地獄少女

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 第14話〜第26話
 


地獄少女   第01話 「夕闇の彼方より」
(C)地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス

めちゃめちゃ面白かったです、もぅDVD買う、絶対DVD買う、てかコレはほんま大金積んででも買う価値がある。
まだ新番組は本作を含めて二作品しか見てないんですが、多分個人的にはコレが今期一番の神アニメ、間違いない。
予告を見る限りだと毎回登場人物や背景は違い、レギュラーとして登場するのは地獄少女達だけのオムニバス形式の
ようですが、個人的には単発エピソードの連続というのは話を作りやすく構成のしやすさ、良くも悪くもその話で
登場したキャラ達のその後が気になる、色んな意味でオムニバスは良いと思うので、ここでもまた良い感じでした。
なんか初回からアホみたいにキャプってますが、ほんまマジで良かったのでラストまでこの調子で行く予定です。
えー、今回の主役である真由美、個人的にはかなり好きなキャラでした、正直に言わせて頂くと植田さんの声は
あまり好きではないんですが、真由美には非常に合ってましたし泣いたり嗚咽したりの演技が非常に高レベルだったので、
正直植田さんが今までやってきた中で一番マッチしてるなと思いました、純粋に良かったです。
イジメる側の亜矢、これはほんま、結果から言えば地獄少女の復讐を受けて死んだようなので多少は溜飲も下がるという
モノなんですが、酷いというかエゲつないというか、「うわー…」という感じですよね、はっきり言えば生きる価値が無い。
声を川上さんが担当されていたという事実に驚愕です、正直どんな人の声でも普通は一度聞いたら覚えるものですし、
多少違えど…それこそ川上さんのような神の声色を持つ人の声でも普通分かるはずなんですが、EDテロップで亜矢の声が
表示されるまで川上さんとは全く気付きませんでした、今更ながら川上さんはやっぱ凄いなーと再確認、しかも上手い。
地獄少女に関してはひたすらカッコイイですよね、まずその顔が他に類を見ないカッコ良さで心底惚れるに値するんですが、
無感情な言動がまたカッコイイなと、「いっぺん死んでみる?」の一言は神。
正直地獄少女の声が能登さんと分かった時点でオモクソ萎えたのは事実ですが、何気に、第一声が変だっただけで、
二言目からは普通に聞こえた辺り、相変わらず固定概念強いなという気はしました、一応褒め言葉のつもりです。
能登さんの地獄少女も、植田さんの真由美同様、今まで能登さんが担当されてきたキャラの中で一番マッチしてるかと。


本編、「募金は、学級委員の真由美さんに預かってもらう事にします」という一言から始まった今回ですが、
横に教師おんねんから教師に預けろや思いました、最初のセリフの時点で既に事件発生を予感させる辺りある種イジメ。
亜矢が募金の入った封筒を隠して真由美をイジメるように発展していく展開だったわけですが、コイツはほんま、
まさしく真の邪悪という感じで制裁を受けてしかるべき女だったわけですが、個人的には、むしろイジめてる今よりも、
学生時代こういうクソ以下のイジメをしていた連中が中学卒業以降、単純に高校でも大学でも社会人でもいいんですが、
そういう大人へと成長してしまった時にどういう人生を過ごしてるのか、というのが見てみたいですね。
流石に精神年齢も成長してるでしょうから真面目に生きるようになった人というのが大半でしょうけども、個人的には、
ほんま個人的にはそういう大人になった時に、当時イジメてた相手に心身共にボロボロにされる展開を見たいなと思ったり。
本作では地獄少女による復讐で亜矢は死亡したので、そういう未来での復讐劇が描かれる事は無くなったわけですが、
何かしら…本作の場合テーマ的に地獄少女がヤるので無理でしょうけど、いつかはそんな展開も見たいなと。
それにしても亜矢、日付変更の時間に携帯へ電話入れて呼び出すのはやりすぎですよね、イジメてる時点で死ぬのは
当然ですが、それでもルールというか、最低限の常識として「これだけはアカン」みたいな事は無意識にイジメっ子でも
自制するのに、何も考えずに夜に真由美を呼び出して繁華街に連れて行く辺りほんま終わってるなと。
不良にありがちな「自分らもやりすぎやけどイジメの対象にもソレをやらす」ではなく、亜矢自身は何もせず真由美にだけ
嫌な事をやらせるというのが、ほんま吐き気を催す邪悪とでも言うか、個人的には普通の不良より性質悪いなと。


深夜0時、地獄通信の画面が表示され「黒田亜矢」と名前を打ち込み後は「送信」を選ぶだけ、という段階になって、
地獄通信に頼むと自分も死ぬという噂を思い出してクリックするのに躊躇する辺りは、言葉で表現するのは難しいですけど
まぁ…中々難しいですよね、イジメられてる側にすれば「相手を殺してしまうかもしれない」という事よりも、相手が死んでも、
自分も死んでしまったらソレの確認すら出来ないし結果的にはあまり意味が無い、という意識が出てしまいますし。
俺なんかだと中学時代、イジメられてたわけではないものの亜矢みたいな連中が周りに大勢居て、所謂典型的な、
周囲に迷惑をかけても何も感じないような不良、というのが大勢居たので、俺なら間違いなく自分が死ぬ事になっても
クリック連打する勢いで押すトコロなんですが、そうしない辺り真由美は…まぁ、細かいトコロまでは分かりませんが。
しかし翌日、頬を殴られた?事や母親の嫌味とも取れる言葉もあってか、躊躇わず深呼吸して送信をクリック。
この際の母親がほんま、娘が左頬に傷をこさえて帰ってきたのを見て「どうして何も言ってくれないの…最近変よ…貴女…」
俺もやっぱり中学時代学校の環境が最悪だったのでどうしても真由美側の意見になるんですが、こういう時の親って
卑怯ですよね、「フザけるな」と思う方が大半かもしれませんが、やっぱり子供の側にしてみれば、例えばテストで悪い点を
取っただとかイジメられてる、そういう劣悪な感情を抱いてしまう出来事が自分の身に降りかかった時、親兄弟や友達には
口が裂けても言う事は出来ないですし、言えないんですよね、理屈じゃなくて「言えない」
この辺りはCLAMPの「東京BABYLON」という漫画の4巻で非常に秀逸な描写が成されてるので興味のある方はご一読を。
まぁ前者のテストの点がどうのについては別に言う事ぐらい何ともないんですが、変だと思ったら子供にはちゃんと正直に
聞くべきですし、「聞けない」と思ったら、少々やり方は姑息ですが子供には絶対バレないようにして学校側にどういう事か
問い質してみるべきですよね、こういう場合学校は何も気付いていない、見て見ぬフリをしている、そういう事が多いので、
結果的には「学校に言った」という事で子供が余計不利な立場になってしまうかもしれませんが、それでも完全に受身で
いるだけの親は心底どうかなと思います、そういう親に限って後々「あの時〜」とかの逃げの文句を言いますし。
基本的に、一応普段は冷静に良し悪し双方の点を感想として書くようにしてるんですが、俺も真由美と似たような経験を
してるだけに、どうしてもコレだけは真由美の心情が分かるというか…男女の性別の違いで多少は違いもあるでしょうが。
その直後の「まさかとは思うけど…うちの無くなったお金…」確かに金盗ってるのは真由美でしょうけど、娘が頬腫らして
帰ってきてるのに、「その無くなったお金は恐喝されて、それで?」とかではなく、単純に「まさかお前が盗ったんか?」的な
発言になってるのはほんま、真由美も不運な家庭に生きてるなと思いました、父親の性格次第ではまだ分かりませんが。


逆ナンまでさせられ、状況的に不自然に見えない証拠写真まで撮られて、心身共に限界が来て自殺しようとする真由美、
飛び降りの最中、地獄少女が現れて契約の証となる藁人形を貰い、その藁人形の首の結びを紐解くと契約の証拠になり
地獄少女による復讐が始まるというシステムみたいですけども、結果的にはどうなんでしょうねコレ。
地獄少女に復讐してもらうというのは確かに楽なものの、未来永劫死んだ時の魂がヤバイ事になる。
対して自分で復讐すれば犯罪者になってしまうものの、恨みのある相手を自分の手で殺す事が出来て気分は間違いなく
落ち着く、物証さえ出なければ捕まる事も無いと、まぁイジめる側と違い、基本的にイジめられる側の精神は人の命を奪う
という事実に耐えられる程に強固なモノではないでしょうから、ある意味その時点で既に無理だとは思いますけども。
そんな真由美の学校の教師、亜矢が教師のPCに件の証拠写真を添付して送りつけた事で真由美を呼ぶ事に。
「弁解するな!恥ずかしいと思わないのか、中学生のくせにこんな…信じていたのに…」という、信じていたという部分に
関してはまぁ置いておくとしても「中学生のくせに」という言葉は教師が発するべきものではありませんよね。
高校生なら、大学生なら、成人した女性なら援助交際とかしてもいいのか?という話になりますし。
まぁ、ある意味イジメが行われてる学校の教師、をリアルに表現してるので、そういう意味で考えれば変ではないですが。
最後の亜矢が地獄少女による復讐を受ける展開と描写、それに背景音楽に関しては神がかってるの一言でした。
一視聴者の意見としては、もっと亜矢には真由美が受けた以上に精神的、肉体的な復讐を課した後に殺す、とかの展開に
なる方が望ましかったのは事実であるものの、実際真由美の立場で考えれば、少なくともイジメられてる時点での
気持ちだとそこまで考える余裕が無いんですよね、イジメの環境が終わり、時間が経過したある程度以降になって
ようやく「殺さずに生き地獄を与えてやる…」と考えれるようになり、イジメられてる時点での気持ちは「殺してやる!」
なんですよね、なので地獄少女による復讐がソコまでエグイものでなかった点については、個人的には「真由美の気持ち」
を優先した描写というか、ある意味ココまでの展開同様非常にリアルな復讐だったな、と感じました。
で、地獄少女による復讐のおかげで真由美も最後は明るくなってましたが、復讐後の状況は、基本的に今までの日常が
続いている、という解釈でいいんでしょうか、そのままだと真由美に関する件の証拠写真が残ったままになるので。
一応序盤、水飲み場で真由美が地獄通信の噂を話してる生徒を見た時は、その生徒の会話が周囲の人間の記憶、
まぁ記憶というか「地獄少女の復讐が発生するまでの記憶」でしょうか、ソレが残ってるとしか思えない会話だったので、
恐らく「亜矢が真由美をイジメてた事は誰も知らず、真由美が深夜に繁華街に居た」という記憶がクラスメイトの中には
残ったまま、という事なんでしょうけども…まぁ周囲の記憶が無いなら無いで、ホント多少は真由美も楽でしょうけども。
しかしホント、この地獄少女はめちゃめちゃ面白かったです、吸血姫美夕タイプの作品ですけど、個人的に美夕は神アニメ
認定作品なんですが、文字通り美夕に勝るとも劣らないレベルの作品で非常に面白かったです。
最後まで楽しく見させて頂こうかと思います…あ、余談ですが、自信無いもののヨーダが出てたような気が。



地獄少女   第02話 「魅入られた少女」
(C)地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス

んー、前回の真由美のエピソードの出来が良すぎて、過剰にも程がある期待をしすぎていたせいか今回の涼子の
エピソードは微妙でした、前回がイジメで今回はストーカー、共に、世間的にも深刻な問題なので着眼点自体は
相変わらず良かったんですけども、どうも真由美の時と比べると、「既に精神的に追い詰められた状態」から始まる為、
真由美の時のようなイジメ…涼子だとストーカー行為ですか、ストーカー行為による精神的恐怖や圧迫、ストレスや
閉鎖感といったモノが詳細には描写されてなかったので、個人的には真由美のエピソードの方が良かったなーと。
まぁ真由美の場合は俺自身が中学時代体験した事や周囲の状況に酷似したモノがあった為に、余計感情移入出来て、
しかもその描写がリアルだったのが更に好印象だった、というのもあるわけなんですが。
勿論人それぞれでしょうし、実際イジメには遭ってないがストーカーの被害には遭った事がある、という方にすれば、
詳細な描写で無かったとはいえ今回の方がグっと来るモノはあったかもしれないので偉そうな事は言えないんですが、
個人的には今イチ涼子に感情移入したり「コレは可哀想」と思えなかったな、という感じでした。
前述のように然したる描写が無かったというのもあるでしょうし、視覚効果でまず作画が崩れてたというのも当然
あるとは思うんですが、それ以上に「実際被害に遭ってるシーン」が無かったのが勿体無いかなと思いました。
しつこくも実際に、ストーカー被害に遭われた方からすれば勿体無いとか聞き捨てならんとは思いますが、確かに冒頭で
電話による被害を受けてるとはいえ、既にいきなり極限状態で始まり「怯える」というよりも、むしろ今回は地獄通信へ
早くアクセスしなければ、という描写だったのが恐怖感を無くしてたような気がします、「とりあえずやらな」みたいな印象。
まだ二話目なわけなので、真由美同様、最初から最後まで丁寧に描けば良かったのに、と思ってしまったなと。
端的に言えば今回は起承転結の…で言えば転結なのでアレですが、言わば重要な部分や最後だけ、じゃないですか。
徐々に酷さを増すストーカー行為による恐怖等が描かれてないので淡白な印象を受けるというか。
昨今はDVD化の際に作画修正や音声再収録が行われる作品も増えてきたわけですが、個人的には、この地獄少女という
作品が非常に好きで、良い作品に巡り合えたなと思っているので、出来ればこの涼子のエピソードは作画修正は勿論、
40分ぐらいに引き伸ばして、もっと本編開始以前の被害に遭ってるシーンなんかを増やしてほしいなと思ったり。


えー、内容の方なんですがまずは今回から導入されたOP、中々情緒溢れる映像と「らしい」主題歌で良かったです。
美夕みたいに曲と語りだけで雰囲気を表現するのかと思っていたので、良い意味で意表を突かれたというか。
ところであいが雑踏を歩いているシーン、顔の判別出来るキャラが何名か映っていますが、つまりコレは復讐を
願う事になるキャラ、という解釈でいいんでしょうか、真由美がアップになってたのでそうだとは思いますけども。
或いは、次回だと真由美に続いて涼子の顔も出たりと、毎回一人ずつ増えていく仕様なのかもしれませんが。
本編、一話の真由美とは違い、鳴り続ける携帯電話に恐怖しながら「助けて!お願い!」と言い、地獄通信の画面に、
「〜につきまとう人」と打ち込み躊躇いも無く「送信」をクリックする涼子。
これだけで考えると真由美以上に切羽詰まってるようにも感じるんですが、実際は藁人形を貰っても「地獄に〜」
という言葉に恐怖して首の紐を解かなかったり、真由美のようにイジメられた事による復讐心という怒りではなく、
殺されそうになった恐怖で契約を決意、というのも今回のマイナスポイントかなと思いました。
「最初は感情的になったけど、実際地獄云々で恐怖したという感情面」という点で考えれば冷静ですが、どうも
その場の勢いで展開しているというか、勿論「リアル」と言えばリアルなんですが個人的には微妙かなーと。
真由美が怒りで契約したのに対して、涼子は殺されるかもしれない恐怖で契約、というのは差があって良いんですが。
しかし警察も問題ですよね、証拠資料等を提出してるのに、一年間犯人の名前すら掴めていないと。
経緯や状況が分からないのでアレですが、父親が、恐らくストーカー犯であろう本人の車の前まで接近してるのに、
肝心の警察が名前すら掴めていないというのは問題、そら父親も年月や状況以前に素でキれるわなと。
ストーカーに対する取り締まりが難しいのは分かりますが、一年で成果無しはヤバイなーと、無能の極みにすら思える。
実際は如月が犯人で、劇中の描写を見る限り如月が涼子の件に関するかなりのお偉いさん、という感じだったので
ある意味仕方無いかもしれませんが、普通一年も調べたら分かるやろうと、秋元も笑ってる場合じゃない。


ところで骨女、「2年A組の鷹村涼子さんね?ちょっと一緒に来てもらえるかしら?」と下駄箱で涼子に、まず名乗れよ。
何も言わずに「さ、入って」とだけ言い、涼子に理科室へ先に入るよう指示。
視聴者からしてみれば顔と声で骨女だと分かりますし、言い方はアレかもしれませんが、あい達にしてみれば
一般社会の常識やマナー、最低限無意識下で気遣う優しさ等は持ち合わせていない、そういう可能性もあるものの、
せめて、例えば前回真由美が飛び降りた際に異動したように、廊下を一人で歩いてる時、部屋に一人で居る時、
そういう時に異動させるとか、或いは骨女にソレっぽい登場をさせるとかの気遣いをしたれよ、と。
犯人が、如月が涼子の父親に言った秋元ではなく如月だった、というのは古典的ながらも良い感じでした。
ただ良い感じだったんですが、何故ストーカー行為を開始して一年経過した今になって涼子に接触して殺そうとしたり、
学校を見張ってるだけの秋元をわざわざ目立つように殺害したのか、その辺りの描写が一切無かったのが残念でした。
「ストーカーの考えてる事なんて分からん」と言われればそれまでかもしれませんが、しつこくも真由美のエピソードで、
亜矢のイジメに関する描写が異常にリアルだっただけに、今回の如月にもリアルさが欲しかったなと。
まぁむしろ、更に捻って実は父親が真犯人だった、とかも面白いような気はしましたが。
しかし強いて言えば秋元と如月、共に怪しさ抜群だったので、そうとは気取らせない展開と描写、或いは視聴者を
更に驚かせる為に二重三重の罠を張っておけば良かったのに、という印象は持ちました、普通すぎるなと。
あい達による復讐に関しては結構良かったんじゃないでしょうか、涼子は真由美と違いキャラが薄くて、
特に「殺したい」とか「心身共にボロボロにしてから殺してやる」とかの感情は抱いてないようだったので、
ストーカー行為に遭った際の「いきなりの恐怖」とかを、一応蛇口から流れ出る大量の血や、地面から生える手首、
振り向かせた涼子が骸骨だった…とかは亜矢もヤられてましたが、ほんま一応ながらも「いきなりの恐怖」を
味わったので個人的にはそれなりに良かったんじゃないかなと、特にココがどう、とかは思いませんでした。
ただ復讐開始の際の曲は真由美のエピソードの方が合ってた、通常は今回のように「曲を流し初めて映像が出てる」
であって、前回の様に「曲と映像が見事にマッチしてる、映像に合うように曲を作ったとしか考えられない程に」
というハイレベルな事は無いので、ある意味仕方無いのかもしれませんが良い曲が勿体無かったな、と。
そういうわけで、今回は冒頭にも記したように真由美のエピソード程はのめり込めませんでした。
第一話はキャラデザを担当されておられる岡 真理子さんが作監で異常に綺麗なものの、今回はまだ二話にも関わらず
早速作画が崩れてたり、肝心の涼子と如月のキャラが薄すぎて今イチ感情移入出来無い、という問題があったのも
残念でした、練り込み不足だったというか、万遍無く何かが足りなかった、という印象とでも言うか。
如月の声優さんが「ナニ考えてるか分からんストーカー」っぽい演技では無かったのも残念ですし、涼子も被害以前に
日常描写が少なくて、やはり今イチ掘り下げられてなかったのが残念でした。
ですが、当然一話の印象が神すぎて毎週楽しみなので次回も楽しみです、今回のも金曜のアニマックスでもっかい見る。
あとは…涼子のキャラが薄かったのは残念だったものの、清水さんの声が時折ヨーダに聞こえたのは良くも悪くも。



地獄少女   第03話 「汚れたマウンド」
(C)地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス

正直今一話を見直しても、やはり一話の完成度は凄いですし非常に面白いんですよ、何度見直しても一話は全く
飽きませんし、作画が綺麗なのは元より、映像と音楽が見事なレベルでマッチ、真由美のイジメられっぷりが非常に丁寧。
経緯や過程を丁寧に描いてるからこそ復讐を願う展開にも納得がいきますし、あいによる復讐の中身が甘い云々は別に
最後は平和な学園生活に戻れて良かったなと思う事が出来るんですが、正直この三話の出来は酷すぎませんか…orz
しつこくも俺は一話で本作にハマって、今回みたいに酷い内容でも最後まで一話のように完成度の高いエピソードを
見せてくれるであろう事を信じて見続けるつもりですが、作画はもぅ諦めるとしてもコレ脚本酷すぎでしょう。
バッドで殴られて三日後に死亡するわ、土手から突き落とされただけで三日後に死亡するわ、室井の姉は息子が最後に
岩下のせいじゃないと言ってるのに全くの無視、岩下の父親も息子の言い分聞かず「馬鹿野郎!」と顔面殴打と、
正直脚本が酷いとか以前に、真面目にやる気があるとは思えないシナリオ運びでかなり冷めました。
いい加減しつこくも、本作が好きだからこそ今回のように酷い内容だと余計ショックが大きいんですが、それでもコレは…。
見てる最中は「あ、この部分の事色々書いてみよ」とか思ってたんですが、なんかもぅあまりに酷すぎて言動に関する
ツッコミをする意味すら無いような気がしてきたので、今回は全体的に感想適当で。
えー…ナニ書くか色んな意味で迷うトコなんですが、まず、特にナニがどうなって死亡したかの説明は無く、
「一年C組の室井君が亡くなりました…」と全校朝礼で校長が報告してましたけども、学校によって違うでしょうし、
今回の舞台は違いますが、過疎地の学校や生徒数が少なく学年を超えて仲の良い生徒が集まる学校とかになれば
報告も分かるんですが、普通に生徒数多い学校でこういう報告ってあるんでしょうか?
俺の行っていた中学は確か全校生徒約800人…だったかと思うんですが、イジメで自殺した生徒が居るのに学校側は
鬼規制で隠していたので、校長が率先して一生徒の死亡を報告するのは違和感があるなーと、死亡報告だけですし。


問題なのは岩下の周囲の人間だけではなく、実は岩下も大問題、確かに花笠が室井を意味も無く殴り飛ばしたのを
見てるからとはいえ、確実に花笠の暴行が原因で室井が死亡したという証拠も無いのに、個人的感情だけで地獄通信に
花笠の名前を打ち込む辺り、コイツはコイツで問題やなと、実際どうとか別に、現状岩下が疑われてるという事実を抜きに
考えても完璧な逆恨みですし、まぁコレも結局脚本の問題で追求するだけアレなんですけども。
挙句、あいに復讐を依頼すると、この時点ではナニがどうなって復讐が完遂されるのか分かっていないとはいえ、
言わば他者による復讐なので、今後花笠に何かあればまた岩下が疑われますし、何より室井の件での冤罪をはらす事が
出来ないので、ちょっと後先考えなさすぎるんじゃないかなと、花笠に罪を認めさせれればイイ、というのなら別ですが。
それで今回一番の問題点、あいに貰った藁人形の紐を解く理由が全く分からない、コレに尽きるかなと。
相変わらず花笠がヤった物的証拠が一切無く…確かに花笠の態度は濡れ衣を着せられた方からすれば許せないのは
分かりますが、証拠も無く、単純に自分が追い込まれてるだけで躊躇いも無く紐を解くと、ちょっと意味分からんなーと。
正直、個人的な意見を言わせてもらえれば「犯人は俺の勘では間違いなく花笠、けど証拠が無いからこのままだと俺が
慰謝料支払う事になる、冤罪で何故そこまでしなければならないのか、それはイヤ」という理由に思えてしまうんですよね。
少々言いすぎだとは思いますが、状況だけで見ればそういう風にしか見えない。
あいに依頼するという事は、勿論理由は色々ありますが今回のように犯人としての確たる証拠が無いのに依頼するのは、
極端な事を言えば逆恨みでヤクザに頼んでボコボコにしてもらう、みたいなモンじゃないですか、証拠が無いので。
真由美はイジメで精神的に追い込まれる、涼子は死の危機に直面したから、岩下は濡れ衣着せられたから。
しつこくも脚本がどうこう以前に、ちょっともぅコレはいくらなんでも酷すぎるんじゃないかなと思いました。
地獄少女が好きだからこそ辛辣な意見も飛び出るわけなんですが、ココまで酷いと正直見切ろうかとすら思えてしまう。



地獄少女   第04話 「聞こえぬ叫び声」
(C)地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス

あまりにも酷すぎた二話や三話に比べると、今回はシナリオも作画も随分マシになったな、という印象を受けました。
純子が真由美と髪型被ってるという欠点や、苦言を呈すようでアレですが純子の声優さんが正直上手いとは口が
裂けても言えないおかげで、逆にココは二話や三話以上には何とも言えない気分になってしまったりはしたものの、
今回は一話の亜矢を担当した川上さん以来の、ようやく復讐をされる側の人物に子安さんという演技が確実に上手い人を
起用してくれたというのが何よりも大きかったです、正直子安さんのおかげで今回の印象は大分向上してます。
ただ上手いのは非常に嬉しいんですが、ここでもまた逆に、折角子安さんが上手いのに作画が子安さんの演技に
追いつけてないという、演技が上手すぎるせいで作画の悪さが余計目立つ、という状況になってたのが残念でした。
内容の方も大分まともな展開に戻ってくれて多少気分も良かったんですが、まず気になったのがキャンディの治療を
せずにゴルフの件で電話をしていた本條の事を純子に話す関本、こういう事って簡単に…いくら純子が純真無垢な
子だからといって話すもんなんでしょうか、いい加減自責の念に駆られた、というだけの事なのかもしれませんが。
良かった点としては、藁人形の首紐を解けばあいによる復讐が行われると分かっているにも関わらず、自分自身も
死んだ後、未来永劫地獄で責め苦を味わう事になる、その事を思い出し「出来ない…!」と恐怖する純子。
この辺りは良い感じやなーと、復讐の為とはいえ自分も死後負荷を負うのを嫌がる辺りが妙にリアルに感じました。
前回までの主人公も確かに一度は躊躇ってたものの、しっかりと言葉に出すなり独白するなりにしたのは今回が
初めてだったので、四話にしてようやくとはいえ「そらいくらなんでも躊躇うわな」と感じれて良かったです。
しかも地獄通信に本條の名前を書いて送信するまでは簡単にしたのに、自分も責め苦を、で恐怖したのが尚イイ。
そして責め苦を味わわない為に証拠探しを始める純子、コレも当然ながら偉いなと、普通に考えればどういう復讐を
してもらえるのか分からないあいの地獄流しよりも、自分の手で復讐、或いは法律に裁いてもらう、が確実ですし。
ただ、犬達に暴言を吐く姿を見て「さっさと死んだ方が良かったのよ…許せない…許せないわ…!」とキれて
藁人形の首紐を解くのはちょっとどうかなーと、今回は展開上道理に適ってるので個人的にはまだ良かったんですが、
まだ何か…せめて証拠を探そうと頑張るまではしたんですから、「証拠が無く犬に暴言を吐いた」という事で紐を
解くのは止めてほしかったかなと、問題は無いんですが、頑張ってたからこそ、もっと激昂する状態でヤって
ほしかった…キャンディの事を馬鹿にされたからキれた、と考えると納得はいくんですが、まだ何か…という感じ。
えー、他は笑った点等に関してなんですが、鈴木という常連?の犬が怪我をしたとかですぐ来ると報告しに来る関本に、
「骨なんて…放っときゃ付くんだよ!」と吐き捨てる本條、何故かやたら受けました、ツボにハマった。
関本も負けじと、「先生にとってはただの金儲けの道具かもしれないけど…皆にとっては大切なペット!」
せめて家族って言うたれ、マジにペットとか言うから吹いたがな。
後続で「純子ちゃんにはたった一人の家族だったのに!」とは言ってたものの、なら家族が一人でも生存してる家庭に
おいてはやはりペットなのかと、多少マシな展開に戻っても相変わらず抜けてる面があって笑えました。



地獄少女   第05話 「高い塔の女」
(C)地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス

あいの作画だけ無駄に気合入ってて久々に、視覚効果だけは良い印象を持てた今回なんですが、前回の子安さん同様、
今回は川澄さんと根谷さんがメインの二人を演じておられたおかげで中々良い感じでした、脚本的には相変わらず
微妙という他無いものの、やっぱり声優さんがちゃんと上手い人だと一気に安心出来るレベルになるなーと。
ラストの美沙里が社長の後を継いだ形の悪女になったっぽい終わり方も今までと違ってて演出的には○。
それで、設定面に関して突っ込むのも相変わらずアレなんですが、今回の社長、PC関係の知識がまるで無いので、
ソコまで命令出来ないとはいえ、株式譲渡の件に関してまで美沙里に全面任せるのは凄いですよね。
4年で急成長という事は、つまりそれだけの長期間美沙里親子を酷使させて維持してきてるのに細かい設定等を一任、
性格や学校への金銭的援助の関係で逆らえないんでしょうけど、こんなん少し反発されたら即行バレますよね。
なのに任せてるのが素直に凄いなと、普通なら多少勉強して最低限の知識は覚えようとするのに…まぁ、まぁまぁ。
他だと「たまには学校に行ったら?」という発言でしょうか、正論なんですが、何故そんな事言いだしたんでしょうね。
たまには行っておかないと学校から連絡が来るというのであれば、むしろ前持って定期的には行かせるように
するべきですし、仮にも脅迫めいた電話がかかってきてPCに強い美沙里を側に置いておきたい時に何故、と。
あとは…というか今更ながら「ここ変じゃないかな?」と思っても、本作の場合設定面の未熟さが目立つので、
結局深く考える意味があまり無かったりするんですよね、証拠の動画を会社のPCで確認する美沙里とか異様ですし。
演技面で気になった事としては社長の元カレ、演技下手にも限度というものがある、流石にコレばかりは驚愕でした。
トドメに、ラストのあいの「闇に惑いし…」は、やっぱり能登さんまだ演技的に甘いなーと。
失礼ながら能登さんもあまり演技力向上の兆しが見えないので不満を言っても仕方無いかもしれませんが、
この場合は語尾を沈める口調で言うのが場面に合ってるのに、普通に他の場面で使用されてる「闇に惑いし」同様の
口調と声質で喋られてたのはちょっとなーと思いました、普通に喋ってるだけ、という印象が拭えないなと。



地獄少女   第06話 「昼下がりの窓」
(C)地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス

今回の作画は目が凄かった、なんていうか黒愛とか新体操系の目、意味分からん人はそのまま清純で居て頂きたい。
内容の方は久々にまとも…という程細部まで作りこまれてたわけじゃないですけど、一話以来の、ようやく納得の出来る
展開に戻ってくれたので一安心という感じでした、一家がマジで追い込まれたり精神的にギリギリのトコに立たされてる、
という描写は結構上手い具合に描かれてたので復讐までの過程も理解出来ますし、ある意味一話のイジメ同様、
その場所や人によっては十分に有り得る展開だったのが特に良かったかなと、篠原さんの悪女もひたすら良い。
しかし今回の戸高母は最悪ですよね、娘の方は、親が権力あるから調子に乗ってしまうのも仕方無いので見逃すとして、
母親の方は不倫…というか、復讐依頼後に一目連が来た時もすぐに家の中に招き入れてヤってたので、不倫というよりは
単なる男好きでヤるのが好きなんでしょうけど、カーテン開けっ放しという迂闊さもあり遥の母親に見られてマジ切れ、
遥母をレイプ寸前まで追い込み写真撮りまくって「コレばら撒かれたくなければ余計な事はしないことね」と脅迫。
いくらなんでもコレは酷いですよね、ある意味遊び人の典型とも言うべき形かもしれませんが、子供を生んで、この年齢で
まだそういう事を平気でやって他人の家庭を完全に崩壊させるとか、久々に死ぬべきキャラが来たなという感じ。
そんな過去の映像を見て家に戻る遥、顔に痣が出来て眼帯まで付けてる母親に、父親は心配もせずに会社での立場が
悪くなった事のみを罵り母親をビンタ、母親が肉体的にも精神的にもヤられ、父親に殴られまでする光景を見てしまった、
家の中がめちゃくちゃになり復讐を決意、今回のは流れ的にも良い感じですよね。
特に遥は、深い描写こそ無かったものの、父親はちょっとアレだったみたいですけど母親との仲は良さそうでしたし。
ただ、藁人形の首紐を解いた後の曲は今までの方が良かったかなと、今回のは仰々しいだけでちょっと外してる印象。
他の面の曲は珍しく全てのシーンに合っていると感じました、今回は、全体的に普通より若干良い印象の内容だったなと。
ところで、なんか今回妙にあいの顔と能登さんの声が合ってなかったような気が…。
口パクの問題ではなく、何故か今回は異常に違和感、「この顔に声が合ってない」とかじゃなくて、失礼ながら既に
顔から予想出来る年齢の面で声が変だった、という感じ、長襦袢着て以降のあいは普通に聞こえるんですけども、
深夜の公園で会話してるトコはなんか変やったなーと、今回は伊藤さんや篠原さんが上手くて、悪い意味で演技力の劣る
能登さんの声が「やっぱり伊藤さんと篠原さんに比べると下手やな」という事で余計変に聞こえただけかもしれませんが。
後はアレ、復讐時の旦那マジでキれながら「この盛りのついた牝犬めが!」鼻水吹いた、今回は中々面白かった。



地獄少女   第07話 「ひびわれた仮面」
(C)地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス

相変わらずあいだけ妙に作画気合入ってて良かったんですが、今回は今までと違う展開の流れで面白かったです。
内容がなんかガラスの仮面くさかった事に関しては言及しないとして、ようやく今回、最初に地獄通信に名前を
書き込んだ人間が逆に悪魔みたいな女で最後復讐される、という展開をやったわけなので、そろそろまた一つ変わった
展開を見せてもらいたいですよね、例えば、大抵藁人形の首紐を紐解こうとしてる瞬間に「…ただし」と言って、
「自分も死後地獄に落ちる」というあいの説明が入るじゃないですか、たまにはコレを、明らかに紐解いたの見てから、
「ただ、アンタも地獄落ちるねんけどな」とかやってほしいなと、どこの鬼っ子やいう気もしますが。
キャラ的には、ある意味今回の彩花は良キャラでしたよね、言動は腐ってますし、薫子なんてマジで人生潰されたので
彩花と関わってしまったのは最悪なんですが、藁人形を貰った際に地獄を想像して絶叫、「やっぱり止す?」の言葉に、
「待って…少し…考えさせて…」と、自分が地獄に落ちるのは嫌だけど翠は殺したい、という、今までの依頼主は
一応全員地獄の事を聞いても多少の迷いを見せただけなのに、彩花は露骨に嫌がったのが性格と相俟って良かったなと。
内容的には薫子がひたすら可哀想でしたけど、ヤンキー二人に捕まり「後生です!」とか意外性のある言葉が飛び出たり、
薫子の練習風景を見て彩花が「ふっ…大根が…」とか腹痛いセリフを吐いてくれたりと、個人的には今回面白かったです。
シューズの中に画鋲入ってる辺りは、正直履く前に気付けやお前、とも思いましたが、まぁ楽しめたなと。
今回のゲスト声優は雪野さん、相変わらず上手かったのはいいんですが、こういう腹黒いキャラの声似合いすぎ。



地獄少女   第08話 「静寂の交わり」
(C)地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス

内容自体は相変わらず微妙でしたが、今回は声優陣が無駄に豪華だったので安心して見る事が出来ました。
ただ、折角豪華なのに必要最低限のうえ、ありがちにも程がある設定だけで構成されていた千恵と石津、流石に
今後何かしら出番はあるんでしょうけど特に存在価値があったとは思えない柴田親子、全体的に構成が悪すぎました。
単純に柴田親子達だけの展開で考えれば結構良い感じの描かれ方でしたし、小さい子供が居るのに、芸能人の
スクープ写真を撮って恐喝まがいのレベルで金銭を要求する親、好意的に解釈すれば裏表無く人間というものを
リアルに描いているので結構なんですが、結局今回は柴田親子も復讐者関係も、どっちつかずになってたなと。
内容自体は特に感想も無いんですが、柴田父に証拠写真を撮られた芸能人の女性、確かにスクープ写真を撮られて、
ソレをネタに多額の金を要求された事実に関してはキれるのも頷けるんですが、普通に外で接吻してるトコを撮られて、
別にやましい事が無いならその写真公表させればいいのに去り際に「…クズ」は言いすぎやろ、と思いました。
金銭要求を別にして考えれば、写真を撮られたのは外という点も含めて単純に自分のミスなので、むしろこの女が
最初復讐依頼して視聴者はひたすら気分悪い展開になるのかな、とか思ってました、完全に別件で良かった。



地獄少女   第09話 「甘い罠」
(C)地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス

内容は相変わらず平坦なものだったんですが、今回の春日姉妹は正直可哀想なのにも程があったな、そう思いました。
同情レベルで「可哀想」というだけなら過去の復讐依頼者も十分可哀想なんですが、春日姉妹のように家族の夢を
ようやく叶えて店を出し、亡き父の分もこれから頑張っていこうとしていた矢先にケーキを丸々パクられて、
しかも運の悪い事にTVの紹介番組で森崎が先に出したおかげで春日姉妹は「盗んだ」と罵られ、森崎が銀行の融資にも
根回ししたせいで店は閉店、家族の夢を一瞬にして潰された、というのは、この場合金銭的ダメージが半端ではないのが、
今までよりも分かりやすいキツさ、というのが出ていた気がします、てかオッサンもケーキの案パクんなよ。
ある意味当たり前かもしれませんが、初めて紹介する春日姉妹ではなくTVに出てる森崎の方を、スタッフも付近住民も
信じてパクったのは春日姉妹だと疑わないのがエグイですよね、オバハン連中は悪い意味で便乗した野次馬みたいな
モノなので無視するとしても、スタッフが頭から春日姉妹を非難するのがちょっとなーと。
口調自体は「真似するのは構わないけどさ」と、別に責めてるものではありませんでしたが、所詮世の中知名度やなと。
それで、今回も柴田親子が出てましたが、これは…無難に娘が何かしらの理由で死亡、親の方があいに依頼して最終話、
とかでしょうか、前回同様無理に今回出す必要性が感じられなかったので、今後は何か役所が欲しいトコロですが。
えー、なんか次回予告の作画が目も当てられないレベルだったのが心配です、このうえまだ作画レベル落ちるとは夢にも。



地獄少女   第10話 「トモダチ」
(C)地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス

今回結構良かったです、説明不足な箇所もあったものの、個人的には久々に楽しめる内容がやってきたな、という感じで。
第一話同様題材が特に良かったと思います、新しい中学への編入と同時に声をかけてきた詩織と仲良くなるみなみ、
毎日仲良くしてたのに急に余所余所しくなる、みなみは普通に理由が聞きたくてメールを送るのに全くの無視、
30分おきにメールというのは流石に焦りすぎの気もしますが、ソレを友達に見せる詩織、「それってストーカーじゃん!」
友人の言葉を受け、教師へ話す事を勧められすぐ話に行く詩織、その後みなみは普通に「ねぇ、詩織…」と話しかけるも、
「ん?」「話があるんだけど…」「ごめん、あたし無い」と素っ気無い詩織、普通に話をしようとしてるだけなのに
みなみを無視し、結果的にワックスの入ったバケツを蹴飛ばしワックスを浴びる詩織、クラス中の人間から罵られ
ストーカー扱い…つまり「仲が良かったのに理由も教えてもらえず無視される主人公」という展開だったので、
個人的にそういう展開が好きというのを除いても題材としては非常に良かったなーと。
その後、あいに復讐を依頼するみなみ、藁人形を発見し釘を打ち込む詩織、みなみ以降に付き合った友達が修学旅行の
グループわけで別の人物と組んでいたからみなみにまた友達になりたい旨伝える詩織、承諾するみなみ、けど詩織は
クラスの連中に復讐したいだけで、結果的に詩織が自らの手で自分自身を地獄流しに。
展開自体は王道かもしれませんが、しつこくも今回は題材がホントに良かったなと思いました、面白かったです。
詩織がみなみを無視し出したのはまぁ、小学校から中学、中学から高校、そういう一つ上の学校へ進学する時に
よくありがちな「新しい友達と居る方が楽しい」と思ってしまい今までの友達を無意識下で蔑ろに、ですよね。
実際は別の理由かもしれませんが、修学旅行のグループで一度外された事で、よりによって自身が前日呪い殺そうと
したみなみに仲直りの話を持ちかけるという事は「周りに一人は誰かが居てハミ子ではない風に装いたい」の
典型のようなタイプなので、恐らく「今現在楽しませてくれる人が居れば誰でもいい」という事なんでしょうし。
詩織は典型的な悪い意味での女でしたけど、みなみは結構良い感じでした。
躊躇いもせずあいに復讐を依頼する辺り血走りすぎですが、詩織から仲直りのメールが来た際涙を流しながら、
「詩織…こっちこそゴメンね…どうかしてた…詩織を地獄送りにしようだなんて…ごめん…ごめんね」と言い
すぐ会いに行き、詩織の「また…友達になって…」の言葉に「…いいよ」と明るく答えたりと、最後に詩織が地獄へ
流された際の「私のせいじゃない…」は流石にちょっとアレでしたが、単純にイイ子やったなと。
当たり前ですけど、基本的には友達を心底大事にする子、という印象を受けました、ちょっと血走ってますが。
色々ツッコミ所もあるかもしれませんが、個人的には久々に楽しむ事が出来たので良い感じでした。
この調子で次回も楽しませてもらいたい限りなんですが、予告で喋っていた依頼者が口が裂けても好きとは言えない
声優さんだったので既に腰を砕かれた気分です、内容の良さと復讐者の熱演に期待しておきます、あとそろそろ作画も。



地獄少女   第11話 「ちぎれた糸」
(C)地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス

作画が比較的綺麗なレベルで保たれていたのが良い感じでした、何を今更という感じですが、やはり作画は大事やなと。
内容の方は柴田が地獄少女との契約の結び方を知ったり、一目蓮達に存在が知られたりと進展があったものの、作画が
良かった反面内容の方は相変わらずでした、地獄通信で復讐を依頼しておきながら、結局一度は自分自身の手で稲垣を
殺す為に仕掛けたのは良かったんですが、結局柴田が「稲垣に謝罪させる」と、プロのジャーナリストが全面的に無償で
手伝ってくれると言ってるのに藁人形の首紐を解いて復讐をあいに任せたりと…まぁ、コレは展開が悪いというより、
どちらかと言えば「自分で復讐しようと思ったけど失敗した、だから地獄少女に復讐してもらう」という、如何にも
金持ちのボンボンらしい言動、嫌な言い方をすれば我侭な子供みたいなだけなので構わないんですが。
というか片岡、柴田と別れた後で復讐を依頼して、何故紐を解いたのかと柴田に質問された際、「今更全てが公になって
何になるんだ!あんたにだって家族があるはずだ…分かるだろ…?」と言ってましたけど、コレは素で逆ですよね。
既に家族が自分を残して死亡している、とかなら理解出来ますけど、バラバラになったとはいえまだ全員生存、なら、
正直どれだけ片岡を殺したいと願っても、まず家族と冤罪で逮捕された父親の為に稲垣自身が否定した「全てを公にする」
コレが必要ですよね、まずは事実を世間へ大々的に知らしめて稲垣にひたすら屈辱を与える、で、その後改めて殺すと。
こうすれば自分達の名誉が守られて稲垣にも復讐出来るわけなので、特に男なら無意識下でプライドが働いて殺す前に
事実を明らかにさせるよう行動してしまうだろう、と個人的には思います、まぁコレも前述の金持ちのボンボンには
見栄を張る以外でのプライドが無いから、と解釈すれば不思議な事ではないので構わないと言えば構わないんですが。
他だと一目蓮達、復讐依頼を止めるよう片岡を説得する柴田を見て「あいつ…」「邪魔だね…」と言ってましたが、
意味としてはどういう意味で言ったんでしょうね、依頼人には復讐を決意してもらわなければ困る、というのであれば
前回のラスト、一度は依頼せずに終了という結果になる流れだった時に不満の様子は無かったので、何なのかなーと。



地獄少女   第12話 「零れたカケラ達」
(C)地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス

個人的には今回のエピソードかなり良い感じでした、作画と絵のカットも良かったりと、ココ最近徐々に良い回が
増えてきたので嬉しい限りです、相変わらず「あと○○が描かれていれば」というのはあるものの、個人的には満足です。
今回に限って言えば、茜も深沢もまだまだ設定面で練り込み不足だったと思いますけども、展開のさせ方自体は結構
良い感じだったのではないかと、イジメ、不登校、親友、これらを肝とした展開はどういう作品でも悪くしようがないものの、
不登校の茜を心配して毎日様子を見に来る深沢を「気持ち悪いです」と表現していたり、最後は深沢が精神的に限界で
自分の生徒である茜に、地獄送りによる代償の事も考えず自分を地獄送りにしてほしいと願ったり、この辺りが、
描写が中々良かったのではないかと、冷静に考えれば、どれだけ大変でも生徒を残して死ぬ教師というのはアレですが。
しかし今回のを見ていて思ったんですけど、毎日毎日「沢井!沢井!声だけでも聞かせてくれないか!」とデカイ声でドアを
ノックしまくる深沢、正直コレはウザイですよね、不登校児の気持ちがどうとかではなく、まず普通に印象悪いなと。
で、母親の「…茜」という言葉にドアを開けるとソコには深沢が、コレもまた神経逆撫でする行為ですよね。
どれだけ頑張っても今までは声すら聞かせてもらえず、教頭にもネチネチと文句を言われてるのでストレスが溜まってる、
ソレは分かるんですが、茜の母親を使ってようやく対面出来る状況を作るというのは、正直許せないなと。
そんな毎日来る深沢の事を「クラスに不登校児が居ると自分の立場が〜」と茜、深沢も流石にキれる程のモノだったのか、
机を荒々しく叩き怒りに声を震わせ「分かった風な事を言うな!自分だけが特別だと思うんじゃない!」と激昂、お前帰れ。
直後、自分の行動に気付き「す、すまない」と謝罪し教頭にせっつかれたから来た事を白状してましたけど、コレは…流石に
もぅアウトというか、図星だからといって生徒の言葉にキれて、よりによって「自分だけが特別だと思うな」という言葉を
言ってしまったのは論外ですよね、そういう言葉が出るという事は言外に「俺も大変、つまり特別」と言ってるわけですし。
まぁ深沢の場合、学生の頃は学校に出てこないヤツの気持ちが分からなかったが教師になって初めて理解出来た、という
理由があったようなので茜の気持ちをまるで理解出来なかったのも分からなくはないですが、それでも気遣いが無さすぎ。
けどこういう過去と現状がある事を考えると、教師になるのは真面目な熱血タイプではなく、イジメや不登校を、それも
重度のそういった過去を持つ人が教職に就く方が良いなと思いますよね、自分も経験が有り気持ちが分かるからこそ、
嘘の言葉ではなくマジでリアルな言葉として生徒に接する事が出来ますし。
ただそうなると、逆に所謂不良とされる生徒に対して必要以上に冷たく当たるので、結局は一長一短になるんですが。
茜の方は…どちらかと言えば意外に深沢重視のシナリオだったので特に無いんですが、深沢と会話した翌日学校へと
行く茜、茜が後ろのドアを開けて教室に入ると騒がしかった教室中がシンと静まり返り茜に注目、茜が自分の席に
座って以降は普通にまた談笑を再開してましたけど、コレもまた問題ですよね。
不登校の生徒は「自分に視線が集まる」というのをナニよりも嫌がるので…まぁ、だからといってクラスメイトが気を
使う必要があるかと言えばそうではないですし、結局深沢同様、経験した事の無い人には分からない気持ちで、挙句に
放課後か休み時間かは不明なものの、朝とは違い非常に静かな状況になってる事を柴田が質問すると悪びれもせずに、
「アレは付き合いっていうか…」「やっぱり友達に話しかけられたらソッチの相手をしちゃうっていうか…」
そう返答する生徒が居る事を考えると無理な話ですよね、年齢的に仕方無いとはいえ、結局主体性の無い時期ですし。
後は…「不登校は困ります、学校の信用に関わります」とかありえない事をホザく教頭、茜がこのセリフを聞かなくて
とにかく良かったなと、茜はそれ程キれる性格ではないので大丈夫でしょうけど、不登校児やイジメにあってる人が
迂闊にもこんなセリフ聞くと、正直教頭は殺されても文句は言えないわけなので…てかまぁ、素で最悪ですよね教頭。
今回はホント良い感じでした、柴田の扱いも悪くは無かったですし、描写的にも良かったので面白かったです。



地獄少女   第13話 「煉獄少女」
(C)地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス

丁度1クール目のラストだからか、あいの存在に焦点を当てた内容で個人的には結構良い感じでした。
確かに、内容的にはそれ程面白いというわけでもなく、どちらかと言えば情緒を描く展開だったものの、雰囲気や
ニュアンスの問題として今回は面白かったなと、福元が、地獄に堕ちる結果になってるとはいえあいに感謝している、
コレも初めて依頼者が「依頼後の気持ち」を描いていた展開なので、そういう意味でも良かったかなと。
実際死期が迫っていて恐怖を感じようが、周りがあいの事を酷いと感じていようが、地獄送りにするように依頼した、
その時点で本人の気持ちは相当固いものですし、そのおかげで復讐の対象者が確実に裁かれるわけなので、少なくとも
依頼する側からすれば「良かった」という気持ちにはなるんですよね。
本人の気持ちにその時の時点での例外はあったとしても、結果的に後悔だけする、という事も無いやろうなと。
柴田みたいに心配したり、地獄少女に依頼すると自分も地獄へ堕ちるハメになるから世間の人に教えないと、
という気持ちも分かるんですが、復讐を依頼する本人は満足するわけなので、その辺りの対比もあって良かったです。
後はアレですか、煉獄少女に関する話を書いた時の福元のペンネームが「ジゴクオチロー」お前気合入れすぎやろうと。
次回からはまた当分単発エピソードに戻るようなので…まぁ、前回の出来が個人的には非常に満足するモノだったので
楽しみでもあり、やはりこれまでの出来があまり良いとは言えないレベルだったので不満でもあり、という感じですが、
このまま良いレベルを維持し続けてくれる事を期待します、あいの私情から出る言葉なんかにも期待。


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