆に男性捜査官は静かすぎましたが。 今回は何故か個人的に笑う場面が多かったです、笑うところじゃないのにキースの「お前はパパを欺いたんだぞ!」 に始まり、ディックが地味にヴェロニカを慰めていたら「消えて」の返し、ローガンとディックはDOAバレーで遊ぶわ、 ダンカン母との「貴女が赤ちゃんの母親じゃなくて良かった」「貴女似の可愛い子かな?」のやりとりなど見所満載。 |
□ ヴェロニカ・マーズ S2 第12話 「ひき逃げ事件を暴け」 □ 普通に相変わらずジャッキーが鬱陶しいだけでなく「今って、ジャッキーみたいな女と付き合ってる場合かなって思って」 とまでウォレスに言われてしまい、流石に可哀想かなという気持ちも…微塵にわかない辺りがジャッキーの真骨頂。 今回はウィーヴィルがボコボコにされてしまった以外だと、ローガンがゴルフゲームをやっていた、という点でしょうか。 本筋とは全然関係無いものの、賭けボクシングこそやっていながら、ローガンは実はゲーマーなんでしょうか。 しょっちゅうゲームをやってるシーンが用意されていて、逆にスポーツやらをやってるシーンはほぼ記憶に無いレベル。 他の面ではウォレスの「ネットを見たけど祭りになってないし」という発言、アメリカでも祭りの表現なんやー、と。 |
□ ヴェロニカ・マーズ S2 第13話 「ウインター・カーニバル」 □ 番組開始第一声が「接着剤出しすぎないでよ、白いドロドロにまみれるのは嫌」とかとんでもないセリフでした。 今回はジャッキーの嫌われっぷりがものすごかったり、マックがまさかのラブラブ展開で出番を設けられていたり、 ウィーヴィルがこれまたまさかの一日子守教室をやっていたりと、今回は各々に見せ場が用意されていて、尚且つ、 日常エピとして描写されているにも関わらずテンポ良く展開されていたので、久しぶりに面白かったです、イイ感じ。 † 今回笑ったトコ ・ローガン「そんな君に一目惚れ」→ヴェロニカ「で、ご注文は?」→ローガン「冷えた心を温める物を」 ・カエル飛ばしゲームでハナをナンパするローガンの手口があまりにも手馴れすぎててワロタ。 ・ローガンにパフェをぱくつかれる→ハナ「おい!」→ローガン「おい?」→「おい、が口癖なの」 ・ハウザー先生「逃げられないわよ、セレブでもクズはクズ」 ・ヴェロニカ「この間校長に鍵を没収されてチェって感じだったけど、20ドルでコピーを作っておいて良かった」 |